JP7199500B2 - 効能成分保持シートの製造方法および効能成分保持シートの製造装置 - Google Patents
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Description
上記のように実施の形態を記載したが、この開示の一部をなす論述および図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例および運用技術が明らかとなろう。
本出願は、以下の発明を開示する。
生体に貼り付けられる効能成分保持シートの製造方法であって、
シート状の基材に対し、生体情報に応じた効能成分液を含浸させる工程を含むことを特徴とする効能成分保持シートの製造方法。
前記効能成分液を含浸させる工程は、液滴吐出ヘッドにより効能成分液を前記基材へ吐出して、前記基材に効能成分液を含浸させる工程であることを特徴とする付記1に記載の効能成分保持シートの製造方法。
前記基材を形成する工程をさらに含むことを特徴とする付記1または2に記載の効能成分保持シートの製造方法。
前記基材を形成する工程は、
液滴吐出ヘッドにより基材の材料である液体を前記効能成分保持シートの形成面上へ吐出して基材を形成する工程であることを特徴とする付記3に記載の効能成分保持シートの製造方法。
前記生体情報は、前記効能成分保持シートの貼付対象の生体表面の3次元形状情報を含み、
前記基材を形成する工程において、前記3次元形状情報に基づき、前記基材を生体表面に沿わせるための切り込み部を基材に形成することを特徴とする付記3または4に記載の効能成分保持シートの製造方法。
前記生体情報は、前記効能成分保持シートの貼付対象の生体表面の3次元形状情報を含み、
前記基材を形成する工程において、前記3次元形状情報に基づき、前記基材の生体に対する被覆を回避する領域に開口部を形成することを特徴とする付記3乃至5のいずれかに記載の効能成分保持シートの製造方法。
前記生体情報は、前記効能成分保持シートの貼付対象の生体表面の3次元形状情報を含み、
前記基材を形成する工程において、前記3次元形状情報に基づき、前記基材の生体に貼り付けられる側の表面に、生体表面の凹凸形状に応じた凹凸形状を形成することを特徴とする付記3乃至6のいずれかに記載の効能成分保持シートの製造方法。
前記基材は、効能成分液が含浸される保持体と、前記保持体を支持する支持体とを有するものであり、
前記基材を形成する工程は、
シート状の前記支持体を形成する工程と、
前記支持体に積層して前記保持体を形成する工程と
を含むことを特徴とする付記3乃至7のいずれかに記載の効能成分保持シートの製造方法。
前記支持体を形成する工程は、前記支持体を液体不透過性のフィルムにより形成する工程であることを特徴とする付記8に記載の効能成分保持シートの製造方法。
前記生体情報は、前記効能成分保持シートの貼付対象の生体表面の3次元形状情報を含み、
前記支持体を形成する工程において、前記3次元形状情報に基づき、前記基材が生体表面に沿って曲がるように、他の部分より前記支持体を薄くした部分を設けることを特徴とする付記8または9に記載の効能成分保持シートの製造方法。
前記生体情報は、前記効能成分保持シートの貼付対象の生体表面の3次元形状情報を含み、
前記基材を形成する工程において、前記3次元形状情報に基づき、前記基材が生体表面に沿って曲がるように、前記基材に前記支持体または前記保持体を省略した部分を設けることを特徴とする付記8乃至10のいずれかに記載の効能成分保持シートの製造方法。
前記生体情報は、前記効能成分保持シートの貼付対象の生体表面における症状ごとの分布を示す情報を含み、
前記効能成分液を含浸させる工程において、前記生体情報に基づき、生体表面の症状に応じた領域ごとに、症状に応じた種類の効能成分液を前記基材に含浸させることを特徴とする付記1乃至11のいずれかに記載の効能成分保持シートの製造方法。
前記生体情報は、前記効能成分保持シートの貼付対象の生体表面における症状の度合いを示す情報を含み、
前記効能成分液を含浸させる工程において、生体表面の症状の度合いに応じて、各効能成分液の量を調整することを特徴とする付記12に記載の効能成分保持シートの製造方法。
前記生体情報は、前記効能成分保持シートの貼付対象の生体表面における症状ごとの分布、および各症状の度合いを示す情報を含み、
前記基材全体が、効能成分液を含浸可能な保持体からなるものであり、
前記効能成分液を含浸させる工程は、前記生体情報に基づき、生体表面の症状に応じた領域ごとに、症状に応じた種類の効能成分液を症状の度合いに応じた量だけ基材に含浸させる工程であり、
前記基材を形成する工程において、各領域に含浸される効能成分液の量に応じて、各領域における基材の厚さを調整することを特徴とする付記3乃至7のいずれかに記載の効能成分保持シートの製造方法。
前記生体情報は、前記効能成分保持シートの貼付対象の生体表面における症状ごとの分布、および各症状の度合いを示す情報を含み、
前記効能成分液を含浸させる工程は、前記生体情報に基づき、生体表面の症状に応じた領域ごとに、症状に応じた種類の効能成分液を症状の度合いに応じた量だけ基材に含浸させる工程であり、
前記保持体を形成する工程において、各領域に含浸される効能成分液の量に応じて、各領域における保持体の厚さを調整することを特徴とする付記8乃至11のいずれかに記載の効能成分保持シートの製造方法。
前記効能成分液を含浸させる工程において、同一領域に複数種類の効能成分液を含浸させる場合、優先度の高い効能成分液ほど、前記基材の厚さ方向において、前記基材の生体に貼り付けられる側の表面の近くに配置されるように、各効能成分液を前記基材に含浸させることを特徴とする付記12乃至15のいずれかに記載の効能成分保持シートの製造方法。
生体に貼り付けられる効能成分保持シートの製造方法であって、
シート状の基材に対し、複数種類の効能成分液を互いに異なる領域に含浸させる工程を含むことを特徴とする効能成分保持シートの製造方法。
効能成分液が含浸された基材に対し、効能成分を含む粉末状の薬剤を塗布する工程をさらに含むことを特徴とする付記1乃至17のいずれかに記載の効能成分保持シートの製造方法。
生体に貼り付けられる効能成分保持シートの製造装置であって、
シート状の基材に対し、生体情報に応じた効能成分液を付与して含浸させる効能成分液付与部を備えることを特徴とする効能成分保持シートの製造装置。
前記効能成分液付与部は、液滴吐出ヘッドにより効能成分液を前記基材へ吐出して付与するものであることを特徴とする付記19に記載の効能成分保持シートの製造装置。
前記基材を形成する基材形成部をさらに備えることを特徴とする付記19または20に記載の効能成分保持シートの製造装置。
前記基材形成部は、液滴吐出ヘッドにより前記基材の材料である液体を前記効能成分保持シートの形成面上へ吐出して基材を形成するものであることを特徴とする付記21に記載の効能成分保持シートの製造装置。
前記生体情報は、前記効能成分保持シートの貼付対象の生体表面の3次元形状情報を含み、
前記基材形成部は、前記3次元形状情報に基づき、前記基材を生体表面に沿わせるための切り込み部を前記基材に形成することを特徴とする付記21または22に記載の効能成分保持シートの製造装置。
前記生体情報は、前記効能成分保持シートの貼付対象の生体表面の3次元形状情報を含み、
前記基材形成部は、前記3次元形状情報に基づき、前記基材の生体に対する被覆を回避する領域に開口部を形成することを特徴とする付記21乃至23のいずれかに記載の効能成分保持シートの製造装置。
前記生体情報は、前記効能成分保持シートの貼付対象の生体表面の3次元形状情報を含み、
前記基材形成部は、前記3次元形状情報に基づき、前記基材の生体に貼り付けられる側の表面に、生体表面の凹凸形状に応じた凹凸形状を形成することを特徴とする付記21乃至24のいずれかに記載の効能成分保持シートの製造装置。
前記基材は、効能成分液が含浸される保持体と、前記保持体を支持する支持体とを有するものであり、
前記基材形成部は、
シート状の前記支持体を形成し、前記支持体に積層して前記保持体を形成することで、前記基材を形成することを特徴とする付記21乃至25のいずれかに記載の効能成分保持シートの製造装置。
前記基材形成部は、前記支持体を液体不透過性のフィルムにより形成することを特徴とする付記26に記載の効能成分保持シートの製造装置。
前記生体情報は、前記効能成分保持シートの貼付対象の生体表面の3次元形状情報を含み、
前記基材形成部は、前記3次元形状情報に基づき、前記基材が生体表面に沿って曲がるように、他の部分より前記支持体を薄くした部分を設けることを特徴とする付記26または27に記載の効能成分保持シートの製造装置。
前記生体情報は、前記効能成分保持シートの貼付対象の生体表面の3次元形状情報を含み、
前記基材形成部は、前記3次元形状情報に基づき、前記基材が生体表面に沿って曲がるように、前記基材に前記支持体または前記保持体を省略した部分を設けることを特徴とする付記26乃至28のいずれかに記載の効能成分保持シートの製造装置。
前記生体情報は、前記効能成分保持シートの貼付対象の生体表面における症状ごとの分布を示す情報を含み、
前記効能成分液付与部は、前記生体情報に基づき、生体表面の症状に応じた領域ごとに、症状に応じた種類の効能成分液を前記基材に付与することを特徴とする付記19乃至29のいずれかに記載の効能成分保持シートの製造装置。
前記生体情報は、効能成分保持シートの貼付対象の生体表面における症状の度合いを示す情報を含み、
前記効能成分液付与部は、生体表面の症状の度合いに応じて、各効能成分液の量を調整することを特徴とする付記30に記載の効能成分保持シートの製造装置。
前記生体情報は、前記効能成分保持シートの貼付対象の生体表面における症状ごとの分布、および各症状の度合いを示す情報を含み、
前記基材全体が、効能成分液が含浸可能な保持体からなるものであり、
前記効能成分液付与部は、前記生体情報に基づき、生体表面の症状に応じた領域ごとに、症状に応じた種類の効能成分液を症状の度合いに応じた量だけ前記基材に付与するものであり、
前記基材形成部は、各領域に付与される効能成分液の量に応じて、各領域における前記基材の厚さを調整することを特徴とする付記21乃至25のいずれかに記載の効能成分保持シートの製造装置。
前記生体情報は、前記効能成分保持シートの貼付対象の生体表面における症状ごとの分布、および各症状の度合いを示す情報を含み、
前記効能成分液付与部は、前記生体情報に基づき、生体表面の症状に応じた領域ごとに、症状に応じた種類の効能成分液を症状の度合いに応じた量だけ基材に付与するものであり、
前記基材形成部は、各領域に含浸される効能成分液の量に応じて、各領域における前記保持体の厚さを調整することを特徴とする付記26乃至29のいずれかに記載の効能成分保持シートの製造装置。
前記効能成分液付与部は、同一領域に複数種類の効能成分液を含浸させる場合、優先度の高い効能成分液ほど、前記基材の厚さ方向において、前記基材の生体に貼り付けられる側の表面の近くに配置されるように、各効能成分液を前記基材に付与することを特徴とする付記30乃至33のいずれかに記載の効能成分保持シートの製造装置。
生体に貼り付けられる効能成分保持シートの製造装置であって、
シート状の基材に対し、複数種類の効能成分液を互いに異なる領域に付与して含浸させる効能成分液付与部を備えることを特徴とする効能成分保持シートの製造装置。
効能成分液が含浸された基材に対し、効能成分を含む粉末状の薬剤を塗布する薬剤塗布部をさらに含むことを特徴とする付記19乃至35のいずれかに記載の効能成分保持シートの製造装置。
生体に貼り付けられる効能成分保持シートであって、
シート状の基材を備え、
生体情報に応じた効能成分液が前記基材に含浸されていることを特徴とする効能成分保持シート。
前記基材は、本効能成分保持シートの貼付対象の生体表面の3次元形状に応じて形成された、前記基材を生体表面に沿わせるための切り込み部を有することを特徴とする付記37に記載の効能成分保持シート。
前記基材は、本効能成分保持シートの貼付対象の生体表面における前記基材の被覆を回避する領域に形成された開口部を有することを特徴とする付記37または38に記載の効能成分保持シート。
前記基材の生体に貼り付けられる側の表面に、本効能成分保持シートの貼付対象の生体表面の凹凸形状に応じた凹凸形状が形成されていることを特徴とする付記37乃至39のいずれかに記載の効能成分保持シート。
前記基材は、
効能成分液が含浸される保持体と、
前記保持体を支持する支持体と
を有することを特徴とする付記37乃至40のいずれかに記載の効能成分保持シート。
前記支持体は、液体不透過性のフィルムにより形成されていることを特徴とする付記41に記載の効能成分保持シート。
前記基材には、前記基材が生体表面に沿って曲がるように、他の部分より前記支持体を薄くした部分が設けられていることを特徴とする付記41または42に記載の効能成分保持シート。
前記基材には、前記基材が生体表面に沿って曲がるように、前記支持体または前記保持体を省略した部分が設けられていることを特徴とする付記41乃至43のいずれかに記載の効能成分保持シート。
本効能成分保持シートの貼付対象の生体表面の症状に応じた領域ごとに、症状に応じた種類の効能成分液が基材に含浸されていることを特徴とする付記37乃至44のいずれかに記載の効能成分保持シート。
本効能成分保持シートの貼付対象の生体表面の症状の度合いに応じて、各効能成分液の量が調整されていることを特徴とする付記45に記載の効能成分保持シート。
前記基材全体が、効能成分液が含浸可能な保持体からなるものであり、
本効能成分保持シートの貼付対象の生体表面の症状に応じた領域ごとに、症状に応じた種類の効能成分液が症状の度合いに応じた量だけ前記基材に含浸され、
各領域における効能成分液の量に応じて、各領域における前記基材の厚さが調整されていることを特徴とする付記37乃至40のいずれかに記載の効能成分保持シート。
本効能成分保持シートの貼付対象の生体表面の症状に応じた領域ごとに、症状に応じた種類の効能成分液が症状の度合いに応じた量だけ前記基材の前記保持体に含浸され、
各領域における効能成分液の量に応じて、各領域における前記保持体の厚さが調整されていることを特徴とする付記41乃至44のいずれかに記載の効能成分保持シート。
前記基材における複数種類の効能成分液が含浸されている領域において、優先度の高い効能成分液ほど、前記基材の厚さ方向における、前記基材の生体に貼り付けられる側の表面の近くに配置されていることを特徴とする付記45乃至48のいずれかに記載の効能成分保持シート。
生体に貼り付けられる効能成分保持シートであって、
シート状の基材を備え、
前記基材には、互いに異なる種類の効能成分液が含浸された複数の領域が設けられていることを特徴とする効能成分保持シート。
効能成分液が含浸された基材に対し、効能成分を含む粉末状の薬剤が塗布されていることを特徴とする付記37乃至50のいずれかに記載の効能成分保持シート。
2 測定部
3 プリントエンジン部
4 プリントエンジン移動機構部
5 供給部
6 搬送部
7 受取部
8 制御部
11 3次元撮像部
12 皮膚水分量測定部
16 基材形成部
17 効能成分液付与部
21 基材ヘッド
22,22A,22B UV照射部
23,23A,23B 乾燥部
26,26A~26D 効能成分ヘッド
46 ベルト
46a 形成面
61 フェイスパック
62 基材
63 支持体
63a 支持体削減部
63b 支持体省略部
64 保持体
64a 凸部
64b 保持体省略部
71,71A~71E 切り込み部
72,72A~72C 開口部
76,76A~76D 効能成分液
Claims (18)
- 生体に貼り付けられる効能成分保持シートの製造方法であって、
シート状の基材を形成する工程と、
前記基材に対し、生体情報に応じた効能成分液を含浸させる工程とを含み、
前記基材を形成する工程は、基材ヘッドおよび効能成分ヘッドを有するプリントエンジン部の前記基材ヘッドにより基材の材料である液体を前記効能成分保持シートの形成面上へ吐出して基材を形成する工程であり、
前記効能成分液を含浸させる工程は、前記プリントエンジン部の前記効能成分ヘッドにより効能成分液を前記基材へ吐出して、前記基材に効能成分液を含浸させる工程であり、
前記生体が植物であることを特徴とする効能成分保持シートの製造方法。 - 前記基材ヘッドおよび前記効能成分ヘッドは、所定方向に沿って延びるガイド部に設置されており、
前記基材を形成する工程において、前記基材ヘッドは、前記ガイド部に沿って移動しつつ、基材の材料である液体を前記効能成分保持シートの形成面上へ吐出し、
前記効能成分液を含浸させる工程において、前記効能成分ヘッドは、前記ガイド部に沿って移動しつつ、効能成分液を前記基材へ吐出することを特徴とする請求項1に記載の効能成分保持シートの製造方法。 - 前記生体情報は、前記効能成分保持シートの貼付対象の生体表面の3次元形状情報を含み、
前記基材を形成する工程において、前記3次元形状情報に基づき、前記基材を生体表面に沿わせるための切り込み部を基材に形成することを特徴とする請求項1または2に記載の効能成分保持シートの製造方法。 - 前記生体情報は、前記効能成分保持シートの貼付対象の生体表面の3次元形状情報を含み、
前記基材を形成する工程において、前記3次元形状情報に基づき、前記基材の生体に対する被覆を回避する領域に開口部を形成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の効能成分保持シートの製造方法。 - 前記生体情報は、前記効能成分保持シートの貼付対象の生体表面の3次元形状情報を含み、
前記基材を形成する工程において、前記3次元形状情報に基づき、前記基材の生体に貼り付けられる側の表面に、生体表面の凹凸形状に応じた凹凸形状を形成することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の効能成分保持シートの製造方法。 - 前記基材は、効能成分液が含浸される保持体と、前記保持体を支持する支持体とを有するものであり、
前記基材を形成する工程は、
シート状の前記支持体を形成する工程と、
前記支持体に積層して前記保持体を形成する工程と
を含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の効能成分保持シートの製造方法。 - 前記支持体を形成する工程は、前記支持体を液体不透過性のフィルムにより形成する工程であることを特徴とする請求項6に記載の効能成分保持シートの製造方法。
- 前記生体情報は、前記効能成分保持シートの貼付対象の生体表面の3次元形状情報を含み、
前記支持体を形成する工程において、前記3次元形状情報に基づき、前記基材が生体表面に沿って曲がるように、他の部分より前記支持体を薄くした部分を設けることを特徴とする請求項6または7に記載の効能成分保持シートの製造方法。 - 前記生体情報は、前記効能成分保持シートの貼付対象の生体表面の3次元形状情報を含み、
前記基材を形成する工程において、前記3次元形状情報に基づき、前記基材が生体表面に沿って曲がるように、前記基材に前記支持体または前記保持体を省略した部分を設けることを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載の効能成分保持シートの製造方法。 - 前記生体情報は、前記効能成分保持シートの貼付対象の生体表面における症状ごとの分布を示す情報を含み、
前記効能成分液を含浸させる工程において、前記生体情報に基づき、生体表面の症状に応じた領域ごとに、症状に応じた種類の効能成分液を前記基材に含浸させることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の効能成分保持シートの製造方法。 - 前記生体情報は、前記効能成分保持シートの貼付対象の生体表面における症状の度合いを示す情報を含み、
前記効能成分液を含浸させる工程において、生体表面の症状の度合いに応じて、各効能成分液の量を調整することを特徴とする請求項10に記載の効能成分保持シートの製造方法。 - 前記生体情報は、前記効能成分保持シートの貼付対象の生体表面における症状ごとの分布、および各症状の度合いを示す情報を含み、
前記基材全体が、効能成分液を含浸可能な保持体からなるものであり、
前記効能成分液を含浸させる工程は、前記生体情報に基づき、生体表面の症状に応じた領域ごとに、症状に応じた種類の効能成分液を症状の度合いに応じた量だけ基材に含浸させる工程であり、
前記基材を形成する工程において、各領域に含浸される効能成分液の量に応じて、各領域における基材の厚さを調整することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の効能成分保持シートの製造方法。 - 前記生体情報は、前記効能成分保持シートの貼付対象の生体表面における症状ごとの分布、および各症状の度合いを示す情報を含み、
前記効能成分液を含浸させる工程は、前記生体情報に基づき、生体表面の症状に応じた領域ごとに、症状に応じた種類の効能成分液を症状の度合いに応じた量だけ基材に含浸させる工程であり、
前記保持体を形成する工程において、各領域に含浸される効能成分液の量に応じて、各領域における保持体の厚さを調整することを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載の効能成分保持シートの製造方法。 - 前記効能成分液を含浸させる工程において、同一領域に複数種類の効能成分液を含浸させる場合、優先度の高い効能成分液ほど、前記基材の厚さ方向において、前記基材の生体に貼り付けられる側の表面の近くに配置されるように、各効能成分液を前記基材に含浸させることを特徴とする請求項10乃至13のいずれか1項に記載の効能成分保持シートの製造方法。
- 生体に貼り付けられる効能成分保持シートの製造方法であって、
シート状の基材を形成する工程と、
前記基材に対し、複数種類の効能成分液を互いに異なる領域に含浸させる工程とを含み、
前記基材を形成する工程は、基材ヘッドおよび効能成分ヘッドを有するプリントエンジン部の前記基材ヘッドにより基材の材料である液体を前記効能成分保持シートの形成面上へ吐出して基材を形成する工程であり、
前記複数種類の効能成分液を互いに異なる領域に含浸させる工程は、前記プリントエンジン部の前記効能成分ヘッドにより前記複数種類の効能成分液を吐出して、前記複数種類の効能成分液を前記基材の互いに異なる領域に含浸させる工程であり、
前記生体が植物であることを特徴とする効能成分保持シートの製造方法。 - 効能成分液が含浸された基材に対し、効能成分を含む粉末状の薬剤を塗布する工程をさらに含むことを特徴とする請求項1乃至15のいずれか1項に記載の効能成分保持シートの製造方法。
- 生体に貼り付けられる効能成分保持シートの製造装置であって、
基材ヘッドおよび効能成分ヘッドを有するプリントエンジン部を備え、
前記基材ヘッドは、基材の材料である液体を前記効能成分保持シートの形成面上へ吐出してシート状の基材を形成し、
前記効能成分ヘッドは、生体情報に応じた効能成分液を前記基材へ吐出して、前記基材に効能成分液を含浸させ、
前記生体が植物であることを特徴とする効能成分保持シートの製造装置。 - 生体に貼り付けられる効能成分保持シートの製造装置であって、
基材ヘッドおよび効能成分ヘッドを有するプリントエンジン部を備え、
前記基材ヘッドは、基材の材料である液体を前記効能成分保持シートの形成面上へ吐出してシート状の基材を形成し、
前記効能成分ヘッドは、複数種類の効能成分液を前記基材の互いに異なる領域に吐出して含浸させ、
前記生体が植物であることを特徴とする効能成分保持シートの製造装置。
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