JP7198837B2 - 5gcに接続されたlteにおける拡張5g-s-tmsiの管理 - Google Patents

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、2018年5月10日付けの米国仮特許出願第62/669,790号の利益を主張する。
本開示は、全体として、通信の分野に関し、より詳細には、ワイヤレス通信方法、デバイス、及びネットワークに関する。
一般に、本明細書で使用されるすべての用語は、それが使用されている文脈から異なる意味が明確に与えられる及び/又は暗示されるのでない限り、関連技術分野におけるそれらの通常の意味に従って解釈されるものとする。1つの/その(a/an/the)要素、装置、構成要素、手段、ステップなどのすべての参照は、特に明記のない限り、要素、装置、構成要素、手段、ステップなどの少なくとも1つの例を参照するものとしてオープンに解釈されるものとする。ステップが別のステップに続く若しくは先行するものとして明示的に記載されていない限り、及び/又はステップが別のステップに続く若しくは先行する必要があるということが黙示的である場合、本明細書で開示されるいずれの方法のステップも、開示されている正確な順番で実行される必要はない。本明細書で開示される実施形態のいずれかの任意の特徴は、適切な場合には、任意の他の実施形態に適用され得る。同様に、いずれかの実施形態の任意の利点は、任意の他の実施形態に適用することができ、逆もまた同様である。含まれる実施形態の他の目的、特徴及び利点が、以下の説明から明らかとなろう。
新しい第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)規格5GSには、5G及び様々な状態機械に関するシステムとアーキテクチャが記載されている。
1つの「状態機械」は、3GPP技術仕様(TS)23.501に記載されている、接続管理状態モデル又はCM状態モデルである。
一般に、接続管理は、ユーザ機器(UE)とコアネットワークノードとの間のシグナリング接続を確立及び解放する機能を備え、5Gでは、このノードはAMF(アクセス及びモビリティ管理機能)と呼ばれる。
図1は、ノード(たとえば、AMF、UE、(R)AN)とインターフェース名とを含む、5Gシステムアーキテクチャの一例を示している。接続管理は、図1に示されるように、N1インターフェースを通したシグナリング接続に関する。
N1を通したこのシグナリング接続は、UEとコアネットワークとの間の非アクセス階層(NAS)シグナリング交換を可能にするのに使用される。それは、UEとAN(アクセスノード)との間のANシグナリング接続、及びANとAMFとの間のN2接続の両方を含む。
図2A及び2Bも参照すると、図2Aは、UEにおけるCM状態移行を示す図であり、図2Bは、AMFにおけるCM状態移行を示す図である。CM-IDLE及びCM-CONNECTEDの2つのCM状態が規定されている。
CM-IDLEのUEでは、N1を通じてAMFに対するNASシグナリング接続は確立されておらず、このCM状態で、UEは、セル選択/再選択と、公共地上移動体ネットワーク(PLMN)選択とを実施する。それに加えて、アイドル状態のUEには、ANシグナリング接続又はN2/N3接続はない。
UEがネットワークに登録され、CM-IDLEの場合、通常、ネットワークからのページングメッセージを聴取し、それに応答するものとする。これは、CM-IDLEでもUEは到達可能であることを意味する。ユーザ/UEが開始した場合、UEはサービス要求プロシージャを実施することもできるものとする。
CM-CONNECTEDのUEは、UEとアクセスノード(AN)との間でANシグナリング接続を確立しているUEであり、UEは3GPPアクセスを通じてRRC_CONNECTED状態に入っている。この接続を通じて、UEは、最初のNASメッセージ(たとえば、サービス要求)を送信することができ、このメッセージは、AMFにおけるCM-IDLEからCM-CONNECTEDへの移行を開始する。図1に示されるように、CM-CONNECTEDは、アクセスノード(AN)とAMFとの間のN2接続を要することがある。最初のN2メッセージ(たとえば、N2初期UEメッセージ)の受信によって、AMFがCM-IDLEからCM-CONNECTED状態への移行を開始する。
CM-CONNECTED状態では、UEはデータを送信することができ、UEはANシグナリング接続が解放されればいつでも、CM-IDLEに入ることができるものとする。AMFは、論理N1シグナリング接続及びN3ユーザプレーン接続が解放されればいつでも、CM-IDLEに入る。
AMFの場合と同様に、AN、アクセスネットワークにも状態モデルがある。
本開示の特定の実施形態は、アクセスネットワークノードを指すのに「gNB」を使用する。「gNB」という用語は、本開示の適用可能性に関する限定としてではなく、一種のアクセスネットワークノードの一例と見なされるものとする。他の実施形態では、ng-eNB又はeNBなど、他のタイプのアクセスネットワークノードを使用することができる。
gNBにおける1つの状態モデルは、RRC状態機械である。図3は、RRC状態機械の動作の図である。UEは、RRC_CONNECTED、RRC_INACTIVE、又はRRC_IDLEのいずれかであることができる。図3は、RRC状態機械がどのように働くためのものであるか、また状態間でUEをトリガ/移行させるのに使用されるメッセージの図である。括弧内の指示(SRB0、SRB1)は、どのシグナリング無線ベアラを使用してUEを状態間で移行させることができるかを示している。図3はまた、移行の原理を示しているが、最終規格において必ずしもすべてのメッセージが同じ名前を有するとは限らない。ANにあるものとAMFにあるものとの異なる状態機械間のマッピングは、CM-CONNECTEDがRRC_CONNECTED又はRRC_INACTIVEにマッピングすることができ、CM-IDLEが常にRRC_IDLEにマッピングするようなものである。
UEは、RRC接続が確立されているとき、RRC_CONNECTED状態又はRRC_INACTIVE状態のどちらかにある。これが当てはまらない場合、すなわちRRC接続が確立されていない場合、UEはRRC_IDLE状態にある。これらの異なる状態は3GPP TS 38.331にさらに記載されている。
RRC_IDLEでは、UEは、特定のオケージョンでページングチャネルを聴取するように設定され、セル(再)選択プロシージャを実施し、システム情報を聴取する。
RRC_INACTIVEでは、UEはやはりページングチャネルを聴取し、セル(再)選択プロシージャを行うが、それに加えて、UEは設定を維持し、その設定は、必要な際に、たとえばデータがUEに到達したときに、UEがデータ送信を開始するのに完全なセットアッププロシージャを必要としないように、ネットワーク側でも保持される。
RRC_CONNECTEDでは、UEとの間でデータの転送が行われ、ネットワークがモビリティを制御する。これは、UEが他のセルへのハンドオーバをいつ行うべきかをネットワークが制御することを意味する。接続状態では、UEは依然としてページングチャネルを監視し、UEはUEに対するデータが存在するか否かと関連付けられた制御チャネルを監視する。UEによって、チャネル品質及びフィードバック情報がネットワークに提供され、隣接セル測定が実施され、それらの測定値がネットワークに報告される。
UEがCM-CONNECTED及びRRC_INACTIVEのとき、次のことが当てはまる。
・UE到達可能性は、コアネットワークからの支援情報を用いて、RANによって管理される。
・UEページングはRANによって管理される。
・UEは、UEのCN(5G S-TMSI)及びRAN識別子(I-RNTI)を用いてページングを監視する。
AMFは、ネットワーク設定に基づいて、支援情報を次世代無線アクセスネットワーク(NG-RAN)に提供して、UEをRRC Inactive状態に送出することができるか否かをNG-RANが決定するのを支援してもよい。
「RRC Inactive支援情報」は、たとえば、次のものを含むことができる。
・UE特有の不連続受信(DRX)値、
・以下でTAIリスト(TrackingAreaIdentifierリスト)と呼ばれる場合がある、UEに提供される登録エリア、
・周期的登録更新タイマー、
・AMFがUEに対して端末開始連結専用(MICO)モードを有効にしている場合、UEがMICOモードにあることの指示、
・TS 38.304[50]に規定されているような、RANがUEのRANページングオケージョンを計算することを可能にする、UE永久識別子からの情報。
上述のRRC Inactive支援情報は、(新しい)サービングNG-RANノードを用いたN2活性化中(すなわち、登録、サービス要求、又はハンドオーバの間)にAMFによって提供されて、UEをRRC Inactive状態に送出することができるか否かをNG RANが決定するのを支援する。RRC Inactive状態はRRC状態機械の一部であり、RRC Inactive状態に入る条件を決定するのはRAN次第である。NASプロシージャの結果として、RRC Inactive支援情報に含まれるパラメータのいずれかが変更された場合、AMFは、RRC Inactive支援情報をNG-RANノードに更新するものとする。
N2及びN3基準点の状態は、RRC Inactive状態でCM-CONNECTEDに入るUEによって変更されない。RRC Inactive状態のUEは、RAN通知エリア(RNA)を認識している。
RRC_INACTIVE状態のUEは、RNA(RANベース通知エリア)を用いて設定することができ、その場合、
・RNAは、単一又は複数セルをカバーすることができ、CN登録エリアよりも小さいエリアであり得る。
・RANベース通知エリア更新(RNAU)は、UEによって周期的に送出され、UEのセル再選択プロシージャが、設定されたRNAに属さないセルを選択したときにも送出される。
RNAをどのように設定することができるかについて、いくつかの異なる代替例がある。
・セルのリスト
〇UEに、RNAを構築するセル(1つ又は複数)の明示的リストが提供される。
・RANエリアのリスト
〇UEに、(少なくとも1つの)RANエリアIDが提供される(RANエリアはCN追跡エリアの部分集合である)。
〇セルは、システム情報において(少なくとも1つの)RANエリアIDをブロードキャストし、それによってUEは、セルがどのエリアに属するかを知る。
・TAI(追跡エリア識別子)のリスト。CM-IDLEでは、UE到達可能性を担うのはコアネットワークであり、コアネットワークは、一連の追跡エリア(TA)によって規定されるCN登録エリアを設定することによってこれを行う。追跡エリア識別子(TAI)のリストを通してUEのCN登録エリアが設定され、このCN登録エリアは「TAIリスト」と呼ばれる。
RRC Inactive状態でのCM-CONNECTEDへの移行の際、NG-RANは、周期的RAN通知エリア更新タイマーが、RRC Inactive支援情報に示される周期的登録更新タイマー値の値を考慮に入れるように、UEを設定し、UEに提供されたRAN通知エリア更新タイマー値よりも長い値を有するガードタイマーを使用する。
周期的RAN通知エリア更新ガードタイマーがRANで時間切れになった場合、RANは、TS 23.502 [3]に指定されているようなAN解放プロシージャを開始することができる。
UEがRRC Inactive状態でCM-CONNECTEDのとき、UEは、CM-IDLEに関してTS 23.122 [17]に規定されているようなPLMN選択プロシージャを実施する。
UEがRRC Inactive状態でCM-CONNECTEDのとき、UEは、次のことによってRRC接続を再開してもよい。
・アップリンクデータの保留、
・移動体によるNASシグナリングプロシージャの開始、
・RANページングへの応答として、
・ネットワークへのRAN通知エリアを離れていることの通知、
・周期的RAN更新タイマーの時間切れのとき。
再開する場合、UEは、UEの詳細(たとえば、ベアラ、追跡エリア、スライス、セキュリティ証明書/キーなど)を説明するUEコンテキストがどこにあるかに関してネットワークノードに通知する、ネットワークに対する識別子を含むので、再開によってUEは、再開したときと同様のRRC_CONNECTED設定に入る。UEコンテキストを提示する識別子は、不活性無線ネットワーク一時的識別子(I-RNTI)と呼ばれる。UEが一時停止されるとき、すなわちUEのRRC_CONNECTEDからRRC_INACTIVEへの移行に関連して、UEにI-RNTIがネットワークから提供される。ネットワークは、UEをRRC_INACTIVEに移行するときにI-RNTIを割り当て、I-RNTIは、UEコンテキストを識別するのに、すなわちRRC_INACTIVEのままでネットワークにあるUEに関して記憶された詳細の識別子として使用される。
上記は主に5Gコアネットワークに接続された新無線(NR)、すなわち5Gシステムに関する説明であったが、LTEが5Gシステムに接続するときの状況に等しく適用可能である。したがって、LTE無線を無線ネットワークで実行することも可能であるが、エボルブドパケットコア(EPC)システムではなく、たとえばAMFに向かうN2インターフェースを有する上記によるアーキテクチャを含む、システムに接続する。
かかる状況では、NRに関して上述したのと同じ詳細を有する、RRC_INACTIVEも規定される。
次に、RRC要求又はRRC接続要求プロシージャについてさらに詳細に見ていく。LTEでは、RRC接続要求と呼ばれる。NRでは、RRC要求と呼ばれる。これらの用語は交換可能に使用されてもよく、どのアクセスが要求されているかを指定してもよい。指定されない場合、上記に規定したようなものとなる。図3のRRC状態図によって示されるように、このプロシージャは、UEがRRC_IDLEのときに行われる。
UEにコアネットワークが登録される前のRRC_IDLEでは、UEは、図4A及び4Bに示されるようなシグナリング接続を要求するRRC要求を送出する必要がある。一般的に、ネットワークに対する要求は、図4A及び4Bに示されるように、許可されるか又は拒否される可能性がある。
図4Aは、成功するプロシージャを示している。図4Aの第1のメッセージであるRRC要求メッセージは、3番目のメッセージなので、一般にmsg3(メッセージ3の略)とも呼ばれる(msg3を送出するのにリソースを要求するもの(msg1)、及びかかるリソースに対するグラントを受信するもの(msg2)の、RRCを有さない2つのメッセージがある)。続いて、一般に、RRCセットアップはmsg4と呼ばれ、RRCセットアップ完了はmsg5と呼ばれる。msg3~5はまた、たとえば再開プロシージャといった、他のプロシージャでも、UEとネットワークとの間の相互作用を示すのに使用されることに留意されたい。したがって、msg3及びmsg4~msg5は、単に特定の順序でメッセージを指す、より汎用的な用語である。
この例のプロシージャの目的は、RRC接続を確立することである。RRC接続の確立にはSRB1(シグナリング無線ベアラ1)の確立が関与する。プロシージャは、初期NAS専用情報/メッセージをUEからネットワークに転送するのにも使用される。
ネットワークは次のようにプロシージャを適用する。
・RRC接続を確立するとき、
-SRB1を確立する。
・UEが再開し、ネットワークがUEコンテキストを検索又は検証できないとき。これは、その場合、RRC(接続)要求(略して、RRC要求)ではなくRRC再開要求によって開始される。
UEは、UEがRRC_IDLEにある間に上位レイヤがRRC接続の確立を要求すると、プロシージャを開始する。
プロシージャを開始する際、UEは、中でも特に、タイマーを開始させ、RRC要求メッセージの送信を開始するものとする。
UEは、RRCメッセージの内容を次のように設定するものとする。
1> ue-Identityを次のように設定する
2> 上位レイヤが第5世代システム一時的移動加入者識別情報(5G-S-TMSI)を提供する場合
3> ue-Identityを上位レイヤから受信した値に設定する
2> 或いは、
3> 特定の範囲の乱数値を取り出す
UEが現在のセルの追跡エリアに登録されている場合、上位レイヤが5G-S-TMSIを提供する。
1> 上位レイヤから受信された情報に従ってestablishmentCauseを設定する。
UEは、RRC要求メッセージを送信のために下位レイヤに対して提示するものとする。
当然ながら、識別子以外にも考慮する態様はあるが、本開示の目的のため、いくつかのステップを省略する。
ネットワークノードによる受信及び許可に成功した場合、UEはRRCセットアップメッセージ(msg4)を受信する。セットアップメッセージに応答して、msg5(完了メッセージ)を送出するものとする。このメッセージで、UEはネットワークに対するNASメッセージを含んでもよい。
RRC要求メッセージの形式及び内容は、LTE及びNRの両方で類似している。
RRC要求メッセージのメッセージサイズは、NR及びLTEの両方で限定される。特に、LTEの場合、すでに指定されている以上の情報を収めることは不可能であり、したがって、形式の変更は不可能であろう。したがって、より多くのビットを要する、RRC要求における情報量を変更するさらなる提案は困難である。これにより、LTEが5GCに接続されたときの特定の問題が生じることがあるが、それはこの組合せが、LTEエアインターフェースとNRに関する新しい情報を追加する必要性との両方によって制約されることがあるためである。NRにおけるRRC要求メッセージは新しく、LTEのような制約を受けていない。
取り上げられている1つの特定の態様は、登録されるとネットワーク上位レイヤ(非アクセス階層)によってUEに割り当てられる5G-S-TMSIコード長さの拡張である。
LTEの初期のリリースでは、LTEがEPCのみに接続されたとき、IDは代わりに40ビット長のS-TMSIであり、これはUEが登録された後のRRC接続要求メッセージに含まれた。
この40ビットの制約を有するLTEでは、それ以上に長い識別子フィールドを要求メッセージに含めることは困難となる。
また、NRが対応するmsg3におけるその識別子のスペースに制限を有することが可能である。より長い識別子をNRに含むことが可能となるかはまだ結論が出ていないが、可能となった場合、より長い5G-S-TMSIに関連する問題がNRにも当てはまる。
したがって、5GCに接続された場合にLTEにおけるRRC接続要求プロシージャに含めることが必要になる5G-S-TMSIが、たとえば48ビットに拡張される場合、問題となる。
現在、特定の課題が存在している。上述したように、特に、LTEのビット制約があるmsg3/RRC接続要求メッセージにマッピングされるときに、識別子5G-S-TMSIの拡張長さを使用することに関する問題がある。LTEでは、含まれる識別子は40ビットであり、それよりも長いものは、RRC接続要求を含むメッセージ3に収まらない。
本開示の特定の態様及びそれらの実施形態は、これら又は他の課題に対する解決策を提供することができる。特定の実施形態は、40ビットよりも長い拡張5G-S-TMSIのシグナリングのための解決策を提供する。
一実施形態によれば、ワイヤレスネットワークにおけるワイヤレスデバイスの動作方法は、第1のメッセージをネットワークノードに送信することと、第2のメッセージをネットワークノードに送信することと、を含む。ワイヤレスデバイスと関連付けられた識別子の少なくとも第1の部分と、アクセス及びモビリティ管理(AMF)識別子(ID)の少なくとも第1の部分とを含む第1のメッセージに応答して、第2のメッセージは、ワイヤレスデバイスと関連付けられた識別子の第2の部分と、AMF IDの第2の部分とを含む。
別の実施形態によれば、ワイヤレスデバイスはワイヤレスネットワークで動作するように設定される。ワイヤレスデバイスは、第1のメッセージをネットワークノードに送信し、第2のメッセージをネットワークノードに送信するように適合される。ワイヤレスデバイスと関連付けられた識別子の少なくとも第1の部分と、AMF IDの少なくとも第1の部分とを含む第1のメッセージに応答して、第2のメッセージは、ワイヤレスデバイスと関連付けられた識別子の第2の部分と、AMF IDの第2の部分とを含む。
別の実施形態によれば、ワイヤレスデバイスはワイヤレスネットワークで動作するように設定される。ワイヤレスデバイスは、処理回路と、処理回路に結合されたデバイス可読媒体とを含む。デバイス可読媒体はそれに記憶された命令を含む。命令は、処理回路に第1のメッセージをネットワークノードに送信させ、第2のメッセージをネットワークノードに送信させるように、処理回路によって実行可能である。ワイヤレスデバイスと関連付けられた識別子の少なくとも第1の部分と、AMF IDの少なくとも第1の部分とを含む第1のメッセージに応答して、第2のメッセージは、ワイヤレスデバイスと関連付けられた識別子の第2の部分と、AMF IDの第2の部分とを含む。
別の実施形態によれば、コンピュータプログラム製品は、ワイヤレスデバイスの処理回路によって実行可能なプログラムコードを含む、非一時的デバイス可読記憶媒体を含む。プログラムコードを処理回路によって実行することによって、ワイヤレスデバイスに、第1のメッセージをネットワークノードに送信させ、第2のメッセージをネットワークノードに送信させる。ワイヤレスデバイスと関連付けられた識別子の少なくとも第1の部分と、AMF IDの少なくとも第1の部分とを含む第1のメッセージに応答して、第2のメッセージは、ワイヤレスデバイスと関連付けられた識別子の第2の部分と、AMF IDの第2の部分とを含む。
方法、ワイヤレスデバイス、及びコンピュータプログラム製品はさらに、以下の特徴の1つを含むか、1つも含まないか、又は複数含んでもよい。
特定の実施形態では、第1のメッセージは、ワイヤレスデバイスと関連付けられた識別子の第1の部分及び第2の部分を含む。
特定の実施形態では、ワイヤレスデバイスと関連付けられた識別子は、プリセットされたビット数を含み、第1のメッセージは、ワイヤレスデバイスと関連付けられた識別子と、競合解消を最適化する無作為のビット数とを含む。
特定の実施形態では、第1のメッセージは、ワイヤレスデバイスと関連付けられた識別子の第1の部分と、AMF IDの第1の部分及び第2の部分とを含む。
特定の実施形態では、第2のメッセージは、AMF IDの第1の部分及び第2の部分を含む。
特定の実施形態では、AMF IDはAMFセット識別情報とAMFポインタとを含む。
特定の実施形態では、第1のメッセージを送信することは、ワイヤレスデバイスと関連付けられた識別子の第1の所定のビット数を第1のメッセージで送信することを含み、第2のメッセージを送信することは、ワイヤレスデバイスと関連付けられた識別子の第2の所定のビット数を第2のメッセージで送信することを含む。
特定の実施形態では、第1の所定のビット数は約40ビットを含み、第2の所定のビット数は少なくとも8ビットを含む。
特定の実施形態では、ワイヤレスデバイスと関連付けられた識別子は、5G-S一時移動体加入者識別情報(5G-S-TMSI)である。
特定の実施形態では、ワイヤレスデバイスと関連付けられた識別子の長さが、第1のメッセージの送信に関して受信したグラントによって決定される限界を超えたことに応答して、ワイヤレスデバイスと関連付けられた識別子を第1のメッセージと第2のメッセージとの間で分割すること。
特定の実施形態では、第1のメッセージ及び第2のメッセージは無線リソース制御(RRC)メッセージである。
特定の実施形態では、第1のメッセージはメッセージ3であり、第2のメッセージの送信はメッセージ4の前である。
特定の実施形態では、第1のメッセージはメッセージ3であり、第2のメッセージはメッセージ5である。
特定の実施形態では、メッセージ3はRRC要求メッセージに対応し、メッセージ5はRRCセットアップ完了メッセージに対応する。
別の実施形態によれば、ワイヤレスネットワークにおけるネットワークノードの動作方法は、第1のメッセージをワイヤレスデバイスから受信することを含む。方法はまた、第2のメッセージをワイヤレスデバイスから受信することを含む。ワイヤレスデバイスと関連付けられた識別子の少なくとも第1の部分と、AMF IDの少なくとも一部分とを含む第1のメッセージに応答して、第2のメッセージは、ワイヤレスデバイスと関連付けられた識別子の第2の部分と、AMF IDの第2の部分とを含む。
別の実施形態によれば、ネットワークノードはワイヤレスネットワークで動作するように設定される。ネットワークノードは、第1のメッセージをワイヤレスデバイスから受信し、第2のメッセージをワイヤレスデバイスから受信するように適合される。ワイヤレスデバイスと関連付けられた識別子の少なくとも第1の部分と、AMF IDの少なくとも第1の部分とを含む第1のメッセージに応答して、第2のメッセージは、ワイヤレスデバイスと関連付けられた識別子の第2の部分と、AMF IDの第2の部分とを含む。
さらなる実施形態によれば、ネットワークノードはワイヤレスネットワークで動作するように設定される。ネットワークノードは、処理回路と、処理回路に結合されたデバイス可読媒体とを含む。デバイス可読媒体はそれに記憶された命令を含む。命令は、処理回路に第1のメッセージをワイヤレスデバイスから受信させ、第2のメッセージをワイヤレスデバイスから受信させるように、処理回路によって実行可能である。ワイヤレスデバイスと関連付けられた識別子の少なくとも第1の部分と、AMF IDの少なくとも第1の部分とを含む第1のメッセージに応答して、第2のメッセージは、ワイヤレスデバイスと関連付けられた識別子の第2の部分と、AMF IDの第2の部分とを含む。
別の実施形態によれば、コンピュータプログラム製品は、ネットワークノードの処理回路によって実行可能なプログラムコードを含む、非一時的デバイス可読記憶媒体を含む。プログラムコードを処理回路によって実行することによって、ネットワークノードに、第1のメッセージをワイヤレスデバイスから受信させ、第2のメッセージをワイヤレスデバイスから受信させる。ワイヤレスデバイスと関連付けられた識別子の少なくとも第1の部分と、AMF IDの少なくとも第1の部分とを含む第1のメッセージに応答して、第2のメッセージは、ワイヤレスデバイスと関連付けられた識別子の第2の部分と、AMF IDの第2の部分とを含む。
方法、ネットワークノード、又はコンピュータプログラム製品はさらに、以下の特徴の1つを含むか、1つも含まないか、又は複数含んでもよい。
特定の実施形態では、第1のメッセージは、ワイヤレスデバイスと関連付けられた識別子の第1の部分及び第2の部分を含む。
特定の実施形態では、ワイヤレスデバイスと関連付けられた識別子は、プリセットされたビット数を含み、第1のメッセージは、ワイヤレスデバイスと関連付けられた識別子と、競合解消を最適化する無作為のビット数とを含む。
特定の実施形態では、第1のメッセージは、ワイヤレスデバイスと関連付けられた識別子の第1の部分と、AMF IDの第1の部分及び第2の部分とを含む。
特定の実施形態では、第2のメッセージは、AMF IDの第1の部分及び第2の部分を含む。
特定の実施形態では、AMF IDはAMFセット識別情報とAMFポインタとを含む。
特定の実施形態では、第1のメッセージを受信することは、ワイヤレスデバイスと関連付けられた識別子の第1の所定のビット数を第1のメッセージで受信することを含み、第2のメッセージを受信することは、ワイヤレスデバイスと関連付けられた識別子の第2の所定のビット数を第2のメッセージで受信することを含む。
特定の実施形態では、第1の所定のビット数は約40ビットを含み、第2の所定のビット数は少なくとも8ビットを含む。
特定の実施形態では、ワイヤレスデバイスと関連付けられた識別子は、5G-S一時移動体加入者識別情報(5G-S-TMSI)である。
特定の実施形態では、ワイヤレスデバイスと関連付けられた識別子の長さが、ネットワークノードが第1のメッセージで受信することができる限界を超えたことに応答して、ワイヤレスデバイスと関連付けられた識別子を第1のメッセージと第2のメッセージとの間で分割すること。
特定の実施形態では、第1のメッセージ及び第2のメッセージは無線リソース制御(RRC)メッセージである。
特定の実施形態では、第1のメッセージはメッセージ3であり、第2のメッセージの受信はメッセージ4の前である。
特定の実施形態では、第1のメッセージはメッセージ3であり、第2のメッセージはメッセージ5である。
特定の実施形態では、メッセージ3はRRC要求メッセージに対応し、メッセージ5はRRCセットアップ完了メッセージに対応する。
添付図面は、本開示のさらなる理解を提供するとともに本出願の一部を構成するために含まれ、本発明の概念の特定の非限定的実施形態を例証する。
5Gシステムアーキテクチャの一例を示すブロック図である。 UEにおけるCM状態移行を示す図である。 AMFにおけるCM状態移行を示す図である。 RRC状態機械の動作、及び状態間におけるUEのトリガ/移行に使用されるメッセージを示す図である。 プロシージャが成功しているUEからネットワークへのRRC要求プロシージャを示す図である。 プロシージャが成功していないUEからネットワークへのRRC要求プロシージャを示す図である。 発明の概念のいくつかの実施形態による5G対応ワイヤレスネットワークの一例を示す図である。 発明の概念のいくつかの実施形態による、ワイヤレスデバイス又はUEの識別子を送信する方法の一例を示すフローチャートである。 発明の概念のいくつかの実施形態による、ワイヤレスデバイス又はUEの識別子を送信する別の方法の一例を示すフローチャートである。 発明の概念のいくつかの実施形態による、ワイヤレスデバイス又はUEの識別子を送信するさらなる方法の一例を示すフローチャートである。 アクセスモビリティ管理機能(AMF)及び移動体管理エンティティ(MME)に関するグローバル一意一時識別子(GUTI)の長さの比較を示す表である。 発明の概念のいくつかの実施形態による、ワイヤレスデバイス(UEとも呼ばれる)を含むワイヤレスネットワークを示すブロック図である。 発明の概念のいくつかの実施形態によるUEの要素を示すブロック図である。 発明の概念のいくつかの実施形態による仮想環境を示すブロック図である。 発明の概念のいくつかの実施形態による、中間ネットワークを介してホストコンピュータに接続された通信ネットワークを示す概略図である。 発明の概念のいくつかの実施形態による、部分ワイヤレス接続を通じて基地局を介してユーザ機器と通信しているホストコンピュータを示す概略図である。 発明の概念のいくつかの実施形態による、ホストコンピュータ、基地局、及びユーザ機器を含む通信システムにおいて実現される方法を示すフローチャートである。 発明の概念のいくつかの実施形態による、ホストコンピュータ、基地局、及びユーザ機器を含む通信システムにおいて実現される方法を示すフローチャートである。 発明の概念のいくつかの実施形態による、ホストコンピュータ、基地局、及びユーザ機器を含む通信システムにおいて実現される方法を示すフローチャートである。 発明の概念のいくつかの実施形態による、ホストコンピュータ、基地局、及びユーザ機器を含む通信システムにおいて実現される方法を示すフローチャートである。 発明の概念のいくつかの実施形態によるUEの動作を示すフローチャートである。 発明の概念のいくつかの実施形態による仮想化装置の一例を示す図である。
本明細書に開示される課題の1つ又は複数に対処する、様々な実施形態が本明細書で提案される。一例として、特定の実施形態では、(5G-S-TMSI識別子を完全にmsg3に含める代わりに)5G-S-TMSIの一部のみがmsg3に含まれる。5G-S-TMSI識別子の残りは、msg3にはそのための余地がないことがあり、代わりに第2のメッセージ又はmsg5に含まれる。
上位レイヤによって割り当てられる識別子は、上位レイヤにとって重要であるが、メッセージ5の受信後まで上位レイヤに向かう通信では使用されない。これを、5G-S-TMSIが使用されるRRC要求プロシージャに変換して、実際の識別子は、RRC要求完了メッセージの受信後まで、上位レイヤに対しては不要であり、したがって、msg3に収まらない部分はメッセージ5に含まれる。
本開示の別の実施形態によれば、完全な5G-S-TMSIは、メッセージ3の代わりにメッセージ5に含まれる。かかる状況では、識別子をメッセージ4で返して適正なUEとのハンドシェークを確実に行う目的で、別の識別子をメッセージ3に含めることが必要である。この他方の識別子は、5G-S-TMSIの登録及び受信の前に、乱数値として指定される。したがって、本開示の一態様は、UEが登録されておらず、5G-S-TMSIを受信していないときだけではなく、実際に5G-S-TMSIを受信している状況でも、乱数値の方策を使用するというものである。
本開示の実施形態によれば、LTEのRRC接続要求メッセージのようなビット制約があるメッセージ3であっても、大きい上位レイヤ識別子を管理することができる。
本開示の別の態様によれば、5G-S-TMSIの分割は、5G-S-TMSIの特定の部分がmsg3でシグナリングされ、別の特定の部分がmsg5で、又はmsg3の後に送出されるメッセージでシグナリングされるようにして行われる。
メッセージ3の後にシグナリングされる特定の部分は、AMF識別情報の部分に対応する。
本開示のこの態様に関連して、メッセージ3でシグナリングされる5G-S-TMSIの部分は、乱数列と組み合わされる。
本開示の別の態様に関連して、msg3でシグナリングされる5G-S-TMSIの部分は、AMFポインタと5G-TMSIの一部分との組合せである。
特定の実施形態は、以下の技術的利点の1つ又は複数を提供してもよい。本開示の利点は、5GS及び5Gコアネットワークに接続されたNR及びLTEの両方が、より長い5G-S-TMSI、たとえば48ビットを管理できることである。
ここで、本明細書で意図された実施形態のうちのいくつかを、添付の図面を参照して、より完全に説明する。しかしながら、他の実施形態が、本明細書で開示される主題の範囲内に含まれ、開示される主題は、本明細書に記載の実施形態のみに限定されるものとして解釈されるべきではなく、これらの実施形態は、当業者に本主題の範囲を伝えるための例として提供される。追加の情報が、付表において提供される文献に見出されることもある。
図5は、ノード100及び110がそれぞれサーブする、2つの異なるセル105、115を示している。それらは両方とも5Gシステム125に接続される。ノード100は、LTEエアインターフェースを通してアクセスを提供するng-eNBであり、ノード110は、NRエアインターフェースを通してアクセスを提供するgNBである。セル105及び115で使用される無線スペクトルは同じであるか又は異なることができる。さらに、スペクトル帯は同じであっても又は異なってもよい。たとえば、セル105は、2GHzスペクトルレジームの帯域を利用してもよく、セル115は、3.5、5、6、28、60GHz帯など、他の帯域のスペクトルを通してアクセスを提供してもよい。
ワイヤレスデバイス(UE 10)は、セル115からセル105へ移動するものとして、図5に示されている。UEがどの状態にあるかに応じて、UEがセル105に入るときに異なることが起こる。本開示は、UEに5G-S-TMSIが割り当てられるときの状態について考察する。
gNBを介したアクセス(NR)又はng-eNBを介したアクセス(LTE)のどちらによってかに関わらず、UEが最初のRRC接続要求の実施に成功しており、5Gシステムに登録するように管理されているとき、5G-S-TMSIが割り当てられる。
この5G-S-TMSIは、ネットワークと通信するときにUEを識別するのに使用されることが意図される。
本発明の一実施形態では、ng-eNBのみを通してアクセスすることによって40ビットの識別子が可能になる。UEに割り当てられた5G-S-TMSIが40ビットよりも大きい場合、UEは以下のことを行う。
UEからng-eNBに送出されるRRC接続要求メッセージの準備に関連して、UEは5G-S-TMSIの部分を含む。一例では、識別子の限界と同じ40ビットを含む。含める正確なビットは、UEとネットワークノードとの間で合意されてもよく、或いは、5G-S-TMSIを分割する場合に特定の方法が使用されるように標準化されてもよく、たとえば、最上位ビット又は最下位ビットがmsg3に含まれるように選択されてもよい。
さらに、UEは、メッセージ4でセットアップメッセージを受信した後にUEからネットワークに送信される、後続のメッセージ5に残りのメッセージを含める。
図6は、UE側のプロシージャを示している。ステップ210で、UEにおいて、たとえば5GCに接続されたLTEにおいて、RRC接続要求メッセージを送出する前にチェックが行われる。ステップ210で、ワイヤレスデバイスと関連付けられた識別子(この場合、5G-S-TMSI)が限界よりも大きい場合、分割が行われる(220)か、或いは識別子が完全な形で使用される(230)べきである。次のステップ225で、UEは2つの部分を、1つの部分(部分1)をmsg3で、また1つの部分(部分2)をmsg5で送信する。
ワイヤレスデバイスと関連付けられた識別子が分割識別子である場合、これに関する指示もmsg5に挿入されてもよい(選択肢がある場合)。
或いは、要求メッセージは、識別子が分割識別子であるという指示を含んでもよい。
ネットワークノードにおいて、5G-S-TMSIは再アセンブルされ、特定のUEからの通信を識別するのに、ネットワーク125に対する通信に用いられ/含まれる。
本発明の別の態様によれば、図7に示されるように、UEは代わりに、RRC接続要求、セットアップ、及び完了のプロシージャを実施するとき、ネットワークによってメッセージ5に、上位レイヤから受信した完全な識別子を含めることを選択してもよい。
本開示の別の態様によれば、必ずしもmsg3にスペースが足りないときにmsg5まで待つ必要があるとは限らない。msg3に必要なビットを収める十分な余地がない場合のみ使用する、msg3.5と呼ばれる追加のメッセージを含むことが等しく可能であってもよい。これは、本開示の代替実施形態として示される。
図8は、ワイヤレスデバイス又はUEと関連付けられた識別子の第2の部分がmsg3に続くメッセージで送出される、本開示による実施形態を示している。
本開示の別の態様によれば、ワイヤレスデバイス又はUE(5G-S-TMSI)と関連付けられた識別子の部分1及び部分2への分割は、以下のプロシージャに従う。
5G-S-TMSIは、次式に従う他の一連の識別子から構築される。
<5G-S-TMSI>:=<AMFセットID><AMFポインタ><5G-TMSI>
異なる識別子の長さは次の通りである。
AMFセットID -12ビット
AMFポインタ -4ビット
5G-TMSI -32ビット
獲得すべきASコンテキストがないとき、セットアップ要求において識別子をとにかくmsg3に含めるという重要な態様は、主に、衝突を回避すること、すなわち競合解消の目的である。上述したように、乱数値又は5G-S-TMSIの一部のどちらかであることができる。
5G-S-TMSIの分割は競合解消の観点から考慮されるので、本開示の別の実施形態に従って、msg3の40ビットフィールドを維持することを提案する。このことは、40ビット識別子に基づいてすでに計算されているので、競合解消のためにMAC CEに対して何も変更する必要がないことを意味する。
次に対処する課題は、どの40ビットをmsg3の部分1に含めるべきか、及びどのビットをmsg5又はmsg3の後に来るメッセージ、たとえばmsg3.5に残すべきかである。
図9は、アクセスモビリティ管理機能(AMF)及び移動体管理エンティティ(MME)に関するグローバル一意一時識別子(GUTI)の長さの比較を示す表である。図9では、5G-TMSI及びM-TMSIは、同じ長さのものであり、AMF/MMEによって割り当てられる。5G-TMSI及びM-TMSIに加えて、MMEコード及びAMFポインタ、並びに場合によってはAMFセットIDの部分がある。
MMEコードは、恐らくは非常に多くのUEのものに対して同じなので、競合解消の成功に多くは寄与しない可能性が最も高い。競合の成功の観点から、5G-TMSI及びM-TMSIはmsg3に関して重要である。
本開示の一態様によれば、5G-TMSIは第1のメッセージ又はmsg3の一部である。しかしながら、5G-TMSIはわずか32ビットであり、競合解消の観点から、40ビットを含むことが可能であって望ましい。したがって、40ビットを達成し、また競合解消の成功を最適化するため、msg3の一部として8ビットの乱数値が含まれる。
一態様によれば、第1のメッセージ又はmsg3の部分1は、5G-TMSI(32ビット)+乱数(8ビット)から成る。
本開示の別の態様では、またたとえば、経路指定の目的で、又はたとえばAMFの負荷制御を行うことができる目的で、AMF識別情報の早い指示を得るのにより重要と見なされることがある状況では、別のビットセットを選択することが可能であろう。本開示の別の態様によれば、msg3での送信の部分1として、以下を含むことが可能であろう。
AMFセットID 12ビット
AMFポインタ 4ビット
5G-TMSIの部分 24ビット
第2のメッセージで、たとえばmsg3.5又はmsg5又は少なくともmsg.3に続くメッセージで送出される部分2では、5G-TMSIの最後の8ビットを含むことが可能であろう。一般的に、ビットは、最下位ビット若しくは最上位ビットであることができ、又は5G-TMSIの32ビット値における任意の所定のビットであることができる。
本開示のこの実施形態の利点は、すでにmsg3の直後にあるAMFの早い識別を可能にすることであり、またたとえば、AMFが過負荷になっていると判断された場合に、msg3の受信時にすでに、早期の過負荷制御を行うとともに場合によってはUEを拒否することが可能であろう。もたらされるトレードオフは、部分1のAMF部分、AMFセットID、及びAMFポインタが、多くのUEのものに対して同じである可能性が高く、そのため、競合解消識別情報の一部として最適ではないことである。しかしながら、AMFの早期の識別子を得ることによる利点と比較して考慮されるべきである。
本明細書に記載する方法は、5Gコアネットワークに接続するときの、LTE無線アクセスを用いた、並びにNR無線アクセスを用いたmsg3の送信両方に適用可能である。識別子の分割は、特定のアクセスによって制限されるのではなく識別子のスペースが足りないときに、重要であると見なされる。
本明細書に記載の主題は、任意の適切な構成要素を使用する任意の適切なタイプのシステムにおいて実装され得るが、本明細書で開示される実施形態は、図10に示された例示的ワイヤレスネットワークなど、ワイヤレスネットワークに関連して説明される。簡単にするために、図10のワイヤレスネットワークは、ネットワーク1006、ネットワークノード1060及び1060b、並びにWD1010、1010b、及び1010cのみを示す。実際には、ワイヤレスネットワークは、ワイヤレスデバイス間の通信或いはワイヤレスデバイスと固定電話、サービスプロバイダ、又は任意の他のネットワークノード若しくはエンドデバイスなどの別の通信デバイスとの間の通信をサポートするのに適した任意の付加的要素をさらに含み得る。図示された構成要素について、ネットワークノード1060及びワイヤレスデバイス(WD)1010は、さらに詳しく描かれている。ワイヤレスネットワークは、ワイヤレスネットワークによって又はこれを介して提供されるサービスへのワイヤレスデバイスのアクセス及び/又はそのようなサービスのワイヤレスデバイスの使用を円滑にするために、通信及び他のタイプのサービスを1つ又は複数のワイヤレスデバイスに提供し得る。
ワイヤレスネットワークは、任意のタイプの通信、通信、データ、セルラ、及び/又は無線ネットワーク又は他の類似のタイプのシステムを備える、及び/又はそれらとインターフェースすることができる。一部の実施形態では、ワイヤレスネットワークは、特定の標準又は他のタイプの予め規定されたルール又はプロシージャに従って動作するように設定され得る。したがって、ワイヤレスネットワークの特定の実施形態は、グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーションズ(GSM:Global System for Mobile Communications)、ユニバーサルモバイル通信システム(UMTS:Universal Mobile Telecommunications System)、ロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)及び/又は他の適切な2G、3G、4G、又は5G標準などの通信標準、IEEE802.11標準などのワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN:wireless local area network)標準、並びに/或いは、WiMax(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、ブルートゥース、Z-Wave及び/又はZigBee標準などの任意の他の適切なワイヤレス通信標準を実装し得る。
ネットワーク1006は、1つ又は複数のバックホールネットワーク、コアネットワーク、IPネットワーク、公衆交換電話網(PSTN:public switched telephone network)、パケットデータネットワーク、光ネットワーク、ワイドエリアネットワーク(WAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、ワイヤードネットワーク、ワイヤレスネットワーク、メトロポリタンエリアネットワーク、及び、デバイス間の通信を可能にするための他のネットワークを備え得る。
ネットワークノード1060及びWD1010は、さらに詳しく後述される様々な構成要素を備える。これらの構成要素は、ワイヤレスネットワークにおいてワイヤレス接続を提供することなど、ネットワークノード及び/又はワイヤレスデバイス機能性を提供するために連携する。異なる実施形態において、ワイヤレスネットワークは、任意の数のワイヤード又はワイヤレスネットワーク、ネットワークノード、基地局、コントローラ、ワイヤレスデバイス、リレー局、並びに/或いは、ワイヤード接続又はワイヤレス接続のいずれを介してでもデータ及び/又は信号の通信を円滑にする又はこれに参加する任意の他の構成要素又はシステムを備え得る。
本明細書では、ネットワークノードは、ワイヤレスデバイスへのワイヤレスアクセスを可能にする及び/又は提供するためにワイヤレスデバイスと及び/又はワイヤレスネットワーク内の他のネットワークノード又は機器と直接的又は間接的に通信する並びに/或いはワイヤレスネットワークにおいて他の機能(たとえば、管理)を実行する能力を有する、そのように設定された、配置された及び/又は動作可能な機器を指す。ネットワークノードの例は、アクセスポイント(AP)(たとえば、無線アクセスポイント)、基地局(BS)(たとえば、無線基地局、ノードB、発展型ノードB(eNB)及びNR NodeB(gNB))を含むが、これらに限定されない。基地局は、それらが提供するカバレッジの量(又は、つまり、それらの送信電力レベル)に基づいて分類することができ、その場合、フェムト基地局、ピコ基地局、マイクロ基地局、又はマクロ基地局と呼ばれることもある。基地局は、リレーノード又はリレーを制御するリレードナーノードでもよい。ネットワークノードはまた、集中型デジタルユニット及び/又はリモート無線ユニット(RRU)、リモート無線ヘッド(RRH)と時に称される、などの分散型無線基地局の1つ又は複数の(又はすべての)部分を含み得る。そのようなリモート無線ユニットは、アンテナ統合無線のようにアンテナと統合されても統合されなくてもよい。分散型無線基地局の部分は、分散型アンテナシステム(DAS:distributed antenna system)内のノードと呼ばれることもある。ネットワークノードのさらなる例は、MSR BSなどのマルチスタンダード無線(MSR:multi-standard radio)機器、無線ネットワークコントローラ(RNC:radio network controller)又は基地局コントローラ(BSC:base station controller)などのネットワークコントローラ、基地局トランシーバ(BTS:base transceiver station)、送信ポイント、送信ノード、マルチセル/マルチキャストコーディネーションエンティティ(MCE:multi-cell/multicast coordination entity)、コアネットワークノード(たとえば、MSC、MME)、O&Mノード、OSSノード、SONノード、ポジショニングノード(たとえば、E-SMLC)、及び/又はMDTを含む。別の例として、ネットワークノードは、さらに詳しく後述するような仮想ネットワークノードでもよい。しかしながら、より一般的には、ネットワークノードは、ワイヤレスネットワークへのアクセスをワイヤレスデバイスに可能にする及び/又は提供するための或いはワイヤレスネットワークにアクセスしたワイヤレスデバイスに何らかのサービスを提供するための能力を有する、そのように設定された、配置された、及び/又は動作可能な任意の適切なデバイス(又はデバイスのグループ)を表し得る。
図10において、ネットワークノード1060は、処理回路1070、デバイス可読媒体1080、インターフェース1090、補助機器1084、電源1086、電力回路1087、及びアンテナ1062を含む。図10の例示的ワイヤレスネットワークに示されたネットワークノード1060は、ハードウェア構成要素の図示された組合せを含むデバイスを表し得るが、他の実施形態は、構成要素の異なる組合せを有するネットワークノードを備え得る。タスク、特徴、機能及び本明細書で開示される方法を実行するために必要とされるハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の適切な組合せをネットワークノードは備えることが、理解されよう。さらに、ネットワークノード1060の構成要素は、より大きなボックス内に位置する又は複数のボックス内にネストされた単一ボックスとして図示されているが、実際には、ネットワークノードは、単一の図示された構成要素を構成する複数の異なる物理構成要素を備え得る(たとえば、デバイス可読媒体1080は、複数の別個のハードドライブ並びに複数のRAMモジュールを備え得る)。
同様に、ネットワークノード1060は、独自のそれぞれの構成要素をそれぞれが有し得る複数の物理的に別個の構成要素(たとえば、NodeB構成要素及びRNC構成要素、又はBTS構成要素及びBSC構成要素など)で構成され得る。ネットワークノード1060が複数の別個の構成要素(たとえば、BTS及びBSC構成要素)を備えるある種のシナリオでは、別個の構成要素のうちの1つ又は複数は、いくつかのネットワークノードの間で共用され得る。たとえば、単一RNCは、複数のNodeBを制御し得る。そのようなシナリオでは、各固有のNodeB及びRNCペアは、場合によっては、単一の別個のネットワークノードと考えられ得る。一部の実施形態では、ネットワークノード1060は、複数の無線アクセス技術(RAT)をサポートするように設定され得る。そのような実施形態では、いくつかの構成要素は、二重にされ得(たとえば、異なるRATのための別個のデバイス可読媒体1080)、いくつかの構成要素は再使用され得る(たとえば、同じアンテナ1062がRATによって共用され得る)。ネットワークノード1060はまた、たとえば、GSM、WCDMA、LTE、NR、WiFi、又はブルートゥースワイヤレス技術など、ネットワークノード1060に統合された異なるワイヤレス技術のための様々な図示された構成要素の複数のセットを含み得る。これらのワイヤレス技術は、ネットワークノード1060内の同じ又は異なるチップ又はチップのセット及び他の構成要素内に統合され得る。
処理回路1070は、ネットワークノードによって提供されているものとして本明細書に記載された任意の判定、計算又は類似の動作(たとえば、ある種の取得動作)を実行するように設定される。処理回路1070によって実行されるこれらの動作は、たとえば、取得された情報を他の情報に変換すること、取得された情報又は変換された情報をネットワークノードに記憶された情報と比較すること、及び/又は取得された情報又は変換された情報に基づいて1つ又は複数の動作を実行することによって、処理回路1070によって取得された情報を処理すること、並びに前記処理の結果として判定を行うことを含み得る。
処理回路1070は、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央処理装置、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、又は任意の他の適切なコンピューティングデバイスのうちの1つ又は複数の組合せ、資源、或いは、単独で又はデバイス可読媒体1080などの他のネットワークノード1060構成要素と併せて、ネットワークノード1060機能を提供するように動作可能なハードウェア、ソフトウェア及び/又は符号化されたロジックの組合せを備え得る。たとえば、処理回路1070は、デバイス可読媒体1080に又は処理回路1070内のメモリに記憶された命令を実行し得る。そのような機能性は、本明細書で論じられる様々なワイヤレス特徴、機能、又は利益のいずれかの提供を含み得る。一部の実施形態では、処理回路1070は、システムオンチップ(SOC)を含み得る。
一部の実施形態では、処理回路1070は、無線周波数(RF)トランシーバ回路1072及びベースバンド処理回路1074のうちの1つ又は複数を含み得る。一部の実施形態では、無線周波数(RF)トランシーバ回路1072及びベースバンド処理回路1074は、別個のチップ(又はチップのセット)、ボード、又は、無線ユニット及びデジタルユニットなどのユニット上でもよい。代替実施形態において、RFトランシーバ回路1072及びベースバンド処理回路1074の一部又はすべては、同じチップ又はチップのセット、ボード、又はユニット上でもよい。
ある種の実施形態では、ネットワークノード、基地局、eNB又は他のそのようなネットワークデバイスによって提供されているものとしての本明細書に記載の機能性の一部又はすべては、デバイス可読媒体1080又は処理回路1070内のメモリに記憶された命令を実行する処理回路1070によって実行され得る。代替実施形態において、機能性のうちの一部又はすべては、ハードワイヤード方式などで、別個の又はディスクリートデバイスの可読媒体に記憶された命令を実行することなしに処理回路1070によって提供され得る。それらの実施形態のいずれにおいてでも、デバイス可読記憶媒体に記憶された命令を実行してもしなくても、処理回路1070は、記載された機能を実行するように設定することができる。そのような機能によってもたらされる利益は、単独で処理回路1070に又はネットワークノード1060の他の構成要素に制限されないが、ネットワークノード1060全体によって、並びに/或いは一般にエンドユーザ及びワイヤレスネットワークによって享受される。
デバイス可読媒体1080は、処理回路1070によって使用され得る情報、データ、及び/又は命令を記憶する永続記憶装置、ソリッドステートメモリ、リモートに搭載されたメモリ、磁気媒体、光媒体、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、大容量記憶媒体(たとえば、ハードディスク)、取り外し可能記憶媒体(たとえば、フラッシュドライブ、コンパクトディスク(CD)又はデジタル多用途ディスク(DVD))、及び/又は任意の他の揮発性又は不揮発性の、非一時的デバイス可読及び/又はコンピュータ実行可能なメモリデバイスを含むがこれらに限定されない、任意の形の揮発性又は不揮発性コンピュータ可読メモリを備え得る。デバイス可読媒体1080は、コンピュータプログラム、ソフトウェア、ロジック、ルール、コード、テーブルなどのうちの1つ又は複数を含むアプリケーション、及び/又は処理回路1070によって実行することができる及びネットワークノード1060によって使用することができる他の命令を含む、任意の適切な命令、データ又は情報を記憶し得る。デバイス可読媒体1080は、処理回路1070によって行われる任意の計算及び/又はインターフェース1090を介して受信される任意のデータを記憶するために使用され得る。一部の実施形態では、処理回路1070及びデバイス可読媒体1080は、統合されると考えられ得る。
インターフェース1090は、ネットワークノード1060、ネットワーク1006、及び/又はWD1010の間のシグナリング及び/又はデータのワイヤード又はワイヤレス通信において使用される。図示されているように、インターフェース1090は、たとえば、ワイヤード接続を介してネットワーク1006に及びネットワーク1006から、データを送信及び受信するために、ポート/端末1094を備える。インターフェース1090はまた、アンテナ1062に連結され得る又はある種の実施形態においてアンテナ1062の一部であることがある、無線フロントエンド回路1092を含む。無線フロントエンド回路1092は、フィルタ1098及び増幅器1096を備える。無線フロントエンド回路1092は、アンテナ1062及び処理回路1070に接続され得る。無線フロントエンド回路は、アンテナ1062と処理回路1070との間で通信される信号を調整するように設定され得る。無線フロントエンド回路1092は、ワイヤレス接続を介して他のネットワークノード又はWDに送出されることになるデジタルデータを受信し得る。無線フロントエンド回路1092は、フィルタ1098及び/又は増幅器1096の組合せを使用する適切なチャネル及び帯域幅パラメータを有する無線信号にデジタルデータを変換し得る。無線信号は、次いで、アンテナ1062を介して送信され得る。同様に、データを受信するとき、アンテナ1062は、次いで無線フロントエンド回路1092によってデジタルデータに変換される無線信号を収集し得る。デジタルデータは、処理回路1070に渡され得る。他の実施形態において、インターフェースは、異なる構成要素及び/又は異なる組合せの構成要素を備え得る。
ある種の代替実施形態において、ネットワークノード1060は、別個の無線フロントエンド回路1092を含まないことがあり、代わりに、処理回路1070が、無線フロントエンド回路を備え得、別個の無線フロントエンド回路1092なしにアンテナ1062に接続され得る。同様に、一部の実施形態では、すべての又は一部のRFトランシーバ回路1072は、インターフェース1090の一部と考えられ得る。さらに他の実施形態において、インターフェース1090は、1つ又は複数のポート又は端末1094、無線フロントエンド回路1092、並びにRFトランシーバ回路1072、無線ユニット(図示せず)の一部としての、を含み得、そして、インターフェース1090は、デジタルユニット(図示せず)の一部であるベースバンド処理回路1074と通信し得る。
アンテナ1062は、ワイヤレス信号を送信及び/又は受信するように設定された、1つ又は複数のアンテナ、又はアンテナアレイを含み得る。アンテナ1062は、無線フロントエンド回路1092に結合され得、ワイヤレスにデータ及び/又は信号を送信及び受信する能力を有する任意のタイプのアンテナでもよい。一部の実施形態では、アンテナ1062は、たとえば、2GHzと66GHzとの間で、無線信号を送信/受信するように動作可能な1つ又は複数の全方向性の、セクタ又はパネルアンテナを備え得る。全方向性アンテナは、任意の方向において無線信号を送信/受信するために使用され得、セクタアンテナは、特定のエリア内のデバイスから無線信号を送信/受信するために使用され得、そして、パネルアンテナは、相対的に直線で無線信号を送信/受信するために使用されるサイトアンテナのラインでもよい。場合によっては、複数のアンテナの使用は、MIMOと称され得る。ある種の実施形態では、アンテナ1062は、ネットワークノード1060とは別個でもよく、インターフェース又はポートを介してネットワークノード1060に接続可能になり得る。
アンテナ1062、インターフェース1090、及び/又は処理回路1070は、ネットワークノードによって実行されるものとして本明細書に記載された任意の受信動作及び/又はある種の取得動作を実行するように設定され得る。任意の情報、データ及び/又は信号が、ワイヤレスデバイス、別のネットワークノード及び/又は任意の他のネットワーク機器から受信され得る。同様に、アンテナ1062、インターフェース1090、及び/又は処理回路1070は、ネットワークノードによって実行されるものとして本明細書に記載された任意の送信動作を実行するように設定され得る。任意の情報、データ及び/又は信号が、ワイヤレスデバイス、別のネットワークノード及び/又は任意の他のネットワーク機器に送信され得る。
電力回路1087は、電力管理回路を備え得る、又はこれに連結され得、本明細書に記載の機能性を実行するための電力をネットワークノード1060の構成要素に供給するように設定される。電力回路1087は、電源1086から電力を受信し得る。電源1086及び/又は電力回路1087は、それぞれの構成要素に適した形でネットワークノード1060の様々な構成要素に電力を提供する(たとえば、それぞれの構成要素のために必要とされる電圧及び電流レベルで)ように設定され得る。電源1086は、電力回路1087及び/又はネットワークノード1060に含まれても、これらの外部でもよい。たとえば、ネットワークノード1060は、電気ケーブルなどの入力回路又はインターフェースを介して外部電源(たとえば、電気コンセント)に接続可能になり得、それにより、外部電源が電力回路1087に電力を供給する。さらなる例として、電源1086は、電力回路1087に接続された又はこれに統合された、バッテリ又はバッテリパックの形で電力のソースを備え得る。バッテリは、外部電源が切れた場合に非常用電源を提供し得る。光電池デバイスなどの他のタイプの電源もまた使用され得る。
ネットワークノード1060の代替実施形態は、本明細書に記載の機能性及び/又は本明細書に記載の主題をサポートするために必要な任意の機能性のうちのいずれかを含む、ネットワークノードの機能性のある種の態様を提供する責任を負い得る図10に示されたものを超える追加の構成要素を含み得る。たとえば、ネットワークノード1060は、ネットワークノード1060への情報の入力を可能にするために、及びネットワークノード1060からの情報の出力を可能にするために、ユーザインターフェース機器を含み得る。これは、ネットワークノード1060のための診断、メンテナンス、修理、及び他の管理機能をユーザが実行することを可能にし得る。
本明細書では、ワイヤレスデバイス(WD)は、ネットワークノード及び/又は他のワイヤレスデバイスとワイヤレスに通信する能力を有する、そのように設定された、配置された及び/又は動作可能なデバイスを指す。特に断りのない限り、WDという用語は、ユーザ機器(UE)と同義で本明細書において使用され得る。ワイヤレスに通信することは、電磁波、無線波、赤外線波、及び/又は電波を介して情報を伝えるのに適した他のタイプの信号を使用してワイヤレス信号を送信/受信することを含み得る。一部の実施形態では、WDは、直接の人間の相互作用なしに情報を送信及び/又は受信するように設定され得る。たとえば、WDは、内部又は外部イベントによってトリガされたとき、又はネットワークからの要求に応答して、所定のスケジュールでネットワークに情報を送信するように設計され得る。WDの例は、スマートフォン、携帯電話、セルフォン、ボイスオーバーIP(VoIP)フォン、ワイヤレスローカルループフォン、デスクトップコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスカメラ、ゲーム機又はデバイス、音楽記憶デバイス、再生装置、ウェアラブル端末デバイス、ワイヤレスエンドポイント、モバイル局、タブレット、ラップトップ、ラップトップ埋め込み機器(LEE)、ラップトップ搭載機器(LME)、スマートデバイス、ワイヤレス顧客構内機器(CPE)。車両搭載ワイヤレス端末デバイスなどを含むが、これらに限定されない。WDは、たとえば、サイドリンク通信、車両対車両(V2V:vehicle-to-vehicle)、車両対インフラストラクチャ(V2I:vehicle-to-infrastructure)、車両対あらゆる物(V2X:vehicle-to-everything)の3GPP標準を実装することによって、デバイス対デバイス(D2D)通信をサポートすることができ、この場合、D2D通信デバイスと称され得る。さらに別の特定の例として、IoT(Internet of Things)シナリオにおいて、WDは、モニタリング及び/又は測定を実行する及びそのようなモニタリング及び/又は測定の結果を別のWD及び/又はネットワークノードに送信するマシン又は他のデバイスを表し得る。WDは、この場合、3GPPコンテキストではMTCデバイスと称され得るマシン対マシン(M2M)デバイスでもよい。1つの特定の例として、WDは、3GPP NB-IoT(narrow band internet of things)標準を実装するUEでもよい。そのようなマシン又はデバイスの具体的な例は、センサ、電力メータなどの計測デバイス、産業マシン、又は家庭用若しくは個人用器具(たとえば、冷蔵庫、テレビジョンなど)、パーソナルウェアラブル(たとえば、腕時計、フィットネストラッカなど)である。他のシナリオにおいて、WDは、その動作状況の監視及び/又は報告或いはその動作に関連する他の機能の能力を有する車両又は他の機器を表し得る。前述のようなWDは、ワイヤレス接続のエンドポイントを表し得、その場合、デバイスはワイヤレス端末と称され得る。さらに、前述のようなWDは、モバイルでもよく、その場合、それはモバイルデバイス又はモバイル端末とも称され得る。
図示されているように、ワイヤレスデバイス1010は、アンテナ1011、インターフェース1014、処理回路1020、デバイス可読媒体1030、ユーザインターフェース機器1032、補助機器1034、電源1036及び電力回路1037を含む。WD1010は、たとえば、少し例を挙げると、GSM、WCDMA、LTE、NR、WiFi、WiMAX、又はブルートゥースワイヤレス技術など、WD1010によってサポートされる異なるワイヤレス技術のための、図示された構成要素のうちの1つ又は複数の構成要素の複数のセットを含み得る。これらのワイヤレス技術は、WD1010内の他の構成要素と同じ又は異なるチップ又はチップのセットに統合され得る。
アンテナ1011は、ワイヤレス信号を送信及び/又は受信するように設定された1つ又は複数のアンテナ又はアンテナアレイを含み得、インターフェース1014に接続される。ある種の代替実施形態において、アンテナ1011は、WD1010とは別個でもよく、インターフェース又はポートを介してWD1010に接続可能になり得る。アンテナ1011、インターフェース1014、及び/又は処理回路1020は、WDによって実行されるものとして本明細書に記載されている任意の受信又は送信動作を実行するように設定され得る。任意の情報、データ及び/又は信号が、ネットワークノード及び/又は別のWDから受信され得る。一部の実施形態では、無線フロントエンド回路及び/又はアンテナ1011は、インターフェースと考えられ得る。
図示されているように、インターフェース1014は、無線フロントエンド回路1012及びアンテナ1011を備える。無線フロントエンド回路1012は、1つ又は複数のフィルタ1018及び増幅器1016を備える。無線フロントエンド回路1012は、アンテナ1011及び処理回路1020に接続され、アンテナ1011と処理回路1020との間で通信される信号を調整するように設定される。無線フロントエンド回路1012は、アンテナ1011に連結され得る、又はアンテナ1011の一部でもよい。一部の実施形態では、WD1010は、別個の無線フロントエンド回路1012を含まないことがあり、そうではなくて、処理回路1020は、無線フロントエンド回路を備え得、アンテナ1011に接続され得る。同様に、一部の実施形態では、RFトランシーバ回路1022の一部又はすべては、インターフェース1014の一部と考えられ得る。無線フロントエンド回路1012は、ワイヤレス接続を介して他のネットワークノード又はWDに送出されることになるデジタルデータを受信し得る。無線フロントエンド回路1012は、フィルタ1018及び/又は増幅器1016の組合せを使用して適切なチャネル及び帯域幅パラメータを有する無線信号にデジタルデータを変換し得る。無線信号は、次いで、アンテナ1011を介して送信され得る。同様に、データを受信しているとき、アンテナ1011は、次いで無線フロントエンド回路1012によってデジタルデータに変換される、無線信号を収集し得る。デジタルデータは、処理回路1020に渡され得る。他の実施形態において、インターフェースは、異なる構成要素及び/又は異なる組合せの構成要素を備え得る。
処理回路1020は、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央処理装置、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、又は任意の他の適切なコンピューティングデバイスのうちの1つ又は複数の組合せ、資源、或いは、単独で又はデバイス可読媒体1030などの他のWD1010構成要素と連動して、WD1010機能性を提供するように動作可能なハードウェア、ソフトウェア、及び/又は符号化されたロジックの組合せを備え得る。そのような機能性は、本明細書で論じられる様々なワイヤレス特徴又は利益のいずれかの提供を含み得る。たとえば、処理回路1020は、本明細書で開示される機能性を提供するために、デバイス可読媒体1030に又は処理回路1020内のメモリに記憶された命令を実行し得る。
図示されているように、処理回路1020は、RFトランシーバ回路1022、ベースバンド処理回路1024、及びアプリケーション処理回路1026のうちの1つ又は複数を含む。他の実施形態において、処理回路は、異なる構成要素及び/又は異なる組合せの構成要素を備え得る。ある種の実施形態では、WD1010の処理回路1020は、SOCを備え得る。一部の実施形態では、RFトランシーバ回路1022、ベースバンド処理回路1024、及びアプリケーション処理回路1026は、別個のチップ又はチップのセット上にあることがある。代替実施形態において、ベースバンド処理回路1024及びアプリケーション処理回路1026の一部又はすべては、1つのチップ又はチップのセット内に結合され得、RFトランシーバ回路1022は、別個のチップ又はチップのセット上にあってもよい。さらに代替実施形態において、RFトランシーバ回路1022及びベースバンド処理回路1024の一部又はすべては、同じチップ又はチップのセット上にあることがあり、アプリケーション処理回路1026は、別個のチップ又はチップのセット上にあることがある。さらに他の代替実施形態において、RFトランシーバ回路1022、ベースバンド処理回路1024、及びアプリケーション処理回路1026の一部又はすべては、同じチップ又はチップのセット内に結合され得る。一部の実施形態では、RFトランシーバ回路1022は、インターフェース1014の一部でもよい。RFトランシーバ回路1022は、処理回路1020のRF信号を調整し得る。
ある種の実施形態では、WDによって実行されるものとして本明細書に記載の機能性の一部又はすべては、ある種の実施形態ではコンピュータ可読記憶媒体であることがある、デバイス可読媒体1030に記憶された命令を実行する処理回路1020によって提供され得る。代替実施形態において、機能性の一部の又はすべては、ハードワイヤード方式などで、別個の又はディスクリートデバイスの可読記憶媒体に記憶された命令を実行することなしに処理回路1020によって提供され得る。それらの特定の実施形態のいずれかにおいて、デバイス可読記憶媒体に記憶された命令を実行してもしなくても、処理回路1020は、記載された機能性を実行するように設定することができる。そのような機能性によって提供される利益は、単独で処理回路1020に又はWD1010の他の構成要素に限定されず、全体としてのWD1010によって、及び/又は一般にエンドユーザ及びワイヤレスネットワークによって、享受される。
処理回路1020は、WDによって実行されるものとして本明細書に記載された任意の決定、計算、又は類似の動作(たとえば、ある種の取得動作)を実行するように設定され得る。処理回路1020によって実行されるものとしての、これらの動作は、たとえば、取得された情報を他の情報に変換すること、取得された情報又は変換された情報をWD1010によって記憶された情報と比較すること、及び/又は取得された情報又は変換された情報に基づいて1つ又は複数の動作を実行することにより、処理回路1020によって取得された情報を処理すること、並びに前記処理の結果として判定を行うことを含み得る。
デバイス可読媒体1030は、コンピュータプログラム、ソフトウェア、ロジック、ルール、コード、テーブルなどのうちの1つ又は複数を含むアプリケーション及び/又は処理回路1020によって実行することが可能な他の命令を記憶するように動作可能になり得る。デバイス可読媒体1030は、コンピュータメモリ(たとえば、ランダムアクセスメモリ(RAM)又は読取り専用メモリ(ROM))、大容量記憶媒体(たとえば、ハードディスク)、取り外し可能記憶媒体(たとえば、コンパクトディスク(CD)又はデジタルビデオディスク(DVD))、及び/又は処理回路1020によって使用され得る情報、データ、及び/又は命令を記憶する任意の他の揮発性又は不揮発性の、非一時的デバイス可読及び/又はコンピュータ実行可能メモリデバイスを含み得る。一部の実施形態では、処理回路1020及びデバイス可読媒体1030は、統合されたものとして考えられ得る。
ユーザインターフェース機器1032は、人間のユーザがWD1010と相互作用することを可能にする構成要素を提供し得る。そのような相互作用は、視覚、聴覚、触覚などの多数の形態をとり得る。ユーザインターフェース機器1032は、ユーザへの出力を生み出すように及びユーザが入力をWD1010に提供することを可能にするように動作可能になり得る。相互作用のタイプは、WD1010にインストールされたユーザインターフェース機器1032のタイプに応じて変化し得る。たとえば、WD1010がスマートフォンである場合には、相互作用はタッチスクリーンを介し得、WD1010がスマートメータである場合には、相互作用は、使用量(たとえば、使用されたガロン数)を提供するスクリーン又は警報音を提供する(たとえば、煙が検知された場合に)スピーカを介し得る。ユーザインターフェース機器1032は、入力インターフェース、デバイス及び回路と、出力インターフェース、デバイス及び回路とを含み得る。ユーザインターフェース機器1032は、WD1010への情報の入力を可能にするように設定され、処理回路1020に接続されて処理回路1020が入力情報を処理することを可能にする。ユーザインターフェース機器1032は、たとえば、マイクロフォン、近接若しくは他のセンサ、キー/ボタン、タッチディスプレイ、1つ又は複数のカメラ、USBポート、又は他の入力回路を含み得る。ユーザインターフェース機器1032はまた、WD1010からの情報の出力を可能にするように、及び処理回路1020がWD1010から情報を出力することを可能にするように設定される。ユーザインターフェース機器1032は、たとえば、スピーカ、ディスプレイ、振動回路、USBポート、ヘッドフォンインターフェース、又は他の出力回路を含み得る。ユーザインターフェース機器1032の1つ又は複数の入力及び出力インターフェース、デバイス、及び回路を使用し、WD1010は、エンドユーザ及び/又はワイヤレスネットワークと通信することができ、それらが本明細書に記載の機能性から利益を得ることを可能にし得る。
補助機器1034は、WDによって一般に実行されないことがあるより多くの特定の機能性を提供するように動作可能である。これは、様々な目的で測定を行うための専門のセンサ、ワイヤード通信などの付加的タイプの通信のためのインターフェースなどを備え得る。補助機器1034の構成要素の包含及びタイプは、実施形態及び/又はシナリオに応じて異なり得る。
一部の実施形態では、電源1036は、バッテリ又はバッテリパックの形でもよい。外部電源(たとえば、電気コンセント)、光電池デバイス又は動力電池など、他のタイプの電源もまた使用され得る。WD1010はさらに、本明細書に記載又は示された任意の機能性を実行するために電源1036からの電力を必要とするWD1010の様々な部分に電源1036から電力を届けるための電力回路1037を備え得る。ある種の実施形態では、電力回路1037は、電力管理回路を備え得る。電力回路1037は、付加的に又は別法として外部電源から電力を受信するように動作可能になり得、その場合、WD1010は、入力回路又は電気動力ケーブルなどのインターフェースを介して外部電源(電気コンセントなど)に接続可能になり得る。ある種の実施形態では、電力回路1037はまた、外部電源から電源1036に電力を届けるように動作可能になり得る。これは、たとえば、電源1036の充電のためでもよい。電力回路1037は、任意のフォーマッティング、変換、又は他の修正を電源1036からの電力に実行して、電力を、電力が供給される先のWD1010のそれぞれの構成要素に適するようにさせることができる。
図11は、本明細書に記載する様々な態様による、UEの一実施形態を示している。本明細書では、ユーザ機器又はUEは、関連デバイスを所有及び/又は操作する人間ユーザという意味でのユーザを必ずしも有さないことがある。そうではなく、UEは、人間ユーザへの販売、又は人間ユーザによる操作向けに意図されるが、特定の人間ユーザに関連付けられていないことがある、又は最初は特定の人間ユーザに関連付けられていないことがあるデバイスを表し得る(たとえば、スマートスプリンクラコントローラ)。別法として、UEは、エンドユーザへの販売又はエンドユーザによる操作向けに意図されていないが、ユーザの利益に関連し得る又はユーザの利益のために操作され得るデバイスを表し得る(たとえば、スマート電力メータ)。UE11200は、NB-IoT UE、マシンタイプ通信(MTC:machine type communication)UE、及び/又は拡張MTC(eMTC:enhanced MTC)UEを含む、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって識別された任意のUEでもよい。図11に示されているような、UE1100は、3GPPのGSM、UMTS、LTE、及び/又は5G標準など、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって公表された1つ又は複数の通信標準による通信向けに設定されたWDの一例である。前述のように、WD及びUEという用語は、同義で使用され得る。したがって、図11はUEであるが、本明細書で論じられる構成要素は、WDに同等に適用可能であり、逆もまた同様である。
図11では、UE1100は、入力/出力インターフェース1105、無線周波数(RF)インターフェース1109、ネットワーク接続インターフェース1111、ランダムアクセスメモリ(RAM)1117、読取り専用メモリ(ROM)1119、及び記憶媒体1121などを含むメモリ1115、通信サブシステム1131、電源1133、及び/又は任意の他の構成要素、或いはその任意の組合せに動作可能なように連結された、処理回路1101を含む。記憶媒体1121は、オペレーティングシステム1123、アプリケーションプログラム1125、及びデータ1127を含む。他の実施形態において、記憶媒体1121は、他の類似のタイプの情報を含み得る。ある種のUEは、図11に示されたすべての構成要素、又はそれらの構成要素のサブセットのみを使用し得る。構成要素間の統合のレベルは、UEによって異なり得る。さらに、ある種のUEは、複数のプロセッサ、メモリ、トランシーバ、送信器、受信器などの構成要素の複数のインスタンスを含み得る。
図11では、処理回路1101は、コンピュータ命令及びデータを処理するように設定され得る。処理回路1101は、1つ又は複数のハードウェア実装された状態マシン(たとえば、離散的なロジック、FPGA、ASICなどにおける)など、メモリ内のマシン可読コンピュータプログラムとして記憶されたマシン命令を実行するように動作可能な任意の順次状態マシン、適切なファームウェアと一緒のプログラマブルロジック、適切なソフトウェアと一緒の、マイクロプロセッサ又はデジタル信号プロセッサ(DSP)などの、1つ又は複数の記憶されたプログラム、汎用プロセッサ、或いは前記の任意の組合せを実装するように設定され得る。たとえば、処理回路1101は、2つの中央処理装置(CPU)を含み得る。データは、コンピュータによる使用に適した形の情報でもよい。
図示された実施形態では、入力/出力インターフェース1105は、通信インターフェースを入力デバイス、出力デバイス、或いは、入力及び出力デバイスに提供するように設定され得る。UE1100は、入力/出力インターフェース1105を介して出力デバイスを使用するように設定され得る。出力デバイスは、入力デバイスと同じタイプのインターフェースポートを使用し得る。たとえば、USBポートは、UE1100への入力及びUE1100からの出力を提供するために使用され得る。出力デバイスは、スピーカ、サウンドカード、ビデオカード、ディスプレイ、モニタ、プリンタ、アクチュエータ、エミッタ、スマートカード、別の出力デバイス、又はその任意の組合せでもよい。UE1100は、ユーザがUE1100内に情報をキャプチャすることを可能にするために入力/出力インターフェース1105を介して入力デバイスを使用するように設定され得る。入力デバイスは、タッチセンサ式又はプレゼンスセンサ式ディスプレイ、カメラ(たとえば、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、ウェブカメラなど)、マイクロフォン、センサ、マウス、トラックボール、方向性パッド、トラックパッド、スクロールホイール、スマートカードなどを含み得る。プレゼンスセンサ式ディスプレイは、ユーザからの入力を感知するための容量性又は抵抗性タッチセンサを含み得る。センサは、たとえば、加速度計、ジャイロスコープ、傾斜センサ、力センサ、磁力計、光センサ、近接センサ、別の同様のセンサ、又はその任意の組合せでもよい。たとえば、入力デバイスは、加速度計、磁力計、デジタルカメラ、マイクロフォン、及び光センサでもよい。
図11では、RFインターフェース1109は、送信器、受信器、及びアンテナなどのRF構成要素に通信インターフェースを提供するように設定され得る。ネットワーク接続インターフェース1111は、通信インターフェースをネットワーク1143aに提供するように設定され得る。ネットワーク1143aは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、コンピュータネットワーク、ワイヤレスネットワーク、通信ネットワーク、別の同様のネットワーク又はその任意の組合せなど、ワイヤード及び/又はワイヤレスネットワークを包含し得る。たとえば、ネットワーク1143aは、Wi-Fiネットワークを備え得る。ネットワーク接続インターフェース1111は、イーサネット、TCP/IP、SONET、ATMなどの1つ又は複数の通信プロトコルによる通信ネットワークを介して1つ又は複数の他のデバイスと通信するために使用される受信器及び送信器インターフェースを含むように設定され得る。ネットワーク接続インターフェース1111は、通信ネットワークリンク(たとえば、光、電気など)に適した受信器及び送信器機能性を実装し得る。送信器及び受信器機能は、回路構成要素、ソフトウェア又はファームウェアを共用し得、或いは別法として別個に実装され得る。
RAM1117は、オペレーティングシステム、アプリケーションプログラム、及びデバイスドライバなどのソフトウェアプログラムの実行中にデータ又はコンピュータ命令の記憶又はキャッシュを行うために処理回路1101にバス1102を介してインターフェースするように設定され得る。ROM1119は、コンピュータ命令又はデータを処理回路1101に提供するように設定され得る。たとえば、ROM1119は、基本入力及び出力(I/O)、スタートアップ、又は不揮発性メモリに記憶されたキーボードからのキーストロークの受信などの基本システム機能のための不変の低レベルシステムコード又はデータを記憶するように設定され得る。記憶媒体1121は、RAM、ROM、プログラマブル読取り専用メモリ(PROM)、消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EEPROM)、磁気ディスク、光ディスク、フロッピディスク、ハードディスク、取り外し可能カートリッジ、又はフラッシュドライブなどのメモリを含むように設定され得る。1つの例では、記憶媒体1121は、オペレーティングシステム1123、ウェブブラウザアプリケーションなどのアプリケーションプログラム1125、ウィジェット若しくはガジェットエンジン又は別のアプリケーション、及びデータファイル1127を含むように設定され得る。記憶媒体1121は、UE1100によって使用するために、バラエティ豊かな様々なオペレーティングシステムのいずれか又はオペレーティングシステムの組合せを記憶し得る。
記憶媒体1121は、RAID(redundant array of independent disk)、フロッピディスクドライブ、フラッシュメモリ、USBフラッシュドライブ、外部ハードディスクドライブ、サムドライブ、ペンドライブ、キードライブ、高密度デジタル多用途ディスク(HD-DVD:high-density digital versatile disc)光ディスクドライブ、内部ハードディスクドライブ、ブルーレイ光ディスクドライブ、ホログラフィックデジタルデータストレージ(HDDS:holographic digital data storage)光ディスクドライブ、外部ミニデュアルインラインメモリモジュール(DIMM:mini-dual in-line memory module)、同期型ダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM:synchronous dynamic random access memory)、外部マイクロDIMM SDRAM、加入者識別モジュール若しくは取り外し可能ユーザ識別(SIM/RUIM:subscriber identity module or a removable user identity)モジュールなどのスマートカードメモリ、他のメモリ、或いはその任意の組合せなどのいくつかの物理ドライブユニットを含むように設定され得る。記憶媒体1121は、UE1100が、一時的又は非一時的メモリ媒体に記憶された、コンピュータで実行可能な命令、アプリケーションプログラムなどにアクセスすること、データをオフロードすること、或いはデータをアップロードすることを可能にし得る。通信システムを使用するものなどの製造品は、デバイス可読媒体を備え得る記憶媒体1121において有形に実施され得る。
図11において、処理回路1101は、通信サブシステム1131を使用するネットワーク1143bと通信するように設定され得る。ネットワーク1143a及びネットワーク1143bは、1つ又は複数の同じネットワーク或いは1つ又は複数の異なるネットワークでもよい。通信サブシステム1131は、ネットワーク1143bと通信するために使用される1つ又は複数のトランシーバを含むように設定され得る。たとえば、通信サブシステム1131は、IEEE802.11、CDMA、WCDMA、GSM、LTE、UTRAN、WiMaxなどの1つ又は複数の通信プロトコルによる無線アクセスネットワーク(RAN)の別のWD、UE、又は基地局など、ワイヤレス通信の能力を有する別のデバイスの1つ又は複数のリモートトランシーバと通信するために使用される1つ又は複数のトランシーバを含むように設定され得る。各トランシーバは、それぞれ、RANリンクに適した送信器又は受信器機能性(たとえば、周波数割当てなど)を実装するために送信器1133及び/又は受信器1135を含み得る。さらに、各トランシーバの送信器1133及び受信器1135は、回路構成要素、ソフトウェア又はファームウェアを共用し得る、或いは別法として別個に実装され得る。
図示された実施形態において、通信サブシステム1131の通信機能は、データ通信、音声通信、マルチメディア通信、ブルートゥースなどの短距離通信、近距離無線通信、位置を判定するためのグローバルポジショニングシステム(GPS)の使用などの位置ベースの通信、別の同様の通信機能、或いはその任意の組合せを含み得る。たとえば、通信サブシステム1131は、セルラ通信、Wi-Fi通信、ブルートゥース通信、及びGPS通信を含み得る。ネットワーク1143bは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、コンピュータネットワーク、ワイヤレスネットワーク、通信ネットワーク、別の同様のネットワーク又はその任意の組合せなど、ワイヤード及び/又はワイヤレスネットワークを包含し得る。たとえば、ネットワーク1143bは、セルラネットワーク、Wi-Fiネットワーク、及び/又は近距離無線ネットワークでもよい。電源1113は、交流(AC)又は直流(DC)電力をUE1100の構成要素に提供するように設定され得る。
本明細書に記載の特徴、利益及び/又は機能は、UE1100の構成要素のうちの1つにおいて実装され得る、又はUE1100の複数の構成要素を横断して分割され得る。さらに、本明細書に記載の特徴、利益、及び/又は機能は、ハードウェア、ソフトウェア又はファームウェアの任意の組合せにおいて実装され得る。1つの例では、通信サブシステム1131は、本明細書に記載の構成要素のいずれかを含むように設定され得る。さらに、処理回路1101は、バス1102を介してそのような構成要素のいずれかと通信するように設定され得る。別の例では、そのような構成要素のいずれかは、処理回路1101によって実行されたときに本明細書に記載の対応する機能を実行するメモリに記憶されたプログラム命令によって表され得る。別の例では、そのような構成要素のうちのいずれかの構成要素の機能性は、処理回路1101と通信サブシステム1131との間で分割され得る。別の例では、そのような構成要素のうちのいずれかの構成要素の非計算集約的機能は、ソフトウェア又はファームウェアにおいて実装され得、計算集約的機能は、ハードウェアにおいて実装され得る。
図12は、一部の実施形態によって実装される機能が仮想化され得る仮想化環境1200を示す概略的ブロック図である。これに関連して、仮想化は、ハードウェアプラットフォーム、記憶デバイス及びネットワーク資源の仮想化を含み得る装置又はデバイスの仮想バージョンの作成を意味する。本明細書では、仮想化は、ノード(たとえば、仮想化された基地局又は仮想化された無線アクセスノード)に或いはデバイス(たとえば、UE、ワイヤレスデバイス又は任意の他のタイプの通信デバイス)又はその構成要素に適用することができ、機能性の少なくとも一部分が1つ又は複数の仮想構成要素として実装される(たとえば、1つ又は複数のアプリケーション、構成要素、機能、仮想マシン又は1つ又は複数のネットワーク内の1つ又は複数の物理処理ノードで実行するコンテナを介して)実装形態に関する。
一部の実施形態では、本明細書に記載の機能の一部又はすべては、ハードウェアノード1230のうちの1つ又は複数によってホストされる1つ又は複数の仮想環境1200において実装された1つ又は複数の仮想マシンによって実行される仮想構成要素として実装され得る。さらに、仮想ノードが無線アクセスノードではない又は無線接続性(たとえば、コアネットワークノード)を必要としない実施形態では、そのとき、ネットワークノードは、完全に仮想化され得る。
本機能は、本明細書で開示される実施形態のうちのいくつかの実施形態の特徴、機能、及び/又は利益のうちのいくつかを実装するように動作可能な1つ又は複数のアプリケーション1220(ソフトウェアインスタンス、仮想アプライアンス、ネットワーク機能、仮想ノード、仮想ネットワーク機能などと別称され得る)によって実装され得る。アプリケーション1220は、処理回路1260及びメモリ1290を備えるハードウェア1230を提供する仮想化環境1200において実行される。メモリ1290は、処理回路1260によって実行可能な命令1295を含み、それにより、アプリケーション1220は、本明細書で開示される特徴、利益、及び/又は機能のうちの1つ又は複数を提供するように動作可能である。
仮想化環境1200は、民生(COTS:commercial off-the-shelf)プロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、或いはデジタル若しくはアナログハードウェア構成要素又は専用プロセッサを含む任意の他のタイプの処理回路でもよい、1セットの1つ又は複数のプロセッサ又は処理回路1260を備えた、汎用又は専用ネットワークハードウェアデバイス1230を備える。各ハードウェアデバイスは、命令1295又は処理回路1260によって実行されるソフトウェアを一時的に記憶するための非永続メモリでもよいメモリ1290-1を備え得る。各ハードウェアデバイスは、物理ネットワークインターフェース1280を含む、ネットワークインターフェースカードとしても知られる、1つ又は複数のネットワークインターフェースコントローラ(NIC:network interface controller)1270を備え得る。各ハードウェアデバイスはまた、ソフトウェア1295がそこに記憶された非一時的、永続的、マシン可読記憶媒体1290-2、及び/又は処理回路1260によって実行可能な命令を含み得る。ソフトウェア1295は、1つ又は複数の仮想化レイヤ1250(ハイパーバイザとも呼ばれる)のインスタンスを作成するためのソフトウェア、仮想マシン1240を実行するためのソフトウェア、並びに本明細書に記載のいくつかの実施形態に関連して記載された機能、特徴及び/又は利益をそれが実行することを可能にするソフトウェアを含む、任意のタイプのソフトウェアを含み得る。
仮想マシン1240は、仮想処理、仮想メモリ、仮想ネットワーキング又はインターフェース及び仮想ストレージを備え、対応する仮想化レイヤ1250又はハイパーバイザによって実行され得る。仮想アプライアンス1220のインスタンスの異なる実施形態は、仮想マシン1240のうちの1つ又は複数で実装され得、実装形態は、異なる形で行われ得る。
動作中、処理回路1260は、仮想マシンモニタ(VMM:virtual machine monitor)と時に称されることがあるハイパーバイザ又は仮想化レイヤ1250のインスタンスを作成するために、ソフトウェア1295を実行する。仮想化レイヤ1250は、仮想マシン1240にネットワーキングハードウェアのように見える仮想オペレーティングプラットフォームを示し得る。
図12に示されるように、ハードウェア1230は、一般又は特定の構成要素を有するスタンドアロンネットワークノードでもよい。ハードウェア1230は、アンテナ12225を備え得、仮想化を介していくつかの機能を実装し得る。別法として、ハードウェア1230は、多数のハードウェアノードが連携する及び、とりわけアプリケーション1220のライフサイクル管理を監督する、管理及び編成(MANO:management and orchestration)12100を介して管理される、ハードウェアのより大きなクラスタ(たとえば、データセンタ又は顧客構内機器(CPE)内など)の一部でもよい。
ハードウェアの仮想化は、いくつかの文脈では、ネットワーク機能仮想化(NFV:network function virtualization)と称される。NFVは、データセンタ及び顧客構内機器内に置かれ得る、業界標準高容量サーバハードウェア、物理スイッチ、及び物理ストレージに多数のネットワーク機器タイプを統合するために使用され得る。
NFVとの関連で、仮想マシン1240は、プログラムが物理的な非仮想化マシンで実行していたかのようにプログラムを実行する物理マシンのソフトウェア実装形態でもよい。それぞれの仮想マシン1240、及びその仮想マシンを実行するハードウェア1230のその部分は、それがその仮想マシン専用のハードウェア及び/又は他の仮想マシン1240とその仮想マシンによって共用されるハードウェアであれば、別個の仮想ネットワーク要素(VNE)を形成する。
さらにNFVに関連して、仮想ネットワーク機能(VNF:Virtual Network Function)は、ハードウェアネットワーキングインフラストラクチャ1230の最上部の1つ又は複数の仮想マシン1240において実行する特定のネットワーク機能を処理する責任を有し、図12のアプリケーション1220に対応する。
一部の実施形態では、1つ又は複数の送信器12220及び1つ又は複数の受信器12210をそれぞれ含む1つ又は複数の無線ユニット12200は、1つ又は複数のアンテナ12225に連結され得る。無線ユニット12200は、1つ又は複数の適切なネットワークインターフェースを介してハードウェアノード1230と直接通信することができ、無線アクセスノード又は基地局などの無線能力を有する仮想ノードを提供するために仮想構成要素と組み合わせて使用され得る。
一部の実施形態では、一部のシグナリングは、別法としてハードウェアノード1230と無線ユニット12200との間の通信のために使用され得る制御システム12230の使用の影響を受け得る。
図13を参照すると、一実施形態によれば、通信システムは、無線アクセスネットワークなどのアクセスネットワーク1311及びコアネットワーク1314を備える、3GPPタイプのセルラネットワークなどの通信ネットワーク1310を含む。アクセスネットワーク1311は、それぞれが対応するカバレッジエリア1313a、1313b、1313cを規定する、NB、eNB、gNB又は他のタイプのワイヤレスアクセスポイントなどの複数の基地局1312a、1312b、1312cを備える。各基地局1312a、1312b、1312cは、ワイヤード又はワイヤレス接続1315を介してコアネットワーク1314に接続可能である。カバレッジエリア1313c内に置かれた第1のUE1391は、対応する基地局1312cにワイヤレスで接続される又は対応する基地局1312cによってページングされるように設定され得る。カバレッジエリア1313a内の第2のUE1392は、対応する基地局1312aにワイヤレスに接続可能である。複数のUE1391、1392が本例では図示されているが、開示される実施形態は、唯一のUEがカバレッジエリア内にある又は唯一のUEが対応する基地局1312に接続している状況に同等に適用可能である。
通信ネットワーク1310自体は、ホストコンピュータ1330に接続され、ホストコンピュータ1330は、スタンドアロンサーバ、クラウド実装されたサーバ、分散型サーバのハードウェア及び/又はソフトウェアにおいて或いはサーバファーム内の処理資源として実施され得る。ホストコンピュータ1330は、サービスプロバイダの所有権又は制御の下にあってもよく、或いはサービスプロバイダによって又はサービスプロバイダのために動作させられ得る。通信ネットワーク1310とホストコンピュータ1330との接続1321及び1322は、コアネットワーク1314からホストコンピュータ1330に直接延びてもよく、或いはオプションの中間ネットワーク1320を介してもよい。中間ネットワーク1320は、パブリックネットワーク、プライベートネットワーク又はホスト型ネットワークのうちの1つ、又はそれらのうちの2つ以上の組合せでもよく、中間ネットワーク1320は、もしあるなら、バックボーンネットワーク又はインターネットでもよく、具体的には、中間ネットワーク1320は、2つ以上のサブネットワーク(図示せず)を備え得る。
全体としての図13の通信システムは、接続されたUE1391、1392及びホストコンピュータ1330の間の接続性を有効にする。接続性は、オーバーザトップ(OTT:over-the-top)接続1350として説明され得る。ホストコンピュータ1330及び接続されたUE1391、1392は、媒介としてアクセスネットワーク1311、コアネットワーク1314、任意の中間ネットワーク1320及び可能なさらなるインフラストラクチャ(図示せず)を使用し、OTT接続1350を介してデータ及び/又はシグナリングを通信するように設定される。OTT接続1350は、OTT接続1350が通過する参加通信デバイスはアップリンク及びダウンリンク通信のルーティングを認識しないという意味で、透過的になり得る。たとえば、基地局1312は、接続されたUE1391に転送される(たとえば、ハンドオーバされる)ことになるホストコンピュータ1330に由来するデータとの着信ダウンリンク通信の過去のルーティングに関して知らされないことがある、又は知らされる必要はない。同様に、基地局1312は、UE1391からホストコンピュータ1330に向けて始められる外向きのアップリンク通信の未来のルーティングを認識する必要はない。
前段落で論じられたUE、基地局及びホストコンピュータの一実施形態による例示的実装形態について、図14を参照して、ここで説明する。通信システム1400では、ホストコンピュータ1410は、通信システム1400の異なる通信デバイスのインターフェースとのワイヤード又はワイヤレス接続をセットアップ及び維持するように設定された通信インターフェース1416を含むハードウェア1415を備える。ホストコンピュータ1410はさらに、ストレージ及び/又は処理能力を有し得る処理回路1418を備える。具体的には、処理回路1418は、1つ又は複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、或いは命令を実行するようになされたこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。ホストコンピュータ1410はさらに、ホストコンピュータ1410に記憶された若しくはこれによってアクセス可能な及び処理回路1418によって実行可能な、ソフトウェア1411を備える。ソフトウェア1411は、ホストアプリケーション1412を含む。ホストアプリケーション1412は、UE1430及びホストコンピュータ1410で終了するOTT接続1450を介して接続するUE1430など、リモートユーザにサービスを提供するように動作可能になり得る。サービスのリモートユーザへの提供において、ホストアプリケーション1412は、OTT接続1450を使用して送信されるユーザデータを提供し得る。
通信システム1400はさらに、通信システムにおいて提供される並びにホストコンピュータ1410と及びUE1430とそれが通信することを可能にするハードウェア1425を備える、基地局1420を含む。ハードウェア1425は、通信システム1400の異なる通信デバイスのインターフェースとのワイヤード又はワイヤレス接続をセットアップ及び維持するための通信インターフェース1426、並びに基地局1420によってサービスされるカバレッジエリア(図14には図示せず)内に置かれたUE1430とのワイヤレス接続1470を少なくともセットアップ及び維持するための無線インターフェース1427を含み得る。通信インターフェース1426は、ホストコンピュータ1410への接続1460を円滑にするように設定され得る。接続1460は直接でもよく、或いは、接続1460は、通信システムのコアネットワーク(図14には図示せず)を通過及び/又は通信システム外部の1つ又は複数の中間ネットワークを通過してもよい。示された実施形態では、基地局1420のハードウェア1425はさらに、1つ又は複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、又は命令を実行するようになされたこれらの組合せ(図示せず)を備え得る、処理回路1428を含む。基地局1420はさらに、内部に記憶された又は外部接続を介してアクセス可能なソフトウェア1421を有する。
通信システム1400はさらに、すでに参照されたUE1430を含む。それのハードウェア1435は、UE1430が現在位置するカバレッジエリアにサービスする基地局とのワイヤレス接続1470をセットアップ及び維持するように設定された無線インターフェース1437を含み得る。UE1430のハードウェア1435はさらに、1つ又は複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、又は命令を実行するようになされたこれらの組合せ(図示せず)を備え得る、処理回路1438を含む。UE1430はさらに、UE1430に記憶された若しくはこれによってアクセス可能な及び処理回路1438によって実行可能なソフトウェア1431を備える。ソフトウェア1431は、クライアントアプリケーション1432を含む。クライアントアプリケーション1432は、ホストコンピュータ1410のサポートを有して、UE1430を介して人間又は非人間ユーザにサービスを提供するように動作可能になり得る。ホストコンピュータ1410では、実行中のホストアプリケーション1412は、UE1430及びホストコンピュータ1410で終了するOTT接続1450を介して実行中のクライアントアプリケーション1432と通信し得る。ユーザへのサービス提供において、クライアントアプリケーション1432は、ホストアプリケーション1412から要求データを受信し、要求データに応答してユーザデータを提供することができる。OTT接続1450は、要求データ及びユーザデータの両方を転送することができる。クライアントアプリケーション1432は、ユーザと相互作用して、それが提供するユーザデータを生成することができる。
図14に示されたホストコンピュータ1410と、基地局1420と、UE1430とは、それぞれ、図13のホストコンピュータ1330と、基地局1312a、1312b、1312cのうちの1つと、UE1391、1392のうちの1つと類似する又は同一であってもよいことに留意されたい。すなわち、これらのエンティティの内部の動きは、図14に示されるようでもよく、独立して、周囲のネットワークトポロジは、図13のそれでもよい。
図14において、OTT接続1450は、媒介デバイスの明示的参照及びこれらのデバイスを介するメッセージの正確なルーティングなしに、基地局1420を介するホストコンピュータ1410とUE1430との通信を説明するために抽象的に描かれてある。ネットワークインフラストラクチャは、ルーティングを判定することができ、それは、UE1430から若しくはサービスプロバイダオペレーティングホストコンピュータ1410から又はその両方から隠すように設定され得る。OTT接続1450がアクティブである間、ネットワークインフラストラクチャは、それがルーティングを動的に変更する判定(たとえば、ネットワークの負荷バランシング検討又は再設定に基づく)をさらに行うことができる。
UE1430と基地局1420との間のワイヤレス接続1470は、本開示を通じて説明される実施形態の教示に従う。様々な実施形態のうちの1つ又は複数は、ワイヤレス接続1470が最後のセグメントを形成する、OTT接続1450を使用してUE1430に提供されるOTTサービスのパフォーマンスを改善する。より正確には、これらの実施形態の教示は、異なるタイプのネットワークとのUEの互換性を改善し、それによってユーザの待機時間の低減又はより良好な応答性などの利益を提供してもよい。たとえば、UEは、別の方法ではUEに割り当てられる5G-S-TMSIの長さを扱うことが困難であろう、ネットワークノードに接続することができてもよい。
測定プロシージャは、1つ又は複数の実施形態が改善するモニタリングデータレート、レイテンシ及び他の要因を目的として、提供され得る。測定結果の変動に応答して、ホストコンピュータ1410とUE1430との間のOTT接続1450を再設定するためのオプションのネットワーク機能性がさらに存在し得る。測定プロシージャ及び/又はOTT接続1450を再設定するためのネットワーク機能性は、ホストコンピュータ1410のソフトウェア1411及びハードウェア1415において、又はUE1430のソフトウェア1431及びハードウェア1435において、又はその両方で実装され得る。実施形態において、センサ(図示せず)は、OTT接続1450が通過する通信デバイスにおいて又はそのような通信デバイスに関連して配備され得、センサは、上記で例示されたモニタされる数量の値を供給すること、或いはそこからソフトウェア1411、1431がモニタされる数量を計算又は推定し得る他の物理数量の値を供給することによって、測定プロシージャに参加し得る。OTT接続1450の再設定は、メッセージフォーマット、再送信設定、好ましいルーティングなどを含み得、再設定は基地局1420に影響を及ぼす必要はなく、そして、それは基地局1420に知られてなくても又は感知できなくてもよい。そのようなプロシージャ及び機能性は、当分野では知られており、実施されることがある。ある種の実施形態では、測定は、スループット、伝搬時間、レイテンシなどのホストコンピュータ1410の測定を円滑にする占有UEシグナリングを含み得る。ソフトウェア1411及び1431が、OTT接続1450を使用し、それが伝搬時間、エラーなどをモニタする間に、メッセージ、具体的には空の又は「ダミー」メッセージ、を送信させるので、測定は実装され得る。
図15は、1つの実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示す流れ図である。通信システムは、図13及び14を参照して説明されるものでもよいホストコンピュータ、基地局及びUEを含む。本開示を簡単にするために、図15のみの図面の参照が、このセクションに含まれることになる。ステップ1510において、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。ステップ1510のサブステップ1511(オプションでもよい)では、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップ1520では、ホストコンピュータは、ユーザデータをUEに運ぶ送信を開始する。ステップ1530(オプションでもよい)では、基地局が、本開示を通して説明される実施形態の教示に従って、ホストコンピュータが開始した送信において運ばれたユーザデータをUEに送信する。ステップ1540(やはりオプションでもよい)で、UEは、ホストコンピュータによって実行されるホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行する。
図16は、1つの実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示す流れ図である。通信システムは、図13及び14を参照して説明されるものでもよいホストコンピュータ、基地局及びUEを含む。本開示を簡単にするために、図16の図面の参照のみが、このセクションに含まれることになる。本方法のステップ1610において、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。オプションのサブステップ(図示せず)において、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップ1620で、ホストコンピュータは、ユーザデータをUEに運ぶ送信を開始する。送信は、本開示を通して説明される実施形態の教示によれば、基地局を通り得る。ステップ1630(オプションでもよい)で、UEは、その送信で運ばれたユーザデータを受信する。
図17は、1つの実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示す流れ図である。通信システムは、図13及び14を参照して説明されるものでもよいホストコンピュータ、基地局及びUEを含む。本開示を簡単にするために、図17の図面の参照のみが、このセクションに含まれることになる。ステップ1710(オプションでもよい)で、UEは、ホストコンピュータによって提供された入力データを受信する。追加で又は別法として、ステップ1720で、UEはユーザデータを提供する。ステップ1720のサブステップ1721(オプションでもよい)で、UEは、クライアントアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップ1710のサブステップ1711(オプションでもよい)で、UEは、ホストコンピュータによって提供される受信された入力データに反応してユーザデータを提供するクライアントアプリケーションを実行する。ユーザデータの提供において、実行されるクライアントアプリケーションは、ユーザから受信されたユーザ入力をさらに考慮し得る。ユーザデータが提供された具体的方式に関わらず、UEは、サブステップ1730(オプションでもよい)で、ユーザデータのホストコンピュータへの送信を開始する。本方法のステップ1740において、ホストコンピュータは、本開示を通して説明される実施形態の教示によれば、UEから送信されたユーザデータを受信する。
図18は、1つの実施形態による、通信システムにおいて実装された方法を示す流れ図である。通信システムは、図13及び14を参照して説明されるものでもよいホストコンピュータ、基地局及びUEを含む。本開示を簡単にするために、図18の図面の参照のみが、このセクションに含まれることになる。ステップ1810(オプションでもよい)において、本開示を通して説明される実施形態の教示に従って、基地局は、ユーザデータをUEから受信する。ステップ1820(オプションでもよい)で、基地局は、受信されたユーザデータのホストコンピュータへの送信を開始する。ステップ1830(オプションでもよい)で、ホストコンピュータは、基地局によって開始された送信で運ばれたユーザデータを受信する。
本明細書で開示される任意の適切なステップ、方法、特徴、機能、又は利益は、1つ又は複数の仮想装置の1つ又は複数の機能ユニット又はモジュールを介して実行され得る。各仮想装置は、いくつかのこれらの機能ユニットを備え得る。これらの機能ユニットは、1つ又は複数のマイクロプロセッサ又はマイクロコントローラを含み得る、処理回路、並びに、デジタル信号プロセッサ(DSP)、専用デジタルロジックなどを含み得る、他のデジタルハードウェアを介して実装され得る。処理回路は、読取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、キャッシュメモリ、フラッシュメモリデバイス、光記憶デバイスなど、1つの又はいくつかのタイプのメモリを含み得る。メモリに記憶されたプログラムコードは、1つ若しくは複数の電気通信及び/又はデータ通信プロトコルを実行するプログラム命令、並びに本明細書に記載される技術の1つ若しくは複数を実施する命令を含む。いくつかの実装形態では、処理回路は、本開示の1つ又は複数の実施形態による対応する機能をそれぞれの機能的ユニットに実施させるのに使用されてもよい。
図19は、特定の実施形態による方法を示しており、ネットワークノードがmsg3で受信することができる限界を識別子の長さが超える、ワイヤレスデバイスと関連付けられた識別子の少なくとも一部分をmsg5で送出するように決定すること(ステップ1902)と、ワイヤレスデバイスと関連付けられた識別子の一部分又はワイヤレスデバイスと関連付けられた識別子の代わりに提供される乱数値を含むmsg3を、ネットワークノードに送信すること(ステップ1904)と、ワイヤレスデバイスと関連付けられた識別子の少なくとも一部分又はワイヤレスデバイスと関連付けられた識別子全体を含むmsg5を、ネットワークノードに送信すること(ステップ1906)と、を含む。
図20は、ワイヤレスネットワーク(たとえば、図10に示されるワイヤレスネットワーク)の装置2000の概略的ブロック図を示している。装置は、ワイヤレスデバイス又はネットワークノード(たとえば、図10に示されるワイヤレスデバイス1010又はネットワークノード1060)で実装されてもよい。装置2000は、図19を参照して記載される例示の方法、及び場合によっては本明細書に開示される他の任意のプロセス又は方法を実施するように動作可能である。また、図19の方法は必ずしも装置2000のみによって実施されなくてもよいことが理解されるべきである。方法の少なくともいくつかの動作は、1つ又は複数の他のエンティティによって実施することができる。
仮想装置2000は、1つ若しくは複数のマイクロプロセッサ又はマイクロコントローラを含んでもよい、処理回路、並びにデジタル信号プロセッサ(DSP)、専用デジタル論理などを含んでもよい、他のデジタルハードウェアを備えてもよい。処理回路は、読出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ、キャッシュメモリ、フラッシュメモリデバイス、光学記憶デバイスなど、1つ又は複数のタイプのメモリを含んでもよい、メモリに記憶されたプログラムコードを実行するように設定されてもよい。いくつかの実施形態では、メモリに記憶されたプログラムコードは、1つ又は複数の電気通信及び/又はデータ通信プロトコルを実行するためのプログラム命令並びに本明細書に記載の技法のうちの1つ又は複数を実行するための命令を含む。いくつかの実装形態では、処理回路は、メッセージ設定ユニット2002、メッセージ送信ユニット2004、及び装置2000の他の任意の適切なユニットに、本開示の1つ又は複数の実施形態による対応する機能を実施させるのに使用されてもよい。
図20に示されるように、装置2000は、メッセージ設定ユニット2002とメッセージ送信ユニット2004とを含む。メッセージ設定ユニット2002は、msg3及びmsg5を設定するように設定される。たとえば、ワイヤレスデバイスと関連付けられた識別子(たとえば、5G-S-TMSI)が限界を超えている場合(たとえば、40ビット超過)、メッセージ設定ユニット2002は、識別子の少なくとも一部分を含むようにmsg5を設定する。一実施形態では、メッセージ設定ユニット2002は、識別子をmsg3及びmsg5の間で分割する。識別子をどのように分割するか(たとえば、識別子の何ビットをmsg3に設定するか、識別子の何ビットをmsg5に設定するか、並びにmsg3又はmsg5のどちらが最上位ビットを含むか)は、(たとえば、メモリに記憶された規則に基づいて)予め規定されるか、又はネットワークノードと交換されるシグナリングに基づいて決定されてもよい。メッセージ送信ユニット2004は、たとえば、RRC接続を確立又は再開するプロシージャに従って、msg3及びmsg5をメッセージ設定ユニット2002から受信し、msg3及びmsg5をネットワークノードに送信する。
ユニットという用語は、エレクトロニクス、電気デバイス、及び/又は電子デバイスの分野における従来の意味を有してもよく、たとえば、本明細書に記載されるような、それぞれのタスク、手順、計算、出力、及び/又は表示機能などを実施する、電気及び/又は電子回路、デバイス、モジュール、プロセッサ、メモリ、論理固体及び/又は離散的デバイス、コンピュータプログラム又は命令を含んでもよい。
いくつかの実施形態では、コンピュータプログラム、コンピュータプログラム製品、又はコンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータで実行されたとき、本明細書に開示する実施形態のいずれかを実施する命令を含む。さらなる例では、命令は、信号又はキャリアで伝達され、コンピュータ上で実行可能であり、実行されたとき本明細書に開示する実施形態のいずれかを実施する。
実施形態
グループA実施形態
1.ワイヤレスデバイスによって実施される方法であって、以下を含む方法:
- msg3をネットワークノードに送信することと、
- ワイヤレスデバイスと関連付けられた識別子の少なくとも一部分を含むmsg5を、ネットワークノードに送信すること。
2.実施形態1の方法、そこで、msg3が、ワイヤレスデバイスと関連付けられた識別子の別の部分を含む。
3.実施形態1の方法、そこで、識別子の全体がmsg5でネットワークノードに送信され、識別子の代わりにデータが、msg3でネットワークノードに送信される。
4.実施形態3の方法、そこで、識別子の代わりに送信されるデータが乱数値を含む。
5.前の実施形態のいずれかの方法、そこで、msg3及びmsg5がRRCメッセージである。
6.前の実施形態のいずれかの方法、そこで、msg3がRRC要求メッセージに対応し、msg5がRRCセットアップ完了メッセージに対応する。
7.前の実施形態のいずれかの方法、そこで、識別子が5G-S一時的移動加入者識別情報(5G-S-TMSI)である。
8.前の実施形態のいずれかの方法、そこで、ワイヤレスデバイスと関連付けられた識別子の長さが、ネットワークノードがmsg3で受信することができる限界を超えている。
9.以下をさらに含む、前の実施形態のいずれかの方法:
- 識別子の少なくとも一部分をmsg5で送出するように決定すること、決定は、識別子の長さが、ネットワークノードがmsg3で受信することができる限界を超えているとの判定に応答して実施される。
10.以下をさらに含む、前の実施形態のいずれかの方法:
- ネットワークノードから受信される情報に少なくとも部分的に基づいて、識別子のどの部分をmsg5に含めるかを決定すること。
11.以下をさらに含む、前の実施形態のいずれかの方法:
- ユーザデータを提供することと、
- 基地局への送信によって、ユーザデータをホストコンピュータに転送すること。
グループB実施形態
12.基地局によって実施される方法であって、以下を含む方法:
- msg3をワイヤレスデバイスから受信することと、
- ワイヤレスデバイスと関連付けられた識別子の少なくとも一部分を含むmsg5を、ワイヤレスデバイスから受信すること。
13.実施形態11の方法、そこで、msg3が、ワイヤレスデバイスと関連付けられた識別子の別の部分を含む。
14.実施形態11の方法、そこで、識別子全体がmsg5で受信され、識別子の代わりにデータがmsg3で受信される。
15.実施形態3の方法、そこで、識別子の代わりに受信されるデータが乱数値を含む。
16.前の実施形態のいずれかの方法、そこで、msg3及びmsg5がRRCメッセージである。
17.前の実施形態のいずれかの方法、そこで、msg3がRRC要求メッセージに対応し、msg5がRRCセットアップ完了メッセージに対応する。
18.前の実施形態のいずれかの方法、そこで、識別子が5G-S一時的移動加入者識別情報(5G-S-TMSI)である。
19.前の実施形態のいずれかの方法、そこで、ワイヤレスデバイスと関連付けられた識別子の長さが、ネットワークノードがmsg3で受信することができる限界を超えている。
20.以下をさらに含む、前の実施形態のいずれかの方法:
- msg3で受信した識別子の一部分とmsg5で受信した識別子の部分との組合せに基づいて、識別子を決定すること。
21.以下をさらに含む、前の実施形態のいずれかの方法:
- 識別子のどの部分をmsg5に含めるかを示す情報をワイヤレスデバイスに送出すること。
22.前の実施形態のいずれかの方法であって、受信した識別子をネットワークタスクを実施するのに使用することをさらに含む。
23.前の実施形態のいずれかの方法であって、ネットワークノードがmsg3で受信することができる識別子長さの限界を示すインジケータをワイヤレスデバイスに送出することをさらに含む。
24.以下をさらに含む、前の実施形態のいずれかの方法:
- ユーザデータを取得することと、
- ホストコンピュータ又はワイヤレスデバイスにユーザデータを転送すること。
グループC実施形態
25.ワイヤレスデバイスであって、以下を備えたワイヤレスデバイス:
- グループA実施形態のうちのいずれかの実施形態のステップのうちのいずれかのステップを実行するように設定された処理回路と、
- ワイヤレスデバイスに電力を供給するように設定された電源回路。
26.基地局であって、以下を備えた基地局:
- グループB実施形態のうちのいずれかの実施形態のステップのうちのいずれかのステップを実行するように設定された処理回路と、
- ワイヤレスデバイスに電力を供給するように設定された電源回路。
27.ユーザ機器(UE)であって、以下を備えたUE:
- ワイヤレス信号を送る及び受信するように設定されたアンテナと、
- アンテナに及び処理回路に接続されており、アンテナと処理回路との間で通信される信号を調節するように設定された無線フロントエンド回路と、
- グループA実施形態のうちのいずれかの実施形態のステップのうちのいずれかのステップを実行するように設定された処理回路と、
- 処理回路に接続されており、UEへの情報の入力が処理回路によって処理されることを可能にするように設定された入力インターフェースと、
- 処理回路に接続されており、処理回路によって処理されたUEからの情報を出力するように設定された出力インターフェースと、
- 処理回路に接続されており、UEに電力を供給するように設定されたバッテリ。
28.コンピュータプログラムであって、コンピュータプログラムが、コンピュータで実行されたときにグループA実施形態のいずれかのステップのいずれかを実施する命令を含む。
29.コンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品であって、コンピュータプログラムが、コンピュータで実行されたときにグループA実施形態のいずれかのステップのいずれかを実施する命令を含む。
30.コンピュータプログラムを含む非一時的コンピュータ可読記憶媒体又はキャリアであって、コンピュータプログラムが、コンピュータで実行されたときにグループA実施形態のいずれかのステップのいずれかを実施する命令を含む。
31.コンピュータプログラムであって、コンピュータプログラムが、コンピュータで実行されたときにグループB実施形態のいずれかのステップのいずれかを実施する命令を含む。
32.コンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品であって、コンピュータプログラムが、コンピュータで実行されたときにグループB実施形態のいずれかのステップのいずれかを実施する命令を含む。
33.コンピュータプログラムを含む非一時的コンピュータ可読記憶媒体又はキャリアであって、コンピュータプログラムが、コンピュータで実行されたときにグループB実施形態のいずれかのステップのいずれかを実施する命令を含む。
34.以下を備えたホストコンピュータを含む通信システム:
- ユーザデータを提供するように設定された処理回路と、
- ユーザ機器(UE)への送信のためにセルラネットワークにユーザデータを転送するように設定された通信インターフェース、
- そこで、セルラネットワークは、無線インターフェース及び処理回路を有する基地局を備え、基地局の処理回路は、グループB実施形態のうちのいずれかの実施形態のステップのうちのいずれかのステップを実行するように設定されている。
35.基地局をさらに含む、前の実施形態の通信システム。
36.さらにUEを含む、前の2つの実施形態の通信システム、そこで、UEは基地局と通信するように設定される。
37.前の3つの実施形態の通信システム、そこで:
- ホストコンピュータの処理回路は、ホストアプリケーションを実行するように設定され、それによってユーザデータを提供する、そして、
- UEは、ホストアプリケーションと関連するクライアントアプリケーションを実行するように設定された処理回路を備える。
38.ホストコンピュータ、基地局及びユーザ機器(UE)を含む通信システムにおいて実装される方法であって、以下を含む方法:
- ホストコンピュータにおいて、ユーザデータを提供することと、
- ホストコンピュータにおいて、基地局を備えたセルラネットワークを介してUEにユーザデータを運ぶ送信を開始すること、そこで、基地局は、グループB実施形態のうちのいずれかの実施形態のステップのうちのいずれかのステップを実行する。
39.基地局において、ユーザデータを送信することをさらに含む、前の実施形態の方法。
40.前の2つの実施形態の方法、そこで、ユーザデータは、ホストアプリケーションを実行することによってホストコンピュータにおいて提供され、本方法は、UEにおいて、ホストアプリケーションと関連するクライアントアプリケーションを実行することをさらに含む。
41.基地局と通信するように設定されたユーザ機器(UE)であって、前の3つの実施形態を実行するように設定された無線インターフェース及び処理回路を備えたUE。
42.以下を備えた、ホストコンピュータを含む通信システム:
- ユーザデータを提供するように設定された処理回路と、
- ユーザ機器(UE)への送信のためにセルラネットワークにユーザデータを転送するように設定された通信インターフェース、
- そこで、UEは、無線インターフェース及び処理回路を備え、UEの構成要素は、グループA実施形態のうちのいずれかの実施形態のステップのうちのいずれかのステップを実行するように設定される。
43.前の実施形態の通信システム、そこで、セルラネットワークは、UEと通信するように設定された基地局をさらに含む。
44.前の2つの実施形態の通信システム、そこで:
- ホストコンピュータの処理回路は、ホストアプリケーションを実行するように設定され、それによってユーザデータを提供する、そして、
- UEの処理回路は、ホストアプリケーションと関連するクライアントアプリケーションを実行するように設定される。
45.ホストコンピュータ、基地局及びユーザ機器(UE)を含む通信システムにおいて実装される方法であって、以下を含む方法:
- ホストコンピュータにおいて、ユーザデータを提供することと、
- ホストコンピュータにおいて、基地局を備えたセルラネットワークを介してUEにユーザデータを運ぶ送信を開始すること、そこで、UEは、グループA実施形態のうちのいずれかの実施形態のステップのうちのいずれかのステップを実行する。
46.UEにおいて、基地局からユーザデータを受信することをさらに含む、前の実施形態の方法。
47.以下を備えたホストコンピュータを含む通信システム:
- ユーザ機器(UE)から基地局への送信に由来するユーザデータを受信するように設定された通信インターフェース、
- そこで、UEは、無線インターフェース及び処理回路を備え、UEの処理回路は、グループA実施形態のうちのいずれかの実施形態のステップのうちのいずれかのステップを実行するように設定される。
48.UEをさらに含む、前の実施形態の通信システム。
49.基地局をさらに含む、前の2つの実施形態の通信システムであって、そこで、基地局は、UEと通信するように設定された無線インターフェースと、UEから基地局への送信によって運ばれたユーザデータをホストコンピュータに転送するように設定された通信インターフェースとを含む。
50.前の3つの実施形態の通信システム、そこで:
- ホストコンピュータの処理回路は、ホストアプリケーションを実行するように設定され、そして、
- UEの処理回路は、ホストアプリケーションと関連するクライアントアプリケーションを実行するように設定され、それによってユーザデータを提供する。
51.前の4つの実施形態の通信システム、そこで:
- ホストコンピュータの処理回路は、ホストアプリケーションを実行するように設定され、それによって要求データを提供し、そして、
- UEの処理回路は、ホストアプリケーションと関連するクライアントアプリケーションを実行するように設定され、それによって要求データに応答してユーザデータを提供する。
52.ホストコンピュータ、基地局及びユーザ機器(UE)を含む通信システムにおいて実装される方法であって、以下を含む方法:
- ホストコンピュータにおいて、UEから基地局に送信されるユーザデータを受信すること、そこで、UEは、グループA実施形態のうちのいずれかの実施形態のステップのうちのいずれかのステップを実行する。
53.UEにおいて、基地局にユーザデータを提供することをさらに含む、前の実施形態の方法。
54.以下をさらに含む、前の2つの実施形態の方法:
- UEにおいて、クライアントアプリケーションを実行し、それによって送信されることになるユーザデータを提供することと、
- ホストコンピュータにおいて、クライアントアプリケーションと関連するホストアプリケーションを実行すること。
55.以下をさらに含む、前の3つの実施形態の方法:
- UEにおいて、クライアントアプリケーションを実行することと、
- UEにおいて、クライアントアプリケーションへの入力データを受信することであり、入力データは、クライアントアプリケーションと関連するホストアプリケーションを実行することによって、ホストコンピュータにおいて提供される、こと、
- そこで、送信されることになるユーザデータは、入力データに応答して、クライアントアプリケーションによって提供される。
56.ユーザ機器(UE)から基地局への送信に由来するユーザデータを受信するように設定された通信インターフェースを備えたホストコンピュータを含む通信システム、そこで、基地局は、無線インターフェース及び処理回路を備え、基地局の処理回路は、グループB実施形態のうちのいずれかの実施形態のステップのうちのいずれかのステップを実行するように設定される。
57.基地局をさらに含む、前の実施形態の通信システム。
58.UEをさらに含む、前の2つの実施形態の通信システム、そこで、UEは、基地局と通信するように設定される。
59.前の3つの実施形態の通信システム、そこで:
- ホストコンピュータの処理回路は、ホストアプリケーションを実行するように設定され、
- UEは、ホストアプリケーションと関連するクライアントアプリケーションを実行するように設定され、それによって、ホストコンピュータによって受信されることになるユーザデータを提供する。
60.ホストコンピュータ、基地局及びユーザ機器(UE)を含む通信システムにおいて実装される方法であって、以下を含む方法:
- ホストコンピュータにおいて、基地局がUEから受信した送信に由来するユーザデータを基地局から受信すること、そこで、UEは、グループA実施形態のうちのいずれかの実施形態のステップのうちのいずれかのステップを実行する。
61.基地局において、UEからユーザデータを受信することをさらに含む、前の実施形態の方法。
62.基地局において、受信されたユーザデータのホストコンピュータへの送信を開始することをさらに含む、前の2つの実施形態の方法。
付表
3GPP TSG-RAN WG2 #102 Tdoc R2-1806847
韓国、釜山、2018年5月21日~25日
議題項目:9.7.2
ソース:エリクソン
タイトル:5G-S-TMSIの分割
文書の目的:議論、決議
序論
Ran2#101bis(Sanya)において、msg3の限定されたサイズを所与として、5G-S-TMSIの増加した長さをどのように扱うかについて議論がなされた。msg5の後まで、CNによって提供される識別子(5G-S-TMSIなど)を得ることはさほど重要ではないので、オフライン会議[1]後、以下の合意に達することができた。
Figure 0007198837000001
この前に、SA2は、5G-S-TMSIの長さが48ビットになることを検証した[2]。
この寄与によって5G-S-TMSIの分割に対処する。
議論
5G-S-TMSIは、次式に従う他の一連の識別子から構築される。
<5G-S-TMSI>:=<AMFセットID><AMFポインタ><5G-TMSI>
3GPP TS 23.003では、次のように記載されている。
5G-TMSIは32ビット長さとする。
AMF領域IDは16ビット長さとする。
AMFセットIDは4ビット長さとする。
AMFポインタは4ビット長さとする。
しかしながら、これは、48ビットの5G-S-TMSIの基礎となるものではなく、代わりに、トリガされたLSが[3]に記載されており、以下を含む提案である。
AMFセットID -12ビット
AMFポインタ -4ビット
5G-TMSI -32ビット
獲得すべきASコンテキストがないとき、セットアップ要求において識別子をmsg3に含める重要な態様は、主に、衝突を回避すること、すなわち競合解消の目的である。[4]では、msg3の識別子が、乱数値又は5G-S-TMSIの部分のどちらかであり得ることを記載した。
5G-S-TMSIの分割は競合解消の観点から考慮されるので、msg3の40ビットフィールドを維持することを提案する。このことは、40ビット識別子に基づいてすでに計算されているので、競合解消のためにMAC CEに対して何も変更する必要がないことを意味する。
提案1 競合解消のためにMAC CEを変更する必要を回避するため、msg3の40ビット識別子を保持することを提案する。
次に対処する問題は、どの40ビットをmsg3に含めるべきか、またどのビットをmsg5に残すべきかである。
以下は、MME及びAMEの両方を含むGUTIを示す、[3]から取った比較図である。以下の図では、5G-TMSI及びM-TMSIは、同じ長さのものであり、AMF/MMEによって割り当てられる。それらに加えて、MMEコード及びAMFポインタ、並びに場合によってはAMFセットIDの部分がある。
Figure 0007198837000002
MMEコードは、恐らくは非常に多くのUEのものに対して同じなので、競合解消の成功には多くは寄与しない可能性が最も高い。競合の成功の観点から、msg3に重要なのは5G-TMSI及びM-TMSIである。
提案2 5G-TMSIはmsg3の40ビットの一部であるべきである。
NG-RANノード(ng-eNB、gNB)は、msg5の後まで、いずれかの情報をコアネットワークへと送る必要がないので、msg5までAMF情報を含める必要は特にない。NG-RANノードはいずれにしてもこれを利用しない。しかしながら、40ビットに保持するため、以下の提案の1つに従うことを提案する。
a)AMFポインタ+AMFセットIDの4つの最下位ビットをmsg3に含める。
b)5G-TMSI+8ビット乱数値をmsg3に含める。
上述の選択肢b)は、競合解消を改善するという利点を有し、選択肢a)は、msg5で転送するのは8ビット少ないビットになるという利点を有する。
既存のフィールドを分割しないため、また新しい(部分)フィールドを規定するため、上述のb)に従い、5G-TMSIに加えて8ビットの乱数列をmsg3に追加することを提案する。
提案3 32ビットの5G-TMSI+8ビットの乱数列をmsg3で送信して、競合解消のためにUEを識別する。
提案4 AMFポインタ及びAMFセットIDをmsg5で送信する。
一部のノーマルテキスト(ボディテキスト)。Alt-Bを押すことによってこのスタイルを割り当てる。
提案5 自動ナンバリングを用いた提案。Alt-Pを押すことによってこのタイプを割り当てる。すべての提案のリストは結論のセクションに見出すことができる。
観察1 自動ナンバリングを用いた観察。Alt-Oを押すことによってこのタイプを割り当てる。すべての観察のリストは結論のセクションに見出すことができる。
結論
セクション0で、以下の観察を行った。
観察1 自動ナンバリングを用いた観察。Alt-Oを押すことによってこのタイプを割り当てる。すべての観察のリストは結論のセクションに見出すことができる。
観察2 別の観察。
セクション0の議論に基づいて、以下を提案する。
提案1 競合解消のためにMAC CEを変更する必要を回避するため、msg3の40ビット識別子を保持することを提案する。
提案2 5G-TMSIはmsg3の40ビットの一部であるべきである。
提案3 32ビットの5G-TMSI+8ビットの乱数列をmsg3で送信して、競合解消のためにUEを識別する。
提案4 AMFポインタ及びAMFセットIDをmsg5で送信する。
提案5 自動ナンバリングを用いた提案。Alt-Pを押すことによってこのタイプを割り当てる。すべての提案のリストは結論のセクションに見出すことができる。
参考文献
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[4] R2-1804858, Impact from 48 bit 5G-S-TMSI (LTE and NR),3GPP TSG-RAN WG2 #101-Bis, Sanya, P.R. of China,16th-20th April 2018
略語
以下の略語の少なくとも一部が本開示で使用されることがある。略語の間に不一致がある場合、上記でどのように使用されているかを優先するものとする。以下で複数回列挙されている場合、最初の列挙をその後の列挙よりも優先するものとする。
1×RTT CDMA2000 1×無線送信技術
3GPP 第3世代パートナーシッププロジェクト
5G 第5世代
ABS オールモストブランクサブフレーム
ARQ 自動再送要求
AWGN 加算性白色ガウス雑音
BCCH ブロードキャスト制御チャネル
BCH ブロードキャストチャネル
CA キャリアアグリゲーション
CC キャリアコンポーネント
CCCH SDU 共通制御チャネルSDU
CDMA 符号分割多重化アクセス
CGI セルグローバル識別子
CIR チャネルインパルス応答
CP サイクリックプレフィックス
CPICH 共通パイロットチャネル
CPICH Ec/No CPICHのチップ当たり受信エネルギーをバンドの電力密度で割ったもの
CQI チャネル品質情報
C-RNTI セルRNTI
CSI チャネル状態情報
DCCH 専用制御チャネル
DL ダウンリンク
DM 復調
DMRS 復調用参照信号
DRX 間欠受信
DTX 間欠送信
DTCH 専用トラフィックチャネル
DUT 被試験デバイス
E-CID 拡張セルID(測位方法)
E-SMLC エボルブドサービングモバイルロケーションセンタ
ECGI エボルブドCGI
eNB E-UTRANノードB
ePDCCH 拡張物理ダウンリンク制御チャネル
E-SMLC エボルブドサービングモバイルロケーションセンタ
E-UTRA エボルブドUTRA
E-UTRAN エボルブドUTRAN
FDD 周波数分割複信
FFS 追試験
GERAN GSM EDGE無線アクセスネットワーク
gNB NRの基地局
GNSS 全地球航法衛星システム
GSM モバイル通信用グローバルシステム
HARQ ハイブリッド自動再送要求
HO ハンドオーバ
HSPA 高速パケットアクセス
HRPD 高速パケットデータ
LOS 見通し線
LPP LTE測位プロトコル
LTE ロングタームエボリューション
MAC 媒体アクセス制御
MBMS マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス
MBSFN マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス単一周波数ネットワーク
MBSFN ABS MBSFNオールモストブランクサブフレーム
MDT ドライブ試験の最小化
MIB マスタ情報ブロック
MME モビリティ管理エンティティ
MSC 移動交換局
NPDCCH 狭帯域物理ダウンリンク制御チャネル
NR 新無線
OCNG OFDMAチャネル雑音発生器
OFDM 直交周波数分割多重
OFDMA 直交周波数分割多元接続
OSS 動作サポートシステム
OTDOA 観察される到達時間差
O&M 動作及びメンテナンス
PBCH 物理ブロードキャストチャネル
P-CCPCH プライマリ共通制御物理チャネル
PCell プライマリセル
PCFICH 物理制御フォーマットインジケータチャネル
PDCCH 物理ダウンリンク制御チャネル
PDP プロファイル遅延プロファイル
PDSCH 物理ダウンリンク共有チャネル
PGW パケットゲートウェイ
PHICH 物理ハイブリッドARQインジケータチャネル
PLMN 公衆携帯電話網
PMI プリコーダマトリクスインジケータ
PRACH 物理ランダムアクセスチャネル
PRS 測位参照信号
PSS プライマリ同期信号
PUCCH 物理アップリンク制御チャネル
PUSCH 物理アップリンク共有チャネル
RACH ランダムアクセスチャネル
QAM 直角位相振幅変調
RAN 無線アクセスネットワーク
RAT 無線アクセス技術
RLM 無線リンク管理
RNC 無線ネットワークコントローラ
RNTI 無線ネットワーク一時識別子
RRC 無線リソース制御
RRM 無線リソース管理
RS 参照信号
RSCP 受信信号コード電力
RSRP 参照シンボル受信電力又は参照信号受信電力
RSRQ 参照信号受信品質又は参照シンボル受信品質
RSSI 受信信号強度インジケータ
RSTD 参照信号時間差
SCH 同期チャネル
SCell セカンダリセル
SDU サービスデータユニット
SFN システムフレーム番号
SGW サービングゲートウェイ
SI システム情報
SIB システム情報ブロック
SNR 信号雑音比
SON 自己最適化ネットワーク
SS 同期信号
SSS セカンダリ同期信号
TDD 時分割複信
TDOA 到達時間差
TOA 到達時間
TSS ターシャリ同期信号
TTI 送信時間間隔
UE ユーザ機器
UL アップリンク
UMTS Universal Mobile Telecommunication System
USIM ユニバーサル加入者識別モジュール
UTDOA アップリンク到達時間差
UTRA ユニバーサル地上無線アクセス
UTRAN ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク
WCDMA 広帯域CDMA
WLAN ワイドローカルエリアネットワーク

Claims (24)

  1. ワイヤレスネットワーク(1006)におけるワイヤレスデバイス(1010)の動作方法であって、
    前記ワイヤレスデバイスと関連付けられた識別子の第1の部分を含む第1のメッセージをネットワークノード(1060)に送信すること(425)と、
    前記第1のメッセージを送信した後、前記ワイヤレスデバイスと関連付けられた前記識別子の第2の部分を含む第2のメッセージを、前記ネットワークノードに送信すること(425)と、を含み、
    前記ワイヤレスデバイスと関連付けられた前記識別子は、5G-S一時移動体加入者識別情報(5G-S-TMSI)であり、前記第1の部分と前記第2の部分とからなり、
    前記ワイヤレスデバイスと関連付けられた前記識別子の前記第2の部分が、アクセス及びモビリティ管理(AMF)識別子(ID)を含む、方法。
  2. 前記第1のメッセージが、前記ワイヤレスデバイスと関連付けられた前記識別子の前記第1の部分と、競合解消を最適化する無作為のビット数(320)とを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記AMF IDがAMFセット識別情報とAMFポインタとを含む、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記第1のメッセージを送信することが、前記ワイヤレスデバイスと関連付けられた前記識別子の第1の所定のビット数を前記第1のメッセージで送信することを含み、前記第2のメッセージを送信することが、前記ワイヤレスデバイスと関連付けられた前記識別子の第2の所定のビット数を前記第2のメッセージで送信することを含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記ワイヤレスデバイスと関連付けられた前記識別子の長さが、前記第1のメッセージの送信に関して受信したグラントによって決定される限界を超えたことに応答して、前記ワイヤレスデバイスと関連付けられた前記識別子を前記第1のメッセージと前記第2のメッセージとの間で分割すること(420)をさらに含む、請求項1からのいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記第1のメッセージ及び前記第2のメッセージが無線リソース制御(RRC)メッセージである、請求項1からのいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記第1のメッセージがメッセージ3であり、前記方法が、メッセージ4の前に前記第2のメッセージを送信することをさらに含む、請求項1からのいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記第1のメッセージがメッセージ3であり、前記第2のメッセージがメッセージ5である、請求項1からのいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記メッセージ3がRRC要求メッセージに対応し、前記メッセージ5がRRCセットアップ完了メッセージに対応する、請求項に記載の方法。
  10. ワイヤレスネットワーク(1006)で動作するように設定されたワイヤレスデバイス(1010)であって、
    前記ワイヤレスデバイスと関連付けられた識別子の第1の部分を含む第1のメッセージをネットワークノード(1060)に送信し(425)、
    前記第1のメッセージを送信した後、前記ワイヤレスデバイスと関連付けられた前記識別子の第2の部分を含む第2のメッセージを、前記ネットワークノードに送信する(425)ように適合され、
    前記ワイヤレスデバイスと関連付けられた前記識別子は、5G-S一時移動体加入者識別情報(5G-S-TMSI)であり、前記第1の部分と前記第2の部分とからなり、
    前記ワイヤレスデバイスと関連付けられた前記識別子の前記第2の部分が、アクセス及びモビリティ管理(AMF)識別子(ID)を含む、ワイヤレスデバイス(1010)。
  11. ワイヤレスネットワーク(1006)で動作するように設定されたワイヤレスデバイス(1010)であって、
    処理回路(1020)と、
    前記処理回路に結合され、命令が記憶された、デバイス可読媒体(1030)とを備え、前記命令が前記処理回路によって実行可能であり、前記処理回路に、
    前記ワイヤレスデバイスと関連付けられた識別子の第1の部分を含む第1のメッセージをネットワークノード(1060)に送信させ(425)、
    前記第1のメッセージの送信の後、前記ワイヤレスデバイスと関連付けられた前記識別子の第2の部分を含む第2のメッセージを、前記ネットワークノードに送信させ(425)、
    前記ワイヤレスデバイスと関連付けられた前記識別子は、5G-S一時移動体加入者識別情報(5G-S-TMSI)であり、前記第1の部分と前記第2の部分とからなり、
    前記ワイヤレスデバイスと関連付けられた前記識別子の前記第2の部分が、アクセス及びモビリティ管理(AMF)識別子(ID)を含む、ワイヤレスデバイス(1010)。
  12. ワイヤレスデバイス(1010)の処理回路(1020)によって実行可能なプログラムコードを含む非一時的デバイス可読記憶媒体を備える、コンピュータプログラム製品であって、前記プログラムコードを前記処理回路が実行することによって、前記ワイヤレスデバイスが、
    前記ワイヤレスデバイスと関連付けられた識別子の第1の部分を含む第1のメッセージをネットワークノード(1060)に送信し(425)、
    前記第1のメッセージを送信した後、前記ワイヤレスデバイスと関連付けられた前記識別子の第2の部分を含む第2のメッセージを、前記ネットワークノードに送信し(425)、
    前記ワイヤレスデバイスと関連付けられた前記識別子は、5G-S一時移動体加入者識別情報(5G-S-TMSI)であり、前記第1の部分と前記第2の部分とからなり、
    前記ワイヤレスデバイスと関連付けられた前記識別子の前記第2の部分が、アクセス及びモビリティ管理(AMF)識別子(ID)を含む、コンピュータプログラム製品。
  13. ワイヤレスネットワーク(1006)におけるネットワークノード(1060)の動作方法であって、
    ワイヤレスデバイスと関連付けられた識別子の第1の部分を含む第1のメッセージを前記ワイヤレスデバイス(1010)から受信すること(425)と、
    前記第1のメッセージを受信した後、前記ワイヤレスデバイスと関連付けられた前記識別子の第2の部分を含む第2のメッセージを、前記ワイヤレスデバイス(1010)から受信すること(425)と、を含み、
    前記ワイヤレスデバイスと関連付けられた前記識別子は、5G-S一時移動体加入者識別情報(5G-S-TMSI)であり、前記第1の部分と前記第2の部分とからなり、
    前記ワイヤレスデバイスと関連付けられた前記識別子の前記第2の部分が、アクセス及びモビリティ管理(AMF)識別子(ID)を含む、方法。
  14. 前記第1のメッセージが、前記ワイヤレスデバイスと関連付けられた前記識別子の前記第1の部分と、競合解消を最適化する無作為のビット数(320)とを含む、請求項13に記載の方法。
  15. 前記AMF IDがAMFセット識別情報とAMFポインタとを含む、請求項13又は14に記載の方法。
  16. 前記第1のメッセージを受信することが、前記ワイヤレスデバイスと関連付けられた前記識別子の第1の所定のビット数を前記第1のメッセージで受信することを含み、前記第2のメッセージを受信することが、前記ワイヤレスデバイスと関連付けられた前記識別子の第2の所定のビット数を前記第2のメッセージで受信することを含む、請求項13から15のいずれか一項に記載の方法。
  17. 前記ワイヤレスデバイスと関連付けられた前記識別子の長さが、前記ネットワークノードが前記第1のメッセージで受信することができる限界を超えたことに応答して、前記ワイヤレスデバイスと関連付けられた前記識別子を前記第1のメッセージと前記第2のメッセージとの間で分割すること(420)をさらに含む、請求項13から16のいずれか一項に記載の方法。
  18. 前記第1のメッセージ及び前記第2のメッセージが無線リソース制御(RRC)メッセージである、請求項13から17のいずれか一項に記載の方法。
  19. 前記第1のメッセージがメッセージ3であり、前記方法が、メッセージ4の前に前記第2のメッセージを受信することをさらに含む、請求項13から18のいずれか一項に記載の方法。
  20. 前記第1のメッセージがメッセージ3であり、前記第2のメッセージがメッセージ5である、請求項13から18のいずれか一項に記載の方法。
  21. 前記メッセージ3がRRC要求メッセージに対応し、前記メッセージ5がRRCセットアップ完了メッセージに対応する、請求項20に記載の方法。
  22. ワイヤレスネットワーク(1006)で動作するように設定されたネットワークノード(1060)であって、
    ワイヤレスデバイスと関連付けられた識別子の第1の部分を含む第1のメッセージを前記ワイヤレスデバイス(1010)から受信し、
    前記第1のメッセージを受信した後、前記ワイヤレスデバイスと関連付けられた前記識別子の第2の部分を含む第2のメッセージを、前記ワイヤレスデバイス(1010)から受信するように適合され、
    前記ワイヤレスデバイスと関連付けられた前記識別子は、5G-S一時移動体加入者識別情報(5G-S-TMSI)であり、前記第1の部分と前記第2の部分とからなり、
    前記ワイヤレスデバイスと関連付けられた前記識別子の前記第2の部分が、アクセス及びモビリティ管理(AMF)識別子(ID)を含む、ネットワークノード(1060)。
  23. ワイヤレスネットワーク(1006)で動作するように設定されたネットワークノード(1060)であって、
    処理回路(1070)と、
    前記処理回路に結合され、命令が記憶された、デバイス可読媒体(1080)とを備え、前記命令が前記処理回路によって実行可能であり、前記処理回路に、
    ワイヤレスデバイスと関連付けられた識別子の第1の部分を含む第1のメッセージを前記ワイヤレスデバイスから受信させ(425)、
    前記第1のメッセージの受信の後、前記ワイヤレスデバイスと関連付けられた前記識別子の第2の部分を含む第2のメッセージを、前記ワイヤレスデバイスから受信させ(425)、
    前記ワイヤレスデバイスと関連付けられた前記識別子は、5G-S一時移動体加入者識別情報(5G-S-TMSI)であり、前記第1の部分と前記第2の部分とからなり、
    前記ワイヤレスデバイスと関連付けられた前記識別子の前記第2の部分が、アクセス及びモビリティ管理(AMF)識別子(ID)を含む、ネットワークノード(1060)。
  24. ネットワークノード(1060)の処理回路(1070)によって実行可能なプログラムコードを含む非一時的デバイス可読記憶媒体を備える、コンピュータプログラム製品であって、前記プログラムコードを前記処理回路が実行することによって、前記ネットワークノードが、
    ワイヤレスデバイスと関連付けられた識別子の第1の部分を含む第1のメッセージを前記ワイヤレスデバイスから受信し(425)、
    前記第1のメッセージを受信した後、前記ワイヤレスデバイスと関連付けられた前記識別子の第2の部分を含む第2のメッセージを、前記ワイヤレスデバイスから受信し、(425)、
    前記ワイヤレスデバイスと関連付けられた前記識別子は、5G-S一時移動体加入者識別情報(5G-S-TMSI)であり、前記第1の部分と前記第2の部分とからなり、
    前記ワイヤレスデバイスと関連付けられた前記識別子の前記第2の部分が、アクセス及びモビリティ管理(AMF)識別子(ID)を含む、コンピュータプログラム製品。
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