JP7197863B2 - 固相拡散接合方法 - Google Patents

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Description

本発明は、金属材と溶加材とを固相拡散させて接合する固相拡散接合方法に関する。
複数の金属材の面接合技術として、クラッド圧延がある。クラッド圧延は複数の金属材を圧延ロールに圧下して材料を圧着させる技術であり、熱間や冷間でクラッド圧延が行われる。クラッド圧延では、圧着面の変形により酸化被膜が破壊されるため、アルミニウム合金等の表面に酸化被膜が形成されやすい材料であっても良好な圧着面を得ることができる。
このようなクラッド圧延で圧着を行う場合、酸化被膜を確実に破壊するために圧下率を高くする必要があり、複数回の圧延が必要となることもある。このため、複数の金属材の間に中間層を配置し中間層一部液相化して圧延することにより圧下率を低減させる技術が提案されている(特許文献1)。
国際公開第2013/065160号公報
これらの技術は、平坦な板の接合しか行うことができず、接合体も必然的に板状となるため、自動車部品のプレス成型品など三次元形状を有する部材の接合に用いることができない。
ところで、さまざまな形状を有する部材を面接合する技術として、ろう付け接合や固相拡散接合の適用が考えられる。ろう付けは、接合面全体に満遍なくろう材を広げる必要があるため施工が難しく、更に専用のろう材や熱処理炉の準備が必要となる。また、固相拡散接合技術は、アルミニウム合金のような酸化被膜が形成されやすい金属材料においては、酸化被膜が拡散による原子の移動をブロックするため適用できなかった。
そこで本発明は、接合する金属材形状に自由度があり、強固な酸化被膜を有する金属材料であっても良好な接合を行うことができる固相拡散接合方法を提供することを目的とする。
本発明は下記の構成からなる。
金属材と溶加材とを相互に固相拡散させて接合する固相拡散接合方法であって、
前記金属材及び前記溶加材よりも融点の高い素材からなる治具に形成された流路内に、前記金属材の被接合面を露出させて配置する工程と、
前記溶加材の溶湯を前記流路内に噴射して、前記溶加材の液滴を生成する工程と、
前記液滴が前記流路内で冷却されて凝固した微粒子を前記被接合面に衝突させ、前記被接合面に新生面を形成する工程と、
前記新生面の形成後、酸化被膜が形成される前に、前記溶加材の溶湯によって前記新生面を前記金属材で覆う工程と、
前記流路内の溶湯を固相拡散接合温度に保持したまま加圧して、前記新生面と前記溶加材とを固相拡散接合させる工程と、
を有する固相拡散接合方法。
本発明によれば、金属板材のような平坦な部材のみでなくプレス成型品など加工を行った部材も接合することができるため、接合部材の選択に自由度があり、強固な酸化被膜を有する金属材料であっても良好な接合を行うことができる
第1構成例の接合体を形成する治具の要部を示す概略斜視図である。 図1のA1-O-A2線で切断した治具の部分断面斜視図である。 図1に示す治具のA1-O-A2線の断面であり、溶加材を充填用空間に供給した様子を示す説明図である。 (A)は治具へ溶加材を充填する前の状態を示す説明図であり、(B)は治具へ溶加材を充填する場合の状態を示す説明図である。 基材と溶加材とが接合された接合体の斜視図である。 (A)~(E)は、基材と流路形成ブロックとの間に形成された充填用空間に溶加材の溶湯を充填し、溶湯が凝固するまでの様子を模式的に示す工程説明図である。 第2構成例の接合体を形成する治具の要部を示す概略斜視図である。 図7のB-B線で切断した治具の部分断面斜視図である。 図9は図7のC-C線で切断した治具の部分断面斜視図である。 第3構成例の接合体を形成する治具の要部を示す概略斜視図である。 図11は図10のD-D線で切断した治具の部分断面斜視図である。 図10のE-E線で切断した治具の部分断面斜視図である。 図10の上側の基材(金属材)を除去した状態の治具を示す概略斜視図である。 基材(金属材)と溶加材とを固体拡散接合させた接合体の断面を示す顕微鏡写真である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
<固相拡散接合方法の基本手順>
以下に説明する金属材の固相拡散接合方法は、金属材と溶加材とを簡単に固相拡散接合する方法であって、基本的に以下の工程(1)~(5)を有する。
(1)流路内に金属材の被接合面を露出させて配置する工程
(2)流路内に溶加材の液滴を生成する工程
(3)液滴が凝固した微粒子を被接合面に衝突させ、被接合面に新生面を形成する工程
(4)新生面の形成後、酸化被膜が形成される前に、溶加材の溶湯によって新生面を覆う工程
(5)流路内の溶湯を固相拡散接合温度に保持したまま加圧して、新生面と溶加材とを固相拡散接合させる工程
ここでいう流路とは、金属材及び溶加材よりも融点の高い素材からなる治具に形成される流路であり、治具に形成された空洞や、治具に形成された溝と金属材とで画成される空間である。治具の形状は任意であり、金属材の形状と被接合面に応じて適宜な形態のものが使用される。治具の流路内に溶加材の溶湯が供給される。
溶加材の溶湯を治具の流路内に供給する際、溶湯を流路内に噴射して供給する。すると、流路内には溶加材の液滴が生成される。生成された液滴は、溶湯よりも先行して流路内を流れ進む。液滴は、流路内で抜熱されながら進み、流路内で凝固して多数の微粒子となる。微粒子は、流路内に露出する金属材の被接合面に衝突し、被接合面の表層を削り取る。被接合面には、表層が削り取られた新生面が形成される。
この新生面の形成後、酸化被膜が形成される前に、液滴に続いて後から流れ着く溶加材の溶湯が、流路内の金属材の新生面を覆う。そして、流路内の溶湯を固相拡散接合温度に保持したまま加圧する。これにより、新生面と溶加材との固相拡散接合が行われる。
上記の手順によれば、金属材の表面が溶融することや、金属材の表面を予め下処理をすることなく、溶加材の溶湯を流路に噴射するだけで金属材と溶加材との固相拡散接合が行える。また、金属材の被接合面が複雑な形状を有していても、その形状に倣って新生面を形成し、溶湯で覆うだけで済み、接合処理が煩雑にならない。このため、接合部材の選択の自由度を高められる。さらに、充填用空間の溶加材の溶湯を固相接合温度に保持したまま加圧することで、金属材の新生面と溶加材との界面で固相拡散が進行し、双方の材料が高強度に接合される。その後、治具を金属材から離別させることで、金属材と溶加材とが固相拡散接合により一体にされた接合体が得られる。
本発明において、溶加材は接合体を構成する一部材となる。
溶加材は金属材を溶融させないため金属材よりも融点の低い材料で構成され、接合する金属材との間で原子が拡散される材料が選択される。また、溶加材は、金属材と同種の金属からなる材料であってもよい。
溶加材の滴は、圧力をかけた溶加材溶湯を噴射して飛散させること等により得られる滴である。なお、滴の生成、新生面の形成、新生面を溶湯で覆う各工程は、大気中で行うことができるが、真空中や不活性ガス雰囲気中で実施してもよい。
上記のように金属材に凝固した粒子を衝突させて新生面を形成した後、形成された新生面をそのまま溶湯で覆うことで、新生面上に酸化膜が新たに形成されることがない。よって、新生面の表面に酸化膜がない(殆どない)状態で溶湯が接触し、接合界面における金属材及び溶加材相互の原子移動が阻害されにくくなる。また、新生面の全面で隙間のない接合が行えるため、接合面積を拡大して接合強度を増加できる。
<接合体の第1構成例>
次に、上記した金属材と溶加材との固相拡散接合方法によって接合体を形成する、具体的な手順を説明する。以下に示す接合体を形成する治具は一例であって、これに限定されない。
図1は第1構成例の接合体を形成する治具の要部を示す概略斜視図である。図2は図1のA1-O-A2線で切断した治具の部分断面斜視図である。
図1に示すように、治具100は、流路形成ブロック11と、流路形成ブロック11の一部に接続される流路端ブロック13とを備える。
流路形成ブロック11は、接合体の構成要素となる基材15に、上下方向に対向して配置される。ここで示す基材15は、四角形の平板状の金属材である。流路形成ブロック11は、基材15の上面15aに、相対的に接近及び離反自在に不図示の移動機構によって支持される。
図2に示すように、流路形成ブロック11は、基材15に対向する下面11aを、基材15の上面15aから離間して配置される。これにより、基材15の上面15aと流路形成ブロック11の下面11aとの間に充填用空間17が画成される。また、流路形成ブロック11の板面中央部には、流路形成ブロック11の上面11bから下面11aまで貫通して充填用空間17に連通する流入口19が形成される。流入口19は溶加材の溶湯を充填用空間17に供給する流路であって、1箇所に限らず、複数箇所に設けてもよい。
本構成の流路端ブロック13は、四角形の流路形成ブロック11の外縁部となる四辺にそれぞれ設けてある。流路端ブロック13は、流路形成ブロック11の充填用空間17に一端部が接続される接続流路21と、接続流路21の他端部に接続される貯留部23とを有する。接続流路21と貯留部23は、充填用空間17から溢れ出た溶湯を収容する。ここでは、接続流路21及び貯留部23を、接続流路21と貯留部23となる凹溝が形成された溝形成部材25と、溝形成部材25の貯留部23となる凹溝を閉塞する押さえ部材27とを密着させて形成した例を示しているがが、この構成に限らない。
溶加材の材料としては、基材がアルミニウム合金材の場合、例えば、AC4C、AC4CH、AC2B(JIS H 5202)、又はADC12(JIS H 5302)等が挙げられる。
基材15は、6000系、5000系、7000系、3000系、2000系のアルミニウム合金材や1000系のアルミニウム材が使用できる。
基材15は面接合部分を有するプレス成形品や曲げ成形品等の加工された部材とすることができる。
また、基材15は、板材に限らず、押出形材(パイプ材や、中空、中実、異形断面の形材)、鍛造材(板材、リブ付材)であってもよい。さらに、基材15の表面に、予備処理としてブラスト処理、エッチング処理、ブラシ研磨処理等の各種表面処理を施してもよい。これにより、基材15の表面の有機物が除去され、基材15と溶加材との接合品質がより向上する。
上記した治具100は、基材15と流路形成ブロック11とを鉛直方向に重ねているが、これに限らず、水平方向に重ねた構成にしてもよく、そのレイアウトは、治具支持機構、溶加材供給部、温度制御部等の各部の配置形態に応じて適宜選定できる。
次に、上記構成の治具100に形成された充填用空間17に、溶加材を充填して接合体を形成する手順を模式的に説明する。
図3は図1に示す治具100のA1-O-A2線の断面であり、溶加材31を充填用空間17に供給した様子を示す説明図である。
図3に示すように、流路形成ブロック11の外縁に流路端ブロック13を密着させて、流入口19と、充填用空間17と、接続流路21と、貯留部23とを連通させる。これにより、溶加材の流路が形成される。
溶加材を治具100の充填用空間17に充填させる際、治具100を図3に示す状態に支持し、流路形成ブロック11を基材15に向けて加圧する治具支持機構と、治具100に溶加材を供給する溶加材供給部と、充填用空間17を所定温度に保持する温度制御部とを用いる。
上記した治具支持機構、溶加材供給部、温度制御部の一例を、図4の(A)、(B)に模式的に示す。
図4の(A)は、治具100へ溶加材を充填する前の状態を示す説明図であり、図4の(B)は、治具100へ溶加材を充填する場合の状態を示す説明図である。
図4の(A)に示すように、治具支持機構33は、下型35と上型37とを有し、下型35と上型37との間に治具100を挟んで配置する。つまり、治具支持機構33は、各流路端ブロック13、及び基材15を流路形成ブロック11に密着させる。下型35には治具100及び基材15を収容する収容凹部35aが形成され、収容凹部35aの基材15を収容する位置にはヒータ39が埋設されている。ヒータ39は、加熱温度を制御する温度コントローラ41に接続される。ヒータ39と温度コントローラ41は、ヒータ39の加熱によって基材15の温度を制御する温度制御部43として機能する。
上型37は、流路形成ブロック11と流路端ブロック13を下型35に向けて押圧(圧力P1)可能な不図示の駆動機構に接続される。また、上型37には、溶加材を流路形成ブロック11の流入口19に供給する溶加材供給流路37aが、流路形成ブロック11の流入口19と連通して設けてある。溶加材供給流路37aには、溶加材供給部45から溶融状態の溶加材(溶湯)が供給される。
治具100へ溶加材を供給する際は、図4の(B)に示すように、溶加材供給部45から圧送される溶加材の溶湯47を、オリフィス等を備えるノズル部46から溶加材供給流路37aに噴射する。噴射された溶湯47は、前述した液滴が先行して流路を移動し、流路形成ブロック11の流入口19を通じて充填用空間17に至る。その後に溶湯47が流路を移動し、流入口19を通じて充填用空間17に至る。なお、ノズル部46は、上型37に代えて流路形成ブロック11の流入口19に設けてもよい。その場合、溶湯47が流入口19に直接噴射され、液滴と溶湯47が充填用空間17に勢いよく供給される。
流入口19から充填用空間17に流れ込む液滴と溶湯47との流動体は、この順で充填用空間17を流れ、流れの先頭が接続流路21を通じて貯留部23に排出される。
充填用空間17に溶湯47が供給されるとき、温度コントローラ41は予めヒータ39を加熱しておく。例えば、ヒータ39を発熱させ、基材15を400℃~500℃に加熱した状態で保持する。この加熱設定温度は、基材15と溶加材31の融点未満の温度であって、双方を固相拡散接合させるために適切な温度であればよい。なお、基材15や溶加材が1000系(融点約640℃)、3000系(融点約630℃)、5000系(融点約600℃)、6000系(融点約580℃)の材料である場合は、加熱設定温度の上限を530℃、550℃としてもよい。
溶加材の滴と溶湯47が流入口19から充填用空間17に流れ込むと、充填用空間17に流れる液滴と溶湯47との流動体は、この順で流入口19を中心にして充填用空間17内を放射状に広がり、空間外縁部17aに向かって流動する。そして、流動体は、充填用空間17の空間外縁部17aから流路端ブロック13の接続流路21を通じて貯留部23に流入する。
ここで、充填用空間17に供給される流動初期の溶湯47(及び液滴)には、空気や酸化物、有機物などの異物や不純物が含まれることがある。このような異物や不純物は、溶湯47(及び液滴)が充填用空間17の空間外縁部17aから貯留部23まで連続して流動するため、充填用空間17に残存することなく貯留部23に排出される。また、溶加材31が貯留部23に向けて流動し続けるため、充填用空間17内における溶加材31の流れが滞留することがない。よって、溶湯47が凝固して形成される溶加材31は、品質が向上してポロシティが低減される。
溶湯47が充填用空間17に充填されると、溶湯47の圧力によって流路形成ブロック11から上型37に向かう反力Fが生じる。その結果、治具100が上型37から受ける圧力は、溶加材の充填前の圧力P1より大きな圧力P2となる。この圧力P2は、アルミニウム合金の基材とアルミニウム合金の溶加材であれば、例えば260~280MPaの範囲に設定される。
上記のように溶加材31の溶湯を充填用空間17に充填して、溶湯を所定圧力で加圧状態として、少なくとも10秒、好ましくは20秒以上保持し、基材15の温度を融点未満の所定の温度に保持する。これにより、基材15の上面15aに溶加材31が固相拡散接合された接合体が得られる。
図5は基材15と溶加材31とが接合された接合体51の斜視図である。図5においては、製品として不要になるため切断される流入口19、接続流路21及び貯留部23を点線で示している。接合体51は、基材15の上面15aに溶加材31が広い範囲にわたって固相拡散接合されている。
次に、溶加材の溶湯が充填用空間に供給されて、基材と溶加材とが固相拡散接合される様子を更に詳細に説明する。
図6の(A)~(E)は、基材15と流路形成ブロック11との間に形成された充填用空間17に溶加材31の溶湯47を充填し、溶湯47が凝固するまでの様子を模式的に示す工程説明図である。
まず、溶湯47を充填用空間17内に供給し、充填用空間17内に露出して配置された基材15の表面(被接合面)を溶湯47で覆う。基材15を覆った溶湯47が凝固すると、基材15と溶加材31とが一体に接合された接合体51が得られる。この接合体の溶加材と基材15との接合界面は、双方が互いに固相拡散された接合面となっている。
このように、基材15と溶加材31とが固相拡散接合されることについては、次のように推測できる。
図6の(A)に示すように、溶加材の溶湯の流路となる充填用空間17に、基材15の被接合面を露出させて配置する。一般に、金属材の基材15の表面には酸化膜や油分等の有機物、塵埃等の異物を含む表層49が形成されており、金属母材がそのまま表出していることはない。
次に、溶加材の溶湯を、図4の(B)に示す溶加材供給部45から高圧で溶加材供給流路37aに噴射する。すると、充填用空間17には時系列的に2つの流れが発生する。すなわち、溶加材の液滴を含む先行流と、先行流に続いて充填用空間17内を流動する溶加材の溶湯からなる後行流が発生する。
図6の(B)に示すように、充填用空間17内で基材15に沿って先行流が移動すると、滴53は、その移動途中で充填用空間17の内壁面との接触や、流路内の周囲雰囲気によって抜熱される。これにより、滴53の少なくとも一部は凝固し、微粒子55となる。
発生した微粒子55は、先行流の中で基材15との衝突を繰り返し、図6の(C)に示すように基材15の表層49を削り取る。これにより、基材15に表層49が除去された新生面57が露出する。
そして、図6の(D)に示すように上記した先行流に次いで後行流が基材15に到達し、図6の(E)に示すように新生面57が溶湯47によって覆われる。基材15に新生面57が露出してから、その新生面57が溶湯47で覆われるまでの時間は極めて短く、新生面57に溶加材との接合強度に影響を及ぼす厚さの酸化膜が形成されることない。
このとき、基材15の新生面57を、基材15の融点より低い固相接合温度にして溶湯47で覆い、充填用空間17の溶湯47の圧力を前述した所定の圧力と時間で保持する。この工程により、基材15の新生面57と溶加材31(溶湯47)との間に固相拡散が生じ、基材15と溶加材31とが固相拡散接合される。こうして、基材15の被接合面(新生面57)では、高強度な固相拡散接合状態となる。
充填用空間17から溢れ出た溶湯47が貯留部23に流入し、溶湯47を充填用空間17に充填させた後、図4の(B)に示す溶加材供給部45からの溶湯の供給を終了する。また、温度制御部43によるヒータ39の加熱・保温を停止する。そして、充填用空間17内の溶湯47が冷却されて凝固したら、下型35と上型37とを離間させ、基材15と溶加材31とが固相拡散接合された接合体51を取り出す。接合体51から接続流路21及び貯留部23を除去することで、図5に示す外観形状となる接合体51が得られる。
上記のように、基材15を充填用空間17内に被接合面を露出させて配置し、この充填用空間17に溶加材31の溶湯47を噴射して、基材15の被接合面に新生面を形成し、形成された新生面を溶加材31の溶湯47で覆い、所定時間、加圧することで、基材15と溶加材31とを固相拡散接合することができる。
また、充填用空間17への溶湯47の注入時に、図4の(B)に示すヒータ39により下型35を加熱、保温することで、例えば、厚さが3mm以下の薄肉部を溶加材31で形成する場合でも、この薄肉部に溶湯47をスムーズに流動させることができる。つまり、充填用空間17の狭隘な部分で溶湯47が凝固して、溶湯47の流れが止まることや、温度降下による溶湯47の粘性増加に伴って溶湯47の流れが停滞することがない。これにより、接合体の一部を構成する溶加材部分を、欠肉を生じさせずに形成できるとともに、溶加材31をブローホール等の殆どない高品質な溶加材部分とすることができる。また、接合体51が複雑な形状を有していても、良好な溶湯47の流動により溶加材部分を形成することができるため、その製造工程が煩雑とならない。よって、接合強度や剛性の高い固相拡散接合された接合体を、低コストで製造できる。
また、充填用空間17から溢れ出る溶湯47の一部を貯留部23に排出することで、充填用空間17内の溶湯47の流れがスムーズになる。これにより、溶湯47の淀みの発生が抑制され、凝固後の溶加材31が均質になる。また、接続流路21を基材15の各辺に沿って幅広に設けることで、充填用空間17の広い範囲にわたって湯流れを良好にでき、凝固後の溶加材部分を広範囲にわたり高品質にすることができる。
さらに、図3に示す流路形成ブロック11の下面11aに、物理的にシワ模様(シボ)を形成するシボ加工を施してもよい。充填用空間17を画成する流路形成ブロック11の下面11aにシボ加工を施すことで、溶湯の流動性を向上できる。
<接合体の第2構成例>
次に、上記した金属材と溶加材との固相拡散接合方法によって形成される接合体の第2構成例を説明する。以降の説明においては、前述した部材や部位と同じ部材や部位については同じ符号を付与することで、その説明を簡単化、又は省略する。
図7は第2構成例の接合体を形成する治具200の要部を示す概略斜視図である。図8は図7のB-B線で切断した治具200の部分断面斜視図である。図9は図7のC-C線で切断した治具200の部分断面斜視図である。
図7~図9に示すように、治具200は、流路形成ブロック12と、流路形成ブロック12の一軸方向の両端に接続される流路端ブロック13,14とを備える。
流路形成ブロック12は、基材15に対向して配置され、基材15の上面15aと流路形成ブロック12の下面11aとの間に充填用空間17を画成する。本構成の充填用空間17は、一方の流路端ブロック14と他方の流路端ブロック13との間に平坦状に形成されており、基材15との接合面積を広く確保している。
流入口19を有する流路端ブロック14には、流路形成ブロック12の充填用空間17に連通する流路が形成され、流路端ブロック13には、前述した接続流路21と貯留部23が形成される。
上記構成の治具200によれば、第1構成例と同様に溶加材の溶湯が基材15の板面に沿って供給されることで、基材15の充填用空間17に露出する被接合面に新生面が形成される。その直後に新生面に溶加材の溶湯が流れ込んできて新生面を覆う。これにより、基材15と溶加材とが固相拡散接合された接合体が得られる。
なお、本構成の充填用空間17は、平坦状の空間であるが、これに限らず屈曲部や湾曲部を有する空間や、複数本に分岐する空間等、任意の形状にすることができる。
<接合体の第3構成例>
次に、上記した金属材と溶加材との固相拡散接合方法によって形成される接合体の第3構成例を説明する。
図10は第3構成例の接合体を形成する治具300の要部を示す概略斜視図である。図11は図10のD-D線で切断した治具300の部分断面斜視図である。図12は図10のE-E線で切断した治具300の部分断面斜視図である。図13は図10の上側の基材15Bを除去した状態の治具300を示す概略斜視図である。
図10~図13に示すように、治具300は、流路形成ブロック11A,11Bと、流路形成ブロック11A,11Bの一軸方向の両端に接続される流路端ブロック13,14を備える。
治具300は、上下一対の板状の基材15A,15Bの間に充填用空間17を画成する。一対の基材15A,15Bは、所定の間隔を空けて板厚方向に重ねられ、基材15Aと基材15Bとの間に一対の板状の流路形成ブロック11A,11Bが配置される。流路形成ブロック11A,11Bは、水平方向に互いの側面同士を対向させて配置される。基材15Aの上面、基材15Bの下面、及び流路形成ブロック11A,11Bの側面によって囲まれた平坦状の空間が充填用空間17となる。
本構成の治具300によれば、一対の基材15A,15Bが溶加材を介して固相拡散接合された接合体が得られる。なお、本構成の場合も充填用空間17の形状は任意である。
このように、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、実施形態の各構成を相互に組み合わせることや、明細書の記載、並びに周知の技術に基づいて、当業者が変更、応用することも本発明の予定するところであり、保護を求める範囲に含まれる。
上記した実施形態では、基材、添加材としてアルミニウムやアルミニウム合金を用いた例を示したが、これに限らず、亜鉛合金、マグネシウム合金、銅合金を用いることもできる。
次に、上記した第1の構成例の接合体において、基材と溶加材を固相拡散接合させ、その接合界面を観察した結果を説明する。
図14は基材(6000系アルミニウム合金板)と溶加材(ADC12)とを固体拡散接合させた接合体の断面を示す顕微鏡写真である。
図14に示すように、基材15と溶加材31との界面では、基材15と溶加材31とが固相拡散接合されている。
このように、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、実施形態の各構成を相互に組み合わせることや、明細書の記載、並びに周知の技術に基づいて、当業者が変更、応用することも本発明の予定するところであり、保護を求める範囲に含まれる。
上記例では、大気圧下の充填用空間内に溶湯を供給する工程を例示しているが、充填用空間内を真空又は減圧状態にして溶湯を供給する工程にしてもよく、溶湯供給前の充填用空間内を不活性ガスで満たしてから溶湯を供給する工程にしてもよい。その場合、基材の新生面の酸化膜形成をより確実に防止できる。
以上の通り、本明細書には次の事項が開示されている。
(1)金属材と溶加材とを相互に固相拡散させて接合する固相拡散接合方法であって、
前記金属材及び前記溶加材よりも融点の高い素材からなる治具に形成された流路内に、前記金属材の被接合面を露出させて配置する工程と、
前記溶加材の溶湯を前記流路内に噴射して、前記溶加材の液滴を生成する工程と、
前記液滴が前記流路内で冷却されて凝固した微粒子を前記被接合面に衝突させ、前記被接合面に新生面を形成する工程と、
前記新生面の形成後、酸化被膜が形成される前に、前記溶加材の溶湯によって前記新生面を前記金属材で覆う工程と、
前記流路内の溶湯を固相拡散接合温度に保持したまま加圧して、前記新生面と前記溶加材とを固相拡散接合させる工程と、
を有する固相拡散接合方法。
この固相拡散接合方法によれば、滴が凝固した微粒子が金属材に衝突することで、金属材の表層が削られて新生面が形成される。その後、新生面に酸化被膜が形成される前に、この新生面が溶加材の溶湯で覆われることで、溶湯が凝固した金属材と溶加材とが固相拡散接合される。これによれば、施工性を低下させることなく、接合部の接合強度を向上できる。
(2) 前記流路には、少なくとも前記微粒子と前記溶湯とを含む流動体の流動方向の下流側に、前記流路から溢れ出た前記流動体を収容する溜まり部が接続されている、(1)に記載の固相拡散接合方法。
この固相拡散接合方法によれば、流動初期の不純物、異物が多く含まれる流動体が溜まり部に向けて排出される。そのため、溶湯が凝固した溶加材のポロシティを低減でき、接合体の品質を向上できる。
(3) 前記流路内に配置する前記金属材により流路断面積を縮小し、前記微粒子の流速を増加させる(1)又は(2)に記載の固相拡散接合方法。
この固相拡散接合方法によれば、流路内に配置された金属材によって流路断面積が小さくなり、流路を流れる微粒子の流速が速くなる。これにより、金属材に微粒子がより高速に衝突するようになり、新生面を高効率に短時間で形成できる。
(4) 複数の前記金属材を互いに対向させて配置し、対向し合う前記金属材の対向面同士の間に前記流路を形成する(1)~(3)のいずれか1つに記載の固相拡散接合方法。
この固相拡散接合方法によれば、金属材の対向面同士が、溶加材を介して高強度に拡散接合される。
(5) 平板状の前記金属材を板厚方向に重ねて前記流路を形成する(4)に記載の固相拡散接合方法。
この固相拡散接合方法によれば、金属材が溶加材を介して板厚方向に重なって高強度に拡散接合される。
(6)前記金属材はアルミニウム展伸材であり、前記溶加材はアルミニウム合金鋳物である(1)~(5)のいずれか1つに記載の固相拡散接合方法。
この固相拡散接合方法によれば、アルミニウム展伸材とアルミニウム合金鋳物とを固相拡散接合した高強度な接合体が得られる。
(7) 前記金属材と前記溶加材は、5000系アルミニウム合金である(6)に記載の固相拡散接合方法。
この固相拡散接合方法によれば、接合が難しい5000系アルミニウム合金であっても原子が良好に拡散して、高い接合強度が得られる。
11,11A,12 流路形成ブロック
11a 下面
11b 上面
13,14 流路端ブロック
15,15A,15B 基材(金属材)
17 充填用空間
17a空間外縁部
19 流入口
21 接続流路
23 貯留部
25 溝形成部材
27 押さえ部材
31 溶加材
33 治具支持機構
35 下型
35a 収容凹部
37 上型
37a 溶加材供給流路
39 ヒータ
41 温度コントローラ
43 温度制御部
45 溶加材供給部
46 ノズル部
47 溶湯(溶加材)
49 表層
51 接合体
53
55 微粒子
57 新生面
100,200,300 治具

Claims (7)

  1. 金属材と溶加材とを相互に固相拡散させて接合する固相拡散接合方法であって、
    前記金属材及び前記溶加材よりも融点の高い素材からなる流路形成ブロックを、前記金属材の露出された被接合面から離間して配置して、前記流路形成ブロックの前記金属材に対向する面と前記金属材との間に充填用空間を画成する工程と、
    前記流路形成ブロックに形成され前記流路形成ブロックを貫通して前記充填用空間に連通する流入口に設けられた、オリフィスを備えるノズル部から、前記溶加材の溶湯を前記充填用空間内に噴射することで、前記充填用空間内で前記溶加材の液滴を生成し、前記溶加材の液滴が前記充填用空間内で冷却されて凝固した微粒子を前記被接合面に衝突させ前記被接合面に新生面を形成し、前記新生面の形成後、前記新生面に酸化被膜が形成される前に、前記溶加材の溶湯によって前記新生面を覆い、前記充填用空間内を前記溶湯で充填させる工程と、
    前記溶加材の溶湯充填後に400℃以上で、且つ前記金属材と前記溶加材の融点以下である固相拡散接合温度に少なくとも10秒以上保持したまま加圧して、前記新生面と前記充填用空間内に充填された溶加材とを固相拡散接合させる工程と、
    この順で有する固相拡散接合方法。
  2. 前記充填用空間には、少なくとも前記微粒子と前記溶湯とを含む流動体の流動方向の下流側に、前記充填用空間から溢れ出た前記流動体を収容する溜まり部が接続されている、
    請求項1に記載の固相拡散接合方法。
  3. 前記流路形成ブロックを支持する移動機構により、前記充填用空間内に配置された前記金属材と前記流路形成ブロックとを接近させて流路断面積を縮小し、前記微粒子の流速を増加させる請求項1又は2に記載の固相拡散接合方法。
  4. 複数の前記金属材を互いに対向させて配置し、対向し合う前記金属材の対向面同士の間に前記充填用空間を形成する請求項1~3のいずれか1項に記載の固相拡散接合方法。
  5. 平板状の前記金属材を板厚方向に所定の間隔を空けて重ねて前記充填用空間を形成する請求項4に記載の固相拡散接合方法。
  6. 前記金属材はアルミニウム展伸材であり、前記溶加材はアルミニウム合金鋳物である請求項1~5のいずれか1項に記載の固相拡散接合方法。
  7. 前記金属材と前記溶加材は、5000系アルミニウム合金である請求項6に記載の固相拡散接合方法。
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