JP7197275B2 - ワイヤハーネス - Google Patents

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本発明は、ワイヤハーネスに関する。
自動車のボディとラゲージドアとの間に配索されるワイヤハーネスとして、ラゲージアームとラゲージルームの車体パネルとの間に電線余長収容ケースを設け、ラゲージドアを閉じた際に生じる電線の余長部分をU字状に湾曲させて電線余長収容ケースに収容するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2015-96348号公報
ところで、電線の余長部分が電線余長収容ケース内へ引き込まれる際に、余長部分に付着したゴミや埃などの異物が電線余長収容ケース内へ引き込まれると、動作不良などの不具合が生じるおそれがある。この場合、電線余長収容ケース及び引き出された電線の余長部分の全体をカバーで覆うことで、電線余長収容ケース内への異物の引き込みを抑制できるが、ワイヤハーネスの大型化を招いてしまう。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、大型化を抑えつつドアの開閉に対して円滑に追従させることが可能なワイヤハーネスを提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係るワイヤハーネスは、下記(1)~(4)を特徴としている。
(1)
相対移動する第1構造体及び第2構造体の間に配索される配索材と、
前記第1構造体及び第2構造体の相対移動によって生じる前記配索材の余長部分を収容するとともに、前記余長部分が出し入れされる余長吸収部と、
前記余長吸収部から引き出された前記配索材の端部が固定された固定部と、
前記固定部と前記余長吸収部との間で前記余長吸収部から引き出された前記配索材の外周を覆う長手方向に伸縮可能な外装チューブと、
を備え、
前記配索材は、形状保持性を有し、
前記余長吸収部は、支持軸を内部に有し、
前記余長部分が前記余長吸収部内に引き込まれた状態では、前記形状保持性を有する前記余長部分は、予め設定された初期形状である前記支持軸に渦巻き状に巻回した形状で前記余長吸収部内に収容され
前記配索材の延在方向の途中部分が前記支持軸に保持されており、
前記配索材における前記支持軸と前記第1構造体に固定された前記固定部との間の第1部分の一部である前記余長部分が前記余長吸収部から出し入れされ、前記余長吸収部から前記固定部に向けて引き出された前記第1部分の外周が前記外装チューブにより覆われ、
前記配索材における前記支持軸と前記第2構造体との間の第2部分が前記余長吸収部から前記第2構造体に向けて引き出されている、
ワイヤハーネスであること。
(2)
上記(1)に記載のワイヤハーネスにおいて、
前記外装チューブは、一端が前記固定部に固定されるとともに、他端が前記余長吸収部に固定されている、
ワイヤハーネスであること。
(3)
上記(1)または(2)に記載のワイヤハーネスにおいて、
前記外装チューブは、樹脂製の糸を編んだ編組チューブからなる、
ワイヤハーネスであること。
(4)
上記(1)から(3)のいずれかに記載のワイヤハーネスにおいて、
前記配索材は、断面視偏平形状の平型配索材からなる、
ワイヤハーネスであること。
上記(1)の構成のワイヤハーネスによれば、余長吸収部から引き出された配索材の外周が長手方向に伸縮可能な外装チューブによって覆われている。したがって、余長吸収部に配索材が出し入れされる際に、配索材とともに余長吸収部へゴミや埃などの異物が引き込まれるのを防止し、動作不良などの不具合を抑制することができる。また、余長吸収部及び余長吸収部から引き出された配索材の全体をカバーで覆う構造や配索材とともに外装チューブが余長吸収部に引き込まれる構造と比較して大型化を抑えることができる。しかも、構造体が相対移動する際に伸縮可能な外装チューブが円滑に追従して伸縮する。これにより、構造体同士を円滑に相対移動させることができる。
上記(2)の構成のワイヤハーネスによれば、配索材が固定された固定部に外装チューブの一端が固定され、余長吸収部に外装チューブの他端が固定されているので、外装チューブの端部からのゴミや埃などの異物の侵入を抑制できる。
上記(3)の構成のワイヤハーネスによれば、外装チューブが樹脂製の糸を編んだ編組チューブからなるので、重量の嵩張りを抑えつつ、余長吸収部への異物の侵入を抑制できる。
上記(4)の構成のワイヤハーネスによれば、配索材が平型配索材からなるので、湾曲方向が面方向となる。したがって、配索材の湾曲に対して外装チューブを円滑に追従させて変形させることができる。
本発明によれば、大型化を抑えつつドアの開閉に対して円滑に追従させることが可能なワイヤハーネスを提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本実施形態に係るワイヤハーネスを説明するラゲージドアが全閉状態のときの開閉機構の側面図である。 図2は、本実施形態に係るワイヤハーネスを説明するラゲージドアが全開状態のときの開閉機構の側面図である。 図3は、ラゲージドアが全閉状態のときの開閉機構及びワイヤハーネスの斜視図である。 図4は、アームカバーが装着されたラゲージアームの断面図である。 図5は、ワイヤハーネスの分解斜視図である。 図6は、ラゲージドアの開閉時におけるワイヤハーネスの動きを示す図であって、図6(a)はラゲージドアの全開時における概略側面図、図6(b)はラゲージドアの全閉時における概略側面図である。
本発明に関する具体的な実施形態について、各図を参照しながら以下に説明する。
図1は、本実施形態に係るワイヤハーネスを説明するラゲージドアが全閉状態のときの開閉機構の側面図である。図2は、本実施形態に係るワイヤハーネスを説明するラゲージドアが全開状態のときの開閉機構の側面図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係るワイヤハーネス10は、相対移動する構造体同士の間に配索される。ここでは、ワイヤハーネス10を車両のボディ(構造体)11と車両のラゲージを開閉させるラゲージドア(構造体)12との間に配索した場合を例示して説明する。
ボディ11とラゲージドア12とは、開閉機構13によって連結されている。ワイヤハーネス10は、開閉機構13に沿って配索されている。開閉機構13には、アームカバー20が組付けられており、ワイヤハーネス10はアームカバー20によって覆われて保護されている。ラゲージドア12は、開閉機構13によってボディ11に対して回動可能に支持されている。これにより、ラゲージドア12は、図1に示すように、ラゲージを閉じた閉状態と、図2に示すように、ラゲージを開いた開状態とに移動される。
図3は、ラゲージドアが全閉状態のときの開閉機構13及びワイヤハーネス10の斜視図である。
図3に示すように、開閉機構13は、ブラケット15と、ラゲージアーム16とを備えている。ブラケット15は、ボディ11に固定されている。ラゲージアーム16は、U字状に湾曲した湾曲部17を有している。ラゲージアーム16は、一端側にブラケット15に対して回動可能に支持された連結部18を有し、湾曲部17が下方へ膨出するように、ブラケット15の下方側に配置されている。ラゲージアーム16は、他端側に固定部19を有し、この固定部19がラゲージドア12の下面側に固定されている。開閉機構13を構成するブラケット15には、車両のボディ11に設けられるアッパーバックパネル14が上面に固定されている(図1及び図2参照)。開閉機構13では、ラゲージドア12が開閉されると、ラゲージアーム16がブラケット15との連結箇所を中心として回動する。
開閉機構13のラゲージアーム16には、アームカバー20が装着されており、このアームカバー20は、ラゲージアーム16における固定部19から湾曲部17にわたって設けられている。
アームカバー20は、例えば、樹脂等によって一体に形成されており、収容部21と、アーム装着部22とを有している。
収容部21は、アーム装着部22の端部に設けられている。収容部21は、箱型に形成されており、アーム装着部22に対して一側方へ張り出すように形成されている。収容部21の内部には、収容空間Sが形成されており、この収容空間Sに、後述する余長吸収部40が嵌め込まれて収容される。
アーム装着部22は、ラゲージアーム16の固定部19及び湾曲部17に沿った形状に形成されており、ラゲージアーム16に対して下方側から嵌め込むように装着される。ワイヤハーネス10は、ラゲージアーム16に沿って配索され、ラゲージアーム16に装着されるアームカバー20のアーム装着部22によって保持される。
図4は、アームカバー20が装着されたラゲージアーム16の断面図である。図4に示すように、アームカバー20のアーム装着部22は、ラゲージアーム16の下部に沿って配置される底板部26と、底板部26の両側縁から上方へ延在する側板部27とを有している。
ワイヤハーネス10は、複数の導体31を有する平型の配索材30からなるもので、形状保持性を有している。ワイヤハーネス10は、例えば、並列に配置した導体31を樹脂からなる被覆32で一体化したフレキシブルフラットケーブル(FFC)である。ワイヤハーネス10は、ラゲージアーム16の下面とアームカバー20のアーム装着部22の底板部26との間に収容される。
図5は、ワイヤハーネス10の分解斜視図である。図5に示すように、ワイヤハーネス10の一端側は、コネクタ(固定部)33に接続されて固定されている。コネクタ33は、ボディ11側に設けられた給電側のコネクタ(図示略)に接続されるコネクタである。また、ワイヤハーネス10の他端側は、ラゲージドア12に設けられたテールランプ等の電装品に接続されており、これにより、電装品に対する給電が可能となっている。
ワイヤハーネス10には、ボディ11側の一端寄りに余長吸収部40が設けられている。余長吸収部40には、ワイヤハーネス10におけるボディ11側の部分であるボディ側ハーネス部10Aが出し入れされる。
ボディ側ハーネス部10Aは、外装チューブ35によって覆われている。外装チューブ35は、例えば、ポリアミド、ポリエステル、ポリエチレンテレフタレート等の樹脂からなる糸を編み込んで筒状に形成した編組チューブであり、長手方向へ伸縮可能なチューブである。この外装チューブ35は、両端を引っ張ることで縮径しながら伸長され、両端を近付けることで拡径しながら押し縮められる。
この外装チューブ35は、その一端35aがコネクタ33に固定されている。また、外装チューブ35の他端35bは、余長吸収部40に固定されている。これにより、ボディ側ハーネス部10Aは、その外周が、外装チューブ35によって隙間なく覆われている。外装チューブ35の一端35aのコネクタ33への固定及び他端35bの余長吸収部40への固定は、接着材による接着固定や結束バンド等の固定部材による結束固定などの各種の固定方法が適用される。
ワイヤハーネス10において、配索材30のラゲージドア12側の部分であるドア側ハーネス部10Bは、ラゲージアーム16の下面とアームカバー20のアーム装着部22の底板部26との間に収容される。
余長吸収部40は、ケース41と、支持軸46とを有している。ケース41は、左右に分割された分割ケース42,43を有しており、これらの分割ケース42,43は、互いに組付けられてケース41を構成する。一方の分割ケース42には、保持溝44が形成され、他方の分割ケース43には、引出口45が形成されている。
支持軸46は、ケース41内に配置されており、この支持軸46には、配索材30が取り付けられている。支持軸46に取り付けられた配索材30は、ドア側ハーネス部10Bが保持溝44に挿し込まれて保持され、ケース41の外部に引き出されている。また、配索材30のボディ側ハーネス部10Aは、引出口45から引き出されている。ボディ側ハーネス部10Aは、ラゲージドア12が閉じた状態で、予め設定された形状で余長吸収部40内に収容される。具体的には、配索材30のボディ側ハーネス部10Aは、ラゲージドア12が閉じた状態で支持軸46に渦巻き状に巻回した形状で余長吸収部40に収容される。
次いで、ラゲージドア12の開閉時におけるワイヤハーネス10の動きについて説明する。図6は、ラゲージドア12の開閉時におけるワイヤハーネス10の動きを示す図であって、図6(a)はラゲージドア12の全開時における概略側面図、図6(b)はラゲージドア12の全閉時における概略側面図である。
ラゲージドア12が閉じた全閉状態(図1に示す状態)からラゲージドア12が開かれると、ラゲージアーム16がブラケット15との連結箇所を中心として回動し、ラゲージアーム16に装着されているアームカバー20がラゲージアーム16とともに移動する(図2に示す状態)。これにより、アームカバー20の収容部21に収容されている余長吸収部40がアームカバー20とともに移動し、ボディ11から離間される。すると、余長吸収部40内で支持軸46に巻回されるように収容されていたボディ側ハーネス部10Aが、余長吸収部40から引き出される。
このとき、図6(a)に示すように、コネクタ33と余長吸収部40の引出口45とが離間することで、ボディ側ハーネス部10Aの周囲を覆う外装チューブ35の両端35a,35bが引っ張られ、ボディ側ハーネス部10Aを覆った状態で伸長される。これにより、ボディ側ハーネス部10Aは、余長吸収部40から引き出された際にも、外装チューブ35によって覆われた状態に維持される。
ラゲージドア12が開いた全開状態(図2に示す状態)からラゲージドア12が閉じられると、ラゲージアーム16がブラケット15との連結箇所を中心として開動作時とは逆に回動し、ラゲージアーム16に装着されているアームカバー20がラゲージアーム16とともに移動する(図1に示す状態)。これにより、アームカバー20の収容部21に収容されている余長吸収部40がアームカバー20とともに移動し、ボディ11に近接される。すると、余長吸収部40から引き出されていたボディ側ハーネス部10Aに余長が生じ、この余長部分を有するボディ側ハーネス部10Aは、余長吸収部40がボディ11へ近接することで余長吸収部40内へ押し込まれる。このとき、形状保持性を有する配索材30は、余長吸収部40へ押し込まれることで、支持軸46に巻回された初期形状となる。これにより、配索材30のボディ側ハーネス部10Aは、弛みを生じることなく、余長吸収部40に引き込まれて収容されることとなる。
このとき、図6(b)に示すように、コネクタ33と余長吸収部40の引出口45とが近接することで、ボディ側ハーネス部10Aの周囲を覆う外装チューブ35の両端35a,35bが近付けられ、ボディ側ハーネス部10Aを覆った状態で圧縮される。これにより、ボディ側ハーネス部10Aは、余長吸収部40から引き出されている部分が、外装チューブ35によって覆われた状態に維持される。
以上、説明したように、本実施形態に係るワイヤハーネス10によれば、余長吸収部40から引き出された配索材30のボディ側ハーネス部10Aの外周が長手方向に伸縮可能な外装チューブ35によって覆われている。したがって、余長吸収部40に配索材30のボディ側ハーネス部10Aが出し入れされる際に、ボディ側ハーネス部10Aとともに余長吸収部40へゴミや埃などの異物が引き込まれるのを防止し、動作不良などの不具合を抑制することができる。また、余長吸収部40及び余長吸収部40から引き出されたボディ側ハーネス部10Aの全体をカバーで覆う構造や配索材30のボディ側ハーネス部10Aとともに外装チューブ35が余長吸収部40に引き込まれる構造と比較して大型化を抑えることができる。しかも、ボディ11とラゲージドア12とが相対移動する際に伸縮可能な外装チューブ35が円滑に追従して伸縮する。これにより、ボディ11に対してラゲージドア12を円滑に開閉させることができる。
また、配索材30のボディ側ハーネス部10Aが固定されたコネクタ33に外装チューブ35の一端35aが固定され、余長吸収部40に外装チューブ35の他端35bが固定されているので、外装チューブ35の端部からのゴミや埃などの異物の侵入を抑制できる。
しかも、外装チューブ35が樹脂製の糸を編んだ編組チューブからなるので、重量の嵩張りを抑えつつ、余長吸収部40への異物の侵入を抑制できる。
また、配索材30が平型配索材からなるので、湾曲方向が面方向となる。したがって、配索材30のボディ側ハーネス部10Aの湾曲に対して外装チューブ35を円滑に追従させて変形させることができる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
例えば、上記実施形態では、ボディ11と、ボディ11に対して開閉されるラゲージドア12との間にワイヤハーネス10を配索した場合を例示して説明したが、ワイヤハーネス10の配索箇所は、相対移動する構造体同士の間であればよい。ワイヤハーネス10の配索箇所としては、例えば、車両のフロアとフロアに対してスライドするシートとの間でもよい。
また、上記実施形態では、形状保持性を有する配索材30のボディ側ハーネス部10Aが初期形状となることで余長吸収部40に収容される場合を例示したが、配索材30としては形状保持性がなくてもよい。この場合、例えば、バネ等の付勢部材によってボディ側ハーネス部10Aを余長吸収部40に引き込むようにするのが好ましい。
ここで、上述した本発明の実施形態に係るワイヤハーネスの特徴をそれぞれ以下(1)~(4)に簡潔に纏めて列記する。
(1)
相対移動する構造体(ボディ11,ラゲージドア12)同士の間に配索される配索材(30)と、
前記構造体(ボディ11,ラゲージドア12)の相対移動によって生じる前記配索材(30)の余長部分(ボディ側ハーネス部10A)を収容するとともに、前記余長部分(ボディ側ハーネス部10A)が出し入れされる余長吸収部(40)と、
前記余長吸収部(40)から引き出された前記配索材(ボディ側ハーネス部10A)の端部が固定された固定部(コネクタ33)と、
前記固定部(コネクタ33)と前記余長吸収部(40)との間で前記余長吸収部(40)から引き出された前記配索材(ボディ側ハーネス部10A)の外周を覆う長手方向に伸縮可能な外装チューブ(35)と、
を備える、
ワイヤハーネス。
(2)
上記(1)に記載のワイヤハーネスにおいて、
前記外装チューブ(35)は、一端(35a)が前記固定部(コネクタ33)に固定されるとともに、他端(35b)が前記余長吸収部(40)に固定されている、
ワイヤハーネス。
(3)
上記(1)または(2)に記載のワイヤハーネスにおいて、
前記外装チューブ(35)は、樹脂製の糸を編んだ編組チューブからなる、
ワイヤハーネス。
(4)
上記(1)から(3)のいずれかに記載のワイヤハーネスにおいて、
前記配索材(30)は、断面視偏平形状の平型配索材からなる、
ワイヤハーネス。
10 ワイヤハーネス
11 ボディ(構造体)
10A ボディ側ハーネス部(余長部分)
12 ラゲージドア(構造体)
30 配索材
33 コネクタ(固定部)
35 外装チューブ
35a 一端
35b 他端
40 余長吸収部

Claims (4)

  1. 相対移動する第1構造体及び第2構造体の間に配索される配索材と、
    前記第1構造体及び第2構造体の相対移動によって生じる前記配索材の余長部分を収容するとともに、前記余長部分が出し入れされる余長吸収部と、
    前記余長吸収部から引き出された前記配索材の端部が固定された固定部と、
    前記固定部と前記余長吸収部との間で前記余長吸収部から引き出された前記配索材の外周を覆う長手方向に伸縮可能な外装チューブと、
    を備え、
    前記配索材は、形状保持性を有し、
    前記余長吸収部は、支持軸を内部に有し、
    前記余長部分が前記余長吸収部内に引き込まれた状態では、前記形状保持性を有する前記余長部分は、予め設定された初期形状である前記支持軸に渦巻き状に巻回した形状で前記余長吸収部内に収容され
    前記配索材の延在方向の途中部分が前記支持軸に保持されており、
    前記配索材における前記支持軸と前記第1構造体に固定された前記固定部との間の第1部分の一部である前記余長部分が前記余長吸収部から出し入れされ、前記余長吸収部から前記固定部に向けて引き出された前記第1部分の外周が前記外装チューブにより覆われ、
    前記配索材における前記支持軸と前記第2構造体との間の第2部分が前記余長吸収部から前記第2構造体に向けて引き出されている、
    ワイヤハーネス。
  2. 請求項1に記載のワイヤハーネスにおいて、
    前記外装チューブは、一端が前記固定部に固定されるとともに、他端が前記余長吸収部に固定されている、
    ワイヤハーネス。
  3. 請求項1または請求項2に記載のワイヤハーネスにおいて、
    前記外装チューブは、樹脂製の糸を編んだ編組チューブからなる、
    ワイヤハーネス。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のワイヤハーネスにおいて、
    前記配索材は、断面視偏平形状の平型配索材からなる、
    ワイヤハーネス。
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