JP7197215B2 - 携帯端末ケース及び監視システム - Google Patents

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Description

本発明は、携帯端末ケース及び監視システムに関する。
特許文献1では、監視員が用いて監視エリアを撮影する監視員端末と、ネットワークを介して当該監視員端末がそれぞれ撮影した映像を取得してディスプレイに表示するオペレーター端末とを備え、遠隔から監視エリアを監視する技術が開示されている。
特許文献2では、監視エリアに配置した端末と、ネットワークを介して当該端末が撮影した映像を取得してディスプレイに表示する携帯端末と、を備え、遠隔から監視エリアを監視する技術が開示されている。特許文献2では、各所に配置した端末を携帯端末が遠隔操作可能であることが開示されている。
特許第6842968号公報 特許第6557810号公報
遠隔から監視エリアを監視する場合、監視エリアを撮影する例えばスマートフォンなどの携帯端末を当該監視エリアに設置することが望ましい。しかしながら、特許文献1及び特許文献2に係る技術では、監視エリアにスマートフォンを設置して遠隔から監視エリアを監視する場合、携帯端末には前面と背面とカメラを搭載されているため、携帯端末の側面側の映像が取得できないという課題があった。
本開示では、そのような課題を鑑みることによって、監視エリアに設置した携帯端末の側面側の映像が取得できる携帯端末ケース、監視システムを提供することを目的する。
本開示の携帯端末ケースは、
携帯端末を収容する箱型の携帯端末ケースであって、
側面部には、外部からの光を導入する第1の導光窓が設けられており、
前記側面部と隣接する主面部には、前記第1の導光窓から導入された光を前記携帯端末の主面に搭載された第1のカメラに向かって反射させる反射鏡が設けられている。
本開示の監視システムは、
所定の区域を監視するための映像を取得するカメラを搭載し、前記携帯端末ケースに収容された携帯端末と、
前記携帯端末を制御する監視制御端末と、を備え、
前記監視制御端末は、
前記携帯端末から映像を取得する映像取得部と、
前記取得された映像をディスプレイに出力する出力部と、
前記携帯端末を遠隔操作によって制御する遠隔操作制御部と、を備える。
本開示によって、監視エリアに設置した携帯端末の側面側の映像が取得できる携帯端末ケース及び監視システムを提供することができる。
第1の実施形態にかかる監視システムの構成を示すブロック図である。 第1の実施形態にかかる監視システムの構成の詳細を示すブロック図である。 第1の実施形態にかかる監視システムの動作を示すシークエンス図である。 第1の実施形態にかかる監視システムの監視制御端末における出力画面を示す模式図である。 第1の実施形態にかかる監視システムの監視制御端末における遠隔操作バーを示す模式図である。 第1の実施形態にかかる監視システムの携帯端末における操作画面を示す模式図である。 第1の実施形態にかかる携帯端末ケースの分解斜視図である。 第1の実施形態にかかる携帯端末ケースの斜視図である。 第1の実施形態にかかる携帯端末ケースの斜視図である。 第1の実施形態にかかる携帯端末ケースの正面図、側面図及び背面図である。 第1の実施形態にかかる携帯端末ケースのA-A平面における断面図である。 第1の実施形態にかかる携帯端末ケースのA-A平面の領域Dにおける部分拡大図である。 第1の実施形態にかかる携帯端末ケースのB-B平面における断面図である。 第1の実施形態にかかる携帯端末ケースのC-C平面における断面図である。 第1の実施形態にかかる携帯端末ケースのE-E平面における断面図である。 第1の実施形態にかかる携帯端末ケースのF-F平面における断面図である。 第1の実施形態にかかる携帯端末ケースのG-G平面における断面図である。 第1の実施形態にかかる携帯端末ケースのH-H平面における断面図である。 本実施形態にかかるコンピュータの構成を示すブロック図である。
以下では、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略する。
(第1の実施形態)
<監視システム>
まず、図1及び図2を用いて、第1の実施形態に係る監視システム1の構成を説明する。
第1の実施形態に係る監視システム1は、自宅や社内など室内や公園など室外などの監視エリアを映像によって遠隔地から監視するためのシステムである。例えば、監視システム1は、防犯のためのシステムとして用いられる。
監視システム1は、携帯端末10、監視制御端末20を備える。なお、監視システム1は、複数の携帯端末10を備え、それぞれを監視制御端末20で管理してもよい。同様に、監視システム1は、複数の監視制御端末20を備えていてもよい。
監視システム1において、携帯端末10及び監視制御端末20は、ネットワークで接続されており、LTE(Long Term Evolution)や無線LAN(Local Area Network)などの無線通信方式やイーサーネットなどの有線通信方式によって通信している。
携帯端末10は、スマートフォンやタブレットなどの携帯端末であり、自宅や社内など室内や公園など室外に設置される。携帯端末10は、監視エリアを監視するための監視用の携帯端末である。監視システム1において、携帯端末10は、例えば後述する携帯端末ケース2に収容されて運用される。携帯端末10が携帯端末ケース2にどのように収容されているかは図7-図18で詳細に説明する。なお、本実施形態に係る監視システム1において、携帯端末10は携帯端末ケース2に収容されて運用されるが、それに限られない。例えば、携帯端末10は、携帯端末ケースを利用せず運用されてもよく、本実施形態に係る携帯端末ケース2とは異なる携帯端末ケースを利用して運用されてもよい。
携帯端末10は、通信インターフェース(不図示)を用いて、ネットワークを介して監視制御端末20と接続し、LTEや無線LANなどの無線通信方式によって通信する。各通信は、VPN(Virtual Private Network)などのより暗号化されていてもよい。携帯端末10は、制御部11、撮影部12、出力部13、操作部14及び記憶部15を備える。
制御部11は、携帯端末10を制御する。具体的には、制御部11は、記憶部15に記憶された専用のアプリケーションプログラム(以下、監視アプリケーション)を起動して各本実施形態に係る各処理を実行する。例えば、制御部11は、撮影部12で撮影された映像を監視制御端末20に送信する。また、制御部11は、操作部14から入力されたユーザの指示又は監視制御端末20の指示に従って、携帯端末10に搭載されたカメラの設定、携帯端末10の電源の設定など各種設定(以下、端末設定)を実行する。
撮影部12は、携帯端末10に搭載されたカメラを用いて、監視エリアにおける画像、動画又は音声を含む映像(以下、監視映像)を撮影する。そして、撮影部12は、撮影された監視映像を制御部11に供給する。
出力部13は、制御部11から取得した各種情報をディスプレイ等に出力する。具体的には、出力部13は、監視アプリケーションの起動時に、監視アプリケーションの処理画面を出力する。例えば、出力部13は、端末設定の操作をユーザが実行するための画面、又は撮影部12によって撮影された映像含む画面を出力する。なお、出力部13は、監視アプリケーションの起動時でも、携帯端末10に搭載されたカメラによる撮影画面や監視アプリケーションの処理画面を出力しないこともできる。
操作部14は、ディスプレイのタッチパネル等を用いたユーザの操作を制御部11に入力する。
記憶部15は、監視アプリケーションを記憶する。また、記憶部15は、携帯端末10のカメラ設定など各種設定及び撮影された監視映像を記憶する。
監視制御端末20は、携帯端末10を遠隔制御するための端末である。監視制御端末20は、通信インターフェース(不図示)を用いて、ネットワークを介して携帯端末10と接続し、LTEや無線LANなどの無線通信方式やイーサーネットなどの有線通信方式によって通信する。各通信は、VPNなどのより暗号化されていてもよい。監視制御端末20は、制御部21、出力部22、操作部23及び記憶部24を備える。
制御部21は、映像取得部211、映像制御部212及び遠隔操作制御部213を備え、監視制御端末20を制御する。具体的には、制御部21は、記憶部24に記憶された監視アプリケーション)を起動し本実施形態に係る各処理を実行する。
映像取得部211は、ネットワークを介して、監視映像を携帯端末10から取得する。そして、映像取得部211は、取得された監視映像を映像制御部212に供給する。
映像制御部212は、映像取得部211から監視映像を取得し、監視映像の出力設定指示に従って、出力部22に出力する監視映像の出力制御を実行する。例えば、監視映像の出力設定指示には、監視映像における、映像サイズ、映像のトリミング、フレームレート、ビットレート、Iフレーム間隔、日時表示、任意文字列表示、デバイス状態表示などを変更する指示が含まれる。映像制御部212は、当該監視映像の出力設定指示を、操作部23によって入力されたユーザの操作に従って入力する。当該監視映像の出力設定指示は、制御部21が監視アプリケーションを起動した際に入力されてもよいし、制御部21が監視アプリケーションを起動している途中に入力されてもよい。なお、映像制御部212は、携帯端末10の操作部14によって入力されたユーザの操作に従って当該監視映像の出力設定指示を入力してもよい。
遠隔操作制御部213は、操作部23によって入力されたユーザの操作に基づく端末設定指示に従って、携帯端末10の設定を遠隔操作によって制御する。具体的には、遠隔操作制御部213は、携帯端末10のカメラ設定を制御する。例えば、遠隔操作制御部213は、携帯端末10のバックカメラとフロントカメラとを切り替えるなど使用カメラを切り替えるための設定を実行する。また、遠隔操作制御部213は、携帯端末10のカメラのフォーカスの設定、ズーム倍率の設定、明るさの設定、ホワイトバランスの設定を実行する。また、遠隔操作制御部213は、携帯端末10の電池残量を管理する。
出力部22は、制御部21から監視映像を取得し、取得された監視映像をディスプレイ等に出力する。また、出力部22は、映像制御部212における操作を実行するための画面をディスプレイに出力する。また、出力部22は、遠隔操作制御部213における操作を実行するための画面をディスプレイに出力する。
操作部23は、ディスプレイのタッチパネル等を用いたユーザの操作を制御部21に入力する。
記憶部24は、監視アプリケーションを記憶する。また、記憶部24は、携帯端末10から取得した監視映像を記憶する。
続いて、図3を用いて、第1の実施形態に係る監視システム1の動作の一例を説明する。
以下の実施例において、携帯端末10の制御部11は、記憶部15に記憶された監視アプリケーションを起動している。また、監視制御端末20の制御部21は、記憶部24に記憶された監視アプリケーションを起動している。また、携帯端末10では、操作部14から入力されたユーザの指示に従って、携帯端末10に搭載されたカメラの設定、携帯端末10の電源の設定などの端末設定がなされている状態である。
まず、携帯端末10の撮影部12は、携帯端末10に搭載されたカメラを用いて、監視エリアにおける画像、動画又は音声を含む監視映像を撮影する(ステップS101)。そして、撮影部12は、撮影された監視映像を制御部11に供給する。次に、制御部11は、取得した監視映像を監視制御端末20に送信する(ステップS102)。
次に、監視制御端末20の制御部21の映像取得部211は、携帯端末10から監視映像を取得する。次に、映像制御部212は、映像取得部211から監視映像を取得し、監視映像の出力設定指示に従って、出力部22に出力する監視映像の出力制御を実行する。例えば、監視映像の出力設定指示には、監視映像における、映像サイズ、映像のトリミング、フレームレート、ビットレート、Iフレーム間隔、日時表示、任意文字列表示、デバイス状態表示などを変更する指示が含まれる。ここで、映像制御部212は、監視映像の出力設定指示を、操作部23によって入力されたユーザの操作に従って入力する。監視映像の出力設定指示を予め記憶部24が記憶しており、映像制御部212は、記憶される監視映像の出力設定指示を用いて出力部22に出力する監視映像の出力制御を実行してもよい。
そして、映像制御部212は、監視映像を出力部22に供給し、出力部22は、取得された監視映像をディスプレイに出力する(ステップS103)。詳細には、出力部22は、図4-図5で後述する監視映像を含む出力画面30をディスプレイに出力する。
その後、監視映像を視聴していた監視制御端末20のユーザは、携帯端末10のカメラの設定など端末設定を遠隔操作によって変更したいと考える。その場合、監視制御端末20は次の処理を実行する。
まず、監視制御端末20の遠隔操作制御部213は、操作部23によって入力されたユーザの操作に基づく端末設定指示に従って、携帯端末10の端末設定処理を実行する(ステップS104)。ここで、端末設定指示の一例は、後述する図4-図5で詳細に説明する。例えば、遠隔操作制御部213は、携帯端末10のカメラ設定を制御する。詳細には、遠隔操作制御部213は、携帯端末10のバックカメラとフロントカメラとを切り替えるなど使用カメラを切り替えるための設定を実行する。また、遠隔操作制御部213は、携帯端末10のカメラにおける、ズーム倍率の設定、映像の回転、映像の反転、フォーカスの設定、明るさの設定、ホワイトバランスの設定を実行する。次に、遠隔操作制御部213は、端末設定指示を携帯端末10に送信する(ステップS105)。
次に、携帯端末10の制御部11は、監視制御端末20から端末設定指示を取得する。そして、制御部11は、取得された端末設定指示を用いて、携帯端末10の端末設定を実行する(ステップS106)。そして、撮影部12は、携帯端末10に搭載されたカメラを用いて、監視エリアにおける画像、動画又は音声を含む監視映像を撮影する(ステップS107)。撮影部12は、撮影された監視映像を制御部11に供給する。次に、制御部11は、取得した監視映像を監視制御端末20に送信する(ステップS108)。
次に、監視制御端末20の制御部21の映像取得部211は、携帯端末10から監視映像を取得する。映像制御部212は、監視映像を出力部22に供給し、出力部22は、取得された監視映像をディスプレイに出力する(ステップS109)。
続いて、図4-図5を用いて、第1の実施形態に係る監視制御端末20のディスプレイに出力する出力画面30について説明する。
図4に示すように、監視制御端末20の出力部22は、出力画面30をディスプレイに出力する。出力画面30は、監視映像エリア31、端末設定バー32、映像再生バー33を含む。ここで、操作部23は、出力画面30におけるユーザの操作による指示があった場合、当該指示を制御部21に入力する。
監視映像エリア31は、監視映像を出力するためのエリアである。監視映像エリア31は、携帯端末10の電源の残量の表示を含む。そうすることによって、遠隔地から携帯端末10の稼働状態を把握でき、電池残量に基づいて端末の充電を実行することができる。端末設定バー32は、ユーザが携帯端末10の端末設定を遠隔操作するためのバーである。詳細には、図5で後述する。映像再生バー33は、監視映像の再生、停止又は録画をユーザが操作するためのバーである。
図5に示すように、端末設定バー32は、ズーム設定機能32a、フォーカス設定機能32b、明るさ設定機能32c、ホワイトバランス設定機能32d、カメラ切り替え機能32e、映像回転機能32f、映像反転機能32g、サーバ制御機能32hを含む。操作部23は、ユーザの操作に基づく端末設定バー32の各機能の端末設定指示を制御部21に入力する。
ズーム設定機能32aは、携帯端末10のカメラにおける現在のズーム倍率を表示し、現在のズーム倍率を変更する機能である。例えば、操作部23は、ユーザのボタン押下により「ズーム倍率1.0倍へ移動」、「広角側へ1段階移動」、「望遠側へ1段階移動」の指示を制御部21に入力する。
フォーカス設定機能32bは、携帯端末10のカメラにおける現在のフォーカスモードを表示し、現在のフォーカスモードを変更する機能である。操作部23は、各ラジオボタン選択によりフォーカスモードの切り替え指示を制御部21に入力する。例えば、フォーカスモードが「ワンショットAF(オートフォーカス)」の時、「AF」ボタンが有効になる。操作部23は、「AF」ボタンがユーザによって押下されると、カメラの映像中央部に対しAF操作を実施する指示を制御部21に入力する。また、フォーカスモードが「MF(マニュアルフォーカス)」の時、「近く」ボタン、「遠く」ボタン、MFフォーカス位置スライダーが有効になる。ここで、ユーザは、MFフォーカス位置スライダーで現在のフォーカス位置の表示を行う。操作部23は、スライダーサムの操作に基づくフォーカス位置移動の指示を制御部21に入力する。また、「近く」ボタンがユーザによって押下されると、操作部23は、フォーカス位置を手前寄りへ移動する指示を制御部21に入力する。また、「遠く」ボタンがユーザによって押下されると、操作部23は、フォーカス位置を遠方へ移動する指示を制御部21に入力する。
明るさ設定機能32cは、携帯端末10のカメラにおける現在の露出補正値を表示し、現在の露出補正値を変更する機能である。例えば、操作部23は、各ボタン押下により「1段階マイナス方向へ露出補正値を設定」、「露出補正を行わない」、「1段階プラス方向へ露出補正値を設定」の指示を制御部21に入力する。
ホワイトバランス設定機能32dは、携帯端末10のカメラにおける現在のホワイトバランスモードを表示し、現在のホワイトバランスモードを変更する機能である。操作部23は、選択したコンボボックスアイテムに従い、ホワイトバランスモードの変更指示を制御部21に入力する。
カメラ切り替え機能32eは、携帯端末10の現在使用中のカメラを表示し、現在使用中のカメラを変更する機能である。携帯端末10が前方カメラ又は後方カメラを搭載するなど複数のカメラを搭載している場合、本機能が有効である。操作部23は、ユーザによる各ラジオボタン選択により使用するカメラの切り替え指示を制御部21に入力する。
映像回転機能32fは、現在の映像の方向を表示し、現在の映像を回転する機能である。操作部23は、ユーザによる「回転」ボタン押下ごとに、時計方向に90度映像の方向を切り替える指示を制御部21に入力する。
映像反転機能32gは、現在の監視映像が正位置であるか、反転状態であるかを表示し、反転状態を正位置に切り替える機能である。操作部23は、ユーザによる各ラジオボタン選択により、監視映像の反転状態の切り替え指示を制御部21に入力する。
サーバ制御機能32hは、現在のサーバ機能の状態(携帯端末10における監視制御端末20に対する監視画像の送信状態)を表示し、現在のサーバ機能を変更する機能である。操作部23は、ユーザによる各ボタン押下により、「サーバ機能の停止」、「サーバ機能の起動」、「サーバ機能の再起動」の指示を制御部21に入力する。「サーバ機能の停止」の指示が制御部21に入力された場合、携帯端末10における監視制御端末20に対する監視画像の送信機能を停止する。また、「サーバ機能の起動」の指示が制御部21に入力された場合、携帯端末10における監視制御端末20に対する監視画像の送信機能を起動する。サーバ機能の停止又は起動によって、携帯端末10と監視制御端末20との通信におけるデータ通信量を制御できることができる。「サーバ機能の再起動」の指示が制御部21に入力された場合、携帯端末10における監視制御端末20に対する監視画像の送信機能をリセットし正常化させる。
上述した一例では、ユーザが監視制御端末20を操作して携帯端末10の端末設定を遠隔操作で実行したが、ユーザが携帯端末10を操作して携帯端末10の端末設定を実行してもよい。
携帯端末10の出力部13は、図6に示す出力画面40をディスプレイに出力する。出力画面40は、端末設定アイコン41及び監視映像エリア42を含む。
端末設定アイコン41は、ズーム設定機能41a、フォーカス設定機能41b、明るさ設定機能41c、ホワイトバランス設定機能41d、カメラ切り替え機能41e、映像回転機能41f、映像反転機能41g、サーバ制御機能41hを含む。ここで、操作部14は、出力画面40におけるユーザの操作による指示があった場合、当該指示を制御部11に入力する。ズーム設定機能41a、フォーカス設定機能41b、明るさ設定機能41c、ホワイトバランス設定機能41d、カメラ切り替え機能41e、映像回転機能41f、映像反転機能41g、サーバ制御機能41hは、前述したズーム設定機能32a、フォーカス設定機能32b、明るさ設定機能32c、ホワイトバランス設定機能32d、カメラ切り替え機能32e、映像回転機能32f、映像反転機能32g、サーバ制御機能32hとそれぞれ対応する機能である。
監視映像エリア42は、監視映像を出力するためのエリアである。
したがって、ユーザが携帯端末10を操作し、携帯端末10の端末設定することもできる。
<携帯端末ケース>
続いて、図7-図9を用いて、第1の実施形態に係る携帯端末ケース2の構成を説明する。携帯端末ケース2は、上述した携帯端末である携帯端末10を保護するための携帯端末用のケースである。以下、図7は、第1の実施形態に係る携帯端末ケース2の分解斜視図である。図8及び図9は、第1の実施形態に係る携帯端末ケース2の斜視図である。なお、当然のことながら、図7及びその他の図面に示した右手系XYZ直交座標は、構成要素の位置関係を説明するための便宜的なものであり、図面間で共通である。
図7-図9に示すように、携帯端末ケース2は、本体部100及び蓋部200を備える。
本体部100は、携帯端末10を内部に収容する箱型の形状の部材である。本体部100に収容される携帯端末10は、例えばスマートフォンやタブレットなどの板状の携帯端末である。携帯端末10は、Z軸負方向側(一方側)の主面に第1のカメラ16を搭載している。具体的には、第1のカメラ16は、携帯端末のY軸方向における中心付近、かつX軸方向におけるX軸負方向側の端部付近に位置する。また、携帯端末10は、第1のカメラ16を搭載しているZ軸負方向側の主面の反対側のZ軸正方向側(他方側)の主面に第2のカメラを搭載している。例えば、第1のカメラ16は、スマートフォンのディスプレイ側の主面に搭載されたフロントカメラである。第1のカメラ16は、スマートフォンの主面のY軸方向における中心付近、かつX軸方向におけるX軸負方向側の端部(一方側の端部)に位置する。また、第2のカメラ17は、スマートフォンのディスプレイ側の主面とは反対側の主面に搭載されたバックカメラである。
本体部100は、黒色ABS(Acrylonitrile Butadiene Styren)樹脂で構成されている。なお、本体部100は、黒色ABS樹脂に限られず、プラスチック等の樹脂、木材又は金属などの素材で構成されてもよい。また、本体部100の外周面を所定の色の塗料で塗ってもよい。そうすることによって、携帯端末ケース2の耐衝撃性などの強度が向上され、また、携帯端末ケース2が目立たないようにできる。
本体部100は、XY平面に並行な主面部101と、ZY平面に並行な側面部102(X軸負方向)及び側面部103(X軸正方向)と、ZX平面に並行な側面部104(Y軸負方向)及び側面部105(Y軸正方向)とを有する。
ここで、本体部100には、携帯端末10の主面がZ軸方向(厚み方向)に向くように、すなわち、携帯端末10の主面と本体部100の主面部101とが対向するように携帯端末10が収容される。携帯端末10が収容される際、携帯端末10の第1のカメラ16はZ軸負方向に向き、携帯端末10は本体部100内においてX軸正方向又はY軸方向に移動しないように固定される。
本体部100は、側面部102の内部に第1の導光窓106を備える。第1の導光窓106は、外部からの光を本体部100の内部に導入する特徴を有する。第1の導光窓106は、例えばガラスやプラスチックなど光を導光できるものであればよい。なお、本体部100は、第1の導光窓106に限られず、外部からの光を本体部100の内部に導光する貫通孔を側面部102に備えていてもよい。
本体部100は、主面部101のZ軸正方向側の表面に反射鏡107を備える。また、本体部100は、携帯端末10が本体部100に収容された際に携帯端末10の第1のカメラ16と対向する位置に反射鏡107を備える。反射鏡107は、第1の導光窓106から本体部100の内部に導入された光を携帯端末10に搭載された第1のカメラ16に向かって反射する特徴を有する。したがって、第1のカメラ16は、本来Z軸負方向の映像しか撮影できないが、携帯端末ケース2によってX軸負方向の映像を撮影することができるようになる。
本体部100は、側面部104又は側面部105より外側に位置し、かつ、X軸方向に沿って設けられる第1のガイド108及び第2のガイド109をそれぞれ設ける。第1のガイド108及び第2のガイド109は、本体部100と蓋部200とがX軸方向に相対的にスライドすることによって開閉する際のガイドとなる特徴を有する。
本体部100は、側面部103のX軸正方向側の表面において、X軸正方向に突出する施錠用部材(第1の施錠用部材)110を備える。施錠用部材110は、例えば金属で構成される板状の部材であり、本体部100の側面部103において当該側面部103から突出するとともに貫通孔を有する。
本体部100には、支持部材300が固定される。支持部材300は、三脚に設けられた三脚螺子を螺合するための第1の三脚螺子穴302又は第2の三脚螺子穴303を設ける。本体部100は、螺子穴111a、螺子穴111b、螺子穴111c及び螺子穴111dを有する。また、支持部材300は、螺子穴301a、螺子穴301b、螺子穴301c及び螺子穴301dを有する。そして、螺子401aが螺子穴301aを介して螺子穴111aと螺合し、螺子401bが螺子穴301bを介して螺子穴111bと螺合し、螺子401cが螺子穴301cを介して螺子穴111cと螺合し、螺子401dが螺子穴301dを介して螺子穴111dと螺合することによって、支持部材300は本体部100に固定される。そして、支持部材300の第1の三脚螺子穴302又は第2の三脚螺子穴303によって所定の設置場所に携帯端末ケース2を設置する。したがって、三脚などによって携帯端末ケース2を所定の場所に固定して設置することができる。また、携帯端末10を収容した携帯端末ケース2を所定のエリアに設置する際に、市販の三脚で携帯端末ケース2を支持できる。なお、第2の三脚螺子穴303は三脚以外に用いられてもよい。
蓋部200は、本体部100の蓋であり、X軸方向においてスライド式で開閉する部材である。蓋部200は、黒色ABS樹脂で構成されている。そうすることによって、携帯端末ケース2の耐衝撃性などの強度が向上され、また、携帯端末ケース2が目立たないようにできる。なお、蓋部200は、黒色ABS樹脂に限られず、プラスチック等の樹脂、木材又は金属などの素材で構成されてもよい。また、蓋部200の外周面を所定の色の塗料で塗ってもよい。
蓋部200は、XY平面に並行な主面部201と、ZY平面に並行な側面部202(X軸正方向)と、ZX平面に並行な側面部203(Y軸負方向)及び側面部204(Y軸正方向)とを有する。
蓋部200は、本体部100上をX軸方向においてスライド式で開閉する。蓋部200の側面部203及び側面部204が、本体部100の第1のガイド108上及び第2のガイド109上をそれぞれ移動することによって、蓋部200はX軸方向にスライド式で開閉する。スライド式で開閉するようにすることによって、携帯端末ケース2に携帯端末10を収容しやすくなる。
蓋部200は、主面部201の内部に第2の導光窓205を備える。第2の導光窓205は、外部からの光を蓋部200の内部に導光する特徴を有する。第2の導光窓205は、例えばガラスやプラスチックなど光を導光できるものであればよい。そして、第2の導光窓205は、主面部201において、携帯端末10が本体部100に収容された際に携帯端末10の第2のカメラ17と対向する位置に設けられる。なお、蓋部200は、第2の導光窓205に限られず、外部からの光を蓋部200の内部に導光する貫通孔を主面部201に備えていてもよい。
蓋部200は、側面部202のX軸正方向側の表面において、X軸正方向に突出する施錠用部材(第2の施錠用部材)206を備える。施錠用部材206は、例えば金属で構成される板状の部材であり、蓋部200の側面部202において当該側面部202から突出するとともに貫通孔を有する。ここで、蓋部200が本体部100に対して閉じた場合、本体部100の施錠用部材110と蓋部200の施錠用部材206との貫通孔同士が一致する。そして、一致した貫通孔にセキュリティーワイヤや錠を通すことによって、携帯端末ケース2が開閉しないように施錠することができる。そうすることによって、携帯端末10の盗難が防止できる。
蓋部200は、側面部202の内部にプラグ貫通孔207を有する。プラグ貫通孔207は、例えば、携帯端末ケース2に収容された携帯端末10を充電するためのプラグを挿入するための穴である。キャップ208は、ゴムなどの樹脂で構成されており、蓋部200の内側からプラグ貫通孔207に嵌め込まれることによってプラグ貫通孔207を塞ぐ。
続いて、図10-図18を用いて、第1の実施形態に係る携帯端末ケース2の詳細な構成を断面図及び部分拡大図を用いて説明する。図10は、第1の実施形態に係る携帯端末ケース2の切断面が示されている展開図である。携帯端末ケース2には、携帯端末10が収容されている。本実施例では、図10に示すように平面A-A、平面B-B、平面C-C、平面E-E、平面F-F、平面H-H、平面G-Gで切断し、それぞれの断面図又は部分拡大図を後述する図11―18に示す。
図11は、第1の実施形態に係る携帯端末ケース2を平面A-Aで切断した時の断面図である。図12は、図11に示す領域Dの部分拡大図である。
図11及び図12に示すように、平面A-A上では、本体部100の側面部102には第1の導光窓106及び反射鏡107が設けられる。また、携帯端末10のZ軸負方向側には、携帯端末10に搭載された第1のカメラ16が配置される。ここで、本体部100の第1の導光窓106と反射鏡107とは、携帯端末10に搭載された第1のカメラ16と同一の平面上である平面A-Aに配置されている。そのため、第1の導光窓106は、外部から本体部100に導入し、反射鏡107は、導光された光を携帯端末10に搭載された第1のカメラ16に向かって反射する。したがって、携帯端末10は、第1のカメラ16を用いて、携帯端末ケース2の側面部102側(X軸負方向側)にある被写体を撮像することができる。
また、図12に示すように、第1の導光窓106は、例えば透過窓106a及びグレースモーク窓106bを含む。透過窓106aは、防塵、防水、防滴機能を持たせることで携帯端末ケース2の内部に外部からの塵、水滴の侵入を防ぐことが期待できる。透過窓106aには、反射防止コーティング、防汚コーティング、ハードコーティングを施した透明部材を用いてもよい。 グレースモーク窓106bは、着脱可能な光学フィルターであり、例えば、外部から携帯端末ケース2の内部が目立たないようNDフィリター(グレーフィルター)を搭載する。 または、グレースモーク窓106bを光学レンズに置き換え、第1のカメラ16の焦点距離を補正することも可能である。なお、透過窓106aにグレースモーク窓106bの機能を搭載してもよい。
また、図11に示すように、蓋部200の側面部202には、プラグ貫通孔207が設けられる。プラグ貫通孔207は、蓋部200の内部からキャップ208が嵌め込まれることで、塞がれる。
図13は、第1の実施形態に係る携帯端末ケース2を平面B-Bで切断した時の断面図である。
図13に示すように、平面B-B上では、本体部100に支持部材300が設置されている。支持部材300において、本体部100の主面部101に当接した領域には第1の三脚螺子穴302が設けられる。また、支持部材300において、本体部100の側面部105に対向する領域には、第2の三脚螺子穴303が設けられる。ここで、第1の三脚螺子穴302及び第2の三脚螺子穴303は、三脚などに設けられた三脚螺子と螺合する。ここで、本体部100において、支持部材300の第1の三脚螺子穴302に対応する領域には空間があり、当該空間には第1の三脚螺子穴302から突出した三脚螺子を挿入できる。したがって、支持部材300を本体部100に設置することによって、携帯端末10を収容した携帯端末ケース2を三脚などで支持できる。また、三脚の三脚螺子の方向が固定されている場合、携帯端末10は複数の方向の映像を取得できる。例えば、Z軸正方向に向かって設けられた三脚螺子を有する三脚で携帯端末ケース2を支持するとする。携帯端末ケース2の第1の三脚螺子穴302を当該三脚螺子に螺合する場合、携帯端末ケース2に収容される携帯端末10の第2のカメラ17が搭載された主面(蓋部200の主面部201側の主面)は、Z軸正方向に向く。そうすると、第2のカメラ17はZ軸正方向側の映像を取得できる。また、携帯端末ケース2の第2の三脚螺子穴303を当該三脚螺子に螺合する場合、携帯端末ケース2に収容される携帯端末10の第2のカメラ17が搭載された主面は、X軸正方向に向く。そうすると、第2のカメラ17はX軸正方向側の映像を取得できる。
また、本体部100の内部側には、携帯端末10との接触面にクッション112が設けられる。したがって、クッション112によって、携帯端末10と本体部100との間に発生する衝撃を和らげることができる。なお、クッション112は、携帯端末10と本体部100とが接触する部位に各々設けられてもよい。
図14は、第1の実施形態に係る携帯端末ケース2を平面C-Cで切断した時の断面図である。
図14に示すように、平面C-C上では、蓋部200の主面部201には第2の導光窓205が設けられている。また、携帯端末10のZ軸正方向側には第2のカメラ17が搭載されている。第2の導光窓205は、第2のカメラ17に向けて外部からの光を導入する。したがって、携帯端末10は、第2のカメラ17を用いて、蓋部200の主面部201側(Z軸正方向側)にある被写体を撮像することができる。また、蓋部200の第2の導光窓205は、透過窓205a及びグレースモーク窓205bを含む。透過窓205aは、上述した第1の導光窓106における透過窓106aと同様の特徴を有する。また、グレースモーク窓205bは、上述した第1の導光窓106におけるグレースモーク窓106bと同様の特徴を有する。
図15は、第1の実施形態に係る携帯端末ケース2を平面E-Eで切断した時の断面図である。
図15に示すように、平面E-Eでは、本体部100の螺子穴111bには、螺子401bが支持部材300の螺子穴301bを介して挿入される。本体部100に挿入された螺子401bは、ナット404bによって本体部100の内側から止められる。そうすることによって、本体部100には、支持部材300が備えられる。なお、図7に示す螺子401a、螺子401c及び螺子401dに関しても同様に、ナット404a、ナット404c及びナット404d(不図示)によってそれぞれ本体部100の内側から止められる。
図16は、第1の実施形態に係る携帯端末ケース2を平面F-Fで切断した時の断面図である。
図16に示すように、平面F-Fでは、本体部100の側面部103には柱状部材挿入穴113が設けられており、柱状部材挿入穴113には柱状部材114が挿入されている。柱状部材114は例えばボルトである。本体部100では、柱状部材114と柱状部材挿入穴113との間にはヘリサート406が設けられている。ヘリサート406は、本体部100の柱状部材挿入穴113に設けられることによって、柱状部材114に対する補強材として使用される。また、蓋部200の側面部202には、蓋部200が閉まった際に、本体部100に備えられた柱状部材114が貫通する柱状部材貫通孔209が設けられている。柱状部材114が備えられる当該構成は、本体部100において複数あってもよい。したがって、柱状部材114によって、蓋部200が閉まった際に蓋部200がぐらつかないように蓋部200を固定できる。
図17は、第1の実施形態に係る携帯端末ケース2を平面G-Gで切断した時の断面図である。
図17に示すように、平面G-Gでは、蓋部200には施錠用部材206が設けられている。具体的には、施錠用部材206は、蓋部200の側面部202と当接するYZ平面に並行な領域と当該領域に垂直なXY平面に並行な領域とを有する板状の部材である。ボルト407aが、蓋部200の内側から蓋部200の側面部202と施錠用部材206とに挿入され、蓋部200の外側からナット408aで止められる。そして、施錠用部材206は、蓋部200のX軸正方向側において突出する。
図18は、第1の実施形態に係る携帯端末ケース2を平面H-Hで切断した時の断面図である。
図18に示すように、平面H-Hでは、本体部100には施錠用部材110が設けられている。具体的には、施錠用部材110はXY平面に並行な板状の部材である。ボルト409aが、本体部100の内側から本体部100の主面部101と施錠用部材110とに挿入され、本体部100の外側からナット410aで止められる。そして、施錠用部材110は、本体部100のX軸正方向側において突出する。ここで、施錠用部材110は施錠用部材206とはXY平面で並行になっている。
したがって、第1の実施形態に係る監視システム1は、遠隔地から監視制御端末20によって携帯端末10から監視映像を取得する。また、監視システム1は、遠隔地から監視制御端末20によって携帯端末10の監視映像を取得するためのカメラ設定を実行する。したがって、携帯端末10が撮影する監視エリアにユーザが立ち入らなくても監視エリアの監視ができる。
また、監視システム1では、携帯端末10は携帯端末ケース2に収容される。したがって、携帯端末ケース2における第1の導光窓106と反射鏡107とによって、携帯端末10は、携帯端末10の側面側の映像が取得できる。
また、監視システム1では、携帯端末10が携帯端末ケース2に収容されている場合、携帯端末10の側面の映像を反射鏡107で反射して撮影するため、監視制御端末20において監視映像を正しい向きで監視するためには、鏡像と正像の切り替え、画像の回転が必要である。監視システム1では、監視システム1は、監視制御端末20に出力する携帯端末10の監視映像の鏡像と正像の切り替え、画像の回転をユーザの操作に従って実行するため、監視制御端末20において監視映像を正しい向きで監視できる。
また、監視システム1では、携帯端末ケース2によって携帯端末10のディスプレイが外部から見えない。ディスプレイに表示される情報が外部から見えず、情報漏洩のリスクを低減できる。ディスプレイの明かりなどを外部に漏らさないことによって、監視エリアの周囲環境を害さない。
<ハードウェア構成>
続いて、図19を用いて、監視システム1を構成する各装置(例:携帯端末10及び監視制御端末20)に係るコンピュータ1000のハードウェア構成例を説明する。図19においてコンピュータ1000は、プロセッサ1001と、メモリ1002とを有している。プロセッサ1001は、例えば、マイクロプロセッサ、MPU(Micro Processing Unit)、又はCPU(Central Processing Unit)であってもよい。プロセッサ1001は、複数のプロセッサを含んでもよい。メモリ1002は、揮発性メモリ及び不揮発性メモリの組み合わせによって構成される。メモリ1002は、プロセッサ1001から離れて配置されたストレージを含んでもよい。この場合、プロセッサ1001は、図示されていないI/Oインターフェースを介してメモリ1002にアクセスしてもよい。
また、上述の実施形態における各装置は、ハードウェア又はソフトウェア、もしくはその両方によって構成され、1つのハードウェア又はソフトウェアから構成してもよいし、複数のハードウェア又はソフトウェアから構成してもよい。上述の実施形態における各装置の機能(処理)を、コンピュータにより実現してもよい。例えば、メモリ1002に実施形態における方法を行うためのプログラムを格納し、各機能を、メモリ1002に格納されたプログラムをプロセッサ1001で実行することにより実現してもよい。
これらのプログラムは、コンピュータに読み込まれた場合に、実施形態で説明された1又はそれ以上の機能をコンピュータに行わせるための命令群(又はソフトウェアコード)を含む。プログラムは、非一時的なコンピュータ可読媒体又は実体のある記憶媒体に格納されてもよい。限定ではなく例として、コンピュータ可読媒体又は実体のある記憶媒体は、random-access memory(RAM)、read-only memory(ROM)、フラッシュメモリ、solid-state drive(SSD)又はその他のメモリ技術、CD-ROM、digital versatile disc(DVD)、Blu-ray(登録商標)ディスク又はその他の光ディスクストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスクストレージ又はその他の磁気ストレージデバイスを含む。プログラムは、一時的なコンピュータ可読媒体又は通信媒体上で送信されてもよい。限定ではなく例として、一時的なコンピュータ可読媒体又は通信媒体は、電気的、光学的、音響的、またはその他の形式の伝搬信号を含む。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
本開示の携帯端末ケース2は、監視システム1に用いられて携帯端末10を保護するが、携帯端末ケース2の用途はそれに限られない。例えば、携帯端末ケース2は、防犯目的で用いられず、日常における普段使いとしてユーザに用いられてもよい。この際、携帯端末ケース2は支持部材300を備えずに、携帯端末ケース2に保護される携帯端末10をユーザが移動可能にしてもよい。
また、本開示の監視システム1では、携帯端末10及び監視制御端末20を備えるが、携帯端末10及び監視制御端末20に加えて監視サーバの構成を追加してもよい。例えば、監視サーバは、クラウド上の仮想空間で管理され、携帯端末10及び監視制御端末20における所定の機能を、携帯端末10及び監視制御端末20の代わりに実行してもよい。そうすることによって、携帯端末10及び監視制御端末20の管理効率の向上、情報の一元化等を行うことができる。
1 監視システム
2 携帯端末ケース
10 携帯端末
20 監視制御端末
11 制御部
12 撮影部
13 出力部
14 操作部
15 記憶部
16 第1のカメラ
17 第2のカメラ
20 監視制御端末
21 制御部
22 出力部
23 操作部
24 記憶部
30、40 出力画面
100 本体部
101 主面部
102-105 側面部
106 第1の導光窓
106a、205a 透過窓
106b、205b グレースモーク窓
107 反射鏡
108 第1のガイド
109 第2のガイド
110 施錠用部材(第1の施錠用部材)
112 クッション
113 柱状部材挿入穴
114 柱状部材
200 蓋部
201 主面部
202-204 側面部
205 第2の導光窓
206 施錠用部材(第2の施錠用部材)
207 プラグ貫通孔
208 キャップ
209 柱状部材貫通孔
211 映像取得部
212 映像制御部
213 遠隔操作制御部
300 支持部材
301a-301d 螺子穴
302 第1の三脚螺子穴
303 第2の三脚螺子穴
401a-401d 螺子
404a-404d、408a、410a ナット
406 ヘリサート
407a、409a ボルト
1000 コンピュータ
1001 プロセッサ
1002 メモリ

Claims (9)

  1. 携帯端末を収容する箱型の携帯端末ケースであって、
    側面部には、外部からの光を導入する第1の導光窓が設けられており、
    前記側面部と隣接する主面部には、前記第1の導光窓から導入された光を前記携帯端末の主面に搭載された第1のカメラに向かって反射させる反射鏡が設けられており、
    前記携帯端末を収容する箱型の本体部と、
    前記本体部に蓋をするための蓋部と、備え、
    前記本体部の側面部には、外部からの光を導入する第1の導光窓が設けられており、
    前記本体部の前記側面部と隣接する主面部には、前記第1の導光窓から導入された光を前記携帯端末の主面に搭載された第1のカメラに向かって反射させる反射鏡が設けられており、
    前記蓋部は前記本体部に対して相対的にスライドすることによって開閉し、
    前記蓋部の主面部には、前記第1のカメラが搭載された前記携帯端末の前記主面とは反対側の主面に搭載された第2のカメラに向けて外部からの光を導入する第2の導光窓が設けられている
    携帯端末ケース。
  2. 前記本体部には、前記本体部の側面部において当該側面部から突出するとともに貫通孔を有する第1の施錠用部材が設けられ、
    前記蓋部には、前記蓋部の側面部において当該側面部から突出するとともに貫通孔を有する第2の施錠用部材が設けられ、
    前記本体部に対して前記蓋部が閉じた場合、前記第1の施錠用部材と前記第2の施錠用部材との前記貫通孔同士が一致する
    請求項1に記載の携帯端末ケース。
  3. 前記本体部の主面部と当接するとともに三脚螺子が螺合するための三脚螺子穴を有する領域と、前記本体部の側面部と対向するとともに三脚螺子が螺合するための三脚螺子穴を有する領域と、を含む支持部材が前記本体部の主面部の外側に設置される
    請求項1又は2に記載の携帯端末ケース。
  4. 所定の区域を監視するための監視映像を取得するカメラを搭載し、
    携帯端末を収容する箱型の携帯端末ケースであって、
    側面部には、外部からの光を導入する第1の導光窓が設けられており、
    前記側面部と隣接する主面部には、前記第1の導光窓から導入された光を前記携帯端末の主面に搭載された第1のカメラに向かって反射させる反射鏡が設けられている前記携帯端末ケースに収容された携帯端末と、
    前記携帯端末を制御する監視制御端末と、を備え、
    前記監視制御端末は、
    前記携帯端末から監視映像を取得する映像取得部と、
    前記取得された監視映像をディスプレイに出力する出力部と、
    前記携帯端末を遠隔操作によって制御する遠隔操作制御部と、を備える、
    監視システム。
  5. 前記遠隔操作制御部は、前記携帯端末に搭載されたカメラを制御する
    請求項4に記載の監視システム。
  6. 前記携帯端末が複数のカメラを搭載する場合、
    前記遠隔操作制御部は、前記携帯端末に搭載された前記複数のカメラを切り替えるための制御を実行する
    請求項5に記載の監視システム。
  7. 前記遠隔操作制御部は、前記携帯端末に搭載されたカメラのフォーカスの設定とズーム倍率の設定と明るさの設定とホワイトバランスの設定とのいずれか1つを操作するための制御を実行する
    請求項5又は6に記載の監視システム。
  8. 前記遠隔操作制御部は、前記携帯端末に搭載されたカメラが撮影する監視映像の向きを反転又は回転するための制御を実行する
    請求項5乃至7のいずれか一項に記載の監視システム。
  9. 前記遠隔操作制御部は、前記携帯端末の電池残量を管理し、
    前記出力部は、前記携帯端末の電池残量をディスプレイに出力する
    請求項4乃至8のいずれか一項に記載の監視システム。
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