JP7196681B2 - 判定装置、判定方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、判定装置、判定方法及びプログラムに関する。
旅客機への搭乗者が手荷物検査場を通過してから旅客機へ搭乗するまでの間に、手荷物を搭乗口付近等に置き忘れてしまうことが有る。そこで、従来、空港営業時間の終了後に警備員等の巡回により、手荷物の置き忘れの有無が確認されている。また、既に目的地に到着した後で手荷物を忘れたことに気付いた所有者からの連絡により、出発元の空港の職員によって、当該手荷物の所在が確認されている。
特開2014-186650号公報 特開2017-16344号公報 特開平1-245395号公報 特開2006-178942号公報
上記のように、空港での忘れ物は、空港の職員等の手作業によって確認が行われており、空港運営者にとって大きな負担となっている。
そこで、一側面では、本発明は、空港での忘れ物の確認作業の負担を軽減することを目的とする。
一つの態様では、判定装置は、空港の手荷物検査場において取得された搭乗券情報及び前記手荷物検査場において撮像された手荷物の第1の画像情報を関連付けて記憶部に記憶する関連付け部と、前記空港の搭乗口において取得された搭乗券情報に関連付けられて前記記憶部に記憶されている前記第1の画像情報が示す手荷物が、当該搭乗口において撮像された第2の画像情報に含まれているか否かを判定する判定部と、を有する。
一側面として、空港での忘れ物の確認作業の負担を軽減することができる。
本発明の実施の形態における忘れ物検知システム1の構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における忘れ物検知装置10のハードウェア構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における忘れ物検知装置10の機能構成例を示す図である。 搭乗者が手荷物検査場を通過する際に忘れ物検知装置10が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 搭乗券情報DB121の構成例を示す図である。 人物情報DB123の構成例を示す図である。 手荷物情報DB122の構成例を示す図である。 搭乗口における手荷物の置き忘れの検知処理の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 表示装置33へのアラームの出力例を示す図である。 待機エリアにおける手荷物の置き忘れの検知処理の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 カメラ情報DB126の構成例を示す図である。 候補手荷物情報DB124の構成例を示す図である。 アラームリスト129の構成例を示す図である。 検出人物情報DB125の構成例を示す図である。 忘れ物リストの表示例を示す図である
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の実施の形態における忘れ物検知システム1の構成例を示す図である。図1に示されるように、忘れ物検知システム1は、或る空港(以下、「空港X」という。)の手荷物検査場の各列に備えられた、搭乗券読取機21、カメラ22及びカメラ23等の機器と、各搭乗口に備えられた搭乗券読取機31、カメラ32及び表示装置33と、各搭乗口周辺において搭乗者が搭乗待ちをする所定のエリア(以下、「待機エリア」という。)ごとに1台以上設置されるカメラ40等の機器と、忘れ物検知装置10と、1以上の警備員端末50とを含む。これら各機器及び警備員端末50と忘れ物検知装置10とは、例えば、LAN(Local Area Network)等のネットワーク(有線又は無線の別は問わない。)を介して接続される。
搭乗券読取機21は、手荷物検査場において、搭乗者から提示される2次元コード又はICカード等(以下、便宜上、「搭乗券」という。)から、搭乗券に関する情報(以下、「搭乗券情報」という。)を読み取る。カメラ22は、例えば、手荷物検査場におけるX線検査機から出てきた手荷物の画像を撮像する。カメラ23は、例えば、手荷物検査場において、金属探知機を通り抜けてきた人物(搭乗者)の画像を撮像する。
搭乗券読取機31は、搭乗口において、搭乗者から提示される2次元コード又はICカード等から搭乗券情報を読み取る。カメラ32は、搭乗口を通過中の人物(搭乗者)の画像を撮像する。表示装置33は、例えば、液晶ディスプレイ等である。
カメラ40は、当該カメラ40の設置先である待機エリア(搭乗口周辺)の画像を撮像する。
忘れ物検知装置10は、各機器によって得られる情報に基づいて、搭乗者による手荷物の置き忘れを自動的に検知する1以上のコンピュータである。
警備員端末50は、空港内を巡回する警備員が携帯する端末である。例えば、スマートフォン又はタブレット端末等が警備員端末50として利用されてもよい。
図2は、本発明の実施の形態における忘れ物検知装置10のハードウェア構成例を示す図である。図2の忘れ物検知装置10は、それぞれバスBで相互に接続されているドライブ装置100、補助記憶装置102、メモリ装置103、CPU104、及びインタフェース装置105等を有する。
忘れ物検知装置10での処理を実現するプログラムは、記録媒体101によって提供される。プログラムを記録した記録媒体101がドライブ装置100にセットされると、プログラムが記録媒体101からドライブ装置100を介して補助記憶装置102にインストールされる。但し、プログラムのインストールは必ずしも記録媒体101より行う必要はなく、ネットワークを介して他のコンピュータよりダウンロードするようにしてもよい。補助記憶装置102は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。
メモリ装置103は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置102からプログラムを読み出して格納する。CPU104は、メモリ装置103に格納されたプログラムに従って忘れ物検知装置10に係る機能を実行する。インタフェース装置105は、ネットワークに接続するためのインタフェースとして用いられる。
なお、記録媒体101の一例としては、CD-ROM、DVDディスク、又はUSBメモリ等の可搬型の記録媒体が挙げられる。また、補助記憶装置102の一例としては、HDD(Hard Disk Drive)又はフラッシュメモリ等が挙げられる。記録媒体101及び補助記憶装置102のいずれについても、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に相当する。
図3は、本発明の実施の形態における忘れ物検知装置10の機能構成例を示す図である。図3において、忘れ物検知装置10は、搭乗券登録部11、手荷物登録部12、人物登録部13、搭乗券情報取得部14、搭乗口画像取得部15、搭乗口忘れ物検知部16及び待機エリア忘れ物検知部17等を有する。これら各部は、忘れ物検知装置10にインストールされた1以上のプログラムが、CPU104に実行させる処理により実現される。忘れ物検知装置10は、また、搭乗券情報DB121、手荷物情報DB122、人物情報DB123、候補手荷物情報DB124、検出人物情報DB125、カメラ情報DB126、搭乗口DB127、運行情報DB128及びアラームリスト129等を利用する。これら各データベース(記憶部)は、例えば、補助記憶装置102、又は忘れ物検知装置10にネットワークを介して接続可能な記憶装置等を用いて実現可能である。
以下、忘れ物検知装置10が実行する処理手順について説明する。図4は、搭乗者が手荷物検査場を通過する際に忘れ物検知装置10が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
或る搭乗者(以下「人物A」という。)が搭乗券読取機21に対して搭乗券を翳すと、搭乗券登録部11は、搭乗券読取機21によって当該搭乗券から読み取られた搭乗券情報を取得し、当該搭乗券情報を搭乗券情報DB121に登録する(S101)。
図5は、搭乗券情報DB121の構成例を示す図である。図5に示されるように、搭乗券情報DB121には搭乗券情報ごとにレコードが記憶される。搭乗券情報は、搭乗券ID、登録日時、搭乗者名、搭乗便名、出発時刻、搭乗口及び優先搭乗フラグ等を含む。
搭乗券IDは、搭乗券情報DB121の各レコードの識別情報であり、搭乗券情報が搭乗券情報DB121に登録される際に搭乗券登録部11によって生成される。登録日時は、搭乗券情報が搭乗券情報DB121に登録された日時である。搭乗者名は、搭乗券情報に係る搭乗者の氏名である。搭乗便名は、搭乗券情報に係る搭乗券の搭乗便の名前である。出発時刻は、当該搭乗便の出発時刻である。搭乗口IDは、当該搭乗便の搭乗口の識別情報である。優先搭乗フラグは、当該搭乗者が優先搭乗の対象者であるか否かを示す情報である。「1」は、優先搭乗の対象者であることを示し、「0」は、優先搭乗の対象外であることを示す。
続いて、例えば、人物Aが金属探知機を通過したタイミングでカメラ23が人物Aを撮像すると、人物登録部13は、カメラ23によって撮像された画像情報(画像データ)をカメラ23から取得する(S102)。続いて、人物登録部13は、例えば、公知の画像解析技術を用いて、当該画像情報から人物Aの外見の特徴情報を抽出する(S103)。続いて、人物登録部13は、当該画像情報及び当該特徴情報と、ステップS101において登録された搭乗券情報の搭乗券IDとを含む人物情報を人物情報DB123に登録する(S104)。
図6は、人物情報DB123の構成例を示す図である。図6に示されるように、人物情報DB123には人物情報ごとにレコードが記憶される。人物情報は、人物ID、登録日時、特徴情報、画像情報及び搭乗フラグ等を含む。
人物IDは、人物情報DB123の各レコードの識別情報であり、人物情報が人物情報DB123に登録される際に人物登録部13によって生成される。登録日時は、人物情報が人物情報DB123に登録された日時である。特徴情報、画像情報及び搭乗券IDは、上記した通りである。搭乗フラグは、搭乗済みであるか否かを示す情報である。「1」は、搭乗済みであることを示し、「0」は、未搭乗であることを示す。搭乗フラグの初期値は「0」である。
続いて、例えば、人物Aの手荷物がX線検査機を通過したタイミングでカメラ22が手荷物を撮像すると、手荷物登録部12は、カメラ22によって撮像された画像情報をカメラ22から取得する(S105)。続いて、手荷物登録部12は、例えば、公知の画像解析技術を用いて、当該画像情報から手荷物の外見の特徴情報を抽出する(S106)。続いて、手荷物登録部12は、当該画像情報及び当該特徴情報と、ステップS101において登録された搭乗券情報の搭乗券IDとを含む手荷物情報を手荷物情報DB122に登録する(S107)。
図7は、手荷物情報DB122の構成例を示す図である。図7に示されるように、手荷物情報DB122には手荷物情報ごとにレコードが記憶される。手荷物情報は、手荷物ID、登録日時、特徴情報、画像情報及び搭乗フラグ等を含む。
手荷物IDは、手荷物情報DB122の各レコードの識別情報であり、手荷物情報が手荷物情報DB122に登録される際に手荷物登録部12によって生成される。登録日時は、手荷物情報が手荷物情報DB122に登録された日時である。特徴情報、画像情報及び搭乗券IDは、上記した通りである。搭乗フラグは、搭乗済みであるか否かを示す情報である。「1」は、搭乗済みであることを示し、「0」は、未搭乗であることを示す。
なお、一人の搭乗者が複数の手荷物を有している場合も有る。したがって、手荷物情報は、手荷物ごとに手荷物情報DB122に登録される。例えば、図7において、1番目から3番目までのレコードの搭乗券IDは共通している。これは、これら3つのレコードの手荷物情報に係る手荷物が、一人の搭乗者の手荷物であることを示す。
このように、搭乗者が手荷物検査場を通過すると、当該搭乗者に関する1つの搭乗券情報、1つの人物情報、手荷物ごとの手荷物情報が、搭乗券情報DB121、人物情報DB123又は手荷物情報DB122に登録される。一人の搭乗者に係る搭乗券情報、人物情報及び手荷物情報は、搭乗券IDによって関連付けられる。
続いて、搭乗者が搭乗口を通過しようとした際に、当該搭乗者による手荷物の置き忘れを検知する処理について説明する。図8は、搭乗口における手荷物の置き忘れの検知処理の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
人物Aが、自らが搭乗予定の便の搭乗口の搭乗券読取機31に対して搭乗券を翳すと、搭乗券情報取得部14は、搭乗券読取機31によって当該搭乗券から読み取られた搭乗券情報を取得する(S201)。当該搭乗券情報は、搭乗券IDが含まれていないことを除き、図5に示した搭乗券情報と同様の構成を有する。
続いて、例えば、人物Aが搭乗口に搭乗券を翳したタイミングでカメラ32が当該搭乗口を撮像すると、搭乗口画像取得部15は、カメラ32によって撮像された画像情報をカメラ32から取得する(S202)。
続いて、搭乗口忘れ物検知部16は、ステップS201において取得された搭乗券情報と搭乗者名及び搭乗便名が一致する搭乗券情報を搭乗券情報DB121から検索し、検索された搭乗券情報の搭乗券ID(以下、「対象搭乗券ID」という。)を取得する(S203)。続いて、搭乗口忘れ物検知部16は、対象搭乗券IDを含む手荷物情報を手荷物情報DB122から検索する(S204)。続いて、搭乗口忘れ物検知部16は、検索された手荷物情報ごとに、当該手荷物情報の特徴情報と、ステップS202において取得された画像情報とに基づく公知の画像処理により、当該特徴情報が示す手荷物が当該画像情報に含まれているか否かを判定する(S206)。すなわち、手荷物検査場において人物Aの手荷物として特定された全ての手荷物が、搭乗口において人物Aによって携帯されているか否かが判定される。
いずれか1以上の手荷物情報(以下、「検知対象手荷物情報」という。)に係る手荷物が当該画像情報に含まれていない場合(S206でYes)、搭乗口忘れ物検知部16は、手荷物の置き忘れの可能性を通知するためのアラームを表示装置33へ出力する(S207)。
図9は、表示装置33へのアラームの出力例を示す図である。図9に示されるように、アラームには、忘れ物をしている可能性を示すメッセージが表示される。また、検知対象手荷物情報の画像情報が、アラームに含まれてもよい。そうすることで、いずれの手荷物が置き忘れの対象であることを明示することができる。
一方、全ての手荷物情報に係る手荷物が当該画像情報に含まれている場合(S206でNo)、搭乗口忘れ物検知部16は、人物情報DB123(図6)のレコードの中で、対象搭乗券IDを含むレコードの搭乗フラグを「1」に更新する(S208)。続いて、搭乗口忘れ物検知部16は、手荷物情報DB122(図7)のレコードの中で、対象搭乗券IDを含むレコードの搭乗フラグを「1」に更新する(S209)。
図8の処理手順によれば、手荷物を置き忘れた搭乗者の搭乗時に当該手荷物の置き忘れを検知出来るため、当該搭乗者が手荷物を置き忘れたまま出発してしまう可能性を低減することができる。
図10は、待機エリアにおける手荷物の置き忘れの検知処理の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。図10の処理手順は、カメラ40ごとに並列的に実行される。以下、説明の対象とするカメラ40を「対象カメラ40」という。
ステップS301において、待機エリア忘れ物検知部17は、現在時刻が、対象カメラ40の設置先の待機エリアの付近の搭乗口からの出発便の搭乗開始時刻から当該出発便の出発時刻の間の期間内であるか否かを判定する。現在時刻が当該期間内である場合(S301でYes)、ステップS302以降が実行される。すなわち、ステップS302以降は、当該搭乗口からの出発便の搭乗開始時刻が到来するたびに実行される。対象カメラ40に対応する搭乗口は、カメラ情報DB126を参照して特定可能である。
図11は、カメラ情報DB126の構成例を示す図である。図11に示されるように、カメラ情報DB126には、各待機エリアに設置されたカメラ40ごとに、カメラID、無人時画像データ及び近接搭乗口ID等が記憶されている。カメラIDは、各カメラ40の識別情報である。無人時画像データは、当該カメラ40の撮像範囲に対応する待機エリアが無人状態である際に当該カメラ40によって撮像された画像データである。なお、無人状態とは、人物が存在せず、かつ、手荷物も置かれていない状態をいう。近接搭乗口IDは、当該カメラ40に対応する待機エリア付近の搭乗口の識別情報である。2以上の搭乗口に係る待機エリアに対応するカメラ40には、各搭乗口の搭乗口IDがカンマ「,」で区切られて記憶されている。
また、各搭乗口の出発便の搭乗開始時刻及び出発時刻は、搭乗口IDに関連付けられて搭乗口DB127に記憶されている。なお、優先搭乗者であるか否かによって搭乗開始時刻は異なる。したがって、搭乗口DB127には、出発便ごとに、優先搭乗者の搭乗開始時刻(以下、「優先搭乗開始時刻」という。)と、優先搭乗者以外の搭乗開始時刻(以下、「一般搭乗開始時刻」という。)とが記憶されていてもよい。
したがって、待機エリア忘れ物検知部17は、対象カメラ40に対応する搭乗口の搭乗口IDをカメラ情報DB126を参照して特定しておき、当該搭乗口IDに係る搭乗口(以下、「対象搭乗口」という。)の各搭乗開始時刻及び出発時刻を搭乗口DB127を参照して特定しておくことで、ステップS301の判定を行う。この際の判定に利用される出発便は、対象搭乗口において未だ出発していない出発便の中で出発時刻が最も早い出発便(以下、「対象出発便」という。)である。また、この際の判定に利用される搭乗開始時刻は、対象出発便に関して最も早い搭乗開始時刻である。具体的には、対象出発便に対して優先搭乗が行われる場合には、当該優先搭乗の搭乗開始時刻である。
ステップS302において、待機エリア忘れ物検知部17は、対象カメラ40によって現在撮像されている待機エリアの画像(以下、「現在画像」という。)を対象カメラ40から取得する。続いて、待機エリア忘れ物検知部17は、現在画像から人物及び手荷物を検出し、それぞれの特徴情報を公知の画像処理により取得する(S303)。なお、現在画像からの人物及び荷物の検出には、対象カメラ40のカメラIDに関連付けられてカメラ情報DB126に記憶されている無人時画像データが利用されてもよい。具体的には、待機エリア忘れ物検知部17は、当該無人時画像エリアと現在画像との差分領域を検出し、各差分領域について人物、手荷物又はその他に分類することで、人物及び手荷物を検出してもよい。
続いて、待機エリア忘れ物検知部17は、現在画像から1以上の手荷物が検出されたか否かを判定する(S304)。手荷物が検出されていない場合(S304でNo)、置き忘れられた手荷物は無いと考えられるため、待機エリア忘れ物検知部17は、所定時間(例えば、1分等)待機後に(S317)、ステップS301に戻る。
現在画像から1以上の手荷物(以下、「検出手荷物」という。)が検出された場合(S304でYes)、待機エリア忘れ物検知部17は、当該各検出手荷物の特徴情報に基づいて、手荷物情報DB122(図7)から当該各検出手荷物に対応する各手荷物情報を検索する(S305)。例えば、当該特徴情報を、手荷物情報DB122の各レコードの特徴情報又は画像情報と比較することで、検出手荷物に対応する手荷物情報が検索されてもよい。この際、比較対象(検索範囲)とされる手荷物情報DB122レコードは、搭乗フラグが「0」であるレコードに限定されてもよい。更に、比較対象(検索範囲)とされるレコードは、対象搭乗口の搭乗口IDを含む搭乗券情報(図5)の搭乗券IDを含むレコードに限定されてもよい。すなわち、待機エリア忘れ物検知部17は、これらの条件に該当するレコードを手荷物情報DB122から抽出し、抽出されたレコード群を比較対象としてもよい。そうすることで、ステップS305の処理負荷を軽減することができる。空港への入場者は多数であるため、手荷物情報DB122のレコード数は膨大になるからである。
続いて、待機エリア忘れ物検知部17は、各検出手荷物の搭乗開始時刻を取得する(S306)。具体的には、待機エリア忘れ物検知部17は、ステップS305において検索された各手荷物情報の搭乗券IDに基づいて各搭乗券情報を搭乗券情報DB121(図5)から検索し、各搭乗券情報の搭乗便名に基づいて、搭乗開始時刻を取得することができる。なお、各搭乗便名の搭乗開始時刻(優先搭乗開始時刻及び一般搭乗開始時刻)は、運行情報DB128に記憶されている。ここで、優先搭乗フラグが「1」である搭乗券情報の搭乗券IDを含む手荷物情報に係る検出手荷物については、優先搭乗開始時刻が取得される。
続いて、待機エリア忘れ物検知部17は、各検出手荷物について、現時点において搭乗済み(搭乗中も含む。)の予定であるか(各検出手荷物がそれぞれの搭乗開始時刻以降であるか)否かを判定する(S307)。具体的には、ステップS306において取得された搭乗予定時刻が現時点以前である検出手荷物(以下、「候補手荷物」という。)の有無が判定される。候補手荷物が無い場合(S307でNo)、待機エリア忘れ物検知部17は、所定時間(例えば、1分等)待機後に(S317)、ステップS301に戻る。
1以上の候補手荷物が有る場合(S307でYes)、待機エリア忘れ物検知部17は、各候補手荷物に関する情報を候補手荷物情報DB124へ登録する(S308)。
図12は、候補手荷物情報DB124の構成例を示す図である。図12に示されるように、候補手荷物情報DB124には、候補手荷物ごとに、手荷物ID、撮像日時、カメラID、X座標、Y座標、特徴情報、画像情報及び搭乗券ID等が記憶される。
手荷物ID及び搭乗券は、候補手荷物の手荷物情報に含まれている手荷物ID又は搭乗券IDである。撮像日時は、現在画像の撮像日時である。カメラIDは、対象カメラ40のカメラIDである。X座標及びY座標は、候補手荷物の位置を示す座標値である。これらの座標値は、例えば、現在画像における画素単位での値でもよいし、空港全体又は対象カメラ40に対応する待機エリアの座標系に変換された値でもよい。特徴情報は、候補手荷物に関してステップS303において取得された特徴情報である。画像情報は、候補手荷物に関してステップS303において特定された領域の画像情報である。但し、特徴情報及び画像情報は、候補手荷物の手荷物情報に含まれている値が転記されてもよい。
なお、本実施の形態では、便宜上、候補手荷物情報DB124は、カメラ40ごとに設けられることとする。
続いて、待機エリア忘れ物検知部17は、ステップS303において、現在画像から1以上の人物が検出されているか否かを判定する(S309)。人物が検出されていない場合(S309でNo)、搭乗口忘れ物検知部16は、各候補手荷物の手荷物情報等をアラームリスト129へ登録する(S315)。この場合、各候補手荷物の付近には人物が居ないということになり、各候補手荷物は置き忘れられた可能性が高いと考えられるからである。
図13は、アラームリスト129の構成例を示す図である。図13に示されるように、アラームリスト129の各レコードは、手荷物ID、検出日時、通知フラグ、搭乗口ID、画像情報、搭乗券ID及び搭乗者名等を含む。手荷物ID、画像情報及び搭乗券IDは、候補手荷物に関して候補手荷物情報DB124に記憶されている値が転記される。検出日時には、現在日時が記憶される。通知フラグは、当該候補手荷物を警備員に通知済みであるか否かを示す情報である。「0」は、未通知であることを示し、「1」は、通知済みであることを示す。通知フラグの初期値は「0」である。搭乗口IDには、対象カメラ40に対応する搭乗口IDが登録される。搭乗者名には、搭乗券情報DB121から搭乗券IDに対応付けられて記憶されている搭乗者名が転記される。
一方、現在画像から1以上の人物(以下、「検出人物」という。)が検出された場合(S309でYes)、待機エリア忘れ物検知部17は、当該各検出人物の特徴情報に基づいて、人物情報DB123(図6)から当該各検出人物に対応する各人物情報を検索し、検出人物に関する情報を検出人物情報DB125へ登録する(S310)。例えば、検出人物の特徴情報を、人物情報DB123の各レコードの特徴情報又は画像情報と比較することで、検出人物に対応する人物情報が検索されてもよい。この際、比較対象(検索範囲)とされるレコードは、搭乗フラグが「0」であるレコードに限定されてもよい。更に、比較対象(検索範囲)とされるレコードは、対象搭乗口の搭乗口IDを含む搭乗券情報(図5)の搭乗券IDを含むレコードに限定されてもよい。そうすることで、ステップS310の処理負荷を軽減することができる。ステップS305に関して述べたように、空港への入場者は多数であるため、人物情報DB123のレコード数は膨大になるからである。
図14は、検出人物情報DB125の構成例を示す図である。図14に示されるように、検出人物情報DB125には、検出人物ごとに、人物ID、撮像日時、カメラID、X座標、Y座標、特徴情報、画像情報及び搭乗券ID等が記憶される。
手荷物ID及び搭乗券は、検出人物の人物情報に含まれている人物ID又は搭乗券IDである。撮像日時は、現在画像の撮像日時である。カメラIDは、対象カメラ40のカメラIDである。X座標及びY座標は、検出人物の位置を示す座標値である。これらの座標値は、例えば、現在画像における画素単位での値でもよいし、空港全体又は対象カメラ40に対応する待機エリアの座標系に変換された値でもよい。特徴情報は、検出人物に関してステップS303において取得された特徴情報である。画像情報は、検出人物に関してステップS303において特定された領域の画像情報である。但し、特徴情報及び画像情報は、検出人物の人物情報に含まれている値が転記されてもよい。
なお、本実施の形態では、便宜上、検出人物情報DB125は、カメラ40ごとに設けられることとする。
続いて、待機エリア忘れ物検知部17は、候補手荷物情報DB124に記憶されている各候補手荷物のレコードと、検出人物情報DB125に記憶されている各検出人物のレコードとを搭乗券IDに基づいてマッチングする(S311)。すなわち、各候補手荷物に対して、同じ搭乗券IDに関連付いている検出人物を関連付ける。
マッチングに漏れた候補手荷物(すなわち、共通する搭乗券IDに係る検出人物が居ない候補手荷物)が有る場合(S312でYes)、待機エリア忘れ物検知部17は、当該候補手荷物をアラームリスト129(図13)へ登録する(S313)。
ステップS312でNoの場合、又はステップS313に続いて、待機エリア忘れ物検知部17は、検出人物に関連付けられ候補手荷物の中で、関連付けられた検出人物(すなわち、候補手荷物の所有者)との距離が閾値以上である候補手荷物の有無を判定する(S314)。斯かる判定は、候補手荷物に関して候補手荷物情報DB124(図12)に記憶されるX座標及びY座標と、当該候補手荷物に関連付けられた検出人物に関して検出人物情報DB125(図14)に記憶されているX座標及びY座標とを比較することで行われてもよい。
該当する候補手荷物が有る場合(S314でYes)、待機エリア忘れ物検知部17は、当該候補手荷物をアラームリスト129(図13)へ登録する(S315)。
ステップS314でNoの場合、又はステップS315に続いて、待機エリア忘れ物検知部17は、アラームリスト129のうち、通知フラグが「0」であるレコード群を警備員端末50へ送信する(S316)。待機エリア忘れ物検知部17は、送信された各レコードの通知フラグを「1」に更新する。
当該レコード群を受信した警備員端末50は、当該レコード群に基づいて忘れ物リストを表示する。
図15は、忘れ物リストの表示例を示す図である。図15に示されるように、忘れ物リストには、待機エリア忘れ物検知部17によって送信されたレコードごとに、検出日時、搭乗口、画像情報及び搭乗者名等が含まれる。警備員は、忘れ物リストを参照して、いずれの搭乗口にどのような手荷物が置き忘れられているのかを確認することができる。
図10の処理手順によれば、手荷物を置き忘れた搭乗者の搭乗前に当該手荷物の置き忘れを検知出来る可能性があるので、当該搭乗者が手荷物を置き忘れたまま出発してしまう可能性を低減することができる。
上述したように、本実施の形態によれば、忘れ物検知装置10によって自動的に手荷物の置き忘れ(すなわち、忘れ物)を検知することができる。したがって、空港での忘れ物の確認作業の負担を軽減することができる。
なお、本実施の形態において、忘れ物検知装置10は、判定装置の一例である。搭乗券登録部11、手荷物登録部12及び人物登録部13は、関連付け部の一例である。搭乗口忘れ物検知部16及び待機エリア忘れ物検知部17は、判定部の一例である。
以上、本発明の実施の形態について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
以上の説明に関し、更に以下の項を開示する。
(付記1)
空港の手荷物検査場において取得された搭乗券情報及び前記手荷物検査場において撮像された手荷物の第1の画像情報を関連付けて記憶部に記憶する関連付け部と、
前記空港の搭乗口において取得された搭乗券情報に関連付けられて前記記憶部に記憶されている前記第1の画像情報が示す手荷物が、当該搭乗口において撮像された第2の画像情報に含まれているか否かを判定する判定部と、
を有することを特徴とする判定装置。
(付記2)
空港の手荷物検査場において取得された搭乗券情報及び前記手荷物検査場において撮像された手荷物の第1の画像情報を関連付けて記憶部に記憶する関連付け部と、
前記記憶部に記憶されている前記第1の画像情報が示す手荷物が前記空港の搭乗口からの所定のエリアにおいて撮像される第3の画像情報に含まれている場合に、当該手荷物から所定の範囲に人物が存在するか否かを前記第3の画像情報に基づいて判定する判定部と、
を有することを特徴とする判定装置。
(付記3)
前記判定部は、前記記憶部に記憶されている前記第1の画像情報のうち、前記搭乗口に係る搭乗券情報に関連付けられている前記第1の画像情報を抽出し、抽出した前記第1の画像情報が示す手荷物が前記所定のエリアにおいて撮像される第3の画像情報に含まれている場合に、当該手荷物から所定の範囲内に人物が存在するか否かを前記第3の画像情報に基づいて判定する、
ことを特徴とする付記2記載の判定装置。
(付記4)
前記関連付け部は、前記搭乗券情報、前記第1の画像情報、及び前記手荷物検査場において撮像された搭乗者の第4の画像情報を関連付けて前記記憶部に記憶し、
前記判定部は、前記第1の画像情報が示す手荷物が前記第3の画像情報に含まれている場合に、当該第1の画像情報に関連付けられて前記記憶部に記憶されている前記第4の画像情報が示す前記搭乗者が、当該手荷物から所定の範囲内に存在するか否かを前記第3の画像情報に基づいて判定する、
ことを特徴とする付記2又は3記載の判定装置。
(付記5)
前記判定部は、前記搭乗券情報に係る搭乗開始時刻以降において、前記手荷物から所定の範囲内に人物が存在するか否かを前記第3の画像情報に基づいて判定する、
ことを特徴とする付記2乃至4いずれか一項記載の判定装置。
(付記6)
空港の手荷物検査場において取得された搭乗券情報及び前記手荷物検査場において撮像された手荷物の第1の画像情報を関連付けて記憶部に記憶し、
前記空港の搭乗口において取得された搭乗券情報に関連付けられて前記記憶部に記憶されている前記第1の画像情報が示す手荷物が、当該搭乗口において撮像された第2の画像情報に含まれているか否かを判定する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする判定方法。
(付記7)
空港の手荷物検査場において取得された搭乗券情報及び前記手荷物検査場において撮像された手荷物の第1の画像情報を関連付けて記憶部に記憶し、
前記記憶部に記憶されている前記第1の画像情報が示す手荷物が前記空港の搭乗口からの所定のエリアにおいて撮像される第3の画像情報に含まれている場合に、当該手荷物から所定の範囲に人物が存在するか否かを前記第3の画像情報に基づいて判定する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする判定方法。
(付記8)
前記判定する処理は、前記記憶部に記憶されている前記第1の画像情報のうち、前記搭乗口に係る搭乗券情報に関連付けられている前記第1の画像情報を抽出し、抽出した前記第1の画像情報が示す手荷物が前記所定のエリアにおいて撮像される第3の画像情報に含まれている場合に、当該手荷物から所定の範囲内に人物が存在するか否かを前記第3の画像情報に基づいて判定する、
ことを特徴とする付記7記載の判定方法。
(付記9)
前記記憶する処理は、前記搭乗券情報、前記第1の画像情報、及び前記手荷物検査場において撮像された搭乗者の第4の画像情報を関連付けて前記記憶部に記憶し、
前記判定する処理は、前記第1の画像情報が示す手荷物が前記第3の画像情報に含まれている場合に、当該第1の画像情報に関連付けられて前記記憶部に記憶されている前記第4の画像情報が示す前記搭乗者が、当該手荷物から所定の範囲内に存在するか否かを前記第3の画像情報に基づいて判定する、
ことを特徴とする付記7又は8記載の判定方法。
(付記10)
前記判定する処理は、前記搭乗券情報に係る搭乗開始時刻以降において、前記手荷物から所定の範囲内に人物が存在するか否かを前記第3の画像情報に基づいて判定する、
ことを特徴とする付記7乃至9いずれか一項記載の判定方法。
(付記11)
空港の手荷物検査場において取得された搭乗券情報及び前記手荷物検査場において撮像された手荷物の第1の画像情報を関連付けて記憶部に記憶し、
前記空港の搭乗口において取得された搭乗券情報に関連付けられて前記記憶部に記憶されている前記第1の画像情報が示す手荷物が、当該搭乗口において撮像された第2の画像情報に含まれているか否かを判定する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
(付記12)
空港の手荷物検査場において取得された搭乗券情報及び前記手荷物検査場において撮像された手荷物の第1の画像情報を関連付けて記憶部に記憶し、
前記記憶部に記憶されている前記第1の画像情報が示す手荷物が前記空港の搭乗口からの所定のエリアにおいて撮像される第3の画像情報に含まれている場合に、当該手荷物から所定の範囲に人物が存在するか否かを前記第3の画像情報に基づいて判定する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とするプログラム。
(付記13)
前記判定する処理は、前記記憶部に記憶されている前記第1の画像情報のうち、前記搭乗口に係る搭乗券情報に関連付けられている前記第1の画像情報を抽出し、抽出した前記第1の画像情報が示す手荷物が前記所定のエリアにおいて撮像される第3の画像情報に含まれている場合に、当該手荷物から所定の範囲内に人物が存在するか否かを前記第3の画像情報に基づいて判定する、
ことを特徴とする付記12記載のプログラム。
(付記14)
前記記憶する処理は、前記搭乗券情報、前記第1の画像情報、及び前記手荷物検査場において撮像された搭乗者の第4の画像情報を関連付けて前記記憶部に記憶し、
前記判定する処理は、前記第1の画像情報が示す手荷物が前記第3の画像情報に含まれている場合に、当該第1の画像情報に関連付けられて前記記憶部に記憶されている前記第4の画像情報が示す前記搭乗者が、当該手荷物から所定の範囲内に存在するか否かを前記第3の画像情報に基づいて判定する、
ことを特徴とする付記12又は13記載のプログラム。
(付記15)
前記判定する処理は、前記搭乗券情報に係る搭乗開始時刻以降において、前記手荷物から所定の範囲内に人物が存在するか否かを前記第3の画像情報に基づいて判定する、
ことを特徴とする付記12乃至14いずれか一項記載のプログラム。
1 忘れ物検知システム
10 忘れ物検知装置
11 搭乗券登録部
12 手荷物登録部
13 人物登録部
14 搭乗券情報取得部
15 搭乗口画像取得部
16 搭乗口忘れ物検知部
17 待機エリア忘れ物検知部
21 搭乗券読取機
22 カメラ
23 カメラ
31 搭乗券読取機
32 カメラ
33 表示装置
40 カメラ
50 警備員端末
100 ドライブ装置
101 記録媒体
102 補助記憶装置
103 メモリ装置
104 CPU
105 インタフェース装置
121 搭乗券情報DB
122 手荷物情報DB
123 人物情報DB
124 候補手荷物情報DB
125 検出人物情報DB
126 カメラ情報DB
127 搭乗口DB
128 運行情報DB
129 アラームリスト
B バス

Claims (9)

  1. 空港の手荷物検査場において取得された搭乗券情報及び前記手荷物検査場において撮像された手荷物の第1の画像情報を関連付けて記憶部に記憶する関連付け部と、
    前記空港の搭乗口において取得された搭乗券情報に関連付けられて前記記憶部に記憶されている前記第1の画像情報が示す手荷物が、当該搭乗口において撮像された第2の画像情報に含まれているか否かを判定する判定部と、
    を有することを特徴とする判定装置。
  2. 空港の手荷物検査場において取得された搭乗券情報及び前記手荷物検査場において撮像された手荷物の第1の画像情報を関連付けて記憶部に記憶する関連付け部と、
    前記記憶部に記憶されている前記第1の画像情報が示す手荷物が前記空港の搭乗口からの所定のエリアにおいて撮像される第3の画像情報に含まれている場合に、当該手荷物から所定の範囲に人物が存在するか否かを前記第3の画像情報に基づいて判定する判定部と、
    を有することを特徴とする判定装置。
  3. 前記判定部は、前記記憶部に記憶されている前記第1の画像情報のうち、前記搭乗口に係る搭乗券情報に関連付けられている前記第1の画像情報を抽出し、抽出した前記第1の画像情報が示す手荷物が前記所定のエリアにおいて撮像される第3の画像情報に含まれている場合に、当該手荷物から所定の範囲内に人物が存在するか否かを前記第3の画像情報に基づいて判定する、
    ことを特徴とする請求項2記載の判定装置。
  4. 前記関連付け部は、前記搭乗券情報、前記第1の画像情報、及び前記手荷物検査場において撮像された搭乗者の第4の画像情報を関連付けて前記記憶部に記憶し、
    前記判定部は、前記第1の画像情報が示す手荷物が前記第3の画像情報に含まれている場合に、当該第1の画像情報に関連付けられて前記記憶部に記憶されている前記第4の画像情報が示す前記搭乗者が、当該手荷物から所定の範囲内に存在するか否かを前記第3の画像情報に基づいて判定する、
    ことを特徴とする請求項2又は3記載の判定装置。
  5. 前記判定部は、前記搭乗券情報に係る搭乗開始時刻以降において、前記手荷物から所定の範囲内に人物が存在するか否かを前記第3の画像情報に基づいて判定する、
    ことを特徴とする請求項2乃至4いずれか一項記載の判定装置。
  6. 空港の手荷物検査場において取得された搭乗券情報及び前記手荷物検査場において撮像された手荷物の第1の画像情報を関連付けて記憶部に記憶し、
    前記空港の搭乗口において取得された搭乗券情報に関連付けられて前記記憶部に記憶されている前記第1の画像情報が示す手荷物が、当該搭乗口において撮像された第2の画像情報に含まれているか否かを判定する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする判定方法。
  7. 空港の手荷物検査場において取得された搭乗券情報及び前記手荷物検査場において撮像された手荷物の第1の画像情報を関連付けて記憶部に記憶し、
    前記記憶部に記憶されている前記第1の画像情報が示す手荷物が前記空港の搭乗口からの所定のエリアにおいて撮像される第3の画像情報に含まれている場合に、当該手荷物から所定の範囲に人物が存在するか否かを前記第3の画像情報に基づいて判定する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする判定方法。
  8. 空港の手荷物検査場において取得された搭乗券情報及び前記手荷物検査場において撮像された手荷物の第1の画像情報を関連付けて記憶部に記憶し、
    前記空港の搭乗口において取得された搭乗券情報に関連付けられて前記記憶部に記憶されている前記第1の画像情報が示す手荷物が、当該搭乗口において撮像された第2の画像情報に含まれているか否かを判定する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  9. 空港の手荷物検査場において取得された搭乗券情報及び前記手荷物検査場において撮像された手荷物の第1の画像情報を関連付けて記憶部に記憶し、
    前記記憶部に記憶されている前記第1の画像情報が示す手荷物が前記空港の搭乗口からの所定のエリアにおいて撮像される第3の画像情報に含まれている場合に、当該手荷物から所定の範囲に人物が存在するか否かを前記第3の画像情報に基づいて判定する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とするプログラム。
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