JP7196057B2 - 制御装置、鞍乗型車両、ユーザ端末、および制御方法 - Google Patents

制御装置、鞍乗型車両、ユーザ端末、および制御方法 Download PDF

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本発明は、予め対応付けられているユーザ端末と通信する制御装置等に関する。
鞍乗型車両の解錠システムとして、近年、スマートキーシステムが採用されている。スマートキーシステムでは、鞍乗型車両は、LF(Low Frequency;長波)信号を発信する。携帯機はLF信号を受けてUHF(Ultra High Frequency;高周波)信号を返信する。鞍乗型車両はこのUHF信号を受信した場合、携帯機が近傍に存在するとして、鞍乗型車両を解錠する。
特開2013-203294号公報
しかしながら、上述の従来技術では、鞍乗型車両のユーザは携帯機を持ち歩く必要がある。また、携帯機を故障または紛失した場合、鞍乗型車両を解錠できなくなるという問題があった。
このような問題を解消するため、種々の技術が開発されている。例えば、特許文献1には、ユーザが自分の所持する携帯端末に対し行った操作を示す操作情報に基づいて、該ユーザが電動二輪車の運転者であるか否かを判定し、運転者である場合は該電動二輪車のロックを解除する車両ロックシステムが開示されている。
本発明の一態様は、前記問題に鑑みたものであり、安全かつ簡易な解錠方法で鞍乗型車両を解錠可能な制御装置等を実現することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る制御装置は、予め対応付けられているユーザ端末と通信する制御装置であって、鞍乗型車両の所定の部品に対するユーザの第1操作を検出する第1操作検出部と、前記第1操作が検出された場合に、ユーザの複数回の第2操作の方法および手順を前記ユーザ端末に出力させるための情報である出力情報を、前記ユーザ端末に送信する送信部と、前記出力情報の送信後、前記鞍乗型車両に対する前記第2操作の実行を監視する操作監視部と、前記出力情報の示す方法および手順で前記第2操作が実行されたことが検知された場合、前記鞍乗型車両の解錠機構を動作させる解錠制御部と、を備え、前記第2操作は、前記鞍乗型車両のスロットル、ブレーキ、ウィンカー、ライトスイッチ、セルスイッチ、ホーンスイッチ、クラッチ、およびシフトギアの少なくともいずれかに対する操作であることを特徴とする。
前記の構成によれば、制御装置は、ユーザの第1操作をトリガとして、ユーザ端末に出力情報を送信する。そして、出力情報が示す方法および手順で鞍乗型車両に対し第2操作が行われた場合、鞍乗型車両の解錠機構を動作させる。したがって、ユーザに、安全かつ簡易な解錠方法で鞍乗型車両を解錠させることができる。
前記制御装置において、前記所定の部品はブレーキであってもよい。前記の構成によれば、鞍乗型車両のブレーキを操作するという簡便な操作をトリガとして、ユーザ端末に出力情報が送信される。したがって、解錠に係るユーザの手間を削減することができる。
前記制御装置の前記操作監視部は、前記第2操作が前記出力情報の示す方法および手順の少なくとも一方と異なる方法または手順で実行された場合、操作エラーが発生したと判定してもよい。また、前記制御装置は、前記操作エラーが所定の回数発生した場合、前記鞍乗型車両のホーンを動作させるホーン制御部を備えていてもよい。
前記の構成によれば、誤った第2操作が行われた場合に、鞍乗型車両の周囲に操作エラーを報知することができる。これにより、例えば鞍乗型車両のユーザではない第3者が、鞍乗型車両のエンジンを駆動させようとした場合、周囲に警告することができる。したがって、鞍乗型車両の盗難を防止することができる。
前記制御装置の前記操作監視部は、前記第2操作が前記出力情報の示す方法および手順の少なくとも一方と異なる方法または手順で実行された場合、操作エラーが発生したと判定してもよい。また、前記送信部は、前記操作エラーが所定の回数発生した場合、前記ユーザ端末に、前記操作エラーの発生の通知を送信してもよい。
前記の構成によれば、誤った第2操作が行われた場合に、ユーザ端末に操作エラーを通知することができる。これにより、例えば鞍乗型車両のユーザではない第3者が、鞍乗型車両のエンジンを駆動させようとした場合、ユーザの所持するユーザ端末に、何者かが鞍乗型車両を操作したことを通知することができる。したがって、鞍乗型車両の盗難を防止することができる。
前記制御装置の前記操作監視部は、前記第2操作が前記出力情報の示す方法および手順の少なくとも一方と異なる方法または手順で実行された場合、操作エラーが発生したと判定してもよい。また、前記送信部は、前記操作エラーの発生回数が所定の回数未満であって、かつ、前記第1操作が検出された場合に、前記出力情報を前記ユーザ端末に送信してもよい。
前記の構成によれば、操作エラーが所定の回数以上発生した場合は、出力情報が送信されなくなる。これにより、出力情報を知らない第3者が、当てずっぽうに鞍乗型車両を操作して、鞍乗型車両を解錠してしまうことを防止することができる。したがって、鞍乗型車両の盗難を防止することができる。
前記制御装置において、前記操作監視部は、前記第2操作が前記出力情報の示す方法および手順の少なくとも一方と異なる方法または手順で実行された場合、操作エラーが発生したと判定し、前記操作エラーの発生回数が所定の回数未満である場合に、前記第2操作の実行を監視してもよい。
前記の構成によれば、操作エラーが所定の回数以上発生した場合は、第2操作が検出されなくなる。これにより、出力情報を知らない第3者が、当てずっぽうに鞍乗型車両を操作して、鞍乗型車両を解錠してしまうことを防止することができる。したがって、鞍乗型車両の盗難を防止することができる。
前記制御装置は、前記操作エラーの回数が所定の回数以上になった場合、前記ユーザ端末に表示させる時限性のコードである解除コードを生成する解除コード生成部と、前記解除コードを前記ユーザ端末に送信した後、前記ユーザ端末から前記解除コードに対応する入力コードを受信する受信部と、前記入力コードと、前記解除コードとを照合する照合部と、を備えていてもよい。また、前記制御装置の前記操作監視部は、前記照合部において前記入力コードが前記解除コードと合致すると判定された場合に、前記操作エラーの回数のカウントをリセットしてもよい。
前記の構成によれば、操作エラーが所定の回数以上発生した場合でも、解除コードに対応する入力コードをユーザが入力し、制御装置が該入力コードの照合に成功した場合は、操作エラーの回数のカウントがリセットされる。これにより、ユーザが誤って操作エラーを起こして、鞍乗型車両が解錠できなくなった場合も、ユーザ端末を用いて再び鞍乗型車両を解錠可能な状態に戻すことができる。また、解除コードは時限性のコードであるため、第3者が解除コードを不正に取得し、後から鞍乗型車両を解錠することを防止することができる。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る鞍乗型車両は、スロットル、ブレーキ、ウィンカー、ライトスイッチ、セルスイッチ、ホーンスイッチ、クラッチ、およびシフトギアの少なくともいずれかを備えた鞍乗型車両であって、前記制御装置と、前記解錠機構と、を備えることを特徴とする。前記の処理によれば、前記制御装置と同様の効果を奏する。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るユーザ端末は、前記制御装置と通信するユーザ端末であって、前記制御装置から、前記出力情報を受信する端末受信部と、前記出力情報を出力部に出力させる出力制御部と、を備えることを特徴とする。前記の処理によれば、前記制御装置と同様の効果を奏する。
前記ユーザ端末は、前記出力部の1つとしての表示部と、前記ユーザ端末において所定の条件が満たされた場合に、前記表示部の画面表示をロックするロック制御部と、を備え、前記出力制御部は、前記表示部がオン状態で、かつ画面表示がロックされていない場合は、前記表示部に前記出力情報を表示させ、前記表示部がオフ状態である、または、前記画面表示がロックされている場合は、他の出力部に前記出力情報を出力させてもよい。
前記の構成によれば、ユーザ端末の表示がオフの場合または画面表示がロックされているときは、出力情報の出力態様を変更することができる。これにより、ユーザ端末は、ユーザ端末の画面がオンおよび画面表示をロックしていないときは、第2操作の方法および手順をユーザが確認し易いよう表示部に表示させ、それ以外の場合、すなわち、ユーザがユーザ端末の画面を見ていないと推定される場合は、表示以外の出力態様で第2操作の方法および手順をユーザに通知することができる。したがって、ユーザ端末は、ユーザの状態に適した出力態様で第2操作の方法および手順を示すことができる。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る制御方法は、予め対応付けられているユーザ端末と通信する制御装置の制御方法であって、鞍乗型車両の所定の部品に対するユーザの第1操作を検出する第1操作検出ステップと、前記第1操作が検出された場合に、ユーザの複数回の第2操作の方法および手順を前記ユーザ端末に出力させるための情報である出力情報を、前記ユーザ端末に送信する送信ステップと、前記出力情報の送信後、前記鞍乗型車両に対する前記第2操作の実行を監視する操作監視ステップと、前記出力情報の示す方法および手順で前記第2操作が実行されたことが検知された場合、前記鞍乗型車両の解錠機構を動作させる解錠機構制御ステップと、を含み、前記第2操作は、前記鞍乗型車両のスロットル、ブレーキ、ウィンカー、ライトスイッチ、セルスイッチ、ホーンスイッチ、クラッチ、およびシフトギアの少なくともいずれかに対する操作であることを特徴とする。前記の処理によれば、前記制御装置と同様の効果を奏する。
本発明の一態様によれば、安全かつ簡易な解錠方法で鞍乗型車両を解錠可能な制御装置等を実現することができる。
実施形態1に係る解錠システムの動作概要を示す図である。 前記解錠システムの要部構成の一例を示すブロック図である。 前記解錠システムにおける処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 実施形態2に係る解錠システムの要部構成の一例を示すブロック図である。 前記解錠システムにおける処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 前記解錠システムにおける、操作エラーのカウントリセットに係る処理の流れを示すシーケンス図である。
〔実施形態1〕
≪システム概要≫
以下、本発明の実施形態1について、図1~図3を用いて説明する。図1は、本実施形態に係る図2に記載の解錠システム200の動作概要を示す図である。図1の矢印の順は、ユーザが鞍乗型車両100に対して行う操作と、解錠システム200に含まれる各種装置の動作との流れを示している。
解錠システム200は、図示の通り、鞍乗型車両100と、ユーザ端末3とを含む。鞍乗型車両100には、鞍乗型車両100の各部を制御する車両制御装置(制御装置)1が搭載されている。ユーザ端末3は、鞍乗型車両100のユーザが所持する端末装置である。ユーザ端末3は、特定の車両制御装置1と予め対応付けられている。対応付けの方法は特に限定されない。例えば、Bluetooth(登録商標)の通信規格を用いて予めペアリングを行っておくことによって、ユーザ端末3と車両制御装置1とを対応付けることができる。この場合、車両制御装置1の記憶装置(後述する記憶装置2)にユーザ端末3の識別情報を記憶させておいてもよい。
鞍乗型車両100の解錠に係るユーザの操作、ならびにユーザ端末3および車両制御装置1の動作は、以下の通りである。まず始めに、ユーザはユーザ端末3を所持した状態で鞍乗型車両100に近づき、鞍乗型車両100の所定の部品に対して第1操作を行う。「第1操作」とは、車両制御装置1からユーザ端末3へ、解錠のための具体的な操作内容を通知するトリガとなる動作である。第1操作の対象となる部品、および第1操作の内容は、特に限定されない。例えば、図1に示すように、所定の部品は左右いずれかのブレーキであってもよい。また、第1操作は、左右いずれかのブレーキレバーを引く動作であってもよい。この場合、ブレーキレバーを操作するという簡便な操作をトリガとして、ユーザ端末3に出力情報が送信される。したがって、解錠に係るユーザの手間を削減することができる。
鞍乗型車両100の車両制御装置1は第1操作を検出する。車両制御装置1は、第1操作を検出すると、出力情報をユーザ端末3に送信する。ここで、「出力情報」とは、ユーザの複数回の第2操作の方法および手順を、前記ユーザ端末に出力させるための情報である。「第2操作」とは、鞍乗型車両100の解錠に係る操作である。第2操作は、鞍乗型車両100のスロットル、ブレーキ、ウィンカー、ライトスイッチ、セルスイッチ、ホーンスイッチ、クラッチ、およびシフトギアの少なくともいずれかに対する操作であることが望ましい。出力情報をユーザ端末3に送信することによって、車両制御装置1は、鞍乗型車両100を解錠するための一連の操作方法および操作手順を、ユーザ端末3に通知することができる。
出力情報を受信したユーザ端末3は、自装置の出力部から、出力情報が示す第2操作の方法および手順を示す情報を出力する。図1の例では、ユーザ端末3は、第2操作の方法および手順を案内する画像を自装置の表示部(後述するタッチパネル33の表示面)に表示している。これにより、鞍乗型車両100に対してどのような第2操作を、どのような順序で実行すれば、鞍乗型車両100を解錠できるのかをユーザに通知することができる。なお、ユーザ端末3がスピーカ等を備えている場合、ユーザ端末3は画像の表示とともに、または画像の表示は行わずに、出力情報が示す内容を音声として出力することで、第2操作の方法および手順をユーザに示してもよい。
第2操作の方法および手順を通知されたユーザは、鞍乗型車両100に対して、通知された方法および手順にしたがって第2操作を実行することで、鞍乗型車両100を解錠することができる。図1の例では、ユーザ端末3に表示された通り、ユーザは下記(1)~(4)の操作を、この順序で実行することで鞍乗型車両100を解錠することができる。
(1)スロットルを回す操作
(2)右のブレーキを握ってから離す操作
(3)左のブレーキを握ってから離す操作
(4)ホーンスイッチを押す操作
車両制御装置1は、(1)~(4)の操作が、正しい(すなわち、出力情報に則った)方法および順序で実行されるか否かを監視している。これらの操作が正しい方法および順序で実行された場合、車両制御装置1は鞍乗型車両100の解錠機構を動作させることにより、鞍乗型車両100を解錠する。鞍乗型車両100が解錠されると、図1に示すように、ユーザはエンジンをかけて、鞍乗型車両100を走らせることができる。
≪要部構成≫
図2は、解錠システム200の要部構成の一例を示すブロック図である。前述の通り、解錠システム200は、車両制御装置1を搭載した鞍乗型車両100と、ユーザ端末3とを含む。
(ユーザ端末3)
ユーザ端末3は、ユーザの所持する端末装置である。ユーザ端末3の種類は特に限定しない。例えば、ユーザ端末3は、スマートフォン、タブレットPC等、解錠システム200に係る機能以外の機能を有する端末装置であってもよい。また、ユーザ端末3は、キーレスFOB等、解錠システム200に係る機能のみを有する専用端末であってもよい。ユーザ端末3は、通信部(端末受信部)31と、端末制御部(出力制御部、ロック制御部)32と、端末記憶部35と、1つ以上の出力部とを含む。本実施形態では、ユーザ端末3は出力部として、タッチパネル33と、スピーカ34とを含んでいる。
通信部31は、ユーザ端末3が車両制御装置1の通信部12と通信するための通信インタフェースである。通信部31と通信部12との間の通信規格は特に限定されないが、例えば、Bluetooth(登録商標)の通信規格を用いることができる。通信部31は、車両制御装置1から出力情報を受信する。
端末制御部32は、ユーザ端末3を統括的に制御する。例えば、端末制御部32はユーザ端末3に備えられている、またはユーザ端末3と接続されている1つ以上の出力部からの出力を制御する。端末制御部32は、通信部31が受信した出力情報に基づいて、第2操作の方法および手順を示す情報を、タッチパネル33およびスピーカ34の少なくとも一方から出力する。また、端末制御部32は、タッチパネル33に対し行われた入力操作の内容を示す情報を受信し、該情報に基づいてユーザ端末3の各部を制御する。
なお、端末制御部32は、ユーザ端末3において所定の条件が満たされた場合に、タッチパネル33の画面表示をロックする。ここで、「画面表示をロックする」とは、タッチパネル33の表示面に表示する画像を固定の画像にすることを示す。例えば、端末制御部32は、タッチパネル33に対し特定の第1入力操作がなされた場合、タッチパネル33の画面表示をロックしてもよい。また、端末制御部32は、他の所定の条件が満たされた場合に、画面表示のロックを解除してもよい。例えば、端末制御部32は、タッチパネル33に対し特定の第2入力操作がなされた場合、タッチパネル33の画面表示のロックを解除してもよい。また、端末制御部32は、タッチパネル33における表示のオン状態およびオフ状態を切り替えてもよい。例えば、端末制御部32は、ユーザ端末3の特定の物理ボタン(図示しない)が長押しされた場合、タッチパネル33の表示のオン状態およびオフ状態を切り替えてもよい。
また、端末制御部32は、タッチパネル33の状態(オン状態かオフ状態か)と、画面表示のロックの有無に応じて、出力情報の出力態様を変更してもよい。具体的には、端末制御部32は、タッチパネル33がオン状態で、かつタッチパネル33の画面表示がロックされていない場合は、タッチパネル33に出力情報に基づく画像を表示させてもよい。また、端末制御部32は、タッチパネル33がオフ状態である、または、タッチパネル33の画面表示がロックされている場合は、タッチパネル33ではなく、他の出力部に出力情報を出力させてもよい。例えば、この場合、端末制御部32はスピーカ34から出力情報に基づく音声を出力させてもよい。
タッチパネル33は、ユーザ端末3の入力部と表示部が一体に形成されたタッチパネルディスプレイである。タッチパネル33は、端末制御部32の制御にしたがって、表示面に画像を表示する。また、タッチパネル33は、ユーザのタッチ操作を入力操作として受け付け、入力操作の内容を示す情報を端末制御部32に出力する。
スピーカ34は、端末制御部32の制御にしたがって、出力情報に基づいた音声を出力する。例えば、スピーカ34は、出力情報に応じた第2操作の方法および順序を示す音声を出力する。
端末記憶部35は、ユーザ端末3の動作に必要な各種データを記憶する。端末記憶部35には、例えば、ユーザ端末3と対応付けられている鞍乗型車両100または車両制御装置1の識別番号が記憶されていてもよい。
(鞍乗型車両100)
鞍乗型車両100は、車両制御装置1と、記憶装置2と、部品群40と、IG-SW49と、エンジン50とを含む。鞍乗型車両100はこの他にも、鞍乗型車両としての機能に必要な種々の部品を備えていてよい。
車両制御装置1は、鞍乗型車両100の各部を統括的に制御する。車両制御装置1は、通信部(送信部、受信部)12と、第1操作検出部11と、操作監視部13と、解錠制御部14と、を含む。
第1操作検出部11は、所定の部品に対するユーザの第1操作を検出する。第1操作検出部11は第1操作を検出すると、出力情報を生成して通信部12に出力する。ここで、「所定の部品」とは、例えば後述する部品群40に含まれるブレーキ42であってもよい。また、「所定の部品」とは、部品群40に含まれる他の部品のいずれかであってもよいし、部品群40に含まれない鞍乗型車両100の部品であってもよい。なお、出力情報が示す第2操作の方法および手順は、鞍乗型車両100のユーザ以外の第3者が安易に解錠できない程度に複雑であることが好ましい。
第1操作検出部11は、記憶装置2に記憶された各種データを用いて、出力情報を生成してもよい。また、出力情報が示す第2操作の方法および手順は、出力情報を生成する毎に変更されてもよいし、記憶装置2に設定されているデータに基づき、常に同じ方法および手順であってもよい。出力情報の生成毎に第2操作の方法および手順を変更することで、鞍乗型車両100のセキュリティを向上させることができる。一方、第2操作の方法および手順を固定とすることで、ユーザが鞍乗型車両100を解錠するときに、都度第2操作の方法および手順を確認する手間を削減することができる。
通信部12は、車両制御装置1がユーザ端末3の通信部31と通信するための通信インタフェースである。通信部12は、ユーザ端末3に出力情報を送信する。出力情報の送信後、通信部12は、出力情報を送信した旨を操作監視部13に通知する。
操作監視部13は、通信部12からの通知を受けて、部品群40に含まれる少なくともいずれかの部品に対する第2操作の実行を監視する。ここで、「実行を監視する」とは、複数回の第2操作の実行を検知することと、各第2操作が、正しい方法および正しい手順で実行されているか否かを判定することを示す。なお、「正しい方法」および「正しい手順」とは、第1操作検出部11が生成した出力情報が示す方法および手順のことである。正しい方法および手順で前記第2操作が実行されたことを検知した場合、操作監視部13は、解錠制御部14に解錠指示を出力する。
解錠制御部14は、操作監視部13からの解錠指示にしたがって、鞍乗型車両100の解錠機構を動作させる。解錠機構とは、鞍乗型車両100の解錠に係る一連の処理または動作のうち、少なくとも1つを実施する機構である。本実施形態における解錠機構は、鞍乗型車両100のIG-SW49であることとする。すなわち、本実施形態に係る解錠制御部14は、IG-SW49をオンにする。IG-SW49がONされると、セルSW45を操作することによって、スターターをオンすることが可能になる。例えば、ユーザによってセルSW45が長押しされた場合に、スターターはオンされる。スターターがオンになると、エンジン50が点火される。
記憶装置2は、鞍乗型車両100の動作に必要な各種データを記憶する。記憶装置2は、例えば、車両制御装置1に対応付けられたユーザ端末3の識別情報を記憶していてもよい。また、記憶装置2は、第1操作検出部11が出力情報を生成するときに用いる各種データを記憶していてもよい。例えば、記憶装置2は、「右ブレーキレバーを握る」「スロットルを回す」「ホーンスイッチを押下する」等、出力情報に含まれ得る第2操作それぞれの操作内容を、リスト化して記憶していてもよい。また例えば、記憶装置2は、出力情報に含まれ得る画像または音声データの雛形を記憶していてもよい。
部品群40は、ユーザが操作可能な部品であって、鞍乗型車両100の各種機能を実現するための部品である。部品群40は、スロットル41、ブレーキ42、ウィンカー43、ライトスイッチ(ライトSW)44、セルスイッチ(セルSW)45、ホーンスイッチ(ホーンSW)46、クラッチ47、シフトギア48のうち、少なくとも1つを含む。なお、図2においては、これらの部品全てを図示している。
スロットル41は、鞍乗型車両100のアクセルである。エンジン50が駆動している状態で、ユーザによりスロットル41が回されると、車両制御装置1はエンジン50の回転数を増加させる。
ブレーキ42は、鞍乗型車両100のブレーキに関する機構である。ユーザによりブレーキ42のブレーキレバーが握られると、車両制御装置1は鞍乗型車両100にブレーキをかける。なお、ブレーキ42のブレーキレバーは、図1に示したように鞍乗型車両100のハンドルの左右にそれぞれ設けられていてもよいし、片側にのみ設けられてもよい。また、ブレーキ42はブレーキペダルを含んでいてもよい。
ウィンカー43は、鞍乗型車両100のウィンカーを動作させるためのスイッチまたはボタンである。ライトSW44は、鞍乗型車両100のライトのオンおよびオフを切り替えるためのスイッチである。ホーンSW46は、鞍乗型車両100のホーンを鳴らしてクラクション音を出すためのスイッチである。クラッチ47は、鞍乗型車両100のクラッチペダルである。シフトギア48は、鞍乗型車両100のシフトチェンジを行うためのギアである。
IG-SW49は、鞍乗型車両100のイグニッションの電源のオンおよびオフを切り替えるためのスイッチである。IG-SW49がオンされると、セルSW45をオンすることが可能になる。セルSW45は、エンジン50に点火させるためのスタータースイッチである。IG-SW49がオンされた状態でセルSW45がオンされると、車両制御装置1はエンジン50に点火する。エンジン50は、鞍乗型車両100を駆動させるエンジンである。IG-SW49がオンされ、かつセルSW45がオンされた場合、エンジン50は車両制御装置1によって点火される。
≪処理の流れ≫
図3は、解錠システム200における処理の流れの一例を示すシーケンス図である。なお、図3では、ユーザ端末3がタッチパネル33とスピーカ34とを備えている場合を例として説明する。また、図3では、ユーザ端末3が表示のオンおよびオフ、ならびに画面表示のロックおよびアンロックに応じて、出力情報の出力態様を変更する場合を例として説明する。
なお、車両制御装置1は、以下で説明するS10の処理、すなわち、第1操作の監視を常時行っていてもよい。もしくは、車両制御装置1は、記憶装置2に識別情報が記憶されているユーザ端末3(すなわち、予め対応付けられているユーザ端末3)との通信が確立した段階で、第1操作検出部11による第1操作の監視を開始してもよい。例えば、車両制御装置1は、Bluetooth(登録商標)による通信でユーザ端末3とペアリングできた段階で第1操作の監視を開始してもよい。
車両制御装置1の第1操作検出部11は、鞍乗型車両100に対する第1操作を監視している(S10でNO)。ユーザによって第1操作が実行されると(S10でYES)、第1操作検出部11は、記憶装置2に記憶された情報等を参照して、出力情報を生成する。第1操作検出部11は生成した出力情報を通信部12に出力する。
通信部12は、出力情報をユーザ端末3に送信する(S12)。ユーザ端末3の通信部31は出力情報を受信し(S14)、端末制御部32に出力する。端末制御部32は出力情報が入力されると、そのときのタッチパネル33の状態を特定する。具体的には、端末制御部32は、タッチパネル33の表示がオンであるかオフであるかを特定し、表示がオンである場合はさらに、タッチパネル33の画面表示がロックされているか否かを特定する(S16)。
タッチパネル33の表示がオンであり、かつ画面表示がロックされていない場合(S16でNO)、端末制御部32はタッチパネル33に、出力情報に基づく画像を表示させる(S18)。例えば、端末制御部32はタッチパネル33に、複数の第2操作の方法および操作順序を示す案内画像を表示させる。一方、タッチパネル33の表示がオフである、または、タッチパネル33の画面表示がロックされている場合(S16でYES)、端末制御部32はスピーカ34から、出力情報に基づく音声を出力させる(S20)。例えば、端末制御部32はスピーカ34から、複数の第2操作の方法および操作順序を案内する音声を出力させる。
一方、車両制御装置1の通信部12は、出力情報の送信タイミングで、該出力情報の送信を操作監視部13に通知する。操作監視部13は通知を受けると、第2操作の監視を開始する(S18)。操作監視部13の監視中に第2操作が実行されると、操作監視部13は該第2操作を検知する。
操作監視部13は、第2操作を検知する度に、第2操作を検知する度に、第2操作の方法および手順が正しいか否かを判定する。なお、ここで言う「手順」は、S18での監視開始からの順序である。ユーザにより一連の第2操作が終了するまで、操作監視部13による監視および判定は継続する(S20でNO)。
全ての第2操作が正しい方法および手順で実行されたと判定された場合(S20でYES)、操作監視部13は第2操作の監視を終了し(S22)、解錠制御部14に解錠指示を出力する。解錠制御部14は該解錠指示を受けると、IG-SW49をオンにする(S24)。
前記の処理によれば、車両制御装置1は、ユーザの第1操作をトリガとして、ユーザ端末3に出力情報を送信する。そして、出力情報が示す方法および手順で鞍乗型車両100に対し第2操作が行われた場合、鞍乗型車両100の解錠機構を動作させる。したがって、車両制御装置1は、ユーザに、安全かつ簡易な解錠方法で鞍乗型車両を解錠させることができる。
また、前記の処理によれば、従来のキーレスエントリーシステムのように、鞍乗型車両100を解錠するための専用の携帯機等を所持していなくとも、スマートフォン等、出力部を備えた端末装置であれば、ユーザが予め所持しているユーザ端末3を、鞍乗型車両100の解錠に利用することができる。したがって、鞍乗型車両100の製造時に、専用の携帯機を製造するコストを削減することができる。また、鞍乗型車両100の内部構造についても、携帯機との通信のための機構を備える必要がないため、通信に係る消費電力を抑えることができるとともに、鞍乗型車両100の部品数も削減することができる。
また、前記の処理によれば、タッチパネル33の表示がオフの場合または画面表示がロックされているとき、ユーザ端末3は、出力情報の出力態様を変更することができる。これにより、ユーザ端末3は、ユーザ端末3の画面がオンおよび画面表示をロックしていないときは、第2操作の方法および手順をユーザが確認し易いよう表示部に表示させ、それ以外の場合、すなわち、ユーザがユーザ端末3の画面を見ていないと推定される場合は、表示以外の出力態様で第2操作の方法および手順をユーザに通知することができる。したがって、ユーザ端末3は、ユーザの状態に適した出力態様で第2操作の方法および手順を示すことができる。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。図4は、解錠システム300の要部構成の一例を示すブロック図である。前述の通り、解錠システム300は、車両制御装置1の代わりに車両制御装置(制御装置)6を含み、かつホーン51を含む点で解錠システム200と異なる。ホーン51は、ホーンSW46によって鳴らすことができる鞍乗型車両100のホーンである。
本実施形態に係るユーザ端末3は、実施形態1に係るユーザ端末3と同様の機能を有する。また、本実施形態において、ユーザ端末3の通信部31は、車両制御装置6から解除コードを受信し、端末制御部32に出力する。解除コードについては後述する。端末制御部32は該解除コードをタッチパネル33に表示させる。また、端末制御部32はタッチパネル33に対する、ユーザの入力操作によって入力されたコード(入力コード)を特定し、該入力コードを通信部31に出力する。通信部31は、入力コードを車両制御装置6に送信する。
車両制御装置(ホーン制御部)6は、第1操作検出部61と、通信部62と、操作監視部63と、解錠制御部64と、コード生成部(解除コード生成部)65と、照合部66と、タイマー67を含む。解錠制御部64は、解錠制御部14と同様の機能を有する。タイマー67は、時刻を計測する。
第1操作検出部61は、第1操作検出部11と同様の機能を有する。また、第1操作検出部61は、操作監視部63のカウンタ631(後述)を参照して、カウントが所定値未満か否かを判定してもよい。カウントが所定値未満の場合、第1操作検出部61は出力情報を生成して通信部62に出力する。一方、カウントが所定値以上の場合、第1操作検出部11は、出力情報の生成および出力を実行しない。
通信部62は、通信部12と同様の機能を有する。通信部62は、ユーザ端末3に解除コードを送信してもよい。また、通信部62は、ユーザ端末3から入力コードを受信してもよい。入力コードを受信した場合、通信部62は、照合部66に入力コードを出力する。
操作監視部63は、操作監視部13と同様の機能を有する。操作監視部63はさらに、カウンタ631を有する。カウンタ631は、鞍乗型車両100に対する操作エラーの回数をカウントする。「操作エラー」とは、第2操作の方法および手順の少なくとも一方が誤っていることを示す。換言すると、操作エラーとは、第2操作が前記出力情報の示す方法および手順の少なくとも一方と異なる方法または手順で実行されたことを示す。
操作監視部63は第2操作の監視中、操作エラーが発生したか否かを判定する。操作エラーが発生した場合、操作監視部63はカウンタ631のカウントを1増加させる。なお、鞍乗型車両100が一度解錠された場合、カウンタ631のカウントはリセットされることとしてもよい。また、後述する照合部66から指示を受けた場合に、カウンタ631のカウントをリセットすることとしてもよい。さらに、操作監視部63は、カウンタ631のカウントが所定値以上の場合に、コード生成部65に解除コードの生成を指示してもよい。
コード生成部65は、解除コードを生成する。「解除コード」とは、ユーザ端末3に表示させるコードであって、カウンタ631のカウントをリセットするためにユーザに入力させるコードである。解除コードは数字や文字列等、任意の形式で生成されてよい。しかしながら、解除コードには、該解除コードの発行時刻からの有効期限が設定されていることが望ましい。すなわち、解除コードは、時限性のコードであることが望ましい。コード生成部65は生成した解除コードを、通信部62と、照合部66とに出力する。
照合部66は、解除コードと、入力コードとを照合する。例えば、照合部66は、入力コードが、車両制御装置6から送信した解除コードと合致するか否かを判定する。合致する場合、照合部66は操作監視部63に、カウンタ631をリセットするよう指示する。なお、解除コードが時限性のコードの場合、照合部66は、タイマー67の計測する時刻を取得し、該時刻が、解除コードに設定されている有効期限内か否かも判定する。有効期限内の場合、照合部66は上述したように、解除コードと入力コードとの照合を行う。一方、有効期限該の場合、照合部66は該照合を行わず、解除コードの期限切れとして、操作監視部63に対するリセットの指示も送信しない。
≪処理の流れ≫
図5は、解錠システム300における処理の流れの一例を示すシーケンス図である。図3と同様、図5でも、ユーザ端末3にタッチパネル33とスピーカ34とが備えられており、出力情報の出力態様は、表示のオンおよびオフ、ならびに画面表示のロックおよびアンロックに応じて変更されることとする。また、図3と同様、図5でも、車両制御装置6とユーザ端末3とは、ペアリング等で通信を確立してから以下説明する処理を行ってもよいこととする。
車両制御装置6の第1操作検出部61は、鞍乗型車両100に対する第1操作を監視している(S50でNO)。ユーザによって第1操作が実行されると(S50でYES)、第1操作検出部61は操作監視部63のカウンタ631を参照して、カウントが所定値未満か否かを判定する(S52)。カウントが所定値以上の場合(S52でNO)、すなわち、操作エラーの発生回数が所定の回数以上である場合は、S54以降の処理を実行せずに、処理を終了する。一方、カウントが所定値未満の場合(S52でYES)、すなわち、操作エラーの発生回数が所定の回数未満である場合、第1操作検出部61は出力情報を生成して通信部62に出力する。通信部62は出力情報をユーザ端末3に送信する(S54)。ユーザ端末3におけるS56~S62の処理は、図3のS14~S20の処理と同様である。
一方、車両制御装置6の通信部62は、出力情報の送信タイミングで、該出力情報の送信を操作監視部63に通知する。操作監視部63は通知を受けると、第2操作の監視を開始する(S64)。操作監視部63は第2操作が実行されるまで待機する(S66でNO)。操作監視部63の監視中に第2操作が実行されると(S66でYES)、操作監視部63は該第2操作を検知する。
操作監視部63は、第2操作を検知する度に、第2操作の方法および手順が正しいか否かを判定する(S68)。なお、ここで言う「手順」は、図3と同様、S64での監視開始からの順序である。
実行された第2操作の方法および手順が正しい場合(S68でYES)、操作監視部63はさらに、出力情報が示す全ての第2操作が実行されたか否かを判定する(S70)。まだいずれかの第2操作が実行されていない場合(S70でNO)、操作監視部63はS66から処理を繰り返す。すなわち、操作監視部63は次の第2操作が実行されるまで待機する。これに対し、全ての第2操作が実行された場合(S70でYES)、操作監視部63は第2操作の監視を終了し(S72)、解錠制御部14に解錠指示を出力する。解錠制御部64は該解錠指示を受けると、IG-SW49をオンにする(S74)。
一方、実行された第2操作の方法および手順が正しくない場合(S68でNO)、操作監視部63は操作エラーが発生したと判定し(S76)、カウンタ631のカウントを1つ増加させる(S78)。続いて、操作監視部63はカウンタ631のカウントが所定値以上であるか否かを判定する(S80)。カウントが所定値未満の場合、すなわち、操作エラーの回数が所定の回数未満の場合(S80でNO)、操作監視部63はS66から処理を繰り返す。すなわち、操作監視部63は次の第2操作が実行されるまで待機する。
カウントが所定値以上の場合、すなわち、操作エラーの回数が所定の回数以上の場合(S80でYES)、操作監視部63は第2操作の監視を終了し(S82)、車両制御装置6はホーン51を動作させてクラクションを鳴らす(S84)。また、通信部62はユーザ端末3にエラー発生通知を送信する(S86)。ユーザ端末3の通信部31はエラー発生通知を受信し(S88)、端末制御部32に出力する。端末制御部32はエラー発生通知をタッチパネル33またはスピーカ34等のいずれかの出力部から出力する(S90)。なお、S84およびS86~S90の処理は、いずれか一方のみ行われてもよい。
また、前記の処理によれば、誤った第2操作が行われた場合に、鞍乗型車両100の周囲にホーン51の音で操作エラーを報知することができる。これにより、例えば鞍乗型車両100のユーザではない第3者が、鞍乗型車両100のエンジン50を駆動させようとした場合、周囲に警告することができる。したがって、鞍乗型車両100の盗難を防止することができる。
また、前記の処理によれば、誤った第2操作が行われた場合に、ユーザ端末3に操作エラーを通知することができる。これにより、例えば鞍乗型車両100のユーザではない第3者が、鞍乗型車両100のエンジン50を駆動させようとした場合、ユーザの所持するユーザ端末3に、何者かが鞍乗型車両100を操作したことを通知することができる。したがって、鞍乗型車両100の盗難を防止することができる。
また、前記の処理によれば、操作エラーが所定の回数以上起こった場合は、以降出力情報が送信されなくなる。これにより、出力情報を知らない第3者が、当てずっぽうに鞍乗型車両を操作して、鞍乗型車両を解錠してしまうことを防止することができる。したがって、鞍乗型車両の盗難を防止することができる。
操作監視部63は、カウンタ631のカウントが所定値未満である場合は第2操作の実行を監視し、該カウントが所定値以上である場合は第2操作の実行を監視しないこととしてもよい。具体的には、図5のS54とS64との間で、操作監視部63はカウンタ631のカウントが所定値未満であるか否かを判定してもよい。この場合、操作監視部63は、カウントが所定値未満の場合はS64以降の処理を行い、カウントが所定値以上の場合はS64以降の処理を行わず処理を終了する。なお、S54とS64との間でこのような処理を実行する場合、S52における判定処理は行わなくてもよい。
前記の処理によれば、操作エラーが所定の回数以上発生した場合は、第2操作が検出されなくなる。これにより、出力情報を知らない第3者が、当てずっぽうに鞍乗型車両を操作して、鞍乗型車両を解錠してしまうことを防止することができる。したがって、鞍乗型車両の盗難を防止することができる。
≪カウントリセット処理≫
図6は、解錠システム300における、操作エラーのカウントリセットに係る処理の流れを示すシーケンス図である。なお、図6の処理は、車両制御装置6のカウンタ631のカウントが所定値以上になったことをトリガとして開始される。
例えば図5のS80において、カウンタ631のカウントが所定値以上であると判定されると、操作監視部63は、コード生成部65に解除コードを生成するよう指示する。コード生成部65は解除コードを生成し(S100)、通信部62および照合部66に出力する。通信部62は解除コードをユーザ端末3に送信する(S102)。
ユーザ端末3の通信部31は解除コードを受信すると(S104)、これを端末制御部32に出力する。端末制御部32は解除コードをタッチパネル33に表示させる(S106)。以降、タッチパネル33は、入力コードを入力するユーザの操作を受け付ける(S108)。入力コードが入力されると、端末制御部32は該入力コードを通信部31に出力する。通信部31は入力コードを車両制御装置6に送信する(S110)。
車両制御装置6の通信部62は入力コードを受信すると(S112)、該入力コードを照合部66に出力する。照合部66は解錠制御部64から入力された解除コードと、通信部62から入力された入力コードとを照合する(S114)。解除コードに設定されている有効期限内であって、かつ解除コードと入力コードとが合致する場合(S116でYES)、照合部66は操作監視部63に、カウンタ631のカウントをリセットするよう指示する。操作監視部63は該指示に従い、カウンタ631のカウントをリセットする(S118)。一方、有効期限外である場合、または、解除コードと入力コードとが合致しない場合(S116でNO)、照合部66は操作監視部63に対して指示を行わず、処理を終了する。
前記の処理によれば、操作エラーが所定の回数以上発生した場合でも、解除コードに対応する入力コードをユーザが入力し、照合部66が該入力コードの照合に成功した場合は、操作エラーの回数のカウントがリセットされる。これにより、ユーザが誤って操作エラーを起こして、鞍乗型車両100が解錠できなくなった場合も、ユーザ端末を用いて再び鞍乗型車両100を解錠可能な状態に戻すことができる。また、解除コードは時限性のコードであるため、第3者が解除コードを不正に取得し、後から鞍乗型車両100を解錠することを防止することができる。
〔変形例〕
各実施形態に係るユーザ端末3は、タッチパネル33およびスピーカ34の代わりに、またはタッチパネル33およびスピーカ34に加えて、他の出力部を有していてもよい。例えば、ユーザ端末3はバイブレータを有していてもよい。そして、端末制御部32は、出力情報に応じて、バイブレータを振動させることによって、ユーザに第2操作の方法および手順を示してもよい。この場合、バイブレータの振動パターンおよび振動するバイブレータの位置と、第2操作の方法との対応は、予めユーザに報知していることが望ましい。例えば、ユーザ端末3の右のバイブレータが振動した場合は、鞍乗型車両100の右のブレーキレバーを握る操作を示している、等、予めユーザに振動と第2操作との対応付けを認識させておくことが好ましい。
これにより、画面表示または音等、第3者も認識可能な情報ではなく、鞍乗型車両100のユーザのみに知らせることができる出力態様で、第2操作の方法および手順を知らせることができる。よって、鞍乗型車両100の盗難を防止することができ、セキュリティが向上する。
車両制御装置1の操作監視部13、および車両制御装置6の操作監視部63は、第2操作を監視している時間を限定してもよい。この場合、車両制御装置1および車両制御装置6は時間を計測するタイマー67を備えている。タイマー67は、通信部12または通信部62によって出力情報が送信されてからの時間を計測する。操作監視部13または操作監視部63は、タイマー67の計測する時間が所定の時間(例えば10分)を超えるまでの間、第2操作の実行を監視する。タイマー67の計測する時間が所定の時間を超えた場合、操作監視部13または操作監視部63は第2操作の監視を終了し、タイマー67の計測時刻をリセットする。
このように、第2操作の実行を監視する期間、すなわち、鞍乗型車両100において、解錠に係る操作を受け付ける期間を限定することで、鞍乗型車両100のセキュリティを向上させることができる。
〔ソフトウェアによる実現例〕
車両制御装置1および6、ならびにユーザ端末3の端末制御部32等の制御ブロックは、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、車両制御装置1および6、ならびに端末制御部32は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するコンピュータを備えている。このコンピュータは、例えば1つ以上のプロセッサを備えていると共に、上記プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を備えている。そして、上記コンピュータにおいて、上記プロセッサが上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記プロセッサとしては、例えばCPU(Central Processing Unit)を用いることができる。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、ROM(Read Only Memory)等の他、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などをさらに備えていてもよい。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明の一態様は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1 車両制御装置(制御装置)
6 車両制御装置(制御装置、ホーン制御部)
2 記憶装置
3 ユーザ端末
11、61 第1操作検出部
12、62 通信部
13、63 操作監視部
14 解錠制御部
31 通信部(端末受信部)
32 端末制御部(出力制御部、ロック制御部)
33 タッチパネル
34 スピーカ
35 端末記憶部
40 部品群
41 スロットル
42 ブレーキ
43 ウィンカー
44 ライトSW
45 セルSW
46 ホーンSW
47 クラッチ
48 シフトギア
49 IG-SW
50 エンジン
51 ホーン
64 解錠制御部
65 コード生成部(解除コード生成部)
66 照合部
67 タイマー
100 鞍乗型車両
200、300 解錠システム
631 カウンタ

Claims (11)

  1. 予め対応付けられているユーザ端末と通信する制御装置であって、
    鞍乗型車両の所定の部品に対するユーザの第1操作を検出する第1操作検出部と、
    前記第1操作が検出された場合に、ユーザの複数回の第2操作の方法および手順を前記ユーザ端末に出力させるための情報である出力情報を、前記ユーザ端末に送信する送信部と、
    前記出力情報の送信後、前記鞍乗型車両に対する前記第2操作の実行を監視する操作監視部と、
    前記出力情報の示す方法および手順で前記第2操作が実行されたことが検知された場合、前記鞍乗型車両の解錠機構を動作させる解錠制御部と、を備え、
    前記第2操作は、前記鞍乗型車両のスロットル、ブレーキ、ウィンカー、ライトスイッチ、セルスイッチ、ホーンスイッチ、クラッチ、およびシフトギアの少なくともいずれかに対する操作であることを特徴とする、制御装置。
  2. 前記所定の部品はブレーキであることを特徴とする、請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記操作監視部は、前記第2操作が前記出力情報の示す方法および手順の少なくとも一方と異なる方法または手順で実行された場合、操作エラーが発生したと判定し、
    前記操作エラーが所定の回数発生した場合、前記鞍乗型車両のホーンを動作させるホーン制御部を備えることを特徴とする、請求項1または2に記載の制御装置。
  4. 前記操作監視部は、前記第2操作が前記出力情報の示す方法および手順の少なくとも一方と異なる方法または手順で実行された場合、操作エラーが発生したと判定し、
    前記送信部は、前記操作エラーが所定の回数発生した場合、前記ユーザ端末に、前記操作エラーの発生の通知を送信することを特徴とする、請求項1~3のいずれか1項に記載の制御装置。
  5. 前記操作監視部は、前記第2操作が前記出力情報の示す方法および手順の少なくとも一方と異なる方法または手順で実行された場合、操作エラーが発生したと判定し、
    前記送信部は、前記操作エラーの発生回数が所定の回数未満であって、かつ、前記第1操作が検出された場合に、前記出力情報を前記ユーザ端末に送信することを特徴とする、請求項1~4のいずれか1項に記載の制御装置。
  6. 前記操作監視部は、
    前記第2操作が前記出力情報の示す方法および手順の少なくとも一方と異なる方法または手順で実行された場合、操作エラーが発生したと判定し、
    前記操作エラーの発生回数が所定の回数未満である場合に、前記第2操作の実行を監視することを特徴とする、請求項1~5のいずれか1項に記載の制御装置。
  7. 前記操作エラーの回数が所定の回数以上になった場合、前記ユーザ端末に表示させる時限性のコードである解除コードを生成する解除コード生成部と、
    前記解除コードを前記ユーザ端末に送信した後、前記ユーザ端末から前記解除コードに対応する入力コードを受信する受信部と、
    前記入力コードと、前記解除コードとを照合する照合部と、を備え、
    前記操作監視部は、前記照合部において前記入力コードが前記解除コードと合致すると判定された場合に、前記操作エラーの回数のカウントをリセットすることを特徴とする、請求項5または6に記載の制御装置。
  8. スロットル、ブレーキ、ウィンカー、ライトスイッチ、セルスイッチ、ホーンスイッチ、クラッチ、およびシフトギアの少なくともいずれかを備えた鞍乗型車両であって、
    請求項1~7のいずれか1項に記載の制御装置と、
    前記解錠機構と、を備えることを特徴とする、鞍乗型車両。
  9. 請求項1~7のいずれか1項に記載の制御装置と通信するユーザ端末であって、
    前記制御装置から、前記出力情報を受信する端末受信部と、
    前記出力情報を出力部に出力させる出力制御部と、を備えることを特徴とする、ユーザ端末。
  10. 前記出力部の1つとしての表示部と、
    前記ユーザ端末において所定の条件が満たされた場合に、前記表示部の画面表示をロックするロック制御部と、を備え、
    前記出力制御部は、
    前記表示部がオン状態で、かつ画面表示がロックされていない場合は、前記表示部に前記出力情報を表示させ、
    前記表示部がオフ状態である、または、前記画面表示がロックされている場合は、他の出力部に前記出力情報を出力させることを特徴とする、請求項9に記載のユーザ端末。
  11. 予め対応付けられているユーザ端末と通信する制御装置の制御方法であって、
    鞍乗型車両の所定の部品に対するユーザの第1操作を検出する第1操作検出ステップと、
    前記第1操作が検出された場合に、ユーザの複数回の第2操作の方法および手順を前記ユーザ端末に出力させるための情報である出力情報を、前記ユーザ端末に送信する送信ステップと、
    前記出力情報の送信後、前記鞍乗型車両に対する前記第2操作の実行を監視する操作監視ステップと、
    前記出力情報の示す方法および手順で前記第2操作が実行されたことが検知された場合、前記鞍乗型車両の解錠機構を動作させる解錠機構制御ステップと、を含み、
    前記第2操作は、前記鞍乗型車両のスロットル、ブレーキ、ウィンカー、ライトスイッチ、セルスイッチ、ホーンスイッチ、クラッチ、およびシフトギアの少なくともいずれかに対する操作であることを特徴とする、制御方法。
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