JP7195405B2 - スナバ組立体付きアクチュエータ - Google Patents

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Description

本発明は、アクチュエータに関する。より詳細には、本発明は、スナバ組立体を含む改良されたアクチュエータに関する。本発明はまた、スナバ組立体を有する改良されたアクチュエータを含むシミュレータ又は試験システム又はモーションシステムに関する。
油圧アクチュエータ及び電気機械式アクチュエータを含むアクチュエータには、(別個の)スナビング機構が固定され、アクチュエータロッド又はピストンがストロークのいずれかの端部でシリンダの端部に衝突する衝撃を、減速及び低減又は緩和することが知られている。
このようなアクチュエータのいくつかの例では、別個のスナバ組立体がアクチュエータの各端部に設けられている。
他のシステムでは、例えば特許文献1に記載されるように、単一の双方向のスナバ装置を設け、ピストン又はアクチュエータロッドがストロークのいずれかの端部に近接する移動を、選択的かつ制御可能に減速及び緩和することができる。
上記の各例では、スナバ装置又は機構はアクチュエータ内に設けられている。このようなスナバ装置は、アクチュエータを分解しないと点検又は交換することはできない。
欧州特許出願公開第1375957号明細書
本発明の第1の態様によれば、収容部と、アクチュエータロッド(ピストンとも呼ばれる)と、スナバ組立体と、を含むアクチュエータ(例えばリニアアクチュエータ)が提供され、スナバ組立体は、収容部の一端部に取り付けられる。好ましくは、アクチュエータは軸線を有し、収容部は第1の端部と、収容部の第1の端部に配置される開口部とを有し、アクチュエータロッドはアクチュエータの軸線に沿って開口部を通って延在し、スナバ組立体は収容部の第1の端部に取り付けられ、スナバ組立体は1つ以上のエネルギー吸収装置を含み、スナバ組立体は収容部上に配置されて、1つ以上のエネルギー吸収装置の各々の軸線がアクチュエータの軸線に対してオフセットされ、スナバ組立体は、1つ以上のエネルギー吸収装置がアクチュエータロッドの運動に対して双方向でストローク端減衰させるように構成される。
有利には、収容部の一端部にスナバ組立体を取り付けることにより、アクチュエータ及び/又はアクチュエータが設けられているモーションシステムを分解する必要なしに、スナバ組立体をその場で点検することが可能になる。
スナバ組立体をアクチュエータの外部表面に取り付け、スナバ組立体を収容部の一端部に近接して配置することができる。
エネルギー吸収装置をアクチュエータ収容部に対してオフセットに位置決めすることで、アクチュエータ収容部の分解を必要とせずに、エネルギー吸収装置の点検、取り外し、必要に応じた交換を容易にする。
スナバ組立体は、エネルギー吸収装置を受け入れるように構成されるフレームを含むことができる。
フレームは、アクチュエータへのスナバ組立体の取り付けを容易にし、アクチュエータ及び/又はアクチュエータが設けられているモーションシステムを分解する必要なしに、エネルギー吸収装置を点検、取り外し及び交換することができる。
エネルギー吸収装置は、ダンパであってもよく、例えば機械式ダンパ、エラストマーダンパ、バネ、油圧又は粘性ダンパ、ゴム、クラッシュチューブ又は塑性変形装置であってもよい。ダンパは、例えばアクチュエータの伸長移動及び/又は後退移動で動作する、双方向のストローク端ダンパであってもよい。
いくつかの実施形態では、フレームは、2つ以上のエネルギー吸収装置を受け入れるように構成することができる。
フレームは、第1のフレーム部品と第2のフレーム部品とを含むことができる。エネルギー吸収装置又は各エネルギー吸収装置は、第1のフレーム部品と第2のフレーム部品との間に配置することができる。
第1のフレーム部品及び第2のフレーム部品は移動可能であってもよく、第1のフレーム部品がアクチュエータの軸線に沿って第2のフレーム部品に対して移動可能であり、第1のフレーム部品及び第2のフレーム部品がアクチュエータの軸線に沿って収容部に対して移動可能であってもよい。
第1のフレーム部品は、停止部材と取付部材とを含むことができる。いくつかの実施形態では、第1のフレーム部品取付部材は、エネルギー吸収装置を受け入れるように構成することができる。他の実施形態では、第2のフレーム部品は、エネルギー吸収装置を受け入れるように構成することができる。
アクチュエータロッド、収容部、第1のフレーム部品及び第2のフレーム部品は、1つ以上の停止部を有することができる。好ましくは、アクチュエータロッドは、第1の端部と、第1の端部から遠位の第2の端部と、を有し、アクチュエータロッドは、アクチュエータロッドの第1の端部における第1の停止部と、アクチュエータロッドの第2の端部における第2の停止部と、を備え、収容部は、収容部の第1の端部における第3の停止部を備え、第1のフレーム部品は、第1の停止部と係合するように構成される第4の停止部と、第3の停止部と係合するように構成される第7の停止部と、を含み、第2のフレーム部品は、第2の停止部と係合するように構成される第5の停止部と、第3の停止部と係合するように構成される第6の停止部と、を含む。
第3の停止部は、第7の停止部と第6の停止部との間に配置することができる。有利には、この停止部の構成によって、アクチュエータロッドのストロークの両極端部において、すなわちアクチュエータロッドがほぼ完全に伸長し、及びほぼ完全に後退するときに、1つ以上のエネルギー吸収装置の圧縮を可能にする。
使用時に、アクチュエータロッドが収容部から第1の所定の伸長距離(例えば、ほぼ完全に伸長した位置)まで伸長して、第2の停止部が第5の停止部と当接係合して、第7の停止部が第3の停止部に当接することにより第1のフレーム部品がアクチュエータロッドの伸長方向に運動することを防止し、アクチュエータロッドの更なる伸長によって第2のフレーム部品がアクチュエータロッドの伸長方向に移動して、これにより第1のフレーム部品と第2のフレーム部品との間の1つ以上のエネルギー吸収装置を圧縮することができる。
使用時に、アクチュエータロッドが収容部内に第2の所定の伸長距離(例えば、ほぼ完全に後退した位置)まで後退して、第1の停止部が第4の停止部と当接係合し、第2の停止部が第3の停止部に当接することにより第2のフレーム部品がアクチュエータロッドの後退方向に運動することを防止し、アクチュエータロッドの更なる後退によって第1のフレーム部品がアクチュエータロッドの後退方向に移動して、これにより第1のフレーム部品と第2のフレーム部品との間の1つ以上のエネルギー吸収装置を圧縮することができる。
いくつかの実施形態では、第1のフレーム部品は、第4の停止部と第7の停止部とを連結するロッドを備える。これらの実施形態では、1つ以上のエネルギー吸収装置の第1のエネルギー吸収装置は、ロッドの一部を取り囲むクラッシュチューブ又はバネであってもよく、第1のエネルギー吸収装置は、第1のフレーム部品と第2のフレーム部品との間に配置される。第1エネルギー吸収装置は、第4の停止部と第6の停止部との間に配置することができる。
いくつかの実施形態では、第2のフレーム部品は、1つ以上のエネルギー吸収装置と係合するように構成される第8の停止部を含む。これらの実施形態では、アクチュエータロッドが収容部から第1の所定の伸長距離まで伸長するとき、好ましくは、第8の停止部が1つ以上のエネルギー吸収装置に当接し、アクチュエータロッドの更なる伸長により、第1のフレーム部品と第8の停止部との間の1つ以上のエネルギー吸収装置が圧縮する。アクチュエータロッドが第2の所定の伸長距離まで収容部内に後退するとき、好ましくは、第8の停止部が1つ以上のエネルギー吸収装置に当接し、アクチュエータロッドの更なる後退により、第1のフレーム部品と第8の停止部との間の1つ以上のエネルギー吸収装置が圧縮する。
エネルギー吸収装置又は各エネルギー吸収装置は、例えばねじ山又は締まりばめによって取付部材内に保持することができる。代替的に、エネルギー吸収装置又は各エネルギー吸収装置は、取付部材に接触し、又は接続することができる。
取付部材は、ブッシュであってもよい。
第2のフレーム部品は、収容部と誘導部材とを含むことができる。誘導部材、例えばロッドは、第8の停止部と第2のフレーム部材収容部との間に延在することができる。いくつかの例では、1つ以上のエネルギー吸収装置の第1のエネルギー吸収装置は、ロッドの一部を取り囲むクラッシュチューブ又はバネであり、第1のエネルギー吸収装置は、第8の停止部と第3の停止部との間に配置される。
エネルギー吸収装置又は各エネルギー吸収装置は、第2のフレーム部品停止部材との接触によって所定の位置に保持することができる。代替的に、エネルギー吸収装置又は各エネルギー吸収装置は、例えばねじ山又は締まりばめによって、第2のフレーム部品停止部材に接続し、又は取り付けることができる。
第2のフレーム部材収容部は、第1のフレーム部品取付部材を受け入れるように構成される穴を含むことができる。
アクチュエータは、リング部材を含むことができる。リング部材は、第4の停止部と第7の停止部との間に配置することができる。
本発明の第2の態様によれば、収容部と、アクチュエータロッドと、スナバ組立体と、を含むアクチュエータを提供し、収容部は軸線を有し、収容部は、第1の端部と、収容部の第1の端部に配置される開口部とを有し、アクチュエータロッドはアクチュエータの軸線に沿って開口部を通って延在し、アクチュエータロッドは少なくとも1つのストローク端伸長範囲を含む伸長範囲を有し、スナバ組立体は収容部の第1の端部に取り付けられ、スナバ組立体は1つ以上のエネルギー吸収装置を含み、スナバ組立体は収容部上に配置されて、1つ以上のエネルギー吸収装置の各々の軸線がアクチュエータの軸線に対してオフセットされ、1つ以上のエネルギー吸収装置は、アクチュエータの制御動作中にアクチュエータロッドが少なくとも1つのストローク端伸長範囲に入ることを防止するように構成され、1つ以上のエネルギー吸収装置は変形することによりアクチュエータロッドが少なくとも1つのストローク端伸長範囲に入ることを可能にし、アクチュエータの非制御動作発生時に、アクチュエータロッドのエネルギーを吸収して運動を減衰させるように構成される。
有利には、収容部の一端部にスナバ組立体を取り付けることにより、アクチュエータ及び/又はアクチュエータが設けられているモーションシステムを分解する必要なしに、スナバ組立体をその場で点検することが可能になる。更に、通常/制御動作中、この構成によりアクチュエータロッドを支持し(アクチュエータロッドが動作ストロークの外に伸長及び/又は後退することを防止する停止部として作用する、すなわちアクチュエータロッドが全ストロークの少なくとも1つのストローク端部分に入ることを防止する)、一方で、アクチュエータロッドがスナバ組立体の行程を通過せず、スナバ組立体を付勢しないことを確実にする。これにより、スナバ組立体構成要素の摩耗が低減されるため、スナバ組立体の寿命が向上する。
アクチュエータの制御動作は、アクチュエータの通常動作、指示された動作又は所望の動作に対応し得る。アクチュエータの非制御動作は、アクチュエータの例外的な動作、指示されていない動作又は望ましくない動作に対応し得る。例えばアクチュエータの非制御動作は、アクチュエータに予期せぬ負荷がかかったこと、又はアクチュエータが実施されるシステム内の構成要素が故障したことに起因し得る。
アクチュエータの制御動作中、アクチュエータロッドは、エネルギー吸収装置に閾値力未満の最大力を加え得る。アクチュエータの非制御動作中、アクチュエータロッドは、エネルギー吸収装置に閾値力以上の最大力を加え得る。好ましくは、1つ以上のエネルギー吸収装置は、1つ以上のエネルギー吸収装置に閾値力以上の力が加えられたときに変形するように構成される。
少なくとも1つのエネルギー吸収装置を、アクチュエータの軸線に対してオフセットした軸線で位置決めすることによって、スナバ組立体は、エネルギー吸収装置の様々な数及び寸法に対応することができる。このようにスナバ組立体をアクチュエータの用途に容易に適合させることができる。例えばエネルギー吸収装置の数/種類/材料は、アクチュエータの特定の用途に対して適切な閾値力及び全体のスナバ組立体サイズを与えるように選択することができる。このようにこの構成は、様々な用途に容易に適応可能である。
少なくとも1つのエネルギー吸収装置の各々は、クラッシュチューブであってもよい。例えば塑性変形可能な材料(例えば鋼板、アルミニウム又はエンジニアリングプラスチック)のチューブである。1つ以上のクラッシュチューブの数/材料/厚さは、アクチュエータの特定の用途に対して適切な閾値力及び全体のスナバ組立体サイズを与えるように選択することができる。更に、少なくとも1つのクラッシュチューブを、アクチュエータの軸線に対してオフセットした軸線で位置決めすることによって、使用中に変形した場合にクラッシュチューブを容易に交換することができる。アクチュエータロッドの一部を取り囲むクラッシュチューブ(すなわちアクチュエータロッドに対してオフセット軸線を有さないクラッシュチューブ)の交換には、アクチュエータ自体の分解を必要とし、したがって時間がかかり、困難であることに留意されたい。
スナバ組立体は、双方向でストローク端減衰させるように構成することができ、1つ以上のエネルギー吸収装置が、アクチュエータの制御動作中に、アクチュエータロッドの伸長位置(例えば、ほぼ完全に伸長した位置)対応当する第1のストローク端伸長範囲及びアクチュエータロッドの後退位置(例えば、ほぼ完全に後退した位置)に対応する第2のストローク端伸長範囲にアクチュエータロッドが入るのを防止するように構成され、1つ以上のエネルギー吸収装置が変形することにより、アクチュエータの非制御動作発生時に第1のストローク端伸長範囲又は第2のストローク端伸長範囲のいずれかにアクチュエータロッドが入ることを可能にするように構成される。
代替的に、スナバ組立体は、単方向でストローク端減衰させるように構成することができ、1つ以上のエネルギー吸収装置が、アクチュエータロッドの伸長位置(例えば、ほぼ完全に伸長した位置)に対応する第1のストローク端伸長範囲にアクチュエータロッドが入ることを防止するように構成され、1つ以上のエネルギー吸収装置が変形することにより、アクチュエータの非制御動作発生時に第1のストローク端伸長範囲にアクチュエータロッドが入ることを可能にするように構成される。
スナバ組立体は、1つ以上のエネルギー吸収装置を受け入れるように構成されるフレームを含むことができ、フレームは第1のフレーム部品と第2のフレーム部品とを含み、1つ以上のエネルギー吸収装置は第1のフレーム部品と第2のフレーム部品との間に配置される。第1のフレーム部品は、アクチュエータの軸線に沿って第2のフレーム部品に対して移動可能であってもよい。第1のフレーム部品及び第2のフレーム部品は、アクチュエータの軸線に沿って収容部に対して移動可能であってもよい。
好ましくは、アクチュエータロッドは、第1の端部と、第1の端部から遠位の第2の端部と、を有し、アクチュエータロッドは、アクチュエータロッドの第1の端部における第1の停止部と、アクチュエータロッドの第2の端部における第2の停止部と、を備え、収容部は、収容部の第1の端部における第3の停止部を備え、第1のフレーム部品は、第1の停止部と係合するように構成される第4の停止部と、第3の停止部と係合するように構成される第7の停止部と、を含み、第2のフレーム部品は、第2の停止部と係合するように構成される第5の停止部と、第3の停止部と係合するように構成される第6の停止部と、を含む。第3の停止部は、第7の停止部と第6の停止部との間に配置することができる。有利には、この停止部の構成によって、アクチュエータロッドのストロークの両極端部において、すなわちアクチュエータロッドがほぼ完全に伸長し、及びほぼ完全に後退するときに、1つ以上のエネルギー吸収装置の変形/圧縮を可能にする。
使用時に、アクチュエータロッドが収容部から第1の所定の伸長距離(例えば、ほぼ完全に伸長した位置)まで伸長して、第2の停止部が第5の停止部と当接係合し、第7の停止部が第3の停止部に当接することにより第1のフレーム部品がアクチュエータロッドの伸長方向に運動すること防止し、非制御動作中のアクチュエータロッドの更なる伸長によって、第2のフレーム部品がアクチュエータロッドの伸長方向に移動して、これにより第1のフレーム部品と第2のフレーム部品との間の1つ以上のエネルギー吸収装置が圧縮及び変形し得る。
使用時に、アクチュエータロッドが収容部内に第2の所定の伸長距離(例えば、ほぼ完全に後退した位置)まで後退して、第1の停止部が第4の停止部と当接係合し、第2の停止部が第3の停止部に当接し、これにより第2のフレーム部品がアクチュエータロッドの後退方向に運動することを防止し、非制御動作中のアクチュエータロッドの更なる後退によって、第1のフレーム部品がアクチュエータロッドの後退方向に移動して、これにより第1のフレーム部品と第2のフレーム部品との間の1つ以上のエネルギー吸収装置が変形及び圧縮し得る。
本発明の第3の態様によれば、基部と、基部に対して移動可能に取り付けられるプラットホームと、基部とプラットホームとの間で動作可能に構成される作動機構と、を含むシミュレータ又は試験システムが提供され、作動機構は、本発明の第1の態様によって定義される少なくとも1つのアクチュエータを含む。
本発明の第1の実施形態によるアクチュエータの部分斜視図である。 スナビング装置が第1の中立位置にある、本発明の第1の実施形態によるアクチュエータの部分断面図である。 スナビング装置が第2の伸長位置にある、本発明の第1の実施形態によるアクチュエータの部分断面図である。 スナビング装置が第2の伸長位置にある、本発明の第1の実施形態によるアクチュエータの代替部分断面図である。 スナビング装置が第3の後退位置にある、本発明の第1の実施形態によるアクチュエータの部分断面図である。 本発明の第2の実施形態によるアクチュエータの部分斜視図である。 スナビング装置が第1の中立位置にある、本発明の第2の実施形態によるアクチュエータの部分断面図である。 スナビング装置が第2の伸長位置にある、本発明の第2の実施形態によるアクチュエータの部分断面図である。 スナビング装置が第2の伸長位置にある、本発明の第2の実施形態によるアクチュエータの代替部分断面図である。 スナビング装置が第3の後退位置にある、本発明の第2の実施形態によるアクチュエータの部分断面図である。 図6~図10に示すスナビング装置の分解斜視図である。 本発明によるアクチュエータを含むシミュレータ又は試験システム構造の概略図である。
本発明の実施形態を、添付図面を参照して説明する。
図1~図5を参照すると、本発明の第1の実施形態によるアクチュエータ10が示されている。アクチュエータ10は、軸線(例えば中心軸線)11を有する。アクチュエータ10はリニアアクチュエータであり、例えば油圧アクチュエータ又は電気機械式アクチュエータであってもよく、ピストン(アクチュエータロッドとも呼ばれる)12と、収容部又はシリンダ部材14と、を有する。アクチュエータ10は、好ましくはアクチュエータロッド又はピストン12を駆動する従来の手段を備えており、アクチュエータロッド12が軸線11に沿って収容部14から伸長し、及び収容部14内に後退できるようにする。
ピストン又はアクチュエータロッド12は、略円筒形であり、第1の端部15と第2の端部16とを有する。電気機械式アクチュエータのアクチュエータロッドの場合、好ましくは、アクチュエータロッドの円周上に螺旋ねじ(図示せず)が設けられる。アクチュエータロッド/ピストン12の第1の端部15には、停止部17及びクレビス継手18が設けられている。
収容部14は、第1の端部19と、第2の端部(図示せず)と、外壁20と、を有する略円筒形中空本体を有する。第1の端部19は開口部13を含み、アクチュエータロッドは動作中に開口部13を通して伸長及び後退する。外壁20は、外部表面22と内部表面24とを有する。外壁20は、空洞26を画定する。収容部14の第2の端部(図示せず)には、停止部(図示せず)と、クレビス継手(図示せず)と、が設けられている。
アクチュエータロッド又はピストン12は、フランジ又は停止部21を有し、フランジ21は、ピストン/アクチュエータロッド12の第2の端部16に配置され、第1の表面27を有する。
アクチュエータ10はまた、スナバ又は緩衝又はダンパ組立体28を有する。スナバ組立体は、収容部14の第1の端部19に近接して配置され、収容部14の第2の端部に近接する更なる減衰手段を設ける必要なしに、双方向の減衰(すなわち、アクチュエータロッド又はピストン12の伸長及び後退中のストローク端運動の減衰)を提供するように構成される。いくつかの例では、スナバ組立体28は、収容部14の第1の端部19にのみ設けられている(例えば、収容部14上又は収容部14内の他の場所には、更なるスナバ/緩衝/ダンパ組立体は設けられていない)。
スナバ組立体28を、特に図2、図3、図4及び図5を参照して説明する。
スナバ組立体28は、フレーム30を有する。フレーム30は、第1のフレーム部品32と、第2のフレーム部品34と、リング部材又は緩衝誘導リング36と、を含む。
第1のフレーム部品32は、停止部材又は緩衝停止リング38と、ブッシュ又は緩衝ブッシュ40の形態の取付部材と、を含む。
停止部材38は、リング形状であり、第1の面42と、第2の面44と、外表面46と、中央開口部47と、を有する。
ブッシュ40は、略円筒形であり、第1の端部48と、第2の端部50と、細長本体52と、を有する。第2の端部50は、穴56を有するフランジ54を有する。細長本体52は中空であり、外表面58と空洞60とを有する。
第2のフレーム部品34は、停止部材又は底部緩衝リング62と、第2のフレーム部品収容部64と、例えばロッド又は誘導ロッド66の形態の誘導部材と、を含む。
停止部材62は、リング形状であり、第1の面68と、第2の面70と、外表面72と、中央開口部73と、を有する。
第2のフレーム部品収容部64は、第1の端部74と、第2の端部76と、外表面78と、中央開口部79と、を有する。第2のフレーム部品収容部64は、第2の端部76に近接する略円筒形本体96と、第1の端部74に近接するフランジ部分98と、を含む。
略円筒形本体96は、内表面100と、外表面102と、を有する。
フランジ部分98は、第1の面104と、第2の面106と、貫通孔108と、を有する。
誘導ロッド66は、略円筒形であり、第1の端部80と、第2の端部82と、細長本体84と、を有する。任意に、バネ(図示せず)又はクラッシュチューブ(図示せず)を少なくとも1つの誘導ロッド66の周囲に配置して、スナバ組立体28の圧縮中にエネルギーを蓄積/吸収することができる。このようなクラッシュチューブの材料及び厚さは、アクチュエータ10が使用される特定の用途に対して、スナバ組立体28の所望のエネルギー吸収特性に応じて選択することができる。クラッシュチューブは、塑性変形特性及び適切な破砕特性を示す任意の材料で作ることができる。クラッシュチューブの好ましい材料としては、ステンレス鋼、アルミニウム及びエンジニアリングプラスチックが挙げられる。
クラッシュチューブは、典型的には、崩壊前にクラッシュチューブの軸線に沿って少なくとも閾値力が加えられることを必要とする。クラッシュチューブが誘導ロッド66の周囲配置される実施形態では、クラッシュチューブの材料及び厚さは、通常動作中にアクチュエータロッド12を支持できるように選択することが好ましい。言い換えれば、クラッシュチューブは崩壊閾値力を有するように構成され、崩壊閾値力は、通常動作中にアクチュエータ10によって通常発揮される力よりも強い。これにより、アクチュエータロッド12が通常動作中にスナバ組立体28を付勢することなく、伸長ストローク及び後退ストロークの両端部に到達するのを防止する。別の言い方をすれば、アクチュエータ10はストローク端部分を含まない動作ストロークを有し、クラッシュチューブは、通常動作又は制御動作中にアクチュエータロッド12がストローク端部分に入る(すなわち、アクチュエータロッド12が動作ストロークの外に伸長又は後退する)ことを防止する停止部として作用する。このような実施形態では、スナバ組立体28は、スナバ組立体28に加えられる力がクラッシュチューブを崩壊させるのに十分であるときにのみ圧縮されて付勢され、このような事象は通常動作の外でのみ発生する。
リング部材36は、略円筒形であり、第1の面86と、第2の面88と、外表面90と、中央開口部91と、を有する。複数の開口部92又は複数の孔94は、第1の面86と第2の面88との間に延びている。
スナバ組立体28は、以下のようにアクチュエータ10上に組み立てられる。
リング部材36は、収容部14の壁20の外部表面22に円周方向に固定されている。リング部材36は、収容部14の第1の端部19に近接して配置されている。リング部材36は例えばねじ山によって収容部14の外部表面22に固定又は締結することができる。
第2のフレーム部品34の収容部64は、収容部14の外側に配置され、第2のフレーム部品収容部64の略円筒形本体96の外表面102が、収容部14の壁20の内部表面24に近接して配置される。次いで、第2のフレーム部品収容部64が配置され、第2のフレーム部品収容部64のフランジ部分98の貫通孔108がリング部材36内の開口部92と整列する。
ブッシュ40は、リング部材36内の開口部94を介して、及び第2のフレーム部品収容部64のフランジ部分98の貫通孔108を介して取り付けられ、ブッシュ40のフランジ54がリング部材36の第2の面88に当接する。
第1のフレーム部品32の停止部材38は、ブッシュ40の第1の端部48に固定される。
第2のフレーム部品34の誘導ロッド66は、リング部材36内の開口部92及びフランジ部分98の貫通孔108を通過して、所定の位置に固定される。
ブッシュ40の空洞60内には、スナバ又は緩衝器又はダンパのようなエネルギー吸収、衝撃吸収、減衰又は運動エネルギー吸収装置110が取り付けられている。スナバ110は、第1の端部111を有する。スナバ又はダンパ110は、例えばねじ山又は締まりばめによって空洞60内の所定の位置に保持することができる。代替の実施形態では、スナバ又はダンパ110とブッシュ40との接触によって、スナバ又はダンパ110を所定の位置に保持することができる。
停止部材62は、第2のフレーム部品34の第1の端部80に固定されて、スナバ110が停止部材62と第2のフレーム部品収容部64との間の所定の位置に支持される。スナバ又はダンパ110は、停止部材62との接触によって所定の位置に保持することができる。代替の実施形態では、スナバ又はダンパ110は、例えばねじ山又は締まりばめによって、停止部材62に対して所定の位置に保持することができる。
このようにして、リング部材36は収容部14に対して円周方向に固定され、第1のフレーム部材32及び第2のフレーム部材34の各々は、収容部14に対して円周方向に移動できる。
ここでアクチュエータ10の動作を、特に図2、図3、図4及び図5を参照して説明する。
図2は、アクチュエータ10が中立位置(又は「定位置」)にあることを示している。この位置ではアクチュエータロッド/ピストン12は後退して、ピストンの第1の端部15がスナバ組立体28に近接又は当接しているが、スナバ組立体が圧縮される程度までは後退していない。その結果、スナバ組立体28は、図2に示す定位置では付勢されない。
図3及び図4は、アクチュエータ10が伸長位置にあり、アクチュエータロッド/ピストン12の第2の端部16が収容部14の第1の端部19に近接していることを示している。
この位置では、第1のフレーム部品32の停止部材38は、アクチュエータロッド/ピストン12の停止部17から離間している。アクチュエータロッド/ピストン12の停止部/フランジ21は、第2のフレーム部品34の収容部64に当接して、フランジ/停止部21の第1の表面27が、第2のフレーム部品34の第2の端部76に接触する。
スナバ110は圧縮され、ブッシュ40の第2の端部50のフランジ54がリング部材36の第2の面88と当接係合し、リング部材36の第1の面86が第2のフレーム部品34のフランジ部分98の第2の面106から離間する。
図5は、アクチュエータ10が後退位置にあり、アクチュエータロッド/ピストン12の第1の端部15が収容部14の第1の端部19に近接していることを示している。アクチュエータロッド/ピストン12は、図2に示すよりも大きく後退しており、スナバ28が以下で論じるように圧縮されている(したがって付勢されている)。
第1の端部111は、第2のフレーム部品34の停止部材62の第2の面70に対して押し付けられ、スナバ110が第2のフレーム部品34の停止部材62の第2の面70に対して圧縮される。ブッシュ40の第2の端部50におけるフランジ54は、リング部材36の第2の面88から離間しており、リング部材36の第1の面86は、第2のフレーム部品34のフランジ部分98の第2の面106と当接係合している。
アクチュエータ10の通常動作中、アクチュエータロッド/ピストン12は、アクチュエータ10の伸長及び収縮に伴って収容部14内を移動する。リング部材36が収容部14の壁20の外部表面22に対して円周方向に固定されているので、アクチュエータロッド/ピストン12の第1の端部15に対するスナバ組立体28の位置は、アクチュエータロッド/ピストン12の第1の端部15の位置が収容部14の第1の端部19に対して変化するにつれて変化する。
アクチュエータ10が図2に示すように中立位置(又は「定位置」)にあるとき(完全に伸長していない又は完全に圧縮していないとき)、スナバ110は圧縮されない。
ブッシュ40の第2の端部50におけるフランジ54は、リング部材36の第2の面88と当接係合しており、リング部材36の第1の面86は、第2のフレーム部品34のフランジ部分98の第2の面106と当接係合している。
第1のフレーム部品32及び第2のフレーム部品34は、収容部14に対して円周方向に移動できる。
アクチュエータ10が突然伸長して、アクチュエータ10が図3及び図4に示す伸長位置にある場合、アクチュエータロッド/ピストン12の第2の端部16におけるフランジ/停止部21の第1の表面27は、第2のフレーム部品34の収容部64の第2の端部76に対して押し付けられる。この状況では、ブッシュ40の第2の端部50におけるフランジ54が、リング部材36の第2の面88と当接係合し、リング部材36の第1の面86が第2のフレーム部品34のフランジ部分98の第2の面106から離間するように、スナバ110が圧縮されることによってアクチュエータ10のエネルギーを吸収して移動を緩和する。
同様に、アクチュエータ10が突然後退して、アクチュエータ10が図5に示す後退位置にある場合、スナバ110は、第2のフレーム部品34の停止部材62の第2の面70に対して圧縮されることによって、アクチュエータ10のエネルギーを吸収して移動を緩和する。ブッシュ40の第2の端部50におけるフランジ54は、リング部材36の第2の面88から離間しており、リング部材36の第1の面86は、第2のフレーム部品34のフランジ部分98の第2の面106と当接係合している。
このようにして、スナバ組立体28は、双方向でストローク端減衰させる。別の言い方をすれば、スナバ組立体28は、アクチュエータロッド/ピストン12のストロークの両端部における運動を減衰させる。ほぼ完全に伸長するとき、収容部14からのアクチュエータロッド12の更なる伸長が減衰され、ほぼ完全に後退するとき、アクチュエータロッド12の収容部14への更なる後退が減衰される。
図6~図11を参照すると、本発明の第2の実施形態によるアクチュエータ210が示されている。アクチュエータ210は、軸線(例えば中心軸線)211を有する。アクチュエータ210は、例えば油圧アクチュエータ又は電気機械式アクチュエータであり得るリニアアクチュエータであり、ピストン又はアクチュエータロッド212と、収容部又はシリンダ部材214と、を有する。アクチュエータ210は、好ましくはアクチュエータロッド又はピストン212を駆動する従来の手段を備えており、アクチュエータロッドが軸線211に沿って収容部214から伸長し、及び収容部214内に後退できるようにする。
アクチュエータロッド/ピストン212は、略円筒形であり、第1の端部215と、第2の端部216と、を有する。アクチュエータロッド/ピストン212の第1の端部215には、停止部217及びクレビス継手218が設けられている。図6、図7及び図8に示すように、停止部217はクレビス継手218の表面300であるが、しかしながら、第1の端部215に近接してアクチュエータロッド/ピストン212に取り付けられる別個の停止部材を設けてもよいことが理解されよう。
収容部214は、第1の端部219と、第2の端部(図示せず)と、外壁220と、を有する略円筒形中空本体を有する。第1の端部219は開口部213を含み、アクチュエータロッドは動作中に開口部13を通して伸長及び後退する。外壁220は、外部表面222と内部表面224とを有する。外壁220は、空洞226を画定する。収容部214の第2の端部(図示せず)には、停止部(図示せず)と、クレビス継手(図示せず)と、が設けられている。
アクチュエータロッド又はピストン212は、フランジ又は停止部221を有し、フランジ221は、ピストン/アクチュエータロッド212の第2の端部216に配置され、第1の表面227を有する。
また、アクチュエータ210は、スナバ又は緩衝又はダンパ組立体228を有する。スナバ組立体は、収容部214の第1の端部219に近接して配置され、収容部214の第2の端部に近接する更なる減衰手段を設ける必要なしに、双方向の減衰(すなわち、ピストン/アクチュエータロッド212の伸長及び後退中のストローク端運動の減衰)を提供するように構成される。いくつかの例では、スナバ組立体228は、収容部214の第1の端部219にのみ設けられている(例えば、収容部214上又は収容部214内の他の場所には、更なるスナバ/緩衝/ダンパ組立体は設けられていない)。
スナバ組立体228を、特に図7、図8、図9、図10及び図11を参照して説明する。
スナバ組立体228(例えば緩衝組立体又はダンパ組立体とも呼ばれる)は、フレーム230を含む。フレーム230は、第1のフレーム部品232と、第2のフレーム部品234と、を含む。
第1のフレーム部品232は、第1の停止部材又は緩衝停止リング238を含む。第1の停止部材238は、リング形状であり、第1の面242と、第2の面244と、外表面246と、中央開口部247と、を有する。
第1のフレーム部品234は、第2の停止部材又は底部緩衝リング302と、例えばロッド又は誘導ロッド266の形態の誘導部材と、エネルギー吸収及び/又は蓄積要素314と、を含む。第2の停止部材302は、リング形状であり、第1の面304と、第2の面306と、外表面308と、第1の面304及び第2の面306の間に延びる貫通孔307と、中央開口部309と、を有する。
誘導ロッド266は、略円筒形であり、第1の端部280と、第2の端部282と、細長本体284と、を有する。
エネルギー吸収及び/又は蓄積要素314は、第1の端部316と、第2の端部318と、を有する。図6~図9に示すように、エネルギー吸収及び/又は蓄積要素314はバネとして示されているが、代替の実施形態では、エネルギー吸収及び/又は蓄積要素314はクラッシュチューブである。
外壁220は、第1の端部219におけるフランジ312を含む。フランジは、第2の停止部302の中央開口部309の内径よりも大きい外径を有する。外壁220は、フランジ312に当接する部分310も含み、部分310の外径は、フランジ312の外径よりも小さく、第2の停止部302の中央開口部309の内径よりも小さいか、又は等しい。
第2のフレーム部品236は、第2のフレーム部品収容部264を含む。第2のフレーム部品収容部264は、第1の端部274と、第2の端部276と、外表面278と、中央開口部279と、を有する。第2のフレーム部品収容部264は、第2の端部276に近接する略円筒形本体296と、第1の端部274に近接するフランジ部分298と、を含む。
略円筒形本体296は、内表面2100と、外表面2102と、を有する。
フランジ部分298は、第1の面2104と、第2の面2106と、貫通孔320と、開口部322と、を有する。
スナバ組立体228は、以下のようにアクチュエータ210上に組み立てられる。
第1のフレーム部品232の第2の停止部材302は、収容部214の上方に配置されて、収容部214の部分310が第2の停止部材302の中央開口部309を貫通して延在し、フランジ312が第2の停止部302とピストン/アクチュエータロッド212の第1の端部215との間にある。これは多くの方法で達成することができる。好ましくは、フランジ312には、収容部212の内部表面224上の対応するねじ山(図示せず)と係合するように構成されるねじ山(図示せず)が設けられる。この場合は、製造中に、収容部214の部分310が第2の停止部材302の中央開口部309を通して挿入され、フランジ309が、対応するねじ山によって収容部214にねじ込まれる。代替例では、フランジ312は、収容部214の周囲の適切な溝に取り付けられる止め輪によって形成することができ、これにより停止部を提供する。停止部は、第2の停止部材302がアクチュエータロッド212の伸長方向(すなわち図7から10に示す右方向)に移動できる範囲を制限するが、第2の停止部材302がアクチュエータロッド212の後退方向(すなわち図7から10に示す左方向)へ移動することは制限しない。
第2のフレーム部品234の収容部264は、収容部214の外側に配置されて、第2のフレーム部品収容部264の略円筒形本体96の外表面2102が収容部214の壁220の内部表面224に近接して配置される。好ましくは、製造中、収容部214内にアクチュエータロッド212が置かれ、第2の停止部302が収容部214の周囲に配置されてから、第2のフレーム部品収容部264の略円筒形本体96を収容部212内に挿入する。
誘導ロッド266は、第2のフレーム部品収容部264のフランジ298の貫通孔320を貫通し、第2の停止部材302に固定されている。例えば誘導ロッド266は、ねじ付きボルト(図示せず)によって第2の停止部材302に固定することができ、ねじ付きボルトは、第2の停止部材302の逃げ孔(clearancehole)(図示せず)を貫通して誘導ロッド266のねじ付き空洞(図示せず)と係合するように構成される。
エネルギー吸収/蓄積要素314(例えば、バネ又はクラッシュチューブ)は、(誘導ロッド266がフランジ298を通過した後に)誘導ロッド266上に置かれて、誘導ロッド266の一部がエネルギー吸収/蓄積要素314内に延在する。
スナバ又は緩衝器又はダンパのようなエネルギー吸収、衝撃吸収、減衰又は運動エネルギー吸収装置2110は、第2のフレーム部品収容部264のフランジ298の開口部322に取り付けられる。スナバは、第1の端部2111を有する。一例では、スナバ2110には外表面(図示糸)上にねじ山が設けられており、このねじ山は、開口部322の内部表面上の対応するねじ山(図示せず)にねじ込まれる。スナバ2110は、第2の停止部材302の貫通孔307と整列している。
第1の停止部材238は、(スナバ2110が第2のフレーム部品収容部264のフランジ298に固定された後に)誘導ロッド266に固定される。例えば誘導ロッド266は、ねじ付きボルト324によって第1の停止部材238に固定することができ、ねじ付きボルト324は、第1の停止部材238の逃げ孔326を貫通して誘導ロッド266のねじ付き空洞(図示せず)と係合するように構成される。
このようにして、第1のフレーム部材232及び第2のフレーム部材234の各々は、収容部214に対して円周方向に移動できる。
スナバ組立体228が組み立てられると、停止部217及びクレビス継手218はアクチュエータロッド/ピストン212に固定される。
ここでアクチュエータ10の動作を、特に図7、図8、図9及び図10を参照して説明する。
図7は、アクチュエータ210が中立位置(又は「定位置」)にあることを示している。この位置では、アクチュエータロッド/ピストン212は後退して、ピストンの第1の端部215がスナバ組立体228に近接又は当接しているが、スナバ組立体が圧縮される程度までは後退していない。その結果、スナバ組立体228は、図7に示す定位置では付勢されない。
図8及び図9は、アクチュエータ210が伸長位置にあり、アクチュエータロッド/ピストン212の第2の端部216が収容部214の第1の端部219に近接していることを示している。
この位置では、第1のフレーム部品232の停止部材238は、アクチュエータロッド/ピストン212の停止部217から離間している。アクチュエータロッド/ピストン212の停止部/フランジ221は、第2のフレーム部品234の収容部264に当接して、フランジ/停止部221の第1の表面227が第2のフレーム部品234の第2の端部276に接触する。
この位置では、第1の停止部材238は、誘導ロッド266によって第2の停止部材302に接続されているため、アクチュエータロッド/ピストン212の伸長方向(すなわち図8及び図9に示す方位に対して右方向)への移動が妨げられている。第2の停止部材302は、収容部214のフランジ312によって、アクチュエータロッド/ピストン212の伸長方向への移動が妨げられている。
したがって、アクチュエータロッド/ピストン212の停止部/フランジ221が第2のフレーム部品234に対して押し付けられることにより、スナバ2110の第1の端部2111が第1の停止部材238の第2の面244に対して押し付けられ、その結果、スナバ2110は、第2のフレーム部品234のフランジ298と第1の停止部材238との間で圧縮される。図8及び図9に示すように、スナバ2110の一部は、第2の停止部材302の貫通孔307を通って延在している。
好ましくは、エネルギー吸収/蓄積要素314は、アクチュエータが定位置又は中立位置にあるときに、第2のフレーム部品収容部264の第1の端部274と第1の停止部材238の第2の面244との間の距離に等しいか、又はそれよりも小さくなるように寸法決めされる。したがって、図8及び図9に示す伸長位置では、エネルギー吸収/蓄積要素314は、第2のフレーム部品収容部264の第1の端部274と第1の停止部材238の第2の面244との間で圧縮される。
図8及び図9に示すように、エネルギー吸収/蓄積要素314はバネであり、バネは圧縮中に少なくとも部分的にエネルギーを蓄積する。
代替的に、エネルギー吸収/蓄積要素314はクラッシュチューブである(鋼板、アルミニウム又はエンジニアリングプラスチックのような塑性変形可能な材料から作られる)。この場合、クラッシュチューブ314は、第2のフレーム部品収容部264の第1の端部274と第1の停止部材238の第2の面244との間で圧縮変形し、したがってエネルギーを吸収する。クラッシュチューブが設けられている場合、クラッシュチューブの圧縮ひいては変形により、クラッシュチューブを交換する必要があることが理解されよう。有利には、上述のようなスナバ組立体228は、アクチュエータ210上でその場で容易に分解することができ、クラッシュチューブの容易な取り外し及び交換を(例えば、単にアクチュエータを伸長させて誘導ロッド266から第1の停止部238を取り外すことによって)容易にする。これは、クラッシュチューブが中央のアクチュエータロッド又はピストンを取り囲むように設けられているアクチュエータよりも有益であり、このクラッシュチューブの交換はアクチュエータ自体を分解する必要がある。
上述したように、クラッシュチューブは、典型的には崩壊前にクラッシュチューブの軸線に沿って少なくとも閾値力が加えられることを必要とする。エネルギー吸収/蓄積要素314がクラッシュチューブである実施形態では、クラッシュチューブの材料及び厚さは、通常動作中にアクチュエータロッド212を支持できるように選択することが好ましい。言い換えれば、クラッシュチューブは崩壊閾値力を有するように構成され、崩壊閾値力は、通常動作中にアクチュエータ210によって通常発揮される力よりも強い。これにより、アクチュエータロッド212が通常動作中にスナバ組立体228を付勢することなく、伸長ストローク及び後退ストロークの両極端部に到達するのを防止する。別の言い方をすれば、アクチュエータ210はストローク端部分を含まない動作ストロークを有し、クラッシュチューブは停止部として作用し、停止部は、通常動作又は制御動作中にアクチュエータロッド212がストローク端部分に入る(すなわち、アクチュエータロッド212が動作ストロークの外に伸長又は後退する)ことを防止する。このような実施形態では、スナバ組立体228は、スナバ組立体228に加えられる力がクラッシュチューブを崩壊させるのに十分であるときにのみ圧縮されて付勢され、このような事象は通常動作の外でのみ発生する。
図10は、アクチュエータ210が後退位置にあり、アクチュエータロッド/ピストン212の第1の端部215が収容部214の第1の端部219に近接していることを示している。アクチュエータロッド/ピストン212は、図7に示すよりも大きく後退しており、スナバ228が以下で論じるように圧縮されている(したがって付勢されている)。
この位置では、アクチュエータロッド又はピストン212の第1の端部215における停止部217が、スナバ2110の第1の端部2111に対して押し付けられる。第2のフレーム部品収容部264のフランジ298は、収容部214のフランジ312と当接係合し、これにより第2のフレーム部品236がアクチュエータロッド/ピストン212の後退方向(すなわち、図10に示す方位に対して左方向)へ移動することを防止する。その結果、スナバ2110は、第2のフレーム部品234のフランジ298と第1の停止部材238との間で圧縮される。図10に示すように、スナバ2110の一部は、第2の停止部材302の貫通孔307内に延在する。
上述したように、エネルギー吸収/蓄積要素314は、好ましくは、アクチュエータが定位置又は中立位置にあるときに、第2のフレーム部品収容部264の第1の端部274と第1の停止部材238の第2の面244との間の距離に等しいか、又はそれよりも小さくなるように寸法決めされる。したがって、図10に示す圧縮位置では、エネルギー吸収/蓄積要素314は、第2のフレーム部品収容部264の第1の端部274と第1の停止部材238の第2の面244との間で圧縮される。
図10に示すように、エネルギー吸収/蓄積要素314はバネであり、バネは圧縮中にエネルギーを少なくとも部分的に蓄積する。代替的に、エネルギー吸収/蓄積要素314は上述したようなクラッシュチューブであり、クラッシュチューブは、第2のフレーム部品収容部264の第1の端部274と第1の停止部材238の第2の面244との間で圧縮変形し、したがってエネルギーを吸収する。クラッシュチューブの材料及び厚さは、アクチュエータ210が使用される特定の用途に対して、スナバ組立体228の所望のエネルギー吸収特性に応じて選択することができる。クラッシュチューブは、塑性変形特性及び適切な破砕特性を示す任意の材料で作ることができる。クラッシュチューブの好ましい材料としては、ステンレス鋼、アルミニウム及びエンジニアリングプラスチックが挙げられる。
アクチュエータ210の通常動作中、アクチュエータロッド/ピストン212は、アクチュエータ210の伸長及び収縮に伴って収容部214内を移動する。アクチュエータ210が図7に示すように中立位置(又は「定位置」)にあるとき(完全に伸長していない又は完全に圧縮していないとき)、スナバ2110は圧縮されず、スナバ組立体228は付勢されない。上述したスナバ組立体228の構成要素の相対寸法は、通常動作中、以下のようになる。
・第2の停止部材302及び第2のフレーム部品収容部264のフランジ298は、収容部214のフランジ312の両側(図7に示す)から当接する。
・スナバ2110の第1の端部2111は、第1の停止部材238に当接する。
したがって、収容部214に対するスナバ組立体228の位置は、通常動作中、実質的に一定のままである。同様に、アクチュエータロッド/ピストン212の第1の端部215に対するスナバ組立体228の位置は、アクチュエータロッド/ピストン12の第1の端部15の位置が収容部14の第1の端部19に対して変化するにつれて変化する。
第1のフレーム部品32及び第2のフレーム部品34は、収容部14に対して円周方向に移動できる。
アクチュエータ210が突然伸長して、アクチュエータ210が図8及び9に示す伸長位置にある場合、アクチュエータロッド/ピストン212の第2の端部216におけるフランジ/停止部221の第1の表面227は、第2のフレーム部品234の収容部264の第2の端部276に対して押し付けられる。この状況では、スナバ2110は圧縮されることによって、アクチュエータ210のエネルギーを吸収して移動を緩和する。第2のフレーム部品234が第2の停止部材302から離れて移動し、第2の停止部材が収容部214のフランジ312と当接係合し、したがって第2のフレーム部品234のフランジ298と第1の停止部材238との間のスナバ2110を圧縮する。
同様に、アクチュエータ210が突然圧縮して、アクチュエータ210が図10に示す後退位置にある場合、アクチュエータロッド/ピストン212の第1の端部215の停止部217は第1の停止部材238と当接係合し、第2のフレーム部品234のフランジ298は収容部214のフランジ312と当接係合する。ここでも、スナバ2110は、第2のフレーム部品234のフランジ298と第1の停止部材238との間で圧縮されることによって、アクチュエータ210のエネルギーを吸収して動きを緩和する。
このようにして、スナバ組立体228は、双方向でストローク端減衰させる。別の言い方をすれば、スナバ組立体228は、アクチュエータロッド/ピストン212のストロークの両端部における運動を減衰させる。ほぼ完全に伸長するとき、収容部214からのアクチュエータロッド212の更なる伸長が減衰され、ほぼ完全に後退するとき、アクチュエータロッド212の収容部214への更なる後退が減衰される。
したがって、より一般的に言うと、図1~図5を参照して説明した第1の実施形態及び図7~図11を参照して説明した第2の実施形態の両方は、第1の端部15、215及び第1の端部15、215から遠位の第2の端部16、216を有するアクチュエータロッド/ピストン12、212と、第1の端部19、219を有する収容部14、214と、第1のフレーム部品32、232及び第2のフレーム部品34、234を有するスナバ組立体28、228と、を含む。いずれの実施形態においても、アクチュエータロッド12、212は、アクチュエータロッド12、212の第1の端部25、215における第1の停止部17、217と、アクチュエータロッド12、212の第2の端部16、216における第2の停止部16、212と、を備え、収容部14、214は、収容部14、214の第1の端部19、219における第3の停止部36、312を備え、第1のフレーム部品32、232は、第1の停止部17、217と係合するように構成される第4の停止部38、238と、第3の停止部36、312と係合するように構成される第7の停止部54、302と、を含み、第2のフレーム部品34、234は、第2の停止部21、221と係合するように構成される第5の停止部76、276と、第3の停止部36、312と係合するように構成される第6停止部98、298と、を含む。上述の第1の実施形態では、第2のフレーム部品34は、スナバ110と係合するように構成される第8の停止部62を更に含む。
上述の第1の実施形態及び第2の実施形態の両方は、有利には、アクチュエータ収容部の一端部におけるユニット内で、双方向でストローク端減衰させる。このようにこのシステムは、アクチュエータ収容部の両端に機械式/油圧/電気等のユニットを必要とする緩衝器よりも複雑でなく、双方向でストローク端減衰させる。上記の実施形態はまた、エネルギー吸収装置がアクチュエータロッド/ピストンの軸線に対してオフセットして位置決めされ、アクチュエータ自体を分解する必要なしに、スナバ組立体をその場で容易に点検及び分解することを容易にする。更に、上述の両実施形態は、スナバ組立体を付勢することなく、アクチュエータロッドが通常工程の全範囲にわたって伸長/後退することを可能にする(すなわち、スナバ組立体は、アクチュエータロッドが通常動作範囲外のストロークの極端部まで移動した場合にのみ付勢される)。このように上記の実施形態は、通常動作中(すなわち、アクチュエータロッドが通常ストローク範囲にいる間)に減衰ユニットの付勢を必要とするシステムと比較して、スナバ組立体の摩耗を低減することを可能にする。
上記の両実施形態はまた、アクチュエータ(例えば、上記のようなロッド66、266の周囲)におけるストローク端減衰に対してクラッシュチューブを利用する、改良された手段も提供する。クラッシュチューブは、典型的には圧縮されると交換を必要とする、使い捨ての塑性変形可能な要素である。上述のスナバ組立体は、アクチュエータ自体を分解する必要なしに、このようなクラッシュチューブを容易に交換することを有益に可能にする。アクチュエータロッド自体の周囲にクラッシュチューブを配置する(例えば、アクチュエータロッドと同じ軸線を共有する)構成の他のシステムは、圧縮後にアクチュエータ自体を分解してクラッシュチューブを交換する必要がある。
両実施形態とも既知のシステムに比べて有利であるが、第2の実施形態は機械的に複雑でなく、製造が容易であり、かつその場で(例えば、スナバ組立体の構成部品が保守、修理又は交換を必要とするときに)分解容易である(アクチュエータ自体を分解することなく)ため、好ましい。
次に図12を参照すると、シミュレータ又は試験システム112の概略図がある。
シミュレータ又は試験システム112は、基部114と、基部114に対して移動可能に取り付けられるプラットホーム116と、作動機構118と、を有する。作動機構118は、基部114とプラットホーム116との間で動作可能に構成される。作動機構118は、多数のアクチュエータ120を含む。アクチュエータ120のうちの少なくとも1つは、第1の実施形態又は第2の実施形態のいずれかに関して上述したようなアクチュエータであり、アクチュエータロッド(例えば、電気機械式アクチュエータの場合)又はピストン(例えば、油圧アクチュエータの場合)12、212と、収容部14、214と、スナバ組立体28、228と、を含む。
シミュレータ又は試験システム112は、例えば、単軸線試験システム、多軸線試験システム、娯楽システム又は乗り物若しくはシミュレータ、航空機試験システム又はシミュレータ、自動車試験システム又はシミュレータ、又は六脚類であってもよい。
上述の実施形態では、スナバ110、2110はバネを含む。代替の実施形態では、スナバが任意の従来の既製のダンパ又はスナバを含むことができることが理解されよう。
図示の実施形態では、スナバ組立体28、228は、3つのダンパ又はスナバを含む。代替の実施形態では、スナバ組立体28、228は単一のダンパ又はスナバを含むことができることが理解されよう。また、他の実施形態では、スナバ組立体28が任意の数のダンパ又はスナバを含み、スナバ組立体28の減衰特性をアクチュエータの用途に合わせて適合させ得ることが理解されよう。
図示の第1の実施形態では、スナバ組立体28、228は3つの誘導ロッド66を含み、図示の第2の実施形態では、スナバ組立体228は4つの誘導ロッド266を含む。誘導ロッドの数は、アクチュエータの用途及び利用可能な空間包絡線に応じて変更することができることが理解されよう。したがって上記のいずれかの実施形態のスナバ組立体は、いくつかの例では、3つ以下又は4つ以上の誘導ロッドを含むことができる。更に、ロッド66、266の周囲にクラッシュチューブを配置する構成の実施形態では、クラッシュチューブの破砕特性に応じてロッドの数を選択して、スナバ組立体28、228がアクチュエータの特定の用途に対して適切なエネルギー吸収特性を提供することができる。
同様に、図示の第1の実施形態では、スナバ組立体28、228は3つのスナバ110を含み、図示の第2の実施形態では、スナバ組立体228は4つのスナバ2110を含む。スナバの数は、アクチュエータの用途及び利用可能な空間包絡線に応じて変更することができることが理解されよう。したがって上記のいずれかの実施形態のスナバ組立体は、いくつかの例では、3つ以下又は4つ以上のスナバを含むことができる。
図示の第2の実施形態の変形例では、スナバ2110を設けず、スナバ組立体228は、代わりにエネルギー吸収及び/又は蓄積要素314によって提供される減衰に依拠し得る。
図示の第1の実施形態では、緩衝ブッシュ40及びスナバ110は別個の構成要素として設けられている。これらの構成要素は、本発明の他の実施形態では、単一部品として又は単一部品内に提供され得ることが理解されよう。
図示の実施形態は、ピストン/アクチュエータロッド12、212の第1の端部15、215及び収容部14、214の第2の端部におけるクレビス継手を含む。アクチュエータ10、210が実装されるシステムの要件に応じて、様々な種類の接合部(例えば、ユニバーサル接合部)が設けられ得ることが理解されよう。
以下の番号付きの記述は、本発明の更なる例を提供する。
1.収容部と、ピストンと、スナバ組立体と、を含むアクチュエータであって、スナバ組立体が、収容部の一端部に取り付けられている、アクチュエータ。
2.アクチュエータが軸線を有し、スナバ組立体がエネルギー吸収装置を含み、スナバ組立体が収容部上に配置されてエネルギー吸収装置の軸線がアクチュエータの軸線に対してオフセットされる、記述1に記載のアクチュエータ。
3.スナバ組立体が、エネルギー吸収装置を受け入れるように構成されるフレームを含む、記述2に記載のアクチュエータ。
4.エネルギー吸収装置がダンパである、記述3に記載のアクチュエータ。
5.ダンパが機械式ダンパである、記述4に記載のアクチュエータ。
6.ダンパが双方向のストローク端ダンパである、記述4又は5に記載のアクチュエータ。
7.フレームが2つ以上のエネルギー吸収装置を受け入れるように構成される、記述3~6のいずれか1つに記載のアクチュエータ。
8.フレームが第1のフレーム部品と第2のフレーム部品とを有し、エネルギー吸収装置又は各エネルギー吸収装置が第1のフレーム部品と第2のフレーム部品との間に配置される、記述3~7のいずれか1つに記載のアクチュエータ。
9.第1のフレーム部品が停止部材と取付部材とを含む、記述8に記載のアクチュエータ。
10.第1のフレーム部品取付部材がエネルギー吸収装置を受け入れるように構成される、記述9に記載のアクチュエータ。
11.第2のフレーム部品が、停止部材と、収容部と、ロッドと、を含む、記述8~10のいずれか1つに記載のアクチュエータ。
12.ロッドが第2のフレーム部品停止部材と第2のフレーム部材収容部との間に延在する、記述11に記載のアクチュエータ。
13.第2のフレーム部材収容部が、第1のフレーム部品取付部材を受け入れるように構成される穴を含む、記述9又は10に従属する記述11又は12に記載のアクチュエータ。
14.リング部材を更に含み、リング部材が、第1のフレーム部品取停止部材と第2のフレーム部品停止部材との間に配置される、記述13に記載のアクチュエータ。
15.基部と、基部に対して移動可能に取り付けられるプラットホームと、基部とプラットホームとの間で動作可能に構成される作動機構と、を含むシミュレータ又は試験システムであって、作動機構が記述1~14のいずれか1つによって定義される少なくとも1つのアクチュエータを含む、シミュレータ又は試験システム。

Claims (21)

  1. 収容部(14,214)と、アクチュエータロッド(12,212)と、スナバ組立体(28,228)と、を含むアクチュエータ(10,210)であって、
    前記アクチュエータは軸線(11,211)を有し、
    前記収容部は、第1の端部(15,215)と、前記収容部の前記第1の端部に配置される開口部(13,213)と、を有し、
    前記アクチュエータロッドは、前記アクチュエータの前記軸線に沿って前記開口部を通って延在し、
    前記スナバ組立体は前記収容部の前記第1の端部に取り付けられ、
    前記スナバ組立体は1つ以上のエネルギー吸収装置(110,2110,314)を含み、
    前記スナバ組立体は前記収容部上に配置されて、前記1つ以上のエネルギー吸収装置の各々の軸線が前記アクチュエータの前記軸線に対してオフセットされ、
    前記スナバ組立体は、前記1つ以上のエネルギー吸収装置が前記アクチュエータロッドの運動に対して双方向でストローク端減衰させるように構成され、
    前記スナバ組立体は、前記1つ以上のエネルギー吸収装置を受け入れるように構成されるフレーム(30,230)を含み、
    前記フレームは、第1のフレーム部品(32,232)と第2のフレーム部品(34,234)とを含み、
    前記1つ以上のエネルギー吸収装置は、前記第1のフレーム部品と前記第2のフレーム部品との間に配置され、
    前記第1のフレーム部品は、前記アクチュエータの前記軸線に沿って前記第2のフレーム部品に対して移動可能であり、
    前記第1のフレーム部品及び前記第2のフレーム部品は、前記アクチュエータの前記軸線に沿って前記収容部に対して移動可能である、アクチュエータ。
  2. 前記スナバ組立体が、
    前記1つ以上のエネルギー装置の圧縮により、前記アクチュエータロッドを伸長ストロークの端部で減衰させ、
    前記1つ以上のエネルギー装置の圧縮により、前記アクチュエータロッドを後退ストロークの前記端部で減衰させるように構成される、請求項1に記載のアクチュエータ。
  3. 前記1つ以上のエネルギー吸収装置の少なくとも1つが、ダンパ、機械式ダンパ、バネ、クラッシュチューブ、塑性変形可能な材料から選択される、請求項1に記載のアクチュエータ。
  4. 前記アクチュエータロッドが、第1の端部(15,215)と、前記第1の端部から遠位の第2の端部(16,216)と、を有し、
    前記アクチュエータロッドが、前記アクチュエータロッドの前記第1の端部における第1の停止部と、前記アクチュエータロッドの前記第2の端部における第2の停止部と、を備え、
    前記収容部が、前記収容部の前記第1の端部における第3の停止部を備え、
    前記第1のフレーム部品が、前記第1の停止部と係合するように構成される第4の停止部と、前記第3の停止部と係合するように構成される第7の停止部と、を含み、
    前記第2のフレーム部品が、前記第2の停止部と係合するように構成される第5の停止部と、前記第3の停止部と係合するように構成される第6の停止部と、を含む、
    請求項1又は3に記載のアクチュエータ。
  5. 前記第3の停止部が、前記第7の停止部と前記第6の停止部との間に配置される、請求項4に記載のアクチュエータ。
  6. 使用時に、前記アクチュエータロッドが前記収容部から第1の所定の伸長距離まで伸長するとき、
    前記第2の停止部が前記第5の停止部と当接係合し、
    前記第7の停止部が前記第3の停止部に当接して、これにより前記第1のフレーム部品が前記アクチュエータロッドの伸長方向に運動することを防止し、
    前記アクチュエータロッドの更なる伸長によって前記第2のフレーム部品が前記アクチュエータロッドの伸長方向に移動して、これにより前記第1のフレーム部品と前記第2のフレーム部品との間の前記1つ以上のエネルギー吸収装置が圧縮する、請求項4又は5に記載のアクチュエータ。
  7. 使用時に、前記アクチュエータロッドが前記収容部内に第2の所定の伸長距離まで後退するとき、
    前記第1の停止部が前記第4の停止部と当接係合し、
    前記第2の停止部が前記第3の停止部に当接して、これにより前記第2のフレーム部品が前記アクチュエータロッドの後退方向に運動することを防止し、
    前記アクチュエータロッドの更なる後退によって前記第1のフレーム部品が前記アクチュエータロッドの後退方向に移動して、これにより前記第1のフレーム部品と前記第2のフレーム部品との間の前記1つ以上のエネルギー吸収装置が圧縮する、請求項4~6のいずれか一項に記載のアクチュエータ。
  8. 前記第1のフレーム部品が、前記第4の停止部と前記第7の停止部とを連結するロッドを備える、請求項4~6のいずれか一項に記載のアクチュエータ。
  9. 前記1つ以上のエネルギー吸収装置の第1のエネルギー吸収装置が、前記ロッドの一部を取り囲むクラッシュチューブ又はバネであり、
    前記第1のエネルギー吸収装置が、前記第1のフレーム部品と前記第2のフレーム部品との間に配置される、請求項8に記載のアクチュエータ。
  10. 前記第1のエネルギー吸収装置が、前記第4の停止部と前記第6の停止部との間に配置される、請求項9に記載のアクチュエータ。
  11. 前記第2のフレーム部品が、前記1つ以上のエネルギー吸収装置と係合するように構成される第8の停止部を含む、請求項4~6のいずれか一項に記載のアクチュエータ。
  12. 使用時に、前記アクチュエータロッドが前記収容部から第1の所定の伸長距離まで伸長するとき、
    前記第8の停止部が前記1つ以上のエネルギー吸収装置に当接し、
    前記アクチュエータロッドの更なる伸長により、前記第1のフレーム部品と前記第8の停止部との間の前記1つ以上のエネルギー吸収装置が圧縮する、請求項11に記載のアクチュエータ。
  13. 使用時に、前記アクチュエータロッドが前記収容部内に第2の所定の伸長距離まで後退するとき、
    前記第8の停止部が前記1つ以上のエネルギー吸収装置に当接し、
    前記アクチュエータロッドの更なる後退により、前記第1のフレーム部品と前記第8の停止部との間の前記1つ以上のエネルギー吸収装置が圧縮する、請求項11又は12に記載のアクチュエータ。
  14. 前記第1のフレーム部品が取付部材を含む、請求項3~7及び11~13のいずれか一項に記載のアクチュエータ。
  15. 第1のフレーム部品取付部材が、前記エネルギー吸収装置を受け入れるように構成される、請求項14に記載のアクチュエータ。
  16. 前記第2のフレーム部品が収容部とロッドとを含む、請求項3~7及び11~15のいずれか一項に記載のアクチュエータ。
  17. 前記ロッドが、第8の停止部と第2のフレーム部材収容部との間に延在する、請求項11に従属する請求項16に記載のアクチュエータ。
  18. 前記1つ以上のエネルギー吸収装置の第1のエネルギー吸収装置が、前記ロッドの一部を取り囲むクラッシュチューブ又はバネであり、
    前記第1のエネルギー吸収装置が、第8の停止部と第3の停止部との間に配置される、請求項11に従属する請求項16、又は請求項17に記載のアクチュエータ。
  19. 第2のフレーム部材収容部が、第1のフレーム部品取付部材を受け入れるように構成される穴を含む、請求項11に従属する請求項16、請求項17又は請求項18のいずれか一項に記載のアクチュエータ。
  20. 第3の停止部がリング部材であり、
    前記リング部材が、第4の停止部と第8の停止部との間に配置される、請求項19に記載のアクチュエータ。
  21. 基部と、前記基部に対して移動可能に取り付けられるプラットホームと、前記基部と前記プラットホームとの間で動作可能に構成される作動機構と、を含むシミュレータ又は試験システムであって、前記作動機構が、請求項1~20のいずれか一項に記載の少なくとも1つのアクチュエータを含む、シミュレータ又は試験システム。
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