JP7193166B2 - 広告情報拡散方法およびシステム並びに広告情報提供装置およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、プロモータであるFOCUSTAR（フォーカスター）が、FOCUSTAR（フォーカスター）が活用するＳＮＳ（Social Networking Service）、動画サイトおよびその他の独自のネットワーク上の投稿手段を用いて広告情報を拡散する広告情報拡散方法およびシステム並びに広告情報提供装置およびプログラムに関するものである。
近年、インターネットを使用した広告が普及してきている。たとえば検索サイトなどに広告主が広告費を支払って広告情報を掲載し、その広告情報を閲覧者が参照することによって、広告主のホームページなどに誘導して広告を行う方法などがある。
特許第６１２５７０２号公報
しかしながら、上述したような広告方法は、費用が高額になりやすく、また、広告情報を閲覧者が参照しない限りは、広告主のホームページまで誘導することができないため、受動的な広告方法であり、その効果も十分に得られない場合がある。
ここで、近年、情報交換のツールとして、ＳＮＳやブログなどといった投稿手段が急速に普及している。このような投稿手段においては、その投稿手段のアカウントを有するユーザ同士が、いわゆるフォロワーという形で繋がりを有し、投稿内容をフォロワー同士で共有することによって情報交換が行われている。ユーザによっては多数のフォロワーが存在し、一度の投稿によって多数のフォロワーに対して情報を拡散することが可能である。したがって、このようなＳＮＳなどの投稿手段を用いて広告情報を拡散すれば、大きな広告効果が得られることが期待できる。
しかしながら、投稿手段を使用するにはそのアカウントを取得し、投稿手段に特有のアプリケーションを操作する必要があり、これらの作業が複雑で億劫に感じる広告主もいる。また、広告主自身が投稿手段のアカウントを取得しても、フォロワーを増やさなければ十分な広告効果を得ることができない。
そこで、たとえば特許文献１においては、広告主が、投稿手段のアカウントを有するユーザに対して広告情報を提供し、そのユーザが投稿手段に広告情報を投稿することによって、広告情報をフォロワーに拡散する方法が提案されている。
具体的には、広告主が広告情報をインターネット上に掲載し、その掲載された広告情報に対して、投稿手段のアカウントを有するユーザが入札を行う。そして、広告主が、条件に合った入札者を選択し、その選択した入札者に広告情報の拡散を依頼する方法が提案されている。
しかしながら、特許文献１に記載の方法では、広告主が掲載した広告情報に対して入札されるまでの間は、広告主は入札を待っている状態となり、やはり受動的な広告方法であり、迅速かつ十分な広告効果を得られない可能性がある。また、入札者は、条件に合った広告情報を探し出す必要があり、見逃す可能性もある。
本発明は、上記の問題に鑑み、迅速かつ十分な広告効果を得ることができる広告情報拡散方法およびシステム並びに広告情報提供装置およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明の広告情報拡散方法は、任意の情報の投稿を受け付けて掲載する投稿手段のアカウントを有するユーザが、ユーザ端末装置を用いてユーザ登録を行い、ユーザ端末装置を用いて登録されたユーザの情報を記憶部に記憶し、予め記憶されたユーザの情報を広告主の広告主端末装置に表示し、広告主が、ユーザの中から少なくとも一人のユーザを選択し、広告主が選択したユーザのユーザ端末装置に対して、ユーザに拡散を依頼する広告主の広告情報を提供し、ユーザが、選択された投稿手段を用いて広告情報を拡散する。
本発明の広告情報拡散方法は、広告の拡散を希望する広告主が、広告主端末装置を用いて広告主登録を行い、広告主端末装置を用いて登録された広告主の情報を記憶部に記憶し、予め記憶された広告主の情報をユーザのユーザ端末装置に表示し、ユーザが、広告主の中から少なくとも一人の広告主を選択し、
広告主は、自己を選択したユーザの中から広告を拡散して欲しい少なくても一人のユーザを選択し、広告主が選択したユーザのユーザ端末装置に対して、ユーザに拡散を依頼する広告主の広告情報を提供し、ユーザが、投稿手段を用いて広告情報を拡散することができる。
また、本発明の広告情報拡散方法においては、広告主が広告主端末装置に設定入力した検索条件に基づいて又はユーザがユーザ端末装置に設定入力した検索条件に基づいて、記憶部に記憶された複数のユーザ又は広告主の情報の中から検索条件に合致するユーザ又は広告主の情報を抽出し、その抽出したユーザ又は広告主の情報を広告主端末装置又はユーザ端末装置に表示することができる。
また、本発明の広告情報拡散方法においては、広告主端末装置において、ユーザの情報として、ユーザがアカウントを有する投稿手段を介してユーザに関連付けられた他のユーザの人数を表示することができる。
また、本発明の広告情報拡散方法においては、広告主が、広告主端末装置において、広告情報の拡散を行う投稿手段の種類を選択し、ユーザが、広告主により選択された投稿手段を用いて広告情報の拡散を行うことができる。
また、本発明の広告情報拡散方法においては、広告主が、広告主端末装置を用いて、広告主に選択されたユーザの評価を行うことができる。
また、本発明の広告情報拡散方法においては、ユーザが、ユーザ端末装置を用いて、自己を指定した広告主の評価を行うことができる。
また、本発明の広告情報拡散方法においては、広告主に選択されたユーザのユーザ端末装置に対して報酬が得られたことを通知することができる。
本発明の広告情報拡散システムは、任意の情報の投稿を受け付けて掲載する投稿手段のアカウントを有するユーザの登録を受け付けるユーザ端末装置と、ユーザ端末装置を用いて登録されたユーザの情報を記憶する記憶部、記憶部に予め記憶された少なくとも一人のユーザの情報を広告主に提供するユーザ情報提供部、広告主に提供されたユーザの中から少なくとも一人のユーザの広告主による選択を受け付ける選択受付部および広告主により選択されたユーザのユーザ端末装置に対して、ユーザに拡散を依頼する広告主の広告情報を提供する広告情報提供部を有する広告情報提供装置と、広告情報提供装置から広告主に提供されたユーザの情報を表示し、ユーザの中から少なくとも一人のユーザの広告主による選択を受け付け、その選択されたユーザの情報を広告情報提供装置に送信する広告主端末装置とを備える。
本発明の広告情報拡散システムは、任意の情報の投稿を受け付けて掲載する投稿手段のアカウントを有するユーザの登録を受け付けるユーザ端末装置と、広告の拡散をユーザに依頼したい広告主の登録を受け付ける広告主端末装置と、
前記ユーザ端末装置を用いて登録されたユーザの情報と前記広告主端末装置を用いて登録された広告主の情報を記憶する記憶部、
前記記憶部に記憶された少なくとも一人の広告主の情報をユーザに提供する情報提供部、
前記ユーザに提供された広告主の中から少なくとも一人の広告主のユーザによる選択と自己の選択をしたユーザの中から広告情報を拡散して欲しい少なくても一人のユーザの広告主による選択を受け付ける選択受付部および広告主により選択されたユーザのユーザ端末装置に対して、ユーザに拡散を依頼する広告主の広告情報を提供する広告情報提供部とを備える。
本発明の広告情報提供装置は、任意の情報の投稿を受け付けて掲載する投稿手段のアカウントを有するユーザの登録を受け付けて記憶する記憶部と、記憶部に予め記憶された少なくとも一人のユーザの情報を広告主に提供するユーザ情報提供部と、広告主に提供されたユーザの中から少なくとも一人のユーザの広告主による選択を受け付ける選択受付部と、広告主により選択されたユーザに対して、ユーザに拡散を依頼する広告主の広告情報を提供する広告情報提供部とを備える。
本発明の広告情報提供装置は、任意の情報の投稿を受け付けて掲載する投稿手段のアカウントを有するユーザの登録を受け付けるユーザ端末装置と、広告の拡散をユーザに依頼したい広告主の登録を受け付ける広告主端末装置と、前記ユーザ端末装置を用いて登録されたユーザの情報と前記広告主端末装置を用いて登録された広告主の情報を記憶する記憶部、
前記記憶部に記憶された少なくとも一人の広告主の情報をユーザに提供する情報提供部、
ユーザに提供された広告主の中から少なくとも一人の広告主のユーザによる選択と自己を選択したユーザの中から広告情報を拡散して欲しい少なくても一人のユーザの広告主による選択を受け付ける選択受付部および広告主により選択されたユーザのユーザ端末装置に対して、ユーザに拡散を依頼する広告主の広告情報を提供する広告情報提供部とを備える。
本発明の広告情報提供プログラムは、コンピュータを、任意の情報の投稿を受け付けて掲載する投稿手段のアカウントを有するユーザの登録を受け付けて記憶する記憶部と、記憶部に予め記憶された少なくとも一人のユーザの情報を広告主に提供するユーザ情報提供部と、広告主に提供されたユーザの中から少なくとも一人のユーザの広告主による選択を受け付ける選択受付部と、広告主により選択されたユーザに対して、ユーザに拡散を依頼する広告主の広告情報を提供する広告情報提供部として機能させる。
本発明の広告情報提供プログラムは、コンピュータを、任意の情報の投稿を受け付けて掲載する投稿手段のアカウントを有するユーザの登録を受け付けるユーザ端末装置と、広告の拡散をユーザに依頼したい広告主の登録を受け付ける広告主端末装置と、前記ユーザ端末装置を用いて登録されたユーザの情報と前記広告主端末装置を用いて登録された広告主の情報を記憶する記憶部、
前記記憶部に記憶された少なくとも一人の広告主の情報をユーザに提供する情報提供部、
ユーザに提供された広告主の中から少なくとも一人の広告主のユーザによる選択と自己を選択したユーザの中から広告情報を拡散して欲しい少なくても一人のユーザの広告主による選択を受け付ける選択受付部および広告主により選択されたユーザのユーザ端末装置に対して、ユーザに拡散を依頼する広告主の広告情報を提供する広告情報提供部として機能させる。
本発明によれば、投稿手段のアカウントを有するユーザが、ユーザ端末装置を用いてユーザ登録を行い、そのユーザの情報を記憶部に予め記憶する。そして、その予め記憶されたユーザの情報を広告主の広告主端末装置に表示し、広告主が、ユーザの中から少なくとも一人のユーザを選択し、広告主が選択したユーザのユーザ端末装置に対して広告情報を提供し、ユーザが、その広告情報を投稿手段を用いて拡散する。
すなわち、広告主が、予め登録されたユーザの中から広告情報の拡散を依頼するユーザを選択するようにしたので、特許文献１に記載の方法のような広告主の待ち状態はなく、広告主が積極的にユーザを選択して広告情報の拡散を依頼することができ、迅速かつ十分な広告効果を得ることができる。
また、ユーザが、投稿手段においてそのユーザをフォローしている友人などのフォロワーに対して広告情報を拡散するようにしたので、広告情報を受け取るフォロワーから見た場合の広告情報の信ぴょう性を高めることができ、これにより広告情報の拡散による集客効率のさらなる向上を期待できる。
本発明の広告情報拡散システムの一実施形態の概略構成を示すブロック図 本発明の広告情報拡散方法の一実施形態を説明するためのフローチャート ユーザ登録の画面の一例を示す図 入力されたFOCUSTAR（フォーカスター）の情報に基づいて作成されたユーザ登録画面の一 例を示す図 広告情報およびFOCUSTAR（フォーカスター）の検索画面の一例を示す図 FOCUSTAR（フォーカスター）のリスト表示の画面の一例を示す図 FOCUSTAR（フォーカスター）による配信期限を指定する画面の一例を示す図 ユーザ端末装置に表示されるリクエスト画面の一例を示す図 投稿手段による広告情報の拡散を説明するための説明図 ユーザ端末装置に表示されるFOCUSTAR（フォーカスター）の評価画面の一例を示す図 ユーザ端末装置に表示されるFOCUSTAR（フォーカスター）への報酬通知画面の一例を示す図 本発明の広告情報拡散システムの一実施形態の概略構成を示すブロック図 本発明の広告情報拡散方法の一実施形態を説明するためのフローチャート FOCUSTAR（フォーカスター）のアカウント登録画面の一例を示す図 FOCUSTAR（フォーカスター）のアカウント登録画面の一例を示す図 FOCUSTAR（フォーカスター）のアカウント登録画面の一例を示す図 FOCUSTAR（フォーカスター）のアカウント登録画面の一例を示す図 FOCUSTAR（フォーカスター）の情報入力画面の一例を示す図 FOCUSTAR（フォーカスター）の情報入力画面の一例を示す図 FOCUSTAR（フォーカスター）の情報入力画面の一例を示す図 FOCUSTAR（フォーカスター）の情報入力画面の一例を示す図 FOCUSTAR（フォーカスター）の「マイページ」画面の一例を示す図 広告主のアカウント登録画面の一例を示す図 広告主の情報入力画面の一例を示す図 広告主の情報入力画面の一例を示す図 広告主の「マイページ」画面の一例を示す図 広告主の「マイページ」画面の一例を示す図 広告主が「依頼するFOCUSTAR」を選択する画面の一例を示す図 広告主が「広告の予算」を設定する画面の一例を示す図 広告主の「広告依頼」の確認画面の一例を示す図 FOCUSTAR（フォーカスター）の「マイページ」に表示される広告依頼の一覧画面の一例を示す図 FOCUSTAR（フォーカスター）の「マイページ」に表示される広告依頼の内容詳細画面の一例を示す図
以下、本発明の広告情報拡散方法およびその方法を実施するための広告情報拡散システムの一実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
本実施形態の広告情報拡散方法は、広告主が、広告情報の拡散を依頼するFOCUSTAR（フォーカスター）を積極的に選択し、その選択されたFOCUSTAR（フォーカスター）がＳＮＳなどの投稿手段を用いて広告情報を拡散することによって、迅速かつ十分な広告効果を得ることができる方法である。まず、本実施形態の広告情報拡散方法を実施するためのシステム構成について説明する。図１は、本実施形態の広告情報拡散システム１の概略構成を示すブロック図である。
本実施形態の広告情報拡散システム１は、具体的には、図１に示すようにユーザ端末装置１０と、プラットホーム２０（本発明の広告情報提供装置に相当する）と、広告主端末装置３０とを備えている。
ユーザ端末装置１０および広告主端末装置３０は、それぞれ表示部および入力部を備えており、スマートフォンなどの携帯電話やタブレット端末などといった携帯端末であることが好ましいが、デスクトップパソコンやノートパソコンなどでもよい。
ユーザ端末装置１０は、FOCUSTAR（フォーカスター、本発明におけるユーザに相当する）が使用するものである。FOCUSTAR（フォーカスター）とは、広告情報の配信を行うプロモータであって、ＳＮＳ（Social Networking Service）などの投稿手段のアカウントを有し、その投稿手段を用いて広告情報の拡散を行う者である。投稿手段としては、ＳＮＳに限らず、動画サイト、個人または団体のブログ、その他のネットワーク上の投稿手段であれば如何なるものでもよく、要するに、投稿された情報が拡散されるような手段であれば如何なる手段でもよい。ＳＮＳとしては、たとえばＴｗｉｔｔｅｒ（登録商標）、Ｆａｃｅｂｏｏｋ（登録商標）、Ｉｎｓｔａｇｒａｍ（登録商標）、Ｇｏｏｌｅ＋（登録商標）、Ｌｉｎｅ（登録商標）、ＬｉｎｋｅｄＩｎ（登録商標）およびＶｉｎｅ（登録商標）などがある。
プラットホーム２０は、たとえばFOCUSTAR（フォーカスター）と広告主とを仲介する仲介会社が用いるものである。プラットホーム２０は、具体的には、図１に示すように、記憶部２１、ユーザ情報提供部２２、選択受付部２３、広告情報提供部２４、評価受付部２５および報酬通知部２６を備えている。プラットホーム２０は、ＣＰＵ（Central Processing Unit）、半導体メモリ、およびハードディスクやＳＳＤ(Solid State Drive)等のストレージデバイスを備えたコンピュータから構成されるものである。
プラットホーム２０の記憶部２１は、FOCUSTAR（フォーカスター）の登録を受け付けて記憶するものである。そして、ユーザ情報提供部２２は、記憶部２１に予め記憶された複数のFOCUSTAR（フォーカスター）の情報を広告主に提供するものである。
広告主は、提供された複数のFOCUSTAR（フォーカスター）の中から、広告情報の拡散を依頼するFOCUSTAR（フォーカスター）を選択する。選択受付部２３は、そのFOCUSTAR（フォーカスター）の選択を受け付けるものである。そして、広告情報提供部２４は、選択受付部２３によって受け付けられたFOCUSTAR（フォーカスター）に対して、広告主の広告情報を提供するものである。
また、広告主は、FOCUSTAR（フォーカスター）の広告情報の拡散による効果などに応じて、FOCUSTAR（フォーカスター）を評価する。評価受付部２５は、広告主によるFOCUSTAR（フォーカスター）の評価を受け付けるものである。また、FOCUSTAR（フォーカスター）は、広告主の広告方法、FOCUSTAR（フォーカスター）の使用料金の広告主の支払い状況などに応じて、広告主を評価する。評価受付部２５は、FOCUSTAR（フォーカスター）による広告主の評価を受け付けるものである。
また、FOCUSTAR（フォーカスター）によって広告情報が拡散された際には、その拡散状況に応じた報酬が仲介会社からFOCUSTAR（フォーカスター）に支払われる。報酬通知部２６は、仲介会社からFOCUSTAR（フォーカスター）に報酬が支払われたことをFOCUSTAR（フォーカスター）および広告主に通知するものである。
広告主端末装置３０は、広告主が使用するものである。広告主は、広告主端末装置３０を用いて、複数のFOCUSTAR（フォーカスター）の中から広告情報の拡散を依頼するFOCUSTAR（フォーカスター）を選択し、そのFOCUSTAR（フォーカスター）に対して広告情報を提供する。
ユーザ端末装置１０、プラットホーム２０および広告主端末装置３０は、インターネット回線、電話回線およびＬＡＮ（Local Area Network）などの通信回線を介して互いに通信可能に構成されている。ユーザ端末装置１０および広告主端末装置３０は、それぞれの装置においてプラットホーム２０のＵＲＬ（Uniform Resource Locator）が指定されることによって、プラットホーム２０のシステムにアクセスすることができる。
次に、上述した広告情報拡散システム１を用いた広告情報拡散方法について説明する。図２は、本実施形態の広告情報拡散方法の流れを示すフローチャートであり、図３～図１１は、ユーザ端末装置１０および広告主端末装置３０に表示される画面の一例を示す図である。以下、図２および図３～図１１を参照しながら説明する。なお、ここではユーザ端末装置１０および広告主端末装置３０として、スマートフォンを用いる場合について説明する。
本実施形態の広告情報拡散方法においては、FOCUSTAR（フォーカスター）がユーザ端末装置１０を用いてユーザ登録を行う（Ｓ１０）。具体的には、FOCUSTAR（フォーカスター）は、まずユーザ端末装置１０においてプラットホーム２０のＵＲＬを指定し、プラットホーム２０のシステムにアクセスする。
そして、FOCUSTAR（フォーカスター）がユーザ端末装置１０においてプラットホーム２０のシステムにアクセスすると、図３に示すようなユーザ登録画面が表示される。FOCUSTAR（フォーカスター）は、図３に示す画面上において、各自の電子メールアドレスおよびパスワード（黒丸の部分）を入力した後、「新規登録」をタップして新規登録操作を開始する。
「新規登録」がタップされると、所定の入力画面が表示され、FOCUSTAR（フォーカスター）の顔画像、FOCUSTAR（フォーカスター）のＩＤネーム、性別、年齢、住所、FOCUSTAR（フォーカスター）がアカウントを有する投稿手段の種類およびその投稿手段のフォロワー数などといったFOCUSTAR（フォーカスター）の情報が入力される。図４は、入力されたFOCUSTAR（フォーカスター）の情報に基づいて作成されたユーザ登録画面の一例を示す図である。入力されたFOCUSTAR（フォーカスター）の情報は、ユーザ端末装置１０からプラットホーム２０に送信され、プラットホーム２０の記憶部２１に記憶される（Ｓ１２）。プラットホーム２０の記憶部２１には、複数のFOCUSTAR（フォーカスター）の情報が記憶される。なお、図４に示す価格は、ＳＮＳ以外のFOCUSTAR（フォーカスター）の独自のツールを利用して広告情報を拡散した場合の利用料金であり、FOCUSTAR（フォーカスター）によって必要に応じてFOCUSTAR（フォーカスター）の情報として設定入力されて記憶される。また、図４に示す残金は、FOCUSTAR（フォーカスター）が仲介会社から取得した報酬の残高を示しており、この残高の情報もFOCUSTAR（フォーカスター）の情報として記憶部２１に記憶されている。
一方、広告主もFOCUSTAR（フォーカスター）と同様にして、広告主端末装置３０においてプラットホーム２０のＵＲＬを指定し、プラットホーム２０のシステムにアクセスする。そして、広告主は、広告主端末装置３０を用いて、広告主の顔画像、広告主のＩＤネーム、性別、年齢および住所などといった広告主の情報を入力してユーザ登録（広告主登録）を行う（Ｓ１４）。
また、広告主は、プラットホーム２０のシステムによって表示された所定の入力画面上において、拡散対象の広告情報を入力する。広告情報としては、たとえば広告のタイトル、ホームページのＵＲＬ（Uniform Resource Locator）、商品などの画像、動画、宣伝コメントおよび特典情報などが入力される。なお、広告情報は、これらの情報に限らず、その他の情報を入力可能にしてもよく、広告主に固有の広告情報を入力可能とし、カスタマイズできるようにしてもよい。図５に示す「配信内容設定」は、入力された広告情報の一例である。
そして、上述したようにして設定入力された広告主の情報および広告情報は、広告主端末装置３０からプラットホーム２０に送信され、プラットホーム２０の記憶部２１に記憶される（Ｓ１６）。プラットホーム２０の記憶部２１には、複数の広告主の情報および広告情報が記憶される。
次いで、広告主が、広告情報の拡散をFOCUSTAR（フォーカスター）に依頼したい場合には、広告主端末装置３０を用いてプラットホーム２０のシステムにアクセスする。そして、図５に示す「プロモーション選択」の入力欄において、FOCUSTAR（フォーカスター）の検索条件を入力する（Ｓ１８）。検索条件としては、たとえばFOCUSTAR（フォーカスター）が居住する地域、FOCUSTAR（フォーカスター）の年齢および性別、広告主の事業のジャンル（飲食店、雑貨販売など）並びに広告の予算などが入力される。また、検索条件としてフリーワード入力も受け付けることができる。フリーワード入力としては、たとえばFOCUSTAR（フォーカスター）の実名またはＩＤネームが入力される。また、「飲食に強い」などといったFOCUSTAR（フォーカスター）の情報を入力可能としてもよい。
検索条件の入力後、検索ボタンがタップされると、広告主の検索条件が広告主端末装置３０からプラットホーム２０に送信される。そして、プラットホーム２０のユーザ情報提供部２２は、広告主の検索条件に基づいて、記憶部２１に記憶された複数のFOCUSTAR（フォーカスター）の情報を参照し、広告主の検索条件に合致したFOCUSTAR（フォーカスター）の情報を抽出する（Ｓ２０）。このように広告主の検索条件に合致したFOCUSTAR（フォーカスター）の情報を抽出することによって、広告主は、より効率的にFOCUSTAR（フォーカスター）の選択を行うことができる。
ユーザ情報提供部２２によって抽出された少なくとも一人のFOCUSTAR（フォーカスター）の情報は、プラットホーム２０から広告主端末装置３０に送信される。そして、広告主端末装置３０において、広告主の検索条件に合致したFOCUSTAR（フォーカスター）がリスト表示される（Ｓ２２）。図６は、FOCUSTAR（フォーカスター）のリスト表示の画面の一例を示す図である。
図６に示す画面おいては、上段に検索条件が表示され、中段に「Ａさん」、「Ｂさん」、「Ｃさん」および「Ｄさん」などといったFOCUSTAR（フォーカスター）のＩＤネームのリストが表示されている。また、FOCUSTAR（フォーカスター）のＩＤネームのそれぞれ対して、FOCUSTAR（フォーカスター）がアカウントを有する投稿手段のフォロワー数（本発明における「ユーザがアカウントを有する投稿手段を介してそのユーザに関連付けられた他のユーザの人数」に相当する）が表示される。このようにフォロワー数を表示させることによって、広告主がFOCUSTAR（フォーカスター）を選択する際の参考情報とすることができ、より効率的にFOCUSTAR（フォーカスター）を選択することができる。また、投稿手段のフォロワー数の他に、各FOCUSTAR（フォーカスター）がアカウントを有する投稿手段の種類の情報や、上述したFOCUSTAR（フォーカスター）の顔画像などの情報を表示や、FOCUSTAR（フォーカスター）がこれまでに依頼を受けた広告情報などを表示させるようにしてもよい。
また、そのフォロワー数に応じた価格も表示され、図６に示す例の場合、１FOCUSTAR（フォーカスター）について、１回の送信辺り１円である。たとえばFOCUSTAR（フォーカスター）「Ａさん」が広告情報を１回投稿した場合、「Ａさん」のフォロワー数は４００人であるので、その料金は４００円となる。FOCUSTAR（フォーカスター）の使用料金は、この他に基本料金があり、１FOCUSTAR（フォーカスター）辺り１００円である。この使用料金は広告主から仲介会社に支払われる料金であり、仲介会社からFOCUSTAR（フォーカスター）に報酬が支払われる。なお、１FOCUSTAR（フォーカスター）辺りの基本料金については、たとえばFOCUSTAR（フォーカスター）のフォロワー数などといった影響力に応じて仲介会社がFOCUSTAR（フォーカスター）のステータスを認定し、そのステータスに応じてこの基本料金を上げたり、FOCUSTAR（フォーカスター）が任意に設定可能としたりしてもよい。
また、図６に示すように、「宣伝方法」の選択欄も表示される。この「宣伝方法」の選択欄には、ＳＮＳやブログなどといった投稿手段の種類の情報と、その投稿手段の種類に応じた価格が表示される。この投稿手段の種類に応じた料金は、広告主から仲介会社に支払われる。
そして、広告主は、図６に示す画面上において、各FOCUSTAR（フォーカスター）のＩＤネームに対して表示されたチェックボックスをタップしてチェックすることによって、広告情報の拡散を依頼するFOCUSTAR（フォーカスター）を選択する（Ｓ２４）。選択するFOCUSTAR（フォーカスター）は一人でも良いし、複数でもよい。また、広告主は、ＳＮＳなどの各宣伝方法に対して表示されたチェックボックスをタップしてチェックすることによって、選択したFOCUSTAR（フォーカスター）が用いる投稿手段を指定する。たとえば、図６に示す例の場合、４人のFOCUSTAR（フォーカスター）にＳＮＳのみでの広告情報の拡散を依頼することになる。指定する投稿手段については、１つでも良いし、複数でもよい。
広告主によって選択されたFOCUSTAR（フォーカスター）および宣伝方法の情報は、広告主端末装置３０からプラットホーム２０に出力され、選択受付部２３によって受け付けられる（Ｓ２６）。
また、広告主は、FOCUSTAR（フォーカスター）および宣伝方法の選択の際、広告主端末装置３０において、広告情報の拡散に要する予算を設定する。このとき設定された予算の範囲内で広告情報の拡散が行われる。広告主によって設定された予算の情報は、広告主端末装置３０からプラットホーム２０に出力される。
上述した予算設定後、広告主端末装置３０においては、図７に示すような広告情報の配信タイミングを指定する画面が表示される。広告主は、図７に示す画面において広告情報の配信タイミングを指定する。具体的には、今日中に広告情報を配信したい場合には、「今日」を選択し、３日以内に広告情報を配信したい場合には、「３日以内」を選択する。広告主によって設定された配信タイミングの情報は、広告主端末装置３０からプラットホーム２０に出力される。
そして、上述した広告主によるFOCUSTAR（フォーカスター）の選択、予算の設定および配信タイミングの設定後、広告主は、自らが設定した予算の支払いを行う（Ｓ２８）。広告主による予算の支払い後、仲介会社によって、その決済確認が行われる（Ｓ３０）。なお、この決済確認については、プラットホーム２０において自動的に行うようにしてもよいし、人が行うようにしてもよい。
仲介会社によって決済確認がされると、プラットホーム２０の広告情報提供部２４によって、選択されたFOCUSTAR（フォーカスター）のユーザ端末装置１０に対して、広告主の情報および広告情報並びに宣伝方法の情報が送信される。また、この際、広告情報を配信するための広告用ＵＲＬ（Uniform Resource Locator）および広告情報の配信タイミングの情報も送信される。広告用ＵＲＬは、仲介会社のプラットフォーム２０を経由して広告主のホームページにアクセスするためのＵＲＬである。
広告情報提供部２４から送信された広告主の情報、広告情報、宣伝方法の情報、広告用ＵＲＬおよび配信タイミングの情報は、選択されたFOCUSTAR（フォーカスター）のユーザ端末装置１０によって受信され、ユーザ端末装置１０において、図８に示すようなリクエスト画面が表示される（Ｓ３２）。図に示すリクエスト画面においては、FOCUSTAR（フォーカスター）に対してリクエストがあった広告主の情報、広告情報、広告用ＵＲＬおよび配信タイミングの情報がリスト表示される。
そして、FOCUSTAR（フォーカスター）は、リクエスト画面に表示された広告情報をＳＮＳなどの投稿手段を用いて拡散する（Ｓ３４）。具体的には、図９の左図に示すように、リスト表示された広告情報のうちのいずれかの広告情報を代表する画像が、ユーザ端末装置１０において表示され、図９に示す画面において、FOCUSTAR（フォーカスター）が「シェアする」をタップすると、その広告情報が、FOCUSTAR（フォーカスター）がアカウントを有する投稿手段によってフォロワーにシェアされる。図９の右図は、投稿手段において広告情報がシェアされた状態を示している。これにより広告情報が、FOCUSTAR（フォーカスター）のフォロワーのアカウントにもシェアされて拡散される。
なお、投稿手段では、広告主のホームページのＵＲＬがそのまま表示されず、上述した広告用ＵＲＬが表示される。そして、フォロワーが広告用ＵＲＬをクリックすることによって広告主のホームページにアクセスすることができる。これにより仲介会社は、広告用ＵＲＬのクリック回数をカウントすることができ、広告情報の配信回数を管理することができる。
また、本実施形態においては、上述したようにユーザ端末装置１０に表示された「シェアする」をタップすることによって広告情報がシェアされるようにしたが、これに限らず、たとえばユーザ端末装置１０に表示された広告用ＵＲＬをコピーし、FOCUSTAR（フォーカスター）の投稿手段にペーストすることによって拡散するようにしてもよい。または、広告用ＵＲＬのコピーボタンを表示させ、そのコピーボタンがタップされた際に、FOCUSTAR（フォーカスター）の投稿手段に広告用ＵＲＬを自動的にペーストするようにしてもよい。
FOCUSTAR（フォーカスター）による広告情報の拡散が完了すると、ユーザ端末装置１０からプラットホーム２０にその旨が送信され、プラットホーム２０の評価受付部２５は、広告主の広告主端末装置３０において、FOCUSTAR（フォーカスター）の評価を行うよう促す画面を表示させる。具体的には、図１０に示すように、広告情報の拡散を行ったFOCUSTAR（フォーカスター）の情報と、評価の星印の数を入力させる欄とを表示させる。そして、広告主は、FOCUSTAR（フォーカスター）の掲載内容および期日通りに広告情報が配信されたか否かなどに基づいて、FOCUSTAR（フォーカスター）を評価する（Ｓ３６）。具体的には、評価の星印の数を指定することによって評価を行う。広告主による評価結果は広告主端末装置３０から送信されて、評価受付部２５によって受信される（Ｓ４０）。FOCUSTAR（フォーカスター）の評価結果は、FOCUSTAR（フォーカスター）の情報として記憶部２１に記憶される。FOCUSTAR（フォーカスター）の評価結果は、たとえば広告主がFOCUSTAR（フォーカスター）を選択する画面において表示させるようにしてもよいし、FOCUSTAR（フォーカスター）の検索条件の中に含めるようにしてもよい。
また、プラットホーム２０の評価受付部２５は、広告情報を拡散したFOCUSTAR（フォーカスター）のユーザ端末装置１０において、広告主の評価を行うよう促す画面を表示させる。そして、FOCUSTAR（フォーカスター）は、広告主の広告方法、広告主のFOCUSTAR（フォーカスター）の使用料金の支払い状況などに応じて、広告主を評価する（Ｓ３８）。FOCUSTAR（フォーカスター）による評価結果はユーザ端末装置１０から送信されて、評価受付部２５によって受信される（Ｓ４０）。広告主の評価結果は、広告主の情報として記憶部２１に記憶される。広告主の評価結果は、プラットホーム２０において表示させて仲介会社が確認できるようにしてもよいし、ユーザ端末装置１０において表示させるようにしてもよい。
一方、FOCUSTAR（フォーカスター）による広告情報の拡散が完了すると、フォロワーによる広告用ＵＲＬのクリック回数などに応じた報酬がカウントされ、プラットホーム２０の報酬通知部２６からFOCUSTAR（フォーカスター）のユーザ端末装置１０に対して、報酬が支払われた旨が通知される。具体的には、図１１に示すような画面がユーザ端末装置１０に表示される。また、このとき報酬通知部２６から広告主の広告主端末装置３０に対しても、報酬が支払われた旨が通知される。
そして、仲介会社からFOCUSTAR（フォーカスター）に対して報酬が支払われ、FOCUSTAR（フォーカスター）によって取得される（Ｓ４２）。
そして、仲介会社は、予め設定された広告掲載期限を経過した時点で広告掲載終了とし（Ｓ４４）、その時点において、FOCUSTAR（フォーカスター）に支払われた報酬が、広告主が設定した予算に到達してない場合には、予算から報酬を差し引いた金額を広告主に返金する。
次に、実施形態の異なる広告情報拡散方法を実施するためのシステム構成について説明する。図１２は、本実施形態の広告情報拡散システム５０の概略構成を示すブロック図である。
本実施形態の広告情報拡散システム５０は、具体的には、図１２に示すようにユーザ端末装置１００と、プラットホーム２００（本発明の広告情報提供装置に相当する）と、広告主端末装置３００とを備えている。
ユーザ端末装置１００および広告主端末装置３００は、それぞれ表示部および入力部を備えており、スマートフォンなどの携帯電話やタブレット端末などといった携帯端末であることが好ましいが、デスクトップパソコンやノートパソコンなどでもよい。
ユーザ端末装置１００は、FOCUSTAR（フォーカスター、本発明におけるユーザに相当する）が使用するものである。FOCUSTAR（フォーカスター）とは、広告情報の配信を行うプロモータであって、ＳＮＳ（Social Networking Service）などの投稿手段のアカウントを有し、その投稿手段を用いて広告情報の拡散を行う者である。投稿手段としては、ＳＮＳに限らず、動画サイト、個人または団体のブログ、その他のネットワーク上の投稿手段であれば如何なるものでもよく、要するに、投稿された情報が拡散されるような手段であれば如何なる手段でもよい。ＳＮＳとしては、たとえばＴｗｉｔｔｅｒ（登録商標）、Ｆａｃｅｂｏｏｋ（登録商標）、Ｉｎｓｔａｇｒａｍ（登録商標）、Ｇｏｏｌｅ＋（登録商標）、Ｌｉｎｅ（登録商標）、ＬｉｎｋｅｄＩｎ（登録商標）およびＶｉｎｅ（登録商標）などがある。
プラットホーム２００は、たとえばFOCUSTAR（フォーカスター）と広告主とを仲介する仲介会社が用いるものである。プラットホーム２００は、具体的には、図１２に示すように、記憶部２１０、情報提供部２２０、選択受付部２３０、広告情報提供部２４０、報酬通知部２６０を備えている。プラットホーム２０は、ＣＰＵ（Central Processing Unit）、半導体メモリ、およびハードディスクやＳＳＤ(Solid State Drive)等のストレージデバイスを備えたコンピュータから構成されるものである。
プラットホーム２００の記憶部２１０は、FOCUSTAR（フォーカスター）の登録を受け付けて記憶するものである。
また、プラットホーム２００の記憶部２１０は、広告主の登録を受け付けて記憶するものである。
そして、情報提供部２２０は、記憶部２１０に予め記憶された複数の広告主の情報をFOCUSTAR（フォーカスター）に提供するものである。
FOCUSTAR（フォーカスター）は、情報提供部２２０から提供された、広告情報の拡散を希望する、複数の広告主の中から、広告を拡散してもよいと思う「お気に入り」の広告主を選択する。
選択受付部２３０は、そのFOCUSTAR（フォーカスター）が選択した広告主の「お気に入り」の選択を受け付けるものである。
このFOCUSTAR（フォーカスター）の「お気に入り」の選択により、選択された広告主は、選択をしたFOCUSTAR（フォーカスター）に広告情報の拡散を依頼できることになる。
また、選択受付部２３０は、FOCUSTAR（フォーカスター）により「お気に入り」に選択された広告主が行う、自己を「お気に入り」に選択をしたFOCUSTAR（フォーカスター）の中から広告情報の拡散を依頼したい少なくても一人のFOCUSTAR（フォーカスター）の選択を受け付ける。
なお、選択受付部２３０とは別に、広告主が広告情報の拡散を依頼したいFOCUSTAR（フォーカスター）の選択を受け付ける選択受付部を設けてもよい。
なお、FOCUSTAR（フォーカスター）が「お気に入り」の選択をしない限り、広告主は、そのFOCUSTAR（フォーカスター）に広告情報の拡散を依頼できない。
そして、広告情報提供部２４０は、広告主から選択されたFOCUSTAR（フォーカスター）に対して、広告主の広告情報を提供するものである。
また、FOCUSTAR（フォーカスター）によって広告情報が拡散された際には、その拡散状況に応じた報酬が仲介会社からFOCUSTAR（フォーカスター）に支払われる。報酬通知部２６０は、仲介会社からFOCUSTAR（フォーカスター）に報酬が支払われたことをFOCUSTAR（フォーカスター）および広告主に通知するものである。なお、報酬の支払いは、仲介会社から依頼を受けた別会社が行ってもよい。
広告主端末装置３００は、広告主が使用するものである。広告主は、広告主端末装置３００を用いて、当該広告主を「お気に入り」に選択したFOCUSTAR（フォーカスター）の中から広告情報の拡散を依頼するFOCUSTAR（フォーカスター）を選択し、広告情報提供部２４０を通じて広告情報を提供する。
ユーザ端末装置１００、プラットホーム２００および広告主端末装置３００は、インターネット回線、電話回線およびＬＡＮ（Local Area Network）などの通信回線を介して互いに通信可能に構成されている。ユーザ端末装置１００および広告主端末装置３００は、それぞれの装置においてプラットホーム２００のＵＲＬ（Uniform Resource Locator）が指定されることによって、プラットホーム２００のシステムにアクセスすることができる。
次に、上述した広告情報拡散システム１００を用いた広告情報拡散方法について説明する。図１３は、本実施形態の広告情報拡散方法の流れを示すフローチャートであり、図１４～図２２は、ユーザ端末装置１００および広告主端末装置３００に表示される画面の一例を示す図である。以下、図１３および図１４～図２２を参照しながら説明する。なお、ここではユーザ端末装置１００および広告主端末装置３００として、
PCでもよいし、タブレットでもよいが、ここでは、スマートフォンを用いる場合について説明する。
本実施形態の広告情報拡散方法においては、FOCUSTAR（フォーカスター）がユーザ端末装置１００を用いてユーザ登録を行う（Ｓ１００）。
具体的には、FOCUSTAR（フォーカスター）は、まずユーザ端末装置１００においてプラットホーム２００のＵＲＬを指定し、プラットホーム２００のシステムにアクセスする。
そして、FOCUSTAR（フォーカスター）がユーザ端末装置１００においてプラットホーム２００のシステムにアクセスすると、図１４に示すようなユーザ登録画面（アカウント登録画面）が表示される。
FOCUSTAR（フォーカスター）は、図１４に示す画面上において、各自のユーザー名、メールアドレスおよびパスワードを入力した後、「FOCUSTAR」としての利用を選択し、登録ボタンをタップして新規登録操作を開始する。
登録ボタンがタップされると、図１５に示すような仮登録が完了し、登録したメールアドレスに本登録URLを送信した旨が表示される。
登録したメールアドレスには図１６に示すような本登録URLが送信され、この本登録URLをクリックすることで本登録が完了する。
本登録URLをクリックすると図１７に示すような「会員登録が完了」した旨の表示がされ、ユーザー名またはメールアドレスとパスワードの入力画面が表示される。
ここで、登録したユーザー名またはメールアドレスとパスワードを入力して「ログイン」をタップすると、図１８に示すようなプロフィール作成画面が表示される。
プロフィール作成画面では、拡散可能なメディア（Ｔｗｉｔｔｅｒ（登録商標）・Ｆａｃｅｂｏｏｋ（登録商標）・Ｉｎｓｔａｇｒａｍ（登録商標）・Ｂｌｏｇ・ＬＩＮＥ（登録商標）等）を選択する。
Ｔｗｉｔｔｅｒ（登録商標）・Ｉｎｓｔａｇｒａｍ（登録商標）では、フォロワー数を入力し、Ｆａｃｅｂｏｏｋ（登録商標）では、友達人数またはフォロワー数を入力する。
次にユーザー名、性別、生年月日、お住いの地域、自己紹介情報を入力する。
なお、FOCUSTAR（フォーカスター）の情報は、上記の情報に限らず、その他の情報を入力可能にしてもよく、FOCUSTAR（フォーカスター）に固有の情報を入力可能とし、カスタマイズできるようにしてもよい。
「次へ」をクリックすると、図１９に示すような「あなたの基本報酬」（FOCUSTARの基本報酬）の画面が表示される。
この基本料金は、SNSのフォロワー数や友達数、Blogで拡散可能か、Lineで拡散可能かなどによって異なってくる。この基本料金の算定は、記憶部２１０に組み込まれたプログラムによって行われる。なお、FOCUSTAR（フォーカスター）の基本料金については、たとえばFOCUSTAR（フォーカスター）のフォロワー数などといった影響力に応じて仲介会社がFOCUSTAR（フォーカスター）のステータスを認定し、そのステータスに応じてこの基本料金を上げたり、FOCUSTAR（フォーカスター）が任意に設定可能としたりしてもよい。
さらにFOCUSTAR（フォーカスター）が拡散した広告URLがクリックされた回数×１０円の報酬が貰えることが表示される。クリックの報酬額は、もちろん10円に限定されない。
「あなたの基本報酬」の画面の表示は図１９には限られず、基本報酬をFOCUSTAR（フォーカスター）が理解できるものであればよい。
さらに「次へ」をクリックすると図２０に示すような「お気に入り登録」の画面が表示される。
この画面で、FOCUSTAR（フォーカスター）は、表示されたおススメのお店や商品（広告主）の中から自分の「お気に入り」の店や商品を選択する（Ｓ２００）。この、お気に入り情報は、マイページからいつでも追加・変更できる。選択された広告主の情報は、ユーザ端末装置１００からプラットホーム２００の選択受付部２３０に送信される（Ｓ２６０）。
「お気に入り登録完了」をクリックすると図２１に示すような「本人確認と口座登録」の画面が表示される。
この画面では、例えば、本名と報酬受取用の口座の情報（金融機関コード・支店コード・口座番号・口座名義等）を入力する。本人確認と口座登録ができれば、これらの項目には限られない。
「口座登録」をクリックすると、プロフィールの「登録完了」画面が表示される。
入力されたFOCUSTAR（フォーカスター）の情報は、ユーザ端末装置１００からプラットホーム２００に送信され、プラットホーム２００の記憶部２１０に記憶される（Ｓ１２０）。
プラットホーム２００の記憶部２１０には、複数のFOCUSTAR（フォーカスター）の情報が記憶される。
次に画面に表示された「マイページ」をクリックすると、図２２に示すようなFOCUSTAR（フォーカスター）各自の「マイページ」が表示される。
「マイページ」には、お気に入り・報酬・プロフィール・アカウントといった項目が表示され、項目をクリックすると詳細な情報が表示される。
また「マイページ」には、広告主から新しい広告拡散依頼があった場合には「広告拡散依頼があったこと」が表示される。
一方、広告主も広告主端末装置３００を用いて広告主登録を行う（Ｓ１４０）。
具体的には、広告主端末装置３００においてプラットホーム２００のＵＲＬを指定し、プラットホーム２００のシステムにアクセスする。
そして、広告主は、広告主端末装置３００を用いて、プラットホーム２００のシステムにアクセスすると、図２３に示すようなユーザ登録画面（アカウント登録画面）が表示される。
広告主は、この画面上において、各自のユーザ名、メールアドレスおよびパスワードを入力した後、「広告主様としての利用」を選択し、登録ボタンをタップして新規登録操作を開始する。
登録ボタンがタップされると、仮登録が完了し、登録したメールアドレスに本登録URLを送信した旨が表示される。
登録したメールアドレスには本登録URLが送信され、この本登録URLをクリックすることで本登録が完了する。
本登録URLをクリックすると「会員登録が完了」した旨の表示がされ、ユーザ名またはメールアドレスとパスワードの入力画面が表示される。
ここで、登録したユーザ名またはメールアドレスとパスワードを入力して「ログイン」するとタップすると、図２４に示すようなプロフィール作成画面が表示される。
次にユーザー名、地域、カテゴリー（飲食店、美容院等）、自己紹介、住所、電話番号をなどの情報を入力する。
また、自分が使用しているメディア（Ｗｅｂｓｉｔｅ、Ｔｗｉｔｔｅｒ（登録商標）・Ｆａｃｅｂｏｏｋ（登録商標）・Ｉｎｓｔａｇｒａｍ（登録商標）・Ｂｌｏｇ・ＬＩＮＥ（登録商標）等）の情報を入力する。
なお、広告主の情報は、上記の情報に限らず、その他の情報を入力可能にしてもよく、広告主に固有の情報を入力可能とし、カスタマイズできるようにしてもよい。
「次へ」をクリックすると図２５に示すような「お支払い用クレジットカードの登録」の画面が表示される。
広告主は「カード番号」「有効期限」「カード名義人」の情報を入力する。
なお、支払いは、クレジットカードに限らず、その他の電子通貨を用いてもよい。
「次へ」をクリックするとプロフィールの「登録完了」画面が表示される。
入力された広告主の情報は、広告主端末装置３００からプラットホーム２００に送信され、プラットホーム２００の記憶部２１０に記憶される（Ｓ１６０）。
プラットホーム２００の記憶部２１０には、複数の広告主の情報が記憶される。
「マイページ」をクリックすると、図２６に示すような広告主各自のマイページが表示される。
「マイページ」には、あなたをお気に入りにしているFOCUSTAR・プロフィール・アカウント・といった項目が表示され、項目をクリックすると詳細な情報が表示される。
また「FOCUSTARに新しい広告拡散を依頼する」項目と、既に拡散を依頼した広告の状況・状態が記載された「広告レポート」の項目を表示される。
「あなたをお気に入りにしているFOCUSTAR」をクリックすると、図２７に示すようなFOCUSTAR（フォーカスター）の情報（氏名、基本料金、SNSのフォロワー数等）が表示される。
「広告拡散を依頼する」をクリックすると「拡散したい広告の設定画面」の画面が表示される。
この画面では、例えば「広告のタイトル」「拡散する広告アドレス」「拡散期間」「FOCUSTARへのメッセージ」の項目が表示されるが、表示項目はこれらに限られない。
各項目を入力して「次へ」をクリックすると図２８に示すような「依頼するFOCUSTARを選択する画面」が表示される。
この画面で、広告主は、広告の拡散を依頼したいFOCUSTAR（フォーカスター）を、1名または複数名、選択する。
FOCUSTAR（フォーカスター）の選択を終え「予算の設定」のボタンをクリックすると、図２９に示すような「予算の設定」画面が表示される。
この画面では「クリック料金の予算」を設定する。
（たとえば、２５，０００円）
なお、図２９では「１クリックあたり１０円）」と記載されているが、１クリックの料金はこれに限定されない。
「クリック料金」の予算を入力すると図３０に示すような「total料金（基本料金とクリック料金の合計）」が表示される。広告主によって設定されたクリック料金予算の情報は、広告主端末装置３００からプラットホーム２００に出力される。
「確認へ」をクリックすると図３０に示すような「入力内容の確認」の画面が表示される。
「入力内容」に問題がなく「依頼をする」ボタンをクリックすると広告拡散依頼が完了する（S２８０）。
なお、広告主が「マイページ」の「広告レポート」をクリックすると依頼した広告の拡散状況・クリック数を確認できる。
また、過去に拡散を依頼して広告の拡散状況・クリック数も確認できる。
広告主によって選択されたFOCUSTAR（フォーカスター）の情報は、広告主端末装置３００からプラットホーム２００に出力され、選択受付部２３０によって受け付けられる（Ｓ３００）。
次に、広告拡散の依頼の予算が、広告主が入力したクレジットカード等で仲介会社等に支払われる（Ｓ３２０）。
予算の支払い後、仲介会社等によって、その決済確認が行われる（Ｓ３４０）。なお、この決済確認については、プラットホーム２００において自動的に行うようにしてもよいし、人が行うようにしてもよい。
仲介会社等によって決済確認がされると、プラットホーム２００の広告情報提供部２４０によって、選択されたFOCUSTAR（フォーカスター）のユーザ端末装置１００に対して、広告主の情報および広告情報が送信される。
広告主から「広告拡散の依頼」がされた場合、FOCUSTAR（フォーカスター）の「マイページ」に新しい広告拡散の依頼があったことが表示される（「1件の新しい依頼が来ています！」「新しい広告拡散依頼があります！」等）。
上記「1件の新しい依頼が来ています！」「新しい広告拡散依頼があります！」等をクリックすると図３１に示すような広告拡散依頼の内容が表示される。
さらに詳細を確認したい依頼の「確認」をクリックすると図３２に示すような依頼の内容が表示される。
依頼の内容の表示画面には、広告主からのメッセージ・拡散期間の指定・現在の予算・URLクリック数などの情報が表示される
ここで「選択されたFOCUSTAR（フォーカスター）専用の広告URL」も表示される（図３２の「あなた専用の広告URL」。
このURLが、拡散されフォロワー等にクリックされるごとにFOCUSTAR（フォーカスター）にクリック数の応じたクリック料金が支払われる。
また、FOCUSTAR（フォーカスター）が広告を拡散しやすいように「URLをコピーして拡散」の項目が設けられている。ただし、この機能は、設けられていなくてもよい。
FOCUSTAR（フォーカスター）は、上記自分専用の広告URLをぺイストし、自己の感想やおススメと共にSNSやブログ等で広告の拡散を行う（Ｓ３６０）。フォロワー等が当該広告ＵＲＬをクリックすることによって広告主のページにアクセスすることができる。これにより仲介会社は、広告用ＵＲＬのクリック回数をカウントすることができ、広告情報の配信回数を管理することができる。
また、本実施形態においては、上述したようにユーザ端末装置１００に表示された「URLをコピーして拡散」をタップすることによって広告情報がシェアされるようにしたが、これに限らず、たとえばユーザ端末装置１００に表示された広告用ＵＲＬをコピーし、ＳＮＳやブログ等にペーストすることによって拡散するようにしてもよい。
FOCUSTAR（フォーカスター）による広告情報の拡散が完了すると、ユーザ端末装置１００からプラットホーム２００にその旨が送信される。
一方、FOCUSTAR（フォーカスター）による広告情報の拡散が完了すると、フォロワーによる自分専用の広告URLのクリック回数などに応じた報酬がカウントされ、プラットホーム２００の報酬通知部２６０からFOCUSTAR（フォーカスター）のユーザ端末装置１００に対して、報酬が支払われた旨が通知される。具体的には「マイページ」の「報酬」の画面に反映される。
また、このとき報酬通知部２６０から広告主の広告主端末装置３００に対しても、報酬が支払われた旨が通知される。
そして、仲介会社からFOCUSTAR（フォーカスター）に対して報酬が支払われ、FOCUSTAR（フォーカスター）によって取得される（Ｓ４２０）。
また、仲介会社は、予め設定された広告掲載期限を経過した時点で広告掲載終了とする（Ｓ４４０）。
図示はしないが、広告情報拡散システム１００には、広告主やFOCUSTAR（フォーカスター）の評価を受け付ける評価受付部を設けてもよい。
具体的に、広告主は、FOCUSTAR（フォーカスター）の広告情報の拡散による効果などに応じて、FOCUSTAR（フォーカスター）の評価を行う。
評価受付部は、この広告主によるFOCUSTAR（フォーカスター）の評価を受け付けるものである。
また、FOCUSTAR（フォーカスター）は、広告主の広告方法、FOCUSTAR（フォーカスター）の使用料金の広告主の支払い状況などに応じて、広告主を評価する。評価受付部は、FOCUSTAR（フォーカスター）による広告主の評価を受け付けるものである。
１、５０ 広告情報拡散システム
１０、１００ ユーザ端末装置
２０、２００ プラットホーム
２１、２１０ 記憶部
２２ ユーザ情報提供部
２３、２３０ 選択受付部
２４ 、２４０ 広告情報提供部
２５ 評価受付部
２６、２６０ 報酬通知部
２２０ 情報提供部
３０、３００ 広告主端末装置

Claims (6)

  1. 任意の情報の投稿を受け付けて掲載する投稿手段のアカウントを有するユーザの登録を受け付けるユーザ端末装置と、広告の拡散をユーザに依頼したい広告主の登録を受け付ける広告主端末装置と、前記ユーザ端末装置を用いて登録されたユーザの情報と前記広告主端末装置を用いて登録された広告主の情報を記憶する記憶部、前記記憶部に記憶された少なくとも一人の広告主の情報をユーザに提供する情報提供部、前記ユーザに提供された広告主の中から少なくとも一人の広告主のユーザによるお気に入りの選択を受け付け、自己をお気に入りに選択をしたユーザの中からのみ広告情報を拡散して欲しい少なくても一人のユーザの広告主による選択を受け付ける選択受付部、および広告主により選択されたユーザのユーザ端末装置に対して、ユーザに拡散を依頼する広告主の広告情報を提供する広告情報提供部とを備えた広告情報拡散システム。
  2. ユーザによる広告主の評価を受け付ける評価受付部を有する請求項１に記載の広告情報拡散システム。
  3. 任意の情報の投稿を受け付けて掲載する投稿手段のアカウントを有するユーザの登録を受け付けるユーザ端末装置と、広告の拡散をユーザに依頼したい広告主の登録を受け付ける広告主端末装置と、前記ユーザ端末装置を用いて登録されたユーザの情報と前記広告主端末装置を用いて登録された広告主の情報を記憶する記憶部、前記記憶部に記憶された少なくとも一人の広告主の情報をユーザに提供する情報提供部、ユーザに提供された広告主の中から少なくとも一人の広告主のユーザによるお気に入りの選択を受け付け、自己を選択したユーザの中からのみ広告情報を拡散して欲しい少なくても一人のユーザの広告主による選択を受け付ける選択受付部、および広告主により選択されたユーザのユーザ端末装置に対して、ユーザに拡散を依頼する広告主の広告情報を提供する広告情報提供部とを備えた広告情報提供装置。
  4. ユーザによる広告主の評価を受け付ける評価受付部を有する請求項３に記載の広告情報提供装置。
  5. 請求項１又は２に記載の広告情報拡散システムを用いる広告情報拡散方法であって、広告の拡散を希望する広告主が、広告主端末装置を用いて広告主登録を行い、広告主端末装置を用いて登録された広告主の情報を記憶部に記憶し、予め記憶された広告主の情報をユー ザのユーザ端末装置に表示し、ユーザが、広告主の中から少なくとも一人の広告主をお気に入りに選択し、広告主は、自己を選択したユーザの中からのみ、広告を拡散して欲しい少なくても一人のユーザを選択し、広告主が選択したユーザのユーザ端末装置に対して、ユーザに拡散を依頼する広告主の広告情報を提供し、ユーザが、投稿手段を用いて広告情報を拡散する請求項１又は２に記載の広告情報拡散システムを用いる広告情報拡散方法。
  6. 請求項３又は４に記載の広告情報提供装置を用いる広告情報拡散方法であって、広告の拡散を希望する広告主が、広告主端末装置を用いて広告主登録を行い、広告主端末装置を用いて登録された広告主の情報を記憶部に記憶し、予め記憶された広告主の情報をユーザのユーザ端末装置に表示し、ユーザが、広告主の中から少なくとも一人の広告主をお気に入りに選択し、広告主は、自己を選択したユーザの中からのみ、広告を拡散して欲しい少なくても一人のユーザを選択し、広告主が選択したユーザのユーザ端末装置に対して、ユーザに拡散を依頼する広告主の広告情報を提供し、ユーザが、投稿手段を用いて広告情報を拡散する請求項３又は４に記載の広告情報提供装置を用いる広告情報拡散方法。
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