JP2023179224A - 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム Download PDF

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Takeshi Ogino
知紘 小川
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Abstract

【課題】配信映像における広告の対象を適切に決定すること。【解決手段】本願に係る情報処理装置は、取得部と、決定部とを有する。取得部は、配信映像を配信する配信者が広告可能な対象を示す広告可能一覧情報を取得する。決定部は、取得部により取得された広告可能一覧情報に基づいて、配信者に配信映像において広告させる対象である広告対象を決定する。【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
従来、ライブ配信等の配信者が配信する配信映像を視聴者(ユーザ)に提供する技術が知られている。例えば、ライブ会場からのストリーミングデータを中継して、視聴者が利用する端末に送信し、視聴者からいわゆる投げ銭といったギフト等の金銭的価値の提供を受け付けるシステムが知られている(特許文献1参照)。
特開2022-021250号公報
しかしながら、上記の従来技術には改善の余地がある。上記の従来技術では、視聴者による投げ銭を提供可能にしているに過ぎず、配信映像における広告の点については考慮されていない。このように、従来技術では、配信映像において広告を行うという点では改善の余地があり、配信映像における広告の対象を適切に決定することが望まれている。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、配信映像における広告の対象を適切に決定することができる情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを目的とする。
本願に係る情報処理装置は、配信映像を配信する配信者が広告可能な対象を示す広告可能一覧情報を取得する取得部と、前記取得部により取得された前記広告可能一覧情報に基づいて、前記配信者に前記配信映像において広告させる対象である広告対象を決定する決定部と、を備えることを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、配信映像における広告の対象を適切に決定することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る情報処理装置が実行する情報処理の一例を示す図である。 図2は、広告時の画面の一例を示す図である。 図3は、実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係る視聴者情報記憶部の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る配信者情報記憶部の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る配信情報記憶部の一例を示す図である。 図7は、情報処理装置が実行する情報処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図8は、情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムが限定されるものではない。また、各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
(実施形態)
〔1.情報処理の一例〕
まず、図1を用いて、情報処理装置100が実行する情報処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る情報処理装置が実行する情報処理の一例を示す図である。
図1では、映像配信サービスを提供するシステムである情報処理システム1(図3参照)において配信者が配信する映像(「配信映像」ともいう)を視聴するユーザ(「視聴者」ともいう)による投げ銭を制限するか否かを決定する場合を一例として説明する。情報処理システム1は、視聴者が配信者の配信映像を視聴するのみではなく、視聴者が配信者に対してコメントや投げ銭等の行為により、価値(対価)の提供を行うことができるシステムである。すなわち、情報処理システム1は、視聴者と配信者とが双方向にコミュニケーション(通信)できるシステムである。
なお、映像配信サービスとは、例えばYouTube(登録商標)、TikTok(登録商標)等のように、映像配信サービスを利用するユーザが配信者となって配信映像を他のユーザに配信可能な動画配信プラットフォームにより提供されるサービスである。すなわち、映像配信サービスでは、各ユーザが配信者及び視聴者のいずれにもなり得、配信者であるユーザは、他の配信者が配信する配信映像を視聴する場合、他の配信者に対しては視聴者となり得る。
また、映像配信サービスにおける配信者には、自身を撮影した配信映像を配信する人間(ユーザ)に限らず、自身の姿が含まれない配信映像を配信する人間(ユーザ)も含まれる。例えば、配信者には、Vtuber(バーチャルYouTuber)等のキャラクターモデルを用いて配信を行う人間(ユーザ)も含まれる。
また、投げ銭とは、映像配信サービスにおいて視聴者から配信者へ金銭的価値を有する対象を提供する行為であってもよい。なお、投げ銭の対象は、視聴者から配信者へ授受されるものであれば、金銭に限らず、どのような対象であってもよい。例えば、投げ銭の対象は、金銭(金額)そのものに限らず、例えば、金銭に変換可能な有料アイテム、有料ギフト等の金銭的価値を有するものであってもよい。また、投げ銭の対象は、商品等の任意の取引対象であってもよい。
〔1-1.情報処理の概要〕
ここから、図1に示す情報処理の流れの概要を説明する。図1では、ライブ配信者A(単に「配信者A」ともいう)が配信映像の配信時に、その配信映像において広告を行う対象を情報処理装置100が決定する場合を一例として説明する。すなわち、図1では、配信者Aが配信映像において情報処理装置100により決定された対象の広告を行う場合を一例として説明する。
まず、配信者は、スマートフォン等の配信者装置20を用いて、配信者が広告可能な対象(「広告可能対象」ともいう)を示す広告可能一覧情報を、情報処理装置100へ送信する(ステップS1)。配信者装置20は、情報処理システム1が提供する映像配信サービスにおいて広告に対象とすることができる広告対象候補を示す広告候補一覧リストから、配信者が選択した対象である広告可能対象を示す広告可能一覧情報を、情報処理装置100へ送信する。例えば、情報処理装置100は、配信者装置20へ広告候補一覧リストを送信し、配信者装置20は、情報処理装置100から受信した広告候補一覧リストを用いて、配信者から広告可能対象の選択を受け付ける。図1では、配信者Aが利用する配信者装置20は、配信者Aの広告可能対象を示す広告可能一覧情報を、情報処理装置100へ送信する。例えば、配信者Aが利用する配信者装置20は、配信者Aが飲料、食品等の対象を広告可能対象として選択したことを示す広告可能一覧情報を、情報処理装置100へ送信する。
情報処理装置100は、広告可能一覧情報を広告主装置50に送信する(ステップS2)。図1では、情報処理装置100は、配信者Aの広告可能対象を示す広告可能一覧情報を広告主装置50に送信する。例えば、情報処理装置100は、配信者Aが飲料、食品等の対象を広告可能対象として選択したことを示す広告可能一覧情報を広告主装置50に送信する。広告主装置50は、情報処理装置100から受信した広告可能一覧情報を表示する。図1では、各広告主装置50が配信者Aの広告可能対象を示す広告可能一覧情報を表示することにより、各広告主装置50を利用する各広告主は、配信者Aの広告可能対象を確認する。
また、配信者は、スマートフォン等の配信者装置20を用いて撮影した映像を配信映像として、情報処理装置100へ送信する(ステップS3)。図1では、配信者Aが利用する配信者装置20は、配信者A等を撮影した映像を配信映像として、情報処理装置100へ送信する。
そして、情報処理装置100は、配信映像を視聴者が利用するスマートフォン等の視聴者装置10へ送信する(ステップS4)。情報処理装置100は、視聴者が視聴を希望した配信映像をその視聴者の視聴者装置10へ送信する。例えば、視聴者は、視聴者装置10を操作して視聴する配信映像を選択し、情報処理装置100は、視聴者に選択された配信映像をその視聴者が利用する視聴者装置10へ配信する。図1では、ユーザU1が視聴するライブ配信として、配信者Aが配信する配信映像を選択する。ユーザU1が利用する視聴者装置10は、配信者Aが配信する配信映像を要求する要求情報を情報処理装置100へ送信し、情報処理装置100は、要求情報に応じて、ユーザU1が利用する視聴者装置10へ配信者Aが配信する配信映像をライブ配信(送信)する。
なお、上記のライブ配信に関する処理は、配信者がライブ配信を行っている間は継続して行われる。また、上述した処理は一例に過ぎず、情報処理システム1においてライブ配信が可能であれば、どのような処理によりライブ配信が行われてもよい。例えば、情報処理システム1においてライブ配信は、視聴者装置10や配信者装置20にインストールされたライブ配信に関するアプリケーションを用いて実現されてもよい。すなわち、情報処理システム1におけるライブ配信の態様は、以下に示す処理が実現可能であれば、任意の態様が採用可能である。また、情報処理システム1において、ライブ配信映像を視聴者へ提供する装置が情報処理装置100以外の装置(ライブ配信装置)である場合、配信者装置20は、配信映像をライブ配信装置へ送信する。そして、ライブ配信装置は、配信者装置20から受信した配信映像を視聴者の視聴者装置10へ送信(配信)する。
図1では、上述した処理により、ユーザU1が利用する視聴者装置10に、配信者Aによる音楽ライブの配信映像である映像CTが配信されている場合を示す。視聴者装置10の画面には、配信されている映像CTを含む各種情報が表示される。視聴者装置10は、領域AR1に映像CTを表示する。
また、視聴者装置10は、領域AR2に視聴者のコメントを一覧表示する。図1では、視聴者装置10は、ユーザU1以外の映像CTの視聴者(ユーザU25等)が投稿したコメントが表示する。なお、情報処理システム1は、投げ銭等により、配信者Aに対して価値を提供した視聴者のコメントを、映像CTの視聴する各視聴者の視聴者装置10に優先して表示してもよい。例えば、情報処理システム1は、ユーザU25が1000円の投げ銭とともにコメント(メッセージ)を投稿した場合、そのコメントを、映像CTの視聴する各視聴者の視聴者装置10に投げ銭の額(1000円)に対応する期間(例えば5分等)継続して表示してもよい。このように、情報処理システム1は、投げ銭等により配信者側へ価値の提供を行った視聴者については他の視聴者よりも優遇してもよい。
視聴者は、視聴者装置10を操作して、配信映像に対するリアクション(反応)を行う。そして、視聴者装置10は、配信映像に対する反応を行った視聴者(「反応視聴者」ともいう)の反応に対応する情報を情報処理装置100へ送信する。例えば、視聴者は、視聴者装置10を操作して、コメントを投稿したり、投げ銭を行ったりする。図1では、ユーザU1は、視聴者装置10を操作して、配信者Aに対して投げ銭を行う。
広告主は、広告主装置50を用いて、広告の入札に関する情報(「入札情報」ともいう)を、情報処理装置100へ送信する(ステップS5)。広告主装置50は、広告主の操作に応じて、広告の対象、広告を依頼する配信者または配信映像を特定する情報(配信者ID、配信ID等)、入札額等を含む入札情報を、情報処理装置100へ送信する。情報処理装置100は、広告可能一覧情報が示す対象に対する広告主による入札情報を広告主装置50から受信する。
図1では、広告主装置50は、配信者Aの広告可能一覧情報が示す対象のうち、広告主が指定した対象に対する入札を示す入札情報を情報処理装置100へ送信する。情報処理装置100は、配信者Aの広告可能一覧情報が示す対象のうち、広告主装置50を利用する広告主が指定した対象に対する入札を示す入札情報を広告主装置50から受信する。
例えば、広告主Xは、広告主装置50を操作し、配信者Aの広告可能一覧情報が示す対象のうち、飲料を指定し、広告主Xの広告主装置50が広告主Xの飲料である商品GD1を示す情報及び商品GD1を対象とした入札額(「入札額XP」とする)を示す入札情報(「入札情報XB」とする)を情報処理装置100へ送信する。情報処理装置100は、広告主Xの広告主装置50からが入札情報XBを受信する。なお、広告主X以外の広告主も配信者Aに広告を依頼する入札を行う。情報処理装置100は、広告主X以外の広告主が利用する広告主装置50からも、その広告主が指定した対象に対する入札を示す入札情報を受信する。
情報処理装置100は、広告可能一覧情報に基づいて、配信者に配信映像において広告させる対象(「広告対象」ともいう)を決定する決定処理を実行する(ステップS6)。例えば、情報処理装置100は、各広告主からの入札情報に基づいて広告対象を決定する。例えば、情報処理装置100は、各広告主からの入札情報が示す入札額が最も高い入札に対応する対象を広告対象に決定する。図1では、情報処理装置100は、広告主Xを含む複数の広告主の各々により複数の入札のうち、最も高い入札額XPを入札した広告主Xの入札に対応する商品GD1を広告対象に決定する。なお、上述した対象広告の決定処理は一例に過ぎず、情報処理装置100は、様々な情報を適宜用いて広告対象を決定してもよい。
情報処理装置100は、決定処理により決定した広告対象を示す情報を配信者が利用する配信者装置20に送信する(ステップS7)。例えば、情報処理装置100は、広告対象の広告を行うことを要求する情報を配信者装置20に送信する。図1では、情報処理装置100は、決定処理により広告対象として決定した商品GD1を示す情報を配信者Aが利用する配信者装置20へ送信する。配信者Aが利用する配信者装置20は、飲料である商品GD1を広告対象として、広告を行うことを要求されたことを示す情報を、表示する。これにより、商品GD1は、商品GD1が広告対象であることを認識し、商品GD1の話をしたり、商品GD1を配信映像に含ませたりすることにより、商品GD1を広告対象として、広告を行う。なお、図1では、広告主Xが映像CTの配信前に配信者Aへ商品GD1を提供することにより、映像CTの配信時に配信者Aの付近に商品GD1がある状況であるものとする。
そして、配信者は、配信者装置20を用いて広告対象の内容を含む配信映像を、情報処理装置100へ送信する(ステップS8)。図1では、配信者Aが利用する配信者装置20は、広告対象である商品GD1を手に持った配信者A等を撮影した映像CTを配信映像として、情報処理装置100へ送信する。
そして、情報処理装置100は、広告対象の内容を含む配信映像を視聴者が利用するスマートフォン等の視聴者装置10へ送信する(ステップS9)。情報処理装置100は、商品GD1の内容を含む配信映像を視聴者装置10へ送信する。例えば、情報処理装置100は、広告であることを示す情報(「広告明示情報」ともいう)を視聴者装置10へ送信する。
情報処理装置100は、広告であることを示す文字列「PR」である広告明示情報MKを重畳させた映像CTを視聴者装置10へ送信する。情報処理装置100は、広告対象である商品GD1を手に持った配信者A等を撮影した映像CTに広告明示情報MKを重畳させて視聴者装置10へ送信する。図2に示すように、視聴者装置10は、領域AR1に広告対象である商品GD1を手に持った配信者A等を撮影した映像CTを表示する。図2は、広告時の画面の一例を示す図である。図2では、視聴者装置10は、領域AR1に文字列「PR」である広告明示情報MKが重畳された映像CTを表示する。このように、視聴者装置10は、映像CTとともに広告明示情報MKを表示することにより、配信者Aが広告を行っていることを視聴者に認識させることができる。すなわち、情報処理システム1では、商品の紹介等の広告時には、スポンサードであることを示す広告明示情報が配信映像とともに表示される。
なお、図1では、配信者Aの付近に広告対象である商品GD1がある場合を一例として説明するが、広告対象が配信者の付近にない場合、配信者は発話により広告対象の広告を行ってもよい。また、情報処理装置100は、配信者の配信映像に広告対象の画像を重畳させることにより、配信映像における広告対象の広告を行ってもよい。
また、情報処理装置100は、任意の手法により、配信者が広告を行っているか否かを判定してもよい。例えば、配信者装置20は、配信者が広告を開始する場合、配信者が広告を開始することを示す情報(「広告開始情報」ともいう)を、情報処理装置100へ送信してもよい。例えば、配信者装置20は、広告開始を示すボタン(「広告開始ボタン」ともいう)を表示し、配信者が広告開始ボタンを押下した場合、広告を開始することを示す情報(広告開始情報)を、情報処理装置100へ送信する。
また、配信者装置20は、配信者が広告を終了する場合、配信者が広告を終了することを示す情報(「広告終了情報」ともいう)を、情報処理装置100へ送信してもよい。例えば、配信者装置20は、広告終了を示すボタン(「広告終了ボタン」ともいう)を表示し、配信者が広告終了ボタンを押下した場合、広告を終了することを示す情報(広告終了情報)を、情報処理装置100へ送信する。
例えば、情報処理装置100は、広告開始情報を受信してから、広告終了情報を受信するまでの間、広告明示情報を視聴者装置10へ送信し、視聴者装置10は、広告明示情報を受信している間、広告明示情報を表示する。例えば、情報処理装置100は、配信者Aが利用する配信者装置20から広告開始情報を受信してから、広告終了情報を受信するまでの間、映像CTに広告明示情報MKを重畳させて視聴者装置10へ送信する。これにより、視聴者装置10は、配信者Aが広告を行っている間、映像CTに広告明示情報MKを重畳させて表示する。また、情報処理装置100は、配信者Aが利用する配信者装置20から広告終了情報を受信した後では、広告明示情報MKを含まれない映像CTを視聴者装置10へ送信する。なお、上記は一例に過ぎず、情報処理装置100は、配信映像を解析し、配信者が広告を行っているか否かを判定してもよい。この場合、情報処理装置100は、配信者が広告を行っていると判定している間、広告明示情報を視聴者装置10へ送信し、視聴者装置10は、広告明示情報を受信している間、広告明示情報を表示してもよい。
上述したように、情報処理装置100は、ライブ配信中に広告入札を受け付け、落札者の対象をライブ配信中に配信者が広告する。情報処理装置100は、広告主からの入札に応じて、広告対象を決定することにより、配信映像における広告の対象を適切に決定することができる。
〔1-2.その他の処理例〕
なお、上述した処理は一例に過ぎず、情報処理装置100は、様々な情報を用いて様々な処理を行ってもよい。この点について、以下例示を列挙する。なお、上記で説明した内容と同様の点については適宜説明を省略する。また、以下で説明する各種の処理は適宜組み合わせてもよい。
〔1-2-1.広告主からの依頼〕
上述した例では、情報処理装置100が広告主からの入札に応じて、配信者に広告させる広告対象を決定する場合を一例として説明したが、情報処理装置100は、広告主からの依頼リストを配信者に提供し、配信者が依頼リストから、広告を行う対象を決定してもよい。
この場合、例えば、情報処理装置100は、ライブ配信前に広告可能対象の選択を配信者から受け付ける。例えば、配信者は、広告主からの依頼リストの中から広告可能対象を選択する。また、広告主は、依頼リスト中の各対象(商品等)を、ライブ配信前に配信者に提供する。また、情報処理装置100は、配信スケジュールの複数期間(開始から10分迄の間、10分から20分分迄の間等)ごとに、広告対象を決定してもよい。
〔1-2-2.視聴者に応じた入札〕
情報処理装置100は、配信映像を視聴する視聴者の情報を、広告主に提供し、広告主は、視聴者の情報を基に入札を行ってもよい。この場合、情報処理装置100は、ライブ配信の開始後、視聴者の情報等とともに、選択された広告可能対象を提供する広告主に入札開始を通知してもよい。なお、広告主に提供する視聴者の情報は、過去の履歴から情報処理装置100が推定した情報であってもよい。例えば、情報処理装置100は、各期間における視聴者数の変動等を示す情報を広告主に提供してもよい。
広告主は、視聴者の情報等に基づいて、入札を行う。なお、入札は、広告主装置50により行われてもよいし、広告主装置50以外の装置(サーバ装置)等により行われてもよい。情報処理装置100は、落札した広告主の情報を配信者に通知してもよい。配信者は、通知された広告主が提供する対象(広告対象)である製品等をライブ配信中に紹介する。
〔1-2-3.その他の例〕
上述した処理は一例に過ぎず、情報処理システム1では、様々な態様により、配信映像における広告対象の広告が行われてもよい。例えば、情報処理システム1では、配信中に広告対象が決定され、その配信中にその広告対象について配信者が広告を行ってもよい。
この場合、情報処理システム1では、配信中にオークション形式で広告主(「広告発注業者」ともいう)が発注する。広告主は、広告主装置50を操作し、オークション形式で広告に関する発注を行う。広告主装置50は、オークション形式での広告に関する発注情報を情報処理装置100に送信する。
また、情報処理システム1では、事前に、配信者側から広告可能商材や、広告可能料金を登録したり、広告可能商材や広告可能料金を配信者の履歴等から自動的に設定したりして、広告発注業者に提示する。配信者は、配信者装置20を操作し、広告可能商材や、広告可能料金を示す情報を情報処理装置100に送信する。情報処理装置100は、受信した広告可能商材や広告可能料金を示す情報を配信者に対応付けて記憶部120に登録する。そして、情報処理装置100は、配信者が登録した広告可能商材や広告可能料金を示す情報を広告主装置50へ送信する。広告可能商材や広告可能料金を示す情報を受信した広告主装置50は、受信した広告可能商材や広告可能料金を示す情報を表示したり、音声出力したりすることにより、広告可能商材や広告可能料金を示す情報を出力する。
情報処理システム1では、広告発注業者が入札したら、配信者に通知が行き、その場で説明する。例えば、広告発注業者から入札を受け付けた場合、情報処理装置100は、その入札に関する情報(例えば広告対象や入札額など)を配信者装置20に送信する。配信者装置20は、受信した入札に関する情報を表示したり、音声出力したりすることにより、入札に関する情報を出力する。
また、情報処理システム1では、配信者が広告予定商材(広告対象)や料金を登録する。情報処理システム1では、広告発注業者は入札を行い、その入札の時点では、その入札について配信者に通知されない。情報処理システム1では、配信者が実際に広告予定商材について配信(広告)を行ったら、その時点で、入札額等の入札に関する情報が配信者に通知される。
なお、上述した処理は一例に過ぎず、情報処理システム1は、様々な態様によりオークション形式での広告対象の決定を行ってもよい。例えば、情報処理システム1は、時間に関する条件に基づいて、オークション形式での入札を受け付けてもよい。例えば、情報処理システム1は、制限時間を設けて、その間でオークション形式での入札を受け付けてもよい。例えば、情報処理システム1は、広告対象の説明に必要な時間が所定の閾値以内である広告対象のみの入札を受け付けてもよい。
〔2.情報処理システムの構成〕
情報処理システム1は、映像配信サービスを提供するシステムである。図3に示すように、情報処理システム1は、視聴者装置10と、配信者装置20と、広告主装置50と、情報処理装置100とを含む。視聴者装置10、配信者装置20及び情報処理装置100は、ネットワークNを介して、有線又は無線により通信可能に接続される。なお、図3に示す情報処理システム1には、複数台の視聴者装置10や、複数台の配信者装置20や、複数台の広告主装置50や、複数台の情報処理装置100が含まれてもよい。また、情報処理システム1には、上記以外にも映像配信を行うために用いられる様々なコンピュータが含まれてもよい。例えば、情報処理システム1には、情報処理装置100以外にも映像配信サービスを提供するための配信サーバが含まれてもよい。
視聴者(ユーザ)は、視聴者装置10を操作することにより、配信者が配信するライブ映像等の配信映像を、情報処理装置100を介して受信する。視聴者装置10は、視聴者(ユーザ)によって利用されるコンピュータである。視聴者装置10は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)や、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等により実現される。図1は、視聴者装置10がスマートフォンである場合を示す。なお、以下では、視聴者装置10を視聴者またはユーザと表記する場合がある。すなわち、以下では、視聴者及びユーザを視聴者装置10と読み替えることもできる。
視聴者装置10は、視聴者がインターネットにおける各種行動を行うために利用される。視聴者装置10は、視聴者が各種の情報を視聴するために利用される。例えば、視聴者装置10は、視聴者が配信映像を視聴するためのアプリケーションやブラウザにより配信映像を表示する。例えば、視聴者装置10は、視聴者が配信映像を配信する配信者への対価を提供するために利用される。例えば、視聴者装置10は、視聴者による入力を受け付ける。例えば、視聴者装置10は、視聴者による投げ銭を行う操作を受け付ける。視聴者装置10は、実施形態における処理を実現可能であれば、どのような装置であってもよい。
視聴者装置10は、配信映像を提供する。視聴者装置10は、広告対象を含む配信映像を情報処理装置100から受信する。視聴者装置10は、広告であることを示す広告明示情報を情報処理装置100から受信する。視聴者装置10は、配信映像に重畳して表示される広告明示情報を情報処理装置100から受信する。視聴者装置10は、広告であることを示す文字列である広告明示情報を情報処理装置100から受信する。視聴者装置10は、広告明示情報を含む配信映像を情報処理装置100から受信する。
実施形態に係る配信者装置20は、配信者によって利用されるコンピュータである。配信者装置20は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PCや、携帯電話機や、PDA等により実現される。図1は、配信者装置20がスマートフォンである場合を示す。なお、以下では、配信者装置20を配信者と表記する場合がある。すなわち、以下では、配信者を配信者装置20と読み替えることもできる。
配信者装置20は、配信者がインターネットにおける各種行動を行うために利用される。配信者装置20は、配信者が各種の情報を配信するために利用される。配信者装置20は、配信者が配信映像を配信するために利用される。配信者装置20は、配信者が配信映像を配信するためアプリケーションにより、配信者による配信映像の配信を実行する。例えば、配信者装置20は、配信者が配信映像を配信するためアプリケーションにより配信映像を撮影し、情報処理装置100へ送信する。配信者装置20は、実施形態における処理を実現可能であれば、どのような装置であってもよい。
配信者装置20は、配信映像を配信する配信者が広告可能な対象を示す広告可能一覧情報を情報処理装置100へ送信する。配信者装置20は、広告対象を示す情報を情報処理装置100から受信する。配信者装置20は、広告対象の広告を行うことを要求する情報を情報処理装置100から受信する。
実施形態に係る広告主装置50は、広告主よって利用される情報処理装置である。なお、広告主は、法人等であってもよく、例えば、広告主装置50の使用者は、広告主の宣伝担当者等であってもよい。例えば、広告主装置50は、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PCや、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA等により実現される。なお、図1の例では、広告主装置50がノート型PCである場合を一例として示す。広告主は、広告主装置50を用いて、情報処理装置100との間で情報の送受信を行う。
広告主装置50は、情報処理装置100から情報提供を受信し、情報処理装置100へ情報を送信する。例えば、広告主装置50は、配信映像を配信する配信者が広告可能な対象を示す広告可能一覧情報を情報処理装置100から受信する。広告主装置50は、情報処理装置100へ広告の入札を行う。広告主装置50は、広告可能一覧情報が示す対象のうち、広告主が指定した対象に対する入札を示す入札情報を情報処理装置100へ受信する。
広告主装置50は、広告可能一覧情報が示す対象に対する広告主による入札情報を情報処理装置100へ送信する。広告主装置50は、広告可能一覧情報が示す対象のうち、広告主装置50を利用する広告主が指定した対象に対する入札を示す入札情報を情報処理装置100へ送信する。広告主装置50は、広告可能一覧情報を情報処理装置100から受信する。
なお、広告主は、広告主装置50を用いて、広告コンテンツ(以下、単に「広告」ともいう)を情報処理装置100に入稿せずに、広告の入稿を代理店に依頼する場合もある。この場合、情報処理装置100に広告を入稿するのは代理店となる。「広告主」といった表記は、広告主だけでなく代理店を含む概念であり、「広告主装置」といった表記は、広告主装置だけでなく代理店によって利用される代理店装置を含む概念であるものとする。
実施形態に係る情報処理装置100は、インターネット等の所定のネットワークNを介して、各種の装置と通信可能な情報処理装置であり、例えば、サーバ装置又はクラウドシステム等により実現される。例えば、情報処理装置100は、ネットワークNを介して、他の各種装置と通信可能に接続される。
実施形態に係る情報処理装置100は、配信映像を配信する配信者が広告可能な対象を示す広告可能一覧情報に基づいて、配信者に配信映像において広告させる対象である広告対象を決定するコンピュータである。例えば、情報処理装置100は、映像配信を行う配信サーバとして機能する。
情報処理装置100は、配信映像を配信する配信者が広告可能な対象を示す広告可能一覧情報を配信者装置20から受信する。情報処理装置100は、広告可能一覧情報が示す対象に対する広告主による入札情報を広告主装置50から受信する。情報処理装置100は、広告可能一覧情報が示す対象のうち、広告主装置50を利用する広告主が指定した対象に対する入札を示す入札情報を広告主装置50から受信する。
情報処理装置100は、配信映像を視聴者装置10に配信映像を送信する。情報処理装置100は、広告対象を示す情報を配信者装置20に送信する。情報処理装置100は、広告対象の広告を行うことを要求する情報を配信者装置20に送信する。情報処理装置100は、広告対象を含む配信映像を視聴者装置10に送信する。
情報処理装置100は、広告であることを示す広告明示情報を視聴者装置10に送信する。情報処理装置100は、配信映像に重畳して表示される広告明示情報を視聴者装置10に送信する。情報処理装置100は、広告であることを示す文字列である広告明示情報を視聴者装置10に送信する。情報処理装置100は、広告明示情報を含む配信映像を視聴者装置10に送信する。情報処理装置100は、広告可能一覧情報を広告主装置50に送信する。
情報処理システム1には、情報処理装置100からの情報を基に決済処理を行うサーバ(決済サーバ)等が含まれてもよい。情報処理装置100は、処理を行うと決定した投げ銭の情報を決済サーバに送信し、決済サーバは、受信した投げ銭の情報に対応する決済処理を実行する。例えば、決済サーバは、受信した投げ銭の情報が示す視聴者の口座から、配信者の口座への投げ銭の額に対応する金銭の移動を行う。情報処理システム1には、情報処理装置100からの情報を基に商品の購入処理を行うサーバ(電子商取引サーバ)等が含まれてもよい。情報処理装置100は、視聴者が配信者への贈与物として購入した商品等の取引対象の情報を決済サーバに送信し、電子商取引サーバは、受信した取引対象の情報に対応する購入処理を実行する。例えば、電子商取引サーバは、受信した取引対象の情報が示す視聴者の口座を対象に取引対象の決済を行い、取引対象の情報が示す商品等を配信者の住居等へ配送するための処理を実行する。
また、情報処理システム1には、情報処理装置100へ情報提供を行う情報提供装置が含まれてもよい。情報提供装置は、サービスに関する種々の情報提供を行うための情報が格納されたコンピュータである。例えば、情報処理システム1には、複数の情報提供装置が含まれてもよい。例えば、情報提供装置は、ウェブサーバ等の種々の外部装置から情報を収集し、収集した情報を情報処理装置100へ提供する。例えば、情報提供装置は、例えば、サーバ装置又はクラウドシステム等により実現される。例えば、情報提供装置は、各種情報として、サービスに関する情報(サービス情報)、サービスを利用する視聴者に関する情報(視聴者情報)を提供する。情報提供装置は、インターネットショッピングや、電子商店街や、フリーマーケットサイトや、オークションサイトや、旅行又はライブ配信者等予約サイトや、クレジットカード契約サイトや、金融商品提供サイト等における取引対象に関する情報を提供してもよい。例えば、情報処理システム1に情報提供装置が含まれる場合、情報処理装置100は、情報提供装置から各種の情報を取得し、取得した情報を用いてサービスを提供してもよい。
〔3.情報処理装置の構成〕
以下、上記した情報処理装置100が有する機能構成の一例について説明する。図3は、実施形態に係る情報処理装置100の構成例を示す図である。図3に示すように、情報処理装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。
(通信部110)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークNと有線又は無線で接続され、他の各種装置との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。また、記憶部120は、視聴者情報記憶部121と、配信者情報記憶部122と、配信情報記憶部123と、広告管理用情報記憶部124とを有する。なお、記憶部120は、上記に限らず様々な情報を記憶する。例えば、記憶部120は、提供するコンテンツに関する情報を記憶する。記憶部120は、地図に関する各種情報を記憶する。例えば、記憶部120は、コンテンツで表示される地図の情報を記憶する。例えば、記憶部120は、コンテンツを表示するアプリケーション等で表示される地図の画像情報を記憶する。
(視聴者情報記憶部121)
視聴者情報記憶部121は、視聴者に関する各種視聴者情報を記憶する。図4は、実施形態に係る視聴者情報記憶部の一例を示す図である。図4に示した例では、視聴者情報記憶部121は、「視聴者ID」、「視聴者情報」といった項目を有する。例えば、「視聴者情報」は、「属性情報」、「視聴履歴」、「反応履歴」といった項目を含む。
「視聴者ID」は、視聴者を識別する識別子である。「属性情報」は、「視聴者ID」に対応付けられた視聴者の属性に関する属性情報である。例えば、属性情報は、視聴者の年齢や、性別や、電話番号や、住所等を含む。なお、上述した属性情報は、一例に過ぎず、年齢、性別以外、例えば職業等のデモグラフィック属性を示す情報や、興味・関心、ライフスタイル等のサイコグラフィック属性を示す情報等の様々な情報が含まれてもよい。
「視聴履歴」は、「視聴者ID」に対応付けられた視聴者によって配信動画等の各種情報が視聴された視聴履歴である。例えば、視聴履歴は、視聴者によって視聴された配信動画等の各種情報に関する情報や、配信動画等の各種情報の種別や、配信動画等の各種情報が視聴された視聴回数や、配信動画等の各種情報が視聴された日時に関する情報等である。
「反応履歴」は、「視聴者ID」に対応付けられた視聴者による配信動画等の各種情報への反応の履歴である。例えば、「反応履歴」は、視聴者による配信動画へのコメント、視聴者による配信動画を配信する配信者への投げ銭等の履歴が含まれる。「反応履歴」は、視聴者による配信動画に対するリアクションの履歴である。例えば、反応履歴は、視聴者による反応の内容(コメントの文字列、投げ銭の額等)や、反応した配信動画や、反応があった日時に関する情報等である。
例えば、図4では、視聴者IDによって識別された「U1」は、属性情報が「CH1」であり、視聴履歴が「PH1」であり、反応履歴が「WA1」である。なお、図4に示した例では、属性情報等を、「CH1」等の抽象的な符号で表現したが、属性情報等は、具体的な数値や、具体的な文字列や、各種情報を含むファイル形式等であってもよい。
なお、視聴者情報記憶部121は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。
(配信者情報記憶部122)
配信者情報記憶部122は、配信者に関する各種情報を記憶する。図5は、実施形態に係る配信者情報記憶部の一例を示す図である。例えば、配信者情報記憶部122は、種々の配信者に関する情報を記憶する。図5に示す配信者情報記憶部122には、「配信者ID」、「名称」、「カテゴリ」、「配信者情報」、「広告可能一覧」といった項目が含まれる。
「配信者ID」は、配信者を識別するための識別情報を示す。「名称」は、配信者の具体的な名称を示す。例えば、「名称」は、映像配信サービスで登録した名称、芸名等であってもよい。また、「カテゴリ」は、配信者が属するカテゴリを示す。例えば、「カテゴリ」は、配信者が配信する配信映像が該当するカテゴリを示す。なお、図5では、「カテゴリ」として「音楽」、「美容」といったカテゴリを記憶する場合を示すが、より詳細なカテゴリが記憶されてもよい。
また、「配信者情報」は、各配信者の配信者情報を示す。「配信者情報」には、対応する配信者のチャンネル登録者数、投げ銭等の金銭的価値の振り込み先、配信歴等の様々な情報が記憶される。各配信者の配信者情報として記憶される情報は、上記に限られない。例えば、配信者情報は、配信者の年齢や、性別や、電話番号や、住所等の配信者の属性情報が含まれてもよい。なお、上述した配信者の属性情報は、一例に過ぎず、年齢、性別以外、例えば職業等のデモグラフィック属性を示す情報や、興味・関心、ライフスタイル等のサイコグラフィック属性を示す情報等の様々な情報が含まれてもよい。
なお、図5では、「配信者情報」は、「配信者情報#11」、「配信者情報#12」といった抽象的な符号を図示するが、配信者情報#11、配信者情報#12等は、各配信者に関する様々な情報を含む。例えば、配信者情報#11は、ライブ配信者Aのチャンネル登録者数等を示す。
また、「広告可能一覧」は、各配信者が広告可能な対象を示す。「広告可能一覧」には、対応する配信者が広告可能な対象として指定した商品等の取引対象を示す一覧情報(リスト)が記憶される。「広告可能一覧」には、対応する配信者が配信映像において広告可能な商品等の取引対象を示す一覧情報(リスト)が記憶される。各配信者の広告可能一覧として記憶される情報は、上記に限られない。例えば、広告可能一覧は、各広告可能な対象についての広告を行った場合の報酬の最低額等を示す情報が含まれてもよい。
例えば、配信者ID「LB11」により識別される配信者(配信者LB11)は、名称「ライブ配信者A」であり、カテゴリ「音楽」に属する配信者であることを示す。また、例えば、ライブ配信者Aである配信者LB11は、配信者情報が配信者情報#11あることを示す。また、例えば、ライブ配信者Aである配信者LB11は、広告可能一覧が広告可能一覧#11あることを示す。
なお、配信者情報記憶部122は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、配信者情報記憶部122は、各配信者に対する評価等を示す情報を記載してもよい。
(配信情報記憶部123)
配信情報記憶部123は、配信に関する情報を記憶する。図6は、実施形態に係る配信情報記憶部の一例を示す図である。例えば、配信情報記憶部123は、種々の配信に関する情報を記憶する。図6に示す配信情報記憶部123には、「配信ID」、「配信者」、「カテゴリ」、「配信情報」、「反応情報」といった項目が含まれる。
「配信ID」は、配信を識別するための識別情報を示す。「配信者」は、対応する配信を行った配信者を示す。また、「カテゴリ」は、対応する配信の配信映像が該当するカテゴリを示す。なお、図6では、「カテゴリ」として「音楽」といったカテゴリを記憶する場合を示すが、より詳細なカテゴリが記憶されてもよい。
また、「配信情報」は、各配信の配信情報を示す。「配信情報」には、対応する配信の配信日時、投げ銭や広告等による収益(金額)等の様々な情報が記憶される。各配信の配信情報として記憶される情報は、上記に限られない。例えば、配信情報には、対応する配信で配信された配信映像のデータが含まれてもよい。なお、図6では、「配信情報」は、「配信情報#11」といった抽象的な符号を図示するが、配信情報#11等は、各配信に関する様々な情報を含む。
「反応情報」は、対応する配信における視聴者の反応に関する各種情報を示す。「反応情報」には、「日時」、「視聴者」、「内容(コメント、投げ銭等)」といった項目が含まれる。なお、「反応情報」には、各反応を識別するための情報(反応ID等)が含まれてもよい。
「日時」は、各反応に対応する日時を示す。例えば、「日時」は、各反応が行われた日時を示す。図6の例では、「日時」には、「DA11」等のように抽象的に図示するが、「2022年5月15日9時42分38秒」等の具体的な日時が記憶されてもよい。
「視聴者」は、対応する反応を行った視聴者を示す。「内容(コメント、投げ銭等)」は、対応する反応の内容を示す。例えば、「内容(コメント、投げ銭等)」は、視聴者によるコメントの文字列や投げ銭の額等を示す。図6の例では、「内容(コメント、投げ銭等)」には、「AC11」等のように抽象的に図示するが、コメントの文字列や投げ銭の額等、各反応における視聴者の行動の詳細を示す情報が記憶される。
例えば、配信ID「DS11」により識別される配信(配信DS11)は、配信者ID「LB11」により識別される配信者(配信者LB11)による映像配信であることを示す。配信DS11の配信映像は、カテゴリ「音楽」に該当することを示す。また、配信DS11は、配信者情報が配信者情報#11あることを示す。
また、配信DS11では、日時DA11に視聴者であるユーザU5により反応AC11が行われたことを示す。例えば、配信DS11では、日時DA11にユーザU5がコメントする反応AC11が行われたことを示す。
また、配信DS11では、日時DA12に視聴者であるユーザU1により反応AC12が行われたことを示す。例えば、配信DS11では、日時DA12にユーザU1が投げ銭を行う反応AC12が行われたことを示す。
なお、配信情報記憶部123は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、配信情報記憶部123は、各配信に対する評価等を示す情報を記載してもよい。
(広告管理用情報記憶部124)
広告管理用情報記憶部124は、映像配信における広告を管理するための各種の情報を記憶する。例えば、広告管理用情報記憶部124は、映像配信における広告の入札状況や広告行為の状況を示す情報を記憶する。例えば、広告管理用情報記憶部124は、各配信映像について、広告が入札された日時及び入札額、広告対象に決定された広告及びその広告に対応する対象が配信映像で表示された日時等の各種の情報を記憶する。
なお、広告管理用情報記憶部124は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。
(制御部130)
制御部130は、コントローラ(Controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、情報処理装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(情報処理プログラムの一例)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、コントローラであり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図3に示すように、制御部130は、取得部131と、生成部132と、決定部133と、処理部134と、提供部135とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図3に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
(取得部131)
取得部131は、各種情報を取得する。取得部131は、記憶部120から各種の情報を取得する。取得部131は、視聴者情報記憶部121、配信者情報記憶部122、配信情報記憶部123、及び広告管理用情報記憶部124等から各種の情報を取得する。
取得部131は、通信部110を介して、外部の情報処理装置から各種情報を受信する。取得部131は、視聴者装置10、配信者装置20または情報提供装置から各種情報を受信する。取得部131は、配信者が配信者装置20を用いて撮影した映像を配信映像として配信者装置20から受信する。
取得部131は、配信映像を配信する配信者が広告可能な対象を示す広告可能一覧情報を取得する。取得部131は、広告可能一覧情報が示す対象に対する広告主による入札情報を取得する。取得部131は、広告可能一覧情報が示す対象のうち、広告主装置50を利用する広告主が指定した対象に対する入札を示す入札情報を取得する。
取得部131は、配信者が配信する配信映像を視聴する視聴者による配信者に対する投げ銭を示す投げ銭情報を取得する。取得部131は、過去の配信映像における投げ銭の結果を示す履歴情報を取得する。取得部131は、配信映像が属するカテゴリに対応する過去の配信映像における投げ銭の結果を示す履歴情報を取得する。取得部131は、配信映像に設定される投げ銭全体の上限値を示す閾値を含む投げ銭情報を取得する。
取得部131は、各種情報を受け付ける。取得部131は、各種要求を受け付ける。取得部131は、外部の情報処理装置から各種要求を受け付ける。取得部131は、通信部110を介して、外部の情報処理装置から各種要求を示す情報を受信する。例えば、取得部131は、視聴者装置10または配信者装置20から要求を受け付ける。取得部131は、配信映像などの情報の要求を視聴者装置10から受け付ける。
取得部131は、情報提供装置から視聴者に関する視聴者情報を取得する。取得部131は、視聴者情報として、視聴者の属性情報や、インターネットショッピング、電子商店街、オークションサイト又はフリーマーケットサイト等における利用履歴や、コンテンツの閲覧履歴等を情報提供装置から取得する。そして、取得部131は、かかる視聴者情報を視聴者情報記憶部121に記憶する。例えば、取得部131は、視聴者情報を情報提供装置から取得し、視聴者情報記憶部121に記憶される視聴者情報を更新する。
(生成部132)
生成部132は、種々の情報を推定する生成処理を実行する。例えば、生成部132は、取得部131により取得された各種情報に基づいて、生成処理を実行する。生成部132は、記憶部120に記憶された各種情報に基づいて、生成処理を実行する。生成部132は、外部の情報処理装置から受信された各種情報に基づいて、生成処理を実行する。
例えば、生成部132は、決定部133により決定された情報に基づいて、生成処理を実行する。例えば、生成部132は、生成した情報に基づいて、生成処理を実行する。生成部132は、視聴者装置10から提供された情報を用いて、コンテンツを生成する。
生成部132は、広告明示情報を含む配信映像を生成する。生成部132は、広告であることを示す広告明示情報を配信映像に追加する映像加工処理を実行する。生成部132は、広告明示情報を配信映像に重畳させる映像加工処理を実行する。生成部132は、広告であることを示す文字列である広告明示情報を配信映像に重畳させる映像加工処理を実行する。
生成部132は、種々の技術を適宜用いて、外部の情報処理装置へ提供する画面(コンテンツ)等の種々の情報を生成する。生成部132は、視聴者装置10へ提供する画面(コンテンツ)等を生成する。例えば、生成部132は、記憶部120に記憶された情報に基づいて、視聴者装置10へ提供する画面(コンテンツ)等を生成する。生成部132は、コンテンツCT等の各コンテンツを生成する。生成部132は、外部の情報処理装置へ提供する画面(コンテンツ)等が生成可能であれば、どのような処理により画面(コンテンツ)等を生成してもよい。例えば、生成部132は、画像生成や画像処理等に関する種々の技術を適宜用いて、視聴者装置10へ提供する画面(コンテンツ)を生成する。例えば、生成部132は、Java(登録商標)等の種々の技術を適宜用いて、視聴者装置10へ提供する画面(コンテンツ)を生成する。なお、生成部132は、CSSやJavaScript(登録商標)やHTMLの形式に基づいて、視聴者装置10へ提供する画面(コンテンツ)を生成してもよい。また、例えば、生成部132は、JPEG(Joint Photographic Experts Group)やGIF(Graphics Interchange Format)やPNG(Portable Network Graphics)など様々な形式で画面(コンテンツ)を生成してもよい。
(決定部133)
決定部133は、種々の情報を決定する決定処理を実行する。例えば、決定部133は、取得部131により取得された各種情報に基づいて、決定処理を実行する。決定部133は、記憶部120に記憶された各種情報に基づいて、決定処理を実行する。例えば、決定部133は、外部の情報処理装置から受信された各種情報に基づいて、決定処理を実行する。
決定部133は、種々の情報を推定する推定処理を実行する。例えば、決定部133は、取得部131により取得された各種情報に基づいて、推定処理を実行する。決定部133は、記憶部120に記憶された各種情報に基づいて、推定処理を実行する。決定部133は、外部の情報処理装置から受信された各種情報に基づいて、推定処理を実行する。
例えば、決定部133は、推定した情報に基づいて、決定処理を実行する。例えば、決定部133は、生成部132により生成された情報に基づいて、決定処理を実行する。
決定部133は、取得部131により取得された広告可能一覧情報に基づいて、配信者に配信映像において広告させる対象である広告対象を決定する。決定部133は、投げ銭情報に応じて、配信映像における投げ銭を制限する。決定部133は、入札情報に基づいて広告対象を決定する。決定部133は、入札情報が示す入札額に基づいて広告対象を決定する。
(処理部134)
処理部134は、各種処理を実行する。処理部134は、外部の情報処理装置からの情報や記憶部120に記憶された情報に基づいて、各種情報を実行する。処理部134は、視聴者装置10、配信者装置20等の他の情報処理装置からの情報に基づいて、各種情報を実行する。処理部134は、視聴者情報記憶部121、配信者情報記憶部122、配信情報記憶部123、及び広告管理用情報記憶部124等に記憶された情報に基づいて、各種情報を実行する。
処理部134は、取得部131により取得された各種情報に基づいて、各種情報を実行する。処理部134は、生成部132により生成された各種情報に基づいて、各種情報を実行する。処理部134は、決定部133により決定された各種情報に基づいて、各種情報を実行する。
処理部134は、視聴者から配信者への投げ銭に関する処理を実行する。処理部134は、視聴者から配信者への投げ銭に関する処理を実行する。処理部134は、視聴者から配信者へ提供する対象(商品等)の購入に関する処理を実行する。
(提供部135)
提供部135は、各種情報を提供する。提供部135は、通信部110を介して、外部の情報処理装へ各種情報を送信する。提供部135は、視聴者装置10または配信者装置20へ各種情報を送信する。提供部135は、コンテンツを視聴者装置10へ送信する。提供部135は、サービスに関する情報を視聴者装置10へ送信する。
提供部135は、生成部132によって生成された情報を提供する。提供部135は、生成部132によって生成された情報を含むコンテンツを提供する。提供部135は、図2のコンテンツCTを視聴者装置10に送信する。提供部135は、処理部134により実行された各種情報に基づいて、各種情報を送信する。
提供部135は、生成部132により生成されたコンテンツを提供する。提供部135は、視聴者が利用する視聴者装置10にコンテンツを送信する。提供部135は、配信映像を視聴者が利用する視聴者装置10へ送信する。
提供部135は、配信映像を視聴する視聴者が利用する視聴者装置10に、配信映像を提供する。提供部135は、広告対象を示す情報を配信者が利用する配信者装置20に提供する。提供部135は、広告対象の広告を行うことを要求する情報を配信者装置20に送信する。
提供部135は、広告対象を含む配信映像を視聴者が利用する視聴者装置10に提供する。提供部135は、広告であることを示す広告明示情報を視聴者が利用する視聴者装置10に提供する。提供部135は、配信映像に重畳して表示される広告明示情報を視聴者が利用する視聴者装置10に提供する。
提供部135は、広告であることを示す文字列である広告明示情報を視聴者が利用する視聴者装置10に提供する。提供部135は、広告明示情報を含む配信映像を視聴者が利用する視聴者装置10に提供する。
提供部135は、広告可能一覧情報を広告主が利用する広告主装置50に提供する。提供部135は、配信映像を視聴する視聴者が利用する視聴者装置10に、配信映像を提供する。提供部135は、広告対象を示す情報を配信者が利用する配信者装置20に提供する。提供部135は、広告対象の広告を行うことを要求する情報を配信者装置20に送信する。
提供部135は、広告対象を含む配信映像を視聴者が利用する視聴者装置10に提供する。提供部135は、広告であることを示す広告明示情報を視聴者が利用する視聴者装置10に提供する。提供部135は、配信映像に重畳して表示される広告明示情報を視聴者が利用する視聴者装置10に提供する。提供部135は、広告であることを示す文字列である広告明示情報を視聴者が利用する視聴者装置10に提供する。
提供部135は、広告明示情報を含む配信映像を視聴者が利用する視聴者装置10に提供する。提供部135は、広告可能一覧情報を広告主が利用する広告主装置50に提供する。
提供部135は、生成部132により加工された配信映像を視聴者が利用する視聴者装置10に提供する。提供部135は、生成部132の映像加工処理により広告明示情報が追加された配信映像を視聴者装置10に提供する。提供部135は、生成部132により広告明示情報が重畳された配信映像を視聴者装置10に提供する。
〔4.処理手順〕
次に、図7を用いて、実施形態に係る情報処理装置100が実行する情報処理の手順について説明する。図7は、情報処理装置が実行する情報処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、図7について説明する。例えば、図7は、情報処理装置100が行う視聴者からの検索クエリの取得からコンテンツの提供までの処理の一例を示す。図7では、情報処理装置100は、配信映像を配信する配信者が広告可能な対象を示す広告可能一覧情報を取得する(ステップS101)。そして、情報処理装置100は、広告可能一覧情報に基づいて、配信者に配信映像において広告させる対象である広告対象を決定する(ステップS102)。
〔5.変形例〕
上述した情報処理装置100は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、情報処理装置100の他の実施形態について説明する。
上記実施形態では、情報処理装置100が配信映像に関するサービスを行う場合の一例を挙げて説明したが、上記例に限定されなくともよい。例えば、外部サーバが配信映像に関するサービスを提供してもよい。この場合、情報処理装置100は、配信映像に関するサービスに用いる情報を外部サーバに提供してもよい。
〔6.プログラム〕
また、上述した実施形態に係る情報処理装置100は、例えば、図8に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図8は、ハードウェア構成の一例を示す図である。コンピュータ1000は、出力装置1010、入力装置1020と接続され、演算装置1030、一次記憶装置1040、二次記憶装置1050、出力IF(Interface)1060、入力IF1070、ネットワークIF1080がバス1090により接続された形態を有する。
演算装置1030は、一次記憶装置1040や二次記憶装置1050に格納されたプログラムや入力装置1020から読み出したプログラム等に基づいて動作し、各種の処理を実行する。一次記憶装置1040は、RAM等、演算装置1030が各種の演算に用いるデータを一次的に記憶するメモリ装置である。また、二次記憶装置1050は、演算装置1030が各種の演算に用いるデータや、各種のデータベースが登録される記憶装置であり、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ等により実現される。
出力IF1060は、モニタやプリンタといった各種の情報を出力する出力装置1010に対し、出力対象となる情報を送信するためのインタフェースであり、例えば、USB(Universal Serial Bus)やDVI(Digital Visual Interface)、HDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)といった規格のコネクタにより実現される。また、入力IF1070は、マウス、キーボード、およびスキャナ等といった各種の入力装置1020から情報を受信するためのインタフェースであり、例えば、USB等により実現される。
なお、入力装置1020は、例えば、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等から情報を読み出す装置であってもよい。また、入力装置1020は、USBメモリ等の外付け記憶媒体であってもよい。
ネットワークIF1080は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信して演算装置1030へ送り、また、ネットワークNを介して演算装置1030が生成したデータを他の機器へ送信する。
演算装置1030は、出力IF1060や入力IF1070を介して、出力装置1010や入力装置1020の制御を行う。例えば、演算装置1030は、入力装置1020や二次記憶装置1050からプログラムを一次記憶装置1040上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。
例えば、コンピュータ1000が情報処理装置100として機能する場合、コンピュータ1000の演算装置1030は、一次記憶装置1040上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。
〔7.その他〕
また、上記実施形態及び変形例において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた実施形態及び変形例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
〔8.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る情報処理装置100は、取得部131と、決定部133とを有する。取得部131は、配信映像を配信する配信者が広告可能な対象を示す広告可能一覧情報を取得する。決定部133は、取得部131により取得された広告可能一覧情報に基づいて、配信者に配信映像において広告させる対象である広告対象を決定する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、配信映像を配信する配信者が広告可能な対象を示す広告可能一覧情報に基づいて、配信者に配信映像において広告させる対象である広告対象を決定することにより、配信映像における広告の対象を適切に決定することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、決定部133は、投げ銭情報に応じて、配信映像における投げ銭を制限する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、投げ銭情報に応じて、配信映像における投げ銭を制限することにより、配信映像における広告の対象を適切に決定することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、取得部131は、広告可能一覧情報が示す対象に対する広告主による入札情報を取得する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、広告可能一覧情報が示す対象に対する広告主による入札情報を取得することにより、配信映像における広告の対象を適切に決定することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、決定部133は、入札情報に基づいて広告対象を決定する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、入札情報に基づいて広告対象を決定することにより、配信映像における広告の対象を適切に決定することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、決定部133は、入札情報が示す入札額に基づいて広告対象を決定する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、入札情報が示す入札額に基づいて広告対象を決定することにより、配信映像における広告の対象を適切に決定することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100は、提供部135を有する。提供部135は、配信映像を視聴する視聴者が利用する視聴者装置10に、配信映像を提供する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、配信映像を視聴する視聴者が利用する視聴者装置10に、配信映像を提供することにより、配信映像を適切に視聴者へ提供することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、提供部135は、広告対象を示す情報を配信者が利用する配信者装置20に提供する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、広告対象を示す情報を配信者が利用する配信者装置20に提供することにより、配信者にどの対象について広告を行うのかを示す情報を適切に配信者へ提供することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、提供部135は、広告対象の広告を行うことを要求する情報を配信者装置20に送信する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、広告対象の広告を行うことを要求する情報を配信者装置20に送信することにより、配信者に広告を行うことを要求する情報を適切に配信者へ提供することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、提供部135は、広告対象を含む配信映像を視聴者が利用する視聴者装置10に提供する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、広告対象を含む配信映像を視聴者が利用する視聴者装置10に提供することにより、広告対象を含む配信映像を適切に視聴者へ提供することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、提供部135は、広告であることを示す広告明示情報を視聴者が利用する視聴者装置10に提供する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、広告であることを示す広告明示情報を視聴者が利用する視聴者装置10に提供することにより、配信映像が広告を含むことを適切に視聴者へ伝えることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、提供部135は、配信映像に重畳して表示される広告明示情報を視聴者が利用する視聴者装置10に提供する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、配信映像に重畳して表示される広告明示情報を視聴者が利用する視聴者装置10に提供することにより、配信映像が広告を含むことを適切に視聴者へ伝えることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、提供部135は、広告であることを示す文字列である広告明示情報を視聴者が利用する視聴者装置10に提供する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、広告であることを示す文字列である広告明示情報を視聴者が利用する視聴者装置10に提供することにより、配信映像が広告を含むことを適切に視聴者へ伝えることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、提供部135は、広告明示情報を含む配信映像を視聴者が利用する視聴者装置10に提供する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、広告であることを示す文字列である広告明示情報を視聴者が利用する視聴者装置10に提供することにより、配信映像が広告を含むことを適切に視聴者へ伝えることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、提供部135は、広告可能一覧情報を広告主が利用する広告主装置50に提供する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、広告可能一覧情報を広告主が利用する広告主装置50に提供することにより、配信者がどのような広告が可能であるかを示す情報を適切に広告主に提供することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、取得部131は、広告可能一覧情報が示す対象のうち、広告主装置50を利用する広告主が指定した対象に対する入札を示す入札情報を取得する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、広告可能一覧情報が示す対象のうち、広告主装置50を利用する広告主が指定した対象に対する入札を示す入札情報を取得することにより、配信映像における広告の対象を適切に決定することができる。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
N ネットワーク
1 情報処理システム
10 視聴者装置
20 配信者装置
50 広告主装置
100 情報処理装置
110 通信部
120 記憶部
121 視聴者情報記憶部
122 配信者情報記憶部
123 配信情報記憶部
124 広告管理用情報記憶部
130 制御部
131 取得部
132 生成部
133 決定部
134 処理部
135 提供部

Claims (16)

  1. 配信映像を配信する配信者が広告可能な対象を示す広告可能一覧情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された前記広告可能一覧情報に基づいて、前記配信者に前記配信映像において広告させる対象である広告対象を決定する決定部と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記取得部は、
    前記広告可能一覧情報が示す対象に対する広告主による入札情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記決定部は、
    前記入札情報に基づいて前記広告対象を決定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記決定部は、
    前記入札情報が示す入札額に基づいて前記広告対象を決定する
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記配信映像を視聴する視聴者が利用する視聴者装置に、前記配信映像を提供する提供部、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記提供部は、
    前記広告対象を示す情報を前記配信者が利用する配信者装置に提供する
    ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記提供部は、
    前記広告対象の広告を行うことを要求する情報を前記配信者装置に送信する
    ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記提供部は、
    前記広告対象を含む前記配信映像を前記視聴者が利用する視聴者装置に提供する
    ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  9. 前記提供部は、
    広告であることを示す広告明示情報を前記視聴者が利用する視聴者装置に提供する
    ことを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記提供部は、
    前記配信映像に重畳して表示される前記広告明示情報を前記視聴者が利用する視聴者装置に提供する
    ことを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 前記提供部は、
    広告であることを示す文字列である前記広告明示情報を前記視聴者が利用する視聴者装置に提供する
    ことを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  12. 前記提供部は、
    前記広告明示情報を含む前記配信映像を前記視聴者が利用する視聴者装置に提供する
    ことを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  13. 前記提供部は、
    前記広告可能一覧情報を広告主が利用する広告主装置に提供する
    ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  14. 前記取得部は、
    前記広告可能一覧情報が示す対象のうち、前記広告主装置を利用する広告主が指定した対象に対する入札を示す入札情報を取得する
    ことを特徴とする請求項13に記載の情報処理装置。
  15. コンピュータが実行する情報処理方法であって、
    配信映像を配信する配信者が広告可能な対象を示す広告可能一覧情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程により取得された前記広告可能一覧情報に基づいて、前記配信者に前記配信映像において広告させる対象である広告対象を決定する決定工程と、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  16. 配信映像を配信する配信者が広告可能な対象を示す広告可能一覧情報を取得する取得手順と、
    前記取得手順により取得された前記広告可能一覧情報に基づいて、前記配信者に前記配信映像において広告させる対象である広告対象を決定する決定手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
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