JP7186655B2 - 柱梁接合構造の構築方法 - Google Patents
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Description
まず、図1~図11を参照して本発明の第1実施形態について説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る柱RC梁S構造1の斜視図である。図1に示すように、第1実施形態に係る柱RC梁S構造1は、コンクリート柱2と、コンクリート柱2に接合する複数の鉄骨梁3とを備えている。コンクリート柱2は、プレキャストコンクリート又は現場打コンクリートによって構成されるRC造の四角柱形状の部材である。コンクリート柱2は、鉛直方向に継ぎ合わされる複数の柱主筋4と、これらの柱主筋4を取り囲む帯筋5(図2)と、これらの鉄筋を内部に埋め込むコンクリート6とを有している。鉄骨梁3は、ウェブ7、下フランジ8及び上フランジ9を有するH形鋼からなる部材である。
次に、図12~図15を参照して本発明の第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一又は類似する構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
次に、図16を参照して本発明の第3実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一又は類似する構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
2 コンクリート柱
3 鉄骨梁、 3A 第1鉄骨梁、 3B 第2鉄骨梁
4 柱主筋
5 帯筋
6 コンクリート
7 ウェブ
8 下フランジ
9 上フランジ
11 柱本体部
12 仕口部
13 梁端部、 13A 第1梁端部、 13B 第2梁端部
14 梁本体部、 14A 梁本体部、 14B 梁本体部
15 継手板
16 スラブ
17 鉄筋継手部材
20 鋼管アセンブリ
21 下ダイアフラム、 21A 第1下ダイアフラム、 21B 第2下ダイアフラム
22 上ダイアフラム
23 仕口本体部
24 下側延出部
25 上側延出部
26 コンクリート充填用孔
27 鉄筋挿通孔
29 コッター
31 鉄筋保持プレート
32 上端鉄筋ガイド孔
33 上端コンクリート充填用孔
34 支持部材
36 鉄筋ガイドプレート
37 下端鉄筋ガイド孔
38 下端コンクリート充填用孔
39 ガイド部材
41 下側ブレース取付板
42 上側ブレース取付板
43 ブレース
51 柱本体部
51 中空孔
H1 鉄骨梁3の梁成、第2鉄骨梁3Bの梁成
H2 下側延出部24の高さ寸法
H3 上側延出部25の高さ寸法
H4 第1鉄骨梁3Aの梁成
H5 第1鉄骨梁3Aにとっての下側延出部24の高さ寸法
Claims (8)
- 鉛直方向に継ぎ合わされる複数の柱主筋及びコンクリートを有するコンクリート柱と、ウェブ、上フランジ及び下フランジを有する鉄骨梁との接合構造の構築方法であって、
前記コンクリート柱は、RCコンクリートからなる柱本体部と、外周部に配置された鋼管アセンブリ及び前記鋼管アセンブリの内部に充填されたコンクリートを有し、前記鉄骨梁との接合部をなす仕口部とを含み、
前記鉄骨梁は、材軸方向の中間部をなす梁本体部と、前記鋼管アセンブリに溶接によって一体に形成され、前記梁本体部の材軸方向の端部に継手板を介して接合された梁端部とを含み、
前記柱本体部は複数の前記柱主筋及び複数の前記柱主筋を取り囲む複数の帯筋を有し、
前記鋼管アセンブリは、
前記鉄骨梁の前記下フランジ及び前記上フランジの高さにてそれぞれ水平に延在し、前記柱主筋を挿通するための複数の鉄筋挿通孔及びコンクリート充填用孔が形成された鋼板からなる下ダイアフラム及び上ダイアフラムと、
前記下ダイアフラムの上面及び前記上ダイアフラムの下面に接合された鋼管からなる仕口本体部とを有し、
当該構築方法は、
PCaコンクリートからなる複数の前記柱本体部と、前記鋼管アセンブリと、前記梁本体部とを用意するステップと、
所定の位置に前記柱本体部を建て込むステップと、
建て込まれた前記柱本体部の上に前記鋼管アセンブリを建て込むステップと、
建て込まれた前記鋼管アセンブリの前記梁端部に前記継手板によって前記梁本体部を接合するステップと、
前記梁本体部が接合された前記鋼管アセンブリの内部にコンクリートを打設し、前記仕口部を構築するステップと、
構築された前記仕口部の上に上層階の前記柱本体部を建て込むステップと、
前記仕口部と上層階の前記柱本体部との間にグラウトを充填するステップとを含むことを特徴とする柱梁接合構造の構築方法。 - 前記柱本体部が、前記柱主筋の下端に配置された鉄筋継手部材を更に有し、
前記柱本体部に埋設された前記柱主筋が、当該柱本体部の上面から上方へ延出しており、前記仕口部を貫通して上層階の前記柱本体部の前記鉄筋継手部材に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の柱梁接合構造の構築方法。 - 前記鋼管アセンブリは、前記下ダイアフラムの下面から下方へ延出する鋼管からなる下側延出部を更に有し、
前記下側延出部の高さ寸法が前記鉄骨梁の梁成よりも大きいことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の柱梁接合構造の構築方法。 - 前記下側延出部の下部の内面に、前記柱主筋を挿通させる複数の下端鉄筋ガイド孔及び下端コンクリート充填用孔が形成された鉄筋ガイドプレートが接合されていることを特徴とする請求項3に記載の柱梁接合構造の構築方法。
- 前記下側延出部の下端の外面に、前記柱本体部の上端に対して水平方向の位置を決めるためのガイド部材が設けられていることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の柱梁接合構造の構築方法。
- 前記上ダイアフラムの上面から上方へ延出する鋼管からなる上側延出部を更に有し、
前記上側延出部の高さ寸法が前記鉄骨梁の梁成よりも大きいことを特徴とする請求項3~請求項5のいずれかに記載の柱梁接合構造の構築方法。 - 前記上側延出部の上部の内面に、前記柱主筋を挿通させる複数の上端鉄筋ガイド孔及び上端コンクリート充填用孔が形成された鉄筋保持プレートが接合されていることを特徴とする請求項6に記載の柱梁接合構造の構築方法。
- 前記鋼管アセンブリが、前記梁端部の前記下フランジと前記下側延出部とに接合された下側ブレース取付板と、前記梁端部の前記上フランジと前記上側延出部とに接合された上側ブレース取付板との少なくとも一方を更に有することを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の柱梁接合構造の構築方法。
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