JP7186604B2 - 医用画像処理装置、医用画像処理方法、およびプログラム - Google Patents
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Description
図1は、第1の実施形態に係る医用画像生成装置100の一例を示す図である。医用画像生成装置100(医用装置)は、例えば、MRI装置などを含む。MRI装置は、例えば、被検体(例えば、人体)に磁場を与えて、核磁気共鳴現象によって被検体内の水素原子核から発生する電磁波をコイルによって受信し、受信した電磁波に基づく信号を再構成することで医用画像(MR画像)を生成する。以下の説明では、一例として、医用画像生成装置100がMRI装置であるものとして説明する。
図1に示すように、医用画像生成装置100は、例えば、静磁場磁石101と、傾斜磁場コイル102と、傾斜磁場電源103と、寝台104と、寝台制御回路105と、RFコイル108と、送信回路107と、受信回路109と、シーケンス制御回路110と、コンソール装置120とを備える。
以下、本実施形態における処理回路130の一連の処理の流れをフローチャートに即して説明する。図4は、本実施形態に係る処理回路130の一連の処理の流れを示すフローチャートである。以下の例においては、感度マップSMがメモリ150に予め記憶されているものとする。本フローチャートの処理は、例えば、医用画像生成装置100の操作者が、被検体OBに対する撮像処理を行った後、入力インターフェース122を操作して画像生成の指示を入力した場合に行われる。
以下、第1の実施形態の変形例について説明する。上述した第1の実施形態では、処理回路130の輝度補正機能138が、周波数の大きさに応じて輝度補正を行う構成を説明した。本変形例は、パラレルイメージングによりMR画像の再構成を行う医用画像生成装置(MRI装置)を対象とし、輝度補正機能138が、周波数の大きさに加えて、パラレルイメージングにおけるg-factor(g因子ともいう)の分布に基づく輝度補正を行う点が異なる。このため、構成などについては第1の実施形態で説明した図および関連する記載を援用し、詳細な説明を省略する。
輝度補正機能138は、再構成処理機能136によって得られた高周波画像と低周波画像との各々に対して、周波数の大きさと、g-factorの分布との双方に基づく輝度補正を行う。パラレルイメージング使用時においては、g-factorが高い部分、すなわち、コイルエレメント間の独立性が低い部分においてはノイズが増幅する傾向がある。このため、g-factorが高い部分について輝度補正を行うと、ノイズがさらに増幅されてしまう。このため、輝度補正機能138は、g-factorが高い部分については、補正強度を下げ、輝度補正の程度を低減させる。すなわち、輝度補正機能138は、g-factorが高い部分の補正強度が、g-factorが低い部分の補正強度よりも低くなるように、補正強度を設定する。
以下、第2の実施形態について説明する。上述した第1の実施形態では、処理回路130の信号分離機能134が、取得機能132によって取得された磁気共鳴信号を、高周波の成分と、低周波の成分とに分離して、再構成処理機能136が、高周波画像と、低周波画像とをそれぞれ生成する構成を説明した。本実施形態では、処理回路130が、上述の信号分離機能134に代えて(或いは加えて)、磁気共鳴信号から得られる画像からノイズを除去した画像を生成するデノイズ機能144を備える点が異なる。このため、構成などについては第1の実施形態で説明した図および関連する記載を援用し、詳細な説明を省略する。
図6は、第2の実施形態に係る医用画像生成装置200の一例を示す図である。図6に示すように、処理回路130は、例えば、取得機能132と、再構成処理機能136と、輝度補正機能138と、画像合成機能140と、出力制御機能142と、デノイズ機能144(分離部)とを備える。処理回路130は、例えば、ハードウェアプロセッサが記憶装置(記憶回路)であるメモリ150に記憶されたプログラムを実行することにより、これらの機能を実現するものである。
以下、本実施形態における処理回路130の一連の処理の流れをフローチャートに即して説明する。図7は、本実施形態における処理回路130の一連の処理の流れを示すフローチャートである。以下の例においては、感度マップSM及びデノイズ画像生成モデルMがメモリ150に予め記憶されているものとする。本フローチャートの処理は、例えば、医用画像生成装置200の操作者が、被検体OBに対する撮像処理を行った後、入力インターフェース122を操作して画像生成の指示を入力した場合に行われる。
プログラムを格納するストレージと、
プロセッサと、を備え、
前記プロセッサは、前記プログラムを実行することにより、
被検体から収集された磁気共鳴信号を、第1成分と、第2成分とに分離し、
分離された前記第1成分に基づく第1画像及び前記第2成分に基づく第2画像の各々に対して、互いに異なる輝度補正を行う、
ように構成されている、医用画像処理装置。
画像が入力されたときに前記画像のデノイズ画像及びノイズ画像の少なくとも1つを出力するように学習されたモデルに基づいて、被検体から収集された磁気共鳴信号を再構成することにより生成される原画像を、ノイズ成分を含むノイズ画像と、ノイズ成分を含まないデノイズ画像とに分離する分離部と、
前記分離部により分離された前記デノイズ画像に対して輝度補正を行う輝度補正部と、
を備える医用画像処理装置。
Claims (17)
- 被検体から収集された磁気共鳴信号を、第1成分と、第2成分とに分離する分離部と、
前記分離部により分離された前記第1成分に基づく第1画像及び前記第2成分に基づく第2画像の各々に対して、互いに異なる輝度補正を行う輝度補正部と、
を備え、
前記輝度補正部は、前記第2画像に対して、g-factorの分布に基づき、前記輝度補正を行う、
医用画像処理装置。 - 前記第1成分は、前記磁気共鳴信号の低周波成分であり、
前記第2成分は、前記磁気共鳴信号の高周波成分である、
請求項1に記載の医用画像処理装置。 - 前記輝度補正部は、前記第1画像に対して、前記第1画像の面内における輝度が均一となるように補正強度を設定する、
請求項1または2に記載の医用画像処理装置。 - 前記輝度補正部は、前記第2画像に対して、前記第2画像の面内におけるノイズ分布に基づく補正強度を設定する、
請求項1から3のいずれか一項に記載の医用画像処理装置。 - 前記輝度補正部により輝度補正が行われた前記第1画像と前記第2画像とを合成することで撮像画像を生成する画像合成部をさらに備える、
請求項1から4のいずれか一項に記載の医用画像処理装置。 - 前記輝度補正部は、前記被検体を撮像する医用装置の感度分布に基づき、前記輝度補正を行う、
請求項1から5のいずれか一項に記載の医用画像処理装置。 - 前記輝度補正部は、前記第2画像に対して、前記感度分布と、前記g-factorの分布との双方に基づき、前記輝度補正を行う、
請求項6に記載の医用画像処理装置。 - 前記輝度補正部は、前記g-factorが高い部分の補正強度が、前記g-factorが低い部分の補正強度よりも低くなるように、補正強度を設定する、
請求項7に記載の医用画像処理装置。 - 前記第1成分は、前記磁気共鳴信号から得られる画像に対して行われるノイズ除去処理において抽出されるノイズ成分を含まない成分であり、
前記第2成分は、前記ノイズ成分である、
請求項1に記載の医用画像処理装置。 - 前記分離部は、画像が入力されたときに前記画像のデノイズ画像及びノイズ画像の少なくとも1つを出力するように学習されたモデルに基づいて、前記第1成分に基づくデノイズ画像と、前記第2成分に基づくノイズ画像を生成し、
前記輝度補正部は、前記分離部により生成された前記デノイズ画像に対して前記輝度補正を行う、
請求項9に記載の医用画像処理装置。 - 前記分離部は、
前記被検体から収集された磁気共鳴信号に基づく原画像を前記モデルに入力することにより、前記デノイズ画像を生成し、
前記原画像と、前記デノイズ画像との差分をとることで、前記ノイズ画像を生成する、
請求項10に記載の医用画像処理装置。 - 前記輝度補正部により輝度補正が行われた前記デノイズ画像と、前記分離部により生成された前記ノイズ画像とを合成することで撮像画像を生成する画像合成部をさらに備える、
請求項10または11に記載の医用画像処理装置。 - コンピュータが、
被検体から収集された磁気共鳴信号を、第1成分と、第2成分とに分離し、
分離された前記第1成分に基づく第1画像及び前記第2成分に基づく第2画像の各々に対して、互いに異なる輝度補正を行う、
医用画像処理方法であって、
前記第2画像に対して、g-factorの分布に基づき、前記輝度補正を行う、
医用画像処理方法。 - コンピュータに、
被検体から収集された磁気共鳴信号を、第1成分と、第2成分とに分離させ、
分離された前記第1成分に基づく第1画像及び前記第2成分に基づく第2画像の各々に対して、互いに異なる輝度補正を行わせる、
プログラムであって、
前記第2画像に対して、g-factorの分布に基づき、前記輝度補正を行わせる、
プログラム。 - 被検体から収集された磁気共鳴信号を、第1成分と、第2成分とに分離する分離部と、
前記分離部により分離された前記第1成分に基づく第1画像及び前記第2成分に基づく第2画像の各々に対して、互いに異なる輝度補正を行う輝度補正部と、
を備え、
前記輝度補正部は、前記被検体を撮像する医用装置の感度分布に基づき、前記輝度補正を行い、
前記輝度補正部は、前記第2画像に対して、前記感度分布と、パラレルイメージングを行う前記医用装置のg-factorの分布との双方に基づき、前記輝度補正を行う、
医用画像処理装置。 - コンピュータが、
被検体から収集された磁気共鳴信号を、第1成分と、第2成分とに分離し、
分離された前記第1成分に基づく第1画像及び前記第2成分に基づく第2画像の各々に対して、互いに異なる輝度補正を行う、
医用画像処理方法であって、
前記被検体を撮像する医用装置の感度分布に基づき、前記輝度補正を行い、
前記第2画像に対して、前記感度分布と、パラレルイメージングを行う前記医用装置のg-factorの分布との双方に基づき、前記輝度補正を行う、
医用画像処理方法。 - コンピュータに、
被検体から収集された磁気共鳴信号を、第1成分と、第2成分とに分離させ、
分離された前記第1成分に基づく第1画像及び前記第2成分に基づく第2画像の各々に対して、互いに異なる輝度補正を行わせる、
プログラムであって、
前記被検体を撮像する医用装置の感度分布に基づき、前記輝度補正を行わせ、
前記第2画像に対して、前記感度分布と、パラレルイメージングを行う前記医用装置のg-factorの分布との双方に基づき、前記輝度補正を行わせる、
プログラム。
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JP2018241761A JP7186604B2 (ja) | 2018-12-25 | 2018-12-25 | 医用画像処理装置、医用画像処理方法、およびプログラム |
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---|---|---|---|---|
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JP2013233386A (ja) | 2012-05-11 | 2013-11-21 | Fujifilm Corp | 光音響画像生成装置、システム、及び方法 |
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Title |
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H. Omer 外1名,G-factor as Regularization Parameter in Regularlized SENSE Reconstruction,Proc. Intl. Soc. Mag. Reson. Med.,2011年,19 |
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