JP7186590B2 - 縦樋の排水構造及びこれを備える屋根構造体 - Google Patents

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Description

本発明は、縦樋の排水構造及びこれを備える屋根構造体に関する。
従来、例えば屋根構造体において、支柱内の一部を縦樋として構成して、支柱の下端部に排水開口を設けて、排水開口を介して水を排出する構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2018-123647号公報
支柱の下端部に設けた排水開口を介して水を排出する場合には、水が排出され方向は一定の方向であるため、水を排出する方向を変更したい場合がある。このような場合に、意匠性が良好で、部品点数が少なく、組立性が良好な排水構造が求められている。
本発明は、意匠性が良好で、部品点数が少なく、組立性が良好な縦樋の排水構造及び屋根構造体を提供することを目的とする。
本発明は、排水開口部(例えば、後述の側方排水開口筒部262)を介して縦樋(例えば、後述の支柱2)の内部を通る水を排出する縦樋の排水構造(例えば、後述の支柱2の排水構造60)であって、前記排水開口部は、前記縦樋の下方側の側面において側方に開口しており、前記排水開口部に嵌って位置決めされた状態で前記縦樋の側面に配置可能なベース材(例えば、後述のベース材61)と、前記ベース材を前記縦樋の側面に固定するネジ部材(例えば、後述のネジ部材63)と、前記ネジ部材を覆うように前記ベース材に嵌合して配置されるカバー材(例えば、後述のカバー材62)と、を備える縦樋の排水構造に関する。
また、前記ベース材は、断面コ字状に形成され、該ベース材のコ字状における閉じた部分において前記ネジ部材により前記縦樋の側面に固定され、前記カバー材は、断面コ字状に形成され、該カバー材のコ字状における閉じた部分が前記ネジ部材を覆うように配置された状態で、前記ベース材に嵌合することが好ましい。
また、前記ベース材に前記カバー材が取り付けられた状態において一端部側に形成され、内側開口部(例えば、後述のベース材側排水開口筒部613)及び外側開口部(例えば、後述のカバー材側開口部621a)から構成される二重管状接続部と、前記二重管状接続部に接続可能な接続筒部(例えば、後述の接続筒部652)を有する排水部材と、を更に備えることが好ましい。
また、前記二重管状接続部は、前記ベース材及び前記カバー材のいずれか一方に形成される前記内側開口部と、前記ベース材及び前記カバー材のいずれか他方に形成される前記外側開口部と、から構成され、若しくは、前記ベース材又は前記カバー材のいずれか一方に前記内側開口部及び前記外側開口部の両方が形成されることで構成されることが好ましい。
また、前記二重管状接続部において、前記内側開口部の先端(例えば、後述の先端613a)は、前記外側開口部の先端(例えば、後述の先端621b)と同じ位置又は前記外側開口部の先端(例えば、後述の先端621b)よりも内部側の位置に位置するように配置されることが好ましい。
また、前記排水部材は、直線状又はL字状の管状に形成される誘導部材(例えば、後述の排水誘導部品66、66A)を有することが好ましい。
また、前記カバー材の下面板(例えば、後述の下面板623a)から上方側に突出して形成され、水を堰き止める堰き止め部(例えば、後述の下方側カバー側嵌合突起622a)を有することが好ましい。
また、屋根体(例えば、後述の屋根体4)と、内部を通る水を排出する排水開口部が設けられた縦樋と、前記縦樋の排水構造と、を備える屋根構造体(例えば、後述のテラス1)に関する。
本発明によれば、意匠性が良好で、部品点数が少なく、組立性が良好な縦樋の排水構造及び屋根構造体を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るテラスを斜め上方側から見た斜視図である。 図1におけるA-A線断面図である。 支柱の排水構造の構成を示す斜視図である。 支柱の排水構造の構成を示す分解斜視図である。 図3のB-B線断面図である。 図3のC-C線断面図である。 図3のD-D線断面図である。 二重管状接続部を示す斜視図である。 図3のE-E線断面図である。 排水誘導部材を支柱に取り付ける手順を示す図であって、ベース材を支柱に取り付けた後に、カバー材を取り付ける手順を示す図である。 排水誘導構成部を支柱に取り付ける手順を示す図であって、二重管状接続部に中継部材を取りつけ、その後、中継部材に排水誘導構成部を取り付ける手順を示す図である。 変形形態の縦樋の排水構造60Aを示す図である。
以下、本発明の支柱の排水構造を備えた屋根構造体の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るテラス1を斜め上方側から見た斜視図である。図2は、図1におけるA-A線断面図である。本実施形態においては、屋根構造体をテラス1に適用した例について説明する。なお、本実施形態においては、屋根構造体をテラス1に適用した例について説明するが、これに限定されない。例えば、屋根構造体を、テラス以外の構造物、例えば、カーポート、駐輪場、シェルター、休憩所、バス停などの構造物に適用してもよい。
なお、本実施形態の説明においては、テラス1の屋根体4を構成する複数の長尺形材(長尺材)41が延びる方向を左右方向X(長尺形材41の長手方向)ともいう。また、梁3が延びる方向を前後方向Yともいう。前後方向Yにおいて、躯体10側を、躯体側Y1又は前側Y1ともいい、躯体10と反対側を、躯体と反対側Y2又は後側Y2ともいう。
まず、本実施形態のテラス1の全体構造について説明する。テラス1は、図1に示すように、屋根体4を前後方向の基端側(図1における左手前側)において一対の支柱2で支持する、いわゆる、片持ち構造のテラスである。また、本実施形態のテラス1は、支柱2に接続された梁3の下部(下方)に、屋根体4が吊られて接続される吊構造で構成される。
また、テラス1は、屋根体4の先端が、建物壁面や建物開口を有する躯体10から離間して、躯体10に対向して配置される独立型のテラスである。屋根体4と躯体10との間の隙間は、隙間塞ぎユニット7により塞がれている。
本実施形態のテラス1は、地面11に立設される一対の支柱2(縦樋)と、支柱2の上端部から支柱に交差する方向に延びる梁3と、梁3の下部に接続される屋根体4と、隙間塞ぎユニット7と、を備える。支柱2、梁3、及び屋根体4を構成する複数の長尺形材41は、アルミ材料の押出し形材で形成され、断面が中空状の中空部を有するホロー構造を有する。本実施形態においては、地面11は、躯体10から支柱2側に向かうに従って下るように傾斜している。
一対の支柱2は、図1に示すように、テラス1の基端側(図1における左手前側)において、テラス1の左右方向に離間して配置される。
支柱2は、図1及び図2に示すように、横断面が角筒状に形成される中空状の支柱本体部21と、支柱本体部21の屋根体4側の側面から屋根体4側に突出すると共に上下方向に延びる一対のカバー取付壁22と、を有する。一対のカバー取付壁22には、支柱カバー部材23が取り付けられる。支柱2の上端部には、支柱2の上端部の開口を覆うように、支柱キャップ24が配置される。
支柱本体部21と支柱カバー部材23との間には、屋根体4の屋根体側樋構成部40(後述)から排出された水が流される。支柱本体部21と支柱カバー部材23との間には屋根体側樋構成部40(後述)から排出された水が流入して水が流れるため、図2に示すように、支柱本体部21及び支柱カバー部材23は、支柱側樋構成部20(支柱側樋構造)として構成される。つまり、支柱2は、縦樋を構成する。本実施形態においては、支柱本体部21と支柱カバー部材23との間に雨樋用のホースなどが配置されずに、支柱本体部21及び支柱カバー部材23だけで、縦樋を構成する。支柱側樋構成部20は、支柱本体部21の屋根体4側の側面が支柱カバー部材23に覆われるため、テラス1の外部からは視認されない。そのため、支柱2が樋の機能を備えることが外部からは視認されず、意匠性を向上できる。
図1及び図2に示すように、一対の支柱2における左右方向の一方側(図1における右手前側)の支柱2には、地面11付近の下端部に、排水誘導構成部6が取り付けられる。排水誘導構成部6は、支柱本体部21と支柱カバー部材23とにより構成される支柱側樋構成部20(後述)を流れる水を前後方向の一方側(建物と反対側)の外部へ誘導して排出する。
一対の梁3は、テラス1の左右方向に離間して配置される。一対の梁3は、それぞれ、前後方向に延びると共に、支柱2側に下る下り傾斜で形成される。梁3は、支柱2側に基端側が配置されると共に、基端側から先端側に延びる。一対の梁3の基端側の端部(左側の端部)は、図2に示すように、L字状の連結部材25を介して、支柱2の上端部に接続される。一対の梁3の下部には、屋根体4が接続される。
一対の梁3は、図1及び図2に示すように、それぞれ、断面が角筒状に形成される梁側ホロー部31と、延出板部32(下部延出板)と、端部キャップ33と、を有する。
梁側ホロー部31の先端31aは、先端側の上端部が傾斜して切り欠かれるように、先端側から基端側(支柱2側)に向かうにしたがって上る上り傾斜で形成される。
延出板部32は、梁側ホロー部31の下端部から、屋根体4における左右方向の中央側(一対の梁3のうち、当該梁3とは別の梁3側)に向けて延出すると共に、前後方向に延びる板状に形成される。延出板部32は、前後方向に並んで複数配置されるネジ部材101により、延出板部32において、屋根体4に固定される。
屋根体4は、梁3の下方に配置される。屋根体4は、図2に示すように、屋根体4が一対の梁3の下部に吊られて配置される吊り下げ構造であって、一対の梁3の下部に取り付けられる(接続される)。屋根体4は、複数の長尺形材(長尺材)41が、梁3が延びる方向に並んで連設されて互いが嵌合して連結されて構成される。
複数の長尺形材41は、それぞれ、テラス1の左右方向(梁3が延びる方向に直交する方向)に延びており、所定の厚さを有する。複数の長尺形材41は、それぞれ、アルミ材料の押出し形材で形成され、断面が中空状に形成される中空部を有するホロー構造を有する。屋根体4は、上面4a及び下面4bがフラット(平面状)に形成される。屋根体4は、支柱2側が下る下り傾斜に配置されており、上面4a及び下面4bは、支柱2側が下る下り傾斜に形成される。アルミ材料の押出し形材で形成された複数の長尺形材41を連結して屋根体4を構成することで、複数の長尺形材41を、屋根体4の面材として使用できると共に、屋根体4の強度を確保することができる。また、屋根体4を構成する複数の長尺形材41を、中空部を有する形材で構成することで、屋根体4自体を強度部材として使用でき、屋根体4の強度を出すための部材を別に設ける必要がない。よって、屋根体4を構成する部材の部品点数を低減できる。
屋根体4を構成する複数の長尺形材41は、図2に示すように、最も先端側に配置される先端側形材42と、支柱2側の最も基端側に配置される樋構成形材44と、先端側形材42と樋構成形材44との間に配置される複数の中間形材43と、を備えて構成される。複数の長尺形材41は、それぞれ、ネジ部材101により、梁3に直接固定されて接続される。
樋構成形材44は、屋根体4において、複数の長尺形材41が並ぶ方向の基端側(支柱2側)の端部に並列に配置され、上部側が上方側に向けて開口する長尺形材により形成される。本実施形態においては、樋構成形材44は、中空部を有さないソリッド材により形成され、上部側が開口する断面U字形状に形成される。
樋構成形材44は、屋根体4の支柱2側の最も基端側の端部において、屋根体4の上面4aを基端側に流れて基端側の端部に達した水を受け止めて流通させる屋根体側樋構成部40を構成する。屋根体側樋構成部40の側面に形成された導出開口には、L字状の誘導部材47が接続される。
誘導部材47は、屋根体側樋構成部40に流れ込んで滞留した水を、支柱側樋構成部20に誘導する。誘導部材47は、支柱側樋構成部20側に下る斜め下方に傾斜した筒状に形成される。
誘導部材47により支柱側樋構成部20に誘導された水は、支柱本体部21と支柱カバー部材23とにより構成される支柱側樋構成部20の内部を上方側から下方側に流れ、支柱2の下部に取り付けられた排水誘導構成部6により、外部に排出される。
次に、本発明に係る支柱2の排水構造60(縦樋の排水構造)について説明する。
図3は、支柱2の排水構造60の構成を示す斜視図である。図4は、支柱2の排水構造60の構成を示す分解斜視図である。図5は、図3のB-B線断面図である。図6は、図3のC-C線断面図である。図7は、図3のD-D線断面図である。図8は、二重管状接続部610を示す斜視図である。図9は、図3のE-E線断面図である。
支柱2の排水構造60は、図3に示すように、排水誘導構成部6が、支柱2に固定されることで構成される。図4に示すように、支柱2の内部の支柱側樋構成部20を通る水は、支柱2に設けられる側方排水開口筒部262(排水開口部)を介して排出される。排水誘導構成部6は、支柱2の支柱側樋構成部20を流れて側方排水開口筒部262から排出される水を、テラス1の前後方向Yの後側Y2(躯体10と反対側Y2)の外部へ誘導する。
支柱2に設けられる側方排水部26について説明する。
側方排水部26は、図4に示すように、支柱2の内部に配置される水受け部261と、水受け部261に受け止められた水を側方(左右方向Xの外側)へ排出する側方排水開口筒部262(排水開口部)と、を有する。
水受け部261は、支柱2の内部において支柱側樋構成部20を通る水を受け止める。
側方排水開口筒部262は、支柱2の左右方向Xの外側の側面(テラス1の左右方向Xの外側の側面)の下方側において、前後方向Yの躯体10側Y1に形成される。側方排水開口筒部262は、支柱2の左右方向Xの外側の側面から、左右方向Xの外側の側方に突出する方形筒状の壁262aに囲まれて形成され、支柱2の下方側の側面において側方に開口している。側方排水開口筒部262は、開口部分が上下方向に延びる方形筒状に形成される。側方排水開口筒部262の支柱2側には、側方排水開口筒部262の周面から外側に突出するフランジ262bが形成されている。
排水誘導構成部6について説明する。
排水誘導構成部6は、支柱2の側方排水開口筒部262から排出される排水の排水方向を変更する。排水誘導構成部6は、図4~図6に示すように、ベース材61と、カバー材62と、ネジ部材63と、排水部材64と、を備える。
ベース材61は、支柱2の側方排水開口筒部262に嵌って位置決めされた状態で、支柱2の側面に配置可能である。ベース材61は、図7に示すように、左右方向Xに沿って切断した縦断面形状がコ字状に形成される。ベース材61は、図4~図7に示すように、コ字状における閉じた部分を構成するベース材側面板611と、ベース材壁部612と、ベース材側排水開口筒部613(内側開口部)と、ベース材側導入開口614と、一対のベース材側嵌合突起615と、規制凸条部616と、嵌合縁部617と、を有する。
ベース材側面板611は、図4に示すように、支柱2の側面に沿って配置され、支柱2に設けられる側方排水開口筒部262の後側Y2(躯体10と反対側Y2)の端部から、後側Y2(躯体10と反対側Y2)に延びる。ベース材側面板611は、ネジ部材63により支柱2の側面に固定される。ベース材側面板611の前側Y1(躯体10側Y1)には、ベース材側導入開口614が形成される。
ベース材壁部612は、支柱2の側面において前後方向Yに並んで配置されたベース材側面板611及びベース材側導入開口614の周縁から、左右方向Xの外側に立ち上がる。ベース材壁部612は、図5に示すように、前後方向Yに沿って切断した縦断面形状がコ字状に形成され、コ字状の閉じた部分が躯体10側Y1に配置され、コ字状の開いた部分が躯体10と反対側Y2に配置される。ベース材壁部612の躯体10と反対側Y2の端部は、ベース材側面板611の端部よりも、躯体10側Y1に短く形成される。
ベース材側導入開口614は、ベース材61における躯体10側Y1に形成される。ベース材側導入開口614は、ベース材側面板611の躯体10側Y1において、側方(左右方向X)に貫通して開口する。ベース材側導入開口614は、側方排水開口筒部262を嵌めることができる大きさに形成される。ベース材側導入開口614の大きさは、例えば、支柱2の側方排水開口筒部262の外形と同じ大きさ又は僅かに大きい大きさに形成される。これにより、ベース材側導入開口614を側方排水開口筒部262に嵌めるだけで、支柱2に対するベース材61の位置を位置決めすることができる。
ベース材側導入開口614の周縁には、図6に示すように、取付凹部614aが形成される。ベース材側導入開口614を側方排水開口筒部262に嵌める場合に、取付凹部614aには、側方排水開口筒部262の支柱2側の端部に形成されるフランジ262bが嵌まる。
ベース材側排水開口筒部613は、ベース材61のベース材壁部612における躯体10と反対側Y2の端部に形成される。ベース材側排水開口筒部613は、ベース材側導入開口614から導入された水を後側Y2(躯体10と反対側Y2)に排出する。ベース材側排水開口筒部613は、ベース材61のベース材壁部612の後側Y2(躯体10と反対側Y2)の端部から、ベース材側面板611に沿って、後側Y2(躯体10と反対側Y2)に延びる方形筒状に形成され、後側Y2(躯体10と反対側Y2)に開口する。ベース材側排水開口筒部613は、図8に示すように、ベース材側面板611の躯体10と反対側Y2の端部側の部分において、ベース材側面板611との間に隙間Sを空けて、ベース材側面板611に沿って配置される。
一対のベース材側嵌合突起615は、それぞれ、ベース材側面板611の上端部及び下端部において、支柱2の前後方向Yに延びる。一対のベース材側嵌合突起615は、それぞれ、ベース材側面板611の上端部又は下端部から、支柱2から離れる側に突出し、突出した先端から、上下方向の外側に突出する。ベース材側嵌合突起615は、ベース材61にカバー材62が取り付けられた場合に、カバー材62のカバー側嵌合突起622(後述)に嵌合する。
ネジ部材63は、図4に示すように、ベース材側面板611を支柱2の側面に固定する。ネジ部材63は、ベース材61の内部において、ベース材側面板611の左右方向Xの支柱2と反対側Y2の外側の側方から側方方向の支柱2側に移動されて、ネジ頭部が、ベース材61の内部においてベース材側面板611の内部側の面に配置されるようにねじ込まれる。
カバー材62は、ネジ部材63が外部から視認されないように、ネジ部材63を覆うようにベース材61に嵌合して配置される。カバー材62は、図7に示すように、左右方向Xに沿って切断した縦断面形状が、断面コ字状に形成される。ベース材61にカバー材62が取り付けられることで、カバー材62のコ字状における閉じた部分が、ネジ部材63を覆うように配置された状態で、カバー材62は、ベース材61に嵌合する。カバー材62は、図7及び図8に示すように、カバー本体621と、一対のカバー側嵌合突起622と、を有する。
一対のカバー側嵌合突起622は、図7~図9に示すように、それぞれ、カバー本体621の上面板623b及び下面板623aの左右方向Xの支柱2側の端部から、上下方向の内側(上側又は下側)に突出する。カバー側嵌合突起622は、図4に示すように、カバー本体621の前後方向Yにおいて、躯体10と反対側Y2の端部から躯体10側Y1に延びる。カバー側嵌合突起622は、ベース材61にカバー材62が取り付けられた場合に、ベース材61のベース材側嵌合突起615に嵌合する。
一対のカバー側嵌合突起622のうち、下方側カバー側嵌合突起622aは、堰き止め部を構成する。下方側カバー側嵌合突起622aは、カバー材62の下面板632aから上方側に突出して形成され、前後方向Yに延びる。下方側カバー側嵌合突起622aは、水を堰き止めて、排水方向に水を誘導する。
カバー本体621の後側Y2(躯体10と反対側Y2)の端部には、カバー材側開口部621a(外側開口部)が形成される。カバー材側開口部621aは、図8に示すように、ベース材側排水開口筒部613の外側に隙間Sを空けた状態で配置される。カバー材62のカバー材側開口部621aがベース材側排水開口筒部613の外側に隙間Sを空けて配置されることで、二重管状接続部610を構成する。二重管状接続部610は、カバー材62のカバー材側開口部621aと、ベース材61の筒状のベース材側排水開口筒部613とから構成される。二重管状接続部610の隙間Sには、図9に示すように、水を外部へ排出する排水部材64の中継部材65の接続筒部652(後述)が挿入されて接続可能である。二重管状接続部610は、ベース材61にカバー材62が取り付けられた状態において、ベース材側導入開口614と反対側の一端部側に形成される。
本実施形態においては、図5及び図6に示すように、二重管状接続部610のベース材側排水開口筒部613及びカバー材側開口部621aにおいて、ベース材側排水開口筒部613のY2側の先端613aは、カバー材側開口部621aのY2側の先端621bと同じ位置に位置するように配置される。これにより、二重管状接続部610の内側に配置されるベース材側排水開口筒部613は、二重管状接続部610に排水部材64が装着されていない状態において、外部から見えにくい。そのため、意匠性を向上できる。なお、ベース材側排水開口筒部613のY2側の先端613aの位置は、カバー材側開口部621aのY2側の先端621bよりも内部側の位置に位置するように配置されてもよい。この場合も同様に、二重管状接続部610の内側に配置されるベース材側排水開口筒部613は、二重管状接続部610に排水部材64が装着されていない状態において、外部から見えにくい。
排水部材64は、図4に示すように、中継部材65と、排水誘導部品66(誘導部材)と、を有する。
中継部材65は、躯体10側Y1を二重管状接続部610に取り付け可能であり、躯体10と反対側Y2には、排水誘導部品66を取り付け可能である。
中継部材65は、直方体状部分651と、管体状部分653と、を有する。
直方体状部分651は、中継部材65の躯体10側Y1に形成され、躯体10側Y1には、二重管状接続部610に接続可能な接続筒部652が形成される。接続筒部652は、躯体10側Y1において躯体10側Y1に開口して形成され、開口部分が上下方向に延びる方形筒状に形成される。
接続筒部652の躯体10側Y1の端部には、一対の嵌合爪652aが形成されている。一対の嵌合爪652aは、接続筒部652の前側Y1(躯体10側Y1)の端部において左右方向Xに離間して形成されている。一対の嵌合爪652aは、中継部材65を二重管状接続部610に取り付ける際に、二重管状接続部610の隙間S(図7参照)に挿入されて、嵌合縁部617に嵌合する。
管体状部分653は、直方体状部分651の躯体10側Y1に接続され、前後方向Yに貫通する筒状に形成される。管体状部分653は、一対の凸部654aが形成された大径部分654と、一対の係合凸部655aが形成された小径取付部分655とを有する。
大径部分654は、管体状部分653の躯体10側Y1に配置される。一対の凸部654aは、大径部分の外周面において径方向に離間して形成される。
小径取付部分655は、大径部分654の躯体10と反対側Y2に配置される。一対の係合凸部655aは、小径取付部分655の外周面において径方向に離間して形成される。小径取付部分655には、排水誘導部品66が接続される。一対の係合凸部655aは、排水誘導部品66を小径取付部分655に取り付ける際に、排水誘導部品66の内周面に係合する。なお、排水誘導部品66と小径取付部分655との接続部に接着剤を塗布してもよい。
排水誘導部品66は、円筒状に形成され、前後方向Yに直線状に延びる。中継部材65の管体状部分653の小径取付部分655に取り付けられる。本実施形態においては、排水誘導部品66は、直線状の管状に形成される。これにより、テラス1から離れた遠くに排水を誘導させることができる。なお、例えば、図11に示すように、直線状の排水誘導部品66に代えて、L字状の管状の排水誘導部品66Aとしてもよい。L字状の管状の排水誘導部品66Aとすることで、例えば、地面11の内部に設置された排水用配管(図示せず)に接続することで、排水用配管を介して、排水することができる。なお、L字状の管状の排水誘導部品66Aを中継部材65に接続する場合には、一端部661を、中継部材65の大径部分654に接続し、他端部662には、排水用配管(図示せず)を接続する。
排水誘導部品66、66Aは、後付けの部品として構成してもよい。
次に、排水誘導構成部6を支柱2に取り付ける手順について説明する。図10は、排水誘導構成部6を支柱2に取り付ける手順を示す図であって、ベース材を支柱に取り付けた後に、カバー材を取り付ける手順を示す図である。図11は、排水誘導構成部6を支柱2に取り付ける方法を示す図であって、二重管状接続部610に中継部材65を取りつけ、その後、中継部材65に排水誘導部品66、66Aを取り付ける手順を示す図である。
まず、ベース材61を支柱2に取り付ける。この場合には、図4に示すベース材61を支柱2に取り付ける前の状態から、図10に示すように、ベース材61のベース材側導入開口614を、支柱2の下方側の側面において側方に開口する側方排水開口筒部262に嵌めて、ベース材61を支柱2の側面に取り付ける。このように、ベース材側導入開口614を側方排水開口筒部262に嵌めるだけで、支柱2に対するベース材61の位置を位置決めした状態で、容易に、ベース材61を支柱2の側面に取り付けることができる。
続けて、ネジ部材63により、ベース材61のベース材側面板611を、ベース材61の内部側から支柱2の側面に固定する。ネジ部材63のネジ頭部が、ベース材61の内部においてベース材側面板611の内部側の面に配置されるようにねじ込まれる。これにより、ベース材61の位置決めがされた状態で、ネジ部材63により、ベース材61を支柱2に固定できる。
次に、ネジ部材63を覆うようにカバー材62をベース材61に取り付ける。この場合には、カバー材62の一対のカバー側嵌合突起622を、ベース材61の一対のベース材側嵌合突起615に嵌合させることで、カバー材62をベース材61に取り付けることができる。これにより、支柱2の下方側の側面において側方に開口する側方排水開口筒部262により左右方向Xの側方の一方側に排出される水の排水方向を、前後方向Yにおける躯体10と反対側Y2の方向に変更することができる。
以上のように構成される支柱2の排水構造60によれば、ネジ部材63をカバー材62で覆うことにより、ネジ部材63を外部に露出させないため、意匠性が良好である。
また、排水方向を変更する主な構成部品を、ベース材61及びカバー材62の2つにできるため、部品点数を少なくできる。
また、カバー材62の一対のカバー側嵌合突起622を、ベース材61の一対のベース材側嵌合突起615に嵌合させることで、カバー材62をベース材61に取り付けることができるため、組立性が良好である。
また、この状態から、図11に示すように、中継部材65及び排水誘導部品66,66Aを、カバー材62及びベース材61により形成された二重管状接続部610に接続することもできる。カバー材62及びベース材61により形成された二重管状接続部610に、中継部材65を取り付ける場合には、二重管状接続部610の隙間Sに接続筒部652を挿入して、ベース材61の嵌合縁部617(図10参照)に、接続筒部652の一対の嵌合爪652aを嵌合させる。これにより、中継部材65を、二重管状接続部610に取り付けることができる。
次に、中継部材65に、排水誘導部品66,66Aを取り付ける。ここで、中継部材65には、直線状の管状に形成される排水誘導部品66を取り付けてもよいし、L字状の管状の排水誘導部品66Aを取り付けてもよい。
例えば、直線状の管状の排水誘導部品66を中継部材65の小径取付部分655に取り付けることで、躯体10と反対側Y2に離れた場所に向けて排水することができる。また、L字状の管状の排水誘導部品66Aの一端部661を中継部材65の大径部分654に接続し、他端部662を地面11の内部に設置された排水用配管(図示せず)に接続することで、排水用配管を介して、排水することができる。
以上説明した本実施形態の支柱2の排水構造60によれば、以下のような効果を奏する。
本実施形態の支柱2の排水構造60は、側方排水開口筒部262を介して支柱2の内部を通る水を排出する支柱2の排水構造であって、側方排水開口筒部262は、支柱2の下方側の側面において側方に開口しており、側方排水開口筒部262に嵌って位置決めされた状態で支柱2の側面に配置可能なベース材61と、ベース材61を支柱2の側面に固定するネジ部材63と、ネジ部材63を覆うようにベース材61に嵌合して配置されるカバー材62と、を備える。そのため、ネジ部材63をカバー材62で覆うことにより、ネジ部材63を外部に露出させないため、意匠性が良好である。また、排水方向を変更する主な構成部品を、ベース材61及びカバー材62の2つにできるため、部品点数を少なくできる。また、カバー材62の一対のカバー側嵌合突起622を、ベース材61の一対のベース材側嵌合突起615に嵌合させることで、カバー材62をベース材61に取り付けることができるため、組立性が良好である。よって、意匠性が良好で、部品点数が少なく、組立性が良好な排水構造とすることができる。
また、本実施形態においては、ベース材61は、断面コ字状に形成され、ベース材61のコ字状における閉じた部分においてネジ部材63により支柱2の側面に固定され、カバー材62は、断面コ字状に形成され、カバー材62のコ字状における閉じた部分がネジ部材63を覆うように配置された状態で、ベース材61に嵌合する。これにより、断面コ字状のベース材61に、断面コ字状のカバー材62を嵌合させるだけで、ネジ部材63を覆うことができるため、容易に組み立てることができる。
また、本実施形態においては、ベース材61は、水を排出する筒状のベース材側排水開口筒部613を有し、カバー材62は、ベース材側排水開口筒部613の外側に隙間Sを空けた状態で配置されるカバー材側開口部621aを有し、ベース材側排水開口筒部613及びカバー材側開口部621aは、二重管状接続部610を構成し、二重管状接続部610に接続可能な接続筒部652を有する排水部材64を更に備える。これにより、排水部材64を二重管状接続部610において容易に接続できるため、ベース材61及びカバー材62により排水方向を変更した後の排水を、容易に誘導できる。
また、本実施形態においては、二重管状接続部610において、ベース材側排水開口筒部613の先端613aは、カバー材側開口部621aの先端621bと同じ位置又はカバー材側開口部621aの先端621bよりも内部側の位置に位置するように配置される。これにより、内側に配置されるベース材側排水開口筒部613の先端613aが突出していないため、二重管状接続部610の形状がスッキリと形成され、意匠性を向上できる。
また、本実施形態においては、排水部材64は、直線状又はL字状の管状に形成される排水誘導部品66、66Aを有する。排水誘導部品66を、直線状の管状に形成することで、テラス1から離れた遠くに排水を誘導させることができる。また、排水誘導部品66Aを、L字状の管状に形成することで、例えば、地面11の内部に設置された排水用配管(図示せず)に接続することで、排水用配管を介して、排水することができる。そのため、誘導部品を用いることで、排水を様々な場所に誘導することができる。これにより、排水を誘導する場所が異なっていても、排水誘導部品66、66Aなどを適宜選択することで対応することができる。
また、本実施形態においては、ベース材61の下面板から上方側に突出して形成され、水を堰き止める下方側カバー側嵌合突起622aを有する。これにより、下方側カバー側嵌合突起622aにより、水を堰き止めて、排水方向に水を誘導することができる。
以上、本発明の支柱2の排水構造の好ましい一実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。
例えば、前記実施形態においては、二重管状接続部610を、カバー材62のカバー材側開口部621aと、ベース材側排水開口筒部613とから構成したが、これに限定されない。例えば、図12に示すように、二重管状接続部610Aを、カバー材62の一端部に設けられるカバー本体621A(外側開口部)及びカバー材側排水開口筒部624(内側開口部)により構成してもよい。図12は、変形形態の縦樋の排水構造60Aを示す図である。
図12において、ベース材61Aの一端部側には、カバー材側開口部618が形成される。カバー材62Aの一端部側には、カバー本体621Aの内側に、筒状のカバー材側排水開口筒部624(内側筒部)が配置される。これにより、ベース材61Aにカバー材62Aが取り付けられた状態において、カバー材62Aの一端部側に配置されるカバー材側排水開口筒部624(内側開口部)及びカバー本体621A(外側開口部)により二重管状接続部610Aが構成される。
また、二重管状接続部は、図4に示す前記実施形態の二重管状接続部610のように、ベース材61にベース材側排水開口筒部(内側開口部)を形成し、カバー材62にカバー材側開口部(外側開口部)を形成して、これらを組み合わせて二重管状接続部を構成することに限定されず、また、図12に示す変形形態の二重管状接続部610Aのように、カバー材62Aに、カバー材側排水開口筒部624(内側開口部)及びカバー本体621A(外側開口部)の両方を設けることで二重管状接続部を構成することに限定されない。例えば、ベース材に、内側開口部及び外側開口部の両方を設けることで二重管状接続部を構成してもよい。また、ベース材61にベース材側開口部(内側開口部)を形成し、カバー材62に筒状のカバー材側開口部(外側開口部)を形成して、これらを組み合わせて二重管状接続部を構成してもよい。
また、前記実施形態においては、屋根体4を複数の長尺形材を連設して構成したが、これに限定されない。
また、前記実施形態では、屋根構造体を、屋根体を梁に吊られる構造としたが、これに限定されず、屋根体を梁の上方に配置する構造でもよい。
また、前記実施形態では、支柱2を縦樋(支柱2と縦樋が一体)として構成したが、これに限定されない。例えば、縦樋を支柱と別体で構成し、別体の縦樋を支柱に取り付ける構造としてもよい。
1 テラス(屋根構造体)
2 支柱(縦樋)
4 屋根体
60 縦樋の排水構造
61 ベース材
62 カバー材
63 ネジ部材
64 排水部材
66 排水誘導部品(誘導部材)
66A 排水誘導部品(誘導部材)
262 側方排水開口筒部(排水開口部)
610、610A 二重管状接続部
613 ベース材側排水開口筒部(内側開口部)
613a ベース材側排水開口筒部の先端(ベース材側排水開口部の先端)
621a カバー材側開口部(外側開口部)
621b カバー材側開口部の先端
622a 下方側カバー側嵌合突起(堰き止め部)
652 接続筒部

Claims (6)

  1. 排水開口部を介して縦樋の内部を通る水を排出する縦樋の排水構造であって、
    前記排水開口部は、前記縦樋の下方側の側面において側方に開口しており、
    前記排水開口部に嵌って位置決めされた状態で前記縦樋の側面に配置可能なベース材と、
    前記ベース材を前記縦樋の側面に固定するネジ部材と、
    前記ネジ部材を覆うように前記ベース材に嵌合して配置されるカバー材と、を備え
    前記ベース材は、断面コ字状に形成され、該ベース材のコ字状における閉じた部分において前記ネジ部材により前記縦樋の側面に固定され、
    前記カバー材は、断面コ字状に形成され、該カバー材のコ字状における閉じた部分が前記ネジ部材を覆うように配置された状態で、前記ベース材に嵌合し、
    前記ベース材は、該ベース材のコ字状における閉じた部分において前記排水開口部側の側方に貫通して開口して前記排水開口部に接続されるベース材側導入開口と、前記ベース材側導入開口が貫通する方向に交差する方向に貫通して開口すると共に前記ベース材側導入開口から導入された水を排出するベース材側排水開口と、を有する縦樋の排水構造。
  2. 前記カバー材は、前記ベース材側排水開口の内側又は外側に配置されるカバー材側排水開口を有し、
    前記ベース材に前記カバー材が取り付けられた状態において一端部側に形成され、前記ベース材側排水開口及び前記カバー材側排水開口から構成される二重管状接続部と、
    前記二重管状接続部に接続可能な接続筒部を有する排水部材と、を更に備える請求項に記載の縦樋の排水構造。
  3. 前記二重管状接続部において、前記ベース材側排水開口及び前記カバー材側排水開口のうち内側に配置される内側排水開口の先端は、前記ベース材側排水開口及び前記カバー材側排水開口のうち外側に配置される外側排水開口の先端と同じ位置又は前記ベース材側排水開口及び前記カバー材側排水開口のうち外側に配置される外側排水開口の先端よりも内部側の位置に位置するように配置される請求項に記載の縦樋の排水構造。
  4. 前記排水部材は、直線状又はL字状の管状に形成される誘導部材を有する請求項2又は3のいずれかに記載の縦樋の排水構造。
  5. 前記カバー材の下面板から上方側に突出して形成され、水を堰き止める堰き止め部を有する請求項1~のいずれかに記載の縦樋の排水構造。
  6. 屋根体と、
    内部を通る水を排出する排水開口部が設けられた縦樋と、
    請求項1~のいずれかに記載の縦樋の排水構造と、を備える屋根構造体。
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