JP7186590B2 - 縦樋の排水構造及びこれを備える屋根構造体 - Google Patents
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Description
また、テラス1は、屋根体4の先端が、建物壁面や建物開口を有する躯体10から離間して、躯体10に対向して配置される独立型のテラスである。屋根体4と躯体10との間の隙間は、隙間塞ぎユニット7により塞がれている。
支柱2は、図1及び図2に示すように、横断面が角筒状に形成される中空状の支柱本体部21と、支柱本体部21の屋根体4側の側面から屋根体4側に突出すると共に上下方向に延びる一対のカバー取付壁22と、を有する。一対のカバー取付壁22には、支柱カバー部材23が取り付けられる。支柱2の上端部には、支柱2の上端部の開口を覆うように、支柱キャップ24が配置される。
誘導部材47により支柱側樋構成部20に誘導された水は、支柱本体部21と支柱カバー部材23とにより構成される支柱側樋構成部20の内部を上方側から下方側に流れ、支柱2の下部に取り付けられた排水誘導構成部6により、外部に排出される。
図3は、支柱2の排水構造60の構成を示す斜視図である。図4は、支柱2の排水構造60の構成を示す分解斜視図である。図5は、図3のB-B線断面図である。図6は、図3のC-C線断面図である。図7は、図3のD-D線断面図である。図8は、二重管状接続部610を示す斜視図である。図9は、図3のE-E線断面図である。
側方排水部26は、図4に示すように、支柱2の内部に配置される水受け部261と、水受け部261に受け止められた水を側方(左右方向Xの外側)へ排出する側方排水開口筒部262(排水開口部)と、を有する。
側方排水開口筒部262は、支柱2の左右方向Xの外側の側面(テラス1の左右方向Xの外側の側面)の下方側において、前後方向Yの躯体10側Y1に形成される。側方排水開口筒部262は、支柱2の左右方向Xの外側の側面から、左右方向Xの外側の側方に突出する方形筒状の壁262aに囲まれて形成され、支柱2の下方側の側面において側方に開口している。側方排水開口筒部262は、開口部分が上下方向に延びる方形筒状に形成される。側方排水開口筒部262の支柱2側には、側方排水開口筒部262の周面から外側に突出するフランジ262bが形成されている。
排水誘導構成部6は、支柱2の側方排水開口筒部262から排出される排水の排水方向を変更する。排水誘導構成部6は、図4~図6に示すように、ベース材61と、カバー材62と、ネジ部材63と、排水部材64と、を備える。
中継部材65は、躯体10側Y1を二重管状接続部610に取り付け可能であり、躯体10と反対側Y2には、排水誘導部品66を取り付け可能である。
直方体状部分651は、中継部材65の躯体10側Y1に形成され、躯体10側Y1には、二重管状接続部610に接続可能な接続筒部652が形成される。接続筒部652は、躯体10側Y1において躯体10側Y1に開口して形成され、開口部分が上下方向に延びる方形筒状に形成される。
小径取付部分655は、大径部分654の躯体10と反対側Y2に配置される。一対の係合凸部655aは、小径取付部分655の外周面において径方向に離間して形成される。小径取付部分655には、排水誘導部品66が接続される。一対の係合凸部655aは、排水誘導部品66を小径取付部分655に取り付ける際に、排水誘導部品66の内周面に係合する。なお、排水誘導部品66と小径取付部分655との接続部に接着剤を塗布してもよい。
排水誘導部品66、66Aは、後付けの部品として構成してもよい。
また、排水方向を変更する主な構成部品を、ベース材61及びカバー材62の2つにできるため、部品点数を少なくできる。
また、カバー材62の一対のカバー側嵌合突起622を、ベース材61の一対のベース材側嵌合突起615に嵌合させることで、カバー材62をベース材61に取り付けることができるため、組立性が良好である。
例えば、直線状の管状の排水誘導部品66を中継部材65の小径取付部分655に取り付けることで、躯体10と反対側Y2に離れた場所に向けて排水することができる。また、L字状の管状の排水誘導部品66Aの一端部661を中継部材65の大径部分654に接続し、他端部662を地面11の内部に設置された排水用配管(図示せず)に接続することで、排水用配管を介して、排水することができる。
本実施形態の支柱2の排水構造60は、側方排水開口筒部262を介して支柱2の内部を通る水を排出する支柱2の排水構造であって、側方排水開口筒部262は、支柱2の下方側の側面において側方に開口しており、側方排水開口筒部262に嵌って位置決めされた状態で支柱2の側面に配置可能なベース材61と、ベース材61を支柱2の側面に固定するネジ部材63と、ネジ部材63を覆うようにベース材61に嵌合して配置されるカバー材62と、を備える。そのため、ネジ部材63をカバー材62で覆うことにより、ネジ部材63を外部に露出させないため、意匠性が良好である。また、排水方向を変更する主な構成部品を、ベース材61及びカバー材62の2つにできるため、部品点数を少なくできる。また、カバー材62の一対のカバー側嵌合突起622を、ベース材61の一対のベース材側嵌合突起615に嵌合させることで、カバー材62をベース材61に取り付けることができるため、組立性が良好である。よって、意匠性が良好で、部品点数が少なく、組立性が良好な排水構造とすることができる。
例えば、前記実施形態においては、二重管状接続部610を、カバー材62のカバー材側開口部621aと、ベース材側排水開口筒部613とから構成したが、これに限定されない。例えば、図12に示すように、二重管状接続部610Aを、カバー材62の一端部に設けられるカバー本体621A(外側開口部)及びカバー材側排水開口筒部624(内側開口部)により構成してもよい。図12は、変形形態の縦樋の排水構造60Aを示す図である。
また、前記実施形態では、屋根構造体を、屋根体を梁に吊られる構造としたが、これに限定されず、屋根体を梁の上方に配置する構造でもよい。
2 支柱(縦樋)
4 屋根体
60 縦樋の排水構造
61 ベース材
62 カバー材
63 ネジ部材
64 排水部材
66 排水誘導部品(誘導部材)
66A 排水誘導部品(誘導部材)
262 側方排水開口筒部(排水開口部)
610、610A 二重管状接続部
613 ベース材側排水開口筒部(内側開口部)
613a ベース材側排水開口筒部の先端(ベース材側排水開口部の先端)
621a カバー材側開口部(外側開口部)
621b カバー材側開口部の先端
622a 下方側カバー側嵌合突起(堰き止め部)
652 接続筒部
Claims (6)
- 排水開口部を介して縦樋の内部を通る水を排出する縦樋の排水構造であって、
前記排水開口部は、前記縦樋の下方側の側面において側方に開口しており、
前記排水開口部に嵌って位置決めされた状態で前記縦樋の側面に配置可能なベース材と、
前記ベース材を前記縦樋の側面に固定するネジ部材と、
前記ネジ部材を覆うように前記ベース材に嵌合して配置されるカバー材と、を備え、
前記ベース材は、断面コ字状に形成され、該ベース材のコ字状における閉じた部分において前記ネジ部材により前記縦樋の側面に固定され、
前記カバー材は、断面コ字状に形成され、該カバー材のコ字状における閉じた部分が前記ネジ部材を覆うように配置された状態で、前記ベース材に嵌合し、
前記ベース材は、該ベース材のコ字状における閉じた部分において前記排水開口部側の側方に貫通して開口して前記排水開口部に接続されるベース材側導入開口と、前記ベース材側導入開口が貫通する方向に交差する方向に貫通して開口すると共に前記ベース材側導入開口から導入された水を排出するベース材側排水開口と、を有する縦樋の排水構造。 - 前記カバー材は、前記ベース材側排水開口の内側又は外側に配置されるカバー材側排水開口を有し、
前記ベース材に前記カバー材が取り付けられた状態において一端部側に形成され、前記ベース材側排水開口及び前記カバー材側排水開口から構成される二重管状接続部と、
前記二重管状接続部に接続可能な接続筒部を有する排水部材と、を更に備える請求項1に記載の縦樋の排水構造。 - 前記二重管状接続部において、前記ベース材側排水開口及び前記カバー材側排水開口のうち内側に配置される内側排水開口の先端は、前記ベース材側排水開口及び前記カバー材側排水開口のうち外側に配置される外側排水開口の先端と同じ位置又は前記ベース材側排水開口及び前記カバー材側排水開口のうち外側に配置される外側排水開口の先端よりも内部側の位置に位置するように配置される請求項2に記載の縦樋の排水構造。
- 前記排水部材は、直線状又はL字状の管状に形成される誘導部材を有する請求項2又は3のいずれかに記載の縦樋の排水構造。
- 前記カバー材の下面板から上方側に突出して形成され、水を堰き止める堰き止め部を有する請求項1~4のいずれかに記載の縦樋の排水構造。
- 屋根体と、
内部を通る水を排出する排水開口部が設けられた縦樋と、
請求項1~5のいずれかに記載の縦樋の排水構造と、を備える屋根構造体。
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JP2018225853A JP7186590B2 (ja) | 2018-11-30 | 2018-11-30 | 縦樋の排水構造及びこれを備える屋根構造体 |
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