JP7183432B2 - 光処理モジュール、及び光処理装置 - Google Patents

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Description

この出願は、光学ネットワーク技術、特に、光処理モジュール及び光処理装置に関する。
パッシブ光ネットワーク(passive optical network, PON)技術の発展に伴い、ファイバー・トゥ・ザ・ホーム(fiber to the home, FTTH)又はファイバー・トゥ・ザ・カーブ(fiber to the curb, FTTC)は、高帯域幅ホームアクセスのための世界的なメインストリーム技術になった。PONアーキティクチャは、光回線終端(optical line termination, OLT)OLT、光分配ネットワーク(optical distribution network, ODN)、及び光ネットワークユニット(optical network unit, ONU)を含む。1つのOLTは、ODNを通じて複数のONUに接続されうるし、各ONUは、複数の端末デバイスに接続されうる。
OLTは、PONのコアコンポーネントである。OLTは、上位レイヤでネットワーク側デバイス(例えば、スイッチ又はルータ)に接続され、下位レイヤで1つ以上のODNに接続される。1つのOLTは、複数のPONインターフェースを提供しうる。従来のOLT(集中型OLT及び分配型OLTを含む)は、プラグインフレーム構造を利用し、通常、回線カードと、集中型転送又は集中型スイッチングのために利用されるメイン制御ボード/ネットワークボードとを含む。しかし、OLT解決策は、複雑でコストがかかる。他のOLTは、小容量のシステムオンチップ(system on chip, SOC)を利用する。SOCは、通常、1つのチップを含むが、少数量のポート及び小さなトラフィックを有する。
既存のOLTは、ユーザ要件を満たすことができないことが明らかであり、新たなタイプのOLTが緊急に必要とされる。
この出願は、光処理装置をシンプルにし、コストを低減するための光処理モジュール及び光処理装置を提供する。
この出願の第1の側面によれば、処理ユニットを含む光処理モジュールが提供される。
光処理モジュールは、少なくとも1つの第1のインターフェースと、少なくとも1つの第2のインターフェースと、少なくとも1つの第3のインターフェースとをさらに含む。
第1のインターフェースは、上位レイヤデバイスと接続して通信するために利用され、第2のインターフェースは、ユーザ側デバイスと接続して通信するために利用され、第3のインターフェースは、他の光処理モジュールの第3のインターフェースと接続して通信するために利用される。
処理ユニットは、第1の制御命令に従って、少なくとも1つの第1のインターフェース及び少なくとも1つの第3のインターフェースから受信されるデータを処理するように構成される。第1の制御命令は、ダウンリンク方向における、少なくとも1つの第1のインターフェースに割り当てられた実データ帯域幅と、少なくとも1つの第3のインターフェースに割り当てられた実データ帯域幅とを示し、少なくとも1つの第1のインターフェースに割り当てられた実データ帯域幅と、少なくとも1つの第3のインターフェースに割り当てられた実データ帯域幅との和は、光処理モジュールの処理能力を超えない。
例示的実装において、処理ユニットが、第1の制御命令に従って、少なくとも1つの第1のインターフェース及び少なくとも1つの第3のインターフェースから受信されるデータを処理するように構成されることは、処理ユニットが、第1のインターフェース及び第3のインターフェースから受信されるデータの一部又は全部に関して、少なくとも、データ解析、カプセル化、及びスケジューリングを実行し、少なくとも1つの第2のインターフェースを通じて、処理されたデータをユーザ側デバイスに送信するように構成されること、を含む。
他の例示的実装において、処理ユニットが、第1の制御命令に従って、少なくとも1つの第1のインターフェース及び少なくとも1つの第3のインターフェースから受信されるデータを処理するように構成されることは、処理ユニットが、データを受信するために利用されるインターフェースとは異なる他の第3のインターフェースを通じて、第1のインターフェース及び第3のインターフェースから受信されるデータの一部又は全部を、他の光処理モジュールに送信するように構成されること、を含む。
例示的実装において、第1のインターフェース及び第3のインターフェースは、イーサネットインターフェースであり、第2のインターフェースは、パッシブ光ネットワークPONインターフェースである。
例示的実装において、処理ユニットは、第2の制御命令に従って、少なくとも1つの第2のインターフェース及び少なくとも1つの第3のインターフェースから受信されるデータを処理するようにさらに構成される。第2の制御命令は、アップリンク方向における、少なくとも1つの第2のインターフェースに割り当てられた実データ帯域幅と、少なくとも1つの第3のインターフェースに割り当てられた実データ帯域幅とを示し、少なくとも1つの第2のインターフェースに割り当てられた実データ帯域幅と、少なくとも1つの第3のインターフェースに割り当てられた実データ帯域幅との和は、光処理モジュールの処理能力を超えない。
例示的実装において、処理ユニットが、第2の制御命令に従って、少なくとも1つの第2のインターフェース及び少なくとも1つの第3のインターフェースから受信されるデータを処理するようにさらに構成されることは、処理ユニットが、第2のインターフェース及び第3のインターフェースから受信されるデータの一部又は全部に関して、少なくとも、データ解析、カプセル化、及びスケジューリングを実行し、少なくとも1つの第1のインターフェースを通じて、処理されたデータを上位レイヤデバイスに送信するように構成されること、を含む。
他の例示的実装において、処理ユニットが、第2の制御命令に従って、少なくとも1つの第2のインターフェース及び少なくとも1つの第3のインターフェースから受信されるデータを処理するようにさらに構成されることは、処理ユニットが、データを受信するために利用されるインターフェースとは異なる他の第3のインターフェースを通じて、第2のインターフェース及び第3のインターフェースから受信されるデータの一部又は全部を、他の光処理モジュールに送信するように構成されること、を含む。
この出願の第2の側面によれば、上述した例のいずれか1項に記載の複数の光処理モジュールを含む光処理装置が提供される。複数の光処理モジュールのうちの少なくとも2つの光処理モジュールは、それら各々の第3のインターフェースを通じて接続される。
光処理装置は、実データ帯域幅を、複数の光処理モジュール内の第1のインターフェース及び第3のインターフェースに割り当てるように構成された、少なくとも1つの帯域幅スケジューリングユニットをさらに含む。
例示的実装において、2つの光処理モジュールが切り離されるとき、2つの光処理モジュールは、互いに通信できない。
例示的実装において、各光処理モジュールは、2つの第1のインターフェースを含み、2つの第1のインターフェースは、アクティブ/スタンバイインターフェースである。
この出願は、光処理モジュール及び光処理装置を提供する。光処理装置は、少なくとも2つの光処理モジュールを含む。光処理モジュールは、処理ユニットを含み、少なくとも1つの第1のインターフェースと、少なくとも1つの第2のインターフェースと、少なくとも1つの第3のインターフェースとをさらに含む。第1のインターフェースは、上位レイヤデバイスと接続して通信するために利用され、第2のインターフェースは、ユーザ側デバイスと接続して通信するために利用され、第3のインターフェースは、他の光処理モジュールの第3のインターフェースと接続して通信するために利用され、処理ユニットは、第1の制御命令に従って、少なくとも1つの第1のインターフェース及び少なくとも1つの第3のインターフェースから受信されるデータを処理するように構成される。第1の制御命令は、ダウンリンク方向における、少なくとも1つの第1のインターフェースに割り当てられた実データ帯域幅と、少なくとも1つの第3のインターフェースに割り当てられた実データ帯域幅とを示す。複数の光処理モジュールは、高密度ボックス型デバイス又は中密度ボックス型デバイスを形成するためにインターコネクトされる。この解決策は、シンプルで、コスト効率がよい。
この出願の実施形態による、PONのアーキティクチャの模式図である。 この出願の実施形態による、PONの他のアーキティクチャの模式図である。 この出願の実施形態による、光処理モジュールのハードウェア構造の模式図である。 この出願の実施形態による、光処理モジュールの他のハードウェア構造の模式図である。 この出願の実施形態による、光処理モジュールのさらに他のハードウェア構造の模式図である。 この出願の実施形態による、光処理装置のハードウェア構造の模式図である。 この出願の実施形態による、光処理装置の他のハードウェア構造の模式図である。
現在のブロードバンドアクセス技術は、主に、カッパアクセス技術(例えば、様々なDSL技術)と、光アクセス技術とにカテゴライズされる。光アクセス技術を利用することによって実装されるアクセスネットワークは、光アクセスネットワーク(optical access network, OAN)と称される。
PONは、光アクセスネットワークを実装するための技術であり、PONは、ポイント・トゥ・マルチポイント送信のための光アクセス技術である。PONのシステムアーキティクチャは、図1に示される。図1において、OLTは、OANのためのネットワーク側インターフェースを提供するように構成される。OLTは、上位レイヤでネットワーク側デバイス(例えば、スイッチ又はルータ)に接続され、下位レイヤで1つ以上のODNに接続される。
ODNは、光パワー割り当てのために利用されるパッシブ光スプリッタと、パッシブ光スプリッタとOLTとの間に接続されるフィーダファイバと、パッシブ光スプリッタとONUとの間に接続される分配ファイバとを含む。ダウンリンクデータ送信の間、ODNは、光スプリッタを通じて、OLTのダウンリンクデータを各ONUに送信する。同様に、アップリンクデータ送信の間、ODNは、ONUのアップリンクデータを集約し、集約されたアップリンクデータをOLTに送信する。
ONUは、OANのためのユーザ側インターフェースを提供し、ODNに接続される。ONUが、ユーザポート機能も提供する場合、例えば、ONUがイーサネット(Ethernet)ユーザポート又は単純従来型電話サービス(plain old telephone service, POTS)ユーザポートを提供する場合、ONUは、光ネットワーク終端(optical network termination, ONT)と称される。
図1に示すように、従来のOLTは、通常、中央オフィス(central office, CO)に置かれ、COは、通常、ネットワーク側デバイスをさらに含む。図1に示したPONは、ONU及びONTが、中央オフィスに近い都市などのエリアに配置されるシナリオに適用できる。
ブロードバンドサービスの流行に伴い、より多くのONU及びONTが遠隔エリアに配置される。OLTデバイスは、中央オフィスから、村部又は市部などの遠隔エリアへと、徐々に下流に向かって配置される必要がある。図2は、PONの他の可能な構造の図である。図2に示すように、OLTデバイスは、もはや中央オフィスに配置されなくてよいが、ONT又はONUなどのデバイスのより近くに配置される。図2に示したPONは、より多くのOLTを含んでよく、それによって、遠隔エリア内のより多くのユーザが、ブロードバンドサービスにアクセスできる。
この出願の理解を容易にするために、この出願内の様々な技術用語が最初に説明される。
(1)PONインターフェース
PONは、ポイント・トゥ・マルチポイント光アクセス技術である。PONインターフェースは、PONが利用される通信ネットワークでのデータ接続に利用されるポートである。PONインターフェースに接続される伝送媒体は、光信号を受信又は送信するために利用される光ファイバである。
複数のタイプのPON、例えば、非同期伝送モードPON(ATM passive optical network, APON)、ブロードバンドPON(broadband passive optical network, BPON)、イーサネットPON(ethernet passive optical network, EPON)、ギガビットPON(gigabit passive optical network, GPON)、及び10ギガビット毎秒イーサネットPON(10G ethernet passive optical network, 10G-EPON)があるため、複数のタイプのPONインターフェース、例えば、GPONインターフェース、EPONインターフェース、対称10G-GPONインターフェース、非対称10G-GPONインターフェース、10G-EPONインターフェース、TWDM-PONインターフェース、及び将来現れるより高い稼働レートを有する他のPONインターフェースもありうる。
異なるPONは、異なるプロトコルを利用してよく、信号フォーマットは、異なるPON技術を利用することによって信号が送信されるとき、異なりうることが理解されうる。
この出願において、異なるタイプのPONインターフェースは、異なるプロトコルに対応し、PONインターフェースによって識別され、それを通じて送信できる信号は、対応するプロトコルを利用することによってカプセル化された信号である。従って、デバイスが異なるタイプの2つのPONインターフェースを含む場合、プロトコル変換処理が、一方のPONインターフェースを通じて受信される信号上で実行される必要があり、他方のPONインターフェースに対応するプロトコルを利用することによって信号がカプセル化された後のみ、信号は、他方のPONインターフェースを通じて送信できる。
この出願において、PONインターフェースのタイプは、PONインターフェースによって利用される光アクセス技術のタイプを識別し、PONインターフェースに対応するプロトコルも識別する。
PONインターフェースは、ポイント・トゥ・マルチポイント方式での通信を実行することが理解されうる。例えば、図2に示すように、OLTは、PONインターフェースを通じてユーザ側デバイスに接続され、1つのPONインターフェースを通じて、複数のONTに接続されうる。言い換えると、ダウンリンク方向で、OLTをユーザ側デバイスに接続する複数のPONインターフェースに対し、各PONインターフェースは、複数のユーザ側デバイスに対応しうる。
(2)イーサネット
イーサネットは、最も広く適用されるローカルエリアネットワーク通信モードであり、プロトコルでもある。イーサネットインターフェース(ethernet interface)は、イーサネットプロトコルが利用されるネットワーク構造内でのデータ接続に利用されるポートである。イーサネットインターフェースは、イーサネットフレームなど、イーサネットプロトコルが利用される信号を受信又は送信するために利用されうる。
この出願で言及されるイーサネットインターフェースは、複数のタイプ、例えば、SCファイバインターフェース、RJ-45インターフェース、FDDIインターフェース、AUIインターフェース、BNCインターフェース、及びコンソールインターフェースの少なくとも1つを含みうる。イーサネットインターフェースに接続される伝送媒体は、同軸ケーブル、ツイストペア、光ファイバなどを含みうる。
イーサネットインターフェースは、ポイント・トゥ・ポイント方式での通信を実行する。例えば、図2に示すように、スイッチは、イーサネットインターフェースを通じて、OLTに接続される。複数のOLTがあるとき、スイッチは、異なるイーサネットインターフェースを通じて、異なるOLTに接続される必要がある。言い換えると、スイッチをOLTに接続する複数のイーサネットインターフェースにおいて、各イーサネットインターフェースは、1つのOLTのみに対応する。
図3は、この出願による、光処理モジュール100のハードウェア構造の模式図である。図3に示すように、光処理モジュール100は、処理ユニット11と、第1のインターフェース12と、第2のインターフェース13と、第3のインターフェース14とを含む。
図3は、光処理モジュールの単なる模式図であることが理解されうる。この出願の他の実施形態において、光処理モジュール100は、より多くの第1のインターフェース12、第2のインターフェース13、及び第3のインターフェース14をさらに含みうる。光処理モジュール100に含まれる第1のインターフェース12、第2のインターフェース13、及び第3のインターフェース14の数量は、この出願において限定されない。
第1のインターフェース12は、上位レイヤデバイス(例えば、スイッチ又はルータ)に接続して通信するために光処理モジュール100によって利用され、第2のインターフェース13は、ユーザ側デバイス(例えば、ODN又はONU)に接続して通信するために光処理モジュール100によって利用され、第3のインターフェース14は、他の光処理モジュールの第3のインターフェースに接続して通信するために利用される。
処理ユニット11は、第1の制御命令に従って、少なくとも1つの第1のインターフェース12及び少なくとも1つの第3のインターフェース14から受信されるデータを処理するように構成される。第1の制御命令は、ダウンリンク方向における、少なくとも1つの第1のインターフェース12に割り当てられた実データ帯域幅と、少なくとも1つの第3のインターフェース14に割り当てられた実データ帯域幅とを示す。
少なくとも1つの第1のインターフェース12に割り当てられた実データ帯域幅と、少なくとも1つの第3のインターフェース14に割り当てられた実データ帯域幅との和は、光処理モジュール100の処理能力を超えない(つまり、それ以下である)。
この出願のこの実施形態において、光処理モジュールのインターフェースの帯域幅は、単位時間(通常は1秒)当たりにインターフェースを通過できるデータの量であり、通常、bps(bit per second)によって表され、つまり、1秒当たりに伝送できるデータの量である。例えば、第1のインターフェース12の実伝送帯域幅は、5Mである(実際には5Mbpsであり、bpsは通常省略される)。それは、第1のインターフェース12を通じて1秒間に送信できるデータの量が5MBであることを示す。
光処理モジュール100の処理能力は、光処理モジュール100によって単位時間当たりに処理できるデータパケットのサイズであってよい。例えば、光処理モジュールによって1秒間に送信できるデータの量は100MBであり、第1のインターフェース12に割り当てられる実データ帯域幅は50Mbpsであり、第3のインターフェース14に割り当てられる実データ帯域幅は30Mbpsである。
第1の制御命令は、光処理装置内の帯域幅スケジューリングユニットによって、光処理モジュール100に送信されうる。光処理装置は、複数の光処理モジュールを含んでよく、光処理モジュールは、それら各々の第3のインターフェースを通じて互いに接続して通信する。帯域幅スケジューリングユニットは、実伝送帯域幅を、光処理装置内の各光処理モジュールに割り当てるように構成される。
処理ユニット11は、特に、第1のインターフェース12及び第3のインターフェース14から受信されるデータの一部又は全部に関して、少なくとも、データ解析、カプセル化、及びスケジューリングを実行し、少なくとも1つの第2のインターフェース13を通じて、処理されたデータをユーザ側デバイスに送信するように構成される。
代替的に、処理ユニット11は、データを受信するために利用されたインターフェースとは異なる他の第3のインターフェースを通じて、第1のインターフェース12及び第3のインターフェース14から受信されるデータの一部又は全部を、他の光処理モジュールに送信する。
光処理モジュール100が、1つの第3のインターフェース14のみを有する場合、第1のインターフェース12及び第3のインターフェース14から受信されるダウンリンクデータは、第2のインターフェース13を通じてのみユーザ側デバイスに送信できる。
光処理モジュールが、複数の第3のインターフェース14を有する場合、第1のインターフェース12及び第3のインターフェース14から受信されるダウンリンクデータについて、ダウンリンクデータの一部は、第のインターフェース13を通じて、ユーザ側デバイスに送信されてよく、残りのダウンリンクデータは、データを受信するために利用されたインターフェースとは異なる他の第3のインターフェースを通じて、他の光処理モジュールに送信され、次いで、他の光処理モジュールによって、ユーザ側デバイスに送信される。
第1のインターフェース12及び第3のインターフェース14から受信されるダウンリンクデータについて、処理ユニット11は、各インターフェースに割り当てられた実データ帯域幅と、各インターフェースのステータスとに基づいて、ダウンリンクデータが、第2のインターフェース13又は第3のPONインターフェース14のいずれを通じて送信されるかを決定する。
処理ユニット11は、第2の制御命令に従って、少なくとも1つの第2のインターフェース13及び少なくとも1つの第3のインターフェース14から受信されるデータを処理するようにさらに構成される。第2の制御命令は、アップリンク方向における、少なくとも1つの第2のインターフェース13に割り当てられた実データ帯域幅と、少なくとも1つの第3のインターフェース14に割り当てられた実データ帯域幅とを示す。
少なくとも1つの第2のインターフェース13に割り当てられた実データ帯域幅と、少なくとも1つの第3のインターフェース14に割り当てられた実データ帯域幅との和は、光処理モジュールの処理能力を超えない。第2の制御命令は、光処理装置内の帯域幅スケジューリングユニットによって光処理モジュール100に送信されうる。
例えば、処理ユニット11は、第2のインターフェース13及び第3のインターフェース14から受信されるデータの一部又は全部に関して、少なくとも、データ解析、カプセル化、及びスケジューリングを実行し、少なくとも1つの第1のインターフェース12を通じて、処理されたデータを上位レイヤデバイスに送信するように構成される。
代替的に、処理ユニット11は、第2のインターフェース及び第3のインターフェースから受信されるデータの一部又は全部を、データを受信するために利用されたインターフェースとは異なる他の第3のインターフェースを通じて、他の光処理モジュールに送信する。
光処理モジュール100が、1つの第3のインターフェース14のみを有する場合、第2のインターフェース13及び第3のインターフェース14から受信されるアップリンクデータは、第1のインターフェース12を通じてのみ、上位レイヤデバイスに送信できる。
光処理モジュールが、複数の第3のインターフェース14を有する場合、第2のインターフェース13及び第3のインターフェース14から受信されるアップリンクデータについて、アップリンクデータの一部は、第1のインターフェース12を通じて、ユーザ側デバイスに送信でき、残りのアップリンクデータは、データを受信するために利用されたインターフェースとは異なる他の第3のインターフェース14を通じて、他の光処理モジュールに送信され、次いで、他の光処理モジュールによって、上位レイヤデバイスに送信される。
第1のインターフェース12及び第3のPONインターフェース14は、イーサネットインターフェースであり、第2のインターフェース13は、PONインターフェースである。イーサネットインターフェースは、上位レイヤデバイスと通信するときに、イーサネットMACレイヤプロトコルを処理する/イーサネット物理レイヤプロトコルを処理する機能を実装するために利用される。
PONインターフェースは、以下のもの、即ち、GPONインターフェース、EPONインターフェース、対称10G-GPONインターフェース、非対称10G-GPONインターフェース、10G-EPONインターフェース、TWDM-PONインターフェース、又は将来現れるより高稼働レートを有するPONインターフェースのうちの少なくとも1つを含みうる。
第1のインターフェース12及び第3のインターフェース14のタイプが、第2のインターフェースのタイプとは異なるため、処理ユニット11は、受信された光信号上でのプロトコル変換を実行するように構成され、それによって、処理された光信号は、送信インターフェースに適用できる。
以下では、2つの変換方式について説明する。
第1の方式では、プロトコル変換は、光信号上で直接的に実行される。任意選択の実施形態において、ダウンリンクデータ送信の間、処理ユニット11は、第1のインターフェース12に対応するプロトコルを利用することによって、第1のインターフェース12から受信される第1の光信号を解析し、第2のインターフェース13に対応するプロトコルを利用することによって、解析された第1の光信号をカプセル化して、第1の光信号上でのプロトコル変換を完了するように構成される。アップリンクデータ送信の間、処理ユニット11は、第2のインターフェース13に対応するプロトコルを利用することによって、第2のインターフェース13から受信される第2の光信号を解析し、第1のインターフェース12に対応するプロトコルを利用することによって、解析された第2の光信号をカプセル化して、第2の光信号上でのプロトコル変換を完了するように構成される。
第2の方式では、光信号が電気信号に変換された後、プロトコル変換は、電気信号上で実行される。任意選択の実施形態において、図4は、この出願による、光処理モジュールの他のハードウェア構造の模式図である。処理ユニット11は、プロセッサ110と、光モジュール111と、第1のPON MACチップ112と、第2のPON MACチップ113とを含む。第1のPON MACチップ112は、第1のインターフェース12に対応するプロトコルを利用し、第2のPON MACチップ113は、第2のインターフェース13に対応するプロトコルを利用する。
データダウンリンク送信の間、プロセッサ110は、特に、光モジュール111に、第1のインターフェース12から受信される第1の光信号を第1の電気信号に変換するように指示し、第1のPON MACチップ112に、第1の電気信号上でのプロトコルデフレーミングを実行するように指示し、第2のPON MACチップ113に、プロトコルデフレーミングを通じて取得された第1の電気信号上でのプロトコルフレーミングを実行するように指示し、第1の光信号上でのプロトコル変換を完了するために、モジュール111に、プロトコルフレーミングを通じて取得された第1の電気信号上での電気-光変換を実行して、処理された第1の光信号を取得するように指示するように構成される。
データアップリンク送信の間、プロセッサ110は、特に、光モジュール111に、第2のインターフェース13から受信される第2の光信号を第2の電気信号に変換するように指示し、第2のPON MACチップ113に、第2の電気信号上でのプロトコルデフレーミングを実行するように指示し、第1のPON MACチップ112に、プロトコルデフレーミングを通じて取得された第2の電気信号上でのプロトコルフレーミングを実行するように指示し、第2の光信号上でのプロトコル変換を完了するために、光モジュール111に、プロトコルフレーミングを通じて取得された第2の電気信号上での電気-光変換を実行して、処理された第2の光信号を取得するように指示するように構成される。
図4を参照すると、処理ユニット11は、メモリ114をさらに含む。メモリ114は、プロセッサ110に接続され、様々なソフトウェアプログラム及び/又は複数の命令のセットを格納するように構成される。特に、メモリ114は、高速ランダムアクセスメモリを含んでよく、不揮発性メモリ、例えば、1つ以上の磁気ディスクストレージデバイス、フラッシュメモリデバイス、又は他の不揮発性ソリッドステートストレージデバイスを含んでもよい。メモリ114は、(以下ではシステムと称される)オペレーティングシステム、例えば、ANDROID、iOS、WINDOWS、又はLINUXなどの組み込みオペレーティングシステムを格納しうる。メモリ114は、ネットワーク通信プログラムをさらに格納しうる。ネットワーク通信プログラムは、1つ以上の光回線終端、1つ以上のユーザ側デバイス、又は1つ以上のネットワーク側デバイスと通信するために利用されうる。
プロセッサ111は、コンピュータ可読命令を読み出して実行して、光処理モジュール100を管理する機能を完備し、光処理モジュール100によって受信されるパケットを解析し、制御し、又は処理するように構成されうる。特に、プロセッサ111は、メモリ114に格納されたプログラムを呼び出し、プログラムに含まれる命令を実行するように構成されうる。命令は、PON通信ネットワーク内の光処理モジュール100の信号送信機能を実装するために利用されうる。
処理ユニット11は、光処理モジュール100への安定的な電力供給を提供するように構成された電力管理モジュール115をさらに含む。
この出願のこの実施形態において、光処理モジュールは、単一のSOCを利用することによって実装されうる。図5は、この出願による、光処理モジュールのさらに他のハードウェア構造の模式図である。図5を参照すると、プロトコルの視点から、SOCは、SOCと上位レイヤデバイスとの間の通信サービスを処理するように構成された1つ以上のPON MACチップを含みうる。PON MACチップは、PONメディアアクセス制御(media access control, MAC)レイヤプロトコルを処理する機能を完備するように構成される。SOCは、転送機能を実装するように構成されたコンポーネント又はチップをさらに含んでよい。コンポーネント又はチップは、ローカルエリアネットワークスイッチング(LAN switching, LSW)及び転送、ネットワーク処理(network processing, NP)、トラフィック管理(traffic management, TM)などを実装するように構成されうる。SOCは、SOCと下位レイヤデバイスとの間の通信サービスを処理するように構成された1つ以上のPON MACチップをさらに含む。PON MACチップは、PON MACレイヤプロトコルを処理する機能を完備するように構成される。
光処理モジュール100は、アップリンクボード、各ユニットの物理接続を提供するバックプレーン、クロック、ファン、ファン制御ユニットなどをさらに含んでよいことが理解されうる。詳細は本明細書において説明されない。
図3及び図4に示した光処理モジュール100は、この出願の単なる実装であることに留意されるべきである。実際のアプリケーションの間、光処理モジュール100は、代替的に、より多くの又はより少ないコンポーネントを含んでよい。このことは本明細書において限定されない。
上記の実施形態において、光処理モジュール100は、第3のインターフェース14を通じて、他の光処理モジュールに接続して通信する。複数のインターコネクトされた光処理モジュールは、光処理装置を構成する。光処理装置は、図3又は図4に示した少なくとも2つの光処理モジュールを含む。少なくとも2つの光処理モジュールは、第3のインターフェースを通じて互いに接続し、光処理装置は、OLTでありうる。
光処理装置は、複数の光処理モジュール内の第1のインターフェース及び第3のインターフェースに実データ帯域幅を割り当てるように構成された少なくとも1つの帯域幅スケジューリングユニットをさらに含む。
光処理装置内の各光処理モジュールは、光処理モジュールのインターフェースを通じて、データを上位レイヤデバイス又は端末側デバイスに送信してよく、又は、接続された他の光処理モジュールのインターフェースを通じて、データを上位レイヤデバイス又は端末側デバイスに送信してよい。
2つの光処理モジュールが切り離されるとき、2つの光処理モジュールは、互いに通信できない。各光処理モジュールは、光処理モジュールのインターフェースを通じてのみ、データを上位レイヤデバイス又は端末側デバイスに送信できる。
図6は、この出願による、光処理装置のハードウェア構造の模式図である。図6に示すように、光処理装置は、3つの光処理モジュール、即ち、光処理モジュール100、光処理モジュール200、及び光処理モジュール300と、帯域幅スケジューリングユニット400とを含む。光処理モジュール100、光処理モジュール200、及び光処理モジュール300はそれぞれ、1つの第1のインターフェース、1つの第2のインターフェース、及び2つの第3のインターフェースを含む。
光処理モジュール100、光処理モジュール200、及び光処理モジュール300は、第3のインターフェースを通じて互いに接続してフルメッシュ(full mesh)を形成する。いずれか2つの光処理モジュールは、独立した第3のインターフェースを通じて互いに接続する。
図6に示すように、光処理モジュール100の第3のインターフェース1は、光処理モジュール300の第3のインターフェース6に接続し、光処理モジュール100の第3のインターフェース2は、光処理モジュール200の第3のインターフェース3に接続し、光処理モジュール200の第3のインターフェース4は、光処理モジュール300の第3のインターフェース5に接続する。光処理モジュール100は、第1のインターフェースA及び第2のインターフェースaをさらに含み、光処理モジュール200は、第1のインターフェースB及び第2のインターフェースbをさらに含み、光処理モジュール300は、第1のインターフェースC及び第2のインターフェースcをさらに含む。
この実施形態において、各光処理モジュールは、第3のインターフェースを通じて、他の2つの光処理モジュールと通信できる。帯域幅スケジューリングユニット400は、複数の光処理モジュールの間の通信を制御する。帯域幅スケジューリングユニット400は、独立したCPUであってよく、又は光処理モジュール内の処理ユニットを再利用してよい。
帯域幅スケジューリングユニット400は、光処理装置内の複数の光処理モジュールにおける第1のインターフェース及び第3のインターフェースに実データ帯域幅を割り当てうる。
帯域幅スケジューリングユニット400は、各第1のインターフェースのインターコネクション帯域幅、異なるサービスタイプによって許容されるオーバーサブスクリプション比率、チップ及びポートトラフィックの統計(マイクロ秒(μs)レベルから秒レベルでの統計であってよい)などに基づいて、複数の光処理モジュール内の第3のインターフェースに割り当てられる実データ帯域幅を決定しうる。
帯域幅スケジューリングユニット400は、光処理モジュールの処理能力及び第3のインターフェースに割り当てられた実データ帯域幅に基づいて、各光処理モジュールの第1のインターフェースに実データ帯域幅をさらに割り当てる。
任意選択で、帯域幅スケジューリングユニット400は、代替的に、光処理モジュールの負荷ステータスに基づいて、各光処理モジュール内の第1のインターフェース及び第3のインターフェースに実データ帯域幅を割り当ててよい。例えば、光処理モジュール100の現在の負荷が相対的に低いとき、帯域幅スケジューリングユニット400は、より大きな帯域幅を、光処理モジュール100の第1のインターフェース及び第3のインターフェースに割り当てる。光処理モジュール200の現在の負荷が相対的に高いとき、帯域幅スケジューリングユニット400は、光処理モジュール200の第1のインターフェース及び第3のインターフェースの帯域幅を低減する。
帯域幅スケジューリングユニット400は、光処理モジュールの負荷ステータスに基づいて、各光処理モジュール内の第1のインターフェース及び第3のインターフェースに実データ帯域幅を割り当て、それによって、光処理装置は、最適な性能を達成する。
この実施形態において、帯域幅スケジューリングユニット400は、マイクロ秒(μs)レベルから秒レベルで、各インターフェースのトラフィックに関する統計を収集し、マイクロ秒(μs)レベルから秒レベルで、インターフェース上でのトラフィック制御を実行しうる。
光処理モジュール100は、例として利用されている。光処理モジュール100の処理能力は、1秒で処理できるデータパケットのサイズが200MBであり、第1のインターフェースAに割り当てられる実データ帯域幅は100Mbpsであり、第3のインターフェース1に割り当てられる実データ帯域幅は30Mbpsであり、第3のインターフェース2に割り当てられる実データ帯域幅は50Mbpsであると仮定される。80MBのデータパケットが第1のインターフェースAから受信されるとき、データパケットの50MBは、第2のインターフェースaを通じてユーザ側デバイスに送信されてよく、データパケットの残り30MBは、第3のインターフェース1及び/又は第3のインターフェース2を通じて、ユーザ側デバイスに送信されてよい。
具体的な実装において、光処理モジュール100は、複数の実形態を有しうる。任意選択の実施形態において、光処理モジュール100は、ボックス型デバイス又は統合型デバイスの形態で実装されうる。
図7は、この出願による、光処理装置の他のハードウェア構造の模式図である。図7に示すように、図6に示した光処理装置と比較し、この実施形態における光処理装置では、各光処理モジュールの第3のインターフェースは切り離されており、光処理モジュールは、互いに接続しない。
任意選択で、各光処理モジュールは、2つの第1のインターフェースを含み、2つの第1のPONインターフェースは、アクティブ/スタンバイインターフェースであってよい。
図7に示すように、光処理モジュール100は、2つの第1のインターフェースA1及びA2を含み、光処理モジュール100は、1つの第2のインターフェースaを含む。光処理モジュール200は、2つの第1のインターフェースB1及びB2を含み、光処理モジュール200は、1つの第2のインターフェースbを含む。光処理モジュール300は、2つの第1のインターフェースC1及びC2を含み、光処理モジュール300は、1つの第2のインターフェースcを含む。
この実施形態において、各光処理モジュールの第1のインターフェースの実データ帯域幅は、帯域幅スケジューリングユニットによって割り当てられる。
この出願において、図6及び図7に示した光処理装置は、ボックス型デバイス又は統合型デバイスの形態で実装されうる。光処理装置はOLTであってよく、OLT内の各光処理モジュールは、1つのSOCを利用することによって実装されてよい。単一のSOCを有する光処理モジュールと比較し、複数のSOCを接続して拡張することによって得られる光処理装置は、より多くのポートを提供できる。高密度ボックス型デバイス又は中密度ボックス型デバイスが形成されるとき、この解決策はシンプルであり、コスト効率がよい。

Claims (13)

  1. プロセッサと、少なくとも1つの第1のインターフェースと、少なくとも1つの第2のインターフェースと、少なくとも1つの第3のインターフェースとを含む光処理デバイスであって、
    前記第1のインターフェースは、上位レイヤデバイスと接続して通信するために利用され、前記第2のインターフェースは、ユーザ側デバイスと接続して通信するために利用され、前記第3のインターフェースは、他の光処理デバイスの第3のインターフェースと接続して通信するために利用され、
    前記プロセッサは、第1の制御命令に従って、前記少なくとも1つの第1のインターフェース及び前記少なくとも1つの第3のインターフェースから受信されるデータを処理するように構成され、前記第1の制御命令は、ダウンリンク方向における、前記少なくとも1つの第1のインターフェースに割り当てられた実データ帯域幅と、前記少なくとも1つの第3のインターフェースに割り当てられた実データ帯域幅とを示し、前記少なくとも1つの第1のインターフェースに割り当てられた前記実データ帯域幅と、前記少なくとも1つの第3のインターフェースに割り当てられた前記実データ帯域幅との和は、前記光処理デバイスの処理能力を超えず、
    前記光処理デバイスの前記処理能力は、単位時間当たりに前記光処理デバイスによって処理可能なデータパケットのサイズであり、前記プロセッサは、前記データを受信するために利用されたインターフェースとは異なる他の第3のインターフェースを通じて、前記第1のインターフェース及び前記第3のインターフェースから受信される前記データの一部又は全部を、他の光処理デバイスに送信するようにさらに構成される、
    光処理デバイス。
  2. 前記プロセッサは、前記第1のインターフェース及び前記第3のインターフェースから受信される前記データの一部又は全部に関して、少なくとも、データ解析、カプセル化、及びスケジューリングを実行し、前記少なくとも1つの第2のインターフェースを通じて、処理されたデータを前記ユーザ側デバイスに送信するように構成される、
    請求項1に記載の光処理デバイス。
  3. 前記第1のインターフェース及び前記第3のインターフェースは、イーサネットインターフェースであり、前記第2のインターフェースは、パッシブ光ネットワーク(PON)インターフェースである、
    請求項1又は2に記載の光処理デバイス。
  4. 前記プロセッサは、第2の制御命令に従って、前記少なくとも1つの第2のインターフェース及び前記少なくとも1つの第3のインターフェースから受信されるデータを処理するようにさらに構成され、前記第2の制御命令は、アップリンク方向における、前記少なくとも1つの第2のインターフェースに割り当てられた実データ帯域幅と、前記少なくとも1つの第3のインターフェースに割り当てられた前記実データ帯域幅とを示し、前記少なくとも1つの第2のインターフェースに割り当てられた前記実データ帯域幅と、前記少なくとも1つの第3のインターフェースに割り当てられた前記実データ帯域幅との和は、前記光処理デバイスの前記処理能力を超えない、
    請求項1~のいずれか1項に記載の光処理デバイス。
  5. 前記プロセッサは、前記第2のインターフェース及び前記第3のインターフェースから受信される前記データの一部又は全部に関して、少なくとも、データ解析、カプセル化、及びスケジューリングを実行し、前記少なくとも1つの第1のインターフェースを通じて、処理されたデータを前記上位レイヤデバイスに送信するように構成される、
    請求項に記載の光処理デバイス。
  6. 前記プロセッサは、前記データを受信するために利用されたインターフェースとは異なる他の第3のインターフェースを通じて、前記第2のインターフェース及び前記第3のインターフェースから受信される前記データの一部又は全部を、他の光処理デバイスに送信するように構成される、
    請求項に記載の光処理デバイス。
  7. 請求項1~のいずれか1項に記載の複数の光処理デバイスを含む光処理装置であって、前記複数の光処理デバイスのうちの少なくとも2つの光処理デバイスは、それら各々の第3のインターフェースを通じて接続され、
    前記光処理装置は、実データ帯域幅を、前記複数の光処理デバイス内の第1のインターフェース及び第3のインターフェースに割り当てるように構成された、少なくとも1つの帯域幅スケジューリングデバイスをさらに含む、
    光処理装置。
  8. 2つの光処理デバイスが切り離されることが可能である、
    請求項に記載の光処理装置。
  9. 各光処理デバイスは、2つの第1のインターフェースを含み、前記2つの第1のインターフェースは、アクティブ/スタンバイインターフェースである、
    請求項7又は8に記載の光処理装置。
  10. 光処理デバイスによるデータ処理方法であって、
    第1の制御命令に従って、前記光処理デバイスの少なくとも1つの第1のインターフェース及び少なくとも1つの第3のインターフェースから受信されるデータを処理するステップであって、前記第1のインターフェースは、上位レイヤデバイスと接続して通信するために利用され、前記第3のインターフェースは、他の光処理デバイスの第3のインターフェースと接続して通信するために利用される、ステップを含み、
    前記第1の制御命令は、ダウンリンク方法における、前記少なくとも1つの第1のインターフェースに割り当てられた実データ帯域幅と、前記少なくとも1つの第3のインターフェースに割り当てられた実データ帯域幅とを示し、前記少なくとも1つの第1のインターフェースに割り当てられた前記実データ帯域幅と、前記少なくとも1つの第3のインターフェースに割り当てられた前記実データ帯域幅との和は、前記光処理デバイスの処理能力を超えず、
    前記光処理デバイスの前記処理能力は、単位時間当たりに前記光処理デバイスによって処理可能なデータパケットのサイズであり、前記方法は、前記第1のインターフェース及び前記第3のインターフェースから受信された前記データの一部又は全部を、前記データを受信するために利用されたインターフェースとは異なる他の第3のインターフェースを通じて他の光処理デバイスに送信するステップをさらに含む、
    データ処理方法。
  11. 前記第1の制御命令に従って、データを処理する前記ステップは、前記第1のインターフェース及び前記第3のインターフェースから受信された前記データの一部又は全部を解析し、カプセル化し、スケジューリングすることと、処理されたデータを、前記光処理デバイスの少なくとも1つの第2のインターフェースを通じてユーザ側デバイスに送信することと、をさらに含み、前記第2のインターフェースは、前記ユーザ側デバイスに接続して通信するために利用される、
    請求項10に記載のデータ処理方法。
  12. 前記方法は、
    第2の制御命令に従って、前記少なくとも1つの第2のインターフェース及び前記少なくとも1つの第3のインターフェースから受信されたデータを処理するステップであって、前記第2の制御命令は、アップリンク方法における、前記少なくとも1つの第2のインターフェースに割り当てられた実データ帯域幅と、前記少なくとも1つの第3のインターフェースに割り当てられた前記実データ帯域幅とを示し、前記少なくとも1つの第2のインターフェースに割り当てられた前記実データ帯域幅と、前記少なくとも1つの第3のインターフェースに割り当てられた前記実データ帯域幅との和は、前記光処理デバイスの前記処理能力を超えない、ステップをさらに含む、
    請求項10又は11に記載のデータ処理方法。
  13. 第2の制御命令に従ってデータを処理する前記ステップは、
    前記第2のインターフェース及び前記第3のインターフェースから受信された前記データの一部又は全部を解析し、カプセル化し、スケジューリングすることと、処理されたデータを、前記少なくとも1つの第1のインターフェースを通じて、前記上位レイヤデバイスに送信することと、をさらに含む、
    請求項12に記載のデータ処理方法。
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