JP2016149665A - 負荷分散装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、下りトラフィックだけでなく、上りトラフィックにも着目し、下り負荷と上り負荷の両方に着目して、OLT内のOSU間の動的負荷分散を行うことを目的とする。【解決手段】本発明は、複数のOSU81と複数のONU92が接続された光通信網において、ONU92のトラフィックを割り当てられたOSU81への負荷を分散する負荷分散装置であって、ONU92毎の上りトラフィック量及び下りトラフィック量をそれぞれ別々に収集し、ONU92毎の上りトラフィック量及び下りトラフィック量の合計トラフィック量を用いてOSU81毎の合計トラフィック量を算出し、OSU81毎の合計トラフィック量が均一になるように、各OSU81に接続されるONU92を決定する。【選択図】図5
Description
本発明は、複数の親ノードと複数の子ノードが接続された光通信網において、子ノードのトラフィックを割り当てられた親ノードへの負荷を分散する負荷分散装置に関する。
1本の回線の容量を複数のユーザで共有する集線を行うことで、光ファイバや収容局側装置を複数のユーザで共有することが可能である。その結果、経済的なネットワークの実現が可能となり、高速光アクセス回線が広く普及することとなった。しかし、近年、ブロードバンドユーザ1人当たりの平均トラフィックの1000倍以上のトラフィックを発生させるヘビーユーザの存在が確認されており、集線時のヘビーユーザの帯域占有により、帯域占有された一部の収容局側装置のトラフィック負荷が増大するという課題が生じている。
これに対し、収容局側装置(OSU:Optical Subscriber Unit)間でトラフィック負荷の分散が可能である波長可変型WDM/TDM−PON(Wavelength Division Multiplexing/Time Division Multiplexing−Passive Optical Network)の研究が行われている(非特許文献1)。
図1に、一般的な波長可変型WDM/TDM−PONシステムを示す。波長可変型WDM/TDM−PONシステムは、1台のOLT(Optical Line Terminal)91と光スプリッタ93を介して接続される複数台のONU(Optical Network Unit)92で構成される。ONU92は、波長可変型光送受信器(TRx)22とMAC21で構成される。OLT91は、#1〜#KのOSU81とスイッチ(SW)82で構成される。
OSU#1〜OSU#Kは、OSU81毎にそれぞれ異なる波長(λ1〜λK)に割当られた光送受信器12とMAC11を含む。1台のOSU81は、同一の波長を割当てられた単数、もしくは、複数台のONU92と通信しており、ONU92内の波長可変TRx22の送受信波長を変更することで、ONU92が通信するOSU81を変更する、言い換えると、OSU81とONU92間の論理接続を変更することができる。また、OSU81とONU92間はMPCP(Multipoint Control Protocol)を用いてリンクを確立しているため、各ONU92の上り信号と下り信号は同一のOSU81へ収容される。
この波長可変型WDM/TDM−PONにおいて、高負荷のOSU81に論理接続するONU92を、低負荷のOSU81へ論理接続するように、ONU92内の送受信波長を切り替えることで、OSU81間の負荷を分散できる。これまで我々は、波長可変型WDM/TDM−PONに対して、複数OSU81間の下りトラフィック負荷を分散するために、ONU92にOSU81を割り当てる、つまり、ONU92に波長を割当てる動的負荷分散アルゴリズムを提案している(非特許文献2)。非特許文献2では、送受信波長の変更頻度をできるだけ抑制しつつ、複数OSU81間の下りトラフィック負荷を均一化できる。
図2に、下りトラフィック負荷の動的負荷分散を可能とする波長可変型WDM/TDM−PONシステム構成を示す。動的負荷分散を実現するために、図1の一般的な波長可変型WDM/TDM−PONシステムに加えて、波長切替を制御するための波長切替制御部83と、負荷の偏りを測定するために下りトラフィック量をONU92毎に測定する下りトラフィックカウンタを備える。図2では、OLT91が波長切替制御部83を備え、OSU81が下りトラフィックカウンタを備える例を示した。1台のOSU81と論理接続する最大ONU92の台数をJとすると、各OSU81内に下りトラフィックカウンタ#1〜#Jを備える。動的負荷分散の動作を以降に説明する。
まず、OSU81内の下りトラフィックカウンタは、OSU81と論理接続するONU92の一定時間における下りトラフィック量を測定する。測定した下りトラフィックカウンタ値は、OSU81内のトラフィックカウンタから波長切替制御部83へ送信される。トラフィックカウンタの測定値を受信した波長切替制御部83は、複数OSU81間の下り負荷が均一に近づくよう、ONU92にOSU81を再割当する。
続いて、波長切替制御部83は、ONU92とOSU81の再割当結果をSW82と全OSU81へ送信する。SW82は、受信した再割当結果に従って、各ONU92宛ての信号を出力するポートをONU92毎にそれぞれ設定する。また、OSU81は受信した再割当結果に従って、ONU92内の送受信波長の変更指示をONU92へ送信する。送受信波長の変更指示を受信したONU92は、波長可変型光送受信器22の送受信波長を変更する。この時点で、ONU92の論理接続先OSU81の変更が完了する。このように、ONU92の論理接続先OSU81を変更することで、複数OSU81間の負荷を均一化できる。
図3及び図4に、図2のシステム構成におけるトラフィックの動的負荷分散の実施例を示す。図3にONU92への下りトラフィック負荷のOSU81再割当による変化を示し、図4にONU92への上りトラフィック負荷のOSU81再割当による変化を示す。枠内の数字はONUの番号を示す。一例として、OSU81が3台、ONU92が5台であり、初期状態として、OSU#1にONU#1、ONU#2及びONU#3が、OSU#2にONU#4及びONU#5が論理接続している場合を想定する。加えて、ONU#1、ONU#2、ONU#3、ONU#4、及び、ONU#5の下りトラフィック量を、それぞれ、11、8、15、3、及び、19と想定し、ONU#1、ONU#2、ONU#3、ONU#4、及び、ONU#5の上りトラフィック量を、それぞれ、8、4、20、4、及び、3と仮定する。
図3(a)〜図3(d)に、動的負荷分散動作の一例を示す。動的負荷分散制御により、図3(a)及び図3(b)に示すようにONU#3の論理接続をOSU#1からOSU#3へ変更し、図3(c)及び図3(d)に示すようにONU#4の論理接続をOSU#2からOSU#3へ変更することで、下り負荷を分散できる。すなわち、本実施形態で想定したトラフィック量の場合は、再割当前の下りトラフィック量は、図3(a)に示すように、OSU#1、OSU#2、及び、OSU#3で、それぞれ、34、21、0で不均一であった状態を、再割当結果の下りトラフィック量は、図3(d)に示すように、OSU#1、OSU#2、及び、OSU#3で、それぞれ、19、19、及び、18で均一に近づけることができる。
しかし、ONU#1の論理接続をOSU#1からOSU#3へ、ONU#4の論理接続をOSU#2からOSU#3へ変更することで、上り負荷の偏りを解消することはできない。すなわち、本実施形態で想定したトラフィック量の場合は、再割当前の上りトラフィック量は、図4(a)に示すように、OSU#1、OSU#2、及び、OSU#3で、それぞれ、32、7、0で不均一であり、再割当結果の上りトラフィック量も、図4(d)に示すように、OSU#1、OSU#2、及び、OSU#3で、それぞれ、12、3、24で不均一である。このように、下り負荷を分散することで、上り負荷が偏ってしまう場合が生じる。
一般的に、上りの平均トラフィックは下りの平均トラフィックに比べて10分の1程度であるため(非特許文献3)、上りと下りの最大伝送帯域が等しいようなアクセスシステムでは、下り回線の方が輻輳しやすい。そこで、図2のシステム構成のように、下りトラフィックのみに着目して動的負荷分散を行うことは有効である。しかし、上りの最大伝送帯域が下りの最大伝送帯域に比べて小さいようなアクセスシステムでは、上り回線も下り回線と同様に輻輳が生じやすい場合が考えられる。例えば、上りの最大伝送帯域が下りの最大伝送帯域の10分の1の場合、上りの平均トラフィックが下りの平均トラフィックに比べて10分の1であっても、上り回線と下り回線に同様に輻輳が発生しやすい。そのような状況で、インターネット使用に関するユーザエクスペリエンスを向上させるためには、下りトラフィックだけでなく、上りトラフィックにも着目し、下り負荷と上り負荷の両方に着目して動的負荷分散を行う必要がある。
Kazutaka Hara,Hirotaka Nakamura,Shunji Kimura,Manabu Yoshino,Susumu Nishihara,Shinya Tamaki,Jun−ichi Kani,Naoto Yoshimoto,and Hisaya Hadama,"Flexible load balancing technique using dynamic wavelength bandwidth allocation (DWBA) toward 100Gbit/s−class−WDM/TDM−PON" ,ECOC,Tu.3.B.2,2010.
Yumiko Senoo,Shin Kaneko,Tomoaki Yoshida,Naoto Yoshimoto,Jun Sugawa,Toshiyuki Odaka,Shunji Kimura,Hideaki Kimura,"Dynamic−Load−Balancing Algorithm Suppressing the Number of Wavelength Reallocations for λ−tunable WDM/TDM−PON",ECOC2014,Tu.1.2.2,2014
総務省,平成25年版 情報通信白書,トラヒックの状況,http.www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h25/html/nc245320.html
本発明は、下りトラフィックだけでなく、上りトラフィックにも着目し、下り負荷と上り負荷の両方に着目して、OLT内のOSU間の動的負荷分散を行うことを目的とする。
本発明に係る負荷分散装置は、複数の親ノードと複数の子ノードが接続された光通信網において、子ノードのトラフィックを割り当てられた親ノードへの負荷を分散する負荷分散装置であって、子ノード毎の上りトラフィック量及び下りのトラフィック量をそれぞれ別々に収集し、子ノード毎の上りトラフィック量及び下りの合計トラフィック量を用いて親ノード毎のトラフィック量を算出し、親ノード毎のトラフィック量が均一になるように、各親ノードに接続される子ノードを決定する。
本発明に係る負荷分散装置では、各親ノードに接続される子ノードを決定する際に、親ノード毎のトラフィック量が均一に近づくような、割当先の親ノードを変更する子ノードを選択し、選択した子ノードの割当先を変更した後の上り帯域又は下り帯域が予め定められた上限を超えるか否かを判定し、上り帯域又は下り帯域が前記上限を超えない場合は割当先の親ノードを変更し、上り帯域又は下り帯域が前記上限を超える場合は割当先の親ノードを変更しないことが好ましい。
本発明に係る負荷分散装置では、親ノード毎のトラフィック量を算出する際に、前記上りトラフィック量若しくは前記下りトラフィック量又はこれらの両方に重み係数を掛けた合計トラフィック量を用いて親ノード毎のトラフィック量を算出することが好ましい。
なお、上記各発明は、可能な限り組み合わせることができる。
本発明によれば、下りトラフィックだけでなく、上りトラフィックにも着目し、下り負荷と上り負荷の両方に着目して、OLT内のOSU間の動的負荷分散を行うことができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明は、以下に示す実施形態に限定されるものではない。これらの実施の例は例示に過ぎず、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した形態で実施することができる。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
(第1の実施形態)
図5に、上り負荷と下り負荷の動的負荷分散を可能とする波長可変型WDM/TDM−PONシステムを示す。図5に示すシステム構成では、図2のシステム構成に加えて、OSU81内に全ONU92の一定時間における上りトラフィック量をONU92毎に測定する、上りトラフィックカウンタ#1〜#Jを備える。ONU92は子ノードとして機能し、OSU81は親ノードとして機能する。本発明の実施形態に係る負荷分散装置は、波長切替制御部83と同等の機能を備える任意の装置であり、例えばOLT91である。
図5に、上り負荷と下り負荷の動的負荷分散を可能とする波長可変型WDM/TDM−PONシステムを示す。図5に示すシステム構成では、図2のシステム構成に加えて、OSU81内に全ONU92の一定時間における上りトラフィック量をONU92毎に測定する、上りトラフィックカウンタ#1〜#Jを備える。ONU92は子ノードとして機能し、OSU81は親ノードとして機能する。本発明の実施形態に係る負荷分散装置は、波長切替制御部83と同等の機能を備える任意の装置であり、例えばOLT91である。
まず、OSU81内の下りトラフィックカウンタ、及び、上りトラフィックカウンタは、全ONU92の一定時間における下りトラフィック量、及び、上りトラフィック量を測定する。測定した下りトラフィックカウンタ値と上りトラフィックカウンタ値は、OSU81内のトラフィックカウンタから波長切替制御部83へ送信される。トラフィックカウンタの測定値を受信した波長切替制御部83は、OSU81毎のトラフィック量を算出し、複数OSU81間の下りと上りの合計負荷が均一に近づくよう、ONU92にOSU81を再割当する。
続いて、波長切替制御部83は、ONU92とOSU81の再割当結果をスイッチ82と全OSU81へ送信する。スイッチ82は、受信した再割当結果に従って、各ONU92宛ての信号を出力するポートをONU81毎にそれぞれ設定する。また、OSU81は受信した再割当結果に従って、ONU92内の送受信波長の変更指示を送信する。送受信波長の変更指示を受信したONU92は、波長可変型光送受信器22の送受信波長を変更する。このようにして、ONU92の論理接続先OSU81を変更することで、複数OSU81間の負荷を均一化できる。
図6に動的負荷分散の実施例を示す。図6(a)は再割当前の上り及び下りの合計トラフィック量を示し、図6(b)は再割当後の上り及び下りの合計トラフィック量を示す。本例でも、図3及び図4と同様に、OSU81が3台、ONU92が5台であり、初期状態として、OSU#1にONU#1,#2及び#3が、OSU#2にONU#4及び#5が論理接続している場合を想定する。上りトラフィック量を塗りつぶしの四角で、下りトラフィック量を白塗りの四角で示す。本例では、上りトラフィック量と下りトラフィック量を足し合わせた、上りと下りの合計トラフィック量に着目し、上りと下りの合計トラフィック量が均一化するように、ONU92にOSU81を再割当する。図6では、ONU#3の論理接続先をOSU#1からOSU#3へ変更することで、複数OSU間の上りと下りの合計負荷を分散する。
本例でも、図3及び図4と同様に、ONU#1、ONU#2、ONU#3、ONU#4、及び、ONU#5の下りトラフィック量を、それぞれ、11、8、15、3、及び、19と想定し、ONU#1、ONU#2、ONU#3、ONU#4、及び、ONU#5の上りトラフィック量を、それぞれ、8、4、20、4、及び、3と想定する。この時、ONU#1、ONU#2、ONU#3、ONU#4、及び、ONU#5の上りトラフィック量と下りトラフィック量を足し合わせた合計トラフィック量は、それぞれ、19、12、35、7、及び、22である。すなわち、本実施例で想定したトラフィック量の場合は、再割当前の合計トラフィック量は、図6(a)に示すように、OSU#1、OSU#2、及び、OSU#3で、それぞれ、66、29、0で不均一であった状態を、再割当結果の合計トラフィック量は、図6(b)に示すように、OSU#1、OSU#2、及び、OSU#3で、それぞれ、31、29、35で均一に近づけることができる。
図7に、図5の波長切替制御部83で用いるONU−OSU割当を決定するフローチャート内で用いるパラメータを示す。「k」はOSU81の識別番号であり、kの設定範囲はk=1,2,・・・,Kである。「j」はONU92の識別番号であり、jの設定範囲はj=1,2,・・・,Jである。「xk,j,上り」は、OSU#kに割り当てられたONU#jの上りトラフィック量である。「xk,j,下り」は、OSU#kに割り当てられたONU#jの下りトラフィック量である。「j_k」は、OSU#kに割り当てられている全ONU数である。「xj,k」は、OSU#kに割当られているONU#jの上りと下りの合計トラフィック量である。「Xk」は、OSU#kの上りと下りの合計負荷である。「H_k」は、Xkを昇順にソートした際のk番目のOSU番号である。「p」は、均一性の目標値である。「α」は、選択されたONU92の上りと下りの合計トラフィック量である。
続いて、図8に、図5の波長切替制御部83で用いるONU−OSU割当を決定するフローチャートを示す。フローチャートは、ステップS1からステップS8で構成される。
ステップS1:OSU#kに割り当てられたONU#jの上りと下りの合計トラフィック量xk,jを算出する。具体的には、式1を実行する。
(数1)
xk,j=xk,j,上り+xk,j,下り ・・(式1)
ステップS1:OSU#kに割り当てられたONU#jの上りと下りの合計トラフィック量xk,jを算出する。具体的には、式1を実行する。
(数1)
xk,j=xk,j,上り+xk,j,下り ・・(式1)
ステップS2:xk,jを用いて、OSU81毎の合計トラフィック量Xkを算出する。具体的には、式2を実行する。
(数2)
Xk=xk,1+xk,2+・・・+xk,j_k ・・(式2)
(数2)
Xk=xk,1+xk,2+・・・+xk,j_k ・・(式2)
ステップS3:Xkを昇順にソートし、Xkを昇順にソートした際のk番目のOSU番号である、H_kを記憶する。
ステップS4:OSU番号H_kの上りと下りの合計負荷が目標とする均一性を満たしているか判断する。具体的には、式3を実行する。
(数3)
XH_K ≦ p×XH_1 ・・(式3)
(数3)
XH_K ≦ p×XH_1 ・・(式3)
ステップS5:最適な移動量(XH_K−XH_1)/2を算出する。
ステップS6:XH_Kに含まれるxH_K,jの中から(XH_K−XH_1)/2に合計トラフィック量が最も近い1台のONU92を選択する。選択したONU92の上りと下りの合計トラフィック量であるxk,jをαとする。
ステップS7:ステップS6にて選択したONU92をOSU#H_KからOSU#H_1へ再割当した場合、均一性は向上するかどうかを判断する。具体的には、式4を実行する。
(数4)
0<α<(XH_K−XH_1) ・・(式4)
(数4)
0<α<(XH_K−XH_1) ・・(式4)
ステップS8:ステップS6にて選択したONU92をOSU#H_1に再割当する。
本実施形態例では、ステップS4、及び、ステップS7に示したように、それぞれ、目標とする均一性に到達した場合、及び、均一性が向上しない場合は計算を終了させる判断を行う。更に、計算終了の判断として、設定された演算量に到達した場合や設定した演算時間に到達した場合でもよい。
このように、図8のフローチャートで示すONU92−OSU81の割当では、ステップS1からステップS8において、トラフィック負荷が最大のOSU81からトラフィック負荷が最低のOSU81へ、トラフィック負荷が最大のOSU81の合計トラフィック量と、トラフィック負荷が最低のOSU81の合計トラフィック量の差の半分に最も近いONU92を再割当する動作を繰り返す。従って、複数のOSU81間のトラフィック負荷を均一化するために最も効果的な1つのONU92の波長変更を繰り返すことになる(非特許文献2)ため、送受信波長の変更頻度をできるだけ抑制しつつ、複数のOSU81間の下りトラフィック負荷を均一化することができる。
更に、本実施形態では、図5のシステム構成のように、新たにOSU81内に上りトラフィック量をONU92毎に測定するトラフィックカウンタを備え、且つ、図8のONU92−OSU81割当のフローチャートを用いることで、上りと下りの合計トラフィック量を複数のOSU81間で均一化することができる。従って、上りと下りの合計の空き帯域が均一化されるため、上りのスループットと下りのスループットの合計に対して、異なるOSU81に収容されるONU92間に公平なサービス品質、例えば最大スループット、を提供することができる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、上りと下りの合計トラフィック量を複数OSU81間で均一化することができるが、上りトラフィック量が上りの最大伝送帯域を超える、もしくは、下りトラフィック量が下りの最大伝送帯域を超える場合が起こりうる。
第1の実施形態では、上りと下りの合計トラフィック量を複数OSU81間で均一化することができるが、上りトラフィック量が上りの最大伝送帯域を超える、もしくは、下りトラフィック量が下りの最大伝送帯域を超える場合が起こりうる。
図9及び図10に、下りトラフィック量が下りの最大伝送帯域を超えるような動的負荷分散の一例を示す。図9に、上りと下りの合計トラフィック量の再割当前(a)と再割当結果(b)を示す。図10に、再割当前(a)と再割当後(b)の上りトラフィック量を示す。本例では、再割当前は、図9(a)に示すように、ONU#1〜#4がOSU#1に、ONU#5〜#6がOSU#2に、ONU#7〜#8がOSU#3に論理接続している。そして、再割当結果は、図9(b)に示すように、ONU#1、#2、#3がOSU#1に、ONU#5、#6がOSU#2に、ONU#7、#8、#4がOSU#3に論理接続している。図9より、再割当により、複数のOSU81間の上りと下りの合計トラフィック量は均一に近づいている。しかし、図10(b)の上りトラフィック量の再割当結果に着目すると、OSU#3に論理接続するONU#7とONU#8とONU#4の合計トラフィック量が上り最大伝送帯域を超えている。このように合計トラフィック量が最大伝送帯域を超えた場合、遅延やパケットロスの原因となりうる。
そこで、上り、もしくは、下りトラフィック量がそれぞれの最大伝送帯域を超えないようなONU92−OSU81割当のフローチャートを図11に示す。フローチャートは、ステップS1〜ステップS8,S21,S22で構成される。本例でのフローチャートは、実施形態1の図8で示したフローチャートにステップS21とステップS22を追加した構成である。ステップS21とステップS22を以下で説明する。
ステップS21:ステップS6にて選択したONU92を再割当した場合に、上り帯域が上限を超えないかを判断する。具体的には、式5を実行する。
(数5)
xH_K,1,上り+xH_K,2,上り+・・+xH_K,j_k,上り+xH_1,選択したONU,上り
≦上り最大伝送帯域 ・・(式5)
上り帯域が上限を超えない場合(S21においてYes)、ステップS22へ移行する。一方、上り帯域が上限を超える場合(S21においてNo)、ONU92−OSU81割当を終了する。
(数5)
xH_K,1,上り+xH_K,2,上り+・・+xH_K,j_k,上り+xH_1,選択したONU,上り
≦上り最大伝送帯域 ・・(式5)
上り帯域が上限を超えない場合(S21においてYes)、ステップS22へ移行する。一方、上り帯域が上限を超える場合(S21においてNo)、ONU92−OSU81割当を終了する。
ステップS22:ステップS6にて選択したONU92を再割当した場合に、下り帯域が上限を超えないかを判断する。具体的には、式6を実行する。
(数6)
xH_K,1,下り+xH_K,2,下り+・・+xH_K,j_k,下り+xH_1,選択したONU,下り
≦下り最大伝送帯域 ・・(式6)
下り帯域が上限を超えない場合(S22においてYes)、ステップS8へ移行する。一方、下り帯域が上限を超える場合(S22においてNo)、ONU92−OSU81割当を終了する。
(数6)
xH_K,1,下り+xH_K,2,下り+・・+xH_K,j_k,下り+xH_1,選択したONU,下り
≦下り最大伝送帯域 ・・(式6)
下り帯域が上限を超えない場合(S22においてYes)、ステップS8へ移行する。一方、下り帯域が上限を超える場合(S22においてNo)、ONU92−OSU81割当を終了する。
このように、図11のフローチャートで示すONU92−OSU81割当フローチャートでは、ステップS21またはステップS22において、それぞれ、上り帯域、または、下り帯域が上限を超えないかを判断し、超えない場合は再割当を行い、超える場合は再割当を行わない。従って、上り、または、下り帯域が上限を超えてしまうような再割当を防ぐことができ、動的負荷分散を行うことによる、上り、もしくは、下りのフレームの損失を阻止することができる。
(第3の実施形態)
前述したように、上りの平均トラフィック量は下りの平均トラフィック量の10分の1程度であるため、上りトラフィック量と下りトラフィック量を足し合わせた合計トラフィック量に着目してONU92にOSU81を再割当する第1の実施形態では、ほぼ下りトラフィック量に基づいて、再割当を行ってしまう場合がある。
前述したように、上りの平均トラフィック量は下りの平均トラフィック量の10分の1程度であるため、上りトラフィック量と下りトラフィック量を足し合わせた合計トラフィック量に着目してONU92にOSU81を再割当する第1の実施形態では、ほぼ下りトラフィック量に基づいて、再割当を行ってしまう場合がある。
図12に、本実施形態における動的負荷分散の一例を示す。図12に、上りと下りの合計トラフィック量の再割当前と再割当結果を示す。図13に、再割当後の上りトラフィック量と下りトラフィック量を示す。本例では、OSU81が3台、ONU92が5台であり、初期状態として、ONU#1〜#4がOSU#1に、ONU#5〜#6がOSU#2に、ONU#7〜#8がOSU#3に論理接続している。そして、再割当結果は、図12(b)及び図13(b)に示すように、ONU#4、#3がOSU#1に、ONU#5、#6がOSU#2に、ONU#7、#8、#1、#2がOSU#3に論理接続している。
加えて、ONU#1、#2、#3、#4、#5、#6、#7、#8の下りトラフィック量を、それぞれ、105、80、310、105、112、341、134、60と想定し、ONU#1、#2、#3、#4、#5、#6、#7、#8の上りトラフィック量を、それぞれ、4、4、21、4、22、16、9、35と想定する。この時、ONU#1、#2、#3、#4、#5、#6、#7、#8の上りトラフィック量と下りトラフィック量を足し合わせた合計トラフィック量は、109、84、331、109、134、357、143、95である。このような場合、再割当前の上りと下りの合計トラフィック量は、OSU#1、#2、#3で、それぞれ、633、491、238で不均一である。このように不均一な状態から、第1の実施形態に示した動的負荷分散制御により、ONU#1とONU#2の論理接続をOSU#1からOSU#3へ変更することで、再割当結果の合計トラフィック量は、OSU#1、#2、#3で、それぞれ、440、491、431となり、上りと下りの合計トラフィック量を複数OSU81間で均一に使づけることができる。
この時の下りと上りのトラフィック量について、再度、別々に検討する。本例において、再割当前の下りトラフィック量は、OSU#1、#2、#3で、それぞれ、600、453、194であり、再割当前の上りトラフィック量は、OSU#1、#2、#3で、それぞれ、33、38、44である。再割当前の下りトラフィック量、及び、上りトラフィック量のフェアネスインデックスは、0.85、及び、0.98である。
一方で、再割当結果の下りトラフィック量は、OSU#1、#2、#3で、それぞれ、415、453、379であり、再割当結果の上りトラフィック量は、OSU#1、#2、#3で、それぞれ、25、38、52である。再割当結果の下りトラフィック量、及び、上りトラフィック量のフェアネスインデックスは、0.99、及び、0.92である。尚、フェアネスインデックスは最大値である1に近いほど、均一性が高いことを示す。従って、下りトラフィック量はほぼ均一化されているが、上りトラフィック量は下りトラフィック量に比べて不均一のままである。すなわち、下りトラフィック量と上りトラフィック量に大きな差がある場合、トラフィック量が大きな方に依存して動的負荷分散が行われてしまう。
このような場合に対して、本実施形態では、上りトラフィック量、もしくは、下りトラフィック量に係数Aを掛けて、重みづけを行う。上りトラフィック量に係数Aを掛ける場合の、ONUにOSUを割当てるフローチャートを図14に示す。フローチャートは、ステップS31からステップS8で構成される。本例でのフローチャートは、実施形態1の図8で示したフローチャートのステップS1をS31に変更した構成である。ステップS31を以下で説明する。
ステップS31:OSU#kに割り当てられたONU#jの上りと下りの合計トラフィック量xk,jを算出する。算出の際には、上りトラフィック量の係数Aを掛ける。具体的には、式7を実行する。
(数7)
xk,j=A・xk,j,上り+xk,j,下り ・・(式7)
(数7)
xk,j=A・xk,j,上り+xk,j,下り ・・(式7)
一例として、上りトラフィック量にA=10を掛けた時を以降に示す。図15及び図16に一例を示す。図15に、A=10を掛けて、重みづけを行った後の、上りと下りの合計負荷の再割当前と再割当結果を示す。図16に、もともとの測定値の再割当後の上り負荷と下り負荷を示す。
本例では、OSU81が3台、ONU92が5台であり、初期状態として、ONU#1〜#4がOSU#1に、ONU#5〜#6がOSU#2に、ONU#7〜#8がOSU#3に論理接続している。そして、再割当結果は、ONU#1、#2、#3がOSU#1に、ONU#5、#6がOSU#2に、ONU#7、#8、#4がOSU#3に論理接続している。
加えて、ONU#1、#2、#3、#4、#5、#6、#7、#8の下りトラフィック量を、それぞれ、105、80、310、105、112、341、134、60と想定し、重みづけを行った場合のONU#1、#2、#3、#4、#5、#6、#7、#8の上りトラフィック量を、それぞれ、40、40、210、40、220、160、90、350と想定する。この時、ONU#1、#2、#3、#4、#5、#6、#7、#8の上りトラフィック量と下りトラフィック量を足し合わせた合計トラフィック量は、145、120、520、145、332、501、224、410である。
このような場合、再割当前の上りと下りの合計トラフィック量は、図15(a)に示すように、OSU#1、#2、#3で、それぞれ、930、833、634で不均一である。このように不均一な状態から、第1の実施形態に示した動的負荷分散制御により、ONU#4の論理接続をOSU#1からOSU#3へ変更することで、再割当結果の合計トラフィック量は、図15(b)に示すように、OSU#1、#2、#3で、それぞれ、785、833、779となり、上りと下りの合計トラフィック負荷を複数OSU間で均一に使づけることができる。
この再割当結果の下りと上りのトラフィック量について、再度、別々に検討する。本例において、再割当前の下りトラフィック量は、図16(b)に示すように、OSU#1、#2、#3で、それぞれ、495、453、299である。再割当前の上りトラフィック量は、図16(a)に示すように、OSU#1、#2、#3で、それぞれ、29、38、48である。再割当前の下りトラフィック量、及び、上りトラフィック量のフェアネスインデックスは、0.96、及び、0.96である。
以上より、重みづけを行わない場合の再割当結果のフェアネスインデックスと重みづけを行った場合の再割当結果のフェアネスインデックスを比べると、重みづけを行った場合の方が再割当結果の上りと下りのトラフィック量のフェアネスインデックスの差が小さい。従って、本実施形態で示したフローチャートを用いることで、上りと下りの合計トラフィック量を複数のOSU81間で均一化しつつ、且つ、上りトラフィック量と下りトラフィック量の均一性の差を是正することができる。更に、重みづけを行うことで、サービス種別に応じて、上り通信、もしくは、下り通信のどちらかを重視した動的負荷分散を行うこともできる。
本発明は情報通信産業に適用することができる。
11、21:MAC
12:光送受信器
22:波長可変型光送受信器
81:OSU
82:スイッチ
83:波長切替制御部
91:OLT
92:ONU
93:光スプリッタ
12:光送受信器
22:波長可変型光送受信器
81:OSU
82:スイッチ
83:波長切替制御部
91:OLT
92:ONU
93:光スプリッタ
Claims (3)
- 複数の親ノードと複数の子ノードが接続された光通信網において、子ノードのトラフィックを割り当てられた親ノードへの負荷を分散する負荷分散装置であって、
子ノード毎の上りトラフィック量及び下りトラフィック量をそれぞれ別々に収集し、
子ノード毎の上りトラフィック量及び下りトラフィック量の合計トラフィック量を用いて親ノード毎の合計トラフィック量を算出し、
親ノード毎の合計トラフィック量が均一になるように、各親ノードに接続される子ノードを決定する、
負荷分散装置。 - 各親ノードに接続される子ノードを決定する際に、
親ノード毎の合計トラフィック量が均一に近づくような、割当先の親ノードを変更する子ノードを選択し、
選択した子ノードの割当先を変更した後の上り帯域又は下り帯域が予め定められた上限を超えるか否かを判定し、
上り帯域又は下り帯域が前記上限を超えない場合は割当先の親ノードを変更し、
上り帯域又は下り帯域が前記上限を超える場合は割当先の親ノードを変更しない、
請求項1に記載の負荷分散装置。 - 親ノード毎の合計トラフィック量を算出する際に、
前記上りトラフィック量若しくは前記下りトラフィック量又はこれらの両方に重み係数を掛けた合計トラフィック量を用いて親ノード毎の合計トラフィック量を算出する、
請求項1又は2に記載の負荷分散装置。
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