JP7182902B2 - イオン電流検出回路 - Google Patents

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本発明は、点火コイルの一次コイルを通電制御するイグナイタのON遷移時の着火動作を防止したイオン電流検出回路に関する。
自動車などの内燃機関の点火コイルでは、一次コイルを通電制御するイグナイタのOFF遷移時に二次コイルに発生する高電圧に基づいて、点火プラグの点火動作を実現している。そして、点火タイミング後の燃焼状態の適否を把握するため、点火コイルにイオン電流検出回路を内蔵させることも知られている(特許文献1~2)。
イグナイタのON時間やOFF遷移タイミングについては、自動車の運転状態に応じて、ECUにおいて最適に制御されており、ON継続時間によって一次コイルの磁気エネルギーが規定され、OFF遷移タイミングによって点火タイミングが規定される。
特開平05-157001号公報 特開平10-141197号公報
ところで、点火コイルの二次コイルには、イグナイタのOFF遷移時だけでなくON遷移時にも高電圧が発生するので、ON遷移時の点火動作(ON時放電)による早期着火を防止する構成が必要となる。
ここで、点火プラグにおける点火放電の方向と、燃焼室に流れるイオン電流の方向が同一であれば、例えば、特許文献1のように、逆方向放電を防止するダイオードを配置する対策を採ることができる。
しかし、グランドに向けて流れるイオン電流の方が、検出性に優れる一方で、近年の点火コイルは、一般に、点火プラグのグランド端子から正極端子に向けて点火放電させる設計となっており、この設定を前提として、ON時放電を確実に防止する回路構成が必要となる。
そこで、特許文献2のように、イグナイタのON遷移時のON時電圧を吸収するダイオードを、二次コイルに並列接続することも考えられるが、このような構成では、耐圧30kボルト以上の高価な超高耐圧ダイオードが必要となり、製造コスト上の問題が生じる。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、製造コストを特に上げることなく、ON時放電を確実に防止したイオン電流検出回路を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明に係るイオン検出回路は、一次コイル(L1)と二次コイル(L2)が電磁結合されてなる点火コイルと、前記一次コイル(L1)の電流をON/OFF制御するスイッチング素子(Q1)と、前記スイッチング素子(Q1)のOFF動作時に前記二次コイル(L2)に誘起される高電圧に基づいて点火放電する点火プラグ(PLG)と、前記点火放電の点火放電電流に基づいて充電されるコンデンサ(C1)、及び、前記コンデンサ(C1)の充電電圧を制限する充電制限素子(ZD1)を有する蓄電部(1)と、前記コンデンサ(C1)のコンデンサ放電電流に基づくプラス電位の検出電圧(Vin)を、検出基準電圧(TH)と比較してイオン検出信号(Vout)を出力する信号検出部(2)と、を有して構成され、前記蓄電部(1)と前記信号検出部(2)との間には、前記スイッチング素子(Q1)をON/OFF制御する点火パルスを受けて動作して、前記スイッチング素子(Q1)のON動作時にOFF動作し、OFF動作時にON動作する追加スイッチング素子(Q2)が設けられ、前記プラス電位の検出電圧(Vin)は、直流電源と前記コンデンサ(C1)と、を含んだ電流経路に設けられた検出抵抗の電圧降下に基づいて検出されるよう構成されている。
上記した本発明によれば、特段、製造コストを上げることなく、ON時放電を確実に防止したイオン電流検出回路を実現することができる。
第1実施例に係るイオン電流検出回路の回路構成を示す回路図である。 第1実施例について、イグナイタのON遷移時の過渡動作を説明する図面である。 第1実施例について、イグナイタのOFF遷移時の点火放電動作を説明する図面である。 第1実施例について、イグナイタのOFF動作時のイオン電流の検出動作を説明する図面である。 第2実施例に係るイオン電流検出回路の回路構成を示す回路図である。 第2実施例について、イグナイタのON遷移時の過渡動作を説明する図面である。 第2実施例について、イグナイタのOFF遷移時の点火放電動作を説明する図面である。 第2実施例について、イグナイタのOFF動作時のイオン電流の検出動作を説明する図面である。
以下、実施例について更に詳細に説明する。図1は、第1実施例に係るイオン電流検出回路を示す回路図である。
図示の通り、イオン電流検出回路は、電磁結合された一次コイルL1及び二次コイルL2と、ECU(Engine Control Unit)から受ける点火パルスSGに基づいて一次コイルL1の電流をON/OFF制御するイグナイタQ1と、イグナイタQ1のOFF遷移時に二次コイルL2に誘起される高電圧に基づいて点火放電する点火プラグPLGと、イオン電流Ion(図3)のバイアス電圧を生成する蓄電部1と、イオン電流Ionに対応した検出電圧Vinを生成すると共に、検出電圧Vinを比較基準電圧THと比較してイオン検出パルスVoutをECUに出力する信号検出部2と、蓄電部1と信号検出部2との間に配置されるスイッチ回路3と、を有して構成されている。
特に限定されないが、実施例のイグナイタQ1は、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)で構成されており、ゲート端子Gに点火パルスSGを受け、コレクタ端子Cは、一次コイルL1を経由してバッテリ電圧VBに接続され、エミッタ端子Eは、グランドに接続されている。そのため、イグナイタQ1は、点火パルスSGのH/Lレベルに対応してON/OFF動作して、点火コイルL1,L2の一次電流を通電制御することになる。
一方、実施例のスイッチ回路3は、PチャンネルMOSトランジスタ(metal-oxide-semiconductor field-effect transistor)Q2と、130kΩ程度の保護抵抗R1とで構成されている。図示の通り、トランジスタQ2のドレイン端子Dは、保護抵抗R1に接続されている。
また、トランジスタQ2のソース端子Sは、信号検出部2を経由して電源電圧Vccに接続され、ゲート端子Gには、点火パルスSGが供給されている。そのため、トランジスタ(PチャンネルMOSFET)Q2は、イグナイタQ1と反対の動作であって、点火パルスSGのH/Lレベルに対応してOFF/ON動作をする。
蓄電部1は、イオン電流用のバイアス電圧を蓄電する15nF程度のコンデンサC1と、降伏電圧270ボルト程度のツェナーダイオードZD1と、降伏電圧5ボルト程度のツェナーダイオードZD2と、で閉回路を構成している。そして、ツェナーダイオードZD1と、ツェナーダイオードZD2の接続点に、ダイオードD1のアノード端子が接続され、グランド方向の電流だけを許可している。
次に、信号検出部2は、単一の電源電圧Vccで動作するコンパレータCOMPを中心に構成されており、コンパレータCOMPは、非反転入力端子に受ける検出電圧Vinと、反転入力端子に受ける比較基準電圧THと、を比較してパルス状のイオン検出パルスVoutを出力している。なお、実施例の電源電圧Vccは5ボルト程度であり、イオン検出パルスVoutは、プルアップ抵抗R3で電源電圧Vccにプルアップされている。
コンパレータCOMPの非反転入力端子は、電流制限抵抗R2及びツェナーダイオードZD3の並列回路を経由して、電源電圧Vccに接続されている。特に限定されないが、電流制限抵抗R2は、150kΩ程度であり、ツェナーダイオードZD3の降伏電圧は、2.4ボルト程度である。
また、コンパレータCOMPの反転入力端子の比較基準電圧THは、電源電圧Vccと、不図示の分圧抵抗とで規定されて、4.67ボルト程度に設定されている。そのため、実施例の信号検出部2では、電源電圧Vccから電流制限抵抗R2に向かう電流が流れない限り、Vin>THの関係が成立して、コンパレータCOMPの出力がHレベルとなる。
図示の通り、電源電圧Vccの電圧レベルに対応して、蓄電部1には、降伏電圧5ボルト程度のツェナーダイオードZD2が配置されている。そのため、図4に示すイオン電流Ionの検出タイミング以外には、電源電圧Vccから電流制限抵抗R2に向かって電流が流れることがなく、コンパレータCOMPの出力はHレベルに維持される。
一方、図4に示す経路でイオン電流Ionが流れると、電流制限抵抗R2の電圧降下に対応して、Vin<THの関係が成立するので、コンパレータCOMPの出力がLレベルとなり、イオン検出パルスVoutがLレベルに変化することで、イオン電流Ionの検出が特定される(図4(b)参照)。
続いて、図1のイオン電流検出回路の回路動作について図2~図4に基づいて説明する。先ず、図2は、点火パルスSGの立上りエッジ(T=0)での動作を示している。図示の通り、T=0のタイミングでは、トランジスタQ2がOFF遷移する一方で、イグナイタQ1がON遷移するので、一次コイルL1及び二次コイルL2には、図示の向きの逆方向起電力が発生する(ON時電圧)。
このON時電圧Vonは、バッテリ電圧VBや、一次コイルL1及び二次コイルL2の巻き数n1,n2などに依存して、原理的には、Von=VB*n2/n1+Vionとなり、VB=24ボルトの場合には、1000ボルトを大きく超える値となる。なお、Vionは、コンデンサC1の両端電圧であり、コンデンサC1に蓄電された電荷の残存量に基づき、例えば、100ボルト程度となる。
上記の通り、ON時電圧Vonは、かなりのレベルに達するが、本実施例では、ON時放電の電流経路が、OFF遷移したトランジスタQ2によって遮断されているので、点火プラグPLGの両端電圧が、二次コイルL2の逆方向起電力Vonほどは増加せず、絶縁破壊が防止され、早期着火が未然防止される。
図2(b)は、点火パルスSGの立上りエッジ(T=0)の瞬間の動作を仮想的に記載したものである。図示の通り、二次コイルL2のON時電圧と、残存電荷によるコンデンサC1の両端電圧の加算値Vpは、点火プラグPLGの等価容量Cpと、OFF状態のスイッチ回路3とグランド間の浮遊容量Ccとで分圧されると解される。
ここで、等価容量Cpと浮遊容量Ccとは直列接続の関係にあり、各々への充電電荷Qに対応して、各々の両端電圧はQ/Cp、Q/Ccと考えられる。そして、浮遊容量Ccの存在によって、点火プラグPLGに加わる高電圧Vpが少なからず緩和されることで、点火プラグPLGの絶縁破壊を防止している。
図2(b)の破線部は、スイッチ回路3(トランジスタQ2)がON状態である場合を示す比較例であり、この場合には、二次コイルL2のON時電圧が、電源電圧VccとコンデンサC1の両端電圧と共に、点火プラグPLGに加わることになり、点火プラグPLGが絶縁破壊されるおそれがある。
なお、絶縁破壊のメカニズムや、絶縁破壊放電に起因する着火動作は、燃焼室のガス濃度や内圧などにも起因して、相当に複雑であり、また、等価容量Cpには不規則な残存電荷も存在し得るので、上記の説明に不正確さがあるかもしれないが、本実施例によってON時放電や早期着火が防止されることは実験的に確認済みである。
続いて、図3は、点火パルスSGの立下がりエッジ(T=t1)の動作を示す図面である。T=t1のタイミングでは、トランジスタQ2がON遷移する一方で、イグナイタQ1がOFF遷移するので、一次コイルL1及び二次コイルL2には、図示の向きの点火放電電圧が発生する。
そして、図示の破線の向きで点火放電電流が流れるので、コンデンサC1は、ツェナーダイオードZD1の降伏電圧に対応して、270ボルト程度に充電される。なお、ON遷移したトランジスタQ2を経由して点火放電電流の一部が流れるが、保護抵抗R1の存在により、トランジスタQ2に過大な電流が流れたり、過大な電圧が加わることはない。
また、本実施例では、降伏電圧5ボルト程度のツェナーダイオードZD2が存在するので、電流制限抵抗R2での電圧降下が考えられず、検出電圧Vinが、比較基準電圧THを下回ることがないので、イオン検出パルスVoutはHレベルを維持する。
次に、図4は、点火放電電流が収まった後の動作を示す図面であり、燃焼室に発生したイオンに基づき、コンデンサC1の電荷放電が開始され、イオン電流Ionが流れる状態を破線で示している。イオン電流Ionが図示の向きで流れる結果、検出電圧Vinは、Vcc-R2*Ionと降下するので、Vin<THのタイミング(T=t2)で、コンパレータCOMPの出力がLレベルに遷移し、その後は、イオン検出パルスVoutがLレベルとなる。
そして、この状態は、イオン電流Ionが収まるまで継続されるので、イオン検出パルスVoutを受けるECUは、イオン検出パルスVoutのLレベル期間によって、イオン電流の流れる期間を特定することができ、燃焼の適否判断の材料とすることができる。
以上、第1実施例について説明したが、電源電圧Vccの電圧レベルは特に限定されない。例えば、図3に示すイグナイタQ1のOFF遷移時に、如何なる動作条件でも、トランジスタQ2を確実にON遷移させるべく、電源電圧Vccを15ボルト程度まで増加させても良い。なお、この場合には、比較基準電圧THも、電源電圧Vccのレベルに対応して増加される。
また、第1実施例のバッテリ電圧VBは、12ボルトであるとしたが、24ボルトレベルのバッテリ電圧VBを使用することも考えられる。但し、この場合のON時電圧は、原理式Von=VB*n2/n1+Vionに基づき、2kボルト以上まで増加するので、トランジスタQ2の耐圧が問題になる可能性がある。
そこで、かかる点を考慮する場合には、図5に示す第2実施例が好適である。図5に示す通り、第2実施例では、スイッチ回路3は、2つのPチャンネルMOSトランジスタQ2,Q3を中心に構成される。
追加構成を、破線で囲んで示すように、トランジスタQ3のドレイン端子Dは保護抵抗R1に接続され、トランジスタQ3のソース端子Sは、トランジスタQ2のドレイン端子Dに接続されている。
また、トランジスタQ3のドレイン端子Dとソース端子Sとの間には、過電圧を吸収するツェナーダイオードZD4が配置され、ツェナーダイオードZD4のアノード端子Aは、トランジスタQ3のドレイン端子Dに接続され、カソード端子Cは、トランジスタQ3のソース端子Sに接続されている。
そして、トランジスタQ3のゲート端子Gとソース端子Sの間に、ダイオードD2が配置され、ゲート端子Gとグランド間にダイオードD3が配置されている。図示の通り、ダイオードD2のアノード端子Aは、トランジスタQ3のゲート端子Gと、ダイオードD3のアノード端子Aに接続されている。
続いて、上記した第2実施例のイオン電流検出回路の回路動作について図6~図8に基づいて説明する。先ず、図6は、点火パルスSGの立上りエッジ(T=0)での動作を示している。
この実施例では、T=0のタイミングでツェナーダイオードZD4が降伏して、浮遊容量C2,C3が図示の方向に充電される。なお、浮遊容量C2は、OFF状態のトランジスタQ2とグランド間の等価的な静電容量であり、浮遊容量C3は、トランジスタQ3のゲート端子Gとグランド間の等価的な静電容量である。
そして、この実施例は、降伏したツェナーダイオードZD4と、浮遊容量C2,C3の存在によって、点火プラグPLGに加わる高電圧Vpが少なからず緩和されることで、点火プラグPLGの絶縁破壊を防止している。
なお、トランジスタQ3のゲート端子Gとソース端子S間の浮遊容量の充電による電圧は、ダイオードD2の順方向電圧に基づいて、所定レベルに維持されるので、トランジスタQ3は、OFF状態を維持する。
その後、タイミングT=t1において、イグナイタQ1がOFF遷移すると、図7の回路動作となる。すなわち、このタイミングでは、トランジスタQ2がON遷移する一方で、イグナイタQ1がOFF遷移するので、一次コイルL1及び二次コイルL2には、図示の向きの点火放電電圧が発生する。
そして、図示の破線の向きで点火放電電流が流れるので、コンデンサC1は、ツェナーダイオードZD1の降伏電圧に対応して、270ボルト程度に充電される。また、トランジスタQ3のソース端子Sとゲート端子Gとの間の浮遊容量は、図示の向きに充電される。そして、このSG間の充電電圧に基づきトランジスタQ3は、ON状態となり、その後、このSG間の充電電圧は、放電されないので、トランジスタQ3のON状態が維持される。
図8は、タイミングT=t2以降の動作状態であって、イオン電流Ionの流通経路を図示したものである。図示の通り、この動作タイミングでは、点火パルスSGに基づきON動作するトランジスタQ2と、トランジスタQ3のSG間の充電電荷に基づきON動作するトランジスタQ3とを経由してイオン電流Ionが流れる。
そして、イオン電流Ionが図示の向きで流れる結果、検出電圧Vinは、Vcc-R2*Ionと降下するので、Vin<THのタイミング(T=t2)で、コンパレータCOMPの出力がLレベルに遷移し、その後は、イオン検出パルスVoutがLレベルとなる点は、第1実施例の場合と同じである。
そして、この状態は、イオン電流Ionが収まるまで継続されるので、イオン検出パルスVoutを受けるECUは、イオン検出パルスVoutのLレベル期間によって、イオン電流の流れる期間を特定することができ、燃焼の適否判断の材料とすることができる。
以上、第1と第2の実施例に基づき、本発明について詳細に説明したが、具体的な記載内容は、特に本発明を限定するものではない。すなわち、蓄電部1や信号検出部2やスイッチ回路3の回路構成は、適宜に変更可能である。
1 蓄電部
2 信号検出部
3 スイッチ回路
L1 一次コイル
L2 二次コイル
Q1 スイッチング素子
PLG 点火プラグ
C1 コンデンサ
ZD1 充電制限素子
Vin 検出電圧
TH 検出基準電圧
Vout イオン検出信号

Claims (3)

  1. 一次コイルと二次コイルが電磁結合されてなる点火コイルと、
    前記一次コイルの電流をON/OFF制御するスイッチング素子と、
    前記スイッチング素子のOFF動作時に前記二次コイルに誘起される高電圧に基づいて点火放電する点火プラグと、
    前記点火放電の点火放電電流に基づいて充電されるコンデンサ、及び、前記コンデンサの充電電圧を制限する充電制限素子を有する蓄電部と、
    前記コンデンサのコンデンサ放電電流に基づくプラス電位の検出電圧を、検出基準電圧と比較してイオン検出信号を出力する信号検出部と、を有して構成され、
    前記蓄電部と前記信号検出部との間には、前記スイッチング素子をON/OFF制御する点火パルスを受けて動作して、前記スイッチング素子のON動作時にOFF動作し、OFF動作時にON動作する追加スイッチング素子が設けられ、
    前記プラス電位の検出電圧は、直流電源と前記コンデンサとを含んだ電流経路に設けられた検出抵抗の電圧降下に基づいて検出されることを特徴とするイオン電流検出回路。
  2. 前記蓄電部は、前記充電制限素子として、第1ツェナーダイオードと、第1ツェナーダイオードとは逆向きに接続された第2ツェナーダイオードと、を有して構成され、
    前記点火放電電流が収まるまでは、前記第2ツェナーダイオードの両端電圧に基づいて、前記検出抵抗に電流が流れないよう構成されている請求項1に記載のイオン電流検出回路。
  3. 前記追加スイッチング素子とは別に、前記スイッチング素子のOFF遷移時の充電電荷に基づいてOFF動作する補助スイッチング素子を更に有して構成されている請求項に記載のイオン電流検出回路。
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