JP7182137B2 - アンテナ装置および通信装置 - Google Patents

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Description

本開示は、アンテナ装置および通信装置に関する。
特許文献1は、人工磁気導体(Artificial Magnetic Conductor;以下、AMCという)を利用したアンテナ装置を開示している。
特開2015-70542号公報
本開示は、周囲が金属構造体により覆われた配置でも、動作周波数の広帯域化とアンテナ利得の向上とを両立するアンテナ装置および通信装置を提供する。
本開示は、給電アンテナ導体と、非給電アンテナ導体と、接地導体と、前記給電アンテナ導体、前記非給電アンテナ導体および前記接地導体により狭設される第1の人工磁気導体と、前記第1の人工磁気導体と並べて配置され、前記接地導体と導通する少なくとも1つの第2の人工磁気導体と、を備える、アンテナ装置を提供する。
また、本開示は、アンテナ装置と、表示部を保護する前面パネルと、前記アンテナ装置の筐体より大きな窓開口部を有し、前記窓開口部により囲まれて前記前面パネルの一部に固定された前記アンテナ装置を包囲する金属フレームと、を備え、前記アンテナ装置は、給電アンテナ導体と、非給電アンテナ導体と、接地導体と、前記給電アンテナ導体、前記非給電アンテナ導体および前記接地導体により狭設される第1の人工磁気導体と、前記第1の人工磁気導体と並べて配置され、前記接地導体と導通する少なくとも1つの第2の人工磁気導体と、を有する、通信装置を提供する。
本開示によれば、アンテナ装置および通信装置において、周囲が金属構造体により覆われた配置でも、動作周波数の広帯域化とアンテナ利得の向上とを両立できる。
実施の形態1に係るアンテナ装置が搭載された通信装置の外観を示す斜視図 図1に示すモニタ上方中央部の正面図 比較例に係るアンテナ装置とパネルとを接着する両面テープの厚さの変化例を示す側面図 実施の形態1に係るアンテナ装置の外観を示す斜視図 図4の矢印A-A線方向から見たアンテナ装置の内部構造を示す縦断面図 実施の形態1に係るアンテナ装置の層構成の一例を示す図 実施の形態1に係るアンテナ装置の層構成の一例を示す図 比較例に係るアンテナ装置の層構成の一例を示す図 AMCの多段化の概念を模式的に示す図 実施の形態1に係るアンテナ装置の放射パターンのシミュレーション結果の一例を示す図 比較例に係るアンテナ装置の放射パターンのシミュレーション結果の一例を示す図 ピークゲインの周波数特性の測定結果の一例を示す図 VSWRの周波数特性のシミュレーション結果の一例を示す図
以下、適宜図面を参照しながら、本開示に係るアンテナ装置および通信装置を具体的に開示した実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。
以下の実施の形態1では、2.4GHz帯(例えば2400~2500MHz)の周波数を動作周波数とし、Bluetooth(登録商標)、Wi-Fi(登録商標)等の無線LAN(Local Area Network)の規格に準拠した無線通信が可能なアンテナ装置を例示して説明する。但し、実施の形態1に係るアンテナ装置は、前述した規格以外の他の規格に準拠した周波数帯の無線通信を行ってもよい。
図1は、実施の形態1に係るアンテナ装置100が搭載された通信装置SM1の外観を示す斜視図である。図2は、図1に示すモニタ上方中央部UP1の正面図である。以下の説明において、x軸、y軸、z軸は図1に示す方向とする。x軸はアンテナ装置100あるいは通信装置SM1の厚み方向を示す。y軸はアンテナ装置100あるいは通信装置SM1の幅方向を示す。z軸はアンテナ装置100あるいは通信装置SM1の長手方向を示す。
図1に示す通信装置SM1は、例えば、Bluetooth(登録商標)の無線通信が利用可能な航空機内の乗客用座席の背面部に取り付けられたシートモニタである。なお、アンテナ装置100が配置される通信装置SM1は、上述したシートモニタに限定されない。図1に示すように、通信装置SM1は、ガラス等のパネルPNL1を用いたタッチパネルTP1(表示部の一例)が前面側に設けられ、ユーザである乗客がタッチパネルTP1に対面(対向)するように乗客用座席に座った状態で利用される。つまり、通信装置SM1は、画像等のデータをタッチパネルTP1に表示したり、ユーザの指等による操作をタッチパネルTP1で受け付けたりする。また、通信装置SM1は、アンテナ装置100を介して、ユーザが保持しているスマートフォンあるいはタブレット等の通信機器(図示略)との間でBluetooth(登録商標)の無線通信を行うことが可能である。
アンテナ装置100は、アンテナ装置100が実装されたプリント配線基板1(図4参照)が保護用の樹脂カバーCV1に包囲され、通信装置SM1の筐体のモニタ上方中央部UP1に固定的に配置される。アンテナ装置100は、通信装置SM1の前面(例えばパネルPNL1)から後側の乗客用座席の正面方向(図10および図11参照)に向けて、Bluetooth(登録商標)の2.4GHz帯の偏波(電磁波)を放射する。アンテナ装置100の詳細な構成例については後述する。
また図1には、モニタ上方中央部UP1の要部が示されている。モニタ上方中央部UP1は、ガラス等のパネルPNL1の背面部に接着固定された金属フレームFRM1により構成されている。図1のモニタ上方中央部UP1の要部および図2ではパネルPNL1の図示を省略している。金属フレームFRM1は、x軸方向の断面形状が中空の略長方形状となる、中空の略直方体形状の金属構造体である。例えば図1の金属フレームFRM1は、4つの異なる長方形状の金属片の端部がそれぞれ隣接する金属片と直交するように溶接等で接合された形状を有している。
金属フレームFRM1は、yz平面においてアンテナ装置100および樹脂カバーCV1よりも広い面積を有する開口部(例えば前方窓部WD1)を有する。つまり、金属フレームFRM1の前面側には開口部(例えば前方窓部WD1)が形成されている。金属フレームFRM1は、4つの異なる金属片によってアンテナ装置100を包囲する(図2および図3参照)。つまり、アンテナ装置100はアンテナ装置100の周囲が金属フレームFRM1により囲まれて配置されるので、金属の影響を受け易く、アンテナとしての性能(例えば利得あるいはVSWR(Voltage Standing Wave Ratio)の周波数特性)の低下が懸念される。
このため、実施の形態1では、アンテナ装置100は、アンテナとしての性能(例えば利得あるいはVSWRの周波数特性)の低下を抑制するために、アンテナ装置100の前面側が前方窓部WD1によって金属フレームFRM1との接触が無い状態で両面テープTPE1(図3参照)によりパネルPNL1に接着される。これにより、アンテナ装置100とパネルPNL1とが両面テープTPE1を介して直に固定され、アンテナ装置100は金属フレームFRM1の影響を抑制可能となる。
図3は、比較例に係るアンテナ装置100zとパネルPNLzとを接着する両面テープTPEzの厚さの変化例を示す側面図である。比較例に係るアンテナ装置100zの詳細な構成例については図7を参照して後述する。
アンテナ装置100zはx軸方向の断面形状が略コの字状の金属フレームFRMzにより覆われ、両面テープTPEzによってガラス等のパネルPNLzに接着固定されている。パネルPNLzと接着固定される前面側の金属フレームFRMzの厚さは2.6mmである。両面テープTPEzの厚さは0.15mmなので、アンテナ装置100zの給電点は2.6mm厚の金属フレームFRMzに対してかなり前面側(パネルPNLzに近い位置)に位置している。これにより、アンテナ装置100zは金属フレームFRMzに覆われても、アンテナ装置100zからの放射パターンRPNzから分かるようにアンテナとしての性能(例えば利得)の劣化はそれほど見られない。
ところが、実際の使用実績を想定した設計時の考察を経て、両面テープTPEzの厚さが0.15mmであるとアンテナ装置100zの位置を固定する際の機構的信頼性(例えばアンテナ装置100zが落ちにくいことあるいは位置ずれしにくいこと)が不十分であることが分かった。
そこで、実施の形態1に至る経緯として、両面テープTPEzの厚さが従来の0.15mmから0.8mmに変更され、厚さ0.8mmの両面テープTPE1によってアンテナ装置100はパネルPNL1に接着固定された。これにより、アンテナ装置100zの位置を固定する際の機構的信頼性(上述参照)を確保することができると思われる。但し、両面テープTPE1の厚さが0.15mmから0.8mmと厚くなったことで、アンテナ装置100zはパネルPNLzからより離間することになる(つまり、図3に示す方向bに移動することになる)。このため、アンテナ装置100zは、金属フレームFRMz(特にパネルPNLzと接着される前面側の金属フレーム)の影響を受け、アンテナ装置100zの放射パターンRPNzが劣化する。
そこで、以上の経緯を踏まえ、パネルPNL1の背面部に厚さ0.8mm程の両面テープTPE1を用いて接着固定された場合(つまり、パネルPNL1からアンテナが離れた場合)でも、周囲の金属フレームFRM1の影響を抑制してアンテナとしての性能(例えば利得あるいはVSWRの周波数特性)の劣化を抑制するアンテナ装置100(図6参照),100a(図7参照)の例を説明する。
図4は、実施の形態1に係るアンテナ装置100の外観を示す斜視図である。図5は、図4の矢印A-A線方向から見たアンテナ装置100の内部構造を示す縦断面図である。図6は、実施の形態1に係るアンテナ装置100の層構成の一例を示す図である。図7は、実施の形態1に係るアンテナ装置100aの層構成の一例を示す図である。図8は、比較例に係るアンテナ装置100zの層構成の一例を示す図である。図4~図8において、x軸、y軸およびz軸は図1の図示に従うとする。
アンテナ装置100,100a,100zの一例として、ダイポールアンテナを例示して説明する。ダイポールアンテナは、複数の層を有する積層基板であるプリント配線基板1上に形成され、表面の金属箔をエッチング等することによってダイポールアンテナのパターンを形成している。複数の層のそれぞれは、例えば銅箔あるいはガラスエポキシ等で構成される。アンテナ装置100,100a,100zは、アンテナ層L1、AMC層L2およびグランド層L3を少なくとも備える構成である。
図4に示すように、アンテナ装置100,100aは、プリント配線基板1と、給電アンテナの一例としてのストリップ導体であるアンテナ導体2と、非給電アンテナの一例としてのストリップ導体であるアンテナ導体3と、アンテナ導体2,3の側方に配置される無給電導体6と、を備える。アンテナ装置100,100aのプリント配線基板1は、シートモニタ等の通信装置SM1のモニタ上方中央部UP1に配置される(図1参照)。
アンテナ導体2,3は、それぞれプリント配線基板1のビア導体4,5に接続される。ビア導体4は、例えば導電性を有する銅箔を用いて形成され、アンテナ導体2の給電点Q1と無線通信回路(図示略;例えばプリント配線基板1の裏面1bに実装される信号源回路)との間の給電線を構成する。ビア導体5は、例えば導電性を有する銅箔を用いて形成され、アンテナ導体3の給電点Q2と上述した無線通信回路(図示略)との間の接地線を構成する。
アンテナ導体2,3のそれぞれは、例えばダイポールアンテナを構成するよう略長方形状(長方形状を含む)を有し、それらの長手方向が一直線上でz方向に延在する。また、アンテナ導体2,3のそれぞれは、アンテナ導体2,3の対向する給電点Q1,Q2側の端部(言い換えると、給電側端部)がアンテナ導体2、3のそれぞれから放射される電磁波の相殺を極力少なくするために所定間隔だけ離隔するように、プリント配線基板1の表面1aに形成される。
なお、アンテナ導体2,3のそれぞれの給電側端部とは反対のそれぞれの端部(具体的には、アンテナ装置100,100aをyz平面において平面視したときに、最大に互いに離隔する端部)を以下、アンテナ導体2,3のそれぞれの「先端側端部」という。
無給電導体6は、アンテナ導体2,3のそれぞれの配置方向(z方向)に並列し、アンテナ導体2,3のそれぞれの側面の一方側に配置され、アンテナ導体2,3と電気的に分離されている。無給電導体6とアンテナ導体2,3のそれぞれとの間は、同様にそれぞれから放射される電磁波の相殺を極力少なくするために所定の距離だけ確保される。所定の距離は、例えばアンテナ装置100,100aが対応する動作周波数帯の電磁波の1波長の4分の1以内の距離である。無給電導体6は、アンテナ導体2,3と同様にAMC8と静電結合するため、アンテナ導体2,3とAMC8との間の静電容量を増加させ、動作周波数を低域側にシフトさせることが可能である。無給電導体6は、アンテナ導体2,3と電気的に分離されている。
なお、無給電導体6の大きさ、形状、数等は特に限定されず、AMC8から見てアンテナ導体2,3と同じ側にあり、AMC8と静電結合すればよく、無給電導体6がAMC8上に配置されず、表面には、アンテナ導体2,3のみであってもよい。
ビア導体4,5は、それぞれプリント配線基板1の表面1aから裏面1bにわたって厚み方向(x方向)に形成された貫通孔に銅箔等の導体を充填することで成形されている。ビア導体4,5は、それぞれ給電点Q1,Q2の直下の実質的に対向する位置に形成される。アンテナ導体2は、給電アンテナとして機能するため、ビア導体4を介して、プリント配線基板1の裏面1b上の無線通信回路(上述参照)の給電端子に接続される。アンテナ導体3は、非給電アンテナとして機能するため、ビア導体5を介して、プリント配線基板1内の接地導体10および無線通信回路(上述参照)の接地端子に接続される。
図5において、プリント配線基板1は、誘電体基板7と、AMC8(人工磁気導体:Artificial Magnetic Conductor)と、誘電体基板9と、接地導体10と、誘電体基板11とが積層された構成である。プリント配線基板1の積層構成は一例である。ここで、誘電体基板7,9,11は、それぞれ直流成分に対して絶縁性を有する基板であり、例えばガラスエポキシ等で形成される。
AMC8は、PMC(Perfect Magnetic Conductor)特性を有する人工磁気導体であり、所定の金属パターンにより形成される。AMC8は、アンテナ導体2,3および無給電導体6とそれぞれ静電結合するので、アンテナの薄型化および高利得化ができる。AMC8には、z軸方向に対向するビア導体4,5の中間部に、AMC8の厚さ方向(x軸方向)に貫通しかつAMC8の幅方向(y軸方向)の端部近傍まで延在するスリット81が形成される(図6~図8参照)。実施の形態1では、スリット81は、3つのスリットが幅方向の中央部分で連結する形状を有する(図6~図8参照)。
また、AMC8には、スリット81用の孔と、ビア導体4を貫通させかつ内側AMC8i2(後述参照)と電気的に絶縁して形成されるビア導体絶縁用孔15と、ビア導体5を貫通させかつ内側AMC8i1(後述参照)と電気的に接続する孔と、ビア導体V1,V2(後述参照)を貫通させかつ外側AMC8o1,8o2(後述参照)のそれぞれと電気的に接続する孔とがそれぞれ形成されている。
ビア導体4は、円柱形状を有し、アンテナ導体2をアンテナとして駆動するための電力を供給するための給電線であり、プリント配線基板1の表面1aに形成されたアンテナ導体2を、無線通信回路(上述参照)の給電端子に電気的に接続する。ビア導体4は、AMC8および接地導体10のそれぞれとは電気的に接続しないように、AMC8および接地導体10のそれぞれに形成されたビア導体絶縁用孔15,16と実質的に同軸となるように形成される。したがって、ビア導体4の直径は、ビア導体絶縁用孔15,16の直径よりも小さい。
ビア導体5は、円柱形状を有し、アンテナ導体3を無線通信回路(上述参照)の接地端子に電気的に接続する接地線であり、プリント配線基板1の表面1aに形成されたアンテナ導体3を、無線通信回路(上述参照)の接地端子に電気的に接続する。ビア導体5は、AMC8および接地導体10のそれぞれと電気的に接続される。
接地導体10は、導電性を有する銅箔を用いて形成されている。接地導体10には、ビア導体4を貫通させかつ接地導体10と電気的に絶縁して形成されるビア導体絶縁用孔16と、スリット81に対向するように設けられたコネクタ端子接続孔82と、ビア導体5を貫通させかつ接地導体10と電気的に接続する孔と、ビア導体V1,V2(後述参照)を貫通させかつ接地導体10と電気的に接続する孔とがそれぞれ形成されている。コネクタ端子接続孔82は、無線通信回路(上述参照)のコネクタ端子と対向して固定する時の位置合わせ用に設けられている。
また、実施の形態1に係るアンテナ装置100,100a(図6,図7参照)は、比較例に係るアンテナ装置100z(図8参照)と比べると、アンテナ導体2,3からAMC8の端部までの長さは異なるものの、スリット81をそれぞれの端部に有する内側AMC8i1,8i2以外に、ビア導体V1,V2を介してそれぞれ接地導体10に導通する外側AMC8o1,8o2を有する。実施の形態1に係るアンテナ装置100,100a(図6および図7参照)では、アンテナ導体2,3から内側AMC8i1,8i2の端部までの長さは19.5mmであり、比較例に係るアンテナ装置100z(図8参照)では、アンテナ導体2,3からAMC8i1z,8i2zの端部までの長さは21.5mmである。
言い換えると、アンテナ装置100zとアンテナ装置100,100aとの違いはAMC8の数(あるいは面積)である。これにより、アンテナ装置100,100aのAMC8の配置パターンの数(あるいは面積)は、外側AMC8o2あるいは外側AMC8o1,8o2の分だけアンテナ装置100zのAMCの配置パターンよりも多く(広く)なっている。後述するが、これらの外側AMCが設けられたことで、実施の形態1に係るアンテナ装置100,100aは、図3のように厚さ0.8mのような両面テープTPE1で接着固定された場合でも、アンテナとしての性能(例えば利得あるいはVSWRの周波数特性)の劣化を抑制可能としている(図12および図13参照)。なお、図7に示すように、外側AMC8o1,8o2のうち少なくとも一方(具体的には、給電点Q1側の外側AMC8o2)だけが設けられた場合でも、同様にアンテナとしての性能(例えば利得あるいはVSWRの周波数特性)の劣化を抑制可能となることが判明した。
ビア導体V1,V3は、円柱形状を有し、アンテナ導体3から例えば19.5mm離れた位置に、誘電体基板7、外側AMC8o1、誘電体基板9、接地導体10および誘電体基板11を貫通するように設けられている。ビア導体V1,V3は、導電性を有する銅箔を用いて形成され、外側AMC8o1と接地導体10との間の接地線を構成する(図5および図6参照)。外側AMC8o1は、内側AMC8i1に対し、所定長のギャップ83を介して離間するように設けられている。ギャップ83は、例えば動作周波数帯の電磁波の波長の8分の1以下である。また、ビア導体V1,V3は、外側AMC8o1に最も近い内側AMC8i1の端部(上述した先端側端部)から所定長ほど離間した位置に設けられている。ここで、所定長とは、例えば動作周波数帯の電磁波の波長の8分の1以下である。
同様に、ビア導体V2,V4は、円柱形状を有し、アンテナ導体2から例えば19.5mm離れた位置に、誘電体基板7、外側AMC8o1、誘電体基板9、接地導体10および誘電体基板11を貫通するように設けられている。ビア導体V2,V4は、導電性を有する銅箔を用いて形成され、外側AMC8o2と接地導体10との間の接地線を構成する(図5参照)。外側AMC8o2は、内側AMC8i2に対し、所定長のギャップ84を介して離間するように設けられている。ギャップ84は、ギャップ83と同様に、例えば0.2mm程度である。また、ビア導体V2,V4は、外側AMC8o2に最も近い内側AMC8i2の端部(上述した先端側端部)から所定長ほど離間した位置に設けられている。ここで、所定長とは、例えば動作周波数帯の電磁波の波長の8分の1以下である。
実施の形態1では、ビア導体V1,V2を介して接地導体10に導通する外側AMC8o1,8o2が設けられたことで、外側AMC8o1,8o2が設けられない場合(図8参照)に比べて、厚さ0.8mm程度の両面テープTPE1でパネルPNL1に接着されても周囲の金属フレームFRM1の影響を抑制して、アンテナ装置100の性能(例えば利得)を動作周波数帯において向上可能となる(図12参照)。また、アンテナ装置100によると、Bluetooth(登録商標)の規格に準拠した理想的な動作周波数と一致あるいは近づくように動作周波数帯を低域側にシフトさせることが可能となる。これは、例えば図13のVSWR特性において、最小値(ピーク)が得られる時の動作周波数が低域側にシフトすることを意味する。例えば、接地導体10にそれぞれ導通する外側AMC8o1,8o2が設けられたことで、アンテナ導体3からAMC8および接地導体10に流れる電流の経路(面積)がより増加したことことに起因すると考えられる。
図9は、AMCの多段化の概念を模式的に示す図である。AMCは、アンテナ装置に使用される際、アンテナ装置の動作周波数帯においてPMC(完全磁気導体)の特性を有するように形成される。完全磁気導体は、非常に高い表面インピーダンス特性を有するので、表面における磁界の接線成分がゼロになるという特性を有する。このため、AMCは、アンテナ装置の動作周波数帯の周波数を有する電磁波がAMCの表面に沿って伝搬することを抑制できる。これにより、AMCからアンテナ素子への不要な放射が抑制されてアンテナ装置としての性能の向上が可能となる。
したがって、図9に示すように、給電点Q1がそれぞれ形成されたアンテナ導体が配置されたAMCパターンA1,A2以外に、AMCパターンA1の隣にAMCパターンA3,A5,…、AMCパターンA2の隣にAMCパターンA4,A6,…がそれぞれ並んで配置(多段化)されることで、理想的な性能を有するアンテナ装置ILA1が得られる。つまり、無限周期でAMCパターンが配置されることでアンテナ装置ILA1の動作周波数帯の広帯域化が図られ、利得も向上する。ここでいう多段化とは、アンテナ装置において、複数のAMCパターンが隣接するように並べて配置されることをいう。
しかし、このようなアンテナ装置ILA1ではAMCパターンの数(あるいは面積)が多く(広く)なり、小型化が困難であるという難点がある。例えば、通信装置SM1等のように、装置内に配置されるアンテナ装置の配置スペースは限られることが多い。
そこで、実施の形態1に係るアンテナ装置100では、小型化を実現可能となるように、給電点Q1,Q2がそれぞれ形成されたアンテナ導体2,3が配置されたAMCパターン(具体的には内側AMC8i2,8i1)に並んで、接地導体10と導通する外側AMC8o2,8o1が配置される。つまり、実施の形態1に係るアンテナ装置100では、比較例に係るアンテナ装置100zに比べて、外側AMC8o1,8o2が追加されている。外側AMC8o1はビア導体V1,V3を介して接地導体10と導通する。外側AMC8o2はビア導体V2,V4を介して接地導体10と導通する。これにより、アンテナ装置100は、内側AMC8i1,8i2と外側AMC8o1,8o2とが並んで配置されることでAMC8が多段化され、周囲に金属フレームFRM1等の金属構造体が配置されている場合でもその影響を抑制して、アンテナとしての性能(例えば利得あるいはVSWRの周波数特性)が向上する。
図10は、実施の形態1に係るアンテナ装置100の放射パターンPTY1のシミュレーション結果の一例を示す図である。図11は、比較例に係るアンテナ装置100zの放射パターンPTYzのシミュレーション結果の一例を示す図である。放射パターンは、アンテナ装置の位置を中心とした場合のアンテナ装置から放射される電磁波の方位(方向)ごとの強さ(利得)を示す。図10および図11のそれぞれにおいて、ゼロ度の示す方向は正面方向を示す。ここでいう正面方向は、通信装置SM1から後部の乗客用座席に向く方向を示す。図11に示すように、比較例に係るアンテナ装置100zの放射パターンPTYzによると、正面方向の利得は-2.0dBiである。しかし、図10に示すように、実施の形態1に係るアンテナ装置100の放射パターンPTY1によると、正面方向の利得は-0.8dBiに改善している。つまり、アンテナ装置100は、正面方向にいるユーザの所持する通信機器との間で高利得な無線通信を行える。
図12は、ピークゲインの周波数特性PTY2,PTY2zの測定結果の一例を示す図である。図12の横軸は周波数(Frequency)[MHz]を示し、図12の縦軸はピークゲイン(Peak Gain)[dBi]を示す。周波数特性PTY2は実施の形態1に係るアンテナ装置100のピークゲインを示し、周波数特性PTY2zは比較例に係るアンテナ装置100zのピークゲインを示す。図12に示すように、アンテナ装置100,100zの動作周波数帯をBluetooth(登録商標)の周波数帯(2400~2480MHz)とする場合、アンテナ装置100zのピークゲインは高域側(例えば2440~2480MHz)において低下してしまう。一方、アンテナ装置100のピークゲインは無線通信の対象とする動作周波数帯において安定して高く推移する。これにより、アンテナ装置100は、アンテナ装置100zに比べて、無線通信の対象とする動作周波数帯において高利得な無線通信を行える。
図13は、VSWRの周波数特性PTY3,PTY4のシミュレーション結果の一例を示す図である。VSWRは、アンテナ装置での電圧定在波比を示す。図13の横軸は周波数(Frequency)[MHz]を示し、図13の縦軸はVSWRを示す。周波数特性PTY3は、図7に示すアンテナ装置100a(つまり、内側AMC8i1,8i2に外側AMC8o2だけが追加された構成)のVSWR特性を示す。周波数特性PTY4は、図6に示すアンテナ装置100(つまり、内側AMC8i1,8i2に外側AMC8o1,8o2の両方が追加された構成)のVSWR特性を示す。図13に示すように、実施の形態1に係るアンテナ装置100,100aによると、VSWRの値が3以下となる範囲(つまり動作周波数帯)が広く広帯域化が図られるとともに、動作周波数の中心が低域側(例えば2450MHz近傍)にシフトしている。このため、例えばBluetooth(登録商標)の無線周波数(上述した2.4GHz帯)に対応するアンテナ装置を構成できる。つまり、実施の形態1に係るアンテナ装置100,100aによれば、例えばBluetooth(登録商標)の無線周波数(上述した2.4GHz帯)に対応した無線通信を行える。
以上により、実施の形態1に係るアンテナ装置100,100aは、給電アンテナ導体(例えばアンテナ導体2)と、非給電アンテナ導体(例えばアンテナ導体3)と、接地導体10と、給電アンテナ導体、非給電アンテナ導体および接地導体10により狭設される第1の人工磁気導体(例えば内側AMC8i1,8i2)と、を備える。また、アンテナ装置100には、第1の人工磁気導体と並列に配置され、接地導体10と導通する少なくとも1つの第2の人工磁気導体(例えば外側AMC8o2)を備える。また、実施の形態1に係る通信装置SM1は、アンテナ装置100,100aと、表示部(例えばタッチパネルTP1)を保護する前面パネル(例えばパネルPNL1)と、アンテナ装置100の筐体より大きな窓開口部(例えば前方窓部WD1)を有し、窓開口部により囲まれて前面パネルの一部に固定されたアンテナ装置100を包囲する金属フレームFRM1と、を備える。
これにより、アンテナ装置100,100aあるいは通信装置SM1は、第1の人工磁気導体より外側に少なくとも第2の人工磁気導体が配置されることでAMC8が実質的に多段化(図9参照)され、周囲に金属フレームFRM1等の金属構造体が配置されている場合でもその影響を抑制して、アンテナとしての性能(例えば利得あるいはVSWRの周波数特性)を向上できる。したがって、アンテナ装置100,100aは、動作周波数の広帯域化とアンテナ利得の向上とを両立できる。
また、第2の人工磁気導体は、給電アンテナ導体(例えばアンテナ導体2)と対向する第1の人工磁気導体(例えば内側AMC8i2)に近い側の端部から所定長(例えば動作周波数帯の波長の8分の1以下の長さ)ほど離れた位置に設けられたビア導体(例えばビア導体V2,V4)を介して接地導体10と導通する。これにより、第1の人工磁気導体の近くで第2の人工磁気導体が接地導体10と導通するように配置されるので、第1の人工磁気導体および第2の人工磁気導体が多段化されてアンテナ装置100,100aの特性が向上する。
また、第2の人工磁気導体は、2つ設けられる。それぞれの第2の人工磁気導体(例えば外側AMC8o1,8o2)は、最も近い第1の人工磁気導体(例えば内側AMC8i1,8i2)より外側に配置される。ここでいう外側とは、アンテナ層L1を構成するアンテナ導体2,3より離れる方向を示す。これにより、アンテナ装置100は、第2の人工磁気導体が1つだけ配置されたアンテナ装置100aに比べて、動作周波数帯を低域側にシフトさせることができる(図13参照)。
また、アンテナ装置100には、給電アンテナ導体(例えばアンテナ導体2)と非給電アンテナ導体(例えばアンテナ導体3)との間の位置に実質的に対向する、AMC8の位置にはスリット81が形成される。これにより、アンテナ装置100は、小型化されたダイポールアンテナの利得を高めることができる。
また、アンテナ装置100は、給電アンテナ導体(例えばアンテナ導体2)および非給電アンテナ導体(例えばアンテナ導体3)が配置される基板(例えば誘電体基板7)上に設けられる無給電導体6をさらに備える。これにより、無給電導体6は、アンテナ導体2,3とAMC8との間の静電容量を増加させ、アンテナ装置100の動作周波数を低減側にシフトすることが可能である。したがって、アンテナ装置100は、小型化されても、基本波帯域(2.4GHz帯)の無線周波数の電磁波を送受信可能である。
以上、図面を参照しながら各種の実施の形態について説明したが、本開示はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例、修正例、置換例、付加例、削除例、均等例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。また、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した各種の実施の形態における各構成要素を任意に組み合わせてもよい。
また、上述した実施の形態1,2では、アンテナ装置101,102は、航空機内に設置されるシートモニタ内に搭載される例を示した。しかし、シートモニタに限らず、例えばコードレス電話機の親機あるいは子機、電子棚札(例えば小売店の陳列棚に貼付される、商品の売価が表示されたカード型の電子機器)、スマートスピーカ、車載機器、電子レンジ、冷蔵庫等の多くのIoT(Internet Of Things)機器等に搭載されてもよい。
また、上述した実施の形態1に係るアンテナ装置100,100aは、電磁波の送受信がともに可能なアンテナ装置の例を説明したが、例えば送信専用あるいは受信専用のアンテナ装置に適用してもよい。
本開示は、周囲が金属構造体により覆われた配置でも、動作周波数の広帯域化とアンテナ利得の向上とを両立するアンテナ装置および通信装置として有用である。
1 プリント配線基板
1a 表面
1b 裏面
2、3 アンテナ導体
4、5、V1、V2、V3、V4 ビア導体
6 無給電導体
7、9、11 誘電体基板
8 AMC
8i1、8i2 内側AMC
8o1、8o2 外側AMC
10 接地導体
15、16 ビア導体絶縁用孔
81 スリット
82 コネクタ端子接続孔
83、84 ギャップ
100 アンテナ装置
L1 アンテナ層
L2 AMC層
L3 グランド層
SM1 通信装置
Q1、Q2 給電点

Claims (6)

  1. 給電アンテナ導体と、
    非給電アンテナ導体と、
    接地導体と、
    前記給電アンテナ導体、前記非給電アンテナ導体および前記接地導体により狭設される第1の人工磁気導体と、
    前記第1の人工磁気導体と並べて配置され、前記接地導体と導通する少なくとも1つの第2の人工磁気導体と、を備える、
    アンテナ装置。
  2. 前記第2の人工磁気導体は、前記給電アンテナ導体と対向する前記第1の人工磁気導体に近い側の端部から所定長ほど離れた位置に設けられたビア導体を介して前記接地導体と導通する、
    請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記第2の人工磁気導体は、2つ設けられ、
    それぞれの前記第2の人工磁気導体は、前記第1の人工磁気導体より外側に配置される、
    請求項1に記載のアンテナ装置。
  4. 前記給電アンテナ導体と前記非給電アンテナ導体との間の位置に実質的に対向する、前記第1の人工磁気導体の位置にはスリットが形成される、
    請求項1に記載のアンテナ装置。
  5. 前記給電アンテナ導体および前記非給電アンテナ導体が配置される基板上に設けられる無給電導体、をさらに備える、
    請求項1~4のうちいずれか一項に記載のアンテナ装置。
  6. アンテナ装置と、
    表示部を保護する前面パネルと、
    前記アンテナ装置の筐体より大きな窓開口部を有し、前記窓開口部により囲まれて前記前面パネルの一部に固定された前記アンテナ装置を包囲する金属フレームと、を備え、
    前記アンテナ装置は、
    給電アンテナ導体と、
    非給電アンテナ導体と、
    接地導体と、
    前記給電アンテナ導体、前記非給電アンテナ導体および前記接地導体により狭設される第1の人工磁気導体と、
    前記第1の人工磁気導体と並べて配置され、前記接地導体と導通する少なくとも1つの第2の人工磁気導体と、を有する、
    通信装置。
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