JP7181167B2 - 車両用吸気ダクト - Google Patents

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Description

本開示は車両用吸気ダクトに関する。
車両分野においては、車室内を空調するための空調ダクトのように、車両の外部から車両内部に向けて空気を取り入れるための吸気ダクトが広く用いられる。駆動源としてエンジンが搭載される車両では、エンジンのシリンダブロックに燃料と空気とからなる混合気を供給するために、車両の外部から空気を供給する吸気ダクトが用いられる。水素と酸素を反応させて電力を得る燃料電池が搭載される車両では、燃料電池に酸素を供給するために、車両の外部から空気を供給する吸気ダクトが用いられる。また、車両に搭載される機器の発熱を抑制するための空冷システムには、冷却のために、車両の外部から空気を供給する吸気ダクトが用いられる。
一般的に、ダクトを用いて形成される気体の導通経路上に騒音源が存在すると、ダクト内を導通する気体を媒質として騒音源からの音が伝搬し、ダクトの気体導入口または気体導出口から大きな騒音が放射されることが知られている。これは、ダクト内に音が侵入すると、この音は音波として、気体を媒質として音速でダクト内を往復し、ダクトの開口端において音波の一部が反射され、この反射された音波がダクトの構造で定まる特定の周波数で増幅されて共鳴する気柱共鳴が生じるためである。
特許文献1には、不織布素材を圧縮してダクトの半割れ部材を成形してそれらを一体成形し、あるいは連続気泡構造の樹脂発泡体を円筒状にカットして、消音ダクトであるポーラスダクトとすることが述べられている。
特許文献2には、多孔質のベース材を圧縮成形した下面側ダクト形成部材と上面側ダクト形成部材とを組み合わせ、気体導入口と気体導出口とを有する吸気ダクトにおいて、下面側ダクト形成部材の内面に断面形状が略直角三角形の段部を設けることが開示されている。下面側ダクト形成部材及び上面側ダクト形成部材は、それぞれ、2枚の不織布の間にダクト管壁からの放射音を低減させるフィルムを挟んだベース材を用いて、段部を含めて所定の形状に圧縮成形して形成される。段部は、斜面及び垂辺で吸気ダクトを伝搬する音波を反射して進行方向を変更させるので、気柱共鳴を減衰できると述べている。
特開2009-234400号公報 特開2010-053763号公報
吸気ダクトにおける気柱共鳴音を抑制するには、消音容量の大きなポーラスダクトを消音ダクトとして用いることが有効とされるが、ポーラスダクトを含めた吸気ダクトが大型化する。吸気ダクト中に音波の進行方向を変更する反射板を配置してポーラスダクトの小容量化を図る考えもあるが、反射方向によっては、音波が空気の導入開口部にそのまま抜けてしまう可能性がある。導入開口部から音波がそのまま抜けると、車外騒音、車内こもり音の原因となる。そこで、反射板を用いても音波が空気の導入開口部に抜けることを抑制できる車両用吸気ダクトが要望される。
本開示に係る車両用吸気ダクトは、車両の外部から空気を導入して車両内部に向けて空気を供給する吸気ダクトであって、吸気ダクトの空気流路に騒音源がある場合に、騒音源側から空気流路を伝搬してきた音波を減衰させる材料で構成され、且つ、吸気ダクトの一部に配置されている騒音減衰部と、騒音源側から空気流路を伝搬してきた音波を反射して騒音減衰部に向かわせる反射面を含む凹凸部を有する反射板部と、を備える。
上記構成の車両用吸気ダクトによれば、反射板部の反射面に当たった音波は騒音減衰部側に戻されそこで減衰するので、音波が空気の導入開口部に抜けることが抑制される。
実施の形態の車両用吸気ダクトの構成図である。 図1のII部の拡大図である。 実施の形態の車両用吸気ダクトにおいて、騒音減衰部と反射板部とを含むインレットダクト部の別の例を示す断面図である。 別の実施の形態として、エアクリーナ部のフィルタ部を騒音減衰部として用いる例を示す図である。 図4のV部の拡大図である。 他の実施の形態として、燃料電池搭載車両における吸気ダクトの例を示す図である。 さらに他の実施の形態として、回転電機を備える電気自動車における吸気ダクトの例を示す図である。 比較例として、反射板部を備えない車両用吸気ダクトの構成図である。
以下に図面を用いて本開示に係る実施の形態につき詳細に説明する。以下において、車両用吸気ダクトとして、エンジン搭載車両におけるエンジンへ空気を供給する吸気ダクト、燃料電池搭載車両における燃料電池へ空気を供給する吸気ダクト、及び、電気自動車における吸気ダクトを述べる。これらは、説明のための例示であって、騒音減衰部と反射板部とを備える吸気ダクトであればよい。例えば、騒音減衰部と反射板部とを備える空調用の吸気ダクトでもよく、騒音減衰部と反射板部とを備える電池冷却用の吸気ダクトであってもよい。
以下に述べる形状、材料、材質等は、説明のための例示であって、車両用吸気ダクトの仕様等により、適宜変更が可能である。また、以下では、全ての図面において同様の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、車両用吸気ダクト20の断面図である。図1には、車両用吸気ダクト20の構成要素ではないが、車両内部において車両用吸気ダクト20に接続されるエンジン10を示す。エンジン10は、車両を駆動する駆動源である内燃機関で、図示しないシリンダヘッドを有するシリンダブロックを備える。
車両用吸気ダクト20は、エンジン10が搭載される車両における複数種類の車両用吸気ダクトの内で、エンジン10のシリンダブロックに燃料と空気とからなる混合気を供給するために車両の外部から空気を供給する車両用吸気ダクトである。エンジン10は、供給空気を受け入れる筒状の吸気口12を備え、吸気口12には、供給空気量を調節するスロットルバルブ14が設けられる。以下では、特に断らない限り、エンジン10に空気を供給する車両用吸気ダクト20を、吸気ダクト20と呼ぶ。
吸気ダクト20は、車両の外部から空気を導入する側に配置されるインレットダクト部22と、導入された空気に含まれる塵埃等を除去するエアクリーナ部24と、車両内部のエンジン10に空気を供給するアウトレットダクト部26とを含む。吸気ダクト20は、車両の外部から空気を導入する側に導入開口部30、空気を供給する対象のエンジン10側に導出開口部32を有し、導入開口部30と導出開口部32の間は、エアクリーナ部24を含んで空気が流通する空気流路34,42,35を構成する複合部材である。
インレットダクト部22は、一方端に導入開口部30を有し、他方端にクリーナ接続開口部36を有する管部材で、管路中心線が直線状であるストレート部50と、管路中心線が滑らかに湾曲する曲り部52とで構成される。インレットダクト部22の管部材の内径空間が空気流路34である。ストレート部50には、ポーラスダクト部60と反射板部70とが設けられるが、それらの詳細な内容については後述する。
エアクリーナ部24は、内部に空気中の塵埃等を除去する適当な網目隙間を有する材料で構成されたフィルタ部40が内部に配置される箱体部材である。箱体の内部空間は空気が流通するエアクリーナ部24内の空気流路42であるが、フィルタ部40の網目隙間は空気流に対して抵抗として働く。したがって、エアクリーナ部24内の空気流路42における空気が流れる断面積は、インレットダクト部22の空気流路34における空気が流れる断面積及びアウトレットダクト部26の空気流路35における空気が流れる断面積のいずれよりも広く設定される。
エアクリーナ部24は、フィルタ部40を挟む2つの空間のそれぞれに対応して、箱体の外壁面に流入開口部44と流出開口部46を備える。流入開口部44と流出開口部46は、フィルタ部40の配置方向に対し垂直で互いに対向して配置される2つの外壁面に分かれて設けられる。エアクリーナ部24の内では、流入開口部44から供給された空気は、フィルタ部40を挟む2つの空間の一方側空間に入り、フィルタ部40を通って、フィルタ部40を挟む2つの空間の他方側空間に入り、流出開口部46に抜ける。流入開口部44は、インレットダクト部22のクリーナ接続開口部36と接続され、流出開口部46は、アウトレットダクト部26のクリーナ接続開口部38と接続される。
アウトレットダクト部26は、一方端にクリーナ接続開口部38を有し、他方端に導出開口部32を有する管部材で、管部材の内径空間が空気流路35である。導出開口部32は、エンジン10の吸気口12に接続される。
図1の構成においては、インレットダクト部22は、導入開口部30からエアクリーナ部24、及び、アウトレットダクト部26の側に向けて、管路中心線が直線状であるストレート部50が延伸する。そして、エアクリーナ部24を挟んで、ストレート部50の直線状の延伸のほぼ延長上にエンジン10の吸気口12が配置される。そこで、ストレート部50の管路中心線に平行な方向を延伸主方向と呼ぶ。延伸主方向の向きを区別する場合は、導入開口部30側に向かう方向を導入開口部側と呼び、導出開口部32側に向かう方向を導出開口部側と呼ぶ。
図1において、吸気ダクト20に関し、直交する二方向として、延伸主方向と上下方向とを示す。上下方向は、延伸主方向に直交する方向で、図1の配置例では、エアクリーナ部24の空気流路42が延伸する方向で、フィルタ部40のフィルタ面に垂直な方向である。上下方向の向きを区別する場合は、エアクリーナ部24においてフィルタ部40を挟んで流出開口部46側が上方側、流入開口部44側が下方側である。
上記構成の吸気ダクト20において、車両の外部から導入開口部30を介して導入され、空気流路34,42,35を流れて導出開口部32を介して車両内部のエンジン10に供給される空気流80を太線矢印で図1に示す。空気流80は、エアクリーナ部24のフィルタ部40の通過前後で清浄度が変化するので、これを区別する場合は、フィルタ部40の通過前で車両外部から取り入れたままの空気流80aと、フィルタ部40を通過した後の清浄な空気流80bとする。
車両外部から取り入れられた空気流80aは、導入開口部30からインレットダクト部22のストレート部50を延伸主方向に平行に導出開口部側に流れ、次いで曲り部52が始まる位置から下方側に向かって流れ方向を変更し、曲り部52の湾曲に倣って流れる。その後、再び延伸主方向に平行な方向に流れ方向を戻して、インレットダクト部22のクリーナ接続開口部36とエアクリーナ部24の流入開口部44を介して、エアクリーナ部24の内部に流れ込む。流入開口部44からエアクリーナ部24の内部空間に入った空気流80aは、上下方向に平行な方向に流れ方向を変更し、フィルタ部40のフィルタ面に垂直になる。そして、フィルタ部40の網目隙間を流れることで、空気流80aに含まれる塵埃等が除去され、清浄な空気流80bとなる。
フィルタ部40を通過した清浄な空気流80bは、エアクリーナ部24の内部空間内で延伸主方向に平行な方向に流れ方向を戻す。そして、清浄な空気流80bは、エアクリーナ部24の流出開口部46とアウトレットダクト部26のクリーナ接続開口部38を介して、アウトレットダクト部26に流れ込む。アウトレットダクト部26における清浄な空気流80bは、アウトレットダクト部26が曲り部を有する場合には曲り部の湾曲に倣って導出開口部側に流れ、導出開口部32とエンジン10の吸気口12の接続部を介してエンジン10に供給される。供給される清浄な空気流80bの流量は、スロットルバルブ14の開度で調節される。
上記のように、吸気ダクト20は、空気流80a,80bが流れる空気流路34,42,35を有し、その両側には、導入開口部30と導出開口部32の2つの開口部を有するが、導出開口部32に接続されるエンジン10は、動作によって騒音を発生する。吸気ダクト20の空気流路34,42,35上に騒音源であるエンジン10が存在しているので、吸気ダクト20内を流れる空気を媒質として、騒音源であるエンジン10からの音が伝搬し、吸気ダクト20の導入開口部30から大きな騒音が放射される。これは、吸気ダクト20内に音が侵入すると、この音は音波として、空気を媒質として音速で吸気ダクト20内を往復し、吸気ダクト20の開口端である導入開口部30において音波の一部が反射される。この反射された音波が吸気ダクト20の構造で定まる特定の周波数で増幅されて共鳴する気柱共鳴が生じるために、導入開口部30から大きな騒音が放射される。
「ダクトの空気流路上の騒音源」とは、吸気ダクト20の両端である導入開口部30、あるいは導出開口部32、あるいは、導入開口部30と導出開口部32との間の空気流路に、騒音源があることを意味する。図1の場合は、導出開口部32にエンジン10が接続され、エンジン10は、吸気・圧縮・燃焼・排気のサイクルで吸気バルブが閉じる際に発生する音波と空気逆流等によって騒音を発生するので、エンジン10が騒音源である。
インレットダクト部22に設けられるポーラスダクト部60と反射板部70とは、気柱共鳴による共鳴音を抑制し、騒音を減音する働きをする。以下に、ポーラスダクト部60と反射板部70のそれぞれの構成と、その作用効果を説明する。
ポーラスダクト部60と反射板部70とを設けない場合に、エンジン10側から空気流路35,42,34を伝搬する騒音が吸気ダクト20の導入開口部30で反射して導出開口部32に戻り、気柱共鳴音となる音波82a,82bを図1に示す。ここで、図1において、音波82a,82bは、ポーラスダクト部60において消失していることに注意されたい。図1の吸気ダクト20にはポーラスダクト部60の他に反射板部70が設けられるので、ポーラスダクト部60と反射板部70の作用効果によって音波82a,82bは導入開口部30に向かわずポーラスダクト部60で吸収または通過して外部に放出されるからである。なお、後述する図8は、比較例として、ポーラスダクト部60を設け反射板部70を設けない吸気ダクト18について気柱共鳴音となる音波82a,82bを示す。
吸気ダクト20を構成するインレットダクト部22、エアクリーナ部24の箱体部分、アウトレットダクト部26は、樹脂材料を所定の形状に成形して用いられる。樹脂材料としては、通気性を有しないポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)が用いられる。PP/PEの積層成形としてもよい。
図2は、図1のII部の拡大図である。ポーラスダクト部60は、吸気ダクト20の一部に設けられ、通気性を有し多孔質構造を有する物質で構成される騒音減衰部である。かかるポーラスダクト部60は、適度な通気性を有する不織布を所定の形状に成形したものが用いられる。不織布に代えて、連続気泡構造の樹脂発泡体を所定の形状に成形したものを用いてもよい。所定の形状としては、吸気ダクト20のインレットダクト部22の壁面の一部を除去し、その除去開口部を塞ぐように貼り付け可能な形状とする。これによって、インレットダクト部22の壁面の一部が通気性を有するので、気柱共鳴の発生を予防し、また、多孔質構造によって空気流路34,42,35内を伝搬する音波82a,82bの音響エネルギを吸収して、騒音を減衰、減音させることができる。
ポーラスダクト部60を用いる場合、気柱共鳴を効果的に予防し、大きな騒音レベルを減衰させるには、騒音吸収容量、すなわち消音容量が大きくなり、ポーラスダクト部60が大型化する。場合によっては、車両において限られた搭載可能スペース内で収まらないことが生じ得る。反射板部70を用いることで、以下のように、ポーラスダクト部60の小型化を図ることが可能である。
すなわち、反射板部70は、吸気ダクト20の一部に設けられ、空気流路34,42,35内を伝搬する音波82a,82bの進行方向を変更させる音波進行方向変更部材である。かかる反射板部70としては、吸気ダクト20の内壁面に設けた凹凸部72が用いられる。凹凸部72の形成は、吸気ダクト20の内壁面を形成する金型に、所定の凹凸形状を設けておくことで、吸気ダクト20と一体成形することができる。場合によっては、反射板部70を別個に成形し、その後に吸気ダクト20の内壁面に固定し一体化してもよい。図1、図2では、凹凸部72をインレットダクト部22のストレート部50に設け、凹凸部72の形状として、三角形の断面形状を有し、三角形の2つの斜面の内で反射方向が騒音減衰部であるポーラスダクト部60側を向く斜面を反射面74とする場合を述べる。これは説明のための例示であって、凹凸部72の形状としては、三角形の断面形状でなくても、反射方向が騒音減衰部であるポーラスダクト部60側を向く反射面74を有する形状であればよい。
三角形の断面形状を有する凹凸部72に音波82a,82bが当たると、反射面74の法線方向に応じて音波82a,82bが反射され、進行方向が変更された音波84a,84bとなる。気柱共鳴は、音波82a,82bが空気を媒質として音速で吸気ダクト20内を往復し、吸気ダクト20の開口端である導入開口部30において音波82a,82b(図8参照)の一部が反射して生じる共鳴である。したがって、音波82a,82bの進行方向を変更させることで音波の伝搬長さが変化し、導入開口部30まで伝搬しても気柱共鳴が生じにくくなる。反射板部70を併用することでポーラスダクト部60の小型化を図ることが可能であるが、反射方向によっては、反射した後の音波84a,84bが導入開口部30に抜けてしまう可能性がある。
そこで、吸気ダクト20においては、ポーラスダクト部60に対向する位置に反射板部70を配置する。例えば、吸気ダクト20の管状形状の下方側壁面にポーラスダクト部60を設け、上方側壁面に反射板部70を配置する。そして、反射板部70の凹凸部72の三角形断面の2つの斜面の内、空気流路下流側の反射面74について騒音源からの音波に対する反射方向が騒音減衰部であるポーラスダクト部60側に向かうようにする。この配置によって、エンジン10側から伝搬してきた音波82a,82bは、反射板部70の凹凸部72に当たり、反射面74で反射されてポーラスダクト部60に向かう音波84a,84bとなる。換言すれば、反射板部70は、騒音源であるエンジン10側から空気流路35,42,34を伝搬してきた音波82a,82bを、騒音減衰部であるポーラスダクト部60に向かわせる反射面74を含む凹凸部72を有する。
図1、図2の例では、騒音源であるエンジン10側から空気流路35,42を伝搬してきた音波82a,82bは、インレットダクト部22の曲り部52で管路の内壁に当たりながら進行方向を変更する。そして、ストレート部50に入った音波82a,82bは、それぞれ反射板部70のA部とB部とにおいて、凹凸部72の断面三角形の2つの斜辺の内で反射方向が騒音減衰部であるポーラスダクト部60側を向く反射面74に当たり、反射された音波84a,84bは、それぞれポーラスダクト部60に向かう。ポーラスダクト部60は、通気性を有する多孔質構造の騒音減衰部であるので、音波84a,84bの音響エネルギを吸収して騒音レベルを減衰させた音波として吸気ダクト20の外部に放出する。したがって、吸気ダクト20において、音波84a,84bが導入開口部30に抜けることを抑制できる。
上記のように、ポーラスダクト部60を設けることで、気柱共鳴を抑制でき、気柱共鳴音を含め騒音となる音波の音響エネルギを吸収して騒音を減衰、減音できる。反射板部70を設けることで気柱共鳴が生じることが抑制され、かつ、反射面74の設定を適切に設定することで、反射された音波84a,84bが導入開口部30に抜けることを防止できる。以上の関係から、ポーラスダクト部60のように、気柱共鳴を抑制し、気柱共鳴音を含む騒音を減衰、減音させる要素を、広く騒音減衰部と呼ぶことにする。
上記では、反射板部70は、吸気ダクト20の内壁面に設けた凹凸部72を有するものとした。この場合において、凹凸部72の凹凸形状の先端が空気流路34側に突き出して配置されると、反射板部70が配置されない場合に比較して、空気流路34を流れる空気流80aに対する管路抵抗が大きくなり、圧力損失が発生する。図3に示すインレットダクト部90は、反射板部92における凹凸部72の凹凸形状の先端を結ぶ凹凸先端線76が、インレットダクト部90において反射板部92が配置されない一般管部の内径線78から突き出さない構成を有する例である。これによって空気流路34を流れる空気流80aの管路抵抗は、反射板部92を設けても、設けない場合に比べて管路抵抗が増大することがなく、圧力損失が増大することもない。
また、上記では、ポーラスダクト部60は、吸気ダクト20の一部に設けられるものとした。この場合も、ポーラスダクト部60が空気流路34側に突き出して配置されると、ポーラスダクト部60が配置されない場合に比較して、空気流路34を流れる空気流80aに対する管路抵抗が大きくなり、圧力損失が発生する。そこで、図3に示すように、ポーラスダクト部60がインレットダクト部90における一般管部の内径線78から突き出さない構成とすることがよい。これによって空気流路34を流れる空気流80aの管路抵抗は、ポーラスダクト部60を設けない場合に比べて管路抵抗が増大することがなく、圧力損失が増大することもない。
上記では、反射板部70の凹凸部72から反射させた音波84a,84bを減衰させるためにインレットダクト部22に設けた騒音減衰部であるポーラスダクト部60を用いた。吸気ダクト20におけるエアクリーナ部24のフィルタ部40は、内部に空気中の塵埃等を除去する適当な網目隙間を有する材料で構成される。網目隙間を有する材料は、通気性を有し多孔質構造を有する物質で構成される材料であるので、フィルタ部40をポーラスダクト部60と同様な騒音減衰部として用いることができる。図4は、フィルタ部40を騒音減衰部として用いる吸気ダクト100の構成図である。
吸気ダクト100においては、騒音源であるエンジン10から空気流路35,42を介してインレットダクト部22に入る音波82a,82bを騒音減衰部であるフィルタ部40に戻すために、反射板部102は、インレットダクト部22の曲り部52に設けられる。図5は、図4のV部の拡大図である。
吸気ダクト100における反射板部102は、図1、図2で述べた吸気ダクト20の反射板部70と同様に、吸気ダクト100の一部に設けられ、空気流路34内を伝搬する音波82a,82bの進行方向を変更させる音波進行方向変更部材である。かかる反射板部102としては、反射板部70と同様に、吸気ダクト100の内壁面に設けた凹凸部104が用いられ、凹凸部104の形成は、吸気ダクト100の内壁面を形成する金型に、所定の凹凸形状を設けておいて吸気ダクト100の成形と一体化して行う。凹凸部104の形状として三角形の断面形状を有し、三角形の2つの斜面の内で反射方向が騒音減衰部側を向く斜面を反射面106とすることも反射板部70の場合と同様である。図1、図2の反射板部70と相違する点は、反射板部70がインレットダクト部22のストレート部50に設けられるのに対し、反射板部102は、インレットダクト部22の曲り部52に設けられることである。
図5においては、曲り部52に入る音波82a,82bはほぼ同じ経路を進むので、音波82aについて述べる。曲り部52に入った音波82aは、曲り部52で管路の内壁に当たりながら進行方向を変更して反射板部102のC部において、凹凸部104の断面三角形の2つの斜辺の内で反射方向がエアクリーナ部24側を向く反射面106に当たる。反射面106で反射された音波86aは、曲り部52で管路の内壁に当たりながら進行方向を変更して騒音減衰部であるフィルタ部40を含むエアクリーナ部24側に戻される。エアクリーナ部24に戻された音波86aは、通気性を有し多孔質構造を有する物質で構成されたフィルタ部40において音響エネルギが吸収され騒音レベルを減衰させた音波となる。このように、フィルタ部40を騒音減衰部として用いる吸気ダクト100において、吸気ダクト20と同様に、音波86aが導入開口部30に抜けることを抑制できる。
上記では、エンジン10を搭載する車両において、エンジン10に空気を供給するための吸気ダクト20,100を述べた。吸気ダクト20,100においては、「ダクトの空気流路上の騒音源」は、導出開口部32に接続されるエンジン10である。これ以外に、燃料電池を搭載する車両、回転電機を搭載する車両においても、ポーラスダクト部と反射板部とを用いる吸気ダクトが用いられる。
図6は、燃料電池110を搭載する車両に用いられる車両用吸気ダクト120の構成図である。以下では、燃料電池搭載車両に用いられる車両用吸気ダクト120を、吸気ダクト120と呼ぶ。
燃料電池110を搭載する車両においては、燃料電池110に水素と反応する酸素源として、車両の外部から空気を取り込んでエアコンプレッサ112で圧縮した空気を用いる。吸気ダクト120は、図1で述べた吸気ダクト20とほぼ同様の構成を有するので、吸気ダクト20の各要素に付した符号の数字に「+100」した数字を対応する各要素の符号として示し、各要素の詳細な説明の内、吸気ダクト20の各要素の説明と重複する部分は省略する。
吸気ダクト120は、車両の外部から空気を導入する側に配置されるインレットダクト部122と、導入された空気に含まれる塵埃等を除去するエアクリーナ部124と、車両内部のエアコンプレッサ112に空気を供給するアウトレットダクト部126とを含む。吸気ダクト120は、車両の外部から空気を導入する側に導入開口部130、空気を供給する対象のエアコンプレッサ112側に導出開口部132を有し、導入開口部130と導出開口部132の間は、エアクリーナ部124を含んで空気が流通する空気流路134等を構成する複合部材である。吸気ダクト120において、「ダクトの空気流路上の騒音源」は、導出開口部132に接続されるエアコンプレッサ112である。
上記構成の吸気ダクト120において、車両の外部から導入開口部130を介して導入され、空気流路134,142,135を流れて導出開口部132を介して車両内部のエアコンプレッサ112に供給される空気流180を実線矢印で図6に示す。空気流180は、エアクリーナ部124のフィルタ部140の通過前後で清浄度が変化するので、これを区別する場合は、フィルタ部140の通過前で車両外部から取り入れたままの空気流180aと、フィルタ部140を通過した後の清浄な空気流180bとする。騒音源であるエアコンプレッサ112側から空気流路135,142,134を伝搬する騒音の音波182を破線矢印で示す。
インレットダクト部122は、騒音減衰部であるポーラスダクト部160と、ポーラスダクト部160に対向する位置に配置される反射板部170とを含む。インレットダクト部122において、ポーラスダクト部160は、反射板部170よりも導入開口部130側に配置される。反射板部170としては、吸気ダクト120の内壁面に設けた凹凸部172が用いられる。図6では、凹凸部172をインレットダクト部122のストレート部分に設け、凹凸部172の形状として、三角形の断面形状を有し、三角形の2つの斜面の内で反射方向が騒音減衰部であるポーラスダクト部160側を向く斜面を反射面とする場合を述べる。これは説明のための例示であって、凹凸部172の形状としては、三角形の断面形状でなくても、反射方向が騒音減衰部であるポーラスダクト部160側を向く反射面を有する形状であればよい。
この配置によって、エアコンプレッサ112側から伝搬してきた音波182は、反射板部170の凹凸部172に当たり、反射方向がポーラスダクト部160側を向く反射面で反射されてポーラスダクト部160に向かう音波184となる。換言すれば、反射板部170は、騒音源であるエアコンプレッサ112側から空気流路135,142,134を伝搬してきた音波182を、騒音減衰部であるポーラスダクト部160に向かわせる反射面を含む凹凸部172を有する。
ポーラスダクト部160は、通気性を有し多孔質構造を有する物質で構成される騒音減衰部であるので、音波184の音響エネルギを吸収して騒音レベルを減衰させた音波として吸気ダクト120の外部に放出する。したがって、吸気ダクト120において、音波184が導入開口部130に抜けることを抑制できる。
図7は、回転電機200を搭載する車両において回転電機200の空冷に用いられる車両用吸気ダクト220の構成図である。以下では、回転電機搭載車両において回転電機200の空冷に用いられる車両用吸気ダクト220を、吸気ダクト220と呼ぶ。
吸気ダクト220は、エンジン10に空気を供給する吸気ダクト20,100、燃料電池110にエアコンプレッサ112を介して空気を供給する吸気ダクト120と異なり、回転電機200に冷媒としての空気を流すためのものである。吸気ダクト220は、車両の外部から冷媒としての空気を取り入れる導入開口部230を有するインレットダクト部222と、インレットダクト部222から延びて回転電機200の外周部に配置される空気流路224とを含む複合部材である。空気流路224の末端には、回転電機200の冷却後の暖かくなった空気を車両の外部に排出する導出開口部232が設けられる。吸気ダクト220において、「ダクトの空気流路上の騒音源」は、空気流路224中に配置される回転電機200である。
上記構成の吸気ダクト220において、車両前方側の外部から走行風として導入開口部230を介して導入され、インレットダクト部222と空気流路224を流れて導出開口部232から車両外部に排出される空気流280を実線矢印で図7に示す。インレットダクト部222、空気流路224の各部を流れる空気流280を区別する場合は、導入開口部230から取り入れられる空気流280a、回転電機200の外周を流れる空気流280b,280c、導出開口部232から排出される空気流280dと呼ぶ。騒音源である回転電機200側から空気流路224、インレットダクト部222を伝搬する騒音の音波282を破線矢印で示す。
インレットダクト部222は、騒音減衰部であるポーラスダクト部260と、反射板部270とを含む。インレットダクト部222において、ポーラスダクト部260は、反射板部270よりも導入開口部230側に配置される。反射板部270としては、吸気ダクト220の内壁面に設けた凹凸部272が用いられる。図7では、凹凸部272をインレットダクト部222のストレート部分に設け、凹凸部272の形状として、三角形の断面形状を有し、三角形の2つの斜面の内で反射方向がポーラスダクト部260側を向く斜面を反射面とする場合を述べる。これは説明のための例示であって、凹凸部272の形状としては、反射方向がポーラスダクト部260側を向く反射面を有する形状であればよい。
この配置によって、回転電機200側から伝搬してきた音波282は、反射板部270の凹凸部272に当たり、反射方向がポーラスダクト部260側を向く反射面で反射されてポーラスダクト部260に向かう音波284となる。換言すれば、反射板部270は、騒音源である回転電機200側から空気流路224、インレットダクト部222を伝搬してきた音波282を、騒音減衰部であるポーラスダクト部260に向かわせる反射面を含む凹凸部272を有する。
ポーラスダクト部260は、通気性を有し多孔質構造を有する物質で構成される騒音減衰部であるので、音波284の音響エネルギを吸収して騒音レベルを減衰させた音波として吸気ダクト220の外部に放出する。したがって、吸気ダクト220において、音波284が導入開口部230に抜けることを抑制できる。
図8は、比較例として、ポーラスダクト部を備え反射板部を備えない車両用吸気ダクト18の構成図である。以下では、反射板部を備えない車両用吸気ダクト18を、吸気ダクト18と呼ぶ。吸気ダクト18において、騒音源であるエンジン10側から空気流路35,42を伝搬してきた音波82a,82bは、インレットダクト部22の曲り部52で管路の内壁に当たりながら進行方向を変更する。ここまでは、図1の吸気ダクト20の場合と同じである。
その後、吸気ダクト18において、ストレート部50に入った音波82a,82bは、それぞれストレート部50の管路の内壁に当たりながら進行方向を変更し、導入開口部30側に向かう。導入開口部30に到達した音波82a,82bは、管路の開口端における反射条件を満たすと、吸気ダクト20の導入開口部30で反射して、空気を媒質として音速で空気流路34,42,35を導出開口部32側に戻る。導出開口部32に到達した音波82a,82bは、管路の開口端における反射条件を満たすと、吸気ダクト20の導出開口部32で反射して、空気を媒質として音速で空気流路35,42,34を導入開口部30側に戻る。このように、音波82a,82bの往復により、気柱共鳴が生じ、大きな気柱共鳴音が生じる。
上記構成の吸気ダクト20,100,120,220においては、凹凸部を有する反射板部70,102,170,270が設けられ、反射板部70,102,170,270は、凹凸部に当たった音波82a,82bを騒音減衰部に向かわせる反射面を有する。これによって、音波82a,82bは、管路の開口端である導入開口部30に向かわないので、気柱共鳴が防止される。また、反射板部70,102,170,270の凹凸部に当たった音波82a,82bは、導入開口部30に抜けることなく、騒音減衰部において音響エネルギが吸収されるので、減衰した騒音レベルとなる。
10 エンジン、12 吸気口、14 スロットルバルブ、18,20,100,120,220 (車両用)吸気ダクト、22,90,122,222 インレットダクト部、24,124 エアクリーナ部、26,126 アウトレットダクト部、30,130,230 導入開口部、32,132,232 導出開口部、34,42,35,134,142,135,224 空気流路、36,38 クリーナ接続開口部、40,140 フィルタ部(騒音減衰部)、44 流入開口部、46 流出開口部、50 ストレート部、52 曲り部、60,160,260 ポーラスダクト部(騒音減衰部)、70,92,102,170,270 反射板部、72,104,172,272 凹凸部、74,106 反射面、76 凹凸先端線、78 内径線、80,80a,80b,180,180a,180b,280,280a,280b,280c,280d 空気流、82a,82b,84a,84b,86a,182,184,282,284 音波、110 燃料電池、112 エアコンプレッサ、200 回転電機。

Claims (2)

  1. 車両の外部から空気を導入して車両内部に向けて前記空気を供給する吸気ダクトであって、
    前記吸気ダクトの空気流路に騒音源がある場合に、前記騒音源側から前記空気流路を伝搬してきた音波を減衰させる材料で構成され、且つ、前記吸気ダクトの一部に配置されている騒音減衰部と、
    前記騒音源側から前記空気流路を伝搬してきた前記音波を反射して前記騒音減衰部に向かわせる反射面を含む凹凸部を有する反射板部と、
    を備え
    前記反射板部における前記凹凸部の凹凸形状の先端を結ぶ凹凸先端線が、前記吸気ダクトの内径線から突き出さない、
    車両用吸気ダクト。
  2. 請求項1に記載の車両用吸気ダクトであって、
    前記騒音減衰部が前記吸気ダクトの内径線から突き出さない、
    車両用吸気ダクト。
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