JP7181124B2 - 仮設フロアー装置及びその構築方法 - Google Patents

仮設フロアー装置及びその構築方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7181124B2
JP7181124B2 JP2019036052A JP2019036052A JP7181124B2 JP 7181124 B2 JP7181124 B2 JP 7181124B2 JP 2019036052 A JP2019036052 A JP 2019036052A JP 2019036052 A JP2019036052 A JP 2019036052A JP 7181124 B2 JP7181124 B2 JP 7181124B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor
fixing
base body
plate member
temporary
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019036052A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020139338A (ja
Inventor
智幸 谷
和夫 伴
隆幸 有村
賢一 稲室
涼 板倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alinco Inc
Original Assignee
Alinco Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alinco Inc filed Critical Alinco Inc
Priority to JP2019036052A priority Critical patent/JP7181124B2/ja
Publication of JP2020139338A publication Critical patent/JP2020139338A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7181124B2 publication Critical patent/JP7181124B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Road Paving Structures (AREA)

Description

本発明は、競技用スタジアム等の芝生を植生した地面や、陸上競技場のトラック又はフィールド等の地面、その他の地面の上に構築される仮設フロアー装置及びその構築方法に関する。
例えば、競技用スタジアムや陸上競技場等をコンサート等の大規模なイベント会場として利用する場合、観客等の群集が歩行したり、ステージ等を構築するための重機が走行したりすると、地面を損傷する問題がある。芝生を植生した競技用スタジアムの場合は、芝生が損傷され、アンツーカ(商標)等の舗装材で舗装された陸上競技場の場合は、舗装材が損傷されるおそれがある。
そこで、本出願人は、このような損傷から地面を保護するため、地面の上にフロアーユニットを縦横に敷設することにより構築される仮設フロアー装置を提案しており、好評を博している。
特開2016-199895号公報 特開2018-3381号公報 特許第4491435号公報 特許第4639220号公報
本出願人が提案した従来の仮設フロアー装置(以下「従来装置」という。)は、地面上に矩形盤状のフロアーユニットを縦横に隣接して敷設し、隣り合うフロアーユニットを相互に連結手段により着脱自在かつ上下方向に揺動可能に連結することにより構築される。
フロアーユニットは、矩形の床面を形成する床板の周縁から下向きに側壁を垂設すると共に、床板を下方から支持するための格子状に配置された多数のリブを設けている。
前記フロアーユニットは、合成樹脂により一体成形されており、それ相応の重量を有するが、多数の群衆が往来したり、重量車両や重機が走行したりすると、地面上をずれ動いてしまうおそれがある。そして、フロアーユニットがずれ動くと、前記側壁やリブの下縁が地面を摺擦するので、芝生や舗装材にひっかき傷を生じるという重大な問題がある。
そこで、本発明者らは、フロアーユニットの重量を増加させることにより、容易にずれ動かないように構成すると共に、フロアーユニットの底面を平滑面に形成することにより、万一、ずれ動いたときでも、地面の芝生や舗装材をできるだけ損傷しないように構成することが望ましいことを知得した。
ところが、フロアーユニットの重量増のために、例えば、フロアーユニットを合成樹脂により分厚く成形する等、それ自体の重量を増加させるときは、コスト高を招来するだけでなく、運搬や保管が困難となる問題がある。
このため、フロアーユニットは、仮設フロアー装置の構築現場において、水等の流動材を充填し貯留させることにより簡単容易に重量を増加させることができる反面、現場に搬入し又は現場から搬出するときは、前記流動材を排出することにより重量を軽減できるように構成するのが良い。
しかしながら、仮設フロアー装置の構築と解体を可能にするフロアーユニットとして、流動材を貯留可能とした構成を提供するためには、種々の解決すべき課題がある。
本発明は、現場において流動材を貯留させることにより簡単容易に重量を増加可能とする反面、搬入・搬出時には流動材を排出することにより重量を軽減可能とした上述のようなフロアーユニットを提供し、これにより構築される仮設フロアー装置と、該仮設フロアー装置の構築方法を提供するものである。
そこで、本発明の仮設フロアー装置が手段として構成したところは、地面上に矩形盤状のフロアーユニットを縦横に隣接して敷設し、隣り合うフロアーユニットを相互に連結手段により着脱自在かつ上下方向に揺動可能に連結することにより構築される仮設フロアー装置において、前記フロアーユニットは、底板と該底板に周設された側壁により流動材を貯留自在とする上部開口状の貯留室を形成した基盤体と、前記貯留室の上部開口を開閉自在に閉蓋すると共に基盤体の上部に床面を形成する床板部材により構成され、前記貯留室に貯留した流動材の重量により、フロアーユニットが地面上に安定的に敷設されるように構成して成る点にある。
本発明の好ましい実施形態は、前記フロアーユニットの周辺部に位置して、床板部材を基盤体に固着する周辺固着機構を設けており、前記周辺固着機構は、前記基盤体の貯留室の側部に位置して側壁よりも高さを低くするように形成された台座部と、前記床板部材の床面よりも下位に位置して前記台座部に載置されるように延設された固定片と、前記固定片の上から前記台座部に固着されることにより前記固定片を固定する固着盤により構成され、前記固着盤は、上面に前記床板部材の床面と面一に連なる補完床面を形成している。
前記連結手段は、隣り合うフロアーユニットにおける基盤体の側壁を相互に嵌合自在に嵌合する凹部と凸部により形成された嵌合手段と、嵌合状態の凹部と凸部を挿脱自在に貫通することにより枢結する連結ロッドから成る構成とされており、前記周辺固着機構は、前記嵌合手段に臨んで配設され、前記固着盤により前記連結ロッドを装備するピンユニットを構成することが好ましい。
更に、本発明の好ましい実施形態は、前記フロアーユニットの床面に位置して、床板部材を基盤体に固着する内側固着機構を設けており、前記内側固着機構は、前記基盤体に設けられた取付壁と、該取付壁に着脱自在に固定される固定部材と、前記床板部材から垂設された保持壁と該保持壁に沿って床板部材を貫通する固定用孔により構成され、前記取付壁は、基盤体の底板に立設されると共に横孔を備え、前記固定部材は、前記横孔に挿入固定されるピン手段を設けると共に該ピン手段を横孔に挿入したとき所定位置に位置させられる雌ネジ手段を備え、前記保持壁は、前記雌ネジ手段を所定位置に臨ませた状態で前記固定部材を保持するように構成されており、前記ピン手段を取付壁の横孔に挿入すると共に雌ネジ手段を所定位置に臨ませられた固定部材を床板部材の保持壁により保持した状態で、前記固定用孔から挿入したボルト手段を前記雌ネジ手段に螺着するように構成されている。
そして、本発明の仮設フロアー装置の構築方法が手段として構成したところは、上記のようなフロアーユニットの使用により仮設フロアー装置を構築する際、多数の基盤体を地面上に縦横に敷設する工程と、前記基盤体の貯留室に流動材を充填し貯留させる工程と、前記流動材を貯留した基盤体の上部に床板部材を組付けることによりフロアーユニットを組立てる工程と、隣り合うフロアーユニットの基盤体を相互に連結手段により連結する工程とから成る点にある。
本発明によれば、構築された仮設フロアー装置は、流動材を貯留したフロアーユニット1が重量を増加させられているので、容易にずれ動くことはなく、しかも、万一、ずれ動いたときでも、底板5の底面が平滑面とされているので、地面の芝生や舗装材を損傷することはない。
この際、流動材の貯留は、現場で行うように構成しているので、構築又は解体に際しては、流動材を貯留していない基盤体3と、床板部材4と、その他の固着機構等を分解した状態で、現場に搬入し又は現場から搬出すれば良く、運搬作業が容易である。
仮設フロアー装置を構築するためのフロアーユニットを示し、(A)は基盤体と床板部材を分解した状態を示す斜視図、(B)は基盤体の部分拡大断面図である。 基盤体に床板部材を組付けることにより組立てられたフロアーユニットを示し、(A)はフロアーユニットの全体を示す斜視図、(B)は隣り合うフロアーユニットが連結される前の状態を部分的に拡大して示す斜視図である。 フロアーユニットを縦横に隣接して敷設すると共に隣り合うフロアーユニットを連結することにより構築された仮設フロアー装置を示す斜視図である。 床板部材を基盤体に固着する内側固着機構を示す斜視図である。 内側固着機構に関して、(A)は基盤体に設けられた取付壁の横孔と、ピン手段及び雌ネジ手段を備えた固定部材と、床板部材に設けられた保持壁及び固定用孔と、ボルト手段を一部断面で示す斜視図、(B)は固定部材の断面を示す斜視図である。 内側固着機構による固着状態を示す横断面拡大図である。 床板部材を基盤体に固着する周辺固着機構に関して、基盤体の台座部と床板部材の固定片を示す斜視図である。 周辺固着機構に関して、(A)は固定片を載置した台座部と固着盤を示す斜視図、(B)は台座部に係止ピンを装着した例を示す斜視図である。 周辺固着機構による固着状態を示す斜視図である。 周辺固着機構の固着盤と連結ロッドを示す斜視図である。 連結ロッドを挿入した固着盤の断面を示す斜視図である。 連結ロッドの進退動作に関して固着盤の断面を示す斜視図である。 固着盤の下面を上向き姿勢として示す斜視図である。 図13に示す固着盤の断面個所に関して、(A)はA-A線断面図、(B)はB-B線断面図、(C)はC-C線断面図である。 周辺固着機構における台座部と固着盤の固着構造を部分的断面で示す斜視図である。 フロアーユニットを構成する床板部材の支持構造に関する別の実施形態を示す斜視図である。 フロアーユニットを構成する床板部材の支持構造に関する更に別の実施形態を示す斜視図である。
以下図面に基づいて本発明の好ましい実施形態を詳述する。
本発明の仮設フロアー装置は、地面上に矩形盤状のフロアーユニット1を縦横に隣接して敷設し、隣り合うフロアーユニット1を相互に連結手段2により着脱自在かつ上下方向に揺動可能に連結することにより構築される。
(フロアーユニット)
前記フロアーユニット1は、図1及び図2に示すように、基盤体3と、該基盤体3の上部に着脱自在に装着される床板部材4により構成されている。
前記基盤体3は、底面を平滑面とした底板5の周縁に側壁6を周設することにより、液体や粒状物等の流動材を貯留自在とする上部開口状の貯留室7を形成している。図示実施形態の場合、側壁6の内側領域で底板5の上に多数の多角形状に連なるリブ8を設け、該リブ8により囲まれた小室7aの多数により貯留室7が形成されている。図示実施形態では、リブ8により六角形の小室7aを形成しているが、これに限定されるものでなく、要するに、底板5の上に側壁6により囲まれた水等の流動材を貯留自在とする上部開口状の貯留室7が形成されていれば良い。
前記連結手段2は、隣り合うフロアーユニット1、1における基盤体3の側壁6に相互に嵌合自在に設けられた凹部9及び凸部10と、嵌合状態の凹部9及び凸部10を横断して挿脱自在に貫通することにより枢結する連結ロッド11により構成されている。
図示実施形態の場合、矩形状とされた4辺を有する基盤体3の各辺の所定位置に凹部9と凸部10を並設しており、隣り合うフロアーユニット1、1における基盤体3の任意の辺を対向させたとき、一方の基盤体3の凸部10が他方の基盤体3の凹部9に嵌合させられるように構成している。
前記連結ロッド11は、基盤体3から凹部9に向けて進退移動自在に構成され、尾端部にL形に折曲形成された操作片11aを備えている。そこで、隣り合うフロアーユニット1、1における基盤体3の間で凹部9と凸部10を嵌合した状態で、連結ロッド11を前進させると、凹部9及び凸部10にそれぞれ形成された貫通孔9a、10aに連結ロッド11が挿通され、凹部9と凸部10を分離不能に枢結する。これにより、フロアーユニット1、1は、相互に連結ロッド11の軸廻りに揺動可能に連結される。
前記床板部材4は、前記貯留室7の上部開口を開閉自在に閉蓋し、基盤体3の上部に床面12を形成する板により形成されている。
図1(B)に示すように、基盤体3の貯留室6を囲繞する側壁6の頂部の内側に低く形成された段差部6aが設けられ、該段差部6aに床板部材4の周縁が嵌入され、これによりフロアーユニット1の床面12が形成される。この際、前記段差部6aは、基盤体4の凹部9と凸部10を形成するように湾曲形成された側壁4の内側に延設されており、これに対して、前記凹部9と凸部10に対応するように床板部材4の周縁に形成された切欠き部13と舌片14が嵌入される。
フロアーユニット1は、前記床板部材4を基盤体4の上部に嵌入することにより貯留室6の上部開口を閉蓋した状態で、中央部に配設された内側固着機構15と、周辺部に配設された周辺固着機構16により、床板部材4と基盤体4を相互に固着するように構成されている。
尚、フロアーユニット1は、芝生を植生した地面に仮設フロアー装置を構築する場合は、基盤体3及び床板部材4を透明又は半透明の合成樹脂により成形することが好ましく、その際、前記貯留室6に注入される流動材は、透明な水を選択することが好ましい。
(仮設フロアーユニットの構築方法)
上記のフロアーユニット1により仮設フロアー装置を構築するためには、基盤体3と、床板部材4と、内側固着機構15と、周辺固着機構16を分解した状態で、競技用スタジアムや陸上競技場等の現場に搬入し、以下の方法により構築する。
多数の基盤体3を相互に近接して地面上に縦横に敷設し(敷設工程)、次いで、各基盤体3の貯留室6に流動材を充填し貯留させる(貯留工程)。
敷設工程において、隣り合う基盤体3、3は、相互に凹部9と凸部10を嵌合状態とさせることが好ましい。
貯留工程における流動材は、流動性のある液体や粒状物を使用することができるが、一般的に競技用スタジアムや陸上競技場等には散水設備が常設されているので、水を流動材として基盤体3の上方から散水するのが良く、これにより、簡単容易に全ての小室6aに水を充填し、貯留室6の全体にわたり貯留させることができる。
上記工程の後、それぞれの基盤体3の上部に床板部材4を嵌入し、内側固着機構15と、周辺固着機構16で固着することにより、フロアーユニット1を組立てる(組立工程)。これと併せて、隣り合うフロアーユニット1、1を相互に連結手段2により連結する(連結工程)。即ち、隣り合うフロアーユニット1、1の基盤体3の間で嵌合状態とされた凹部9と凸部10に連結ロッド11が挿通される。これにより、図3に示すような仮設フロアー装置が構築される。
前記連結工程は、図示実施形態の場合、後述のように連結ロッド11が周辺固着機構16に組み込まれた構成とされているため、構築方法の最終工程として行われる。しかしながら、図示実施形態とは異なる別の実施形態として、連結ロッド11を基盤体3に組み込んでおき、連結工程を前記敷設工程と同時に実施するように構成しても良い。
このようにして構築された仮設フロアー装置は、流動材を貯留したフロアーユニット1が重量を増加させられているので、容易にずれ動くことはなく、しかも、万一、ずれ動いたときでも、底板5の底面が平滑面とされているので、地面の芝生や舗装材を損傷することはない。
この際、流動材の貯留は、現場で行うように構成しているので、構築に際しては、基盤体3と、床板部材4と、内側固着機構15と、周辺固着機構16を分解した状態で、現場に搬入すれば良く、搬入作業が容易である。
そして、仮設フロアー装置の解体に際しては、上記の構築方法と逆の順序で各工程を行うことにより、簡単容易に解体することができ、しかも、基盤体3と、床板部材4と、内側固着機構15と、周辺固着機構16を分解した状態で、現場から搬出し、倉庫等に保管すれば良い。
因みに、解体時には、貯留されている水等の流動材は、貯留室7から排出される。図示実施形態の場合、床板部材4を基盤体3から取外すことにより貯留室7の上部を開口させた状態で、該基盤体3を裏返せば、流動材を一挙に排出させることができる。しかしながら、図示しない別の実施形態として、貯留室7を構成する多数の小室7aを相互に連通させる連通孔をリブ8に設けると共に、底板5の所定個所に開閉自在なドレン口を設け、ドレン口を開放することにより、貯留室7から水(流動材)を排出させるように構成しても良い。
(内側固着機構)
図4ないし図6に示すように、内側固着機構15は、基盤体3に設けられた取付壁8aと、該取付壁8aに着脱自在に固定される固定部材17と、床板部材4から垂設された保持壁18と、該保持壁に臨んで床板部材4を貫通する固定用孔19により構成されており、前記固定部材17に設けた雌ネジ手段20に対して、前記固定用孔19から挿入したボルト手段21を螺着することにより、床板部材4を基盤体3に固着するように構成されている。
前記取付壁8aは、図示実施形態の場合、基盤体3に設けられたリブ8のうち底板5の中心部に位置する小室7aを形成するリブ壁の一部分により構成されており、横孔23aを設けている。
前記固定部材17は、前記小室7aに遊動自在に装入されるブロック体22と、該ブロック体22から突出することにより前記横孔23aに挿入自在とされるピン手段23を設けている。
前記雌ネジ手段20は、前記固定部材17のブロック体22にネジ切り孔を設けても良いが、図示実施形態の場合、ブロック体22の底面に凹設した凹部22aにナット20aを嵌入し、ブロック体22の上部に前記ナット20aに連通する通孔22bを設けることにより構成されている。
前記固定用孔19は、図示のようにボルト手段21の頭部を埋入する座グリ状の孔により構成され、前記保持壁18は、固定用孔19の両側に位置する一対の平行壁18a、18aを備え、該平行壁18a、18aの間に前記固定部材17のブロック体22を嵌入保持するように構成されている。
そこで、前記凹部22aにナット20aを嵌入することにより構成された雌ネジ手段20を備える固定部材17を小室7aに装入すると共に、ピン手段23を横孔23aに挿入すると、前記雌ネジ手段20(通孔22b及びナット20a)が底板5の所定位置に位置決めされる。
次いで、上方から床板部材4を基盤体3に接近させ、該床板部材4の周縁を上記段差部6aに臨ませると、保持壁18の平行壁18a、18aが固定部材17のブロック体22を両側から保持する。
この状態で、固定用孔19と前記雌ネジ手段20の軸心が合致させられるので、固定用孔19から挿入したボルト手段21を雌ネジ手段20に螺着することにより、床板部材4が取付壁8aに連結された状態で固定される。
図示実施形態の場合、横孔23aにピン手段23を挿入することにより位置決めされた固定用部材17の雌ネジ手段20と、保持壁18により固定用部材17を保持したときの床板部材4の固定用孔19がそれぞれフロアーユニット1の中心で合致するように構成されている。これにより、床板部材4を基盤体3に対して、床板部材4の周縁が段差部6aに嵌合する位置に載置したとき、固定用孔19と雌ネジ手段20の中心が一致させられ、ボルト手段21のねじ込みを可能にしている。
(周辺固着機構)
図7ないし図15は、周辺固着機構16を示している。周辺固着機構16は、基盤体3の貯留室7の側部において側壁6よりも高さを低くするように形成された台座部24と、前記台座部24に載置される床板部材4の固定片25と、前記固定片25の上から前記台座部24に固着されることにより該固定片25を固定する固着盤26により構成されている。前記固定片25は、床板部材4から段差を介して下側に偏位した状態で床板部材4と平行に形成されている。
図7に示すように、前記台座部24は、盤状体3の凹部9に近傍するコーナ部に設けられ、貯留室7に臨んで側壁6よりもやや低く形成された受台部24aと、該受台部24aよりも更にやや低く形成された取付台部24bにより構成されている。
これに対して、前記固定片25は、前記受台部24aのみに載置されるように構成されている。つまり、床板部材4は、固定片25を受台部24aに載置した状態で、取付台部24bの上方を被わないようにするための切欠き状の開放部4aを形成している。
固定片25と受台部24aは、相互に固定手段を設けており、図示実施形態の場合、固定片25を受台部24aに載置したとき、固定片25に垂設した爪片27が受台部24aの凹入部28に嵌合され、所定位置に固定されるように構成している。
前記固着盤26は、前記取付台部24bに搭載される盤部26aと、前記受台部24aに載置された固定片25を上から保持する翼部26bを備えており、図示実施形態の場合、翼部26bの下面から垂設したピン部29を固定片25に設けた孔30に挿入するように構成している。
図示実施形態の場合、図8に示すように、取付台部24bには、基盤体3のコーナの両側に位置して溝31、31が形成され、それぞれの溝31に係止ピン32を嵌合可能に構成している。前記係止ピン32は、軸部を溝31に嵌合した状態で、頭部32aが取付台部24bの凹入部31aに臨まされる。これに対して、固着盤26の盤部26aの下面には図13に示すような断面L形の規制手段31bが垂設されており、後述のように盤部26aを取付台部24bに搭載したとき、図8(B)に示すように、前記規制手段31bが凹入部31aに嵌入され、係止ピン32の頭部32aを移動しないように規制する。これにより、係止ピン32は、盤部26aにより閉塞された溝31に保持されると共に軸方向の移動を前記規制手段31bにより規制された状態で固定される。
この際、円形フランジ状の頭部32aは、図示のように一部を切削しており、これにより、頭部32aが盤部26aに干渉することはないので、固着盤26を取付台部24bに好適に搭載することが可能になる。
このような係止ピン32は、凹部9及び凸部10と連結ロッド11により構成される連結手段2を補完することにより、地面に敷設された隣り合うフロアーユニット1、1の上下方向の不陸を抑制する。つまり、隣り合うフロアーユニット1、1の間において対向する溝31、31のうち、一方の溝31に嵌合保持させた係止ピン32を他方の溝31(係止ピンを有しない)に挿入することにより、敷設されたフロアーユニット1、1の間において床面12に段差が生じることを防止する。
図13及び図15に示すように、取付台部24bには、下側に空洞部33を有する座部34が形成され、座部34を上下方向に貫通する通孔35と角形孔36が設けられており、前記空洞部33は取付台部24bの側面に開口している。
これに対して、固着盤26は、取付台部24bに載置し搭載したとき、前記角形孔36に嵌入する角壁37と、前記通孔35に臨んで座部34に載置されるボス部38を垂設している。ボス部38は、ボルト手段39を挿通自在とし、該ボルト手段の頭部を埋入する座グリ状の孔を備えている。
そこで、図15に示すように、固着盤26を搭載する前に前記空洞部33に角形のナット手段40を挿入すると共に通孔35に臨ませ、次いで、固着盤26の盤部26aを取付台部24bに搭載すると、前記角壁37が角形孔36に挿入され、該固着盤26の位置決め手段として機能すると共、該角壁37がナット手段40の側面に沿うことにより該ナット手段40の廻り止め手段として機能する。従って、この状態で、ボス部38から挿入したボルト手段39をナット手段40に螺着すると、図9に示すように、固着盤26が取付台部24bに固着される。
図示のように、取付台部24bに搭載された固着盤26は、上面に前記床板部材4の床面12と面一に連なる補完床面41を形成する。図示実施形態の場合、床板部材4の床面12は、断面が台形状とされた矩形の小突部12aを列設することにより滑り止め手段を構成していることが好ましく、これと整合して、固着盤26の上面にも同様の小突部41aを列設することが好ましい。
図10ないし図12に示すように、前記固着盤26は、連結手段2を構成する連結ロッド11を装備するピンユニットを提供する。このため、固着盤26の上面には、凹部9及び凸部10の貫通孔9a、10aと同軸上に位置するスライド溝42と、該スライド溝42の両端からL形に折曲された状態で枝溝状に延長する格納溝43a、43bが凹設されている。そして、スライド溝42から前記貫通孔9a、10aに向けて固着盤26を貫通する孔と溝から成る通路44が設けられている。
連結ロッド11は、前記スライド溝42の溝壁に突設された突起45を乗り越えて該スライド溝42の内部にスライド自在に嵌入され、軸廻りに回動することにより、操作片11aを格納溝43a、43bに嵌入させることができる。
図11に示すように、操作片11aを格納溝43aの溝壁に突設された突起46aを乗り越えて該格納溝43aに嵌入したとき、連結ロッド11は、先端部を通路44の内部に位置させた状態で、スライド不能に保持される。
この状態から、連結ロッド11は、操作片11aを格納溝43aの上方に脱出させ、スライド溝42に沿ってスライドすると、図12に示すように、先端部が通路44から挿出され、上述のように凹部9及び凸部10の貫通孔9a、10aを貫通することにより、枢結するように構成されている。凹部9及び凸部10を枢結した状態で、操作片11aを格納溝43bの溝壁に突設された突起46bを乗り越えて該格納溝43bに嵌入すれば、連結ロッド11をスライド不能に保持することができる。
図示実施形態のように、固着盤26により連結ロッド11を装備するピンユニットを構成しておけば、基盤体3の貯留室7に水等の流動材を貯留する構成において、連結ロッド11を水等から隔離することにより錆びつき等を好適に防止することができ、しかも、基盤体3の上に床板部材4を固着するための固着盤26の搭載時に、連結ロッド11が凹部9及び凸部10の貫通孔9a、10aと一致する個所に確実に取付けられ、取付作業も容易になるという利点がある。
(フロアーユニットを構成する床板部材の支持構造)
フロアーユニット1は、多数の群衆の往来や、重量車両又は重機の走行等に際して受ける大きな荷重に対して、基盤体3及び床板部材4が十分に耐える強度を有することが必要である。上述の実施形態の場合、図1に示すように、基盤体3の底板5の全体にわたり、多角形状に連なるリブ8が形成されており、これにより、床板部材4は、下面のほぼ全面を下方からハニカム構造体により支持され、大きな荷重に耐えることができる。
ところで、上述のように、フロアーユニット1は、貯留室7に水等の流動材を貯留することにより重量を増加させられ、ずれ動くことがない安定した敷設が可能であるから、搬入や搬出の際の作業用を考慮すると、その構成部材である基盤体3及び床板部材4は、軽量化することが好ましい。
この点に関して、比較的薄い平板状に形成した床板部材4を基盤体3に装着したフロアーユニット1に関して、重量車両や重機を走行させることにより実験を行うと、図1に示す実施形態のように構成した場合、床板部材4が反り返り、基盤体3から浮き上がるおそれがあることが知得された。
そこで、このような床板部材4の反り返りを防止するために、図16及び図17に示すような床板部材4の支持構造に関する別の実施形態を提案することが好ましい。
(床板部材の支持構造に関する別の実施形態)
図16に示す別の実施形態の場合、リブ8により構成された多数の多角形を表す支持構造体47は、基盤体3の底板5に形成された下側構造体47aと、床板部材4の下面に形成された上側構造体47bに分割されている。
図示の分解された状態から、基盤体3の上部開口を塞ぐように床板部材4を装着すると、下側構造体47aの上端が床板部材4の下面に接支し、上側構造体47bの下端が基盤体3の底板5に接支する。下側構造体47aと上側構造体47bは、合体された状態で相互に連なり、これにより、基盤体3と床板部材4の間に、ほぼ全面に広がるハニカム等の多角形を連設した支持構造体47を形成する。
下側構造体47aと上側構造体47bの分割形態は、図示の構成に限定されるものではないが、図示のように、上側構造体47bを床板部材4の四隅部に形成することが好ましく、これにより、反り返り易い床板部材4の四隅部の反り返りが好適に防止される。
(床板部材の支持構造に関する更に別の実施形態)
図16に示す更に別の実施形態の場合、基盤体3は、側壁6で囲まれた底板5の上に皿状の貯留室7を形成しており、リブ8を設けていない。リブ8により構成された多数の多角形を表す支持構造体47は、床板部材4の下面に形成されている。
図示の分解された状態から、基盤体3の上部開口を塞ぐように床板部材4を装着すると、床板部材4の支持構造体47が基盤体3の貯留室7に嵌合され、底板5に接支する。支持構造体47は、基盤体3と床板部材4の間においてほぼ全面に広がるハニカム等の多角形を連設しており、床板部材4が受ける荷重を底板5の上で好適に支持する。
床板部材4は、下面に支持構造体47を一体に形成しているので、重荷重を受けた際に反り返ることがない。
1 フロアーユニット
2 連結手段
3 基盤体
4 床板部材
4a 開放部
5 底板
6 側壁
6a 段差部
7 貯留室
7a 小室
8 リブ
8a 取付壁
9 凹部
9a 貫通孔
10 凸部
10a 貫通孔
11 連結ロッド
11a 操作片
12 床面
12a 小突部
13 切欠き部
14 舌片
15 内側固着機構
16 周辺固着機構
17 固定部材
18 保持壁
19 固定用孔
20 雌ネジ手段
20a ナット
21 ボルト手段
22 ブロック体
22a 凹部
22b 通孔
23 ピン手段
23a 横孔
24 台座部
24a 受台部
24b 取付台部
25 固定片
26 固着盤
26a 盤部
26b 翼部
27 爪片
28 凹入部
29 ピン部
30 孔
31 溝
31a 凹入部
31b 規制手段
32 係止ピン
32a 頭部
33 空洞部
34 座部
35 通孔
36 角形孔
37 角壁
38 ボス部
39 ボルト手段
40 ナット手段
41 補完床面
41a 小突部
42 スライド溝
43a、43b 格納溝
44 通路
45、46a、46b 突起
47 支持構造体
47a 下側構造体
47b 上側構造体

Claims (5)

  1. 地面上に矩形盤状のフロアーユニットを縦横に隣接して敷設し、隣り合うフロアーユニットを相互に連結手段により着脱自在かつ上下方向に揺動可能に連結することにより構築される仮設フロアー装置において、
    前記フロアーユニット(1)は、底板(5)と該底板に周設された側壁(6)により流動材を貯留自在とする上部開口状の貯留室(7)を形成した基盤体(3)と、前記貯留室(7)の上部開口を開閉自在に閉蓋すると共に基盤体の上部に床面(12)を形成する床板部材(4)により構成され、
    前記貯留室(7)に貯留した流動材の重量により、フロアーユニット(1)が地面上に安定的に敷設されるように構成して成ることを特徴とする仮設フロアー装置。
  2. 前記フロアーユニットの周辺部に位置して、床板部材(4)を基盤体(3)に固着する周辺固着機構(16)を設けており、
    前記周辺固着機構(16)は、前記基盤体の貯留室(7)の側部に位置して側壁(6)よりも高さを低くするように形成された台座部(24)と、前記床板部材(4)から前記床面(12)よりも下位に位置して前記台座部(24)に載置されるように延設された固定片(25)と、前記固定片の上から前記台座部(24)に固着されることにより前記固定片(25)を固定する固着盤(26)により構成され、
    前記固着盤(26)は、上面に前記床板部材の床面(12)と面一に連なる補完床面(41)を形成して成ることを特徴とする請求項1に記載の仮設フロアー装置。
  3. 前記連結手段(2)は、隣り合うフロアーユニットにおける基盤体の側壁(6)を相互に嵌合自在に嵌合する凹部(9)と凸部(10)により形成された嵌合手段と、嵌合状態の凹部と凸部を挿脱自在に貫通することにより枢結する連結ロッド(11)から成る構成において、
    前記周辺固着機構(16)は、前記嵌合手段に臨んで配設され、前記固着盤(26)により前記連結ロッド(11)を装備するピンユニットを構成して成ることを特徴とする請求項2に記載の仮設フロアー装置。
  4. 前記フロアーユニットの床面(12)に位置して、床板部材(4)を基盤体(3)に固着する内側固着機構(15)を設けており、
    前記内側固着機構(15)は、前記基盤体(3)に設けられた取付壁(8a)と、該取付壁に着脱自在に固定される固定部材(17)と、前記床板部材から垂設された保持壁(18)と該保持壁に臨んで床板部材を貫通する固定用孔(19)により構成され、
    前記取付壁(8a)は、基盤体の底板に立設されると共に横孔(23a)を備え、前記固定部材(17)は、前記横孔に挿入固定されるピン手段(23)を設けると共に該ピン手段を横孔に挿入したとき所定位置に位置させられる雌ネジ手段(20)を備え、前記保持壁(18)は、前記雌ネジ手段を所定位置に臨ませた状態で前記固定部材(17)を保持するように構成されており、
    前記ピン手段(23)を取付壁(8a)の横孔(23a)に挿入すると共に雌ネジ手段(20)を所定位置に臨ませた固定部材(17)を床板部材の保持壁(18)により保持した状態で、前記固定用孔(19)から挿入したボルト手段(21)を前記雌ネジ手段(20)に螺着するように構成して成ることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の仮設フロアー装置。
  5. 請求項1、2、3又は4に記載の仮設フロアー装置を構築する方法であり、
    多数の基盤体(3)を地面上に縦横に敷設する工程と、
    前記基盤体の貯留室(7)に流動材を充填し貯留させる工程と、
    前記流動材を貯留した基盤体(3)の上部に床板部材(4)を組付けることによりフロアーユニットを組立てる工程と、
    隣り合うフロアーユニットの基盤体(3,3)を相互に連結手段(2)により連結する工程とから成ることを特徴とする仮設フロアー装置の構築方法。
JP2019036052A 2019-02-28 2019-02-28 仮設フロアー装置及びその構築方法 Active JP7181124B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019036052A JP7181124B2 (ja) 2019-02-28 2019-02-28 仮設フロアー装置及びその構築方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019036052A JP7181124B2 (ja) 2019-02-28 2019-02-28 仮設フロアー装置及びその構築方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020139338A JP2020139338A (ja) 2020-09-03
JP7181124B2 true JP7181124B2 (ja) 2022-11-30

Family

ID=72280047

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019036052A Active JP7181124B2 (ja) 2019-02-28 2019-02-28 仮設フロアー装置及びその構築方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7181124B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005344496A (ja) 2004-06-04 2005-12-15 Mamoru Hirose 自然循環水生平板ブロック
JP2009079409A (ja) 2007-09-26 2009-04-16 Alinco Inc 敷板
JP2018510986A (ja) 2015-03-25 2018-04-19 クオリティー マット カンパニー 耐環境性コアを備えるマット構築物

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9004795D0 (en) * 1990-03-02 1990-04-25 Macleod Iain M Cover for grassed area
JP3143606B2 (ja) * 1997-11-20 2001-03-07 関西電力株式会社 仮設道路用敷設板

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005344496A (ja) 2004-06-04 2005-12-15 Mamoru Hirose 自然循環水生平板ブロック
JP2009079409A (ja) 2007-09-26 2009-04-16 Alinco Inc 敷板
JP2018510986A (ja) 2015-03-25 2018-04-19 クオリティー マット カンパニー 耐環境性コアを備えるマット構築物

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020139338A (ja) 2020-09-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7845113B2 (en) Liftable turfing systems
US8881482B2 (en) Modular flooring system
US8683769B2 (en) Modular sub-flooring system
RU2322544C2 (ru) Модульная конструкция искусственного травяного покрова
US8011156B1 (en) Construction set
US20090293378A1 (en) Modular Free Standing Structure
CA2587654A1 (en) Modular step system for pools
CA3011263C (en) Modular barrier system
US7784227B2 (en) Modular pool constructive design
JP7181124B2 (ja) 仮設フロアー装置及びその構築方法
US1091484A (en) Autodrome.
US20020078652A1 (en) Modular structural surface assembly
JP6853570B2 (ja) 組立式ステージおよびジャッキ機構
KR101513257B1 (ko) 저장조 기초 패드 및 이를 이용한 저장조 시공 방법
JP2003135825A (ja) 遊技機島及びその製造方法
IT201900005162A1 (it) Campo polivalente recintato, nonché metodo e kit per la realizzazione dello stesso
KR102106369B1 (ko) 스포츠 시설용 바닥재 및 이의 시공 방법
IT201900005166A1 (it) Campo polivalente recintato e metodo per la realizzazione dello stesso
CA2651202C (en) Two-part turf pallet with interconnected components
CN215564803U (zh) 一种便于拆装的模块化游泳池
CN110811230A (zh) 一种钢结构平台
JP7220589B2 (ja) 仮設フロアー装置
JP7181125B2 (ja) 仮設フロアー装置
JPH07203766A (ja) 仮設芝生遊戯場
CN220336324U (zh) 一种便于拆卸的木地板结构

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220106

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221018

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221101

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221117

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7181124

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150