JP7179511B2 - 情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置及び情報処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7179511B2
JP7179511B2 JP2018129648A JP2018129648A JP7179511B2 JP 7179511 B2 JP7179511 B2 JP 7179511B2 JP 2018129648 A JP2018129648 A JP 2018129648A JP 2018129648 A JP2018129648 A JP 2018129648A JP 7179511 B2 JP7179511 B2 JP 7179511B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
customer
information
product
attribute information
attribute
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018129648A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020009147A (ja
Inventor
泰宏 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
Priority to JP2018129648A priority Critical patent/JP7179511B2/ja
Publication of JP2020009147A publication Critical patent/JP2020009147A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7179511B2 publication Critical patent/JP7179511B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明の実施形態は、情報処理装置及び情報処理方法に関する。
商店では、販売している商品がどのような商品であるかという情報を表示することがある。その情報は、値段、産地、製造者、生産者、栄養情報などの種々の情報を含む。表示態様は、紙による表示やディスプレイでの動画による表示などがある。
一方、商店では、来店客に個人IDを割り当てたポイントカードを発行する、または、来店客の動向を把握するなど、個人単位での顧客情報の把握に努めている。
特開2016-71471号公報
客個人によって商品について知りたい情報は異なるが、店頭での商品広告表示では、客の望む最適な情報ではないこともしばしば見受けられる。店側は、客個人の望む最適な情報を提示することができれば、客の購入意欲を掻き立てることができる。
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、商品に関連付けて表示する商品の属性を示す情報を客毎に変化させる情報処理装置及び情報処理方法を提供することである。
実施形態に係る情報処理装置は、第1の取得部と、第2の取得部と、生成部と、出力部とを備える。前記第1の取得部は、客の属性を示す第1の属性情報を取得する。前記第2の取得部は、前記第1の属性情報に応じて、前記客から第1の範囲内にある、または、前記客が見ている商品の属性を示す第2の属性情報の中から第3の属性情報を取得する。前記生成部は、前記商品に関連付けて表示する前記第3の属性情報を含む画像データを生成する。前記出力部は、前記客から第2の範囲内にある、または、前記客が見ている表示装置に前記画像データを出力する。
実施形態に係る情報処理システムの構成を例示するブロック図である。 実施形態に係る顧客データベースを例示する図である。 実施形態に係る商品データベースを例示する図である。 実施形態に係る情報処理システムの適用例を示す図である。 実施形態に係る情報処理装置の構成を例示するブロック図である。 実施形態に係る情報処理装置に実装される構成を例示するブロック図である。 実施形態に係る表示装置の一例を示す図である。 実施形態に係る表示装置の別の例を示す図である。 実施形態に係る表示装置のさらに別の例を示す図である。 実施形態に係る表示装置のさらに別の例を示す図である。 実施形態に係る情報処理装置による画像データの出力処理を例示するフローチャートである。
以下、実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、情報処理システム100の構成を例示するブロック図である。情報処理システム100は、商品が置かれている施設に設置される。ここでは、一例として、情報処理システム100が商品を販売する店舗に設定されているものとして説明する。情報処理システム100は、商品に関連付けて表示する商品の属性を示す情報を客毎に変化させるための装置である。商品の属性を示す情報については後述する。
情報処理システム100は、情報処理装置1、顧客情報管理装置2、商品情報管理装置3、RFID(Radio Frequency Identification)リーダ4-1、2次元コードリーダ4-2、1以上の視線検知センサ5-1~5-i(iは自然数)、1以上の撮影装置6-1~6-j(jは自然数)及び1以上の表示装置7-1~7-k(kは自然数)を備える。情報処理システム100を構成する各要素は、ネットワークを介して通信可能に接続されている。ネットワークは、有線であっても無線であってもよい。なお、情報処理システム100は、上述の全ての要素を備えていなくてもよい。
情報処理装置1は、商品に関連付けて表示する商品の属性を示す情報を客毎に変化させるための装置である。情報処理装置1は、表示装置7-1~7-kに対して、商品の属性を示す情報を含む画像データを提供する。情報処理装置1の構成については後述する。
顧客情報管理装置2は、情報処理システム100が設置されている店舗の客に関する情報を管理するための装置である。客に関する情報は、顧客情報ともいう。顧客情報管理装置2は、記憶装置21を備える。例えば、記憶装置21は、SSD(Solid State Drive)またはHDD(Hard Disk Drive)などで構成されている。記憶装置21は、客毎の顧客情報を保管及び管理する顧客データベースを記憶する。顧客データベースの例については後述する。
ここで、顧客情報について説明する。顧客情報は、客を識別する顧客識別情報及び客の属性を示す情報を含む電子的情報である。顧客識別情報は、客個人に割り振られた識別子を示す情報である。
客の属性を示す情報は、以下に例示するような客個人に固有の情報であればよく、内容は特に限定されない。客の属性を示す情報は、第1の属性情報ともいう。例えば、第1の属性情報は、客個人に備わる普遍的な情報を含む。例えば、普遍的な情報は、性別、年齢、国籍及び出身地などのうちの少なくとも何れか1つを含む。なお、普遍的な情報は、これらの情報以外の情報を含んでいてもよい。例えば、顧客情報管理装置2は、店舗の店員または客自身による図示しないPC(Personal Computer)等での入力に基づいて、普遍的な情報を取得することができる。なお、顧客情報管理装置2における普遍的な情報の取得手法は、これに限定されない。
これに代えてまたはこれと共に、第1の属性情報は、商品が置かれている店舗での客の過去の購入履歴を示す情報を含んでいてもよい。過去の購入履歴を示す情報は、店舗で客が過去に購入した商品に関する情報である。そのため、購入履歴を示す情報は、客の過去の嗜好を示す情報ということができる。商品に関する情報の例については後述する。例えば、顧客情報管理装置2は、図示しないPOS(Point of Sale)システムから購入履歴を示す情報を取得することができる。なお、顧客情報管理装置2における購入履歴を示す情報の取得手法は、これに限定されない。
これに代えてまたはこれと共に、第1の属性情報は、商品が置かれている店舗での現在年月日における客の行動を示す回遊情報を含んでいてもよい。例えば、回遊情報は、客が見ている商品に関する情報及び客が手に取った商品に関する情報のうちの少なくとも何れか1つを含む。そのため、回遊情報は、過去の嗜好にとらわれない、客の現在年月日における嗜好を示す情報ということができる。
例えば、顧客情報管理装置2は、店舗に設置されている視線検知センサ5-1~5-iからの視線検知データを用いて、客が見ている商品に関する情報を取得する。この例では、顧客情報管理装置2は、視線検知データに加えて、店舗に置かれている各商品の陳列位置を示すデータを用いる。店舗に置かれている各商品の陳列位置を示すデータは商品位置データともいう。商品位置データは、商品毎に、個々の商品を識別する商品識別情報と商品の陳列位置を示す情報とを紐付けたデータである。顧客情報管理装置2は、商品位置データを情報処理装置1から取得してもよい。顧客情報管理装置2は、視線検知データに基づく客の見ている方向及び商品位置データに基づく各商品の陳列位置を比較し、客が見ている商品の商品識別情報を特定する。顧客情報管理装置2は、客が見ている商品の商品識別情報を用いて、商品情報管理装置3から客が見ている商品に関する情報を取得する。
例えば、顧客情報管理装置2は、店舗に設置されている撮影装置6-1~6-jからの撮影データを用いて、客が手に取った商品に関する情報を取得する。この例では、顧客情報管理装置2は、撮影データに加えて、商品位置データを用いる。顧客情報管理装置2は、撮影データに基づく客が手に取った商品の位置及び商品位置データに基づく各商品の陳列位置を比較し、客が手に取った商品の商品識別情報を特定する。顧客情報管理装置2は、客が手に取った商品の商品識別情報を用いて、商品情報管理装置3から客が手に取った商品に関する情報を取得する。
なお、顧客情報管理装置2における回遊情報の取得手法は、これらに限定されない。
なお、顧客データベースは、画像から客個人を識別するための客個人の特徴を示す情報を含んでいてもよい。例えば、客個人の特徴は、外見上の特徴である。客個人の特徴を示す情報は、客毎に顧客情報に紐付けられている。
商品情報管理装置3は、情報処理システム100が設置されている店舗に置かれている商品に関する情報を管理するための装置である。商品に関する情報は、商品情報ともいう。商品情報管理装置3は、記憶装置31を備える。例えば、記憶装置31は、SSDまたはHDDなどで構成されている。記憶装置31は、商品毎の商品情報を保管及び管理する商品データベースを記憶する。商品データベースの例については後述する。
ここで、商品情報について説明する。商品情報は、商品識別情報、同一の商品に共通の情報及び個々の商品の属性を示す情報を含む電子的情報である。
商品識別情報は、商品一つ一つの個品に割り振られた識別子を示す情報である。例えば、商品識別情報は、商品に付されているRFIDタグ8-1または2次元コード8-2の識別子であるが、個品単位での識別が可能であれば、カラーコードなど他の手段でも良い。
同一の商品に共通の情報は、同一の商品であれば差異のない情報である。同一の商品は、同種の商品ということもできる。例えば、同一の商品に共通の情報は、価格を示す情報を含む。同一の商品であれば、価格は、通常は同一である。そのため、客が店舗の商品棚に並んでいる同一の商品のどれを取っても、価格の差異はない。また、商品が工業製品であれば、同一の商品に共通の情報は、原材料及び製造社を示す情報を含んでいてもよい。商品が工業製品であれば、原材料及び製造社は、通常は同一であることが多い。また、同一の商品に共通の情報は、店舗で商品を販売するための宣伝情報を含んでいてもよい。宣伝情報は、通常POP広告と言われる情報である。宣伝情報は、通常は同一であることが多い。
商品の属性を示す情報は、以下に例示するような個々の商品に固有の情報であればよく、内容は特に限定されない。商品の属性を示す情報は、第2の属性情報ともいう。例えば、第2の属性情報は、産地、捕獲場所、生産者、捕獲者、収穫日時、捕獲日時、流通履歴、運搬経路履歴、材料及び栄養などのうちの少なくとも何れか1つを含む。第2の属性情報は、これらの情報以外の情報を含んでいてもよい。第2の属性情報は、主として、生鮮品に関連する情報である。ここでは、天然の魚を商品の一例として説明する。店頭に並んでいる魚が同じ種類であっても、捕獲場所(海域)、捕獲日時、捕獲者(漁師)、流通関履歴(冷凍・冷蔵の温度)及び運搬経路履歴(配送ルート)などは異なる。そのため、第2の属性情報は、店頭に並んでいる魚一つ一つに固有の情報である。
商品情報管理装置3は、RFIDリーダ4-1を介して、商品に付されているRFIDタグ8-1から商品情報を取得することができる。商品情報管理装置3は、2次元コードリーダ4-2を介して、商品に付されている2次元コード8-2から商品情報を取得することができる。なお、商品情報管理装置3における商品情報の取得手法は、これらに限定されない。
なお、商品データベースは、画像から個々の商品を識別するための商品の特徴を示す情報を含んでいてもよい。例えば、商品の特徴は、外見上の特徴である。商品の特徴を示す情報は、商品毎に商品情報に紐付けられている。
RFIDリーダ4-1は、商品に付されているRFIDタグ8-1から商品情報を読み取る装置である。RFIDリーダ4-1は、店舗の任意の場所に設置されている。RFIDリーダ4-1は、RFIDタグ8-1から読み取った商品情報を商品情報管理装置3へ送る。
2次元コードリーダ4-2は、商品に付されている2次元コード8-2から商品情報を読み取る装置である。2次元コードリーダ4-2は、店舗の任意の場所に設置されている。2次元コードリーダ4-2は、2次元コード8-2から読み取った商品情報を商品情報管理装置3へ送る。
視線検知センサ5-1は、検知範囲内にいる客の視線を検知するセンサである。例えば、視線検知センサ5-1は、客の目の動きを検知することで、客が見ている方向を連続的に検知する。視線検知センサ5-1は、後述するように情報処理装置1による客が見ている商品の検出及び客が見ている表示装置の検出のために、視線検知データを情報処理装置1へ送る。さらに、視線検知センサ5-1は、顧客情報管理装置2による回遊情報の取得のために、視線検知データを顧客情報管理装置2へ送る。視線検知センサ5-2~5-iは視線検知センサ5-1と同様に構成されているので、説明を省略する。視線検知センサ5-1~5-iは、店舗に多数設置されていることが好ましい。
撮影装置6-1は、撮影範囲内を撮影するカメラである。例えば、撮影装置6-1は、撮影範囲内に置かれている商品を連続的に撮影する。例えば、撮影装置6-1は、撮影範囲内にいる客を連続的に撮影する。撮影装置6-1は、情報処理装置1による商品の画像の取得、客の検出、商品の検出及び表示装置の検出などのために、撮影データを情報処理装置1へ送る。さらに、撮影装置6-1は、顧客情報管理装置2による回遊情報の取得のために、視線検知データを顧客情報管理装置2へ送る。撮影装置6-2~6-jは撮影装置6-1と同様に構成されているので、説明を省略する。撮影装置6-1~6-jは、店舗に多数設置されていることが好ましい。
表示装置7-1は、情報処理装置1で生成される画像データを表示するディスプレイを備える装置である。一例では、表示装置7-1は、透過型ディスプレイを備える装置である。透過型ディスプレイは、透明または半透明のディスプレイである。透過型ディスプレイは、表示される画像と共に、透過型ディスプレイを透過して見ることができるディスプレイである。透過型ディスプレイを一方側から見ている客は、透過型ディスプレイに表示される画像と共に、透過型ディスプレイの他方側を見ることができる。透過型ディスプレイを備える装置は、店舗に置かれている商品の前に設置されている装置であってもよい。透過型ディスプレイを備える装置は、客が装着可能な眼鏡型のウェアラブルデバイスであってもよい。
別の例では、表示装置7-1は、非透過型ディスプレイを備える装置である。非透過型ディスプレイは、表示される画像を見ることができるが、非透過型ディスプレイを透過して見ることができないディスプレイである。非透過型ディスプレイを一方側から見ている客は、非透過型ディスプレイに表示される画像を見ることができるが、非透過型ディスプレイの他方側を見ることはできない。非透過型ディスプレイを備える装置は、店舗に置かれている商品の近傍に設置されている装置であってもよい。非透過型ディスプレイを備える装置は、客が所有する携帯端末であってもよい。携帯端末は、スマートフォンまたはタブレット端末などである。非透過型ディスプレイを備える装置は、店舗で用いられるカートに付属された店舗が所有する端末であってもよい。
表示装置7-2~7-kは表示装置7-1と同様に構成されているので、説明を省略する。
次に、顧客情報管理装置2に記憶されている顧客データベースについて説明する。
図2は、顧客データベースを例示する図である。顧客データベースは、客毎の顧客情報を保管及び管理する。顧客情報は、顧客識別情報及び第1の属性情報を含む。第1の属性情報は、顧客識別情報に紐付けられている。第1の属性情報は、普遍的な情報、過去の購入履歴を示す情報及び回遊情報を含む。図2に示す顧客ID(Identification)は、顧客識別情報に対応する。図2に示す属性XA、属性XB及び属性XCは、第1の属性情報に含まれる情報に対応する。なお、図2では、客個人の特徴を示す情報の図示は省略されている。
次に、商品情報管理装置3に記憶されている商品データベースについて説明する。
図3は、商品データベースを例示する図である。商品データベースは、商品毎の商品情報を保管及び管理する。商品情報は、商品識別情報、同一の商品に共通の情報及び第2の属性情報を含む。同一の商品に共通の情報及び第2の属性情報は、商品識別情報に紐付けられている。図3に示す商品IDは、商品識別情報に対応する。図3に示す属性YA、属性YB及び属性YCは、第2の属性情報に含まれる情報に対応する。なお、図3では、同一の商品に共通の情報の図示は省略されている。商品の特徴を示す情報の図示は省略されている。
次に、上述の情報処理システム100の適用例について説明する。
図4は、情報処理システム100の適用例を示す図である。図4は、店舗に置かれている商品9-1~9-l(lは自然数)及び商品9-1~9-lの近傍にいる客Cを示している。商品9-1~9-lは、店舗の商品棚に置かれている同じ種類の魚であるものとする。商品9-1~9-lは、客Cの位置から第1の範囲内にある、または、客Cが見ている商品であるものとする。第1の範囲は、予め決められた範囲である。例えば、第1の範囲は、客Cの近傍の範囲であって、客Cの位置から客Cの視認可能な範囲である。第1の範囲は、任意に設定可能である。第1の範囲は、客に応じて異なっていてもよい。視線検知センサ5-1及び撮影装置6-1は、商品9-1~9-lの近傍に設置されているものとする。表示装置7-1は、商品9-1~9-lの前に設置されている透過型ディスプレイ71を備える装置であるものとする。客Cは、表示装置7-1の透過型ディスプレイ71を透過させて、透過型ディスプレイ71を挟んだ反対側に置かれている商品9-1~9-lを見ることができる。
視線検知センサ5-1は、検知範囲内にいる客Cが見ている方向を検知する。視線検知センサ5-1は、客Cに関する視線検知データを情報処理装置1及び顧客情報管理装置2へ送る。客Cに関する視線検知データは、情報処理装置1による客Cが見ている商品の検出及び客Cが見ている表示装置の検出に用いられる。客Cに関する視線検知データは、顧客情報管理装置2による客Cに関する回遊情報の取得に用いられる。
撮影装置6-1は、撮影範囲内にいる客Cを撮影する。撮影装置6-1は、撮影範囲内に置かれている商品9-1~9-lを撮影する。撮影装置6-1は、撮影範囲内に置かれている表示装置7-1を撮影する。撮影装置6-1は、撮影データを情報処理装置1及び顧客情報管理装置2へ送る。撮影データは、情報処理装置1による商品9-1~9-lの画像の取得、客Cの検出、商品の検出及び表示装置7-1の検出などに用いられる。撮影データは、顧客情報管理装置2による回遊情報の取得に用いられる。
次に、上述の情報処理装置1の構成について説明する。
図3は、情報処理装置1の構成を例示するブロック図である。
情報処理装置1は、プロセッサ11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、記憶装置14及び通信部15を備える。
プロセッサ11は、情報処理装置1の各要素を制御する。例えば、プロセッサ11は、CPU(Central Processing Unit)である。プロセッサ11は、ROM12または記憶装置14が記憶するプログラムを実行することにより各種の処理を実行する。ROM12は、プロセッサ11が実行するプログラムあるいは制御データなどを記憶する。RAM13は、ワーキングメモリである。
記憶装置14は、書換え可能な不揮発性のメモリである。例えば、記憶装置14は、SSDまたはHDDなどで構成されている。記憶装置14は、プロセッサ11が実行するプログラムおよび制御データなどを記憶する。
さらに、記憶装置14は、情報処理装置1が視線検知センサ5-1~5-iから視線検知データを受ける毎に、視線検知データを記憶する。記憶装置14は、情報処理装置1が撮影装置6-1~6-jから撮影データを受ける毎に、撮影データを記憶する。記憶装置14は、上述の商品位置データを記憶する。商品位置データは、店舗の店員による図示しないPCでの入力に基づいて生成されてもよい。
さらに、記憶装置14は、店舗に存在する表示装置7-1~7-kの位置を示すデータを記憶する。店舗に存在する表示装置7-1~7-kの位置を示すデータは表示装置位置データともいう。表示装置位置データは、表示装置毎に、表示装置を識別する表示装置識別情報と、表示装置の種別を示す情報と、表示装置の位置を示す情報とを紐付けたデータである。表示装置識別情報は、情報処理装置1から表示装置へのデータ送信に用いられるアドレス情報を含む。表示装置の種別は、透過型ディスプレイを備える装置または非透過型ディスプレイを備える装置の何れかである。表示装置位置データは、情報処理装置1と表示装置7-1~7-kとの通信に基づいて導かれてもよい。表示装置位置データは、情報処理装置1と表示装置7-1~7-kとの通信に加えて、撮影データ基づく店舗に設置されている表示装置の検出に基づいて導かれてもよい。表示装置位置データは、情報処理装置1と表示装置7-1~7-kとの通信に加えて、撮影データ基づく表示装置を所持する客の追跡に基づいて導かれてもよい。表示装置位置データは、情報処理装置1と表示装置7-1~7-kとの通信に加えて、撮影データ基づくカートに付属されている表示装置の追跡に基づいて導かれてもよい。
さらに、記憶装置14は、店舗に置かれている各商品の画像データを記憶する。店舗に置かれている各商品の画像データは、撮影データに基づいて導かれてもよい。なお、記憶装置14は、プロセッサ11の処理によって視線検知データ及び撮影データのうちの少なくとも何れか1つに基づいて導かれる他のデータを記憶していてもよい。
通信部15は、情報処理装置1と情報処理システム100を構成する他の要素とを通信させるためのインタフェースである。通信部15は、有線通信インタフェースを含んでいても、無線通信インタフェースを含んでいてもよい。
次に、情報処理装置1に実装される構成について説明する。
図6は、情報処理装置1に実装される構成を例示するブロック図である。
プロセッサ11は、ROM12または記憶装置14が記憶するプログラムを実行することにより、以下の各部を実装する。プロセッサ11は、第1の取得部111、第1の検出部112、第2の取得部113、第2の検出部114、生成部115及び出力部116を実装する。プロセッサ11は、店舗にいる全ての客に対して処理するが、説明の簡略化のため、プロセッサ11による客Cに対する処理を例にして説明する。
第1の取得部111について説明する。第1の取得部111は、以下に例示するように、店舗にいる客Cの属性を示す第1の属性情報を取得する。
一例では、第1の取得部111は、顧客情報管理装置2の顧客データベースから、客Cの顧客識別情報に紐付けられている第1の属性情報を取得する。例えば、第1の取得部111は、店舗に設置されている図示しない入場者管理システムから客Cの顧客識別情報を取得してもよい。この例では、入場者管理システムは、客Cが店舗に入場する際に翳したカードから客Cの顧客識別情報を取得し、客Cの顧客識別情報を情報処理装置1へ送る。これにより、第1の取得部111は、客Cの顧客識別情報を取得し、客Cを個人識別する。これに代えて、例えば、第1の取得部111は、記憶装置14に記憶されている撮影データに基づいて、客Cの顧客識別情報を取得する。この例では、第1の取得部111は、撮影データを顧客データベースの客個人の特徴を示す情報と照合する。第1の取得部111は、照合処理に基づいて、顧客データベースから客Cの顧客識別情報を取得し、客Cを個人識別する。
別の例では、第1の取得部111は、記憶装置14に記憶されている撮影データに基づいて、客Cの属性を示す第1の属性情報を取得する。この例では、第1の取得部111は、撮影データに含まれる客Cの外見などから、客Cの性別及び年齢などを判断する。第1の取得部111は、客Cの性別及び年齢などの普遍的な情報を第1の属性情報として取得する。なお、第1の取得部111は、顧客データベースから客Cの顧客識別情報に紐付けられている第1の属性情報を読み出す必要はない。そのため、第1の取得部111は、客Cを個人識別しなくてよい。
第1の取得部111は、客Cの属性を示す第1の属性情報を第1の検出部112及び第2の取得部113へ送る。例えば、第1の属性情報は、普遍的な情報、過去の購入履歴を示す情報及び回遊情報のうちの少なくとも何れか1つを含む。なお、第1の取得部111による第1の属性情報の取得手法は、ここに例示した手法に限定されない。
第1の検出部112について説明する。第1の検出部112は、以下に例示するように、客Cから第1の範囲内にある、または、客Cが見ている商品を検出する。まず、第1の検出部112は、第1の取得部111から客Cの属性を示す第1の属性情報を受ける。これにより、第1の検出部112は、客Cが処理の対象であることを認識する。次に、第1の検出部112は、記憶装置14に記憶されている撮影データに基づいて、店舗を動き回る客Cを追跡する。
次に、第1の検出部112は、客Cから第1の範囲内にある商品の存在を検出し、客Cから第1の範囲内にある商品を検出する。典型例では、第1の検出部112は、客Cから第1の範囲内にある商品の商品識別情報を検出する。一例では、第1の検出部112は、記憶装置14に記憶されている撮影データ及び商品位置データを用いる。この例では、第1の検出部112は、撮影データに基づいて客Cの位置を検出する。第1の検出部112は、客Cの位置及び商品位置データに基づく各商品の陳列位置を比較し、客Cから第1の範囲内にある商品の存在を検出する。第1の検出部112は、商品位置データに基づいて、客Cから第1の範囲内にある商品の商品識別情報を検出する。別の例では、第1の検出部112は、記憶装置14に記憶されている撮影データを用いる。この例では、第1の検出部112は、撮影データに基づいて、客Cから第1の範囲内にある商品の存在を検出する。第1の検出部112は、客Cから第1の範囲内にある商品に付されている2次元コードの画像を撮影データから抽出する。第1の検出部112は、客Cから第1の範囲内にある商品の商品識別情報を2次元コードの画像から検出する。第1の検出部112は、客Cの移動に応じて連続的に客Cから第1の範囲内にある1以上の商品の商品識別情報を検出する。
次に、第1の検出部112は、客Cが見ている商品の存在を検出し、客Cが見ている商品を検出する。典型例では、第1の検出部112は、客Cが見ている商品の商品識別情報を検出する。一例では、第1の検出部112は、記憶装置14に記憶されている視線検知データ及び商品位置データを用いる。この例では、第1の検出部112は、視線検知データ及び商品位置データに基づいて、客Cが見ている商品の存在を検出する。第1の検出部112は、商品位置データに基づいて、客Cが見ている商品の商品識別情報を検出する。別の例では、第1の検出部112は、記憶装置14に記憶されている視線検知データ及び撮影データを用いる。この例では、第1の検出部112は、視線検知データ及び撮影データに基づいて、客Cが見ている商品の存在を検出する。第1の検出部112は、客Cが見ている商品に付されている2次元コードの画像を撮影データから抽出する。第1の検出部112は、客Cが見ている商品の商品識別情報を2次元コードの画像から検出する。第1の検出部112は、さらに別の例では、第1の検出部112は、記憶装置14に記憶されている視線検知データ及び撮影データに加えて、商品情報管理装置3の商品データベースを用いる。この例では、第1の検出部112は、視線検知データ及び撮影データに基づいて、客Cが見ている商品の存在を検出する。第1の検出部112は、撮影データに基づく客Cが見ている商品の画像を、商品データベースの商品の特徴を示す情報と照合する。第1の検出部112は、照合処理に基づいて、客Cが見ている商品の商品識別情報を検出する。第1の検出部112は、客Cの移動に応じて連続的に客Cが見ている第1の範囲内にある1以上の商品の商品識別情報を検出する。
第1の検出部112は、客Cから第1の範囲内にある、または、客Cが見ている商品の存在の検出に応じて、第1の検出結果を第2の取得部113へ送る。第1の検出結果は、客Cから第1の範囲内にある、または、客Cが見ている商品を特定する情報を含む。典型例では、第1の検出結果は、客Cから第1の範囲内にある、または、客Cが見ている商品の商品識別情報を含む。なお、第1の検出部112による客Cから第1の範囲内にある、または、客Cが見ている商品の検出手法は、ここに例示した手法に限定されない。
第2の取得部113について説明する。第2の取得部113は、以下に例示するように、第1の属性情報に応じて、客Cから第1の範囲内にある、または、客Cが見ている商品の属性を示す第2の属性情報の中から第3の属性情報を取得する。第3の属性情報は、第2の属性情報の中から選択される情報である。
まず、第2の取得部113は、第1の取得部111から客Cの属性を示す第1の属性情報を受ける。第2の取得部113は、第1の検出部112から第1の検出結果を受ける。次に、第2の取得部113は、商品情報管理装置3の商品データベースから、第1の検出結果に含まれる商品識別情報に紐付けられている第2の属性情報を取得する。第2の取得部113は、客Cの属性を示す第1の属性情報に基づいて、第2の属性情報のうち客Cに提示すると購入意欲の増進に効果的な情報を分析する。なお、第2の取得部113による分析手法は限定されない。第2の取得部113は、分析結果に基づいて、第2の属性情報の中から第3の属性情報を取得する。
いくつかの具体例について説明する。
例えば、第1の属性情報が客Cの普遍的な情報を含んでいるものとする。また、普遍的な情報は、客Cの性別を示す情報を含んでいるものとする。第2の取得部113は、性別に応じて、第2の属性情報の中から第3の属性情報を取得する。第2の取得部113は、性別に応じて、第2の属性情報の中から異なる第3の属性情報を取得してもよい。例えば、第2の取得部113は、男性を示す情報に応じて、産地を示す情報が客Cの購入意欲の増進に効果的な情報であると分析したとする。第2の取得部113は、第2の属性情報の中から産地を示す情報を取得する。他方、第2の取得部113は、女性を示す情報に応じて、流通履歴を示す情報が客Cの購入意欲の増進に効果的な情報であると分析したとする。第2の取得部113は、第2の属性情報の中から流通履歴を示す情報を取得する。なお、第3の属性情報は、複数の情報を含んでいてもよい。
例えば、第1の属性情報が客Cの過去の購入履歴を示す情報を含んでいるものとする。第2の取得部113は、過去の購入履歴を示す情報に応じて、第2の属性情報の中から第3の属性情報を取得する。第2の取得部113は、過去の購入履歴を示す情報に応じて、第2の属性情報の中から異なる第3の属性情報を取得してもよい。例えば、第2の取得部113は、客Cの過去の購入履歴を示す情報に基づいて、客Cが流通履歴を重視していると分析したとする。第2の取得部113は、流通履歴を示す情報が客Cの購入意欲の増進に効果的な情報であると分析する。第2の取得部113は、第2の属性情報の中から流通履歴を示す情報を取得する。なお、第3の属性情報は、複数の情報を含んでいてもよい。
例えば、第1の属性情報が客Cの回遊情報を含んでいるものとする。第2の取得部113は、客Cの回遊情報に応じて、第2の属性情報の中から第3の属性情報を取得する。第2の取得部113は、客Cの回遊情報に応じて、第2の属性情報の中から異なる第3の属性情報を取得してもよい。例えば、第2の取得部113は、客Cの回遊情報に基づいて、客Cが特定の地域の商品を重視していると分析したとする。第2の取得部113は、産地または捕獲場所を示す情報が客Cの購入意欲の増進に効果的な情報であると分析する。第2の取得部113は、第2の属性情報の中から産地または捕獲場所を示す情報を取得する。なお、第3の属性情報は、複数の情報を含んでいてもよい。
なお、第1の属性情報が普遍的な情報、過去の購入履歴を示す情報及び回遊情報のうちの2以上を含んでいる場合、第2の取得部113は、第1の属性情報を総合的に分析する。第2の取得部113は、総合的な分析結果に基づいて、第2の属性情報の中から第3の属性情報を取得する。
第2の取得部113は、第3の属性情報を第2の検出部114及び生成部115へ送る。なお、第2の取得部113による第3の属性情報の検出手法は、ここに例示した手法に限定されない。
第2の検出部114について説明する。第2の検出部114は、以下に例示するように、客Cから第2の範囲内にある、または、客Cが見ている表示装置を検出する。第2の範囲は、予め決められた範囲である。例えば、第2の範囲は、客Cの近傍の範囲であって、客Cの位置から客Cが視認可能な範囲である。第2の範囲は、任意に設定可能である。第2の範囲は、客に応じて異なっていてもよい。
まず、第2の検出部114は、第2の取得部113から第3の属性情報を受ける。これにより、第2の検出部114は、表示装置の検出処理の開始を認識する。
次に、第2の検出部114は、客Cから第2の範囲内にある表示装置の存在を検出し、客Cから第2の範囲内にある表示装置を検出する。典型例では、第2の検出部114は、客Cから第2の範囲内にある表示装置の表示装置識別情報を検出する。一例では、第2の検出部114は、記憶装置14に記憶されている撮影データ及び表示装置位置データを用いる。この例では、第2の検出部114は、撮影データに基づいて客Cの位置を検出する。第2の検出部114は、客Cの位置及び表示装置位置データに基づく各表示装置の位置を比較し、客Cから第2の範囲内にある表示装置の存在を検出する。第2の検出部114は、表示表置位置データに基づいて、客Cから第2の範囲内にある表示装置の表示装置識別情報を検出する。第2の検出部114は、客Cの移動に応じて連続的に客Cから第2の範囲内にある1以上の表示装置の表示装置識別情報を検出する。
次に、第2の検出部114は、客Cが見ている表示装置の存在を検出し、客Cが見ている表示装置を検出する。典型例では、第2の検出部114は、客Cが見ている表示装置の表示装置識別情報を検出する。一例では、第2の検出部114は、記憶装置14に記憶されている視線検知データ及び表示装置位置データを用いる。この例では、第2の検出部114は、視線検知データ及び表示装置位置データに基づいて、客Cが見ている表示装置の存在を検出する。第2の検出部114は、表示装置位置データに基づいて、客Cが見ている表示装置の表示装置識別情報を検出する。第2の検出部114は、客Cの移動に応じて連続的に客Cが見ている第2の範囲内にある1以上の表示装置の表示装置識別情報を検出する。
第2の検出部114は、客Cから第2の範囲内にある、または、客Cが見ている表示装置の存在の検出に応じて、第2の検出結果を生成部115及び出力部116へ送る。第2の検出結果は、客Cから第2の範囲内にある、または、客Cが見ている表示装置を特定する情報を含む。典型例では、第2の検出結果は、客Cから第2の範囲内にある、または、客Cが見ている表示装置の表示装置識別情報を含む。なお、第2の検出部114による客Cから第2の範囲内にある、または、客Cが見ている表示装置の検出手法は、ここに例示した手法に限定されない。
生成部115について説明する。生成部115は、客Cから第1の範囲内にある、または、客Cが見ている商品に関連付けて表示する第3の属性情報を含む画像データを生成する。
まず、生成部115は、第2の取得部113から第3の属性情報を受ける。生成部115は、第2の検出部114から第2の検出結果を受ける。
次に、生成部115は、第2の検出結果に含まれる表示装置識別情報及び記憶装置14の表示装置位置データに基づいて、出力先となる表示装置の種別を検出する。ここでは、生成部115は、出力先となる表示装置が透過型ディスプレイを備える装置または非透過型ディスプレイを備える装置の何れかを検出する。次に、生成部115は、出力先となる表示装置の種別に応じて異なる画像データを生成する。
例えば、生成部115は、表示装置が透過型ディスプレイを備える場合、透過型ディスプレイを透過する商品に関連付けて表示する第3の属性情報を含む画像データを生成する。この例では、生成部115は、第3の属性情報が透過型ディスプレイを透過して見える商品に関連付けて透過型ディスプレイに表示されるように、第3の属性情報の表示位置を設定する。生成部115は、商品の位置、表示装置の位置及び客Cの位置などに基づいて、透過型ディスプレイにおける第3の属性情報の表示位置を設定してもよい。生成部115は、以下に例示するように、第3の属性情報を、透過型ディスプレイを透過して見える個々の商品から発していると理解できる形態で表示される画像データを生成する。例えば、生成部115は、第3の属性情報が透過型ディスプレイを透過して見える商品に重なるように透過型ディスプレイに表示される画像データを生成してもよい。例えば、生成部115は、吹き出し枠で囲われた第3の属性情報が透過型ディスプレイを透過する商品の近傍に表示される画像データを生成してもよい。これにより、客Cは、透過型ディスプレイに表示される第3の属性情報が、透過型ディスプレイを透過して見える商品に関連付けられているように認識することができる。なお、第3の属性情報が複数の情報を含む場合、生成部115は、複数の情報を一度に商品に関連付けて表示する画像データを生成してもよい。これに代えて、生成部115は、第3の属性情報に含まれる情報を1つずつ一定間隔で切り替えながら商品に関連付けて表示する画像データを生成してもよい。
他方、生成部115は、表示装置が非透過型ディスプレイを備える場合、商品の画像及商品の画像に関連付けて表示する第3の属性情報を含む画像データを生成する。この例では、生成部115は、実際の商品の配列と同様の配列の商品の画像を生成する。生成部115は、記憶装置14に記憶されている各商品の画像データに基づいて、商品の実画像を生成してもよい。これに代えて、生成部115は、記憶装置14に記憶されている各商品の画像データに基づいて、商品のアニメーション画像を生成してもよい。商品の画像は、静止画像であっても動画像であってもよい。生成部115は、第3の属性情報が非透過型ディスプレイに表示される商品の画像に関連付けて非透過型ディスプレイに表示されるように、第3の属性情報の表示位置を設定する。生成部115は、以下に例示するように、非透過型ディスプレイに表示される第3の属性情報を、非透過型ディスプレイに表示される個々の商品の画像から発していると理解できる形態で表示される画像データを生成する。例えば、生成部115は、第3の属性情報が非透過型ディスプレイに表示される商品の画像に重なるように透過型ディスプレイに表示される画像データを生成してもよい。例えば、生成部115は、吹き出し枠で囲われた第3の属性情報が非透過型ディスプレイに表示される商品の画像の近傍に表示される画像データを生成してもよい。これにより、客Cは、非透過型ディスプレイに表示される第3の属性情報が、非透過型ディスプレイに表示される商品の画像に関連付けられているように認識することができる。なお、第3の属性情報が複数の情報を含む場合、生成部115は、複数の情報を一度に商品の画像に関連付けて表示する画像データを生成してもよい。これに代えて、生成部115は、第3の属性情報に含まれる情報を1つずつ一定間隔で切り替えながら商品の画像に関連付けて表示する画像データを生成してもよい。
生成部115は、第3の属性情報を含む画像データを出力部116へ送る。なお、生成部115による第3の属性情報を含む画像データの生成手法は、ここに例示した手法に限定されない。
出力部116について説明する。出力部116は、以下に例示するように、客Cから第2の範囲内にある、または、客Cが見ている表示装置に画像データを出力する。まず、出力部116は、第2の検出部114から第2の検出結果を受ける。出力部116は、生成部115から第3の属性情報を含む画像データを受ける。出力部116は、第2の検出結果に含まれる表示装置識別情報に基づいて、客Cから第2の範囲内にある、または、客Cが見ている表示装置のアドレスを特定する。客Cから第2の範囲内にある、または、客Cが見ている表示装置は、第3の属性情報を含む画像データの出力先となる表示装置である。出力部116は、第3の属性情報を含む画像データを、客Cから第2の範囲内にある、または、客Cが見ている表示装置へ出力する。なお、出力部116による第3の属性情報を含む画像データの出力手法は、ここに例示した手法に限定されない。
次に、種々の表示装置に表示される画像の例について説明する。
図7は、表示装置7-1の一例を示す図である。
表示装置7-1は、透過型ディスプレイ71を備える装置である。表示装置7-1は、商品9-1~9-lの前に設置されている。
商品9-1~9-lは、客Cの位置から第1の範囲内にある、または、客Cが見ている商品であるものとする。表示装置7-1は、客Cから第2の範囲内にある、または、客Cが見ている表示装置であるものとする。
表示装置7-1は、透過型ディスプレイ71を透過する商品9-1~9-lに関連付けて表示する第3の属性情報を含む画像データを情報処理装置1から受ける。表示装置7-1は、第3の属性情報を含む画像データに基づく画像を透過型ディスプレイ71に表示させる。図7に示すように、第3の属性情報は、透過型ディスプレイを透過する商品9-1及び9-2のそれぞれに関連付けられて透過型ディスプレイ71に表示される。なお、第3の属性情報が複数の情報を含む場合、表示装置7-1は、複数の情報を1つずつ一定間隔で切り替えながら透過型ディスプレイ71に表示してもよい。なお、商品9-3~9-lのそれぞれに関連付けられる第3の属性情報の図示は省略する。客Cは、透過型ディスプレイ71に表示される第3の属性情報が、透過型ディスプレイ71を透過して見える商品9-1~9-lのそれぞれに関連付けられているように認識することができる。
図8は、表示装置7-2の一例を示す図である。
表示装置7-2は、透過型ディスプレイ72を備える装置である。表示装置7-2は、客Cが装着可能な眼鏡型のウェアラブルデバイスである。表示装置7-2は、客Cの移動に伴い移動する。
商品9-1~9-lは、客Cの位置から第1の範囲内にある、または、客Cが見ている商品であるものとする。表示装置7-2は、客Cから第2の範囲内にある、または、客Cが見ている表示装置であるものとする。
表示装置7-2は、透過型ディスプレイ72を透過する商品9-1~9-lに関連付けて表示する第3の属性情報を含む画像データを情報処理装置1から受ける。表示装置7-2は、上述の表示装置7-1と同様に、第3の属性情報を含む画像データに基づく画像を透過型ディスプレイ72に表示させる。客Cは、透過型ディスプレイ71に表示される第3の属性情報が、透過型ディスプレイ71を透過して見える商品9-1~9-lのそれぞれに関連付けられているように認識することができる。
図9は、表示装置7-3の一例を示す図である。
表示装置7-3は、非透過型ディスプレイ73を備える装置である。表示装置7-3は、商品9-1~9-lの近傍に設置されている装置である。
商品9-1~9-lは、客Cの位置から第1の範囲内にある、または、客Cが見ている商品であるものとする。表示装置7-3は、客Cから第2の範囲内にある、または、客Cが見ている表示装置であるものとする。
表示装置7-3は、商品9-1~9-lの画像及商品9-1~9-lの画像のそれぞれに関連付けて表示する第3の属性情報を含む画像データを情報処理装置1から受ける。表示装置7-3は、第3の属性情報を含む画像データに基づく画像を非透過型ディスプレイ73に表示させる。図9に示すように、第3の属性情報は、非透過型ディスプレイ73に表示される商品9-1の画像及び9-2の画像のそれぞれに関連付けて非透過型ディスプレイ73に表示される。なお、第3の属性情報が複数の情報を含む場合、表示装置7-3は、複数の情報を1つずつ一定間隔で切り替えながら非透過型ディスプレイ73に表示してもよい。なお、商品9-3~9-lの画像のそれぞれに関連付けられる第3の属性情報の図示は省略する。客Cは、透過型ディスプレイ71に表示される第3の属性情報が、非透過型ディスプレイ73に表示される商品9-3~9-lの画像のそれぞれに関連付けられているように認識することができる。
図10は、表示装置7-4の一例を示す図である。
表示装置7-4は、非透過型ディスプレイ74を備える装置である。表示装置7-4は、客Cが所有する携帯端末である。表示装置7-4は、客Cの移動に伴い移動する。
商品9-1~9-lは、客Cの位置から第1の範囲内にある、または、客Cが見ている商品であるものとする。表示装置7-4は、客Cから第2の範囲内にある、または、客Cが見ている表示装置であるものとする。
表示装置7-4は、商品9-1~9-lの画像及商品9-1~9-lの画像のそれぞれに関連付けて表示する第3の属性情報を含む画像データを情報処理装置1から受ける。表示装置7-4は、上述の表示装置7-3と同様に、第3の属性情報を含む画像データに基づく画像を非透過型ディスプレイ74に表示させる。非透過型ディスプレイ74に表示される第3の属性情報が、非透過型ディスプレイ74に表示される商品9-1~9-lの画像のそれぞれに関連付けられているように認識することができる。
次に、情報処理装置1による第3の属性情報を含む画像データの出力処理について説明する。
図11は、情報処理装置1による第3の属性情報を含む画像データの出力処理を例示するフローチャートである。情報処理装置1は、店舗にいる全ての客に対して処理するが、説明の簡略化のため、客Cに対する処理を例にして説明する。
第1の取得部111は、例示したように、客Cの属性を示す第1の属性情報を取得する(Act101)。第1の取得部111は、第1の属性情報を第1の検出部112及び第2の取得部113へ送る。
第1の検出部112は、例示したように、客Cから第1の範囲内にある、または、客Cが見ている商品を検出する(Act102)。第1の検出部112は、第1の検出結果を第2の取得部113へ送る。
第2の取得部113は、例示したように、第1の属性情報に応じて、客Cから第1の範囲内にある、または、客Cが見ている商品の属性を示す第2の属性情報の中から第3の属性情報を取得する(Act103)。第2の取得部113は、第3の属性情報を第2の検出部114及び生成部115へ送る。
第2の検出部114は、例示したように、客Cから第2の範囲内にある、または、客Cが見ている表示装置を検出する(Act104)。第2の検出部114は、第2の検出結果を生成部115及び出力部116へ送る。
生成部115は、例示したように、第3の属性情報を含む画像データを生成する(Act105)。Act105では、生成部115は、表示装置が透過型ディスプレイを備える場合、透過型ディスプレイを透過する商品に関連付けて表示する第3の属性情報を含む画像データを生成する。他方、生成部115は、表示装置が非透過型ディスプレイを備える場合、商品の画像及商品の画像に関連付けて表示する第3の属性情報を含む画像データを生成する。生成部115は、第3の属性情報を含む画像データを出力部116へ送る。
出力部116は、例示したように、客Cから第2の範囲内にある、または、客Cが見ている表示装置のディスプレイに、第3の属性情報を含む画像データを出力する(Act106)。
本実施形態によれば、情報処理装置1は、第1の属性情報に応じて、客から第1の範囲内にある、または、客が見ている商品の属性を示す第2の属性情報の中から第3の属性情報を取得する。情報処理装置1は、客から第2の範囲内にある、または、客が見ている表示装置に、商品に関連付けて表示する第3の属性情報を含む画像データを出力する。これにより、情報処理装置1は、商品を見ているまたは商品の近傍にいる商品を見てほしい客に対して、客の購入意欲の増進に効果的な第3の属性情報を商品に関連付けて提示することができる。客は、特別な操作を要することなく、自身の近傍の商品について、購入意欲の増進に効果的な第3の属性情報を見ることができる。客は、自身の近傍の表示装置に表示される第3の属性情報が、自身の近傍の商品に関連付けられているように認識することができる。
本実施形態によれば、情報処理装置1は、表示装置が透過型ディスプレイを備える場合、透過型ディスプレイを透過する商品に関連付けて表示する第3の属性情報を含む画像データを生成する。これにより、情報処理装置1は、第3の属性情報を、透過型ディスプレイを透過して見える個々の商品から発していると理解できる形態で表示される画像データを生成することができる。客は、透過型ディスプレイを透過して個々の商品を見るだけで、個々の商品に関連付けられている第3の情報を容易に見ることができる。
本実施形態によれば、情報処理装置1は、表示装置が非透過型ディスプレイを備える場合、商品の画像及商品の画像に関連付けて表示する第3の属性情報を含む画像データを生成する。これにより、情報処理装置1は、第3の属性情報を、非透過型ディスプレイに表示される個々の商品の画像から発していると理解できる形態で表示される画像データを生成する。客は、実際の商品を見ている感覚で、透過型ディスプレイに表示される個々の商品の画像と共に、個々の商品の画像に関連付けられている第3の情報を容易に見ることができる。
本実施形態によれば、情報処理装置1は、回遊情報に応じて、第2の属性情報の中から前記第3の属性情報を取得する。これにより、情報処理装置1は、過去の嗜好にとらわれない、客の現在年月日における嗜好に応じて、客の購入意欲の増進に効果的な第3の属性情報を商品に関連付けて提示することができる。客は、現在年月日における嗜好に応じた第3の属性情報を見ることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…情報処理装置、2…顧客情報管理装置、3…商品情報管理装置、4-1…RFIDリーダ、4-2…2次元コードリーダ、5-1~5-i…視線検知センサ、6-1~6-j…撮影装置、7-1~7-k…表示装置、8-1…RFIDタグ、8-2…2次元コード、9-1~9-l…商品、11…プロセッサ、12…ROM、13…RAM、14…記憶装置、15…通信部、21…記憶装置、31…記憶装置、71…透過型ディスプレイ、72…透過型ディスプレイ、73…非透過型ディスプレイ、74…非透過型ディスプレイ、100…情報処理システム、111…第1の取得部、112…第1の検出部、113…第2の取得部、114…第2の検出部、115…生成部、116…出力部、C…客。

Claims (5)

  1. 客の視線を検知する視線検知センサからの視線検知データを用いて前記客が見ている商品を検出する検出部と、
    前記客の属性を示す第1の属性情報を取得する第1の取得部と、
    前記検出部により検出された前記客が見ている商品を特定する情報を含む検出結果及び前記第1の属性情報に基づいて、前記客が見ている商品の属性を示す第2の属性情報の中から第3の属性情報を取得する第2の取得部と、
    前記商品に関連付けて表示する前記第3の属性情報を含む画像データを生成する生成部と、
    前記客から予め決められた範囲内にある、または、前記客が見ている表示装置に前記画像データを出力する出力部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記生成部は、前記表示装置が透過型ディスプレイを備える場合、前記透過型ディスプレイを透過する前記商品に関連付けて表示する前記第3の属性情報を含む前記画像データを生成する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記生成部は、前記表示装置が非透過型ディスプレイを備える場合、前記商品の画像及前記商品の画像に関連付けて表示する前記第3の属性情報を含む前記画像データを生成する、請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記第1の属性情報は、前記商品が置かれている施設での現在年月日における前記客の行動を示す回遊情報を含み、
    前記第2の取得部は、前記回遊情報に応じて、前記第2の属性情報の中から前記第3の属性情報を取得する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 客の視線を検知する視線検知センサからの視線検知データを用いて前記客が見ている商品を検出することと、
    前記客の属性を示す第1の属性情報を取得することと、
    検出された前記客が見ている商品を特定する情報を含む検出結果及び前記第1の属性情報に基づいて、前記客が見ている商品の属性を示す第2の属性情報の中から第3の属性情報を取得することと、
    前記商品に関連付けて表示する前記第3の属性情報を含む画像データを生成することと、
    前記客から予め決められた範囲内にある、または、前記客が見ている表示装置に前記画像データを出力すること、
    を備える情報処理方法。
JP2018129648A 2018-07-09 2018-07-09 情報処理装置及び情報処理方法 Active JP7179511B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018129648A JP7179511B2 (ja) 2018-07-09 2018-07-09 情報処理装置及び情報処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018129648A JP7179511B2 (ja) 2018-07-09 2018-07-09 情報処理装置及び情報処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020009147A JP2020009147A (ja) 2020-01-16
JP7179511B2 true JP7179511B2 (ja) 2022-11-29

Family

ID=69151755

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018129648A Active JP7179511B2 (ja) 2018-07-09 2018-07-09 情報処理装置及び情報処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7179511B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022030247A1 (ja) * 2020-08-03 2022-02-10 日本電気株式会社 情報提供システム、情報提供方法及びプログラム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009087278A (ja) 2007-10-03 2009-04-23 Casio Comput Co Ltd 電子棚札及び電子棚札システム
JP2015088166A (ja) 2013-09-26 2015-05-07 パナソニックIpマネジメント株式会社 情報提供方法
JP2017091528A (ja) 2015-11-06 2017-05-25 Ats株式会社 端末装置及びこれを実行させるためのプログラム
JP2017199954A (ja) 2016-04-25 2017-11-02 セイコーエプソン株式会社 頭部装着型表示装置、表示システム、頭部装着型表示装置の制御方法、およびコンピュータープログラム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009087278A (ja) 2007-10-03 2009-04-23 Casio Comput Co Ltd 電子棚札及び電子棚札システム
JP2015088166A (ja) 2013-09-26 2015-05-07 パナソニックIpマネジメント株式会社 情報提供方法
JP2017091528A (ja) 2015-11-06 2017-05-25 Ats株式会社 端末装置及びこれを実行させるためのプログラム
JP2017199954A (ja) 2016-04-25 2017-11-02 セイコーエプソン株式会社 頭部装着型表示装置、表示システム、頭部装着型表示装置の制御方法、およびコンピュータープログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020009147A (ja) 2020-01-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11195342B2 (en) Customized augmented reality item filtering system
US20220005095A1 (en) Augmented reality devices, systems and methods for purchasing
JP6562077B2 (ja) 展示装置、表示制御装置および展示システム
US10204368B2 (en) Displaying an electronic product page responsive to scanning a retail item
US20220374965A1 (en) Associating digital activities with positions in physical retail stores
JP6482172B2 (ja) レコメンド装置、レコメンド方法、およびプログラム
KR101620938B1 (ko) 의류 제품 판매 지원 장치와 이와 통신 가능한 의류 제품 정보 관리 서버, 의류 연관 제품 추천 서버 및 의류 제품 정보 제공 방법
JP2014029643A (ja) 情報提供装置、情報提供方法、情報提供システム、およびプログラム
JP2017204013A (ja) 広告表示システム、表示制御装置、及び広告表示方法
JP2016009416A (ja) 販売促進システム、販売促進管理装置および販売促進管理プログラム
JP7179511B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理方法
JP7294663B2 (ja) 接客支援装置、接客支援方法、及びプログラム
Annadurai An optimal replenishment policy for decaying items with shortages and salvage value
JP2017204211A (ja) 端末装置、電子タグ、サーバ装置、表示システム及びプログラム
US11983930B2 (en) Person flow prediction system, person flow prediction method, and programrecording medium
JP6799905B2 (ja) 店舗管理装置およびその制御方法
JP2014032458A (ja) デジタルサイネージ装置およびその制御プログラム、ならびにデジタルサイネージシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210514

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220328

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220419

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220609

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221018

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221116

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7179511

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150