JP7179096B2 - 両面接線フライス切削インサート - Google Patents

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Description

本発明は、コーナーフライス用の両面接線フライス切削インサート、およびこのような両面接線フライス切削インサートが取り付けられる少なくとも1つのインサート座を有するホルダを備えるコーナーフライス用の接線フライス工具に関する。
切削による工作物の機械加工のためのフライス切削工具の技術分野では、交換可能なフライス切削インサートが取り付けられる少なくとも1つのインサート座を有するホルダを備えるフライス切削工具がしばしば使用される。多くの場合、ホルダは複数のインサート座を有し、その各座には交換可能なフライス切削インサートが取り付けられている。交換可能なフライス切削インサートは、典型的には、例えば超硬合金、サーメット、CBN(立方晶窒化ホウ素)、PCD(多結晶ダイヤモンド)等の硬質で耐摩耗性の材料から作られ、ホルダは、典型的には、鋼等のより硬質で靭性の低い材料から作られる。多くの場合、フライス切削インサートの表面は、例えばCVD(化学気相成長)またはPVD(物理気相成長)によって適用される硬質コーティングによって追加的に被覆される。
近年、フライス切削インサートにおいて、個々に使用可能な切刃エッジ部の数を増加させる傾向が強かった。典型的には、フライス切削インサートは、先行する切刃エッジ部が磨耗したときに、1つまたは複数の所定対称軸を中心にインサートを所定の角度だけ回転させることによって割出しを行うことによって、すなわちインサートを次々に使用することができる多数の個別に使用可能な切刃エッジ部を備える。第1の端面と側面との交点、及び第2の端面と側面との交点の両方に切削エッジを備える両面フライス切削インサートが、ますます多く見受けられる。
フライス工具のホルダのフライス切削インサートの方向によって、一方では半径方向フライス切削インサートと対応する半径方向フライス工具、他方では接線フライス切削インサートと対応する接線フライス工具との区別がなされる。半径方向フライス切削インサートの場合、切削インサートの主延長は、機械加工中にフライス工具の回転軸線に対して実質的に半径方向である平面内にあるのに対して、接線フライス切削インサートの場合には、切削インサートの主延長は、機械加工中にフライス工具の回転軸線に対して実質的に接線方向である平面内にある。両方の実現は、特定の利点と、半径方向または接線方向の配置に起因する特定の欠点および特定の問題と共に発生する。
特に両面フライス切削インサートの場合、ホルダに取り付けたときのフライス切削インサートの方向は、他の個別に使用可能な切刃エッジ部が受動的な位置にある間に損傷を受けないようにしなければならない。しばしば、これは、フライス工具の切りくず排出性能の劣化に伴ってくる、工具ホルダに対してフライス切削インサートの非常に強い軸方向および半径方向の傾斜を必要とする。
更に、加工中にフライス切削インサートに作用する遠心力を増大させる結果となるより高い切削速度に対する要求が増大している。接線フライス切削インサートの場合には、通常、接線フライス切削インサートを一方の主側面から他方の主側面に貫通する貫通孔を通過する締結ネジによって取り付けられるが、機械加工中に能動切削エッジ部に作用する高い切削力によって、接線フライス切削インサートが貫通孔の軸線を中心に回転してしまうおそれがある。
本発明の目的は、改良された両面接線フライス切削インサートおよびコーナーフライス用の改良された接線フライス工具を提供することである。
上記課題は、請求項1に記載のコーナーフライス加工用の両面接線フライス加工用チップによって解決される。さらなる発展形態は従属クレームに明記されている。
両面接線フライス切削インサートは、第1の端面、対向する第2の端面、2つの主側面、2つの副側面、および2つの主側面を貫通し、第2対称軸に沿って延在する貫通孔を備える。第1対称軸は、切削インサートを2つ(半分)に分割する基準面に対して垂直に延在する。第1及び第2の端面は、それぞれ、対角線上に対向した2つの上方コーナー及び対角線上に対向した2つの下方コーナーを有する。第1対称軸と第2対称軸は、第1対称面にまたがる。第1から第4切刃エッジ部は、第1の端面と主側面および副側面との交点、ならびに第2の端面と主側面および副側面との交点に形成される。第1から第4切刃エッジ部は、それぞれ、主切削エッジと、隆起セクションと、ワイパーエッジとを備える。ワイパーエッジは、副側面の一部に沿って上方コーナーから延びている。副側面に沿って、ワイパーエッジと隣接する下方コーナーとを結ぶ遷移エッジ部が形成される。遷移エッジ部に隣接して、副側面は、基準面からの距離が増加するにつれて、第1対称面に近づく支持面を有する。
支持面は、基準面からの距離の増加と共に第1対称面に近づくので、機械加工中に能動切れ刃断面に作用する切削力による貫通孔の軸線を中心とした両面接線フライス切削インサートの回転は、支持面をホルダ内のインサート座の対応する軸方向突き当て面に静止させることによって確実に防止することができる。換言すれば、平面支持面は、基準面と共に<90°の鋭角の内角αをなす。このような回転は、切削インサートの主座面が基準面に対して平行に延びるときに、特に確実に防止される。インサート座に切削インサートを確実にロックすることで、回転を防止することができる。好ましくは、内角αは、60°<α<88°の範囲内とすることができる。
さらなる発展形態によれば、支持面は平面である。この場合、構造は、両面接線フライス切削インサートの形状および支持面に対して静止するインサート座の軸方向突き当て面の位置の両方における潜在的な許容誤差に関して、特に堅牢である。
さらなる発展形態によれば、切削インサートは、第1対称軸に対して垂直に延びて第2対称軸と、第1対称軸および第3対称軸が第2対称面にまたがる第3対称軸とを有し、支持面は、第2対称面からの距離の増加とともに、第1対称面に近づく。この場合、支持面とホルダのインサート座内の対応する軸方向突き当て面との相互作用は、機械加工中に両面接線フライス切削インサートに作用する遠心力に対しても確実に作用することができる。換言すれば、平面支持面は、この場合、第2対称面と共に<90°の鋭い内角βを囲んでいる。好ましくは、内角βは、65°<β<88°の範囲内とすることができる。
さらなる発展形態によれば、切削インサートは、第1対称軸に対して垂直に延びて第2対称軸と、第1対称軸と第3対称軸とにまたがる第2対称面とを有し、主切削エッジに隣接して主側面は、基準面からの距離の増加に伴って第2対称面に近づく主逃げ面として形成される。換言すれば、主逃げ面は、基準面に対して鋭角の内角γ<90°の下で内側に傾斜している。この場合、小さな直径の接線フライス工具に取り付けても、工具ホルダに対してフライス切削インサートの強い半径方向の傾斜を必要とすることなく、両面接線フライス切削インサートの非アクティブ切刃エッジ部を確実に保護することができ、これは切りくず排出性能を劣化させることになる。好ましくは、内角γは70°<γ<88°の範囲内とすることができる。
さらなる発展形態によれば、主逃げ面の幅は、隣接する上方コーナーからの距離の増加とともに減少する。この場合、非アクティブな切刃エッジ部は、フライス切削インサートの大きな半径方向の傾きや貫通孔の軸心回りの回転が特に確実に防止することが可能で、特に確実に保護することができる。好ましくは、主逃げ面は、上方コーナーから下方コーナーに向かって主切断エッジに沿って、主切断エッジの長さの60パーセント以上95パーセント未満にわたって延びることができる。
さらなる発展形態によれば、副側面は、それぞれ、第1の端面から第2の端面まで延びる溝を備える。この場合、接線フライス工具を工作物の表面に垂直な方向成分とともにランピング動作(ramping operation)させる、機械加工中の接線フライス工具のランピング動作を、両面接線フライス切削インサートが取り付けられた複数のインサート座を有する接線フライス工具に対して、ある程度可能にすることができる。
さらなる発展形態によれば、基準面に対して平行に延びる主座面が、第1及び第2の端面のそれぞれに形成される。この場合、両面接線フライス切削は、ホルダのインサート座に特に確実に締結することができる。好ましくは、主座面は、大きな支持体が設けられるように、少なくとも実質的に一つの副側面から他の一つの副側面まで、途切れることなく延びることができる。
さらなる発展形態によれば、主座面は、上方コーナーよりも基準面に近い位置にあり、下方コーナーは、主座面よりも基準面に近い位置にある。この場合、良好な切りくず排出特性が達成されると同時に、標準的な粉末冶金製造プロセスで確実に製造され、両面接線フライス切削インサートの非常にコンパクトで安定した構造が提供される。
前記物体は、請求項10に記載のコーナーフライス用の接線フライス工具によっても解決される。さらなる発展形態は従属請求項において規定される。
接線フライス工具は、そのような両面接線フライス切削インサートが取り付けられる少なくとも1つのインサート座を有するホルダを備える。
接線フライス工具は、両面接線フライス切削インサートに関して上述した利点を達成する。
さらなる発展形態によれば、インサート座は、接線フライス切削インサートの主側面が静止する半径方向突き当て面と、接線フライス切削インサートの主座面が静止する接線方向突き当て面と、支持面が静止する軸方向突き当て面とを備える。この場合、両面接線フライス切削インサートはホルダのインサート座に強固に保持される。
さらなる発展形態によれば、インサート座の接線方向突き当て面および軸方向突き当て面は、互いに対して鋭角の内角δの下に配置される。この場合、貫通孔の軸心回りの両面接線フライス切削インサートの回転は確実に正の係止係合によって阻止される。
さらなる発展形態によれば、半径方向突き当て面およびインサート座の軸方向突き当て面は、互いに対して鋭角の内角εの下に配置される。この場合、接線フライス工具の回転軸線に対する半径方向への切削インサートの移動は、この方向にも正の係止係合が生じるため確実に阻止される。
本発明の更なる利点及び更なる発展形態は、添付の図面を参照しながら、一実施形態の以下の説明から明らかになるであろう。
一実施形態による両面接線フライス切削インサートの概略斜視図である。 第2対称軸に沿って、かつ接線フライス切削インサートの第2対称面に垂直な概略側面図である。 第1対称軸に沿って、かつ接線フライス切削インサートの基準面に垂直な概略平面図である。 接線フライス切削インサートの第1対称面に垂直な第3対称軸に沿った概略側面図である。 一方の支持面の面法線に垂直な主側面の模式図である。 一方の支持面の面法線に垂直な第1の端面の模式図である。 複数のインサート座と、インサート座の1つに取り付けられた両面接線フライス切削インサートとを有する実施形態に係る接線フライス工具の斜視図である。 接線フライス工具のインサート座に取り付けられた両面接線フライス切削インサートの詳細を拡大したものである。 両面接線フライス切削インサートを受け入れるインサート座の詳細を拡大したものである
次に、図面を参照して実施形態を説明する。
まず、実施の形態に係る両面接線フライス切削インサート1を図1~図4に示された実施例にしたがって説明する。接線フライス切削インサート1は、特に、超硬合金またはサーメットから作製することができ、当技術分野でよく知られているように、粉末の混合、プレスおよびその後の焼結によって粉末冶金製造ルートで製造することができる。更に、フライス切削インサート1は、例えばPVD又はCVDプロセスで硬質被膜を被覆してもよい。以下に説明する接線フライス切削インサート1および接線フライス工具100は、少なくとも実質的に90°の肩のコーナーフライスに適応される。
接線フライス切削インサート1は、図1及び図3に見られるように、略矩形状の基本形状を有する第1の端面2及び第2の端面3を有する。また、フライス切削インサート1は、第1及び第2の端面2,3の長辺間に延びる2つの主側面4と、第1及び第2の端面2,3の短辺間に延びる2つの副側面6とを有する。なお、第1及び第2の端面2,3、主側面4、及び副側面6の各々は、以下により詳細に説明するように、複数の副面に分割されている。主側面4と副側面6ととは、コーナー側面5を介して互いに合流する。貫通孔10は、一方の主側面4から他方の主側面4までフライス切削インサート1を貫通し、フライス切削インサート1が2回回転対称を有する第2対称軸S2に沿って延びている。第1対称軸S1は、第2対称軸S2に対して垂直に延び、第1及び第2の端面2,3を通過する。フライス切削インサート1は、第1対称軸S1を中心として2回回転対称となっている。第3対称軸S3は、第1対称軸S1及び第2対称軸S2の両方に垂直に延びている。フライス切削インサート1は、第3対称軸S3を中心として2回回転対称となっている。
基準面RPは、第2対称軸S2と第3対称軸S3とに跨っている。したがって、基準面RPは、第1対称軸S1に対して垂直に延びる。第1対称面SP12は、第1対称軸S1及び第2対称軸S2に跨っており、したがって、第3対称軸S3に対して垂直に延びている。第2対称面SP13は、第1対称軸S1及び第3対称軸S3に跨っており、従って、第2対称軸S2に対して垂直に延びている。
第1の端面2及び第2の端面3の各々は、対角線方向に対向する2つの上方コーナー8及び対角線方向に対向する2つの下方コーナー9を有する。第1切刃エッジ部11aと第2切刃エッジ部11bとが、第1の端面2と主側面4、コーナー側面5及び副側面6との交点に形成されている。同様に、第3切刃エッジ部11cおよび第4切刃エッジ部11dが、第2の端面3と主側面4、コーナー側面5および副側面6との交点に形成されている。第1から第4切刃エッジ部11a,11b,11c,11dの各々は、主切削エッジ12と、上方コーナー8と、ワイパーエッジ13とによって形成されている。それぞれの主切削エッジ12は、図2に見られるように、隣接する上方コーナー8からの距離が増加するにつれて、基準面RPにより近くなる。また、図4に見られるように、それぞれのワイパーエッジ13は、隣接する上方コーナー8からの距離の増加に伴って基準面RPに近づく。第1から第4切刃エッジ部11a,11b,11c,11dそれぞれの主切削エッジ12およびワイパーエッジ13は、上面図で外側に湾曲した形状を有するそれぞれの上方コーナー8を介して第1の端面2上および第2の端面3上にそれぞれ合流している。特に、上方コーナー8は、特定のコーナー半径を有することができる。主切削エッジ12は、それぞれの上方コーナー8から下方コーナー9まで延びている。ワイパーエッジ13は、副側面6の一部に沿ってのみ延在し、遷移エッジ部14を介して隣接する下方コーナー9に接続されている。上方コーナー8は、下方コーナー9が基準面RPからより遠い距離に配置されている。
それぞれの切刃エッジ部11a,11b,11c,11dに隣接して、第1及び第2の端面2,3は、それぞれの切刃エッジ部11a,11b,11c,11dからの距離の増加に伴って基準面RPに近づく内側に傾斜したすくい面を備えている。また、第1及び第2の端面2,3はそれぞれ主座面17を備える。主座面17は、基準面RPに対して平行に延びる平面として形成されている。図2から分かるように、主座面17は、上方コーナー8よりも基準面RPに近い位置にある。また、下方コーナー9は、それぞれの主座面17よりも基準面RPに近い位置に配置されている。特定の実施では、主座面17は、ほぼ一方の副側面6から他方の副側面6に延びている。
図2から分かるように、主側面4は、主切削エッジ12に直接隣接する領域内の主逃げ面16を含む。主逃げ面16は、第1及び第2の端面2,3に向かって内側に傾斜している。言い換えれば、主逃げ面16は、基準面RPからの距離が増加するにつれて、第2対称面SP13に近づく。図示の実施形態では、主逃げ面16は、図4に見られるように、基準面RPに対して内角γ<90°の下に延在する。内角γは、例えば70°<γ<88°の範囲とすることができる。図2から分かるように、主逃がし面16の幅wは、隣接する上方コーナー8からの距離の増加とともに減少し、その結果、主逃がし面16は、実質的に三角形の基本形状を有する。さらに、内側に傾斜した主逃げ面16は、主切削エッジ12の全体に沿った距離ではなく、代わりに、下方コーナー9から離れたところで終わる。実施形態において、主逃げ面16は、主切削エッジ12に沿って、上方コーナー8から下方コーナー9に向かって、主切削エッジ12の長さの60パーセント以上95パーセント未満にわたって延びている。基準面RPに向かう領域では、主逃げ面16は、第2対称軸S2に垂直に延びる平面接触面19に合流する。
図1及び図4から分かるように、副側面6は、それぞれのワイパーエッジ13に直接隣接する領域にワイパー逃げ面7として形成されている。実施形態において、ワイパー逃げ面7は、第1対称軸S1に平行に延びる平面として実現される。隣接する上方コーナー8からの距離を増加させると、図3の平面図から分かるように、ワイパー逃げ面7と第1対称面SP12とが互いに正の内角をなすように、各ワイパー逃げ面7は第1対称面SP12から離れて後退する。
図示の具体的な実施形態では、副側面6は、それぞれ、第1対称軸S1に対して第1の端面2から第2の端面3まで略平行に延びる溝18を備えている。溝18は、例えば、図面に示されているように、円筒の表面部分の形状を有することができる。しかし、溝18の他の形状も可能である。更に、代替によれば、溝18は、フライス動作中にランピングするという選択肢が望まれない場合には、完全に省略することもできる。それぞれのワイパーエッジ13を隣接する下方コーナー9に接続する遷移エッジ部14は、溝18に起因して、平面視において湾曲し角度をつけた形状を有する。下方コーナー9に隣接する領域では、遷移エッジ部14は、図3に見られるように、それぞれの第1及び第2の端面2,3上に上面視でほぼ直線状に形成される。遷移エッジ部14の直線部に直接隣接して、それぞれの副側面6は、部分接線フライス工具のインサート座にフライス切削インサート1を軸方向に位置決めするための支持面15を備えている。
特定の実施では、支持面15は、平面表面として形成される。第2の端面3に向かう方向において、第1の端面2に関連する支持面15は、第2の端面3に関連するワイパー逃げ面7とコーナー側面5とに合流する。同様に、第1の端面2に向かう方向において、第2の端面3に関連する支持面15は、第1の端面2に関連するワイパー逃げ面7とコーナー側面5とに合流する。
さて、支持面7の方向について、一方の支持面7を参照して説明する。
図2から分かるように、支持面15は、基準面RPからの距離が増加するにつれて、第1対称面SP12に近づく。換言すれば、第1の端面2に沿った遷移エッジ部14に関連する支持面15は、第1の端面2に向かって内方に傾斜している。図5による支持面15の面法線に垂直な図から分かるように、支持面15は、基準面RPと共に鋭角の内角α<90°をなしている。内角αが60°<α<88°の範囲であれば有利である。さらに、図3から分かるように、支持面15もまた、第2対称面SP13からの距離の増加に伴って、支持面15が第1対称面SP12に近づくように傾斜している。つまり、支持面15も、溝部から下方コーナー9に向かう方向に対して内側に傾斜している。図6による支持面15の面法線に垂直な図から分かるように、支持面15は、第2対称面SP13と共に鋭角の内角β<90°をなしている。内角βが65°<β<88°の範囲内であれば有利である。
さて、接線フライス工具100と、接線フライス工具100における上記両面接線フライス切削インサート1の位置決めについて、図7乃至図9を用いて説明する。
接線フライス工具1は、例えば鋼鉄から作ることができるホルダ20を含む。ホルダ20は、フライス盤(図示せず)のスピンドルに接続されるようになっている第1の端部20aと、上述の両面接線フライス切削インサート1を受け入れるようになっている複数のインサート座21を備えている第2端部20bとを備えている。図示の具体的な実施形態では、接線フライス工具100は、接線フライス切削インサート1を取り付けるための5つのインサート座を備えるが、接線フライス工具100は、このようなインサート座21をより多く(すなわち、>5)、またはそれよりも少なく(すなわち、<5)することもできる。しかしながら、接線フライス工具100は、少なくとも1つのそのようなインサート座21を備える。好ましくは、接線フライス工具100は、ホルダ20の周囲に分散された複数のそのようなインサート座を備えることができる。また、接線フライス工具100は、機械加工中に接線フライス工具100が回転する回転軸Rの軸方向に沿って千鳥配置された数列のインサート座21を有することができ、すなわち、接線フライス工具100は、このように呼ばれるポルキュパインカッターとしても実現することができる。
両面接線フライス切削インサート1の位置決めについて、以下ではインサート座21の1つについて説明する。他のインサート座21における位置決めも同様であることに留意されたい。
インサート座21は、フライス切削インサート1の第2対称軸S2が実質的に半径方向に配向される接線方向にフライス切削インサート1が配向されるように形成される。しかしながら、第2対称軸S2は、回転軸Rに関して、半径方向に厳密に配向されておらず、それに対してわずかに傾いていることに留意されたい。しかしながら、軸方向に関しては、接線フライス工具100の回転軸Rに関連して半径方向および接線方向が、フライス切削インサート1の第2対称軸S2の主方向成分が半径方向にある。インサート座21は、ホルダ20に対するフライス切削インサート1の半径方向の動きを防止するために、フライス切削インサート1の主側面4の一方の突き当て面19が静止する半径方向突き当て面22を備える。締結ネジ30のネジ付きシャンク部を受け入れるためのネジ穴28が半径方向突き当て面22に形成されている。この接線ミル加工用切削インサート1は、当該技術分野でよく知られているように、そのシャンク部と共に貫通孔10に通されている締結ネジ30と、貫通孔10の内面に押し付けられるネジ頭部とによってインサート座21に締結される。
インサート座21は、ホルダ20に対するフライス切削インサート1の接線方向の動きを防止するために、フライス切削インサート1の主座面17の一方が静止する接線方向の突き当て面23を備える。さらに、インサート座21は、ホルダ20に対するフライス切削インサート1の軸方向の動きを防止するために、フライス切削インサート1の支持面15が静止する軸方向突き当て面24を備える。半径方向突き当て面22およびインサート座21の軸方向突き当て面24は、互いに対して鋭角の内角εの下に配置される。好ましくは、鋭角の内角εは、フライス切削インサート1について上述した内角βに少なくとも実質的に対応する。この方向によって、フライス切削インサート1は、機械加工中にフライス切削インサート1に作用する遠心力に対してインサート座21に形状嵌合係合方式で確実に保持される。インサート座の接線方向突き当て面23および軸方向突き当て面24は、互いに対して鋭角の内角δの下に配置される。好ましくは、この鋭角の内角δは、少なくとも、フライス切削インサート1について上述した内角αに相当する。この構成により、図9からも分かるように、貫通孔10の軸心回りのインサート座21におけるフライス切削インサート1の回転が、形状嵌合係合によって確実に阻止される。図7および図8では、それぞれの図が角度が測定される平面に対して正確に直交していないため、内角度δおよびεがわずかに歪んで見えることに留意されたい。
1 接線フライス切削インサート
2 第1の端面
3 第2の端面
4 主側面
5 コーナー側面
6 副側面
7 ワイパー逃げ面
8 上方コーナー
9 下方コーナー
10 貫通孔
11a 第1切刃エッジ部
11b 第2切刃エッジ部
11c 第3切刃エッジ部
11d 第4切刃エッジ部
12 主切削エッジ
13 ワイパエッジ
14 遷移エッジ部
15 支持面
16 主逃げ面
17 主座面
18 溝
19 突き当て面
100 接線フライス工具
20 ホルダ
20a 第1端部
20b 第2端部
21 インサート座
22 半径方向接触面
23 接線接触面
24 軸方向接触面
28 ネジ穴
30 締付ネジ
S1 第1対称軸
S2 第2対称軸
S3 第3対称軸
RP 基準面
SP12 第1対称面
SP13 第2対称面
R 回転軸
α、β、γ、δ、ε:角度

Claims (11)

  1. コーナーフライス用の両面接線フライス切削インサート(1)であって、
    第1の端面(2)と、
    対向する第2の端面(3)と、
    2つの主側面(4)と、
    2つの副側面(6)と、
    前記切削インサートを2つに分割する基準面(RP)に垂直に延びる第1対称軸(S1)であって、前記第1及び第2の端面(2、3)が、それぞれ対角線上に対向する2つの上方コーナー(8)及び対角線上に対向する2つの下方コーナー(9)と有する、第1対称軸(S1)と、
    前記2つの主側面(4)を貫通するとともに、第2対称軸(S2)に沿って延びる貫通孔(10)と、
    を含み、
    前記第1対称軸(S1)及び前記第2対称軸(S2)が、第1対称面(SP12)上にあり、
    第1から第4切刃エッジ部(11a,11b,11c,11d)が、前記主側面(4)と前記副側面(6)を有する前記第1の端面の交点、および、前記主側面(4)と前記副側面(6)を有する前記第2の端面の交点に形成されており、
    前記第1から第4切刃エッジ部(11a,11b,11c,11d)が、それぞれ主切削エッジ(12)、上方コーナー(8)及びワイパーエッジ(13)を有し、前記ワイパーエッジ(13)は、前記副側面(6)の一部に沿って前記上方コーナー(8)から延びており、
    前記ワイパーエッジ(13)を隣接する下方コーナー(9)に接続する遷移エッジ部(14)が、前記副側面(6)に沿って形成されており、
    前記遷移エッジ部(14)に隣接して、前記副側面(6)は、前記基準面(RP)からの距離の増加とともに前記第1対称面(SP12)に近づく支持面(15)を有しており
    前記切削インサートが、前記第1対称軸(S1)及び前記第2対称軸(S2)に垂直に延びる第3対称軸(S3)を有し、前記第1対称軸(S1)及び前記第3対称軸(S3)が第2対称面(SP13)上にあり、前記支持面(15)が前記第2対称面(SP13)からの距離の増加とともに前記第1対称面(SP12)に近づき、
    前記副側面(6)はそれぞれ、前記第1の端面(2)から前記第2の端面(3)まで延びる溝を備える、
    コーナーフライス用の両面接線フライス切削インサート(1)
  2. 前記支持面(15)が平面であることを特徴とする請求項1に記載の両面接線フライス切削インサート(1)。
  3. 前記切削インサートは、前記第1対称軸(S1)及び前記第2対称軸(S2)に対して垂直に延びる第3対称軸(S3)を有し、前記第1対称軸(S1)及び前記第3対称軸(S3)は、第2対称面(SP13)上にあり、
    前記主切削エッジ(12)に隣接して、前記主側面(4)が、前記基準面(RP)からの距離の増加するにつれて前記第2対称面(SP13)に近づく主逃げ面(16)として形成されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の両面接線フライス切削インサート(1)。
  4. 前記主逃げ面(16)の幅(w)は、隣接する前記上方コーナー(8)からの距離の増加に伴って減少することを特徴とする請求項記載の両面接線フライス切削インサート(1)。
  5. 前記主逃げ面(16)が、前記上方コーナー(8)から前記下方コーナー(9)に向かって前記主切削エッジ(12)の長さの60%以上95%未満にわたって前記主切削エッジ(12)に沿って延在することを特徴とする請求項又はに記載の両面接線フライス切削インサート(1)。
  6. 前記第1及び第2の端面(2,3)のそれぞれに、基準面(RP)に平行に延びる主座面(17)が形成されていることを特徴とする、請求項1からのいずれか1項に記載の両面接線フライス切削インサート(1)。
  7. 前記主座面(17)は、前記上方コーナー(8)よりも前記基準面(RP)に近い位置にあり、前記下方コーナー(9)は、前記主座面(17)よりも前記基準面(RP)に近い位置にあることを特徴とする請求項に記載の両面接線フライス切削インサート(1)。
  8. コーナーフライスのための接線方向フライス工具(100)であって、少なくとも1つのインサート座(21)を有するホルダー(20)を備え、前記ホルダー(20)に請求項1からのいずれか1項に記載の両面接線フライス切削インサートが装着される、接線フライス工具。
  9. 前記インサート座(21)は、前記接線フライス切削インサートの主側面(4)が静止する半径方向突き当て面(22)、前記接線フライス切削インサートの主座面(17)が静止する接線方向突き当て面(23)、および支持面(15)が静止する軸方向突き当て面(24)を備える、請求項に記載の接線フライス工具(100)。
  10. 前記インサート座(21)の前記接線方向突き当て面(23)及び前記軸方向突き当て面(24)は、互いに鋭角の内角(δ)をなして配置されていることを特徴とする請求項に記載の接線フライス工具(100)。
  11. 前記インサート座(21)の前記半径方向突き当て面(22)及び前記軸方向突き当て面(24)が、互いに鋭角の内角(ε)をなして配置されていることを特徴とする請求項9又は10に記載の接線フライス工具(100)。

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