JP7174187B1 - 地区ガバナ監視システム - Google Patents

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Figure 0007174187000001
【課題】ハザードマップで浸水が想定されるガバナ全てに浸水センサを設置し個々のガバナの浸水有無を判断する。
【解決手段】自動停止タイプの地区ガバナ24A(第1ガバナ24A)には、浸水センサ38及び圧力センサ40を設置し、手動停止タイプの地区ガバナ24B(第2ガバナ24B)には、必要に応じて、浸水センサ38及び圧力センサ40に加え、停止判定用浸水センサ52を設置し、その解析結果に基づき、地区ガバナ24は、停止必要マーク92A、稼働継続マーク92B、及び停止中ガバナマーク92Cに分類して、ガバナ水害状況画像78Bを表示するようにした。このため、停止する必要がある地区ガバナ24を、迅速に検出し、地区ガバナ水害状況画像78Bの表示マーク(停止必要マーク92A)で把握することができる、迅速に管轄部署サイト60へ通知することができる。
【選択図】図7

Description

本発明は、地区ガバナ監視システムに関するものである。詳しくは、地上部の一定以上の浸水で、ガス供給への影響が生じる可能性がある地区ガバナの監視を「見える化」して迅速な状況の把握を実現するための地区ガバナ監視システムに関する。
ガス導管ネットワークの殆どは、水害の影響を受けにくいが、地上に設置されたガス関連設備の一部は、一定上浸水すると圧力制御が困難となり、例えば、地区ガバナを停止するなどの緊急措置が必要となる場合がある。
地上のガス関連施設の一定以上の浸水ではガス供給への影響も生じる可能性があることから、ガス導管網全体の供給状況の監視と異常が発生した際の速やかな原因特定・把握と緊急措置が必要となっている。
従来のガス供給制御システムは、地区ガバナの地区供給判定制御部において、SIセンサで所定レベル以上のSI値を検出した場合に、無線通信部を制御して、検出したSI値または感震遮断命令を自装置の地区内のガスメータに無線で送信させている(例えば、特許文献1参照。)。
また、特許文献2には、ガバナにおいて、流体の流量を高精度に計測することが可能な流量計測装置を提供することが記載されている。
特許文献1に記載される従来技術は、流体供給網の各所に備えられるガバナの動作に関連したガバナ情報を収集可能な情報収集手段を備えたガバナ監視システムにおいて、複数のガバナの設置位置に対応した地点の地震情報を収集可能な地震情報収集手段を備え、予め設定された地震モード移行条件を満たす地震情報が収集された場合に、複数のガバナから、地震情報収集手段により収集される地震情報に従ってガバナ情報を自動収集する地震時ガバナ情報収集手段を備えており、地震発生時に迅速適確に対応できるという利点がある。
特開2002-188800号公報 特開2004-212109号公報
しかしながら、一のガバナAが浸水して圧力上昇した際、他のガバナBと導管でつながっていると、浸水していない他のガバナBも圧力が上昇することから、これまで監視してきた圧力だけでは正確な判断又は状況把握ができない。具体的には、一のガバナAが浸水したのか他のガバナBが浸水したのかが把握できない。このような課題は、特許文献1のシステムを利用しても解決することはできず、速やかな緊急措置に時間を要することになる。
本発明は、ハザードマップで浸水が想定されるガバナ全てに浸水センサを設置し個々のガバナの浸水有無を判断することができる地区ガバナ監視システムを得ることが目的である。
本発明に係る地区ガバナ監視システムは、地下に埋設されるガス管を含む地下設備及び、地上の複数のガス供給拠点に設置される複数の地区ガバナを含む地上設備を備えたガス供給ラインにおいて、各々が前記複数の地区ガバナの各々に設けられ、ガス供給に支障を来す程度の浸水の状況を検出する複数の浸水センサと、前記複数のガス供給拠点が点在する領域の二次元マップを表示部に表示させ、当該表示部に表示された前記二次元マップ上に前記複数の浸水センサの位置を重ねて表示し、かつ、前記複数の浸水センサの各々の検出状況をリアルタイムに付加するリアルタイム表示制御モードを実行可能な制御部とを有し、前記複数の地区ガバナが、自動でガス供給を停止する安全機構を装備している第1ガバナと、前記安全機構を装備していない第2ガバナとに分類され、前記第2ガバナには、前記浸水センサとは別に、浸水に起因するガス供給停止の要否を判定するための停止判定用浸水センサを設ける、ことを特徴としている。
本発明によれば、例えば、地上部の一定以上の浸水ではガス供給への影響が生じる可能性があり、ガス導管全体の供給状況の監視と異常が発生した際の速やかな原因特定、把握、及び緊急措置という役割を担う観点から、地区ガバナの浸水状況等の見える化システムの早期構築が重要である。
本発明は、上記のような課題を解決するべく、ハザードマップで浸水が想定されるガバナ全てに浸水センサを設置し個々のガバナの浸水有無を判断することができる地区ガバナ監視システムを構築した。
例えば、浸水センサを二次元平面上のマップ上に分布させて、「見える化」し、地区ガバナの圧力情報や浸水センサの検出情報、ハザードマップ、河川の氾濫危険度等を地図上で重ね合わせ、緊急措置判断や緊急措置行動を速やかに実行することができる。
本発明において、前記複数の浸水センサの各々の検出状況の度合いが、点灯状態及び表示色の少なくとも一方を含む視覚を通じた認識形態で識別されることを特徴としている。
本発明において、前記二次元マップが、自然災害による被害を予測し当該被害の範囲を表示するハザードマップであることを特徴としている。
本発明において、災害発生時には、河川氾濫危険度、気象警報、浸水発生危険度、土砂災害危険度の少なくとも1つを含む警報情報を、前記二次元マップに重畳表示することを特徴としている。
本発明において、前記制御部が、前記リアルタイム表示制御モードに加え、気象予報情報に基づき河川の氾濫予測シミュレーションを実行し、当該氾濫予測シミュレーションの状況下における前記複数の地区ガバナの各々の浸水レベル情報と前記複数の浸水センサの各々の高さ位置情報との比較によって、前記複数の浸水センサの何れかが浸水を検知する以前に、浸水を予測して報知する予測シミュレーション表示制御モードを備えることを特徴としている。
以上説明した如く本発明によれば、ハザードマップで浸水が想定されるガバナ全てに浸水センサを設置し個々のガバナの浸水有無を判断することができるという効果を奏する。
都市ガスを需要者へ供給するためのガス供給ラインの概略図である。 本実施の形態に係る指令センタを含む災害監視システムの制御網の概略図である。 指令センタの管理サーバにおいて実行される、災害発生の地区ガバナの状態を監視することに特化した、機能ブロックである。 手動停止タイプの地区ガバナである第2ガバナの正面図である。 モニタに表示される、監視処理部における平常時の監視を含む災害ビューメイン画像である。 選択バー群80の一例を示す画像の正面図である。 地区ガバナの位置を重畳表示し、かつ、地区ガバナの状態を視覚的に識別可能に表示した地区ガバナ水害状況画像の一例を示す正面図である。 本実施の形態に係る地区ガバナの状態監視制御のメインルーチンを示す制御フフローチャートである。 図8のメインルーチンに割り込んで実行される、災害時表示処理ルーチンを示す制御フローチャートである。
図1は、都市ガスを需要者へ供給するためのガス供給ラインの概略図である。
ガバナステーション(GS)10には、LNG基地12でLNGから都市ガスに変換されて、地下に埋設された高圧ガス管14によって、高圧ガスが輸送される。なお、「高圧」とは、後述する「中圧」及び「低圧」との相対的な差を示す表記であり、特定の範囲の圧力値を指標するものではない。
高圧ガス管14には、バルブステーション16が介在されている。バルブステーション16は、例えば、緊急時等に、ガバナステーション10へのガス供給を停止する役目を有する。
また、ガバナステーション10は、圧力調整機能を有しており、高圧ガスを中圧ガスに調整した後、地下に埋設された上流側中圧ガス管18によって、ガスタンク20へ供給される。ガスタンク20では、中圧ガスを一時的に貯留する。
ガスタンク20に貯留された中圧ガスは、下流側中圧ガス管22によって複数の地区ガバナ24へ供給される。
なお、図1では、単一の地区ガバナ24を図示しているが、ガスタンク20から配管される下流側中圧ガス管22が途中で分岐されて、その枝管のそれぞれが地区ガバナ24まで配管されている。また、複数の地区ガバナ24は、それぞれ、地上に建設された施設26に配置されている。
分岐される前の下流側中圧ガス管22には、バルブステーション28が介在されている。バルブステーション28は、例えば、緊急時等に、複数の地区ガバナ24へのガス供給を停止する役目を有する。なお、バルブステーション28は、分岐された後に存在する場合もある。
地区ガバナ24は、圧力調整機能を有しており、中圧ガスを低圧ガスに調整した後、地下に埋設された低圧ガス管30を介して、一般家庭32のガスメータ34へ供給される。
ここで、地区ガバナ24は、一般家庭32における、ガスの使用量の増減にかかわらず、低圧ガスの圧力を自動的に一定に保つ機能を持つ。これにより、一般家庭32には、安定した圧力の低圧ガスを供給することができる。
なお、ガスメータ34は、検針員が目視で検針するタイプであるが、例えば、無線子機が取り付けられた、管轄エリア(図示省略)に検針値等の情報を常時送信できる機能を有していてもよい。
ここで、ガバナステーション10、バルブステーション16、地区ガバナ24、及びバルブステーション28は、指令センタ36によって、ガスの圧力調整、供給可否等が一括されている。
特に、一般家庭32への低圧ガスの供給源である地区ガバナ24は、単一の管轄エリア内でも複数個所に点在しており、圧力の管理は重要である。
また、複数の地区ガバナ24は、浸水時において、バルブを自動停止する構造又は手動停止する構造が混在しているが、何れの構造であっても、バルブを閉じて、低圧ガスの供給を停止する必要がある。このため、指令センタ36では、点在している複数の地区ガバナ24の状態を一括管理している。なお、地区ガバナ24の中には、自動でガス供給を停止する安全機構を装備していない構造のガバナもある(例えば、後述する第2ガバナ24B)。
指令センタ36では、地区ガバナ24の管理体制として、特に、災害発生時において、二次元マップ上に視覚的に各地区ガバナ24の稼働状態(稼働中又は停止中)、停止の要否を、特定し得るように表示すると共に、災害(特に浸水)状況を示すハザードマップを重畳して、地区ガバナ水害状況画像78B(図7参照、詳細後述)を表示する災害監視システムを構築した。
(監視対象である地区ガバナ24の種類)
まず、監視対象である地区ガバナ24について説明する。
本実施の形態の指令センタ36で監視する地区ガバナ24は、大きく分類して、自動操作(遠隔操作を含む)でバルブを閉じる自動停止タイプと、現場に作業員が出向いて手動操作でバルブを閉じる手動停止タイプと、で構成されている。以下において、両者を識別する場合に、図2に示すように、自動停止タイプを地区ガバナ24A(第1ガバナ24A)、手動停止タイプを地区ガバナ24B(第2ガバナ24B)という。なお、参考として、第2ガバナ24Bに安全装置を取り付けて自動停止タイプとすることも可能である。
一例として、図4に、手動停止タイプの地区ガバナ24B(以下、第2ガバナ24Bという)の構成を示す。
第2ガバナ24Bは、ガバナ本体42、補助ガバナ44、中圧補助ガバナ46、低圧補助ガバナ48、及び安全器50を備えている。第2ガバナ24Bでは、ガバナ本体42、補助ガバナ44、中圧補助ガバナ46、低圧補助ガバナ48、及び安全器50のそれぞれに設けられたダイヤフラム(図示省略)により圧力調整され、その状態は、圧力センサ40で監視されるようになっている。
より具体的には、ガバナ本体42で調整された下流側のガス圧力で管理される。言い換えれば、圧力センサ40は調整された圧力を計測するものであり、圧力センサ40の計測値に基づいて、直接的に制御しているものではない。
この第2ガバナ24B(手動停止タイプの地区ガバナ24B)の構造は、大気圧を検知して低圧力を制御する点において、基本的には、自動停止タイプの地区ガバナ24A(図2参照)でも同様であり、浸水箇所は、ダイヤフラムを収容するケーシングの合わせ面等で発生する場合が多い(図4の矢印A参照)。なお、
図4に示す第2ガバナ24Bは、設置された施設26の床面26G(GL面)の高さH0を基準(例えば、±0cm)とすると、下位レベルから順番に、高さH1の位置に補助ガバナ44のダイヤフラムが位置し、高さH2の位置に安全器50のダイヤフラムが位置し、高さH3の位置にガバナ本体42のダイヤフラムが位置し、高さH4の位置に中圧補助ガバナ46及び低圧補助ガバナ48のダイヤフラムが位置している(H0<H1<H2<H3<H4)。
なお、床面26G(GL面の高さH0)は、地上面(陸地の高さ)よりも所定高さだけ、嵩上げされているのが一般的である。
施設26の床面26G(GL面)には、浸水センサ38が取り付けられている。浸水センサ38は、第2ガバナ24Bに限らず、自動停止タイプの地区ガバナ24Aであっても、施設26の床面26Gの位置(GL面)に取り付けられている。
また、図4に示す、第2ガバナ24Bでは、浸水センサ38では、手動操作でガバナを停止させるため、現場に作業員が出向く必要があるか否かを判断するため、浸水センサ38とは別に、手動操作の要否の限界の浸水を検知する停止判定用浸水センサ52を設けている。
図4における第2ガバナ24Bでの停止判定用浸水センサ52のレベルの位置は、ガバナ本体42、補助ガバナ44、中圧補助ガバナ46、低圧補助ガバナ48、及び安全器50の各ダイヤフラムの高さ位置に基づいて、所定の高さ(一例として、図4に示す高さH1~高さH2の間程度)の位置に設定している。この停止判定用浸水センサ52の高さ位置は、施設26での設置状況(ダイヤフラムの高さ)に依存するものであり、限定されるものではないが、少なくとも、浸水センサ38(GLレベル)よりも高い位置となる。
浸水センサ38、圧力センサ40、及び停止判定用浸水センサ52による検出情報は、指令センタ36へ送出され、一括管理されるようになっている。
(指令センタ36による災害監視システム制御網)
図2は、本実施の形態に係る指令センタ36を含む災害監視システム54の制御網の概略図である。
指令センタ36に設けられた管理サーバ36Sは、インターネット等のネットワーク56に接続されている。ネットワーク56には、外部防災関連サイト58の各サーバ(図示省略)が接続されている。外部防災関連サイト58は、例えば、国土地理院、防災科研究、及び気象庁等があり、管理サーバ36Sでは、予め、外部防災関連サイト58から、ハザードマップ、デジタル標高地形図、河川氾濫危険度、気象情報、浸水発生危険度、及び土砂災害危険度等の情報を入手しておき、当該管理サーバ36Sで活用する。なお、オンラインでリアルタイムに各種情報を入手することを否定するものではない。例えば、河川氾濫危険度、気象情報、浸水発生危険度、及び土砂災害危険度はオンラインで連携され、ハザードマップ、デジタル標高地形図は、予め情報を入手する。
また、ネットワーク56には、管轄部署サイト60のサーバが接続されており、指令センタ36の管理サーバ36Sからの指令に基づいて、災害現場の実質的な対応(現場の状況監視、作業者の現場派遣等)を実行する。本実施の形態では、浸水時の地区ガバナ24Bの手動操作によるバルブ閉止作業が含まれる。
ネットワーク56には、各地に点在している地区ガバナ24(自動停止タイプの地区ガバナ24A(第1ガバナ24A)と、手動停止タイプの地区ガバナ24B(第2ガバナ24B))が接続されている。
指令センタ36は、ネットワーク56を介して、第1ガバナ24Aから、浸水センサ38及び圧力センサ40の検出情報を取得する。また、指令センタ36は、ネットワーク56を介して、第2ガバナ24Bから、浸水センサ38、圧力センサ40、及び停止判定用浸水センサ52の検出情報を取得する。
図3は、指令センタ36の管理サーバ36Sにおいて実行される、災害発生の地区ガバナ24の状態を監視することに特化した、機能ブロックである。なお、各制御ブロックは、管理サーバ36Sのハード構成を限定するものではなく、一部又は全部を、災害監視プログラムとして実行するようにしてもよい。
地区ガバナ24Aの浸水センサ38及び圧力センサ40の検出情報、並びに、地区ガバナ24の浸水センサ38、圧力センサ40、及び停止判定用浸水センサ52の検出情報は、それぞれ情報収集部62によって収集される。
情報収集部62は、情報解析部64に接続され、各地区ガバナ24の位置(座標等)と、浸水センサ38、圧力センサ40、及び停止判定用浸水センサ52の検出情報と、を情報解析部64へ送出する。
情報解析部64では、浸水センサ38、圧力センサ40、及び停止判定用浸水センサ52の検出情報に基づき、稼働状態、圧力及び浸水の状態を解析し、その結果を、地区ガバナ24の位置情報と共に、監視処理部66へ送出する。なお、情報解析部64で解析した解析情報は、少なくとも地区ガバナ24の稼働/停止状態、現状指針であり、その他、過去変化率、及び将来予測等を含んでもよい。
監視処理部66では、情報解析部64から受けた解析情報に基づいて、圧力異常及び浸水異常の有無を判定する。なお、監視処理部66は、平常時は、所謂広域に亘る災害発生に起因する異常ではなく、故障や不具合等、地区ガバナ24単体として異常を監視するものである。
監視処理部66では、情報解析部64から得た検出情報に基づいて、各地区ガバナ24が設置された施設26において、圧力、浸水等の異常が発生した場合は、異常対象の地区ガバナ24を特定し、管轄部署へ異常を通知する。なお、監視処理部66では、災害に備えて、外部防災情報収集部68で外部防災関連サイト58から取集した災害情報を常に監視している。
ここで、情報解析部64は、災害判定部70に接続されている。災害判定部70は、災害が発生したか否かを判定するものである。災害判定部70における災害判定は、指令センタ36が独自に判定してもよいし、公共情報からの通知によって判定してもよい。指令センタ36の独自の判定では、例えば、地区ガバナ24等に設置した各種センサ計測した圧力や浸水データ等を利用することができる。
災害判定部70によって災害が発生したことを判定すると、災害判定部70は、情報解析部64及びハザードマップ取得部72に対して、災害発生時割込処理(図9のフローチャート参照、詳細後述)の実行を指示する。
ハザードマップ取得部72では、外部防災情報収集部68で収集した外部防災情報の中からハザードマップを取得し、取得したハザードマップは、重畳処理部74へ送出する。
重畳処理部74は、情報解析部64から地区ガバナ24の位置情報(座標等)、及び解析情報を取得する。
重畳処理部74では、二次元の地図に展開されたハザードマップ(特に、水害)上に、位置座標に基づいて、地区ガバナ24の位置を特定する。
重畳処理部74は、表示制御部76を介して、モニタ78に、二次元地図、ハザードマップ、地区ガバナ24の位置及び状況が重畳された地区ガバナ水害状況画像78B(図7参照、詳細後述)を表示する。モニタ78には、様々な情報が表示されるようになっており、この地区ガバナ水害状況画像78Bは、表示画像の一つである。
(モニタ表示画像)
図5は、モニタ78に表示される、監視処理部66における平常時の監視を含む災害ビューメイン画像78Aである。
災害ビューメイン画像78Aは、左端の上から下にかけて、矩形の選択バー群80と、選択バー群80の中から選択された項目に関する地図表示画面82とで構成されている。選択バー群80の項目には、例えば、河川氾濫危険度、気象情報、浸水発生危険度、及び土砂災害危険度等があり、それぞれの項目が選択されることで、当該項目に関連する地図表示画面82が表示される。
図6は、選択バー群80の一例を示す画像の正面図であり、災害メインテーマ選択バー80Mとして、「地震」又は「水害」が選択可能となっている。図6は、水害が選択された場合の選択バー群80である。
「水害」の選択バー群80には、気象情報バー80A、地区ガバナ観測情報バー80B、リスク情報バー80C、交通情報バー80D、SNS災害情報バー80E、及び外部WEBサイトバー80Fが設定されている。各バーの用途は以下の通りである。
「気象情報バー80A」
供給区域の降水予測等の気象情報の把握に用いられる。
「地区ガバナ観測情報バー80B」
ガバナの圧力分布の把握、第2ガバナ24Bの停止判断、第1ガバナ24Aの遮断状況の把握、浸水センサの検知状況の把握、及び異常を検知したガバナの一覧表等の把握
「リスク情報バー80C」
下線の危険度分布の把握、浸水発生の危険度分布の把握、土砂災害発生の危険度分布の把握、及び供給区域の気象情報の把握
「交通情報バー80D」
道路の渋滞状況の把握
「SNS災害情報バー80E及び外部WEBサイトバー80F」
SNS災害情報、外部サイトへのアクセス
(地区ガバナ水害状況画像78B)
図7は、図3の災害判定部70で災害を判定し、重畳処理部74において、二次元の地図上にハザードマップを表示すると共に、地区ガバナ24の位置を重畳表示し、かつ、地区ガバナ24の状態を視覚的に識別可能に表示した地区ガバナ水害状況画像78Bの一例である。
地区ガバナ水害状況画像78Bには、河川84、湾岸領域86、陸地領域88(行政区画により区画)に分類されて表示されている。この二次元地図画面上に、浸水が発生している領域を示すハザードマップ90が表示されている。
図7のハザードマップ90は、危険度が相対的に低い領域(図7の斜線領域)と、危険度が相対的に高い領域(図7の格子状斜線領域)とに分類されており、河川84の近傍の危険度が高いことが、視覚を通じて認識可能となっている。
また、地区ガバナ水害状況画像78Bには、陸地領域88の各拠点に設置された地区ガバナ24の位置が視覚的に認識できるように重畳表示される。
さらに、各地区ガバナ24は、停止必要マーク92A、稼働継続マーク92B、及び停止中ガバナマーク92C(それぞれ一部を指標)に分類されて表示されており、地区ガバナ24の状態を視覚的に識別可能となっている。
このため、指令センタ36では、例えば、手動で停止操作を必要とする地区ガバナ24B(第2ガバナ24B)に対して、浸水が激しい地域と地区ガバナ24Bの位置座標とを照合して、停止を必要とする地区ガバナ24Bを特定するのにくらべて、迅速に管轄部署サイト60(図2参照)へ通知することができる。
以下に、図8及び図9のフローチャートに従い、本実施の形態の作用を説明する。
図8は、本実施の形態に係る地区ガバナの状態監視制御のメインルーチンを示す制御フフローチャートである。なお、このメインルーチンは、平常時及び災害時に関係なく実行される。
ステップ100では、地区ガバナ24から情報を収集し、次いでステップ102へ移行して圧力異常判定処理を実行する。
次のステップ104では、浸水異常判定処理を実行し、ステップ106へ移行する。
ステップ106ででは、異常判定を行う。このステップ106で異常有りと判定された場合は、ステップ108へ移行して、異常対象の地区ガバナ24を特定し、次いで、ステップ110へ移行して異常処理を実行し、ステップ100へ戻る。異常処理は、自動停止タイプの地区ガバナ24A(第1ガバナ24A)の場合は、自動停止する。また、手動停止タイプの地区ガバナ24B(第2ガバナ24B)の場合は、例えば管轄部署へ異常を報知し、手動操作でバルブ閉止を指示する。なお、第2ガバナ24Bにおいても、自動で停止する構造であってもよい。
一方、ステップ106で、異常無しと判定された場合は、ステップ112へ移行して、災害が発生したか否かを判断する。
このステップ112で否定判定、すなわち、災害は発生していないと判断された場合は、ステップ100へ戻り、上記工程を繰り返す。
また、ステップ112で肯定判定、すなわち、災害が発生したと判断された場合は、ステップ114へ移行して、災害時表示処理の起動指示を実行し、ステップ100へ戻る。
図9は、図8のステップ114において、災害時表示処理の起動指示があった場合に、図8のメインルーチンに割り込んで実行される、災害時表示処理ルーチンを示す制御フローチャートである。図9の災害時表示処理ルーチンは、図8のメインルーチンの処理に並行して実行される。
図9に示される如く、ステップ150では、外部防災関連サイト58から各種情報を収集し、次いで、ステップ152へ移行して、災害時表示処理を実行する。
災害時表示処理の具体例は、まず、ハザードマップを取得し(ステップ152A)、次いで、地区ガバナ24の位置を重畳して表示し(ステップ152B)、浸水センサ38、停止判定用浸水センサ52の検出情報を取得し(ステップ152C)、地区ガバナ24の状況を視覚的に識別表示する(ステップ152D)。この結果、モニタ78には、図7に示す地区ガバナ水害状況画像78Bが表示される。
次のステップ154では、手動停止タイプの地区ガバナ24B(第2ガバナ24B)に浸水があったか否かを判断する。このステップ154で肯定判定された場合は、ステップ156へ移行して、手動停止タイプの地区ガバナ24B(第2ガバナ24B)の管轄部署へ停止を通知し、ステップ158へ移行する。また、ステップ156で否定判定された場合は、ステップ158へ移行する。
ステップ158では、災害が解除されたか否かを判断し、否定判定された場合は、ステップ150へ戻り、上記工程を繰り返す。
また、ステップ150で肯定判定された場合は、ステップ160へ移行して、災害時表示処理を終了し、このルーチンは終了する。
本実施の形態によれば、特に、災害発生時において、二次元マップ上に視覚的に各地区ガバナ24の稼働状態(稼働中又は停止中)、停止の要否を、特定し得るように表示すると共に、災害(特に浸水)状況を示すハザードマップを重畳して、地区ガバナ水害状況画像78B(図7参照、詳細後述)を表示する。
また、自動停止タイプの地区ガバナ24A(第1ガバナ24A)には、浸水センサ38及び圧力センサ40を設置し、手動停止タイプの地区ガバナ24B(第2ガバナ24B)には、浸水センサ38及び圧力センサ40に加え、停止判定用浸水センサ52を設置し、その解析結果に基づき、地区ガバナ24は、停止必要マーク92A、稼働継続マーク92B、及び停止中ガバナマーク92Cに分類して、地区ガバナ水害状況画像78Bに表示するようにした。
このため、停止する必要がある地区ガバナ24を、迅速に検出し、地区ガバナ水害状況画像78Bの表示マーク(停止必要マーク92A)で把握することができる、迅速に管轄部署サイト60へ通知することができる。
特に、手動タイプの地区ガバナ24B(第2ガバナ24B)においては、停止判定用浸水センサ52によって、正確な浸水状況(具体的には、地区ガバナ24B(第2ガバナ24B)の異常な動作が発生する状況に陥るような浸水状況)を把握して、バルブ閉止等の必要がある場合は、迅速に管轄部署へ通知することができる。
なお、本実施の形態では、図8のステップ112において災害発生を判別し、ステップ114において、災害時表示処理の起動を指示することで、図9の災害時表示制御を実行するようにしたが、平常時においても、図9の表示制御を常に並行処理する構成としてもよい。
(変形例)
本実施の形態では、地区ガバナ水害状況画像78Bにリアルタイムの地区ガバナ24の状況を、停止必要マーク92A、稼働継続マーク92B、及び停止中ガバナマーク92Cに分類して表示するようにしたが(リアルタイム制御モード)、ハザードマップの状況を、気象情報(過去のビッグデータを含む)、河川の水位(過去の水位変化のビッグデータを含む)、及び地形等に基づいて、AI等を用いて学習し、災害判定部70等で、河川の氾濫予測シミュレーションを実行することで、浸水する可能性のある地区ガバナ24を事前に予測して、当該予測結果をモニタ78上に表示することで、早期にバルブを閉止するといった指示を出すようにしてもよい(予測シミュレーション表示制御モード)。
すなわち、予測シミュレーション表示制御モードでは、氾濫予測シミュレーションの状況下における複数の地区ガバナ24の各々の浸水レベル情報と複数の浸水センサ24の各々の高さ位置情報との比較によって、浸水を予測して報知することが可能である。
10 ガバナステーション(GS)
12 工場
14 高圧ガス管
16 バルブステーション
18 上流側中圧ガス管
20 ガスタンク
22 下流側中圧ガス管
24 地区ガバナ
24A 第1ガバナ(自動停止タイプ)
24B 第2ガバナ(手動停止タイプ)
26 施設
28 バルブステーション
30 低圧ガス管
32 一般家庭
34 ガスマイコンメータ
36 指令センタ
42 ガバナ本体
44 補助ガバナ
46 中圧補助ガバナ
48 低圧補助ガバナ
50 安全器
26G 床面
38 浸水センサ
40 圧力センサ
52 停止判定用浸水センサ
54 災害監視システム
36S 管理サーバ
56 ネットワーク
58 外部防災関連サイト
60 管轄部署サイト
62 情報収集部
64 情報解析部
66 監視処理部
68 外部防災情報収集部
70 災害判定部
72 ハザードマップ取得部(制御部)
74 重畳処理部(制御部)
76 表示制御部(制御部)
78 モニタ
78A 災害ビューメイン画像
78B 地区ガバナ水害状況画像
80 選択バー群
82 地図表示画面
80A 気象情報バー
80B 地区ガバナ観測情報バー
80C リスク情報バー
80D 交通情報バー
80E SNS災害情報バー
80F 外部WEBサイトバー
80M 災害メインテーマ選択バー
82 地図表示画面
84 河川
86 湾岸領域
88 陸地領域
90 ハザードマップ
92A 停止必要マーク
92B 稼働継続マーク
92C 停止中ガバナマーク

Claims (5)

  1. 地下に埋設されるガス管を含む地下設備及び、地上の複数のガス供給拠点に設置される複数の地区ガバナを含む地上設備を備えたガス供給ラインにおいて、各々が前記複数の地区ガバナの各々に設けられ、ガス供給に支障を来す程度の浸水の状況を検出する複数の浸水センサと、
    前記複数のガス供給拠点が点在する領域の二次元マップを表示部に表示させ、当該表示部に表示された前記二次元マップ上に前記複数の浸水センサの位置を重ねて表示し、かつ、前記複数の浸水センサの各々の検出状況をリアルタイムに付加するリアルタイム表示制御モードを実行可能な制御部とを有し、
    前記複数の地区ガバナが、自動でガス供給を停止する安全機構を装備している第1ガバナと、前記安全機構を装備していない第2ガバナとに分類され、前記第2ガバナには、前記浸水センサとは別に、浸水に起因するガス供給停止の要否を判定するための停止判定用浸水センサを設ける、
    地区ガバナ監視システム。
  2. 前記複数の浸水センサの各々の検出状況の度合いが、点灯状態及び表示色の少なくとも一方を含む視覚を通じた認識形態で識別される、請求項1記載の地区ガバナ監視システム。
  3. 前記二次元マップが、自然災害による被害を予測し当該被害の範囲を表示するハザードマップである、請求項1又は請求項2記載の地区ガバナ監視システム。
  4. 災害発生時には、河川氾濫危険度、気象警報、浸水発生危険度、土砂災害危険度の少なくとも1つを含む警報情報を、前記二次元マップに重畳表示する、請求項1又は請求項2記載の地区ガバナ監視システム。
  5. 前記制御部が、
    前記リアルタイム表示制御モードに加え、
    気象予報情報に基づき河川の氾濫予測シミュレーションを実行し、当該氾濫予測シミュレーションの状況下における前記複数の地区ガバナの各々の浸水レベル情報と前記複数の浸水センサの各々の高さ位置情報との比較によって、前記複数の浸水センサの何れかが浸水を検知する以前に、浸水を予測して報知する予測シミュレーション表示制御モードを備える、請求項1記載の地区ガバナ監視システム。
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