JP7174180B2 - シリコン含有膜のエッチング方法、コンピュータ記憶媒体、及びシリコン含有膜のエッチング装置 - Google Patents

シリコン含有膜のエッチング方法、コンピュータ記憶媒体、及びシリコン含有膜のエッチング装置 Download PDF

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Description

本発明は、基板上のシリコン含有膜のエッチング方法、コンピュータ記録媒体、及びシリコン含有膜のエッチング装置に関する。
半導体デバイスにおいて、シリコンを含有する膜は、広範で様々な用途に適用される。例えばシリコン(Si)膜は、ゲート電極やシード層などに用いられている。そして、半導体デバイスの製造工程では、基板上の上述のSi膜をエッチングすることが行われている。
Si膜などのシリコン含有膜のエッチングは、従来、種々の方法で行われている。例えば特許文献1には、ClF等のフッ化ハロゲンガスを用いてSi層をエッチングすることが開示されている。また、特許文献2には、エッチングガスのガス系をFガス及びNHガスとしてSiをエッチングする方法が開示されている。
特開平8-153711号公報 特開2016-143781号公報
ところで、エッチング後のシリコン含有膜の表面粗さが小さいことが求められる場合がある。
しかしながら、特許文献1や特許文献2に記載されたエッチング方法では、上記表面粗さについては考慮されていない。
また、基板上のシリコン含有膜をエッチングする際に、エッチング前に上記基板に酸化膜などによるパターンが形成され、パターンには、シリコン含有膜のエッチング対象部分が露出するよう孔が形成されている場合がある。この場合に、上記孔の内部においてエッチング後のシリコン含有膜の表面が平坦であることが必要な場合がある。しかしながら、特許文献1や特許文献2に記載されたエッチング方法では、パターンの孔の内部におけるシリコン含有膜の平坦性については考慮されていない。
したがって、従来のシリコン含有膜のエッチング方法には改善の余地がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、基板上のシリコン含有膜をエッチングする際に、エッチング後のシリコン含有膜の表面粗さを小さくすること、及び/または、エッチング対象部分が露出するよう孔が形成されたパターンを有する基板上のシリコン含有膜をエッチングする際に、孔の内部におけるエッチング後のシリコン含有膜の表面を平坦にすることを目的とする。
前記の目的を達成するため、本発明者が鋭意検討した結果、シリコン含有膜をエッチングするに際し、少なくともFガスを含む第1のフッ素含有ガスと、少なくともClFガス、IFガス、IFガスまたはSFガスを含む第2のフッ素含有ガスとの両方を用いると、エッチング後のシリコン含有膜の表面粗さを小さくできることが分かった。また、本発明者が鋭意検討した結果、孔の内部のシリコン含有膜をエッチングするに際し、上記第1のフッ素含有ガス及び上記第2のフッ素含有ガスの両方を用いると、孔の内部におけるエッチング後のシリコン含有膜の表面を平坦にできることがわかった。なお、上記第1のフッ素含有ガス及び上記第2のフッ素含有ガスの両方を用いることにより、エッチング後のシリコン含有膜の表面粗さを小さくできること、および、孔の内部におけるエッチング後のシリコン含有膜の表面を平坦にできることは、後述の実施形態において詳細に説明する。
本発明は、かかる知見に基づいてなされたものであり、本発明は、基板上のシリコン含有膜をエッチングする方法であって、少なくともFガスを含む第1のフッ素含有ガスを供給してプラズマを用いずに前記シリコン含有膜をエッチングする工程と、少なくともClFガス、IFガス、IFガスまたはSFガスを含む第2のフッ素含有ガスを供給してプラズマを用いずに前記シリコン含有膜をエッチングする工程と、を少なくとも1回ずつ交互に行うことを特徴としている。
本発明によれば、第1のフッ素含有ガス及び第2のフッ素含有ガスの両方を用いてシリコン含有膜をエッチングすることで、エッチング後のシリコン含有膜の表面粗さを小さくすることができる。また、本発明によれば、第1のフッ素含有ガス及び第2のフッ素含有ガスの両方を用いてシリコン含有膜をエッチングすることで、基板上のパターンの孔から露出した部分がエッチング対象である場合において、孔の内部におけるエッチング後のシリコン含有膜の表面を平坦にすることができる。
別な観点による本発明によれば、前記エッチング方法をエッチング装置によって実行させるように、当該エッチング装置を制御する制御部のコンピュータ上で動作するプログラムを格納した読み取り可能なコンピュータ記憶媒体が提供される。
別な観点による本発明は、基板上のシリコン含有膜をエッチングする装置であって、前記基板を収容するチャンバと、少なくともFガスを含む第1のフッ素含有ガスと少なくともClFガス、IFガス、IFガスまたはSFガスを含む第2のフッ素含有ガスとの両方を、前記シリコン含有膜に対して供給する給気部と、を有し、前記第1のフッ素含有ガスを供給してプラズマを用いずに前記シリコン含有膜をエッチングすることと、前記第2のフッ素含有ガスを供給してプラズマを用いずに前記シリコン含有膜をエッチングすることと、を少なくとも1回ずつ交互に行うことを特徴としている。
本発明によれば、基板上のシリコン含有膜をエッチングする際に、エッチング後のシリコン含有膜の表面粗さを小さくすることができる。また、本発明によれば、エッチング対象部分が露出するよう孔が形成されたパターンを有する基板上のシリコン含有膜をエッチングする際に、孔の内部におけるエッチング後のシリコン含有膜の表面を平坦にすることができる。
本実施形態に係るエッチング装置によるエッチング対象であるシリコン含有膜の模式断面図である。 本実施形態に係るエッチング装置の構成の概略を示す縦断面図である。 ガス及びNHガスを用いてポリシリコンのブランケットをエッチングした場合のポリシリコン膜の表面状態を示すSEM像である。 ClFガスを用いてポリシリコンのブランケットをエッチングした場合のポリシリコン膜の表面状態を示すSEM像である。 ガス及びNHガスとClFガスとの両方を用いてポリシリコンのブランケットをエッチングした場合のポリシリコンの表面状態を示すSEM像である。 エッチングガスとしてFガス及びNHガスを用いた場合のエッチング状態を示す説明図である。 エッチングガスとしてClFガスを用いた場合のエッチング状態を示す説明図である。 パターニングされたSi膜をFガス及びNHガスを用いてエッチングした場合におけるSi膜の表面の形状を示す模式断面図である。 パターニングされたSi膜をClFガスを用いてエッチングした場合におけるSi膜の表面の形状を示す模式断面図である。 パターニングされたSi膜をFガス及びNHガスとClFガスとの両方を用いてエッチングした場合におけるSi膜の表面の形状を示す模式断面図である。 エッチングガスとしてClFガスとFガス及びNHガスを用いた場合のパターンの孔の内部におけるSi膜のエッチング状態を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する要素においては、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<エッチング装置>
先ず、本発明の実施形態に係るエッチング装置の構成及び上記エッチング装置のエッチング対象のシリコン含有膜について説明する。図1は、本実施形態に係るエッチング装置によるエッチング対象であるシリコン含有膜の模式断面図である。図2は、本実施形態に係るエッチング装置1の構成の概略を示す縦断面図である。
本実施形態において、図1に示すように、エッチング対象のシリコン含有膜Sは、基板としてのウェハWに形成されたものである。また、ウェハWは、孔Paが形成された酸化膜などによるパターンPを有し、孔Paの内部に形成され当該孔Paを介してウェハWの表面から露出しているシリコン含有膜Sがエッチング対象である。なお、本実施形態ではエッチング対象のシリコン含有膜SはSi膜(以下、Si膜Sということがある)である。また、パターンPを構成する酸化膜は例えばSiO膜である。
図2に示すようにエッチング装置1は、ウェハWを収容するチャンバ10と、チャンバ10内でウェハWを載置する載置台11と、載置台11の上方から載置台11に向けて処理ガスを供給する給気部12と、チャンバ10内の処理ガスを排出する排気部13と、を有している。なお、エッチング装置1で行われるエッチングは、プラズマを用いないガスエッチングである。
チャンバ10は、チャンバ本体20と蓋体21を有している。チャンバ本体20の上部は開口し、この開口が蓋体21で閉止される。そして、チャンバ本体20の側壁上面と蓋体21の下面とは、シール材(図示せず)により密閉されて、チャンバ10内の気密性が確保されている。そして、チャンバ10内に気密なエッチング処理空間が形成される。なお、チャンバ本体20の側壁には、ウェハWを搬入出するための搬入出口(図示せず)が設けられ、この搬入出口はゲートバルブ(図示せず)により開閉自在になっている。
載置台11は、ウェハWを載置する上部台30と、チャンバ本体20の底面に固定され、上部台30を支持する下部台31とを有している。上部台30の内部には、ウェハWの温度を調節する温度調節器32が設けられている。温度調節器32は、例えば水などの温度調節媒体を循環させることにより載置台11の温度を調整し、載置台11上のウェハWの温度を所定温度に制御する。
給気部12は、載置台11に載置されたウェハWに処理ガスを供給するシャワーヘッド40を有している。シャワーヘッド40は、チャンバ10の蓋体21の下面において、載置台11に対向して設けられている。シャワーヘッド40の下面(シャワープレート)には、処理ガスを供給する供給口41が複数設けられている。なお、シャワーヘッド40は、載置台11に載置されたウェハWの表面全体に均一に処理ガスを供給するため、少なくともウェハWの径よりも大きい径を有していることが好ましい。
また、給気部12は、Fガスを供給するFガス供給源50と、NHガスを供給するNHガス供給源51と、ClFガスを供給するClFガス供給源52と、Nガスを供給するNガス供給源53とを有している。Fガス供給源50にはFガス供給配管54が接続され、NHガス供給源51にはNHガス供給配管55が接続され、ClFガス供給源52にはClFガス供給配管56が接続され、Nガス供給源53にはNガス供給配管57が接続されている。これら供給配管54~57は集合配管58に接続され、集合配管58は上述したシャワーヘッド40に接続されている。そして、Fガス、NHガス、ClFガス、Nガスはそれぞれ、供給配管54~57及び集合配管58を経てシャワーヘッド40からチャンバ10へ供給されるようになっている。
ガス供給配管54、NHガス供給配管55、ClFガス供給配管56及びNガス供給配管57には、それぞれ当該供給配管54~57の開閉動作、及び処理ガスの流量を調節する流量調節器59が設けられている。流量調節器59は、例えば開閉弁およびマスフローコントローラにより構成されている。
この給気部12から供給される処理ガスには、シリコン含有膜をエッチングする2つの異なるフッ素含有ガスがある。上記2つの異なるフッ素含有ガスのうちの一方は、FガスとNHガスを含む第1のフッ素含有ガスであり、他方は、ClFガスを含む第2のフッ素含有ガスである。なお、Fガスに混合されるガスは、NHガスに限定されず、塩基性ガスであればよい。また、Nガスは、希釈ガスやパージガスとして用いられる。Nガスの代わりにArガス等の他の不活性ガスを用いてもよく、2種以上の不活性ガスを用いてもよい。
なお、本実施形態の給気部12では、シャワーヘッド40からウェハWに処理ガスを供給するようにしたが、処理ガスの供給方法はこれに限定されない。例えばチャンバ10の蓋体21の中央部にガス供給ノズル(図示せず)を設け、当該ガス供給ノズルから処理ガスを供給するようにしてもよい。
排気部13は、載置台11の外側方において、チャンバ10のチャンバ本体20の底部に設けられた排気管60を有している。排気管60には、チャンバ10内を真空引きして排気する排気機構61が接続されている。また、排気管60には、自動圧力制御弁(APC)62が設けられている。これら排気機構61と自動圧力制御弁62により、チャンバ10内の圧力が制御される。
エッチング装置1には、制御部70が設けられている。制御部70は、例えばコンピュータであり、プログラム格納部(図示せず)を有している。プログラム格納部には、エッチング装置1におけるエッチング処理を制御するプログラムが格納されている。なお、前記プログラムは、例えばコンピュータ読み取り可能なハードディスク(HD)、フレキシブルディスク(FD)、マグネットオプティカルディスク(MO)、メモリーカードなどのコンピュータに読み取り可能な記憶媒体に記録されたものであって、その記憶媒体から制御部70にインストールされたものであってもよい。
<エッチング方法>
次に、以上のように構成されたエッチング装置1におけるエッチング方法について説明する。上述したように本実施形態のエッチング装置1では、ウェハWに形成されているSi膜をエッチングする。
先ず、ゲートバルブを開放した状態で、チャンバ10内にウェハWを搬入し、載置台11に載置する。載置台11は温度調節器32で温調されており、載置台11に載置されたウェハWの温度が所定温度に制御される。また、ウェハWが載置台11に載置されると、ゲートバルブを閉じてチャンバ10内を密閉状態にし、当該チャンバ10内にエッチング処理空間を形成する。
その後、一旦真空排気した後、チャンバ10内の圧力を調節しつつ、エッチングガスとしてClFガスをチャンバ10内へ供給し、ウェハWに形成されているSi膜をエッチングする。このときClFガスの他、希釈ガスとしてNガスを供給してもよい。
その後、チャンバ10内にパージガスとしてNガスを供給しつつ真空排気してチャンバ10内のパージを行う。
その後、チャンバ10内の圧力を調節しつつ、エッチングガスとしてFガス及びNHガスをチャンバ10内へ供給し、ウェハWに形成されているSi膜をさらにエッチングする。このとき、希釈ガスとしてNガスを加えてもよい。
その後、チャンバ10内にパージガスとしてNガスを供給しつつ真空排気してチャンバ10内のパージを行う。
その後、ClFガスを用いたエッチングとFガス及びNHガスを用いたエッチングとが交互に所定回数行われるよう、上述の工程を繰り返す。
なお、上述の例では、ClFガスを用いたエッチングを最初に行っているが、Fガス及びNHガスを用いたエッチングを最初に行ってもよい。
また、上述の例では、ClFガスを用いたエッチングを行う回数とFガス及びNHガスを用いたエッチングを行う回数は同じであったが、異ならせても良い。例えば、ClFガスを用いたエッチングを行う回数とFガス及びNHガスを用いたエッチングとの2種のエッチングを所定回数ずつ交互に行った後、上記2種のエッチングのうち最初に行ったエッチングを最後に再度行ってもよい。
<本実施形態の効果>
続いて、本実施形態の効果について説明する。
本発明者は、様々なエッチング条件で検証を行った結果、Si膜をエッチングするに際し、Fガス及びNHガスを含む第1のフッ素含有ガスと、ClFガスを含む第2のフッ素含有ガスとの両方をエッチングガスとして用いると、エッチング後のシリコン含有膜の表面粗さを小さくすることができるという知見を得るに至った。以下、上記知見について説明する。
Si膜のエッチングガスには従来、Fガス及びNHガスとClFガスとのうちいずれか一方を用いていた。そこで、本発明者は、Fガス及びNHガスを用いた場合と、ClFガスを用いた場合とで、エッチング後のシリコン含有膜の表面粗さの比較/検証を行った。この比較の結果、Fガス及びNHガスを用いた場合と、ClFガスを用いた場合とでは、エッチング後のシリコン含有膜の表面の状態は正反対の傾向を示すことが判明した。
上述の検証の結果を図3及び図4に示す。図3は、Fガス及びNHガスを用いてポリシリコンのブランケットをエッチングした場合のポリシリコン膜の表面状態を示す走査型電子顕微鏡(SEM)像である。図4は、ClFガスを用いてポリシリコンのブランケットをエッチングした場合のポリシリコン膜の表面状態を示すSEM像である。なお、エッチング前のポリシリコン膜の算術平均粗さSaは2.5nmであり、自乗平均平方根粗さRMSが3.1nmであった。
図3に示すように、Fガス及びNHガスを用いてエッチングした場合、エッチング後のポリシリコン膜Sの表面には、アスペクト比が大きい凹凸であって隣接する凹凸間の間隔が狭いものが形成されていた。なお、Fガス及びNHガスを用いてポリシリコンをエッチングした場合、算術平均粗さSaが6.7nmであり、自乗平均平方根粗さRMSが8.3nmであった。
それに対し、図4に示すように、ClFガスを用いてエッチングした場合、エッチング後のポリシリコン膜Sの表面には、アスペクト比の小さい凹凸であって隣接する凹凸間の間隔が広いものが形成されていた。なお、ClFガスを用いてポリシリコンをエッチングした場合、算術平均粗さSaが3.40nmであり、自乗平均平方根粗さRMSが4.38nmであった。
このように、Fガス及びNHガスを用いてエッチングした場合と、ClFガスを用いてエッチングした場合とでは、エッチング後のポリシリコン膜すなわちシリコン含有膜の表面の状態は正反対の傾向を示していた。
図3及び図4に示した結果は、エッチング対象のシリコン含有膜がポリシリコンのブランケットについてのものであるが、図1に示したようなウェハW上のパターンの孔Pa内に形成されたSi膜Sをエッチングした場合についても同様な結果が得られた。
この結果を踏まえ、本発明者は、Fガス及びNHガスとClFガスとの両方を用いてエッチングすることに想到した。図5は、Fガス及びNHガスとClFガスとの両方を用いてポリシリコンのブランケットをエッチングした場合のポリシリコンの表面状態を示すSEM像である。なお、図5の検証結果を得る際、ClFガスを用いたエッチングとFガス及びNHガスを用いたエッチングとを交互に2回行った後、ClFガスを用いたエッチングを再度行った。
図5に示すように、Fガス及びNHガスとClFガスとの両方を用いた場合、いずれか一方を用いた場合に比べて、エッチング後のポリシリコン膜の表面粗さを小さくすることができる。なお、Fガス及びNHガスとClFガスとの両方を用いてポリシリコンをエッチングした場合、算術平均粗さSaが2.0nmであり、自乗平均平方根粗さRMSが2.5nmであった。これと同様の結果が、エッチング対象のシリコン含有膜が図1に示したようなウェハW上のパターンの孔Pa内に形成されたSi膜Sである場合でも得られた。
以上のとおり、図3~図5に示した検証結果などによれば、Fガス及びNHガスとClFガスとの両方を用いると、エッチング後のSi膜の表面粗さを小さくすることができる。
<表面粗さ改善のメカニズム>
次に、以上のように、Fガス及びNHガスとClFガスとの両方を用いることでエッチング後のSi膜の表面粗さを小さくすることができることのメカニズムについて説明する。図6は、Fガス及びNHガスを用いてエッチングした場合のSi膜の状態を示す説明図である。図7は、ClFガスを用いてエッチングした場合のSi膜の状態を示す説明図である。図6(a)及び図7(a)はエッチング前の状態を示し、図6(b)及び図7(b)はエッチング後の状態を示す。
エッチング対象のシリコン含有膜がポリシリコン膜であるとする。ポリシリコン膜としてのSi膜Sは、結晶の方位が異なるグレインGを有し、グレインGの境界には結晶粒界Bが存在する。
反応種の表面への拡散・供給、吸着、そして反応生成物の生成、さらに表面からの脱離・拡散によってエッチングは進むところ、Fガスは、反応性が弱いため、結晶粒界Bのならず、グレインG全体についてもエッチングが進み、比較的間隔の狭い凹凸が形成されると考えられる。
一方、ClFガスの場合、Fガスに比べて、遥かに反応性が強いため、Si膜Sの全体のエッチングが進み、特に結合の弱い結晶粒界Bに集中してエッチングが進む傾向があり、結果的に、間隔の広い凹凸が形成されると考えられる。ClFガスのみでエッチングを進めると、この凹凸形成がさらに強調されるものと考えられる。
これらの特徴を生かし、FガスとClFガスとの両方を用いてエッチングすることで、対象であるSi膜を細かくエッチングする手法と大きく速くエッチングする手法を組み合わせて、最終的に、平坦な表面を形成することが可能となると考えられる。
なお、エッチング対象のシリコン含有膜がアモルファスシリコン膜の場合、ポリシリコン膜と同様に、塊的な構造を取っており、塊と塊の間それぞれにはグレインが薄く存在しているため、FガスとClFガスに対して、ポリシリコン膜と同様にエッチングが進むものと考えられる。
<本実施形態の別の効果>
次に、本実施形態の他の効果について説明する。
本発明者は、様々なエッチング条件で検証を行った結果、エッチング対象部分が露出するよう孔が形成されたパターンを有する基板上のSi膜をエッチングするに際し、Fガス及びNHガスを含む第1のフッ素含有ガスと、ClFガスを含む第2のフッ素含有ガスとの両方をエッチングガスとして用いると、上記孔の内部におけるエッチング後のSi膜の表面を平坦にすることができるという知見を得るに至った。以下、上記知見について説明する。
前述のように、Si膜のエッチングガスには従来、Fガス及びNHガスとClFガスとのうちいずれか一方を用いていた。そこで、本発明者は、Fガス及びNHガスを用いた場合と、ClFガスを用いた場合とで、パターンの孔の内部におけるエッチング後のSi膜の表面の平坦性の比較/検証を行った。この比較の結果、Fガス及びNHガスを用いた場合と、ClFガスを用いた場合とでは、パターンの孔の内部におけるエッチング後のSi膜の表面の形状は正反対となることが判明した。
上述の検証の結果を図8及び図9に示す。図8は、パターニングされたSi膜をFガス及びNHガスを用いてエッチングした場合におけるSi膜の表面の形状を示す模式断面図である。図9は、同Si膜をClFガスを用いてエッチングした場合におけるSi膜の表面の形状を示す模式断面図である。
図8に示すように、Fガス及びNHガスを用いてエッチングした場合、パターンPの孔Pa内におけるエッチング後のSi膜Sの表面は上側に突出する凸形状となっていた。
それに対し、図9に示すように、ClFガスを用いてエッチングした場合、パターンPの孔Pa内におけるエッチング後のSi膜の表面は下側に凹む凹形状となっていた。
このように、Fガス及びNHガスを用いてエッチングした場合と、ClFガスを用いてエッチングした場合とでは、パターンPの孔Paの内部におけるエッチング後のSi膜の表面の形状は正反対となっていた。言い換えれば、Fガス及びNHガスとClFガスとでは、孔Paの中心部分におけるエッチングレートと孔Pa内部の周縁部分におけるエッチングレートとの比が互いに異なっていた。
この結果を踏まえ、本発明者は、Fガス及びNHガスとClFガスとの両方を用いてエッチングすることに想到した。図10は、パターニングされたSi膜をFガス及びNHガスとClFガスとの両方を用いてエッチングした場合におけるSi膜の表面の形状を示す模式断面図である。なお、図10の検証結果を得る際、Fガス及びNHガスの供給を最初に行い、また、Fガス及びNHガスの供給とClFガスの供給とを交互に2回行った。
図10に示すように、Fガス及びNHガスとClFガスとの両方を用いた場合、パターンPの孔Pa内におけるエッチング後のSi膜Sの表面は平坦となる。
以上のとおり、図8~図10に示した検証結果によれば、Fガス及びNHガスとClFガスとの両方を用いると、ウェハWに設けられたパターンの孔の内部におけるエッチング後のSi膜の表面を平坦にすることができる。
<平坦化のメカニズム>
次に、以上のように、Fガス及びNHガスとClFガスとの両方を用いることでパターンの孔の内部におけるエッチング後のSi膜の表面を平坦にすることができることのメカニズムについて説明する。図11は、ClFガスとFガス及びNHガスを用いてエッチングした場合のパターンの孔の内部におけるSi膜の状態を示す説明図である。
上記メカニズムの前に、ClFガスのみを用いた場合に孔内部においてSi膜の表面が凹形状となるメカニズム、及び、Fガス及びNHガスのみを用いた場合に孔内部においてSi膜の表面が凸形状となるメカニズムについて説明する。
ClFガスと、Fガス及びNHガスとでは、単にその分子量が異なるだけでなく、Si膜に対する表面吸着性及びSi膜に対する反応特性が異なる。
また、Si膜Sのエッチングが進むと、Si膜Sの表面に到達するエッチングガス分子の密度が、パターンPの孔Pa内部における周縁部より中央部が高くなる。
ClFガスのみを用いる場合を考えると、ClFガスの表面吸着性または反応特性から、パターンPの孔Pa内部において、Si膜Sの表面等に沿ってウェハWの表面と平行な方向に広がりにくい。したがって、Si膜Sに対するエッチングガスがClFガスのみである場合、図9に示したように、パターンPの孔Pa内におけるエッチング後のSi膜の表面は下側に凹む凹形状になる、と考えられる。
一方、Fガス及びNHガスのみを用いる場合を考えると、両ガスの表面吸着性または反応特性により、パターンPの孔Pa内部において広がりやすい。したがって、ClFガスのみを用いる場合のように、孔Paの中央のSi膜Sがエッチングされやすくなることはない。また、エッチングは複数サイクルに分けて行われるところ、NHガスの存在により先のサイクルで生じた反応生成物はサイクル間の排気の際に孔Pa内の周縁部に多く残存する。そして、Fガス及びNHガスのみを用いたエッチングは、上記反応生成物により促進される。そのため、孔Pa内部において、中央部より周縁部の方が、エッチングが進む。したがって、Si膜Sに対するエッチングガスがFガス及びNHガスのみである場合、図8に示したように、パターンPの孔Pa内におけるエッチング後のSi膜の表面は上側に突出する凸形状になる、と考えられる。
それに対し、ClFガスとFガス及びNHガスとの両方を用いる場合、まず例えばFガス及びNHガスを用いたとすると、図11(a)に示すように、この段階では前述の反応生成物Hの量は孔Pa内において偏りはないため、孔Pa内部におけるエッチング後のSi膜Sの表面は略平坦である。ただし、この段階ではエッチング量は不十分である。その後排気すると、図11(b)に示すように、反応生成物Hが孔Pa内部において周縁部に偏って残存する。その後、ClFガスを用いたエッチングを行うと、前述と同様にClFガスの表面吸着性または反応特性から、図11(c)に示すように、パターンPの孔Pa内におけるエッチング後のSi膜の表面は凹形状となる。その後、排気してから、Fガス及びNHガスを用いると、反応生成物Hにより孔Pa内部の周縁部におけるエッチングが中央部に比べて促進されるため、図11(d)に示すように、孔Pa内におけるエッチング後のSi膜の表面は凸形状となる。その後、排気してから、ClFガスを用いると、膜厚の大きい孔Paの中心がエッチングされやすいため、図11(e)に示すように、孔Pa内におけるエッチング後のSi膜の表面は凸形状となる。このようなメカニズムが考えられる。
<他の実施形態>
以上では、Si膜のエッチング方法について説明したが、本発明のエッチング方法は、他のシリコン含有膜にも適用できる。
例えばシリコンゲルマニウム(SiGe)膜をエッチングする場合、エッチングガスには、NHガスを含まずFガスを含む第1のフッ素含有ガスと、ClFガスを含む第2のフッ素含有ガスとの両方が用いられる。
また、以上では、Fガスを含む第1のフッ素含有ガスとは異なる第2のフッ素含有ガスはClFガスを含むものであったが、この例に限られず、少なくともClFガス、IFガス、IFガスまたはSFガスを含むものであればよい。
以上では、Fガスを含む第1のフッ素含有ガスとClFガスを含む第2のフッ素含有ガスとを交互に供給していたが、第1のフッ素含有ガスと第2のフッ素含有ガスとを混合して同時に供給してエッチングガスとして用いてもよい。
また、第1のフッ素含有ガスを用いたエッチング、第1のフッ素含有ガスの排気、第2のフッ素含有ガスを用いたエッチングおよび第2のフッ素含有ガスの排気を1ステップとし、このステップを繰り返すものとしたときに、各ステップにおけるエッチング量を徐々に減らすようにしてもよい。これにより、エッチング後のシリコン含有膜の表面粗さをさらに小さくすることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇において、各種の変更例または修正例に想到しうることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1 エッチング装置
10 チャンバ
11 載置台
12 給気部
13 排気部
20 チャンバ本体
21 蓋体
30 上部台
31 下部台
32 温度調節器
40 シャワーヘッド
41 供給口
50 Fガス供給源
51 NHガス供給源
52 ClFガス供給源
53 Nガス供給源
54 Fガス供給配管
55 NHガス供給配管
56 ClFガス供給配管
57 Nガス供給配管
58 集合配管
59 流量調節器
60 排気管
61 排気機構
62 自動圧力制御弁
70 制御部
S シリコン含有膜
W ウェハ

Claims (3)

  1. 基板上のシリコン含有膜をエッチングする方法であって、
    少なくともFガスを含む第1のフッ素含有ガスを供給してプラズマを用いずに前記シリコン含有膜をエッチングする工程と、少なくともClFガス、IFガス、IFガスまたはSFガスを含む第2のフッ素含有ガスを供給してプラズマを用いずに前記シリコン含有膜をエッチングする工程と、を少なくとも1回ずつ交互に行うことを特徴とする、シリコン含有膜のエッチング方法。
  2. 請求項1に記載のエッチング方法をエッチング装置によって実行させるように、当該エッチング装置を制御する制御部のコンピュータ上で動作するプログラムを格納した読み取り可能なコンピュータ記憶媒体。
  3. 基板上のシリコン含有膜をエッチングする装置であって、
    前記基板を収容するチャンバと、
    少なくともFガスを含む第1のフッ素含有ガスと少なくともClFガス、IFガス、IFガスまたはSFガスを含む第2のフッ素含有ガスとの両方を、前記シリコン含有膜に対して供給する給気部と、を有し、
    前記第1のフッ素含有ガスを供給してプラズマを用いずに前記シリコン含有膜をエッチングすることと、前記第2のフッ素含有ガスを供給してプラズマを用いずに前記シリコン含有膜をエッチングすることと、を少なくとも1回ずつ交互に行うことを特徴とする、シリコン含有膜のエッチング装置。
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