JP7173673B2 - 半導体装置、携帯端末装置、歩幅導出方法及びプログラム - Google Patents

半導体装置、携帯端末装置、歩幅導出方法及びプログラム Download PDF

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本発明は、半導体装置、携帯端末装置、歩幅導出方法及びプログラムに関する。
加速度センサを用いて、歩行者の歩行を検出して、歩数及び歩行距離等を導出する技術として、以下の技術が知られている。
例えば、特許文献1には、加速度センサから出力された加速度データから導出された周期及び振幅と、歩幅との関係を収容したデータベースを有し、歩行時における加速度データから周期及び振幅を導出し、導出した周期及び振幅に対応する歩幅を、データベースを参照することによって導出する技術が記載されている。
また、特許文献2には、歩行ピッチに応じて、当該歩行ピッチが予め定められた複数のいずれのピッチ区間に入るかによって予め定められた一次式が決まり、当該一次式に当該歩行ピッチを当てはめて得られる値を歩幅補正値とし、身長設定値に所定値を乗じてなる基準歩幅に当該歩幅補正値を乗じて当該単位時間での歩幅とする技術が記載されている。
また、特許文献3には、単位時間における歩数を計数するステップと、計数された単位時間あたりの歩数に基づいて、歩幅補正係数を得るステップと、基準歩幅に歩幅補正係数を乗算し、歩幅を補正するステップと、を含む歩幅補正方法が記載されている。
特開2006-118909号公報 特開2013-223697号公報 国際公開第2008-081553号
最近、歩行者の移動距離を正確に測定する技術として、歩行者測位技術(PDR:Pedestrian Dead Reckoning)が用いられている。
歩行者の移動距離は、全地球測位システム(GPS: Global Positioning System, Global Positioning Satellite)を利用することで、ある程度正確に距離を測定できるが、電波の届かない建物内や地下では測定が困難である。また、歩行者の移動距離の測定は、歩行者が携帯する携帯端末装置によって実現されることが想定されるが、GPSによる測定では、消費電力が大きくなり、バッテリーの問題も有り現実的ではない。
低消費電力で簡便に歩行距離を求める方法として、歩数計によりカウントした歩数に、歩幅を乗算することにより求める方法が知られている。この方法によれば、歩数及び歩幅が正確でれば、ある程度正確に移動距離を算出することができる。
しかし、歩行時とランニング時とでは歩幅が大きく異なるので、例えば、歩幅を歩行時の歩幅に固定した場合には、ランニング時における移動距離の算出精度が低下する。歩行周期から導出される補正係数を用いて歩幅を補正する技術が存在する。しかしながら、この技術は、歩行周期の変化に応じて歩幅補正を行うというものであり、例えば、ランニング時においてピッチ走行を行う者、ストライド走行を行う者、といったように、ユーザ間で歩行周期が異なることから、ユーザによっては正確な歩幅補正を行うことができないという問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、従来よりも高精度に歩幅を導出することを目的とする。
本発明に係る半導体装置は、ユーザが携帯する加速度センサから逐次出力される三次元直交座標系の各軸の加速度を合成した合成加速度を逐次導出する合成加速度導出部と、前記合成加速度に基づいて前記合成加速度の基準となる基準合成加速度を導出する基準合成加速度導出部と、前記ユーザの歩幅について、前記合成加速度、前記基準合成加速度、及び補正係数に基づいて導出した補正量を用いて、歩幅初期設定値を補正した値を、補正歩幅として導出する補正部と、を含み、前記補正部は、前記合成加速度の時間平均の平均値と前記基準合成加速度との差分に、前記補正係数を乗じた値を前記補正量として導出し、前記補正量を前記歩幅初期設定値に加算した値を、前記補正歩幅として導出する
本発明に係る他の半導体装置は、ユーザが携帯する加速度センサから逐次出力される三次元直交座標系の各軸の加速度を合成した合成加速度を逐次取得する合成加速度取得部と、前記合成加速度に基づいて前記合成加速度の基準となる基準合成加速度を導出する基準合成加速度導出部と、前記ユーザの歩幅について、前記合成加速度、前記基準合成加速度、及び補正係数に基づいて導出した補正量を用いて、歩幅初期設定値を補正した値を、補正歩幅として導出する補正部と、を含み、前記補正部は、前記合成加速度の時間平均の平均値と前記基準合成加速度との差分に、前記補正係数を乗じた値を前記補正量として導出し、前記補正量を前記歩幅初期設定値に加算した値を、前記補正歩幅として導出する
本発明に係る携帯端末装置は、上記のいずれかの半導体装置と、前記補正歩幅及び前記補正歩幅に基づいて導出された情報の少なくとも一方を表示する表示部と、を含む。
本発明に係る歩幅導出方法は、コンピュータにより、ユーザが携帯する加速度センサから逐次出力される三次元直交座標系の各軸の加速度を合成した合成加速度を逐次導出または逐次取得し、前記合成加速度に基づいて前記合成加速度の基準となる基準合成加速度を導出し、前記ユーザの歩幅について、前記合成加速度、前記基準合成加速度、及び補正係数に基づいて導出した補正量を用いて、歩幅初期設定値を補正した値を、補正歩幅として導出し、前記合成加速度の時間平均の平均値と前記基準合成加速度との差分に、前記補正係数を乗じた値を前記補正量として導出し、前記補正量を前記歩幅初期設定値に加算した値を前記補正歩幅として導出することを含む。
本発明に係るプログラムは、ユーザが携帯する加速度センサから逐次出力される三次元直交座標系の各軸の加速度を合成した合成加速度を逐次導出または逐次取得し、前記合成加速度に基づいて前記合成加速度の基準となる基準合成加速度を導出し、前記ユーザの歩幅について、前記合成加速度、前記基準合成加速度、及び補正係数に基づいて導出した補正量を用いて、歩幅初期設定値を補正した値を、補正歩幅として導出し、前記合成加速度の時間平均の平均値と前記基準合成加速度との差分に、前記補正係数を乗じた値を前記補正量として導出し、前記補正量を前記歩幅初期設定値に加算した値を前記補正歩幅として導出する処理をコンピュータに実行させるプログラムである。
本発明によれば、従来よりも高精度に歩幅を導出することが可能となる。
本発明の実施形態に係る半導体装置の構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係るマイクロコンピュータの機能構成の一例を示す機能ブロック図である。 本発明の実施形態に係る歩幅導出処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る基準合成加速度導出処理の流れの一例を示すフローチャートである。 合成加速度及びその平均値の時間推移を実測した結果の一例を示す図である。 歩行速度と合成加速度の平均値との関係の一例を示す図である。 歩行速度と歩幅との関係の一例を示す図である。 合成加速度の平均値と基準合成加速度との差分と、歩幅との関係の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る半導体装置によって導出された補正歩幅と歩幅の実測値との誤差を、複数の歩行速度について取得した結果の一例を示すグラフである。 合成加速度及びその平均値の時間推移を実測した結果の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係るマイクロコンピュータの機能構成の一例を示す機能ブロック図である。 本発明の実施形態に係る半導体装置の構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係るマイクロコンピュータの機能構成の一例を示す機能ブロック図である。 本発明の実施形態に係る移動距離導出処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る携帯端末装置の構成の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。尚、各図面において、実質的に同一又は等価な構成要素又は部分には同一の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の実施形態に係る半導体装置1の構成の一例を示す図である。半導体装置1は、マイクロコンピュータ10と、三軸加速度センサ20とが、単一のパッケージに収容された形態を有する。
三軸加速度センサ20は、三次元直交座標系におけるX軸、Y軸、Z軸の各々の加速度を検出し、検出した各軸の加速度を示す、各軸の加速度信号Ax、Ay、Azを出力する。三軸加速度センサ20は、例えば、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)技術を用いて実現されるピエゾ抵抗方式または静電容量方式を採用するものであってもよい。
マイクロコンピュータ10は、CPU(Central Processing Unit)11、一時記憶領域としての主記憶装置12、不揮発性の補助記憶装置13、外部からの入力信号を受け付け、またCPU11による演算結果を出力する入出力装置(I/O)14を含んで構成されている。CPU11、主記憶装置12、補助記憶装置13、入出力装置14は、それぞれ、バス16に接続されている。補助記憶装置13には、歩幅を導出する歩幅導出処理の手順を記述した歩幅導出プログラム100、及び後述する基準合成加速度を導出する基準合成加速度導出処理の手順を記述した基準合成加速度導出プログラム101が格納されている。三軸加速度センサ20は、マイクロコンピュータ10の入出力装置14に接続されており、三軸加速度センサ20から出力される各軸の加速度信号Ax、Ay、Azは、入出力装置14を介してマイクロコンピュータ10に入力される。
図2は、CPU11が、歩幅導出プログラム100及び基準合成加速度導出プログラム101を実行することにより構築される、マイクロコンピュータ10の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。
加速度信号取得部31は、三軸加速度センサ20から逐次(例えば、30msec毎に)出力される加速度信号Ax、Ay、Azを取得する。加速度信号取得部31によって取得された加速度信号Ax、Ay、Azは、合成加速度導出部32及び基準合成加速度導出部34にそれぞれ供給される。
合成加速度導出部32は、加速度信号Ax、Ay、Azによって示される、各軸の加速度を合成した合成加速度Aを導出する。合成加速度導出部32は、例えば、下記の(1)式によって示される演算を行うことで、合成加速度Aを導出する。合成加速度導出部32は、逐次供給される加速度信号Ax、Ay、Azに対して、合成加速度Aを逐次導出する。合成加速度導出部32は、導出した合成加速度Aを平均値導出部33に供給する。
A=(Ax+Ay+Az1/2 ・・・ (1)
平均値導出部33は、合成加速度導出部32において逐次導出される合成加速度Aの複数のサンプルを平均化した平均値Aaveを導出する。平均値Aaveは、合成加速度Aの移動平均値であってもよいし、区間平均値であってもよい。平均値導出部33は、合成加速度導出部32から逐次供給される合成加速度Aに対して、平均値Aaveを逐次導出する。平均値導出部33は、導出した合成加速度Aの平均値Aaveを、基準合成加速度導出部34及び補正部37にそれぞれ供給する。
設定値取得部35は、ユーザの身長を示す身長情報Hを取得する。歩幅初期設定値導出部は、取得した身長情報Hによって示される身長に基づいて、歩幅の初期設定値である歩幅初期設定値Wiを導出する。歩幅初期設定値導出部36は、例えば、身長と歩幅とを対応付けたテーブルを参照して、身長情報Hによって示される身長に対応する歩幅初期設定値Wiを導出してもよい。本実施形態において、ランニングではない通常歩行時における歩幅が、歩幅初期設定値Wiとして導出されるものとする。歩幅初期設定値導出部36は、導出した歩幅初期設定値Wiを、補正部37に供給する。
基準合成加速度導出部34は、各軸の加速度信号Ax、Ay、Az及び合成加速度Aの平均値Aaveに基づいて、歩幅初期設定値Wiに対応する歩行状態(本実施形態ではランニングではない通常歩行状態)を検出した場合に、その時点における合成加速度Aの平均値Aaveを、基準合成加速度Asとして導出する。具体的には、基準合成加速度導出部34は、合成加速度Aの平均値Aave及び各軸の加速度信号Ax、Ay、Azが、所定の適合条件を満たす場合、その時点における合成加速度Aの平均値Aaveを、基準合成加速度Asとして導出する。「適合条件を満たす場合」とは、例えば、各軸の加速度信号Ax、Ay、Azに基づいて導出される歩行周期及び合成加速度Aの平均値Aaveが、それぞれ、歩幅初期設定値Wiに対応した所定範囲内にある状態が、所定の歩数分だけ連続した場合である。導出された基準合成加速度Asは、主記憶装置12に格納され、合成加速度Aの平均値Aave及び各軸の加速度信号Ax、Ay、Azが、上記の適合条件を満たす度に更新(上書き)される。なお、起動時においては、基準合成加速度Asの初期設定値が、主記憶装置12に格納される。
補正部37は、合成加速度Aの平均値Aave、基準合成加速度As及び予め定められた補正係数αに基づいて補正量を導出し、この補正量を用いて歩幅初期設定値Wiを補正した値を、補正歩幅Waとして導出する。具体的には、補正部37は、下記の(2)式によって示される演算を行うことで、補正歩幅Waを導出する。(2)式に示すように、補正部37は、合成加速度の平均値Aaveと、基準合成加速度Asとの差分に、補正係数αを乗じた値を補正量として導出し、補正量を歩幅初期設定値Wiに加算した値を補正歩幅Waとして導出する。
Wa=Wi+(Aave-As)×α ・・・(2)
図3は、CPU11が、歩幅導出プログラム100を実行することにより実施される歩幅導出処理の流れの一例を示すフローチャートである。CPU11が、歩幅導出プログラム100を実行することで、CPU11は、加速度信号取得部31、合成加速度導出部32、平均値導出部33、設定値取得部35、歩幅初期設定値導出部36及び補正部37として機能する。
ステップS1において、CPU11は、設定値取得部35として機能し、ユーザの身長を示す身長情報Hを取得する。身長情報Hは、例えば、ユーザによる入力操作によって取得することが可能である、また、CPU11は、補助記憶装置13に予め格納された身長情報Hを読み込むことにより身長情報Hを取得してもよい。
ステップS2において、CPU11は、歩幅初期設定値導出部36として機能し、取得した身長情報Hによって示される身長に対応する歩幅初期設定値Wiを導出する。CPU11は、例えば、身長と歩幅とを対応付けたテーブルを参照して、身長情報Hによって示される身長に対応する歩幅初期設定値Wiを導出してもよい。CPU11は、導出した歩幅初期設定値Wiを主記憶装置12に格納する。
ステップS3において、CPU11は、加速度信号取得部31として機能し、入出力装置14に入力される各軸の加速度信号Ax、Ay、Azを取得する。
ステップS4において、CPU11は、合成加速度導出部32として機能し、加速度信号Ax、Ay、Azによって示される、各軸の加速度を合成した合成加速度Aを導出する。合成加速度導出部32は、(1)式によって示される演算を行うことで、合成加速度Aを導出し、これを主記憶装置12に格納する。
ステップS5において、CPU11は、平均値導出部33として機能し、合成加速度Aの複数のサンプルを平均化した平均値Aaveを導出する。
ステップS6において、CPU11は、後述する基準合成加速度導出処理(図4参照)のステップS15において導出され、主記憶装置12に格納された基準合成加速度Asを取得する。
ステップS7において、CPU11は、補正部37として機能し、(2)式によって示される演算を行うことで、補正歩幅Waを導出し、これを主記憶装置12に格納する。その後、処理は、ステップS3に戻される。
このように、本実施形態に係る歩幅導出処理によれば、歩幅初期設定値Wiは、歩行状態に応じて逐次変動する合成加速度Aの平均値Aaveに応じた補正量で補正され、現在の歩行状態に応じた歩幅が、補正歩幅Waとしてリアルタイムで導出される。
図4は、CPU11が、基準合成加速度導出プログラム101を実行することにより実施される基準合成加速度導出処理の流れの一例を示すフローチャートである。この基準合成加速度導出処理は、上記した歩幅導出処理(図3参照)と並行して実施される。CPU11が、基準合成加速度導出プログラム101を実行することで、CPU11は、基準合成加速度導出部34として機能する。
ステップS11において、CPU11は、上記した歩幅導出処理(図3参照)のステップS3において取得した加速度信号Ax、Ay、Azに基づいて、歩行が行われているか否かを判定する。CPU11は、例えば、加速度信号Ax、Ay、Azの時間推移が、歩行状態であることを示す特定のパターンであると判定した場合、歩行が行われているものと判定し、処理をステップS12に移行する。
ステップS12において、CPU11は、加速度信号Ax、Ay、Azに基づいて、検出した歩行における歩行周期を導出する。CPU11は、例えば、加速度信号Ax、Ay、Azの時間推移から歩行周期を導出する。
ステップS13において、CPU11は、上記した歩幅導出処理(図3参照)のステップS4において導出され、主記憶装置12に格納された合成加速度Aの平均値Aaveを取得する。
ステップS14において、CPU11は、ステップS12において導出した歩行周期、及びステップS13において取得した合成加速度Aの平均値Aaveの大きさが、歩幅初期設定値Wiに対応した適合条件を満たすか否かを判定する。CPU11は、歩行周期が例えば2Hz以下であり、且つ、合成加速度Aの平均値Aaveが例えば1.2g以下である歩行が、例えば20歩分連続した場合、上記の適合条件を満たしていると判定し、処理をステップS15に移行する。一方、CPU11は、歩行周期及び合成加速度Aの平均値Aaveが、上記の適合条件を満たしていないと判定した場合、処理をステップS11に戻す。
ステップS15において、CPU11は、ステップS13において取得した合成加速度Aの平均値Aaveを、基準合成加速度Asとして導出し、これを主記憶装置12に格納する。既に主記憶装置12に格納されている基準合成加速度Asは、新たな、基準合成加速度Asに更新(上書き)される。その後、処理はステップS11に戻される。
図5は、通常歩行時(歩行速度4.8km/h)及びランニング時(歩行速度8.4km/h)における合成加速度A及びその平均値Aaveの時間推移を実測した結果の一例を示す図である。図5に示すように、合成加速度A及びその平均値Aaveは、歩行速度が高くなると大きくなる。一般的に、歩幅は歩行速度が高くなる程、広くなり、合成加速度Aまたはその平均値Aaveは、歩幅と相関性を有する。
図6Aは、歩行速度と合成加速度Aの平均値Aaveとの関係の一例を示す図である。互いに身長(すなわち歩幅)が異なる複数の被験者に、ランニングマシーンを用いて歩行速度を段階的に変化させて歩行させたときの、三軸加速度センサの出力のログデータを取得し、歩行速度と合成加速度Aの平均値Aaveとの関係を被験者毎に求めたところ、図6Aに示すように、歩行速度と合成加速度Aの平均値Aaveとの間には、比例関係が成立することが明らかとなった。
図6Bは、歩行速度と歩幅との関係の一例を示す図である。上記の歩行実験において、歩行速度と歩幅との関係を被験者毎に求めたところ、図6Bに示すように、歩行速度と歩幅との間には、比例関係が成立することが明らかとなった。
図6Cは、合成加速度Aの平均値Aaveと基準合成加速度Asとの差分(Aave-As)と、歩幅との関係の一例を示す図である。上記の歩行実験における各被験者が、所定の歩行速度で歩行しているときの、合成加速度Aの平均値Aaveを平均化したものを、各被験者に共通の基準合成加速度Asとし、合成加速度Aの平均値Aaveと基準合成加速度Asとの差分(Aave-As)と、歩幅との関係を被験者毎に求めたところ、図6Cに示すように、基準合成加速度Aの平均値Aaveと基準合成加速度Asとの差分(Aave-As)と、歩幅との間には、比例関係が成立することが明らかとなった。
図6Cに示すグラフは、(2)式に対応している。すなわち、図6Cに示すグラフの直線の傾きは、(2)式の補正係数αに相当する。図6Cに示すグラフにおいて、合成加速度Aの平均値Aaveと基準合成加速度Asとの差分(Aave-As)がゼロであるときの歩幅(切片)は、歩幅初期設定値Wiに対応する。歩行実験に基づいて作成された図6Cに示すグラフの直線の傾きを、(2)式の補正係数αとして適用することで、(2)式を用いて正確な歩幅を導出することが可能となる。
図7は、本発明の実施形態に係る半導体装置1によって導出された歩幅(補正歩幅Wa)と歩幅の実測値との誤差を、複数の歩行速度について取得した結果の一例を示すグラフである。図7に示すように、本発明の実施形態に係る半導体装置1によれば、各歩行速度について、±5%程度の誤差で、歩幅(補正歩幅Wa)を導出することが可能である。
本実施形態に係る半導体装置1によれば、歩行周期を用いることなく歩幅を導出するので、例えば、ランニング時においてピッチ走行を行う者、ストライド走行を行う者、といったように、ユーザにより歩行周期が異なる場合でも正確な歩幅(補正歩幅Wa)を導出することが可能である。
ここで、図8は、三軸加速度センサを、上着の胸ポケットに入れた場合と、ズボンのポケットに入れた場合の、通常歩行時(歩行速度4.8km/h)における合成加速度A及びその平均値Aaveの時間推移を実測した結果の一例を示す図である。図8に示すように、歩行速度が同じであっても、三軸加速度センサの装着位置が変わると、合成加速度A及びその平均値Aaveが変動する。従って、合成加速度Aまたはその平均値Aaveから、単純に歩幅を導出した場合、三軸加速度センサの装着位置によっては、実際の歩幅との誤差が大きくなる。
本発明の実施形態に係る半導体装置1によれば、実測された合成加速度Aの平均値Aaveを基準合成加速度Asとして適用し、合成加速度の平均値Aaveと基準合成加速度Asとの差分を用いて、歩幅初期設定値Wiに対する補正量を導出しているので、三軸加速度センサ20を含む半導体装置1の装着位置による合成加速度Aの変動要因が吸収される。すなわち、本発明の実施形態に係る半導体装置1によれば、その装着位置によらず、従来よりも高精度に歩幅を導出することが可能となる。
また、基準合成加速度Asは、逐次更新されるので、歩行中に三軸加速度センサ20を含む半導体装置1の装着位置が変化した場合でも、基準合成加速度Asがこれに追従して変化するので、常に安定した精度で歩幅(補正歩幅Wa)を導出することができる。
なお、本実施形態では、ランニングではない通常歩行時における歩幅を歩幅初期設定値Wiとして適用する場合を例示したが、ランニング時における歩幅を、歩幅初期設定値Wiとして適用してもよい。この場合、ランニング時における合成加速度Aの平均値Aaveを基準合成加速度Asとして適用するべく、基準合成加速度Asを導出するときの適合条件を変更する必要がある。
また、本実施形態に係る半導体装置1が、三軸加速度センサ20とマイクロコンピュータ10とを単一のパッケージに収容した形態を有する場合を例示したが、半導体装置1が、三軸加速度センサ20を備えていない構成としてもよい。この場合、半導体装置1とは別のパッケージに収容された三軸加速度センサが、半導体装置1と共に用いられる。
[第2の実施形態]
図9は、本発明の第2の実施形態に係るマイクロコンピュータ10の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。
本実施形態に係るマイクロコンピュータ10は、合成加速度取得部38を備えている。合成加速度取得部38は、三軸加速度センサ20から出力される合成加速度Aを取得し、取得した合成加速度Aを平均値導出部33に供給する。
また、本実施形態に係るマイクロコンピュータ10は、設定値取得部39が、歩幅初期設定値Wiを取得する。歩幅初期設定値Wiは、例えば、ユーザによる入力操作に応じて取得することが可能である。また、設定値取得部39は、補助記憶装置13に格納されている歩幅初期設定値Wiを読み込むことによりこれを取得してもよい。
本実施形態に係るマイクロコンピュータ10は、三軸加速度センサ20が、合成加速度Aを導出する機能を備えており、歩幅初期設定値Wiを直接取得する場合に適用し得る機能構成を有する。
[第3の実施形態]
図10は、本発明の第3の実施形態に係る半導体装置1の構成の一例を示す図である。本実施形態に係る半導体装置1は、補助記憶装置13に格納された移動距離導出プログラム102を含む。
図11は、CPU11が、歩幅導出プログラム100、基準合成加速度導出プログラム101及び移動距離導出プログラム102を実行することにより実現されるマイクロコンピュータ10の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。本実施形態に係るマイクロコンピュータ10は、歩数導出部30及び移動距離導出部40を含む。
歩数導出部30は、三軸加速度センサ20から出力される各軸の加速度信号Ax、Ay、Azに基づいて累積歩数のカウント値Cを導出する。
移動距離導出部40は、歩数導出部30によって導出された累積歩数のカウント値Cと、補正部37によって導出された補正歩幅Waとに基づいて移動距離Lを導出する。具体的には、移動距離導出部40は、下記の(3)式に示される演算を行うことで、移動距離Lを導出する。(3)式に示すように、移動距離導出部40は、累積歩数のカウント値Cに補正歩幅Waを乗じた値を、移動距離Lとして導出する。
L=C×Wa ・・・(3)
図12は、CPU11が、移動距離導出プログラム102を実行することにより実施される移動距離導出処理の流れの一例を示すフローチャートである。この移動距離導出処理は、上記の歩幅導出処理(図3参照)及び基準合成加速度導出処理(図4参照)と並行して実施される。CPU11が、移動距離導出プログラム102を実行することで、CPU11は、歩数導出部30及び移動距離導出部40として機能する。
ステップS21において、CPU11は、累積歩数のカウント値Cをゼロにリセットする。
ステップS22において、CPU11は、上記した歩幅導出処理(図3参照)のステップS3において取得した加速度信号Ax、Ay、Azに基づいて、歩行が行われているか否かを検出する。CPU11は、例えば、加速度信号Ax、Ay、Azの時間推移が、歩行状態であることを示す特定のパターンであると判定した場合、歩行が行われているものと判定し、処理をステップS23に移行する。
ステップS23において、CPU11は、累積歩数のカウント値Cを1つ増加させる。
ステップS24において、CPU11は、上記した歩幅導出処理(図3参照)のステップS7において導出され、主記憶装置12に格納された補正歩幅Waを取得する。
ステップS25において、CPU11は、(3)式によって示される演算を行うことで、移動距離Lを導出し、これを主記憶装置12に格納する。その後、処理は、ステップS22に戻される。
以上のように、本実施形態に係る半導体装置1によれば、補正歩幅Waと累積歩数のカウント値Cから移動距離Lが導出される。本実施形態の半導体装置1によれば、高精度で歩幅(補正歩幅Wa)を導出することができるので、移動距離Lについても高い精度で導出することが可能となる。
なお、半導体装置1は、例えば、導出した移動距離Lに基づいて、消費カロリーを導出する機能を更に備えていてもよい。この場合、補正歩幅Wa及びその他のデータ(例えば歩行速度等)を消費カロリーの導出に用いてもよい。
[第4の実施形態]
図13は、本発明の第4の実施形態に係る携帯端末装置200の構成の一例を示す図である。携帯端末装置200は、上記した第1~第3の実施形態に係る半導体装置1のいずれか1つを含んで構成されている。携帯端末装置200は、半導体装置1によって導出された補正歩幅Wa、及びこれに基づいて導出された情報(例えば、移動距離、消費カロリー、移動経路)の少なくとも1つを表示する表示部201を有している。携帯端末装置200は、通信機能を備えたスマートフォンの形態を有するものであってもよい。この場合、ネットワークを介して携帯端末装置200に接続されたサーバに、半導体装置1によって導出された補正歩幅Wa及びこれに基づいて導出された情報を格納してもよい。
1 半導体装置
10 マイクロコンピュータ
11 CPU
12 主記憶装置
13 補助記憶装置
14 入出力装置
20 三軸加速度センサ
30 歩数導出部
31 加速度信号取得部
32 合成加速度導出部
34 基準合成加速度導出部
35、39 設定値取得部
36 歩幅初期設定値導出部
37 補正部
38 合成加速度取得部
40 移動距導出部
100 歩幅導出プログラム
101 基準合成加速度導出プログラム
102 移動距離導出プログラム
200 携帯端末装置
201 表示部

Claims (17)

  1. ユーザが携帯する加速度センサから逐次出力される三次元直交座標系の各軸の加速度を合成した合成加速度を逐次導出する合成加速度導出部と、
    前記合成加速度に基づいて前記合成加速度の基準となる基準合成加速度を導出する基準合成加速度導出部と、
    前記ユーザの歩幅について、前記合成加速度、前記基準合成加速度、及び補正係数に基づいて導出した補正量を用いて、歩幅初期設定値を補正した値を、補正歩幅として導出する補正部と、
    を含み、
    前記補正部は、前記合成加速度の時間平均の平均値と前記基準合成加速度との差分に、前記補正係数を乗じた値を前記補正量として導出し、前記補正量を前記歩幅初期設定値に加算した値を、前記補正歩幅として導出する
    半導体装置。
  2. ユーザが携帯する加速度センサから逐次出力される三次元直交座標系の各軸の加速度を合成した合成加速度を逐次取得する合成加速度取得部と、
    前記合成加速度に基づいて前記合成加速度の基準となる基準合成加速度を導出する基準合成加速度導出部と、
    前記ユーザの歩幅について、前記合成加速度、前記基準合成加速度、及び補正係数に基づいて導出した補正量を用いて、歩幅初期設定値を補正した値を、補正歩幅として導出する補正部と、
    を含み、
    前記補正部は、前記合成加速度の時間平均の平均値と前記基準合成加速度との差分に、前記補正係数を乗じた値を前記補正量として導出し、前記補正量を前記歩幅初期設定値に加算した値を、前記補正歩幅として導出する
    半導体装置。
  3. 前記基準合成加速度導出部は、前記歩幅初期設定値に対応する歩行状態を検出した場合に、その時点における前記合成加速度の時間平均の平均値を、前記基準合成加速度として導出する
    請求項1または請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記基準合成加速度導出部は、前記合成加速度の時間平均の平均値及び前記各軸の加速度信号が、所定の適合条件を満たす場合、その時点における前記合成加速度の時間平均の平均値を、前記基準合成加速度として導出する
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の半導体装置。
  5. 前記適合条件を満たす場合は、前記各軸の加速度信号に基づいて導出される歩行周期及び前記合成加速度の時間平均の平均値の大きさが、それぞれ、前記歩幅初期設定値に対応した所定範囲内にある状態が、所定の歩数分だけ連続した場合である
    請求項に記載の半導体装置。
  6. 前記歩幅初期設定値を取得する設定値取得部
    を更に含む請求項1から請求項のいずれか1項に記載の半導体装置。
  7. 身長を示す身長情報を取得する設定値取得部と、
    前記身長情報によって示される身長に基づいて、前記歩幅初期設定値を導出する歩幅初期設定値導出部と、
    を更に含む請求項1から請求項のいずれか1項に記載の半導体装置。
  8. 前記各軸の加速度信号に基づいて累積歩数を導出する歩数導出部と、
    前記歩数導出部によって導出された累積歩数と、前記補正歩幅とに基づいて移動距離を導出する移動距離導出部と、
    を更に含む
    請求項1から請求項のいずれか1項に記載の半導体装置。
  9. 前記加速度センサとして、前記各軸の加速度信号を出力する三軸加速度センサを更に含む
    請求項1から請求項のいずれか1項に記載の半導体装置。
  10. 請求項1から請求項のいずれか1項に記載の半導体装置と、
    前記補正歩幅及び前記補正歩幅に基づいて導出された情報の少なくとも1つを表示する表示部と、
    を含む携帯端末装置。
  11. コンピュータにより、
    ユーザが携帯する加速度センサから逐次出力される三次元直交座標系の各軸の加速度を合成した合成加速度を逐次導出または逐次取得し、
    前記合成加速度に基づいて前記合成加速度の基準となる基準合成加速度を導出し、
    前記ユーザの歩幅について、前記合成加速度、前記基準合成加速度、及び補正係数に基づいて導出した補正量を用いて、歩幅初期設定値を補正した値を、補正歩幅として導出し、
    前記合成加速度の時間平均の平均値と前記基準合成加速度との差分に、前記補正係数を乗じた値を前記補正量として導出し、前記補正量を前記歩幅初期設定値に加算した値を前記補正歩幅として導出する
    歩幅導出方法。
  12. 前記コンピュータにより、
    前記歩幅初期設定値に対応する歩行状態が検出された場合に、その時点における前記合成加速度の時間平均の平均値を、前記基準合成加速度として導出する
    請求項11に記載の歩幅導出方法。
  13. 前記コンピュータにより、
    前記合成加速度の時間平均の平均値及び前記各軸の加速度信号が、所定の適合条件を満たす場合、その時点における前記合成加速度の時間平均の平均値を、前記基準合成加速度として導出する
    請求項11または請求項12に記載の歩幅導出方法。
  14. 前記コンピュータにより、
    前記適合条件を満たす場合は、前記各軸の加速度信号に基づいて導出される歩行周期及び前記合成加速度の時間平均の平均値の大きさが、それぞれ、前記歩幅初期設定値に対応した所定範囲内にある状態が、所定の歩数分だけ連続した場合である
    請求項13に記載の歩幅導出方法。
  15. 前記コンピュータにより、
    身長を示す身長情報を取得し、
    前記身長情報によって示される身長に基づいて、前記歩幅初期設定値を導出する
    請求項11から請求項14のいずれか1項に記載の歩幅導出方法。
  16. ユーザが携帯する加速度センサから逐次出力される三次元直交座標系の各軸の加速度を合成した合成加速度を逐次導出または逐次取得し、
    前記合成加速度に基づいて前記合成加速度の基準となる基準合成加速度を導出し、
    前記ユーザの歩幅について、前記合成加速度、前記基準合成加速度、及び補正係数に基づいて導出した補正量を用いて、歩幅初期設定値を補正した値を、補正歩幅として導出し、
    前記合成加速度の時間平均の平均値と前記基準合成加速度との差分に、前記補正係数を乗じた値を前記補正量として導出し、前記補正量を前記歩幅初期設定値に加算した値を前記補正歩幅として導出する
    処理をコンピュータに実行させるプログラム。
  17. 前記合成加速度に基づいて前記合成加速度の基準となる基準合成加速度を導出し、
    前記合成加速度の時間平均の平均値と前記基準合成加速度との差分に、前記補正係数を乗じた値を前記補正量として導出し、前記補正量を前記歩幅初期設定値に加算した値を前記補正歩幅として導出する
    処理をコンピュータに実行させる請求項16に記載のプログラム。
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