JP7172230B2 - 乾燥装置、印刷装置 - Google Patents

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Description

本発明は乾燥装置、印刷装置に関する。
連帳紙などに液体を付与して印刷を行う印刷装置として、連帳紙などに液体を付与した後に加熱手段を使用して乾燥させるものがある。
従来、連帳紙を加熱する複数の小径の加熱ローラと、大径の加熱ドラムとを備え、複数の加熱ローラで加熱された連帳紙を加熱ドラムで加熱するようにした乾燥装置が知られている(特許文献1)。
特開2018-66552号公報
ところで、加熱手段によって乾燥対象を加熱するときの加熱温度を高くして乾燥時間の短縮化を図るとき、加熱温度が高くなりすぎると、乾燥対象の黄変、乾燥対象に付与された乾燥途上の液体が剥がれる現象などが発生するという課題がある。そこで、乾燥対象の搬送速度を遅くすると、乾燥時間が長くなるという課題が生じる。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、乾燥時間の短縮化を図れるようにすることを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る乾燥装置は、
液体が付与されて搬送される乾燥対象を乾燥する乾燥装置であって、
前記乾燥対象を加熱する複数の第1加熱部材と、
前記第1加熱部材で加熱された前記乾燥対象を加熱する1又は複数の第2加熱部材と、を有し、
前記複数の第1加熱部材は、前記第2加熱部材の加熱温度よりも高い加熱温度にされる前記第1加熱部材を含み、
前記複数の第1加熱部材は、前記第1加熱部材よりも低い加熱温度の前記第2加熱部材の周囲に、1周未満の略円弧状に配置され
前記第1加熱部材の加熱温度及び前記第2加熱部材の加熱温度を制御する手段を備え
前記制御する手段は、
前記乾燥対象の搬送速度が所定速度以上のときには、前記所定速度未満のときよりも前記第2加熱部材と前記第2加熱部材の加熱温度よりも高い加熱温度にされる前記第1加熱部材との温度差を大きくし、
前記乾燥対象の坪量が大きくなるほど、同じ搬送速度でも、搬送方向上流側の前記第1加熱部材の加熱温度と搬送方向下流側の前記第1加熱部材の加熱温度を近い温度にする制御を行う
構成とした。
本発明によれば、乾燥時間の短縮化を図れるようにできる。
本発明の第1実施形態に係る印刷装置の概略説明図である。 同第1実施形態における乾燥装置の拡大説明図である。 加熱ローラの一例の断面説明図である。 同乾燥装置の制御装置に一例のブロック説明図である。 乾燥データテーブルの一例の説明図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。まず、本発明の第1実施形態に係る印刷装置について図1を参照して説明する。図1は同装置の概略説明図である。
この印刷装置は、インクジェット記録装置であり、乾燥対象となる搬送される部材である連帳紙110に対して所要の色の液体であるインクを吐出付与する液体付与手段である液体吐出ヘッドを含む液体付与部101を有している。
液体付与部101は、例えば、連帳紙110の搬送方向上流側から、4色分のフルライン型ヘッド111A、111B、111C、111Dが配置されている。各ヘッド111は、それぞれ、連帳紙110に対してブラックK,シアンC、マゼンタM、イエローYの液体を付与する。なお、色の種類及び数はこれに限るものではない。
連帳紙110は、元巻きローラ102から繰り出され、搬送部103の搬送ローラ112によって、液体付与部101に対向して配置された搬送ガイド部材113上に送り出され、搬送ガイド部材113で案内されて搬送(移動)される。
液体付与部101によって液体が付与された連帳紙110は、本発明に係る乾燥装置としての乾燥装置104を経て、排出ローラ118によって送られて、巻取りローラ105に巻き取られる。
次に、本発明の第1実施形態における乾燥装置について図2も参照して説明する。図2は同乾燥装置の拡大説明図である。
乾燥装置104は、連帳紙110に接触して連帳紙110を加熱する曲面形状の接触面を有する複数の接触加熱手段である第1加熱部材としての加熱ローラ11(11A~11J)と、同じく曲面形状の接触面を有する接触加熱手段である第2加熱部材としての加熱ドラム12とを備えている。なお、複数の加熱ローラ11は加熱ドラム12よりも小径であり、また、複数の加熱ローラ11の直径は同じでも良く、異なっても良い。
また、乾燥装置104は、加熱ドラム12の下流側で、連帳紙110を加熱ローラ11Jに案内する接触案内部材である案内ローラ13Aと、案内ローラ13Aで案内された連帳紙110を加熱ローラ11I~11Aに接触するように案内する接触案内部材である案内ローラ13B~13Kとを備えている。
ここで、複数の加熱ローラ11A~11Jは、加熱ドラム12の周囲に略円弧状に配置されている。なお、加熱ローラ11A~11Jの直径は、同じでも良く、また異なっても良い。また、案内ローラ13B~13Jは隣り合う加熱ローラ11、11の間に配置されている。
これらの複数の加熱ローラ11、加熱ドラム12及び複数の案内ローラ13によって連帳紙110を加熱する加熱搬送経路(搬送パス)が構成される。連帳紙110は、加熱ドラム12よりも上流側で円弧状に配置された複数の加熱ローラ11の外周側に接触しながら搬送された後、加熱ドラム12を経て、案内ローラ13によって、再度、複数の加熱ローラ11の内周側に接触しながら搬送される。
また、乾燥装置104内の加熱ローラ11Aへの連帳紙110の搬入を案内する案内ローラ17A~17D、案内ローラ13Kを通過した連帳紙110を乾燥装置104外に案内するための複数の案内ローラ17E、17Dを備えている。
このように構成した乾燥装置104における乾燥の流れとしては、加熱ローラ11に連帳紙110の液体付与面と反対面を接触させながら加熱する。
次いで、複数の加熱ローラ11の内側に配置された加熱ドラム12に連帳紙110の液体付与面と反対面を這わせながら加熱する。
その後、案内ローラ13を連帳紙110の液付与面に接触させながら、再度、加熱ローラ11に連帳紙110の液体付与面と反対面を接触させて加熱することで、連帳紙110に付与された液体を乾燥させる。
つまり、本実施形態では、連帳紙110が1回目に接触する複数の加熱ローラ11によって乾燥対象(連帳紙110)を乾燥する第1加熱経路10Aを構成している。
また、加熱ドラム12を通過して、連帳紙110が2回目に接触する複数の加熱ローラ11によって第2加熱経路10Bを構成している。この第2加熱経路10Bで加熱するときに複数の案内ローラ13を乾燥対象である連帳紙110の液体付与面に接触して案内する。
また、本実施形態では、上記のとおり、第1加熱経路と第2加熱経路とは、複数の同じ加熱ローラ11の異なる部位に乾燥対象である連帳紙110を2回接触させて乾燥対象を加熱する。
そして、本実施形態では、複数の第1加熱部材である加熱ローラ11には、第2加熱部材である加熱ドラム12の加熱温度よりも高い加熱温度となる1又は2以上の加熱ローラ11を含む構成としている。
これにより、加熱ローラ11によって加熱される連帳紙110の温度が加熱ドラム12による加熱温度に近づく温度となり、加熱ドラム12によって効率的な乾燥を行うことができ、乾燥速度(搬送速度)を高くしても十分な乾燥を行うことができる。これにより、乾燥時間の短縮化を図ることができる。
本実施形態で使用する液体(インク)は、次のような特性を有することが好ましい。
粘度:24±2℃の条件下で、5.0~12.0[mPa・s]の範囲内、好ましくは8.0~9.0[mPa・s]の範囲内である。
表面張力(静的):24±2℃の条件下で、30[mN/m]以下、好ましくは、20~26[mN/m]の範囲内である。
水分蒸発性(30%):30wt%蒸発時の粘度で、100[mPa・s]以下、好ましくは、40[mPa・s]以下である。
水分蒸発性(40%):40wt%蒸発時の粘度で、300[mPa・s]以下、好ましくは、120[mPa・s]以下である。
単純堆積評価:乾燥条件;32℃30%RH、滴下速度;1滴/30min、滴下時間;48h後の条件で、堆積高さ15mm未満、好ましくは、堆積高さ5.5mm未満である。
硬さ:23±2℃、湿度50-60%RH、押し込み深さ200nm(40nm/s)、印字後20h(以上)の条件下で、0.07以上、好ましくは、0.21±0.12である。
弾性率:23±2℃、湿度50-60%RH、押し込み深さ200nm(40nm/s)、印字後20h(以上)の条件下で、1.1以上、好ましくは、5.8±2.4である。
液体としてのインクの調整は、例えば、50.00質量%のブラック顔料分散体(顔料固形分濃度16%)、2.22質量%のポリエチレンワックスAQUACER531(不揮発分45質量%、ビックケミージャパン社製)、30.00質量%の3-エチル-3-ヒドロキシメチルオキセタン、10.0質量%のプロピレングリコールモノプロピルエーテル、2.00質量%のシリコーン系界面活性剤(TEGO Wet 270、巴工業株式会社製)、及びイオン交換水を残量となるように混合し、1時間攪拌した後、平均孔径が1.2μmのメンブレンフィルターでろ過して得ることができる。
次に、加熱ローラの一例について図3を参照して説明する。図3は同加熱ローラの断面説明図である。
加熱ローラ11は、発熱源310として2本のハロゲンランプ311,312を内蔵している。ハロゲンランプ311は第1発光域311aを有し、ハロゲンランプ312は第2発光域312aを有している。
第1発光域311aと第2発光域312aは、加熱ローラ11の軸方向において加熱ローラ11全域ではなく、加熱ローラ11の約半分強の長さになっている。また、各発光域311a,312aは、加熱ローラ11の軸方向中央部においてオーバーラップしている。
また、2本のハロゲンランプ311,312は加熱箇所が異なるだけで、単位長さあたりの給量熱量は等しい。なお、本実施形態の加熱ローラ11においては、この各発光域311a,312aのオーバーラップ部分における各ハロゲンランプ311,312の1本当たりの給量熱量が、オーバーラップが無い部分の半分の供給熱量となるハロゲンランプを使用している。
また、加熱ローラ11は、加熱ローラ11の軸方向の温度分布を均一化するために、該加熱ローラ11内にヒートパイプ313を内蔵している。このヒートパイプ313の効果により、加熱ローラ11の軸方向の各端部まで一様に加熱することができる。
また、加熱ローラ11は、非接触式の第1温度検出手段であるサーモパイル314,315を備えている。サーモパイル314は加熱ローラ11の表面温度に基づいてハロゲンランプ311の温度を検出し、サーモパイル315は加熱ローラ11の表面温度に基づいてハロゲンランプ312の温度を検出する。
次に、乾燥装置の制御装置の一例について図4及び図5を参照して説明する。図4は同制御装置のブロック説明図、図5は乾燥データテーブルの一例の説明図である。
制御装置500は、制御する手段を兼ね、乾燥装置104の全体の制御を司るパーソナルコンピュータなどの主制御部501を備えて、各加熱ローラ11(11A~11K)の各加熱温度及び加熱ドラム12の加熱温度を制御する。
主制御部501は、サーモパイル314の検出結果に基づいてハロゲンランプ311の出力を、サーモパイル315の検出結果に基づいてハロゲンランプ312の出力をそれぞれ制御することで、各加熱ローラ11の加熱温度を目標加熱温度に制御する。
主制御部501は、第2温度検出手段321による加熱ドラム12の温度の検出結果に基づいて加熱ドラム12の加熱温度を目標加熱温度に制御する。
制御装置500は、オペレータによる乾燥対象(連帳紙110)の情報を入力する情報入力装置502を備えている。また、制御装置500は、乾燥対象(連帳紙110)の情報を、通信を介して、サーバー503を検索し、サーバー503から取得できるようにするための通信装置504を備えている。取得あるいは入力した情報は記憶装置505に記憶され、読み出すことができる。
制御装置500は、図5に示すように、連帳紙110の種類(メディア名)、メディア秤量、印刷速度(搬送速度)、加熱ドラム12の目標加熱温度、各加熱ローラ11の目標加熱温度に関するデータが格納された乾燥データテーブル506を備えている。
そして、情報入力装置502を用いてオペレータによって使用する連帳紙110の種類、秤量が選択されると、入力された情報と別途設定された印刷速度に関する情報に基づいて乾燥データテーブル506より、各加熱ローラ11A~11Jの各目標加熱温度、加熱ドラム12の目標加熱温度に関する情報を取得する。
次いで、これらの目標加熱温度情報に基づいて、各加熱ローラ11の表面温度(加熱温度)が目標加熱温度となるように、各ハロゲンランプ311、312をON/OFF制御し、加熱ドラム12の表面温度(加熱温度)が目標加熱温度となるように制御する。なお、乾燥データテーブル506に該当情報がない場合は、オペレータが設定値を登録することができる。
ここで、図5に示すように、加熱ローラ11A~11Kには、加熱ドラム12の加熱温度よりも高い加熱温度となる1又は複数の加熱ローラ11が含まれている。
例えば、メディア名(コート紙1)、メディア秤量(90gsm)、印刷速度(75mpm)のとき、加熱ドラム12の加熱温度100℃に対して加熱ローラ11A、11Bの加熱温度は110℃として高くしている。加熱ローラ11I、11Jは加熱ドラム12と同じ加熱温度である。
また、メディア名(コート紙1)、メディア秤量(130gsm)、印刷速度(100mpm)のとき、加熱ドラム12の加熱温度120℃に対して、上流側の加熱ローラ11A、11B等の加熱温度を140℃として高く、下流側の加熱ローラ11I,11J等も加熱温度130℃として高くしている。
また、メディア名(コート紙1)、メディア秤量(200gsm)、印刷速度(100mpm)のとき、加熱ドラム12の加熱温度140℃に対して、加熱ローラ11A~11Jの加熱温度を150℃として高くしている。
このように、加熱ドラム12の上流側で連帳紙110を加熱する複数の加熱ローラ11には、加熱ドラム12の加熱温度よりも高い加熱温度となる加熱ローラ11を含んでいる。なお、加熱ローラ11が1つである場合には、当該1つの加熱ローラ11の加熱温度を加熱ドラム12の加熱温度よりも高くする。
これにより、前述したように、加熱ドラム12に入る連帳紙110の温度を加熱ドラム12の加熱温度により近づける、あるいは、同じにすることができ、加熱ドラム12による効率的な加熱を行うことができる。したがって、連帳紙110の搬送速度を高速化して乾燥時間の短縮化を図ることができる。
つまり、印刷速度を上げて印刷の生産性を向上するためには、乾燥装置の乾燥熱量の増加、すなわち加熱ローラの加熱温度を高くすることが簡単であるが、過剰な高温化には次のような問題を伴い、高温化には限界がある。
(1)オフセットコート紙に印刷する場合、用紙の種類によっては180~200℃以上に加熱すると紙が黄変し印刷品質が低下する。
(2)大径の加熱ローラ(加熱ドラム)は、円筒部分(用紙に伝熱)に比べてフランジ部に熱が蓄積して高温になり易く、200℃近くなるとヤング率低下による強度不足になり、熱疲労破壊が進行する。
また、印刷速度を上げる以外に、厚手の連帳紙に印刷する場合にも、薄紙よりも多くの乾燥熱量が必要となるが、装置構成上は、乾燥装置に投入できるパワーには上限があるので、その範囲で薄紙から厚紙まで安定した乾燥品質を得られるようにしなければならない。
また、乾燥後の液膜(インク膜)の耐擦過性を向上させるためにインク組成物として調合された樹脂が乾燥過程において高温になると、残留する有機溶剤量によっては軟化し、ローラとインク膜が接触したときにインク膜が破壊されてローラに転写され、画像に白抜け異常が発生する。
これは、印刷速度を上げるために加熱ローラを高温にしたことで生じる新たな副作用である。
この点について、より具体的に説明すると、アルミ材質で作製した加熱ドラム12と各加熱ローラ11をそれぞれ120℃になるように温度制御して乾燥させた場合、連帳紙を10分ほど連続して印刷した頃から、画像に1mm位下のドット状に白抜ける異常画像(以下「白抜け」という。)が発生することが確認された。これを観察すると、インク膜が剥がれて紙が露出していることが判明した。そして、白抜けが発生する箇所を調べるため、印刷途中で装置を強制的に止めて、印刷面及びローラ表面を観察したところ、案内ローラ13Kから13Dの間で白抜けがあり13E以降では未発生であった。また、案内ローラ13K、13A、13B、13C、13Dの表面にはドット状のインクが付着していた。また、案内ローラ13の温度変化を測定したところ、印刷開始直後から昇温して、10分後には100℃に達していた。また、印刷速度を上げると、白抜けが発生する領域は下流側の案内ローラ13に広がり、インク付着量を増やしても同様の傾向があることが確認されたた。
この点について検討したところ、インクを加熱し、インク膜から水や有機溶剤が蒸発していき乾燥が徐々に進んでいく過程で、インク膜に100℃以上の温度となったローラなどの部材が接触すると、インクに含まれる樹脂が軟化して、インク膜表面のタック力が増大し、かつ、インク膜強度が低下する。そして、この乾燥状態のインク膜は、破壊されて部材表面に転写しやすくなり、白抜けに至る。ところが、さらに乾燥が進みある閾値を超えると、部材温度が高くても樹脂は軟化しなくなり、白抜けにならないことが判明した。
そこで、第1加熱部材の加熱温度を第2加熱部材の加熱温度よりも高くし、乾燥対象の温度を第2加熱部材の加熱温度に近づけ、あるいは同等に昇温することにより、第2加熱部材による加熱での乾燥を効率的に行うことができる。
この場合、複数の第1加熱部材のすべての加熱温度を第2加熱部材の加熱温度より高くしないでも、一旦昇温された乾燥対象の温度がある程度保持される。したがって、一部の第1加熱部材の加熱温度を第2加熱部材の加熱温度より高くすることで、乾燥対象の温度を第2加熱部材の加熱温度に近づけ、あるいは同等に昇温することができる。これにより、省エネ化を図れる。
また、乾燥速度を高速化するために、第1加熱部材、第2加熱部材の加熱温度を高くすることで発生する副作用(案内ローラが高温になって乾燥途中のインク膜が軟化して白抜けになる不具合)は、案内ローラの表面の離型性を向上することで抑制できる。
次に、具体例について説明する。
乾燥装置104は、外周直径560mmの加熱ドラム12、その周囲に外周直径84mmの加熱ローラ11A~11Jの10本を、加熱ローラ11の回転中心軸が、加熱ドラム12の回転中心から半径485mmの同心円上におおよそ位置するよう配置した。外周直径64mmの案内ローラ13B~13Kを加熱ローラ11A~11Jに隣接し、案内ローラ13B~13Kの回転中心が、加熱ドラム12の回転中心から半径457mmの同心円上におおよそ位置するように配置した。また、加熱ドラム12から出た連帳紙110を加熱ローラ11Jに案内する案内ローラ13Kを図2の位置に配置した。
このレイアウトによって、加熱ドラム12より上流側において、連帳紙110が各加熱ローラ11と接触する距離、加熱ローラ11A~11Iでそれぞれ約18mm、加熱ローラ11Jで48mmに、加熱ドラム12より下流側において、連帳紙110が加熱ローラ11と接触する距離は、加熱ローラ11A~11Iでそれぞれ約44mmとなる。
加熱ドラム12より上流側において連帳紙110が各加熱ローラ11と接触する距離の合計を第1経路の加熱距離、加熱ドラム12と連帳紙110が接触する加熱距離、加熱ドラム12より下流側において連帳紙110が各加熱ローラ11と接触する距離の合計を第2経路の加熱距離とするとき、各距離は次のようになる。
第1経路の加熱距離:200mm
加熱ドラム12の加熱距離:1455mm
第2経路の加熱距離:400mm
この乾燥装置104で乾燥したときの白抜けの発生状況を観察した。白抜けの発生状況を数値化するため、印刷物中の任意位置で所定の大きさの部分をスキャナにて600dpiの解像度で読み取り、所定の閾値で二値化を行い、画素が白となっている割合(面積率 %)を白抜け率とした。そして、白抜け率が0.03%以下であれば、目視ではインク剥がれは確認できず、欠陥のない画像と評価することとし、白抜け率0.03%以下を「〇」、0.03%を超えるときを「×」、とする。
使用した液体(インク)の特性は前述した範囲内のものであり、使用したインクの熱物性は、
・密度 1020~1070kg/m^3
・比熱 3200~3500J/(kg・K)
である。
このインクを使用して、1200dpiの解像度で、約1μリットル/cmのベタ画像を、 Lumi Art Gloss 130gsm(Stora Enso社製、紙幅520.7mm)のロール紙(連帳紙110)を所定の速度で搬送しながら印刷し、乾燥実験を行った。案内ローラ13はアルミ製で、表面はアルミのままで使用した。
<乾燥基準条件>
搬送速度:75m/分
加熱ローラ11の加熱温度:全部120℃
加熱ドラム12の加熱温度:120℃
白抜け〇
<評価実験1>
搬送速度:120m/分
加熱ドラム温度設定:120℃
に固定し、表1に示す条件にて乾燥を行い、白抜けを観察した。白抜け率の結果を表1に示している。
Figure 0007172230000001
この表1の結果から加熱ドラム12の加熱温度よりも加熱ローラ11の温度を高くした場合に、印刷速度(搬送速度)を75m/分から120m/分に上げても同等の乾燥品質(白抜け〇)が得られることが分かる。
<評価実験2>
次に、ロール紙(連帳紙110)をLumi Art Gloss 250gsm(Stora Enso社製、紙幅520.7mm)にして、表2に示す条件にて乾燥を行い、白抜けを観察した。白抜け率の結果を表2に示している。
Figure 0007172230000002
この表2の結果から、厚紙にしても、加熱ドラム12よりも加熱ローラ11の温度を高くすることで、130gsmと同等の乾燥品質(白抜け○)が得られることが分かる。
評価実験1、2において、加熱ローラ11の加熱温度を加熱ドラム12の加熱温度よりも高くしても白抜け率が「×」(0.03%を超える)になる理由は、連帳紙110から受熱して案内ローラ13の温度が上昇することが原因であった。
そこで、更に案内ローラ13の表面の離型力を向上するために、以下の2つの処理を行った。
<フッ素樹脂コーティング>
フッ素樹脂としては、例えば、テトラフルオロエチレン-パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA、融点300~310℃)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE、融点330℃)、テトラフルオロエチレン-ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP、融点250~280℃)、エチレン-テトラフルオロエチレン共重合体(ETFE、融点260~270℃)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF、融点160~180℃)、ポリクロロトリフルオロエチレン(PCTFE、融点210℃)、テトラフルオロエチレン-ヘキサフルオロプロピレン-パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(EPE、融点290~300℃)等、及び、これらのポリマーを含むコポリマー等を挙げることができ、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)が好ましい。
アルミ製案内ローラ13の表面をブラスト処理した後、プライマー材料を塗布、その上にフッ素樹脂を塗布(コーティング)し、熱処理して焼成した。膜厚は100μm以上とした。
<PFAチューブ>
PFAの熱収縮フッ素樹脂チューブを案内ローラ13に被せ、温風で熱収縮してローラ表層を被覆した。PFAチューブは、グンゼ社製GRC-65P(厚み0.5mm、収縮前内径67mm、収縮後内径54mm)を用いた。
次に、案内ローラ13として上記のフッ素樹脂コート、あるいは、PFAチューブによる被覆処理したローラを使用して評価実験3を行った。その結果を表3に示している(フッ素樹脂コート、PFAチューブ被覆のいずれの結果も同等だった)。
乾燥基準条件で130gsmのロール紙で白抜け「〇」に対して、搬送速度を120mpmにし、PFAチューブ被覆ローラを案内ローラ13A、13B、13Cの3本、それより下流側の案内ローラ13D以降はアルミ表面のままのローラで、加熱ローラ11及び加熱ドラム12の加熱温度を100℃まで下げても白抜けが〇となった。
次に、搬送速度120mpmで250gsmロール紙に換え、案内ローラ13A~13Gの7本をPFAチューブ被覆ローラに、それより下流側の案内ローラ13F以降をアルミ表面のままのローラにし、加熱ドラム12の加熱温度100℃のままで、加熱ローラ11の加熱温度を150℃にすると、白抜けが〇となった。
Figure 0007172230000003
上記各実施形態においては、乾燥対象となる搬送される部材が連帳紙である例で説明しているがこれに限るものではなく、本発明に係る乾燥装置によって乾燥される部材であれば特に限定されない。例えば、連続用紙、ロール紙、ウェブなどの連続体、長尺なシート材のような記録媒体(被印刷物)以外にも、壁紙、プリプレグ等の電子回路基板用シートのような被印刷物でも良い。
また、印刷装置によって、搬送される部材には、インク等の液体で文字や図形等の画像を記録する以外にも、加飾・装飾などを目的として、パターン等の意味を持たない画像をインク等の液体で付与してよい。
本願において、乾燥対象に付与される液体は、特に限定されないが、常温、常圧下において、または加熱、冷却により粘度が30mPa・s以下となるものであることが好ましい。より具体的には、水や有機溶媒等の溶媒、染料や顔料等の着色剤、重合性化合物、樹脂、界面活性剤等の機能性付与材料、DNA、アミノ酸やたんぱく質、カルシウム等の生体適合材料、天然色素等の可食材料、などを含む溶液、懸濁液、エマルジョンなどであり、これらは例えば、インクジェット用インク、表面処理液、電子素子や発光素子の構成要素や電子回路レジストパターンの形成用液、3次元造形用材料液等の用途で用いることができる。
液体付与手段として液体吐出ヘッドを使用するとき、液体を吐出するエネルギー発生源として、圧電アクチュエータ(積層型圧電素子及び薄膜型圧電素子)、発熱抵抗体などの電気熱変換素子を用いるサーマルアクチュエータ、振動板と対向電極からなる静電アクチュエータなどを使用するものが含まれる。
なお、本願における印刷は、画像形成、記録、印字、印写等とも同じ意味である。
11A~11J 加熱ローラ(第1加熱部材)
12 加熱ドラム(第2加熱部材)
13A~13K 案内ローラ
17A~17F 案内ローラ
101 液体付与部
103 搬送部
104 乾燥装置
110 連帳紙(乾燥対象)
500 制御装置

Claims (9)

  1. 液体が付与されて搬送される乾燥対象を乾燥する乾燥装置であって、
    前記乾燥対象を加熱する複数の第1加熱部材と、
    前記第1加熱部材で加熱された前記乾燥対象を加熱する1又は複数の第2加熱部材と、を有し、
    前記複数の第1加熱部材は、前記第2加熱部材の加熱温度よりも高い加熱温度にされる前記第1加熱部材を含み、
    前記複数の第1加熱部材は、前記第1加熱部材よりも低い加熱温度の前記第2加熱部材の周囲に、1周未満の略円弧状に配置され
    前記第1加熱部材の加熱温度及び前記第2加熱部材の加熱温度を制御する手段を備え
    前記制御する手段は、
    前記乾燥対象の搬送速度が所定速度以上のときには、前記所定速度未満のときよりも前記第2加熱部材と前記第2加熱部材の加熱温度よりも高い加熱温度にされる前記第1加熱部材との温度差を大きくし、
    前記乾燥対象の坪量が大きくなるほど、同じ搬送速度でも、搬送方向上流側の前記第1加熱部材の加熱温度と搬送方向下流側の前記第1加熱部材の加熱温度を近い温度にする制御を行う
    ことを特徴とする乾燥装置。
  2. 前記第1加熱部材の加熱温度を検出する第1温度検出手段と、
    前記第2加熱部材の加熱温度を検出する第2温度検出手段と、
    前記第1温度検出手段及び前記第2温度検出手段の各検出結果から前記第1加熱部材の加熱温度及び前記第2加熱部材の加熱温度を制御する手段と、を備えている
    ことを特徴とする請求項1に記載の乾燥装置。
  3. 前記乾燥対象を前記第1加熱部材に2回接触させて前記乾燥対象を加熱する搬送経路を有している
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の乾燥装置。
  4. 前記乾燥対象の前記液体が付与された液体付与面に接触して前記乾燥対象を案内する少なくとも1つの案内ローラを有し、
    前記案内ローラには、周面がフッ素樹脂コーティングされた少なくとも1つの案内ローラを含む
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の乾燥装置。
  5. 前記乾燥対象の前記液体が付与された液体付与面に接触して前記乾燥対象を案内する少なくとも1つの案内ローラを有し、
    前記案内ローラには、周面が熱収縮フッ素樹脂チューブで被覆された少なくとも1つの案内ローラを含む
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の乾燥装置。
  6. 前記制御する手段は、前記複数の第1加熱部材の内、搬送方向下流側の前記第1加熱部材の加熱温度は搬送方向上流側の前記第1加熱部材よりも低温で、かつ、前記第2加熱部材と近い温度にする制御を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の乾燥装置。
  7. 前記乾燥対象に付与される前記液体は、
    粘度が、5.0~12.0[mPa・s]の範囲内、かつ、
    表面張力が、30[mN/m]以下、かつ、
    水分蒸発性が、
    30wt%蒸発時の粘度で、100[mPa・s]以下
    40wt%蒸発時の粘度で、300[mPa・s]以下
    である
    ことを特徴とする請求項1に記載の乾燥装置。
  8. 前記乾燥対象は、
    前記第2加熱部材よりも20度以上高い加熱温度を持つ複数の前記第1加熱部材によって前記液体が付与された液体付与面の反対面を加熱される前記第1加熱部材による1回目の加熱を行われた後、
    前記第1加熱部材の2倍以上の直径を有する前記第2加熱部材によってさらに前記反対面を、前記複数の第1加熱部材による加熱距離の合計よりも長い加熱距離で加熱され、
    その後、さらに案内ローラによって前記液体付与面を案内されながら、前記複数の第1加熱部材によって、前記複数の第1加熱部材による前記1回目の加熱における加熱距離の合計よりも長い加熱距離で、前記反対面を加熱される前記第1加熱部材による2回目の加熱を行われる
    ことを特徴とする請求項1に記載の乾燥装置。
  9. 乾燥対象に液体を付与する液体付与手段と、
    請求項1ないし8のいずれかに記載の乾燥装置と、を備えている
    ことを特徴とする印刷装置。
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