JP7170545B2 - 圧入システム - Google Patents
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Description
なお本発明における流体には、水、各種の薬液、空気、並びにこれらを任意に組み合わせたものが含まれる。
以下、第1実施形態の圧入システムについて図面に基づいて説明する。
図1に示すように、圧入システム1は、圧入機10と、ホースドラム装置20と、パワーユニット2と、流体供給装置3と、タンク4と、を備えている。圧入機10は、貫入材Mを地盤に圧入するように構成されている。本実施形態の貫入材Mは鋼矢板であるが、他の種類の貫入材Mを用いてもよい。例えば、貫入材Mは鋼管杭であってもよい。
圧入機10は、複数の貫入材Mを一列に並べて土中に圧入するように構成されている。以下、貫入材Mが並べられる方向を前後方向という。また、上下方向から見て、前後方向に直交する方向を左右方向という。
圧入機10は、複数のクランプ部11と、サドル12と、スライドベース13と、圧入機本体14と、チャック15と、メインシリンダ16と、を備えている。
複数のクランプ部11はそれぞれ、あらかじめ地中に圧入された反力杭Rの上端部を把持している。なお、反力杭Rは、圧入機10を反力架台に固定した状態で、圧入機10によってあらかじめ圧入された貫入材であってもよい。あるいは、他の施工機などによってあらかじめ埋設された貫入材を反力杭Rとして用いても良い。
なお、圧入機10は、作業者がリモートコントローラー30(操作部)を操作することで稼働してもよい。あるいは、圧入機10は自動制御によって自律的に稼働してもよい。
ホースドラム装置20は、圧入機10の上部に取り付けられている。ホースドラム装置20は、貫入材Mの進行に伴って、ホース25を繰り出すように構成されている。なお、ホース25は、貫入材Mを圧入する際に、貫入材Mとともに地中を進行するホースである。ホース25の下端部には、ノズル25aが取り付けられている。ノズル25aは、貫入材Mの下端部に取り付けられており、流体を噴射するように構成されている。ノズル25aおよびホース25は、通常、貫入材Mの圧入が完了した後で回収される。
あるいは、例えば流体供給装置3からノズル25aまでの間の流路に流量調整弁を設けて、当該流量調整弁の絞り具合を変化させることで、流体供給量を制御してもよい。この場合、制御部14aは流量調整弁を有線または無線により制御してもよい。
以下、具体的な制御の内容について説明する。なお、本明細書では、圧入機10が貫入材Mを圧入する際の圧入力Pの設定最大値を最大圧入力Pmaxという。
例えば、圧入力Pが最大圧入力Pmaxと比較して充分に小さい場合には、圧入スピードを最大まで上げる。それでもなお、圧入力が最大圧入力Pmaxと比較して充分に小さい場合には、流体供給量が過剰であることを意味しているため、圧入力が最大圧入力Pmaxに近づくまで流体供給量を低下させる。
圧入力Pが最大圧入力Pmaxの近傍であり、かつ流体供給量を増減させても圧入力Pが変化しない場合には、圧入力P、圧入スピード、および流体供給量が適切であることを意味する。したがって、増減させる前の流体供給量に戻し、圧入スピードおよび流体供給量を維持する。
次に、本発明に係る第2実施形態について説明するが、第1実施形態と基本的な構成は同様である。このため、同様の構成には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
本実施形態の制御部14aは、図4に示すフローチャートに沿って制御を行う。
なお、一般的に、地層(地盤)に大きな変化がない場合、貫入材Mの貫入深度が深くなるほど、圧入力は増大する。これは、貫入材Mと地盤との接触面積が増大することや、貫入深度が深いほど圧力によって地盤が締まっていることなどによる。したがって、地層(地盤)に大きな変化がない場合には、基準圧入力Pbは図5に示すような曲線となる。なお、図5において、基準圧入力Pbの上側の実線は最大圧入力Pmaxを示す。図5において、下側の実線は、本実施形態の制御を行ったときの圧入力Pの値の一例を示している。
なお、ステップS10、S12における「実質的」な大小の判定には、例えば基準圧入力Pbに一定の係数をかけた値と、圧入力Pとで大小の判定を行う場合が含まれる。これにより、圧入力Pが基準圧入力Pbとほぼ一致していて理想的であるとみなせる場合に、圧入スピードを変える制御が行われることを抑止できる。図4におけるP<PbおよびP>Pbとの表示も同様に、実質的な大小関係によって判定することが含まれる。
また、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した実施形態や変形例を適宜組み合わせてもよい。
Claims (4)
- 貫入材を地盤に圧入させる圧入機と、
前記貫入材の下端部に取り付けられたノズルに接続されたホースを、前記貫入材の進行に伴って繰り出すホースドラム装置と、
前記ホースドラム装置に中継ホースを介して流体を供給する流体供給装置と、
前記中継ホースよりも下流側に配置され、前記ノズルに供給される流体の圧力、流速、および流量の少なくとも1つを検出するセンサと、
前記センサの検出結果を参照し、前記ノズルに供給される流体の量である流体供給量を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記圧入機が前記貫入材を圧入する際に生じる圧入力を用いて貫入抵抗力を推測し、前記貫入抵抗力の変化に基づき、前記流体供給量を調整する、圧入システム。 - 前記制御部は、前記貫入抵抗力が大きくなる場合には前記流体供給量を増加させ、前記貫入抵抗力が小さくなる場合には前記流体供給量を減少させ、前記貫入抵抗力が変化しない場合には前記流体供給量を維持する、請求項1に記載の圧入システム。
- 前記制御部は、前記貫入材の圧入力と、前記貫入材の貫入深度および地盤条件の少なくとも一方に応じて予め設定された基準圧入力との比較に基づき、前記貫入材の圧入スピードを調整する、請求項1または2に記載の圧入システム。
- 前記制御部は、前記圧入力が前記基準圧入力よりも実質的に小さい場合には圧入スピードを増加させ、前記圧入力が前記基準圧入力よりも実質的に大きい場合には圧入スピードを減少させ、前記圧入力と前記基準圧入力とが実質的に同じ場合には圧入スピードを維持する、請求項3に記載の圧入システム。
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JP2020109231A JP2020109231A (ja) | 2020-07-16 |
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Family Applications (1)
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Patent Citations (1)
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