JP7169556B1 - コンバイン - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジンの出力回転が伝動される回転軸に加わる負荷を削減して回転軸のたわみ等を抑制して、伝動筒自体の重量を軽くして刈取装置の昇降を小さな操作力で容易に行うことができるコンバインを提供する。【解決手段】刈取装置を、穀稈を引起こす引起装置31と、穀稈の株元を刈取る刈刃装置と、穀稈を脱穀装置に搬送する搬送装置で形成し、引起装置31の後方左側に位置する左搬送装置と、後方右側に位置する右搬送装置で形成し、刈取装置を装着する刈取フレームを、前後方向に延在する第1伝動筒と、第1伝動筒の前部に連結される左右方向に延在する第2伝動筒と、第2伝動筒の左部に連結される上下方向に延在する第3伝動筒と、第3伝動筒の上部に連結される左右方向に延在する第4伝動筒で形成し、第3伝動筒の上下方向の中間部に電動モータMを設け、引起装置31と、刈刃装置と、左搬送装置を駆動し、エンジンEで、右搬送装置を駆動する。【選択図】図5

Description

本発明は、刈取装置の分草された穀稈を引起こす引起装置等に電動モータの出力回転を伝動して駆動するコンバインに関するものである。
従来のコンバインにおいて、刈取装置の引起装置等にエンジンの出力回転を伝動して駆動する技術が知られていた。(特許文献1参照)
特開2014-007985号公報
しかし、特許文献1の技術では、エンジンの出力回転を引起装置等に伝動する前後方向に延在する回転軸のたわみ等を防止するために、この回転軸が内装される刈取装置の主枠を形成して刈取装置を昇降させる伝動筒の肉厚を厚くして剛性を高める必要がある。これにより、伝動筒自体の重量が重くなるので刈取装置の昇降に大きな操作力が必要になるという問題が有った。
そこで、本発明の主たる課題は、エンジンの出力回転が伝動される回転軸に加わる負荷を削減して回転軸のたわみ等を抑制して、伝動筒自体の重量を軽くして刈取装置の昇降を小さな操作力で容易に行うことができるコンバインを提供することにある。
上記課題を解決した本発明は次のとおりである。
すなわち、請求項1記載の発明は、 エンジン(E)を搭載した機体フレーム(1)の前側に刈取装置(3)を設け、該刈取装置(3)の後方左側に脱穀装置(4)を設けたコンバインにおいて、
前記刈取装置(3)を、圃場の穀稈を引起こす引起装置(31)と、穀稈の株元を刈取る刈刃装置(32)と、刈取られた穀稈を脱穀装置(4)に向けて搬送する搬送装置(33)で形成し、前記搬送装置(33)を、前記引起装置(31)の後方左側に位置する左搬送装置(33A)と、前記引起装置(31)の後方右側に位置する右搬送装置(33B)で形成し、前記刈取装置(3)を装着する刈取フレーム(20)を、前後方向に延在する第1伝動筒(21)と、該第1伝動筒(21)の前部に連結される左右方向に延在する第2伝動筒(22)と、該第2伝動筒(22)の左部に連結される上下方向に延在する第3伝動筒(23)と、該第3伝動筒(23)の上部に連結される左右方向に延在する第4伝動筒(24)で形成し、前記第3伝動筒(23)の上下方向の中間部に電動モータ(M)を1個設け、前記エンジン(E)で、前記右搬送装置(33B)を駆動し、前記電動モータ(M)で、前記引起装置(31)と、前記刈刃装置(32)と、前記左搬送装置(33A)を駆動する構成とし、前記エンジン(E)の出力回転は、前記脱穀装置(4)の前側に左右方向に延在する第5伝動筒(25)に内装された第5回転軸(25A)に伝動され、該第5回転軸(25A)の出力回転は、前記右搬送装置(33B)の右穂先搬送装置(35B)と第1伝動筒(21)に内装された第1回転軸(21A)に伝動され、該第1回転軸(21A)の出力回転は、前記右搬送装置(33B)の右株元搬送装置(34B)に伝動され、前記電動モータ(M)の出力回転は、前記左搬送装置(33A)の左株元搬送装置(34A)と左穂先搬送装置(35A)と、3伝動筒(23)に内装された第3回転軸(23A)に伝動され、該第3回転軸(23A)の出力回転は、前記第2伝動筒(22)に内装された第2回転軸(22A)と第4伝動筒(24)のに内装された第4回転軸(24A)に伝動され、該第2回転軸(22A)の出力回転は、前記刈刃装置(32)に伝動され、前記第4回転軸(24A)の出力回転は、前記引起装置(31)に伝動される構成とし、前記第1回転軸(21A)の長さを第1伝動筒(21)の長さよりも短く形成し、前記第1回転軸(21A)と前記第2回転軸(22A)を離間させたことを特徴とするコンバインである。
請求項1記載の発明によれば、刈取装置(3)を、圃場の穀稈を引起こす引起装置(31)と、穀稈の株元を刈取る刈刃装置(32)と、刈取られた穀稈を脱穀装置(4)に向けて搬送する搬送装置(33)で形成し、搬送装置(33)を、引起装置(31)の後方左側に位置する左搬送装置(33A)と、引起装置(31)の後方右側に位置する右搬送装置(33B)で形成し、刈取装置(3)を装着する刈取フレーム(20)を、前後方向に延在する第1伝動筒(21)と、第1伝動筒(21)の前部に連結される左右方向に延在する第2伝動筒(22)と、第2伝動筒(22)の左部に連結される上下方向に延在する第3伝動筒(23)と、第3伝動筒(23)の上部に連結される左右方向に延在する第4伝動筒(24)で形成し、第3伝動筒(23)の上下方向の中間部に電動モータ(M)を1個設け、エンジン(E)で、右搬送装置(33B)を駆動し、電動モータ(M)で、引起装置(31)と、刈刃装置(32)と、左搬送装置(33A)を駆動する構成とし、エンジン(E)の出力回転は、脱穀装置(4)の前側に左右方向に延在する第5伝動筒(25)に内装された第5回転軸(25A)に伝動され、第5回転軸(25A)の出力回転は、右搬送装置(33B)の右穂先搬送装置(35B)と第1伝動筒(21)に内装された第1回転軸(21A)に伝動され、第1回転軸(21A)の出力回転は、右搬送装置(33B)の右株元搬送装置(34B)に伝動され、電動モータ(M)の出力回転は、左搬送装置(33A)の左株元搬送装置(34A)と左穂先搬送装置(35A)と、3伝動筒(23)に内装された第3回転軸(23A)に伝動され、第3回転軸(23A)の出力回転は、第2伝動筒(22)に内装された第2回転軸(22A)と第4伝動筒(24)のに内装された第4回転軸(24A)に伝動され、第2回転軸(22A)の出力回転は、刈刃装置(32)に伝動され、第4回転軸(24A)の出力回転は、引起装置(31)に伝動される構成とし、第1回転軸(21A)の長さを第1伝動筒(21)の長さよりも短く形成し、第1回転軸(21A)と第2回転軸(22A)を離間させたので、エンジン(E)に加わる負荷を抑制することができる。また、第1伝動筒(21)に内装される第1回転軸(21A)の長さを短くして第1回転軸(21A)に発生するたわみが抑制できるので、第1伝動筒(21)の厚みを薄く等して第1伝動筒(21)の軽量化を図ることができる。
コンバインの左側面図である。 コンバインの平面図である。 刈取装置の左側面図である。 刈取装置の右側面図である。 第1実施形態の刈取装置の伝動図である。 第2参考形態の刈取装置の伝動図である。 第3参考形態の刈取装置の伝動図である。
図1,2に示すように、コンバインは、機体フレーム1の下側に土壌面を走行する左右一対のクローラからなる走行装置2が設けられ、機体フレーム1の前側に圃場の穀稈を収穫する刈取装置3が設けられている。また、刈取装置3の後方左側に刈取装置3で収穫された穀稈を脱穀・選別処理する脱穀装置4が設けられ、刈取装置3の後方右側に作業者が搭乗する操縦部5が設けられている。
操縦部5の下側には、エンジンEを搭載するエンジンルーム6が設けられ、操縦部5の後側には、脱穀装置4で脱穀・選別処理された穀粒を貯留するグレンタンク7が設けられ、グレンタンク7に貯留された穀粒は、グレンタンク7に連結された排出オーガ8によって外部に排出される。
操縦部5の操縦席の前方には、フロントパネル10が設けられ、操縦席の左方には、サイドパネル15が設けられている。
フロントパネル10の中央部には、エンジンEの出力回転等を表示するモニタ11が設けられ、モニタ11の右側には、走行装置2の旋回や刈取装置3の昇降を操作する操作レバー12が設けられている。
サイドパネル15の前部には、エンジンEの出力回転の増減速と回転方向の切替えを行う無段変速装置を操作する主変速レバー16が設けられ、主変速レバー16の後側には、無段変速装置の出力回転の増減速を行うトランスミッションを操作する副変速レバー17が設けられている。
図3,4に示すように、刈取装置3は、主枠となる刈取フレーム20に取付けられている。刈取フレーム20は、前後方向に延在する伝動筒(請求項の「第1伝動筒」)21と、伝動筒21の前部に設けられた左右方向に延在する伝動筒(請求項の「第2伝動筒」)22と、伝動筒22の左部に設けられた上下方向に延在する伝動筒(請求項の「第3伝動筒」)23と、伝動筒23の上部に設けられた左右方向に延在する伝動筒(請求項の「第4伝動筒」)24から形成されている。また、伝動筒21の後部は、エンジンEの出力回転が伝動される脱穀装置4の前側に設けられた左右方向に延在する伝動筒(請求項の「第5伝動筒」)25に揺動可能に支持されている。これにより、伝動筒21に連結された昇降シリンダ(図示省略)を駆動して伝動筒21の前部、すなわち、刈取フレーム20を介して刈取装置3を上下方向に昇降させることができる。なお、伝動筒21~25の内部には、エンジンE等の出力回転が伝動される回転軸21A~25Aが設けられている。
刈取装置3は、圃場に植立する穀稈を分草する分草体30と、分草された穀稈を引起す引起装置31と、引起こされた穀稈を刈取る刈刃装置32と、刈取られた穀稈を挟持して脱穀装置4に搬送する搬送装置33から形成されている。
刈刃装置32は、刈取装置3の左側に設けられた左刈刃装置32Aと右側に設けられた右刈刃装置32Bから形成されている。
搬送装置33は、刈取られた穀稈の株元を挟持して搬送する株元搬送装置34と刈取られた穀稈の穂先を挟持して搬送する穂先搬送装置35から形成されている。また、株元搬送装置34は、刈取装置3の左側に設けられた左株元搬送装置34Aと右側に設けられた右株元搬送装置34Bから形成され、穂先搬送装置35は、刈取装置3の左側に設けられた左穂先搬送装置35Aと右側に設けられた右穂先搬送装置35Bから形成されている。なお、本明細書では、左株元搬送装置34Aと左穂先搬送装置35Aを総称して左搬送装置33Aといい、右株元搬送装置34Bと右穂先搬送装置35Bを総称して右搬送装置33Bという。
<第1実施形態の刈取装置の伝動図>
図5に示すように、エンジンEの出力回転は、ベルト40等を介して伝動筒25に内装された回転軸(請求項の「第5回転軸」)25Aに伝動される。
回転軸25Aに伝動された出力回転は、回転軸25Aの中間部に設けられたギヤ41等を介して右穂先搬送装置35Bの右穂先搬送チェン35bに伝動される。また、回転軸25Aに伝動された出力回転は、回転軸25Aにおける右側部に設けられたギヤ42等を介して伝動筒21に内装された回転軸(請求項の「第1回転軸」)21Aに伝動される。
回転軸21Aに伝動された出力回転は、回転軸21Aの前部に設けられたギヤ43等を介して右株元搬送装置34Bの右株元搬送チェン34bに伝動される。
これにより、エンジンEの出力回転を右株元搬送装置34Bと右穂先搬送装置35B
に伝動することができる。なお、符号37は、搬送装置33の後部に搬送されてきた穀稈を脱穀装置4に引継ぐ供給装置の供給チェンを示し、符号38は、搬送装置33で搬送される穀稈の姿勢を調節する調節装置の調節チェンを示している。
電動モータMの出力回転は、電動モータMの出力軸の先端に設けられたギヤ50等を介して左株元搬送装置34Aの左株元搬送チェン34aと左穂先搬送装置35Aの左穂先搬送チェン35aに伝動される。また、電動モータMの出力回転は、ギヤ50と併設して設けられたギヤ51を介して伝動筒23に内装された回転軸(請求項の「第3回転軸」)23Aに伝動される。なお、電動モータMは、ブラケットを介して左穂先搬送装置35Aの近傍に設けるのが好ましい。
回転軸23Aに伝動され出力回転は、回転軸23Aの後部に設けられたギヤ53等を介して伝動筒22に内装された回転軸(請求項の「第2回転軸」)22Aに伝動され、回転軸23Aの前部に設けられたギヤ54等を介して伝動筒24に内装された回転軸(請求項の「第4回転軸」)24Aに伝動される。
回転軸22Aに伝動され出力回転は、回転軸22Aにおける左側に設けられた揺動ロッド56等を介して左刈刃装置32Aに伝動され、回転軸22Aにおける右側に設けられた揺動ロッド57等を介して右刈刃装置32Bに伝動される。
回転軸24Aに伝動され出力回転は、回転軸24Aにおける左側と、中間部と、右側に設けられたギヤ59等を介して引起装置31に伝動される。
これにより、電動モータMの出力回転を引起装置31と、左刈刃装置32A及び右刈刃装置32Bと、左株元搬送装置34Aと左穂先搬送装置35Aに伝動することができる。また、伝動筒21に内装される回転軸21Aの長さを短くして回転軸21Aに発生するたわみが抑制できるので、伝動筒21の厚みを薄く等して伝動筒21の軽量化を図ることができる。
<第2参考形態の刈取装置の伝動図>
図6に示すように、エンジンEの出力回転は、ベルト40等を介して伝動筒25に内装された回転軸25Aに伝動される。
回転軸25Aに伝動された出力回転は、回転軸25Aの中間部に設けられたギヤ41等を介して右穂先搬送装置35Bの右穂先搬送チェン35bに伝動される。また、回転軸25Aに伝動された出力回転は、回転軸25Aにおける右側部に設けられたギヤ42等を介して伝動筒21に内装された回転軸21Aに伝動される。
回転軸21Aに伝動された出力回転は、回転軸21Aの中間部に設けられたギヤ43等を介して右株元搬送装置34Bの右株元搬送チェン34bに伝動される。また、回転軸21Aに伝動された出力回転は、回転軸21Aの前部に設けられたギヤ44等を介して伝動筒22に内装された回転軸22Aに伝動される。
回転軸22Aに伝動され出力回転は、回転軸22Aにおける左側に設けられた揺動ロッド56等を介して左刈刃装置32Aに伝動され、回転軸22Aにおける右側に設けられた揺動ロッド57等を介して右刈刃装置32Bに伝動される。
これにより、エンジンEの出力回転を左刈刃装置32A及び右刈刃装置32Bと、右株元搬送装置34Bと右穂先搬送装置35Bに伝動することができる。なお、図5と同様に、符号37は、供給装置の供給チェンを示し、符号38は、調節装置の調節チェンを示している。
電動モータMの出力回転は、電動モータMの出力軸の先端に設けられたギヤ50等を介して左株元搬送装置34Aの左株元搬送チェン34aと左穂先搬送装置35Aの左穂先搬送チェン35aに伝動される。また、電動モータMの出力回転は、ギヤ50と併設して設けられたギヤ51を介して伝動筒23に内装された回転軸23Aに伝動される。なお、電動モータMは、ブラケットを介して左穂先搬送装置35Aの近傍に設けるのが好ましい。
回転軸23Aに伝動され出力回転は、回転軸23Aの前部に設けられたギヤ54等を介して伝動筒24に内装された回転軸24Aに伝動される。
回転軸24Aに伝動され出力回転は、回転軸24Aにおける左側と、中間部と、右側に設けられたギヤ59等を介して引起装置31に伝動される。
これにより、電動モータMの出力回転を引起装置31と、左株元搬送装置34Aと左穂先搬送装置35Aに伝動することができる。また、伝動筒21に内装された回転軸21Aに加わる負荷を小さくして回転軸21Aに発生するたわみを抑制できるので、伝動筒21の厚みを薄く等して伝動筒21の軽量化を図ることができる。
<第3参考形態の刈取装置の伝動図>
図7に示すように、エンジンEの出力回転は、ベルト40等を介して伝動筒25に内装された回転軸25Aに伝動される。
回転軸25Aに伝動された出力回転は、回転軸25Aの中間部に設けられたギヤ41等を介して右穂先搬送装置35Bの右穂先搬送チェン35bに伝動される。また、回転軸25Aに伝動された出力回転は、回転軸25Aにおける右側部に設けられたギヤ42等を介して伝動筒21に内装された回転軸21Aに伝動される。
回転軸21Aに伝動された出力回転は、回転軸21Aの中間部に設けられたギヤ43等を介して右株元搬送装置34Bの右株元搬送チェン34bに伝動される。また、回転軸21Aに伝動された出力回転は、回転軸21Aの前部に設けられたギヤ44等を介して伝動筒22に内装された回転軸22Aに伝動される。
回転軸22Aに伝動され出力回転は、回転軸22Aにおける左側に設けられた揺動ロッド56等を介して左刈刃装置32Aに伝動され、回転軸22Aにおける右側に設けられた揺動ロッド57等を介して右刈刃装置32Bに伝動される。また、回転軸22Aに伝動され出力回転は、回転軸22Aにおける左側に設けられたギヤ45等を介して伝動筒23に内装された回転軸23Aに伝動される。
回転軸23Aに伝動され出力回転は、回転軸23Aの前部に設けられたギヤ46等を介して左株元搬送装置34Aの左株元搬送チェン34aと左穂先搬送装置35Aの左穂先搬送チェン35aに伝動される。
これにより、エンジンEの出力回転を左刈刃装置32A及び右刈刃装置32Bと、左株元搬送装置34Aと左穂先搬送装置35Aと、右株元搬送装置34Bと右穂先搬送装置35Bに伝動することができる。なお、図5と同様に、符号37は、供給装置の供給チェンを示し、符号38は、調節装置の調節チェンを示している。
電動モータMの出力回転は、カップリング等の連結部を介して伝動筒24に内装された回転軸24Aに伝動される。なお、電動モータMは、ブラケットを介して伝動筒24の近傍に設けるのが好ましい。
回転軸24Aに伝動され出力回転は、回転軸24Aにおける左側と、中間部と、右側に設けられたギヤ59等を介して引起装置31に伝動される。
これにより、電動モータMの出力回転を引起装置31に伝動することができる。また、伝動筒21に内装された回転軸21Aに加わる負荷を小さくして回転軸21Aに発生するたわみを抑制できるので、伝動筒21の厚みを薄く等して伝動筒21の軽量化を図ることができる。
1 機体フレーム
3 刈取装置
4 脱穀装置
20 刈取フレーム
21 伝動筒(第1伝動筒)
21A 回転軸(第1回転軸)
22 伝動筒(第2伝動筒)
22A 回転軸(第2回転軸)
23 伝動筒(第3伝動筒)
23A 回転軸(第3回転軸)
24 伝動筒(第4伝動筒)
24A 回転軸(第4回転軸)
25 伝動筒(第5伝動筒)
25A 回転軸(第5回転軸)
31 引起装置
32 刈刃装置
33 搬送装置
33A 左搬送装置
33B 右搬送装置
34B 右株元搬送装置
35B 右穂先搬送装置
E エンジン
M 電動モータ

Claims (1)

  1. エンジン(E)を搭載した機体フレーム(1)の前側に刈取装置(3)を設け、該刈取装置(3)の後方左側に脱穀装置(4)を設けたコンバインにおいて、
    前記刈取装置(3)を、圃場の穀稈を引起こす引起装置(31)と、穀稈の株元を刈取る刈刃装置(32)と、刈取られた穀稈を脱穀装置(4)に向けて搬送する搬送装置(33)で形成し、
    前記搬送装置(33)を、前記引起装置(31)の後方左側に位置する左搬送装置(33A)と、前記引起装置(31)の後方右側に位置する右搬送装置(33B)で形成し、
    前記刈取装置(3)を装着する刈取フレーム(20)を、前後方向に延在する第1伝動筒(21)と、該第1伝動筒(21)の前部に連結される左右方向に延在する第2伝動筒(22)と、該第2伝動筒(22)の左部に連結される上下方向に延在する第3伝動筒(23)と、該第3伝動筒(23)の上部に連結される左右方向に延在する第4伝動筒(24)で形成し、
    前記第3伝動筒(23)の上下方向の中間部に電動モータ(M)を1個設け、
    前記エンジン(E)で、前記右搬送装置(33B)を駆動し、
    前記電動モータ(M)で、前記引起装置(31)と、前記刈刃装置(32)と、前記左搬送装置(33A)を駆動する構成とし
    前記エンジン(E)の出力回転は、前記脱穀装置(4)の前側に左右方向に延在する第5伝動筒(25)に内装された第5回転軸(25A)に伝動され、該第5回転軸(25A)の出力回転は、前記右搬送装置(33B)の右穂先搬送装置(35B)と第1伝動筒(21)に内装された第1回転軸(21A)に伝動され、該第1回転軸(21A)の出力回転は、前記右搬送装置(33B)の右株元搬送装置(34B)に伝動され、
    前記電動モータ(M)の出力回転は、前記左搬送装置(33A)の左株元搬送装置(34A)と左穂先搬送装置(35A)と、3伝動筒(23)に内装された第3回転軸(23A)に伝動され、該第3回転軸(23A)の出力回転は、前記第2伝動筒(22)に内装された第2回転軸(22A)と第4伝動筒(24)のに内装された第4回転軸(24A)に伝動され、該第2回転軸(22A)の出力回転は、前記刈刃装置(32)に伝動され、前記第4回転軸(24A)の出力回転は、前記引起装置(31)に伝動される構成とし、
    前記第1回転軸(21A)の長さを第1伝動筒(21)の長さよりも短く形成し、前記第1回転軸(21A)と前記第2回転軸(22A)を離間させたことを特徴とするコンバイン。
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Citations (4)

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