JP7168533B2 - ワイヤハーネス - Google Patents
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Description
[1]
コネクタホルダと、前記コネクタホルダに保持されるコネクタと、前記コネクタから所定の配索方向へ向けて延びる電線と、を備えるワイヤハーネスであって、
前記電線は、
前記コネクタを起点として前記コネクタの外壁面上の所定の取付位置から前記配索方向に向けて延びるように、前記取付位置に保持され、
前記取付位置は、
前記配索方向に応じた複数の異なる位置に、前記コネクタホルダに対する位置が変更可能であるように構成され、
幹線から分岐し且つ相手側コネクタが先端に設けられた相手側電線を、更に備え、
前記コネクタは、
前記相手側コネクタと嵌合可能であり、
前記電線は、
前記コネクタ及び前記相手側コネクタを介して前記相手側電線に接続される、
ワイヤハーネスであること。
[2]
上記[1]に記載のワイヤハーネスであって、
前記コネクタホルダに対する前記コネクタの姿勢を規制するアタッチメントを、更に備え、
前記コネクタは、
前記アタッチメントを介して前記コネクタホルダに保持され、
前記アタッチメントは、
前記電線を当該コネクタホルダ内の空間に引き込むように前記コネクタの姿勢を規制した状態にて、前記コネクタホルダに保持される、
ワイヤハーネスであること。
[3]
上記[2]に記載のワイヤハーネスにおいて、
前記コネクタは、
前記相手側コネクタとの嵌合方向における後方に向けて前記電線が延出するように構成され、
前記アタッチメントは、
前記コネクタホルダに保持される第1壁部と、前記第1壁部から立設される第2壁部と、を有し、前記第1壁部が前記コネクタの前記嵌合方向における前方に位置し且つ前記第2壁部が前記コネクタの前記嵌合方向に交差する方向に位置するように前記コネクタの姿勢を規制し、
前記電線は、
前記第2壁部を乗り越えながら前記コネクタホルダ内の前記空間内に引き込まれ、前記空間内にて屈曲した上で前記コネクタに繋がる、
ワイヤハーネスであること。
[4]
上記[2]に記載のワイヤハーネスにおいて、
前記コネクタは、
前記相手側コネクタとの嵌合方向における後方に向けて前記電線が延出するように構成され、
前記アタッチメントは、
第1壁部と、前記第1壁部の一端から立設され且つ前記コネクタホルダに保持される第2壁部と、前記第1壁部の他端から立設され且つ前記第2壁部と向かい合う第3壁部と、を有し、前記第1壁部が前記コネクタの前記嵌合方向における前方に位置し且つ前記第2壁部及び前記第3壁部が前記コネクタの前記嵌合方向に交差する方向に位置するように前記コネクタの姿勢を規制し、
前記電線は、
前記第3壁部を乗り越えながら前記コネクタホルダ内の前記空間内に引き込まれ、前記空間内にて屈曲した上で前記コネクタに繋がる、
ワイヤハーネスであること。
[5]
コネクタホルダと、前記コネクタホルダに保持されるコネクタと、前記コネクタから所定の配索方向へ向けて延びる電線と、を備えるワイヤハーネスであって、
前記電線は、
前記コネクタを起点として前記コネクタの外壁面上の所定の取付位置から前記配索方向に向けて延びるように、前記取付位置に保持され、
前記取付位置は、
前記配索方向に応じた複数の異なる位置に、前記コネクタホルダに対する位置が変更可能であるように構成され、
前記コネクタは、
前記コネクタホルダに係合可能な複数の係合部を有し、前記コネクタホルダに対して前記複数の前記係合部のうちの一つが選択的に係合されることにより、前記取付位置が前記配索方向に応じた位置に変更される、
ワイヤハーネスであること。
[6]
コネクタホルダと、前記コネクタホルダに保持されるコネクタと、前記コネクタから所定の配索方向へ向けて延びる電線と、を備えるワイヤハーネスであって、
前記電線は、
前記コネクタを起点として前記コネクタの外壁面上の所定の取付位置から前記配索方向に向けて延びるように、前記取付位置に保持され、
前記取付位置は、
前記配索方向に応じた複数の異なる位置に、前記コネクタホルダに対する位置が変更可能であるように構成され、
前記コネクタは、
前記電線を係止可能な複数の係合部を有し、前記複数の前記係合部のうちの一つに前記電線が選択的に係止されることにより、前記取付位置が前記配索方向に応じた位置に変更される、
ワイヤハーネスであること。
[7]
コネクタホルダと、前記コネクタホルダに保持されるコネクタと、前記コネクタから所定の配索方向へ向けて延びる電線と、を備えるワイヤハーネスであって、
前記電線は、
前記コネクタを起点として前記コネクタの外壁面上の所定の取付位置から前記配索方向に向けて延びるように、前記取付位置に保持され、
前記取付位置は、
前記配索方向に応じた複数の異なる位置に、前記コネクタホルダに対する位置が変更可能であるように構成され、
前記コネクタホルダに係合する固定壁部と、前記コネクタに係合する支持壁部と、を有し、前記固定壁部に対して前記支持壁部が異なる角度で傾けられる複数種類のアタッチメントのうちから選択される一のアタッチメントを、更に備え、
前記コネクタは、
前記複数種類の前記アタッチメントから選択される前記一の前記アタッチメントを介して前記コネクタホルダに保持されることにより、前記取付位置が前記配索方向に応じた位置に変更される、
ワイヤハーネスであること。
[8]
上記[1]に記載のワイヤハーネスにおいて、
前記幹線は、車両の前後方向に沿って配索され、
前記電線は、前記車両の幅方向に沿って配索される、
ワイヤハーネスであること。
図1~図4を参照して、本発明に係る第1実施形態のワイヤハーネス1について説明する。図1は、本実施形態のワイヤハーネス1を説明する斜視図である。図2は、図1に示すコネクタホルダ40がアタッチメント30を保持すると共に、ワイヤハーネス1の幹線1Aに積層して設置された状態を説明する斜視図である。図3は、図2に示す状態を説明する正面図である。図4は、図2に示すA-A断面図である。
まず、本実施形態のワイヤハーネス1の全体構成について説明する。
なお、本実施形態では、ワイヤハーネス1の幹線1Aを標準系サブハーネス及びオプション系サブハーネスの両方を含むように構成したがこれに限らない。幹線1Aをオプション系サブハーネスのみで構成してもよい。
次に第1及び第2電線10,20の先端に設けられるコネクタ12,22それぞれについて説明する。
次にアタッチメント30の構成について説明する。
なお、第2コネクタ22とアタッチメント30が互いに係合して連結できれば、本実施形態の第2コネクタ22とアタッチメント30との蟻溝構造に限らない。例えば、第2コネクタ22の係合溝部とアタッチメント30の係合突部とを互いに対応する円弧状に形成してもよい。
次いで、コネクタホルダ40の構成について説明する。
なお、アタッチメント30をコネクタホルダ40の保持空間41に係合して保持できれば、本実施形態のアタッチメント30の係合溝部24及びコネクタホルダ40の係合突部34の形状(蟻溝構造)に限らない。例えば、互いに対応する円弧状に形成してもよい。
なお、コネクタホルダ40の収納溝45の断面を、収納溝45の開口の幅が円弧の直径よりも小さくなるように略C字状に形成してもよい。この場合、幹線1Aを安定的に収納溝45の内部に保持することが可能となる。
次いで、コネクタホルダ40の保持空間41へのアタッチメント30の取付手順について説明する。
以上説明したように本実施形態のワイヤハーネス1によれば、第1コネクタ12が先端に設けられた、幹線1Aから分岐する第1電線10と、第1コネクタ12に接続される第2コネクタ22が設けられ第1コネクタ12及び第2コネクタ22を介して第1電線10に接続される第2電線20と、第2コネクタ22に取り付けられるアタッチメント30と、第2コネクタ22が取り付けられたアタッチメント30を保持するコネクタホルダ40と、を備える。コネクタホルダ40は、第2電線20を当該コネクタホルダ40に引き込むように第2コネクタ22の姿勢を規制したアタッチメント30を保持する。このため、第2電線20はその一部でコネクタホルダ40の内部又はその周辺で屈曲することになり、第2電線20は計画的に迂回され配索される。この迂回により、第2電線20の長さを変更することなく第2電線20の長さを吸収して配索することができる。その結果、ワイヤハーネス1の電線20の長さを可能な限り均一にすることを可能にしてワイヤハーネス1の標準化に繋げることができる。
次いで、図5~図8を参照して、本発明に係る第2実施形態のワイヤハーネス2について説明する。図5は、本実施形態のアタッチメント50を説明する斜視図である。図6は、コネクタホルダ40が図5に示すアタッチメント50を保持すると共に、ワイヤハーネス2の幹線2Aに積層して設置された状態を説明する斜視図である。図7は、図6に示す状態を説明する正面図である。図8は、図6に示すB-B断面図である。
なお、上記第1実施形態と同一又は同等部分については、図面に同一或いは同等符号を付してその説明を省略或いは簡略化する。
本実施形態のアタッチメント50の構成について説明する。
なお、本実施形態では、アタッチメント50は、コネクタホルダ40に保持された際、アタッチメント50の第1壁部51が上下方向(高さ方向)に沿うように設置される。また、この設置の際、第2壁部52は第3壁部53に対し下側に対向して配置される。
なお、本実施形態ではアタッチメント50の第1壁部51には係合部は形成されない。
次いで、コネクタホルダ40の構成について説明する。
その他の構成については上記第1実施形態と同様である。
次いで、コネクタホルダ40の保持空間41へのアタッチメント50の取付手順について説明する。
以上説明したように本実施形態のワイヤハーネス2によれば、第2コネクタ22は、第1コネクタ12に嵌合する開口23Aが形成された開口面23とは反対側の面から第2電線20が引き出される。アタッチメント50は、第1壁部51と、第1壁部51の一端から立設された第2壁部52と、第1壁部51の他端から立設された、第2壁部52と向かい合わせの位置にある第3壁部53とを有する。第1壁部51が第2コネクタ22の開口面23に面し、第2壁部52及び第3壁部53が第2コネクタ22の側面に面するよう、第2コネクタ22の姿勢を規制する。コネクタホルダ40は、当該コネクタホルダ40から第2電線20が引き出される引出方向に対して、第1壁部51が交差し、且つ第2壁部52が引出方向前方に位置するよう、アタッチメント50を保持する。この保持により、第2電線20が折り返しで屈曲して計画的に迂回され配索される。このため、簡素な構造でありながらも電線20の余長をより簡単に吸収することができる。
その他の作用効果については上記第1及び第2実施形態と同様である。
図10は、本発明に係る第3実施形態のワイヤハーネスを説明する概略分解斜視図である。図11は、本発明に係る第3実施形態のワイヤハーネス及び配索パターンを説明する図であって、図11(a)~図11(c)は、各配索パターンにおける概略背面図である。
図11(a)に示すように、第2コネクタ60Aにおける第2電線20の取付位置Mに対して後方から見て反時計回りの向きに隣接する側面に形成された係合溝部64Aをコネクタホルダ80の係合突部84に係合させて組付ける。このように組付けることで、第2コネクタ60Aに取り付けられた第2電線20の取付位置Mが第2コネクタ60Aにおける配索方向Xと反対側に配置される。
図11(b)に示すように、第2コネクタ60Aにおける第2電線20の取付位置Mと反対側の側面に形成された係合溝部64Bをコネクタホルダ80の係合突部84に係合させて組付ける。このように組付けることで、第2コネクタ60Aに取り付けられた第2電線20の取付位置Mが、第1の配索パターンのときよりも第2電線20の配索方向X側に配置される。
図11(c)に示すように、第2コネクタ60Aにおける第2電線20の取付位置Mに対して後方から見て時計周りの向きに隣接する側面に形成された係合溝部64Cをコネクタホルダ80の係合突部84に係合させて組付ける。このように組付けることで、第2コネクタ60Aに取り付けられた第2電線20の取付位置Mが、第2の配索パターンのときよりも第2電線20の配索方向X側に配置される。
図12は、本発明に係る第4実施形態のワイヤハーネス及び配索パターンを説明する図であって、図12(a)~図12(c)は、各配索パターンにおける概略背面図である。
図12(a)に示すように、第2コネクタ60Bの後方から見て左側の側面に形成された係合凹部66Aに結束部材70の係合片75を係合させて固定する。すると、第2コネクタ60Bに取り付けられた第2電線20の取付位置Mが第2コネクタ60Bにおける配索方向Xと反対側に配置される。
図12(b)に示すように、第2コネクタ60Bの後方から見て上面に形成された係合凹部66Bに結束部材70の係合片75を係合させて固定する。すると、第2コネクタ60Bに取り付けられた第2電線20の取付位置Mが、第1の配索パターンのときよりも第2電線20の配索方向X側に配置される。
図12(c)に示すように、第2コネクタ60Bの後方から見て右側の側面に形成された係合凹部66Cに結束部材70の係合片75を係合させて固定する。すると、第2コネクタ60Bに取り付けられた第2電線20の取付位置Mが、第2の配索パターンのときよりも第2電線20の配索方向X側に配置される。
図13は、本発明に係る第5実施形態のワイヤハーネス及び配索パターンを説明する図であって、図13(a)~図13(c)は、各配索パターンにおける概略背面図である。
図13(a)に示すように、第2コネクタ60Cの係合溝部67にコネクタホルダ80の係合突部84を係合させることにより、第2コネクタ60Cをコネクタホルダ80に直接固定させる。すると、第2コネクタ60Cに取り付けられた第2電線20の取付位置Mが第2コネクタ60Cの上部に配置される。
図13(b)に示すように、第2の配索パターンでは、アタッチメント90Aを用いる。このアタッチメント90Aは、固定壁部91と、支持壁部92とを有している。支持壁部92は、固定壁部91に対して斜めに傾斜した状態で一体に形成されている。固定壁部91には、コネクタホルダ80の係合突部84が係合可能な係合溝部95が形成され、支持壁部92には、第2コネクタ60Cの係合溝部67に係合可能な係合突部96が形成されている。
図13(c)に示すように、第3の配索パターンでは、アタッチメント90Bを用いる。このアタッチメント90Bでは、支持壁部92が、固定壁部91に対して略直角に立設した状態で一体に形成されている。
なお、本発明は上記各実施形態に限定されることはなく、本発明の範囲内において種々の変形例を採用できる。例えば、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
[1]
コネクタホルダ(40,80)と、前記コネクタホルダ(40,80)に保持されるコネクタ(22,60A,60B,60C)と、前記コネクタ(22,60A,60B,60C)から所定の配索方向(X)へ向けて延びる電線(20)と、を備えるワイヤハーネス(1,2)であって、
前記電線(20)は、
前記コネクタ(22,60A,60B,60C)の外壁面上の所定の取付位置(M)を経て前記配索方向(X)に向けて延びるように、前記取付位置(M)に保持され、
前記取付位置(M)は、
前記配索方向(X)に応じた複数の異なる位置に変更可能であるように構成される、
ワイヤハーネス(1,2)。
[2]
上記[1]に記載のワイヤハーネス(1,2)であって、
幹線(1A)から分岐し且つ相手側コネクタ(12)が先端に設けられた相手側電線(10)を、更に備え、
前記コネクタ(22,60A,60B,60C)は、
前記相手側コネクタ(12)と嵌合可能であり、
前記電線(20)は、
前記コネクタ(22,60A,60B,60C)及び前記相手側コネクタ(12)を介して前記相手側電線(10)に接続される、
ワイヤハーネス(1,2)。
[3]
上記[2]に記載のワイヤハーネス(1,2)であって、
前記コネクタホルダ(40)に対する前記コネクタ(22)の姿勢を規制するアタッチメント(30,50)を、更に備え、
前記コネクタ(22)は、
前記アタッチメント(30,50)を介して前記コネクタホルダ(40)に保持され、
前記アタッチメント(30,50)は、
前記電線(20)を当該コネクタホルダ(40)内の空間に引き込むように前記コネクタ(22)の姿勢を規制した状態にて、前記コネクタホルダ(40)に保持される、
ワイヤハーネス(1,2)。
[4]
上記[3]に記載のワイヤハーネス(1)において、
前記コネクタ(22)は、
前記相手側コネクタ(12)との嵌合方向における後方に向けて前記電線(20)が延出するように構成され、
前記アタッチメント(30)は、
前記コネクタホルダ(40)に保持される第1壁部(31)と、前記第1壁部(31)から立設される第2壁部(32)と、を有し、前記第1壁部(31)が前記コネクタ(22)の前記嵌合方向における前方に位置し且つ前記第2壁部(32)が前記コネクタ(22)の前記嵌合方向に交差する方向に位置するように前記コネクタ(22)の姿勢を規制し、
前記電線(20)は、
前記第2壁部(32)を乗り越えながら前記コネクタホルダ(40)内の前記空間内に引き込まれ、前記空間内にて屈曲した上で前記コネクタ(22)に繋がる、
ワイヤハーネス(1)。
[5]
上記[3]に記載のワイヤハーネス(2)において、
前記コネクタ(22)は、
前記相手側コネクタ(12)との嵌合方向における後方に向けて前記電線(20)が延出するように構成され、
前記アタッチメント(50)は、
第1壁部(51)と、前記第1壁部(51)の一端から立設され且つ前記コネクタホルダ(40)に保持される第2壁部(52)と、前記第1壁部(51)の他端から立設され且つ前記第2壁部(52)と向かい合う第3壁部(53)と、を有し、前記第1壁部(51)が前記コネクタ(22)の前記嵌合方向における前方に位置し且つ前記第2壁部(52)及び前記第3壁部(53)が前記コネクタ(22)の前記嵌合方向に交差する方向に位置するように前記コネクタ(22)の姿勢を規制し、
前記電線(20)は、
前記第3壁部(53)を乗り越えながら前記コネクタホルダ(40)内の前記空間内に引き込まれ、前記空間内にて屈曲した上で前記コネクタ(22)に繋がる、
ワイヤハーネス(2)。
[6]
上記[1]又は上記[2]に記載のワイヤハーネス(1,2)において、
前記コネクタ(60A)は、
前記コネクタホルダ(80)に係合可能な複数の係合部(64A~64C)を有し、前記コネクタホルダ(80)に対して前記複数の前記係合部(64A~64C)のうちの一つが選択的に係合されることにより、前記取付位置(M)が前記配索方向(X)に応じた位置に変更される、
ワイヤハーネス(1,2)。
[7]
上記[1]又は上記[2]に記載のワイヤハーネス(1,2)において、
前記コネクタ(60B)は、
前記電線(20)を係止可能な複数の係合部(66A~66C)を有し、前記複数の前記係合部(66A~66C)のうちの一つに前記電線(20)が選択的に係止されることにより、前記取付位置(M)が前記配索方向(X)に応じた位置に変更される、
ワイヤハーネス(1,2)。
[8]
上記[1]又は上記[2]に記載のワイヤハーネス(1,2)であって、
前記コネクタホルダ(80)に係合する固定壁部(91)と、前記コネクタ(60C)に係合する支持壁部(92)と、を有し、前記固定壁部(91)に対して前記支持壁部(92)が異なる角度で傾けられる複数種類のアタッチメント(90A、90B)のうちから選択される一のアタッチメント(90A、90B)を、更に備え、
前記コネクタ(60C)は、
前記複数種類の前記アタッチメント(90A、90B)から選択される前記一の前記アタッチメント(90A、90B)を介して前記コネクタホルダ(80)に保持されることにより、前記取付位置(M)が前記配索方向(X)に応じた位置に変更される、
ワイヤハーネス(1,2)。
[9]
上記[2]に記載のワイヤハーネス(1,2)において、
前記幹線(1A)は、車両の前後方向に沿って配索され、
前記電線(20)は、前記車両の幅方向に沿って配索される、
ワイヤハーネス(1,2)。
1A,2A 幹線
10 第1電線(相手側電線)
11 芯線
12 第1コネクタ(相手側コネクタ)
20 第2電線(電線)
21 芯線
22 第2コネクタ(コネクタ)
23 開口面
23A 開口
24 係合溝部
30 アタッチメント
31 第1壁部
32 第2壁部
33 係合溝部
34 係合突部
40 コネクタホルダ
41 保持空間s
42 第1の開口
43 第2の開口
44 係合突部
45 収納溝
50 アタッチメント
51 第1壁部
52 第2壁部
53 第3壁部
54 係合溝部
55 係合突部
60A~60C 第2コネクタ(コネクタ)
61a 開口
64A~64C 係合溝部(係合部)
66A~66C 係合凹部(係合部)
80 コネクタホルダ
90A,90B アタッチメント
91 固定壁部
92 支持壁部
M 取付位置
S1 第1の隙間
S2 第2の隙間
S3 第3の隙間
S4 第4の隙間
S5 第5の隙間
S6 第6の隙間
X 配索方向
Claims (8)
- コネクタホルダと、前記コネクタホルダに保持されるコネクタと、前記コネクタから所定の配索方向へ向けて延びる電線と、を備えるワイヤハーネスであって、
前記電線は、
前記コネクタを起点として前記コネクタの外壁面上の所定の取付位置から前記配索方向に向けて延びるように、前記取付位置に保持され、
前記取付位置は、
前記配索方向に応じた複数の異なる位置に、前記コネクタホルダに対する位置が変更可能であるように構成され、
幹線から分岐し且つ相手側コネクタが先端に設けられた相手側電線を、更に備え、
前記コネクタは、
前記相手側コネクタと嵌合可能であり、
前記電線は、
前記コネクタ及び前記相手側コネクタを介して前記相手側電線に接続される、
ワイヤハーネス。 - 請求項1に記載のワイヤハーネスであって、
前記コネクタホルダに対する前記コネクタの姿勢を規制するアタッチメントを、更に備え、
前記コネクタは、
前記アタッチメントを介して前記コネクタホルダに保持され、
前記アタッチメントは、
前記電線を当該コネクタホルダ内の空間に引き込むように前記コネクタの姿勢を規制した状態にて、前記コネクタホルダに保持される、
ワイヤハーネス。 - 請求項2に記載のワイヤハーネスにおいて、
前記コネクタは、
前記相手側コネクタとの嵌合方向における後方に向けて前記電線が延出するように構成され、
前記アタッチメントは、
前記コネクタホルダに保持される第1壁部と、前記第1壁部から立設される第2壁部と、を有し、前記第1壁部が前記コネクタの前記嵌合方向における前方に位置し且つ前記第2壁部が前記コネクタの前記嵌合方向に交差する方向に位置するように前記コネクタの姿勢を規制し、
前記電線は、
前記第2壁部を乗り越えながら前記コネクタホルダ内の前記空間内に引き込まれ、前記空間内にて屈曲した上で前記コネクタに繋がる、
ワイヤハーネス。 - 請求項2に記載のワイヤハーネスにおいて、
前記コネクタは、
前記相手側コネクタとの嵌合方向における後方に向けて前記電線が延出するように構成され、
前記アタッチメントは、
第1壁部と、前記第1壁部の一端から立設され且つ前記コネクタホルダに保持される第2壁部と、前記第1壁部の他端から立設され且つ前記第2壁部と向かい合う第3壁部と、を有し、前記第1壁部が前記コネクタの前記嵌合方向における前方に位置し且つ前記第2壁部及び前記第3壁部が前記コネクタの前記嵌合方向に交差する方向に位置するように前記コネクタの姿勢を規制し、
前記電線は、
前記第3壁部を乗り越えながら前記コネクタホルダ内の前記空間内に引き込まれ、前記空間内にて屈曲した上で前記コネクタに繋がる、
ワイヤハーネス。 - コネクタホルダと、前記コネクタホルダに保持されるコネクタと、前記コネクタから所定の配索方向へ向けて延びる電線と、を備えるワイヤハーネスであって、
前記電線は、
前記コネクタを起点として前記コネクタの外壁面上の所定の取付位置から前記配索方向に向けて延びるように、前記取付位置に保持され、
前記取付位置は、
前記配索方向に応じた複数の異なる位置に、前記コネクタホルダに対する位置が変更可能であるように構成され、
前記コネクタは、
前記コネクタホルダに係合可能な複数の係合部を有し、前記コネクタホルダに対して前記複数の前記係合部のうちの一つが選択的に係合されることにより、前記取付位置が前記配索方向に応じた位置に変更される、
ワイヤハーネス。 - コネクタホルダと、前記コネクタホルダに保持されるコネクタと、前記コネクタから所定の配索方向へ向けて延びる電線と、を備えるワイヤハーネスであって、
前記電線は、
前記コネクタを起点として前記コネクタの外壁面上の所定の取付位置から前記配索方向に向けて延びるように、前記取付位置に保持され、
前記取付位置は、
前記配索方向に応じた複数の異なる位置に、前記コネクタホルダに対する位置が変更可能であるように構成され、
前記コネクタは、
前記電線を係止可能な複数の係合部を有し、前記複数の前記係合部のうちの一つに前記電線が選択的に係止されることにより、前記取付位置が前記配索方向に応じた位置に変更される、
ワイヤハーネス。 - コネクタホルダと、前記コネクタホルダに保持されるコネクタと、前記コネクタから所定の配索方向へ向けて延びる電線と、を備えるワイヤハーネスであって、
前記電線は、
前記コネクタを起点として前記コネクタの外壁面上の所定の取付位置から前記配索方向に向けて延びるように、前記取付位置に保持され、
前記取付位置は、
前記配索方向に応じた複数の異なる位置に、前記コネクタホルダに対する位置が変更可能であるように構成され、
前記コネクタホルダに係合する固定壁部と、前記コネクタに係合する支持壁部と、を有し、前記固定壁部に対して前記支持壁部が異なる角度で傾けられる複数種類のアタッチメントのうちから選択される一のアタッチメントを、更に備え、
前記コネクタは、
前記複数種類の前記アタッチメントから選択される前記一の前記アタッチメントを介して前記コネクタホルダに保持されることにより、前記取付位置が前記配索方向に応じた位置に変更される、
ワイヤハーネス。 - 請求項1記載のワイヤハーネスにおいて、
前記幹線は、車両の前後方向に沿って配索され、
前記電線は、前記車両の幅方向に沿って配索される、
ワイヤハーネス。
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