JP7167888B2 - ガラス溶解炉、及びガラス製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ガラス溶解炉、及びガラス製造方法に関する。
ガラス原料を溶解する方法の一つとして、溶解槽内に互いに対向する一対の電極を挿入して、通電する方法がある。電極間に交流電圧を加えて通電すると、ジュール熱が発生するため、ガラス原料は加熱されて温度が上昇し、ガラス原料を溶解できる。ガラス原料の電気加熱は、溶解槽内に電極を有するガラス溶解炉を用いて行われる。
このようなガラス溶解炉の一例としてたとえば特許文献1には、溶解槽の上部に横壁部材と天井部材とからなる上部構造物が設けられたものが開示されている(特許文献1参照)。
特開2003-165726号公報
しかし、上部構造物を有するガラス溶解炉では、電気加熱時にガラス原料や溶解槽だけではなく上部構造物にも電流が流れることがある。この電流により上部構造物に電位が発生すると、上部構造物内を流れる電流によるジュール熱損失が発生する。これによりエネルギー効率が低下してしまうという問題がある。
本発明は、エネルギー効率の低下を抑制できるガラス溶解炉、及びガラス製造方法を提供する。
本発明の一態様によるガラス溶解炉は、内部にガラス原料が供給される溶解槽と、前記溶解槽の内部に設けられた電極と、前記溶解槽の外部に設けられた支持構造物と、積層された複数の絶縁体及び前記複数の絶縁体の間に設けられた支持プレートを有し、積層方向の一方側の前記絶縁体が前記支持構造物に固定された支持ユニットと、導電性を有するレンガから形成され、前記積層方向の他方側の前記絶縁体を介して前記支持ユニットに支持されて前記溶解槽の上方を覆う上部構造物とを備える。
本発明のガラス溶解炉は、エネルギー効率の低下を抑制できる。
本発明に係る第一実施形態におけるガラス溶解炉のX軸垂直面での断面図である。 本発明に係る第一実施形態におけるガラス製造方法の各工程のフロー図である。 本発明に係る第二実施形態におけるガラス溶解炉のX軸垂直面での断面図である。 本発明に係る第三実施形態におけるガラス溶解炉のX軸垂直面での断面図である。 本発明に係る第四実施形態におけるガラス溶解炉のX軸垂直面での断面図である。 本発明に係る第五実施形態におけるガラス溶解炉のX軸垂直面での断面図である。 本発明に係る第六実施形態におけるガラス溶解炉のX軸垂直面での断面図である。
以下、本発明に係る各種実施形態について、図面を用いて説明する。
「第一実施形態」
本発明に係るガラス溶解炉の第一実施形態について、図1及び図2を参照して説明する。
ガラス溶解炉10の構造について説明する。
図1に示すように、本実施形態のガラス溶解炉10は、内部にガラス原料が供給される溶解槽20と、溶解槽20の上方を覆う上部構造物30と、互いに離間する複数の通電電極50とを備える。溶解槽20の外部には、支持構造物40が設けられている。支持構造物40は、上部構造物30を支持している。
溶解槽20及び上部構造物30は、X軸方向に延びる形状を有する。図1はX軸方向に垂直な面の断面図を示し、X軸方向は溶解槽20の長手方向、Y軸方向は溶解槽20の短手方向に対応する。図1のZ軸方向は、ガラス溶解炉10の上下方向に対応する。
ガラス溶解炉10は、上部構造物30にバーナー(不図示)を備えており、バーナー燃焼、及び通電電極50に電圧を印加することによって、溶解槽20内部に供給されたガラス原料を溶解する。溶解槽20は、底部21と側壁部22とを備え、内部に供給されたガラス原料を溶解して得られた溶融ガラスGを保持する。
各通電電極50は、上下方向に延びる形状を有し、底部21を貫通するように配置される。各通電電極50の先端部は、溶融ガラスGに挿入されるように溶解槽20内に延びている。各通電電極50は導電体で構成され、底部21に対して電気的に絶縁されている一方で、溶融ガラスGとは電気的に導通するように構成されている。複数対の通電電極50は、X軸方向に沿って配置される。通電電極50の各対は、Y軸方向に互いに対向するように配置される。なお、複数対の通電電極は、Y軸方向に沿って配置されてもよい。その場合、通電電極の各対は、X軸方向に互いに対向するように配置される。通電電極50の各対に対し、交流電圧を印加する電源100が接続される。通電電極50に印加された交流電圧は、通電電極50を通じて溶融ガラスGに印加されるため、溶融ガラスGに電気が流れてジュール熱が発生し、溶融ガラスGが加熱される。本実施形態では、底部21に通電電極50を配置するので、溶解槽20下部の空間を有効利用できる。
上部構造物30は、溶解槽20の側壁部22より上方に立ち上がる横壁部材31と、横壁部材31の上方に配置された天井部材32とを備える。図1に示されるように、X軸方向に垂直な断面(紙面おける断面)において、横壁部材31は上下に延びており、天井部材32は、アーチ形状を有している。横壁部材31は、下端に顎部31aと、上端に天井部材32の重量を支え天井部材32のアーチ形状を維持する受け部31bとを備えている。
溶解槽20及び上部構造物30には、導電性を有するレンガとして電鋳レンガが用いられる。電鋳レンガは、焼成レンガに比べて、高温で溶解した溶融ガラスGに対して高い耐食性を有しており、溶解した溶融ガラスGを汚染しにくい、という優れた特性を有する。電鋳レンガは、焼成レンガに比べて比抵抗が低いという特性も有する。
電鋳レンガとしては、AZS系電鋳レンガ、ジルコニア系電鋳レンガ、又はアルミナ系電鋳レンガが挙げられる。また、電鋳レンガ以外の導電性を有するレンガとしては、レンガの表面を白金、白金合金、又はイリジウムで被膜した貴金属被膜レンガが挙げられる。
図1に示すように、溶解槽20と上部構造物30との間には高抵抗耐火物23が設置されており、溶解槽20と上部構造物30との間の空間を埋めている。高抵抗耐火物23としては、デンスジルコンレンガ、ジルコン質レンガ、又はムライト質レンガが挙げられる。ここでいう高抵抗とは、1400℃における比抵抗が6000Ω・cm以上であることを意味する。
図1に示すように、支持構造物40は、上下方向に延びる支柱部41と、支柱部41から上部構造物30に向かって水平方向に延びる腕部42とを備える。腕部42は、支柱部41側の基端部42aと、上部構造物30側の先端部42bとを有する。先端部42bの上部には、支持ユニット60が固定される。
本実施形態では、腕部42の先端部42bの上部に支持ユニット60を介して横壁部材31の顎部31aを載置し、横壁部材31の受け部31bに天井部材32を載置することによって、支持構造物40は横壁部材31を支持し、横壁部材31は天井部材32を支持している。
支持構造物40は、溶解槽20及び上部構造物30の周囲に複数形成される。各支持構造物40は、支柱部41、及び腕部42を備える。本実施形態では、複数の支柱部41をX軸方向に沿って所定のピッチで設置することによって、複数の支持構造物40を形成している。
支柱部41が鋼材の場合、複数の支柱部41を10m以下のピッチで設置すれば、上部構造物30の重量を充分に支えることができる。本実施形態では鋼材としてH形鋼を用いている。
隣り合う支柱部41は、所定間隔を有するように形成される。隣り合う支柱部41同士の間の所定間隔は、隣り合う支柱部41に固定された各支持ユニット60同士で電気絶縁空間を確保できるなら、どのような間隔であってもよい。
支持ユニット60は、導電性材料から形成される支持プレート61と、第一絶縁体62及び第二絶縁体63とを備える。支持プレート61は、第一絶縁体62と第二絶縁体63との間に設けられる。本実施形態において、支持ユニット60は、上から順に第一絶縁体62、支持プレート61及び第二絶縁体63を有する三層の積層配置となっている。第一絶縁体62及び第二絶縁体63の材料としては、雲母板、テープ状のガラス繊維材料、ペーパー状のガラス繊維材料、電気絶縁性セメント板、又はシャモット質レンガが挙げられる。
第一絶縁体62の電気抵抗値と、第二絶縁体63の電気抵抗値とを異ならせてもよい。本実施形態では、第一絶縁体62の電気抵抗値よりも第二絶縁体63の電気抵抗値を大きくしている。第一絶縁体62と第二絶縁体63との電気抵抗値を異ならせるには、積層方向の厚さ、積層方向に垂直な方向の面積、又は絶縁体の材料を異ならせればよい。
後で詳細を説明するように、支持ユニット60の構成によって、支持ユニット60の絶縁特性を検知できる。
本実施形態のガラス溶解炉10を用いたガラス製造方法について図2を参考に説明する。
ガラス原料を溶解槽20内に供給し、ガラス原料を加熱して溶解する(溶解工程:S1)。横壁部材31又は天井部材32を貫通して設けられたバーナー(不図示)の火炎をガラス原料に向かって放射することによって、ガラス原料を上方から加熱する。バーナーの火炎によって加熱すると共に、複数の通電電極50に電圧を印加することによって通電し、ジュール熱を発生させ、ガラス原料を加熱する。
ガラス原料を溶解して得られた溶融ガラスGは、溶解槽20より下流に設けられた成形炉(不図示)で成形される(成形工程:S2)。成形されたガラスは、成形炉より下流に設けられた徐冷炉(不図示)で徐冷され(徐冷工程:S3)、ガラス製品となる。
本実施形態のガラス溶解炉10における絶縁特性検知方法について詳しく説明する。
溶解工程S1において、溶融ガラスGに電圧を印加すると、溶解槽20だけではなく、様々な電気経路を経由して、溶融ガラスGから上部構造物30に電気が流れてしまう。様々な電気経路としては、溶融ガラスGからバーナーの火炎を介して上部構造物30に到達する電気経路、又は溶融ガラスGから側壁部22を経由して上部構造物30に到達する電気経路がある。特に電鋳レンガは導電性を有するため、本実施形態のように溶解槽20及び上部構造物30が電鋳レンガを含んでいると、溶融ガラスGから上部構造物30に電気が流れやすい。
溶融ガラスGから上部構造物30に電気が流れると、上部構造物30は接地電位に対して高電位を有することとなる。一方、支持構造物40は、溶解槽20の外部に設けられるため、支持構造物40に鋼材を用いると、接地電位となる。
本実施形態では、接地電位より高電位となった上部構造物30と接地電位である支持構造物40との間に電流が流れないように、支持ユニット60に第一絶縁体62及び第二絶縁体63が設けられる。第一絶縁体62及び第二絶縁体63を設けることで、高電位となった上部構造物30と接地電位である支持構造物40との間を電気絶縁している。
さらに、第一絶縁体62と第二絶縁体63とを積層配置することによって、上部構造物30と支持構造物40との間の電気抵抗値は、支持プレート61に鋼材が用いられるため、実質的に第一絶縁体62の電気抵抗値と第二絶縁体63の電気抵抗値との和となる。したがって、上部構造物30と支持構造物40との間に、より高い電気抵抗値を持たせることができ、よりエネルギー効率の低下を抑制できる。
しかも、第一絶縁体62及び第二絶縁体63の間の電気的絶縁距離を大きくし、上部構造物30と支持構造物40との間の電気抵抗値を高くすれば、上部構造物30と支持構造物40との間の火花放電を抑制できる。火花放電を抑制すれば、周辺部材の劣化、又はエネルギー効率の低下を抑制できる。
本実施形態において、導電性を有するレンガとは、溶解槽20内で溶解した溶融ガラスGと同程度の導電性を有するレンガを意味する。したがって、少なくとも導電性を有するレンガを上部構造物30に含むガラス溶解炉であれば、上部構造物30を設けたことによるジュール熱損失が課題となる。そして、本実施形態によって、その課題を解決できる。
たとえ、ガラス原料の付着、堆積物蓄積、湿気起因等によって、いずれか1箇所の絶縁体に絶縁不良が起こったとしても、本実施形態では、各支持ユニット60に第一絶縁体62及び第二絶縁体63を設けることによって、上部構造物30と支持構造物40との間の電気絶縁は維持される。加えて、隣り合う支柱部41に固定された各支持ユニット60同士で電気絶縁空間を確保したことによって、絶縁不良が起こった支持ユニット60を特定できる。
支持ユニット60の絶縁不良が起こっていない場合は、支持ユニット60の支持プレート61は、上部構造物30及び支持構造物40と電気的に絶縁され、支持プレート61の電位は、接地電位(支持構造物40の電位)と上部構造物30の電位とは異なる電位を維持している。
しかし、支持ユニット60の絶縁不良が起こった場合は、たとえば、複数の支持ユニット60のうち、いずれか一つの支持ユニット60の第二絶縁体63が絶縁不良により短絡すると、短絡が起こった第二絶縁体63上の支持プレート61は接地電位となる。一方、他の支持ユニット60の支持プレート61は、絶縁不良が起こった第二絶縁体63上の支持プレート61とは電気絶縁されているから、接地電位より高い電位を維持している。したがって、複数の支持ユニット60の各支持プレート61の電位を比較することによって、いずれの支持ユニット60に異常が起こったか検知できる。支持プレート61の電位を特定するために、たとえば、接地電位(支持構造物40の電位)に対する支持プレート61の電圧を測定する。また、電位の特定として、上部構造物30の電位に対する支持プレート61の電圧、又は支持プレート61の電位に対する上部構造物30の電圧を測定してもよい。さらに、電位の特定に代えて、第二絶縁体63の電気抵抗値(支持プレート61と支持構造物40との間の電気抵抗値)を測定して、第二絶縁体63の絶縁特性を特定してもよい。
逆に、複数の支持ユニット60のうち、いずれか一つの支持ユニット60の第一絶縁体62が絶縁不良により短絡すると、短絡が起こった第一絶縁体62下の支持プレート61は上部構造物30の電位となる。一方、他の支持ユニット60の支持プレート61は、絶縁不良が起こった第一絶縁体62下の支持プレート61とは電気絶縁されているから、接地電位と上部構造物30の電位とは異なる電位を維持している。支持プレート61の電位を特定するために、上部構造物30の電位に対する支持プレート61の電圧、又は支持プレート61の電位に対する上部構造物30の電圧を測定する。絶縁不良が起こった第一絶縁体62下の支持プレート61は上部構造物30の電位を示す。したがって、どの支持ユニット60に異常が起こったのかを検知できる。もちろん、接地電位(支持構造物40の電位)に対する支持プレート61の電圧を測定しても異常を検出できる。さらに、電圧の測定に代えて、第一絶縁体62の電気抵抗値(上部構造物30と支持プレート61との間の電気抵抗値)を測定してもよい。
第二絶縁体63の異常は、必ずしも短絡に至るものでなくても、第二絶縁体63の電気抵抗値が変化するだけでも、支持プレート61の電位が変化する。したがって、支持ユニット60の第二絶縁体63の電気抵抗値が変化する程度の異常であっても、いずれの支持ユニット60に異常が起こったか検知できる。第一絶縁体62の異常についても同様である。
本実施形態の場合、第一絶縁体62の電気抵抗値と第二絶縁体63の電気抵抗値とを、互いに異なる電気抵抗値としている。したがって、ガラス原料の付着、堆積物蓄積、湿気起因等によって、積層された複数の絶縁体で絶縁劣化が同時に進行したとしても、電気抵抗値の高い絶縁体が絶縁不良に至る前に、電気抵抗値の低い絶縁体の絶縁不良を検知できる。特に本実施形態の場合、第一絶縁体62の電気抵抗値よりも第二絶縁体63の電気抵抗値を大きくしているから、第二絶縁体63が絶縁不良に至る前に、第一絶縁体62を検知できる。第一絶縁体62の電気抵抗値よりも第二絶縁体63の電気抵抗値を大きくすることによって、第一絶縁体62及び第二絶縁体63は同時に絶縁不良に至らないから、上部構造物30に流れる電流又は火花放電を抑制できる。
「第二実施形態」
本発明に係るガラス溶解炉の第二実施形態について、図3を参照して説明する。以下、第一実施形態と異なる点のみ説明する。第二実施形態のガラス溶解炉10Aは、第一実施形態と上部構造物及び支持構造物の構造が異なっている。
上部構造物30Aは、溶解槽20の側壁部22より上方に立ち上がる横壁部材31Aと、横壁部材31Aの上方に配置された天井部材32Aとを備える。図3に示されるように、X軸方向に垂直な断面において、横壁部材31Aは上下に延びており、天井部材32Aは、アーチ形状を有している。横壁部材31Aは、下端に顎部31Aaと、上端に上方に延びる延在部31Abとを備えている。
図3に示すように、延在部31Abの上部には、高抵抗耐火物33が設置されており、横壁部材31Aと天井部材32Aとの間の空間を埋めている。高抵抗耐火物33としては、デンスジルコンレンガ、ジルコン質レンガ、又はムライト質レンガが挙げられる。
図3に示すように、第二実施形態の支持構造物40は、支柱部41、支柱部41から上部構造物30Aに向かって水平方向に延びる腕部42、及び腕部42の上方に形成され、支柱部41から上部構造物30Aに向かって水平方向に延びる腕部43を備える。
腕部42は、支柱部41側の基端部42aと、上部構造物30A側の先端部42bとを有する。同様に、腕部43は、支柱部41側の基端部43aと、上部構造物30A側の先端部43bとを有する。
先端部42bの上部には、支持ユニット60が固定され、先端部43bの上部には、支持ユニット70が固定されている。
腕部42の先端部42bの上部に、支持ユニット60を介して横壁部材31Aの顎部31Aaを載置し、腕部43の先端部43bの上部に、支持ユニット70を介して天井部材32Aの顎部32Aaを載置することによって、支持構造物40は、上部構造物30Aの天井部材32A及び横壁部材31Aを支持している。図3に示すように、支持ユニット70は、X軸方向に垂直な断面においてL字形状を有し、載置される天井部材32Aのアーチ形状を維持する。
支持ユニット60は、導電性材料から形成される支持プレート61と、支持プレート61を挟んで積層配置される第一絶縁体62及び第二絶縁体63とを備える。本実施形態においても、支持ユニット60は、上から順に第一絶縁体62、支持プレート61及び第二絶縁体63を有する三層の積層配置となっている。支持ユニット70も、導電性材料から形成される支持プレート71と、支持プレート71を挟んで積層配置される第三絶縁体72及び第四絶縁体73とを備える。本実施形態において、支持ユニット70は、上から順に第三絶縁体72、支持プレート71及び第四絶縁体73を有する三層の積層配置となっている。
本実施形態では、横壁部材31Aが支持ユニット60、天井部材32Aが支持ユニット70にそれぞれ別々に支持されるため、より重量の重い上部構造物30Aを支持できる。加えて、いずれの支持ユニット60及び70に異常が起こったか検知できる。
また、本実施形態の支持構造物40も、溶解槽20及び上部構造物30Aの周囲に複数形成される。
「第三実施形態」
本発明に係るガラス溶解炉の第三実施形態について、図4を参照して説明する。
第三実施形態のガラス溶解炉10Bは、第一実施形態と通電電極の構造及び配置が異なっており、複数の通電電極51が溶解槽20の側壁部22に設けられる。通電電極51は、平面を有する平面部51aと、側壁部22を貫通するように配置された貫通部51bとを有する。平面部51aは、貫通部51bが貫通する方向に交差する平面を有する。平面部51a及び貫通部51bは、導電体で構成され、互いに電気的に接続されている。各通電電極51の平面部51aは、溶融ガラスGに挿入されるように溶解槽20内に配置されている。各通電電極51の貫通部51bは、側壁部22と電気的に絶縁されている一方で、各通電電極51の平面部51aは、溶融ガラスGと導通するように構成されている。本実施形態では、側壁部22に通電電極51を配置するから、溶解槽20側部の空間を有効利用できる。
図4に示すように、Y軸方向に沿って一対の通電電極51の平面部51aが、互いに対向するように配置される。また、本実施形態も複数対の通電電極51を備え、複数対の通電電極51は、X軸方向に沿って配置される。
「第四実施形態」
本発明に係るガラス溶解炉の第四実施形態について、図5を参照して説明する。
第四実施形態のガラス溶解炉10Cは、第二実施形態と通電電極の構造及び配置が異なっている。図5に示すように、第四実施形態の通電電極の構造及び配置は、第三実施形態のガラス溶解炉の通電電極の構造及び配置と同様である。
本実施形態では、第二実施形態と同様に、より重量の重い上部構造物30Aを支持でき、いずれの支持ユニット60及び70に異常が起こったか検知できる効果と、第三実施形態と同様に、溶解槽20側部の空間を有効利用できる効果とが得られる。
「第五実施形態」
本発明に係るガラス溶解炉の第五実施形態について、図6を参照して説明する。
第五実施形態のガラス溶解炉10Dは、第一実施形態と通電電極の構造及び配置が異なっている。複数の通電電極53が溶解槽20の側壁部22に設けられる。各通電電極53は、側壁部22を貫通するように配置される。各通電電極53の先端部は、溶融ガラスGに挿入されるように溶解槽20内に延びている。各通電電極53は、側壁部22と電気的に絶縁されている一方で、溶融ガラスGと導通するように構成されている。本実施形態では、側壁部22に通電電極53を配置するから、溶解槽20側部の空間を有効利用できる。
図6に示すように、Y軸方向に沿って一対の通電電極53が互いに対向するように配置されている。また、本実施形態も複数対の通電電極53を備え、複数対の通電電極53は、X軸方向に沿って配置される。
「第六実施形態」
本発明に係るガラス溶解炉の第六実施形態について、図7を参照して説明する。
第六実施形態のガラス溶解炉10Eは、第二実施形態と通電電極の構造及び配置が異なっている。図7に示すように、第六実施形態の通電電極の構造及び配置は、第五実施形態のガラス溶解炉10Dの通電電極の構造及び配置と同様である。
本実施形態では、第二実施形態と同様に、より重量の重い上部構造物30Aを支持でき、いずれの支持ユニット60及び70に異常が起こったか検知できる効果と、第五実施形態と同様に、溶解槽20側部の空間を有効利用できる効果とが得られる。
以上、本発明の実施の形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成は前記実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更も含まれる。
本実施形態のガラス溶解炉10は、バーナー加熱及び電気加熱により、ガラス原料の溶解を行っているが、電気加熱単独でガラス原料の溶解を行ってもよい。
本実施形態の溶解槽20及び上部構造物30は、水平面内の一軸方向に長く伸びた形状を有するものであるが、ガラスを溶解できるなら、どのような形状であっても構わない。
本実施形態では、支持ユニット60を腕部42の先端部42bの上部に固定したが、上部構造物30に固定してもよい。また、支持ユニット60を、腕部42の先端部42bにも上部構造物30にも固定せず、腕部42の先端部42bに載置するものであってもよい。
本実施形態では、支持構造物40は、溶解槽20及び上部構造物30の周囲に(少なくともX軸方向に沿って)複数形成されるが、単一の支持構造物40で上部構造物30を支持できるなら、複数設けなくてもよい。さらに支持構造物40は、腕部42及び支柱部41を備えたものに限らず、上部構造物30を支持できる構造であれば、どのような構造を有するものであってもよい。
本実施形態では、隣り合う支柱部41に固定された各支持ユニット60同士で電気絶縁空間を確保しているが、各支持ユニット60の間に絶縁体を設けることによって電気絶縁を確保するものであってもよい。同様に、隣り合う支柱部41に固定された各支持ユニット70の間に絶縁体を設けてもよい。
高抵抗耐火物23によって、溶解槽20及び溶解槽20内の溶融ガラスGと上部構造物30とを電気的に絶縁してもよい。溶解槽20及び溶解槽20内の溶融ガラスGと上部構造物30とを電気的に絶縁すれば、溶解槽20及び溶解槽20内の溶融ガラスGから上部構造物30への電流の流れを減少させることができる。溶融ガラスGの比抵抗に比べて、10倍以上の比抵抗を有する高抵抗耐火物23を用いれば、溶解槽20及び溶解槽20内の溶融ガラスGと上部構造物30とを充分に絶縁できるため好ましい。高抵抗耐火物33についても同様に、横壁部材31Aと天井部材32Aとを電気的に絶縁するものとしてもよい。
高抵抗耐火物23は、溶解槽20と上部構造物30との隙間を気密に埋めるものであってもよい。溶解槽20と上部構造物30との隙間を気密にすれば、溶解槽20及び上部構造物30内部のガスが外部に漏れにくくなる。高抵抗耐火物33についても同様に、横壁部材31Aと天井部材32Aとの隙間を気密に埋めるものであってもよい。
本実施形態では、支柱部41の鋼材としてH形鋼を用いるが、上部構造物30を支えることができるものであれば、I型鋼、L型鋼、又は角鋼であってもよい。
本実施形態では、二つの絶縁体及び一つの導電性材料を積層配置しているが、三以上の絶縁体及び二以上の導電性材料を積層配置してもよい。
本実施形態では、第一及び第二実施形態、第三及び第四実施形態、及び第五及び第六実施形態で異なる通電電極を用いた形態を説明したが、各通電電極を組み合わせた形態でもよい。溶解槽下部又は側部の空間を有効利用できるものであればどのような組み合わせでもよい。
本実施形態で用いられるガラス原料の組成には特に制約がなく、ソーダライムガラス、無アルカリガラス、混合アルカリ系ガラス、ホウケイ酸ガラス、又はその他のガラスのいずれであってもよい。また、製造されるガラス製品の用途は、建築用、車両用、フラットパネルディスプレイ用、又はその他の各種用途が挙げられる。
10、10A、10B、10C、10D、10E:ガラス溶解炉
20:溶解槽
21:底部
22:側壁部
23:高抵抗耐火物
30、30A:上部構造物
31、31A:横壁部材
31a、31Aa:顎部
31b:受け部
31Ab:延在部
32、32A:天井部材
32Aa:顎部
33:高抵抗耐火物
40:支持構造物
41:支柱部
42:腕部
42a:基端部
42b:先端部
43:腕部
43a:基端部
43b:先端部
50:通電電極
51:通電電極
51a:平面部
51b:貫通部
53:通電電極
60:支持ユニット
61:支持プレート
62:第一絶縁体
63:第二絶縁体
70:支持ユニット
71:支持プレート
72:第三絶縁体
73:第四絶縁体
100:電源
G:溶融ガラス

Claims (6)

  1. 内部にガラス原料が供給される溶解槽と、
    前記溶解槽の内部に設けられた電極と、
    前記溶解槽の外部に設けられた支持構造物と、
    積層された複数の絶縁体及び前記複数の絶縁体の間に設けられた支持プレートを有し、積層方向の一方側の前記絶縁体が前記支持構造物に固定された支持ユニットと、
    導電性を有するレンガから形成され、前記積層方向の他方側の前記絶縁体を介して前記支持ユニットに支持されて前記溶解槽の上方を覆う上部構造物と
    を備えるガラス溶解炉。
  2. 前記上部構造物が電鋳レンガを含む
    請求項1に記載のガラス溶解炉。
  3. 前記溶解槽と前記上部構造物との間に設けられた高抵抗耐火物を備える
    請求項1又は2に記載のガラス溶解炉。
  4. 前記上部構造物が、前記溶解槽の側壁より上方に立ち上がる横壁部材と、該横壁部材の上方に配置された天井部材とを備え、
    前記支持ユニットが複数設けられ、
    前記横壁部材と前記天井部材とが互いに異なる前記支持ユニットに支持されている
    請求項1から3のいずれか一項に記載のガラス溶解炉。
  5. 前記複数の絶縁体の電気抵抗値は、それぞれ異なる
    請求項1から4のいずれか一項に記載のガラス溶解炉。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載のガラス溶解炉を用いたガラス製造方法であって、
    前記溶解槽に前記ガラス原料を供給し、前記電極に電圧を印加することによって前記ガラス原料を溶解し、溶融ガラスを得る溶解工程と、
    前記溶解槽より下流に設けられた成形炉で、前記溶融ガラスを成形する成形工程と、
    前記成形炉より下流に設けられた徐冷炉で、成形されたガラスを徐冷する徐冷工程と
    を含むガラス製造方法。
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