JP7167452B2 - 電子機器及び受信制御方法 - Google Patents

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Description

この発明は、電子機器及び受信制御方法に関する。
自己位置を測位するためのGPS(Global Positioning System)受信装置を内蔵した電子機器が普及してきている。GPS受信装置は、地球を周回するGPS衛星からの信号を受信して自己位置の測位を行うが、測位を行うためには、少なくとも3つ以上のGPS衛星からの信号を受信する必要がある。GPS受信装置が屋内にある場合は、十分な数のGPS衛星からの信号を受信することはできず、測位を行うことはできない。従って、GPS受信装置は、測位のための受信動作を屋内で行っても測位を行うことはできないので、電力を無駄に消費してしまうことになる。そこで、例えば、特許文献1に開示されている電子時計では、ソーラーセルでの発電量に応じて、GPS受信装置の動作を制御することによって、無駄な受信動作を控え、低消費電力化を図っている。
特開2011-38988号公報
特許文献1に開示されている電子時計は、ソーラーセルでの発電量が小さい場合には屋内にいると判断して、GPS受信装置が測位のための受信動作を行わないように制御している。しかし、夜間においては、屋外にいたとしてもソーラーセルでの発電量は小さいため、この電子時計は屋内にいると誤判断してしまい、本来は測位可能なのに、測位のためのGPS受信の機会を失ってしまっていた。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、測位衛星信号受信動作制御の精度をより向上させることが可能な電子機器及び受信制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る電子機器は、
外部装置から電力の供給を受けて二次電池に給電する第1給電部と、
ソーラーセルにより発電した電力を前記二次電池に給電する第2給電部と、
測位衛星から送信される衛星信号を受信する測位衛星信号受信部と、
制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記第1給電部が前記外部装置から電力の供給を受けている場合、前記測位衛星信号受信部の受信動作を制限し、この場合において、前記第2給電部からの給電レベルが所定のレベルより小さい場合には、更に前記測位衛星信号受信部の受信動作を制限する。
本発明によれば、測位衛星信号受信動作制御の精度をより向上させることができる。
本発明の第1実施形態に係る電子時計の構成例を示す図である。 第1実施形態に係る測位衛星信号受信制御処理のフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る測位衛星信号受信制御処理のフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る測位衛星信号受信制御処理のフローチャートである。 本発明の第4実施形態に係る電子時計の構成例を示す図である。 第4実施形態に係る測位衛星信号受信制御処理のフローチャートである。
以下、実施形態について、図面を参照して説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付す。
(第1実施形態)
第1実施形態に係る電子時計100は、図1に示すように、ハードウェア構成として、マイクロコントローラ110と、発振回路111と、第1給電部131と、第2給電部132と、二次電池133と、第1給電部131と二次電池133との間のSW(Switch)134と、第2給電部132と二次電池133との間のSW135と、測位衛星信号受信部141と、表示部142と、操作部143と、ROM(Read Only Memory)144と、を備える。
マイクロコントローラ110は、分周回路112と、計時回路113と、RAM(Random Access Memory)114と、制御部としてのCPU(Central Processing Unit)120と、を備える。なお、分周回路112、計時回路113及びRAM114は、マイクロコントローラ110の内部に限られず、マイクロコントローラ110の外部に設けられてもよい。また、発振回路111及びROM144は、マイクロコントローラ110の外部に限られず、マイクロコントローラ110の内部に設けられてもよい。
発振回路111は、水晶振動子等の振動子を発振させて、所定の周波数信号(クロック信号)を生成して出力する。
分周回路112は、発振回路111から入力された周波数信号を計時回路113やCPU120が利用する周波数の信号に分周して出力する。分周回路112が出力する信号の周波数は、CPU120による設定に基づいて変更されてもよい。
計時回路113は、分周回路112から入力された信号の振動回数を計数することによって現在時刻を計時する。なお、計時回路113は、所定の時間(例えば1秒)毎にRAM114に記憶させる値を変化させるソフトウェアにより構成されてもよいし、或いは、専用のハードウェアにより構成されてもよい。計時回路113が計時する時刻は、所定のタイミングからの累積時間、UTC(Coordinated Universal Time、協定世界時)、JST(Japan Standard Time、日本標準時)等の各地の標準時、又は予め設定された都市の時刻(地方時)等のうち何れであってもよい。また、この計時回路113が計時する時刻は、必ずしも年月日時分秒の形式でなくてもよい。なお、本実施形態において、発振回路111、分周回路112及び計時回路113により計時部が構成される。
RAM114は、SRAM(Static Random Access Memory)やDRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性のメモリである。RAM114は、ワークメモリとして、一時的なデータ、各種設定データ、表示部142に表示する画像データ等を記憶する。本実施形態において、画像データとは、例えば現在時刻、年月日、曜日、バッテリ残量等を表す画像データである。
CPU120は、各種演算処理を行い、電子時計100の全体動作を統括制御するプロセッサである。CPU120は、ROM144に記憶されている制御プログラムを読み出し、RAM114をワークメモリとして用いながら、電子時計100の各種機能に係る演算制御、表示制御等を行う。
第1給電部131は、外部装置から電力の供給を受けて二次電池133に給電する給電部である。例えば、第1給電部131は、外部のワイヤレス充電装置から電磁誘導により電力の供給を受けて、二次電池133に給電する給電部である。電子時計100が外部装置(例えばワイヤレス充電装置)に接続(セット)されると、外部装置から電力の供給を受けて、第1給電部131から給電電圧VS(例えば5V)の電圧が出力される。そして、第1給電部131から出力される電圧により二次電池133が充電される。したがって、第1給電部131の出力電圧Vを基準電圧VR(0VとVSの間の電圧。例えば3V)と比較し、出力電圧Vが基準電圧VRを超えていれば、電子時計100は外部装置に接続(セット)されていると判定することができる。なお、ワイヤレス充電装置に関して、ワイヤレス充電の方式は電磁誘導方式に限定されず、例えば、磁界共鳴方式でもよい。また、第1給電部131による充電は、ワイヤレス充電に限定されず、例えばUSB(Universal Serial Bus)充電等、外部装置からケーブルにより電力の供給を受けるものであってもよい。なお、第1給電部131は、第1給電手段として機能する。
第2給電部132は、ソーラーセルを備え、ソーラーセルが光を受けることによって発電した電力を二次電池133に給電する給電部である。第2給電部132が出力する電力(給電レベル)は、ソーラーセルが受けた光の強さが強ければ強いほど大きくなる。ここでは、ソーラーセルが太陽光(照度が1万ルクス相当以上の光)を受光している場合は、第2給電部132から基準電流CR(例えば50μA)を超える電流が出力されるものとする。なお、第2給電部132は、第2給電手段として機能する。
二次電池133は、リチウムイオン電池等の二次電池であり、電子時計100の各部に電力を供給する。また、二次電池133は、第1給電部131又は第2給電部132からの給電により充電される。
SW134及びSW135は、マイクロコントローラ110により接続/切断の制御が可能なスイッチである。SW134は、第1給電部131から二次電池133に給電するか否かを切り換える。また、SW135は、第2給電部132から二次電池133に給電するか否かを切り換える。SW134及びSW135は、これらのスイッチにより、二次電池133の充電を第1給電部131と第2給電部132のどちらの給電部からの給電により行うかを切り換え、また、二次電池133の過充電を防ぐ。
測位衛星信号受信部141は、測位衛星から送信される衛星信号を受信する。測位衛星信号受信部141は、例えば測位衛星であるGPS衛星のL1帯(1.57542GHz)の衛星信号を受信可能なアンテナ及び受信回路を備え、GPS衛星から送信される衛星信号を受信する。そして、受信した衛星信号に含まれる情報をマイクロコントローラ110に伝える。なお、この衛星信号に含まれる情報は、基本的には測位のための情報であるが、この情報には現在時刻の情報も含まれている。例えば、GPS衛星の衛星信号により測位を行うためには、少なくとも3つ以上のGPS衛星からの衛星信号を受信する必要があるが、1つのGPS衛星からの衛星信号を受信するだけで現在時刻の取得を行うことができる。なお、測位衛星信号受信部141は、測位衛星信号受信手段として機能する。
表示部142は、時刻や各種機能に係るデータを表示する。本実施形態において、表示部142は、時刻をデジタル表示する液晶パネルを備えるが、これに限られない。例えば、表示部142は、秒針、分針、時針等を備え、時刻をアナログ表示するものであってもよい。また、表示部142は、秒針、分針、時針等に加えて液晶パネルも備え、時刻を各針でアナログ表示し、さらに液晶パネルに日時や各種機能に係るデータを表示するものであってもよい。
操作部143は、ユーザからの入力操作を受け付けて、当該入力操作に応じた電気信号を入力信号としてマイクロコントローラ110に送る。操作部143は、例えば、押しボタンスイッチやりゅうずを含む。あるいは、操作部143として、タッチセンサが、表示部142の表示画面に重ねて設けられ、表示画面とともにタッチパネルを構成してもよい。この場合、タッチセンサは、当該タッチセンサへのユーザの接触動作に係る接触位置や接触態様を検出し、検出された接触位置や接触態様に応じた操作信号をマイクロコントローラ110に送る。
ROM144は、マスクROM、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリであり、制御プログラムや初期設定データを記憶する。ROM144に記憶されている制御プログラムには、後述する測位衛星信号受信制御処理のためのプログラムが含まれている。
次に、第1実施形態に係る電子時計1のCPU120の機能構成について説明する。図1に示すように、CPU120は、給電電圧検出部121、給電電流検出部122及び動作モード制御部123として機能する。ただし、給電電圧検出部121及び給電電流検出部122は、CPU120で実現されてもよいし、CPU120以外のペリフェラルや専用IC(Integrated Circuit)で実現されてもよい。また、ペリフェラルや専用ICとCPU120との協働により実現されてもよい。
給電電圧検出部121としてのCPU120は、第1給電部131から出力されている電圧の値を検出する。第1給電部131からの給電により二次電池133が充電されるか否かはSW134でON/OFFできるが、給電電圧検出部121は、二次電池133が第1給電部131により充電されているか否かによらず、第1給電部131から出力されている電圧を検出する。給電電圧検出部121は、この検出を行うに当たり、第1給電部131とSW134とを結線している給電ラインの電圧を検出してもよいし、第1給電部131から給電の有無を示す信号を受け取ってもよい。給電電圧検出部121が第1給電部131から給電の有無を示す信号を受け取る場合は、給電電圧検出部121は、給電有の信号を受け取ったら、基準電圧VRを超える電圧が検出されたものとみなす。給電電圧検出部121は、給電電圧検出手段として機能する。
給電電流検出部122としてのCPU120は、第2給電部132から二次電池133に流れる電流の値を検出する。ただし、第2給電部132からの給電により二次電池133が充電されるか否かはSW135でON/OFFできるため、給電電流検出部122は、SW135がOFFの場合は、第2給電部132から出力されている電圧の値を検出し、規定電圧(例えば7V)以上の電圧が検出された場合は、規定電流(例えば100μA)の電流が検出されたとみなす。ここで、上記「規定電圧」とは、第2給電部132の備えるソーラーセルが太陽光(照度が1万ルクス相当の光)を受光している時に出力される電圧の値である。また、上記「規定電流」とは、SW135がONの場合に第2給電部132の備えるソーラーセルが太陽光(照度が1万ルクス相当の光)を受光している間に第2給電部132から二次電池133に流れる電流の値である。給電電流検出部122は、給電電流検出手段として機能する。
動作モード制御部123としてのCPU120は、後述する測位衛星信号受信制御処理により、測位衛星信号受信部141による測位衛星信号受信のモード(受信モード)を切り換える。なお、受信モードには、測位衛星信号受信部141を動作させない(衛星信号を受信しない)「受信OFF」、測位衛星信号受信部141で受信した衛星信号で測位は行わず時刻情報を取得する(1つの測位衛星からの衛星信号だけ受信する)「時刻受信」、測位衛星信号受信部141で受信した衛星信号で測位を行う(例えば、GPS衛星の信号に基づく測位の場合、3つ以上のGPS衛星からの衛星信号を受信する)「測位」の3つのモードが存在する。動作モード制御部123としてのCPU120は、受信動作制限手段として機能する。
次に、CPU120が、受信モードを切り換える処理である測位衛星信号受信制御処理について、図2を参照して説明する。測位衛星信号受信制御処理は、電子時計100が起動すると、1つのスレッドとして起動し、他のスレッドと並行して処理が開始される。この処理においては、電子時計100のユーザが屋外から帰宅すると、電子時計100をワイヤレス充電装置にセットして充電することを想定している。
動作モード制御部123としてのCPU120は、まず初期化処理として、受信モードを「測位」にする(ステップS101)。これにより、測位衛星信号受信部141は通常の受信動作を開始する。なお、電子時計100の製品仕様を決定する際に、省電力化等のために、測位衛星信号受信部141の初期動作として、受信動作を停止させることが選択された場合は、ステップS101では、動作モード制御部123の受信モードを「受信OFF」にする。
次に、CPU120は、給電電圧検出部121が検出した電圧V1が基準電圧VRよりも高いか否かを判定する(ステップS102)。ステップS102は判定ステップとも呼ばれる。基準電圧VR以下なら(ステップS102;No)、動作モード制御部123は受信モードを「測位」にする(ステップS103)。電圧V1が基準電圧VR以下の場合は、電子時計100はワイヤレス充電装置にセットされておらず、ユーザは外出中と考えられ、3つ以上のGPS衛星からの電波を受信可能と考えられるからである。そして、ステップS102に戻る。
一方、給電電圧検出部121が検出した電圧V1が基準電圧VRよりも高いなら(ステップS102;Yes)、CPU120は、給電電流検出部122が検出した電流C2が基準電流CRよりも大きいか否かを判定する(ステップS104)。電流C2が基準電流CR以下なら(ステップS104;No)、動作モード制御部123は受信モードを「受信OFF」にする(ステップS105)。これにより、測位衛星信号受信部141は受信動作を停止する。ステップS105は受信動作制限ステップとも呼ばれる。電流C2が基準電流CR以下の場合、ソーラーセルは太陽光を受光しておらず、電子時計100は窓から離れた屋内にあると考えられ、GPS衛星からの電波はあまり受信できないと考えられるからである。そして、ステップS102に戻る。
一方、給電電流検出部122が検出した電流C2が基準電流CRよりも大きいなら(ステップS104;Yes)、動作モード制御部123は受信モードを「時刻受信」にする(ステップS106)。これにより、測位衛星信号受信部141は1つのGPS衛星からの衛星信号を受信して現在時刻を取得するモードになる。この場合、電子時計100はワイヤレス充電装置にセットされているのにソーラーセルは太陽光を受光しているので、電子時計100は屋内ではあるが窓際で充電されていると考えられ、少なくとも1つのGPS衛星からの電波は受信可能と考えられるからである。そして、ステップS102に戻る。このように、動作モード制御部123は、電子時計100が屋内にあるときも、ソーラーセルでの発電量に基づき、測位衛星信号受信部141の動作を段階的に制限する。
以上の測位衛星信号受信制御処理により、夜間であっても屋外にいると考えられる場合(ワイヤレス充電されていない場合)は、受信モードが「測位」となり、測位衛星信号受信部141で受信した信号に基づき、電子時計100は現在位置を測位することができる。また、太陽光を受光していても屋内にいると考えられる場合(ワイヤレス充電されている場合)は、受信モードが「時刻受信」となり、電子時計100は、無駄な測位処理をしないですむため省電力化が図れる。したがって、上述の測位衛星信号受信制御処理により、測位衛星信号受信動作制御の精度をより向上させることができる。
(第2実施形態)
第1実施形態に係る電子時計100の測位衛星信号受信制御処理(図2)では、電子時計100が屋内にいる場合には、測位は困難なため、ソーラーセルでの発電状態に基づいて、受信モードを「受信OFF」にするか「時刻受信」にするかを切り換えている。しかし、屋内で、測位を行わないのに現在時刻を取得するためだけに衛星信号を受信するのはもったいないという考え方もある。そこで測位衛星信号受信制御の処理をよりシンプルにし、受信モードを、屋内なら「受信OFF」に、屋外なら「測位」に切り換える第2実施形態について説明する。
本発明の第2実施形態に係る電子時計101のハード構成は、電子時計100と同じであり、図1に示される。ただし、電子時計101は第2給電部132を備えなくてもよい。電子時計101は、第2給電部132を備えない場合、給電電流検出部122及びSW135も備える必要はない。
次に、電子時計101のCPU120が、受信モードを切り換える処理である測位衛星信号受信制御処理について、図3を参照して説明する。測位衛星信号受信制御処理は、電子時計101が起動すると、1つのスレッドとして起動し、他のスレッドと並行して処理が開始される。この処理においては、電子時計101のユーザが屋外から帰宅すると、電子時計101をワイヤレス充電装置にセットして充電することを想定している。
電子時計101の測位衛星信号受信制御処理は、図3に示すように、電子時計100の測位衛星信号受信制御処理(図2)から、ステップS104及びステップS106を削除した処理内容になっている。
ステップS101、ステップS103及びステップS105の処理内容、ステップS102での判定内容、並びに、ステップS102の判定がNoならステップS103に進む点は、電子時計100の測位衛星信号受信制御処理(図2)と共通である。しかし、電子時計101では、ステップS102の判定がYesならステップS104での判定無しに、ステップS105に進む。
以上の測位衛星信号受信制御処理により、電子時計101は、屋外にいると考えられる場合(ワイヤレス充電されていない場合)は、受信モードが「測位」となり、測位衛星信号受信部141で受信した信号に基づき、電子時計101は現在位置を測位する。また、屋内にいると考えられる場合(ワイヤレス充電されている場合)は、受信モードが「受信OFF」となり、電子時計101は、測位できないのに無駄に測位衛星からの信号を受信する処理をしないですむ。このため、電子時計101は、ユーザが屋外にいる場合は、夜間やソーラーセル部分が袖に隠れている等によってソーラーセルの発電量が小さい状況であっても、測位衛星信号受信制御処理により受信モードが「測位」になる。また、電子時計101は、ユーザが屋内にいる場合は、照明が非常に明るい場合や窓際で太陽光を受光できる環境等の状況であっても、測位衛星信号受信制御処理により受信モードが「受信OFF」になる。このように電子時計101は、ユーザが屋外にいる場合も屋内にいる場合も、上述の測位衛星信号受信制御処理により、測位衛星信号受信動作制御の精度をより向上させることができる。
(第3実施形態)
第2実施形態に係る電子時計101の測位衛星信号受信制御処理(図3)では、給電電圧検出部121が検出した電圧V1が基準電圧VRより高ければ室内にいると判断して、受信モードを「受信OFF」に設定している。しかし、ユーザが電子時計にモバイルバッテリを接続して屋外で充電している場合等、屋外にいても給電電圧検出部121が検出した電圧V1が基準電圧VRより高くなる場合が考えられる。そこで、電圧V1が基準電圧VRより高い場合における測位衛星信号の受信のON/OFFをユーザが選択できるようにした第3実施形態について説明する。
本発明の第3実施形態に係る電子時計102のハード構成は、電子時計100,101と同じであり、図1に示される。ただし、電子時計102では、ユーザは、操作部143からの入力により、測位衛星信号の受信のON/OFFを選択できる。そして、ユーザが選択した測位衛星信号の受信のON/OFFは、ROM144が備えるフラッシュメモリに変数SEL_RCVの値として格納される。ユーザが測位衛星信号の受信のON/OFFを選択する際、操作部143は受信制限選択部として機能する。また、電子時計102も、電子時計101と同様に、第2給電部132を備えなくてもよい。電子時計102は、第2給電部132を備えない場合、給電電流検出部122及びSW135も備える必要はない。
次に、電子時計102のCPU120が、受信モードを切り換える処理である測位衛星信号受信制御処理について、図4を参照して説明する。測位衛星信号受信制御処理は、電子時計102が起動すると、1つのスレッドとして起動し、他のスレッドと並行して処理が開始される。また、ユーザが選択した測位衛星信号の受信のON/OFFは、フラッシュメモリ上の変数SEL_RCVに格納されている。
電子時計102の測位衛星信号受信制御処理は、図4に示すように、電子時計101の測位衛星信号受信制御処理(図3)に、ステップS107を追加した処理内容になっている。
ステップS101、ステップS103及びステップS105の処理内容、ステップS102での判定内容、並びに、ステップS102での判定がNoならステップS103に進む点は、電子時計101の測位衛星信号受信制御処理(図3)と共通である。しかし、電子時計102では、ステップS102での判定がYesならステップS107に進む。
ステップS107では、CPU120は、ユーザが設定した変数SEL_RCVの値がONかONでないかを判定する。そして、SEL_RCVの値がONなら(ステップS107;Yes)、ステップS103に進み、動作モード制御部123は受信モードを「測位」にする。また、SEL_RCVの値がOFFなら(ステップS107;No)、ステップS105に進み、動作モード制御部123は受信モードを「受信OFF」にする。
以上の測位衛星信号受信制御処理により、電子時計102では、第1給電部131から二次電池133に給電されている場合に無条件に受信モードを「受信OFF」にするのではなく、ユーザの選択により、受信モードを「測位」にすることもできるようになる。例えば、ユーザが屋外でモバイルバッテリにより電子時計102を充電する場合には、モバイルバッテリにより第1給電部131から二次電池133に給電が行われるが、このような場合、ユーザは操作部143から測位衛星信号の受信のONを選択することにより、SEL_RCVの値がONになり、受信モードが「測位」になって、測位のためのGPS受信が行われるようになる。
なお、上記実施形態では、変数SEL_RCVの値は、操作部143からのユーザ操作に基づいて変更されるものとしたが、これに限られない。例えば、第1給電部131が外部の充電装置と通信し、外部の充電装置の種類をCPU120に通知するようにしてもよい。そして、CPU120は、外部の充電装置の種類がワイヤレス充電装置だったら変数SEL_RCVの値をOFFにし、外部の充電装置の種類がモバイルバッテリだったら変数SEL_RCVの値をONにするようにしてもよい。CPU120は、外部の充電装置から充電装置の種類の通知を受ける際、受信制限選択部として機能する。
以上の測位衛星信号受信制御処理により、電子時計102は、外部の充電装置で充電されている場合でも、受信モードは「受信OFF」に固定されるわけではなく、ユーザの選択又は外部装置からの通知により受信モードを「測位」に切り換えることもできる。これにより電子時計102は、屋外にいる場合に測位衛星信号の受信の機会を失うことを防ぐことができ、測位衛星信号受信動作制御の精度をより向上させることができる。
(第4実施形態)
上述の実施形態では、ユーザが帰宅後に電子時計をワイヤレス充電装置にセットして充電することを想定している。しかし、ユーザは帰宅後に電子時計ワイヤレス充電装置にセットせずに、テーブル等に放置してしまう可能性もある。このような場合も対処可能な第4実施形態について説明する。
本発明の第4実施形態に係る電子時計103は、図5に示すように、第1実施形態に係る電子時計100に、傾斜センサ145を追加した構成になっている。
傾斜センサ145は、電子時計103の傾きを検出するセンサである。CPU120は、傾斜センサ145が検出した傾きの値の履歴に基づき、傾きの値が変化していないなら電子時計103は静止していると判定し、傾きの値が変化しているなら電子時計103は静止していない(動いている)と判定する。なお、傾斜センサ145は、電子時計103が静止しているか否かを判定する静止判定部の一例であり、電子時計103は傾斜センサ145の代わりに加速度センサ、ジャイロセンサ等を静止判定部として備えてもよい。電子時計103が静止しているか否かを判定するための静止判定部(傾斜センサ145、加速度センサ、ジャイロセンサ等)は、静止判定手段として機能する。
次に、電子時計103のCPU120が、受信モードを切り換える処理である測位衛星信号受信制御処理について、図6を参照して説明する。測位衛星信号受信制御処理は、電子時計103が起動すると、1つのスレッドとして起動し、他のスレッドと並行して処理が開始される。
電子時計102の測位衛星信号受信制御処理は、図6に示すように、電子時計100の測位衛星信号受信制御処理(図2)に、ステップS108を追加した処理内容になっている。
ステップS101、ステップS103、ステップS104、ステップS105及びステップS106の処理内容、ステップS102での判定内容、並びに、ステップS102での判定がYesならステップS104に進む点は、電子時計100の測位衛星信号受信制御処理(図2)と共通である。しかし、電子時計103では、ステップS102での判定がNoならステップS108に進む。
ステップS108では、CPU120は、傾斜センサ145が検出した値の今までの履歴から、電子時計103が静止しているか否かを判定する。電子時計103が静止しているなら(ステップS108;Yes)、CPU120はユーザが電子時計103をテーブル等に放置したと判断し、ステップS104に進む。電子時計103が静止していないなら(ステップS108;No)、CPU120はユーザが電子時計103を腕に付けている状態だと判断し、ステップS103に進む。
以上の測位衛星信号受信制御処理により、ユーザが帰宅後、電子時計103をワイヤレス充電装置にセットするのを忘れて、テーブル等に放置したとしても、電子時計103は屋内にいると判断して、測位できないのに無駄に測位衛星信号を受信することを防ぐことができる。これにより、電子時計103は、測位衛星信号受信動作制御の精度をより向上させることができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限られるものではなく、様々に組み合わせたり変更したりすることが可能である。
例えば、上述の実施形態では、測位衛星信号受信部を内蔵した電子機器の一例として電子時計を挙げて説明しているが、本発明は、電子時計に限られず、スマートウォッチ、スマートフォン、ポータブルナビゲーションシステム等、測位衛星信号受信部を内蔵した任意の電子機器に適用することができる。
また、上述の実施形態では、測位衛星信号受信部141は、測位衛星としてGPS衛星の衛星信号を受信するものとして説明しているが、これに限られない。例えば、測位衛星信号受信部141は、GLONASS(Global Navigation Satellite System)衛星のL1帯(約1.6GHz)の衛星信号を受信可能なアンテナ及び受信回路を備えてGLONASS衛星から送信される衛星信号を受信してもよい。さらに、測位衛星信号受信部141は、北斗2号(コンパス)、Galileo等、他の衛星測位システムで運用される衛星から送信される衛星信号を受信可能なアンテナ及び受信回路を備えてもよい。また、測位衛星信号受信部141は、異なる衛星測位システム(例えばGPSとGLONASS)の衛星信号のいずれをも受信できるようにしてもよい。どの衛星測位システムも、測位には複数の衛星からの衛星信号を受信する必要がある点と、現在時刻の取得は1つの衛星信号を受信するだけで行える点は変わらないため、上述した各実施形態は、GPSに限られず、様々な衛星測位システムに対応できる。
また、例えば、上述の第2実施形態又は第3実施形態に、第4実施形態を組み合わせることもできる。このようにすると、第2給電部132を備えていない電子時計においても、傾斜センサ145で電子時計が静止しているか否かを判定し、第1給電部131からの給電が行われていなくても、電子時計が静止しているなら、電子時計は屋内にあると判断し、測位できないのに無駄に測位衛星信号の受信をすることを防ぐことができる。
また、以上の説明では、本発明の測位衛星信号受信制御処理に係る制御プログラムを記憶するコンピュータ読み取り可能な媒体として、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリからなるROM144を例に挙げて説明した。しかし、コンピュータ読み取り可能な媒体は、これらに限定されず、HDD(Hard Disk Drive)、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)やDVD(Digital Versatile Disc)などの可搬型記録媒体を適用してもよい。また、本発明に係るプログラムのデータを、通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウェーブ(搬送波)も本発明に適用される。
その他、上記実施の形態で示した構成、制御手順や表示例などの具体的な細部は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記の番号は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
(付記1)
外部装置から電力の供給を受けて二次電池に給電する第1給電部と、
測位衛星から送信される衛星信号を受信する測位衛星信号受信部と、
制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記第1給電部が前記外部装置から電力の供給を受けている場合、
前記測位衛星信号受信部の受信動作を制限する、
電子機器。
(付記2)
前記制御部は、
前記第1給電部からの給電電圧が基準電圧を超えている場合、
前記測位衛星信号受信部の受信動作を制限する、
付記1に記載の電子機器。
(付記3)
前記制御部は、
前記外部装置から給電を受けている旨の通知を受けた場合、
前記測位衛星信号受信部の受信動作を制限する、
付記1又は2に記載の電子機器。
(付記4)
さらに、ソーラーセルにより発電した電力を前記二次電池に給電する第2給電部を備え、
前記制御部は、
前記第2給電部からの給電レベルに基づいて、前記測位衛星信号受信部の受信動作を段階的に制限する、
付記1から3のいずれか1つに記載の電子機器。
(付記5)
前記第2給電部からの給電電流が基準電流を超えている場合、
前記測位衛星信号受信部で前記衛星信号に含まれる時刻情報を受信し、
前記第2給電部からの給電電流が基準電流以下の場合、
前記測位衛星信号受信部での前記衛星信号の受信を停止する、
付記4に記載の電子機器。
(付記6)
さらに、前記第1給電部が前記外部装置から電力の供給を受けている場合に前記測位衛星信号受信部の受信動作を制限するか否かを選択する受信制限選択部を備え、
前記制御部は、
前記受信制限選択部が前記測位衛星信号受信部の受信動作を制限しないことを選択している場合、
前記第1給電部が前記外部装置から電力の供給を受けていても前記測位衛星信号受信部の受信動作を制限しない、
付記1から5のいずれか1つに記載の電子機器。
(付記7)
さらに前記電子機器が静止しているか否かを判定する静止判定部を備え、
前記制御部は、
前記静止判定部により前記電子機器が静止していると判定された場合は、
前記第1給電部が前記外部装置から電力の供給を受けていなくても前記測位衛星信号受信部の受信動作を制限する、
付記1から6のいずれか1つに記載の電子機器。
(付記8)
外部装置から電力の供給を受けて二次電池に給電する第1給電手段と、
測位衛星から送信される衛星信号を受信する測位衛星信号受信手段と、
前記第1給電手段からの給電電圧を検出する給電電圧検出手段と、
前記給電電圧検出手段で検出した給電電圧が基準電圧を超える場合に前記測位衛星信号受信手段の受信動作を制限する受信動作制限手段と、
を備える電子機器。
(付記9)
外部装置から電力の供給を受けて二次電池に給電する第1給電部と、測位衛星から送信される衛星信号を受信する測位衛星信号受信部と、を備える電子機器が実行する受信制御方法であって、
前記第1給電部が前記外部装置から電力の供給を受けているか否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップで前記第1給電部が前記外部装置から電力の供給を受けていると判定された場合に前記測位衛星信号受信部の受信動作を制限する受信動作制限ステップと、
を含む受信制御方法。
100,101,102,103…電子時計、110…マイクロコントローラ、111…発振回路、112…分周回路、113…計時回路、114…RAM、120…CPU、121…給電電圧検出部、122…給電電流検出部、123…動作モード制御部、131…第1給電部、132…第2給電部、133…二次電池、134,135…SW、141…測位衛星信号受信部、142…表示部、143…操作部、144…ROM、145…傾斜センサ

Claims (7)

  1. 外部装置から電力の供給を受けて二次電池に給電する第1給電部と、
    ソーラーセルにより発電した電力を前記二次電池に給電する第2給電部と、
    測位衛星から送信される衛星信号を受信する測位衛星信号受信部と、
    制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記第1給電部が前記外部装置から電力の供給を受けている場合、前記測位衛星信号受信部の受信動作を制限し、この場合において、前記第2給電部からの給電レベルが所定のレベルより小さい場合には、更に前記測位衛星信号受信部の受信動作を制限する、
    電子機器。
  2. 前記制御部は、
    前記第1給電部からの給電電圧が基準電圧を超えている場合、
    前記測位衛星信号受信部の受信動作を制限する、
    請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記制御部は、
    前記外部装置から給電を受けている旨の通知を受けた場合、
    前記測位衛星信号受信部の受信動作を制限する、
    請求項1又は2に記載の電子機器。
  4. 前記第2給電部からの給電電流が基準電流を超えている場合、
    前記測位衛星信号受信部で前記衛星信号に含まれる時刻情報を受信し、
    前記第2給電部からの給電電流が基準電流以下の場合、
    前記測位衛星信号受信部での前記衛星信号の受信を停止する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の電子機器。
  5. さらに、前記第1給電部が前記外部装置から電力の供給を受けている場合に前記測位衛星信号受信部の受信動作を制限するか否かを選択する受信制限選択部を備え、
    前記制御部は、
    前記受信制限選択部が前記測位衛星信号受信部の受信動作を制限しないことを選択している場合、
    前記第1給電部が前記外部装置から電力の供給を受けていても前記測位衛星信号受信部の受信動作を制限しない、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の電子機器。
  6. さらに前記電子機器が静止しているか否かを判定する静止判定部を備え、
    前記制御部は、
    前記静止判定部により前記電子機器が静止していると判定された場合は、
    前記第1給電部が前記外部装置から電力の供給を受けていなくても前記測位衛星信号受信部の受信動作を制限する、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の電子機器。
  7. 外部装置から電力の供給を受けて二次電池に給電する第1給電部と、ソーラーセルにより発電した電力を前記二次電池に給電する第2給電部と、測位衛星から送信される衛星信号を受信する測位衛星信号受信部と、を備える電子機器が実行する受信制御方法であって、
    前記第1給電部が前記外部装置から電力の供給を受けている場合、前記測位衛星信号受信部の受信動作を制限し、この場合において、前記第2給電部からの給電レベルが所定のレベルより小さい場合には、更に前記測位衛星信号受信部の受信動作を制限する受信動作制限ステップ、
    を含む受信制御方法。
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