JP7167225B2 - レシート処理システム、レシート処理方法、ならびに、プログラム - Google Patents
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Description
それでも、ポイントカードを忘れた場合でも、店舗で発行されたレシートを活用して、ポイントを獲得可能とする技術も知られている。
なお、一般的なレジでも、二次元コード等の光学コードをレシートに印刷可能ではあるが、固定の光学コードに限られており、例えば、店舗(企業)が開設したホームページのURLをコード化した光学コードがレシートに印刷されているのが現状である。
そのため、一般的なレジで印刷したレシートを用いても、ポイントカードを忘れたユーザにポイントを付与することが可能となる。
例えば、ユーザのスマートフォン等でレシートを撮影し、その撮影画像をサーバに送ってもらうことで、サーバ側でレシートの特定情報を認識し、その特定情報に基づいて取引を特定して、ポイントを付与するという仕組みである。
つまり、一般的にレシートは、長尺であるため、レシート全体が収まるように撮影された撮影画像では、映っているレシート内の文字が粗くなる(小さくぼやける)ため、特定情報が認識できなくなる場合が多い。
また、レシート全体を撮影画像に納めるのではなく、特定情報を含むようにレシートの一部分だけを撮影するように、ユーザに要請するとしても、レシートのレイアウトは、店舗(企業)に応じて異なっているため、ユーザが撮影を誤り、特定情報が含まれていない撮影画像を撮影してしまうことも懸念される。
端末装置とサーバとが通信可能に接続されたレシート処理システムであって、
前記端末装置は、
撮影されている撮影画像に含まれる光学コードの位置及び大きさについての目標を示すガイド画像を、前記撮影画像とともに表示する表示部と、
前記表示部にて前記光学コードと前記ガイド画像とが相互に重なって一致すると、当該一致した時点における前記撮影画像を、前記サーバへ送信する送信部と、を備え、
前記サーバは、
前記端末装置から送られた前記撮影画像を受信する受信部と、
前記受信部が受信した前記撮影画像から、レシートを特定するための特定情報を認識する認識部と、を備える、
ことを特徴とする。
前記ガイド画像は、前記光学コードと重なり一致した際に、前記レシートに印刷された前記特定情報が前記撮影画像内に映り込むように、前記位置及び前記大きさが規定されているようにしてもよい。
前記端末装置は、
前記撮影画像に含まれる前記光学コードを認識するコード認識部と、
前記コード認識部により前記光学コードが認識されて得られた情報に対応した前記ガイド画像を取得する取得部と、を更に備え、
前記表示部は、前記取得部が取得した前記ガイド画像を、前記撮影画像に重畳させて表示するようにしてもよい。
前記認識部は、前記受信部が受信した前記撮影画像における前記光学コードの位置を基準として定まる所定領域から、前記特徴情報を認識するようにしてもよい。
前記サーバは、
店舗において決済された取引毎の決済情報をそれぞれ記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶される前記決済情報の中から、前記認識部が認識した前記特定情報に従って、前記レシートが発行された取引に対応する前記決済情報を特定する特定部と、
前記特定部により特定された前記決済情報に従って、前記端末装置のユーザに特典を付与する付与部と、を更に備えるようにしてもよい。
前記記憶部が記憶する前記決済情報には、商品コードと決済金額とが対応付けられた取引明細が含まれており、
前記付与部は、前記特定部により特定された前記決済情報に含まれる前記取引明細において、前記商品コードに示される商品が対象商品と一致する場合に、対応する前記決済金額に応じた前記特典を前記ユーザに付与するようにしてもよい。
てもよい。
端末装置とサーバとが通信可能に接続されたシステムにおいて実行されるレシート処理方法であって、
前記端末装置が実行する、
撮影されている撮影画像に含まれる光学コードの位置及び大きさについての目標を示すガイド画像を、前記撮影画像とともに所定の表示部に表示する表示ステップと、
前記表示部にて前記光学コードと前記ガイド画像とが相互に重なって一致すると、当該一致した時点における前記撮影画像を、前記サーバへ送信する送信ステップと、を備え、
前記サーバが実行する、
前記端末装置から送られた前記撮影画像を受信する受信ステップと、
前記受信ステップにて受信した前記撮影画像から、レシートを特定するための特定情報を認識する認識ステップと、を備える、
ことを特徴とする。
第1のコンピュータに、
撮影されている撮影画像に含まれる光学コードの位置及び大きさについての目標を示すガイド画像を、前記撮影画像とともに所定の表示部に表示する表示手順、
前記表示部にて前記光学コードと前記ガイド画像とが相互に重なって一致すると、当該一致した時点における前記撮影画像を、第2のコンピュータへ送信する送信手順、を実行させ、
前記第2のコンピュータに、
前記第1のコンピュータから送られた前記撮影画像を受信する受信手順、
前記受信手順にて受信した前記撮影画像から、レシートを特定するための特定情報を認識する認識手順、を実行させる、
ことを特徴とする。
更に、上記プログラムを記録する情報記録媒体は、非一時的な(non-transitory)記録媒体であり、コンピュータとは独立して配布・販売することができる。ここで、非一時的な記録媒体とは、有形な(tangible)記録媒体をいう。非一時的な記録媒体は、例えば、コンパクトディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、ディジタルビデオディスク、磁気テープ、半導体メモリ等である。また、一時的な(transitory)記録媒体とは、伝送媒体(伝搬信号)それ自体を示す。一時的な記録媒体は、例えば、電気信号、光信号、電磁波等である。なお、一時的な(temporary)記憶領域とは、データやプログラムを一時的に記憶するための領域であり、例えば、RAM(Random Access Memory)等の揮発性メモリである。
つまり、以下の実施形態は説明のためのものであり、本願発明の範囲を制限するものではない。したがって、当業者であればこれらの各要素または全要素をこれと均等なものに置換した実施形態を採用することが可能であるが、これらの実施形態も本発明の範囲に含まれる。
本発明の実施形態に係るレシート処理システム100は、図1に示すように、サーバ200と、端末装置300とが、インターネット900を介して通信可能に接続されて、構成されている。
なお、図1には、端末装置300を数台だけ示しているが、発明の理解を容易にするためであり、実際には、レシート処理システム100を利用するユーザの数に応じて、膨大な数の端末装置300が含まれているものとする。
本実施形態に係るサーバ200及び端末装置300が実現される典型的な情報処理装置400について説明する。
図3は、本実施形態に係るサーバ200の機能構成の一例を示すブロック図である。図示するように、サーバ200は、受信部210と、送信部220と、記憶部230と、制御部240とを備える。
例えば、受信部210は、端末装置300から送られた撮影画像を受信する。つまり、端末装置300にて、レシートが撮影される際に、後述するガイド画像に従って、レシートが適切に撮影されると、その撮影画像が端末装置300から送られるようになっている。受信部210は、このようなレシートが適切に撮影された撮影画像を受信する。なお、上述したように端末装置300では、専用のアプリケーションが実行されているため、受信部210は、撮影画像と共にユーザIDも端末装置300から受信する。
この他にも、受信部210は、レシートを発行する各店舗から、若しくは、各店舗が加盟しているPOS(Point of Sales system)から送られる、レシート発行に伴う決済情報を受信する。
例えば、端末装置300から送られた撮影画像を処理してユーザにポイントを付与した場合に、送信部220は、送信元の端末装置300へ、ポイントが付与されたことを通知するメッセージ等を送信する。
例えば、記憶部230は、ユーザを管理するためのユーザ管理情報231、店舗での決済情報を蓄積する決済情報232、及び、店舗等を管理するための店舗・企業情報233を記憶する。
なお、ポイント値231dは、ユーザに付与される特典の一例であり、端末装置300から送られる撮影画像(レシートを適切に撮影した撮影画像)が後述する制御部240にて適宜処理された際に、加算される。
なお、レシート番号232bは、店舗にて発行されたレシートを特定するための特定情報の一例である。また、取引明細232dは、レシートが発行された取引(買い物)における明細であり、商品コード(購入商品のコード)と決済金額(購入商品の金額)とが対応付けられている。また、取引明細232dには、合計決済金額(ユーザの支払い額)も含まれている。
なお、URL233bは、発行されたレシートに印刷されている光学コード(一例として、二次元コードやバーコード等)をコード認識することにより得られる(復号される)情報の一例である。
この制御部240は、例えば、認識部241、特定部242、及び、付与部243を含んでいる。
例えば、特定部242は、まず、撮影画像に含まれる光学コードをコード認識して得られた情報(一例として、URL)を基に、レシートを発行した店舗(店舗・企業)を識別する。つまり、特定部242は、上述した図6に示す店舗・企業管理情報233を参照して、得られたURLと一致したURL233bに対応する店舗・企業ID233aを識別する。そして、特定部242は、上述した図5に示す決済情報232の中から(識別した店舗・企業に対応付けられた決済情報232の中から)、認識した特定情報と同じレシート番号232bを検索し、レシートが発行された取引に対応する決済情報232を特定する。
例えば、付与部243は、特定された決済情報232の取引明細232dにおける合計決済金額に応じたポイントを算出すると、上述した図4に示すユーザ管理情報231における対象ユーザのポイント値231dに算出したポイントを加算する。
なお、ポイント付与が対象商品に限定されている場合に、付与部243は、特定された決済情報232の取引明細232dにおける商品コードに示される商品が対象商品と一致する場合に、その商品コードに対応する決済金額に応じたポイントを算出して、対象ユーザのポイント値231dに加算することになる。
そして、上述したCPU 401等が、このような制御部240として機能しうる。
図7は、本実施形態に係る端末装置300の機能構成の一例を示すブロック図である。図示するように、端末装置300は、撮影部310と、表示部320と、通信部330と、記憶部340と、制御部350とを備える。
例えば、撮影部310は、図8に示すようなレシートRTを撮影する。このレシートRTには、ユーザが買い物した商品及び金額の他に、光学コードOC、及び、特定情報TJが印刷されている。
光学コードOCは、二次元コードであり、例えば、レシートRTを発行した店舗(この場合、○○商店)のホームページのURLがコード化されている。
また、特定情報TJは、例えば、レシート番号であり、レシートRTを発行した店舗において、重複しない値が採番されている。
例えば、撮影部310により、上述した図8に示すレシートRTが撮影されている場合に、表示部320は、ライブビューとして、図9に示すようなレシートRTを含む撮影画像を表示する。つまり、表示部320には、撮影中におけるレシートRTの撮影画像が、リアルタイムに表示されることになる。
また、表示部320は、レシートRTを撮影中に、図10に示すようなガイド画像GDを、撮影画像に重畳させて表示する。
このガイド画像GDは、レシートRT内の光学コードOCの位置及び大きさついての目標を規定するための画像であり、表示部320における位置が固定して表示される。そして、ユーザには、このガイド画像GDを目標に端末装置300を操作して、レシートRT内の光学コードOCとガイド画像GDがぴったりと重なるように(両者が相互に重なって一致するように)、レシートRTを撮影すること求められている(例えば、音声やメッセージで促される)。このガイド画像GDは、光学コードOCとぴったりと重なった際に、レシートRT内の特定情報TJが、撮影画像に含まれる(映り込む)ように規定されている。
つまり、表示部320は、撮影されている撮影画像に含まれる光学コードOCの位置及び大きさについての目標を示すガイド画像GDを、撮影画像とともに表示する。
なお、図10に示すガイド画像GDは、レシートRTに対応して規定されており、他の店舗(企業)で発行されたレシートが撮影される際には、後述するように、そのレシートに対応して規定されたガイド画像GDが、表示部320に表示されることになる。
例えば、通信部330は、レシートが適切に撮影された際の撮影画像を、サーバ200に送信する。また、通信部330は、ポイントが加算された旨のメッセージ等を、サーバ200から受信する。
例えば、記憶部340は、図11に示すような複数種類のレシートに対応したガイド画像情報341を記憶している。つまり、店舗にて発行されるレシートのレイアウトは、店舗・企業に応じて異なるため、レシートに印刷される光学コードと特定情報との位置関係もそれぞれ異なっている。そのため、各ガイド画像情報341には、複数種類のレシートに対応して、ガイド画像GDが表示部320に表示される際の位置や大きさが規定されている。つまり、各ガイド画像情報341のガイド画像GDは、対応するレシートの光学コードOCが、ぴったりと重なった際に、レシート内の特定情報が、撮影画像に含まれるように(映り込むように)規定されている。
記憶部340は、このようなガイド画像情報341を、例えば、それぞれの店舗・企業IDと対応付けて記憶している。
この制御部350は、例えば、コード認識部351、取得部352、表示制御部353、及び、申請部354を含んでいる。
なお、取得部352は、サーバ200へ、このURLを送ることにより、サーバ200からガイド画像を取得する(受信する)ようにしてもよい。
例えば、申請部354は、表示部320におけるガイド画像と光学コードとの重なり具合を逐次比較しており、図12に示すように、レシートRTに印刷された光学コードOCと、ガイド画像GDとがぴったりと重なった(両者が同じ大きさでずれなく重なって一致した)時点の撮影画像を、通信部330を制御してサーバ200に送信する。
つまり、サーバ200には、図13に示すような撮影画像CIが送られることになる。この撮影画像CIには、レシートRTの光学コードOCと、特定情報TJとが、欠けることなく含まれている。
以下、このような構成のレシート処理システムの動作について、図14,図15を参照して説明する。図14は、端末装置300が実行する撮影画像送信処理の流れを示すフローチャートである。また、図15は、サーバ200が実行するポイント付与処理の流れを示すフローチャートである。
すなわち、撮影部310は、レシートの撮影を開始する。例えば、撮影部310は、図8に示すようなレシートRTの撮影を開始する。
すなわち、表示部320は、撮影部310によって撮影されている撮影画像の表示を開始する。例えば、表示部320は、図9に示すようなレシートRTを含む撮影画像の表示を開始する。
すなわち、制御部350(コード認識部351)は、撮影部310に撮影された撮影画像に光学コードが含まれていれば(撮影されていれば)、その光学コードをコード認識する。そして、制御部350(取得部352)は、光学コードが認識されて得られた情報に対応したガイド画像を、図11に示すようなガイド画像情報341の中から取得する。
すなわち、制御部350(表示制御部353)は、上記のステップS13にて取得されたガイド画像を撮影画像に重畳させて、表示部320に表示させる。
例えば、表示部320は、図10に示すようなガイド画像GDを、レシートRTが撮影されている撮影画像に重畳させて表示する。そのため、ユーザは、ガイド画像GDを目標に端末装置300を操作して、レシートRT内の光学コードOCとガイド画像GDがぴったりと重なるように(両者が相互に重なって一致するように)、レシートRTを撮影することになる。
端末装置300は、一致していないと判別すると(ステップS15;No)、そのまま両者が一致するまで待機する。
例えば、制御部350(申請部354)は、表示部320におけるガイド画像と光学コードとの重なり具合を逐次比較しており、図12に示すように、レシートRTに印刷された光学コードOCと、ガイド画像GDとがぴったりと重なって一致するまで待機する。
例えば、制御部350(申請部354)は、図13に示すような撮影画像CIを、サーバ200へ送信する。この撮影画像CIには、レシートRTの光学コードOCと、特定情報TJとが、欠けることなく含まれている。
すなわち、受信部210は、端末装置300から送られた撮影画像(レシートが適切に撮影された撮影画像)を受信する。
例えば、受信部210は、図13に示すような、レシートRTの光学コードOCと、特定情報TJとが、欠けることなく含まれている撮影画像CIを受信する。
すなわち、制御部240(認識部241)は、上記のステップS21にて受信した撮影画像から、レシートを特定するための特定情報を認識する。
例えば、制御部240は、図13に示すような撮影画像CI全体を文字認識し、その中から、特定情報TJ(一例として、レシート番号)を認識する。
すなわち、制御部240(特定部242)は、光学コードをコード認識してURLを得ると、図6に示す店舗・企業管理情報233を参照して、得られたURLと一致したURL233bに対応付けられた店舗・企業ID233aを得る。
すなわち、制御部240(特定部242)は、図5に示す決済情報232の中から(識別した店舗・企業IDに対応付けられた決済情報232の中から)、同じ特定情報(レシート番号232b)を検索し、レシートが発行された取引に対応する決済情報232を特定する。
すなわち、制御部240(付与部243)は、上記のステップS24にて特定された決済情報に従って、撮影画像の送り元の端末装置300を使用するユーザに特典を付与する。
例えば、制御部240は、特定された決済情報232の取引明細232dにおける合計決済金額に応じたポイントを算出すると、図4に示すユーザ管理情報231における対象ユーザのポイント値231dに算出したポイントを加算する。
なお、ポイント付与が対象商品に限定されている場合に、制御部240は、特定された決済情報232の取引明細232dにおける商品コードに示される商品が対象商品と一致する場合に、その商品コードに対応する決済金額に応じたポイントを算出して、対象ユーザのポイント値231dに加算することになる。
つまり、レシートが適切に撮影され、特定情報が含まれる撮影画像だけが端末装置300からサーバ200へ送られるため、サーバ200では、端末装置300で撮影されたレシートが確実に特定されることになる。
上記の実施形態では、サーバ200の認識部241が、撮影画像から特定情報(レシート番号)を認識する際に、撮影画像全体を文字認識する場合について説明したが、光学コードに従って、撮影画像内の一部の領域だけを文字認識し、特定情報を認識するようにしてもよい。
例えば、認識部241は、撮影画像における光学コードの位置を基準として定まる所定領域から、特定情報を認識してもよい。つまり、認識部241は、光学コードをコード認識して店舗・企業IDを得ると、その店舗・企業IDに応じた所定領域から、特徴情報を認識する。
この場合、文字認識する領域が小さくなるため、処理負荷を抑制できると共に、特定情報を認識するまでの時間も短縮できる。
この場合、店舗に配置されたレジが1台等の、小規模な店舗であれば、レシートの特定が誤りなく行われることが期待できる。
200 サーバ
210 受信部
220 送信部
230 記憶部
240 制御部
241 認識部
242 特定部
243 付与部
300 端末装置
310 撮影部
320 表示部
330 通信部
350 制御部
351 コード認識部
352 取得部
353 表示制御部
354 申請部
400 情報処理装置
401 CPU
402 ROM
403 RAM
404 NIC
405 画像処理部
406 音声処理部
407 補助記憶部
408 インターフェース
409 操作ユニット
410 表示ユニット
411 撮影ユニット
900 インターネット
Claims (8)
- 端末装置とサーバとが通信可能に接続されたレシート処理システムであって、
前記端末装置は、
撮影されている撮影画像に含まれる光学コードの位置及び大きさについての目標を示すガイド画像を、前記撮影画像とともに表示する表示部と、
前記表示部にて前記光学コードと前記ガイド画像とが相互に重なって一致すると、当該一致した時点における前記撮影画像を、前記サーバへ送信する送信部と、を備え、
前記サーバは、
前記端末装置から送られた前記撮影画像を受信する受信部と、
前記受信部が受信した前記撮影画像から、レシートを特定するための特定情報を認識する認識部と、を備える、
ことを特徴とするレシート処理システム。 - 前記ガイド画像は、前記光学コードと重なり一致した際に、前記レシートに印刷された前記特定情報が前記撮影画像内に映り込むように、前記位置及び前記大きさが規定されている、
ことを特徴とする請求項1に記載のレシート処理システム。 - 前記端末装置は、
前記撮影画像に含まれる前記光学コードを認識するコード認識部と、
前記コード認識部により前記光学コードが認識されて得られた情報に対応した前記ガイド画像を取得する取得部と、を更に備え、
前記表示部は、前記取得部が取得した前記ガイド画像を、前記撮影画像に重畳させて表示する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のレシート処理システム。 - 前記認識部は、前記受信部が受信した前記撮影画像における前記光学コードの位置を基準として定まる所定領域から、前記特定情報を認識する、
ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のレシート処理システム。 - 前記サーバは、
店舗において決済された取引毎の決済情報をそれぞれ記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶される前記決済情報の中から、前記認識部が認識した前記特定情報に従って、前記レシートが発行された取引に対応する前記決済情報を特定する特定部と、
前記特定部により特定された前記決済情報に従って、前記端末装置のユーザに特典を付与する付与部と、を更に備える、
ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のレシート処理システム。 - 前記記憶部が記憶する前記決済情報には、商品コードと決済金額とが対応付けられた取引明細が含まれており、
前記付与部は、前記特定部により特定された前記決済情報に含まれる前記取引明細において、前記商品コードに示される商品が対象商品と一致する場合に、対応する前記決済金額に応じた前記特典を前記ユーザに付与する、
ことを特徴とする請求項5に記載のレシート処理システム。 - 端末装置とサーバとが通信可能に接続されたシステムにおいて実行されるレシート処理方法であって、
前記端末装置が実行する、
撮影されている撮影画像に含まれる光学コードの位置及び大きさについての目標を示すガイド画像を、前記撮影画像とともに所定の表示部に表示する表示ステップと、
前記表示部にて前記光学コードと前記ガイド画像とが相互に重なって一致すると、当該一致した時点における前記撮影画像を、前記サーバへ送信する送信ステップと、を備え、
前記サーバが実行する、
前記端末装置から送られた前記撮影画像を受信する受信ステップと、
前記受信ステップにて受信した前記撮影画像から、レシートを特定するための特定情報を認識する認識ステップと、を備える、
ことを特徴とするレシート処理方法。 - 第1のコンピュータに、
撮影されている撮影画像に含まれる光学コードの位置及び大きさについての目標を示すガイド画像を、前記撮影画像とともに所定の表示部に表示する表示手順、
前記表示部にて前記光学コードと前記ガイド画像とが相互に重なって一致すると、当該一致した時点における前記撮影画像を、第2のコンピュータへ送信する送信手順、を実行させ、
前記第2のコンピュータに、
前記第1のコンピュータから送られた前記撮影画像を受信する受信手順、
前記受信手順にて受信した前記撮影画像から、レシートを特定するための特定情報を認識する認識手順、を実行させる、
ことを特徴とするプログラム。
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