本発明は、様々な変更を加えることができ、種々の実施形態を有することができるところ、特定の実施形態を図面に例示し、詳細な説明に詳しく説明する。本発明の効果及び特徴、そして、それらを達成する方法は、図面とともに詳しく後述されている実施形態を参照すれば明確になるであろう。しかし、本発明は、以下において開示される実施形態等に限定されるものではなく、様々な形態で実現されることができる。以下の実施形態において、第1、第2などの用語は、限定的な意味ではなく、1つの構成要素を他の構成要素と区別する目的として使用された。また、単数の表現は、文脈上、明白に異なるように意味しない限り、複数の表現を含む。また、「含む」または「有する」などの用語は、明細書上に記載された特徴または構成要素が存在することを意味するものであり、1つ以上の他の特徴または構成要素が付加される可能性を予め排除するものではない。また、図面では、説明の都合上、構成要素等が、そのサイズが誇張または縮小され得る。例えば、図面に示された各構成のサイズ及び厚みは、説明の都合上、任意に示しているため、本発明は必ずしも図示されたところに限定されない。
以下、添付された図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明し、図面を参照して説明するとき、同一であるか、対応する構成要素は、同じ図面符号を付し、これについての重複する説明を省略する。
図1は、本発明の一実施形態に係る駐車誘導カメラ装置を示した図である。図2は、本発明の一実施形態に係るカメラモジュールを示した図である。図3は、本発明の一実施形態に係るカメラモジュールの分解斜視図である。図4は、本発明の一実施形態に係る収納ケースを示した図である。図5は、本発明の一実施形態に係るカメラモジュールの固定手段を示した図である。図6及び図7は、図5のカメラモジュールの固定手段が締め付けられるように収納ケースに形成された締付部を示した図である。
図1~図7に示すように、本発明の駐車誘導カメラ装置1000は、パン(PAN)軸動作(回転)、チルト(TILT)軸動作(回転)、及びローテーション(ROTATION)軸動作(回転)が可能な3軸カメラモジュール100、200、300と、カメラモジュール100、200、300を収納する収納ケース500とを備える。したがって、本発明の駐車誘導カメラ装置1000では、カメラモジュール100、200、300は、各々収納ケース500の各側壁にレンズ鏡筒部51が外部に突出されるように配置されて、各々特定方向の駐車場内部を撮影できる。
カメラモジュール100は、被写体の光学的イメージを結ぶように構成されたレンズと、レンズにより結ばれた光学的イメージを電気的信号に変換するイメージセンサとを少なくとも1つ以上備えることができる。
カメラモジュール100は、イメージセンサを外部で覆うことができる半球形態の前方ボディ50a及び後方ボディ50bを備えたボールボディ(球形の本体)50と、前方ボディ50aに配置され、レンズが装着されたレンズ鏡筒部51とを備える。レンズ鏡筒部51は、前方ボディ50aの外部曲面から突出されるように設けられることができる。しかし、これは、固定されたものではなく、外部条件と使用環境によってレンズ鏡筒部51に追加的なレンズ構成が結合されるか、ズーム(zoom)動作などのために、レンズ鏡筒部51が前後方向に伸縮できる構造で設けられることができる。
また、カメラモジュール100は、ボールボディ50を固定するためのボールボディホルダ60と、ボールボディ50を固定した状態でボールボディホルダ60を収納ケース500に締め付けるためのボディホルダ35とをさらに備える。
また、カメラモジュール100は、ボールボディ50を構成する前方ボディ50aと後方ボディ50bとの間にカメラモジュール100のローテーション(ROTATION)軸回転とチルト(TILT)軸回転を提供する回転カバー41をさらに備えることができる。回転カバー41は、互いに向かい合う方向が開放された円周形状で形成されて、開放された領域に各々前方ボディ50aと後方ボディ50bの一側が締め付けられる。前方ボディ50a、後方ボディ50b及び回転カバー41が締め付けられれば、図面に示された球形態の形状を有する。
後方ボディ50b内側には、イメージセンサが実装され得るように、センサホルダ91、センサホルダ支持板92、及びセンサホルダ固定板93が設けられる。後方ボディ50b内側面にセンサホルダ固定板93が配置され、ホルダ固定板93とセンサホルダ91との間には、センサホルダ91がホルダ固定板93に正確に整列されるようにしながら、イメージセンサが実装されるセンサホルダ91の流動防止のためのセンサホルダ支持板92が配置される。
回転カバー41は、前方ボディ50aの外周面と対応するように内側周りに沿って複数個のねじ山で構成された回転ギヤ43が設けられる。回転カバー41の回転ギヤ43は、ボールボディ50を備えるカメラモジュール100にローテーション(rotation)軸動作を提供する。
また、回転カバー41の外周面では、互いに向かい合うようにチルトギヤ42が設けられる。回転カバー41のチルトギヤ42は、イメージセンサを内蔵したボールボディ50を備えるカメラモジュール100にチルト(Tilt)軸動作を提供する。
本発明に係る3軸カメラモジュール100は、ボールボディ50の一部を覆いながら固定するボールボディホルダ60と、カメラモジュール100にパン(PAN)軸動作を提供するボディホルダ35とをさらに備える。ボールボディホルダ60は、一側(下側)にホルダ固定部60aが設けられ、ホルダ固定部60aは、ボディホルダ35に設けられたたパン(PAN)ガイド溝61に締め付けられる。
カメラモジュール100は、収納ケース500に収納された後、固定される。より具体的には、カメラモジュール100を構成するボディホルダ35が収納ケース500の底面510bに締め付けられる方式で固定される。
また、カメラモジュール100は、ボールボディホルダ60がボディホルダ35に締め付けられた状態でボディホルダ35に設けられたパンガイド溝61に沿って回転する方式でパン(PAN)軸動作をする。
すなわち、ボールボディ50を固定するボールボディホルダ60がボディホルダ35のパンガイド溝61に沿って回転すれば、ボールボディ50は、パン(PAN)軸回転をすることができる。
また、回転カバー41の外周面には、支持突起70aが設けられ、これと対応するボールボディホルダ60内側面には、支持突起70aが締め付けられる支持溝70bが設けられる。カメラモジュール100は、ボールボディ50の支持突起70aが支持溝70bに締め付けられた状態で支持溝70bを結ぶ仮想の線を中心に回転する方式でチルト(TILT)軸動作をする。
このように、支持突起70aは、ボールボディ50のチルト動作を提供する役割をするので、チルトギヤ42が設けられた中央領域に位置することが好ましい。回転カバー41は、ボールボディ50の中央に配置されているので、ボールボディ50は、ボールボディホルダ60と締め付けられた状態で支持突起70aを結ぶ仮想の軸(支持溝を結ぶ仮想の軸)を中心にチルト回転をすることができる。
また、ボールボディ50は、回転カバー41内側周りに沿って配置された回転ギヤ43に沿って回転することができるので、ローテーション(ROTATION)軸回転をすることができる。
このように、本発明の駐車誘導カメラ装置1000のカメラモジュール100は、3軸方向の回転が可能であるから、従来の駐車誘導システムにおいて使用したカメラモジュールに比べて撮影領域を拡張でき、カメラモジュール100の撮影角度などを様々に調整することができる。以上では、カメラモジュール100の構成について詳細に説明したが、カメラモジュール200、300もカメラモジュール100と同様の構成を有する。
また、従来技術では、駐車誘導カメラ装置が水平を維持するレースウェイなどに設置しなければならないなど、設置可能領域が狭小であったが、本発明の駐車誘導カメラ装置は、カメラモジュールが3軸方向に補正可能であるので、設置可能領域を広げることができる。
このように、本発明の駐車誘導カメラ装置は、角度調整が容易であり、パン(PAN)、チルト(TILT)、及びローテーション(ROTATION)動作が可能なカメラモジュールを備える。
本発明の駐車誘導カメラ装置は、カメラモジュールに固定ヒンジを配置して、撮影領域がセットされたカメラモジュールを簡便に固定または固定解除することができる。
本発明の駐車誘導カメラ装置は、複数のカメラモジュールを有し、これらの配置方向を互いに反対方向である両方向、90゜などで配置できるようにして、少ない個数のカメラモジュールにて広い駐車領域を撮影できるようになる。
本発明の駐車誘導カメラ装置は、カメラモジュールに固定ヒンジを設け、固定ヒンジに対する1回の操作でカメラモジュールのパン(PAN)軸、チルト(TILT)軸、及びローテーション(ROTATION)軸を全て固定することができる。
本発明の駐車誘導カメラ装置は、カメラ装置の設置位置に対応して撮影領域を様々に調整でき、設置便宜性を改善することができる。
図1、図2、及び図3とともに図4を参照すると、本発明の駐車誘導カメラ装置1000は、少なくとも1つ以上のカメラモジュール100、200、300を収容する収納ケース500を備える。
収納ケース500は、カメラモジュール100、200、300が実装される底面510bと、底面510bの周りに沿って底面510bと垂直に配置された側壁510aとを備える。
収納ケース500の底面510bは、略四角形のプレート構造であってもよく、側壁510aは、底面510bのエッジに沿って底面510bに対して垂直な形態で設けられる。側壁510aは、底面510bの4つのエッジにそれぞれ対応して設けられる。換言すると、4つの側壁510aが設けられる。しかし、側壁510aの数及び形状はこれに限定されず、底面510bの構造が三角形、楕円形、及び円形である場合、これと垂直になるように側壁が設けられる。
また、図面に示されたように、収納ケース500の側壁510aには、実装されるカメラモジュール100、200、300のボールボディ50と各々対応する位置に第1~第3の開口領域500a、500b、500cが設けられる。
ここでは、本発明のカメラモジュール100、200、300は、球状のボールボディ50を有しており、対応する第1~第3の開口領域500a、500b、500cは円形に形成されているが、開口領域の形状はこれに限定されない。したがって、カメラモジュール100、200、300のボールボディ50の構造が直方体または三角錐構造などのような場合には、第1~第3の開口領域500a、500b、500cの形状は、四角形または三角形などのような形状で形成されることができる。
また、収納ケース500の底面510bには、カメラモジュール100、200、300を固定するための固定ヒンジ締付部800が設けられる。
本発明の駐車誘導カメラ装置1000は、駐車場空間に配置され、3軸カメラモジュール100、200、300の各々に対して撮影領域が決められれば、固定ヒンジ700を用いて簡単に3軸カメラモジュール100、200、300を固定する作業を進めることができる。
すなわち、本発明の駐車誘導カメラ装置1000は、カメラモジュール100、200、300が実装される前に、カメラモジュール100、200、300と各々対応する収納ケース500に予め固定ヒンジ700を締め付ける。次に、カメラモジュール100、200、300に対する撮影領域がセットされるか、各々セットされる度に、ユーザは固定ヒンジ700を簡単に押さえてカメラモジュール100、200、300を固定させる。
したがって、従来の固定ノードを外力により回転させることによりカメラモジュールを固定させる方式に比べて設置のための作業期間が短縮され、簡単な操作によりカメラモジュールを固定でき、固定作業によるカメラモジュールの位置変更を防止できる。
特に、本発明の駐車誘導カメラ装置1000は、従来技術とは異なり、3軸回転方向に動作するカメラモジュール100、200、300を使用するので、駐車誘導カメラ装置1000の設置位置が従来技術に比べて広範であるという長所がある。
さらに、本発明の駐車誘導カメラ装置1000は、3軸カメラモジュール100、200、300を使用するので、カメラ装置の設置位置が傾斜面であっても、水平面状態での撮影画像を確保できるという利点がある。
また、本発明の駐車誘導カメラ装置1000は、ユーザが固定ヒンジ700を簡単に収納ケース500のフックに締め付けることにより、撮影領域がセットされたカメラモジュールに対して小さい外力で、大きな流動なしにカメラモジュールに対する3軸回転方向を全て固定することができる。
より具体的に、図4~図7に示すように、本発明の駐車誘導カメラ装置1000は、図2及び図3において説明したカメラモジュール100と、カメラモジュール100が実装された収納ケース500とを備える。
カメラモジュール100は、ボールボディ50と、ボールボディ50上に配置されたレンズ鏡筒部51とが収納ケース500の第1の開口領域500a外側に露出するように底面510bに実装される。このために、カメラモジュール100のボールボディホルダ60と締め付けられたボディホルダ35には、第1のホルダ固定部35aが設けられ、これと対応するように、収納ケース500の底面510bには、第2のホルダ固定部35bが設けられる。
したがって、カメラモジュール100は、ボディホルダ35の第1のホルダ固定部35aが第2のホルダ固定部35bと向き合うように整列された後に締め付けられる方式で収納ケース500に固定される。図面には、第1のホルダ固定部35aが溝形態の孔構造で形成され、第2のホルダ固定部35bは、突出された構造の中央には孔が形成された構造で形成されているが、第1のホルダ固定部35a及び第2のホルダ固定部35bの構造はこれに限定されない。締付方式によって第1のホルダ固定部35aと第2のホルダ固定部35bとの構造は、様々な形態に変更されることができる。
カメラモジュール100は、第1のホルダ固定部35aに第2のホルダ固定部35bが挿入され、ねじまたはピンのような締付手段が第2のホルダ固定部35bと第1のホルダ固定部35aとを締め付ける方式で収納ケース500に固定される。
本発明の駐車誘導カメラ装置1000は、カメラモジュール100で駐車場の指定された領域を撮影するようにセットされた後、カメラモジュール100の流動を防止するために、固定ヒンジ700で固定作業を進める。
したがって、カメラモジュール100が実装される前に、収納ケース500の底面510bには、固定ヒンジ700が予め締め付けられる。このために、収納ケース500には、固定ヒンジ締付部800が配置される。
図5に示すように、本発明の駐車誘導カメラ装置1000は、カメラモジュール100を固定するための固定ヒンジ700を備える。固定ヒンジ700は、収納ケース500に実装されるカメラモジュールと各々1対1に対応するように設けられる。したがって、収納ケース500に実装されるカメラモジュールの個数と固定ヒンジ700の個数とは同一である。
本発明の駐車誘導カメラ装置1000に使用される固定ヒンジ700は、カメラモジュール100のボールボディ50を接触して固定する固定プレート720と、固定プレート720の一面から延びたヒンジボディ部740とを備える。
固定プレート720は、円形プレート形状を有し、ボールボディ50の球形曲面と対応するように所定の曲率を有する曲面が形成されたベースプレート720aと、ベースプレート720aの1つの領域に所定の段差を有するように形成された接触部720bと、接触部720bに少なくとも1つ以上配置される接触パッド720cとを備える。
接触部720bは、ベースプレート720aと同じ材料で形成されてもよく、異なる材料で形成されてもよい。接触部720bがベースプレート720aと同じ材料で形成される場合には、ベースプレート720a形成の際に共に形成されることができる。
接触部720bがベースプレート720aと異なる材料で形成される場合には、ベースプレート720aの1つの領域に接触部720bを取り付ける方式で形成されることができる。
接触部720bは、ベースプレート720aの曲面から所定の高さを有するように設けることができる。したがって、ベースプレート720a上には、接触部720bが設けられた領域と設けられていない領域との間で所定の段差領域が形成される。
接触部720bは、カメラモジュール100のボールボディ50の表面と接触するので、ボールボディ50の球形表面と接触面積を増加させるために、ボールボディ50の曲率と対応する曲率を有するように形成される。すなわち、接触部720bは、ベースプレート720aの曲面に沿って設けられるので、ボールボディ50の外部曲面と接触することができる。
接触パッド720cは、接触部720b上にドット(Dot)パターン形態で複数個形成されることができる。接触パッド720cは、カメラモジュール100のボールボディ50と接触部720bとが接触されるとき、流動や外力によってボールボディ50が接触部720b上から滑って固定力が弱まることを防止する機能をする。したがって、接触パッド720cは、ゴム材料のように、ボールボディ50との接触摩擦力が大きい材質で形成されることが好ましい。
ヒンジボディ部740は、接触部720bが設けられていないベースプレート720aの一面から延びる。ヒンジボディ部740は、ベースプレート720aと同じ材料で形成されてもよく、異なる材料で形成されてもよい。ヒンジボディ部740がベースプレート720aと同じ材料で形成される場合、ベースプレート720a形成の際、ヒンジボディ部740も共に形成される。
ヒンジボディ部740がベースプレート720aと異なる材料で形成される場合、ヒンジボディ部740がベースプレート720aに締め付けられる方式で形成されることができる。
ヒンジボディ部740は、プレート支持部740aと、プレート支持部740aから流線型構造で延びた連結部740bと、連結部740bから延びた押さえ部740cとを備える。
プレート支持部740aは、カメラモジュール100のボールボディ50と接触して固定する固定プレート720を支持する機能を有する。プレート支持部740aは、固定プレート720の中央領域に固定され、固定プレート720とプレート支持部740aとがなす角度は、少なくとも90゜以下になるようにする。また、プレート支持部740aとベースプレート720aとが接触する領域近傍には、ヒンジ締付溝700aが形成される。ヒンジ締付溝700aは、固定ヒンジ700締め付けのために、固定ヒンジ締付部800のヒンジ締付突起800aと締め付けられる。
連結部740bは、一側端で固定プレート720に接するプレート支持部740aの他側端でプレート支持部740aと所定の角度を有するように設けられる。例えば、ベースプレート720aとプレート支持部740aとが水平面に立てられたとき、ベースプレート720aとプレート支持部740aとの間は、90゜以下の角度を有するので、水平面、ベースプレート720a及びプレート支持部740aに間に形成され空間が側面から見て三角形の形状になる。
また、プレート支持部740aから延びた連結部740bは、プレート支持部740aの長さ方向と平行に延びずに所定の角度を有するように延びる。したがって、図5に示されたように、連結部740bが水平面に置かれたとき、プレート支持部740aと連結部740bとの間の角度は、90゜より大きく、180゜より小さい範囲を有することができる。
また、水平面と接触するプレート支持部740aの他側端から延びた連結部740bは、水平面と略平行をなすものの、中央領域の高さが最も高い流線型構造を有する。
また、連結部740bから延びた押さえ部740cは、連結部740bの長さ方向と平行に延びずに連結部740bと所定の角度を有するように延びる。連結部740bと押さえ部740cとの間の角度は、90゜より大きく、180゜より小さい範囲で設定されることができるが、水平面を基準としては、押さえ部740cは、0゜より大きく、90゜より小さい範囲で設定されることができる。
図6と図7に示すように、本発明の固定ヒンジ700は、収納ケース500の固定ヒンジ締付部800に締め付けられる。固定ヒンジ締付部800は、ヒンジ締付突起800aと、第1の挿入孔800b及び第2の挿入孔800cと、第2の挿入孔800cの内周面から延びたフック820とを備える。
より具体的には、固定ヒンジ700が固定ヒンジ締付部800に締め付けられる方式を説明すれば、次のとおりである。
固定ヒンジ700の固定プレート720が収納ケース500の内側底面510bに位置するようにヒンジボディ部740を固定ヒンジ締付部800の第1の挿入孔800bに挿入する。すなわち、ヒンジボディ部740の押さえ部740cが第1の挿入孔800bに挿入され、ヒンジボディ部740は、収納ケース500の底面510b外側に露出する。
露出したヒンジボディ部740の連結部740bに形成されたフック締付孔730は、収納ケース500の底面510b外側で収納ケース500に形成された固定ヒンジ締付部800のフック820と向かい合う位置に配置される。
これは、固定ヒンジ700に形成されたヒンジ締付溝700aが固定ヒンジ締付部800のヒンジ締付突起800aに締め付けられれば、ヒンジボディ部740の連結部740bとフック820の位置が自動に整列される。
このように、本発明では、固定ヒンジ700を収納ケース500の固定ヒンジ締付部800に予め締め付けた後、カメラモジュール100を収納ケース500に実装する。カメラモジュール100が収納ケース500の内側底面510bに固定された状態で3軸方向にカメラモジュール100の位置を調整して駐車場の撮影領域をセットする。
収納ケース500に実装された複数のカメラモジュール100、200、300に対する撮影領域がセットされる度に、ユーザは、収納ケース500の底面510b外側に露出した固定ヒンジ700のヒンジボディ部740を押さえてカメラモジュール100、200、300を固定する。
より具体的には、カメラモジュール100が収納ケース500に実装されると、予め締め付けられた固定ヒンジ700の固定プレート720は、カメラモジュール100のボールボディ50とボールボディホルダ60内側との間に位置するようになる。
ユーザが収納ケース500の外側に露出したヒンジボディ部740の押さえ部740cを押えると、固定プレート720が上昇しながらボールボディ50の外面と接触する。その後、ユーザがヒンジボディ部740の押さえ部740cを押さえてヒンジボディ部740のフック締付孔730をフック820に締め付けると、固定プレート720がカメラモジュール100のボールボディ50を固定する。
ここでは、説明の都合上、2段階に区分して説明したが、実際にユーザがヒンジボディ部740の押さえ部740cを1回押さえると同時に固定ヒンジ700がフック820に締め付けられてカメラモジュール100が固定される。
また、カメラモジュール100の固定を解除するためには、押さえ部740cを軽く押さえてフック締付孔730とフック820とを分離すれば、ヒンジボディ部740は、フック820から分離される。このとき、固定ヒンジ700の固定プレート720は、ボールボディ50と接触された状態で下方へ下降しながら分離される(固定解除)。
以上では、カメラモジュール100が収納ケース500に実装される例を説明したが、カメラモジュール200、300のカメラモジュール100と同様に収納ケースに実装される。
従来技術では、カメラモジュールに配置されたジンバル構造、すなわち、ボールボディを固定するためには、カメラモジュールの下側に配置された固定ノブを回転させてカメラモジュールに対するチルト動作のみを固定させることができた。
また、従来技術では、固定ノブに外力を加えて撮影領域がセットされたカメラモジュールを固定するため、固定ノブが回転してカメラモジュールが完全に固定されるまで一定時間持続的に物理的な力が加えられなければならず、駐車誘導カメラ装置の設置位置が変更されるという問題が生じた。
本発明の駐車誘導カメラ装置は、角度調整が容易であり、パン(PAN)、チルト(TILT)、及びローテーション(ROTATION)動作が可能なカメラモジュールを備える。
本発明の駐車誘導カメラ装置は、カメラモジュールに固定ヒンジを設けて、撮影領域がセットされたカメラモジュールを簡便に固定または固定解除することができる。
本発明の駐車誘導カメラ装置は、複数のカメラモジュールを有し、これらの配置方向を互いに反対方向である両方向、90゜などに配置できるようにして、少ない個数のカメラモジュールで広い駐車領域を撮影することができる。
本発明の駐車誘導カメラ装置は、カメラモジュールに固定ヒンジを設け、固定ヒンジに対する1回の操作でカメラモジュールのパン(PAN)軸、チルト(TILT)軸、及びローテーション(ROTATION)軸を全て固定することができる。
本発明の駐車誘導カメラ装置は、カメラ装置の設置位置に対応して撮影領域を様々に調整でき、設置便宜性を改善することができる。
図8A~図8Cは、本発明の一実施形態に係るカメラモジュールの3軸回転動作を説明するための図である。
図2及び図3とともに図8A~図8Cを参照すると、本発明の駐車誘導カメラ装置1000は、ローテーション(ROTATION)軸、チルト(Tilt)軸、及びパン(PAN)軸動作が可能な3軸カメラモジュール100を使用する。
カメラモジュール100に配置されたボールボディ50は、レンズ鏡筒部51方向に外部被写体を撮影(センシング)する。一般的に、3軸カメラは、3次元座標空間でカメラの位置から上下に動く動作をピッチ(Pitch)軸回転といい、カメラの位置から上下軸を基準に回転する動作をヨー(Yaw)軸回転といい、カメラが撮影する前方に向かう軸を中心に回転する動作をロール(Roll)軸回転という。
本発明のカメラモジュール100のボールボディ50は、レンズ鏡筒部50を基準に図8Aのように回転することは、カメラがロール(Roll)軸方向に回転することを意味し、カメラモジュール100のボールボディ50がローテーション(ROTATION)方向に回転することに対応する。
また、図8Bのように回転することは、カメラがピッチ(Pitch)軸方向に回転することを意味し、本発明のカメラモジュール100のボールボディ50がボールボディホルダ60に締め付けられた状態で上下チルト回転することに対応する。
また、図8Cのように回転することは、カメラがヨー(Yaw)軸方向に回転することを意味し、本発明のカメラモジュール100のボールボディ50がボールボディホルダ60に締め付けられた状態でボールボディ50全体が回転するパン(PAN)方向に回転することに対応する。
このように、3軸カメラモジュール100は、2軸カメラモジュールがチルト方向に撮影をする状態で左右に傾く部分を補正でき、カメラモジュール100の撮影領域を拡張させることができる。
したがって、固定された駐車空間でカメラを配置するとき、2軸カメラモジュールで撮影するよりさらに少ない個数のカメラモジュールで広範囲の撮影領域を撮影することができるという利点がある。
また、本発明のように3軸カメラモジュール100を使用すると、撮影位置が傾斜するか、狭い領域でもカメラモジュールを回転させて撮影方向を調整できるので、カメラモジュールの配置場所に制限を受け難いという長所がある。
図9Aは、従来技術によって駐車場に設けられた2軸回転カメラモジュールの撮影領域を説明するための図である。図9Bは、本発明に係る3軸回転カメラモジュールを適用する場合の撮影領域を説明するための図である。
図9Aに示すように、駐車場に配置される駐車誘導カメラ装置は、普通、駐車場天井空間に設けられたレースウェイ600に設けられる。レースウェイ600は、長い棒構造で形成され、天井または駐車場上部壁に固定されたハンガー111に固定される。したがって、レースウェイ600は、駐車領域と対応する駐車場上部空間に吊り下がった状態で配置される。
図面に図示されているように、(a)2軸カメラモジュールC1は、レースウェイ600下面に取り付けられ、カメラモジュールC1の撮影方向は、駐車空間に向かうように設定される。
2軸カメラモジュールC1は、上述したように、パン(PAN)回転とチルト(Tilt)回転のみが可能であるため、レースウェイ600に設けられた状態で駐車領域に対する撮影方向をセットするのが難しい。
なぜなら、レースウェイ600は、ハンガー111により水平を維持し、駐車場上部空間に配置されなければならないが、レースウェイ600の荷重またはハンガー111長さの差のため、水平を維持できなければ、2軸カメラモジュールC1の撮影領域セットが難しくなるためである。
したがって、2軸カメラモジュールC1を使用する場合には、レースウェイ600が水平を維持できない場合、2軸カメラモジュールC1を調整して水平作業をするのに困難が生じる。
また、(b)上述したように、2軸カメラモジュールC1は、撮影する被写体を基準に左右回転が不可能であるため、2軸カメラモジュールC1が配置される場所が傾斜面である場合、撮影可能領域が非常に狭くなるという短所がある。
また、傾斜面の傾斜度によって駐車領域を撮影できず、2軸カメラモジュールC1が配置される場所的制限が大きいという短所がある。
それに対し、図9Bに示されたように、(a)本発明の駐車誘導カメラ装置1000に使用されるカメラモジュールが3軸カメラモジュールC2である場合には、レースウェイ600が一部水平を維持しなくても、3軸カメラモジュールC2のローテーション(ROTATION)動作で撮影方向を調整できる。
したがって、2軸カメラモジュールC1のように、別途にカメラモジュールに対する水平作業が不要であるという利点がある。
また、(b)に示されたように、3軸カメラモジュールC2は、撮影する被写体を基準に左右回転が可能であるため、3軸カメラモジュールC2が配置される場所が傾斜面である場合にも撮影可能領域が狭くならない。
また、3軸カメラモジュールC2が配置される傾斜面の傾斜度が変わっても3軸カメラモジュールC2のローテーション(ROTATION)動作で2軸カメラモジュールC1よりも広い領域を撮影領域として設定することができる。
これにより、3軸カメラモジュールC2を用いる場合、2軸カメラモジュールC1の個数より少ない個数で同じ駐車領域を撮影できるという利点がある。
このように、本発明の駐車誘導カメラ装置は、角度調整が容易であり、パン(PAN)、チルト(TILT)、及びローテーション(ROTATION)動作が可能なカメラモジュールを備える。
本発明の駐車誘導カメラ装置は、カメラモジュールに固定ヒンジを設けて、撮影領域がセットされたカメラモジュールを簡便に固定または固定解除できる。
本発明の駐車誘導カメラ装置は、複数のカメラモジュールを有し、これらの配置方向を互いに反対方向である両方向、90゜などに配置できるようにして、少ない個数のカメラモジュールで広い駐車領域を撮影することができる。
本発明の駐車誘導カメラ装置は、カメラモジュールに固定ヒンジを設けて、固定ヒンジに対する1回の操作でカメラモジュールのパン(PAN)軸、チルト(TILT)軸、及びローテーション(ROTATION)軸を全て固定することができる。
本発明の駐車誘導カメラ装置は、カメラ装置の設置位置に対応して撮影領域を様々に調整でき、設置便宜性を改善することができる。
図10及び図11は、本発明に係るカメラモジュールが固定手段により固定される状態を示した図である。図12は、本発明に係る駐車誘導カメラ装置に使用される固定手段によりカメラモジュールが固定される状態を説明するための図である。
図2及び図3とともに図10~図12を参照すると、本発明の駐車誘導カメラ装置1000は、カメラモジュール100と、カメラモジュール100が実装される収納ケース500と、収納ケース500に締め付けられた後、カメラモジュール100を固定及び固定解除する固定ヒンジ700とを備える。
固定ヒンジ700が収納ケース500の固定ヒンジ締付部800に締め付けられた状態でカメラモジュール100が実装される。図6及び図7において説明したように、固定ヒンジ700が収納ケース500の固定ヒンジ締付部800に締め付けられると、固定ヒンジ700の固定プレート720は、カメラモジュール100のボールボディ50とボールボディホルダ60との間に位置する。
図11に示されるように、本発明の固定ヒンジ700のヒンジボディ部740は、固定ヒンジ締付部800の第1の挿入孔800bに挿入されて、ヒンジボディ部740の一部が収納ケース500の底面510bの外側に露出する。
また、固定ヒンジ700は、ヒンジボディ部740と固定プレート720との間に形成されたヒンジ締付溝700aが収納ケース600内側底面510bに形成されたヒンジ締付突起800aと締め付けられる。これにより、固定ヒンジ700の固定プレート720は、カメラモジュール100のボールボディ部50の外面と向かい合う。
カメラモジュール100を固定しないときには、固定ヒンジ700の固定プレート720とボールボディ50の外面とは、互いに接触しない所定の距離を維持する。したがって、固定ヒンジ700によりカメラモジュール100が固定されないときに、カメラモジュール100の撮影方向を調整して撮影領域をセットする。
駐車場の駐車領域のうち、カメラモジュール100が撮影する撮影領域がセットされると、固定ヒンジ700の押さえ部740cを上部方向に押さえてヒンジボディ部740のフック締付孔730を収納ケース500に形成されたフック820に締め付ける。
上記のように、固定ヒンジ700の押さえ部740cが上昇すると、固定プレート720は、ヒンジ締付突起800aを軸として下部方向に移動しながら、固定プレート720の接触部720bがボールボディ50に接触する。
上述したように、接触部720bの表面には、複数の接触パッド720cが配置されており、接触部720bがボールボディ50と接触されると、堅固にボールボディ50を固定する。
また、カメラモジュール100の固定を解除するときには、固定ヒンジ700の押さえ部740cを押さえてフック締付孔730がフック820から分離されるようにする。
図2及び図3とともに図12を参照する。本発明の固定ヒンジ700がボールボディ50を固定すれば、カメラモジュール100のローテーション(ROTATION)軸方向、チルト(TILT)軸方向、及びパン(PAN)軸方向が全て固定される。
まず、ボールボディ50は、前述したように、回転カバー41に形成された回転ギヤ43によりローテーション(ROTATION)動作をし、回転カバー41外側に形成されたチルトギヤ42によりチルト動作をするので、ボールボディ50が固定ヒンジ700により固定されると、ローテーション(ROTATION)とチルト(TILT)方向の動きが固定される。
次に、カメラモジュール100では、ボールボディ50は、ボールボディホルダ60に締め付けられた後、ボールボディホルダ60の回転によりパン(PAN)動作をする。したがって、ボールボディ50が固定されると、これと締め付けられたボールボディホルダ60がボディホルダ35に形成されたパンガイド溝61に沿って回転できなくなる。
このように、本発明の駐車誘導カメラ装置1000は、固定ヒンジ700に対する簡単な操作だけでカメラモジュール100の3軸方向回転を全て固定することができ、また固定を解除することができるという利点がある。
図13A~図13Cは、本発明に係るカメラモジュールが設けられた一実施形態に係る駐車誘導カメラ装置である。図14Aは、従来技術に係る駐車誘導カメラ装置が駐車場に設けられた態様を示した図である。図14Bは、本発明に係る駐車誘導カメラ装置が駐車場に設けられた態様を示した図である。
図2~図7とともに図13A~図14Bを参照すると、本発明の駐車誘導カメラ装置1000は、駐車領域の撮影位置によってカメラモジュールを収容する収納ケースの構造を変更できる。
図13A~図13Cを参照する。第1~第3のカメラモジュールCM1、CM2、CM3を収納ケース1500に実装する場合、第1~第3のカメラモジュールCM1、CM2、CM3の各々と対応するように、収納ケース1500に第1~第3の開放領域1500a、1500b、1500cが設けられる。
したがって、図13Aの駐車誘導カメラ装置2000は、第1~第3のカメラモジュールCM1、CM2、CM3が互いの撮影方向が異なるように配置された状態で駐車領域を撮影できる。図13Aに示すように、第1カメラモジュールCM1の撮影方向は、第2カメラモジュールCM2の撮影方向に対して垂直であってもよい。第2カメラモジュールCM2の撮影方向は、第1カメラモジュールCM1の撮影方向及び第3カメラモジュールCM3の撮影方向に対して垂直であってもよい。
図13Bによる本発明の駐車誘導カメラ装置3000は、収納ケース1600に第1及び第2の開放領域1600a、1600bを設け、第1及び第2の開放領域1600a、1600bに対応する第1及び第2のカメラモジュールCM1、CM2を配置したものである。
図13Bの駐車誘導カメラ装置3000は、第1及び第2のカメラモジュールCM1、CM2が互いの撮影方向が異なるように配置された状態で駐車領域を撮影できる。図13Bに示すように、第1カメラモジュールCM1の撮影方向は、第2カメラモジュールCM2の撮影方向に対して垂直であってもよい。
図13Cによる本発明の駐車誘導カメラ装置4000は、収納ケース1700に第1及び第2の開放領域1700a、1700bを設けし、第1及び第2の開放領域1700a、1700bに対応する第1及び第2のカメラモジュールCM1、CM2を配置したものである。
図13Bとは異なり、図13Cの駐車誘導カメラ装置4000は、第1及び第2の開放領域1700a、1700bが互いに反対方向に設けられる。したがって、第1及び第2のカメラモジュールCM1、CM2は、互いの撮影方向が反対方向になるように配置された状態で駐車領域を撮影できる。
図14Aは、従来の2軸カメラモジュールを使用する場合、駐車誘導カメラ装置D1、D2、D3、D4、D5、D6が配置された状態の一例を示している。駐車場の駐車誘導のための領域が第1~第4の駐車領域P1、P2、P3、P4に区分されるとするとき、従来技術では、第1の駐車領域P1と第2の駐車領域P2とが隣接する領域では、第1及び第2の駐車誘導カメラ装置D1、D2が配置される。
同様に、第2の駐車領域P2と第4の駐車領域P4とが隣接する領域では、第4及び第5の駐車誘導カメラ装置D4、D5が配置される。
このように、2軸カメラモジュールを用いた駐車誘導カメラ装置を使用する場合には、駐車領域が隣接する領域で複数の駐車誘導カメラ装置が配置されなければならない場合がある。
しかし、図14Bに示すように、本発明に係る3軸カメラモジュールを備えた駐車誘導カメラ装置D1、D2、D3、D4を使用する場合、図13A~図13Cに示したように、様々な方向にカメラモジュールを設けることができるため、駐車誘導カメラ装置の個数を顕著に減らすことができる。
図面に図示されたように、従来とは異なり、第1の駐車領域P1と第2の駐車領域P2とが隣接する領域では、図13Bの構造を有する第1の駐車誘導カメラ装置D1の1台のみ配置する。
同様に、第2の駐車領域P2と第4の駐車領域P4とが隣接する領域では、図13Bの構造を有する第3の駐車誘導カメラ装置D3の1台のみ配置する。
このように、本発明の駐車誘導カメラ装置は、角度調整が容易であり、パン(PAN)、チルト(TILT)、及びローテーション(ROTATION)動作が可能なカメラモジュールを備える。
本発明の駐車誘導カメラ装置は、カメラモジュールに固定ヒンジを設けて、撮影領域がセットされたカメラモジュールを簡便に固定または固定解除することができる。
本発明の駐車誘導カメラ装置は、複数のカメラモジュールを有し、これらの配置方向を互いに反対方向である両方向、90゜などに配置できるようにして、少ない個数のカメラモジュールで広い駐車領域を撮影することができる。
本発明の駐車誘導カメラ装置は、カメラモジュールに固定ヒンジを設けて、固定ヒンジに対する1回の操作でカメラモジュールのパン(PAN)軸、チルト(TILT)軸、及びローテーション(ROTATION)軸を全て固定することができる。
本発明の駐車誘導カメラ装置は、カメラ装置の設置位置に対応して撮影領域を様々に調整でき、設置便宜性を改善することができる。
以上説明された本発明に係る実施形態は、様々なコンピュータ構成要素を介して実行され得るプログラム命令語の形態で実現されて、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されることができる。コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、プログラム命令語、データファイル、データ構造などを単独でまたは組み合わせて含むことができる。コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されるプログラム命令語は、本発明のために特別に設計され、構成されたものであるか、コンピュータソフトウェア分野の当業者に公知であり使用可能なものであることができる。コンピュータ読み取り可能な記録媒体の例には、ハードディスク、フロッピーディスク(登録商標)、及び磁気テープのような磁気媒体、CD-ROM及びDVDのような光記録媒体、フロプティカルディスク(floptical disk)のような磁気-光媒体(magneto-optical medium)、及びROM、RAM、フラッシュメモリなどのような、プログラム命令語を格納し、実行するように特別に構成されたハードウェア装置が含まれる。プログラム命令語の例には、コンパイラによって作られるような機械語コードだけでなく、インタプリタなどを使用してコンピュータにより実行され得る高級言語コードも含まれる。ハードウェア装置は、本発明に係る処理を行うために、1つ以上のソフトウェアモジュールに変更されることができ、その逆も同様である。
本発明において説明する特定の実施形態は、一実施形態であって、いかなる方法でも本発明の範囲を限定するものではない。明細書の簡潔さのために、従来電子的な構成等、制御システム、ソフトウェア、システムの他の機能的な側面等の記載は省略されることができる。また、図面に図示された構成要素間の線等の連結または連結部材は、機能的な連結及び/又は物理的または回路的接続を例示的に示したものであって、実際装置では、代替可能であるか、追加の様々な機能的な連結、物理的な連結、または回路接続として表わされることができる。また、「必須な」、「重要に」などのように、具体的な言及がなければ、本発明の適用のために必ず必要な構成要素でない場合がある。
また、説明した本発明の詳細な説明では、本発明の望ましい実施形態を参照して説明したが、当該技術分野の熟練された当業者または当該技術分野における通常の知識を有する者であれば、後述する特許請求の範囲に記載された本発明の思想及び技術領域から逸脱しない範囲内で本発明を様々に修正及び変更させ得ることが理解できるであろう。したがって、本発明の技術的範囲は、明細書の詳細な説明に記載された内容に限定されるものではなく、特許請求の範囲により決められるべきであろう。