JP7165460B1 - 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】取引のシミュレーションを行う情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供する。【解決手段】ユーザが使用するユーザ端末に対して、金融取引のシミュレーション(金融取引のデモトレード)の機能を提供する情報処理装置200は、過去の特定のイベントが生じた際の相場の動向に関する第1相場動向の情報と過去の任意の際の相場の動向に関する第2相場動向の情報とを記憶する記憶部222と、記憶部222に記憶した第1相場動向の情報と第2相場動向の情報とのうち一方の相場動向を選択する選択部212と、選択部212によって選択した相場動向を、実際の時間よりも短縮して再現して、取引のシミュレーションを行うシミュレーション部213と、シミュレーション部213によってシミュレーションを行った結果を出力するよう制御する出力制御部214と、を備える。【選択図】図2

Description

特許法第30条第2項適用 公開者 株式会社アドバン 公開ウェブサイトのアドレス https://note.com/runcharuncha 公開日 令和3年12月24日 他7件
本開示は、情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
従来、株式の取引についての売買シミュレーションを行う装置(シミュレーションシステム)が存在する(特許文献1参照)。そのシミュレーションシステムは、外部サーバからリアルタイム株価を取得して、売買のシミュレーションを行う。その際に、シミュレーションシステムは、端末装置とサーバ装置とを通信回線で接続して、端末装置から売買シミュレーションを行うことが可能である。シミュレーションシステムは、端末装置とサーバ装置とが通信できない場合、端末装置から注文を行った時刻に基づいて、売買価格を決定する。
特開2010-075395号公報
特許文献1に記載のシミュレーションシステムは、上述したように、リアルタイムの株価を利用して、売買のシミュレーションを行う。
しかしながら、リアルタイムの株価を利用する場合、時間の経過が遅いと考えられることがある。すなわち、売買取引の練習をする場合、時間の経過が遅いと練習の時間が長くなり、相対的に短い時間で売買取引を理解することが難しいことがある。
本開示は、取引のシミュレーションを行うことが可能な情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供する。
一態様の情報処理装置は、過去の特定のイベントが生じた際の相場の動向に関する第1相場動向の情報、及び、過去の任意の際の相場の動向に関する第2相場動向の情報を記憶する記憶部と、記憶部に記憶した第1相場動向の情報及び第2相場動向の情報のうち一方の相場動向を選択する選択部と、選択部によって選択した相場動向を、実際の時間よりも短縮して再現して、取引のシミュレーションを行うシミュレーション部と、シミュレーション部によってシミュレーションを行った結果を出力するよう制御する出力制御部と、を備える。
一態様によれば、第1相場動向の情報及び第2相場動向の情報のうち一方の相場動向を選択し、その選択した相場動向を、実際の時間よりも短縮して再現して、取引のシミュレーションを行うことができる。
一実施形態に係る情報処理装置について説明するための図である。 一実施形態に係る情報処理装置について説明するためのブロック図である。 一実施形態に係る情報処理方法について説明するためのフローチャートである。 ユーザ端末の表示部に表示される画面の一例について説明するための図である。(A)~(C)は画面の一例を示す第1~3の図である。
以下、一実施形態について説明する。
[情報処理装置200の概要]
まず、一実施形態に係る情報処理装置200の概要について説明する。
図1は、一実施形態に係る情報処理装置200について説明するための図である。
情報処理装置200は、例えば、金融取引のシミュレーション装置等として構成されてもよい。また、情報処理装置200は、例えば、金融取引のデモトレードを行うデモトレード装置等として構成されてもよい。情報処理装置200は、上述した一例の装置に限らず、種々の装置等を構成してもよい。
ここで、デモトレードとは、例えば、仮想のお金を使って、金融取引の練習ができること等である。
情報処理装置200は、例えば、サーバ、デスクトップ、ラップトップ、タブレット及びスマートフォン等のコンピュータであってもよい。
情報処理装置200は、例えば、ユーザが使用するユーザ端末100に対して、金融取引のシミュレーション(金融取引のデモトレード)の機能を提供してもよい。ユーザ端末100は、例えば、デスクトップ、ラップトップ、タブレット及びスマートフォン等であってもよい。
ユーザ端末100は、例えば、入力部101を備えてもよい。入力部101は、例えば、ソフトキー及びハードキー、並びに、マウス等であってもよい。また、入力部101は、例えば、タップ、スワイプ、ピンチイン及びピンチアプト等の操作を受け付けるタッチパネルディスプレイ等であってもよい。入力部101は、例えば、取引の際の売り及び買い等の入力を行うことが可能である。すなわち、入力部101は、例えば、ユーザの操作に基づいて、金融取引のシミュレーション(デモトレード)を行い際の種々の入力を受け付けることが可能である。
情報処理装置200は、第1相場動向301の情報及び第2相場動向302の情報を記憶する。第1相場動向301は、過去の特定のイベントが生じた際の相場の動向である。第2相場動向302、過去の任意の際の相場の動向である。
情報処理装置200は、ユーザが入力部101を操作することに応じて入力される選択指示に基づいて、第1相場動向301及び第2相場動向302のうち一方の相場動向を選択する。情報処理装置200は、選択した相場動向を、実際の時間よりも短縮して再現する。実際の時間は、例えば、現実の時間の経過等であり、具体的な一例として1時間(現実の時間経過)をそのまま1時間として再現するような時間である。短縮して再現する時間は、例えば、現実の時間よりも短い時間の経過等であり、具体的な一例として1時間(現実の時間経過)をそれよりも短い時間(例えば、10分等)として再現するような時間である。
情報処理装置200は、例えば、入力部101によって入力される、時間を短縮して再現する際の更新間隔(更新指示)等により、短縮して再現する時間(更新間隔)を設定してもよい。すなわち、情報処理装置200は、入力部101によって入力される更新間隔(更新指示)に応じて、相場動向を実際の時間よりも短縮して再現してもよい。
相場動向の再現は、例えば、時間の経過に応じて相場が変動する際のグラフ303を時系列で再現するものであってもよい。相場が変動する際のグラフ303は、例えば、チャート等と言われる場合がある。
すなわち、情報処理装置200は、現実の時間経過よりも早くに相場が変動する際のグラフ303を再現してもよい。情報処理装置200は、再現するグラフ303をユーザ端末100の表示部102に表示するようにしてもよい。
情報処理装置200は、ユーザ端末100において相場が変動する際のグラフ303が表示される場合に、ユーザによって入力部101が操作されることにより金融取引の際の売り買いの入力が行われると、その入力内容を受け付ける。情報処理装置200は、ユーザが金融取引を繰り返すことに応じて、そのユーザの金融資産の増減を再現する。すなわち、情報処理装置200は、金融取引のシミュレーションを行う。
情報処理装置200は、シミュレーションを行った結果を出力してもよい。
[情報処理装置200の詳細]
次に、一実施形態に係る情報処理装置200について詳細に説明する。
図2は、一実施形態に係る情報処理装置200について説明するためのブロック図である。
情報処理装置200は、例えば、通信部221、記憶部222、表示部223及び制御部211等を備える。通信部221、記憶部222及び表示部223は、出力部の一実施形態であってもよい。制御部211は、例えば、選択部212、シミュレーション部213及び出力制御部214等を備える。制御部211は、例えば、情報処理装置200の演算処理装置等によって構成されてもよい。制御部211(例えば、演算処理装置等)は、例えば、記憶部222等に記憶される各種プログラム等を適宜読み出して実行することにより、各部(例えば、選択部212、シミュレーション部213及び出力制御部214等)の機能を実現してもよい。
通信部221は、例えば、情報処理装置200の外部にある装置(外部装置)等との間で種々の情報の送受信が可能な通信インターフェースである。
記憶部222は、例えば、種々の情報及びプログラムを記憶してもよい。記憶部222の一例は、メモリ、ソリッドステートドライブ及びハードディスクドライブ等であってもよい。なお、記憶部222は、例えば、クラウド上にある記憶領域及びサーバ等であってもよい。
記憶部222は、過去の特定のイベントが生じた際の相場の動向に関する第1相場動向の情報、及び、過去の任意の際の相場の動向に関する第2相場動向の情報を記憶する。相場は、例えば、ある時点において取引所で売買される商品の価格等であり、時系列で変動する。商品は、例えば、為替、債券、株式、暗号資産、先物取引及び指数等であってもよい。したがって、相場は、例えば、為替相場、債券相場及び株式相場等を始めとする上述した商品の相場等であってもよい。また、相場は、例えば、日本国内の相場であってもよく、日本国外の相場であってもよい。相場の動向は、例えば、過去に実際に生じた、時系列に応じた相場の上昇及び下降等の変動を示すものである。
過去の特定のイベントは、例えば、国家の指導者(例えば、内閣総理大臣及び大統領等)が新しく就任した場合(イベント)、相対的に短い時間で相場が下がる場合(例えば、リーマンショック及び金融政策等のイベント)、相対的に短い時間で相場が上がる場合(例えば、金融政策等のイベント)等を始めとする種々の相場に影響を与えるイベントであってもよい。過去の特定のイベントが生じた際の相場の動向は、例えば、特定のイベントが発生した時に前後する相場の動向を含んでいてもよい。
記憶部222は、複数のイベントそれぞれに応じた、複数の第1相場動向の情報を記憶してもよい。この場合の「複数のイベント」は、例えば、複数の過去の特定のイベントであってもよい。すなわち、上述した一例を用いると、記憶部222は、大統領が新しく就任した場合の相場の動向(第1相場動向)の情報、リーマンショックが生じた際の相場の動向(第1相場動向)の情報、及び、相場が相対的に上昇するような金融政策が発表された際の相場の動向(第1相場動向)の情報等を始めとする、複数の第1相場動向の情報を記憶してもよい。
過去の任意の際は、例えば、過去の任意の時又は幅を有する時間(例えば、開始及び終了の時等)等であってもよい。過去の任意の際の相場の動向は、例えば、上述した特定のイベントが発生した際の相場を含んでいてもよく、又は、特定のイベントが発生した際の相場を含んでいなくてもよい。
なお、記憶部222は、第1相場動向の情報及び第2相場動向の情報を1つにまとめた第3相場動向の情報を記憶してもよい。第3相場動向の情報は、過去の特定のイベントが生じた際の相場の動向と、その特定のイベントを除く任意の際(任意の時)の相場の動向とを含むものであってもよい。一例として、第3相場動向の情報は、時間的に幅を一連の相場の動向を含み、その一連の相場の動向の中に特定のイベントが発生した際の相場の動向を含むものであってもよい。
第1~3相場動向の情報それぞれは、指定された時点を特定可能であってもよい。具体的な一例として、第1~3相場動向の情報では、2022年6月1日10時00分の時点が指定されると、その時点の相場を特定可能となっていてもよい。
表示部223は、例えば、種々の文字、記号及び画像等を表示することが可能なディスプレイである。
選択部212は、記憶部222に記憶した第1相場動向の情報及び第2相場動向の情報のうち一方の相場動向を選択する。
ここで、ユーザ端末100は、例えば、ユーザによって入力部101が操作されることに基づいて、第1相場動向及び第2相場動向のうち一方の選択を受け付けると、その選択の内容を含む選択情報を情報処理装置200に送信する。なお、ユーザ端末100の表示部102には、複数の第1相場動向(複数の特定のイベント)及び第2相場動向を選択するためのアイコンが表示されてもよい。アイコンの情報は、情報処理装置200からユーザ端末100に送信されてもよい。
選択部212は、例えば、通信部221を介して選択情報を受け付けると、選択情報に含まれる選択内容に応じて、第1相場動向及び第2相場動向のうちの一方を選択する。すなわち、選択部212は、第1相場動向及び第2相場動向のうち、ユーザが希望する相場動向を選択する。
ここで、第1相場動向は、上述したように複数あってもよい。この場合、選択部212は、例えば、ユーザの希望に基づいて、複数の第1相場動向のうち1つを選択してもよい。すなわち、選択部212は、複数のイベントのうちの1つに対応する第1相場動向を選択してもよい。ここでの「複数のイベント」は、「複数の特定のイベント」と言い換えてもよい。
シミュレーション部213は、選択部212によって選択した相場動向を、実際の時間よりも短縮して再現して、取引のシミュレーションを行う。シミュレーション部213は、取引のシミュレーションとして、デモトレードを行ってもよい。
シミュレーション部213は、例えば、ユーザ端末100がスマートフォン及びタブレット等の場合には、ユーザ端末100の表示部(ユーザ端末表示部)102を縦にした場合(縦画面)でも横にした場合(横画面)でも、相場動向の再現をユーザ端末表示部102に表示することができる。この場合、シミュレーション部213は、例えば、後述する出力制御部214等と協働することにより、再現する相場動向の情報をユーザ端末100に送信するよう制御してもよい。なお、ユーザ端末100は、相場動向の情報を受信すると、その後オフラインでも再現される相場動向をユーザ端末表示部102に表示してもよく、オンラインでも再現される相場動向をユーザ端末表示部102に表示してもよい。また、制御部211等は、シミュレーションを行う際に必要となる情報をユーザ端末100に一括してダウンロードが可能なようになっていてもよい。また、1人のユーザ(例えば、1台のユーザ端末100)は、1又は複数のアカウント(口座)を開設して、複数のアカウント(口座)それぞれで別個にシミュレーションを行ってもよい。
取引のシミュレーション及びデモトレードは、例えば、選択した相場動向を再現する際に、仮想のお金を使って金融商品等の売り買い等の取引を行ってその仮想のお金を増減させることにより、金融取引の練習ができること等である。すなわち、シミュレーション部213は、例えば、選択した相場動向を時系列的に徐々に再現している間に、入力部101によって1回又は複数回の売り買い等の取引に関する入力が行われると、通信部221を介して、その入力の内容を受け付ける。取引の入力の内容は、取引情報としてユーザ端末100から情報処理装置200に送信されてもよい。シミュレーション部213は、実際の金融取引と同様に、本シミュレーション(本デモトレード)においても、再現する相場動向に応じてユーザが所有する仮想のお金を増減させる。すなわち、シミュレーション部213は、例えば、選択部212によって選択された相場動向を時系列で再現する際に行われる、入力部101によって入力される売り及び買いの取引に基づいて資産の増減を行うことにより、相場動向に応じた取引のシミュレーションを行ってもよい。
シミュレーション部213は、上述したように、選択した相場動向を、実際の時間よりも短縮して再現する。すなわち、シミュレーション部213は、例えば、選択した実際の過去の相場動向を、時間的に短縮して再現する。実際の時間は、上述したように例えば、現実の時間の経過等であり、具体的な一例として1時間(現実の時間経過)をそのまま1時間として再現するような時間である。短縮して再現する時間は、例えば、現実の時間よりも短い時間の経過等であり、具体的な一例として1時間(現実の時間経過)をそれよりも短い時間(例えば、10分等)として再現するような時間である。
実際の時間よりも短縮して再現することには、時間を早送りして再現することも含まれる。
シミュレーション部213は、例えば、短縮して再現する時間を、入力部101による入力される内容(例えば、上述した更新間隔(更新指示)等)に応じて設定してもよい。更新間隔は、例えば、再現する時間(例えば、1分毎等)に何回更新するか、又は、再現する時間(例えば、1分毎等)に何時間分を再現するか等であってもよい。回数に応じて更新する場合には、例えば、1回の更新につき何時間分を再現するか等が設定されていてもよい。
ここで、シミュレーション部213は、選択部212によって第2相場動向を選択する場合に過去の任意の時点のうち特定の時点が指定されると、指定された時点以後の相場動向を利用して、取引のシミュレーションを行ってもよい。
すなわち、シミュレーション部213は、例えば、第2相場動向が選択されると、再現を開始する時点を受け付ける。この場合、シミュレーション部213は、例えば、入力部101によって再現を開始する時点が入力されると、その開始時点を含む開始時点情報を、通信部221を介して受け付ける。この場合、シミュレーション部213は、例えば、第2相場動向で記録される期間内のいずれかの時点を開始時点として受け付けるようにしてもよい。開始時点情報は、例えば、選択情報に含まれてもよく、選択情報に含まれなくともよい。シミュレーション部213は、例えば、開始時点情報に含まれる開始時点を基準に、第2相場動向の再現を開始する。
又は、シミュレーション部213は、例えば、選択情報に基づいて第2相場動向が選択されると、ランダムに選択した開始時点を特定し、その開始時点を基準に、第2相場動向の再現を開始してもよい。シミュレーション部213は、例えば、種々の技術を利用して、第2相場動向で記録される期間のうちのいずれかの時点を自動的に選択し、その選択した時点を開始時点としてもよい。
なお、上述した選択部212は、例えば、第1相場動向の情報及び第2相場動向の情報のうち一方を選択する例に限らず、複数の特定のイベント(又は、イベントの開始時点等)及びユーザによって指定される時点のうちいずれかを選択してもよい。すなわち、選択部212は、例えば、第3相場動向に含まれる過去の複数の特定のイベントのうちいずれか1つを選択できるようにし、入力部101によっていずれか1つのイベントが指定されると、指定されたイベントの開始時点を選択してもよい。又は、選択部212は、例えば、入力部101への入力内容に基づいて第3相場動向に記録される時系列のうちいずれかの時点を選択してもよい。
この場合、シミュレーション部213は、例えば、第3相場動向の情報を参照して選択部212によって選択された時点を特定し、その特定した時点を基準にして、第3相場動向の再現を開始してもよい。その際、シミュレーション部213は、実際の時間よりも短縮して、時系列に従って第3相場動向を再現してもよい。
このような場合、情報処理装置200は、例えば、第3相場動向の情報を記憶すればよいので、第1相場動向の情報及び第2相場動向の情報の両方を記憶する場合に比べて、記憶容量を少なくすることができる。
出力制御部214は、シミュレーション部213によってシミュレーションを行った結果を出力するよう出力部を制御する。出力部は、例えば、通信部221、記憶部222及び表示部223等であってもよい。
すなわち、出力制御部214は、例えば、シミュレーション部213によってシミュレーションを行った結果に関するシミュレーション情報を外部装置に送信するよう通信部221を制御する。外部装置は、例えば、ユーザ端末100及びサーバ(図示せず)等であってもよい。
出力制御部214は、例えば、シミュレーション部213によってシミュレーションを行った結果に関するシミュレーション情報を記憶するよう記憶部222を制御する。
出力制御部214は、例えば、シミュレーション部213によってシミュレーションを行った結果を表示するよう表示部223を制御する。
出力制御部214は、例えば、シミュレーション部213で行った取引回数及び取引の勝ち負けに応じた勝率等を含む取引内容に基づいて、シミュレーションを行うユーザのランキングを出力してもよい。
制御部211(例えば、シミュレーション部213又は出力制御部214等)は、例えば、取引の勝ち負けとして、ユーザが所有するお金が増えた場合には「勝ち」と設定し、ユーザが所有するお金が減った場合には「負け」と設定してもよい。制御部211(例えば、シミュレーション部213又は出力制御部214等)は、例えば、ユーザが行った売り買い等の取引回数と、取引の際の勝ちの回数とに基づいて、ユーザ毎の勝率を算出してもよい。また、取引内容は、上述した勝率の他に、利益の額等を含んでいてもよい。制御部211(例えば、シミュレーション部213又は出力制御部214等)は、例えば、勝率がより高いユーザのランキングをより上位に設定し、勝率がより低いユーザのランキングをより下位に設定する。
出力制御部214は、そのランキングを出力するよう出力部を制御してもよい。この場合、出力制御部214は、例えば、ランキングの全てを出力するよう出力部を制御してもよく、相対的に上位のランキングのみを出力するよう出力部を制御してもよい。出力制御部214は、上述したシミュレーション結果を出力する場合と同様に、ランキングを出力するよう出力部(例えば、通信部221、記憶部222及び表示部223等)を制御してもよい。
なお、制御部211(例えば、シミュレーション部213又は出力制御部214等)は、上述した勝率に限らず、予め設定される種々の計算式等により算出される指数(例えば、トレードスコア等)を利用して、ユーザのランキングを出力してもよい。
出力制御部214は、ユーザ毎に、取引内容の履歴を出力してもよい。出力制御部214は、例えば、ユーザ毎に、ユーザ個人のページを作成し、そのページに、勝率等を含む取引内容、及び、取引の履歴を記載してもよい。ページは、例えば、通信ネットワーク上で公開されるWebページ等を含む、ユーザ端末100からアクセスして閲覧できる種々のページであってもよい。ページの情報は、記憶部222に記憶されてもよく、サーバ(図示せず)等の外部装置に記憶されてもよい。出力制御部214は、例えば、上述したページ等を出力するよう出力部(例えば、通信部221、記憶部222及び表示部223等)を制御してもよい。
この場合、出力制御部214は、例えば、各ユーザについて、相場毎の取引内容の履歴を出力してもよい。すなわち、出力制御部214は、例えば、ユーザ毎であって、シミュレーション部213によって再現する相場の下降相場、レンジ相場、上昇相場、急騰相場及び急落相場等のそれぞれの相場毎(例えば、トレンド別等)に、取引内容の履歴を出力してもよい。
また、出力制御部214は、取引内容の履歴等を参照して、ユーザに対してフィードバックを行ってもよい。すなわち、ユーザ自身は、どのような相場が得意かを認識していない場合があり、また認識していたとしても種々の情報に基づいた客観的な認識でない可能性もある。そこで具体的な一例として、出力制御部214は、ユーザ個人の取引内容の履歴等を参照し、「上昇相場に比べて下降相場では勝率が1.5%高いが、過去のシミュレーションの際の総利益額の70%が下降相場で獲得している」等という履歴の場合には、そのユーザは「下降相場で大きな利益を狙うのが得意な傾向がある」等のフィードバックを、そのユーザが使用するユーザ端末100に出力してもよい。出力制御部214は、例えば、テキスト等を利用して、フィードバックを行ってもよい。
出力制御部214は、ユーザとしての第1ユーザの取引内容の履歴を、第1ユーザとは異なる第2ユーザに閲覧可能になるよう制御してもよい。出力制御部214は、例えば、第1ユーザの上述したページを、第2ユーザに閲覧可能になるように設定してもよい。
この場合、出力制御部214は、例えば、第2ユーザから予め設定される所定の金額の金銭等を受け付ける場合、第2ユーザに対して第1ユーザのページを閲覧可能なように設定してもよい。金銭の受け付けは、例えば、クレジットカード払いの受け付け処理が完了した場合、及び、仮想通貨払いの受け付けが完了した場合等を始めとする、種々の種類の金銭の支払いの受け付けが完了した場合、及び、種々の種類の支払いが完了した場合等であってもよい。
又は、出力制御部214は、例えば、無料で、第2ユーザに対して第1ユーザのページを閲覧可能なように設定してもよい。
出力制御部214は、例えば、ページを閲覧可能になるよう設定した場合、第2ユーザ(第2ユーザが使用するユーザ端末100)が情報処理装置200にアクセスして閲覧操作が行われると、第1ユーザのページを第2ユーザに閲覧させるよう出力部(例えば、通信部221、記憶部222及び表示部223等)を制御してもよい。
[情報処理方法]
次に、一実施形態に係る情報処理方法について説明する。
図3は、一実施形態に係る情報処理方法について説明するためのフローチャートである。
ステップST101において、選択部212は、第1相場動向の情報及び第2相場動向の情報のうち一方の相場動向を選択する。第1相場動向は、例えば、過去の特定のイベントが生じた際の相場の動向等であってもよい。第2相場動向は、例えば、過去の任意の際の相場の動向に関する第2相場動向等であってもよい。第1相場動向の情報及び第2相場動向の情報は、記憶部222に記憶されていてもよい。
記憶部222は、例えば、複数の特定のイベントそれぞれに応じた、複数の第1相場動向の情報を記憶してもよい。この場合、選択部212は、例えば、複数の特定のイベントのうちの1つに対応する第1相場動向を選択してもよい。
ステップST102において、シミュレーション部213は、ステップST101で選択した相場動向を、実際の時間よりも短縮して再現する。この場合、シミュレーション部213は、例えば、ステップST101で選択した相場動向を時系列で再現する。ここで、シミュレーション部213は、ステップST101で第2相場動向を選択した場合に過去の任意の時点のうち特定の時点が指定されると、指定された時点以後の相場動向を再現してもよい。
ステップST103において、シミュレーション部213は、ステップST102で相場動向を再現する間に、取引のシミュレーション(デモトレード)を行う。この場合、シミュレーション部213は、入力部101によって入力される売り及び買いの取引に基づいてユーザの仮想の資産の増減を行うことにより、再現する相場動向に応じた取引のシミュレーションを行ってもよい。
ステップST104において、出力制御部214は、ステップST104でシミュレーションを行った結果を出力するよう出力部を制御する。出力部は、例えば、通信部221、記憶部222及び表示部223等であってもよい。
出力制御部214は、例えば、ステップST104でシミュレーションを行った際の取引回数及び取引の勝ち負けに応じた勝率等を含む取引内容に基づいて、シミュレーションを行うユーザのランキングを出力してもよい。
出力制御部214は、ユーザ毎に、取引内容の履歴を出力してもよい。
出力制御部214は、第1ユーザの取引内容の履歴を、第2ユーザに閲覧可能になるよう制御してもよい。
[実施例]
次に、一実施例について説明する。
図4は、ユーザ端末100の表示部102に表示される画面の一例について説明するための図である。(A)~(C)は画面の一例を示す第1~3の図である。
記憶部222は、例えば、過去約20年分のチャート情報(例えば、第1相場動向及び第2相場動向の情報等)を記憶してもよい。これにより、情報処理装置200は、チャート情報を利用して、ユーザにリスクなくトレードの練習をさせることが可能になる。また、情報処理装置200は、例えば、いつでも好きなときに、もう一度体験したい相場及び経験したことのない大相場等をノーリスクでユーザに体験させることが可能になる。また、「リーマンショック」、「ユーロ危機」及び「コロナショック」等の大相場は頻繁に登場するが、これまでは大相場をユーザに体験させる術がなった。この点、情報処理装置200は、例えば、大相場等の過去の特定のイベントが生じた際の第1相場動向の情報を記憶するため、その大相場等を振り返ってユーザに体験させることが可能である。
情報処理装置200は、一例として、1週間分のトレードを1分のプレイで体験させてもよい。
情報処理装置200は、過去の起こった大荒れ相場等をイベント形式で体験できる「チャレンジモード」と、過去の相場をランダムな時点から腕試しができる「イベントモード」等を始めとする複数のモードを提供する。「チャレンジモード」は、上述した「第1相場動向」に対応する。「イベントモード」は、上述した「第2相場動向」に対応する。
「イベントモード」は、例えば、リーマンショック及びコロナショック等の相場イベントを体験でき、一度失敗してしまった相場及び体験したことのない未知の相場を練習することが可能なモードである。
「チャレンジモード」は、例えば、この先で価格が上がるのか下がるのかわからない本番さながらの状態で練習することが可能なモードである。
情報処理装置200は、複数の相場分析ツール(チャート分析ツール)を搭載してもよい。
ここで、ユーザが相場と戦うためには武器が必要となり、その武器にはテクニカル分析及びファンダメンタルズ分析の2つが挙げられる。情報処理装置200は、例えば、テクニカル分析のツール等を搭載してもよく、またテクニカル分析を使いこなすための練習ツール等を搭載してもよい。
特に「チャレンジモード」は、ユーザが体験する相場の時期がわからないため、そのときに世界でどのようなことが起こっているのか等の外部環境が不明である。その場合、ユーザはテクニカル分析力が必要になる。
情報処理装置200は、例えば、チャート分析ツール(例えば、テクニカル分析のツール等)として、移動平均線、一目均衡表、ボリンジャーバンド、スーパーボリンジャー、スパンモデル、ZigZag、GMMA、及び、エンベローブ等の分析ツール等を搭載してもよい。
また、情報処理装置200は、例えば、チャート分析ツール(例えば、テクニカル分析のツール等)として、MACD、RSI、DMI/ADX、ストキャスティクス、スローストキャスティクス、RCI、サイコロジカル、乖離率、モメンタム、ウィリアムズ%R、RVI、ROC、及び、ATR等の分析ツール等を搭載してもよい。
また、情報処理装置200は、例えば、チャート分析ツール(例えば、テクニカル分析のツール等)として、トレンドライン、垂直線、水平線、長方形、トレンドチャネル、及び、フィボナッチ・リトレースメントの分析ツール等を搭載してもよい。
また、情報処理装置200は、例えば、チャート分析ツール(例えば、テクニカル分析のツール等)として、上述した一例の他に種々の分析ツール等を搭載してもよい。
情報処理装置200は、上述した一例の分析ツールにより分析結果をユーザ端末100の表示部102に表示させることが可能である(図4(A)参照)。
また、情報処理装置200は、ユーザが行うトレード(取引)の履歴を全て又は一部を記録することが可能である。情報処理装置200は、ユーザ個人のマイページにおいて、自身のトレードをビジュアル的に把握できるようにしてもよい。この場合、情報処理装置200は、例えば、「イベントモード」と「チャレンジモード」とで分けて成績を出力するようにしてもよい。
情報処理装置200は、一例として、前週比を含めた残高、総損益、総利益額、総損失額、1トレードあたりの損益、トレード収益率、リスクリワードレシオ、最大ドローダウン、書率、敗率、買いでの勝率、及び、売りでの勝率等を始めとする種々のトレード結果等の生成(履歴)を記載したマイページをユーザ端末100の表示部102に表示可能にしてもよい(図4(B)参照)。
また、情報処理装置200は、例えば、第1ユーザの取引内容の履歴を第2ユーザに閲覧可能にしてもよい。すなわち、情報処理装置200は、他のユーザのトレード(取引)の全て又は一部を見ることが可能であってもよい。この場合、他のユーザは、成績が上位のユーザ(スーパートレーダ)等であってもよい。
この場合、情報処理装置200は、例えば、スーパートレーダのトレード(取引)の全て、すなわち、大損している失敗トレード及び爆益をだしている成功トレードの全てを、ユーザに閲覧させてもよい。情報処理装置200は、例えば、スーパートレーダの、損益、勝率、最大ドローダウン、リスクリワード、ドル/円、プレイ時間、トレード回数等を記載した選択項目を複数表示し(図4(C)参照)、1つの項目が選択されると、選択されたトレードを動画形式等でユーザに閲覧可能としてもよい。
上述した情報処理装置200の各部は、コンピュータの演算処理装置等の機能として実現されてもよい。すなわち、情報処理装置200の選択部212、シミュレーション部213及び出力制御部214(制御部211)は、コンピュータの演算処理装置等による選択機能、シミュレーション機能及び出力制御機能(制御機能)としてそれぞれ実現されてもよい。
情報処理プログラムは、上述した各機能をコンピュータに実現させることができる。情報処理プログラムは、例えば、メモリ、ソリッドステートドライブ、ハードディスクドライブ又は光ディスク等の、コンピュータで読み取り可能な非一時的な記録媒体等に記録されていてもよい。記録媒体は、例えば、非一時的なコンピュータ可読媒体と言い換えてもよい。
また、上述したように、情報処理装置200の各部は、コンピュータの演算処理装置等で実現されてもよい。その演算処理装置等は、例えば、集積回路等によって構成される。このため、情報処理装置200の各部は、演算処理装置等を構成する回路として実現されてもよい。すなわち、情報処理装置200の選択部212、シミュレーション部213及び出力制御部214(制御部211)は、コンピュータの演算処理装置等を構成する選択回路、シミュレーション回路及び出力制御回路(制御回路)として実現されてもよい。
また、情報処理装置200の通信部221、記憶部222及び表示部223(出力部)は、例えば、演算処理装置等の機能を含む通信機能、記憶機能及び表示機能(出力機能)として実現されもよい。また、情報処理装置200の通信部221、記憶部222及び表示部223(出力部)は、例えば、集積回路等によって構成されることにより通信回路、記憶回路及び表示回路(出力回路)として実現されてもよい。また、情報処理装置200の通信部221、記憶部222及び表示部223(出力部)は、例えば、複数のデバイスによって構成されることにより通信装置、記憶装置及び表示装置(出力装置)として構成されてもよい。
情報処理装置200は、上述した複数の各部のうち1又は任意の複数を組み合わせることが可能である。
本開示では、「情報」の文言を使用しているが、「情報」の文言は「データ」と言い換えることができ、「データ」の文言は「情報」と言い換えることができる。
[本実施形態の態様及び効果]
次に、本実施形態の一態様及び各態様が奏する効果について説明する。なお、以下に記載する各態様は出願時の一例であり、本実施形態は以下に記載する態様に限定されることはない。すなわち、本実施形態は以下に記載する各態様に限定されることはなく、上述した各部を適宜組み合わせて実現されてもよい。また、下位の態様は、それよりも上位の態様のいずれでも引用できる場合がある。
また、以下に記載する効果は一例であり、各態様が奏する効果は以下に記載するものに限定されることはない。また、各態様は、例えば、以下に記載する少なくとも1つの効果を奏してもよい。
(態様1)
一態様の情報処理装置は、過去の特定のイベントが生じた際の相場の動向に関する第1相場動向の情報、及び、過去の任意の際の相場の動向に関する第2相場動向の情報を記憶する記憶部と、記憶部に記憶した第1相場動向の情報及び第2相場動向の情報のうち一方の相場動向を選択する選択部と、選択部によって選択した相場動向を、実際の時間よりも短縮して再現して、取引のシミュレーションを行うシミュレーション部と、シミュレーション部によってシミュレーションを行った結果を出力するよう制御する出力制御部と、を備える。
これにより、情報処理装置は、取引のシミュレーションを行うことができる。
情報処理装置は、時間的に短縮して実際の相場動向を再現するので、実際の時間よりも短い時間で取引のシミュレーションを行うことができる。すなわち、情報処理装置は、相対的に短時間でユーザに取引の練習を行わせることができる。
情報処理装置は、第1相場動向を選択することに応じて、特定のイベントが発生した際の相場動向を再現して、ユーザに取引の練習をさせることができる。また、情報処理装置は、第2相場動向を選択することに応じて、どのようなイベントが発生したかユーザがわからない状況で取引の練習を行わせるので、実際の相場の状況に近い感覚をユーザに提供することができる。
また、情報処理装置は、学校教育等の授業で利用させることにより、児童、生徒及び学生等に対する取引の教育に利用させることができ、貯蓄から資産形成へ促すことができる。
(態様2)
一態様の情報処理装置では、シミュレーション部は、選択部によって第2相場動向を選択する場合に過去の任意の時点のうち特定の時点が指定されると、指定された時点以後の相場動向を利用して、取引のシミュレーションを行うこととしてもよい。
これにより、情報処理装置は、ユーザにとって相場動向がわからない任意の時点を基準に相場動向の再現を開始することができる。
(態様3)
一態様の情報処理装置は、取引の際の売り及び買いの入力を行うことが可能な入力部を備え、シミュレーション部は、選択部によって選択された相場動向を時系列で再現する際に行われる、入力部によって入力される売り及び買いの取引に基づいて資産の増減を行うことにより、相場動向に応じた取引のシミュレーションを行うこととしてもよい。
これにより、情報処理装置は、ユーザに、現実に近い状況で取引の練習を行わせることができる。
(態様4)
一態様の情報処理装置では、記憶部は、複数のイベントそれぞれに応じた、複数の第1相場動向の情報を記憶し、選択部は、複数のイベントのうちの1つに対応する第1相場動向を選択することとしてもよい。
これにより、情報処理装置は、ユーザが取引の練習を行うことを希望する、特定のイベントが発生した際の相場動向を、複数の第1相場動向のなかからそのユーザに選択させることができる。
(態様5)
一態様の情報処理装置では、シミュレーション部は、取引のシミュレーションとして、デモトレードを行うこととしてもよい。
これにより、情報処理装置は、例えば、仮想のお金を使って、ユーザに金融取引の練習を行わせることができる。
(態様6)
一態様の情報処理装置では、出力制御部は、シミュレーション部で行った取引回数及び取引の勝ち負けに応じた勝率を含む取引内容に基づいて、シミュレーションを行うユーザのランキングを出力することとしてもよい。
これにより、情報処理装置は、ゲームに類似した間隔で、ユーザに取引の練習をさせることができる。
(態様7)
一態様の情報処理装置では、出力制御部は、ユーザ毎に、取引内容の履歴を出力することとしてもよい。
これにより、情報処理装置は、ユーザ自身の過去の履歴を参照させて、取引で良かった点及び悪かった点等を把握させることができ、ユーザの取引の練習を行わせることができる。
(態様8)
一態様の情報処理装置では、出力制御部は、ユーザとしての第1ユーザの取引内容の履歴を、第1ユーザとは異なる第2ユーザに閲覧可能になるよう制御することとしてもよい。
これにより、情報処理装置は、他のユーザ(第1ユーザ)の取引において良い点等をユーザ(第2ユーザ)に把握させることができ、ユーザ自身(第2ユーザ)の取引(シミュレーション)においてその把握した良い点を利用して、取引の練習を行わせることができる。
(態様9)
一態様の情報処理方法では、過去の特定のイベントが生じた際の相場の動向に関する第1相場動向の情報、及び、過去の任意の際の相場の動向に関する第2相場動向の情報を記憶する記憶部を備えるコンピュータが、記憶部に記憶した第1相場動向の情報及び第2相場動向の情報のうち一方の相場動向を選択する選択ステップと、選択ステップによって選択した相場動向を、実際の時間よりも短縮して再現して、取引のシミュレーションを行うシミュレーションステップと、シミュレーションステップによってシミュレーションを行った結果を出力するよう制御する出力制御ステップと、を実行する。
これにより、情報処理方法は、上述した一態様の情報処理装置と同様の効果を奏することができる。
(態様10)
一態様の情報処理プログラムは、過去の特定のイベントが生じた際の相場の動向に関する第1相場動向の情報、及び、過去の任意の際の相場の動向に関する第2相場動向の情報を記憶する記憶部を備えるコンピュータに、記憶部に記憶した第1相場動向の情報及び第2相場動向の情報のうち一方の相場動向を選択する選択機能と、選択機能によって選択した相場動向を、実際の時間よりも短縮して再現して、取引のシミュレーションを行うシミュレーション機能と、シミュレーション機能によってシミュレーションを行った結果を出力するよう制御する出力制御機能と、を実現させる。
これにより、情報処理プログラムは、上述した一態様の情報処理装置と同様の効果を奏することができる。
100 ユーザ端末
101 入力部
102 表示部(ユーザ端末表示部)
200 情報処理装置
211 選択部
212 シミュレーション部
213 出力制御部
221 通信部
222 記憶部
223 表示部
301 第1相場動向
302 第2相場動向
303 グラフ

Claims (10)

  1. 過去の特定のイベントが生じた際の相場の動向に関する第1相場動向の情報、及び、過去の任意の際の相場の動向に関する第2相場動向の情報を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶した第1相場動向の情報及び第2相場動向の情報のうち一方の相場動向を選択する選択部と、
    前記選択部によって選択した相場動向を、実際の時間よりも短縮して再現して、取引のシミュレーションを行うシミュレーション部と、
    前記シミュレーション部によってシミュレーションを行った結果を出力するよう制御する出力制御部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記シミュレーション部は、前記選択部によって第2相場動向を選択する場合に過去の任意の時点のうち特定の時点が指定されると、指定された時点以後の相場動向を利用して、取引のシミュレーションを行う
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 取引の際の売り及び買いの入力を行うことが可能な入力部を備え、
    前記シミュレーション部は、前記選択部によって選択された相場動向を時系列で再現する際に行われる、前記入力部によって入力される売り及び買いの取引に基づいて資産の増減を行うことにより、相場動向に応じた取引のシミュレーションを行う
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記記憶部は、複数のイベントそれぞれに応じた、複数の第1相場動向の情報を記憶し、
    前記選択部は、複数のイベントのうちの1つに対応する第1相場動向を選択する
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記シミュレーション部は、取引のシミュレーションとして、デモトレードを行う
    請求項1~4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記出力制御部は、前記シミュレーション部で行った取引回数及び取引の勝ち負けに応じた勝率を含む取引内容に基づいて、シミュレーションを行うユーザのランキングを出力する
    請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記出力制御部は、ユーザ毎に、取引内容の履歴を出力する
    請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記出力制御部は、ユーザとしての第1ユーザの取引内容の履歴を、第1ユーザとは異なる第2ユーザに閲覧可能になるよう制御する
    請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 過去の特定のイベントが生じた際の相場の動向に関する第1相場動向の情報、及び、過去の任意の際の相場の動向に関する第2相場動向の情報を記憶する記憶部を備えるコンピュータが、
    前記記憶部に記憶した第1相場動向の情報及び第2相場動向の情報のうち一方の相場動向を選択する選択ステップと、
    前記選択ステップによって選択した相場動向を、実際の時間よりも短縮して再現して、取引のシミュレーションを行うシミュレーションステップと、
    前記シミュレーションステップによってシミュレーションを行った結果を出力するよう制御する出力制御ステップと、
    を実行する情報処理方法。
  10. 過去の特定のイベントが生じた際の相場の動向に関する第1相場動向の情報、及び、過去の任意の際の相場の動向に関する第2相場動向の情報を記憶する記憶部を備えるコンピュータに、
    前記記憶部に記憶した第1相場動向の情報及び第2相場動向の情報のうち一方の相場動向を選択する選択機能と、
    前記選択機能によって選択した相場動向を、実際の時間よりも短縮して再現して、取引のシミュレーションを行うシミュレーション機能と、
    前記シミュレーション機能によってシミュレーションを行った結果を出力するよう制御する出力制御機能と、
    を実現させる情報処理プログラム。
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