JP6628912B1 - 情報生成装置、情報提示システム、および、情報生成プログラム - Google Patents
情報生成装置、情報提示システム、および、情報生成プログラム Download PDFInfo
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Abstract
Description
以下、本発明の実施形態1について、詳細に説明する。なお、以下に示す診断結果、アドバイス等の内容は、一例を示すものであって、本発明を限定するものではない。
本実施形態に係るアドバイス提示システム(情報提示システム)1について、図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係るアドバイス提示システム1のハードウェア構成を示す図である。図1に示すように、アドバイス提示システム1は、端末(端末装置)2と、サーバ(情報生成装置)3とを含む。端末2と、サーバ3とは、ネットワーク4を介して通信可能に構成される。
図2に示すように、端末2は、通信部21、制御部22、表示部23、および、操作受付部24を備えている。通信部21は、サーバ3と通信を行う部分である。制御部22は、端末2全体を制御するものであり、例えば、1または複数のプロセッサなどである。表示部23は、制御部22の指示によりデータを表示するものであり、例えば、液晶ディスプレイなどである。操作受付部24は、ユーザの操作を受け付けるものであり、例えば、キーボード、マウス、タッチパネル等である。
図2に示すように、サーバ3は、通信部31、制御部32、及び、記憶部33を備えている。通信部31は、端末2と通信を行う部分である。制御部32は、サーバ3全体を制御するものであり、例えば、1または複数のプロセッサなどである。記憶部33は、制御部22の指示によりデータを記憶するものであり、例えば、ハードディスク装置、フラッシュメモリなどである。
図3は、本実施形態に係るアドバイス提示システム1の処理概要を示す図である。図3を参照して、アドバイス提示システム1の処理概要を説明する。
端末2において、制御部22は、操作受付部24等から投資商品の売買データを取得し、通信部21により当該売買データをサーバ3に送信する。売買データの詳細は、別途説明する。
サーバ3において、制御部32は、通信部31により端末2から売買データを受信する。アドバイス生成部321は、売買データから評価指標を算出する。制御部32は、通信部31により、算出した評価指標を評価結果として端末2に送信する。評価指標の詳細は、別途説明する。
端末2において、制御部22は、通信部21によりサーバ3から評価結果を受信し、当該評価結果を表示部23に表示させる。
サーバ3において、アドバイス生成部321は、ステップS302で算出した評価指標から、ユーザの売買の傾向を診断する。制御部32は、通信部31により、診断した売買の傾向を診断結果として端末2に送信する。
端末2において、制御部22は、通信部21によりサーバ3から診断結果を受信し、当該診断結果を表示部23に表示させる。
サーバ3において、アドバイス生成部321は、ステップS302で算出した評価指標から、投資家の比較およびランキングを行う。制御部32は、通信部31により、当該投資家の比較データおよびランキングデータを端末2に送信する。
端末2において、制御部22は、通信部21によりサーバ3から投資家の比較データおよびランキングデータを受信し、当該投資家の比較およびランキングを表示部23に表示させる。
サーバ3において、アドバイス生成部321は、投資商品の売買データ、評価指標、ユーザの売買の傾向、投資家の比較データ、ランキングデータ等を参照して、投資商品の売買に関するアドバイスを生成する。制御部32は、通信部31により、生成したアドバイスを端末2に送信する。
端末2において、制御部22は、通信部21によりサーバ3から投資商品の売買に関するアドバイスを受信し、当該アドバイスを表示部23に表示させる。
図4(a)は、本実施形態に係る投資商品の売買データの例を示す図である。以下、投資商品として株を例に、説明する。図4(a)に示すように、売買データは、銘柄コード、購入株数、購入日、および、買値を含んでいる。売却済みデータは、さらに売却日、および、売値も含んでいる。また、売りから入る場合(例えば、信用取引等を行う場合)の売買データは、銘柄コード、売却株数、売却日、および、売値を含んでいる。買い戻し済みデータは、さらに買い戻し日、および、買い戻し値を含んでいる。
図4(b)は、本実施形態に係る売買データの評価指標の例を示す図である。以下、投資商品として株を例に、説明する。図4(b)に示すように、評価指標は、複数の評価軸で算出される。評価指標は、例えば、回転力、勝ち収益率、負け損失率、売買損益、保有銘柄の騰落率、元本増減率等が一例となる。
「売買損益=
勝率×勝った場合の売買代金×勝ち収益率/勝ち回数
×元本×(経過日数÷元本の回転日数)/1回当たりの売買代金
+(1−勝率)×負けた場合の売買代金×負け損失率/負け回数
×元本×(経過日数÷元本の回転日数)/1回当たりの売買代金」により算出される。
図5〜図11は、本実施形態に係るサーバ3におけるアドバイス生成部321の診断処理を示すフローチャートである。図5は、元本回転期間による診断処理を示す。
アドバイス生成部321は、元本回転期間が1週間以内か否かを判定する。元本回転期間が1週間以内である場合(ステップS501のYES)、アドバイス生成部321は、ステップS502の処理を実行する。元本回転期間が1週間よりも長い場合(ステップS501のNO)、アドバイス生成部321は、ステップS503の処理を実行する。
アドバイス生成部321は、ユーザの売買傾向として、
・ユーザの売買傾向に関する情報
・ユーザの売買傾向の理由に関する情報
・ユーザの売買傾向に関する社会的側面に関する情報
・ユーザの売買傾向を改善するための情報
を含む診断結果を生成する(ステップS504、S506、S507も同様)。
アドバイス生成部321は、元本回転期間が1週間よりも長く、かつ、1ヶ月以内か否かを判定する。元本回転期間が1週間よりも長く、かつ、1ヶ月以内である場合(ステップS503のYES)、アドバイス生成部321は、ステップS504の処理を実行する。元本回転期間が1ヶ月よりも長い場合(ステップS503のNO)、アドバイス生成部321は、ステップS505の処理を実行する。
一例として、アドバイス生成部321は、ユーザの売買傾向として、「1ヶ月以内に1回転するため、1年で見ると、10回以上は銘柄が入れ替わっている。スイングトレードの部類に入るが、幅広い概念のため、平均売買期間や一回あたりの売買代金がどの程度かによって更に細分化されてくる。ただ、一般的には、テクニカル重視、材料株主体で、動いている銘柄を売買していくスタイルとなる。このタイプで資産を増やすためには、勝率、勝ち収益率と負け損失率との差がまず重要となる。勝ち収益率、負け損失率、総合収益率等の評価軸を参照のこと。」との比較、診断を行う。
アドバイス生成部321は、元本回転期間が1ヶ月よりも長く、かつ、6ヶ月以内か否かを判定する。元本回転期間が1週間よりも長く、かつ、1ヶ月以内である場合(ステップS505のYES)、アドバイス生成部321は、ステップS506の処理を実行する。元本回転期間が6ヶ月よりも長い場合(ステップS505のNO)、アドバイス生成部321は、ステップS507の処理を実行する。
一例として、アドバイス生成部321は、ユーザの売買傾向として、『1年に数回、銘柄が入れ替わっていくような売買頻度である。「勝ちの場合の平均売買期間−負けの場合の平均売買期間」が大きいプラスであれば、資産形成ができている可能性は高いといえる。当然、他の評価軸との兼ね合いで決まるが、売買頻度に関しては、ゆとりある頻度で行うことができ、様々な変化にも対応が可能なレベルである。テクニカル、ファンダメンタルズ、のみならず、市場動向や世界情勢の急激な変化にも対応が可能である。この売買傾向の場合、最も重要なのは、勝ち収益率と負け損失率との差分であり、差分が大きければ大きいほど、よい運用ができている。』との比較、診断を行う。
一例として、アドバイス生成部321は、ユーザの売買傾向として、「平均保有期間、元本回転期間が共に半年を越える場合、保有銘柄の状況によって売買傾向が大きく変わる。保有銘柄が含み損を抱えたケースが数多く存在するケースがよくあるからである。いわゆる損切りができないで、だめな銘柄ばかりを抱えてしまうケース、すなわち、塩漬けの状態である。かつて、銀行も不良債権を数多く抱え、ずるずると深みにはまってしまったが、家計の不良債権(不良資産)が塩漬け株の存在である。この原因は、売買をしなさ過ぎることから生まれやすく、この売買傾向に含まれるケースは多い。他の評価軸と合わせてみることで、このケースに当てはまるか否かが決まる。特に、重要な評価軸は、売買損益の診断、保有状況分析となる。売買アドバイスとしては、上記に当てはまる場合には、保有銘柄を少しずつでも整理しながら、売買して活性化していくこと。」との比較、診断を行う。
アドバイス生成部321は、勝ち収益率が5%未満か否かを判定する。勝ち収益率が5%未満である場合(ステップS601のYES)、アドバイス生成部321は、ステップS602の処理を実行する。勝ち収益率が5%未満でない、すなわち、5%以上である場合(ステップS601のNO)、アドバイス生成部321は、ステップS603の処理を実行する。
アドバイス生成部321は、ユーザの売買傾向として、
・ユーザの売買傾向に関する情報
・ユーザの売買傾向の理由に関する情報
・ユーザの売買傾向に関する社会的側面に関する情報
・ユーザの売買傾向を改善するための情報
を含む診断結果を生成する(ステップS604、S606、S608、S609も同様)。
アドバイス生成部321は、勝ち収益率が5%以上、かつ、10%未満か否かを判定する。勝ち収益率が5%以上、かつ、10%未満である場合(ステップS603のYES)、アドバイス生成部321は、ステップS604の処理を実行する。勝ち収益率が10%未満でない、すなわち、10%以上である場合(ステップS603のNO)、アドバイス生成部321は、ステップS605の処理を実行する。
一例として、アドバイス生成部321は、ユーザの売買傾向として、「回転率が高く、負け損失率が抑え込めており、勝率が高ければ、資産が増えていく売買になり得る。しかし、上記の条件を満たしていない場合、忙しい割には資産が増えない状況になりがちである。売買は上手い可能性はあるが、銘柄選択に難があるかも知れない。あくまでも他の評価軸と併せてみる必要があるが、なかなか大きな値幅が取れない場合には、そもそもの銘柄選択に間違いがないかを再確認する必要がある。売買損益、売買パターン分析により、そもそも銘柄選択に間違いがないかを確認する必要がある。」との比較、診断を行う。
アドバイス生成部321は、勝ち収益率が10%以上、かつ、20%未満か否かを判定する。勝ち収益率が10%以上、かつ、20%未満である場合(ステップS605のYES)、アドバイス生成部321は、ステップS606の処理を実行する。勝ち収益率が20%未満でない、すなわち、20%以上である場合(ステップS605のNO)、アドバイス生成部321は、ステップS607の処理を実行する。
一例として、アドバイス生成部321は、ユーザの売買傾向として、「勝ち収益率は高く、優秀である。勝率が高く、負け損失率が抑えられている。回転も効いていれば、資産が十分増えていくリズムになる。できれば、勝ち収益率をもう一段上にしていくことで、より資産増加ペースは高まる。勝ったときの平均保有期間をもっと長くできないか。売買損益、売買パターン分析により勝ち銘柄の分析をすることで、更に増加ペースを上げていく方法を考えたい。戦略銘柄を使うことで、より大きな値幅を取れる可能性は高まる。」との比較、診断を行う。
アドバイス生成部321は、勝ち収益率が20%以上、かつ、50%未満か否かを判定する。勝ち収益率が20%以上、かつ、50%未満である場合(ステップS607のYES)、アドバイス生成部321は、ステップS608の処理を実行する。勝ち収益率が50%未満でない、すなわち、50%以上である場合(ステップS607のNO)、アドバイス生成部321は、ステップS607の処理を実行する。
一例として、アドバイス生成部321は、ユーザの売買傾向として、「平均でこれだけの大きな値幅を取れていれば、十分といえる。回転がどれだけ効いているかと、負け損失率、勝率、及び、保有銘柄に損が出ていないかという点に注意する必要がある。上述の点で、欠点があれば、まだまだ改善の余地がある。特に重要なのは回転力である。回転力が低すぎると、本来はもっともっと資産増加ペースが上がる余地が大きい可能性がある。」との比較、診断を行う。
一例として、アドバイス生成部321は、ユーザの売買傾向として、「この数字だけ見れば、十分な利益獲得ができている。他の下記の数字も優秀であれば、資産はどんどん増えていくリズムを獲得できている。(1)回転がどれだけ効いているか、(2)負け損失率はどうか、(3)勝率はどうか、(4)保有銘柄に損が出ていないか、という点で問題なければ理想的といえる。もし、上記の4つのどれかに問題があれば、そこから改善していくこと。例えば、保有銘柄が大きな損を抱える銘柄が多く残っている、利益確定はしっかりしている反面、損切りはできないで残ってしまっているので、負けた場合の対処を一日も早く身に付けることが重要といえる。利益確定はゆっくり、損切りは早めに行うこと。」との比較、診断を行う。
アドバイス生成部321は、負け損失率が−5%よりも大きく、かつ、0%以下か否かを判定する。負け損失率が−5%よりも大きく、かつ、0%以下である場合(ステップS701のYES)、アドバイス生成部321は、ステップS702の処理を実行する。負け損失率が−5%よりも大きくない、すなわち、−5%以下である場合(ステップS701のNO)、アドバイス生成部321は、ステップS703の処理を実行する。
アドバイス生成部321は、ユーザの売買傾向として、
・ユーザの売買傾向に関する情報
・ユーザの売買傾向の理由に関する情報
・ユーザの売買傾向に関する社会的側面に関する情報
・ユーザの売買傾向を改善するための情報
を含む診断結果を生成する(ステップS704、S705も同様)。
アドバイス生成部321は、負け損失率が−10%よりも大きく、かつ、−5%以下か否かを判定する。負け損失率が−10%よりも大きく、かつ、−5%以下の場合(ステップS703のYES)、アドバイス生成部321は、ステップS704の処理を実行する。負け損失率が−10%よりも大きくない、すなわち、−10%以下である場合(ステップS703のNO)、アドバイス生成部321は、ステップS705の処理を実行する。
一例として、アドバイス生成部321は、ユーザの売買傾向として、「負け損失率が十分抑え込まれており、傷を深めないリスク管理がしっかりできている。保有銘柄に深い傷を負った銘柄が存在しない限り、ロスカットは非常にうまく機能している。この場合、勝ち収益率が負け損失率を大きく上回っていることが最も重要となる。両指標が同じようなレベルであれば、後は勝率次第になってしまう。忙しい割に資産が増えていかないケースであれば、利益確定はゆっくりと損切りは早めに行う必要がある。売買パターン分析で、最初の銘柄選択が間違っていないかを確かめる必要がある。」との比較、診断を行う。
一例として、アドバイス生成部321は、ユーザの売買傾向として、「損切りが遅れがちで、傷を深くしている。資産を増やしていくリズムにしていくには、ロスカットを早めに、潔く行い、損失を制御していくことがとても重要である。何故なら、100万円の資産があったとして、20%の損失があった場合、80万円になる。次に、100万円まで戻すには、25%もの利益を生み出さなくてはならない。利益が出れば、利益が利益を呼んでいく好循環になるが、逆に大きな損失を出して資金が減ってしまうと、元本が減り、ますます少ない資金でやらざるを得なくなり、なかなか浮上が難しくなってしまう。できれば、負け損失率は、10%以下に抑えられるようにしていくこと。」との比較、診断を行う。
アドバイス生成部321は、売買損益が0%よりも大きく、かつ、10%以下か否かを判定する。売買損益が0%よりも大きく、かつ、10%以下である場合(ステップS801のYES)、アドバイス生成部321は、ステップS802の処理を実行する。売買損益が0%以下、または、10%よりも大きい場合(ステップS801のNO)、アドバイス生成部321は、ステップS803の処理を実行する。
アドバイス生成部321は、ユーザの売買傾向として、
・ユーザの売買傾向に関する情報
・ユーザの売買傾向の理由に関する情報
・ユーザの売買傾向に関する社会的側面に関する情報
・ユーザの売買傾向を改善するための情報
を含む診断結果を生成する(ステップS804、S806、S808、S809も同様)。
アドバイス生成部321は、売買損益が10%よりも大きく、かつ、20%以下か否かを判定する。売買損益が10%よりも大きく、かつ、20%以下である場合(ステップS803のYES)、アドバイス生成部321は、ステップS804の処理を実行する。売買損益が10%以下、または、20%よりも大きい場合(ステップS803のNO)、アドバイス生成部321は、ステップS805の処理を実行する。
一例として、アドバイス生成部321は、ユーザの売買傾向として、「年率にすると10%よりも大きい利益で回っており、優秀である。ただ、欲を言えば、複利効果が含まれて、10%台ですので、もう一段上を目指せる。改善ポイントは、他の指標を見て、悪いところをよくしていくことが重要となる。勝ち収益率が悪ければ、その改善だし、回転率が悪ければ、回転を少し高めていくこと。」との比較、診断を行う。
アドバイス生成部321は、売買損益が20%よりも大きいか否かを判定する。売買損益が20%よりも大きい場合(ステップS805のYES)、アドバイス生成部321は、ステップS806の処理を実行する。売買損益が20%よりも大きくない場合、すなわち、20%以下の場合(ステップS805のNO)、アドバイス生成部321は、ステップS807の処理を実行する。
一例として、アドバイス生成部321は、ユーザの売買傾向として、「元本が年率20%よりも大きく増えており、十分に資産形成ができている。後は、悪い指標をよくし、よい指標を更によくしていくことで、さらに上を目指していける。売買銘柄に関しては、うまく行っているが、保有銘柄も評価益を多く抱えていれば、正に理想的といえる。」との比較、診断を行う。
アドバイス生成部321は、売買損益が−10%よりも大きく、かつ、0%以下か否かを判定する。売買損益が−10%よりも大きく、かつ、0%以下である場合(ステップS807のYES)、アドバイス生成部321は、ステップS808の処理を実行する。売買損益が−10%以下の場合(ステップS807のNO)、アドバイス生成部321は、ステップS809の処理を実行する。
一例として、アドバイス生成部321は、ユーザの売買傾向として、『売買に関してはマイナス圏で、一生懸命に売買しても結果がついてこず、面白くない結果である。保有銘柄に問題を抱えていると、なおさらである。どこを改善していけばよいのかの改善ポイントをまず探すことが重要である。売買に問題があるのか、また、銘柄選択に問題があるのかは、売買パターン分析で分かる。どの売買パターンが多いのかによって、売買と、銘柄選択との何れに問題が多いのかが分かる。売買に問題があるのであれば、「勝ち収益率+負け損失率」を算出する。「勝ち収益率+負け損失率」が0に近い、または、マイナスの場合、利益確定はゆっくりと、損切りは早めに行うことで、この数値を改善(プラスを大きくしていく)して行くことが重要です。そして勝率を高めていくことで、プラス圏に浮上してきましょう。アドバイス通りに動いてみること。』との比較、診断を行う。
一例として、アドバイス生成部321は、ユーザの売買傾向として、「年に10%よりも大きく減ってしまっており、資産は縮小傾向にある。保有銘柄の状況がよほどよければ、別であるが、売買は改善余地が大きく色々な点をなおしていくことが必要といえる。どこから直せばよいのかだが、まず出発点は、売買パターン分析で、ご自身の売買がどのパターンが主力を占めているのかを把握することが重要である。銘柄選択に問題があるのであれば、その点をまず変えることが重要である。戦略銘柄で売買をしてみること。売買に問題があるのであれば、ロスカットが遅い、利益確定が早すぎる、勝率が悪い、回転が遅すぎるなどの問題点が考えられる。各評価軸のご自身の成績を見て、改善余地の大きいところから直していくこと。今まで以上に、アドバイスに追随していくことで、改善されていく可能性は高いと思う。」との比較、診断を行う。
アドバイス生成部321は、買値が売値よりも小さいか否かを判定する。買値が売値よりも小さい場合(ステップS901のYES)、ステップS902の処理を実行する。買値が売値よりも小さくない、すなわち、買値が売値以上の場合(ステップS901のNO)、ステップS907の処理を実行する。
アドバイス生成部321は、売値が現値よりも小さいか否かを判定する。売値が現値よりも小さい場合(ステップS902のYES)、ステップS903の処理を実行する。売値が現値よりも小さくない、すなわち、売値が現値以上の場合(ステップS902のNO)、ステップS904の処理を実行する。
アドバイス生成部321は、ユーザの売買傾向として、
・ユーザの売買傾向に関する情報
・ユーザの売買傾向の理由に関する情報
・ユーザの売買傾向に関する社会的側面に関する情報
・ユーザの売買傾向を改善するための情報
を含む診断結果を生成する(ステップS905、S906、S908、S810、S911も同様)。
アドバイス生成部321は、現値が買値よりも大きいか否かを判定する。現値が買値よりも大きい場合(ステップS904のYES)、ステップS905の処理を実行する。現値が買値よりも大きくない、すなわち、現値が買値以下の場合(ステップS904のNO)、ステップS906の処理を実行する。
一例として、アドバイス生成部321は、ユーザの売買傾向(勝ちパターン2[買値<売値、かつ、売値≧現値、かつ、現値>買値])として、「この売買パターンが多いユーザは、銘柄選択は巧く行っており、売買も巧く行っている。ただ、欲を言えば、より大きな値幅が取れる銘柄で、売買をしていくことが重要となる。特に、勝ち収益率が低いケースだとなおさらである。大きな値幅の取れない銘柄を売買するから、勝ち収益率が上がってこない。」との比較、診断を行う。
一例として、アドバイス生成部321は、ユーザの売買傾向(勝ちパターン3[買値<売値、かつ、売値≧現値、かつ、現値≦買い値])として、「この売買パターンが多いユーザは、そもそも銘柄選択が誤っており、そのときに買うべきでない銘柄を買って、さっさと売却したからこそ勝てた売買で、売買はうまく行ったが、銘柄の選択は間違えている。こういう売買が多くを占めている場合は、材料株、仕手株など今、動いている銘柄に目が奪われている可能性が高く、売買しないと儲からない株、逆に言えば保有を続けたら損してしまう株ばかりに手を出していることを意味する。そのため、売買せざるを得ない。」との比較、診断を行う。
アドバイス生成部321は、売値が現値よりも大きいか否かを判定する。売値が現値よりも大きい場合(ステップS907のYES)、ステップS908の処理を実行する。売値が現値よりも大きくない、すなわち、売値が現値以下の場合(ステップS907のNO)、ステップS909の処理を実行する。
一例として、アドバイス生成部321は、ユーザの売買傾向(負けパターン1[買い≧売値>現値])として、「この売買パターンが多いユーザは、銘柄選択に問題がある。今、人気の銘柄ばかりに手を出したり、材料が出た銘柄、仕手株に手を出したりすると、こういう負けが込んでくる。こういう株の本質は、保有してはいけない株、売らないと大損してしまう株である。」との比較、診断を行う。
アドバイス生成部321は、現値が買値よりも大きいか否かを判定する。現値が買値よりも大きい場合(ステップS909のYES)、ステップS910の処理を実行する。現値が買値よりも大きくない、すなわち、現値が買値以下の場合(ステップS909のNO)、ステップS911の処理を実行する。
一例として、アドバイス生成部321は、ユーザの売買傾向(負けパターン2[買値≧売値、かつ、売値≦現値、かつ、現値>買値])として、「この売買パターンが多いユーザは、銘柄選択はいいが、損切りが早すぎたり、見切りする場合としない場合の判断基準が曖昧なところがあったりする。他の指標も合わせてみる必要がある。勝ちパターン1が多いのであれば、銘柄選択は非常に優秀といえる。」との比較、診断を行う。
一例として、アドバイス生成部321は、ユーザの売買傾向(負けパターン3[買値≧現値≧売値])として、「この売買パターンが多いユーザは、銘柄選択、売買ともに改善余地がある。ただ、この売買パターンにおいては、負けは小さく抑えられており、勝ちは大きくなっていれば、理想の勝ち方が出来ている可能性もある。」との比較、診断を行う。
アドバイス生成部321は、騰落率が−10%よりも大きく、かつ、0%以下であるか否かを判定する。騰落率が−10%よりも大きく、かつ、0%以下である場合(ステップS1001のYES)、アドバイス生成部321は、ステップS1002の処理を実行する。騰落率が−10%以下、または、0%よりも大きい場合(ステップS1001のNO)、アドバイス生成部321は、ステップS1003の処理を実行する。
アドバイス生成部321は、ユーザの売買傾向として、
・ユーザの売買傾向に関する情報
・ユーザの売買傾向の理由に関する情報
・ユーザの売買傾向に関する社会的側面に関する情報
・ユーザの売買傾向を改善するための情報
を含む診断比較結果を生成する(ステップS1004、S1006、S1007も同様)。
アドバイス生成部321は、騰落率が−10%以下であるか否かを判定する。騰落率が−10%以下である場合(ステップS1003のYES)、アドバイス生成部321は、ステップS1004の処理を実行する。騰落率が−10%以下でない場合(ステップS1003のNO)、アドバイス生成部321は、ステップS1005の処理を実行する。
一例として、アドバイス生成部321は、ユーザの売買傾向として、「塩漬け株が出てしまっており、売買損益がよほどよくない限りは改善余地が大きそう。売買の総合判断などを見て、売買の改善から始める必要がある。売買できずに、損切りできずに、残ってしまった銘柄がこの保有銘柄になっている可能性が高いから。失敗銘柄は早めに見切っていくことが、株の場合にはとても重要。いつまでも引きづらないこと。口で言うのは簡単だが、ロスカットは難しいのも確か。苦手な方は、サポート内容を先ず真似してみることです。損切りによって、株は一気に可能性が開けるからです。少しずつでも保有銘柄を整理し、含み益を抱えた状態へと変えていくことが重要となる。」との比較、診断を行う。
アドバイス生成部321は、騰落率が0%よりも大きく、かつ、10%よりも小さいか否かを判定する。騰落率が0%よりも大きく、かつ、10%よりも小さい場合(ステップS1005のYES)、アドバイス生成部321は、ステップS1006の処理を実行する。騰落率が10%以上の場合(ステップS1005のNO)、アドバイス生成部321は、ステップS1007の処理を実行する。
一例として、アドバイス生成部321は、ユーザの売買傾向として、「売買損益に問題がなければ、順調といえそう。ただ、売買パターン分析と一緒に見ることが重要である。売買パターンの分類処理において、勝ちパターン1ではなく、勝ちパターン2、3が多いのであれば、銘柄選択を見直す必要がある。大きな値幅が取れない銘柄を買っている可能性が高いからである。より大きな値幅が取れる戦略銘柄をもっと使ってみること。」との比較、診断を行う。
一例として、アドバイス生成部321は、ユーザの売買傾向として、「売買損益もプラスであれば、問題は少なそう。ただし、回転力、勝ち収益率、負け損失率、勝率など、他の評価軸を一緒にみる必要がある。弱いところを改善していくこと。」との比較、診断を行う。
アドバイス生成部321は、元本増減率が30%よりも大きいか否かを判定する。元本増減率が30%よりも大きい場合(ステップS1101のYES)、アドバイス生成部321は、ステップS1102の処理を実行する。元本増減率が30%よりも大きくない場合(ステップS1101のNO)、アドバイス生成部321は、ステップS1103の処理を実行する。
アドバイス生成部321は、ユーザの売買傾向として、
・ユーザの売買傾向に関する情報
・ユーザの売買傾向を改善するための情報
を含む診断結果を生成する(ステップS1104、S1106、S1108、S1109も同様)。
アドバイス生成部321は、元本増減率が10%よりも大きく、かつ、30%以下であるか否かを判定する。元本増減率が10%よりも大きく、かつ、30%以下である場合(ステップS1103のYES)、アドバイス生成部321は、ステップS1104の処理を実行する。元本増減率が10%以下の場合(ステップS1103のNO)、アドバイス生成部321は、ステップS1105の処理を実行する。
一例として、アドバイス生成部321は、ユーザの売買傾向(ランクA)として、「年あたりにするとそうでもなくても、年々、資金が大きくなっていっており、利益が利益を呼んでいくような運用ができている。年によって凸凹はあるが、平均を上回るペースである。」との比較、診断を行う。
アドバイス生成部321は、元本増減率が0%よりも大きく、かつ、10%以下であるか否かを判定する。元本増減率が0%よりも大きく、かつ、10%以下である場合(ステップS1105のYES)、アドバイス生成部321は、ステップS1106の処理を実行する。元本増減率が0%以下の場合(ステップS1105のNO)、アドバイス生成部321は、ステップS1107の処理を実行する。
一例として、アドバイス生成部321は、ユーザの売買傾向(ランクB)として、「マイナス幅は小さいが、元本割れになっており、色々と改善する余地がある。先ずは、保有銘柄で損が出ているのか、売買で損が出ているのかという順でチェックしていきましょう。」との比較、診断を行う。
アドバイス生成部321は、元本増減率が−10%よりも大きく、かつ、0%以下であるか否かを判定する。元本増減率が−10%よりも大きく、かつ、0%以下である場合(ステップS1107のYES)、アドバイス生成部321は、ステップS1108の処理を実行する。元本増減率が−10%以下の場合(ステップS1107のNO)、アドバイス生成部321は、ステップS1109の処理を実行する。
一例として、アドバイス生成部321は、ユーザの売買傾向(ランクC)として、「損失が膨らんでおり、早急に改善されることをお薦めする。先ずは、問題点を把握すること。保有銘柄で損が出ているのであれば、売買済み銘柄で損が出ているかを確認すること。売買済み銘柄の損の場合には、更に、勝率、負け損失率、売買パターン分析等を参照すること。」との比較、診断を行う。
一例として、アドバイス生成部321は、ユーザの売買傾向(ランクD)として、「年々、資産が減っている。売買損益と、保有銘柄の騰落率との何れに問題があるのか、問題点を先ず認識することが重要である。」との比較、診断を行う。
下記に、売買損益の分解式を示す。
勝率×勝った場合の売買代金×勝ち収益率/勝ち回数
×元本×(経過日数÷元本の回転日数)/1回当たりの売買代金
+(1−勝率)×負けた場合の売買代金×負け損失率/負け回数
×元本×(経過日数÷元本の回転日数)/1回当たりの売買代金
下記に、元本が500万円の場合の数値例を含む、売買損益の分解式を示す。数値例は、〔〕の括弧内に示す。
勝率〔0.33〕×勝った場合の売買代金〔2970万円〕×勝ち収益率〔0.41〕/勝ち回数
×元本〔500万円〕×(経過日数〔1224〕÷元本の回転日数〔53〕)/1回当たりの売買代金〔67万円〕
+(1−勝率)×負けた場合の売買代金〔7773万円〕×負け損失率〔−0.08〕/負け回数
×元本〔500万円〕×(経過日数〔1224〕÷元本の回転日数〔53〕)/1回当たりの売買代金〔67万円〕
サーバ3のアドバイス生成部321は、ユーザの売買データに関する診断結果として、数値を含む、売買損益の分解式を生成する。また、アドバイス生成部321は、上記分解式に含まれる、少なくとも勝率、勝ち収益率、負け損失率、および、元本の回転日数(元本回転期間)を含む評価指標に言及したアドバイスを生成する。
以下に、本実施形態に係るアドバイスの実施例を示す。サーバ3のアドバイス生成部321は、各アドバイスを生成する。端末2の制御部22は、各アドバイスを表示部23に表示させる。なお、以下に示すアドバイスの内容は、一例を示すものであって、本発明を限定するものではない。
「元本の回転期間が3日と、非常に回転率の効いた売買を得意としています。100万円の元本に対して、1年間で100回転しており、1億円の売買代金となっています。回転が速すぎるため、どうしても一回当たりの収益率は低くなります。
(アドバイスの第2例)
「売買を好まない方のようです。この1年間は、買ったら保有を続けており、売買をしていません。資金も豊富にあり、良い銘柄を買って、保有を続けるというスタンスでおやりになっていらっしゃると思います。
(アドバイスの第3例)
「元本の回転期間が1年になっています。つまり、100万円の元本で、1年に1回買いだけをしており、売買をせず、保有を続けています。100万円の売買代金です。売買はゼロですが、保有銘柄の勝率は2割、負け損失率は−30%。損を抱えたまま身動きが出来ていない状態です。買って放置してしまっており、早めの損切りをしていないことで傷を深くしてしまっています。
(アドバイスの第4例)
『元本の回転期間が2ヶ月であり、適度な回転が効いています。100万円の元本に対して、1年間で6回転、600万円分の売買代金です。勝率は4割、勝ち収益率は40%、負け収益率は−8%。
(アドバイスの第5例)
「元本の回転期間が1ヶ月であり、適度な回転が効いています。100万円の元本に対して、1年間で12回転、1200万円の売買代金です。勝率は7割、勝ち収益率は5%、負け損失率は−15%。勝率を意識しており、高い勝率ですが、勝ち収益率が低すぎ、負け損失率が大き過ぎて、資産は減っております。また、勝った場合の保有期間が短すぎ、すぐに利益を確定する傾向にある反面、損が出た銘柄に関しては保有を長引かせてしまい、損が膨らんでしまっています。
〔基本数値(基礎データ)および評価指標の具体例〕
アドバイス生成部321は、基本数値から評価指標を算出する。評価指標の算出は、損益のレベル段階(詳細度)に応じて、変化する。評価指標が変化するので、評価も段階的に行われ、比較、診断、アドバイスも段階的に行うことができる。レベルに応じた評価指標の違いに関して、以下に具体例を示す。なお、下記は、具体例を示すものであって、本発明を限定するものではない。
アドバイス生成部321は、元本増減率を「元本増減率=損益合計÷元本」により算出し、損益合計を評価する。
・元本、
・損益合計
・購入代金
・売却代金
・購入回数
・現在評価額
・経過日数
・平均保有日数
・経過期間中のベンチマーク(日経平均等)の騰落率
等がある。
・回転回数(=購入代金÷元本)
・回転日数(=経過日数÷回転回数)
・平均保有日数
等がある。
・元本損益率(=損益合計÷元本)
・平均購入代金
・平均損益額(=損益合計÷購入回数)
・元本損益率(=購入代金÷元本×損益合計÷購入回数÷購入代金÷購入回数)
・元本損益率(=回転数×1回の平均損益÷1回あたりの購入代金)
・日経平均との対比、現金比率、投資比率、現在投資額
等がある。
アドバイス生成部321は、元本増減率を、「元本増減率=(売買損益合計+含み損益合計)÷元本」により算出し、売買損益合計を評価する。
・元本
・売買損益合計
・購入代金
・勝ちの回数
・勝ちの場合の利益合計
・勝ちの購入代金合計
・勝ちの売却代金合計
・負けの回数
・負けの購入代金合計
・負けの売却代金合計
・負けの場合の損失合計
・売買回数
・売却代金
・経過日数
・平均売買期間
等がある。
・回転力
・売買銘柄の回転回数(=購入代金÷元本)
・売買銘柄の回数日数(=経過日数÷回転回数)
・売買銘柄の平均保有日数
・元本損益率(=売買損益合計÷元本)
・売買銘柄の勝率(=勝ちの回数÷売買回数)
・売買銘柄の1回あたりの勝ちの利益(=勝ちの場合の利益÷勝ちの回数)
・売買銘柄の勝ちの場合の利益率(=勝ちの場合の利益÷勝ちの売買代金)
・売買銘柄の1回あたりの負けの損失(=負けの場合の損失÷負けの回数)
・売買銘柄の負けの場合の損失率(=負けの場合の損失÷負けの売買代金)
等がある。
×元本(500万円)×(経過日数(1224)÷元本の回転日数(53))÷1回当たりの売買代金(67万円)
売買損益は、回転力、勝ちの場合の利益率、負けの場合の損失率、元本、勝率等によって決まる。要因を分けることにより、どの要因が強いか弱いかの評価を行うことができ、売買の傾向が分かってくる。
×元本(500万円)×(経過日数(1224)÷元本の回転日数(53))÷一回当たりの売買代金(67万円)
含み損益の評価に関しても、回転力、勝ちの場合の利益率、負けの場合の損失率、元本、勝率等が重要である。
アドバイス生成部321は、元本増減率を、「元本増減率=(勝ち利益合計+負け損失合計+含み損益合計)÷元本」により算出し、勝ち利益合計を評価する。
・元本
・利益合計
・購入代金
・売却代金
・経過日数
・平均売買日数
等がある。
・回転力
・回転回数=(購入代金÷元本)
・回転日数(=経過日数÷回転回数)
・平均保有日数
・勝ちの利益率(=勝ちの利益合計÷勝ちの購入代金)
・勝率(=勝ちの回数÷売買回数)
・1回あたりの勝ちの利益(=勝ちの場合の利益÷勝ちの回数)
・勝ちの場合の利益率(=勝ちの場合の利益÷勝ちの売買代金)
・勝ちの利益総額
・1回あたりの勝ちの購入代金(=勝ちの購入代金÷勝ちの回数)
等がある。
×(元本(500万円)×(経過日数(1224)÷元本の回転日数(53))÷1回当たりの売買代金(67万円))
勝ち利益=(勝率(=勝ち回数÷売買回数)(33%)×勝った場合の売買代金(2970万円)×勝った場合の収益率(=(勝ちパターン1の利益+勝ちパターン2の利益+勝ちパターン3の利益)÷売買代金(0.41))÷勝ち回数)
×(元本(500万円)×(経過日数(1224)÷元本の回転日数(53))÷1回当たりの売買代金(67万円))
勝ち利益=勝ちパターン1の利益+勝ちパターン2の利益+勝ちパターン3の利益
勝ち利益=勝ちパターン1で得られたであろう利益−勝ちパターン1の売却後の逸失利益+勝ちパターン2の売却で免れた損失+勝ちパターン2の保有で得られたであろう利益+勝ちパターン3の(現在評価額−購入金額)−勝ちパターン3の(保有を続けた場合の損失)−勝ちパターン3を(現在評価額−売却金額)で売買したことで回避できた損失
(勝ち利益パターンの評価に関する具体例)
アドバイス生成部321は、元本増減率を、「元本増減率=(含み損益合計+勝ち利益パターン1の利益合計+勝ち利益パターン2の利益合計+勝ち利益パターン3の利益合計+負け損失パターン1の損失合計+負け損失パターン2の損失合計+負け損失パターン3の損失合計)÷元本」により算出し、勝ち利益合計を評価する。
・元本、
・利益合計
・購入代金
・売却代金
・経過日数
・平均売買日数
・売買後の損益合計
・保有の場合の損益合計
・売買損益合計等がある。
・平均保有期間、売却しなかった場合に得られた利益総額
・1回あたりの売却しなかった場合に得られた利益額
・売却しなかった場合に得られた利益÷勝ちパターン1の利益
・本来得られた利益総額
・本来得られた利益総額÷勝ちパターン1の利益
・平均保有期間
・売却しなかった場合に経過した期間
・購入後売却しなかった場合の保有期間、
・本来得られた利益総額÷購入後売却しなかったらの保有期間
・売却しなかった場合に得られた利益÷売却しなかった場合に経過した期間
等がある。
×元本(500万円)×経過日数(1224)÷元本の回転日数(=(経過日数÷(売買代金÷元本))(53)÷1回当たりの売買代金(67万円))
勝ちパターン1の利益=勝ちパターン1で得られたであろう利益−勝ちパターン1の売却後の逸失利益
勝ちパターン1の利益率=(勝ちパターン1で得られたであろう利益−勝ちパターン1の売却後の逸失利益)÷勝ちパターン1の売買代金
勝ちパターン1の利益=勝ちパターン1の率(=勝ちパターン1の回数÷売買回数)×勝ちパターン1の場合の売買代金(万円)×(勝ちパターン1で得られたであろう利益−勝ちパターン1の売却後の逸失利益)÷勝ちパターン1の売買代金÷勝ちパターン1の回数
(総合損益)
サーバ3において、アドバイス生成部321は、投資商品の売買データを取得し、取得した売買データから基本数値(基礎データ)を取得し、取得した基本数値から売買損益および含み損益に関する評価指標を算出し、算出した評価指標から総合損益に関する評価指標を取得し、取得した評価指標を示す情報を生成する。
・回転力
・勝ち収益率(売買利益率、および、未実現利益率)
・負け損失率(売買損失率、および、未実現損失率)
・現金比率
・購入勝ちウェイト(未実現売買の勝率)
・勝率(売買の勝率)
等がある。
アドバイス生成部321は、総合損益のうち、売買損益に問題があるか否かを判定する。売買損益に問題がある場合(ステップS1201のYes)、アドバイス生成部321は、ステップS1202の判定を実行する。売買損益に問題がない(すなわち、含み損益に問題がある)場合(ステップS1201のNo)、アドバイス生成部321は、ステップS1205の判定を実行する。
アドバイス生成部321は、勝ち利益率(売買利益率)に問題があるか否かを判定する。勝ち利益率に問題がある場合(ステップS1202のYes)、アドバイス生成部321は、ステップS1203の処理を実行する。勝ち利益率に問題がない(すなわち、負け損失率に問題がある)場合(ステップS1202のNo)、アドバイス生成部321は、ステップS1204の処理を実行する。
アドバイス生成部321は、勝ち利益率(売買利益率)の分析を行う。
アドバイス生成部321は、負け損失率(売買損失率)の分析を行う。
アドバイス生成部321は、勝ち利益率(未実現利益率)に問題があるか否かを判定する。勝ち利益率に問題がある場合(ステップS1205のYes)、アドバイス生成部321は、ステップS1206の処理を実行する。勝ち利益率に問題がない(すなわち、負け損失率に問題がある)場合(ステップS1205のNo)、アドバイス生成部321は、ステップS1207の処理を実行する。
アドバイス生成部321は、勝ち利益率(未実現利益率)の分析を行う。
アドバイス生成部321は、負け損失率(未実現損失率)の分析を行う。
投資商品により得られている利益が未実現利益なのか確定利益なのか(一番おおざっぱな評価方法)は勿論、現金比率が損益に与える影響、利益が利益を呼ぶ複利効果等を検証し、回転力、勝ちの利益率、負けの損失率等を総合的に見ることにより、どこに問題が多いのかを見極め、重点的に改善した方がよい点を総合的に評価でき、診断が可能になる。
含み損益は、未実現の損益のことを指し、未だに反対売買を行っていない商品の購入代金(空売りの場合、売却代金。以下、同様)から計算される未実現損益である。含み損益は、通常、時価により計算される商品の評価額と、当該商品の購入代金との差分をいう。
勝ち利益は、まだ実現していない、または、確定していない未実現利益を指す。
アドバイス生成部321は、含み損益合計を評価する。
・元本
・含み損益合計
・未売却銘柄(または未買い戻し銘柄)の購入代金
・未売却銘柄(又は未買い戻し銘柄)の現在評価額
・経過日数
・保有銘柄の勝ちの数
・保有銘柄の勝ちの場合の未実現利益合計
・保有銘柄の勝ちの購入代金
・保有銘柄の負けの数
・保有銘柄の負けの場合の損失合計
・保有銘柄の負けの売買代金
・購入回数
・保有銘柄数
・平均保有日数
等がある。
・回転力
・元本増殖率(=(購入代金+現金)÷(元本+入出金))
・年率元本増殖率(=元本増殖率÷経過年数)
・平均保有日数
・損益率(=含み損益合計÷購入代金合計)
・勝率(=勝ちの回数÷購入回数)
・1回あたりの勝ちの利益(=勝ちの場合の利益÷勝ちの回数)
・勝ちの場合の利益率(=勝ちの場合の利益÷勝ちの場合の購入代金)
・銘柄占有率
・勝ち銘柄の占有率
・負け銘柄の占有率
・損益構成比(銘柄別)
・平均騰落率(年率換算)
・含み損益ウェイト
・売買損益ウェイト
・日経平均騰落率
等がある。
図13に示すように、含み損益は、例えば、詳細度の異なる、5段階の評価数値によって評価可能である。
元本を投じた後に入出金がある場合の、詳細度5の計算式は、以下に示す通りである。
ただし、勝ち収益率は未実現利益率であり、負け損失率は未実現損失率である。
サーバ3において、アドバイス生成部321は、基本数値から購入代金合計(購入代金)と、商品評価金額と、ベンチマーク評価金額とを算出し、当該購入代金合計と、当該商品評価金額と、当該ベンチマーク評価金額とを比較して、その比較結果に応じた、資産状況に関する診断、または、アドバイスを示す情報を生成してもよい。
(S2)アドバイス生成部321は、各保有商品の「購入代金×当該商品の騰落率」を合計する。当該合計金額を商品評価金額とする。商品評価金額は、各保有商品に関する現在の評価金額の合計を示す。
(S4)アドバイス生成部321は、各保有商品の「買い推奨金額×ベンチマーク騰落率」を合計する。当該合計金額をベンチマーク評価金額とする。ベンチマーク評価金額は、ベンチマークに連動する商品を同じ代金で購入したと仮定した場合の、当該商品に関する現在の評価金額の合計を示す。
図15は、本実施形態に係る保有商品のパターンの例を示す図である。
含み損益の構成要素に売買損益を含ませて評価対象に加えることにより、次に示す効果を奏する。
本発明の実施形態2について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、実施形態1にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
初期条件には、日付、保有状況(銘柄名と株数、現金)、初期評価額が含まれている。初期評価額は、株および現金を含む全資産の評価額である。初期条件は、サーバ3がデフォルトの条件を保持していてもよいし、ユーザにより設定されてもよい。
・日付0を株式投資シミュレーションの起点と定義する。
・保有銘柄4銘柄(A、B、C、D)のケース
・A銘柄の株数はa1株、B銘柄はb1株、C銘柄はc1株、D銘柄はd1株とする。
・初期評価額α(例えば、400万円)
実際の株数で換算してもよいし、株式投資シミュレーションを開始する時点における各銘柄の評価額を指数化して、100としてもよい。なお、ユーザは、現金だけ保有した状態で株式投資シミュレーションを開始してもよいし、所定の比率で現金および株の両方を保有していてもよい。
・日付1(2016/6/23)
・評価額β(A、B、C、D各銘柄の日付1時点における株価で計算した評価額合計)
・A銘柄の状況説明と選択肢の提示
・相場全体の状況や判断を必要とする銘柄のその日の状況説明
・4ケースの選択肢
銘柄保有の場合は、A銘柄の売却、A銘柄の保有維持、E銘柄への乗り換え、および、F銘柄への乗り換えが一例である。現金だけで株式投資シミュレーションを開始する場合には、A銘柄の購入や現金保持、他銘柄購入などが選択肢の例となる。
・日付2(2016/11/9)
・保有
・B銘柄の状況説明と選択肢の提示
・4ケースの選択肢(B銘柄の売却、B銘柄の保有、G銘柄への乗り換え、H銘柄への乗り換え)
(設問3)
・日付3(2016/12/7)
・C銘柄の状況説明と選択肢の提示
・4ケースの選択肢(C銘柄の売却、C銘柄の保有、I銘柄への乗り換え、J銘柄への乗り換え)
(設問4)
・日付4(2016/12/27)
・D銘柄の状況説明と選択肢の提示
・4ケースの選択肢(D銘柄の売却、D銘柄の保有、K銘柄への乗り換え、L銘柄への乗り換え)
(設問5)
・日付5(2018/2/9)
・2ケースの選択肢(保有銘柄の売却、保有銘柄の売却見送り)
設問1〜5への回答に応じて、4×4×4×4×2=512通りの評価額が算出される。
1A×a1(現金)、1B×b1、1C×c1、1D×d1の合計。または、指数ベースであれば、100×1A/0A、100×1B/0B、100×1C/0C、100×1D/0Dの合計。
1A×a1(A銘柄)、1B×b1(B銘柄)、1C×c1(C銘柄)、1D×d1(D銘柄)の合計。
1E×e1
E銘柄(1A×a1÷1Eで算出したE銘柄の株数:e1株)
1B×b1、1C×c1、1D×d1の合計。
1F×f1
F銘柄(1A×a1÷1Fで算出したF銘柄の株数:f1株)
1B×b1、1C×c1、1D×d1の合計。
1A×a1(現金)、2B×b1、2C×c1、2D×d1の合計。指数ベースであれば、100×1A/0A、100×2B/0B、100×2C/0C、100×2D/0Dの合計。
2A×a1(A銘柄)、2B×b1、2C×c1、2D×d1の合計。
2E×e1
E銘柄(1A×a1÷1Eで算出したE銘柄の株数:e1株)
2B×b1、2C×c1、2D×d1の合計。
2F×f1
F銘柄(1A×a1÷1FでF銘柄の株数の算出:f1株)
2B×b1、2C×c1、2D×d1の合計。
例えば、具体例のケースには、最良シナリオとして、全て3番目の選択で2018年2月にリクルート以外の3銘柄は売却したケースがある。評価額は、1002万円である。
日付に応じた選択肢を選択すると、その設問に対する評価額の推移は決定される。だから、評価額を時系列で追うことが可能である。当初は、現金だけで開始してもよい。複利効果を明確にするために、設問で銘柄の入れ替えした銘柄を更にどうしていくのかというように、設問を更に分岐させてもよい。あくまでも一例であって、設問が少なくてもよいし、多くてもよい。
評価に応じて、弱点を補強するためにEラーニング教材に誘導してもよい。例えば、利益確定売りが早く、回転力が高すぎて、売買成果が上がっていない評価の場合、それらに関連する教材をデータベースで照合して、リンクの提供やコンテンツの提供等を通して学習を促す。
個々の売買の判断によって、どのように成果(評価額)が変化し、どのように評価が分岐し、ランキングが変化していくのかを、ユーザが体感することができる。さらに、ユーザは、個人資産が動的に変化し、投資格差が拡大するプロセスを理解し、体感することができる。すなわち、個々の売買の判断が投資成果に大きく影響することを、ユーザに実感させることができる。
本発明の実施形態3について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、実施形態1、2にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
総合損益は、含み損益と売買損益とを合計した損益である。総合診断は、総合損益、含み損益、売買損益等に対する個別診断を組み合わせた診断をいう。
投資による成果は、実際には、複合的な要因が絡み合っている。勝ち利益率が高いということは、大抵勝った時の回転力は低くなる。逆に、負けの損失率が低いと、回転力は高くなるというように連関している。それらの複合的な要因を総合的に診断することが全体を見ていく上で重要になる。
個別診断の結果だけでは分からなくても、複数の個別診断の結果を組み合わせて総合診断を行うことによって、適格な診断結果が得られるようになる。
総合損益である含み益および売買損益は、様々な要素が絡み合って形成されている。年率の元本増加率は、さらに複合的な複雑な要因で決まってきており、同じ成果を出しても様々なタイプ、様々な経緯がある。複合的な要因で診断することが状況分析には不可欠であり、そのプロセスは各種評価指標の組み合わせ方によって診断が行われる。
アドバイス提示システム1が行う総合診断の一つの方法がタイプ別診断である。タイプ別診断のプロセスにおいて、アドバイス生成部321は、各種評価指標を算出し、当該評価指標の組み合わせ(2つ以上の評価指標の範囲)を決定した上で、当該評価指標の数値に応じてユーザの売買状況を分類する。
短期デイトレタイプは、回転力が非常に高く、元本回転日数は1日から数日で、勝ち利益率、負け損失率も十分小さく、勝率が収益力の決め手になるタイプである。
タイプ別診断によってもたらされる効果には、ユーザ自身のタイプが鮮明となり、他人との比較もしやすく、様々なやり方があることをユーザが知ることがある。特に、同じタイプの人との比較や順位によってユーザ自身の立ち位置が明確になり、改善すべき道標ができるという効果がある。
アドバイス提示システム1が行う総合診断の一つの方法が、複数の要因で括られたタイプの中での、元本増減率等を含む評価数値の比較およびランキングである。アドバイス生成部321は、複数の評価指標の数値に応じて分類されたタイプごとに、ユーザの上記評価数値の比較、および、ランキング付けを行う。
タイプ別の上記評価数値を算出することによって、どのタイプが優れ、どのタイプが劣るのかも明確になるという効果が期待される。これにより、例えば、スイングトレードタイプの平均の元本増加率(年率)は平均10%であったが、大きな値幅取りタイプの平均の元本増加率(年率)は平均25%で、失敗する人も少ないなどの結果を導き出すことができる。
以下に、ユーザの売買状況に対する診断結果のレポートの例を示す。なお、下記における(動的変化)は、ユーザの取引データに応じて動的に変化していくテキスト又は数値等を指す。
◎総合診断
☆タイプ別診断
A様のトレードタイプはスイングトレードタイプ(動的変化)と判定しました。
☆タイプの説明
スイングトレードタイプ(動的変化)は、短期スイングトレードタイプであり、回転力が高く、元本回転日数は1週間程度(4日から14日等)であり、勝ち利益率および負け損失率が5%前後と小さく、こちらも勝率が収益力の決め手になるタイプです。
☆スイングトレードタイプの中でのあなたの順位(元本増減率(年率単利)は、100人中3位(動的変化))です。
☆タイプ順位(元本増減率(年率単利)の平均値で比較)
50タイプ中25位(動的変化)
☆あなたの全体の順位は、1000人中250位(動的変化)です。
☆組み合わせ診断
売買利益の計算式と含み損益の計算式(動的変化)
☆平均数値との比較(動的変化)
☆優れている数値(動的変化)
☆見劣りする数値(動的変化)
☆総合診断結果(動的変化)
スイングトレードタイプの中では3位と非常に優れていますが、全体の中では1000人中250位ですので、改善の余地は十分ありそうです。
特に優れた数値は回転力および勝率であり、劣っている数値は勝ち利益率が低いこという結果です。
◎個別診断
☆回転力診断
診断結果(動的変化)
評価数値表(動的変化)
説明(動的変化)
☆勝ち利益率診断
☆負け損失率診断
☆勝ちパターン分析
☆負けパターン分析
☆売買損益分析
☆含み損益分析
☆総合損益分析
端末2およびサーバ3の制御ブロック(特に、制御部22、制御部32、および、アドバイス生成部321)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
2 端末(端末装置)
3 サーバ(情報生成装置)
4 ネットワーク
321 アドバイス生成部(情報生成部)
Claims (10)
- 投資商品の売買に関する情報を生成する情報生成装置であって、
投資商品の売買データを取得し、取得した売買データから基礎データを取得し、取得した基礎データから売買損益および含み損益に関する評価指標を算出し、算出した評価指標から総合損益に関する評価指標を取得し、取得した評価指標を示す情報を生成する情報生成部
を備え、
上記情報生成部は、
上記総合損益または上記含み損益に関する評価指標を用いて、診断、ランキング、比較、または、アドバイスを示す情報を生成し、
上記情報生成部は、
上記売買データから未反対売買データを取得し、当該未反対売買データを、保有されている投資商品の現値、買値、騰落率、および、ベンチマークの騰落率に応じたパターンに分類し、当該パターンごとの購入代金または商品評価金額を当該未反対売買データから算出し、当該パターンごとの購入代金または商品評価金額の比率に応じた、資産状況に関する診断、または、アドバイスを示す情報を生成する
ことを特徴とする情報生成装置。 - 上記情報生成部は、
上記含み損益に関する評価指標として、上記基礎データから売買損益を含む評価指標を算出し、算出した評価指標を示す情報を生成する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報生成装置。 - 上記情報生成部は、
上記含み損益に関する評価指標として、上記基礎データから売買損益と、勝ち利益率または負け損失率とを含む評価指標を算出し、算出した評価指標を示す情報を生成する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報生成装置。 - 上記情報生成部は、
上記含み損益に関する評価指標として、上記基礎データから売買損益と、勝ち利益率または負け損失率と、現金比率とを含む評価指標を算出し、算出した評価指標を示す情報を生成する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報生成装置。 - 上記情報生成部は、
上記含み損益に関する評価指標として、上記基礎データから売買損益と、勝ち利益率または負け損失率と、現金比率と、購入勝ちウェイトとを含む評価指標を算出し、算出した評価指標を示す情報を生成する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報生成装置。 - 上記情報生成部は、
上記含み損益に関する評価指標として、上記基礎データから売買損益と、勝ち利益率または負け損失率と、現金比率と、購入勝ちウェイトと、元本とを含む評価指標を算出し、算出した評価指標を示す情報を生成する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報生成装置。 - 上記情報生成部は、
上記含み損益に関する複数の評価指標のうち、評価の低い指標を示す情報を優先して生成する
ことを特徴とする請求項3から6の何れか1項に記載の情報生成装置。 - 上記情報生成部は、
上記基礎データから購入代金と、商品評価金額と、ベンチマーク評価金額とを算出し、当該購入代金と、当該商品評価金額と、当該ベンチマーク評価金額とを比較して、その比較結果に応じた、資産状況に関する診断、または、アドバイスを示す情報を生成する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報生成装置。 - 請求項1から8の何れか1項に記載の情報生成装置と、
端末装置と、
を含む情報提示システムであって、
上記端末装置は、上記情報生成部が生成した情報をユーザに提示する
ことを特徴とする情報提示システム。 - 請求項1に記載の情報生成装置としてコンピュータを機能させるための情報生成プログラムであって、上記情報生成部としてコンピュータを機能させるための情報生成プログラム。
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