JP7163719B2 - 清掃部材の製造方法、及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
前記清掃部材の基端部を構成する第2の材料を、前記第1の材料の上部に充填する第2の工程と、
前記第2の工程で作成された物体を、前記回転軸方向における前記清掃部材の長さに応じて切断するとともに、前記長手方向に沿って前記第1の材料の部分を両断するように切断する第3の工程と、
を実行することを特徴とする清掃部材の製造方法である。
を実行する請求項1に記載の清掃部材の製造方法である。
前記像保持手段を清掃する清掃部材と、
を備え、
前記清掃部材として、請求項1又は2のいずれかに記載の製造方法により製造された清掃部材を用いた画像形成装置である。
図1及び図2は、実施の形態1に係る清掃部材を適用した画像形成装置を示すものである。図1はその画像形成装置の全体の概要を示し、図2はその画像形成装置における要部(作像装置など)を拡大して示している。
実施の形態1に係る画像形成装置1は、例えばカラープリンタとして構成されたものである。この画像形成装置1は、現像剤を構成するトナーで現像されるトナー像を形成する複数の画像形成手段の一例としての作像装置10と、各作像装置10で形成されたトナー像をそれぞれ保持して最終的に記録媒体の一例としての記録用紙5に二次転写する二次転写位置T2まで搬送する転写手段の一例としての中間転写装置20と、中間転写装置20の二次転写位置T2に供給すべき所要の記録用紙5を収容して搬送する給紙装置50と、中間転写装置20で二次転写された記録用紙5上のトナー像を定着させる定着装置40等を備えている。なお、図1中、符号1aは、画像形成装置1の装置本体を示すものである。装置本体1aは、支持構造部材や外装カバー等で形成されている。また、図中の破線は、装置本体1aの内部において記録用紙5が搬送される主な搬送経路を示す。
この実施の形態では、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C)及びブラック(K)の各作像装置10(Y,M,C,K)において、感光体ドラム11と、感光体ドラム11の周囲に配置される少なくとも1つ以上の装置がプロセスカートリッジ70として一体的に構成されている。プロセスカートリッジ70(Y,M,C,K)は、図4に示されるように、感光体ドラム11と、帯電装置12と、ドラム清掃装置16を備えている。感光体ドラム11は、軸方向に沿った両端部がカートリッジ本体71に回転可能に支持されている。また、カートリッジ本体71には、感光体ドラム11の周面に帯電装置12の帯電ロール121が接触するとともに、ドラム清掃装置16のクリーニングブレード161が当接するよう一体的に取り付けられている。イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C)及びブラック(K)の各作像装置10(Y,M,C,K)を構成する各プロセスカートリッジ70(Y,M,C,K)は、画像形成装置1の装置本体1aに対して個別に着脱可能に構成されている。なお、各プロセスカートリッジ70(Y,M,C,K)は、現像装置14を有していないため、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C)及びブラック(K)の各作像装置10(Y,M,C,K)で共通に構成されている。
以下、画像形成装置1による基本的な画像形成動作について説明する。
図5は、実施の形態1に係る清掃部材を適用した清掃装置の一例としてのドラム清掃装置を示すものである。
クリーニングブレード161は、図6に示されるように、所要の厚さTを有し、所要の自由長L及び感光体ドラム11の回転軸方向に沿った長尺な幅を有する細長い平面矩形の平板状に形成されている。クリーニングブレード161は、ゴム材料によって形成されている。クリーニングブレード161は、感光体ドラム11の周面の接線に対して所要の接触角θ(Contact Angle)を成すよう保持部材164の第2板部166に取り付けられている。クリーニングブレード161は、その先端が感光体ドラム11の表面に対して所要の接触圧NF(Normal Force)で当接するよう感光体ドラム11の表面に対して所要の食い込み量tだけ食い込んだ状態で固定されている。なお、図中破線は、感光体ドラム11を取り除いた自由状態のクリーニングブレード161を示している。クリーニングブレード161の接触角θは、例えば、5~30°程度に設定可能である。また、クリーニングブレード161の接触圧NFは、例えば、1.0~3.0gf/mm程度に設定可能である。クリーニングブレード161の食い込み量tは、例えば、0.5~2.0mm程度に設定可能である。
次に、上記の如く構成されるクリーニングブレード161の製造方法について説明する。ここでは、クリーニングブレード161の製造方法として、金型を用いて連続成形する方法を採用している。
次に、第1の工程として、図10及び図11(b)に示されるように、幅方向におけるクリーニングブレード161の接触層161a’に対応した端部分の長さに応じた間隙をあけて、幅方向中央部分のクリーニングブレード161の接触層161aを構成する第1の材料261aを、長手方向に沿って予め定められた長さにわたって形成する。このクリーニングブレード161の接触層161aを構成する第1の材料261aは、図7(a)及び図11(b)に示されるように、断面略半円筒形状に形成するのが望ましい。その際、第1の材料261aが長手方向及び幅方向に流動するのを規制するため、図示しない規制部材を適宜使用しても良い。
次に、クリーニングブレード161の接触層161aを構成する第1の材料261aが硬化した後、第2の工程として、クリーニングブレード161の支持層161b及び接触層161a’を構成する第2の材料261bを調合し、図10及び図11(c)に示されるように、当該第2の材料261bを第1の材料261aの上部に第1の金型201の凹部203から一部突出するように充填する。次に、第1の金型201の凹部203に充填された第2の材料261bが硬化した後、第1の金型201の凹部203を第3の金型204によって閉塞する。その際、第1の金型201の凹部203内の未硬化の第2の材料261bは、下流側へ流動して移動する。この第2の材料261bは、第1の金型201の凹部203内において、その厚さがクリーニングブレード161の厚さTと等しくなるように充填される。
第1の金型201は、第1の材料261aの充填時から加熱されるとともに、第2の金型204は、閉型時から加熱されて第2の材料261bを硬化させた後、第3の工程として、図10及び図11(d)に示されるように、第2の工程で作成されたクリーニングブレード161を構成する物体270を第1の金型201から取り出して、第2の工程で作成された物体を回転軸方向における個々のクリーニングブレード161の長さに応じて切断(カット)するとともに、図12に示されるように、長手方向に沿って第1の材料261aの部分を両断するように切断する。
この実施の形態1に係るドラム清掃装置16では、次のようにして、硬度が均一の板状の清掃部材を使用して部材形状で清掃能力を調整する構成に比べて、幅方向端部の像保持手段の摩耗を抑えつつ、幅方向の中央部の清掃能力を確保することが可能となっている。
この比較例は、図14に示されるように、特許文献3に記載の如く、弾性部材の重ね合わせ面側における長手方向中央部の自由長L1と端部の自由長L2の間にL1<L2の関係を満たすように構成したものである。
図15は、実施の形態2に係る清掃部材を適用したドラム清掃装置を示すものである。この実施の形態2に係る清掃部材は、回転軸方向の端部において、像保持手段に接触する先端部の硬度よりも、像保持手段から離れた基端部の硬度の方が低くなるよう構成されている。
次に、上記の如く構成されるクリーニングブレード161の製造方法について説明する。
次に、第1の工程として、図16に示されるように、幅方向におけるクリーニングブレード161の接触部161cに対応した端部分の長さに応じた間隙をあけて、幅方向中央部分のクリーニングブレード161の接触層161aを構成する第1の材料261aを、長手方向に沿って予め定められた長さにわたって形成する。また、第1の工程として、図16に示されるように、幅方向における中央部分のクリーニングブレード161の接触層161aを構成する第1の材料261aの間に、幅方向におけるクリーニングブレード161の接触部161cを構成する第3の材料261cを、長手方向に沿って予め定められた長さにわたって形成する。その後、図示しない真空ポンプ等により第1の金型201内部を減圧させて、第1の材料261aの脱泡を行う。
次に、クリーニングブレード161の接触層161aを構成する第1の材料261a及び接触部161cを構成する第3の材料261cを硬化させた後、第2の工程として、クリーニングブレード161の支持層161bを構成する第2の材料261bを調合し、図11(c)及び図16に示されるように、当該第2の材料261bを第1の材料261a及び第3の材料261cの上部に充填する。この第2の材料261bは、第1の金型201の内部において、その厚さがクリーニングブレード161の厚さTと等しくなるように充填される。そして、第1の金型201には、クリーニングブレード161の上端面を押圧する第2の金型204が圧接された状態で閉型される。その後、図示しない真空ポンプ等により第1の金型201内部の圧力を低下させて、第2の材料261bの脱泡を行う。
そして、第1及び第2の金型201,204を加熱して第2の材料261bを硬化させた後、第3の工程として、図16に示されるように、第2の工程で作成されたクリーニングブレード161を構成する物体270を第1の金型201から取り出して、第2の工程で作成された物体を回転軸方向における個々のクリーニングブレード161の長さに応じて切断(カット)するとともに、長手方向に沿って第1の材料261aの部分を両断するように切断する。
この実施の形態3に係る清掃部材は、回転軸方向の中央部において、像保持手段に接触する先端部の硬度よりも、像保持手段から離れた基端部の硬度の方が高くなるように構成されている。
1a…装置本体
10Y~10K…フルカラーの作像装置
11…感光体ドラム
16…ドラム清掃装置
161…クリーニングブレード
161a…接触層
161a’…接触層
161b…支持層
Claims (3)
- 像保持手段の回転軸方向に対応する長手方向に延びる型に対して、前記回転軸方向における清掃部材の端部分の長さに応じた間隙をあけて、回転軸方向中央部分の前記清掃部材の先端部を構成する第1の材料を、長手方向に沿って、予め定められた長さに形成していく第1の工程と、
前記清掃部材の基端部を構成する第2の材料を、前記第1の材料の上部に充填する第2の工程と、
前記第2の工程で作成された物体を、前記回転軸方向における前記清掃部材の長さに応じて切断するとともに、前記長手方向に沿って前記第1の材料の部分を両断するように切断する第3の工程と、
を実行することを特徴とする清掃部材の製造方法。 - 前記第1の工程と、前記第2の工程との間に実行される第4の工程であって、前記長手方向に対して、前記第1の材料どうしの間に、前記第1の材料よりも硬度が低い第2の材料を形成する第4の工程、
を実行する請求項1に記載の清掃部材の製造方法。 - 画像を保持して回転する像保持手段と、
前記像保持手段を清掃する清掃部材と、
を備え、
前記清掃部材として、請求項1又は2のいずれかに記載の製造方法により製造された清掃部材を用いた画像形成装置。
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