JP7161933B2 - マイクロホンアレイ - Google Patents
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この構成によれば、法線方向から見た第1枠部材と第2枠部材との交差角度を変更する操作により、法線方向から見た複数の連結部材の相対的な配置が変化し、これに伴って、法線方向から見た複数のマイクロホンホルダの相対的な配置が変化する。従って、第1枠部材と第2枠部材との交差角度を変更する簡単な操作によって、法線方向から見た複数のマイクロホンの相対的な配置を変更することが可能となる。
この構成によれば、第1枠部材と第2枠部材との交差角度を変更する操作によって複数のマイクロホンの相対的な配置を変化させた場合に、各棒状部材と係合する2以上の係合部は、各棒状部材に対して平行に移動するものの、各棒状部材に対して相対的に回転しない。これにより、第1枠部材と第2枠部材との交差角度を変更する操作によって複数のマイクロホンの相対的な配置を変化させた場合でも、各棒状部材に対する各マイクロホンの相対的な回転が抑えられる。
この構成によれば、第1枠部材と第2枠部材との交差角度を変更する操作に伴って、第1枠部材と第2枠部材とを連結している連結部材が不規則に回転しても、連結部材の軸と音孔とが重なっているため、法線方向から見た複数のマイクロホンの音孔の相対的配置は、法線方向から見た複数の連結部材の相対的配置とほぼ一致する。従って、法線方向から見た複数のマイクロホンの音孔の相対的配置が、各連結部材(各マイクロホンホルダ)の回転の影響を受け難くなり、第1枠部材と第2枠部材との交差角度によって定まり易くなる。
この構成によれば、上記の二等分線が被検体に対して一定の方向を向くように枠体の姿勢を保つ場合、第1枠部材と第2枠部材との交差角度を変更する操作によって複数のマイクロホンの相対的な配置を変化させても、各マイクロホンが被検体に対して相対的に回転しなくなる。
この構成によれば、係合部が棒状部材の長手方向に沿って移動可能となる。
係合部がマイクロホンホルダと一体に形成されることにより、部品点数が少なくなり、構成が簡易になる。係合部が連結部材を介してマイクロホンホルダに固定されることにより、マイクロホンを連結部材の近くに配置させ易くなるため、連結部材のガタつきによるマイクロホンの位置ずれを抑え易くなる。
この構成によれば、マイクロホンが位置する側からその反対側へケーブルが渡っているため、被検体から離れる方向へケーブルを引き回し易くなり、音の測定に対するケーブルの影響が低減するとともに、第1枠部材と第2枠部材との交差角度を変更する操作においてケーブルが邪魔になり難くなる。また、第1枠部材と第2枠部材との間をケーブルが渡っているため、マイクロホンの回転が抑制され易くなる。
この構成によれば、各マイクロホンのケーブルが第1枠部材と第2枠部材とがなす角の二等分線に対して平行な方向へ案内されることにより、第1枠部材と第2枠部材との交差角度を変更する操作がなされた場合でも、ケーブルがこの二等分線に対して概ね平行となるようにマイクロホンの姿勢が保たれ易くなる。従って、第1枠部材21と第2枠部材22との交差角度を変更する操作に伴う各マイクロホンの回転が抑制され易くなる。
図1及び図2は、第1の実施形態に係るマイクロホンアレイ1の一例を示す図である。図1及び図2に示すマイクロホンアレイ1は、被検体において発生する音を検出するための複数のマイクロホン10と、被検体に対向して配置される枠体20と、枠体20に設けられた複数のマイクロホンホルダ30とを有する。複数のマイクロホンホルダ30は、それぞれ1つのマイクロホン10を保持する。枠体20は、複数の棒状の第1枠部材21と、複数の棒状の第2枠部材22とを含む。
このような構成によれば、法線方向(Y方向)から見た第1枠部材21と第2枠部材22との交差角度を変更する操作により、法線方向(Y方向)から見た複数の連結部材23の相対的な配置が変化し、これに伴って、法線方向(Y方向)から見た複数のマイクロホン10の相対的な配置が変化する(図1、図2)。従って、第1枠部材21と第2枠部材22との交差角度を変更する簡単な操作によって、法線方向(Y方向)から見た複数のマイクロホン10の相対的な配置を変更できる。これにより、音の測定において適切なマイクロホン10の配置を決定する作業が非常に簡単になり、測定作業に要する時間と労力を大幅に削減することができる。
図5は、第1の実施形態に係るマイクロホンアレイ1の一変形例を示す図であり、第1枠部材21と第2枠部材22との交差部付近を拡大した側面図である。この変形例に係るマイクロホンアレイ1は、1つのマイクロホン10のケーブル15を当該1つのマイクロホン10のマイクロホンホルダ30に対して固定するケーブルクランプ60を有する。ケーブルクランプ60は、第1枠部材21と第2枠部材22とを貫通する連結部材23を介してケーブル15をマイクロホンホルダ30に固定する。マイクロホンアレイ1は、例えばマイクロホンホルダ30ごとに1つのケーブルクランプ60を有する。
図6は、第1の実施形態に係るマイクロホンアレイ1の他の一変形例を示す図であり、第1枠部材21と第2枠部材22との交差部付近を拡大した側面図である。この変形例に係るマイクロホンアレイ1は、法線方向(Y方向)から見て第1枠部材21と第1枠部材21とがなす角の二等分線に対して平行な方向(図6の例ではZ方向)へケーブル15を案内するケーブル案内部70を有する。1つのケーブル案内部70(図6におけるZ2側のケーブル案内部70)は、1つの連結部材23(図6におけるZ2側の連結部材23)に固定されており、当該1つの連結部材23に対して上記の二等分線と平行な方向(Z方向)に隣接した他の1つの連結部材23(図6におけるZ1側の連結部材23)に固定されるマイクロホンホルダ30に保持されたマイクロホン10のケーブル15を案内する。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図7及び図8は、第2の実施形態に係るマイクロホンアレイ1の一例を示す図である。図7は各マイクロホン10のX方向の間隔が広がった状態を示し、図8は各マイクロホン10のX方向の間隔が狭まった状態を示す。図9及び図10は、図7及び図8に示すマイクロホンアレイ1において第1枠部材21と第2枠部材22との交差部付近を拡大した図である。図9は交差部のY2側の斜め方向から見た斜視図を示し、図10は交差部のX2側から見た側面図を示す。
このような構成によれば、第1枠部材21と第2枠部材22との交差角度を変更する操作によって複数のマイクロホン10の相対的な配置を変化させた場合に、各棒状部材40と係合する2以上の係合部50は、各棒状部材40に対して平行に移動するものの、各棒状部材40に対して相対的に回転しない。これにより、第1枠部材21と第2枠部材22との交差角度を変更する操作によって複数のマイクロホン10の相対的な配置を変化させた場合でも、各棒状部材40に対する各マイクロホン10の相対的な回転を抑制することができる。マイクロホン10の回転を抑制することで、音の測定結果に対するマイクロホン10の回転の影響を効果的に低減できる。
このような構成によれば、例えば図7及び図8に示すように、上記の二等分線が被検体に対して一定の方向を向くように枠体20の姿勢を保つ場合、第1枠部材21と第2枠部材22との交差角度を変更する操作によって複数のマイクロホン10の相対的な配置を変化させても、各マイクロホン10が被検体に対して相対的に回転しなくなる。従って、音の測定結果に対するマイクロホン10の回転の影響をより効果的に低減できる。
図11は、第2の実施形態に係るマイクロホンアレイ1の一変形例を示す図であり、第1枠部材21と第2枠部材22との交差部付近を拡大した側面図である。この変形例に係るマイクロホンアレイ1では、棒状部材40と係合する係合部50Aが連結部材23Aを介してマイクロホンホルダ30に固定されている。
Claims (7)
- 被検体において発生する音を検出するための複数のマイクロホンと、
前記被検体に対向して配置される枠体と、
前記枠体に設けられ、1つの前記マイクロホンをそれぞれ保持する複数のマイクロホンホルダとを有し、
前記枠体は、
複数の棒状の第1枠部材と、
複数の棒状の第2枠部材と、
前記複数の第1枠部材と前記複数の第2枠部材とを連結する複数の連結部材と
を含み
前記複数の第1枠部材は、第1仮想平面に沿って互いに平行に配置されており、
前記複数の第2枠部材は、前記第1仮想平面と平行な第2仮想平面に沿って互いに平行に配置されており、
前記第1仮想平面及び前記第2仮想平面と垂直な法線方向から見て、前記複数の第1枠部材と前記複数の第2枠部材とが複数の交差部において交差しており、
1つの前記連結部材は、1つの前記交差部において1つの前記第1枠部材と1つの前記第2枠部材とを前記法線方向に平行な軸の周りで回動可能に連結し、
前記複数のマイクロホンホルダの各々は、1つの前記連結部材に固定されており、
前記第1仮想平面及び前記第2仮想平面と平行な第3仮想平面に沿って互いに平行に配置された複数の棒状部材と、
それぞれ1つの前記棒状部材と係合する複数の係合部とを有し、
前記複数の係合部は、それぞれ異なる1つの前記連結部材に固定されており、
1つの前記棒状部材は、前記法線方向から見て2以上の前記交差部と重なっており、当該2以上の交差部に位置する2以上の前記連結部材に固定された2以上の前記係合部と係合しており、
1つの前記棒状部材と係合する1つの前記係合部は、当該1つの棒状部材の長手方向と平行な方向への移動を許容されるとともに、当該1つの棒状部材に対する相対的な回転を規制される、
マイクロホンアレイ。 - 前記マイクロホンは、検出対象の音を導入するための音孔を有し、
前記マイクロホンホルダは、当該マイクロホンホルダに固定される前記連結部材の前記軸と前記音孔とが重なるように前記マイクロホンを保持する、
請求項1に記載のマイクロホンアレイ。 - 前記棒状部材の前記長手方向は、前記法線方向から見て、前記第1枠部材と前記第2枠部材とがなす角の二等分線に対して平行である、
請求項1又は2に記載のマイクロホンアレイ。 - 前記係合部は、前記長手方向に沿って前記棒状部材が挿入される貫通孔を含む、
請求項1~3のいずれか一項に記載のマイクロホンアレイ。 - 前記係合部は、
前記マイクロホンホルダと一体に形成される、
又は、
前記第1枠部材と前記第2枠部材とを貫通する前記連結部材を介して前記マイクロホンホルダに固定される、
請求項4に記載のマイクロホンアレイ。 - 前記マイクロホンは、音の検出信号を伝送するためのケーブルに接続されており、
1つの前記マイクロホンの前記ケーブルを当該1つのマイクロホンの前記マイクロホンホルダに固定するケーブルクランプを少なくとも1つ有し、
前記ケーブルクランプは、前記第1枠部材と前記第2枠部材とを貫通する前記連結部材を介して前記ケーブルを前記マイクロホンホルダに固定する、
請求項1~5のいずれか一項に記載のマイクロホンアレイ。 - 前記マイクロホンは、音の検出信号を伝送するためのケーブルに接続されており、
前記法線方向から見て、前記第1枠部材と前記第2枠部材とがなす角の二等分線と平行な方向へ前記ケーブルを案内するケーブル案内部を少なくとも1つ有し、
前記ケーブル案内部は、1つの前記連結部材に固定されており、当該1つの連結部材に対して前記二等分線と平行な方向に隣接した他の1つの前記連結部材に固定される前記マイクロホンホルダに保持された前記マイクロホンの前記ケーブルを案内する、
請求項1~5のいずれか一項に記載のマイクロホンアレイ。
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JP2004032314A (ja) | 2002-06-25 | 2004-01-29 | Fuji Xerox Co Ltd | マイクロホンアレイ |
JP2008048294A (ja) | 2006-08-18 | 2008-02-28 | Kanazawa Univ | 指向性アレーマイクロホンおよび指向性アレースピーカ |
JP2017224996A (ja) | 2016-06-15 | 2017-12-21 | 日本電信電話株式会社 | 変換装置、その方法、及びプログラム |
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