JP7159807B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、コネクタに関するものである。
特許文献1には、ハウジングと端子金具とリテーナとを備えたコネクタが開示されている。端子金具は、ハウジングの後方からハウジング内に挿入される。リテーナは、端子金具を挿入した後にハウジングの後端部に組み付けられる。リテーナを組み付けた状態では、リテーナの着脱係止部が端子金具に対し後方から当接することにより、端子金具が抜止め状態に保持される。このコネクタを相手側コネクタに嵌合する際には、リテーナの後面を指で押すことによって作業を行い易くなる。
特開平11-67318号公報
この種のコネクタにおいてハウジングの外面にロックアームを設け、コネクタと相手側コネクタを嵌合したときに、ロックアームの係止作用によって両コネクタを嵌合状態にロックする構造を採用することができる。この場合、ロック解除用の操作部がハウジングの後端部に配置されることになる。そのため、リテーナの後面を指で押しながら嵌合作業を行う際に、指が操作部に当たって操作部がロック解除方向へ撓まされる虞がある。このようになると、両コネクタが正規嵌合した時に、ロックアームの弾性復帰に起因するクリック感を感じ取ることができず、両コネクタが正しく嵌合されたか否かを判別することができなくなる。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ロックアームの操作部に対する異物の干渉を防止することを目的とする。
本発明は、
ハウジングと、
前記ハウジングに形成され、後端部がロック解除用の操作部となっているロックアームと、
前記ハウジングに対し後方から挿入される端子金具と、
前記ハウジングに取り付けられるリヤ部材と、
前記リヤ部材に形成され、前記操作部の少なくとも一部を覆う覆い部と、を備えていることを特徴とする。
ロックアームの操作部はリヤ部材の覆い部で覆われているので、リヤ部材に指を当てて嵌合作業等を行う際に、指が操作部に当たる虞がない。
実施例1の雌側コネクタを雄側コネクタに嵌合した状態をあらわす背面図 図1のX-X線断面図 図1のY-Y線断面図 治具によってロックアームをロック解除方向へ変位させた状態をあらわすY-Y線相当断面図 雌側ハウジングの側面図 雌側ハウジングの背面図 リテーナの正面図 リテーナの側面図 リテーナの平面図 実施例2のコネクタにおいて、治具によってロックアームをロック解除方向へ変位させた状態をあらわす側断面図 リテーナの正面図 リテーナの側面図 リテーナ底面図
本発明は、前記リヤ部材が、前記ハウジングの後端部に取り付けられ、前記端子金具を抜止め状態に保持するリテーナとしての機能を有していてもよい。
本発明は、前記リヤ部材には、前記操作部をロック解除方向へ変位させるための治具が挿通可能な操作孔が形成されていてもよい。この構成によれば、ロックアームをロック解除方向へ変位させる際に、操作部を指で操作できなくても、操作孔から挿入した治具で操作部を操作することにより、ロックアームをロック解除方向へ変位させることができる。
本発明は、前記リヤ部材には、前記ハウジングの後面と対向する内壁部と、前記内壁部の後方に位置する外壁部とが形成され、前記操作孔が前記内壁部と前記外壁部とに形成されていてもよい。この構成によれば、内壁部と外壁部に形成した2つの操作孔により、治具の向きを安定させることができる。
本発明は、前記ハウジングの後面と対向するように前記リヤ部材に形成された壁部と、前記壁部から前方へ突出した形態であり、前記端子金具に対して後方から当接する抜止め突起と、前記壁部の対をなす外縁部から前方へ突出した形態であり、前記ハウジングの外面の係止突起に係止する一対の弾性係止片とを備えていてもよい。
この構成によれば、端子金具が後方へ引っ張られて抜止め突起が後方へ押されると、壁部が湾曲するので、一対の弾性係止片がハウジングの外面に押し付けられるように変位する。これにより、弾性係止片と係止突起との係止代が増大し、若しくは、係止突起に対する弾性係止片の係止力が増大するので、リヤ部材がハウジングから離脱する虞がなく、端子金具を確実に抜止めすることができる。
本発明は、前記ハウジングには、前記操作部を包囲するように周方向に延びた保護部が形成され、前記覆い部が、前記保護部の後面に対し接近して対向する位置関係又は当接する位置関係であってもよい。この構成によれば、異物が、保護部の後面と覆い部の前面との隙間を通って操作部と干渉することを防止することができる。
<実施例1>
以下、本発明を具体化した実施例1を図1~図9を参照して説明する。尚、以下の説明において、前後の方向については、図2~5,8における左方を前方と定義する。上下の方向については、図1,3~8にあらわれる向きを、そのまま上方、下方と定義する。
本実施例1の雌側コネクタ10(請求項に記載のコネクタ)は、合成樹脂製の雌側ハウジング11(請求項に記載のハウジング)と、一対の雌端子金具26(請求項に記載の端子金具)と、合成樹脂製のリテーナ33(請求項に記載のリヤ部材)とを備えて構成されている。
雌側ハウジング11は、全体としてブロック状をなす。雌側ハウジング11内には一対の端子収容室12が左右に並んで形成されている。端子収容室12の下面には、上下方向へ弾性変形可能なランス13が形成されている。端子収容室12の後端は、雌側ハウジング11の後端面において端子挿入口14として開口されている。雌側ハウジング11の左右両外側面には、雌側ハウジング11の後端面に開放された左右一対のガイド凹部15が形成されている。一対のガイド凹部15には、左右一対の係止突起16が形成されている。
雌側ハウジング11には、その上面(外面)に沿うように配されたロックアーム17が一体に形成されている。ロックアーム17は、雌側ハウジング11の上面に沿って前後方向に細長く延びたアーム本体部18と、アーム本体部18の前端部から下方へ延出して雌側ハウジング11の上面に連なる支持部19と、アーム本体部18の後端部に形成したロック解除用の操作部20とを備えて構成されている。ロックアーム17は支持部19を支点として上下方向へ弾性変形し得るようになっている。アーム本体部18の上面にはロック突起21が形成されている。
操作部20は、アーム本体部18の上面における後端部から上方へ突出した形態である。操作部20には、前後方向に貫通した形態の引掛孔22が形成されている。操作部20に対し下向きの外力や押し操作力が作用すると、ロックアーム17がロック解除方向(下方)へ変位するようになっている。
雌側ハウジング11には、操作部20を異物の干渉から保護するための保護部23が形成されている。保護部23は、操作部20の上面を覆う上面側保護部24と、操作部20の左右両側面を覆う一対の側面側保護部25とから構成されている。保護部23は、操作部20に対する上方からの異物の干渉と、操作部20に対する左右両側方からの異物の干渉のみを防止する。保護部23及び雌側ハウジング11には、操作部20を後方から覆う部位は形成されていない。したがって、雌側ハウジング11にリテーナ33が取り付けられていない状態では、操作部20は雌側ハウジング11の後方へ露出している。
雌端子金具26は、前端部に角筒部27を有し、後端部にはオープンバレル状の圧着部29を有している。角筒部27内には弾性接触片28が収容されている。角筒部27の下面には突起状の一次係止部31が形成されている。角筒部27の後端の段差部は、二次係止部32として機能する。圧着部29には、被覆電線30が導通可能に圧着されている。
雌端子金具26は、雌側ハウジング11の後方から端子収容室12内に挿入される。正規挿入された雌端子金具26は、その突起部をランス13に係止させることにより、抜止め状態に保持される。雌端子金具26に固着された被覆電線30は、雌側ハウジング11の後方へ導出されている。
リテーナ33は、雌側ハウジング11に対する雌端子金具26の挿入方向と直交する壁部34と、左右一対の抜止め突起37と、左右一対の弾性係止片38とを有する単一部品である。壁部34の背面視形状は略方形であり、壁部34は、背面視において雌側ハウジング11の後面の全体を覆う大きさを有している。壁部34には、背面視において複数の端子収容室12と対応する領域を切り欠いた形態の1つの逃がし凹部40が形成されている。逃がし凹部40は、壁部34の下端縁に開口されている。
壁部34の一部は、覆い部35としての機能を有している。即ち、壁部34のうち左右方向における中央部であり、上下方向においては中央高さより上方の部位が、覆い部35を構成している。換言すると、背面視において、壁部34のうちロックアーム17の操作部20の全体と対応する領域と、この操作部20と対応領域を包囲する領域(保護部23と対応する領域)が、覆い部35となっている。つまり、覆い部35は、背面視において操作部20の全体を後方から覆う形態である。
壁部34のうち覆い部35を構成する領域には、前後方向(壁部34の厚さ方向)に貫通した形態の操作孔36が形成されている。操作孔36は、背面視において操作部20の引掛孔22の開口領域の全体を含む広い領域に亘って大きく方形に開口している。操作孔36の開口領域における上端縁は、ロックアーム17が弾性撓みしていない自由状態であるときに、引掛孔22の上端とほぼ同じ高さに位置する。操作孔36の開口領域における下端縁は、ロックアーム17が弾性撓みしてロック解除方向へ変位している状態であるときに、引掛孔22の下端とほぼ同じ高さに位置する。
左右一対の抜止め突起37は、壁部34の前面(雌側ハウジング11の後面と対向する面)から前方へ片持ち状に突出した形態である。一対の抜止め突起37は、上下方向及び左右方向において一対の端子収容室12の上端部と対応する位置に配されている。即ち、一対の抜止め突起37は、背面視において雌端子金具26の二次係止部32と対応する位置に配されている。一対の抜止め突起37は、左右方向において、壁部34の左右両端(一対の弾性係止片38)よりも中央寄りの位置に配されている。
左右一対の弾性係止片38は、壁部34の左右両側縁から前方へ片持ち状に延出した形態である。弾性係止片38の側面視形状は略方形である。弾性係止片38には、左右方向に貫通した形態の係止孔39が形成されている。弾性係止片38は、左右方向へ弾性変形し得るようになっている。
リテーナ33は、雌側ハウジング11に雌端子金具26を挿入した後、雌側ハウジング11の後端部に組み付けられる。組み付ける際には、被覆電線30のうち雌側ハウジング11の後方へ導出されている領域に対し上から逃がし凹部40を嵌め込み、弾性係止片38をガイド凹部15に嵌合させながら、リテーナ33を後方から雌側ハウジング11に接近させる。リテーナ33を接近させるのに伴い、抜止め突起37が端子収容室12内に挿入される。
リテーナ33が正規の組付け状態に至ると、弾性係止片38の係止孔39が係止突起16に係止することにより、リテーナ33が雌側ハウジング11に対して組付け状態にロックされる。また、抜止め突起37が雌端子金具26の二次係止部32に対して後方から当接する状態、又は後方から接近して対向する状態となる。したがって、雌端子金具26が後方へ変位しようとすると、二次係止部32が抜止め突起37に当たることにより、雌端子金具26の抜け方向への変位が規制される。以上により、雌端子金具26は、ランス13による一次係止作用とリテーナ33による二次係止作用とによって、確実に抜止め状態に保持される。
また、リテーナ33を適正に雌側ハウジング11に組み付けた状態では、覆い部35がロックアーム17の操作部20の全体を後方から覆う状態となる。したがって、後方から異物が操作部20に接近しても、その異物が操作部20に接触する虞はない。また、覆い部35は、保護部23の後面に対し前後に接近して並ぶように配置されている。したがって、覆い部35の前面と保護部23の後面との隙間から異物が侵入する虞はない。
雌側コネクタ10は雄側コネクタ41と嵌合可能である。雄側コネクタ41は、回路基板(図示省略)に取り付けられる基板用コネクタとしての機能を有する。雄側コネクタ41は、雄側ハウジング42と、雄側ハウジング42に取り付けた一対の雄端子金具47とを備えて構成されている。雄側ハウジング42は、壁状の端子貫通部43と、端子貫通部43の外周縁から正面側(雌側コネクタ10側)へ角筒状に突出したフード部44とを有する。フード部44を構成する上面部45にはロック孔46が形成されている。雄端子金具47は端子貫通部43に貫通され、雄端子金具47の先端のタブ48はフード部44内に収容され、雄端子金具47の基板接続部49は回路基板に半田付けにより固着されている。
雌側コネクタ10を雄側コネクタ41に嵌合する際には、雌側コネクタ10(雌側ハウジング11)と雄側コネクタ41(雄側ハウジング42)の前面(正面)同士を正対させた状態で接近させ、雌側ハウジング11をフード部44内に嵌入させる。雌側コネクタ10を雄側コネクタ41に嵌合する過程では、ロック突起21がフード部44の上面部45と干渉することにより、ロックアーム17が下方へ弾性撓みする。そして、両コネクタ10,41が正規の嵌合状態に至ると、ロックアーム17が弾性復帰してロック突起21をロック孔46に係止させる。このロック突起21とロック孔46との係止により、図3に示すように、両コネクタ10,41が嵌合状態にロックされる。
もし、作業者が指で操作部20を摘んだ状態で両コネクタ10,41の嵌合作業を行い、作業後に操作部20から指を離した場合、ロックアーム17が勢い良く弾性復帰することがないので、アーム本体部18はフード部44の上面部45に衝突しない。したがって、両コネクタ10,41が正規嵌合状態に至っても、衝撃音は発生せず、衝突に起因する衝撃(クリック感)が雌側コネクタ10を摘んでいる作業者に伝わることもない。そのため、作業者は、両コネクタ10,41が正規嵌合されたか否かを判断することができない。
この対策として、本実施例1では、リテーナ33に操作部20を後方から覆う覆い部35を形成した。これにより、雌側コネクタ10を雄側コネクタ41のフード部44に押し込む際に、リテーナ33の壁部34を後方から指で押しても、その指が操作部20に接触する虞はない。したがって、両コネクタ10,41が正規嵌合に至ったときには、ロックアーム17が、必ず、ロックアーム17の弾性復元力により上方へ弾性復帰し、アーム本体部18の上面がフード部44の上面部45に確実に衝突する。この衝突により、衝突音が発生するとともに、衝突に起因する衝撃(クリック感)が雌側コネクタ10を摘んでいる作業者に伝わる。この衝突音とクリック感により、作業者は両コネクタ10,41が正規嵌合されたと判断できる。
嵌合状態の両コネクタ10,41を離脱する際には、リテーナ33の後方から治具50を操作孔36に挿通し、治具50の先端を操作部20の引掛孔22に差し込む。そして、治具50の先端部を下方へ変位させると、図4に示すように、ロックアーム17がロック解除方向へ弾性撓みさせられるので、ロック突起21がロック孔46から解離され、両コネクタ10,41のロック状態が解除される。この後は、ロック解除状態を保持したまま、雌側コネクタ10をフード部44から引き抜けばよい。
本実施例1のコネクタは、雌側ハウジング11と、ロックアーム17と、雌端子金具26と、リテーナ33とを備えて構成されている。ロックアーム17は雌側ハウジング11に形成され、ロックアーム17の後端部はロック解除用の操作部20となっている。雌端子金具26は、雌側ハウジング11に対し後方から挿入される。リテーナ33は、雌側ハウジング11の後端部に取り付けられ、雌端子金具26を抜止め状態に保持する。
リテーナ33には、操作部20を後方から覆う覆い部35が形成されている。この構成によれば、ロックアーム17の操作部20がリテーナ33の覆い部35で覆われているので、リテーナ33に指を当てて雌側ハウジング11と雄側ハウジング42(相手側ハウジング)との嵌合作業を行う際に、リテーナ33を押している指が操作部20に当たる虞がない。雌側ハウジング11と雄側ハウジング42の嵌合作業を行っていないときにも、指や指以外の異物が後方から操作部20に接触する虞はない。
また、リテーナ33には操作孔36が形成されている。操作孔36には、操作部20をロック解除方向へ変位させるための治具50が挿通可能となっている。ロックアーム17をロック解除方向へ操作する際に、操作部20を指で操作できなくても、操作孔36から挿入した治具50で操作部20を操作することにより、ロックアーム17をロック解除方向へ変位させることができる。
また、リテーナ33には、雌側ハウジング11の後面と対向するように壁部34が形成されている。壁部34には、抜止め突起37と一対の弾性係止片38が形成されている。抜止め突起37は、壁部34から前方へ突出した形態であり、雌端子金具26に対して後方から当接することで端子収容室12内の雌端子金具26を抜止めする。一対の弾性係止片38は、壁部34の対をなす外縁部(左右両側縁部)から前方へ突出した形態であり、雌側ハウジング11の外面の係止突起16に係止することで、リテーナ33を雌側ハウジング11に対して組付け状態にロックする。
この構成によれば、雌端子金具26が後方へ引っ張られて抜止め突起37が後方へ押されると、壁部34が、その左右方向中央部を後方へ変位させる形態で湾曲する。この壁部34の湾曲に伴い、一対の弾性係止片38が、その前端部を互いに接近させ、雌側ハウジング11の外面に押し付けられるような形態で変位する。これにより、弾性係止片38と係止突起16との係止代が増大し、若しくは、係止突起16に対する弾性係止片38の係止力が増大する。したがって、リテーナ33が雌側ハウジング11から離脱する虞がなく、雌端子金具26を確実に抜止めすることができる。
また、雌側ハウジング11には、操作部20を包囲するように周方向に延びた保護部23が形成されており、覆い部35が、保護部23の後面に対し接近して対向する位置関係である。この構成によれば、異物が、保護部23の後面と覆い部35の前面との隙間を通って操作部20と干渉することを防止できる。
<実施例2>
次に、本発明を具体化した実施例2を図10~図13を参照して説明する。本実施例2の雌側コネクタ51(請求項に記載のコネクタ)は、リテーナ52(請求項に記載のリヤ部材)を上記実施例1とは異なる構成としたものである。その他の構成については上記実施例1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
本実施例2のリテーナ52は、雌側ハウジング11(請求項に記載のハウジング)に対する雌端子金具26(請求項に記載の端子金具)の挿入方向と直交する外壁部53と、上面壁部54と、左右一対の側面壁部55と、外壁部53と平行な内壁部56と、左右一対の抜止め突起58と、左右一対の弾性係止片59とを有する単一部品である。
外壁部53の背面視形状は略方形であり、雌側ハウジング11の後面の全体を覆う大きさを有している。上面壁部54は、外壁部53の上縁から前方へ略直角に延出した形態である。左右両側面壁部55は、外壁部53の左右両側縁から前方へ略直角に延出した形態である。
内壁部56は、外壁部53より前方で、且つ上面壁部54及び側面壁部55の前端よりも少し後方の位置に配されている。内壁部56には、正面視において複数の端子収容室12と対応する領域を切り欠いた形態の逃がし凹部57が形成されている。逃がし凹部57は、内壁部56の下端縁に開口されている。
左右一対の抜止め突起58は、内壁部56の前面(雌側ハウジング11の後面と対向する面)から前方へ片持ち状に突出した形態である。一対の抜止め突起58は、上下方向及び左右方向において一対の端子収容室12の上端部と対応する位置に配されている。即ち、一対の抜止め突起58は、背面視において雌端子金具26の二次係止部32と対応する位置に配されている。一対の抜止め突起58は、左右方向において、内壁部56の左右両端(一対の弾性係止片59)よりも中央寄りの位置に配されている。
左右一対の弾性係止片59は、内壁部56の左右両側縁から前方へ片持ち状に延出した形態である。弾性係止片59の側面視形状は略方形である。弾性係止片59には、左右方向に貫通した形態の係止孔60が形成されている。弾性係止片59は、左右方向へ弾性変形し得るようになっている。
外壁部53の一部と上面壁部54と側面壁部55の一部の一部は、覆い部61として機能する。即ち、外壁部53のうち左右方向における中央部であり、上下方向においては中央高さより上方の部位は、覆い部61を構成している。換言すると、背面視において、壁部のうちロックアーム17の操作部20の全体と対応する領域と、この操作部20と対応領域を包囲する領域が、覆い部61となっている。つまり、覆い部61は、背面視において操作部20の全体を後方から覆う形態である。また、上面壁部54のうち左右方向における中央部も、覆い部61を構成している。側面壁部55の上端部も、覆い部61を構成している。
外壁部53のうち覆い部61を構成する領域には、前後方向(外壁部53の厚さ方向)に貫通した形態の外部操作孔62が形成されている。外部操作孔62の開口縁部には、外壁部53の外面(後面)側に向かって開口面積が大きくなるように傾斜したテーパ状の誘導面63が形成されている。したがって、リテーナ52の後方から治具50を外部操作孔62に挿入する際に、治具50が上下左右に位置ずれしても、治具50を誘導面63に摺接させることにより、確実に外部操作孔62へ挿入させることができる。
外部操作孔62は、背面視においてロックアーム17の操作部20の引掛孔22の開口領域の全体を含む広い領域に亘って大きく方形に開口している。外部操作孔62の開口領域における上端縁は、ロックアーム17が弾性撓みしていない自由状態であるときに、引掛孔22の上端より僅かに高い位置に設定されている。外部操作孔62の開口領域における下端縁は、ロックアーム17が弾性撓みしてロック解除方向へ変位している状態であるときに、引掛孔22の下端より僅かに下方の位置に設定されている。
内壁部56のうち正面視において外部操作孔62と対応する領域には、前後方向(内壁部56の厚さ方向)に貫通した形態の内部操作孔64が形成されている。内部操作孔64の開口面積は外部操作孔62の開口面積よりも僅かに小さい。内部操作孔64は、背面視において操作部20の引掛孔22の開口領域の全体を含む広い領域に亘って大きく方形に開口している。内部操作孔64の開口領域における上端縁は、ロックアーム17が弾性撓みしていない自由状態であるときに、引掛孔22の上端とほぼ同じ高さに設定されている。内部操作孔64の開口領域における下端縁は、ロックアーム17が弾性撓みしてロック解除方向へ変位している状態であるときに、引掛孔22の下端とほぼ同じ高さに設定されている。
リテーナ52は、雌側ハウジング11に雌端子金具26を挿入した後、雌側ハウジング11の後端部に組み付けられる。組み付ける際には、被覆電線30のうち雌側ハウジング11の後方へ導出されている領域に対し上から逃がし凹部57を嵌め込み、被覆電線30を外壁部53の下端縁で押すことにより被覆電線30をリテーナ52の内部で下向きに屈曲させる。これにより、雌側ハウジング11から後方へ導出された被覆電線30は、リテーナ52から下方へ延出する。つまり、リテーナ52は、雌端子金具26を抜止めする機能に加えて、電線カバーとしての機能を兼ね備えている。
そして、被覆電線30を屈曲させた状態で、弾性係止片59をガイド凹部15に嵌合させながら、リテーナ52を後方から雌側ハウジング11に接近させる。リテーナ52を接近させるのに伴い、抜止め突起58が端子収容室12内に挿入される。リテーナ52が正規の組付け状態に至ると、弾性係止片59の係止孔60が係止突起16に係止することにより、リテーナ52が雌側ハウジング11に対して組付け状態にロックされる。
また、抜止め突起58が雌端子金具26の二次係止部32に対して後方から当接する状態、又は後方から接近して対向する状態となる。したがって、雌端子金具26が後方へ変位しようとすると、二次係止部32が抜止め突起58に当たることにより、雌端子金具26の抜け方向への変位が規制される。以上により、雌端子金具26は、ランス13による一次係止作用とリテーナ52による二次係止作用とによって、確実に抜止め状態に保持される。
リテーナ52を適正に雌側ハウジング11に組み付けた状態では、覆い部61がロックアーム17の操作部20を後方及び斜め上後方から覆う状態となる。したがって、後方や斜め上後方から異物が操作部20に接近しても、その異物が操作部20に接触する虞はない。また、覆い部61を構成する上面壁部54は保護部23の上面側保護部24の後面と前後に接近して並ぶように配置され、覆い部61を構成する側面壁部55は保護部23の側面側保護部25の後面と前後に接近して並ぶように配置されている。したがって、覆い部61の前面と保護部23の後面との隙間から異物が侵入する虞はない。
嵌合状態の雄側コネクタ41と雌側コネクタ51を離脱する際には、リテーナ52の後方から治具50を外部操作孔62に挿通し、更に内部操作孔64に挿通し、治具50の先端を操作部20の引掛孔22に差し込む。そして、治具50の先端部を下方へ変位させると、図10に示すように、ロックアーム17がロック解除方向へ弾性撓みさせられるので、ロック突起21がロック孔46から解離され、両コネクタ41,51のロック状態が解除される。この後は、ロック解除状態を保持したまま、雌側コネクタ51をフード部44から引き抜けばよい。
本実施例2の雌側コネクタ51は、リテーナ52に、雌側ハウジング11の後面と対向する内壁部56と、内壁部56の後方に位置する外壁部53とを形成し、更に、内部操作孔64を内壁部56に形成し、外部操作孔62を外壁部53に形成している。この構成によれば、内壁部56に形成した内部操作孔64と外壁部53に形成した外部操作孔62との2つの操作孔62,64により、治具50の向きを安定させることができる。
また、リテーナ52には、雌側ハウジング11の後面と対向するように内壁部56が形成されている。内壁部56には、抜止め突起58と一対の弾性係止片59が形成されている。抜止め突起58は、内壁部56から前方へ突出した形態であり、雌端子金具26に対して後方から当接することで端子収容室12内の雌端子金具26を抜止めする。一対の弾性係止片59は、内壁部56の対をなす外縁部(左右両側縁部)から前方へ突出した形態であり、雌側ハウジング11の外面の係止突起16に係止することで、リテーナ52を雌側ハウジング11に対して組付け状態にロックする。
この構成によれば、雌端子金具26が後方へ引っ張られて抜止め突起58が後方へ押されると、内壁部56が、その左右方向中央部を後方へ変位させる形態で湾曲する。この内壁部56の湾曲に伴い、一対の弾性係止片59が、その前端部を互いに接近させ、雌側ハウジング11の外面に押し付けられるような形態で変位する。これにより、弾性係止片59と係止突起16との係止代が増大し、若しくは、係止突起16に対する弾性係止片59の係止力が増大する。したがって、リテーナ52が雌側ハウジング11から離脱する虞がなく、雌端子金具26を確実に抜止めすることができる。
また、雌側ハウジング11には、操作部20を包囲するように周方向に延びた保護部23が形成されており、覆い部61が、保護部23の後面に対し接近して対向する位置関係である。この構成によれば、異物が、保護部23の後面と覆い部61の前面との隙間を通って操作部20と干渉することを防止できる。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例1,2では、覆い部が操作部を背面側(後方)から覆うようになっているが、覆い部は、操作部を外周面側(つまり、上方、下方、左側方又は右側方)から覆う形態でもよく、背面側と外周面側(上方、下方、左側方又は右側方)の両方から覆う形態でもよい。
(2)上記実施例1,2では、リテーナの操作孔に治具を挿通させることでロックアームをロック解除方向へ変位させたが、操作部を指によってロック解除方向へ操作できるようにしてもよい。
(3)上記実施例1,2において、雄側コネクタ(相手側コネクタ)のフード部に、ロックアームを露出させる形態の開口部や切欠部を形成し、この開口部や切欠部に挿通した治具によってロックアームをロック解除方向へ変位させるようにしてもよい。
(4)上記実施例1,2では、覆い部が、背面視において操作部の全体を覆う形態であるが、覆い部は、背面視において操作部の一部のみを覆う形態であってもよい。
(5)上記実施例1,2では、覆い部が、保護部の後面に対し接近して対向する位置関係であるが、覆い部は、保護部の後面に当接する位置関係であってもよい。
(6)上記実施例1,2では、リヤ部材が、ハウジングの後端部に取り付けられて端子金具を抜止め状態に保持するリテーナであるが、本発明は、リヤ部材が、端子金具を抜止めする機能を有しない部材(例えば、電線カバーとしての専用部品等)である場合にも適用することができる。
10,51…雌側コネクタ(コネクタ)
11…雌側ハウジング(ハウジング)
16…係止突起
17…ロックアーム
20…操作部
26…雌端子金具(端子金具)
33,52…リテーナ(リヤ部材)
34…壁部
35,61…覆い部
36…操作孔
37,58…抜止め突起
38,59…弾性係止片
50…治具
53…外壁部
56…内壁部
62…外部操作孔(操作孔)
64…内部操作孔(操作孔)

Claims (5)

  1. ハウジングと、
    前記ハウジングに形成され、後端部がロック解除用の操作部となっているロックアームと、
    前記ハウジングに対し後方から挿入される端子金具と、
    前記ハウジングに取り付けられるリヤ部材と、
    前記リヤ部材に形成され、前記操作部の少なくとも一部を覆う覆い部と、を備え、
    前記リヤ部材には、前記操作部をロック解除方向へ変位させるための治具が挿通可能な操作孔が形成されているコネクタ。
  2. 前記リヤ部材には、前記ハウジングの後面と対向する内壁部と、前記内壁部の後方に位置する外壁部とが形成され、
    前記操作孔が前記内壁部と前記外壁部とに形成されている請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記リヤ部材が、前記ハウジングの後端部に取り付けられ、前記端子金具を抜止め状態に保持するリテーナとしての機能を有している請求項1または請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記ハウジングの後面と対向するように前記リヤ部材に形成された壁部と、
    前記壁部から前方へ突出した形態であり、前記端子金具に対して後方から当接する抜止め突起と、
    前記壁部の対をなす外縁部から前方へ突出した形態であり、前記ハウジングの外面の係止突起に係止する一対の弾性係止片とを備えている請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のコネクタ。
  5. 前記ハウジングには、前記操作部を包囲するように周方向に延びた保護部が形成され、
    前記覆い部が、前記保護部の後面に対し接近して対向する位置関係又は当接する位置関係である請求項1から請求項4のいずれか1項記載のコネクタ。
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