JP7159648B2 - インパクトプレス装置、製造装置、及び製造方法 - Google Patents

インパクトプレス装置、製造装置、及び製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、インパクトプレス装置、製造装置、及び製造方法に関する。
特許文献1には、ダイスの底部に孔を設けてこの孔を開閉することによりスラグ底面の製品側面へのメタルフローを抑制した衝撃押出成形が開示されている。
特許第4154337号公報
ここで、インパクトプレス加工では、成形される筒体の側面における軸方向の中央側の部分に、ショックライン(表面粗さが他の領域よりも大きい領域)が周方向に沿って発生する場合がある。
本発明は、溝の最大深さが0.05r未満であること、第一距離が0.15rを超えること、及び、第二距離が最大深さ未満であることのいずれかを満たす構成に比べ、成形される筒体の側面における軸方向の中央側の部分にショックラインが発生することを抑制できるようにすることを目的とする。
第1態様は、金属塊が配置される凹部を有し、該凹部の底面の外周部に形成された溝を有するダイスと、前記ダイスに対して相対移動して先端部が前記凹部内に挿入されるパンチと、を有し、前記ダイスの前記凹部の半径をrとした場合、前記溝の最大深さが0.05r以上であり、前記溝の断面の重心と前記凹部の内周面との第一距離が0.15r以下であり、前記パンチを前記底面に接触させたときの前記溝の最底部と前記パンチとの第二距離が、前記最大深さ以上である。
第2態様は、前記最大深さが0.08r以上である。
第3態様は、前記最大深さが0.1r以下である。
第4態様は、前記第二距離が、前記最大深さよりも長い。
第5態様は、金属塊が配置される凹部を有するダイスと、前記ダイスに対して相対移動して先端部が前記凹部内に挿入されるパンチと、前記ダイスの凹部の底面の外周部に形成された溝であって、前記パンチのプレスによって内部に進入してきた金属塊を滞留させる前記溝と、を備える。
第6態様では、前記パンチは、プレスによって、前記金属塊における前記底面側の外周部分を前記溝の内部に進入させ、前記溝は、前記パンチのプレスによって内部に進入してきた前記外周部分を滞留させる。
第7態様では、前記溝は、前記パンチのプレスによって内部に進入してきた前記外周部分を、成形される筒体の軸方向端部となる部分に留まらせる。
第8態様では、前記溝は、前記パンチのプレスによって内部に進入してきた前記外周部分を、前記溝内に留まらせる。
第9態様では、前記パンチは、プレスによって、前記金属塊における前記底面側の中央部分を、前記凹部の内周面と前記パンチの外周面との間を通過させる。
第10態様は、第1態様から第9態様のいずれか1つの態様のインパクトプレス装置、を備え、前記インパクトプレス装置によって前記金属塊をインパクトプレス加工して、筒体を製造する。
第11態様は、前記インパクトプレス装置によって金属塊をインパクトプレス加工して成形された円筒体をしごき加工するしごき加工装置と、を備え、前記しごき加工装置によるしごき加工によって、前記円筒体としての、電子写真式の感光体用の支持体を製造する。
第12態様は、第1態様から第9態様のいずれか1つの態様のインパクトプレス装置を準備する工程と、前記インパクトプレス装置の凹部に金属塊を配置する工程と、前記インパクトプレス装置のパンチをダイスに対して相対移動して、前記金属塊にインパクトプレス加工を行う工程と、を有する、筒体を製造する。
第1態様の構成によれば、溝の最大深さが0.05r未満であること、第一距離が0.15rを超えること、及び、第二距離が最大深さ未満であることのいずれかを満たす構成に比べ、成形される筒体の側面における軸方向の中央側の部分にショックラインが発生することを抑制できる。
第2態様の構成によれば、溝の最大深さが0.08r未満である構成に比べ、成形される筒体の側面における軸方向の中央側の部分にショックラインが発生することを抑制できる。
第3態様の構成によれば、溝の最大深さが0.1rを超える構成に比べ、材料効率が向上する。
第4態様の構成によれば、第二距離が最大深さと同じである構成に比べ、成形される筒体の側面における軸方向の中央側の部分にショックラインが発生することを抑制できる。
第5態様の構成によれば、パンチのプレスによって溝の内部に進入してきた金属塊が、滞留せずに、成形される筒体の側面へ移動する構成に比べ、成形される筒体の側面における軸方向の中央側の部分にショックラインが発生することを抑制できる。
第6態様の構成によれば、パンチのプレスによって溝の内部に進入してきた金属塊の外周部分が、滞留せずに、成形される筒体の側面へ移動する構成に比べ、成形される筒体の側面における軸方向の中央側の部分にショックラインが発生することを抑制できる。
第7態様の構成によれば、パンチのプレスによって溝の内部に進入してきた金属塊の外周部分が、成形される筒体の軸方向端部となる部分を超えて移動する構成に比べ、成形される筒体の側面における軸方向の中央側の部分にショックラインが発生することを抑制できる。
第8態様の構成によれば、パンチのプレスによって溝の内部に進入してきた金属塊の外周部分が溝の外部へ移動する構成に比べ、成形される筒体の側面における軸方向の中央側の部分にショックラインが発生することを抑制できる。
第9態様の構成によれば、金属塊における底面側の中央部分を溝の内部に留まらせる構成に比べ、材料効率が向上する。
第10態様の構成によれば、凹部の底面の外周部に溝が形成されていないインパクトプレス装置を用いて、インパクトプレス加工する製造装置に比べ、側面における軸方向の中央側の部分でのショックラインの発生が抑制された筒体を得ることができる。
第11態様の構成によれば、凹部の底面の外周部に溝が形成されていないインパクトプレス装置を用いて、インパクトプレス加工する製造装置に比べ、側面における軸方向の中央側の部分でのショックラインの発生が抑制された電子写真式の感光体用の支持体を得ることができる。
第12態様の構成によれば、凹部の底面の外周部に溝が形成されていないインパクトプレス装置を用いて、インパクトプレス加工する製造方法に比べ、側面における軸方向の中央側の部分でのショックラインの発生が抑制された筒体を得ることができる。
本実施形態に係る製造装置のインパクトプレス装置の構成を示す斜視図である。 本実施形態に係るインパクトプレス装置の構成を示す側断面図である。 図1に示されるインパクトプレス装置において、パンチをダイスの凹部に挿入させた状態を示す斜視図である。 図2に示されるインパクトプレス装置の側断面図である。 図1に示されるインパクトプレス装置において、成形された円筒体をパンチから取り外す過程を示す斜視図である。 本実施形態に係るインパクトプレス装置のパンチの一部及びダイスの一部を拡大して示す側断面図である。 本実施形態に係る製造装置のしごき加工装置の構成を示す斜視図である。 本実施形態に係るしごき加工装置の構成を示す側断面図である。 本実施形態に係る製造装置の切断装置の構成を示す概略図である。 図9に示される切断装置で円筒体を切断した状態を示す概略図である。 実施例及び比較例の評価結果を示す表である。
以下に、本発明に係る実施形態の一例を図面に基づき説明する。
<製造装置100>
本実施形態に係る製造装置100の構成を説明する。
図1等に示される製造装置100は、筒体を製造する製造装置の一例である。具体的には、製造装置100は、電子写真式の感光体ドラム用の円筒管400(図10参照)を製造する機能を有している。すなわち、製造装置100は、電子写真式の感光体用の支持体を製造する製造装置の一例ともいえる。なお、製造装置100が製造する対象は、電子写真式の感光体ドラム用の円筒管400に限られない。例えば、製造装置100は、現像ロールに用いられる円筒体などを製造する装置であってもよい。また、製造装置100は、電池ケースなどの角筒を製造する装置であってよい。すなわち、製造対象の筒体の断面形状は、円形状だけでなく、四角形等を含む多角形状などであってもよく、種々の形状とすることが可能である。
製造装置100は、具体的には、インパクトプレス装置10(図1及び図2参照)と、しごき加工装置200(図7及び図8参照)と、切断装置300(図9及び図10参照)と、を有している。以下、インパクトプレス装置10、しごき加工装置200、及び切断装置300について説明する。
(インパクトプレス装置10)
図1及び図2には、インパクトプレス装置10の構成が示されている。図1及び図2に示されるインパクトプレス装置10は、素材である金属塊に対してインパクトプレス加工を行う装置の一例である。具体的には、インパクトプレス装置10は、金属塊の一例としてのスラグ30に対して、衝撃(インパクト)を付与して、有底の筒体を成形する機能を有している。
インパクトプレス装置10は、一例として、図中の矢印+Y方向側を鉛直上方側とし、図中の矢印-Y方向側を鉛直下方側とした向きに配置されている。なお、インパクトプレス装置10は、+Y方向側を水平方向側とした向きに配置されていてもよく、インパクトプレス装置10が配置される向きと、重力方向との関係は、不問である。
インパクトプレス装置10は、具体的には、図1に示されるように、ダイス20と、パンチ40と、ストリッパー60と、を有している。以下、スラグ30、及びインパクトプレス装置10の各部(ダイス20、パンチ40、及びストリッパー60)について説明する。
(スラグ30)
スラグ30は、金属塊の一例である。スラグ30の材料、形状、大きさ等は、成形品の形状、大きさ、用途などに応じて選択される。本実施形態のように、電子写真式の感光体用の支持体を製造する場合は、アルミニウム製又はアルミニウム合金製の円盤状又は円柱状のスラグ30が好適に用いられる。なお、成形品の形状などによっては、楕円柱状、角柱状などのスラグ30を用いてもよい。
スラグ30として用いられるアルミニウム合金としては、アルミニウムのほかに、例えばSi、Fe、Cu、Mn、Mg、Cr、Zn、Ti等を含むアルミニウム合金が挙げられる。電子写真式の感光体用の支持体を製造する場合に用いるスラグ30に含まれるアルミニウム合金は、いわゆる1000系合金が好ましい。
スラグ30を作製する方法は限定されず、例えば、円柱状又は円盤状のスラグ30を使用する場合は、長手方向に垂直な断面が円形である棒状の金属材料をスラグ30の高さ(厚み)に相当する長さに切断する方法、スラグ30の高さ(厚み)に相当する厚みを有する金属板を円形状に打ち抜く方法などが挙げられる。
(ダイス20)
図1及び図2に示されるダイス20は、金属塊が配置される凹部を内部に有し、該凹部の底面の外周部に形成された溝を有するダイスの一例である。具体的には、ダイス20は、図2に示されるように、スラグ30が配置される凹部22を内部に有し、凹部22の底面23の外周部に形成された溝24を有する雌型である。さらに具体的には、ダイス20は、以下のように構成されている。
ダイス20は、図1に示されるように、例えば、円盤状に形成されている。凹部22は、ダイス20の上面(+Y方向側の面)で開口するように、ダイス20の中央部に形成されている。凹部22は、円柱状又は円盤状に形成されている。すなわち、凹部22は、平面視(-Y方向視)にて円形状に形成されている。
凹部22の底面23は、図2に示されるように、上方側(+Y方向側)を向く平面とされている。すなわち、底面23は、無勾配な面(フラットな面)とされている。なお、底面23は、勾配を有していてもよく、例えば、径方向の中央で、上方側(+Y方向側)へ凸状とされた面であってもよい。
溝24は、底面23で上方側(+Y方向側)に開口するように、凹部22の底面23の外周部に形成されている。具体的には、溝24は、平面視にて円環状に形成されている。すなわち、溝24は、凹部22の内周面22Nに沿ってその全周において底面23に形成されている。なお、底面23の外周部とは、底面23の平面視における中央よりも外周側(凹部22の内周面22N側)の部分である。
溝24は、側断面視にて、略長方形状とされている。-Y方向側の角部が丸められている。溝24の底面24Dは、上方側(+Y方向側)を向く平面とされている。すなわち、底面24Dは、無勾配な面(フラットな面)とされている。なお、底面24Dは、勾配を有していてもよく、例えば、凹部22(底面23)の径方向外側で下方側(-Y方向側)へ凹状とされていてもよい。
溝24は、底面23の外周部を含んで形成されていればよく、底面23の平面視における中央部を含んで形成されていてもよい。したがって、溝24の溝幅(底面23の径方向に沿った寸法)は、凹部22の半径の半値よりも広くてもよい。
なお、溝24の内周側にさらに溝が形成されていてもよい。すなわち、底面23に溝24を含む複数の溝が形成されていてもよい。
溝24は、底面23における最上部23Aから下側に凹んだ空間部分である。最上部23Aとは、最も+Y方向側の部分であり、凹部22の開口22A(+Y方向側の端)側の部分である。
また、本明細書における「底」とは、凹部22や溝24の奥側の部分を意味する。本実施形態のように、インパクトプレス装置10が矢印+Y方向側を鉛直上方側とした向きに配置される場合では、「底」は、「鉛直下方側の部分」となるが、インパクトプレス装置10が矢印+Y方向側を水平方向側とした向きに配置される場合では、「鉛直下方側の部分」とはならない。なお、溝24の具体的な機能については後述する。
(パンチ40)
図1及び図2に示されるパンチ40は、ダイスに対して相対移動して先端部が凹部内に挿入されるパンチの一例であり、この形状に限られるものではない。具体的には、パンチ40は、図3及び図4に示されるように、ダイス20に対して降下して先端部43が凹部22内に挿入される雄型である。このパンチ40は、スラグ30に対して衝撃を付与してスラグ30をプレスする機能を有している。さらに具体的には、パンチ40は、以下のように構成とされている。
パンチ40は、図1に示されるように、円柱状に形成されている。すなわち、パンチ40は、平面視(平断面視)にて、円形状とされている。パンチ40の外径は、ダイス20の凹部22の内径よりも小さくされている。パンチ40の先端側(-Y方向側)には、図2及び図4に示されるように、後端側(+Y方向側)の部分よりも外径が大きい大径部42(ランド部)が形成されている。大径部42は、成形される円筒体410(筒体の一例)の内径を規定する機能を有している。換言すれば、大径部42の外周面は、成形される円筒体410の内径を規定する加工面とされている。なお、大径部42は、凹部22内に挿入される部分において最も外径が大きい部分である。
パンチ40の先端部43(大径部42に対する-Y方向側の部分)は、先端面45(-Y方向側の面)に向けて徐々に縮径されている。先端面45は、-Y方向側を向く平面で構成されている。
パンチ40は、図示せぬ駆動源から駆動力が伝達されて、上下方向(-Y方向及び+Y方向)に移動するようになっている。
そして、インパクトプレス装置10では、図3及び図4に示されるように、パンチ40をスラグ30が配置された凹部22内に底面23に対して隙間を有するように挿入して、スラグ30に対して衝撃を付与することで、凹部22に配置されたスラグ30を押し潰して変形させる。すなわち、パンチ40がスラグ30をプレスする。これにより、スラグ30は凹部22からパンチ40の周囲(外周)を覆うように円筒状に伸びて、底壁412を有する円筒体410が成形される。
なお、パンチ40に対してダイス20が移動することで、パンチ40が凹部22に挿入される構成であってもよい。すなわち、パンチ40がダイス20に対して相対移動する構成であればよい。また、パンチ40の平面視(平断面視)の形状、及び凹部22の平面視の形状は、成形品の形状に応じて選択される。例えば、成形品が角筒であれば、パンチ40の平面視(平断面視)の形状、及び凹部22の平面視の形状は、四角形とされる。
(ストリッパー60)
図3及び図5に示されるストリッパー60は、成形された円筒体410をパンチ40から取り外す機能を有している。ストリッパー60は、平面視における中央部で貫通する円形状の貫通孔62を有している。これにより、ストリッパー60は、平面視にて円環状に形成されている。インパクトプレス装置10では、図5に示されるように、パンチ40をストリッパー60の貫通孔62に通して、円筒体410をストリッパー60に接触させることにより、円筒体410がパンチ40から取り外される。
(インパクトプレス装置10の各寸法)
ダイス20の凹部22の半径をrとした場合において、溝24の最大深さDAが0.05r(0.05×半径r)以上とされている(図6参照)。溝24の最大深さDAとは、図6に示されるように、ダイス20の底面23における最上部23Aから溝24の最底部24Bまでの寸法であって、パンチ40の挿入方向(-Y方向)に沿った寸法である。
この溝24の最大深さDAは、ショックラインの抑制効果の観点から、0.08r以上であることが好ましい。また、溝24の最大深さDAは、材料効率の観点から、0.1r以下であることが好ましい。
また、溝24の断面の重心GA(図心)と凹部22の内周面22Nとの第一距離L1が0.15r以下とされている。「溝24の断面」とは、ダイス20を-Y方向に沿って切断したときの断面である。具体的には、「溝24の断面」とは、平面視にて円形状の凹部22の平面視における中心を通るように、ダイス20を-Y方向に沿って切断したときの断面である。「溝24の断面の重心GAと凹部22の内周面22Nとの第一距離L1」とは、前述の断面において、当該重心GAから凹部22の内周面22Nまでの最も短い距離である。
パンチ40を凹部22の底面23に接触させたときの溝24の最底部24Bとパンチ40との第二距離L2が、最大深さDA以上とされている。ここで「パンチ40を凹部22の底面23に接触させたときの溝24の最底部24Bとパンチ40との第二距離L2」とは、前述の断面において、当該最底部24Bからパンチ40までの最も短い距離である。
ここで、インパクトプレス装置10でインパクトプレス加工する際の動作では、パンチ40と凹部22の底面23とは接触しない。すなわち、パンチ40と凹部22の底面23との間に隙間ができるように、パンチ40によるインパクトプレス加工が行われる。当該隙間が、成形品の底厚となる。そして、当該隙間の距離は、得たい底厚により任意に変更されるため、本実施形態では、仮にパンチ40を凹部22の底面23に接触させたときの最底部24Bとパンチ40と最短距離を第二距離L2としている。また、第二距離L2は、最短距離であるので、-Y方向に沿った距離とは限らない。
そして、第二距離L2が最大深さDA以上とされることで、パンチ40を凹部22の底面23に接触させたときに、パンチ40の一部が凹部22内に進入しない。換言すれば、本実施形態では、パンチ40を凹部22の底面23に接触させたときにおいて、パンチ40の一部が凹部22内に進入しない構成とされている。さらに換言すれば、本実施形態では、パンチ40を凹部22の底面23に接触させたときにおいて、凹部22内に進入する凸部をパンチ40が有していない構成とされている。さらに換言すれば、本実施形態では、パンチ40を凹部22の底面23に接触させたときにおいて、パンチ40の先端面45において溝24に対向する部分は、溝24の開口24A(+Y方向側の端)より上側に位置する構成とされている。
また、溝24の溝幅は、例えば、0.1r以上0.9r以下とされる。溝24の溝幅は、前述の「溝24の断面」において、溝24の開口24Aでの凹部22の半径方向に沿った寸法である。
(溝24の機能)
前述のように、図6に示される溝24の最大深さDA、第一距離L1、第二距離L2が設定されることで、溝24は、パンチ40のプレスによって内部に進入してきたスラグ30を滞留させる機能を有している。具体的には、溝24は、パンチ40のプレスによって内部に進入してきたスラグ30における底面23側の外周部分35を滞留させる。
ここで、「滞留」とは、パンチ40のプレスによって内部に進入してきたスラグ30の移動量が、溝24を有さない構成において当該スラグ30が移動する移動量よりも、減少することをいう。したがって、当該移動量が減少していれば、パンチ40のプレスによって内部に進入してきたスラグ30が、溝24内から排出される構成であってもよい。
「スラグ30における底面23側の外周部分35」は、具体的には、スラグ30における底面39(-Y方向側の面)と、側面31(周面)との間の角部(境界部分)である。当該角部は、丸みを有している。
本実施形態では、具体的には、溝24は、スラグ30の外周部分35を、成形される円筒体410の軸方向端部となる部分に留まらせる。さらに具体的には、溝24は、スラグ30の外周部分35を溝24内に留まらせる。「円筒体410の軸方向端部となる部分」とは、本実施形態では、具体的には、切断装置300によって切断される軸方向端部425(図9及び図10参照)である。なお、「円筒体410の軸方向端部となる部分」を、円筒体410の軸方向中央よりも軸方向端に近い部分と把握してもよい。また、「留まらせる」とは、当該位置に位置させることをいう。したがって、「外周部分35を溝24内に留まらせる」とは、外周部分35を溝24内に位置させることを意味する。
また、本実施形態では、スラグ30における底面23側の中央部分37は、パンチ40によるプレスによって、凹部22の内周面22Nとパンチ40の外周面との間を通過する。換言すれば、スラグ30の中央部分37を円筒体410の側面413(外周面)における軸方向の中央側の部分に移動させる。なお、軸方向の中央側の部分とは、軸方向端部425に対する中央側の部分である。具体的には、軸方向の中央側の部分は、製造品として使用される部分である。
また、溝24の最大深さDA、第一距離L1、第二距離L2は、前述した数値に限られない。溝24が滞留機能を発揮すれば、溝24の最大深さDA、第一距離L1、第二距離L2は、前述した数値範囲と異なる数値範囲に設定されていてもよい。
なお、スラグ30の一部(例えば外周部分35や中央部分37)をマーキング(着色)した後にインパクトプレス加工を行い、成形品の着色位置を確認することで、当該一部の移動量がわかる。当該方法を用いることで、スラグ30の一部が、滞留しているか否か、及び、どの位置に留まっているかがわかる。
(しごき加工装置200)
図7及び図8に示されるしごき加工装置200は、インパクトプレス装置によって金属塊をインパクトプレス加工して成形された円筒体をしごき加工するしごき加工装置の一例である。具体的には、しごき加工装置200は、インパクトプレス装置10によってスラグ30をインパクトプレス加工にして形成された円筒体410をしごき加工する装置である。
さらに具体的には、しごき加工装置200は、図7及び図8に示されるように、円柱型210と、押付型220と、を備えている。
円柱型210は、インパクトプレス装置10によるインパクトプレス加工によって成形された円筒体410の内部に先端側の部分が挿入される円柱状の型である。円柱型210の外径は、円筒体410の内径と比して小さくされている。
このため、図8に示されるように、先端側の部分(図中下側の部分)が円筒体410の内部に挿入された状態(円柱型210に円筒体410を装着させた状態)で、円柱型210の外周面と円筒体410の内周面との間には隙間が形成されるようになっている。
円柱型210は、図示せぬ駆動源から駆動力が伝達されて、上下方向(-Y方向及び+Y方向)に移動するようになっている。
押付型220は、円筒体410を円柱型210の外周面に押し付ける型である。押付型220は、図7に示されるように、円柱型210と同軸上に配置された円環状とされている。また、押付型220には、押付型220の径方向の内側に突出する突起部223が円環状に形成されている。
この突起部223の内径は、円柱型210の外径と比して大きくされ、かつ、しごき加工前の円筒体410の外径と比して小さくされている。
しごき加工装置200では、図8に示されるように、円柱型210に円筒体410を装着させた状態の円柱型210を下方側へ移動させて円筒体410が押付型220の内部を通過させることで、押付型220が、円筒体410を円柱型210の外周面に押し付ける。このように、しごき加工が行われることで、円筒体410の形状が矯正される。これにより、円筒体410の内径、外径、及び真円度などが調整される。
(切断装置300)
図9及び図10に示される切断装置300は、しごき加工装置200によってしごき加工が行われた円筒体410の底壁412が設けられた軸方向端部425を切断する装置である。
切断装置300は、図9に示されるように、円筒体410の軸方向端部425を切断するカッタ310(切断部)を有している。切断装置300では、図10に示されるように、カッタ310が円筒体410の軸方向端部425を切断することで、軸方向両端部が開放された円筒管400が得られる。
<製造方法>
電子写真式の感光体ドラム用の円筒管400(支持体の一例)の製造方法について説明する。本製造方法は、準備工程と、インパクトプレス加工工程と、しごき加工工程と、切断工程と、洗浄工程と、を有している。
(準備工程)
準備工程では、インパクトプレス装置10と、しごき加工装置200と、切断装置300と、を有する前述の製造装置100を準備する。また、準備工程では、前述のスラグ30を準備する。
(インパクトプレス加工工程)
インパクトプレス工程では、まず、スラグ30の表面に潤滑剤を付与する。スラグ30に潤滑剤を付与するのは、スラグ30のパンチ40やダイス20との接触によるキズの発生を抑制するためである。
潤滑剤としては、特に制限はないが、偏肉抑制の観点から、粉末状の固体潤滑剤が好ましい。固体潤滑剤としては、脂肪酸金属塩が好ましい。脂肪酸金属塩としては、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸アルミニウム等が挙げられる。
次に、表面に潤滑剤が付与されたスラグ30を、図1及び図2に示されるように、インパクトプレス装置10のダイス20の凹部22に配置する。なお、スラグ30は、溝24内に進入していない状態で、凹部22の底面23に配置される。換言すれば、溝24内に空間を有した状態で、スラグ30が凹部22の底面23に配置される。
次に、図3及び図4に示されるように、ダイス20の上側に配置されたパンチ40を降下させて凹部22内に挿入する。これにより、パンチ40が、凹部22に配置されたスラグ30を押し潰して変形させる。すなわち、パンチ40がスラグ30をプレスする。これにより、スラグ30は凹部22からパンチ40の周囲を覆うように円筒状に伸びて、底壁412を有する円筒体410が成形される。
このとき、スラグ30の一部が溝24内に進入する。具体的には、スラグ30における底面23側の外周部分35が溝24内に進入する。溝24内に進入した外周部分35は、滞留する。具体的には、溝24内に進入した外周部分35は、成形される円筒体410の軸方向端部となる部分に留まる。さらに具体的には、溝24内に進入した外周部分35は、溝24内に留まる。また、スラグ30の中央部分37は、溝24内に進入せず、パンチ40によるプレスによって、凹部22の内周面22Nとパンチ40の外周面との間を通過する。
次に、パンチ40を上方側へ移動させて、パンチ40をストリッパー60の貫通孔62に通すことにより、円筒体410がパンチ40から取り外される。このようにして、円筒体410が成形される。
(しごき加工工程)
しごき工程では、まず、図8に示されるように、円柱型210の先端側の部分を、円筒体410に挿入する。
次に、円柱型210を下方側へ移動させ、円筒体410を押付型220の内部で通過させる。これにより、押付型220が円筒体410を円柱型210の外周面に押し付ける。
この結果、円筒体410が円柱型210の外周面に沿うように塑性変形し、円筒体410の形状が矯正される。次に、形状が矯正された円筒体410が円柱型210から脱型される。
(切断工程)
切断工程では、図10に示されるように、切断装置300のカッタ310により、円筒体410の底壁412が設けられた軸方向端部425を切断する。これにより、軸方向両端部が開放された円筒管400が得られる。
(洗浄工程)
洗浄工程では、円筒管400の表面を洗浄する。これにより、インパクトプレス加工工程においてスラグ30に付与された潤滑剤が除去される。洗浄工程で用いられる洗浄方法としては、特に限定されず公知の方法を採用し得る。具体的には、例えば、洗浄剤中に浸漬する浸漬洗浄、流動させた洗浄剤中に浸漬する流動洗浄、超音波洗浄、スクラブ洗浄、シャワー洗浄などが採用される。以上により、電子写真式の感光体ドラム用の円筒管400が製造される。なお、製造方法としては、スラグ30に潤滑剤を付与しない構成であってもよい。この場合、洗浄工程は行わなくてもよい。
<本実施形態に係る作用>
本実施形態では、溝24は、パンチ40のプレスによって内部に進入してきたスラグ30を滞留させる機能を有している。そして、スラグ30において、パンチ40のプレスによる変形によって表面粗さが大きくなる部分を滞留させることで、当該部分が、成形される円筒体410の側面413へ移動することが抑制される。
したがって、パンチ40のプレスによって溝24の内部に進入してきたスラグ30が、滞留せずに、成形される円筒体410の側面413へ移動する構成に比べ、円筒体410の側面413における軸方向の中央側の部分にショックラインが発生することが抑制される。なお、前述のように、ショックラインとは、表面粗さが他の領域よりも大きい領域をいう。また、ショックラインは、円筒体410の周方向に沿って発生する。
また、本実施形態では、具体的には、溝24は、パンチ40のプレスによって内部に進入してきたスラグ30における底面23側の外周部分35を滞留させる。
ここで、スラグ30の外周部分35は、パンチ40のプレスによる自由変形(非拘束での変形)によって、粗大結晶粒の表出が原因で、表面粗さが大きくなりやすい部分である。このため、パンチ40のプレスによって溝24の内部に進入してきた外周部分35が、滞留せずに、成形される円筒体410の側面413へ移動する構成に比べ、円筒体410の側面413における軸方向の中央側の部分にショックラインが発生することが抑制される。
また、本実施形態では、さらに具体的には、溝24は、スラグ30の外周部分35を、成形される円筒体410の軸方向端部となる部分に留まらせる。
このため、パンチ40のプレスによって溝24の内部に進入してきた外周部分35が、成形される円筒体410の軸方向端部となる部分を超えて移動する構成に比べ、円筒体410の側面413における軸方向の中央側の部分にショックラインが発生することが抑制される。
また、本実施形態では、具体的には、溝24は、スラグ30の外周部分35を溝24内に留まらせる。このため、パンチ40のプレスによって溝24の内部に進入してきた外周部分35が溝24の外部へ移動する構成に比べ、成形される円筒体410の側面413における軸方向の中央側の部分にショックラインが発生することが抑制される。
また、本実施形態では、スラグ30の中央部分37は、溝24内に進入せず、パンチ40によるプレスによって、凹部22の内周面22Nとパンチ40の外周面との間を通過する。
ここで、スラグ30の中央部分37は、外周部分35に比べ、表面粗さが大きくなりにくい部分である。したがって、スラグ30の中央部分37を溝24の内部に留まらせる構成に比べ、スラグ30の中央部分37が、成形される円筒体410の側面413の材料として有効利用され、材料効率が向上する。
このように、本実施形態では、成形される円筒体410の側面413における軸方向の中央側の部分にショックラインが発生することが抑制されるので、側面413でのショックラインの発生が抑制された円筒体410を得られる。
また、支持体の側面の表面粗さの均一性を要求される、電子写真式の感光体用の支持体において、側面413でのショックラインの発生が抑制された支持体を得られる。
本発明は、上記の実施形態に限るものではなく、その主旨を逸脱しない範囲内において種々の変形、変更、改良が可能である。例えば、上記に示した変形例は、適宜、複数を組み合わせて構成してもよい。
<評価>
実施例及び比較例において、スラグ30の外周部分35の滞留及びショックラインの有無を評価した。
本評価では、前述のインパクトプレス装置10と同様に構成されたインパクトプレス装置において、ダイス20の凹部22の半径r、溝の最大深さDA、第一距離L1及び第二距離L2の各値の設定を、図11の表に示されるように変えてインパクトプレス加工を行った場合について評価した。
スラグ30の外周部分35の滞留は、外周部分35にマーキング(着色)を行い、どこまで移動したかを評価した。評価基準は以下のとおりである。
〇:スラグ30の外周部分35が溝24内に留まった。ショックラインが円筒体410の側面413に発生していない。
△:スラグ30の外周部分35が、溝24の外部に出たが、円筒体410の切断される軸方向端部425内に留まった。ショックラインは、当該軸方向端部425で発生した。
×:スラグ30の外周部分35が、円筒体410の切断される軸方向端部425を超えて軸方向の中央側へ移動した。ショックラインは、円筒体410の切断される軸方向端部425よりも軸方向中央側で発生した。
本評価の結果、実施例1~16は、溝24の最大深さが0.05r未満である構成(比較例1、2)に比べ、成形される円筒体410の側面413における軸方向の中央側の部分にショックラインが発生することが抑制されることがわかった。
また、実施例1~16は、第一距離が0.15rを超える構成(比較例3、4)に比べ、成形される円筒体410の側面413における軸方向の中央側の部分にショックラインが発生することが抑制されることがわかった。
また、実施例1~16は、第二距離が最大深さ未満である構成(比較例5、6)に比べ、成形される円筒体410の側面413における軸方向の中央側の部分にショックラインが発生することが抑制されることがわかった。
また、実施例3~5、11~13は、溝24の最大深さが0.08r未満である構成(実施例1、2、9、10)に比べ、成形される円筒体410の側面413における軸方向の中央側の部分にショックラインが発生することを抑制する効果が高いことがわかった。
なお、溝24の最大深さが0.1r以上であると(実施例4、5、12、13参照)、スラグ30の外周部分35が留まる位置に変化がなく、ショックラインの発生を抑制する効果に変化がないことがわかった。したがって、溝24の最大深さが0.1r未満であると、溝24の最大深さが0.1r以上である構成に比べ、滞留するスラグ30の量を減少させられ、材料効率が向上する。
また、第二距離L2が最大深さDAよりも長いと(実施例8、14、15、16)、スラグ30を留まられる空間が大きくなるため、第二距離L2が最大深さDAと同じ構成に比べ、成形される円筒体410の側面413における軸方向の中央側の部分にショックラインが発生することを抑制する効果が高くなる。
10 インパクトプレス装置
20 ダイス
22 凹部
23 底面
24 溝
30 スラグ(金属塊の一例)
40 パンチ
100 製造装置
200 しごき加工装置
GA 重心
L1 第一距離
L2 第二距離
r 半径

Claims (9)

  1. 金属塊が配置される凹部を有し、該凹部の底面の外周部に形成された溝を有するダイスと、
    前記ダイスに対して相対移動して先端部が前記凹部内に挿入されるパンチと、
    を有し、
    前記ダイスの前記凹部の半径をrとした場合、
    前記溝の最大深さが0.05r以上であり、
    前記溝の断面の重心と前記凹部の内周面との第一距離が0.15r以下であり、
    前記パンチを前記底面に接触させたときの前記溝の最底部と前記パンチとの第二距離が、前記最大深さ以上であり、
    前記断面は、前記底面に垂直な面であって且つ前記半径をrとした場合の円の中心を通る面で前記溝を切断した場合の断面である
    インパクトプレス装置。
  2. 前記最大深さが0.08r以上である
    請求項1に記載のインパクトプレス装置。
  3. 前記最大深さが0.1r以下である
    請求項1又は2に記載のインパクトプレス装置。
  4. 前記第二距離が、前記最大深さよりも長い
    請求項1~3のいずれか1項に記載のインパクトプレス装置。
  5. 金属塊が配置される凹部を有するダイスと、
    前記ダイスに対して相対移動して先端部が前記凹部内に挿入されるパンチと、
    前記ダイスの凹部の底面の外周部に形成された溝であって、前記パンチのプレスによって内部に進入してきた金属塊を滞留させる前記溝と、
    を備え、
    前記パンチは、
    プレスによって、前記金属塊における底面と側面との間の角部を前記溝の内部に進入させ、
    前記溝は、
    前記パンチのプレスによって内部に進入してきた前記角部を前記溝内に留まらせる
    インパクトプレス装置。
  6. 前記パンチは、
    プレスによって、前記金属塊における前記底面側の中央部分を、前記凹部の内周面と前記パンチの外周面との間を通過させる
    請求項5に記載のインパクトプレス装置。
  7. 請求項1~6のいずれか1項に記載のインパクトプレス装置、
    を備え、
    前記インパクトプレス装置によって前記金属塊をインパクトプレス加工して、筒体を製造する製造装置。
  8. 前記インパクトプレス装置によって金属塊をインパクトプレス加工して成形された円筒体をしごき加工するしごき加工装置と、
    を備え、
    前記しごき加工装置によるしごき加工によって、前記円筒体としての、電子写真式の感光体用の支持体を製造する請求項7に記載の製造装置。
  9. 請求項1~6のいずれか1項に記載のインパクトプレス装置を準備する工程と、
    前記インパクトプレス装置の凹部に金属塊を配置する工程と、
    前記インパクトプレス装置のパンチをダイスに対して相対移動して、前記金属塊にインパクトプレス加工を行う工程と、
    を有する、
    筒体を製造する製造方法。
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