JP7157535B2 - コンテンツ再生装置、及び再生制御方法 - Google Patents

コンテンツ再生装置、及び再生制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7157535B2
JP7157535B2 JP2018047936A JP2018047936A JP7157535B2 JP 7157535 B2 JP7157535 B2 JP 7157535B2 JP 2018047936 A JP2018047936 A JP 2018047936A JP 2018047936 A JP2018047936 A JP 2018047936A JP 7157535 B2 JP7157535 B2 JP 7157535B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
content
sensory device
sensory
unit
state
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018047936A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019154907A (ja
Inventor
智稔 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koei Tecmo Games Co Ltd
Original Assignee
Koei Tecmo Games Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koei Tecmo Games Co Ltd filed Critical Koei Tecmo Games Co Ltd
Priority to JP2018047936A priority Critical patent/JP7157535B2/ja
Publication of JP2019154907A publication Critical patent/JP2019154907A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7157535B2 publication Critical patent/JP7157535B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Description

本発明は、コンテンツ再生装置、及び再生制御方法に関する。
従来、ゲームセンターや商業施設等に設置されるゲーム装置であって、ヘッドマウントディスプレイ(HMD、Head Mounted Display)をユーザの頭部に装着させ、ゲームの状況に応じて、搭乗部の振動、香り、及び風を体感させるコンテンツ再生装置が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
国際公開第2017/203750号
しかしながら、従来技術では、ユーザに体感を与える体感装置が故障している場合や、カートリッジ等の消耗部品の交換が必要な場合に、ゲーム等のコンテンツの状況に応じて当該体感装置を動作させる際に、当該体感装置を適切に動作させられない場合があるという問題がある。
そこで、体感装置の状態に応じて、コンテンツの利用を制限できるようにする技術を提供することを目的とする。
複数のコンテンツを再生可能なコンテンツ再生装置が、複数の体感をユーザに与える体感装置と、再生しているコンテンツの状況に応じて、前記体感装置を制御する制御部と、各コンテンツに応じた、前記制御部により制御される前記体感装置の情報を取得する取得部と、前記体感装置の状態を検査する検査部と、前記情報に含まれる必須である前記体感装置を示す情報と、前記状態とに基づいて、必須である前記体感装置の状態が正常でない各コンテンツの利用を制限する制限部と、を有する。

開示の技術によれば、体感装置の状態に応じて、コンテンツの利用を制限できる。
実施形態に係るコンテンツ再生装置の筐体の一例を示す図である。 実施形態に係るコンテンツ再生装置の筐体の一例を示す図である。 実施形態に係るコンテンツ再生システム1のハードウェア構成、及び配置例を示す図である。 制御装置及びサーバのハードウェア構成の一例について説明する図である。 制御装置及びサーバの機能ブロック図である。 コンテンツ再生装置の制御部によるコンテンツ再生中の処理の一例を示すフローチャートである。 実施形態に係るコンテンツ再生システムのコンテンツをダウンロードする際の処理の一例を示すフローチャートである。 検査用のデータの一例を示す図である。 コンテンツソフトの利用制限を判定する処理の一例を示すフローチャートである。 利用可能なコンテンツの一覧を表示する処理の一例を示すフローチャートである。 再生可能なコンテンツの一覧の表示画面の例を示す図である。 再生可能なコンテンツの一覧の表示画面の例を示す図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。
<コンテンツ再生装置の筐体>
図1A、図1Bは、実施形態に係るコンテンツ再生装置10の筐体100の一例を示す図である。図1Aでは、筐体100を斜め前から見た場合の例を示す。図1Bでは、筐体100を横から見た場合の例を示す。筐体100は、前方筐体100A及び後方筐体100Bを有する。前方筐体100Aと後方筐体100Bとの間から、ユーザが内部に入れるように配置されている。
<コンテンツ再生システム1の構成>
図2は、実施形態に係るコンテンツ再生システム1のハードウェア構成、及び配置例を示す図である。図2において、コンテンツ再生システム1は、コンテンツ再生装置10、及びサーバ20を有する。コンテンツ再生装置10とサーバ20は、インターネット、携帯電話網、及びLAN(Local Area Network)等のネットワーク30を介して、通信できるように接続されている。
コンテンツ再生装置10は、筐体100、表示装置101A、スピーカ101B、コントローラ102、搭乗部103、体感装置104A、体感装置104B、体感装置104C、体感装置104D、・・・(以下で、それぞれを区別する必要がない場合は、単に「体感装置104」と称する。)、制御装置110、及び表示装置150等を有する。
コンテンツ再生装置10は、ゲームソフト、及び映画等の動画(以下で「コンテンツ」と称する。)を再生(実行)する。また、コンテンツ再生装置10は、再生しているコンテンツの状況に応じて、体感装置104を動作させる。
筐体100は、例えば1人用の場合であって、シートに着座してプレイすることが想定される場合、高さは2m以下、幅は1m~1.5m程度であり、側壁に入り口となる開口部があり、床部の中央付近にシートが設置される。当該開口部には扉が設置されてもよい。
表示装置101Aは、例えば、ユーザの頭部に装着するヘッドマウントディスプレイであり、コンテンツ再生中において、ユーザの視点の変更に応じた3次元のバーチャルリアリティ(VR、Virtual Reality)映像を表示する。
スピーカ101Bは、例えば、ユーザの頭部に装着するヘッドセットであり、コンテンツの音声等を出力する。
コントローラ102は、例えば公知のゲーム用のコントローラでもよいし、簡略化した略棒状等のコントローラでもよい。また、コントローラ102は、音声入力による操作を行えるものでもよいし、タッチパネルでもよい。また、例えば、表示装置101Aを通じて目前にタッチパネル式の入力装置があるように表示し、ユーザが空中で指を動かすことで仮想のタッチパネルに入力する仮想のタッチパネルでもよい。
搭乗部103は、例えば、1人~2人向けのシート(座席)である。表示装置101Aを使用しながらユーザが立ち歩くと、転倒したり構造物に衝突したりする可能性がある。このため、着座するか、あるいは、着座はしないが位置を固定できるような搭乗部103を設ける。
体感装置104Aは、例えば、アクチュエータであり、コンテンツ再生中においてユーザに遥動や振動等を体感させる装置である。
体感装置104Bは、香りを放出する装置であり、コンテンツ再生中においてユーザに香りを体感させる装置である。
体感装置104Cは、風、温風、冷風、及び霧混じりの風等を送る装置であり、例えばペルチェ素子、加湿装置、及び送風装置を有する。体感装置104Cは、コンテンツ再生中においてユーザに、例えば、風により空間の広がり等を感じさせる。また、体感装置104Cは、例えば、温風、及び冷風により、環境の変化等を感じさせる。また、体感装置104Cは、例えば、霧混じりの風により、雨や湿気など気候を感じさせる。
体感装置104Dは、例えば、ポリチューブのようなソフトな素材の複数のフィルムが棒状部材(ロール)に取り付けられ、棒状部材を回転させ、フィルムをユーザの足に接触させることにより、コンテンツ再生中においてユーザに地を這う生物との接触等を体感させる装置である。
制御装置110は、例えば、家庭用のゲーム機と、専用のシステムボードとをUSB(Universal Serial Bus)等で接続することにより構成されてもよい。制御装置110は、コントローラ102等からの入力に応答して、ゲームのプログラム(ゲームソフト)や、映画等の動画等のコンテンツの再生を実行するとともに、表示装置101A、及びスピーカ101Bに、コンテンツの映像、及び音声をそれぞれ出力する。
また、制御装置110は、予め記憶されているコンテンツ、及びサーバ20からダウンロードしたコンテンツを再生ないし実行し、再生しているコンテンツの状況に応じて、体感装置104を制御する。
制御装置110は、コンテンツを、サーバ20からダウンロードする。
サーバ20は、コンテンツ再生装置10からの要求に従い、またはサーバ20の管理者からの操作に従い、コンテンツ再生装置10にコンテンツ等を配信する。
<制御装置のハードウェア構成>
次に、図3を参照し、コンテンツ再生装置10が有する制御装置110、及びサーバ20のハードウェア構成について説明する。図3は、制御装置110及びサーバ20のハードウェア構成の一例について説明する図である。
図3に示す制御装置110は、それぞれバスBで相互に接続されているドライブ装置111、補助記憶装置112、メモリ装置113、CPU114、インタフェース装置115等を有する。
制御装置110での処理を実現するゲーム制御プログラムは、記録媒体111Aによって提供される。ゲーム制御プログラムを記録した記録媒体111Aがドライブ装置111にセットされると、ゲーム制御プログラムが記録媒体111Aからドライブ装置111を介して補助記憶装置112にインストールされる。但し、ゲーム制御プログラムのインストールは必ずしも記録媒体111Aより行う必要はなく、ネットワークを介して他のコンピュータよりダウンロードするようにしてもよい。補助記憶装置112は、インストールされたゲーム制御プログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。
メモリ装置113は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置112からプログラムを読み出して格納する。CPU114は、メモリ装置113に格納されたプログラムに従って制御装置110に係る機能を実現する。インタフェース装置115は、ネットワークに接続するためのインタフェースとして用いられる。
なお、記録媒体111Aの一例としては、CD-ROM、DVDディスク、又はUSBメモリ等の可搬型の記録媒体が挙げられる。また、補助記憶装置112の一例としては、HDD(Hard Disk Drive)又はフラッシュメモリ等が挙げられる。記録媒体111A及び補助記憶装置112のいずれについても、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に相当する。
なお、サーバ20のハードウェア構成は、図2に示す制御装置110のハードウェア構成例と同様でもよい。
<機能構成>
次に、図4を参照し、制御装置110及びサーバ20の機能構成について説明する。図4は、制御装置110及びサーバ20の機能ブロック図である。
≪コンテンツ再生装置≫
コンテンツ再生装置10の制御装置110は、記憶部11を有する。記憶部11は、例えば、補助記憶装置112等を用いて実現される。記憶部11は、コンテンツ(コンテンツソフト)等を記憶する。
コンテンツ再生装置10の制御装置110は、取得部12、制御部13、検査部14、及び制限部15を有する。これら各部は、制御装置110にインストールされた1以上のプログラムが、制御装置110のCPU114に実行させる処理により実現される。
取得部12は、サーバ20から検査データ211を取得する。検査データ211には、各コンテンツに応じた、制御部13により制御される体感装置104の情報が含まれている。また、取得部12は、複数のコンテンツをサーバ20からダウンロードする。
制御部13は、記憶部11に記憶されている複数のコンテンツをそれぞれ再生し、再生しているコンテンツの状況に応じて、体感装置104等のコンテンツ再生装置10に含まれる各装置の制御を行う。
検査部14は、体感装置104の状態を検査する。検査部14は、体感装置104の状態として、例えば、故障、香りのカートリッジ等の消耗品残量不足、正常等の状態を判定する。
制限部15は、取得部12により取得された検査データ211と、検査部14により判定された体感装置104の状態とに基づいて、各コンテンツの利用を制限する。
≪サーバ≫
サーバ20は、記憶部21を有する。記憶部21は、例えば、補助記憶装置等を用いて実現される。
記憶部21は、コンテンツ再生装置10に配信するコンテンツ、コンテンツで用いられるコンテンツ再生装置10の各体感装置104の各機能を検査するための検査データ211等を記憶する。
また、サーバ20は、配信部22、及び制御部23を有する。これら各部は、制御装置110にインストールされた1以上のプログラムが、サーバ20のCPUに実行させる処理により実現される。
配信部22は、記憶部21に記憶されている検査データ211、及びコンテンツを、コンテンツ再生装置10に配信する。
制御部23は、サーバ20の全体の制御を行う。
<処理>
≪コンテンツ再生中の処理≫
次に、図5を参照し、制御部13のコンテンツ再生中の処理について説明する。図5は、コンテンツ再生装置10の制御部13によるコンテンツ再生中の処理の一例を示すフローチャートである。
まず、ステップS1において、制御部13は、コントローラ102等を用いたコンテンツ再生操作をユーザから受け付ける。なお、コンテンツが映画等の動画であり、ユーザによる操作が不要な場合は、ステップS1の処理は不要である。
続いて、制御部13は、再生しているコンテンツ内の状況を判定する(ステップS2)。
続いて、制御部13は、当該状況に応じて、体感装置104を制御する(ステップS3)、処理を終了する。
ここで、制御部13は、例えば、ゲームにおいて、屋敷の外が暴風雨であるにもかかわらず、ユーザが屋敷の外に出る操作をすれば、体感装置104Cを用いて、ユーザに向かって風と水(水滴)を吹き付けさせる。
また、制御部13は、例えば、案内役の女性キャラクターと初めて遭遇した際に、体感装置104Bを用いて、花の香りを放出させる。また、制御部13は、例えば、敵のボス役のキャラクターを登場させた際、当該キャラクターの風格や威圧感等をユーザに感じさせるため、体感装置104Cを用いて、風をユーザに送る。また、制御部13は、例えば、ユーザのキャラクターが馬に乗って敵を追いかける際、体感装置104Aを用いて、乗馬しているような振動をユーザに体感させる。
≪ゲームをダウンロードする際の処理≫
次に、図6を参照し、コンテンツ再生装置10がサーバ20からコンテンツをダウンロードする際の処理について説明する。図6は、実施形態に係るコンテンツ再生システム1のコンテンツをダウンロードする際の処理の一例を示すフローチャートである。図7は、検査用のデータの一例を示す図である。
ステップS101において、コンテンツ再生装置10の制御部13は、ダウンロード可能なコンテンツの一覧を表示するための操作をコンテンツ再生装置10の管理者等から受け付ける。
続いて、コンテンツ再生装置10の取得部12は、ダウンロード可能なコンテンツの一覧の取得要求をサーバ20に送信する(ステップS102)。
続いて、サーバ20の配信部22は、現在ダウンロード可能なコンテンツの一覧をコンテンツ再生装置10に送信する(ステップS103)。
続いて、コンテンツ再生装置10の制御部13は、サーバ20から取得した一覧を表示する(ステップS104)。
続いて、コンテンツ再生装置10の制御部13は、ダウンロードして追加するコンテンツ、及び削除するコンテンツを指定するための操作をコンテンツ再生装置10の管理者等から受け付ける(ステップS105)。ここで、コンテンツ再生装置10の記憶部11には、例えば、工場からの出荷時等において所定数(例えば、3つ)のコンテンツが記憶されており、所定の最大数(例えば、5つ)までのコンテンツを記憶しておくことができる。そのため、コンテンツ再生装置10において既に記憶されているコンテンツの数が当該最大数になっている場合、1つのコンテンツを追加するためには、既に記憶されている1つのコンテンツを削除する必要がある。この場合、コンテンツ再生装置10の制御部13は、コンテンツ再生装置10の記憶部11に既に記憶されているコンテンツの一覧を表示し、当該一覧の中から、削除するコンテンツを管理者が選択できるようにしてもよい。
続いて、コンテンツ再生装置10の取得部12は、当該操作により指定されたコンテンツに応じた、体感装置104の検査用のデータの取得要求をサーバ20に送信する(ステップS106)。
続いて、サーバ20の配信部22は、検査データ211を参照し、指定されたコンテンツに応じた、検査用のデータをコンテンツ再生装置10に送信する(ステップS107)。ここで、図7の例では、検査データ211には、コンテンツのIDに対応付けて、コンテンツの名称(タイトル)、コンテンツにて使用される体感装置104の各機能を示す情報、及び当該各機能の重要度が記録されている。図7の例では、「名称A」のコンテンツでは、「花の香り」及び「冷風」を提供する機能が「推奨」であり、「振動」を提供する機能が「必須」と設定されている。これは、「振動」を提供する機能が正常に動作しない場合はコンテンツを実行すべきではないことを示している。また、「花の香り」及び「冷風」を提供する機能については、例えば、コンテンツにおいて重要ではない、または主要なコンテンツシナリオでは用いられない等の理由により、香りが弱まっている等の場合でもコンテンツを実行してもよいことを示している。
続いて、コンテンツ再生装置10の検査部14は、受信した検査用のデータに基づいて、体感装置104を検査し、コンテンツ再生装置10の制限部15は、検査結果と、受信した検査用のデータとに基づいて、コンテンツの利用を制限するか否かを判定する(ステップS108)。ステップS108の処理については後述する。以下では、コンテンツを制限しないと判定された場合について説明する。
続いて、コンテンツ再生装置10の取得部12は、ステップS105で管理者から指定されたコンテンツをサーバ20の取得要求をサーバ20に送信する(ステップS109)。
続いて、サーバ20の配信部22は、コンテンツ再生装置10から要求されたコンテンツを、コンテンツ再生装置10に配信する(ステップS110)。
続いて、コンテンツ再生装置10の制御部13は、ダウンロードしたコンテンツを、記憶部11に記憶させる(ステップS111)。
≪コンテンツの利用制限の判定処理≫
次に、図8を参照し、ステップS108の、コンテンツの利用制限を判定する処理の例について説明する。図8は、コンテンツの利用制限を判定する処理の一例を示すフローチャートである。
なお、以下の処理は、例えば、サーバ20が配信可能なコンテンツの一覧から、ダウンロードするコンテンツがユーザにより選択された場合に限らず、インストール(またはダウンロード)されているコンテンツの一覧から、実行するコンテンツがユーザにより選択された場合等においても実行されてもよい。
ステップS201において、検査部14は、処理対象のコンテンツで用いられる各体感装置104の各機能が全て正常であるか否かを判定する。ここで、検査部14は、処理対象のコンテンツに対する検査用のデータに示される各体感装置104の各機能が、正常であるか否かを検査する。図7の「名称A」のコンテンツの例では、検査部14は、体感装置104Aの振動機能が正常であるか、体感装置104Bの花の香りの機能が正常であるか、体感装置104Cの冷風機能が正常であるか等を検査するプログラムを実行する。
全てが正常である場合(ステップS201でYES)、後述するステップS205の処理に進む。
全てが正常ではない場合、すなわち、正常ではない機能が1以上存在する場合(ステップS201でYES)、制限部15は、当該正常ではない機能のうち1つ以上が、当該コンテンツにより必須とされているか否かを判定する(ステップS202)。
当該コンテンツにより必須とされている場合(ステップS202でYES)、制限部15は、当該コンテンツの利用を不許可とし(ステップS203)、処理を終了する。図7の「名称A」のコンテンツの例では、制限部15は、「必須」とされている体感装置104Aの振動機能が正常でない場合、当該コンテンツの利用を不許可とする。
当該コンテンツにより必須とされていない場合(ステップS202でNO)、制限部15は、当該正常ではない各機能についての警告メッセージを表示し(ステップS204)、当該コンテンツの利用を許可し(ステップS205)、処理を終了する。図7の「名称A」のコンテンツの例では、制限部15は、「必須」とされていない体感装置104Bの花の香りの機能が正常でない場合、及び体感装置104Cの冷風機能が正常でない場合、警告メッセージを表示し、当該コンテンツの利用を許可とする。
これにより、体感させる機能の一部が不調である可能性がある場合でも、例えば、当該機能があまり重要でない場合は、コンテンツの実行を許可することもできる。
<変形例1>
コンテンツ再生装置10の制限部15は、図8のコンテンツの利用可否を判定する処理を、以下に示すように、サーバ20が配信可能なコンテンツの一覧、またはインストールされているコンテンツの一覧を表示する前に実行してもよい。図9は、利用可能なコンテンツの一覧を表示する処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS301において、制御部13は、ダウンロード可能または実行可能なコンテンツの一覧を表示するための操作をコンテンツ再生装置10の管理者またはユーザ等から受け付ける。
続いて、取得部12は、検査データ211をサーバ20から取得する(ステップS302)。
続いて、検査部14は、各体感装置104の各機能について検査を行う(ステップS303)。
続いて、制限部15は、検査部14による検査結果と、検査データ211とに基づいて、コンテンツを制限するか否かを判定する(ステップS304)。なお、ステップS303の処理は、図8ステップS201乃至ステップS205の処理と同様の処理を、サーバ20が配信可能な全てのコンテンツ、またはインストールされている全てのコンテンツに対して実行する。
続いて、制限部15は、ダウンロード可能または再生可能なコンテンツの一覧を表示する(ステップS305)。ここで、制限部15は、当該一覧において、利用を許可するコンテンツを、ユーザ等により選択可能な態様で表示する。
図10A、及び図10Bは、再生可能なコンテンツの一覧の表示画面の例を示す図である。図10Aの例では、制限部15は、ヘッドマウントディスプレイである表示装置101Aに、「ホラーゲーム」という名称のコンテンツを再生するためのアイコン1001、及び「競馬ゲーム」という名称のコンテンツを再生するためのアイコン1002を、選択可能な態様で、再生可能なコンテンツの一覧に表示している。図10Aの例では、「ホラーゲーム」及び「競馬ゲーム」の利用が許可されており、ユーザが視点をアイコン1001に合わせると、制御部13は、「ホラーゲーム」という名称のコンテンツの再生を開始する。また、ユーザが視点をアイコン1002に合わせると、制御部13は、「競馬ゲーム」という名称のコンテンツの再生を開始する。
図10Bの例では、図10Aの例と比較して、さらに、「格闘ゲーム」という名称のコンテンツを再生するためのアイコン1003が、再生可能なコンテンツの一覧に表示されている。図10Aの例では、「ホラーゲーム」及び「競馬ゲーム」の利用が許可されており、「格闘ゲーム」の利用は制限されている。そのため、制限部15は、アイコン1001、及びアイコン1002は、選択可能な態様で表示し、アイコン1003は、グレーアウトして表示しており、ユーザが視点をアイコン1003に合わせても、制御部13は、「格闘ゲーム」という名称のコンテンツの再生を開始しない。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
制御部13は、例えば1以上のコンピュータにより構成されるクラウドコンピューティングにより実現されていてもよい。
1 コンテンツ再生システム
10 コンテンツ再生装置
100 筐体
101A 表示装置
102 コントローラ
103 搭乗部
104 体感装置
110 制御装置
150 表示装置
11 記憶部
12 取得部
13 制御部
14 検査部
15 制限部
20 サーバ
21 記憶部
211 検査データ
22 配信部
23 制御部

Claims (7)

  1. 複数のコンテンツを再生可能なコンテンツ再生装置であって、
    複数の体感をユーザに与える体感装置と、
    再生しているコンテンツの状況に応じて、前記体感装置を制御する制御部と、
    各コンテンツに応じた、前記制御部により制御される前記体感装置の情報を取得する取得部と、
    前記体感装置の状態を検査する検査部と、
    前記情報に含まれる必須である前記体感装置を示す情報と、前記状態とに基づいて、必須である前記体感装置の状態が正常でない各コンテンツの利用を制限する制限部と、
    を有するコンテンツ再生装置。
  2. 前記制限部は、前記コンテンツの再生、または前記コンテンツのダウンロードを制限する、
    請求項1に記載のコンテンツ再生装置。
  3. 前記制限部は、各コンテンツの一覧において、利用を許可するコンテンツを、前記ユーザにより選択可能な態様で表示する、
    請求項1または2に記載のコンテンツ再生装置。
  4. 前記取得部は、前記情報を、前記コンテンツ再生装置とネットワークを介して接続されたサーバからダウンロードする、
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載のコンテンツ再生装置。
  5. 前記情報は、各コンテンツに応じて、前記制御部により制御される前記体感装置が必須であるか否かを示す情報を含み、
    前記制限部は、前記体感装置の状態が正常でない場合において、前記体感装置が必須であるコンテンツの利用を制限し、前記体感装置が必須でないコンテンツの利用を許可する、
    請求項1乃至4のいずれか一項に記載のコンテンツ再生装置。
  6. 前記コンテンツは、第1コンテンツ、及び第2コンテンツを含み、
    前記体感装置は、第1体感装置、及び第2体感装置を含み、
    前記制限部は、前記第1体感装置の状態が異常であり、前記第1コンテンツの再生の際に前記第1体感装置が制御される場合、前記第1コンテンツの利用を制限し、
    前記第2体感装置の状態が正常であり、前記第2コンテンツの再生の際に前記第2体感装置が制御される場合、前記第2コンテンツの利用を許可する、
    請求項1乃至5のいずれか一項に記載のコンテンツ再生装置。
  7. 複数の体感をユーザに与える体感装置と、再生しているコンテンツの状況に応じて、前記体感装置を制御する制御部と、を有し、複数のコンテンツを再生可能なコンテンツ再生装置が、
    各コンテンツに応じた、前記制御部により制御される前記体感装置の情報を取得する処理と、
    前記体感装置の状態を検査する処理と、
    前記情報に含まれる必須である前記体感装置を示す情報と、前記状態とに基づいて、必須である前記体感装置の状態が正常でない各コンテンツの利用を制限する処理と、
    を実行する再生制御方法。
JP2018047936A 2018-03-15 2018-03-15 コンテンツ再生装置、及び再生制御方法 Active JP7157535B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018047936A JP7157535B2 (ja) 2018-03-15 2018-03-15 コンテンツ再生装置、及び再生制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018047936A JP7157535B2 (ja) 2018-03-15 2018-03-15 コンテンツ再生装置、及び再生制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019154907A JP2019154907A (ja) 2019-09-19
JP7157535B2 true JP7157535B2 (ja) 2022-10-20

Family

ID=67995253

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018047936A Active JP7157535B2 (ja) 2018-03-15 2018-03-15 コンテンツ再生装置、及び再生制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7157535B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004135789A (ja) 2002-10-16 2004-05-13 Toshiba Eng Co Ltd 体感演出システム
US20110319180A1 (en) 2010-06-23 2011-12-29 Cj Cgv Co., Ltd. Picture-showing facility including special effect devices
WO2016108559A1 (en) 2014-12-30 2016-07-07 Cj 4Dplex Co., Ltd. Motion chair and motion chair control system

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004135789A (ja) 2002-10-16 2004-05-13 Toshiba Eng Co Ltd 体感演出システム
US20110319180A1 (en) 2010-06-23 2011-12-29 Cj Cgv Co., Ltd. Picture-showing facility including special effect devices
WO2016108559A1 (en) 2014-12-30 2016-07-07 Cj 4Dplex Co., Ltd. Motion chair and motion chair control system

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019154907A (ja) 2019-09-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7461174B2 (ja) 共有インターフェースを介してアクセスされるミニゲーム
JP5129940B2 (ja) ロールプレイシステム
US9636585B2 (en) Method and apparatus for creating and playing soundtracks in a gaming system
EP3852893A1 (en) Augmented reality (ar) system for providing ar in video games
US9669314B2 (en) Information processing apparatus
KR101781250B1 (ko) 게임 서비스 방법 및 시스템
JP5869512B2 (ja) サーバシステムおよびプログラム
WO2016006282A1 (ja) ゲーム装置、ゲーム装置の制御方法及び記録媒体
JP7157535B2 (ja) コンテンツ再生装置、及び再生制御方法
KR20190112345A (ko) 온라인 게임에서 관심 이벤트를 공유하는 방법 및 이를 위한 온라인 게임 시스템
JP6869291B2 (ja) デジタルコンテンツを配信するシステム、方法、及びプログラム
JP2000107445A (ja) ゲーム装置
JP7104712B2 (ja) ゲーム装置、及びゲーム制御方法
JP5519813B1 (ja) 複数のサービスを提供可能なプラットフォームを提供するシステム及び方法
JP7023291B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及びゲーム装置
JP7270132B2 (ja) 情報処理システム及びプログラム
JP6978694B2 (ja) ゲームプログラムおよびゲーム装置
KR102211564B1 (ko) 게임 서비스 제공 방법 및 장치
KR102170825B1 (ko) 게임 제어 장치 및 방법
JP6773819B2 (ja) ゲームプログラム、ゲームシステム
KR20190127301A (ko) 게임 서비스 시스템 및 상기 시스템에서의 영상 제공 방법
JP2023174076A (ja) プログラム、情報処理方法および情報処理装置
KR20210006689A (ko) 게임 이미지 변경 방법 및 장치
JP2024008424A (ja) プログラム、情報処理システムおよび情報処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220322

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220517

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221004

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221007

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7157535

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150