JP7157437B2 - 定量吐出容器 - Google Patents
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Description
本発明に係る定量吐出容器は、転動されると、内容物(N)を定量的に吐出する定量吐出容器(1)であって、
前記内容物(N)を貯留する容器本体(10)と、
前記容器本体(10)の上部に設けられ、前記内容物(N)が吐出される吐出口(20)と、
前記吐出口(20)に接続されて下方に延び、下端(31)から取り入れた内容物を前記吐出口(20)へ導く筒状の案内筒(30)と、
前記容器本体(10)に前記内容物(N)の上下方向への移動が妨げられない支持部材(41)によって支持されて前記案内筒(30)の下方に配設され、上端が開放した有底筒状の一時貯留部(40)と、
逆円錐形の円錐部(51)と前記円錐部(51)の下端から下方に延びる筒状の足部(52)とからなる漏斗状の弁部材(50)であって、前記案内筒(30)と前記一時貯留部(40)との間に配置されると共に前記足部(52)が前記一時貯留部(40)の内側に嵌装されて上下方向に摺動可能となっており、上方向への移動は前記円錐部(51)の上面と前記案内筒(30)の下端(31)とが当接することで規制される弁部材(50)と、を備えたことを要旨とする。
また、本発明に係る定量吐出容器は、適用例1において、前記容器本体(10)内部に形成され、内側方向に環状に突出する環状突起(60)であって、前記容器本体(10)を倒立状態から正立状態としたときに、前記容器本体(10)の内周面付近の前記内容物(N)を前記円錐部(51)に誘導する環状突起(60)をさらに備えたことを要旨とする。
また、本発明に係る定量吐出容器は、適用例2において、前記環状突起は、前記弁部材が最下方に位置するときに、前記円錐部の周縁と一体となって、前記容器本体を上室と下室とに区画することを要旨とする。
また、本発明に係る定量吐出容器は、適用例3において、前記弁部材が最下方に位置した状態を保持する保持手段(71)をさらに備えたことを要旨とする。
また、本発明に係る定量吐出容器は、適用例1~適用例4において、前記弁部材が最上方に位置した状態の前記円錐部の上端より上方の前記容器本体空間の体積を変更する容器体積変更手段(80)をさらに備えたことを要旨とする。
また、本発明に係る定量吐出容器は、適用例5に記載の定量吐出容器において、前記容器体積変更手段は、前記案内筒の下端の位置を上下方向に移動可能となっていることであることを要旨とする。
また、本発明に係る定量吐出容器は、前記一時貯留部の体積を変更する貯留部体積変更手段をさらに備えたことを要旨とする。
以下、適宜図面を参照しつつ、本発明の実施形態としての定量吐出容器1について説明する。なお、本明細書において、上方向という場合、吐出口が位置する側を指すものとする。また、本実施形態では、定量吐出容器1を構成する部材は合成樹脂製である。
図1~図7を用いて、まず、定量吐出容器1の構成について説明する。図1は、本実施形態の定量吐出容器1の正立時の縦断側面図である(弁部材以外は端面図)。図2は、定量吐出容器1の倒立時の縦断側面図である(弁部材以外は端面図)。図3は、蓋をした状態の定量吐出容器1の正立時の縦断側面図である(弁部材以外は端面図)。図4は、計量部10cと弁部材50を取り除いた状態の定量吐出容器1の平面図である。図5~図7は、定量吐出容器1を使用する際の説明図である。
吐出口20の内側は、容器本体10の内部と連通しており、吐出口20から内容物Nが吐出される。
図5は、定量吐出容器1を使用する際の説明図である。
図5に示すように、定量吐出容器1が正立状態の場合、容器本体10と一時貯留部40内には内容物Nが溜まっている。
次に、本発明の第二の実施形態としての定量吐出容器2について説明する。なお、定量吐出容器1と同様の構成及び機能については、詳細な説明を省略する。
図8及び図9を用いて、定量吐出容器2の構成について説明する。図8は、定量吐出容器2の縦断側面図である(弁部材以外は端面図)。図9は、定量吐出容器2の平面図である。
次に、本発明の第三の実施形態としての定量吐出容器3について説明する。なお、定量吐出容器1と同様の構成及び機能については、詳細な説明を省略する。
図10を用いて、定量吐出容器3の構成について説明する。図10は、定量吐出容器3の縦断側面図である(弁部材以外は端面図)。
定量吐出容器3は、主に容器本体310、案内筒取付部311、案内筒330、一時貯留部40、弁部材50、環状突起60で構成される。
図10に示すように、案内筒330は、案内筒取付部311の内側に取付けられ、容器本体310の上部を貫き、上端が突き出ている。案内筒330の上端は、吐出口320となっている。
次に、本発明の第四の実施形態としての定量吐出容器4について説明する。なお、定量吐出容器1と同様の構成及び機能については、詳細な説明を省略する。
図11及び図12を用いて、定量吐出容器4の構成について説明する。図11は、定量吐出容器4の正立時の縦断側面図である(容器部分は端面図)。図12は、定量吐出容器4の使用方法を示す説明図である(容器部分は端面図)。なお、点線は、本来断面図では表れない、支持部材441の手前にある板部材462を示したものである。
固定部440aは、支持部材441によって容器本体410に支持されている。支持部材411は、定量吐出容器1と異なり、二方向からのみ固定部440aと容器本体410に架け渡されて、固定部440aを支持している。
図12(a)は一時貯留部の体積を最小にしたときの説明図である。図12(b)は一時貯留部の体積を最大にしたときの説明図である。
図12に示すように、定量吐出容器4を倒立状態から正立状態した場合、一時貯留部440と、弁部材50の上方と、計量空間とには内容物Nが溜まっている。
次に、本発明の第五の実施形態としての定量吐出容器5について説明する。なお、定量吐出容器1と同様の構成及び機能については、詳細な説明を省略する。
図13及び図14を用いて、定量吐出容器5の構成について説明する。図13は、定量吐出容器5の正立時の縦断側面図である(容器部分は端面図)。図14は、定量吐出容器5の倒立時の縦断側面図である(容器部分は端面図)。
一時貯留部40と弁部材50は内容物Nが溢れてしまうが、これによって、一時貯留部40と弁部材50が一時貯留可能な量が略吐出量となる。
次に、本発明の第六の実施形態としての定量吐出容器6について説明する。なお、定量吐出容器1と同様の構成及び機能については、詳細な説明を省略する。
図15及び図16を用いて、定量吐出容器6の構成について説明する。図15は、定量吐出容器6の正立時の縦断側面図である(容器部分は端面図)。図16は、定量吐出容器6の倒立時の縦断側面図である(容器部分は端面図)。
次に、本発明の第七の実施形態としての定量吐出容器7について説明する。なお、定量吐出容器6と同様の構成及び機能については、詳細な説明を省略する。
図17及び図18を用いて、定量吐出容器7の構成について説明する。図17は、定量吐出容器7の正立時の縦断側面図である(容器部分は端面図)。図18(a)は、倒立時の弁部材及び一時貯留部の拡大図である。図18(b)は、正立時の弁部材及び一時貯留部の拡大図である。
定量吐出容器1と同様、内容物をより正確に一定量ずつ吐出することができる。
次に、本発明の第八の実施形態としての定量吐出容器8について説明する。なお、定量吐出容器6又は定量吐出容器7と同様の構成及び機能については、詳細な説明を省略する。
図19及び図20を用いて、定量吐出容器8の構成について説明する。図19は、定量吐出容器8の正立時の縦断側面図である(容器部分は端面図)。図20は、
弁部材及び一時貯留部の拡大図である。
定量吐出容器1と同様、内容物をより正確に一定量ずつ吐出することができる。
2…定量吐出容器(第2の実施形態)
3…定量吐出容器(第3の実施形態)
4…定量吐出容器(第4の実施形態)
5…定量吐出容器(第5の実施形態)
6…定量吐出容器(第6の実施形態)
7…定量吐出容器(第7の実施形態)
8…定量吐出容器(第8の実施形態)
10…容器本体
20…吐出口
30…案内筒 31…下端
40…一時貯留部 41…支持部材
50…弁部材 51…円錐部 52…足部
60…環状突起
70…蓋 71…保持部
80…体積変更部 81…調節蓋
210…容器本体
310…容器本体 320…吐出口 330…案内筒
410…容器本体 440…一時貯留部 441…支持部材
460…環状突起 462…板部材
610…容器本体 611…誘導湾曲部
740…一時貯留部 750弁部材
810…容器本体 830…案内筒 850…弁部材
860…環状突起
Claims (7)
- 転動されると、内容物を定量的に吐出する定量吐出容器であって、
前記内容物を貯留する容器本体と、
前記容器本体の上部に設けられ、前記内容物が吐出される吐出口と、
前記吐出口に接続されて下方に延び、下端から取り入れた前記内容物を前記吐出口へ導く筒状の案内筒と、
前記容器本体に前記内容物の上下方向への移動が妨げられない支持部材によって支持されて前記案内筒の下方に配設され、上端が開放した有底筒状の一時貯留部と、
逆円錐形の円錐部と前記円錐部の下端から下方に延びる筒状の足部とからなる漏斗状の弁部材であって、前記案内筒と前記一時貯留部との間に配置されると共に前記足部が前記一時貯留部の内側に嵌装されて上下方向に摺動可能となっており、上方向への移動は前記円錐部の上面と前記案内筒の下端とが当接することで規制される弁部材と、
を備えたことを特徴とする定量吐出容器。 - 前記容器本体内部に形成され、内側方向に環状に突出する環状突起であって、前記容器
本体を倒立状態から正立状態としたときに、前記容器本体の内周面付近の前記内容物を前
記円錐部に誘導する環状突起をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の定量吐出
容器。 - 前記環状突起は、前記弁部材が最下方に位置するときに、前記円錐部の周縁と一体となって、前記容器本体を上室と下室とに区画することを特徴とする請求項2に記載の定量吐
出容器。 - 前記弁部材が最下方に位置した状態を保持する保持手段をさらに備えたことを特徴とする請求項3に記載の定量吐出容器。
- 前記弁部材が最上方に位置した状態の前記円錐部の上端より上方の前記容器本体空間の
体積を変更する容器体積変更手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1~請求項4の
いずれか一項に記載の定量吐出容器。 - 前記容器体積変更手段は、前記案内筒の下端の位置を上下方向に移動可能となっている
ことであることを特徴とする請求項5に記載の定量吐出容器。 - 前記一時貯留部の体積を変更する貯留部体積変更手段をさらに備えたことを特徴とする
請求項1~請求項4のいずれか一項に記載の定量吐出容器。
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