JP7156531B2 - 検査支援装置、検査支援方法及びプログラム - Google Patents

検査支援装置、検査支援方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7156531B2
JP7156531B2 JP2021528536A JP2021528536A JP7156531B2 JP 7156531 B2 JP7156531 B2 JP 7156531B2 JP 2021528536 A JP2021528536 A JP 2021528536A JP 2021528536 A JP2021528536 A JP 2021528536A JP 7156531 B2 JP7156531 B2 JP 7156531B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
planned
inspection
point cloud
cloud data
inspected
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021528536A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2020255298A5 (ja
JPWO2020255298A1 (ja
Inventor
聡 辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Publication of JPWO2020255298A1 publication Critical patent/JPWO2020255298A1/ja
Publication of JPWO2020255298A5 publication Critical patent/JPWO2020255298A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7156531B2 publication Critical patent/JP7156531B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
    • G01N21/88Investigating the presence of flaws or contamination
    • G01N21/95Investigating the presence of flaws or contamination characterised by the material or shape of the object to be examined
    • G01N21/9515Objects of complex shape, e.g. examined with use of a surface follower device
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
    • G01N21/88Investigating the presence of flaws or contamination
    • G01N21/8803Visual inspection
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B11/00Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques
    • G01B11/02Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring length, width or thickness
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C15/00Surveying instruments or accessories not provided for in groups G01C1/00 - G01C13/00
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B11/00Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques
    • G01B11/002Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring two or more coordinates
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
    • G01N21/88Investigating the presence of flaws or contamination
    • G01N21/8851Scan or image signal processing specially adapted therefor, e.g. for scan signal adjustment, for detecting different kinds of defects, for compensating for structures, markings, edges
    • G01N2021/8887Scan or image signal processing specially adapted therefor, e.g. for scan signal adjustment, for detecting different kinds of defects, for compensating for structures, markings, edges based on image processing techniques

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Description

本発明は、検査支援装置、検査支援方法及びコンピュータ可読媒体に関する。
鉄筋コンクリート構造物を建築する際、どの位置にどの太さ(径)の鉄筋を配置したかを検査する配筋検査を行う必要がある。特許文献1には、3次元レーザスキャナで鉄筋を複数個所から測定し、それらの測定データを統合し、統合後の測定データと基準となるデータとの比較を行うことで配筋状態を判定する技術が開示されている。
特開2010-014693号公報
ところで、三次元センサを用いて一以上の検査対象部材を測定し、所定の位置に意図した検査対象部材が配置されているか確認する検査において、三次元センサをどこに設置するか、など検査計画を事前に立案する必要がある。当該検査計画は、熟練した検査員が自己の経験を頼りに立案するのが一般的であった。しかしながら、検査現場において、急遽、経験が十分でない検査員が検査計画を立案しなければならない場合も多々あり、このような場合にも検査計画を容易に立案することができる検査支援装置が求められていた。
本発明は、以上の背景に鑑みなされたものであり、三次元センサを用いて一以上の検査対象部材を測定し、所定の位置に意図した検査対象部材が配置されているか確認する検査において、検査計画の立案を容易にすることができる検査支援装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係る検査支援装置は、一以上の検査対象部材に対してビームを照射し、少なくとも光の振幅情報に基づいて点群データを取得する三次元センサの仕様に関する情報、検査対象部材の形状と配置予定位置に関する情報、及び、前記三次元センサの設置予定位置に関する情報を取得する取得部と、前記取得部が取得した情報に基づいて、前記検査対象部材の配置予定位置と前記三次元センサの設置予定位置との距離を前記検査対象部材ごとに算出し、算出した前記距離において推定される点群データである仮想点群データを、前記距離ごとに前記検査対象部材の形状差ごとに複数回生成し、複数回生成した前記仮想点群データに基づいて、所定方向における分散のばらつきの範囲を求めるシミュレーション部と、前記シミュレーション部が求めた前記ばらつきの範囲に基づいて、当該配置予定位置において検査対象部材を判別できるか否かを判定する判定部と、を備える。
本発明の第2の態様に係る検査支援方法は、一以上の検査対象部材に対してビームを照射し、少なくとも光の振幅情報に基づいて点群データを取得する三次元センサの仕様に関する情報、前記検査対象部材の形状と配置予定位置に関する情報、及び、前記三次元センサの設置予定位置に関する情報を取得する第1のステップと、前記第1のステップで取得した情報に基づいて、前記各検査対象部材の配置予定位置と前記三次元センサの設置予定位置との距離を前記検査対象部材ごとに算出し、算出した前記距離において推定される点群データである仮想点群データを、前記距離ごとに前記検査対象部材の形状差ごとに複数回生成し、複数回生成した前記仮想点群データに基づいて、所定の方向における分散のばらつきの範囲を求める第2のステップと、前記第2のステップで求めた前記ばらつきの範囲に基づいて、当該配置予定位置において前記検査対象部材を判別できるか否かを判定する第3のステップと、を有する。
本発明の第3の態様に係る非一時的なコンピュータ可読媒体は、一以上の検査対象部材に対してビームを照射し、少なくとも光の振幅情報に基づいて点群データを取得する三次元センサの仕様に関する情報、前記検査対象部材の形状と配置予定位置に関する情報及び、前記三次元センサの設置予定位置に関する情報を取得する第1のステップと、前記第1のステップで取得した情報に基づいて、前記検査対象部材の配置予定位置と前記三次元センサの設置予定位置との距離を前記検査対象部材ごとに算出し、算出した前記距離において推定される点群データである仮想点群データを、前記距離ごとに前記検査対象部材の形状差ごとに複数回生成し、複数回生成した前記仮想点群データに基づいて、所定の方向における分散のばらつきの範囲を求める第2のステップと、前記第2のステップで求めた前記ばらつきの範囲に基づいて、当該配置予定位置において前記検査対象部材を判別できるか否かを判定する第3のステップと、をコンピュータに実行させるプログラムが格納されている。
本発明によれば、三次元センサを用いて一以上の検査対象部材を測定し、所定の位置に意図した検査対象部材が配置されているか確認する検査において、検査計画の立案を容易にすることができる。
実施の形態1に係る検査支援装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係る検査支援装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係る検査支援装置の検査対象部材としての鉄筋である、異形棒鋼の外形を示す模式図である。 検査現場の図面情報の一例を示す模式図である。 取得部を介して三次元センサの設置予定位置に関する情報を入力する方法の一例について説明する模式図である。 図4に例示した検査現場における検査対象部材の各配置予定位置での仮想点群データについて示す模式図である。 仮想点群データの例について示す模式図である。 シミュレーションにおいて設定する基準の三次元直交座標系と、検査対象部材の方向の定義について説明する模式図である。 シミュレーション部において、仮想点群データを生成する方法について示す模式図である。 シミュレーション部において、仮想点群データを生成する、図9を参照して説明した方法とは別の方法について示す模式図である。 シミュレーション部が仮想点群データの分散のばらつきを求める所定方向について説明する模式図である。 シミュレーション部において、三次元センサからの距離が最も近い配置予定位置について、シミュレーションにより複数回生成した仮想点群データの横方向の分散をプロットしたグラフである。 シミュレーション部において、三次元センサからの距離が最も遠い配置予定位置について、シミュレーションにより複数回生成した仮想点群データの横方向の分散をプロットしたグラフである。 表示部に判定結果を表示させた状態の一例を示す模式図である。 三次元センサの設置予定位置の再設定について説明する模式図である。 実施の形態2に係る検査支援装置における、三次元センサの配置予定位置において、各配置予定位置で検査対象部材を判別できるか否かをそれぞれ判定する処理の流れについて説明するフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略、及び簡略化がなされている。各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。
[実施の形態1]
以下、実施の形態1について説明する。
図1は、実施の形態1に係る検査支援装置10の構成を示すブロック図である。図1に示すように、検査支援装置10は、取得部11と、シミュレーション部12と、判定部13と、を備えている。
取得部11は、三次元センサの仕様に関する情報、検査対象部材の形状と配置予定位置に関する情報、及び、三次元センサの設置予定位置に関する情報を取得する。ここで、三次元センサは、一以上の検査対象部材に対してビームを照射し、少なくとも光の振幅情報に基づいて点群データを取得するものである。
シミュレーション部12は、取得部11が取得した情報に基づいて、検査対象部材の配置予定位置と三次元センサの設置予定位置との距離を検査対象部材ごとに算出する。シミュレーション部12は、さらに、算出した検査対象部材の配置予定位置と三次元センサの設置予定位置との距離において推定される点群データである仮想点群データを、上記距離ごとに検査対象部材の形状差ごとに複数回生成し、複数回生成した仮想点群データに基づいて、所定方向における分散のばらつきの範囲を求める。
判定部13は、シミュレーション部12が求めた、所定方向における分散のばらつきの範囲に基づいて、当該配置予定位置において検査対象部材を判別できるか否かを判定する。
このようにすることで、三次元センサを用いて一以上の検査対象部材を測定し、所定の位置に意図した検査対象部材が配置されているか確認する検査において、検査計画の立案を容易にすることができる。
[実施の形態2]
以下、実施の形態2について説明する。
まず、実施の形態2にかかるに係る検査支援装置の構成例について説明する。図2は、実施の形態2に係る検査支援装置110の構成を示すブロック図である。図2に示すように、検査支援装置110は、取得部111と、シミュレーション部112と、判定部113と、を備えている。
取得部111は、三次元センサの仕様に関する情報、検査対象部材の形状に関する情報、検査現場の図面情報、及び、三次元センサの設置予定位置に関する情報を取得する。ここで、三次元センサは、一以上の検査対象部材に対してビームを照射し、少なくとも光の振幅情報に基づいて点群データを取得する。三次元センサは、例えば3D-LiDAR(Light Detection and Ranging)センサである。
ここで、検査対象部材は、異形棒鋼と呼ばれる(異形鉄筋とも呼ばれる)鉄筋である。図3は、異形棒鋼の外形を示す模式図である。図3に示すように、異形棒鋼には表面に「リブ」や「節」と呼ばれる凹凸の突起が設けられている。異形棒鋼は径に応じて“D10”、“D13”、“D16”、“D19”のような規格名が定められている。規格名に示される数字は、例えば、D10の直径が9.53mm、D13の直径が12.7mmと、異形棒鋼のおおよその直径を示している。すなわち、異形棒鋼の直径は2~3mmごとに規格化されている。
図4は、検査現場の図面情報の一例を示す模式図である。図4に示すように、検査現場の図面情報は、例えば、建築物の設計を平面図として表した“伏せ図”に検査対象部材の配置予定位置が記されたものである。検査現場の図面情報は、取得部111(図2参照)が図面管理システムなどの記憶媒体にアクセスすることによって取得するようにしてもよい。
図5は、取得部111(図2参照)を介して三次元センサの設置予定位置に関する情報を入力する方法の一例について説明する模式図である。図5に示すように、取得部111はスマートフォンなどの携帯端末130である。ユーザは、携帯端末130の表示画面であるタッチパネル130aに表示された検査現場の図面に対して、指で三次元センサの設置予定位置を直接プロットする。このようにすることで、ユーザは三次元センサの設置予定位置を容易に入力することができる。
三次元センサの仕様に関する情報、検査対象部材の形状に関する情報については、取得部111が、三次元センサの仕様に関する情報及び検査対象部材の形状に関する情報が予め記憶された記憶媒体にアクセスすることによって取得するようにしてもよい。
再び図2を参照し、シミュレーション部112は、検査現場における各検査対象部材の配置予定位置と三次元センサの設置予定位置との距離をそれぞれ算出する。言い換えると、検査現場における検査対象部材ごとに、三次元センサの設置予定位置から検査対象部材の配置予定位置までの距離をそれぞれ算出する。シミュレーション部112は、検査対象部材の配置予定位置と三次元センサの設置予定位置との距離の算出を、三次元センサの仕様に関する情報、検査対象部材の形状に関する情報、検査現場の図面情報、及び、三次元センサの設置予定位置に関する情報、に基づいて行う。
図6は、検査現場における各検査対象部材の配置予定位置と三次元センサの設置予定位置との距離をそれぞれ算出する方法の一例について示す模式図である。図6に示すように、検査現場に配置予定の各検査対象部材について、三次元センサの設置予定位置からの距離L1、L2、・・・、LN(ここでは、N=16)をそれぞれ算出する。例えば、検査現場の図面の所定位置を原点(0、0)とする直交2次元座標系(X、Y)を設定したとすると、直交2次元座標系(X、Y)における、三次元センサの設置予定位置の座標、及び、各検査対象部材の配置予定位置の座標が決まる。検査対象部材の配置予定位置と三次元センサの設置予定位置との距離は、三次元センサの設置予定位置の座標と検査対象部材の配置予定位置の座標との距離により算出することができる。
再び図2を参照し、シミュレーション部112は、算出した、検査対象部材の配置予定位置と三次元センサの設置予定位置との距離ごとに、検査現場に配置予定の検査対象部材の各種類について、仮想点群データをそれぞれ複数回生成する。ここで、仮想点群データは、三次元センサでの実測により取得されるであろうと推定される点群データである。また、検査対象部材の種類とは、検査対象部材の形状に関する種類を意味する。
図7は、図6に例示した検査現場における検査対象部材の各配置予定位置での仮想点群データについて示す模式図である。図7の上段には、三次元センサからの距離が最も近い検査対象部材の配置予定位置における、4種類の鉄筋D10、D13、D16、D19の仮想点群データを示す。図7の下段には、三次元センサからの距離が最も遠い検査対象部材の配置予定位置における、4種類の鉄筋D10、D13、D16、D19の仮想点群データを示す。図7の下段に示す仮想点群データの方が、図7の上段に示す仮想点群データよりも、仮想点群データに含まれる点数が少ない。
三次元センサは一般的に、ある一定の画角の範囲でビームの照射方向を細かく変更しながらビームを照射する。つまり、隣接する方向のビームは三次元センサからの距離が長くなるほど間隔が大きくなる。このため、三次元センサからの距離が離れれば離れる程、三次元センサでの実装により取得される点群データに含まれる点数が少なくなる。
また、三次元センサの照射したビームは、ビーム径が広がる性質を持つため、三次元センサからの距離が長くなるほどビームの直径が大きくなる。ビームの一部でも検査対象物に当たると、点群データが取得される可能性があるため、三次元センサからの距離が離れれば離れる程、三次元センサでの実測により取得される点群データは、対象の検査対象物の寸法よりも広がる、かつ、輪郭が不明瞭になる。
図8は、シミュレーションにおいて設定する基準の三次元直交座標系と、検査対象部材の方向の定義について説明する模式図である。図8に示すように、基準の三次元直交座標系は、三次元センサ120の位置を原点とし、第1軸としてのx軸、第2軸としてのy軸、第3軸としてのz軸からなる。基準の三次元直交座標系は、例えば、第3軸としてのz軸が鉛直方向、第1軸としてのx軸と第2軸としてのy軸を含む平面が水平になるように設定される。
基準の三次元直交座標系は、三次元センサ120の位置を原点とする基準の三次元極座標系に変換することができる。検査対象部材において三次元センサ120から照射されたビームが当たった点である点Pは、三次元直交座標系で(x、y、z)、三次元極座標系で(d、φ、θ)と表されるとする。ここで、dは、原点から点Pまでの距離、すなわち動径である。φは、x軸とxy平面への動径ベクトル(原点から点Pに向かうベクトル)の射影がなす角度である。θはxy平面と動径ベクトルがなす角度である。x=d・cosθ・cosφ、y=d・cosθ・sinφ、z=d・sinθの関係が成り立つ。
図8において、縦方向は、検査対象部材の長手方向である。横方向は、検査対象部材における三次元センサ120より照射されたビームの当たる面の面積が最大になるときのビームの照射方向と縦方向に直交する方向である。ビームの照射方向とはビームの光軸の方向である。奥行き方向は、縦方向と横方向に直交する方向である。三次元直交座標系(x、y、z)において、縦方向はz軸に平行な方向である。三次元直交座標系(x、y、z)において、横方向は、三次元センサ120より照射されたビームのxy平面への射影の方向ベクトルe1とxy平面上で直交する方向ベクトルe2に平行な方向である。なお、三次元センサ120より照射されたビームが検査対象部材に当たった箇所の代表点を点Pとすると、三次元センサ120より照射されたビームのxy平面への射影がx軸となす角度が角度φに相当する。なお、ビームが検査対象部材に当たった箇所の代表点は、ビームの光軸上にあるものとする。
図9は、シミュレーション部112(図2参照)において、仮想点群データを生成する方法について示す模式図である。図9に示すように、検査対象部材の形状に関する情報に含まれる、検査対象部材を描いたCAD図面を構成するポリゴン毎に三次元センサ120から照射されたビームとの交点がポリゴンの範囲内に存在するかどうかを判定する。そして、ビームとの交点がポリゴンの範囲内であると判定されたときには、当該交点を仮想点群データに含まれる点とする。このように、シミュレーション部112では、三次元センサの仕様に関する情報に合わせてビームの照射方向を変化させることで、検査対象部材を仮想的にスキャンし、仮想点群データを生成する。
図10は、シミュレーション部112(図2参照)において、仮想点群データを生成する、図9を参照して説明した方法とは別の方法について示す模式図である。図10に示すように、検査対象部材を方程式で表現できるようなシンプルな形状に近似して、当該形状と三次元センサ120から照射されたビームの交点を点群データとして保存する。
例えば、検査対象部材が鉄筋である場合、検査対象部材の形状は円筒であると近似することができる。よって、検査対象部材の方程式を、下記の円筒の方程式によって近似する。
検査対象部材の方程式:(x-a)+(y-b)=1、m≦z≦n
ここで、(a、b)は、図8を参照して説明した三次元直交座標系における、検査対象部材の円筒の中心座標である。mは検査対象部材の円筒の底面のz座標、nは検査対象部材の円筒の上面のz座標である。
検査対象部材において三次元センサ120から照射されたビームが当たった点である点P(図8参照)は、上述したように、x=d・cosθ・cosφ、y=d・cosθ・sinφ、z=d・sinθと表される。これを検査対象部材の方程式に代入すると、dについての2次方程式になる。この2次方程式に解が存在すれば、点Pの座標(x、y、z)を求めることができる。なお、三次元センサ120の照射したビームと検査対象部材との交点が2つになる場合、上述の2次方程式の解が2つ存在する。この場合、三次元センサ120に近い側の交点が検査対象部材の表面にビームが当たった箇所の点(点P)となり、三次元センサ120に遠い側の交点がビームの影になる点となるため、2次方程式の2つの解のうち小さい方の値をdとする。
再び図2を参照し、シミュレーション部112は、仮想点群データの所定方向における分散のばらつきの範囲を求める。図11は、シミュレーション部112(図2参照)が仮想点群データの分散のばらつきを求める所定方向について説明する模式図である。図11に示すように、検査対象部材としての鉄筋では、仮想点群データにおいて、縦方向の分散が最大になる。また、三次元センサ120と対向する面にのみ点群データが存在することから、横方向の分散の方が奥行き方向の分散よりも大きくなる。横方向の分散と検査対象部材としての鉄筋の直径との間には相関があるので、検査対象部材の種類は、横方向の分散により判別することができる。よって、横方向を、シミュレーション部112が仮想点群データの分散のばらつきを求める所定方向とする。
シミュレーション部112において、図8を参照して説明した方法や図9を参照して説明した方法により、推定される点群データである仮想点群データを複数回生成すると、仮想点群データの所定方向である横方向の分散はばらつく。ここで、仮想点群データの所定方向における分散の最大値と最小値との間の範囲を分散のばらつきの範囲とする。
図12は、シミュレーション部112において、三次元センサからの距離が最も近い配置予定位置について、シミュレーションにより複数回生成した仮想点群データの横方向の分散をプロットしたグラフである。図13は、シミュレーション部112において、三次元センサからの距離が最も遠い配置予定位置について、シミュレーションにより複数回生成した仮想点群データの横方向の分散をプロットしたグラフである。ここで、三次元センサからの距離が最も近い配置予定位置とは、図6に例示した検査現場における検査対象部材の各配置予定位置のうちで三次元センサからの距離が最も近い配置予定位置である。また、三次元センサからの距離が最も遠い配置予定位置とは、図6に例示した検査現場における検査対象部材の各配置予定位置のうちで三次元センサからの距離が最も遠い配置予定位置である。グラフにおいて、横軸は鉄筋の直径[mm]、縦軸は鉄筋の横方向の分散[m]である。
図12及び図13に示すグラフを得るために、シミュレーション部112において実行したシミュレーションの諸条件は以下の通りである。
1)検査対象部材は4種類の鉄筋(D10、D13、D16、D19)とする。
2)三次元センサ120は、以下の仕様の3D-LiDARセンサとする。
水平方向角度分解能:0.011°
垂直方向角度分解能:0.1°
0m地点でのビーム径:9.5mm
ビーム広がり角:3.0mrad
測距誤差:±3cm(1σ、測距誤差は平均0、標準偏差3cmの正規分布に従って生ずるものとする)
3)照射されたビームの一部でも鉄筋に当たれば、ビームが鉄筋に当たったものとする。
4)鉄筋からの反射光は、ビームが当たった面積に応じて確率的に3D-LiDARに戻るものとする。具体的には、ビーム径に対する当たった面積の比率(当たった面積/ビーム径)が0.0~1.0の間で生成した乱数値以上であれば反射光が3D-LiDARに戻るとものする。
5)鉄筋の形状は円筒であるとする。
6)検査対象部材である4種類の鉄筋について、それぞれ1000回シミュレーションを実行する。
図12に示すように、4種類の鉄筋(D10、D13、D16、D19)で、仮想点群データの分散のばらつきの範囲はそれぞれ異なっている。よって、三次元センサからの距離が最も近い配置予定位置では、三次元センサによる実測により得られた点群データの横方向における分散が、4種類の鉄筋における仮想点群データの分散のばらつきの範囲のいずれに含まれるかにより検査対象部材の種類を判別することができる。
一方、図13に示すように、仮想点群データの横方向における分散のばらつきの範囲が、D10とD13では領域r1で、D13とD16では領域r2で、D16とD19では領域r3で、重なっている。つまり、三次元センサ120による実測により得られた点群データの横方向における分散が、領域r1、r2、r3のいずれかに含まれる可能性がある。このため、三次元センサからの距離が最も遠い配置予定位置では、検査対象部材の種類を判別することができない場合がある。
再び図2を参照し、判定部113は、検査対象部材の配置予定位置と三次元センサの設置予定位置との距離に対応する、検査対象部材の各種類の所定方向における分散のばらつきの範囲に基づき、当該配置予定位置で検査対象部材を判別できるか否かを判定する。判定部113は、検査対象部材の配置予定位置と三次元センサの設置予定位置との距離に対応する、検査対象部材の各種類の所定方向における分散のばらつきの範囲の種類間の重なり具合に応じて、当該配置予定位置で検査対象部材を判別できるか否かを判定する。つまり、判定部113は、図12に示した場合のように、仮想点群データの分散のばらつきの範囲の種類間の重なり具合が相対的に小さい配置予定位置の場合、検査対象部材の種類を判別することができると判定する。一方、判定部113は、図12に示した場合のように、仮想点群データの分散のばらつきの範囲の種類間の重なり具合が相対的に大きい配置予定位置の場合、検査対象部材の種類を判別することができないと判定する。
判定部113で判定した、検査現場における各検査対象部材の配置予定位置ごとに判定結果を検査現場の図面に重ねて表示する表示部をさらに備えていてもよい。図14は、表示部に判定結果を表示させた状態の一例を示す模式図である。図14に示すように、表示部は、スマートフォンなどの携帯端末130である。つまり、図5を参照して説明した取得部としての携帯端末130が表示部としての機能も担う。判定結果は、検査現場における各検査対象部材の配置予定位置ごとに検査現場の図面に重ねて表示されている。検査対象部材の種類を判別することができる配置予定位置の近傍には“OK”と表示され、検査対象部材の種類を判別することができない配置予定位置の近傍には“NG”と表示される。
図15は、三次元センサの設置予定位置の再設定について説明する模式図である。図15に示すように、携帯端末130に表示された判定結果を見たユーザは、より好ましい判定結果が得られる思われる位置に三次元センサの設置予定位置を移動する。シミュレーション部112(図2参照)は、新たに設定された三次元センサの設置予定位置に対して、上述したシミュレーションを実施し、検査対象部材の各種類の所定方向における分散のばらつきの範囲を求める。そして、判定部113において、検査対象部材の各配置予定位置において検査対象部材を判別できるか否かを判定する。つまり、得られた判定結果を見てさらに改善の余地があると思われた場合に、三次元センサの設置予定位置をタッチパネル130a上で変更することで、三次元センサの新たな設置予定位置での判定結果が得られる。このように、本実施の形態に係る検査支援装置110によれば、ユーザは、三次元センサの最適な設置予定位置の検討を容易に行うことができるので、検査計画の立案が容易になる。
図13のように、検査対象部材の種類間で、シミュレーションにより生成した仮想点群データの横方向における分散のばらつきの範囲が重なってしまう配置予定位置であっても、検査現場において当該配置予定位置にある検査対象部材を実測する回数を増やせば判別できる可能性が高まる。つまり、実測により取得した点群データの横方向における分散の範囲が、検査対象部材の各種類(ここでは鉄筋D10、D13、D16、D19)における仮想点群データの分散のばらつきの範囲のいずれと最も重なっているか判定することにより、検査対象部材の種類を判別することができる。
このようなことから、判定部113(図2参照)は、検査対象部材の配置予定位置ごとに、検査対象部材の各種類の所定方向における分散のばらつきの範囲の重なり具合に基づいて、当該配置予定位置において検査現場での実測で何回測定すれば判別可能になるかを推定するようにしてもよい。当該推定は、例えば、過去に検査現場において実測を行ったときの検査結果を蓄積し、蓄積された検査結果を用いて機械学習の手法により行うようにしてもよい。また、判定部113は、当該配置予定位置における検査現場での実測において測定可能になる測定回数が所定の閾値を超えた場合に、当該配置予定位置で検査対象部材を判別することが不可であると判定するようにしてもよい。
ここで、本実施の形態に係る検査支援装置110における、三次元センサの配置予定位置において、各配置予定位置で検査対象部材を判別できるか否かをそれぞれ判定する処理の流れについて説明する。なお、以下の説明では図2についても適宜参照する。
図16は、本実施の形態に係る検査支援装置110における、三次元センサの配置予定位置において、各配置予定位置で検査対象部材を判別できるか否かをそれぞれ判定する処理の流れについて説明するフローチャートである。図16に示すように、まず、三次元センサの仕様に関する情報、検査対象部材の形状に関する情報、検査現場の図面情報、及び、三次元センサの設置予定位置に関する情報を取得する(ステップS101)。続いて、三次元センサの仕様に関する情報、検査対象部材の形状に関する情報、検査現場の図面情報、及び、三次元センサの設置予定位置に関する情報、に基づいて、検査現場における各検査対象部材の配置予定位置と三次元センサの設置予定位置との距離をそれぞれ算出する(ステップS102)。続いて、算出した検査対象部材の配置予定位置と三次元センサの設置予定位置との距離ごとに、検査現場に配置予定の検査対象部材の各種類について、推定される点群データである仮想点群データをそれぞれ複数回生成し仮想点群データの所定方向における分散のばらつきの範囲を求める(ステップS103)。続いて、検査対象部材の配置予定位置と三次元センサの設置予定位置との距離に対応する、検査対象部材の各種類の所定方向における分散のばらつきの範囲に基づいて、当該配置予定位置において検査対象部材を判別できるか否かを判定する(ステップS104)。
以上より、本実施の形態に係る検査支援装置110によれば、三次元センサを用いて一以上の検査対象部材を測定し、所定の位置に意図した検査対象部材が配置されているか確認する検査において、検査計画の立案を容易にすることができる。
なお、上述した実施の形態に係る検査支援装置を適用することが可能な検査対象部材は、鉄筋に限らず、鉄筋のように形状が類似し直径などに差がある部材全般が含まれる。
上述の実施の形態では、本発明をハードウェアの構成として説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。本発明は、各処理を、CPU(Central Processing Unit)にプログラムを実行させることにより実現することも可能である。
上述の処理を実現するためのプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD-ROM(Read Only Memory)、CD-R、CD-R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory)を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記によって限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
10、110 検査支援装置
11、111 取得部
12、112 シミュレーション部
13、113 判定部
120 三次元センサ
130 携帯端末
130a タッチパネル

Claims (8)

  1. 一以上の検査対象部材に対してビームを照射し、少なくとも光の振幅情報に基づいて点群データを取得する三次元センサの仕様に関する情報、前記検査対象部材の形状と配置予定位置に関する情報、及び、前記三次元センサの設置予定位置に関する情報を取得する取得部と、
    前記取得部が取得した情報に基づいて、前記検査対象部材の配置予定位置と前記三次元センサの設置予定位置との距離を前記検査対象部材ごとに算出し、
    算出した前記距離において推定される点群データである仮想点群データを、前記距離ごとに前記検査対象部材の形状差ごとに複数回生成し、
    複数回生成した前記仮想点群データに基づいて、所定方向における分散のばらつきの範囲を求めるシミュレーション部と、
    前記シミュレーション部が求めた前記ばらつきの範囲に基づいて、当該配置予定位置において前記検査対象部材を判別できるか否かを判定する判定部と、を備える検査支援装置。
  2. 前記判定部は、前記距離に対応する、前記ばらつきの範囲の前記検査対象部材の形状差間の重なり具合に応じて、当該配置予定位置で検査対象部材を判別できるか否かを判定する、請求項1に記載の検査支援装置。
  3. 前記判定部は、検査対象部材の配置予定位置ごとに、前記ばらつきの範囲の前記検査対象部材の形状差間の重なり具合に基づいて、当該配置予定位置において検査現場での実測で何回測定すれば判別可能になるかを推定する、請求項2に記載の検査支援装置。
  4. 前記判定部は、当該配置予定位置における検査現場での実測において測定可能になる測定回数が所定の閾値を超えた場合に、当該配置予定位置で検査対象部材を判別することが不可であると判定する、請求項3に記載の検査支援装置。
  5. 前記判定部で判定した、検査現場における各検査対象部材の配置予定位置ごとに判定結果を検査現場の図面に重ねて表示する表示部をさらに備える、請求項1から4のいずれか一項に記載の検査支援装置。
  6. 検査対象部材は異形棒鋼である、請求項1から5のいずれか一項に記載の検査支援装置。
  7. 一以上の検査対象部材に対してビームを照射し、少なくとも光の振幅情報に基づいて点群データを取得する三次元センサの仕様に関する情報、前記検査対象部材の形状と配置予定位置に関する情報、及び、前記三次元センサの設置予定位置に関する情報を取得する第1のステップと、
    前記第1のステップで取得した情報に基づいて、前記各検査対象部材の配置予定位置と前記三次元センサの設置予定位置との距離を前記検査対象部材ごとに算出し、算出した前記距離において推定される点群データである仮想点群データを、前記距離ごとに前記検査対象部材の形状差ごとに複数回生成し、複数回生成した前記仮想点群データに基づいて、所定の方向における分散のばらつきの範囲を求める第2のステップと、
    前記第2のステップで求めた前記ばらつきの範囲に基づいて、当該配置予定位置において前記検査対象部材を判別できるか否かを判定する第3のステップと、を有する検査支援方法。
  8. 一以上の検査対象部材に対してビームを照射し、少なくとも光の振幅情報に基づいて点群データを取得する三次元センサの仕様に関する情報、前記検査対象部材の形状と配置予定位置に関する情報及び、前記三次元センサの設置予定位置に関する情報を取得する第1のステップと、
    前記第1のステップで取得した情報に基づいて、前記検査対象部材の配置予定位置と前記三次元センサの設置予定位置との距離を前記検査対象部材ごとに算出し、算出した前記距離において推定される点群データである仮想点群データを、前記距離ごとに前記検査対象部材の形状差ごとに複数回生成し、複数回生成した前記仮想点群データに基づいて、所定の方向における分散のばらつきの範囲を求める第2のステップと、
    前記第2のステップで求めた前記ばらつきの範囲に基づいて、当該配置予定位置において前記検査対象部材を判別できるか否かを判定する第3のステップと、をコンピュータに実行させるプログラム
JP2021528536A 2019-06-19 2019-06-19 検査支援装置、検査支援方法及びプログラム Active JP7156531B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2019/024294 WO2020255298A1 (ja) 2019-06-19 2019-06-19 検査支援装置、検査支援方法及びコンピュータ可読媒体

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JPWO2020255298A1 JPWO2020255298A1 (ja) 2020-12-24
JPWO2020255298A5 JPWO2020255298A5 (ja) 2022-02-21
JP7156531B2 true JP7156531B2 (ja) 2022-10-19

Family

ID=74037015

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021528536A Active JP7156531B2 (ja) 2019-06-19 2019-06-19 検査支援装置、検査支援方法及びプログラム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20220260500A1 (ja)
JP (1) JP7156531B2 (ja)
WO (1) WO2020255298A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116451447A (zh) * 2023-03-31 2023-07-18 北京瑞风协同科技股份有限公司 一种矢量模型的传感器布局设计方法和系统

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018105644A (ja) 2016-12-22 2018-07-05 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 点群処理装置、および、点群処理方法
CN108564615A (zh) 2018-04-20 2018-09-21 驭势(上海)汽车科技有限公司 模拟激光雷达探测的方法、装置、系统及存储介质

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5207062B2 (ja) * 2008-06-03 2013-06-12 清水建設株式会社 配筋検査装置および配筋検査方法
GB2537681B (en) * 2015-04-24 2018-04-25 Univ Oxford Innovation Ltd A method of detecting objects within a 3D environment
US10681257B2 (en) * 2015-08-26 2020-06-09 Zhejiang Dahua Technology Co., Ltd. Methods and systems for traffic monitoring
US10066925B2 (en) * 2016-02-02 2018-09-04 The Boeing Company Point cloud processing apparatus and method
WO2017217470A1 (ja) * 2016-06-16 2017-12-21 日本電気株式会社 点検システム、移動ロボット装置及び点検方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018105644A (ja) 2016-12-22 2018-07-05 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 点群処理装置、および、点群処理方法
CN108564615A (zh) 2018-04-20 2018-09-21 驭势(上海)汽车科技有限公司 模拟激光雷达探测的方法、装置、系统及存储介质

Also Published As

Publication number Publication date
WO2020255298A1 (ja) 2020-12-24
JPWO2020255298A1 (ja) 2020-12-24
US20220260500A1 (en) 2022-08-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Van Gosliga et al. Deformation analysis of a bored tunnel by means of terrestrial laser scanning
Kim et al. Localization and quantification of concrete spalling defects using terrestrial laser scanning
JP5991489B2 (ja) 道路変状検出装置、道路変状検出方法及びプログラム
KR102088579B1 (ko) 플랜트 시공 단계에서의 클라우드 컴퓨팅 기반 공간 빅데이터 분석 및 시각화를 통한 모바일 플랜트 정도 관리 시스템 및 방법
JP7347090B2 (ja) 鉄筋推定システム、鉄筋推定方法及び鉄筋推定プログラム
TW201514446A (zh) 三維量測模擬取點系統及方法
JP7156531B2 (ja) 検査支援装置、検査支援方法及びプログラム
US20090289953A1 (en) System and method for adjusting view of a measuring report of an object
JP6560547B2 (ja) 境界点抽出方法およびトータルステーションを用いた測定方法
KR101403377B1 (ko) 2차원 레이저 센서를 이용한 대상 물체의 6 자유도 운동 산출 방법
JP6280425B2 (ja) 画像処理装置、画像処理システム、3次元計測器、画像処理方法及び画像処理プログラム
JP5698969B2 (ja) 測定装置、位置測定システム、測定方法、較正方法及びプログラム
KR20140050378A (ko) 조선 해양 구조물의 측정 및 정도 관리 시스템 및 그 방법
CN111288977B (zh) 超高层建筑工程测量控制的监理方法
CN117195361A (zh) 高边坡稳定性监测方法、装置、设备及可读存储介质
TW202001615A (zh) 一種利用點雲判斷岩石不連續面位態的方法
WO2023027068A1 (ja) 溶接検査方法、溶接検査システム、溶接検査プログラム
CA2801790A1 (en) Method and apparatus for determining the location of corrosion sites in a body subject to corrosion
CN112365606B (zh) 设备位置的标注方法、装置、计算机设备和存储介质
CN111918742B (zh) 视觉焊接系统的缝隙检测方法以及系统
CN112785135A (zh) 工程质量检验方法、装置、计算机设备和存储介质
KR20120083706A (ko) 시공 중인 구조물의 수직 변위량 측정 장치 및 시공 중인 구조물의 기둥 축소량에 대한 보정값 산출 장치
US20200090356A1 (en) Three-dimensional geometry measurement apparatus and three-dimensional geometry measurement method
JP7133821B1 (ja) 任意座標系点群による、自動採寸プログラム、自動採寸装置および自動採寸方法
JPWO2021019616A5 (ja) 検査装置、測定方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211124

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211124

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220906

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220919

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7156531

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151