JP7155018B2 - 携帯型臭気定量検出器 - Google Patents

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Description

本出願は、概して携帯型臭気定量検出器、特に、使い捨て衛生製品またはその原材料の臭気定量検出を行うために使用される検出器に関する。
環境保護および個人の健康のために、工業製品(例えば、自動車の内装、家庭用テキスタイル(home textiles)、特には使い捨て衛生製品、または、それらの原材料など)に対する臭気に関する要求が厳しくなっている。使い捨て衛生製品を例に挙げると、接着剤がそれらの製造に使用されており、それらについての臭気に関する要求が、顧客を満足させることを目的に大変厳しい。
現在、一般的に使用されている臭気検出方法は、人工的なグループテスト(artificial grouping test)である。例えば、試験者はいくつかのグループに分けられる。各グループの複数の試験者は、それぞれの鼻で、検査される使い捨て衛生製品を嗅いだ後、所定の表に採点する。最後に、各グループのスコア結果を平均してそれぞれの臭気値を決定する。しかしながら、このグループテスト法では、皆の嗅覚が異なるため、同じ濃度の臭気が試験者によって大きく異なって採点されるかもしれず、客観的かつ定量的な方法で臭気を評価することが難しい。さらに、検査される使い捨て衛生製品が密閉チャンバ内で臭っているとしても、臭気は空気中に拡散する。臭気は、テストするサンプルの種類によって異なる速度で拡散するかもしれない。この様な異なる拡散速度間の違いは、試験者の臭気評価結果に影響を与えるかもしれない。
ガスクロマトグラフィー質量分光計(GC-MS)も臭気検出に使用することができる。この様な分光計は、正確かつ定量的な方法でサンプルの臭気を検出することに使用可能であるが、巨大であり、実験室での使用にのみ適している。さらに、各検査は、より長時間をかけて前記分光計で遂行されるはずであるため、前記分光計は製造において広く使用することができない。一方、前記分光計は高価であり、その使用および維持のための費用が高くつく。このことから、前記分光計は、生産と操業の活動において広く使用することができない。
さらに時には、包装された使い捨て衛生製品の臭気検出を、該製品が規制要件を満たすかどうかを判定するため、実施することが必要となる。通常、製品の包装を開封し、使い捨て衛生製品をテストのために取り出す必要がある。検査後、前記使い捨て衛生製品は再包装されなければならず、時間と労力を要する。もしも、より多くの包装物について臭気検出を行うと、それに伴う包装作業と輸送コストが大幅に増加する。
前述のこれらの問題を解決するために、本出願は、製品、例えば使い捨て衛生製品またはその原材料の臭気を、比較的に客観的であってかつ定量的な方法で検出することができる臭気定量検出器を提案することを目的とする。提案される臭気定量的検出器は小さいはずであり、生産と操業の活動での使用に適している。さらに、製品の包装が破損していない場合に、提案される臭気定量検出器を使用して臭気検出を行うことができ、それによって検出コストを抑えることができる。
本出願は、筐体、表示画面、電池組立体、回路基板、およびサンプリングユニットを含み、前記回路基板は、前記表示画面、前記電池組立体および前記サンプリングユニットに電気的に接続され、前記電池組立体と前記サンプリングユニットは、筐体内に配置され、前記サンプリングユニットは、耐熱筐体を含み、該耐熱筐体内に検出チャンバが規定され(refined)、臭気センサが前記検出チャンバ内に設置されており、前記サンプリングユニットは、前記検出チャンバと密封状態で連通する吸込口を有するエアポンプを含み、
気流サンプリング通路および気流戻し通路が、その二つの通路が前記検出チャンバと密封状態で連通するように、前記耐熱筐体内に規定され(refined)、
前記エアポンプの作動により、検査対象物からのテスト気流が、前記気流サンプリング通路を通って前記検出チャンバ内に吸い込まれ、次いで、前記気流戻し通路を通って排出可能であり、
前記臭気センサは、前記テスト気流のガス分子を、電気信号に変換可能な荷電イオンに分解するように、前記検出チャンバ内の気流を加熱可能であり、前記信号は、記憶のために前記回路基板に送信される、および/または、検査結果として前記表示画面に表示される、携帯型臭気検出器、特には、使い捨て衛生製品またはその原材料のための携帯型臭気検出器を提供する。
任意選択で、前記携帯型臭気検出器は、穿孔ユニットを含み、該穿孔ユニットはサンプリング針管と戻し針管を含み、各針管は中空であって、鋭くかつ閉じられた自由端を有し、前記サンプリング針管は、前記気流サンプリング通路と密封状態で連通する内部通路を有し、前記戻し針管は、前記気流戻し通路と密封状態で連通する内部通路を有し、各針管は、鋭利な自由端に隣接して半径方向の開口を備えており、その半径方向の開口は前記内部通路と連通している。
任意選択で、サンプリング針管は戻し針管よりも長い。
任意選択で、前記臭気センサは、センサの解像度(sensor resolution)が2~8μg/Lの範囲であり、かつ作動温度が300~400℃の範囲、好ましくは320℃である。
任意選択で、前記サンプリングユニットの前記耐熱筐体はアルミニウム合金で形成されている。
任意選択で、前記電池組立体は、充電式電池を含む。
任意選択で、前記表示画面は、サンプリングユニットの制御に使用可能なタッチ画面である。
任意選択で、前記気流サンプリング通路は前記気流戻し通路と実質的に平行であり、前記サンプリング針管は前記戻し針管と実質的に平行である。
本出願はまた、
携帯型臭気検出器の電源を入れ、その臭気センサのみを作動させる工程;
携帯型臭気検出器の電源を入れ、その臭気センサのみを作動させる工程;
第1待機時間後にのみ、前記携帯型臭気検出器のエアポンプを作動させる工程;
第2待機時間後にのみ、臭気検出を実施するために、前記携帯型臭気検出器の気流サンプリング通路を検査対象物に接続する工程;
を含む、前記携帯型臭気検出器を作動させるための方法も提案する。
任意選択で、臭気検出の間、それぞれの臭気テストの前に、前記携帯型臭気検出器を検査対象物から離し、前記携帯型臭気検出器のエアポンプを作動させ、かつ第2待機時間の間待機してもよい。
任意選択で、前記第1待機時間は前記第2待機時間よりも長い。
本発明の特徴に属すると見なされるように、他の個々の特徴または他の特徴と組み合わせた特徴は、添付の特許請求の範囲に記載される。
本発明の構成ならびに他の目的およびその効果は、添付の図面を参照した好ましい実施形態の説明により十分に理解されるであろう。
明細書の一部として、また本発明のさらなる説明を行うために、図面では、本発明の好ましい実施形態を例示する。また図面は、明細書と共に、本発明の原理を説明するために使用される。図面は以下の通りである。
図1は、本願の一実施形態に係る携帯型臭気検出器を概略的に示す斜視図である。
図2は、図1の携帯型臭気検出器を概略的に示す分解斜視図である。
図3は、携帯型臭気検出器のサンプリングユニットの一例を概略的に示す斜視図である。
図4は、図3のサンプリングユニットを概略的に示す分解斜視図である。
図5は、図3のサンプリングユニットを概略的に示す断面図である。
図6は、本出願の実施形態に係る携帯型臭気検出器の系譜図を示す。
図7は、本出願の実施形態に係る携帯型臭気検出器を作動させるための方法の一例のフローチャートを示す。
図8は、本願に係る携帯型臭気検出器によって、5つの使い捨て衛生製品の検出を行った検査結果を示す図である。
本出願の図面において、同じ構成または機能を有する特徴は同じ参照符号で表される。これらの図面は異なる縮尺で作成されているが、それによって本出願に何らかの制限が与えられているとは見なされない。
図1は、本願の一実施形態に係る携帯型臭気(強度)検出器100を概略的に示す。携帯型臭気検出器100は、筐体200と、筐体200の一方の側に露出しているタッチ画面300と、穿孔ユニット400とを備える。筐体200は、手で握ることの可能な大きさである。
筐体200は、例えばプラスチックまたは他の任意の強力かつ軽量の材料で形成可能である。さらに図2に示すように、筐体200は、第1筐体部210と第2筐体部220とを備える。2つの筐体部には、この2つの筐体部が一緒に接合してそれらの間の空洞を規定できるように、嵌合可能なスナップ構造をそれぞれの縁部に備えることができる。前記空洞内には、タッチ画面300、回路基板500、サンプリングユニット600、および電池組立体700が収容されている。それらにネジを通し、該ネジを、筐体200、特に第2筐体部220のネジ穴に取り付けることによって、それらを所定の位置に固定できる。
例えば、開口部211が第1筐体部210に形成される。筐体200が組み立てられた後、タッチ画面300は、開口部を通して露出され、それにより、オペレータは画面を見て操作可能である。タッチ画面300は、例えば携帯電話のような小型携帯機器に使用されるタッチ画面とすることができる。回路基板500は、タッチ画面300を使用してサンプリングユニット600を制御することができるように、タッチ画面300およびサンプリングユニット600に電気的に接続可能である。このため、回路基板500の上には専用の制御チップが設けられる。
電池組立体700は、タッチ画面300、回路基板500およびサンプリングユニット600に電気エネルギーを供給するために使用される。図2に示すように、電池組立体700は、2つの18650型電池を備える。電池が充電式電池である場合、携帯型臭気検出器100が外部電源に接続されたときに電池を充電できるように、回路基板500には適切な(relevant)充電回路を設けることができる。さらに、電池組立体700の電池は取り外すことが可能である。例えば、カバーを取り外すことによって古い電池を新しいものと交換可能なように、取り外し可能なカバーを第2筐体部200の側面に設けることができる。
さらに、携帯型臭気検出器100をオンまたはオフに切り替えることができるように、オン/オフボタン1000(図6参照)を筐体200の側面に設けることができ、このボタンは回路基板500に接続される。
穿孔ユニット400は、筐体200の外側に配置されている。穿孔ユニット400は、2つの針管410および420ならびにコネクタハウジング430を含む。例えば、針管は金属製とすることができ、中空である。各針管は、鋭くて閉じられている自由端を有しており、したがって物体に突き刺すために使用可能である。さらに、鋭利端部に隣接する各針管の壁部分には、少なくとも1つの半径方向の開口が形成されている(2つの半径方向開口が示されている)。例えば、2つの針管410および420の半径方向の開口部は、検査対象物からの気流を、異なる方向で吸収できかつ再循環可能なように、異なる方向に向いている。
穿孔ユニット400のコネクタハウジング430は、例えばプラスチックまたは他の任意の適切な材料で作ることができ、2つの貫通接続通路を有する。2本の針管410、420の鋭利端部とは反対側の端部は、それぞれ貫通接続通路内に固定されている。例えば、前記固定は、各針管の内部中空通路が関連する(relevant)接続通路と連通可能なように、接着または任意の他の適切な方法によって行うことができる。
サンプリングユニット600は、2つのコネクタ680および690を備えている。2つのコネクタ680および690は、それぞれ、筐体200の2つの開口部221および222をそれぞれ少なくとも部分的に通過可能である。このようにして、携帯型臭気検出器100の筐体200を組み立てた後、2つのコネクタ680および690を外側に露出させることができる。2つのコネクタ680および690は、コネクタが針管内部の中空通路とそれぞれ連通可能なように、針管410および420とは反対側からコネクタハウジング430の2つの貫通接続通路に挿入可能である。それらがそれぞれの接続通路に挿入される前に、良好な気密性を確保するため、シールリングを、コネクタ680および690のそれぞれの上に袖状に付ける(sleeve)ことができる。使用中の穿孔ユニット400が検査対象物から引き抜かれるときにコネクタが予期せずに外れるのを防ぐため、コネクタ680および690をそれぞれの接続通路に締まり嵌めの方法で挿入すべきである。穿孔ユニット400を長期使用後に交換可能なように、穿孔ユニット600を大きな引っ張り力を加えることによってコネクタから引き出すことができるよう構成することができる。好ましくは、または代替法として、それらは接着剤により気密となるよう接着可能である。
以下、サンプリングユニット600の具体的構成について、図3~図5を参照しながら説明する。
サンプリングユニット600は、筐体610を備えており、該筐体610はアルミニウム合金で形成可能である。前記筐体610の製造には、当業者に認識されている通り、適切な強力、軽量かつ耐熱性を示す任意の材料が使用可能である。検出チャンバ630は、筐体610の内部に形成されている。サンプリングユニット600は更に、センサ設置板650を備えている。センサ設置板650には、臭気センサ651とその制御チップとが設置されている。例えば、臭気センサ651は、センサの分解能が2~8μg/Lの範囲内であり、かつ作動温度が300℃~400℃の範囲内となるよう設計可能である。筐体610の一つの側面には、検出チャンバ630と連通するように開口部が形成されている。この開口部は、センサ設置板650で塞ぐことができる。
開口部がセンサ設置板650によって覆われた後に、臭気センサ651が検出チャンバ630内にあるようにするため、臭気センサ651は、センサ設置板650の開口部に面する側に配置されるべきである。センサ設置板650にはセンサ設置カバー640が取り付けられている。センサ設置カバー640には開口部641が形成されている。筐体610、センサ設置カバー640およびセンサ設置板650にはいくつかの穴が形成されている。図3に示すように、センサ設置板650と共にセンサ設置カバー640をネジ止めして固定した後、センサ設置板650の検出チャンバ630と反対側の接点(contacts)が開口641から露出する。この様にすることで、接点(contacts)を回路基板500上の接点(contacts)に接続可能である。
図4に示すように、筐体610の両側にはそれぞれ、一対の貫通孔660a、670aと一対の貫通孔660b、670bとが形成されている。これらの貫通孔660a、670a、660b、670bは、検出チャンバ630と連通している。
サンプリングユニット600は、エアポンプ800をさらに備える。エアポンプ800の少なくとも一部は、筐体610の貫通孔611を貫通して支持される。この貫通孔611は検出チャンバ630から隔離されていると理解すべきである。図示のように、追加のポンプベース620がエアポンプ800に結合されている。このポンプベース620は、プラスチックまたは筐体610と同じ材料で形成可能である。ポンプベースには、エアポンプ800の吸込口に密封状態で接続された内部通路が設けられている。ポンプベース620の側面には2つのコネクタが固定されている。2つのコネクタにはそれぞれ通路660cおよび670cが形成され、これらの通路は前記内部通路を介してエアポンプ800の吸込口と連通可能である。2つのコネクタは、通路670bおよび670bのそれぞれに密封状態で挿入可能である。これによって、通路660a、660b、および660cにより気流サンプリング通路660が構成され、通路670a、670b、および670cにより気流戻し通路670が構成される。好ましくは、気流サンプリング通路660は、気流戻し通路670と平行である。さらに、2本の針管410および420もまた、実質的に互いに平行とすることができる。
サンプリングユニット600を組み立てる際に、コネクタ680および690をそれぞれ気流サンプリング通路660および気流戻し通路670と連通可能となるように、コネクタ680および690をそれぞれ通路660aおよび670aに密封状態で挿入する。
本願の実施形態において、穿孔ユニット400の針管410はサンプリング針管と呼ぶことができ、穿孔ユニット400の針管420は戻し針管と呼ぶことができる。このようにして、穿孔ユニット400が適所に取り付けられた後、針管410および420の内部中空通路は、それぞれコネクタ680および690を介して気流サンプリング通路660および気流戻し通路670と密封状態で連通可能である。
本願の実施形態では、検出チャンバ630は、容積が小さく、臭気センサ651を収容することができるように形成可能である。このようにして、比較的狭く限られたスペースで臭気検出を行うことができ、これにより、異なるサンプルの臭気拡散速度により生じる検査結果のいかなる差異も回避可能である。したがって、本出願による携帯型臭気検出器の信頼性および再現性を向上させることができる。
さらに、本出願によれば、対象物を穿孔ユニットの針管によって都合よく穿孔することができ、その結果、包装された対象物は、対象物の包装に対する損傷を最小限にして検査することができる。これにより、検査対象物の再包装により検査コストの増大をもたらすという先行技術の問題を解決することができる。
また図1に示すように、本願によれば、サンプリング針管410は、戻し針管420よりも長く形成されている。また、本願の携帯型臭気検出器100は、包装された対象物の検出に限定されない。それどころか、携帯型臭気検出器の針管は、検査対象の容器(ボトル)に都合よく挿入して、その内部の臭気を検出可能である。つまり、前記携帯型臭気検出器は、幅広い用途を網羅している。
以下、本願の実施形態に係る携帯型臭気検出器100の作動原理について、図6を参照して説明する。
エアポンプ800に電源が入った後、検査対象物からの気流は、サンプリング針管410により、サンプリング通路660を通って検出チャンバ630内に吸引される。吸引された気流は、検出チャンバ630における臭気センサ630の表面を通って流れる。臭気検出量は、臭気センサ630の作動によって電気信号に変換可能である。次いで、気流は、戻し通路670および戻し針管420を通って検出器の外に排出される。電気信号は、回路基板500によって処理または記憶され、そしてオペレータによって観察できるように、タッチ画面300上にリアルタイムで表示される。サンプリング通路とサンプリング針管との間および戻し通路と戻し針管との間の気密性のために、検出プロセス全体を通して、ガスの総量は減少しておらず、これは、検査対象物の気流の戻りによるものである。したがって、サンプリングされた気流は安定しており、よって検出チャンバ630内のガス濃度および圧力を実質的に一定に保つことができ、その結果、信頼性がありかつ反復可能な最終検出結果を保証することができる。
使い捨て衛生製品またはその原材料の臭気検出を目的に、電気信号を得るため、臭気センサ630を、この臭気センサを通る気流が320℃の温度となって、気流の気体分子が荷電イオンに分解されるように加熱する必要がある。それにより、臭気は荷電イオンの導電率の関数として臭気値に定量化することができ、それによって定量的電気信号を対応して生じさせることができる。好ましくは、臭気センサ630は、-40℃~120℃の範囲の環境温度および5%~95%の範囲の環境湿度で作動させることができる。センサのゼロ調整時間は約60秒である。臭気センサを作動温度320℃に加熱するための消費電力はわずか41mWであり、電力が節約される。
図7は、携帯型臭気検出器100を作動させるための本願の一実施形態についての方法を示す。
ステップS10では、オン/オフボタン1000を押して臭気検出器100の電源を入れる。これにより、電池組立体700に接続している全ての電気部品の電源が入る。
ステップS20では、臭気センサ651は、安定して作動するように電源が入っているが待機状態にある。
ステップS30では、待機状態が第1待機時間(例えば30分)続いたか否かを判定する。もし判定結果がノーであればステップS20に進む。もし判定結果がイエスであれば、方法はステップS40へ進む。
ステップS40では、例えばオペレータによりタッチ画面300を介してエアポンプ800が作動されるはずである。しかし、検出室630の内部環境を安定させるため、エアポンプ800を作動させるが、針管は、臭気センサ651の検出値が安定するまで被検査物に挿入してはならない。
ステップS50では、待機が第2待機時間(例えば5分)続いたか否か判定する。もし判定結果がノーであれば、方法はステップS40へ進み、待ち続ける。もし判定結果がイエスの場合は、ステップS60へ進む。
ステップS60では、図6に示すように本願の携帯型臭気検出器100によって、対象物の検出を行うことができる。
臭気検出プロセス全体を通して、各臭気検査の前にステップS40およびS50のみを実行できることを理解されたい。
ステップS20、S40の待機およびステップS30、S50の判定は、タッチ画面300に視覚的に表示されてもよい。また、必要に応じて、タッチ画面300上で第1および第2の待機時間がリセットされてもよい。更に、ステップS60では、所定の期間(例えば35秒)、臭気検査が定期的に回り(circled)、臭気値がタッチ画面300に表示される。所定の期間の後、臭気値のうちの最大値および/または平均値を、最終結果としてタッチ画面300上に表示することができる。
当業者であれば、検出が達成されて針管が対象物から引き抜かれた後、電源を切る前の期間にエアポンプを作動でき、それにより、検出チャンバ内のあらゆる臭気の残留物を空にでき、検出室を次の検出のために整備可能であると理解すべきである。
図8は、本出願の携帯型臭気検出器100によって、5つの使い捨て衛生製品の臭気を検出した検査結果を概略的に示したものである。前記5つの使い捨て衛生製品はそれぞれ、5つの本出願人の接着剤で処理されたものである。5つの接着剤は、ローカル(Local)炭化水素石油樹脂接着剤(HローカルC5)、輸入炭化水素石油樹脂接着剤(HCR)、ローカル非炭化水素石油樹脂接着剤(ローカルC5)、オレフィン接着剤(オレフィン)およびロジンエステル樹脂接着剤(RE)である。5日間の実験において、各使い捨て衛生製品のサンプルは1日に1回測定される。図8において、5日間の各使い捨て衛生製品の測定結果は比較的平均を示しており、これは携帯型臭気検出器の再現性が十分であることを意味している。したがって、本出願の携帯型臭気検出器は、使い捨て衛生製品またはその原材料の定量的臭気検出を行うために使用することができる。
本出願の携帯型臭気検出器を使用して、検査対象物、特に使い捨て衛生製品またはその原材料を迅速かつ柔軟に検出することができる。さらに前記携帯型臭気検出器は、特に、使い捨て衛生製品の定量的な臭気検出の実施に適しており、グループテストの個々の違いにより定量的な臭気検出を実行できないという、従来技術に存在する技術的問題を回避できる。一方、ここで説明する携帯型臭気検出器によれば、検出室は気密かつ小型であるため、異なる試料の臭気拡散速度による検査結果の差を回避することができる。さらに、本出願の携帯型臭気検出器を使用すると、元の包装を実質的に損傷することなく使い捨て衛生製品またはその原材料の臭気を検出することができ、よって関連する検出コストを抑えることができる。
本明細書には、本出願のいくつかの実施形態が記載されているが、本出願に記載されたものに限定されないことが当業者によって理解されるべきである。代替実施形態では、サンプリングユニット600の筐体610を、ポンプベース620と一体的に形成可能である。センサ設置板650と筐体610との間に密封ガスケットを挟持可能である。別の実施形態では、穿孔ユニット400は、2つのホースチューブによってサンプリングユニット600に連結可能である。これによって検出器適用の柔軟性を向上させることができる。対象物の検出がその包装を損傷させることなく可能な場合、穿孔ユニット400さえも不要となりうる。さらに、当業者であれば、タッチ画面300を、検出結果のみを示すために従来の表示画面と置き換え可能であると当然のことながら認識すべきである。この場合、関連する制御機能を作動させるため、追加の押圧可能なキーを筐体200に設けることができる。
本出願に係るいくつかの実施形態を既に説明したが、それらは、例としてのみ示したものであって、本出願の範囲を限定するものとはみなされない。前記実施形態は他の適切な方法で実施することができ、それらの代替、変更または修正は、本願の思想から逸脱することなく行うことができる。それらの実施形態およびそれらの修正は、本出願の範囲および内容に含まれるとみなされ、添付の特許請求の範囲およびそれらの均等物(equivalents)に示された本願に含まれるとみなされるべきである。
本明細書の開示内容は、以下の態様を含み得る。
(態様1)
携帯型臭気検出器、特には、使い捨て衛生製品またはその原材料のための携帯型臭気検出器であって、筐体、表示画面、電池組立体、回路基板、およびサンプリングユニットを含み、前記回路基板は、前記表示画面、前記電池組立体および前記サンプリングユニットに電気的に接続され、前記電池組立体と前記サンプリングユニットは、筐体内に配置され、
前記サンプリングユニットは、耐熱筐体を含み、該耐熱筐体内に検出チャンバが規定され、臭気センサが前記検出チャンバ内に設置されており、前記サンプリングユニットは、前記検出チャンバと密封状態で連通する吸込口を有するエアポンプを含み、
気流サンプリング通路および気流戻し通路が、その二つの通路が前記検出チャンバと密封状態で連通するように、前記耐熱筐体内に規定され、
前記エアポンプの作動により、検査対象物からのテスト気流が、前記気流サンプリング通路を通って前記検出チャンバ内に吸い込まれ、次いで、前記気流戻し通路を通って排出可能であり、
前記臭気センサは、前記テスト気流のガス分子を、電気信号に変換可能な荷電イオンに分解するように、前記検出チャンバ内の気流を加熱可能であり、前記信号は、記憶のために前記回路基板に送信される、および/または、検査結果として前記表示画面に表示される、携帯型臭気検出器。
(態様2)
前記携帯型臭気検出器は、穿孔ユニットを含み、該穿孔ユニットはサンプリング針管と戻し針管を含み、各針管は中空であって、鋭くかつ閉じられた自由端を有し、前記サンプリング針管は、前記気流サンプリング通路と密封状態で連通する内部通路を有し、前記戻し針管は、前記気流戻し通路と密封状態で連通する内部通路を有し、各針管は、鋭利な自由端に隣接して半径方向の開口を備えており、その半径方向の開口は前記内部通路と連通している、態様1に記載の携帯型臭気検出器。
(態様3)
前記サンプリング針管は、前記戻し針管よりも長い、態様1または2に記載の携帯型臭気検出器。
(態様4)
前記臭気センサは、センサの解像度が2~8μg/Lの範囲であり、かつ作動温度が300℃~400℃の範囲、好ましくは320℃である、態様1~3のうちのいずれかに記載の携帯型臭気検出器。
(態様5)
前記サンプリングユニットの前記耐熱筐体は、アルミニウム合金で形成されている、態様1~4のうちのいずれかに記載の携帯型臭気検出器。
(態様6)
前記電池組立体は、充電式電池を含む、態様1~5のうちのいずれかに記載の携帯型臭気検出器。
(態様7)
前記表示画面は、サンプリングユニットの制御に使用可能なタッチ画面である、態様1~6のうちのいずれかに記載の携帯型臭気検出器。
(態様8)
前記気流サンプリング通路は前記気流戻し通路と実質的に平行であり、前記サンプリング針管は前記戻し針管と実質的に平行である、態様1~7のうちのいずれかに記載の携帯型臭気検出器。
(態様9)
携帯型臭気検出器の電源を入れ、その臭気センサのみを作動させる工程;
第1待機時間後にのみ、前記携帯型臭気検出器のエアポンプを作動させる工程;
第2待機時間後にのみ、臭気検出を実施するために、前記携帯型臭気検出器の気流サンプリング通路を検査対象物に接続する工程;
を含む、態様1~8のうちのいずれかに記載の携帯型臭気検出器の作動方法。
(態様10)
臭気検出の間、各臭気テストの前に、
前記携帯型臭気検出器を検査対象物から離し、
前記携帯型臭気検出器のエアポンプを作動させ、かつ
第2待機時間の間待機する、態様9に記載の方法。
(態様11)
前記第1待機時間は前記第2待機時間よりも長い、態様9または10に記載の方法。

Claims (10)

  1. 使い捨て衛生製品またはその原材料のための携帯型臭気検出器であって、筐体、表示画面、電池組立体、回路基板、およびサンプリングユニットを含み、前記回路基板は、前記表示画面、前記電池組立体および前記サンプリングユニットに電気的に接続され、前記電池組立体と前記サンプリングユニットは、筐体内に配置され、
    前記サンプリングユニットは、耐熱筐体を含み、該耐熱筐体内に検出チャンバが規定され、臭気センサが前記検出チャンバ内に設置されており、前記サンプリングユニットは、前記検出チャンバと密封状態で連通する吸込口を有するエアポンプを含み、
    気流サンプリング通路および気流戻し通路が、その二つの通路が前記検出チャンバと密封状態で連通するように、前記耐熱筐体内に規定され、
    前記エアポンプの作動により、検査対象物からのテスト気流が、前記気流サンプリング通路を通って前記検出チャンバ内に吸い込まれ、次いで、前記気流戻し通路を通って排出可能であり、
    前記臭気センサは、前記テスト気流のガス分子を、電気信号に変換可能な荷電イオンに分解するように、前記検出チャンバ内の気流を加熱するために作動温度が300℃~400℃の範囲で加熱可能であり、前記信号は、記憶のために前記回路基板に送信される、および/または、検査結果として前記表示画面に表示され
    前記携帯型臭気検出器は、穿孔ユニットを含み、該穿孔ユニットはサンプリング針管と戻し針管を含み、各針管は中空であって、鋭くかつ閉じられた自由端を有し、前記サンプリング針管は、前記気流サンプリング通路と密封状態で連通する内部通路を有し、前記戻し針管は、前記気流戻し通路と密封状態で連通する内部通路を有し、各針管は、鋭利な自由端に隣接して半径方向の開口を備えており、その半径方向の開口は前記内部通路と連通し、
    前記サンプリング針管と戻し針管の半径方向の開口部は、異なる方向に向いている、携帯型臭気検出器。
  2. 前記サンプリング針管は、前記戻し針管よりも長い、請求項に記載の携帯型臭気検出器。
  3. 前記気流サンプリング通路は前記気流戻し通路と実質的に平行であり、前記サンプリング針管は前記戻し針管と実質的に平行である、請求項またはに記載の携帯型臭気検出器。
  4. 前記臭気センサは、センサの解像度が2~8μg/Lの範囲である、請求項1~のうちのいずれかに記載の携帯型臭気検出器。
  5. 前記サンプリングユニットの前記耐熱筐体は、アルミニウム合金で形成されている、請求項1~のうちのいずれかに記載の携帯型臭気検出器。
  6. 前記電池組立体は、充電式電池を含む、請求項1~のうちのいずれかに記載の携帯型臭気検出器。
  7. 前記表示画面は、サンプリングユニットの制御に使用可能なタッチ画面である、請求項1~のうちのいずれかに記載の携帯型臭気検出器。
  8. 携帯型臭気検出器の電源を入れ、その臭気センサのみを作動させる工程;
    第1待機時間後にのみ、前記携帯型臭気検出器のエアポンプを作動させる工程;
    第2待機時間後にのみ、臭気検出を実施するために、前記携帯型臭気検出器の気流サンプリング通路を検査対象物に接続する工程;
    を含む、請求項1~のうちのいずれかに記載の携帯型臭気検出器の作動方法。
  9. 臭気検出の間、各臭気テストの前に、
    前記携帯型臭気検出器を検査対象物から離し、
    前記携帯型臭気検出器のエアポンプを作動させ、かつ
    第2待機時間の間待機する、請求項に記載の方法。
  10. 前記第1待機時間は前記第2待機時間よりも長い、請求項またはに記載の方法。
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