JP3127573U - ガスクロマトグラフ - Google Patents

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【課題】オーブン扉を閉じた状態でもオーブン内部のガス漏れ検査を行うことが可能なガスクロマトグラフを提供する。
【解決手段】カラム6を収容するオーブン1の内と外を連通する連通管9を備えると共に、連通管9のオーブン1外の端部9bをリーク検知器5の吸引口5bに接続可能に構成する。このように構成することにより、リーク検知器5の吸引口5bを連通管9のオーブン1外の端部9bに接続してオーブン1内部の空気を吸引すれば、オーブン扉を閉じた状態でもオーブン1内部のガス漏れの有無を検査することが可能となる。
【選択図】 図1

Description

本考案はガスクロマトグラフに関し、特にオーブン内でのガス漏れを外部から検知できるようにしたガスクロマトグラフに関する。
図2に従来一般のガスクロマトグラフの構成を示す。
同図において、キャリアガスはキャリアガス供給流路3から試料気化室2に供給され、さらにカラム6を経て検出器8を通過し大気に排出される。分析すべき試料は試料気化室2の頂部にある試料注入口4からシリンジ等(図示せず)によりキャリアガスの流れに導入される。カラム6の両端はカラム接続部7a、7bによりそれぞれ試料気化室2および検出器8に接続されている。オーブン1はその内部にカラム6を収容し、これを分析所定の温度に制御する。
図2の構成において、キャリアガス供給流路3から検出器8に至る流路のどこかでキャリアガスに漏れがあると分析精度に悪影響が及ぶばかりでなく、漏れ箇所から流路に空気が混入することによりカラム6の劣化を早める要因となるので、キャリアガスの漏れ検査は随時行う必要がある。特に、カラム6の交換後や運転開始前の漏れ検査は欠かせない。ガス漏れの検査は、かつては石鹸水を塗布して発泡の有無を目視で検査する方法が一般的であったが、近年はリーク検知器が用いられるようになってきた。
リーク検知器としては、検査箇所にプローブを近づけ、プローブ先端の吸引口から吸引した空気中に空気とは異種のガスが存在すると熱伝導度の違いからこれを検知する方式のものが商品化されており、手軽に操作でき、しかも十分な感度と応答速度を備えていることから広く用いられている(例えば、非特許文献1参照)。
島津GLC総合カタログ60号、P612、(株)島津ジーエルシー、2005年
図2のように構成されたガスクロマトグラフにおいて、キャリアガスに漏れが生じ易いのはキャリアガス圧力の高い試料気化室2の周辺、即ち、試料注入口4とカラム接続部7aである。このうち試料注入口4はオーブン1の外に露出しているため随時漏れ検査が可能であるが、カラム接続部7aについてはオーブン1内にあり、高温状態ではオーブン扉(図示しない)が閉じられ密閉状態にあるため、ガス漏れ検査を行うことはできない。従って、従来はオーブン温度を上げる前にガス漏れ検査を行うようにしていたが、低温では漏れがなくても高温になると熱膨張等の関係で漏れが発生する可能性もあるので、高温状態でもオーブン内部のガス漏れ検査を行うことが望まれていた。
本考案はこのような事情に鑑みてなされたものであり、オーブン扉を閉じた状態でもオーブン内部のガス漏れ検査を行うことが可能なガスクロマトグラフを提供することを目的とする。
本考案は上記課題を解決するために、カラムを収容するオーブンの内と外を連通する連通管を備えると共に、この連通管のオーブン外の端部をリーク検知器の吸引口に接続させる接続手段を設ける。
このように構成することにより、リーク検知器の吸引口(プローブ)を連通管のオーブン外の端部に接続してオーブン内部の空気を吸引すれば、オーブン扉を閉じた状態でもオーブン内部のガス漏れの有無を検査することが可能となる。
本考案は上記のように構成されているので、ガスクロマトグラフ運転中に随時オーブン内部のガス漏れを検査することが可能となる。これにより、ガス漏れが発生したときは直ちにオーブンの冷却操作を行うことによりカラムの劣化を最小限に抑えることができる。
本考案が提供するガスクロマトグラフの第1の特徴は、オーブン内外を連通する連通管を備えるように構成した点にあり、第2の特徴は、連通管のオーブン外の端部をリーク検知器の吸引口に接続可能に構成した点である。
従って、最良の形態の基本的な構成は、上記2件の特徴的構成を具備するガスクロマトグラフである。
図1に本考案の一実施例を示す。同図において、図2と同一物については同符号を付すことにより再度の説明を省く。
本実施例ガスクロマトグラフが図2に示す従来例と相違する点は、オーブン1の内と外を連通する連通管9を備えていることである。図1における5は、例えば前述した熱伝導度方式のリーク検知器であって、このガスクロマトグラフとは別個にオペレータが携帯して操作できるように構成された装置である。即ち、プローブ5aの先端に設けられた吸引口5bから吸引した空気中の異種ガスの存在を検知してその濃度を表示し、或いは警報を発するものである。
連通管9は、金属製または耐熱性プラスチック製であって、オーブン1内の端部9aはガス漏れの可能性の高いカラム接続部7aの近傍に位置するように設けられる。他方、オーブン1外の端部9bはプローブ5aの先端に接続可能に構成される。具体的な接続手段としては、例えば、端部9bにプローブ5aの先端のテーパに合わせた雌テーパを形成しておき、プローブ5aをこれに押し当てることで接続する。
上記のように構成されたガスクロマトグラフにおいて、ガス漏れ検査は例えば以下のように行われる。
ガスクロマトグラフ起動時、キャリアガスの供給開始後に、まずリーク検知器5のプローブ5aを試料注入口4付近に近づけ、試料注入口4及びその周辺のガス漏れを検査する。その後、プローブ5aと連通管9の端部9bとを接続する。これによりカラム接続部7a付近のガス漏れを検査できるから、この状態でオーブン1の温度を所定値まで上昇させて連続的にガス漏れを監視する。ガス漏れがあればリーク検知器5が反応し、漏れの程度がある閾値以上であれば警告表示が出力されるので、オペレータはオーブン1の冷却操作を行った上でガス漏れを止める処置をすればよい。
なお、リーク検知器5は、上記実施例ではガスクロマトグラフとは別個の装置としたが、これをガスクロマトグラフ内に組み込み、内蔵するように構成してもよい。その場合、ガス漏れが検知されたときに自動的にオーブン1の温度を下げるように構成することも可能となる。
また、上記はキャリアガスの漏れを検知対象とする場合について説明したが、本考案は水素炎イオン化検出器等の燃料水素ガスなどの漏れに対しても適用することができる。
本考案はガスクロマトグラフに利用できる。
本考案の一実施例を示す図である。 従来の構成を示す図である。
符号の説明
1 オーブン
2 試料気化室
3 キャリアガス供給流路
4 試料注入口
5 リーク検知器
5a プローブ
5b 吸引口
6 カラム
7a カラム接続部
7b カラム接続部
8 検出器
9 連通管
9a 端部
9b 端部

Claims (1)

  1. オーブン内に収容したカラムにキャリアガスを流し、リーク検知器を用いてキャリアガスの漏れの有無を随時検査するガスクロマトグラフにおいて、前記オーブンの内と外を連通する連通管を備えると共に、前記連通管のオーブン外の端部を前記リーク検知器の吸引口と接続させる接続手段を設けたことを特徴とするガスクロマトグラフ。
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