JP7154758B2 - 画像処理装置及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、焦点検出に用いるための信号を取得する撮像素子の領域である焦点検出領域の設定に関するものである。
顔に含まれる器官として瞳などを検出し、検出した器官に対して焦点検出を行い、当該焦点検出結果に基づいて焦点調整を行う技術が知られている。
特許文献1では、顔に含まれる器官である瞳を検出した場合に、瞳に対して焦点検出領域を設定し、当該焦点検出領域に対応する撮像素子の領域からの出力に基づいて焦点検出を行うことを開示している。
特開2011-13683号公報
特許文献1によれば、被写体の瞳を検出して焦点検出調節を行うことで、被写体距離が変化しやすい人物の瞳に対しても、ユーザの操作技術に依存せず、容易にピントを合わせることができる。
しかしながら特許文献1では、例えば当該焦点検出領域に瞳に対して遠近競合する被写体が含まれてしまった場合であっても当該焦点検出領域に対応する撮像素子の領域からの出力に基づいて焦点検出を行う。このことから、構図やシーンによっては焦点検出の精度が低下してしまう場合があった。このように焦点検出精度が低下してしまうと、遠近競合の程度によっては、背景にピントを合わせてしまうなど、所望の被写体にピントが合わない場合もあり得る。
そこで、本発明は、従来技術と比較してより精度良く被写体にピントを合わせることができる画像処理装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
像素子からの出力に基づいて被写体の顔を検出する顏検出手段と、
被写体の顔に含まれる、第1の器官および第2の器官を検出する器官検出手段と、
前記器官検出手段による器官の検出結果の信頼度を判定する判定手段と、
前記判定手段による判定の結果に応じて焦点検出領域を設定する設定手段と、
前記設定手段によって設定された焦点検出領域の焦点検出の結果に基づいてフォーカスレンズの駆動を制御する制御手段と、を備え、
前記設定手段は、前記第2の器官の信頼度が高いと判定された場合には、前記第1の器官に対応する第1の焦点検出領域を設定、第2の器官の信頼度が高くないと判定された場合には前記被写体の顔に対応する第2の焦点検出領域を設定するよう構成したことを特徴とする。
本発明によれば、従来技術と比較して、より精度良く被写体にピントを合わせることができる。
実施例の画像処理装置100の構成を説明する図である 本実施例を示すフローチャートである 本実施例を示すフローチャートである 本実施例を示すフローチャートである 図2における主顔を決定するための評価値の例を説明するための図である 図2における顔の向きと瞳の位置との関係を説明する図である焦点検出領域の例を説明するための図である 図4における焦点検出領域の例を示す図である 本実施例が解決せんとする課題を説明する図である
<カメラの構成>
以下、図面を参照して、本発明を適用した実施例を説明する。図1は、本実施例の画像処理装置100が有する構成を説明する図である。本実施例の画像処理装置100は、デジタルカメラである場合を例に説明する。
撮像素子14は、撮像光学系に含まれる撮影レンズ10、絞り機能を有するシャッタ12、を介して受光した光学像を、電気信号に変換する。A/D変換器16は、撮像素子14のアナログ信号出力をデジタル信号に変換する。撮影レンズ10は、不図示のフォーカスレンズを有する。
タイミング発生部18は、撮像素子14、A/D変換器16にクロック信号や制御信号を供給するタイミング発生部であり、メモリ制御部22及びシステム制御部50により制御される。
なお、本実施例のシャッタ12は機械式のシャッタであるが、タイミング発生部18の撮像素子のリセットタイミングの制御によって、電子シャッタとして、蓄積時間を制御することが可能であり、動画撮影などに使用可能である。
画像処理部20は、A/D変換器16からのデータ或いはメモリ制御部22からのデータに対して画像拡大/縮小のための画素補間処理や色変換処理、ノイズ除去処理やエッジ強調処理などを行う。
また、画像処理部20においては画像から顔領域を検出する顔検出機能や、顔に含まれる瞳や鼻や口などの器官を検出する器官検出機能を備え、顔検出や器官検出の結果においての確からしさを示す信頼度の算出処理なども行う。
画像処理部20での顏検出は、顏の輪郭部分の形状を特徴データとして画像処理部20内部に保存しておいて、検出する画像内に特徴データ(テンプレート)に合致する画像領域の特定をテンプレートマッチング処理により行う。また、特徴データとの一致度を算出することにより顔検出の信頼度を算出する。
また、顔の検出機会を増やしたり検出精度を高めるために、複数の特徴データを用いてンプレートマッチング処理を行ったり、顔の形状の一部の特徴データを用意してテンプレートマッチング処理を行った結果を使用しても構わない。また、顔の大きさによらず検出するために特徴データの大きさを変化させてテンプレートマッチング処理を行っても構わない。
器官検出は、顔検出により求められた領域に対して領域内にあらかじめ画像処理部20内部に保存しておいた器官の形状データを特徴データ(テンプレート)に合致する画像領域の特定をテンプレートマッチング処理により行う。特徴データとの合致度を算出することにより器官の信頼度を算出する。
本実施例では特徴データを用いたテンプレートマッチング処理により顔検出および器官検出を実現しているが、本発明はこの方式に限定されるものではなく顔領域または器官の領域の検出および信頼度の算出ができれば他の方法を用いても構わない。
その他にも、画像処理部20では、オートホワイトバランス(以下AWBという)処理をするために撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行う。当該演算処理によって得られた演算結果をホワイトバランス(以下WBという)の評価値として算出したり、算出されたWB評価値を基に画像データの色の変換なども行う。
さらに、画像処理部20では、自動露出制御(以下AEという)処理、ストロボ露出制御(以下EFという)処理を行うための、AE評価値、EF評価値を算出するために、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行う。
得られたAE評価値、EF評価値を基にシステム制御部50が、アルゴリズムに従って露光制御部40に対して制御を行う。
メモリ制御部22は、A/D変換器16、タイミング発生部18、画像処理部20、メモリ30、圧縮・伸長部32を制御する。
A/D変換器16のデータが画像処理部20、メモリ制御部22を介して、或いはA/D変換器16のデータがメモリ制御部22を介して、メモリ30に書き込まれる。
画像表示部28はディスプレイであり、例えばTFT LCDである。メモリ30に書き込まれた表示用の画像データはメモリ制御部22を介して画像表示部28により表示される。本実施例では、画像表示部28を用いて撮像した画像データを逐次表示することで、電子ファインダー機能を実現する。また、画像表示部28は、システム制御部50の指示により任意に表示をON/OFFすることが可能であり、表示をOFFにした場合には画像処理装置100の電力消費を大幅に低減することが出来る。
メモリ30は撮影した静止画像や動画像を格納するためのメモリであり、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像を格納するのに十分な記憶量を備えている。これにより、複数枚の静止画像を連続して撮影する連写撮影の場合にも、高速かつ大量の画像書き込みをメモリ30に対して行うことが可能となる。また、メモリ30は認証用の特徴データを一時記憶する領域やシステム制御部50の作業領域としても使用することが可能である。
不揮発性メモリ31は、本実施例では一例としてFlashROMである。システム制御部50が実行するプログラムコードは不揮発性メモリ31に書き込まれ、逐次読み出しながらプログラムコードを実行する。また、不揮発性メモリ内には認証用の顔の特徴データを辞書データとして記憶する領域や、システム情報を記憶する領域、ユーザ設定情報を記憶する領域を設け、さまざまな情報や設定を次回起動時に読み出して、復元することを実現している。
圧縮・伸長部32は、適応離散コサイン変換(ADCT)等により画像データの圧縮伸長処理を行う。メモリ30に格納された画像を読み込んで圧縮処理或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータをメモリ30に書き込む。
露光制御部40は、シャッタ12を制御する。フラッシュ48と連動することにより、フラッシュ調光機能も有するものである。
フォーカス制御部42は、撮影レンズ10のフォーカシングを制御する。
ズーム制御部44は、撮影レンズ10のズーム動作を制御する。
フラッシュ48は、フラッシュ調光機能を有する。
露光制御部40、フォーカス制御部42はTTL方式を用いて制御されており、撮像した画像データを画像処理部20によって演算した演算結果に基づき、システム制御部50が露光制御部40、フォーカス制御部42に対して制御を行う。
システム制御部50は、画像処理装置100全体を制御する。システム制御部50では撮像素子14から得られる画素データをもとにオートフォーカス(以下AFという)処理も行う。AFとは、設定された焦点検出領域から出力された信号に基づいて焦点状態を示す情報を検出し、当該情報に基づいてフォーカスレンズの駆動を制御することによって所望の被写体にピントが合うよう焦点位置を調節する制御である。ここで、焦点検出領域は、焦点検出に用いる信号を取得する撮像素子上の領域である。焦点検出領域はユーザが被写体に対応する領域を選択することによって設定されても良いし、カメラが自動的に設定しても良い。カメラが焦点検出領域を自動で設定する際には、被写体に対応する撮像素子上の領域が焦点検出領域として設定される。
撮像素子14は、C-MOSセンサとその周辺部で構成され、複数の画素部が横方向m画素部、縦方向n画素部の2次元上に配置されている。各画素部が1つの光電変換素子を有している。撮像素子14は、全画素部から独立に出力できるように構成されている。
本実施例の撮像素子14は、一例として、撮像用画素部と焦点検出用画素部の2種類の画素部を有する。図1bは撮像素子14の画素部の構成の一部を抜粋して示したものである。斜線の各画素部が撮像用画素部250である。また、それ以外の画素部が焦点検出用画素部251である。本実施例では各画素部が有するRGBのカラーフィルターの配置がいわゆるベイヤー配列となっている。そして、一例として、2行×2列の画素のうち、対角に配置される一対のG画素は撮像用画素部250とし、R画素とB画素の一部を焦点検出用画素部251としている。
撮像用画素部250は、被写体の像を形成する撮影光学系の射出瞳の全域を通る光束を各々が受光して、光電変換素子によって光電変換することで、撮影画像として用いられる信号を出力する。これに対し、焦点検出用画素部251は、焦点検出用画素部251Aと焦点検出用画素部251Bとで、各々が撮影光学系の異なる射出瞳の領域を通る光束を受光する。図1bで示されるように、画素部の中心に対して互いに対照的な方向に偏芯した位置に遮光部(黒塗り)を有しているためである。これにより、焦点検出用画素部251Aの画素部群からいわゆるA像信号、焦点検出用画素部251Bの画素部群からいわゆるB像信号を取得することができる。互いに視差を有する一対の像信号であるA像信号とB像信号とを用いることで、公知の位相差式焦点検出を行うことができる。このように、本実施例の撮像素子14では、撮像素子から取得した信号に基づいて位相差式の焦点検出を行う、いわゆる撮像面位相差式の焦点検出を行うことができる。
システム制御部50は、焦点検出用画素部251から取得したA像信号とB像信号とを用いて位相差式の焦点検出処理を行う。より具体的には、システム制御部50は視差を有する一対の像信号であるA像信号とB像信号との像ずれ量を、公知の相関演算により算出する。また、像ずれ量に所定の係数を掛けることでデフォーカス量を算出し、当該デフォーカス量に基づいてフォーカスレンズの駆動量を算出する。
なお、本実施例では焦点検出を行うための構成として上述の構成を例示したが、焦点検出を行うことができる構成であれば、異なる構成であっても本実施例の目的とする効果を得ることができる。例えば、異なる画素構成によって撮像面位相差式の焦点検出を実現しても良いし、公知のコントラスト式の焦点検出を採用しても良い。また、焦点検出専用センサを用いることで位相差式の焦点検出を実現しても良い。
ここで、本実施例の画像処理装置100が有する操作手段の説明を行う。以下に説明する各操作手段は、システム制御部50の各種の動作指示を入力するための操作手段であり。一例としてスイッチやダイアル、タッチパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置等の単数或いは複数の組み合わせで構成される。
モードダイアルスイッチ60をユーザが操作することで、電源オフ、自動撮影モード、撮影モード、パノラマ撮影モード、動画撮影モード、再生モード、PC接続モード等の各機能モードを切り替え設定することが出来る。
シャッタスイッチ62をユーザが半押しすることで、SW1がONとなる。これに伴い、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理等の動作開始がシステム制御部50によって制御される。また、シャッタスイッチ62をユーザが全押しすることで、SW2がONとなる。これに伴い、フラッシュ撮影の場合、AFのためのフラッシュプリ発光処理を行った後に、AE処理で決定された露光時間分、撮像素子14を露光させる。フラッシュ撮影の場合、この露光期間中に発光させて、露光期間終了と同時に露光制御部40により遮光することで、撮像素子14への露光を終了させる。その他、撮像素子14から読み出した信号をA/D変換器16、メモリ制御部22を介してメモリ30に画像データを書き込む読み出し処理、画像処理部20やメモリ制御部22での演算を用いた現像処理が行われる。また、メモリ30から画像データを読み出し、圧縮・伸長部32で圧縮が行われる。次に記録媒体200に画像データを書き込む記録処理という一連の処理の動作開始が指示される。なお、シャッタスイッチ62が操作されていない状態では、SW1及びSW2はOFFである。
表示切替スイッチ66をユーザが操作することで、画像表示部28の表示切替をすることが出来る。この機能により、光学ファインダー104を用いて撮影を行う際に、TFT LCD等から成る画像表示部への電流供給を遮断することにより、省電力を図ることが可能となる。
操作部70は各種ボタン、タッチパネルや回転式ダイアル等により構成されている。メニューボタン、セットボタン、マクロボタン、マルチ画面再生改ページボタン、フラッシュ設定ボタン、単写/連写/セルフタイマー切り替えボタン等がある。またメニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動-(マイナス)ボタン、再生画像移動+(プラス)ボタン、再生画像-(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタン、露出補正ボタン、日付/時間設定ボタン等もある。
ズームスイッチ72はユーザが撮像画像の倍率変更指示を行うズーム操作手段である。このズームスイッチ72は、撮像画角を望遠側に変更させるテレスイッチと、広角側に変更させるワイドスイッチからなる。このズームスイッチ72を用いることにより、ズーム制御部44に撮影レンズ10の撮像画角の変更を指示し光学ズーム操作を行うトリガとなる。また、画像処理部20による画像の切り出しや、画素補間処理などによる撮像画角の電子的なズーミング変更のトリガともなる。
電源部86は、画像処理装置100に電源を供給する。例えばアルカリ電池の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Liイオン電池等の二次電池、ACアダプター等である。
I/F90はメモリカードやハードディスク等の記録媒体とのインタフェースである。
コネクタ92はメモリカードやハードディスク等の記録媒体と接続を行う。
通信部110は、画像処理装置100が外部通信を行うための手段であり、例えば通信によりGPSで位置情報を特定することが可能である。
記録媒体200は、例えばメモリカードやハードディスク等である。半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部202、画像処理装置100とのインタフェース204、画像処理装置100と接続を行うコネクタ206を備えている。
<本実施例で解決せんとする課題>
前述のように、本実施例の撮像面位相差式の焦点検出では焦点検出用画素部から取得された一対の像信号に基づいて像ずれ量を検出することで焦点検出を行う。ここで、精度良く焦点検出を行うには、焦点検出領域を一定面積以上確保する必要がある。焦点検出領域の面積が小さすぎると、例えば本来一対の像信号が一致しない像ずれ量で、2像が一致したと誤検出しやすくなるためである。また、画素のノイズの影響をより受けやすくなるためである。焦点検出領域を一定面積以上確保する必要があるという点は、撮像面位相差式の焦点検出とは異なる焦点検出方式であっても同様である。
ここで、従来技術では、人物の顔に含まれる瞳に焦点検出を行う場合に、顔の向きと焦点検出精度との関係が考慮されていなかった。このため、顔の向きによっては焦点検出の精度が低下してしまう場合があった。例えば図8aのように顔が正面を向いている場合は、点線で示す焦点検出領域は、目と目の周辺の顔領域とを含むように設定されることから、瞳に合焦させるために精度良く焦点検出を行うことができる。しかしながら、図8bのように顔の向きが正面から外れて横向きになった状態で、顔が正面を向いている状態で同じ面積の焦点検出領域を設定しようとすると、顔の向きによっては、焦点検出領域が鼻や背景を含んでしまう場合があった。例えば図8のように人物が横方向に傾いている瞳に対して焦点検出領域を設定すると、焦点検出領域内に背景が含まれてしまう。焦点検出領域に瞳と顔と背景が含まれた像信号に基づいて焦点検出を行うと、遠近競合により、瞳にピントが合わなくなってしまう場合があった。これに対し、本実施例の処理によれば、人物の顔の向きによらず瞳に対して、従来技術と比較してより精度良く焦点検出を行うことができる。
<撮影動作>
続いて図2~図4のフローを用いて、本実施例における画像処理装置100の動作を説明する。図2以降において、「S」はステップの略である。
図2のフローは本実施例メインフローであり、システム制御部50が制御する撮像動作を説明する図である。本フロー中において、システム制御部50がピントを合わせるべき主被写体に対して、焦点検出領域を設定する。そして、システム制御部50は、当該焦点検出領域に対応する撮像素子の領域から取得した信号に基づいて焦点検出を行い、当該焦点検出結果に基づいて焦点調節を行い、撮影動作を行う。
S201で、システム制御部50は、AFモードがコンティニュアスAFモードであるかどうかを判定する。コンティニュアスAFモードはライブビュー表示中は常に被写体にピントを合わせ続けるべく、システム制御部50が焦点検出処理とフォーカスレンズの駆動制御を繰り返すモードである。コンティニュアスAFモードであればS202に遷移し、コンティニュアスAFモードでなければS203に進む。
S202で、システム制御部50は、シャッタスイッチ62の状態を判定することで、SW1がON状態かどうかを判定する。SW1がONであれば、ユーザによってAF動作が指示されているとしてS203に遷移し、ONでなければS201に戻る。
S203で、画像処理部20は、撮像素子14によって取得された画像に基づいて、顔検出されているかどうかを判定する。顔が検出されていないと判定した場合はS204に遷移し、顏が検出されていると判定した場合はS214に遷移する。本実施例における顔の検出方法は<カメラの構成>において説明した通りであるが、顔を検出するという目的が達成できれば、他の方法であっても良い。
顔の検出に用いる画像としては、例えばライブビュー表示と同じ周期でメモリ30に格納されるライブビューの表示用画像を検出画像として画像処理部20に投入して、顔の検出に用いても良い。また、撮像素子14から定期的に撮像して、画像処理部20を使って撮像された画像データを検出画像として生成してメモリ30に一時的に格納し、画像処理部20に検出画像を投入して顔の検出に用いても良い。
S204では、顔が検出されていないか、顔が検出されていても瞳が検出されていないため、撮影画角内で最も撮像面から近い場所に少なくとも1つ以上の焦点検出領域を設定してフローを終了する。ピントを合わせたい被写体を至近に配置するようユーザがフレーミングして撮影する可能性が高いからである。
最も撮像面から近い場所を特定する方法の一例として、フォーカス制御部42により近距離にピント合わせた状態からコントラストのある領域が検索できるまでピント位置を遠距離側に移動させて、焦点検出領域を決定する方法などがある。
S205で、システム制御部50は、主顔の瞳が検出されているかどうかの判定を行う。本実施例において主顔とは、主被写体の顔である。複数の顔を検出していた場合には、顔の大きさや顔の位置に応じてシステム制御部50が主顔を決定する。例えば、顔の大きさがより大きく、また静止画または動画として撮影される画像の中心により近い顏を主顔として設定する。
例えば図5のように顔の大きさと顔の位置に応じて評価値を設定する。図5における顔の大きさ(水平)は検出された顔の水平画素数に応じた評価値である。画角中心からの顔位置は、画像中心から画像対角までを100%とした場合に、顔位置の中心が画像中心からどの程度離れているかに応じた評価値である。それぞれの評価値を加算することで主顔の評価値を算出する。
例えば、顔の大きさが35ピクセルで顔の中心が画像中心にあった場合は顔の大きさによる評価値は30で画像中心からの顔位置による評価値は50となり、主顔としての評価値は80となる。顏が複数検出された場合はそれぞれの顔に対して主顔としての評価値を求めて、最も評価値の高い顔を主顔とする。
そして上述のようにして検出された主顔に対して、画像処理部20は、瞳の検出処理を行う。主顔の瞳が検出されなかったとシステム制御部50が判断した場合には、S204に遷移する。瞳が検出されていた場合はS206に遷移する。
S206では主顔の振り向き角度がカメラに対して正面であるかどうかを判定する。図6aは顔の向きが正面である場合を示している。また、図6bのようにカメラに対して顔が斜めを向いている場合は、顔の向きは正面ではない(非正面顔とも称する)。顔が正面を向いているかどうかの判定は、例えば画像処理部20が正面を向いた顔をテンプレートとしてパターンマッチングを行い、テンプレートとマッチした場合には顔が正面を向いていると判断することによって可能である。
また、検出された顔の位置と顔に含まれる器官(瞳、鼻、口等)の位置から判定しても良い。例えば、顔の中心から左の瞳までの距離と右の瞳までの距離が、水平方向と垂直方向について等しければ顔が正面を向いていると判定し、等しくなければ顔が正面を向いていないと判定することができる。
S206で主顔が正面を向いていないと判定された場合はS207に遷移する。S207では、システム制御部50は、図3を用いて後述する非正面顔の焦点検出領域の設定処理を行う。
S206で主顔が正面を向いていると判定された場合はS209に遷移して、システム制御部50は、主顔の左右の瞳のうち静止画または動画として撮影される画像の画角中心から近い瞳に対して、瞳の検出結果の信頼度が閾値B以上かどうかを判定する。
瞳の検出結果の信頼度とは、瞳検出において検出された瞳の確からしさを示す度合いを示す数値(評価値とも称する)であり、数値が高ければ検出された瞳の確からしさが高くなる。
瞳の検出結果の信頼度の算出方法として、例えば検出できた器官のパーツ数による信頼度と画像に含まれるノイズ成分による信頼度を求めてそれらを足し合わせたものを最終的な信頼度とする。
検出できた器官のパーツ数による信頼度は器官を複数のパーツに分け、検出できたパーツの数から信頼度を算出する。各々のパーツの検出は、検出する器官に応じたパーツ検出領域を設定し、画像処理部20内部に保存してあるパーツのテンプレートと一致している領域がパーツ検出領域内に存在すると破断した場合はパーツが検出されたものとする。1つの器官に対して検出できたパーツの数に応じて器官検出の信頼度を算出する。例えば器官を瞳として検出した場合、目の虹彩、目頭、目尻、まぶた上部、まぶた下部、など複数のパーツに分けて検出できたパーツが多いほど信頼度が高くなる。
画像に含まれるノイズ成分による信頼度は、器官検出領域の画像のノイズ成分を抽出してノイズが少ないと判断した場合は信頼度を高く設定しノイズが多いと判断した場合は信頼度を低く設定する。ノイズ成分の抽出方法としては、検出領域のオリジナル画像に対して検出領域のオリジナル画像にローパスフィルターをかけた画像を減算し、減算された画像の差の絶対値を取る方法などがある。
器官検出の信頼度は、他の方法を用いても構わず、器官だと判断した領域に対して輝度ヒストグラムを取り、画像処理部20内部に保存してある器官のテンプレートの輝度ヒストグラムとの一致度を算出することによって信頼度を算出する方法がある。また、エッジ情報を抽出してエッジ量から信頼度を算出する方法を用いたり、他の複数の方法を加味して信頼度を算出しても構わない。
例えば閾値Bは、ノイズ成分は考慮せず器官のパーツがすべて検出できる閾値を目安に設定する。
S209で主顔の左右の瞳のうち画角中心に近い瞳の検出結果の信頼度がB以上であればS210に遷移して焦点検出領域を主顔の画角中心に近い瞳に設定してフローを終了する。
S210で焦点検出領域を設定した場合の焦点検出領域の例を図6aに示す。焦点検出領域は瞳位置を中心として設定し、大きさはAF精度が保てる最低限の面積を含んだ領域を設定しても構わない。また、顔の大きさから一定の比率を掛けた面積を領域として設定しても構わない。
S209で主顔の画角中心に近い瞳の検出結果の信頼度が閾値B以上でない場合はS211に遷移する。
S211で、システム制御部50は、主顔の左右の瞳のうち画角中心に近い瞳とは異なる瞳の検出結果の信頼度が閾値B以上であればS212に遷移し、閾値B以上でなければS213に遷移する。
S212で、システム制御部50は、焦点検出領域を画角中心に近い瞳とは異なる瞳に設定してフローを終了する。
S213で、システム制御部50は、図6cに示すように顔を焦点検出領域として設定し、S215に遷移する。
S215でシステム制御部50は、設定された焦点検出領域で焦点検出を行いS216に遷移する。
S216ではフォーカス制御部42は、S216で求められた焦点検出結果に基づいてフォーカスレンズの駆動を制御することで、焦点調節を行いS217に遷移する。
S217でシステム制御部50は、SW2がONかどうかを判定し、SW2がONではなかった場合はS201に遷移し、SW2がONの場合はS218に遷移する。
S218で、システム制御部50は、撮影を行うよう撮像素子14の駆動を制御し終了する。
<非正面顔の焦点検出領域の設定>
次に、図3を用いて図2のS207における非正面顔の焦点検出領域の設定処理を説明する。
S301で、システム制御部50は、主顔の左右の瞳のうち、よりカメラ(すなわち撮像面)に対して近い第1の瞳を決定してS302に遷移する。いずれの瞳がカメラに対して近いかは、例えば、横方向に顔が振り向いている方向や角度から判断することができる。
例えば図6dのように撮像面から向かって顔が右側に傾いていれば、左側の瞳bが第1の瞳であると判断する。図6dとは異なり顔が左側に傾いていれば、右側の瞳aを第1の瞳と判断する。
顏が左右のどちらに傾いているかどうかは、例えば、顔検出において左右に傾いた顔をテンプレートとしてパターンマッチングを用いて傾きを判断することができる。また、例えば、顏の検出位置と器官の検出位置の関係から器官が顔の方側に偏っていれば、器官が偏っている方に顔が傾いていると判定することができる。また例えば、各々の瞳に対して焦点検出結果などを用いて距離に相当する情報を算出し、どちらに傾いているか判定する方法を用いても構わない。この場合、顔領域を分割して各々の領域のデフォーカス量を求めてデフォーカス量から傾きを求める方法をとっても構わない。
S302で、システム制御部50は、S301で決定した主顔の第1の瞳の検出結果の信頼度が閾値B以上であるか否かを判定する。信頼度が閾値B以上であればS303に遷移し、信頼度がB以上でなければS306に遷移する。
S303では、S301で決定した第1の瞳とは異なる瞳である、主顔の第2の瞳に対する信頼度が閾値D以上かどうかを判定する。閾値Dはノイズ成分は考慮せず瞳のパーツが半分検出できる閾値を目安に設定し、閾値B>閾値Dの関係が成り立つようにする。このため、閾値B>閾値Dという関係が成り立つ。瞳が検出できている割合については、器官検出におけるテンプレートマッチングとの適合率を使う。
S302において第1の瞳の閾値B以上つまり第1の瞳のパーツがすべて検出できている場合、かつS303において第2の瞳の閾値D以上つまり第2の瞳のパーツが半分以上検出できている場合は、顔の向きが正面顔に近い顔であると判断している。
S303で信頼度が閾値D以上と判定された場合は、S304に遷移する。S304でシステム制御部50は、焦点検出領域を第1の瞳に設定して、図3のフローを終了する。図3のフローが終了すると図2のS208に遷移する。
S303で信頼度が閾値D以上ではないと判定された場合は、S305に遷移する。305で、システム制御部50は、図4を用いて後述する焦点検出領域の調整処理を実行して図3のフローを終了する。
S302で主顔の第1の瞳の信頼度が閾値B以上ではないと判定された場合はS306に遷移する。S306で、システム制御部50は、第2の瞳の検出結果の信頼度が閾値A以上かどうかを判定する。閾値Aはノイズ成分が少なく、器官のパーツがすべて検出できる閾値を目安に設定することで、閾値A>閾値Bの関係が成り立つように設定する。第2の瞳の検出結果の信頼度が閾値A以上である場合は、第2の瞳のパーツがすべて検出できていることから顏の角度が正面顔に近く、ノイズが少ないため第2の瞳が鮮明であり焦点検出の精度を保つことができる。このことから第2の瞳に対する焦点検出結果を代わりに採用できると判断し、S307に遷移する。S307で、システム制御部50は、第2の瞳に対して焦点検出領域を設定し、図3のフローを終了する。
S306で第2の瞳の検出結果の信頼度が閾値A以上ではないと判断された場合は、第1の瞳と第2の瞳のいずれの検出結果も信頼できないと判断してS308に遷移する。S308で、システム制御部50は、図6bに示すように焦点検出領域を顔に対応する領域に設定して、図3のフローを終了する。
<焦点検出領域の調整処理>
次に図4を用いて図3のフローのS305の焦点検出領域調整処理の説明をする。
図4のS401で第2瞳の検出結果の信頼度が閾値E以上かどうかを判定する。顔の向きが、所定の角度よりも横顔に近くなると、瞳に対する焦点検出精度を保てるような焦点検出領域を設定することが困難となる。このような場合には、顔に焦点検出領域を設定した方が、結果としてより瞳に対してもピント状態が良いことが考えられる。そこで、本実施例では、第2の瞳の信頼度が閾値E未満であるとシステム制御部50が判断した場合には、顔に焦点検出領域を設定する。ここで、閾値D>閾値Eと設定する。すなわち、第2の瞳の信頼度がEの場合は信頼度がDの場合に比べて顔の向きが横顔に近い場合である。閾値Eは、ノイズ成分は考慮せず、器官のパーツが3割以上検出できる閾値を目安に設定する。
S402で、システム制御部50は、図6bで示すように焦点検出領域を顔に対して設定し、図4のフローを終了する。図4のフローが終了すると図3のフローも終了し、図2のS208に遷移する。
S401で第2の瞳の検出結果の信頼度が閾値E以上であるとシステム制御部50が判断した場合は、S403に遷移する。S403で、システム制御部50は、第2の瞳の検出結果の信頼度が閾値A以上かどうかを判定し、閾値A以上である場合は焦点検出の精度が確保できるため、S404に遷移する。
S404で、システム制御部50は、焦点検出領域を瞳位置から焦点検出領域の大きさの半分顔の内側にずらして設定する。第1の瞳のパーツがすべて検出できていてノイズが少ないことから第1の瞳が鮮明であり焦点検出領域を半分ずらしても焦点検出の精度が保てると考えられるためである。焦点検出領域をずらした例を、図7を用いて説明する。
図7の枠aはS404で移動する前の焦点検出領域である。枠bはS404によって枠aに対して焦点検出領域の水平サイズの半分を顔の内側に移動して設定した枠である。
S404で第1の瞳の検出結果の信頼度が閾値A以上でないと判断された場合はS405に遷移する。S405で、システム制御部50は、図6bで示すように焦点検出領域を顔に設定して図4のフローを終了する。
<本実施例による効果>
以上のように、本実施例では、焦点検出領域を設定する瞳とは異なる瞳の信頼度を判定し、当該判定結果に応じて、焦点検出領域を設定する。これにより、顔の向きを考慮して焦点検出領域を設定することが可能になることから、例えば顔が横を向いている場合であっても、焦点検出領域として設定した焦点検出領域が瞳以外のものを含んで瞳以外の被写体にAFをしてしまうことを防ぐことが可能となる。
<その他の実施形態>
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
例えば、本実施例は主顔を求めて主顔の瞳に対して焦点検出領域を決定しているが、主顔の代わりに指示手段によりユーザが指定した顔や、認証された顏にしても構わない。
また、図4のS404の焦点検出領域対象のずらし量を変えても構わないし、焦点検出領域をずらす代わりに焦点検出領域の形状を変化させても構わない。
また、本発明は上述の実施例の1以上の機能を実現するプログラムをネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読み取り実行する処理でも実現できる。更に、1以上の機能を実現する部(例えば、ASIC)によっても実現できる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
20 画像処理部
50 システム制御部
100 画像処理装置

Claims (4)

  1. 像素子からの出力に基づいて被写体の顔を検出する顏検出手段と、
    被写体の顔に含まれる、第1の器官および第2の器官を検出する器官検出手段と、
    前記器官検出手段による器官の検出結果の信頼度を判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定の結果に応じて焦点検出領域を設定する設定手段と、
    前記設定手段によって設定された焦点検出領域の焦点検出の結果に基づいてフォーカスレンズの駆動を制御する制御手段と、を備え、
    前記設定手段は、前記第2の器官の信頼度が高いと判定された場合には、前記第1の器官に対応する第1の焦点検出領域を設定し、第2の器官の信頼度が高くないと判定された場合には、前記被写体の顔に対応する第2の焦点検出領域を設定することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記設定手段は、前記器官検出手段が検出した第1の瞳とは異なる第2の瞳の信頼度が高くないと判定された場合には、焦点検出領域として前記第1の焦点検出領域を設定しなおすことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記第1の器官は前記第2の器官よりも画像処理装置に近いことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 撮像素子からの出力に基づいて被写体の顔を検出する顏検出ステップと、
    被写体の顔に含まれる、第1の器官および第2の器官を検出する器官検出ステップと、
    前記器官検出ステップでの器官の検出結果の信頼度を判定する判定ステップと、前記判定ステップでの判定の結果に応じて焦点検出領域を設定する設定ステップと、前記設定ステップにおいて設定された焦点検出領域の焦点検出の結果に基づいてフォーカスレンズの駆動を制御する制御ステップとを備え、
    前記設定ステップでは、前記第2の器官の信頼度が高いと判定された場合には、前記第1の器官に対応する領域を第1の焦点検出領域を設定し、第2の器官の信頼度が高くないと判定された場合には前記被写体の顔に対応する第2の焦点検出領域を設定することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
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