JP7154383B2 - 電子霧化装置およびその制御回路 - Google Patents
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Description
本出願は、2020年5月30日に中国特許庁に提出された、出願番号が202010482619.6で、発明名称が「電子霧化装置およびその制御回路並びに制御方法」である中国特許出願の優先権と、2020年5月30日に中国特許庁に提出された、出願番号が202020964588.3で、実用新案名称が「電子霧化装置およびその制御回路」である中国特許出願の優先権と、2020年5月30日に中国特許庁に提出された、出願番号が202010482441.5で、発明名称が「電子霧化装置およびその制御回路並びに制御方法」である中国特許出願の優先権と、2020年5月30日に中国特許庁に提出された、出願番号が202020962295.1で、実用新案名称が「電子霧化装置およびその制御回路」である中国特許出願の優先権とを要求し、その全内容を引用により本出願に組み込む。
本出願は、電子霧化の技術分野に関し、具体的には、電子霧化装置およびその制御回路並びに制御方法に関する。
人々の健康と環境保護の意識が高まるとともに、ますます多くのユーザが電子霧化装置を使う(例えば、タバコの代替品として電子タバコを使う)ことを選択し始め、電子霧化装置の市場もますます大きくなって、激しい市場競争の中で優位を勝ち取るために、電子霧化装置の制品の品質と生産コストはメーカーが考慮すべき問題である。
現在、電子霧化装置の生産と製造過程において、チップ設計メーカーは通常、制御チップとPCB基板および外部部品等を組み立ててモジュールとして販売しているが、実際の電子製品メーカーはこのモジュールを電池、霧化ワイヤおよびケーシングと組み立てて、完全な電子霧化装置を作って市場に出す必要がある。図1は、関連技術における電子霧化装置の制御回路Aと電池S0と霧化ワイヤR0との接続関係を示した概略図である。図1に示すように、制御回路Aは電圧安定化コンデンサC0、気流センサK0、制御チップA0から構成されており、生産中に通常、制御チップA0の3つのピン(すなわち、VDDピン、ATピン、GNDピン)にリード線を溶接することにより、制御回路Aと電源S0、霧化ワイヤR0との接続を実現し、電子霧化装置の電源供給と動作を実現する必要がある。
しかし、電子霧化装置のサイズ上の制約のゆえ、電子霧化装置のPCB基板の面積が小さく、溶接されるリード線が細く、通常は手作業で溶接する必要があるため、溶接の必要があるリード線が多いほど、電子霧化装置の製造コストが高くなり、そして製品品質の確実性が低くなる。このように、関連技術の電子霧化装置の製造過程において、製造コストが高く、確実性が低いという問題がある。
本出願の実施形態の目的の1つは、関連技術の電子霧化装置の製造過程において、溶接の必要があるリード線が多いため、製造コストが高く、確実性が低いという問題を解決することができる電子霧化装置およびその制御回路並びに制御方法を提供することである。
本出願は、上記の技術的問題を解決するために、以下の技術的解決策を採用する。
第1の態様において、本出願の実施形態は、気流センサと、給電コンデンサと、制御チップと、を含む制御回路を提供し、
該当制御回路は、ロジックコントローラと、一方向導通トランジスタおよびスイッチトランジスタと、電源ピンと、霧化ピンと、接地ピンとを含み、
ここで、ロジックコントローラは、気流センサの第1の端部に接続され、そしてスイッチトランジスタの第1の端部に接続され、
ロジックコントローラは、電源ピンを介して、給電コンデンサの第1の端部およびスイッチトランジスタの第2の端部に接続され、
該当ロジックコントローラは、接地ピンを介して、一方向導通トランジスタの正極、気流センサの第2の端部および給電コンデンサの第2の端部に接続され、
一方向導通トランジスタの負極は、霧化ピンを介して、スイッチトランジスタの第3の端部に接続され、
ここで、制御チップの電源ピンおよび霧化ピンは、電子霧化機能を実現するために外部の電源モジュールおよび霧化モジュールに接続するために使用される。すなわち、制御チップは、電子霧化機能を実現するために電池モジュールと霧化モジュールとを制御して電流路を形成するために使用される。
該当制御回路は、ロジックコントローラと、一方向導通トランジスタおよびスイッチトランジスタと、電源ピンと、霧化ピンと、接地ピンとを含み、
ここで、ロジックコントローラは、気流センサの第1の端部に接続され、そしてスイッチトランジスタの第1の端部に接続され、
ロジックコントローラは、電源ピンを介して、給電コンデンサの第1の端部およびスイッチトランジスタの第2の端部に接続され、
該当ロジックコントローラは、接地ピンを介して、一方向導通トランジスタの正極、気流センサの第2の端部および給電コンデンサの第2の端部に接続され、
一方向導通トランジスタの負極は、霧化ピンを介して、スイッチトランジスタの第3の端部に接続され、
ここで、制御チップの電源ピンおよび霧化ピンは、電子霧化機能を実現するために外部の電源モジュールおよび霧化モジュールに接続するために使用される。すなわち、制御チップは、電子霧化機能を実現するために電池モジュールと霧化モジュールとを制御して電流路を形成するために使用される。
第2の態様において、本出願の実施形態は、電源モジュールと、霧化モジュールと、上記の第1の態様に記載の制御回路と、を含む電子霧化装置を提供し、
ここで、電源モジュールの正極は制御チップの電源ピンに接続され、電源モジュールの負極は霧化モジュールを介して制御チップの霧化ピンに接続され、且つ電源モジュールの負極は接地されており、
あるいは、電源モジュールの正極は霧化モジュールを介して制御チップの電源ピンに接続され、電源モジュールの負極は制御チップの霧化ピンに接続され、且つ電源モジュールの負極は接地されている。
ここで、電源モジュールの正極は制御チップの電源ピンに接続され、電源モジュールの負極は霧化モジュールを介して制御チップの霧化ピンに接続され、且つ電源モジュールの負極は接地されており、
あるいは、電源モジュールの正極は霧化モジュールを介して制御チップの電源ピンに接続され、電源モジュールの負極は制御チップの霧化ピンに接続され、且つ電源モジュールの負極は接地されている。
第3の態様において、本出願の実施形態は、気流センサと、給電コンデンサと、制御チップと、を含む制御回路を提供し、
該当制御回路は、ロジックコントローラと、一方向導通トランジスタおよびスイッチトランジスタと、電源ピンと、霧化ピンと、接地ピンとを含み、
ここで、ロジックコントローラは、気流センサの第1の端部に接続され、そしてスイッチトランジスタの第1の端部に接続され、
ロジックコントローラは、電源ピンを介して、給電コンデンサの第1の端部および一方向導通トランジスタの負極に接続され、
一方向導通トランジスタの正極は霧化ピンを介して、スイッチトランジスタの第2の端部に接続され、
ロジックコントローラは、接地ピンを介して、スイッチトランジスタの第3の端部、気流センサの第2の端部、および給電コンデンサの第2の端部に接続され、
ここで、制御チップの霧化ピンおよび接地ピンは、電子霧化機能を実現するために電源モジュールおよび霧化モジュールに接続するために使用される。すなわち、制御チップは、電子霧化機能を実現するために電池モジュールと霧化モジュールとを制御して電流路を形成するために使用される。
該当制御回路は、ロジックコントローラと、一方向導通トランジスタおよびスイッチトランジスタと、電源ピンと、霧化ピンと、接地ピンとを含み、
ここで、ロジックコントローラは、気流センサの第1の端部に接続され、そしてスイッチトランジスタの第1の端部に接続され、
ロジックコントローラは、電源ピンを介して、給電コンデンサの第1の端部および一方向導通トランジスタの負極に接続され、
一方向導通トランジスタの正極は霧化ピンを介して、スイッチトランジスタの第2の端部に接続され、
ロジックコントローラは、接地ピンを介して、スイッチトランジスタの第3の端部、気流センサの第2の端部、および給電コンデンサの第2の端部に接続され、
ここで、制御チップの霧化ピンおよび接地ピンは、電子霧化機能を実現するために電源モジュールおよび霧化モジュールに接続するために使用される。すなわち、制御チップは、電子霧化機能を実現するために電池モジュールと霧化モジュールとを制御して電流路を形成するために使用される。
本出願の実施形態で提供される技術的解決策は、制御回路を最適化し、制御チップの接地ピン(GND)と霧化ピンATにリード線を溶接し、電源モジュールと霧化モジュールに接続することにより、電子霧化機能を実現することができる。関連技術が3本の溶接リード線を採用していることに比べ、本出願の実施形態は、電子霧化装置の正常な動作および制御を保証する上で、制御チップの電源ピンVDDに溶接リード線が不要となり、溶接リード線の引き出し数が3本から2本に削減されるため、本出願の実施形態では、PCBのレイアウト設計の最適化と溶接リード線による製造コストの低減とを両立させることができるとともに、手作業による故障のリスクを効果的に回避することができる。
第5の態様において、本出願の実施形態は、ロジックコントローラと、スイッチトランジスタと、気流センサと、電池と、コンデンサと、霧化器と、を含む電子霧化装置を制御する方法を提供し、当該方法は、
ロジックコントローラは、気流強度信号に基づいて、スイッチトランジスタのオン・オフ状態を制御し、オン・オフ状態はオフ状態とオン状態とを含み、気流強度信号は、気流センサが検知した気流強度に基づいて生成されることと、
スイッチトランジスタがオフ状態になっている場合、電池はコンデンサに充電し、そしてロジックコントローラに給電することと、
スイッチトランジスタがオン状態になっている場合、コンデンサはロジックコントローラに放電し、霧化器はリキッドを霧化することと、を含む。
ロジックコントローラは、気流強度信号に基づいて、スイッチトランジスタのオン・オフ状態を制御し、オン・オフ状態はオフ状態とオン状態とを含み、気流強度信号は、気流センサが検知した気流強度に基づいて生成されることと、
スイッチトランジスタがオフ状態になっている場合、電池はコンデンサに充電し、そしてロジックコントローラに給電することと、
スイッチトランジスタがオン状態になっている場合、コンデンサはロジックコントローラに放電し、霧化器はリキッドを霧化することと、を含む。
第6の態様において、本出願の実施形態は電子デバイスを提供し、当該電子デバイスは、プロセッサと、メモリと、メモリに記憶されるプロセッサで実行可能なコンピュータプログラムとを含み、当該コンピュータプログラムはプロセッサによって実行されるときに、上記の第3の態様における電子霧化装置を制御する方法のステップを実現する。
第7の態様において、本出願の実施形態はコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供し、当該コンピュータ読み取り可能な記憶媒体にはコンピュータプログラムが記憶され、当該コンピュータプログラムはプロセッサによって実行されるときに、上記の第3の態様における電子霧化装置を制御する方法のステップを実現する。
第8の態様において、本出願の実施の形態はコンピュータプログラム製品を提供し、当該コンピュータプログラム製品は端末デバイスで実行するときに、上記の第3の態様のいずれか一項に記載の電子霧化装置を制御する方法を端末デバイスに実行させる。
本出願の実施形態で提供される電子霧化装置およびその制御回路は以下のような有益な効果している。制御回路を最適化し、制御チップの電源ピンVDDと霧化ピンATにリード線を溶接し、電源モジュールと霧化モジュールに接続することにより、電子霧化機能を実現することができる。関連技術が3本の溶接リード線を採用していることに比べ、本出願の実施形態は、電子霧化装置の正常な動作および制御を保証する上で、制御チップの接地ピンGNDに溶接リード線が不要となり、溶接リード線の引き出し数が3本から2本に削減されるため、本出願の実施形態では、PCBのレイアウト設計の最適化と溶接リード線による製造コストの低減とを両立させることができるとともに、手作業による故障のリスクを効果的に回避することができる。
本出願の実施形態で提供される他の電子霧化装置およびその制御回路は以下のような有益な効果している。制御回路を最適化し、制御チップの接地ピン(GND)と霧化ピンATにリード線を溶接し、電源モジュールと霧化モジュールに接続することにより、電子霧化機能を実現することができる。関連技術が3本の溶接リード線を採用していることに比べ、本出願の実施形態は、電子霧化装置の正常な動作および制御を保証する上で、制御チップの電源ピンVDDに溶接リード線が不要となり、溶接リード線の引き出し数が3本から2本に削減されるため、本出願の実施形態では、PCBのレイアウト設計の最適化と溶接リード線による製造コストの低減とを両立させることができるとともに、手作業による故障のリスクを効果的に回避することができる。
本出願の実施形態に係る技術的解決策をより明らかにするために、以下は、実施方式または従来技術の説明に使用する必要がある図面を簡単に説明するが、明らかなことに、以下の説明における図面は、本出願のいくつかの実施形態に過ぎず、当業者であれば、創造的な工夫をせずに、これらの図面により他の図面を取得することができる。
以下の説明では、本出願の実施形態を完全に理解するために提供される特定のシステム構造、技術などの詳細は、説明のためのものに過ぎず、本出願を制限するものではない。しかしながら、当業者であれば、これらの具体的な詳細なしに他の実施形態において本出願を実現できることが明らかであろう。その他の場合、本出願の説明を妨害しないために、周知のシステム、装置、回路及び方法の詳細な説明を省略する。
現在の電子霧化装置の生産工程では、溶接を必要とするリード線が多いため、生産コストが高く、確実性が低いという技術的問題に対して、本出願の実施形態は、制御回路、当該制御回路を備える電子霧化装置および電子霧化装置を制御する方法を提供し、制御回路を最適化することにより、電子霧化装置の使用効果に影響を与えることなく、電子霧化装置の制御回路における溶接リード線の本数を3本から2本に削減し、電子霧化装置の確実性を確保するとともに、製造コストを大幅に削減する。
以下は図面を参照しながら、具体的な実施形態を用いて本出願により提供される制御回路、電子霧化装置、および電子霧化装置を制御する方法について詳細に説明する。また、後述する制御回路、電子霧化装置、および電子霧化装置を制御する方法は、同一の概念に基づいているため、一部の実施形態では、同一または類似の概念またはプロセスについては再び説明しない。
実施例1:制御回路
図2は、本出願の一実施形態により提供される制御回路の回路図を示した。図2に示すように、制御回路1は、気流センサ11と、給電コンデンサ12と、制御チップ13とを含む。
本出願の実施例では、制御チップ13は、ロジックコントローラM1と、一方向導通トランジスタD1と、スイッチトランジスタK1と、を含む。制御チップ13は、電源ピンVDD(すなわち、チップの電源ピン位置)と、霧化ピンAT(すなわち、チップの出力ピン位置)と、接地ピンGND(すなわち、チップの接地ピン位置)と、をさらに含む。
図2に示すように、ロジックコントローラM1は、制御チップ13のピンSWを介して、気流センサ11の第1の端部a1に接続されている。ロジックコントローラM1は、スイッチトランジスタK1の第1の端部b1に接続されている。ロジックコントローラM1は、電源ピンVDDを介して、給電コンデンサ12の第1の端部c1(例えば、コンデンサの上極板)とスイッチトランジスタK1の第2の端部b2に接続されている。ロジックコントローラM1は、接地ピンGNDを介して、一方向導通トランジスタD1の正極、気流センサ11の第2端a2、および給電コンデンサ12の第2の端部c2(例えば、コンデンサの下極板)に接続されている。一方向導通トランジスタD1の負極は、制御チップ13の霧化ピンATを介して、スイッチトランジスタK1の第3の端部b3に接続されている。
ここで、制御チップ13の電源ピンVDDおよび霧化ピンATは、電子霧化機能(以下、電子タバコ機能を例として説明する)を実現するために、それぞれ外部モジュール(例えば、電源モジュールと霧化モジュール)に接続される。すなわち、制御チップは、電子霧化機能を実現するために電池モジュールと霧化モジュールとを制御して電流路を形成するために使用される。また、制御チップ13と外部モジュールとの具体的な接続関係については、以下の電子霧化装置の実施例で詳細に説明するので、ここでは説明しない。
図1に示される従来の電子霧化装置の設計では、接地ピンGNDに接続リード線を溶接して電池S0の負極に接続する必要があったが、本出願の実施例により提供される制御回路では、接地ピンGNDに当該接続リード線を溶接する必要がないため、溶接リード線の数を3本から2本に削減した設計を実現した。
次に図2に関連して、制御回路における信号フローが様々なモジュールの間の流れを分析することにより、本出願の実施形態により提供される制御回路の動作原理を説明する。
図2に示すように、給電コンデンサ12とロジックコントローラM1とは電流路を形成することができる。電流路が形成されている場合には、給電コンデンサ12は、放電方式によりロジックコントローラM1に給電することができる。
説明が必要なのは、給電コンデンサ12とロジックコントローラM1とが電流路を形成している場合、ロジックコントローラM1に給電するために、すなわち、ユーザが喫煙している間にロジックコントローラM1に給電することができるために、給電コンデンサ12は、予め充電する必要があることである(例えば、外部の電源モジュールによって充電すること)。給電コンデンサ12の充電過程および放電過程については、以下に詳述するので、ここでは説明しない。
また、図2に示すように、給電コンデンサ12、スイッチトランジスタK1および一方向導通トランジスタD1は電流路を形成することができる。電流路が形成されている場合(すなわち、スイッチトランジスタK1がオン状態である場合)、給電コンデンサ12と一方向導通トランジスタD1がブートストラップ回路を形成することができる。
オプションとして、本出願の実施形態において、給電コンデンサ12は、1つまたは複数のコンデンサを含んでもよく、または充電および放電機能を有する他の任意のデバイスを含んでもよく、具体的には、実際の使用ニーズに基づいて決定することができ、本出願の実施形態は限定されない。
オプションとして、本出願の実施形態において、一方向導通トランジスタD1は、ダイオードを含んでもよく、または一方向オン機能を有する他の任意のデバイスであってもよく、具体的には、実際の使用ニーズに基づいて決定することができ、本出願の実施例は限定されない。
本出願の実施例において、一方向導通トランジスタD1は、ユーザが喫煙していない間に回路をオンし、この場合には電池モジュールが給電コンデンサ12を充電し、そしてユーザが喫煙している間に給電コンデンサ12の放電回路を制限し、この場合には給電コンデンサ12が完全的に制御チップ13に給電するという技術的効果を有する。
説明が必要なのは、図1に示される関連技術の制御回路において、コンデンサC0が電圧安定化の役割を果たすことに比べて、本出願の実施形態において、制御回路に一方向導通トランジスタD1を設けることにより、ユーザが喫煙しているときに給電コンデンサ12が制御チップ13に給電するという目的が実現されるので、本出願の実施形態は、3本の溶接リード線を2本の溶接リード線に変更する場合にも、電子霧化機能を正常に実現することが保証されていることである。
また、図2を参照して、気流センサ11は、第2の端部a2を介して気流強度を検知することができ、次いで気流センサ11は、気流強度を気流強度信号に変換し、第1の端部a1を介してロジックコントローラM1に出力することができる。
理解できるのは、ユーザが気流センサ11の第2の端部a2を介して喫煙している場合、気流センサ11は第2の端部a2を介して気流強度を検知できることである。
本出願の実施例では、ユーザの喫煙中に、気流センサ11を用いて気流の有無および大きさを検出し、そしてレベル信号に変換して制御チップ13に出力することができる。ここで、気流センサ11は、マイクロフォンスイッチ、空気圧スイッチ、またはマイクロフォンセンサと呼ばれることもある。
また、図2を参照すると、ロジックコントローラM1は、気流センサ11の第1の端部a1から出力された気流強度信号を受信し、当該気流強度信号に基づいてスイッチトランジスタK1のオン・オフ状態を制御し、そして気流強度信号に基づいてスイッチトランジスタK1のスイッチング周波数および/またはオンデューティ比を制御して霧化モジュールのパワーを調整するために使用される。
ここで、スイッチトランジスタK1のオン・オフ状態は、オン状態とオフ状態を含む。スイッチトランジスタK1のスイッチング周波数とは、スイッチトランジスタK1の一定時間内におけるオン回数を意味してもよい。スイッチトランジスタK1のオンデューティ比とは、1パルス周期内の全時間に対するオン時間の割合を意味してもよい。
例示的に、気流強度信号の信号強度が予め設定された値より小さい場合(ユーザが喫煙していない場合に対応)、ロジックコントローラM1は、スイッチトランジスタK1をオフ状態に制御する。そして、気流強度信号の信号強度が予め設定された値以上の場合(ユーザが喫煙している場合に対応)、ロジックコントローラM1は、スイッチトランジスタK1をオン状態に制御する。
ここで、上記の予め設定された値は、実際の状況に応じて設定することが可能であり、本出願の実施例に限定されるものではない。
オプションとして、本出願の実施例では、上記のスイッチトランジスタK1は、P型金属酸化物半導体(Metal Oxide Semiconductor, MOS)のトランジスタであってもよく、また、実際の使用ニーズを満たす他の任意のトランジスタであってもよく、例えば、スイッチトランジスタK1は接合型電界効果トランジスタであってもよい。具体的には、実際の使用ニーズに合わせて設定することができ、本出願の実施例に限定されるものではない。
理解できるのは、本出願の実施例により提供される制御回路において、スイッチトランジスタK1がスイッチとして機能することができることである。一方は、気流強度信号の信号強度が予め設定された値より小さい場合、すなわち、ユーザが喫煙していない場合には、スイッチトランジスタK1がオフ状態であり、それは、スイッチが開の状態となっていることに相当する。他方は、気流強度信号の信号強度が予め設定された値以上の場合、すなわち、ユーザが喫煙している場合には、スイッチトランジスタK1がオン状態であり、スイッチが閉の状態となっていることに相当する。つまり、ロジックコントローラM1は、ユーザが喫煙していないときにスイッチトランジスタK1を開き、ユーザが喫煙しているときにスイッチトランジスタK1を閉じるように制御することができる。
具体的には、ロジックコントローラM1は、気流センサ11によって伝達された喫煙信号を受信し、そしてこの喫煙信号を処理によって変調した後にスイッチトランジスタK1を駆動し、スイッチトランジスタK1をオンさせ、この場合には、霧化モジュール内の霧化ワイヤが加熱されてリキッドを霧化する。
本出願の実施例において、スイッチトランジスタK1は、P型のMOSトランジスタであってもよいし、N型のMOSトランジスタであってもよい。スイッチトランジスタK1によって制御回路の接続関係が異なるので、次はそれぞれ説明する。
第1の場合:スイッチトランジスタK1がP型のMOS管である
図3は、スイッチトランジスタK1がP型のMOSトランジスタである場合の制御回路の概略図を示した。図3を参照すると、スイッチトランジスタK1はP型のMOSトランジスタであり、スイッチトランジスタK1の第1の端部b1はゲートで、第2の端部b2はソースで、第3の端部b3はドレインである。
例示的に、気流強度信号の信号強度が予め設定された値以上の場合、すなわち、ユーザが喫煙している場合には、スイッチトランジスタK1がオン状態(スイッチが閉じたことに相当)であり、スイッチトランジスタK1は、より大きな電流が第2の端部b2(ソース)から第3の端部b3(ドレイン)に流すことを許すことができる。
第2の場合:スイッチトランジスタK1がN型のMOS管である
図4は、スイッチトランジスタK1がN型のMOSトランジスタである場合の制御回路の概略図を示した。図4を参照すると、スイッチトランジスタK1はN型のMOSトランジスタであり、スイッチトランジスタK1の第1の端部b1はゲートで、第2の端部b2はドレインで、第3の端部b3はソースである。
例示的に、気流強度信号の信号強度が予め設定された値以上の場合、すなわち、ユーザが喫煙している場合には、スイッチトランジスタK1がオン状態(スイッチが閉じたことに相当)であり、スイッチトランジスタK1は、より大きな電流が第2の端部b2(ドレイン)から第3の端部b3(ソース)に流すことを許すことができる。
1つの可能な実施形態では、図2に関連して、図5に示すように、制御回路1は、表示ランプL1をさらに含んでもよく、当該表示ランプL1の正極が制御チップ13のピンLEDを介してロジックコントローラM1に接続され、当該表示ランプM1の負極は、給電コンデンサ12の第2の端部c2および気流センサ11の第2の端部a2に接続される。
ここで、当該表示ランプL1は、制御チップ13によって駆動されてもよく、ユーザが電子霧化装置を使用する際の喫煙状況や状態を表示したり、電子霧化装置の電気量状態を表示したり、または電子霧化装置の使用状態(例えば喫煙状態)と電気量状態の状態を同時に表示したりすることができ、具体的には実際の使用ニーズに応じて決定することができ、本出願の実施例に限定されるものではない。
オプションとして、本出願の実施例において、表示ランプL1は、ロジックコントローラM1が出力する駆動信号を受信し、そして駆動信号の電圧変化に基づいて、パルス幅変調PWM方式で表示ランプL1の輝度および/または点滅方式を調整するために使用されることができる。
これにより、表示ランプの輝度がユーザの喫煙の吸う力の強さに応じて変化することができ、ユーザの喫煙時のタバコの着火状態をリアルにシミュレートすることができる。
また、ユーザは、表示ランプの点滅方式を観察し、電子霧化装置の電力量が十分であるかどうかをわかることができる。例えば、表示ランプが緑色を示している場合は、電子霧化装置の現在の電力量が十分であることを意味し、表示ランプが赤色を示している場合は、電子霧化装置の現在の電力量が不足していることを意味する。
本出願の実施例において、上記の表示ランプL1は、発光ダイオード(Light Emitting Diode)であってもよいし、もちろん、実際の使用ニーズを満たす他の任意の発光デバイスであってもよく、具体的には実際の使用ニーズに基づいて決定でき、本出願の実施例に限定されるものではない。
本出願の実施例により提供される制御回路は、制御回路を最適化することにより、電子霧化装置の使用効果に影響を与えることなく、制御回路が本来電池負極に接続する必要があるリード線を引き出す必要がなくなったため、溶接リード線の本数を3本から2本(接地ピンGNDのリード線を省略した)に削減することができ、製造コストを大幅に削減することができるとともに、製品の確実性を確保することができる。
実施例2:電子霧化装置
図2に関連して、図6に示すように、本出願の実施例は、電子霧化装置をさらに提供し、当該電子霧化装置は、上記の第1の実施形態で説明された制御回路1を含み、そして当該電子霧化装置は電源モジュール2と霧化モジュール3とをさらに含む。
オプションとして、本出願の実施例において、電子霧化装置は、例えば電子タバコのような加熱霧化装置であってもよいし、また、例えば吸入式エネルギー棒のようなものであってもよいし、または他の任意の可能な電子霧化装置であってもよく、具体的には、実際の使用ニーズに基づいて決定でき、本出願の実施例に限定されるものではない。
説明と理解の便宜上、以下は、電子霧化装置が電子タバコであることを例として、本出願の実施例により提供される電子霧化装置を例示的に説明する。
本出願の実施例において、上記の電源モジュール2は、リチウム電池であってもよいし、または実際の使用ニーズを満たす他の任意の電池であってもよく、具体的には実際の使用ニーズに基づいて決定でき、本出願の実施例に限定されるものではない。上記の霧化モジュール3(霧化器とも呼ばれる)は、霧化ワイヤ(負荷電熱ワイヤとも呼ばれる)およびリキッドを含むことができる。実際に実現する際には、霧化ワイヤに電流が流れると、霧化ワイヤが発熱し、続いてリキッドが霧化される。
図6に示すように、電源モジュール2と霧化モジュール3とは互いに接続されており、且つ両方ともに制御回路1に接続されている。実際に実現する際に、ユーザが喫煙しているシーンでは、すなわち制御回路1内のスイッチトランジスタK1がオンしている場合には、制御回路1が電源モジュール2および霧化モジュール3との間で電流路を構成することができ、電子霧化機能を実現する。
1つの可能な実施形態では、図7に示すように、電源モジュール2の正極は制御チップ13の電源ピンVDDに接続され、電源モジュール2の負極は霧化モジュール3を介して制御チップ13の霧化ピンATに接続され、且つ電源モジュール2の負極は接地されている。
もう1つの可能な実施形態では、図8に示すように、電源モジュール2の正極は霧化モジュール3を介して制御チップ13の電源ピンVDDに接続され、電源モジュール2の負極は制御チップ13の霧化ピンATに接続され、且つ電源モジュール2の負極は接地されている。
本出願の実施例では、制御チップの電源ピンVDDおよび霧化ピンATにリード線を溶接し、電源モジュールおよび霧化モジュールに接続することにより、電子霧化装置の使用ニーズを満たすことができる。従来技術に比べると、本出願の実施例により提供される電子霧化装置では、制御チップの接地ピンGNDと電池モジュールとの間にリード線を溶接する必要がない。
なお、上記の制御回路1と電源モジュール2および霧化モジュール3との接続関係は、いずれもいずれも例示的なものであり、理解できるように、実際に実現する時に、本出願の実施例により提供される電子霧化装置は、他の可能な実施形態をさらに含むことができ、例えば、スイッチトランジスタの具体的な選択に基づいて、実際の製造における制御回路1と電源モジュール2および霧化モジュール3との接続関係を決定することができ、具体的は、実際の使用ニーズに基づいて決定することができ、本出願の実施例に限定されるものではない。
本出願の実施例により提供される電子霧化装置は、2本の溶接リード線を利用して電子霧化装置の制御回路と電池モジュールおよび霧化モジュールとを接続することにより、電子霧化機能を実現することができる。関連技術が3本の溶接リード線を採用していることに比べ、本出願により提供される電子霧化装置では、溶接リード線の本数が3本から2本に削減され、電子霧化装置の確実性を確保するとともに、製造コストを大幅に削減することができる。
以下は、ユーザが喫煙していないシーンと喫煙しているシーンについて、電子霧化装置に形成されている回路の通路をそれぞれ説明する。
ユーザが喫煙していないシーン:気流強度信号の信号強度が予め設定された値より小さい場合、すなわち、ユーザが喫煙していない(または喫煙を停止している)場合、スイッチトランジスタK1はオフ状態(スイッチが開いたことに相当)であり、電源モジュール2、霧化モジュール3、およびスイッチトランジスタK1は電流路を形成しない。ユーザが喫煙していない場合、電源モジュール2、霧化モジュール3、給電コンデンサ12、および一方向導通トランジスタD1は第1の電流路を形成し、電源モジュール2は給電コンデンサ12に充電する。また、ユーザが喫煙していない場合には、電源モジュール2、霧化モジュール3、ロジックコントローラM1、および一方向導通トランジスタD1が第2の電流路を形成し、電源モジュール2がロジックコントローラM1に給電する。
ユーザが喫煙しているシーン:気流強度信号の信号強度が予め設定された値以上の場合、すなわち、ユーザが喫煙している場合には、スイッチトランジスタK1がオン状態(スイッチが閉じたことに相当)であり、スイッチトランジスタK1は、より大きな電流が第2の端部b2から第3の端部b3に流すことを許すことができる。ユーザが喫煙している場合、電源モジュール2、霧化モジュール3およびスイッチトランジスタK1は第3の電流路を形成し、霧化モジュール3はスイッチトランジスタK1のスイッチング周波数および/またはオンデューティ比に基づいてリキッド霧化量を調節する。なお、ユーザが喫煙している場合には、ロジックコントローラM1と給電コンデンサ12が第4の電流路を形成し、給電コンデンサ12がロジックコントローラM1に給電する。
具体的には、ユーザが喫煙している場合には、給電コンデンサ12がロジックコントローラM1に給電し、ロジックコントローラM1は、気流センサ11によって伝達された喫煙信号を受信し、処理によって変調した後にスイッチトランジスタK1を駆動し、スイッチトランジスタK1をオンさせ、電池モジュール2の電圧を霧化モジュール3の両端に印加し、この場合には、霧化モジュール3内の霧化ワイヤが加熱されてリキッドを霧化する。
本出願の実施例において、制御回路1に異なるスイッチトランジスタを使用する場合には、制御回路1と電源モジュール2および霧化モジュール3との接続関係は、複数の可能な実施形態を含むことができる。以下は図を関連しながら、下記の第1の実施形態(スイッチトランジスタK1がP型のMOSトランジスタである)および第2の実施形態(スイッチトランジスタK1がN型のMOSトランジスタである)により、電池モジュール2と、霧化モジュール3とが上記の制御回路1に接続されている場合の電子霧化装置の具体的な接続関係および動作原理について説明する。
方式1:スイッチトランジスタK1はP型のMOS管である
制御回路1におけるスイッチトランジスタK1はP型のMOSトランジスタであり、ここで、スイッチトランジスタ(K1)の第1の端部b1はゲート(Gで表記する)で、第2の端部b2はソース(Sで表記する)で、第3の端部b3はドレイン(Dで表記する)である。
図9は本出願により提供される制御回路にP型のMOSトランジスタが採用された場合の電子霧化装置の回路の接続概略図を示した。図9に示すように、スイッチトランジスタK1のゲートGはロジックコントローラM1に接続されている。スイッチトランジスタK1のソースSは、制御チップ13の電源ピンVDDを介して、電源モジュール2の正極に接続されている。スイッチトランジスタK1のドレインDは、制御チップ13の霧化ピンATを介してそして霧化モジュール3を介して、電源モジュール2の負極に接続されている。そして、電源モジュール2の負極は接地されている。
なお、スイッチトランジスタK1がP型のMOSトランジスタである場合、電子霧化装置は下記の回路接続関係(図示せず)をさらに含む。スイッチトランジスタK1のゲートがロジックコントローラM1に接続され、スイッチトランジスタK1のソースは、制御チップ13の電源ピンVDDを介してそして霧化モジュール3を介して、電源モジュール2の正極に接続されており、スイッチトランジスタK1のドレインは、制御チップ13の霧化ピンATを介して、電源モジュール2の負極に接続されており、そして、電源モジュール2の負極は接地されている。
次に、図9を参照して、スイッチトランジスタK1がP型のMOS管であることを例として、電池モジュール2と、霧化モジュール3とが上記の制御回路1に接続されている場合の電子霧化装置の動作過程について全体的に説明する。
(1)ユーザが喫煙していない状態において、電池モジュール2の正極は給電コンデンサ12の上極板に接続され、給電コンデンサ12の下極板は一方向導通トランジスタD1および霧化モジュール3を介して電池モジュール2の負極に接続されることにより、電池モジュール2が給電コンデンサ12を充電する。ここで、給電コンデンサ12の上下極板の間の電圧差は、電池モジュール2の電圧値とほぼ同じである。説明が必要なのは、この場合には、霧化モジュール3内の霧化ワイヤは導線として機能し、リキッドは霧化されないことである。一方、電池モジュール2は、制御回路1内のロジックコントローラM1に給電し、定期的に気流センサ11の信号状況を検出し、ユーザの喫煙動作の命令をまっている。
(2)ユーザが喫煙しているときに、気流センサ11が気流を検出し、そしてそれをレベル信号に変換して制御チップ13内のロジックコントローラM1に伝達し、当該ロジックコントローラM1がスイッチトランジスタK1を閉じるように制御し、このときに電池モジュール2と霧化モジュール3とが電流路を形成し、霧化モジュール3が発熱し始めてリキッドを霧化し、霧化効果を形成する。この過程おいて、ロジックコントローラM1は、ユーザの喫煙の吸う力の強さに応じてPWM調整の方式により、霧化モジュールにおける霧化ワイヤのオン・オフ時間を制御して、リキッド霧化量を調整することができる。
このとき、電池モジュール2は、制御チップ13内のロジックコントローラM1への給電を継続することはできないが、しかし、ダイオードD1の存在により、スイッチトランジスタK1を閉じた後も、給電コンデンサ12の上下極板の間の電位差は電池の電圧と等しく、このときに給電コンデンサ12は電池モジュール2を引き継いで制御チップ13内のロジックコントローラM1に給電し、喫煙時のロジックコントローラM1の正常な機能を維持する。
(3)ユーザが喫煙動作を終了した後、スイッチトランジスタK1が開けられ、このときに電池モジュール2は再びロジックコントローラM1に給電するとともに、給電コンデンサ12を再充電し、この充電過程は非常に迅速であり、すなわち、ユーザの2回の喫煙動作間隔が短くても、給電コンデンサ12の充電が完了することを保証することができる。
これにより、本出願の実施例は、制御回路(すなわち、制御チップ)の溶接リード線の数が3本から2本に減らされた後の電子霧化装置の正常な給電および動作を実現することができる。
方式2:スイッチトランジスタK1はN型のMOS管である
制御回路1内のスイッチトランジスタK1はN型のMOSトランジスタであり、ここで、スイッチトランジスタK1の第1の端部b1はゲートGで、第2の端部b2はドレインDで、第3の端部b3はソースSである。
図10は本出願により提供される制御回路にN型のMOSトランジスタが採用された場合の電子霧化装置の回路の接続概略図を示した。図10に示すように、スイッチトランジスタK1のゲートGはロジックコントローラM1に接続されている。スイッチトランジスタK1のドレインDは、制御チップ13の電源ピンVDDを介してそして霧化モジュール3を介して、電源モジュール2の正極に接続されている。スイッチトランジスタK1のソースSは、制御チップ13の霧化ピンATを介して、電源モジュール2の負極に接続されている。そして、電源モジュール2の負極は接地されている。
なお、スイッチトランジスタK1がN型のMOSトランジスタである場合、電子霧化装置は下記の回路接続関係をさらに含む。スイッチトランジスタK1のゲートGがロジックコントローラM1に接続され、スイッチトランジスタK1のドレインDとソースSは、制御チップ13の電源ピンVDDを介して、直接的に電源モジュール2の正極に接続されており、スイッチトランジスタK1のソースSは、制御チップ13の霧化ピンATを介してそして霧化モジュール3を介して、電源モジュール2の負極に接続されており、そして、電源モジュール2の負極は接地されている。
方式2おいて、ユーザが喫煙していない場合、ユーザが喫煙している場合、およびユーザが喫煙動作を終了した後に、電子霧化装置の動作過程は、上記の方式1の詳細な説明を参照すればよく、ここでは説明しない。
1つの可能な実施形態では、本出願の実施例により提供される電子霧化装置は、スイッチモジュールをさらに含むことができ、当該スイッチモジュールはユーザのスイッチモジュールに対する操作命令に応じて、電子霧化装置を有効状態と無効状態との間で切り替えるように制御することができる。
例示的に、図7に関連して、図11に示すように、電子霧化装置は、制御チップ13の電源ピンVDDと電源2の正極との間に設けられたスイッチモジュール4をさらに含む。
もちろん、スイッチモジュールは、実際の使用ニーズを満たす電子霧化装置内の他の任意の位置に設けられてもよく、具体的には実際の使用ニーズに基づいて決定でき、本出願の実施例に限定されるものではない。
オプションとして、本出願の実施例において、上記のスイッチモジュールは、キースイッチであってもよいし、タッチ式スイッチまたは唇検知スイッチであってもよいし、また、実際の使用ニーズを満たす他の任意のスイッチであってもよく、具体的には実際の使用ニーズに基づいて決定でき、本出願の実施例に限定されるものではない。
例示的に、スイッチモジュールがタッチ式スイッチである場合を例として、ユーザが喫煙を望む場合、ユーザは最初に、電子霧化装置上のタッチ式スイッチにタッチして、電子霧化機能をオンにするようにトリガすることができ、その後、ユーザは、電子霧化装置を介して喫煙目的を達成することができる。さらに、ユーザが喫煙しない場合には、再び電子霧化装置のタッチスイッチにタッチすることにより、電子霧化機能をオフにすることができる。また、ユーザの喫煙していない動作が続いた時間が予め設定された時間以上であることが検知された場合に、電子霧化装置が自動的にオフすることができる。これにより、電子霧化装置の使用上の安全性を確保することができる。
1つの可能な実施形態では、本出願の実施例により提供される電子霧化装置は、ケーシングと、電子制御基板とをさらに含む。ここで、制御回路1は電子制御基板上に設けられており、当該電子制御基板はケーシング内に収容されている。
本出願の実施例において、電子霧化装置の正常な動作および制御を保証する上で、電子霧化装置の制御チップは、電池の両極に同時に直接接続する必要がなく、すなわち、制御チップのGNDピンの位置にリード線を溶接する必要がないため、これにより溶接リード線の引き出し数が3本から2本に削減され、PCBのレイアウト設計の最適化と溶接リード線による製造コストの低減とを両立することができるとともに、手作業による故障のリスクを効果的に回避することができる。
なお、本出願の上記の実施形態における各図面(例えば、図7、図8など)は、いずれも上記の図2における例に関連して説明されたものであり、具体的に実現する際に、各図面は、他の任意の組み合わせ可能な図面に関連して実現することができ、例えば、図7および図8は、図5に関連して実現することができる。
以上に説明した一種の電子霧化装置およびその制御回路は、その制御チップが、電池の両極に同時に直接接続する必要がなく、すなわち、制御チップのGNDピンの位置にリード線を溶接する必要がないため、これにより溶接リード線の引き出し数が3本から2本に削減される。以下に説明するもう一種の電子霧化装置とその制御回路は、その制御回路が、電池の両極に同時に直接接続する必要がなく、すなわち、制御チップの電源ピンVDDにリード線を溶接する必要がないため、これにより溶接リード線の引き出し数を3本から2本に削減される。これら二種の電子霧化装置およびその制御回路は、PCBのレイアウト設計の最適化と溶接リード線による製造コストの低減とを両立することができるとともに、手作業による故障のリスクを効果的に回避することができるという有益な効果を有している。
実施例3:制御回路
図12は、本出願の一実施形態により提供される制御回路の回路図を示した。図12に示すように、制御回路1は、気流センサ11と、給電コンデンサ12と、制御チップ13とを含む。
本出願の実施例では、制御チップ13は、ロジックコントローラM1と、一方向導通トランジスタD1と、スイッチトランジスタK1と、を含む。制御チップ13は、電源ピンVDD(すなわち、チップの電源ピン位置)と、霧化ピンAT(すなわち、チップの出力ピン位置)と、接地ピンGND(すなわち、チップの接地ピン位置)と、をさらに含む。
図12に示すように、ロジックコントローラM1は、制御チップ13のピンSWを介して、気流センサ11の第1の端部a1に接続されている。ロジックコントローラM1は、スイッチトランジスタK1の第1の端部b1に接続されている。ロジックコントローラM1は、電源ピンVDDを介して、給電コンデンサ12の第1の端部c1(例えば、コンデンサの上極板)と一方向導通トランジスタD1の負極に接続されている。一方向導通トランジスタD1の正極は、霧化ピンATを介して、スイッチトランジスタK1の第2の端部b2に接続されている。ロジックコントローラM1は、接地ピンGNDを介して、スイッチトランジスタK1の第3の端部b3、気流センサ11の第2端a2、および給電コンデンサ12の第2の端部c2(例えば、コンデンサの下極板)に接続されている。
ここで、制御チップ13の霧化ピンATおよび接地ピンGNDは、電子霧化機能(以下、電子タバコ機能を例として説明する)を実現するために、それぞれ外部モジュール(例えば、電源モジュールと霧化モジュール)に接続される。すなわち、制御チップは、電子霧化機能を実現するために電池モジュールと霧化モジュールとを制御して電流路を形成するために使用される。なお、制御チップ13と外部モジュールとの具体的な接続関係については、以下の電子霧化装置の実施形態で詳細に説明するので、ここでは説明しない。
図1に示される従来の電子霧化装置の設計では、電源ピンVDDに接続リード線を溶接して電池S0の正極に接続する必要があったが、本出願の実施例により提供される制御回路では、電源ピンVDDに接続リード線を溶接する必要がないため、溶接リード線の数を3本から2本に削減した設計を実現した。
なお、図12の制御回路における各デバイス(例えば、気流センサ11、給電コンデンサ12、ロジックコントローラM1、スイッチトランジスタK1、一方向導通トランジスタD1)の動作性能、作用、および各デバイス間の信号フロー相互作用の原理は、図2の制御回路における各デバイスの動作性能、作用、および各デバイス間の信号フロー相互作用の原理と類似であるので、各デバイスについては再び説明しない。
オプションとして、本出願の実施例では、上記のスイッチトランジスタK1は、MOSトランジスタであってもよく、また、実際の使用ニーズを満たす他の任意のトランジスタであってもよく、例えば、スイッチトランジスタK1は接合型電界効果トランジスタであってもよい。具体的には、実際の使用ニーズに合わせて設定することができ、本出願の実施例に限定されるものではない。
理解できるように、本出願の実施例により提供される制御回路において、スイッチトランジスタK1がスイッチとして機能することができる。一方は、気流強度信号の信号強度が予め設定された値より小さい場合、すなわち、ユーザが喫煙していない場合には、スイッチトランジスタK1がオフ状態であり、スイッチが開いた状態となっていることに相当する。他方は、気流強度信号の信号強度が予め設定された値以上の場合、すなわち、ユーザが喫煙している場合には、スイッチトランジスタK1がオン状態であり、スイッチが閉じた状態となっていることに相当する。つまり、ロジックコントローラM1は、ユーザが喫煙していないときにスイッチトランジスタK1を開き、ユーザが喫煙しているときにスイッチトランジスタK1を閉じるように制御することができる。
具体的には、ロジックコントローラM1は、気流センサ11によって伝達された喫煙信号を受信し、そしてこの喫煙信号を処理によって変調した後にスイッチトランジスタK1を駆動し、スイッチトランジスタK1をオンさせ、この場合には、霧化モジュール3内の霧化ワイヤが加熱されてリキッドを霧化する。
本出願の実施例において、スイッチトランジスタK1は、P型のMOSトランジスタであってもよいし、N型のMOSトランジスタであってもよい。スイッチトランジスタK1によって制御回路の接続関係が異なるので、次はそれぞれ説明する。
図13は、スイッチトランジスタK1がP型のMOSトランジスタである場合の制御回路の概略図を示した。図13を参照すると、スイッチトランジスタK1はP型のMOSトランジスタであり、スイッチトランジスタK1の第1の端部b1はゲートで、第2の端部b2はソースで、第3の端部b3はドレインである。例示的に、気流強度信号の信号強度が予め設定された値以上の場合、すなわち、ユーザが喫煙している場合には、スイッチトランジスタK1がオン状態(スイッチが閉じたことに相当)であり、スイッチトランジスタK1は、より大きな電流が第2の端部b2(ソース)から第3の端部b3(ドレイン)に流すことを許すことができる。
図14は、スイッチトランジスタK1がN型のMOSトランジスタである場合の制御回路の概略図を示した。図14を参照すると、スイッチトランジスタK1はN型のMOSトランジスタであり、スイッチトランジスタK1の第1の端部b1はゲートで、第2の端部b2はドレインで、第3の端部b3はソースである。例示的に、気流強度信号の信号強度が予め設定された値以上の場合、すなわち、ユーザが喫煙している場合には、スイッチトランジスタK1がオン状態(スイッチが閉じたことに相当)であり、スイッチトランジスタK1は、より大きな電流が第2の端部b2(ドレイン)から第3の端部b3(ソース)に流すことを許すことができる。
1つの可能な実施形態では、図12に関連すると、図15に示すように、制御回路1は、表示ランプL1をさらに含んでもよく、当該表示ランプL1の正極が制御チップ13のピンLEDを介してロジックコントローラM1に接続され、当該表示ランプM1の負極は、給電コンデンサ12の第2の端部c2および気流センサ11の第2の端部a2に接続される。
なお、図15の表示ランプL1の動作特性および作用は、上記の図5の表示ランプL1の動作特性および作用と類似であるので、表示ランプL1についての説明は、上記の図5の表示ランプL1の説明を参照すればよく、ここでは再び説明しない。
本出願の実施例により提供される制御回路は、制御回路を最適化することにより、電子霧化装置の使用効果に影響を与えることなく、制御回路が本来電池正極に接続する必要があるリード線を引き出す必要がなくなったため、溶接リード線の本数を3本から2本(電源ピンVDDのリード線を省略した)に削減することができ、製造コストを大幅に削減することができるとともに、製品の確実性を確保することができる。
実施例4:制御回路
図12に関連して、図16に示すように、本出願の実施例は、電子霧化装置をさらに提供し、当該電子霧化装置は、上記の第3の実施形態で説明された制御回路1を含み、そして当該電子霧化装置は電源モジュール2と霧化モジュール3とをさらに含む。
オプションとして、本出願の実施例において、電子霧化装置は、例えば電子タバコのような加熱霧化装置であってもよいし、また、例えば吸入式エネルギー棒のようなものであってもよいし、または他の任意の可能な電子霧化装置であってもよく、具体的には、実際の使用ニーズに基づいて決定でき、本出願の実施例に限定されるものではない。
説明と理解の便宜上、以下は、電子霧化装置が電子タバコであることを例として、本出願の実施例により提供される電子霧化装置を例示的に説明する。
本出願の実施例において、上記の電源モジュール2は、リチウム電池であってもよいし、または実際の使用ニーズを満たす他の任意の電池であってもよく、具体的には実際の使用ニーズに基づいて決定でき、本出願の実施例に限定されるものではない。上記の霧化モジュール3(霧化器とも呼ばれる)は、霧化ワイヤ(負荷電熱ワイヤとも呼ばれる)およびリキッドを含むことができる。実際に実現する際には、霧化ワイヤに電流が流れると、霧化ワイヤが発熱し、続いてリキッドが霧化される。
図16に示すように、電源モジュール2と霧化モジュール3とは互いに接続されており、且つ両方ともに制御回路1に接続されている。実際に実現する際に、ユーザが喫煙しているシーンでは、すなわち制御回路1内のスイッチトランジスタK1がオンしている場合には、制御回路1が電源モジュール2および霧化モジュール3との間で電流路を構成することができ、電子霧化機能を実現する。
1つの可能な実施形態では、図17に示すように、電源モジュール2の正極は霧化モジュール3を介して制御チップ13の霧化ピンATに接続され、電源モジュール2の負極は制御チップ13の接地ピンGNDに接続され、且つ電源モジュール2の負極は接地されている。
もう1つの可能な実施形態では、図18に示すように、電源モジュール2の正極は制御チップ13の霧化ピンATに接続され、電源モジュール2の負極は霧化モジュール3を介して制御チップ13の接地ピンGNDに接続され、且つ電源モジュール2の負極は接地されている。
本出願の実施例では、制御チップの接地ピンGNDおよび霧化ピンATにリード線を溶接し、電源モジュールおよび霧化モジュールに接続することにより、電子霧化装置の使用ニーズを満たすことができる。従来技術に比べると、本出願の実施例により提供される電子霧化装置では、制御チップの電源ピンVDDと電池モジュールとの間にリード線を溶接する必要がない。
なお、上記の制御回路1と電源モジュール2および霧化モジュール3との接続関係は、いずれもいずれも例示的なものであり、理解できるように、実際に実現する時に、本出願の実施例により提供される電子霧化装置は、他の可能な実施形態をさらに含むことができ、例えば、スイッチトランジスタの具体的な選択に基づいて、実際の製造における制御回路1と電源モジュール2および霧化モジュール3との接続関係を決定することができ、具体的は、実際の使用ニーズに基づいて決定することができ、本出願の実施例に限定されるものではない。
本出願の実施例により提供される電子霧化装置は、2本の溶接リード線を利用して電子霧化装置の制御回路と外部の電池モジュールおよび霧化モジュールとを接続することにより、電子霧化機能を実現することができる。関連技術が3本の溶接リード線を採用していることに比べると、本出願により提供される電子霧化装置では、溶接リード線の本数が3本から2本に削減され、電子霧化装置の確実性を確保するとともに、製造コストを大幅に削減することができる。
以下は、ユーザが喫煙していないシーンと喫煙しているシーンについて、電子霧化装置に形成されている回路の通路をそれぞれ説明する。
ユーザが喫煙していないシーン:気流強度信号の信号強度が予め設定された値より小さい場合、すなわち、ユーザが喫煙していない(または喫煙を停止している)場合、スイッチトランジスタK1はオフ状態(スイッチが開いたことに相当)であり、電源モジュール2、霧化モジュール3、およびスイッチトランジスタK1は電流路を形成しない。ユーザが喫煙していない場合、電源モジュール2、霧化モジュール3、給電コンデンサ12、および一方向導通トランジスタD1は第1の電流路を形成し、電源モジュール2は給電コンデンサ12に充電する。また、ユーザが喫煙していない場合には、電源モジュール2、霧化モジュール3、ロジックコントローラM1、および一方向導通トランジスタD1が第2の電流路を形成し、電源モジュール2がロジックコントローラM1に給電する。
ユーザが喫煙しているシーン:気流強度信号の信号強度が予め設定された値以上の場合、すなわち、ユーザが喫煙している場合には、スイッチトランジスタK1がオン状態(スイッチが閉じたことに相当)であり、スイッチトランジスタK1は、より大きな電流が第2の端部b2から第3の端部b3に流すことを許すことができる。ユーザが喫煙している場合、電源モジュール2、霧化モジュール3およびスイッチトランジスタK1は第3の電流路を形成し、霧化モジュール3はスイッチトランジスタK1のスイッチング周波数および/またはオンデューティ比に基づいてリキッド霧化量を調節する。なお、ユーザが喫煙している場合には、ロジックコントローラM1と給電コンデンサ12が第4の電流路を形成し、給電コンデンサ12がロジックコントローラM1に給電する。
具体的には、ユーザが喫煙している場合には、給電コンデンサ12がロジックコントローラM1に給電し、ロジックコントローラM1は、気流センサ11によって伝達された喫煙信号を受信し、処理によって変調した後にスイッチトランジスタK1を駆動し、スイッチトランジスタK1をオンさせ、電池モジュール2の電圧を霧化モジュール3の両端に印加し、この場合には、霧化モジュール3内の霧化ワイヤが加熱されてリキッドを霧化する。
本出願の実施例において、制御回路1に異なるスイッチトランジスタを使用する場合には、制御回路1と電源モジュール2および霧化モジュール3との接続関係は、複数の可能な実施形態を含むことができる。以下は図を関連しながら、下記の第1の実施形態(スイッチトランジスタK1がP型のMOSトランジスタである)および第2の実施形態(スイッチトランジスタK1がN型のMOSトランジスタである)により、電池モジュール2と、霧化モジュール3とが上記の制御回路1に接続されている場合の電子霧化装置の具体的な接続関係および動作原理について説明する。
第1の方式:スイッチトランジスタK1はP型のMOS管である
制御回路1におけるスイッチトランジスタK1はP型のMOSトランジスタであり、ここで、スイッチトランジスタ(K1)の第1の端部b1はゲート(Gで表記する)で、第2の端部b2はソース(Sで表記する)で、第3の端部b3はドレイン(Dで表記する)である。
図19は本出願により提供される制御回路にP型のMOSトランジスタが採用された場合の電子霧化装置の1つ可能な回路の接続概略図を示した。図19に示すように、スイッチトランジスタK1のゲートGはロジックコントローラM1に接続されている。スイッチトランジスタK1のソースSは、制御チップ13の霧化ピンATを介してそして霧化モジュール3を介して、電源モジュール2の正極に接続されている。スイッチトランジスタK1のドレインDは、制御チップ13の接地ピンGNDを介して、電源モジュール2の負極に接続されている。そして、電源モジュール2の負極は接地されている。
なお、スイッチトランジスタK1がP型のMOSトランジスタである場合、電子霧化装置は下記の回路接続関係(図示せず)をさらに含むことができる。スイッチトランジスタK1のゲートGがロジックコントローラM1に接続され、スイッチトランジスタK1のソースSは、制御チップ13の霧化ピンATを介して、直接的に電源モジュール2の正極に接続されており、スイッチトランジスタK1のドレインDは、制御チップ13の接地ピンGNDを介してそして霧化モジュール3を介して、電源モジュール2の負極に接続されており、そして、電源モジュール2の負極は接地されている。
次に、図19を参照して、スイッチトランジスタK1がP型のMOS管であることを例として、電池モジュール2と、霧化モジュール3とが上記の制御回路1に接続されている場合の電子霧化装置の動作過程について全体的に説明する。
(1)ユーザが喫煙していない状態において、電池モジュール2の正極は霧化モジュール3および制御回路1内の一方向導通トランジスタD1を介して給電コンデンサ12の上極板に接続され、給電コンデンサ12の下極板は電池モジュール2の負極に接続されることにより、電池モジュール2が給電コンデンサ12を充電する。ここで、給電コンデンサ12の上下極板の間の電圧差は、電池モジュール2の電圧値とほぼ同じである。説明が必要なのは、この場合には、霧化モジュール3内の霧化ワイヤは導線として機能し、リキッドは霧化されないことである。
一方、電池モジュール2は、制御回路1内のロジックコントローラM1に給電し、定期的に気流センサ11の信号状況を検出し、ユーザの喫煙動作の命令をまっている。
(2)ユーザが喫煙しているときに、気流センサ11が気流を検出し、そしてそれをレベル信号に変換して制御チップ13内のロジックコントローラM1に伝達し、当該ロジックコントローラM1がスイッチトランジスタK1を閉じるように制御し、このときに電池モジュール2と霧化モジュール3とが電流路を形成し、霧化モジュール3が発熱し始めてリキッドを霧化し、霧化効果を形成する。この過程おいて、ロジックコントローラM1は、ユーザの喫煙の吸う力の強さに応じてPWM調整の方式により、霧化ワイヤのオン・オフ時間を制御して、リキッド霧化量を調整することができる。
このとき、電池モジュール2は、制御チップ13内のロジックコントローラM1への給電を継続することはできないが、しかし、ダイオードD1の存在により、スイッチトランジスタK1を閉じた後も、給電コンデンサ12の上下極板の間の電位差は電池の電圧と等しく、このときに給電コンデンサ12は電池モジュール2を引き継いで制御チップ13内のロジックコントローラM1に給電し、喫煙時のロジックコントローラM1の正常な機能を維持する。
(3)ユーザが喫煙動作を終了した後、スイッチトランジスタK1が開けられ、このときに電池モジュール2は再びロジックコントローラM1に給電するとともに、給電コンデンサ12を再充電し、この充電過程は非常に迅速であり、すなわち、ユーザの2回の喫煙動作間隔が短くても、給電コンデンサ12の充電が完了することを保証することができる。
これにより、本出願の実施例は、制御チップの溶接リード線の数が3本から2本に減らされた後の電子霧化装置の正常な給電および動作を実現することができる。
第2の方式:スイッチトランジスタK1はN型のMOS管である
制御回路1内のスイッチトランジスタK1はN型のMOSトランジスタであり、ここで、スイッチトランジスタK1の第1の端部b1はゲートGで、第2の端部b2はドレインDで、第3の端部b3はソースSである。
図20は本出願により提供される制御回路にN型のMOSトランジスタが採用された場合の電子霧化装置の1つ可能な回路の接続概略図を示した。図20に示すように、スイッチトランジスタK1のゲートGはロジックコントローラM1に接続されている。スイッチトランジスタK1のドレインDは、制御チップ13の霧化ピンATを介して、電源モジュール2の正極に接続されている。スイッチトランジスタK1のソースSは、制御チップ13の接地ピンGNDを介してそして霧化モジュール3を介して、電源モジュール2の負極に接続されている。そして、電源モジュール2の負極は接地されている。
なお、スイッチトランジスタK1がN型のMOSトランジスタである場合、電子霧化装置は下記の回路接続関係(図示せず)をさらに含むことができる。スイッチトランジスタK1のゲートGがロジックコントローラM1に接続され、スイッチトランジスタK1のドレインDは、制御チップ13の霧化ピンATを介してそして霧化モジュール3を介して、電源モジュール2の正極に接続されており、スイッチトランジスタK1のソースSは、制御チップ13の接地ピンGNDを介して、直接的に電源モジュール2の負極に接続されており、そして、電源モジュール2の負極は接地されている。
第2の方式おいて、ユーザが喫煙していない場合、ユーザが喫煙している場合、およびユーザが喫煙動作を終了した後に、電子霧化装置の動作過程は、上記の第1の方式の詳細な説明を参照すればよく、ここでは説明しない。
1つの可能な実施形態では、本出願の実施例により提供される電子霧化装置は、スイッチモジュールをさらに含むことができ、当該スイッチモジュールはユーザのスイッチモジュールに対する操作命令に応じて、電子霧化装置を有効状態と無効状態との間で切り替えるように制御することができる。
例示的に、図17に関連して、図21に示すように、電子霧化装置は、制御チップ13の接地ピンGNDと電源2の負極との間に設けられたスイッチモジュール4をさらに含む。
もちろん、スイッチモジュールは、実際の使用ニーズを満たす電子霧化装置内の他の任意の位置に設けられてもよく、具体的には実際の使用ニーズに基づいて決定でき、本出願の実施例に限定されるものではない。
オプションとして、本出願の実施例において、上記の電源モジュールは、キースイッチであってもよいし、タッチ式スイッチまたは唇検知スイッチであってもよよいし、また、実際の使用ニーズを満たす他の任意のスイッチであってもよく、具体的には実際の使用ニーズに基づいて決定でき、本出願の実施例に限定されるものではない。
例示的に、スイッチモジュールがタッチ式スイッチである場合を例として、ユーザが喫煙を望む場合、ユーザは最初に、電子霧化装置上のタッチ式スイッチにタッチして、電子霧化機能をオンにするようにトリガすることができ、その後、ユーザは、電子霧化装置を介して喫煙目的を達成することができる。さらに、ユーザが喫煙しない場合には、再び電子霧化装置のタッチスイッチにタッチすることにより、電子霧化機能をオフにすることができる。また、ユーザの喫煙していない動作が続いた時間が予め設定された時間以上であることが検知された場合に、電子霧化装置が自動的にオフすることができる。これにより、電子霧化装置の使用上の安全性を確保することができる。
1つの可能な実施形態では、本出願の実施例により提供される電子霧化装置は、ケーシングと、電子制御基板とをさらに含む。ここで、制御回路1は電子制御基板上に設けられており、当該電子制御基板はケーシング内に収容されている。
本出願の実施例において、電子霧化装置の正常な動作および制御を保証する上で、電子霧化装置の制御回路は、電池の両極に同時に直接接続する必要がなく、すなわち、制御チップの電源ピンVDDの位置にリード線を溶接する必要がないため、これにより、溶接リード線の引き出し数が3本から2本に削減され、PCBのレイアウト設計の最適化と溶接リード線による製造コストの低減とを両立することができるとともに、手作業による故障のリスクを効果的に回避することができる。
なお、本出願の上記の実施形態における各図面(例えば、図17、図18など)は、いずれも上記の図12における例に関連して説明されたものであり、具体的に実現する際に、各図面は、他の任意の組み合わせ可能な図面に関連して実現することができ、例えば、図17および図18は、図15に関連して実現することができる。
さらに説明する必要があることとして、当業者であれば、説明しやすく及び簡潔にするために、上述の各機能ユニット、モジュールの分割のみが例示されているが、実際に応用される中、必要に応じて上記の機能配分は異なる機能ユニット、モジュールによって達成されて、即ち装置の内部構造を異なる機能ユニットやモジュールに分割して上記の機能の全部又は一部を実現できることは明確に理解できるであろう。実施形態における各機能ユニット、モジュールは1つの処理ユニットに統合されていてもよく、物理的に別々に存在していてもよく、2つ以上のユニットが1つのユニットに統合されてもよいが、上記統合されたユニットは、ハードウェアの形態を用いて実現してもよいし、ソフトウェア機能ユニットの形態を用いて実現してもよい。また、各機能ユニット、モジュールの具体的な名称は、互いに区別するもののみを目的とし、本出願の保護範囲を制限するものではない。
実施例5:電子霧化装置を制御する方法
本出願の実施例は、電子霧化装置を制御する方法を提供し、当該電子霧化装置を制御する方法は、上記の第1の実施形態または第2の実施形態で説明された電子霧化装置に適用することができる。当該電子霧化装置は、ロジックコントローラ、スイッチトランジスタ、気流センサ、電池、コンデンサ、および霧化器を含む。
説明が必要なのは、本出願の実施例により提供される電子霧化装置を制御する方法の実行主体は、上記の電子霧化装置であってもよいし、電子霧化装置において、電子霧化装置を制御する方法を実現することができる機能モジュールおよび/または機能エンティティ(例えば、ロジックコントローラ)であってもよく、具体的には、実際の使用ニーズに基づいて決定することができ、本出願の実施例に限定されるものではないことである。以下は、ロジックコントローラを例として、本実施の形態により提供される電子霧化装置を制御する方法について例示的に説明する。
図22は本出願の実施例により提供される電子霧化装置を制御する方法の流れの概略図を示した。図22に示すように、当該電子霧化装置を制御する方法は、下記のS101~S103をさらに含む。
S101において、ロジックコントローラは、気流強度信号に基づいて、電子霧化装置におけるスイッチトランジスタのオン・オフ状態を制御する。
ここで、上記のオン・オフ状態は、オフ状態とオン状態を含む。上記の気流強度信号は、ロジックコントローラが気流センサによって検知された気流強度に基づいて生成するものである。
S102において、スイッチトランジスタがオフ状態になっている場合、電池はコンデンサに充電し、そしてロジックコントローラに給電する。
S103において、スイッチトランジスタがオン状態になっている場合、コンデンサはロジックコントローラに放電し、霧化器はリキッドを霧化する。
ここで、本出願の実施例では、上記のS102およびS103の任意1つを選択して実行することができる。
オプションとして、本出願の実施例において、上記のスイッチトランジスタは、P型のMOSトランジスタであってもよいし、N型のMOSトランジスタであってもよい。もちろん、当該スイッチトランジスタは、実際の使用ニーズを満たす他の任意のトランジスタであってもよく、具体的には実際の使用ニーズに基づいて決定でき、本出願の実施例に限定されるものではない。
本出願の実施例において、スイッチトランジスタがオフ状態になっている場合、すなわち、ユーザが喫煙していない(または喫煙を停止している)場合に、電子霧化装置内の電池は、コンデンサを充電するだけでなく、ロジックコントローラにも給電することができ、これによりロジックコントローラは、ユーザの喫煙動作の命令を定期的に検出することができる。そして、スイッチトランジスタがオン状態になっている場合、すなわち、ユーザが喫煙している場合に、コンデンサはロジックコントローラに放電し、そしてこのときに電子霧化装置内の霧化器はリキッドを霧化する。
本出願の実施例により提供される電子霧化装置を制御する方法は、上記の改良された電子霧化装置(すなわち、2本の溶接リード線を採用すること)に適用することにより、ユーザが喫煙していない状態では電池による給電コンデンサを充電することと、ユーザが喫煙している状態では給電コンデンサによる電子霧化装置に給電することとを実現することができ、そしてリキッド霧化機能を実現する。関連技術が3本の溶接リード線を採用し、そして電池を採用してロジックコントローラに給電する方案に比べると、本出願の実施例は、製造コストを削減し、製品の確実性を確保することができる。
オプションとして、本出願の実施例において、上記の気流強度信号に基づいて、電子霧化装置におけるスイッチトランジスタのオン・オフ状態を制御することは(上記のS101)、具体的には、以下のS101Aと、S101Bとを含むことができる。
S101Aにおいて、気流強度信号の信号強度が予め設定された値より小さい場合、ロジックコントローラは、スイッチトランジスタをオフ状態に制御する。
気流強度信号の信号強度が予め設定された値より小さい場合には、ユーザが喫煙していないことが示され、このときにスイッチトランジスタはオフ状態になり、さらに、電子霧化装置内の電池はコンデンサに充電する。
S101Bにおいて、気流強度信号の信号強度が予め設定された値以上の場合、ロジックコントローラは、スイッチトランジスタをオン状態に制御する。
気流強度信号の信号強度が予め設定された値以上の場合には、ユーザが喫煙していることが示され、このときにスイッチトランジスタをオン状態に制御し、さらに、電子霧化装置内のコンデンサがロジックコントローラに給電し、電子霧化装置内の霧化器が加熱された後にリキッドの霧化を行い、電子霧化機能を実現する。
オプションとして、本出願の実施例において、本出願の実施例により提供される電子霧化装置を制御する方法は、下記のS104をさらに含むことができる。
S104において、ロジックコントローラは、気流強度信号に基づいて、スイッチトランジスタのスイッチング周波数および/またはオンデューティ比を制御して、霧化器のパワーを調整する。
ここで、スイッチトランジスタのスイッチング周波数とは、スイッチトランジスタが一定時間内にオンした回数を意味してもよい。スイッチトランジスタのオンデューティ比とは、1パルス周期内の全時間に対するオン時間の割合を意味してもよい。
本出願の実施例では、ユーザの喫煙の吸う力の強さに応じてPWM調整の方式により、霧化ワイヤのオン・オフ時間を制御して、霧化器のパワーを調整し、これにより電子霧化装置のリキッド霧化量を制御することができる。
オプションとして、本出願の実施例において、本出願の実施例により提供される電子霧化装置を制御する方法は、下記のS105をさらに含むことができる。
S105において、ロジックコントローラは、気流強度信号の電圧変化に基づいて、PWM方式を採用して電子霧化装置における表示ランプの輝度および/または点滅方式を調整する。
電子霧化装置における表示ランプの輝度および/または点滅方式をどのように調整するかの具体的な説明については、上記の制御回路の実施形態における輝度および/または点滅方式の詳細な説明を参照すればよく、ここでは再び説明しない。
オプションとして、本出願の実施例において、上記の電子霧化装置が気流強度を検知する(S101)前に、本出願の実施例により提供される電子霧化装置を制御する方法は、下記のS106をさらに含むことができる。
S106において、ユーザによる電子霧化装置内のスイッチ制御部品に対するオン命令に応じて、開閉弁が閉じされ、電子霧化装置を有効状態とさせる。
本出願の実施例において、ユーザが電子霧化装置の有効をトリガした後にのみ、電子霧化装置は気流を検知し、電子霧化装置の使用の安全性を保証する。
ここで、開閉弁は、キースイッチであってもよいし、タッチ式スイッチまたは唇検知スイッチであってもよいし、また、実際の使用ニーズを満たす他の任意のスイッチであってもよく、具体的には実際の使用ニーズに基づいて決定でき、本出願の実施例に限定されるものではない。
電子霧化装置をどのように有効にするかの具体的な説明については、上記の電子霧化装置の実施形態におけるスイッチモジュールを採用して電子霧化装置を有効にすることの詳細な説明を参照すればよく、ここでは再び説明しない。
上記の実施形態における各ステップのシーケンス番号は、実行順の前後を意味するものではなく、各プロセスの実行順は、機能およびその内在的論理によって決定されるべきであり、本出願の実施例の実施プロセスに対する制限とみなされないことを理解すべきである。
なお、上記方法の実施形態の実行プロセスなどの内容は、本出願の装置の実施形態と同じ概念に基づいているため、その具体的な機能およびもたらす技術的効果は、具体的に装置の実施形態の部分を参照すればよく、ここでは再び説明しない。
図23に示すように、本出願の実施例は、電子デバイスをさらに提供し、当該電子デバイスは、少なくとも1つのプロセッサ60と、メモリ61と、メモリ61に記憶され、当該少なくとも1つのプロセッサ60上で実行可能なコンピュータプログラム62と、を含み、当該プロセッサ60がコンピュータプログラム62を実行するときに、上記の任意の各方法の実施形態におけるステップを実現する。
本出願の実施例はコンピュータ読み取り可能な記憶媒体をさらに提供し、当該コンピュータ読み取り可能な記憶媒体にはコンピュータプログラムが記憶され、当該コンピュータプログラムはプロセッサによって実行されるときに、上記の各方法の実施形態におけるステップを実現することができる。
本出願の実施例は、コンピュータプログラム製品をさらに提供し、コンピュータプログラム製品が電子デバイス上で実行するときに、上記の各方法の実施形態におけるステップを電子デバイスに実行させる。
上記の統合されたユニットは、ソフトウェア機能ユニットの形態で実現されて独立の製品として販売又は使用される場合、1つのコンピュータの読み取り可能な媒体に記憶することができる。このような理解に基づいて、本出願は上記実施形態の方法におけるフローの全部又は一部を実現し、関連するハードウェアをコマンドするためのコンピュータプログラムによって実現されてもよく、当該コンピュータプログラムは1つのコンピュータ読み取り可能な媒体に記憶することができ、当該コンピュータプログラムはプロセッサによって実行されるとき、前記の各方法実施形態のステップを実現することができる。ここで、当該コンピュータプログラムはコンピュータプログラムコードを含み、当該コンピュータプログラムコードはソースコード形式、オブジェクトコード形式、実行ファイル又は何らかの中間形式などの形式であってもよい。当該コンピュータ読み取り可能な媒体は少なくとも、コンピュータプログラムコードを写真撮影装置/端末装置に運ぶ任意のエンティティ又は装置、記録媒体、コンピュータメモリ、読み出し専用メモリ(ROM、Read-Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM、Random Access Memory)、電気搬送波信号、電気通信信号及びソフトウェア配布媒体などを含む。例えば、USBメモリ、ポータブルハードディスク、磁気ディスク、または光ディスクなどである。一部の司法管轄区域では、法律および特許慣行に従って、コンピュータ可読媒体は、電気搬送信号および電気通信信号であってはならない。
前記の実施形態において、各実施形態についての説明はそれぞれ重要点があり、ある実施形態で詳細に記述または記載しない部分は、他の実施形態の関連記述を参照することができる。
本明細書で開示される実施形態に合わせて説明された様々な例のユニットおよびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、またはコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアの組合せによって実現できることは、当業者が意識すべきである。これらの機能がハードウェアまたはソフトウェアの形態で実行されるかどうかは、技術的解決手段の具体的な応用および設計上の制約条件による。当業者であれば、ぞれぞれの具体的な応用に対して異なる方法を利用して記述される機能を実現することができるが、このような実現は本出願の範囲から逸脱しないものと考えるべきである。
本出願によって提供される実施形態において、開示された装置または電子デバイス及び方法は、他の方法で実施され得ることを理解すべきである。例えば、以上説明された装置または電子デバイスの実施形態は例示に過ぎず、例えば、モジュール又はユニットの分けは、論理的な機能分けにすぎず、実際の実施では、例えば複数のユニット又はコンポーネントを組み合わせたり、別のシステムに統合したり、一部の特徴を無視したり、実行しないなど、他の分け方法も用いることができる。一方、図示または説明した相互カップリングまたは直接カップリングまたは通信接続は、いくつかのインターフェースを介した装置またはユニットの間接カップリングまたは通信接続であってもよく、電気的、機械的または他の形態を用いることができる。
上記の分離部品として記載されたユニットは物理的に分離されてもよく分離されなくてもよいが、ユニットとして表示された部品は物理的ユニットであってもなくてもよいが、つまり、1つの場所に配置することも、複数のネットワークユニットに分散することもできる。本実施形態の解決的手段を達成するために、実際の必要に応じてユニットの一部または全部を選択することができる。
理解すべきなのは、本出願の明細書及び特許請求の範囲において使用されるとき、「含む」という用語は記載される特徴、全体、ステップ、操作、要素及び/又は構成要素の存在を指示するものだけでなく、1つ以上の他の特徴、全体、ステップ、操作、要素、構成要素及び/又はそれらの集合の存在又は追加は排除されない。
また、理解すべきなのは、本出願の明細書及び特許請求の範囲において使用される「及び/又は」という用語は、関連する列挙された項目のうちの1つ以上の任意の組み合わせ及び全ての可能な組み合わせを意味し、そしてこれらの組み合わせも含まれる。
本出願の明細書及び添付された特許請求の範囲において使用されるように、用語「の場合」という用語は、文脈に応じて「のとき」、「すると」、「決定に応じて」又は「検出に応じて」と解釈され得る。同様に、「決定された場合」または「[記載された条件またはエベント]が検出された場合」という語句は、文脈に応じて「決定すると」、「決定に応じて」、「[記載された条件またはエベント]が検出されると」、または「[記載された条件またはエベント]が検出されたことに応じて」を意味すると解釈され得る。
なお、本出願の明細書および添付された特許請求の範囲の説明において、用語「第1」、「第2」、「第3」などは、単に説明を区別するために使用されるものであり、相対的重要性を示すまたは暗示するものとして理解することはできない。
本出願の明細書に記載された「1つの実施形態」または「いくつかの実施形態」を参照するなどのことは、本出願の1つまたは複数の実施形態に、その実施形態に関連して記載された特定の特徴、構造、または特徴が含まれることを意味する。したがって、本明細書の相違点に現れる「1つの実施形態において」、「いくつかの実施形態において」、「他のいくつかの実施形態において」、「別のいくつかの実施形態において」などの文言は、他の方法で特に強調されない限り、必ずしもすべて同じ実施形態を参照するものではなく、「1つまたは複数であるがすべての実施形態ではない」を意味する。用語「含む」、「備える」、「有する」、およびそれらの変形は、他の方法で特に強調されない限り、「含むが、これらに限りない」ことを意味する。
上記の実施形態は本出願の技術的解決手段を説明するためのものであり、これに限定されるものではない。前記の実施形態を参照しながら本出願を詳細に説明したが、当業者であれば、前記の各実施形態に記載された技術的解決手段を変更し、又はその技術特徴の一部を等価的に置き換えることができることを理解すべきである。これらの変更や置き換えは、対応する技術的解決手段の本質が本出願の各実施形態の技術的解決手段の要旨及び範囲から逸脱することなく、本出願の保護の範囲に含まれる。
1 制御回路
2 電源モジュール
3 霧化モジュール
60 プロセッサ
61 メモリ
62 コンピュータプログラム
2 電源モジュール
3 霧化モジュール
60 プロセッサ
61 メモリ
62 コンピュータプログラム
Claims (20)
- 制御回路(1)であって、
気流センサ(11)と、給電コンデンサ(12)と、制御チップ(13)と、を含み、
前記制御チップ(13)は、ロジックコントローラ(M1)と、一方向導通トランジスタ(D1)と、スイッチトランジスタ(K1)と、電源ピン(VDD)と、霧化ピン(AT)と、接地ピン(GND)と、を含み、
前記ロジックコントローラ(M1)は、前記気流センサ(11)の第1の端部(a1)に接続され、そして前記スイッチトランジスタ(K1)の第1の端部(b1)に接続され、
前記ロジックコントローラ(M1)は、前記電源ピン(VDD)を介して、前記給電コンデンサ(12)の第1の端部(c1)および前記スイッチトランジスタ(K1)の第2の端部(b2)に接続され、
前記ロジックコントローラ(M1)は、前記接地ピン(GND)を介して、前記一方向導通トランジスタ(D1)の正極、前記気流センサ(11)の第2の端部(a2)および前記給電コンデンサ(12)の第2の端部(c2)に接続され、
前記一方向導通トランジスタ(D1)の負極は、前記霧化ピン(AT)を介して、前記スイッチトランジスタ(K1)の第3の端部(b3)に接続され、
前記制御チップ(13)の前記電源ピン(VDD)および前記霧化ピン(AT)は、電子霧化機能を実現するために外部の電源モジュールおよび霧化モジュールに接続するために使用されること、
を特徴とする制御回路。 - 前記給電コンデンサ(12)は、前記制御チップ(13)に給電するために使用され、
前記気流センサ(11)は、第2の端部(a2)を介して気流強度を検知し、第1の端部(a1)を介して前記ロジックコントローラ(M1)に気流強度信号を出力するために使用され、
前記ロジックコントローラ(M1)は、前記気流センサ(11)の第1の端部(a1)から出力された前記気流強度信号を受信し、前記気流強度信号に基づいて前記スイッチトランジスタ(K1)のオン・オフ状態を制御し、そして前記気流強度信号に基づいて前記スイッチトランジスタ(K1)のスイッチング周波数および/またはオンデューティ比を制御して前記霧化モジュールのパワーを調整するために使用され、
前記気流強度信号の信号強度が予め設定された値より小さい場合、前記ロジックコントローラ(M1)は、前記スイッチトランジスタ(K1)をオフ状態に制御し、
前記気流強度信号の信号強度が予め設定された値以上の場合、前記ロジックコントローラ(M1)は、スイッチトランジスタ(K1)をオン状態に制御すること、を特徴とする請求項1に記載の制御回路。 - 前記スイッチトランジスタ(K1)は、P型金属酸化物半導体のMOSトランジスタであり、前記スイッチトランジスタ(K1)の前記第1の端部(b1)はゲートで、前記第2の端部(b2)はソースで、前記第3の端部(b3)はドレインであり、
あるいは、前記スイッチトランジスタ(K1)は、N型のMOSトランジスタであり、前記スイッチトランジスタ(K1)の前記第1の端部(b1)はゲートで、前記第2の端部(b2)はドレインで、前記第3の端部(b3)はソースであること、を特徴とする請求項2に記載の制御回路。 - 制御回路は表示ランプ(L1)をさらに含み、前記表示ランプ(L1)は使用状態および/または電気量状態を表示するために使用され、
前記表示ランプ(L1)の正極は前記ロジックコントローラ(M1)に接続され、前記表示ランプ(L1)の負極は前記給電コンデンサ(12)の第2の端部(c2)に接続されること、を特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の制御回路。 - 前記表示ランプ(L1)は、前記ロジックコントローラ(M1)が出力する駆動信号を受信し、そして前記駆動信号の電圧変化に基づいて、パルス幅変調PWM方式で前記表示ランプ(L1)の輝度および/または点滅方式を調整すること、を特徴とする請求項4に記載の制御回路。
- 電子霧化装置であって、
電源モジュール(2)と、霧化モジュール(3)と、請求項1から5のいずれか一項に記載の制御回路(1)と、を含み、
前記電源モジュール(2)の正極は前記制御チップ(13)の電源ピン(VDD)に接続され、前記電源モジュール(2)の負極は前記霧化モジュール(3)を介して前記制御チップ(13)の霧化ピン(AT)に接続され、且つ前記電源モジュール(2)の負極は接地されており、
あるいは、前記電源モジュール(2)の正極は前記霧化モジュール(3)を介して前記制御チップ(13)の電源ピン(VDD)に接続され、前記電源モジュール(2)の負極は前記制御チップ(13)の霧化ピン(AT)に接続され、且つ前記電源モジュール(2)の負極は接地されている、ことを特徴とする電子霧化装置。 - 前記制御回路(1)におけるスイッチトランジスタ(K1)は、P型のMOSトランジスタであり、前記スイッチトランジスタ(K1)の前記第1の端部(b1)はゲートで、前記第2の端部(b2)はソースで、前記第3の端部(b3)はドレインであり、
あるいは、前記スイッチトランジスタ(K1)はN型のMOSトランジスタであり、前記スイッチトランジスタ(K1)の前記第1の端部(b1)はゲートで、前記第2の端部(b2)はドレインで、第3の端部(b3)はソースであり、
前記スイッチトランジスタ(K1)の第1の端部(b1)は、ロジックコントローラ(M1)に接続され、前記スイッチトランジスタ(K1)の第2の端部(b2)は、前記制御チップ(13)の電源ピン(VDD)を介して、前記電源モジュール(2)の正極に接続され、前記スイッチトランジスタ(K1)の第3の端部(b3)は、前記制御チップ(13)の霧化ピン(AT)を介してそして前記霧化モジュール(3)を介して、前記電源モジュール(2)の負極に接続され、
あるいは、前記スイッチトランジスタ(K1)の第1の端部(b1)は、前記ロジックコントローラ(M1)に接続され、前記スイッチトランジスタ(K1)の第2の端部(b2)は、前記制御チップ(13)の電源ピン(VDD)を介してそして前記霧化モジュール(3)を介して、前記電源モジュール(2)の正極に接続され、前記スイッチトランジスタ(K1)の第3の端部(b3)は、前記制御チップ(13)の霧化ピン(AT)を介して、前記電源モジュール(2)の負極に接続される、ことを特徴とする請求項6に記載の電子霧化装置。 - 気流強度信号の信号強度が予め設定された値より小さい場合、前記電源モジュール(2)と、前記霧化モジュール(3)と、給電コンデンサ(12)と、一方向導通トランジスタ(D1)とが第1の電流路を形成し、前記電源モジュール(2)が前記給電コンデンサ(12)を充電し、前記電源モジュール(2)と、前記霧化モジュール(3)と、前記ロジックコントローラ(M1)と、前記一方向導通トランジスタ(D1)とが第2の電流路を形成し、前記電源モジュール(2)は前記ロジックコントローラ(M1)に給電し、
気流強度信号の信号強度が予め設定された値以上の場合、前記電源モジュール(2)、前記霧化モジュール(3)と、前記スイッチトランジスタ(K1)とが第3の電流路を形成し、前記霧化モジュール(3)は前記スイッチトランジスタ(K1)のスイッチング周波数および/またはオンデューティ比に基づいてリキッド霧化量を調整し、
前記ロジックコントローラ(M1)と、前記給電コンデンサ(12)とが第4の電流路を形成し、前記給電コンデンサ(12)は前記ロジックコントローラ(M1)に給電すること、を特徴とする請求項6に記載の電子霧化装置。 - 前記電子霧化装置は、スイッチモジュール(4)をさらに含み、前記スイッチモジュール(4)はユーザによる前記スイッチモジュール(4)に対する操作指示に基づいて、前記電子霧化装置を有効状態と無効状態との間で切り替えるように制御すること、を特徴とする請求項6に記載の電子霧化装置。
- 前記電子霧化装置は、ケーシングと、電子制御基板と、をさらに含み、
前記制御回路(1)は前記電子制御基板上に設けられており、前記電子制御基板は前記ケーシング内に収容されている、ことを特徴とする請求項6に記載の電子霧化装置。 - 制御回路(1)であって、
気流センサ(11)と、給電コンデンサ(12)と、制御チップ(13)と、を含み、
前記制御チップ(13)は、ロジックコントローラ(M1)と、一方向導通トランジスタ(D1)と、スイッチトランジスタ(K1)と、電源ピン(VDD)と、霧化ピン(AT)と、接地ピン(GND)と、を含み、
前記ロジックコントローラ(M1)は、前記気流センサ(11)の第1の端部(a1)に接続され、そして前記スイッチトランジスタ(K1)の第1の端部(b1)に接続され、
前記ロジックコントローラ(M1)は、前記電源ピン(VDD)を介して、前記給電コンデンサ(12)の第1の端部(c1)および一方向導通トランジスタ(D1)の負極に接続され、
前記一方向導通トランジスタ(D1)の正極は前記霧化ピン(AT)を介して、前記スイッチトランジスタ(K1)の第2の端部(b2)に接続され、
前記ロジックコントローラ(M1)は、前記接地ピン(GND)を介して、前記スイッチトランジスタ(K1)の第3の端部(b3)、前記気流センサ(11)の第2の端部(a2)、および前記給電コンデンサ(12)の第2の端部(c2)に接続され、
前記制御チップ(13)の霧化ピン(AT)および接地ピン(GND)は、電子霧化機能を実現するために電源モジュールおよび霧化モジュールに接続するために使用されること、
を特徴とする制御回路。 - 前記給電コンデンサ(12)は、前記制御チップ(13)に給電するために使用され、
前記気流センサ(11)は、第2の端部(a2)を介して気流強度を検知し、第1の端部(a1)を介して前記ロジックコントローラ(M1)に気流強度信号を出力するために使用され、
前記ロジックコントローラ(M1)は、前記気流センサ(11)の第1の端部(a1)から出力された前記気流強度信号を受信し、前記気流強度信号に基づいて前記スイッチトランジスタ(K1)のオン・オフ状態を制御し、そして前記気流強度信号に基づいて前記スイッチトランジスタ(K1)のスイッチング周波数および/またはオンデューティ比を制御して前記霧化モジュールのパワーを調整するために使用され、
前記気流強度信号の信号強度が予め設定された値より小さい場合、前記ロジックコントローラ(M1)は、前記スイッチトランジスタ(K1)をオフ状態に制御し、
前記気流強度信号の信号強度が予め設定された値以上の場合、前記ロジックコントローラ(M1)は、スイッチトランジスタ(K1)をオン状態に制御すること、を特徴とする請求項11に記載の制御回路。 - 前記スイッチトランジスタ(K1)は、P型金属酸化物半導体のMOSトランジスタであり、前記スイッチトランジスタ(K1)の前記第1の端部(b1)はゲートで、前記第2の端部(b2)はソースで、前記第3の端部(b3)はドレインであり、
あるいは、前記スイッチトランジスタ(K1)は、N型のMOSトランジスタであり、前記スイッチトランジスタ(K1)の前記第1の端部(b1)はゲートで、前記第2の端部(b2)はドレインで、前記第3の端部(b3)はソースであること、を特徴とする請求項12に記載の制御回路。 - 制御回路は表示ランプ(L1)をさらに含み、前記表示ランプ(L1)は、使用状態および/または電気量状態を表示するために使用され、
前記表示ランプ(L1)の正極は前記ロジックコントローラ(M1)に接続され、前記表示ランプ(L1)の負極は前記給電コンデンサ(12)の第2の端部(c2)に接続されること、を特徴とする請求項11から13のいずれか一項に記載の制御回路。 - 前記表示ランプ(L1)は、前記ロジックコントローラ(M1)が出力する駆動信号を受信し、そして前記駆動信号の電圧変化に基づいて、パルス幅変調PWM方式で前記表示ランプ(L1)の輝度および/または点滅方式を調整すること、を特徴とする請求項14に記載の制御回路。
- 電子霧化装置であって、
電源モジュール(2)と、霧化モジュール(3)と、請求項11から15のいずれか一項に記載の制御回路(1)と、を含み、
前記電源モジュール(2)の正極は前記霧化モジュール(3)を介して、前記制御チップ(13)の霧化ピン(AT)に接続され、前記電源モジュール(2)の負極は前記制御チップ(13)の接地ピン(GND)に接続され、且つ前記電源モジュール(2)の負極は接地されており、
あるいは、前記電源モジュール(2)の正極は前記制御チップ(13)の霧化ピン(AT)に接続され、前記電源モジュール(2)の負極は前記霧化モジュール(3)を介して、前記制御チップ(13)の霧化ピン(AT)に接続され、且つ前記電源モジュール(2)の負極は接地されている、ことを特徴とする電子霧化装置。 - 前記制御回路(1)におけるスイッチトランジスタ(K1)は、P型のMOSトランジスタであり、前記スイッチトランジスタ(K1)の前記第1の端部(b1)はゲートで、前記第2の端部(b2)はソースで、前記第3の端部(b3)はドレインであり、
あるいは、前記スイッチトランジスタ(K1)はN型のMOSトランジスタであり、前記スイッチトランジスタ(K1)の前記第1の端部はゲートで、前記第2の端部はドレインで、第3の端部はソースであり、
前記スイッチトランジスタ(K1)の第1の端部(b1)は、ロジックコントローラ(M1)に接続され、前記スイッチトランジスタ(K1)の第2の端部(b2)は、前記制御チップ(13)の霧化ピン(AT)を介してそして前記霧化モジュール(3)を介して、前記電源モジュール(2)の正極に接続され、前記スイッチトランジスタ(K1)の第3の端部(b3)は、前記制御チップ(13)の接地ピン(GND)を介して、前記電源モジュール(2)の負極に接続され、
あるいは、前記スイッチトランジスタ(K1)の第1の端部(b1)は、前記ロジックコントローラ(M1)に接続され、前記スイッチトランジスタ(K1)の第2の端部(b2)は、前記制御チップ(13)の霧化ピン(AT)を介して、前記電源モジュール(2)の正極に接続され、前記スイッチトランジスタ(K1)の第3の端部(b3)は、前記制御チップ(13)の接地ピン(GND)を介してそして前記霧化モジュール(3)を介して、前記電源モジュール(2)の負極に接続される、ことを特徴とする請求項16に記載の電子霧化装置。 - 気流強度信号の信号強度が予め設定された値より小さい場合、前記電源モジュール(2)と、前記霧化モジュール(3)と、給電コンデンサ(12)と、一方向導通トランジスタ(D1)とが、第1の電流路を形成し、前記電源モジュール(2)が前記給電コンデンサ(12)を充電し、前記電源モジュール(2)と、前記霧化モジュール(3)と、前記ロジックコントローラ(M1)と、前記一方向導通トランジスタ(D1)とが第2の電流路を形成し、前記電源モジュール(2)は前記ロジックコントローラ(M1)に給電し、
気流強度信号の信号強度が予め設定された値以上の場合、前記電源モジュール(2)、前記霧化モジュール(3)と、前記スイッチトランジスタ(K1)とが第3の電流路を形成し、前記霧化モジュール(3)は前記スイッチトランジスタ(K1)のスイッチング周波数および/またはオンデューティ比に基づいてリキッド霧化量を調整し、前記ロジックコントローラ(M1)と、前記給電コンデンサ(12)とが第4の電流路を形成し、前記給電コンデンサ(12)は前記ロジックコントローラ(M1)に給電すること、を特徴とする請求項16に記載の電子霧化装置。 - 前記電子霧化装置は、スイッチモジュール(4)をさらに含み、前記スイッチモジュール(4)はユーザによる前記スイッチモジュール(4)に対する操作指示に基づいて、前記電子霧化装置を有効状態と無効状態との間で切り替えるように制御すること、を特徴とする請求項16に記載の電子霧化装置。
- 前記電子霧化装置は、ケーシングと、電子制御基板と、をさらに含み、
前記制御回路(1)は前記電子制御基板上に設けられており、前記電子制御基板は前記ケーシング内に収容されている、ことを特徴とする請求項16に記載の電子霧化装置。
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