JP7153624B2 - 洗濯機 - Google Patents
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Description
また、供給する水が高水圧の場合は、水流が強いため、洗剤ボックス(41)内に洗剤が大きく広がる。その広がった洗剤の一部は、供給した水で流し切れないことがあった。
図1に示すように、本発明の洗濯機Aは、洗剤投入部(洗濯用薬剤投入部)4を備えた洗濯機であればよく、その形式等は特に限定されない。つまり、洗濯機Aは、不図示の電熱ヒータや電動送風機等の乾燥機構を備えたドラム式洗濯乾燥機でも、ドラム式洗濯機でも、縦型洗濯機でもよい。以下、本発明の洗濯機Aの一例として、ドラム式洗濯機を例に挙げて説明する。
図1に示すように、洗濯機本体1は、洗濯機Aの外観形状を形成すると共に、洗濯機Aの構成部品を包み込んで保持する筐体によって構成されている。洗濯機本体1は、外郭が鋼板と樹脂成型品とを組み合わせて略箱形形状に形成されている。洗濯機本体1の前面に設けられた前面カバー1cの内側には、ベローズ(図示省略)、外槽(図示省略)、回転ドラム3、モータ(図示省略)等が配置されている。洗濯機本体1の上面に設けられた上面カバー1dには、洗剤投入部4が設けられる洗剤投入部設置口1aと、操作パネル6が設けられる操作パネル設置口1eと、洗剤処理液自動投入装置5が設けられたタンク収容部1fと、が形成されている。洗濯機本体1内の下部には、不図示のダンパ、排水ホース、ベース9等が設置されている。
前記洗濯機本体1において、洗剤投入部設置口1a、操作パネル設置口1e及びタンク収容部1fの周縁部下面には、不図示の補強部材が設置されている。
図1に示すように、外槽(図示省略)は、洗い及びすすぎの際に、使用する水が注がれて一時的に貯留されるドラム形の水槽である。外槽(図示省略)は、衣類投入口1b側が開口された有底円筒体からなる。
前記回転ドラム3は、洗濯する衣類が収容されて、底面中心に設けられた回転軸がモータ(図示省略)によって回転されることで、全体が回転駆動する内槽である。回転ドラム3は、前端が開口された有底円筒状(ドラム形状)に形成された洗濯槽(洗濯槽兼乾燥槽)からなる。回転ドラム3には、この内部及び外部に水が流通する多数の孔が穿設されている。
図2及び図3に示すように、前記洗剤投入部4は、洗剤(粉末洗剤、液体洗剤)、漂白剤)、柔軟剤(ソフト仕上剤)等の洗剤(洗濯用薬剤)が投入される部位である。洗剤投入部4は、上面部に配置された洗剤蓋44(図1参照)を上下方向に回動させて開口部4aを開放すれば、洗剤や柔軟剤をそれぞれ投入可能な洗剤投入室(洗濯用薬剤投入室)40が現れて、それぞれの洗剤を投入可能になる。洗剤投入部4は、洗剤ボックス(洗濯用薬剤ボックス)41と、洗剤ケース(洗濯用薬剤ケース)42と、遮蔽板43と、洗剤蓋44と、を主に備えて構成されている。
前記洗剤ボックス41は、図1に示す洗濯機本体1の上面前側左端部に形成された洗剤投入部設置口1aに挿着される樹脂製の外ケース体である。図2及び図3に示すように、洗剤ボックス41は、平面視して左右方向に長い長方形の箱体からなる。
ねじ挿入孔41dは、補給部材(図示省略)にフランジ部41aをねじ止めする複数の雄ねじ部材(図示省略)がそれぞれ挿入されるねじ孔である。
このため、環状のケース支持部41eには、洗剤蓋44が洗剤投入室40を開閉自在に配置されて、洗剤蓋44を閉めた際に、環状のパッキン(図示省略)の先端全体が弾接し、洗剤ケース42を内嵌した洗剤ケース収納部41g内が密閉状態に保持される。
給水管挿着部41iは、背面視及び側面視して、後側側壁41hの略中央部位に設置されて、後記する洗剤ケース42の給水口42cに連通している。
給水管挿着部41jは、背面視して後側側壁41hの右寄りの位置に前方向に向けて形成されて、洗剤ケース42の給水口42dに連通している。
図2及び図3に示すように、洗剤ケース42は、洗剤ボックス41内に着脱可能に装着される内ケース体である。洗剤ケース42の開口部4a内に形成された洗剤投入室40は、粉末液体洗剤投入室40Aと、柔軟剤投入室40Bと、に区画されている。また、洗剤ケース42は、洗剤蓋44を開放して開口部4aから洗剤、柔軟剤が手動的に投入されると共に、その洗剤、柔軟剤を流すための水を洗剤投入部4内に給水する給水口42c,42dを有している。
図4や図5に示すように、洗剤投入室40は、洗剤が投入される窪みである。洗剤投入室40は、略同じ開口面積で左右二つに区画形成されている。即ち、洗剤投入室40内には、粉末液体洗剤投入室40A(左側)と、柔軟剤投入室40B(右側)とが、洗濯機本体1(図1参照)の間口方向(左右方向)に並べて配置されている。ちなみに、図4及び図5において、符号43は水が跳ね上がって飛散するのを防止する遮蔽板であり、符号43eは遮蔽板43の本体から前方に庇状に延出する庇状突起である。この庇状突起43eは、給水溝42j(図8参照)を流れる水が跳ね上がって飛散するのを防止する。
図8に示すように、粉末液体洗剤投入室40Aには、内底42eに流出口42i1が形成され、壁部42bに側口42q1が形成されている。給水口42cから給水溝42jを介して粉末液体洗剤投入室40A内に供給された水(洗剤溶かし水)は、給水溝42jから左方向に粉末液体洗剤投入室40Aに流れ込んで粉末洗剤等を溶かし、流出口42i1及び側口42q1から洗剤ボックス41内に流れ込む。即ち、粉末液体洗剤投入室40A内の洗剤は、給水溝42jから左方向に流れ出す水(図8の実線の太矢印参照)によって溶かされ、流出口42i1及び側口42q1から洗剤ボックス41へと排出される。ちなみに、給水溝42jは所定長を有するが、給水口42cからの水(洗剤溶かし水)は、給水溝42jの一部分からだけでなく、粉末液体洗剤投入室40Aへと向かう実線の太矢印で示すように、その長さ方向の全体から均等に(カーテン状に近い水流となるように)粉末液体洗剤投入室40Aへと流れ出すよう構成されている。この構成の詳細は後記するが、渦を作るように水を流す特許文献1とは相違する。
柔軟剤投入室40Bには、内底42fに流出口42i2を有する内筒部42k(図3及び図6参照)が形成されている。図8に示すように、給水口42dから柔軟剤投入室40B内に供給された水は、時計回り方向に渦を巻くように流れて液体洗剤を薄めて、サイホン45(図6参照)内の流出口42i2から洗剤ボックス41内に流れ込む。
図2に示すように、開口縁部42aは、洗剤ケース42の上部周縁部に形成された枠状部位である。開口縁部42aは、洗剤ケース42を洗剤ケース収納部41g内に挿入した際に、着脱自在に内嵌される。つまり、洗剤ケース42は、洗剤ボックス41に対して着脱自在に係合され、洗剤ケース42が汚れた場合に、洗剤ボックス41から取り外して洗浄可能になっている。洗剤ケース42の開口縁部42aの後側縁部には、後記する遮蔽板43の掛止部43aが係合配置される係止部42nが切欠形成されている。
その係止部42nは、側面視して逆J字状に形成された掛止部43aが掛止される部位である。係止部42nは、洗剤ケース42の開口縁部42aに、遮蔽板43(図3参照)の長手方向に長さに略一致する長さに切欠形成されている。
図2に示すように、壁部42b,42gは、洗剤ケース42の後側及び前側の側壁である。図3に示すように、後側の壁部42bには、二つの給水口42c,42dが形成されている。後側の壁部42bには、給水口42c,42dが隠れるように、遮蔽板43が装着されている。また、後側の壁部42bには、前側の壁部42gに向けて、給水溝42jと、仕切部42o,42pと、オーバーフロー溝42p1と、が形成されている。
図3に示すように、給水口42c,42dは、洗剤投入部4内にそれぞれ水を噴射して給水する部位である。給水口42c,42dは、壁部42bの後方側から洗剤投入部4内に水がそれぞれ流入するように形成された左右二つの吐出口からなる。
右側の給水口42dの後側には、柔軟剤投入室40B内に水を供給する給水管(図示省略)を接続するための給水管挿着部41jが形成されている。
図8及び図12に示すように、給水溝42jは、給水口42cから放出された水を、給水口42cに対向する位置に形成された排出孔42hの方向に流すための流路を形成する溝である。給水溝42jは、仕切部42oと仕切部42pによって縦断面視して凹溝状に形成されている(水を溜められる構造に形成されている)。給水溝42j内には、突起42mと、隙間Sと、凸形状部42uと、投入室前側給水路42xと、が形成されている。給水溝42jの幅方向の一方側(粉末液体洗剤投入室40A側)には、切欠部42r,42s,42tが形成された仕切部42oが設けられている。給水溝42jの幅方向の他方側(柔軟剤投入室40B側)には、給水溝42j内から溢れた水を、図8の太い破線の太矢印に示すように、給水溝42jの外に流すオーバーフロー用の堰(仕切部42p)が設けられている。
図9に示すように、突起42mは、側面視して給水溝42j内の給水口42cの開口端(給水溝42jの始端)の近傍に配置された山形状突起からなる。突起42mは、切欠部42r,42s,42tの高さよりも高く、仕切部42oの高さと略同じか、それよりも高い高さまで突出している。突起42mは、給水口42c側に傾斜面42m1を有し、排出孔42h側に傾斜面42m2を有し、側面視して三角形状に形成されている。傾斜面42m1,42m2は、水平方向に対して略45度の角度に傾いて形成されている。
図8に示すように、隙間Sは、突起42mと仕切部42pとの間に形成された空間である。隙間Sは、給水口42cから放出された水の一部を、給水溝42j内の下流側の凸形状部42u側に流す流路を形成している。ちなみに、隙間Sが広い場合(断面積が広い場合)、給水溝42jから、切欠部42rを介して粉末液体洗剤投入室40Aに流れ込む水の量は少なくなる。この結果、切欠部42s,42tを介して粉末液体洗剤投入室40Aに流れ込む水の量は多くなる。
図8に示すように、凸形状部42uは、給水口42cから給水溝42jに供給され、隙間Sを通過したり突起42mを乗り越えたりした水を、切欠部42s,42tを介して粉末液体洗剤投入室40A流出するように案内する部材である。図8に示すように、凸形状部42uは、平面視して、給水溝42jの終端側になるほど、給水溝42jの幅が狭くなるような三角形状をしている。この凸形状部42uの平面視した形状(三角形状の角度)は、切欠部42s,42t、さらには切欠部42rから均等な流量で粉末液体洗剤投入室40Aに水が流れ込むように設定されている。
投入室前側給水路42xは、右側の仕切部42pからオーバーフロー溝42p1内に流れ込んだ水(図8の破線の太矢印)の一部を凸形状部42uと前側の壁部42gとの間、及び、左側の仕切部42oと前側の壁部42gとの間を通って、粉末液体洗剤投入室40Aに流すための流路である。
図8に示すように(また既に説明したように)、切欠部42r,42s,42tは、給水溝42j内の水を左側の粉末液体洗剤投入室40Aに放出するための溝である。図9及び図10に示すように、切欠部42r,42s,42tは、仕切部42oの突起42mの上流側及び下流側に形成された側面視して凹溝形状に形成されている。図9に示すように、切欠部42r,42s,42tの高さは、上流側に配置された切欠部42rよりも、下流側に配置された切欠部42s,42tの高さH1,H2の方が高く形成されている。つまり、切欠部42r,42s,42tは、後側に配置されるのに従って段々と高く配置されるように形成されている。これにより、前記の通り、給水溝42jの水(洗剤溶かし水)は、均等に(カーテン状に近い水流となるように)粉末液体洗剤投入室40Aへと流れ出す。なお、本実施形態では、切欠部は、符号42r,42s,42tの3つであるが、その数は、適宜変更しても構わない。
図7及び図8に示すように、段差部42vは、給水溝42j内から切欠部42r,42s,42tを超えて流れ落ちた水を横方向に拡散させるための段差状に形成された部位である。段差部42vは、仕切部42oの左側下端部(粉末液体洗剤投入室40A側の下端部)に形成されている。なお、段差部42vは、下流側の流出口42i1に向かう(図8の左方向に向かう)下り勾配になっているが、その勾配の度合いは、他の部分よりも緩やかになっており、水を横方向に拡散させて、流れの均等化を図るようにしている。
図8または図9に示すように(また既に説明したように)、排出孔42hは、前側の壁部42gにおいて、給水口42cに対向する位置に形成されて、給水口42cからの給水が多いような場合に、供給された水を洗剤ケース42外の洗剤ボックス41内に排出する孔である。排出孔42hは、給水口42cの横幅よりも横長に形成された長方形の孔からなる。排出孔42hの下側開口縁42h1は、凸形状部42uの尾根(頂点)の高さよりも低い位置に形成されている。
図8に示すように、粉末液体洗剤投入室40Aの内底42eには、流出口42i1が形成されている。流出口42i1は、粉末液体洗剤投入室40A内の洗剤及び水を洗剤ケース42の下側の洗剤ボックス41上に排出するための貫通孔である。流出口42i1は、洗剤ボックス41の下端部に形成された洗剤送出管挿着部41kに連通している。
また、図8に示すように、柔軟剤投入室40Bの内底42fには、流出口42i2を有する内筒部42kが上方向に突出形成されている。流出口42i2は、柔軟剤投入室40B内にある柔軟剤及び水を、洗剤ケース42の下側の洗剤ボックス41の傾斜底面部41p上に排出するための管路である。
図6及び図7に示すように、前記したリブ42wは、内底42eの下面から山状突起41qの尾根に向けて下方向に突設されて、粉末液体洗剤投入室40A内の水、洗剤、漂白剤の流れる方向を規制する板状のガイド部である。リブ42wは、山状突起41qと同様に、平面視してJ字状(略円弧状)に形成されて、洗剤送出管挿着部41kの洗剤ケース収納部41g側の周辺を適宜な間隔を介して囲むように配置されている。
図3に示すように、流出口42i1,42i2は、洗剤ケース42内の洗剤、柔軟剤、水を洗剤ボックス41内に放出するための円筒状の放出口である。
流出口42i1は、粉末液体洗剤投入室40Aの内底42eの最も低い位置である洗剤送出管挿着部41kの近傍に形成されている。
流出口42i2は、柔軟剤投入室40Bの内底42fの最も低い位置であるサイホン45の近傍に形成されている。
図3に示すように、サイホン45は、柔軟剤投入室40Bの内底42fに存在する水、柔軟剤を外筒部43b内に吸い上げて、外筒部43b内にある内筒部42kの流出口42i2から流出させるサイホン機構を構成するものである。サイホン45は、流出口42i2を有する内筒部42kと、内筒部42kに隙間を介して被せた外筒部43bと、を備えて構成されている。
図3に示すように、内筒部42kは、柔軟剤投入室40Bの内底42fから上方向に向けて突出形成された円筒状の流出路である。内筒部42kの外周部の下端部には、六つの補強リブが等間隔で放射方向に形成されて、外筒部43bを内筒部42kに外嵌させた際に、外筒部43bの下端と、内底42fとの間に流路を形成する空間ができるように間隔を維持されている。
図3に示す前記遮蔽板43は、給水口42c,42dから噴射される水の流れを粉末液体洗剤投入室40A、及び、柔軟剤投入室40Bの内底42e,42f方向に流れるように規制して、水が洗剤投入室40外に飛散するのを抑制する樹脂製板部材である。遮蔽板43は、洗剤ケース42の開口縁部42aに着圧自在に掛止されている。また、遮蔽板43は、前記したサイホン45のサイホンキャップの役目を果たす外筒部43bが一体形成され、サイホン機構の一部も兼ねている。
図2や図3に示すように、遮蔽板43には、掛止部43a、外筒部43b、飛散防止板部43d、庇状突起43e、係合溝43g、投入洗剤表示部43k,43m等が形成されている。
係合溝43gは、遮蔽板43を洗剤ケース42に組み付けた際に、仕切部42p(オーバーフロー用の堰)の上部に隙間を介して係合する溝である。係合溝43gは、庇状突起43eの下側右端部に形成された逆U字状の溝からなる。
投入洗剤表示部43k,43mは、粉末液体洗剤投入室40Aと、柔軟剤投入室40Bとに投入する洗剤名をそれぞれ表示する表示部である。投入洗剤表示部43k,43mは、遮蔽板43の粉末液体洗剤投入室40A、柔軟剤投入室40B側の側壁に配置されている。
投入洗剤表示部44fは、洗剤蓋44において粉末液体洗剤投入室40Aの近傍の基端部に配置され、例えば「洗剤」、「漂白剤」の文字が刻印等によって表示されている。
図1に示す前記した洗剤蓋44は、洗剤ボックス41のフランジ部41aに形成された軸支片41fに回動自在に軸支され、開口部4aを開閉する蓋部材である。洗剤蓋44の基端部の左右には、軸支片41fに軸支される軸部(図示省略)が着脱及び開閉自在に軸支されている。洗剤蓋44の先端側(前側)には、洗剤蓋44を閉めたときに、自動的にノブ係止部41u(図2参照)に係止して、洗剤蓋44をロック・アンロック状態に係止・離脱可能な開閉ロックノブ44aが設けられている。洗剤蓋44の下面周囲には、洗剤蓋44を閉じた際に、洗剤ケース42の周囲のケース支持部41eに密着状態に弾接するパッキン((図示省略)が設けられている。
次に、添付図面を参照しながら本発明に係る洗濯機Aにおける洗剤投入部4等の作用を説明する。
遮蔽板43及び洗剤ケース42を洗浄する場合は、洗剤蓋44を開けて、そのまま手で掴んで引き上げれば、洗剤ボックス41から取り外して容易に洗浄することができる。このため、洗剤投入部4を容易に清潔にすることができる。
なお、前記したように実施形態では、洗濯機Aの一例として乾燥機能を備えていないドラム式洗濯機を例に挙げて説明したが、洗剤投入部4を有する洗濯機Aであれば適用可能である。洗濯機Aは、縦型洗濯機や、洗濯乾燥を行う機能を備えた縦型洗濯乾燥機や、ドラム式洗濯乾燥機であっても構わない。
1a 洗剤投入部設置口(洗濯用薬剤投入部設置口)
4 洗剤投入部(洗濯用薬剤投入部)
4a 開口部
40 洗剤投入室(洗濯用薬剤投入室)
40A 粉末液体洗剤投入室(洗濯用薬剤投入室、洗剤投入室)
40B 柔軟剤投入室(洗剤投入室)
41 洗剤ボックス(洗濯用薬剤ボックス)
42 洗剤ケース(洗濯用薬剤ケース)
42a 開口縁部
42b,42g 壁部
42c,42d 給水口
42e,42f 内底
42h 排出孔
42i1,42i2 流出口
42j 給水溝
42m 突起
42m1,42m2 傾斜面
42o 仕切部
42p 仕切部(オーバーフロー用の堰)
42r,42s,42t 切欠部
42v 段差部
43 遮蔽板
A 洗濯機(ドラム式洗濯機、縦型洗濯機、乾燥洗濯機)
Claims (4)
- 洗濯機本体の上部に設けられて洗濯に使用する洗濯用薬剤が投入される洗濯用薬剤投入部を備えた洗濯機であって、
前記洗濯用薬剤投入部は、前記洗濯機本体の上部に形成された洗濯用薬剤投入部設置口に設けられた洗濯用薬剤ボックスと、
前記洗濯用薬剤ボックス内に着脱可能に装着され、上方を開放して形成された開口部、及び、前記洗濯用薬剤投入部内に給水する給水口を有する洗濯用薬剤ケースと、
を備え、
前記洗濯用薬剤投入部は、複数種の洗濯用薬剤をそれぞれ投入する洗濯用薬剤投入室が区画形成され、
複数の洗濯用薬剤投入室は、前記洗濯機本体の間口方向に並べて配置され、
前記洗濯用薬剤ケースは、前記複数の洗濯用薬剤投入室の間に、前記給水口が形成された壁部から当該給水口に対向する壁部側に向けて延設されて、前記給水口から供給された水を流す給水溝と、
前記給水溝内に突出形成された突起と、
前記給水溝の幅方向の一方側に形成された仕切部と、
前記給水溝の幅方向の他方側に形成された仕切部と、
前記仕切部の前記突起の上流側及び下流側に形成された複数の切欠部と、を有し、
前記洗濯用薬剤投入室のうちの一つは、前記洗濯用薬剤としての洗剤を投入する洗剤投入室であり、前記洗剤投入室には、複数の前記切欠部を介して、一方向から前記洗剤を溶かす水が供給され、
前記切欠部の高さは、上流側に配置された切欠部よりも下流側に配置された切欠部の方が高く形成されていること
を特徴とする洗濯機。 - 前記突起の上流側の側面には、傾斜面が形成されていること
を特徴とする請求項1に記載の洗濯機。 - 前記給水溝の幅方向の他方側の前記仕切部は、前記給水溝内から溢れた水を前記給水溝外に流すオーバーフロー用の堰として機能すること
を特徴とする請求項1または請求項2に記載の洗濯機。 - 前記切欠部の下側の内底には、前記切欠部から流れ落ちた水を横方向に拡散させる段差部が形成されていること
を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の洗濯機。
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