JP7153607B2 - 燃料電池システムにおける希釈器 - Google Patents
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Description
上記の燃料電池システムは、燃料電池を備えている。燃料電池は、水素タンクから供給される水素と、コンプレッサから供給される酸素を含む空気とを反応させることで発電する。燃料電池は、水素を含むアノードオフガスが流動する水素配管としてのパージガス用配管と、空気を含むカソードオフガスが流動する吸気配管としての排気流路を介して希釈器としての気液分離器に接続されている。
第1方向において第1室を構成するケースの側壁の一部のみを傾斜部位とするとケースの加工が難しくなるとともにケースの設計変更が多くなる虞がある。
図2に示すように、燃料電池システム10は、例えば固定高分子型の燃料電池20を備えている。燃料電池20の水素供給ポートには流路L1を介して水素タンク21が接続されている。燃料電池20の酸素供給ポートには流路L2を介してコンプレッサ22が接続されている。燃料電池20は、水素タンク21から供給される水素と、コンプレッサ22から供給される酸素を含む空気とを反応させることで発電する。
図3に示すように、希釈器30は、長四角箱状のケース40と、仕切り板50と、長四角箱状のタンク60とを備えている。ケース40には、水素配管23及び吸気配管24が接続されている。そのため、ケース40は、燃料電池20に対して水素配管23と吸気配管24とを介して接続されている。ケース40は、四角板状の底壁41と、底壁41の外縁に立設する4つの側壁42と、底壁41と反対側に位置する上壁43とにより構成されている。
タンク60は、ケース40の底壁41に取り付けられている。タンク60は、アノードオフガス及びカソードオフガスによりケース40の内部に流入する生成水を貯留する機能を有している。
仕切り板50は、第1方向Aにおいて基端51と先端52との位置がずれている。すなわち、仕切り板50は、第3方向Cに対して傾斜するように配置されている。仕切り板50は、仕切り板50の基端51を中心として先端52が排気管70から離間するように設けられている。すなわち、仕切り板50の先端52とケース40の長手方向に延びる側壁42の内側面との間に形成される隙間G3が排気管70から離間するように設けられている。これは、可能な限り排気管70から離間させた位置でアノードオフガスとカソードオフガスの混合ガスを第2室G2から第1室G1に押し出し、アノードオフガスをカソードオフガスにより希釈した状態にするためである。また、仕切り板50の傾斜は、水素配管23から導入されるアノードオフガスが第1室G1から第2室G2に流入するカソードオフガスにより十分に希釈できる第2室G2の体積を確保する観点で設定されている。
(1)本実施形態では、第1方向Aにおける第1室G1を構成するケース40の側壁42に付着する液化した生成水が吸気配管24から吐出されるカソードオフガスの流速により排気管70に向けて移動しているときにケース40の傾斜部位45に至ると、液化した生成水はケース40の底壁41に向けて移動し易くなる。そして、ケース40の傾斜部位45からケース40の底壁41に向けて移動した生成水は、ケース40の傾斜部位45を排気管70に向けて再び移動し難くなる。また、排気管70は、ケース40の傾斜部位45を第1方向Aに沿って貫通して第1室G1の内部に達している。そのため、たとえ生成水がケース40の傾斜部位45を底壁41側から移動してきたとしても、第1室G1の内部に位置する排気管70の端部が傾斜部位45を底壁41側から移動してくる生成水を排気管70の内部に入り込み難くする構成として機能する。したがって、排気管70に液化した生成水が入り込むことを抑制できる。
〇 図6に示すように、第1方向Aにおいて第1室G1を構成するケース40の側壁42の一部のみを傾斜部位45としてもよい。この場合、ケース40の傾斜部位45における吸気配管24が設けられている部分は、ケース40の底壁41の外縁から第2方向Bに向けて延びている。そして、第1方向Aにおいて第1室G1を構成するケース40の側壁42の吸気配管24が設けられている部分と、ケース40の傾斜部位45とは、第1方向Aに沿って延びる連結壁46により接続されている。このように変更することで、吸気配管24から導入されるカソードオフガスに含まれる生成水がケース40の傾斜部位45に付着して傾斜部位45に向けて移動したとしても、連結壁46が形成されている分だけ生成水が傾斜部位45に向かう経路が長くなる。したがって、排気管70に生成水がより入り込み難くなる。
Claims (2)
- 水素と酸素を含む空気とを反応させる燃料電池に対して水素を含むアノードオフガスが流動する水素配管と空気を含むカソードオフガスが流動する吸気配管とを介して接続される箱状のケースと、
前記ケースの内部を第1室と第2室とに仕切るとともに基端が前記ケースの側壁に固定され、且つ先端と前記ケースの側壁の内側面との間に前記第1室と前記第2室とを連通させる隙間が形成される状態で設けられている仕切り板と、
前記ケースに取り付けられるとともに前記アノードオフガス及び前記カソードオフガスにより前記ケースの内部に流入する生成水を貯留するタンクと、を備える燃料電池システムにおける希釈器であって、
前記第1室と前記第2室とが並ぶ水平方向を第1方向、前記第1方向に直交するとともに前記ケースと前記タンクとが並ぶ鉛直方向を第2方向、前記第1方向及び前記第2方向に直交する方向を第3方向とすると、
前記吸気配管は、前記第1室に直接的に連通するように前記ケースに接続されるとともに前記第3方向において前記仕切り板の前記基端寄りの位置に配置され、
前記水素配管は、前記第2室に直接的に連通するように前記ケースに接続され、
前記第2方向において前記タンクが取り付けられている前記ケースの底壁には、前記タンクに連通する孔が形成され、
前記第1方向における前記第1室を構成する前記ケースの側壁には、前記第3方向において前記吸気配管よりも前記隙間寄りの位置に配置される排気管が設けられ、
前記排気管が設けられている前記ケースの側壁は、第2方向において前記底壁と反対側に位置する前記ケースの上壁から前記底壁に向かうにつれて前記第1方向の外側に広がるように傾斜している傾斜部位を少なくとも有し、
前記排気管は、前記第1方向に沿って前記傾斜部位を貫通して前記第1室の内部に達していることを特徴とする燃料電池システムにおける希釈器。 - 前記傾斜部位は、前記排気管が設けられている前記ケースの側壁の全体に亘って形成されていることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システムにおける希釈器。
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