JP7151821B1 - 回転機 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷却効率を低下させることなく、ステータ及びロータのそれぞれにおける軸方向の中央部をギャップ内の気流によって冷却することができるモータを提供する。【解決手段】ステータ3と、ロータ2と、ハウジング52とを備え、ハウジング52が、一方側空間52aと、他方側空間52bと、一方側連通孔と、他方側連通孔とを備え、一方側空間52aと他方側空間52bとが、ギャップGを介して連通し、一方側連通孔が、第1気流発生装置64に接続され、他方側連通孔が、第2気流発生装置65に接続される、モータ1であって、一方側連通孔として、第1気流発生装置64に接続される強制流入孔52c1と、空気を自然排出する自然排気孔52c2とを備え、他方側連通孔として、第2気流発生装置65に接続される強制排気孔52d1と、空気を他方側空間52bの内部に自然吸入する自然吸気孔52d2とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、モータ、発電機(ダイナモ)等の回転機に関する。
従来、ステータと、ステータの中空内に配置される回転可能なロータと、ステータ及びロータを収容するハウジングとを備え、ハウジングの外部から内部に送り込んだ空気によってステータ及びロータを冷却する回転機が知られている。
例えば、特許文献1に記載の回転機としての回転電機は、ハウジングとしてのフレームに、2つの空間を備える。特許文献1において、前述の2つの空間のうち、一方の空間は、ハウジング内に配置されたロータよりも軸方向の一方側に位置することから、一方側空間と呼称されている。また、他方の空間は、ハウジング内に配置されたロータよりも軸方向の他方側に位置することから、他方側空間と呼称されている。一方側空間及び他方側空間のそれぞれは、ステータの内周面とステータの中空内に配置されるロータの外周面との間に形成されるギャップ(間隙)を通じて、互いに軸方向に連通する。
前述の回転電機のハウジングは、外部と内部の一方側空間とを連通させる一方側連通孔、及び、外部と内部の他方側空間とを連通させる他方側連通孔を備える。ハウジングの外部には、第1気流発生装置としての一方側空気流通装置と、第2気流発生装置としての他方側空気流通装置とが配置される。ブロワー等からなる一方側空気流通装置は、ハウジングに設けられた一方側連通孔を通じて、ハウジング内の一方側空間に空気を送り込む。また、ブロワー等からなる他方側空気流通装置は、ハウジングに設けられた他方側連通孔を通じて、ハウジング内の他方側空間に空気を送り込む。ハウジング内のステータ及びロータのそれぞれは、一方側空間内に送り込まれた空気、及び他方側空間内に送り込まれた空気によって冷却される。
この回転電機は、一方側空気流通装置による単位時間あたりの送気量を、他方側空気流通装置による単位時間あたりの送気量よりも多くすることで、一方側空間内の気圧を、他方側空間内の気圧よりも高くすることが、特徴的な構成になっている。特許文献1によれば、かかる構成により、一方側空間から前述のギャップを通じて他方側空間に向かう気流を発生させることで、ステータ及びロータのそれぞれにおける軸方向の中央部を冷却することができるとされる。
特開2020-145899号公報
しかしながら、かかる構成では、他方側空気流通装置による送気量を、一方側空気流通装置による送気量と同程度に設定する構成に比べて、ハウジング内に送り込む空気量を低減することから、冷却効率を低下させてしまうという課題がある。
本発明は、以上の背景に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、冷却効率を低下させることなく、ステータ及びロータのそれぞれにおける軸方向の中央部を間隙内の気流によって冷却することができる回転機を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明は、ステータと、前記ステータの中空内に配置される回転可能なロータと、前記ステータ及びロータを収容するハウジングとを備え、前記ハウジングが、前記ロータよりも軸方向の一方側に配置され、前記ステータの内周面と前記ロータの外周面との間の間隙に連通する一方側空間と、前記ロータよりも軸方向の他方側に配置され、前記間隙に連通する他方側空間と、前記ハウジングの外部と前記一方側空間とを連通させる一方側連通孔と、前記ハウジングの外部と前記他方側空間とを連通させる他方側連通孔とを備え、前記一方側空間と前記他方側空間とが、前記間隙を介して連通し、前記一方側連通孔と前記他方側連通孔とのそれぞれが、気流を発生させる気流発生装置に接続される、回転機であって、前記一方側連通孔として、前記ハウジングの外部の空気を前記第1気流発生装置によって強制的に前記一方側空間の内部に流入せしめる強制流入孔と、前記一方側空間の内部の空気を自然排出する自然排気孔とを備え、前記他方側連通孔として、前記他方側空間の内部の空気を前記第2気流発生装置によって強制的に排出せしめる強制排気孔と、前記ハウジングの外部の空気を前記他方側空間の内部に自然吸入する自然吸気孔とを備える、ことを特徴とするものである。
本発明によれば、冷却効率を低下させることなく、ステータ及びロータのそれぞれにおける軸方向の中央部を間隙内の気流によって冷却することができるという優れた効果がある。
実施形態に係るモータの主要部を示す分解斜視図である。 同モータの縦断面を示す断面図である。 同モータの主要部における横断面(図2のW-W’断面)を示す断面図である。 図2に示される断面に、空気の流れを示す矢印を付した図である。 図3に示される断面に、空気の流れを示す矢印を付した図である。 第1実施例に係るモータ1の縦断面を、空気の流れとともに示す断面図である。 第2実施例に係るモータ1の縦断面を、空気の流れとともに示す断面図である。 第3実施例に係るモータ1の縦断面を、空気の流れとともに示す断面図である。 第4実施例に係るモータの縦断面を、空気の流れとともに示す断面図である。 同モータの主要部の横断面を空気の流れとともに示す断面図である。 第5実施例に係るモータの縦断面を、空気の流れとともに示す断面図である。 同モータの主要部の横断面を空気の流れとともに示す断面図である。 比較例に係るモータの主要部の縦断面を示す断面図である。
以下、各図を用いて、本発明を適用した回転機としてのモータの一実施形態について説明する。
実施形態では説明を分かり易くするため、本発明の主要部以外の構造や要素については、簡略化または省略して説明する。また、各図において、同じ要素には同じ符号を付す。なお、各図に示す各要素の形状、寸法などは模式的に示したもので、実際の形状、寸法などを示すものではない。
まず、実施形態に係るモータの基本的な構成について説明する。図1は、実施形態に係るモータ1の主要部を示す分解斜視図である。モータ1は、インナーロータ型モータであり、円筒状のハウジング52、フロントカバー53、リアカバー54、シャフト55、ロータ(回転子)2、及びステータ(固定子)3を備える。ロータ2は、埋込磁石形回転子である。モータ1は、車両用モータなどといった高出力密度を要求される埋込磁石型同期型モーター(IPMSM:interior permanent magnet synchronous motor)である。
軸状のシャフト55は、円柱状のロータ2をロータ2の回転軸線Aの方向に沿って貫通し、回転軸線A上に位置する。シャフト55は、ロータ2とともに回転軸線Aを中心にして回転駆動する。円筒状のハウジング52は、ヨークの役割を果たし、内周面で円筒状のステータ3を保持する。ハウジング52は、回転軸線A方向の両端に開口を有する。ロータ2は、ハウジング52の内周面に保持されているステータ3の中空内に収容される。有底円筒状のフロントカバー53は、底部を軸方向(回転軸線Aと平行な方向)のフロント側に向けた状態で、ハウジング52のフロント側に接続される。この接続により、フロントカバー53は、底部に設けられたシャフト穴53cにシャフト55のフロント側を貫通させ、且つハウジング52のフロント側の開口を塞ぐ。
リアカバー54は、ハウジング52のリア側の開口を塞ぐように、ハウジング52のリア側端部に固定される。
ロータ2の外周側には、エアギャップを隔ててステータ3が配置される。即ち、中空構造のステータ3は、その中空内にロータ2を内包する。モータ1は、コイルの電流制御によってステータ3の磁界を順番に切り替えることで、ロータ2の磁界との吸引力または反発力を生じせしめて、回転軸線Aを中心としてロータ2を回転駆動させる。
ロータ2は、ロータコア2aと、複数の永久磁石2bとを有する。ロータ2のロータコア2aは、例えば、打ち抜き加工された珪素鋼板を軸方向に積層して形成される円筒状の部材である。ロータコア2aを構成する個々の珪素鋼板の間には絶縁性接着剤が介在しており、個々の珪素鋼板は互いに絶縁状態にある。ロータコア2aの軸心部に形成される中空には、回転軸線Aに沿ってシャフト55が嵌入される。モータ1において、シャフト55は不図示の軸受によって回転自在に支持される。
ステータ3は、ステータコアを備える。円筒状のステータコアの内周面側には、回転軸線(図1のA)を中心とする径方向(以下、単に径方向と言う)の内側に向けて突出する複数のティースが、配置される。それぞれのティースは、回転軸線を中心とする周方向(以下、単に周方向と言う)に等間隔をおいて並ぶ。互いに隣り合うティースの間の空間は、それぞれスロットを形成する。スロットには、コイル3bが巻き付けられる。
複数のコイル3bのうち、三相交流電源のU相電源が供給されるU相用のコイル3bは、U相用の渡り線によって互いに電気接続される。また、V相電源が供給される複数のV相用のコイル3bは、V相用の渡り線によって互いに電気接続される。また、W相電源が供給される複数のW相用のコイル3bは、W相用の渡り線によって互いに電気接続される。
モータ1は、駆動に伴って発熱する。発熱は、ステータ3のステータコアにおける鉄損、ステータ3のコイル3bにおける銅損、ロータ2のロータコア2aにおける鉄損、ロータ2の永久磁石2bにおける渦電流損、ロータ2の2次導体(例えばシャフト55)における銅損などによって生じる。
次に、本発明を適用していない比較例に係るモータについて説明する。なお、本発明を適用した実施形態に係るモータ1の特徴的な構成については、後に詳述する。
図13は、比較例に係るモータ101の主要部の縦断面を示す断面図である。比較例に係るモータ101は、ロータ102、ステータ103、ハウジング152、フロントカバー153、リアカバー154、シャフト155等を備える。
ハウジング152は、一方側空間152a、他方側空間152b、2つの一方側連通孔152c、及び2つの他方側連通孔152d等を備える。一方側空間152aは、ロータ102よりも軸方向の一方側(図13における左側)に配置され、ステータ103のステータコア103a内周面とロータ102のロータコア102aの外周面との間のギャップ(間隙)Gに連通する。他方側空間152bは、ロータ102よりも軸方向の他方側(図13における右側)に配置され、ギャップGに連通する。2つの一方側連通孔152cのそれぞれは、互いに一方側空間152aを介して径方向に並んだ状態で、ハウジング152の外部と一方側空間152aとを連通させる。2つの他方側連通孔152dのそれぞれは、互いに他方側空間152bを介して径方向に並んだ状態で、ハウジング152の外部と他方側空間152bとを連通させる。
ハウジング152の外部には、ブロワ等からなる不図示の第1気流発生装置、及び第2気流発生装置が配置される。第1気流発生装置は、図中矢印Bで示されるように、2つの一方側連通孔152cのそれぞれを通じて、ハウジング152内の一方側空間152a内に空気を送り込む。また、第2気流発生装置は、図中矢印Cで示されるように、2つの他方側連通孔152dのそれぞれを通じて、ハウジング152内の他方側空間152b内に空気を送り込む。第2気流発生装置による単位時間あたりの送気量は、第1気流発生装置による単位時間あたりの送気量よりも少ない値に設定されている。このような設定により、2つの気流発生装置のそれぞれが駆動しているときには、一方側空間152a内の気圧が、他方側空間152b内の気圧よりも高くなる。これにより、図中矢印Dで示されるように、一方側空間152a内からギャップGを通じて他方側空間152b内に流入する気流が発生する。
かかる構成の比較例に係るモータ101によれば、ギャップG内を流れる気流により、ロータ102及びステータ103のそれぞれにおける軸方向の中央部を冷却することができる。しかしながら、第2気流発生装置による送気量を、第1気流発生装置による送気量と同程度に設定する構成に比べて、ハウジング152内に送り込む空気量を低減することから、冷却効率を低下させてしまう。冒頭で説明した特許文献1に記載の回転電機においても、同様の理由により、冷却効率を低下させてしまうという課題があった。なお、特許文献1には、一方側空間内に送り込まれた空気、及び他方側空間内に送り込まれた空気がどのようにしてハウジング52の外部に排出されるかについての具体的な記載がない。
次に、実施形態に係るモータ1の特徴的な構成について説明する。
図2は、実施形態に係るモータ1の縦断面を示す断面図である。図3は、モータ1の主要部における横断面(図2のW-W’断面)を示す断面図である。なお、これらの図においては、ステータ3の内周面と、ロータ2の外周面との間のギャップGを視認し易くするために、ギャップGの幅(ステータ3の内周面とロータ2の外周面との距離)を、実際よりも大きく示している。また、図3においては、ギャップGを視認し易くするために、ロータ2の各部を太線で示している。また、図3において、3cという符号が付されているものは、ステータ3のステータコア3aに具備される複数のティースである。
モータ1は、ハウジング52の外部に配置される第1気流発生装置64及び第2気流発生装置65を備える。これらの気流発生装置は、ブロワー、あるいはファンなどから構成される。
ハウジング52は、一方側空間52a、他方側空間52b、一方側連通孔としての強制流入孔52c1、一方側連通孔としての自然排気孔52c2、他方側連通孔としての強制排気孔52d1、他方側連通孔としての自然吸気孔52d2等を備える。
一方側空間52aと、他方側空間52bとは、ギャップGを通じて互いに連通する。ハウジング52の強制流入孔52c1は、第1ダクト61によって第1気流発生装置64の送気口に接続される。また、ハウジング52の強制排気孔52d1は、第2ダクト62によって第2気流発生装置65の吸引口に接続される。第1気流発生装置64は、強制流入孔52c1を通じて空気を一方側空間52a内に送気する。第2気流発生装置65は、強制排気孔52d1を通じて他方側空間52b内の空気を吸気する。
一方側連通孔としての強制流入孔52c1と、一方側連通孔としての自然排気孔52c2とは、一方側空間52aを介して径方向に相対向する。また、他方側連通孔としての強制排気孔52d1と、他方側連通孔としての自然吸気孔52d2とは、他方側空間52bを介して径方向に相対向する。
軸方向の一方側に配置される強制流入孔52c1と、軸方向の他方側に配置される自然吸気孔52d2とは、周方向の同じ位置に配置されることから、軸方向に延びる同一の仮想線分上に位置する。また、軸方向の一方側に配置される自然排気孔52c2と、軸方向の他方側に配置される強制排気孔52d1とは、周方向の同じ位置に配置されることから、軸方向に延びる同一の仮想線分上に位置する。
図4は、図2に示される断面に、空気の流れを示す矢印を付した図である。また、図5は、図3に示される断面に、空気の流れを示す矢印を付した図である。
図4に示されるように、ステータ3の軸方向の一方側端部においては、ステータ3のコイル3bが、ステータコア3aの軸方向の一端から一方側に向けて突出する。このように突出しているコイル部分を、以下、コイル3bの一方側コイルエンド部と言う。コイル3bの一方側コイルエンドは、一方側空間52a内に位置する。
ステータ3の軸方向の他方側端部においては、ステータ3のコイル3bが、ステータコア3aの軸方向の他端から他方側に向けて突出する。このように突出しているコイル部分を、以下、コイル3bの他方側コイルエンド部と言う。コイル3bの他方側コイルエンドは、他方側空間52b内に位置する。
ハウジング52の軸方向の一方側端部(図4における左側端部)において、第1気流発生装置64と、ハウジング52の強制流入孔52c1とは、第1ダクト61を介して互いに連通する。第1気流発生装置64は、自らの吸引口を通じて外気を吸引しながら、自らの送気口を通じて空気を第1ダクト61内に送り込む。第1ダクト61内に送り込まれた空気は、矢印Fで示されるように、ハウジング52の強制流入孔52c1を通じて、ハウジング52の一方側空間52a内に強制的に流入せしめられる。強制流入孔52c1は、2つの一方側連通孔のうち、ハウジング52の外部の空気を第1気流発生装置64によって強制的に一方側空間52aの内部に流入せしめる方の連通孔である。
一方側空間52a内においては、強制流入孔52c1を通じて強制的に送り込まれた空気の多くが、矢印G及び矢印Hで示されるように、強制流入孔52c1側から自然排気孔52c2側に向かって移動する。そして、多くの空気は、矢印Iで示されるように、自然排気孔52c2を通じて、一方側空間52a内から外部に自然排出される。自然排気孔52c2は、2つの一方側連通孔のうち、一方側空間52aの内部の空気を自然排出する方の連通孔である。
ハウジング52、ロータ2、ステータ3、及びシャフト55のそれぞれにおける軸方向の一方側の部分は、一方側空間52a内を流れる空気によって冷却される。
ハウジング52の軸方向の他方側端部(図4における右側端部)において、第2気流発生装置65と、ハウジング52の強制排気孔52d1とは、第2ダクト62を介して互いに連通する。第2気流発生装置65は、矢印Jで示されるように自らの送気口から排気しながら、矢印Kで示されるように、自らの吸引口と、第2ダクト62と、ハウジング52の強制排気孔52d1とを通じて、ハウジング52の他方側空間52b内の空気を吸引する。この吸引により、他方側空間52b内の空気が強制排気孔52d1を通じて強制的に排気される。その後、空気は、第2ダクト62と、第2気流発生装置65の吸引口及び送気口を通じて、外部に排出される。強制排気孔52d1は、2つの他方側連通孔のうち、他方側空間52bの内部の空気を第2気流発生装置65によって強制的に排出せしめる方の連通孔である。
他方側空間52b内において、強制排気孔52d1の付近の空気が強制排気孔52d1を通じて第2ダクト62に排気されると、矢印L及び矢印Mで示されるように、多くの空気が、自然吸気孔52d2側から強制排気孔52d1側に向けて移動する。この移動に伴って発生する負圧により、ハウジング52の外部の空気が、ハウジング52の自然吸気孔52d2を通じて他方側空間52b内に自然流入する。自然吸気孔52d2は、2つの他方側連通孔のうち、ハウジング52の外部の空気を他方側空間52bの内部に自然吸入する方の連通孔である。
ハウジング52、ロータ2、ステータ3、及びシャフト55のそれぞれにおける軸方向の他方側の部分は、他方側空間52b内を流れる空気によって冷却される。特に、ステータ3の他方側の部分は、図5に示されるように、熱伝導率の高い金属からなる複数のコイル3bのそれぞれにおける他方側コイルエンド部に気流が触れることで、良好に冷却される。ステータ3の一方側の部分も、同様の理由によって良好に冷却される。
ハウジング52の一方側空間52a内においては、強制流入孔52c1を通じて強制的に送り込まれてくる空気により、自然排気孔52c2側から強制流入孔52c1側に向けて気圧が徐々に高くなる気圧勾配が発生する。一方側空間52a内の気圧は、一方側空間52aの全域に渡って正圧(陽圧)になる。これに対し、ハウジング52の他方側空間52b内においては、空気が強制排気孔52d1を通じて強制的に排気せしめられることにより、自然吸気孔52d2側から強制排気孔52d1側に向けて気圧が徐々に低くなる気圧勾配が発生する。他方側空間52b内の気圧は、他方側空間52bの全域に渡って負圧(陰圧)になる。
上述のように、一方側空間52a内は全域に渡って正圧になるのに対し、他方側空間52b内は全域に渡って負圧になる。このような気圧の関係により、矢印Gで示されるように、一方側空間52a内の空気が、ギャップG内を軸方向の一方側から他方側に向けて流れて、他方側空間52b内に流れ込む。このとき、空気は、ロータ2及びステータ3の軸方向の一端部、中央部、及び他端部を冷却する。つまり、実施形態に係るモータ1は、特許文献1に記載の回転電機と同様に、ギャップG内を流れる空気によってロータ2及びステータ3の軸方向の中央部を冷却することができる。
一方側空間52a内の気圧が全体的に正圧になるのに対し、他方側空間52b内の気圧が全体的に負圧になるという関係は、第1気流発生装置64による送気量と、第2気流発生装置65による送気量(厳密には吸気量)吸気量とのバランスに限られずに成立する。このため、実施形態に係るモータ1においては、特許文献1に記載の回転電機とは異なり、第2気流発生装置65による送気量を、第1気流発生装置64による送気量と同程度に設定しても、ギャップG内における軸方向の全域に渡って気流を発生させることが可能である。従って、実施形態に係るモータ1によれば、第2気流発生装置65による送気量を第1気流発生装置64による送気量に比べて少なくすることに起因する冷却効率の低下を引き起こすことなく、ステータ3及びロータ2のそれぞれにおける軸方向の中央部をギャップG内の気流によって冷却することができる。
なお、モータ1において、軸方向のフロント側(シャフト55が突出する側)を本発明における一方側とし、且つリア側を本発明における他方側とした例について説明したが、フロント側を他方側とし、且つリア側を一方側としてもよい。また、第1気流発生装置64及び第2気流発生装置65のそれぞれをハウジング52の外側に配置した例について説明したが、次のようにしてもよい。即ち、ハウジング52に装置収容空間を2つ設け、一方の装置収容空間に第1気流発生装置64を配置し、他方の装置収容空間に第2気流発生装置65を配置してもよい。この場合、一方の装置収容空間を一方側空間52aの隣に配置し、それら空間を仕切る仕切壁に強制流入孔52c1を設け、且つ、他方の装置収容空間を他方側空間52bの隣に配置し、それら空間を仕切る仕切壁に強制排気孔52d1を設ければよい。
強制流入孔52c1と、自然吸気孔52d2とは、径方向の一方側(図4における上側)に配置される。これに対し、自然排気孔52c2と、強制排気孔52d1とは、径方向の他方側(図4における下側)に配置される。かかる構成では、全体的に正圧になる一方側空間52a内において、径方向の一方側の端部付近(強制流入孔52c1の付近)における正圧の度合いが最大になるのに対し、径方向の他方側の端部付近(自然排気孔52c2の付近)における正圧の度合いが最小になる。また、全体的に負圧になる他方側空間52b内において、径方向の他方側の端部付近(強制排気孔52d1の付近)における負圧の度合いが最大になるのに対し、径方向の一方側の端部付近(自然吸入孔52d2の付近)における負圧の度合いが最小になる。すると、軸方向において、一方側空間52a内で正圧の度合いが最大になる領域と、他方側空間52b内で負圧の度合いが最小になる領域とが隣り合う。加えて、一方側空間52a内で正圧の度合いが最小になる領域と、他方側空間52b内で負圧の度合いが最大になる領域とが隣り合う。これらにより、一方側空間52aと他方側空間52bとの気圧差が、径方向の一方側と他方側とでほぼ同じになる。従って、実施形態に係るモータ1によれば、ギャップG内で一方側から他方側に向かう気流量を、周方向において均一化することができる。
次に、実施形態に係るモータ1に、より特徴的な構成を付加した各実施例について説明する。なお、以下に特筆しない限り、各実施例に係るモータ1の構成は、実施形態と同様である。
〔第1実施例〕
図4からわかるように、実施形態に係るモータ1においては、第1気流発生装置64の側方(詳しくは軸方向の他方側)に、モータ1に関連する部材が配置されないデッドスペースが生じている。また、第2気流発生装置65の側方(詳しくは軸方向の一方側)にも、デッドスペースが生じている。
図6は、第1実施例に係るモータ1の縦断面を、空気の流れとともに示す断面図である。第1実施例に係るモータ1において、強制流入孔52c1と、強制排気孔52d1とは、径方向の一方側に配置される。これに対し、自然排気孔52c2と、自然吸気孔52d2とは、径方向の他方側に配置される。このような配置により、第2気流発生装置65は、径方向の一方側に配置されるようになっている。
かかる構成では、第1気流発生装置64と第2気流発生装置65とを軸方向に並べて配置することで、気流発生装置を径方向の一方側と他方側とに配置する場合(図2)と比較して、気流発生装置を含むモータ1の設置面積を低減することができる。
〔第2実施例〕
図7は、第2実施例に係るモータ1の縦断面を、空気の流れとともに示す断面図である。第2実施例に係るモータ1においては、実施形態に係るモータ1と同様に、強制流入孔52c1と、自然吸気孔52d2とが、径方向の一方側に配置され、自然排気孔52c2と、強制排気孔52d1とが、径方向の他方側に配置される。モータ1は、気流発生装置として、第1気流発生装置64だけを備える。
第1気流発生装置64の吸気口は、第2ダクト62を通じて強制排気孔52d1に接続される。第1気流発生装置64は、強制排気孔52d1を通じて他方側空間52b内の空気を吸気しつつ、強制流入孔52c1を通じて空気を一方側空間52a内に送気する。
かかる構成では、1つの第1気流発生装置64だけを用いて、一方側空間52a内に空気を強制的に流入させつつ、他方側空間52b内から空気を強制的に排出させることで、気流発生装置の数を低減して低コスト化を図ることができる。
なお、実施形態に係るモータ1においては、2つの気流発生装置(64、65)を用いるので、第2実施例に係るモータ1に比べてコスト高になる一方で、気流発生装置の故障によるモータ1のダウンタイムの発生を抑えることができるという利点がある。例えば、第1気流発生装置64が故障した場合、第1気流発生装置64を復旧させるまでの期間に、第2気流発生装置64の排気口と、強制流入口52c1とを仮説ダクトによって接続することで、モータ1を運転させることが可能になる。また、第2気流発生装置65が故障した場合、第2気流発生装置65を復旧させるまでの期間に、第1気流発生装置65の吸気口と、強制排気孔52d1とを仮説ダクトによって接続することで、モータ1を運転させることが可能になる。
〔第3実施例〕
図8は、第3実施例に係るモータ1の縦断面を、空気の流れとともに示す断面図である。第3実施例に係るモータ1においては、第1実施例に係るモータ1と同様に、強制流入孔52c1と、強制排気孔52d1とが、径方向の一方側に配置され、自然排気孔52c2と、自然吸気孔52d2とが、径方向の他方側に配置される。また、第3実施例に係るモータ1は、第2実施例に係るモータ1と同様に、気流発生装置として、第1気流発生装置64だけを備える。
第1気流発生装置64の吸気口は、第2ダクト62を通じて強制排気孔52d1に接続される。第1気流発生装置64は、強制排気孔52d1を通じて他方側空間52b内の空気を吸気しつつ、強制流入孔52c1を通じて空気を一方側空間52a内に送気する。
かかる構成では、第1実施例に係るモータ1と同様に、デッドスペースの発生を抑えつつ、第2実施例に係るモータ1と同様に、気流発生装置の数を減らして低コスト化を図ることができる。
〔第4実施例〕
図9は、第4実施例に係るモータ1の縦断面を、空気の流れとともに示す断面図である。図10は、第4実施例に係るモータ1の主要部の横断面を空気の流れとともに示す断面図である。なお、図10は、ハウジング52の軸方向における全域のうち、後述の第2強制排気孔(52e1)の存在する位置の破断面を示している。
第4実施例に係るモータ1は、第3気流発生装置66を備える。図9において、P1という符号は、ステータ3のステータコア3aの軸方向における全域のうち、一端位置を示す。また、P2という符号は、ステータコア3aの軸方向における全域のうち、中点位置を示す。また、P3という符号は、ステータコア3aの軸方向における全域のうち、他端位置を示す。
ステータコア3aは、一端位置P1と他端位置P3との間に、周方向の全域に渡って延びる空気流通路3dを備える。この空気流通路は、中点位置P2上に存在し、図10に示されるように、ステータコア3aの周方向の全域に渡って延びる。52d1という符号が付された他端側連通孔には、実施形態では強制排気孔という名称を付していたが、第4実施例では後述の第2強制排気孔(52e1)と明確に区別するために第1強制排気孔という名称を付すことにする。強制排気孔と第1強制排気孔とは、実質的に同じ連通孔であるので、担っている役割は互いに同じである。また、52d2という符号が付された他端側連通孔には、実施形態では自然吸気孔という名称を付していたが、第4実施例では後述の第2自然吸気孔(52e2)と明確に区別するために第1自然吸気孔という名称を付すことにする。自然吸気孔と第1自然吸気孔とは、実質的に同じ連通孔であるので、担っている役割は互いに同じである。
ハウジング52は、第2強制排気孔3e1、及び第2自然吸気孔3e2を備える。第2強制排気孔3e1は、図10に示されるように、径方向の一方側でハウジング52の外部とステータコア3aの空気流通路3dとを連通させる。第2自然吸気孔3e2は、径方向の他方側でハウジング52の外部とステータコア3aの空気流通路3dとを連通させる。
図9において、強制流入孔52c1と、第2自然吸気孔52e2と、第1自然吸気孔52d2とは、軸方向に延びる同一の仮想線分上に位置する。また、自然排気孔52c2と、第2強制排気孔52e1と、第1強制排気孔52d1とは、軸方向に延びる同一の仮想線分上に位置する。
ハウジング52の軸方向の中央部において、第3気流発生装置66と、ハウジング52の第2強制排気孔52e1とは、第3ダクト63を介して互いに連通する。第3気流発生装置66は、矢印Tで示されるように自らの送気口から排気しながら、矢印Sで示されるように、自らの吸引口と、第3ダクト63と、ハウジング52の第2強制排気孔52e1とを通じて、ステータコア3aの空気流通路3d内の空気を吸引する。この吸引により、空気流通路3d内の空気が第2強制排気孔52e1を通じて強制的に排気される。その後、空気は、第3ダクト63と、第3気流発生装置66の吸引口及び送気口を通じて、外部に排出される。
ステータコア3aの空気流通路3d内において、第2強制排気孔52e1の付近の空気が第2強制排気孔52e1を通じて第3ダクト63に排気されると、図10の太矢印で示されるように、空気流通路3d内の空気が、第2自然吸気孔52e2側から第2強制排気孔52e1側に向けて移動する。この移動に伴って発生する負圧により、ハウジング52の外部の空気が、ハウジング52の第2自然吸気孔52e2を通じてステータコア3aの空気流通路3d内に自然流入する。
ハウジング52、ロータ2、ステータ3、及びシャフト55のそれぞれにおける軸方向の中央部は、空気流通路3d内を流れる空気によって冷却される。
図9に示されるように、コイル3bは、一端側コイルエンド部から他端側コイルエンド部に至るまで途中で途切れることなく、一直線状に延在する。コイル3bの軸線方向における中央部は、図10に示されるように、空気流通路3d内を流れる空気により、複数のコイル3bのそれぞれにおける軸方向の中央部が冷却されることで、ステータ3が効率よく冷却される。
強制流入孔52c1、第1自然吸気孔52d2、及び第2自然吸気孔52e2のそれぞれは、径方向の一方側に配置され、自然排気孔52c2、第1強制排気孔52d1、及び第2強制排気孔52e1のそれぞれは、径方向の他方側に配置される。より詳しくは、第1自然吸気孔52d2、及び第2自然吸気孔52e2のそれぞれは、周方向において、自然排気孔52c2、第1強制排気孔52d1、及び第2強制排気孔52e1のそれぞれとは180〔°〕ずれた位置に存在する。
かかる構成では、一方側空間52a内において、強制流入孔52c1側から自然排気孔52c2側に向かって徐々に上昇する気圧勾配が、強制流入孔52c1側から自然排気孔52c2側に至る領域の全域に渡って均一な上昇率で形成される。これにより、第4実施例に係るモータ1によれば、一方側空間52a内において、前述の領域の全域に渡って均一な気流量で空気を流すことができる。
また、ステータコア3aの空気流通路3d内において、第2自然吸気孔52e2側から第2強制排気孔52e1側に向かって徐々に低下する気圧勾配が、第2自然吸気孔52e2側から第2強制排気孔52e1側に至る領域の全域に渡って均一な低下率で形成される。これにより、第4実施例に係るモータ1によれば、空気流通路3d内において、前述の領域の全域に渡って均一な気流量で空気を流すことができる。
また、他方側空間52b内において、第1自然吸気孔52d2側から第1強制排気孔52d1側に向かって徐々に低下する気圧勾配が、第1自然吸気孔52d2側から第1強制排気孔52d1側に至る領域の全域に渡って均一な低下率で形成される。これにより、第1実施例に係るモータ1によれば、他方側空間52b内において、前述の領域の全域に渡って均一な気流量で空気を流すことができる。
ステータ3は、空気流通路3dとギャップGとを仕切るリング状の仕切部3eを備える。仕切部3eは、ステータコア3aとは別の部材からなり、非磁性材料によって構成される。この仕切部3eは、ステータコア3aにおいて軸方向の一端側に存在する複数のティース(図3の3c)のそれぞれにおける他端面と、軸方向の他端側に存在する複数のティースのそれぞれにおける一端面との間に挟み込まれる態様で配置される。そして、仕切部3eは、前述の他端面及び一端面のそれぞれに固定される。
リング状の仕切部3eが存在しない場合、ステータコア3aの空気流通路3dと、ギャップGとが連通する。すると、他方側空間52b内の負圧の程度によっては、ギャップG内を軸方向に沿って一端位置P1側から中点位置P2側に向かう気流が、ステータコア3aの空気流通路3d内に流れ込むおそれがある。前述の流れ込みが発生した場合、ギャップG内を中点位置P2から他端位置P3まで流れる気流が発生しなくなったり、前述の気流が少なくなったりして、ハウジング52、ロータ2、及びステータ3のそれぞれにおける軸方向の他方側の部分の冷却効率が低下してしまう。
第4実施例に係るモータ1によれば、仕切部3eによって空気流通路3dからギャップGへの空気の流れ込みを阻止することで、流れ込みに起因するハウジング52、ロータ2、及びステータ3のそれぞれにおける軸方向の他方側部分の冷却効率の低下を回避することができる。
〔第5実施例〕
以下に特筆しない限り、第5実施例に係るモータ1の構成は、第4実施例に係るモータ1の構成と同様である。
図11は、第5実施例に係るモータ1の縦断面を、空気の流れとともに示す断面図である。図12は、第5実施例に係るモータ1の主要部の横断面を空気の流れとともに示す断面図である。なお、図12は、ハウジング52の軸方向における全域のうち、第2強制排気孔52e1の存在する位置の破断面を示している。
ステータコア3aは、空気流通路3dとギャップGとを仕切る仕切部を備えていない。このため、空気流通路3dとギャップGとは連通する。空気流通路3d内の空気の一部は、空気流通路3dにおける第2自然吸気孔52e2側の領域で、空気流通路3dからギャップGに流れ込む。また、ギャップG内の空気の一部は、ギャップGにおける強制排気孔52e1側の領域で、ギャップGから空気流通路3dに流れ込む。空気流通路3d内の空気は、空気流通路3dからハウジング52の第2強制排気孔52e1を通じて、連通ダクト67に流れ込む。連通ダクト67は、ハウジング52の第1強制排気孔52d1、及び第2強制排気孔52e1の両方に連通することで、第1強制排気孔52d1と第2強制排気孔52e1とを互いに連通させる連通流路として機能する。
図11に示されるように、ギャップG内の気流は、軸方向において一端位置P1から中点位置P2を経て他端位置P3に向かうが、他端位置P3に至る前に、ステータコア3aの空気流通路3dに流れ込む。これにより、ギャップG内において、軸方向における空気流通路3dの位置から他端位置P3に至るまでの領域には、ギャップG内を流れる気流が発生しないか、あるいは、気流量が減少する。これにより、ロータ2、及びステータ3の軸方向における空気流通路3dの位置から他端位置P3に至るまでの部分では、他の部分に比べてギャップG内の気流による冷却効率が低下するが、前者の部分の軸方向の長さは非常に短いため、ロータ2、及びステータ3のそれぞれの全体的な冷却効率は、無視できる程度のごく僅かな値の低下にとどまる。
かかる構成によれば、仕切部(3e)の付設を省略して低コスト化を図りつつ、空気流通路3d内の空気をギャップG内に流れ込ませることによる冷却効率の低下を抑えることができる。
連通ダクト67内の空気は、共有気流発生装置68の駆動によって外部に排出される。共有気流発生装置68は、第4実施例における第2気流発生装置(65)及び第3気流発生装置(66)を、1つの個体として共有するものである。かかる構成では、気流発生装置の数を減らして低コスト化を図ることができる。
なお、連通ダクト67、及び共有気流発生装置68を設ける代わりに、第4実施例と同様に、第2ダクト(62)、第2気流発生装置(65)、第3ダクト(63)、及び第3気流発生装置(66)を設けてもよい。
これまで、回転機としてのモータ1に本発明を適用した例について説明したが、回転機としての発電機(ダイナモ)に本発明を適用してもよい。また、本発明に係る回転機の方式は、IPM(Interior Permanent Magnet)に限られない。SPM(Surface Permanent Magnet)や、誘導電動機(IM:Induction Motor)などの方式でもよく、コイルエンドを有するステータを用いる回転機であれば、どのような方式であってもよい。
本発明は上述の実施形態、各実施例に限られず、本発明の構成を適用し得る範囲内で、実施形態、各実施例とは異なる構成を採用することもできる。本発明は、以下に説明する態様毎に特有の作用効果を奏する。
〔第1態様〕
第1態様は、ステータ(例えばステータ3)と、前記ステータの中空内に配置される回転可能なロータ(例えばロータ2)と、前記ステータ及びロータを収容するハウジング(例えばハウジング52)とを備え、前記ハウジングが、前記ロータよりも軸方向の一方側に配置され、前記ステータの内周面と前記ロータの外周面との間の間隙(例えばギャップG)に連通する一方側空間(例えば一方側空間52a)と、前記ロータよりも軸方向の他方側に配置され、前記間隙に連通する他方側空間(例えば他方側空間52b)と、前記ハウジングの外部と前記一方側空間とを連通させる一方側連通孔と、前記ハウジングの外部と前記他方側空間とを連通させる他方側連通孔とを備え、前記一方側空間と前記他方側空間とが、前記間隙を介して連通し、前記一方側連通孔と前記他方側連通孔とのそれぞれが、気流を発生させる気流発生装置(例えば第1気流発生装置64、第2気流発生装置65)に接続される、回転機(例えばモータ1)であって、前記一方側連通孔として、前記ハウジングの外部の空気を気流発生装置によって強制的に前記一方側空間の内部に流入せしめる強制流入孔(例えば強制流入孔52c1)と、前記一方側空間の内部の空気を自然排出する自然排気孔(例えば自然排気孔52c2)とを備え、前記他方側連通孔として、前記他方側空間の内部の空気を気流発生装置によって強制的に排出せしめる強制排気孔(例えば強制排気孔52d1)と、前記ハウジング52の外部の空気を前記他方側空間の内部に自然吸入する自然吸気孔(例えば自然吸気孔52d2)とを備える、ことを特徴とするものである。
かかる構成によれば、第2気流発生装置による送気量を第1気流発生装置による送気量に比べて少なくすることに起因する冷却効率の低下を引き起こすことなく、ステータ及びロータのそれぞれにおける軸方向の中央部を間隙内の気流によって冷却することができる。
〔第2態様〕
第2態様は、第1態様の構成を備え、且つ、前記強制流入孔と、前記自然吸気孔とが、径方向の一方側に配置され、前記自然排気孔と、前記強制排気孔とが、径方向の他方側に配置される、ことを特徴とする回転機である。
かかる構成の第2態様によれば、実施形態で説明されたように、ステータの内周面とロータの外周面との間の間隙内で一方側から他方側に向かう気流量を、周方向において均一化することができる。
〔第3態様〕
第3態様は、第2態様の構成を備え、且つ、前記強制流入孔と、前記強制排気孔とが、径方向の一方側に配置され、前記自然排気孔と、前記自然吸気孔とが、径方向の他方側に配置される、ことを特徴とする回転機である。
かかる構成の第3態様によれば、第1実施例で説明されたように、気流発生装置を径方向の一方側と他方側とに配置する場合(図2)と比較して、気流発生装置を含む回転機の設置面積を低減することができる。
〔第4態様〕
第4態様は、第2態様又は第3態様の構成を備え、且つ、前記気流発生装置として、前記強制流入孔を通じて空気を前記一方側空間内に送気する第1気流発生装置と、前記強制排気孔を通じて前記他方側空間内の空気を吸気する第2気流発生装置とを備える、ことを特徴とする回転機である。
かかる構成の第4態様によれば、2つの気流発生装置を備えることで、気流発生装置の故障による回転機のダウンタイムの発生を抑えることができる。
〔第5態様〕
第5態様は、第2態様又は第3態様の構成を備え、且つ、前記気流発生装置が、前記強制排気孔を通じて前記他方側空間内の空気を吸気しつつ、前記強制流入孔を通じて空気を前記一方側空間内に送気する、ことを特徴とする回転機である。
かかる構成の第5態様によれば、第2実施例で説明されたように、気流発生装置の数を減らして低コスト化を図ることができる。
〔第6態様〕
第6態様は、第4態様の構成と、第3気流発生装置とを備え、前記ステータのステータコア(例えばステータコア3a)が、前記軸方向の一端と他端との間に、周方向の全域に渡って延びる空気流通路(例えば空気流通路3d)を備え、前記強制排気孔が、第1強制排気孔(例えば第1強制排気孔52d1)であり、前記自然吸気孔が、第1自然吸気孔(例えば第1自然吸気孔52d2)であり、前記ハウジングが、径方向の一方側で前記ハウジング52の外部と前記空気流通路とを連通させつつ、前記空気流通路の内部の空気を前記第3気流発生装置によって強制的に排出せしめる第2強制排気孔(例えば第2強制排気孔52e1)と、前記ハウジング52の外部の空気を前記空気流通路の内部に自然吸入する第2自然吸気孔(例えば第2自然吸気孔52e2)とを備える、ことを特徴とする回転機である。
かかる構成の第6態様によれば、空気流通路内を流れる空気により、ロータ、及びステータのそれぞれにおける軸方向の中央部を冷却することができる。
加えて、第6態様によれば、一方側空間内において、自然排気孔側から強制流入孔側に至る領域の全域に渡って均一な上昇率の気圧勾配を形成して、前述の領域の全域に渡って均一な気流量で吸気を流すことができる。
加えて、第6態様によれば、空気流通路内において、第2自然吸気孔側から第2強制排気孔側に至る領域の全域に渡って均一な低下率の気圧勾配を形成して、前述の領域の全域に渡って均一な気流量で空気を流すことができる。
加えて、第6態様によれば、他方側空間内において、第1自然吸気孔側から第1強制排気孔側に至る領域の全域に渡って均一な低下率の気圧勾配を形成して、前述の領域の全域に渡って均一な気流量で空気を流すことができる。
〔第7態様〕
第7態様は、第6態様の構成を備え、且つ、前記ステータが、前記ステータコアに巻き付けられる複数のコイル(例えばコイル3b)を備え、複数のコイルのそれぞれにおける軸方向の中央部が、前記空気流通路の内部に位置する、ことを特徴とする回転機である。
かかる構成の第7態様によれば、空気流通路3d内を流れる空気によってコイルの軸線方向の中央部を直接的に冷却することで、ステータを効率よく冷却することができる。
〔第8態様〕
第8態様は、第7態様の構成を備え、且つ、前記ステータが、前記空気流通路と前記間隙とを仕切る仕切部(例えば仕切部3e)を備える、ことを特徴と、ことを特徴とする回転機である。
かかる構成の第8態様によれば、仕切部によって空気流通路から間隙内への空気の流れ込みを阻止することで、流れ込みに起因するハウジング、ロータ、及びステータのそれぞれにおける軸方向の他方側部分の冷却効率の低下を回避することができる。
〔第9態様〕
第9態様は、第8態様の構成を備え、且つ、前記仕切部が、非磁性材料からなる、ことを特徴とする回転機である。
かかる構成の第9態様によれば、仕切部を磁性材料で構成する場合に比べて、ステータにおける渦電流の発生を抑えることができる。
〔第10態様〕
第10態様は、第6態様又は第7態様の構成を備え、且つ、前記空気流通路が、前記間隙と連通し、前記第2強制排気孔、及び前記空気流通路のそれぞれが、軸方向において、前記ステータの軸方向中点(例えば中点位置P2)よりも他方側にずれた位置に配置される、ことを特徴とする回転機である。
かかる構成の第10態様によれば、前述の仕切部の付設を省略して低コスト化を図りつつ、空気流通路内の空気を間隙内に流れ込ませることによる冷却効率の低下を抑えることができる。
〔第11態様〕
第11態様は、第10態様の構成を備え、且つ、前記第1強制排気孔、及び前記第2強制排気孔を互いに連通させる連通流路(例えば連通ダクト67)を備え、 前記第2気流発生装置、及び前記第3気流発生装置が、前記連通流路内の空気を吸引する1つの共有気流発生装置(例えば共有気流発生装置68)によって構成される、
ことを特徴とする回転機である。
かかる構成の第11態様によれば、気流発生装置の数を減らして低コスト化を図ることができる。
本発明は、モータ、ダイナモなどの回転機に適用が可能である。
2・・・ロータ、 2a・・・ロータコア、 2b・・・永久磁石、 3・・・ステータ、 3a・・・ステータコア、 3b・・・コイル、 3c・・・ティース、 3d・・・空気流通路、 3e・・・仕切部、 52・・・ハウジング、 52a・・・一方側空間、 52b・・・他方側空間、 52c・・・一方側連通孔、 52c1、強制流入孔、 52c2・・・自然排気孔、 52d・・・他方側連通孔、 52d1・・・強制排気孔(第1強制排気孔)、 52d2・・・自然吸気孔(第1自然吸気孔)、 52e1・・・第2強制排気孔、 52e21・・・第2自然吸気孔、 61・・・第1ダクト、 62・・・第2ダクト、 63・・・第3ダクト、 64・・・第1気流発生装置、 65・・・第2気流発生装置、 66・・・第3気流発生装置、 67・・・連通ダクト(連通流路)、 68・・・共有気流発生装置

Claims (11)

  1. ステータと、前記ステータの中空内に配置される回転可能なロータと、前記ステータ及びロータを収容するハウジングとを備え、
    前記ハウジングが、
    前記ロータよりも軸方向の一方側に配置され、前記ステータの内周面と前記ロータの外周面との間の間隙に連通する一方側空間と、
    前記ロータよりも軸方向の他方側に配置され、前記間隙に連通する他方側空間と、
    前記ハウジングの外部と前記一方側空間とを連通させる一方側連通孔と、
    前記ハウジングの外部と前記他方側空間とを連通させる他方側連通孔とを備え、
    前記一方側空間と前記他方側空間とが、前記間隙を介して連通し、
    前記一方側連通孔と前記他方側連通孔とのそれぞれが、気流を発生させる気流発生装置に接続される、
    回転機であって、
    前記一方側連通孔として、前記ハウジングの外部の空気を気流発生装置によって強制的に前記一方側空間の内部に流入せしめる強制流入孔と、前記一方側空間の内部の空気を自然排出する自然排気孔とを備え、
    前記他方側連通孔として、前記他方側空間の内部の空気を気流発生装置によって強制的に排出せしめる強制排気孔と、前記ハウジングの外部の空気を前記他方側空間の内部に自然吸入する自然吸気孔とを備える、
    ことを特徴とする回転機。
  2. 前記強制流入孔と、前記自然吸気孔とが、径方向の一方側に配置され、
    前記自然排気孔と、前記強制排気孔とが、径方向の他方側に配置される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の回転機。
  3. 前記強制流入孔と、前記強制排気孔とが、径方向の一方側に配置され、
    前記自然排気孔と、前記自然吸気孔とが、径方向の他方側に配置される、
    ことを特徴とする請求項に記載の回転機。
  4. 前記気流発生装置として、前記強制流入孔を通じて空気を前記一方側空間内に送気する第1気流発生装置と、前記強制排気孔を通じて前記他方側空間内の空気を吸気する第2気流発生装置とを備える、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の回転機。
  5. 前記気流発生装置が、前記強制排気孔を通じて前記他方側空間内の空気を吸気しつつ、前記強制流入孔を通じて空気を前記一方側空間内に送気する、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の回転機。
  6. 第3気流発生装置を備え、
    前記ステータのステータコアが、前記軸方向の一端と他端との間に、周方向の全域に渡って延びる空気流通路を備え、
    前記強制排気孔が、第1強制排気孔であり、
    前記自然吸気孔が、第1自然吸気孔であり、
    前記ハウジングが、径方向の一方側で前記ハウジングの外部と前記空気流通路とを連通させつつ、前記空気流通路の内部の空気を前記第3気流発生装置によって強制的に排出せしめる第2強制排気孔と、前記ハウジングの外部の空気を前記空気流通路の内部に自然吸入する第2自然吸気孔とを備える、
    ことを特徴とする請求項4に記載の回転機。
  7. 前記ステータが、前記ステータコアに巻き付けられる複数のコイルを備え、
    複数のコイルのそれぞれにおける軸方向の中央部が、前記空気流通路の内部に位置する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の回転機。
  8. 前記ステータが、前記空気流通路と前記間隙とを仕切る仕切部を備える、
    ことを特徴とする請求項7に記載の回転機。
  9. 前記仕切部が、非磁性材料からなる、
    ことを特徴とする請求項8に記載の回転機。
  10. 前記空気流通路が、前記間隙と連通し、
    前記第2強制排気孔、及び前記空気流通路のそれぞれが、軸方向において、前記ステータの軸方向中点よりも他方側にずれた位置に配置される、
    ことを特徴とする請求項6又は7に記載の回転機。
  11. 前記第1強制排気孔、及び前記第2強制排気孔を互いに連通させる連通流路を備え、
    前記第2気流発生装置、及び前記第3気流発生装置が、前記連通流路内の空気を吸引する1つの共有気流発生装置によって構成される、
    ことを特徴とする請求項10に記載の回転機。
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