JP7151614B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体素子を内蔵した半導体モジュールと、該半導体モジュールに接続したコンデンサとを備える電力変換装置に関する。
従来から、IGBT等の半導体素子を内蔵した半導体モジュールと、該半導体モジュールに接続したコンデンサとを備える電力変換装置が知られている(下記特許文献1参照)。上記コンデンサは、複数のコンデンサ素子と、該コンデンサ素子に接続した複数のバスバーと、これらを封止する封止部とを備える。上記半導体モジュール等によって、直流電源の電圧を昇圧する昇圧回路と、昇圧した直流電力を交流電力に変換するインバータ回路とが形成されている。
コンデンサ素子には、直流電源に含まれるノイズを除去するフィルタ用コンデンサ素子と、昇圧後の直流電圧を平滑化する平滑用コンデンサ素子とがある。また、バスバーには、フィルタ用コンデンサ素子の正電極に接続したフィルタ用正バスバーと、平滑用コンデンサ素子の正電極に接続した平滑用正バスバーと、個々のコンデンサ素子の負電極に接続した負バスバーとがある。
フィルタ用正バスバー及び負バスバーは、直流電源に電気接続される電源接続端子と、該電源接続端子に導通し封止部内にてコンデンサ素子に接続した素子接続部と、電源接続端子に導通し半導体モジュール以外の電子部品に電気接続される部品接続端子とを備える。直流電源から電源接続端子に供給された電流の一部を分岐し、上記部品接続端子を介して上記電子部品へ供給するよう構成されている。上記電力変換装置では、電源接続端子と部品接続端子との間の電流経路をなす部品電流経路部を、上記封止部によって封止してある。
特開2014-45035号公報
上記電力変換装置では、上記部品電流経路部を封止部によって封止してあるため、部品電流経路部から発生する熱によって、封止部の内部の温度が上昇しやすい。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、封止部の内部の温度上昇をより抑制できるコンデンサを提供しようとするものである。
本発明の一態様は、直流電源(8)の電圧を昇圧する昇圧回路(10)と、該昇圧回路によって昇圧した直流電力を交流電力に変換するインバータ回路(11)とが形成された電力変換装置(1)であって、
半導体素子(20)を内蔵した半導体モジュール(2)と、
該半導体モジュールに接続したコンデンサ(3)とを備え、
該コンデンサは、複数のコンデンサ素子(4)と、該コンデンサ素子に接続した複数のバスバー(5)と、個々の該バスバーの一部および上記コンデンサ素子を封止する封止部(6)とを有し、
上記コンデンサ素子には、上記直流電源に含まれるノイズを除去するフィルタ用コンデンサ素子(4F)と、上記昇圧回路によって昇圧された直流電圧を平滑化する平滑用コンデンサ素子(4S)とがあり、
上記バスバーには、上記フィルタ用コンデンサ素子の正電極に接続したフィルタ用正バスバー(5FP)と、上記平滑用コンデンサ素子の正電極に接続した平滑用正バスバー(5SP)と、個々の上記コンデンサ素子の負電極に接続した負バスバー(5N)とがあり、上記平滑用正バスバー及び上記負バスバーは上記半導体モジュールに接続しており、
上記フィルタ用正バスバー及び上記負バスバーは、上記直流電源に接続される電源接続端子(51)と、該電源接続端子と導通し上記封止部内にて上記コンデンサ素子に接続した素子接続部(52)と、上記電源接続端子と導通し上記半導体モジュール以外の電子部品(81、16)に電気接続される部品接続端子(53)とを備え、上記直流電源から上記電源接続端子へ供給された電流の一部を分岐し、上記部品接続端子を介して上記電子部品へ供給するよう構成され、
上記フィルタ用正バスバーと上記負バスバーとの少なくとも一方は、上記電源接続端子と上記部品接続端子との間の電流経路をなす部品電流経路部(54)の全ての部位が、上記封止部から露出しており、
上記負バスバーの上記電源接続端子である負電源接続端子(51 N )と上記半導体モジュールとの間に流れる電流(I 1 )は、上記負電源接続端子と上記電子部品との間に流れる電流(I 2 )よりも多く、上記負電源接続端子から上記半導体モジュールまでの電流経路長(L 1 )は、上記負電源接続端子から上記部品接続端子までの電流経路長(L 2 )よりも短い、電力変換装置にある。
上記電力変換装置においては、フィルタ用正バスバーと負バスバーとの少なくとも一方は、上記部品電流経路部の全ての部位が封止部から露出している。
そのため、電流によって部品電流経路部が発熱しても、封止部の内部の温度が上昇することを抑制できる。
以上のごとく、上記態様によれば、封止部の内部の温度上昇をより抑制できるコンデンサを提供することができる。
なお、特許請求の範囲及び課題を解決する手段に記載した括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであり、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
参考形態1における、電力変換装置の断面図であって、図2のI-I断面図。 図1のII-II断面図。 図1から負バスバー及びリアクトルを取り除いた図。 参考形態1における、コンデンサの平面図。 参考形態1における、コンデンサの斜視図。 図5の要部拡大図。 参考形態1における、電力変換装置の回路図。 実施形態1における、コンデンサの斜視図。 実施形態2における、コンデンサの斜視図。 実施形態2における、電力変換装置の断面図。 比較形態1における、コンデンサの斜視図。
参考形態1
上記電力変換装置に係る参考形態について、図1~図7を参照して説明する。図1~図3に示すごとく、本形態の電力変換装置1は、半導体モジュール2と、コンデンサ3とを備える。これらの部品等によって、図7に示すごとく、直流電源8の電圧を昇圧する昇圧回路10と、昇圧した直流電力を交流電力に変換するインバータ回路11とを形成してある。
半導体モジュール2は、半導体素子20(本形態ではIGBT:図7参照)を内蔵している。コンデンサ3は、図4、図5に示すごとく、複数のコンデンサ素子4と、該コンデンサ素子4に接続した複数のバスバー5と、封止部6とを備える。封止部6は、個々のバスバー5の一部とコンデンサ素子4とを封止している。
図4、図7に示すごとく、コンデンサ素子4には、フィルタ用コンデンサ素子4Fと、平滑用コンデンサ素子4Sとがある。フィルタ用コンデンサ素子4Fは、直流電源8に含まれるノイズを除去するコンデンサ素子4である。また、平滑用コンデンサ素子4Sは、昇圧回路10によって昇圧された直流電圧を平滑化するコンデンサである。
図4、図7に示すごとく、バスバー5には、フィルタ用正バスバー5FPと、平滑用正バスバー5SPと、負バスバー5Nとがある。フィルタ用正バスバー5FPは、フィルタ用コンデンサ素子4Fの正電極41(41F)に接続している。平滑用正バスバー5SPは、平滑用コンデンサ素子4Sの正電極41(41S)に接続している。負バスバー5Nは、フィルタ用コンデンサ素子4F及び平滑用コンデンサ素子4Sの負電極42(42F,42S)に接続している。
図2、図4に示すごとく、平滑用正バスバー5SP及び負バスバー5Nは、半導体モジュール2に接続したモジュール接続板部55を備える。
図4~図6に示すごとく、フィルタ用正バスバー5FP及び負バスバー5Nは、電源接続端子51と、素子接続部52と、部品接続端子53とを備える。電源接続端子51は、直流電源8に接続される端子である。素子接続部52は、電源接続端子51と導通し、封止部6内にてコンデンサ素子4に接続している。部品接続端子53は、電源接続端子51と導通しており、半導体モジュール2以外の電子部品81(図7参照)に電気接続される端子である。図6に示すごとく、直流電源8から電源接続端子51へ供給された電流Iの一部を分岐し、部品接続端子53を介して電子部品81へ供給するよう構成されている。
本形態のフィルタ用正バスバー5FPは、電源接続端子51と部品接続端子53との間の電流経路をなす部品電流経路部54の全ての部位が、封止部6から露出している。
本形態の電力変換装置1は、電気自動車やハイブリッド車等の車両に搭載するための、車載用電力変換装置である。図7に示すごとく、本形態では、半導体モジュール2等を用いて、上述した昇圧回路10とインバータ回路11とを構成してある。昇圧回路10によって直流電源8の電圧を昇圧し、インバータ回路11によって、昇圧した直流電力を交流電力に変換している。そして、得られた交流電力を用いて三相交流モータ82を駆動し、上記車両を走行させている。
また、上述したように、本形態では、直流電源8から供給された電流Iの一部を分岐して、電子部品81へ供給している。本形態の電子部品81は、DC-DCコンバータである。このDC-DCコンバータを用いて、直流電源8の電圧を降圧し、低圧バッテリ83を充電している。
図2に示すごとく、半導体モジュール2は、上記半導体素子20(図7参照)を内蔵した本体部23と、該本体部23から突出したパワー端子21と、制御端子22とを備える。パワー端子21には、直流電圧が加えられる正極端子21P及び負極端子21Nと、交流電力を出力する交流端子21Aとがある。正極端子21Pは、平滑用正バスバー5SPのモジュール接続板部55SPに接続している。負極端子21Nは、負バスバー5Nのモジュール接続板部55Nに接続している。また、制御端子22は、制御回路基板17に接続している。この制御回路基板17を用いて、半導体モジュール2のスイッチング動作を制御している。
図1~図3に示すごとく、本形態では、複数の半導体モジュール2と、該半導体モジュール2を冷却する複数の冷却管12とを積層して積層体13を構成してある。積層体13の積層方向(X方向)に隣り合う2本の冷却管12は、連結管72によって連結されている。図2に示すごとく、連結管72は、冷却管12の長手方向(Y方向)における、冷却管12の両端に配されている。
図3に示すごとく、複数の冷却管12のうち、X方向における一端に位置する端部冷却管12aには、冷媒7を導入するための導入管18と、冷媒7を導出するための導出管19とが接続している。導入管18から冷媒7を導入すると、冷媒7は連結管72を通って全ての冷却管12を流れ、導出管19から導出する。これにより、個々の半導体モジュール2を冷却している。
また、図3に示すごとく、電力変換装置1のケース14内には、加圧部材15(板ばね)が配されている。この加圧部材15を用いて、積層体13をX方向に加圧している。これにより、半導体モジュール2と冷却管12との接触圧を確保しつつ、積層体13をケース14内に固定している。
図4、図5に示すごとく、コンデンサ3は、コンデンサケース31と、該コンデンサケース31に収納されたフィルタ用コンデンサ素子4Fおよび平滑用コンデンサ素子4Sと、これらのコンデンサ素子4に接続したバスバー5(フィルタ用正バスバー5FP、平滑用正バスバー5SP、負バスバー5N)と、封止部6とを備える。
フィルタ用正バスバー5FPは、直流電源8に接続される電源接続端子51Pと、封止部6内にてフィルタ用コンデンサ素子4Fの正電極41Fに接続した素子接続部52FPと、電子部品81に電気接続される部品接続端子53Pと、電源接続端子51Pと部品接続端子53Pとの間の電流経路をなす部品電流経路部54Pとを備える。フィルタ用コンデンサ素子4Fの部品電流経路部54Pは、その全ての部位が、封止部6から露出している。
平滑用正バスバー5SPは、平滑用コンデンサ素子4Sの正電極41Sに接続した素子接続部52SPと、半導体モジュール2に接続したモジュール接続板部55SPとを備える。
また、負バスバー5Nは、直流電源8に接続される電源接続端子51Nと、封止部6内にてフィルタ用コンデンサ素子4F及び平滑用コンデンサ素子4Sの負電極42に接続した素子接続部52Nと、電子部品81に電気接続される部品接続端子53Nと、電源接続端子51Nと部品接続端子53Nとの間の電流経路をなす部品電流経路部54Nとを備える。負バスバー5Nの部品電流経路部54Nの一部は、封止部6内に封止されている。また、負バスバー5Nは、半導体モジュール2に接続したモジュール接続板部55Nを備える。
図5に示すごとく、コンデンサケース31には端子台310が形成されている。この端子台310に、部品接続端子53P,53Nを載置してある。
図1に示すごとく、電力変換装置1は、昇圧回路10を構成するリアクトル16を備える。リアクトル16の一方の端子161は、リアクトル用バスバー71を介して、フィルタ用正バスバー5FPの部品接続端子53Pに接続している。なお、リアクトル16も、半導体モジュール以外の電子部品81でもあり、部品接続端子53Pは、このリアクトル16にも電気的に接続されている。また、リアクトル16の他方の端子162は、図示しない導電部材を介して、昇圧用半導体モジュール2Bの交流端子21Aに接続している。
本形態の作用効果について説明する。図5、図6に示すごとく、本形態では、フィルタ用正バスバー5FPの部品電流経路部54(54P)を、封止部6から露出させてある。
そのため、電流Iが流れて部品電流経路部54Pが発熱しても、封止部6の内部の温度が上昇することを抑制できる。
図11に、比較形態の電力変換装置のコンデンサ30を示す。このコンデンサ30においては、フィルタ用正バスバー5FPの電源接続端子51Pと部品接続端子53Pとの間に形成された部品電流経路部54Pと、負バスバー5Nの電源接続端子51Nと部品接続端子53Nとの間に形成された部品電流経路部54Nとを、両方とも、封止部6によって封止している。そのため、これらの部品電流経路部54P,54Nに電流が流れて発熱したときに、封止部6内の温度が上昇しやすい。
これに対して、本形態では、図5、図6に示すごとく、フィルタ用正バスバー5FPの部品電流経路部54Pを封止部6から露出させているため、封止部6の温度上昇を抑制できる。
なお、本形態では、フィルタ用正バスバー5FPと負バスバー5Nとのうち、フィルタ用正バスバー5FPのみ、部品電流経路部54Pを封止部6から露出させているが、本発明はこれに限るものではない。すなわち、図示を省略するが、フィルタ用正バスバー5FPの部品電流経路部54Pと、負バスバー5Nの部品電流経路部54Nとを、両方とも、封止部6から露出させても良い。また、負バスバー5Nの部品電流経路部54Nのみを封止部6から露出させても良い。
以上のごとく、上記態様によれば、封止部の内部の温度上昇をより抑制できるコンデンサを提供することができる。
以下の形態においては、図面に用いた符号のうち、参考形態1において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、参考形態1と同様の構成要素等を表す。
実施形態1
本形態は、コンデンサ3の構成を変更した例である。本形態では、負バスバー5N(図8参照)の電源接続端子51である負電源接続端子51Nと、半導体モジュール2との間に流れる電流I1は、負電源接続端子51Nと電子部品81との間に流れる電流I2よりも多い。本形態では図8に示すごとく、負電源接続端子51Nから半導体モジュール2までの電流経路長L1を、負電源接続端子51Nから部品接続端子53Nまでの電流経路長L2よりも短くしてある。
より詳しくは、本形態の負電源接続端子51Nは、負バスバー5Nの素子接続部52N(図2、図4参照)に連結しており、封止部6から突出している。負電源接続端子51Nは、モジュール接続板部55Nに隣り合う位置に形成されている。
本形態の作用効果について説明する。上述したように、負電源接続端子51Nと半導体モジュール2との間に流れる電流I1は、負電源接続端子51Nと電子部品81との間に流れる電流I2よりも多い。そのため、負バスバー5Nのうち、負電源接続端子51Nと半導体モジュール2との間の電流I1の経路になる部位は発熱しやすい。しかしながら、本形態では、この電流経路長L1を短くしているため、発熱量を抑制できる。そのため、この電流I1の経路になる部位が封止部6に封止されていても、封止部6内の温度上昇を抑制できる。
その他、参考形態1と同様の構成および作用効果を備える。
なお、上記電流I1とは、半導体モジュール2が複数個存在する場合は、個々の半導体モジュール2に流れる電流の総量を意味する。また、上記電流経路長L1とは、個々の半導体モジュール2と電源接続端子51Nとの電流経路長のうち、最も短い長さを意味する。
実施形態2
本形態は、コンデンサ3の構成を変更した例である。本形態では、実施形態1と同様に、図9に示すごとく、負電源接続端子51Nと半導体モジュール2との間に流れる電流I1は、負電源接続端子51Nと電子部品81との間に流れる電流I2よりも多い。また、負電源接続端子51Nから半導体モジュール2までの電流経路長L1は、負電源接続端子51Nから部品接続端子53Nまでの電流経路長L2よりも短い。
図9、図10に示すごとく、本形態では、負電源接続端子51Nを、負バスバー5Nのモジュール接続板部55Nに形成してある。
そのため、負電源接続端子51Nから半導体モジュール2までの電流経路長L1を、より短くすることができる。そのため、発熱量をより抑制できる。また、負バスバー5Nのうち、電流I1が流れる部位を封止部6から露出させることができる。そのため、封止部6の温度上昇をより抑制することができる。
その他、参考形態1と同様の構成および作用効果を備える。
上記実施形態においては、「半導体モジュール以外の電子部品に電気接続される部品接続端子」における「電子部品」として、DC-DCコンバータ及びリアクトルを適用する形態を示したが、これに限られるものではなく、半導体モジュール以外の種々の電子部品を適用することができる。また、ここでいう電子部品には、リアクトルのような単一部品も、DC-DCコンバータのような複数の部品からなる複合電子部品(すなわち電気機器等)とすることもできる。また、部品接続端子には、複数の電子部品(例えば、DC-DCコンバータとリアクトルとの双方)が接続された構成とすることもでき、一つの電子部品(例えば、DC-DCコンバータのみ、或いは、リアクトルのみ等)が接続された構成とすることもできる。
1 電力変換装置
3 コンデンサ
4 コンデンサ素子
FP フィルタ用正バスバー
SP 平滑用正バスバー
N 負バスバー
51 電源接続端子
53 部品接続端子
54 部品電流経路部
6 封止部

Claims (2)

  1. 直流電源(8)の電圧を昇圧する昇圧回路(10)と、該昇圧回路によって昇圧した直流電力を交流電力に変換するインバータ回路(11)とが形成された電力変換装置(1)であって、
    半導体素子(20)を内蔵した半導体モジュール(2)と、
    該半導体モジュールに接続したコンデンサ(3)とを備え、
    該コンデンサは、複数のコンデンサ素子(4)と、該コンデンサ素子に接続した複数のバスバー(5)と、個々の該バスバーの一部および上記コンデンサ素子を封止する封止部(6)とを有し、
    上記コンデンサ素子には、上記直流電源に含まれるノイズを除去するフィルタ用コンデンサ素子(4F)と、上記昇圧回路によって昇圧された直流電圧を平滑化する平滑用コンデンサ素子(4S)とがあり、
    上記バスバーには、上記フィルタ用コンデンサ素子の正電極に接続したフィルタ用正バスバー(5FP)と、上記平滑用コンデンサ素子の正電極に接続した平滑用正バスバー(5SP)と、個々の上記コンデンサ素子の負電極に接続した負バスバー(5N)とがあり、上記平滑用正バスバー及び上記負バスバーは上記半導体モジュールに接続しており、
    上記フィルタ用正バスバー及び上記負バスバーは、上記直流電源に接続される電源接続端子(51)と、該電源接続端子と導通し上記封止部内にて上記コンデンサ素子に接続した素子接続部(52)と、上記電源接続端子と導通し上記半導体モジュール以外の電子部品(81、16)に電気接続される部品接続端子(53)とを備え、上記直流電源から上記電源接続端子へ供給された電流の一部を分岐し、上記部品接続端子を介して上記電子部品へ供給するよう構成され、
    上記フィルタ用正バスバーと上記負バスバーとの少なくとも一方は、上記電源接続端子と上記部品接続端子との間の電流経路をなす部品電流経路部(54)の全ての部位が、上記封止部から露出しており、
    上記負バスバーの上記電源接続端子である負電源接続端子(51 N )と上記半導体モジュールとの間に流れる電流(I 1 )は、上記負電源接続端子と上記電子部品との間に流れる電流(I 2 )よりも多く、上記負電源接続端子から上記半導体モジュールまでの電流経路長(L 1 )は、上記負電源接続端子から上記部品接続端子までの電流経路長(L 2 )よりも短い、電力変換装置。
  2. 上記負電源接続端子は、上記負バスバーのうち上記封止部から露出し上記半導体モジュールに接続した部位であるモジュール接続板部(55)に設けられている、請求項に記載の電力変換装置。
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