JP7151291B2 - 蒸気過熱装置、蒸気過熱システム - Google Patents

蒸気過熱装置、蒸気過熱システム Download PDF

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Description

本発明は、蒸気過熱装置に関する。
従来から、ボイラ等の蒸気発生装置によって発生させた飽和蒸気を蒸気過熱装置によって加熱し、負荷機器に過熱蒸気を供給する蒸気過熱システムが知られている。この種の蒸気過熱システムを開示するものとして、例えば特許文献1がある。特許文献1には、蒸気発生装置によって発生させた蒸気の乾き度に関するパラメータに基づいて蒸気過熱装置を制御し、蒸気の過熱度を所定の過熱度に制御する構成が開示されている。
特開2014-55694号公報
このような蒸気過熱装置においては、運転制御を開始して燃焼を開始し始めた当初は、蒸気過熱装置の内部の温度が低い状態にあるため、過熱蒸気が十分な温度まで加熱されないまま蒸気過熱装置から排出されてしまい、負荷機器に供給される過熱蒸気の温度が低くなるおそれがあった。また、このような蒸気過熱装置の場合、運転制御を開始後、過熱蒸気を所定の温度とするまでに、かなり長い時間を必要とする。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、運転制御開始時においても、過熱蒸気が低い温度で排出されることを防止し、負荷機器に過熱蒸気を安定的に供給できる蒸気過熱装置を提供することにある。また、運転開始後、過熱蒸気を所定の温度とするまでの時間を短縮し、負荷機器に所定の温度の過熱蒸気を早期に供給できる蒸気過熱装置を提供することにある。
本発明は、蒸気を加熱して過熱蒸気を生成する蒸気過熱装置であって、蒸気が流通する蒸気流通パイプと、前記蒸気流通パイプを加熱する加熱部と、前記蒸気流通パイプの温度を検知するパイプ温度検知部と、制御部と、を有し、前記制御部は、前記過熱蒸気の温度に基づいて、前記加熱部を制御して過熱蒸気を生成するための運転制御を実行する運転制御部と、前記パイプ温度検知部の出力に基づいて、前記加熱部を制御して、前記蒸気流通パイプの温度が所定の温度となるように予熱するための予熱制御を実行する予熱制御部と、を有する蒸気過熱装置に関する。
また、前記予熱制御部は、前記予熱制御時において、前記加熱部による加熱制御を実行し、かつ前記蒸気の流量を予熱時流量に低下させるための制御を実行することが好ましい。
また、前記予熱制御部は、前記予熱制御時において、前記加熱部による加熱制御を実行し、かつ前記蒸気の供給を停止するための制御を実行することが好ましい。
また、前記制御部は、前記運転制御の開始を受け付ける受付部と、前記予熱制御部による予熱制御中に、前記受付部により前記運転制御の開始指示を受け付けた場合に、前記予熱制御部による前記予熱制御から、前記運転制御部による運転制御に切り替える切替制御部と、をさらに備えることが好ましい。
また、本発明は、複数の前記蒸気過熱装置を備え、前記制御部は、要求負荷に基づき、前記運転制御を継続または実行運転すべき蒸気過熱装置としての運転対象過熱装置の台数を決定し、前記運転制御部は、前記運転対象過熱装置について、前記過熱蒸気の温度に基づく前記運転制御を実行し、前記予熱制御部は、前記運転対象過熱装置以外の運転対象外過熱装置について、前記予熱制御を実行する、蒸気過熱システムに関する。
本発明によれば、運転制御開始時においても、過熱蒸気が低い温度で排出されることを防止し、負荷機器に過熱蒸気を安定的に供給できる蒸気過熱装置を提供することができる。また、運転開始後、過熱蒸気を所定の温度とするまでの時間を短縮し、負荷機器に所定の温度の過熱蒸気を早期に供給できる蒸気過熱装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態である蒸気過熱装置を概略的に示した図である。 制御部の構成を示すブロック図である。 第1実施形態の制御の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態である蒸気過熱システムを概略的に示した図である。 制御部の構成を示すブロック図である。
以下、本発明の蒸気過熱装置としてのヒータ20の好ましい各実施形態について、図面を参照しながら説明する。第1実施形態のヒータ20は、蒸気発生装置としてのボイラから供給される飽和蒸気を加熱し、負荷機器に供給する装置である。なお、本明細書における「ライン」とは、流路、経路、管路等の流体の流通が可能なラインの総称である。
図1に示すように、本実施形態の蒸気過熱装置としてのヒータ20には、蒸気供給ライン10、燃料供給ライン30、過熱蒸気供給ライン40が接続されている。
ヒータ20は、飽和蒸気を加熱して過熱蒸気を生成するものである。ヒータ20は、ガス焚きの燃焼バーナ方式の蒸気過熱装置であり、ヒータ20で加熱された過熱蒸気が負荷機器(図示省略)に供給される。
ヒータ20の構成について説明する。本実施形態のヒータ20は、筐体25と、蒸気流通パイプ26と、加熱部としてのバーナ(図示省略)と、制御部60と、を備える。
筐体25は、その内部に蒸気流通パイプ26やバーナ等を収容する。蒸気流通パイプ26は、筐体25の内部にらせん状に形成されている。バーナは、筐体25の上部であって、らせん状に形成される蒸気流通パイプ26の内側の領域に配置される。また、バーナは、パイロットバーナ及びメインバーナによって構成されている。
バーナの燃焼によって蒸気流通パイプ26を通過する飽和蒸気が加熱されて過熱蒸気が生成される。
また、本実施形態の蒸気流通パイプ26には、蒸気流通パイプ26の温度を検知するパイプ温度検知部としてのパイプ温度センサ27が設けられている。パイプ温度センサ27は、蒸気流通パイプ26自体の温度を測定する。パイプ温度センサ27の測定情報は、制御部60に送信される。
蒸気供給ライン10は、飽和蒸気をヒータ20に供給する供給経路である。蒸気供給ライン10の上流側は、蒸気発生装置としてのボイラ(図示省略)に接続されている。蒸気供給ライン10の下流側の端部は、ヒータ20の蒸気流通パイプ26の上流側端部に接続される。蒸気供給ライン10を通じて送られた飽和蒸気は、ヒータ20に供給される。
また、本実施形態の蒸気供給ライン10には、蒸気流量計13と、蒸気調整弁14と、ドレンライン15と、スチームトラップ16と、が設けられる。
蒸気流量計13は、蒸気供給ライン10に配置され、蒸気供給ライン10を流れる蒸気の流量を測定する。蒸気流量計13の測定情報は、制御部60に送信される。
蒸気調整弁14は、蒸気供給ライン10における蒸気流量計13の下流側に配置される。蒸気調整弁14は、蒸気供給ライン10を流れる蒸気の流量を調整可能に構成される電動式の流量調整弁である。
ドレンライン15は、その上流側の端部が蒸気供給ライン10における蒸気調整弁14の下流側に接続される。
スチームトラップ16は、ドレンライン15に配置される。ドレンは、スチームトラップ16で分離され、回収される。
燃料供給ライン30は、燃料ガスをヒータ20に供給する燃料ガス供給経路である。
燃料供給ライン30は、その上流側の端部が燃料ガス供給源(図示省略)に接続される。燃料供給ライン30は、下流側の端部がヒータ20に接続される。燃料ガス供給源から供給された燃料ガスは、燃料供給ライン30を通じて、ヒータ20に供給される。
また、本実施形態の燃料供給ライン30には、燃料調整弁33が設けられる。燃料調整弁33は、燃料供給ライン30を流れる燃料ガスの流量を調整可能に構成される電動弁である。
過熱蒸気供給ライン40は、ヒータ20によって加熱された過熱蒸気を負荷機器に供給するための供給経路である。
過熱蒸気供給ライン40は、その上流側の端部がヒータ20の蒸気流通パイプ26の下流側の端部に接続される。
また、本実施形態の過熱蒸気供給ライン40には、過熱蒸気温度センサ51が設けられる。過熱蒸気温度センサ51は、ヒータ20によって加熱された過熱蒸気の温度を測定する。過熱蒸気温度センサ51の測定情報は、制御部60に送信される。
この過熱蒸気供給ライン40を通じて、ヒータ20で加熱された過熱蒸気を、負荷機器(図示省略)に供給する。
次に、ヒータ20を制御する制御部60について説明する。図2は、制御部60の構成を示すブロック図である。図2に示すように、制御部60は、運転制御部62と、予熱制御部63と、制御信号を受け付ける受付部64と、切替制御部65とを備える。
なお、制御部60は、上述のように複数の機能ブロックにより構成されているが、各ブロックは必ずしも物理的に分かれている必要は無く、複数のブロックの機能を1つのCPUで実現できるように構成してもよい。
また、制御部60は、図1に示すように、ヒータ20と一体的に設けられていてもよいし、別体のコントロールユニット等に設けられていてもよい。なお、制御部60を、ヒータとは別体に設けられた第1制御部と、ヒータ20と一体的に設けられた第2制御部とにより構成し、所謂分散制御方式を採用してもよい。
運転制御部62は、過熱蒸気の温度に基づいて、加熱部としてのバーナを制御して過熱蒸気を生成するための運動制御を実行する。
具体的には、運転制御部62は、運転制御開始の指示を受け付けると、ヒータ20に接続される蒸気調整弁14は、開状態に制御され、飽和蒸気が蒸気供給ライン10を通じてヒータ20に供給される。ヒータ20に供給された飽和蒸気は、蒸気流通パイプ26を通過する過程でバーナの燃焼によって加熱され、過熱蒸気として過熱蒸気供給ライン40に送られる。過熱蒸気供給ライン40に送られた過熱蒸気は、負荷機器に供給される。
また、運転制御部62は、蒸気流量計13及び過熱蒸気温度センサ51の測定情報を適宜のタイミングで取得し、これらの測定情報等に基づいて蒸気調整弁14及び燃料調整弁33を制御する。例えば、過熱蒸気温度センサ51の測定情報に基づいて、過熱蒸気の温度が所定の温度となるようにバーナの燃焼量を制御して過熱蒸気を生成する。また、蒸気流量が所定流量、すなわち最低流量よりも下がったことを蒸気流量計13の測定情報から検知した場合は、蒸気調整弁14及び燃料調整弁33を閉止し、燃焼制御を停止するような制御を行う。
予熱制御部63は、パイプ温度センサ27の出力に基づいて、加熱部としてのバーナを制御して、蒸気流通パイプ26温度が所定の温度となるように予熱するための予熱制御を実行する。
具体的には、予熱制御部63は、予熱制御開始の指示を受け付けると、バーナの燃焼を制御して予熱制御を行う。このとき、パイプ温度センサ27により取得したパイプ温度が第1の所定値よりも低い場合は、バーナの燃焼を開始する。そして、パイプ温度が第2の所定値以上になったら、バーナの燃焼を止める。例えば、蒸気流通パイプ26を構成する金属の耐熱温度等を考慮して、第1の所定値を620℃とし、第2の所定値を650℃としてもよい。このようにすれば、運転制御を行っていないときにおいても、蒸気流通パイプ26の温度を所定の範囲内の温度、例えば620℃~650℃程度に保つことができる。
よって、この構成により、運転制御開始後、速やかに設定温度の過熱蒸気が得られる。すなわち、運転制御開始時においても、過熱蒸気が低い温度で排出されることを防止し、負荷機器に過熱蒸気を安定的に供給することが可能となる。また、運転開始後、過熱蒸気を所定の温度とするまでの時間を短縮し、負荷機器に所定の温度の過熱蒸気を早期に供給することが可能となる。
また、予熱制御時において、蒸気流通パイプ26の温度を直接センシングしているため、蒸気流通パイプ26が耐熱温度以上の温度に上昇することがない。
なお、パイプ温度センサ27としては、熱電対等の温度測定器であってもよいし、温度スイッチであってもよい。パイプ温度センサ27として熱電対等の温度測定器を用いる場合は、温度測定器の出力値と、所定の目標温度との比較結果に基づき、バーナの燃焼量を制御する構成としてもよい。
さらに、予熱制御部63は、迅速に蒸気流通パイプ26の温度を上昇させるために、予熱制御時において、蒸気供給ライン10を流れる蒸気の流量を予熱時流量に低下させるための制御を実行する。具体的には、蒸気調整弁14を制御することにより、蒸気供給ライン10を流れる蒸気の流量を、事前に設定された予熱時流量まで低下させている。予熱時流量は、蒸気流通パイプ26の温度上昇の迅速化と、ヒータ20を構成する蒸気流通パイプ26等の部材の耐熱温度の観点から設定された流量であり、例えば運転制御時における最低流量、またはそれ以下の流量である。予熱制御時においては、蒸気流通パイプ26の温度を直接測定しているため、運転制御時における最低流量を下回る小流量を流した場合でも、蒸気流通パイプ26が耐熱温度を超えることはない。これにより、迅速に蒸気流通パイプの温度を上げることができる。なお、蒸気流通パイプ26の急激な温度変化を避けるため、ここでは、小流量の蒸気を流している。
但し、より効率的に蒸気流通パイプ26の温度を上昇させるために、予熱制御部63は、ヒータ20への蒸気の供給を停止するための制御を実行してもよい。具体的には、蒸気調整弁14を制御することにより、ヒータ20への蒸気の供給を停止する。例えば、蒸気流通パイプ26の温度が特に低い場合などにおいて、このような制御を行うことにより、より迅速に蒸気流通パイプ26の温度を上昇させることができる。
なお、蒸気供給ライン10を流れる蒸気の流量を予熱時流量に低下させることや、ヒータ20への蒸気の供給を停止することにより、蒸気流通パイプ26の温度が過度に上昇し、蒸気流通パイプ26内の圧力が上昇した場合は、蒸気流通パイプ26内の蒸気はドレンライン15に流れ、その後、スチームトラップ16によって分離され、回収される。
また、蒸気流通パイプ26の温度が過度に上昇し、蒸気流通パイプ26内の圧力が上昇した場合は、蒸気調整弁14を制御して、蒸気流通パイプ26を流れる蒸気の流量を増やしてもよい。また、蒸気流通パイプ26への蒸気の供給を停止している場合は、蒸気の供給を再開してもよい。
なお、予熱制御部63は、オペレータの入力操作に応じて、予熱制御を開始してもよい。これにより、オペレータの所望とする任意のタイミングで、蒸気流通パイプ26を加熱しておくことが可能となる。
また、予熱制御部63は、蒸気過熱装置の電源オン動作に応じて、自動的に予熱制御を開始してもよい。例えば、オペレータによる電源オン動作や、タイマやトリガ信号等に基づく電源オン動作に応じて生成された予熱制御開始指示信号に基づいて、予熱制御を開始してもよい。この場合、オペレータが特別な注意を払わなくても、常に蒸気流通パイプ26を加熱しておくことが可能となる。よって、運転制御開始後、速やかに設定温度の過熱蒸気が得られるようになる。
ここで、運転制御部62により制御される加熱部としてのバーナと、予熱制御部63により制御される加熱部としてのバーナは、同じものであるため、装置としてシンプルに構成することができる。なお、予熱制御部63による加熱部として、運転制御部62により制御される加熱部とは別の加熱部、例えばハロゲンランプヒータなどを用いてもよい。
受付部64は、制御内容を指示する指示信号等を受け付ける。例えば、運転制御の開始を指示する運転制御開始指示信号や、予熱制御の開始を指示する予熱制御開始指示信号を受け付ける。これらの指示信号は、図示しない入力部へのオペレータによる入力操作や、タイマやトリガ信号等に基づく制御部内の内部制御により生成される。
切替制御部65は、運転制御部62による運転制御と、予熱制御部63による予熱制御とを切り替える機能を有する。例えば、予熱制御部63による予熱制御中に、受付部64が運転制御開始指示信号を受け付けた場合に、予熱制御部63による予熱制御から、運転制御部62による運転制御に切り替える。このような切替制御部65による切替制御により、運転制御時において、蒸気流通パイプ26の温度に基づく加熱制御が行われることはない。よって、過熱蒸気の温度に基づく適切な運転制御が実行される。
なお、予熱制御から運転制御への切り替えは、手動であってもよいし、自動であってもよい。例えば、オペレータによる開始指示等に基づき、手動で切り替わる態様であってもよい。また、蒸気流通パイプ26の温度が所定の目標温度となった場合等において、自動で切り替わる態様であってもよい。なお、運転制御から予熱制御への切り替えについても、手動であってもよいし、自動であってもよい。
図3は、本実施形態の制御の流れを示すフローチャートを示す。
ステップS1では、受付部64は、オペレータによる電源オン動作や、タイマやトリガ信号等に基づく電源オン動作に応じて生成される予熱制御開始指示信号を受け付けたか否かを判定する。
受付部64が、予熱制御開始指示信号を受け付けていない場合は、ステップS1に戻る。
受付部64が、予熱制御開始指示信号を受け付けた場合は、ステップS2へ移行する。ステップS2では、予熱制御部63は、パイプ温度センサ27の出力に基づく予熱制御を実行する。
ステップS3では、受付部64は、運転制御の開始を指示する運転制御開始信号を受け付けたか否かを判定する。
受付部64が、運転制御開始指示信号を受け付けていない場合は、ステップS2に戻る。
受付部64が、運転制御開始指示信号を受け付けた場合は、ステップS4へ移行する。ステップS4では、運転制御部62は、過熱蒸気温度センサ51の出力に基づく運転制御を実行する。
なお、運転制御開始後、受付部64が、運転制御の停止を指示する運転制御停止指示信号を受け付けた場合に、予熱制御部63が、パイプ温度センサ27の出力に基づく予熱制御を実行してもよい。
また、運転制御開始後、受付部64が、予熱制御開始指示信号を受け付けた場合に、運転制御を終了し、予熱制御部63が、パイプ温度センサ27の出力に基づく予熱制御を実行してもよい。
以上の処理により、ヒータ20の運転制御をしていないときにおいても、予熱制御部63が、ヒータ20の蒸気流通パイプ26の温度に基づいて予熱制御を行うため、常に蒸気流通パイプ26を加熱しておくことが可能となる。よって、運転制御開始後、速やかに設定温度の過熱蒸気が得られる。また、予熱制御時において、蒸気流通パイプ26の温度を直接センシングしているため、蒸気流通パイプ26が耐熱温度以上の温度に上昇することがない。
以上説明した第1実施形態の蒸気過熱システム1によれば、以下のような効果を奏する。
本実施形態のヒータ20は、蒸気を加熱して過熱蒸気を生成するヒータ20であって、蒸気が流通する蒸気流通パイプ26と、蒸気流通パイプ26を加熱するバーナと、蒸気流通パイプ26の温度を検知するパイプ温度センサ27と、制御部60と、を有し、制御部60は、過熱蒸気の温度に基づいて、ヒータ20を制御して過熱蒸気を生成するための運転制御を実行する運転制御部62と、パイプ温度センサ27の出力に基づいて、バーナを制御して、蒸気流通パイプ26の温度が所定の温度となるように予熱するための予熱制御を実行する予熱制御部63と、を有する。
よって、予熱制御部63が、蒸気流通パイプ26の温度に基づいて予熱制御を行うため、常に蒸気流通パイプ26を加熱しておくことが可能となる。よって、運転制御開始後、速やかに設定温度の過熱蒸気が得られる。また、予熱制御時において、蒸気流通パイプ26の温度を直接センシングしているため、蒸気流通パイプ26が耐熱温度以上の温度に上昇することがない。
本実施形態のヒータ20は、予熱制御部63は、予熱制御時において、バーナによる加熱制御を実行し、かつ蒸気の流量を予熱時流量に低下させるための制御を実行する。
よって、予熱制御時において、蒸気の供給量を低下させた状態で蒸気流通パイプの加熱制御を行うため、迅速に蒸気流通パイプの温度を上げることができる。
なお、予熱制御時においては、蒸気流通パイプの温度に基づいて蒸気流通パイプの加熱制御をしているため、蒸気の供給量を低下させた状態で予熱制御を行っても、蒸気流通パイプが耐熱温度以上の温度に上昇することがない。
本実施形態のヒータ20は、予熱制御部63は、予熱制御時において、バーナによる加熱制御を実行し、かつ蒸気の供給を停止するための制御を実行する。
よって、予熱制御時において、蒸気の供給を停止させた状態で蒸気流通パイプの加熱制御を行うため、迅速に蒸気流通パイプの温度を上げることができる。
なお、予熱制御時においては、蒸気流通パイプの温度に基づいて蒸気流通パイプの加熱制御をしているため、蒸気の供給を停止した状態で予熱制御を行っても、蒸気流通パイプが耐熱温度以上の温度に上昇することがない。
本実施形態のヒータ20は、制御部60が、運転制御の開始を受け付ける受付部64と、予熱制御部63による予熱制御中に、受付部64により運転制御の開始指示を受け付けた場合に、予熱制御部63による予熱制御から、運転制御部62による運転制御に切り替える切替制御部65と、をさらに備える。
よって、運転制御の開始時に、予熱制御から運転制御に切り替わるため、運転制御時においては、蒸気流通パイプ26の温度に基づく加熱制御が行われることがない。よって、過熱蒸気の温度に基づく適切な運転制御が実行される。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態について説明する。図4は、複数の蒸気過熱装置としてのヒータを備える蒸気過熱システム1において、複数のヒータとして、第1実施形態のヒータ20を適用した場合の蒸気過熱システム1の概略を示す図である。なお、第1実施形態と同様の構成についてはその説明を省略する。
蒸気過熱システム1は、複数のヒータ20を備えている。よって、蒸気供給ライン10、燃料供給ライン30、過熱蒸気供給ライン40が分岐している。そして、複数のヒータ20を制御する蒸気過熱システム1の制御部としての制御部600を備え、この制御部600は、台数設定部61を備えている。
本実施形態の蒸気供給ライン10は、メイン蒸気供給ライン11と、該メイン蒸気供給ライン11から分岐する複数の分岐蒸気供給ライン12と、を備える。
メイン蒸気供給ライン11は、蒸気発生装置としてのボイラ(図示省略)に接続されている。本実施形態のメイン蒸気供給ライン11は、ボイラで生成された飽和蒸気が集合する飽和蒸気ヘッダ(図示省略)を介してボイラに接続されている。飽和蒸気ヘッダに集合した飽和蒸気は、このメイン蒸気供給ライン11を通じて複数に分岐する分岐蒸気供給ライン12にそれぞれ送られる。
分岐蒸気供給ライン12は、その上流側の端部がメイン蒸気供給ライン11に接続されるとともに、その下流側の端部がヒータ20の蒸気流通パイプ26の上流側端部に接続される。分岐蒸気供給ライン12は、ヒータ20の台数に応じて複数分岐している。メイン蒸気供給ライン11を通じて送られた飽和蒸気は、分岐蒸気供給ライン12を通じて各ヒータ20に供給される。
また、本実施形態の分岐蒸気供給ライン12には、蒸気流量計13と、蒸気調整弁14と、ドレンライン15と、スチームトラップ16と、が設けられる。
本実施形態の燃料供給ライン30は、メイン燃料供給ライン31と、該メイン燃料供給ライン31から分岐する複数の分岐燃料供給ライン32と、を備える。
メイン燃料供給ライン31は、その上流側の端部が燃料ガス供給源(図示省略)に接続される。燃料ガス供給源から供給された燃料ガスは、メイン燃料供給ライン31を通じて複数に分岐する分岐燃料供給ライン32にそれぞれ送られる。
分岐燃料供給ライン32は、その上流側の端部がメイン燃料供給ライン31に接続されるとともに、その下流側の端部がヒータ20に接続される。分岐燃料供給ライン32は、ヒータ20の台数に応じて複数分岐している。メイン燃料供給ライン31を通じて送られた燃料ガスは、分岐燃料供給ライン32を通じて各ヒータ20に供給される。
また、本実施形態の分岐燃料供給ライン32には、燃料調整弁33が設けられる。燃料調整弁33は、分岐燃料供給ライン32を流れる燃料ガスの流量を調整可能に構成される電動弁である。
本実施形態の過熱蒸気供給ライン40は、複数の過熱蒸気ライン41と、該過熱蒸気ライン41が接続される過熱蒸気集合ライン42と、を備える。
過熱蒸気ライン41は、その上流側の端部がヒータ20の蒸気流通パイプ26の下流側の端部に接続される。また、過熱蒸気ライン41の下流側の端部は、過熱蒸気集合ライン42に接続される。ヒータ20で過熱された過熱蒸気は、この過熱蒸気ライン41を通じて過熱蒸気集合ライン42に送られる。
また、本実施形態の過熱蒸気ライン41には、過熱蒸気温度センサ51が設けられる。過熱蒸気温度センサ51は、過熱蒸気ライン41のそれぞれに配置され、ヒータ20によって過熱された過熱蒸気の温度を測定する。過熱蒸気温度センサ51の測定情報は、ヒータ制御部21に送信される。
過熱蒸気集合ライン42は、その下流側の端部が過熱蒸気ヘッダ43に接続される。
過熱蒸気ヘッダ43は、過熱蒸気供給ライン40を通じて各ヒータ20で加熱された過熱蒸気を集合し、負荷機器(図示省略)に供給する。
ヘッダ圧力センサ52は、過熱蒸気ヘッダ43の内部の圧力を測定する。ヘッダ温度センサ53は、過熱蒸気ヘッダ43の内部の温度を測定する。これらの測定情報は、制御部600に送信される。
そして、本実施形態の制御部600は、ヒータ制御部21を介して、複数のヒータ20を制御する。図5は、制御部600の構成を示すブロック図である。図5に示すように、制御部600は、台数設定部61と、運転制御部62と、予熱制御部63と、制御信号を受け付ける受付部64と、切替制御部65とを備える。
なお、制御方式としては、制御部600による集中制御であってもよく、制御部600と各ヒータ20のヒータ制御部21を用いた分散制御であってもよい。
分散制御を採用する場合は、制御部600が有する複数の機能ブロックのうち、一部の機能ブロックが、ヒータ制御部21に設けられる。
例えば、制御部600が、台数設定部61を備え、ヒータ制御部21が、各ヒータを制御するための運転制御部、予熱制御部、受付部、切替制御部を備える態様であってもよい。
この場合、各ヒータ制御部21は、制御部600から指令信号に基づき、運転制御部、予熱制御部等の制御を実行する。
台数設定部61は、要求負荷に応じて加熱を行うヒータ20を設定する。より具体的には、本実施形態の台数設定部61は、ヘッダ圧力センサ52によって取得される過熱蒸気ヘッダ43の内部の圧力に基づいて負荷機器が必要としている必要蒸気量を算出し、この必要蒸気量に基づいて燃焼(過熱)を行う燃焼対象のヒータ20の台数を設定する。台数設定部61は、ヘッダ圧力センサ52の測定情報を監視し、必要蒸気量が変更された場合は、変更された必要蒸気量に応じて燃焼を行う対象のヒータ20の台数を再設定する。また、台数設定部61は、設定された台数に基づいて稼動させるヒータ20、すなわち運転対象ヒータを決定する。
運転制御部62は、運転対象ヒータについて、過熱蒸気の温度に基づく運転制御を実行し、予熱制御部は、運転対象ヒータ以外の運転対象外ヒータについて、予熱制御を実行する。
具体的には、台数設定部61は、複数のヒータ20について、運転制御中または運転制御を実行すべき運転対象ヒータと、それ以外の運転対象外ヒータとを分別し、運転制御部62は、運転対象ヒータについて、過熱蒸気温度センサ51の測定情報としての過熱蒸気の温度に基づく運転制御を実行し、予熱制御部63は、運転対象外ヒータについて、当該ヒータに設けられたパイプ温度センサ27の出力に基づく予熱制御を実行する。なお、過熱蒸気温度センサ51に替えて、ヘッダ温度センサ53を用いて過熱蒸気の温度の情報を取得し、運転制御を行ってもよい。この場合、共通の温度センサから測定情報に基づき、運転制御を行うことができる。
ここで、運転対象ヒータと、運転対象外ヒータとの分別は、各ヒータ20に対する指令信号に基づいて行ってもよく、また、各ヒータからの信号に基づいて行ってもよく、いかなる手法も採用可能である。
なお、蒸気過熱システム1は、全体としてみると、運転制御と予熱制御の並列同時制御を行っている。
このような構成により、ヒータ20を複数台備える蒸気過熱システム1においても、ヒータ20ごとに適切な制御状態とすることが可能となり、速やかに設定温度の過熱蒸気が得られるようになる。例えば、必要な蒸気量が増加し、運転対象となるヒータ20の台数を増やす必要がある場合においても、運転対象外とされているヒータ20に対して常に予熱制御が実行されているため、このような予熱済みのヒータ20を運転対象に追加することで、速やかに設定温度の過熱蒸気が得られるようになる。
本実施形態の蒸気過熱システム1によれば、上記(1)~(4)に加えて以下のような効果を奏する。
(5)本実施形態における蒸気過熱システム1は、複数のヒータ20を備え、制御部600は、要求負荷に基づき、運転制御を継続または実行運転すべきヒータとしての運転対象ヒータの台数を決定し、運転制御部62は、運転対象ヒータについて、過熱蒸気の温度に基づく運転制御を実行し、予熱制御部63は、運転対象ヒータ以外の運転対象外ヒータについて、予熱制御を実行する。
よって、ヒータ20を複数台備える蒸気過熱システム1においても、ヒータ20ごとに適切な制御状態とすることが可能となり、速やかに設定温度の過熱蒸気が得られるようになる。例えば、必要な蒸気量が増加し、運転対象となるヒータ20の台数を増やす必要がある場合においても、運転対象外とされているヒータ20に対して常に予熱制御が実行されているため、このような予熱済みのヒータ20を運転対象に追加することで、速やかに設定温度の過熱蒸気が得られるようになる。
以上、本発明の蒸気過熱装置の好ましい各実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。例えば、バーナとして、油焚きの燃焼バーナを用いてもよい。また、バーナ方式のヒータ20に替えてハロゲンランプ等の別の手段で加熱を行う構成とすることもできる。
1 蒸気過熱システム
10 蒸気供給ライン
14 蒸気調整弁(流量調整弁)
20 ヒータ(蒸気過熱装置)
21 ヒータ制御部
26 蒸気流通パイプ
27 パイプ温度センサ
40 過熱蒸気供給ライン
51 過熱蒸気温度センサ
60 制御部
600 制御部
61 台数設定部
62 運転制御部
63 予熱制御部
64 受付部
65 切替制御部

Claims (5)

  1. 蒸気を加熱して過熱蒸気を生成する蒸気過熱装置であって、
    蒸気が流通する蒸気流通パイプと、
    前記蒸気流通パイプを加熱する加熱部と、
    前記蒸気流通パイプの温度を検知するパイプ温度検知部と、
    制御部と、を有し、
    前記制御部は、
    前記過熱蒸気の温度に基づいて、前記加熱部を制御して過熱蒸気を生成するための運転制御を実行する運転制御部と、
    前記パイプ温度検知部の出力に基づいて、前記加熱部を制御して、前記蒸気流通パイプの温度が所定の温度となるように予熱するための予熱制御を実行する予熱制御部と、を有する蒸気過熱装置。
  2. 前記予熱制御部は、前記予熱制御時において、前記加熱部による加熱制御を実行し、かつ前記蒸気の流量を予熱時流量に低下させるための制御を実行する、請求項1に記載の蒸気過熱装置。
  3. 前記予熱制御部は、前記予熱制御時において、前記加熱部による加熱制御を実行し、かつ前記蒸気の供給を停止するための制御を実行する、請求項1に記載の蒸気過熱装置。
  4. 前記制御部は、
    前記運転制御の開始を受け付ける受付部と、
    前記予熱制御部による予熱制御中に、前記受付部により前記運転制御の開始指示を受け付けた場合に、前記予熱制御部による前記予熱制御から、前記運転制御部による運転制御に切り替える切替制御部と、をさらに備える、請求項1~3のいずれか1項に記載の蒸気過熱装置。
  5. 請求項1~4のいずれか1つに記載の前記蒸気過熱装置を複数備える蒸気過熱システムであって、
    前記制御部は、要求負荷に基づき、前記運転制御を継続または実行運転すべき蒸気過熱装置としての運転対象過熱装置の台数を決定し、
    前記運転制御部は、前記運転対象過熱装置について、前記過熱蒸気の温度に基づく前記運転制御を実行し、
    前記予熱制御部は、前記運転対象過熱装置以外の運転対象外過熱装置について、前記予熱制御を実行する、蒸気過熱システム。
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